Tumgik
nazcamagg · 3 years
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Week 36, 2021
8月が終わる。コロナの影響を受けての二度目の夏。昨日、Gmailのフォルダをあさっていた。
2018年、南コーカサスの旅。泥だらけのわたし、生の無花果、消えない炎、資源を運ぶために町中に張り巡らされたパイプ。わたしのことを娘のようにかわいがってくれたアゼルバイジャン人の夫婦、トルコ系の文化圏の人々はストレートティを飲みながら角砂糖をかじる。黒海沿いの街でサマーアパートメントに招待してくれたペルシャ人の家族。旅先で世俗的な服装を楽しむペルシャ人の若い男女が燻らせる煙草の煙。トビリシの同年代の女の子とその元彼とキャプテンモルガンを片手にMIKAのGrace Kelly を歌いながら橙色の街灯に照らされた街を駆け抜けて、DJ達が共同で暮らすアパートで日本のものらしい格闘ゲームでボコボコに負かされた夜。ジェノサイドの被害者に捧げられる小さな赤い花々と歌声。ここではないどこかへ、国境を超えてゆく眩しさ。一人で異国の地にたつ、孤独と己のゆく末が全て自分の手足にかかっている、重みと軽やかさ。すべてのものごとが見慣れなく、一方で人間の為すことがゆえ、日本やその他の地で自分の目で見てきたものとの類似性を見出すことができる。自分はたった一人で孤独であり、同時に社会的で群れの一部であるという実感。あまりにまぶしい。
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nazcamagg · 3 years
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Week 28, 2021
久しぶりに仕事上でわくわくするような瞬間だった。特に前のユニットにいた頃は何度かやめちまえというような瞬間もあったけれども、とてつも無く莫大で非日常的なものを直接見ることができて、知ることができる。そんな場を、現在の知識を身につけた程度でさっさと去るには惜しいと思った。
机上でアウトルックやエクセルの相手をしているだけでは、その画面の向こうにある現実に起きている物事を、平面や数字でしか感じることができない。実際のところ、数え切れない人数が関わっているはずなのに、手元では見えない。意識が薄くなってしまう。だからもっと外に出なければいけないのに、何がわたしの足を止めてしまうのだろう?
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nazcamagg · 3 years
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Week 21, 2021
昨秋からずっと、仕事が辛かった。人間関係が唯一の救いである職場で、わたしを含めたほとんどの若手社員が、いつか異動になる日を夢見て互いを慰めながら、ユーモアで日々の残業を乗り越えているような場所だった。最後の半年はいたく泣いたし、先輩たちとひたすら愚痴を零しながら日々のタスクを乗り越えたり、ときに定められた期日を平気な顔を装って踏み倒したりもした。
突如わたしの配置換えが決まり、わたしは10日ほどで物事を片付けて出ていかなければならなかった。かねてより希望を出していたことで、また、その業務が3年間で終わることは八割方はなから決まっていたことだった。突然わたしひとりだけ掬い上げられて、一緒に苦しんだ戦友たちは、同じ場所で、似たような日々がこれからも続く。その毎日にわたしはいなくなる。一年かかったプロジェクトの始動時期であるいまを見届けられぬ悲しみと、最後の半年間、苦しむ主体がわたしである必要は、意味は、あったのだろうか。
挨拶に奔走した最後の2週間、お客さんからわたしがいなくなることを本当に残念がって頂いたり、社内の人間からもたいそう寂しがってもらったり、いざ言われてみるととっても嬉しいものだと思った。わたしは労働をまさにLabourとしてしか見なしていないつもりだった。しかし離任日、わたしはモレスキンにこう書いている「It’s not ‘just labour’, and it is part of my lifestyle indeed, and where you can connect to other people. Remember, its the way to earn money to maintain your life, but it’s also the place you find yourself and you will meet other people. It makes the understanding of yourself clearer. サラリーマンであること、is being part of mass organization, but it doesn’t mean just being 社会の歯車, it is also where you can be part of society.」。わたしがクィアであることとともに、この働き方をしていることはライフスタイルである。労働に対する忌避感が強すぎるがため、この部分における認識が確かではなかった。
新たな仕事も、決して易い仕事ではない。それでも入社に際してわたしがやりたいと思っていたような仕事そのものでもある。ほとんど転職ともいえるほどに、仕事のしかたや立場が変わる。この1週間をなんとか乗り越えたが、脳の中でも全く異なる部位を使っているように感じる。
前の部署と比較すると若手が少なく、中でも「少数精鋭」的なユニットに所属することになった。幸いなことに、社内でも評判のよい人徳の高い先輩方がわたしの新たな上司たちで、何もわからぬわたしに時間を割いてビジネスの根本理解の手助けをしてくれる。それでもやっぱり3年前に比べれば、社会人として、同じ業界で働いてきた歴史がある人間であるし、ある程度早く成果を出していけることを期待されているんだろうと感じる。わくわくするとともに、恐れもある。武者震い、なのだろうか。
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nazcamagg · 4 years
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Why Andre Aciman is a F*cking Genius & My Soul is Transcending
During Elio’s conversation with his father near the end of the novel, Elio says, “Oliver was Oliver” as a way to sum up their relationship. In response, Mr. Perlman quotes Montaigne, saying, “Parce que c’était lui, parce que c’était moi.” Aciman does not provide a translation to this quote in the novel, and I was curious, so I just looked it up, and the part Mr. Perlman quotes translates directly to, “Because it was he, because it was I.” The broader and fuller context of this quote, however, is, “If you press me to say why I loved him, I can say no more than it was because he was he, and because I was I.”
Obviously this quote in itself carries a lot of beauty and power, but I read it and something I learned in my philosophy class struck me. We just recently spent a decent amount of time studying Aristotle’s Nicomachean Ethics, which is basically just a treatise on how he believes humans can go about living their fullest and best lives. He argues that humans must work to acquire virtues, which are the qualities a human can possess which make him or her inherently good at being a person. Once virtues are consciously cultivated, people can achieve happiness, which is the Highest Good, or something we desire for the sake of itself. We also wish for all other things on account of this highest good, so essentially, we do anything in hope of obtaining happiness.
A virtue that Aristotle regards most highly is friendship, which he says is a form of love. He goes so far as to define three types of friendship: friendship of utility, friendship of pleasure, and complete friendship. Friends of utility are friends because they benefit from each other, and friends of pleasure are friends because they enjoy being together. Aristotle argues that these types of friendships are easily dissolved, but a complete friendship is lasting because it is when two people are friends because they love each other purely because they are who they are. They wish good upon one another simply for the sake of one another.
I have no idea what sort of philosophical background Andre Aciman has, but based on the sort of ideas Call Me By Your Name explores, I feel like he’s certainly studied it. And if I am connecting this correctly, then he is saying through Elio and Mr. Perlman’s conversation that Oliver and Elio achieved this most complete form of friendship, which is a form of love, which is a form of happiness, which is the supreme gift humans can allow themselves. Aristotle also discussed how complete friendship is rare and often difficult to reach, which parallels Mr. Perlman saying, “You’re too smart to not know how rare, how special, what you two had was” to Elio. Finally, since Aristotle views friendship as a virtue, which are examples of goodness this means complete friendship is also an example of goodness. “He was good, and you were both lucky to have found each other, because you too are good,” Mr. Perlman says.
I am blown away. I am almost upset by the luminosity in this, I am euphoric in the truth. I am feeling the weight of this story in every crevice of my body. To have an author construct such a meaningful narrative with complicated characters who love, despite its messiness, for the sake of loving is such a gift for readers to immerse themselves in. Oliver and Elio loved each other simply because. Because they saw the beauty in each other, which allowed them to acknowledge beauty within themselves. And this love stays with them forever, because if it were ever to disappear, they would no longer be themselves. Complete friendship. Lasting love. Supreme virtue. Transcendent happiness. It all comes full circle.
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nazcamagg · 4 years
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week 4, 2021
最近ラジオを聞くようになった。在宅勤務中に大体、遠い国の知らない言語のものを。ロシア周りの言語は数字さえも全くわからないので、ウクライナやアルメニアとかのラジオを聞き流していると、旅行中に中距離バスの中で揺られて、全く意味のわからない会話の音の響きを、うとうとしながら感じている時の気持ちになる。
あとは、ここ数ヶ月お笑いを勉強している。わたしの家はあんまりお笑い番組を見なかったから、実家を出てからも同様で、他人がちょっと余興などでネタを披露した時にreferenceがわからなくて十分に面白く思えないようなことが多かったのが理由。お笑い番組を多少見たり、関連ラジオを聞くようになって、長期にわたって恋愛関係に至らず友人関係であり続けている2者間(あるいはときどき3者間)の関係性、すごく好きだなあと気がついた。高校時代からずっと一緒にコンビやっているとか、当初仲が最悪だったのに今は親友のような状況とかとても良いなと。
Jan favorite songs (spotifyのプレイリストより)
That’s the way a woman is - the messengers/ Baila Conmigo - Saweetie/ Sway with me - Saweetie/ Are we there? - Olivia Addams/ Arriba - Little big/ She’s my religion - Pale Waves/ Bitter - Fletcher/ スケアクロウ - the pillows/ King of shadow - Kat Cunning/ Why’d you only call me when you’re high - Arctic monkeys
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nazcamagg · 4 years
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week 3, 2021
早起きして早期に業務を開始しても、10時過ぎまで残業をしても仕事は一向に終わらないので、先の見えなさにやる気を失ってしまう。平日にはプライベートがない。
自分を構成する重要な要素であるにも関わらず、人に安易に言えない性格のものを自分の中にもち続けることは、明らかにわたしの人間関係に無視することのできないインパクトを与えている。両親、親類、旧友、現在所属するコミュニティの大半の人間、その全てとの間に壁を自ら置いたコミュニケーション、及びは関係性になってしまう。わたしは元来恋愛の話をするのが好きで、人が誰かを好きになるプロセスや、友人とは一線を画した、大半の場合において一対一を前提とする関係性を築くことに対して、興味が強かった。それはたぶんわたしが「上手く」恋愛が出来なかったことにも起因している。けれども、自分のクィア性を自覚して、思うように動けるようになってから、より実感を持って、本当は話したいことがたくさんあるにもかかわらず、9を隠して1を語る程度のことしかできない。他人との間に分厚い壁を置きながら話しているような気がして、自分の内的な部分を1ミリたりとて出すことができない。それはなんだか寂しい。クィアであるが故に、必要以上に孤独を感じなければいけないの?隠すことにはほとほと疲れたけど、わたしの会社や親類は、安心して打ち明けられるほどクィアフレンドリーじゃないね。
在宅勤務がはじまってもうすぐ11ヶ月。会社人生の三分の一。もう毎日出社するような環境には戻れないな。いっそリゾート地にある祖父母の家から業務したいと思うけれど、急遽出社が必要になると詰むので動き出せない。
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nazcamagg · 4 years
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week 1-2, 2021
2018年に入社したときからわたしの教育を担当してくれた兄のような先輩が、夏の南半球へ飛び立った。流行病のせいで大々的にレストランや居酒屋で送り出すことは叶わず、最終日の夜に2人でオフィスの近くの公園で寒空の下ビールを飲んで、思い出を語って2人とも涙で顔がぐちゃぐちゃになるまで泣いた。人望あふれる先輩だけに、寂しがってくれる後輩は大量にいるだろうに、理由のない限りは基本在宅の状況だからこそランチも夜も独り占めできて、きちんと尺をもらって敬愛と感謝の意を伝えることができてよかったなあ。久々に仕事頑張ろうってモチベーションが出てきた。
It’s very surprising successive experience to be in love with her. I’ve been in some relationships with both women and men in my life. Most of time I was sure that I was doing all the stuff in right way, which person in romantic relationship must have done for some reasons, as I believed it’s essentials. However I’ve never get most of cliché relating couple cultures, and feelings that I must have in some situation. I concluded that as I just don’t, I am just a person, don’t experience that kind of strong feelings. Being in love with who she is —how she lived and lives, what she thought and thinks, and how she loved and loves—, I am astonished how I can have quite strong feeling to someone. 今年引いたおみくじは吉で、「酒色に溺れぬよう注意せよ(酒と女に溺れるな)」 というお言葉つきだった。もう後者にはずぶずぶなのですが。
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nazcamagg · 4 years
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BOOK LIST 2020
家で過ごす時間が多くなった一方で、社会や仕事の状況で精神的に疲れてしまい、本を読む時間の少なかった昨年。ギリシャ哲学に明るい友人に勧められて、プラトンを秋口に読み始めた。饗宴はこれからも読み返したいな...。
―小説―
【日本】
ハーモニー / 伊藤計劃
推し、燃ゆ / 宇佐見りん
君は永遠にそいつらより若い / 津村記久子
マンゴスチンの恋人 / 遠野りりこ
恋のゴンドラ / 東野圭吾
先輩狩り / 藤野可織
BUTTER / 柚木麻子
【アジア】
五つ数えれば三日月が / 李琴峰
ポラリスが降り注ぐ夜 / 李琴峰
【欧州】
ペスト / カミュ
ある微笑 / サガン
【南米】
エレンディラ / G・ガルシア・マルケス
ーエッセイー
シベリア鉄道9400キロ / 宮脇俊三
ー哲学ー
ソクラテスの弁明・クリトン / プラトン
饗宴 / プラトン
―社会科学・ノンフィクション―
アンダーグラウンド / 村上春樹
LGBTを読み解く クィア・スタディーズ入門 / 森山至貴
―詩集―
千夜曳獏 / 千種創一
砂丘律 / 千種創一
解説 百人一首 / 橋本武
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nazcamagg · 4 years
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手帖 week46-47
疲れて日記を書けておらず手帖に残っているのがキーワードと短文の羅列のみになっている..(抜粋)
駅前の気になってた中華がいまいちだった../ ふるさと納税は旅行先に寄付する/ 好きなひとがデートでニットワンピを着ててすごくきゅんとした..いつもパンツスタイルだったのに/ 羊文学/ TENET/ ソローキン「マリーナの三十番目の恋」/ モレスキン買う/ 「魯庵随筆 読書放浪」/ 帰りたい/ 銀杏/ ねむたい/ 新宿, 差し込みスケジュール x 2 年末だね/ 餃子なのにOktoberfest???
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nazcamagg · 4 years
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20201025
夏休みを消化しきり日常に戻され、やっとこさ平日を乗り越えた先の土日は息を吐く間も無くあっという間。友人ととても美味しいランチを食べに行ったり、素敵な女の子とデートに行ったりしながら2日間を過ごした。
友人に対してはタイムリーに状況をアップデートし続けるからこそ、detailはしっかりと、笑える尺をたっぷりと、時に冗長になる。けどデートの相手に対しては、時間は短くお互い次があるかもわかったもんじゃないから、(良いと思う人であれば自己のアピールも挟みながら)端的に話をしていくわけで、要約になるからこそ会話を通して自らを再認識しやすい。デートはある意味で哲学的な試みなのかも。昔から付き合う前のデートが好きなのは、そもそも駆け引きを楽しめる人間だからということはあるにせよ、対話の中で他者と自己を認識できるから?たぶん。
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nazcamagg · 4 years
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20201019
ながい休暇明けに迎える月曜日、勤務先に向かう道でえずいたけど急いで会社向きの分人に切り替えた。
この短過ぎることのない10日間、わたしの生活が労働以外のものごとにその大半の時間を割いていたころの友人たちと過ごした。学友って響きのいい言葉だな〜と思いながら、セクシャリティとセックス双方を含む性と恋愛のとりとめもない話や、言語化しきれない将来の話をしたり、格差について議論を交わしたり、お勧めの小説や漫画を交換しながら過ごした。(どうでも良いことなんだけど普段漫画をぜんぜん読まないわたしが、チェンソーマンは気に入った)
次第に、小集団に於いて我が儘になりがちな自分ができてきたり(大抵の場合わたしはこれを忘れる)、相手の個が強いものだからバチバチにもめたりということもあり、なんだかしょっぱい気持ちになったのだが、普段抑圧しているわたし自身と再会できた。
仕事をしているわたしは自分自身でありきれない。一部の同期を除いては、仕事に関わるわたしはたいそう愛想がよく、仰々しく語らず、向かって皮肉を言わず、諦めのよく、男好きな人間だ(と、少なくともわたしは思っている)。そんな仕事上のわたしは、わたしだけのために時間をうまく使うことができない。どちらかというと人と時間を過ごしすぎた反動で睡眠に走りがちである。
そんなことよりも、金銭的な利に重きをおく生活よりも(営利目的な民間に勤めるわたしはこの思考は切り離せない)、芸術に触れたり、本を読みものごとを学んだり、自分のためだけに料理をしたり、そんなことが平日にもできるように、魂の探究ができるように、生きていきたいと、何度だってこんなことを願うわけだ。
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僕はきっと旅に出る/ SPITZ
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nazcamagg · 4 years
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20200801
夏がきたと、ながい梅雨を経てそうきくけれども、部屋の窓から見上げる空は雲が厚い。COVID-19はわたしたちのライフスタイルに大きな変革を起こしているが、先の見通しの聞かない閉塞感はプライベートだけでなく、仕事への意識も曇らせている。
三日前、在宅勤務中に何を思ったのか、ふと大学時代の元恋人のことが気になって、しばらくログインしていなかったSNSを開いてみた。このコロナの時代に結婚していた。大きな結婚式をあげられない時代で気の毒ではあるけれども、自然をバックグラウンドに撮られた写真の中の、元恋人のwifeのドレス姿はとても綺麗だった。わたしたちは途中では遠距離ながら2年付き合ったけれども、恋愛の仕方がまったく合っていなくて、息苦しくなって別れてしまった。彼とグランドキャニオンに行ったときの写真を見返し、わりとわたしは苦し���てしまったと思うので、彼がより合う人を見つけられて本当によかったと思った。この人だけはあまりhomophobicではなかったから、いまのわたしを知っても驚きながらも朗らかに笑ってくれるかもしれない。(そのほかの元恋人たちは、わたしのようにSNSを更新していなくて、一体いまどこで何をしているのか、元気なのかまったくわからなかった。)
また息苦しくなってきているような気がしている。相手が、わたしも、乗り越えられるのか乗り越える気があるのかわからない。
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nazcamagg · 4 years
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20200506
耳がもう遠く雷を怖がる素振りも見せない愛犬を膝に乗せて、連休最後の夜を過ごしている。ステイホームな連休だったけれども、高熱を出して海外旅行を泣く泣く諦め1人寂しく5日は寝込んだ昨年のGWに比べれば、遥かに心地のよい6日間だった。夕方、網戸の側で本を読むのが気持ちいい季節になってきたね。
在宅勤務を開始して2ヶ月が経った。ここにきて急に肌荒れ・口内炎に悩まされている。
| Apr-May, 2020 | Feel good (Netflix series) / May Martin / 改めて、愛犬をきちんと最期までみとりたい / Fear of relationships and commitment / ウクレレ / オンライン飲み疲れ / The sims 4 / 他人への諦め / ナイアシン / 「付き合ってあげてもいいけど」 たみふる / 悲しいことに彼女が求めているものをわたしはあげられないだろう、ということに気付いてしまった
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nazcamagg · 4 years
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20200405
在宅勤務を開始してひと月が経った。当初はシーズンの山菜を用いてばっけ味噌や菜の花蒸しを作ったり、就業中に高価な紅茶を入れたり、寮に残っている同期と飲み明かしたり、ひたすら本を読み進めたり、とても楽しい日々を過ごしていたけど、長引くにつれ同期は帰省し始め、寮が寂しくなったのでわたしも同じく実家に帰った。実家ではなんのやる気も湧いてこなくて、布団を畳むこと以外のchoreは何もせず、仕事と犬と遊ぶことだけがライフワークとなっている今日この頃である。週に一度恋人に会うためだけに家を出て、あとはyoutubeをみて過ごすのみ。
さて、数日前に恋人に将来をどう考えているのか、と切り出された。わたしは寸分の間も無くごまかした。私たちが同性だからとかではなく(いや、もしすると少しくらいはあるのかもしれないけど)、わたしはコミットメントが怖い、というかできない。言い訳をするのならば、ずっと仲の良かった両親が父の不貞を理由に数年前に離婚したことから、人間が一途でいることを信じられない。そもそも心移りするものだと思っている。しない人はしないと言われるかもしれないけれども、人をする側としない側に分けたときに、間違いなくわたしは父親側に入ってしまう人間だと思う。わたしの恋愛は、いつも誰かの恋愛で、わたし自身の恋愛でないことが多い。
わたしはあまりカミングアウトしていない。自分のセクシャリティにまだ「クィア」以上の名前をつけられないからだろうか、単純に今までストレートとして関係を築きあげてきた人々のリアクションが怖いからだろうか。ええ、後者がメインです。social distancingの中で、自分と恋人以外のクィア女性に会うことが出来ず、物足りなさを感じている。放っておけばヘテロセクシャルだとされてしまう世の中で、同じような人々と、クィアであることを前提に話すことのできるような肩の荷が下りるような空間が一番欠乏していることに気づく。
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nazcamagg · 5 years
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20200325
Twitterをのアプリを消した。とても見ていられないような事案が隣国の女性達に起きていて、恥ずかしいことにその内容を受け止め一緒に怒れるような精神が、耐久力が、今のわたしにはなかった。ふと訪れた機会なのでしばらくTwitter断ちしてみようと思う。起き上がれない朝に時間を潰してしまいがちなので。
久々に出社した。15日ぶりに先輩や後輩の顔を見て、なんだかこんな顔だったっけな、と思った。既に彼らのイメージはoutlookに登録された写真のみとなりつつある。急にバーチャルな世界に生きている。ところで、仕事上欧州との関わりが多い。COVID-19の影響は凄まじく、とてつもない事態が8時間ほど遅れた世界では起きている。にもかかわらず、わたしの生きる街は、電車は、人で溢れている。COVID-19はおろか、体調を崩したという話さえほとんど聞かない。
きっと今夏は海外へ行けない。いますぐにでも逃亡したいのに。わたしが仕事を頑張る理由は海外旅行なのに、では何にモチベートされたらいいのだろうか。
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nazcamagg · 5 years
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20200227
2020年2月下旬 -  一人暮らしだとたとえ時に入荷するとしてもマスクが買えない / 祖母の誕生日を忘れかけ日付が変わる前に連絡したものの3日以上たった今も返信がない / 母の誕生日も忘れて怒られる / あいかわらず恋愛が(自分のせいで)あまりうまくいかない / 花椒が美味しい / 仕事が忙しすぎるあまりメンタルが大荒れでジムに行く余裕がない / 弊社では在宅ワークが始まらない / 入社2年目初めてレベルのでかいミスをやらかしメンタルが終わる / メンタル終わりすぎて日記を書いておらず日々の記録がないため1月下旬から2月中旬の記憶がほぼ欠如している / マスクが買えずCOVID-19への危機感が極めて低い人みたいになる 
もっとクィアな日本(で暮らす)女性のためのプラットフォーム的なサイトがあったらいいのに。某有名サイトは全てではないかもしれないがコラムが使いまわしだし。必ずしもお酒の絡まないベースを持てたら良いのに。と言いつつ、なら自分で作れ、という感じなのかもしれない。
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nazcamagg · 5 years
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Nepal, Dec 2019 - Jan 2020
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