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nuthmique · 6 days
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ヌトミック 出演者オーディション
〜歌手、声楽家、俳優募集〜
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2025年1月に東京都・吉祥寺シアターにて新作音楽劇を発表いたします。 本公演に参加してくださる歌手、声楽家または俳優を募集します。
〈概要〉
ヌトミック新作本公演 会場:吉祥寺シアター 劇場入り期間:2025年1月14日(火)〜1月19日(日) 稽古期間:2024年9〜10月に数回プレ稽古、11月より本稽古 募集人数:1〜2名
〈応募条件〉
・オペラやミュージカルとは異なる音楽劇の創作や、歌唱表現の追求に興味や関心のある方。 ・性別、年齢、国籍、経験不問。但し、日本語でのコミュニケーションが可能な方。 ・稽古および本番に参加できる方。
※未成年者の方は保護者の同意のうえ、ご応募ください。 ※事務所所属の方は、事務所の許可を得てご応募ください。 ※出演料をお支払いいたします。金額は直接ご相談させていただき、両者同意のうえで決定いたします。 ※制作に関わる交通費・滞在費の支給はありません。
〈審査〉
● 一次審査(書類・動画審査) フォームより下記内容をご提出ください。 ・プロフィール、経歴(プロフィール資料をお持ちの方は資料データ可) ・写真データ(バストアップ) ・応募動機(400字以内) ・歌唱動画URL  ※過去の本番映像や応募のために撮影したものなど形態自由。複数可。  ※YouTubeやGoogleドライブなど、オンライン上で視聴できるリンクをご提出ください。アップロードが難しい場合はお問い合わせください。  ※ご自身の歌唱力、表現力、音域などをアピールできる動画をお選びください。
応募締切:5月8日(水)24:00 結果通知:5月10日(金)までに応募者全員へご連絡いたします。
応募フォーム: https://forms.gle/vhoZjZ9Lh626buN99
● 二次審査(ワークショップオーディション)
主にテキストを使用したワークショップを実施します。
開催日:5月13日(月)または5月15日(水) 14:00〜20:00のうち2時間程度を予定 会場:都内施設(小田急小田原線「成城学園前駅」付近を予定)  ※オーディション会場は一次審査通過者のみにご連絡いたします。  ※ご都合のつかない時間帯がある方は応募フォームの備考にご記入ください。
〈団体プロフィール〉
ヌトミック
​​2016年より東京を中心に活動する演劇カンパニー。演出家・作曲家の額田大志を中心に5人のメンバーで構成される。
結成時より「上演とは何か」という問いをベースに、音楽のバックグラウンドを用いた脚本と演出で、パフォーミングアーツの枠組みを拡張していく作品を発表している。俳優のみならずダンサー、ラッパー、映像作家などとのコラボレーションも積極的に行う。
近年は、野外劇の創作を多く実施し、様々な形での作品と場作りを実践している。
映像資料
・ヌトミック × 2.5 architects『しらふの地先へ』(2024)Trailer / 野外劇 ver.
youtube
・ヌトミック『ぼんやりブルース』(2021)Trailer
youtube
・ヌトミック『Saturday Balloon』(2017)本編映像
youtube
・ヌトミック『ぼんやりブルース2022』豊岡公演(2022)本編映像はU-NEXTにて配信中。
〈お問い合わせ〉
ヌトミック nuthmique[a]gmail.com
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nuthmique · 29 days
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・・・・・・・・・ トークイベント
今、劇団をつづけること
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今、劇団で作品をつくりつづけるのはなぜだろう。
劇団以外にも沢山の演劇のつくり方が存在する中で、多くの難しさを抱えながらも、劇団を結成してよかったと思えている額田大志と山田由梨がホストとなり、2020年代の日本で劇団をつづけることを、様々な視点から語り尽くすトークイベントです。
ヌトミックの額田大志、贅沢貧乏の山田由梨に加え、コンプソンズの金子鈴幸、ゆうめいの池田亮が出演。東京を拠点に活動する4つの劇団からそれぞれの中心メンバーが集い、劇団だからこそできること、劇団の作品の変化、劇団の面白さと複雑さ……様々な視点から、今、劇団をつづけることについて、じっくりと話します。
〈日時〉
2024年5月12日(日)15:00~18:00 (14:40開場) 〈会場〉
みんなのひろば(成城学園前) 東京都世田谷区成城5-10-22 Google map 〈出演〉
池田亮(ゆうめい) 金子鈴幸(コンプソンズ) 額田大志(ヌトミック) 山田由梨(贅沢貧乏) 〈参加費〉
当日精算・現金のみ 一般 2,000円 学生 1,500円 〈ご予約〉
下記フォームよりお申し込みください。 定員に達し次第、受付終了となります。
https://forms.gle/rh6S24k9QzZajbpaA ※定員に達したため、受付を終了しました。 〈出演者プロフィール〉
池田 亮(ゆうめい)
1992年埼玉県出身。 舞台・美術・映像を作る団体「ゆうめい」を結成。脚本家・演出家・造形作家として様々なジャンルで仕事をしています。
▼ 演劇をはじめたきっかけ 彫刻が好きで墓石職人になりたかったので美大に入学し、彫刻科の先輩から演劇部に誘われて興味本位で入りました。演劇を観るのはなんだか面白くて、目の前に生命や立体物が展開されていく演劇って彫刻っぽいなという興味から自分でも作ってみようとなりました。
▼ 劇団結成のなりたち 当時一緒の演劇部で、現在ゆうめいのメンバーである「りょこ」の地元にあるブックカフェ&バー&ギャラリーの「ピースランド」という場所で演劇をやりたいということになり、一日限りの劇団として公演をしました。その後、ゆうめい主宰の「丙次」との出会いによって、東京でも公演をしてみようということに。他にもいろいろできるかも��いう理由から、舞台以外の映像も美術もやる団体として結成しました。
▼ 劇団のこれまでとこれから 結成当初は観客数のキャパ30〜50人くらいのギャラリーやスタジオでの公演が殆どで、ここ数年はキャパ130〜250人くらいの劇場での公演が多くなりました。空間と規模が大きくなることによって生まれるメンバー各々の望む方向性のすり合わせや、興行としての成立を目標としたときの責任や課題に直面することが増えました。今は一度振り返りって、新しい生活と、今の自分たちだからしたい、できる、好きなことを発揮できるような新作や再演を作っていきたいと話しています。
金子鈴幸(コンプソンズ)
1992年東京都出身。演劇ユニット「コンプソンズ」を立ち上げる。俳優、アニメや映画などの脚本家としても活動中。
▼ 演劇をはじめたきっかけ 中学のときから演劇は好きで、(「野田地図」「唐組」を親に連れられて見たのが大きいです)やってみたかったができず。高校のときに演劇部に入ったものの、そこであまり自分のやりたいことをできなかったフラストレーションがあり、それが演劇を「やりたい」気持ちに今もつながっている?気がします。
▼ 劇団結成のなりたち 大学のサークルの卒業公演の評判がよく、「いけんじゃね?」と思って立ち上げました。現在七人います。
▼ 劇団のこれまでとこれから 「いけんじゃね?」とはいえそんなにうまくいかないことにも気づき、劇団特有の問題にもぶち当たり、色々模索しながら何年かやって、ユニットなのか劇団なのかよく分からなくなり、作家としては結局「面白く、説得力のある現代の物語」を追求している気がしているこの頃です。劇団でどうなりたいとか、こうしたいみたいなのはあまりないかもしれません。模索しています。
額田大志(ヌトミック)
1992年東京都出身。演劇カンパニー・ヌトミック、コンテンポラリーポップバンド・東京塩麹を主宰。外部作品の演出や舞台音楽や映画音楽なども取り組みます。
▼ 演劇をはじめたきっかけ 二十歳前後で、友人の舞台作品に音楽で参加したことや、なんとなくレンタルしたダムタイプや大野一雄のDVDで舞台の面白さに気づき、よくわからないけど、かっこいい、そんな思いで自主的にダンス作品やパフォーマンスイベントの企画をはじめました。その後、平田オリザさんの書籍に出会って衝撃を受け、見よう見まねで演劇作品を作りはじめたのがきっかけです。
▼ 劇団結成のなりたち 大学卒業を機に、高校の同級生と二人で結成しました。演劇や音楽で生活するのは難しいと思い、一度就職しましたが、卒業制作で上演した演劇が戯曲賞を受賞し「おっ、これはいけるかも……」と勢いで退職。とりあえずやってみる、で、上演の方法から考えることが多いです。現在、ヌトミックは俳優三名、制作一名を加えた五名です。
▼ 劇団のこれまでとこれから 結成当初は「楽譜のような台本」を明確なコンセプトにしていましたが、ダンサー、ラッパー、建築家など色々な人とコラボを重ねたり、野外劇の上演を続けてきたことで、もう少しゆるやか、というか、懐の広い作り方になっています。今は、劇団が結成から取り組んできた沢山のことを、劇場での公演として結実させようと、頑張っています。
山田由梨(贅沢貧乏)
1992年東京都出身。劇団 贅沢貧乏を主宰。作・演出を務める。演劇活動以外にもドラマ脚本・監督等の仕事もしています。
▼ 演劇をはじめたきっかけ 小学生のときに子役をしていて、『レ・ミゼラブル』に出演したのが最初の舞台。それが楽しかった記憶がぼんやりありつつ、高校生の時の文化祭でクラスのみんなで毎年演劇を作ったのがすごく楽しくて、作品を作るということに興味を持ちました。それから、大学に入って小劇場演劇を見たり、出たりするようになりました。
▼ 劇団結成のなりたち 大学3年生の時に、学内で一人芝居の公演をして、それを見ていた大学同期が一緒に何かやりたいと声をかけてくれて、流れで次の公演をやることに…その次も…と続けてたら劇団になってました。当初は音楽や映像など裏方メンバーで構成されていましたが、彼らが就職で抜けたり新しく俳優・制作がはいったりして自分・制作・俳優3人の今の5人体制に。
▼ 劇団のこれまでとこれから 劇団の初期は、古い一軒家や、アパート、ビルの一室など、劇場じゃない場所で作品をよく作っていました。場所性を活かした作りが多く、気づけば劇場で作った作品の方が少ないです。これからをそんなに見据えてないけど……今のメンバーがいるからできることを生活を続けながら無理ないペースでやっていけたらいいかなと思ってます。 〈お問い合わせ〉
ヌトミック nuthmique[a]gmail.com
企画・主催:今、劇団をつづけること
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nuthmique · 2 months
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・・・・・・・・・ ヌトミック × 2.5 architects
しらふの地先へ
ワークインプログレス公演 @さいたま市民会館いわつき ・・・・・・・・・
ある日常を一つのフィクションとして見立て、過去と未来を行き来しながら、一つの物語を巡っていく。ただ演劇を見る、のではなく、劇場を飛び出し、自ら作品へと参加し、屋外だからこそ可能な表現を目指した21世紀のツアー型演劇を上演します。演劇だけでなく、建築家、音学家、美術家による様々なプロフェッショナルが混合したチームによる、現実の空間と時間を飛び越える演劇体験をお楽しみください。
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構成・演出・テキスト・音楽:額田大志
出演:
長沼航(俳優)
額田大志(作曲家・演出家)
原田つむぎ(俳優)
本藤美咲(音楽家)
光岡幸一(美術家)
振付:アグネス吉井 演出助手:清家愛 制作:池田佳穂、河野遥
〈日時〉
2024年2月23日(金祝) 15:00 受付開始・開場 / 15:15 開始
*上演時間は90分を予定 *上演前に、額田大志と2.5 architects(森藤文華+葛沁芸)によるプレトークを行います。 *本公演は、途中から屋外へ移動してご覧いただく場合がございます。防寒対策のうえ、歩きやすい靴・服装でのご来場をお勧めします。
〈会場〉
さいたま市民会館いわつき1階101集会室
埼玉県さいたま市岩槻区太田3-1-1 [Access]
〈参加方法〉
参加無料・要予約(定員25名)
お申し込みはこちら https://teket.jp/9320/32174
〈お問い合わせ〉
アーツカウンシルさいたま 埼玉県さいたま市南区根岸 1-7-1 さいたま市文化センター 4 階 TEL:048 767 5350 (火~土 9:00 17:00 、日・月・祝日休み、月曜日が祝日の場合、火曜日も休み) メールアドレス:artscouncil●saitama culture.jp(●を@に変えてください)
*本ワークインプログレス公演は、公募プロデューサー事業「さいたまで表現を創る」の一環で行われます。
主催:アーツカウンシルさいたま(公益財団法人さいたま市文化振興事業団) 企画・製作:ヌトミック、2.5 architects 協力:散策者、東京デスロック、株式会社モノファクトリー
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nuthmique · 3 months
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・・・・・・・・・ ヌトミック × 2.5 architects
しらふの地先へ
「生まれたばかりの東京」を体験する 野外劇&地先踏査 ドライブツアー ・・・・・・・・・
舞台は、かつて「青海三丁目地先」と呼ばれていたゴミの最終処分場であり、東京湾のど真ん中に浮かぶ3km四方の巨大な人工島。物流に使われる大量のコンテナ、海へと続く2kmの真っ直ぐな道、様々な廃棄物処理施設、そして東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会で使用された海の森水上競技場などが、島の風景として存在します。
東京にありながらも私たちの日常から隔てられた広大な埋立地で、野外劇と地先踏査のためのドライブツアーを実施します。作曲するかのように演劇を創作する独自の音楽劇で注目を集め、近年はマルチチャンネルスピーカーを用いた作品や、第66回岸田國士戯曲賞へのノミネートでも知られる演劇カンパニーのヌトミック。そして、建築の視点に立脚しつつもその領域に留まらない活動を展開する建築ユニットの2.5 architectsが、演劇/音楽/建築を横断しながら埋立地の新たな歴史を共に模索します。野外劇を上演した場所がツアーで探索され、ツアーで訪れた場所が野外劇の場となり、相互に補完し合う両プログラムに参加することで、より一層企画をお楽しみいただけます。
2つのプログラムに共通するのは「生まれたばかりの東京」に対する新たな視座の開拓です。断続的に開発が続くこの島は、これからの東京の歴史が紡がれていく場所でもあります。本来は想定されていなかった場所の使い方を提案することは、島が歩み始めた歴史の「裏道」を発生させることにつながるかもしれません。東京であり、東京のようではない人工島。一方で、ここはゴミの最終処分場として私たちの生活と確かに繋がっている。「未知の土地」と思われる場所は、いつ「私たちの土地」に変化するのでしょうか。その歴史の一部分を、ヌトミックと2.5 architectsと共に体験します。
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〈NEWS〉
2024.2.29 チケット追加販売のおしらせ
野外劇 3/3(日)15:00の回 →若干枚の追加販売をいたします!
ドライブツアー 3/8(金)19:30の回 →追加実施が決定しました!
3/1(金)20:00 チケット販売開始 各演目Peatixサイトにて
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〈会期〉
2024年3月1日(金)〜3月10日(日)
〈会場〉
海の森水上競技場 付近(東京都江東区)
・東京臨海高速鉄道りんかい線「国際展示場駅」から無料シャトルバス利用約15分 ・都営バス 波01「東京テレポート駅前」から乗車、「環境局中防合同庁舎前」下車徒歩約20分 [Access]
※各プログラムの集合・解散場所は異なります。
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野外劇
あの島に、いくつかの時間と想いが交差する。
東京テレポート駅にやってきた一台のバスに乗り込む。私たちは青海三丁目地先にたどり着く。そうして、どこかの場所まで、ただ、歩き続ける。ここには、ただ、海を眺める人がいる。ただ、遠くに向かって叫ぶ人がいる。颯爽と自転車が走る。バリトンサックスが鳴っている。橋の下では未来のクラブミュージックが流れている。
5人の出演者+αと共に描かれる、今、ここ、21世紀のツアー型野外劇。
 ・
ストーリー とある業務に従事すべく、東京都江東区の埋立地、通称「地先」へと集められたアルバイトたち。バイトを取り仕切る「わさびプランニング」の社員であるイクラは、三年間、この「地先」の業務を先導してきた。「地先」には、様々な理由で人々が訪れている。遥か遠い先へと歩みを進めるヤスタカ、海沿いのライブハウスを経営する謎のDJ、遅れてやってくるバイトリーダー。そんな中、サックスを抱えたミサキが、ヤスタカを探しに「地先」へとやってくる。バイトたちはそんな人々の後ろ姿を追いながら、とある名所として知られる「地先」の終着地へと、ただ、ひたすらに前へ前へと歩んでいく。
構成・演出・テキスト・音楽:額田大志
空間構成:2.5 architects(森藤文華+葛沁芸)
出演:
長沼航(俳優)
額田大志(作曲家・演出家)
原田つむぎ(俳優)
本藤美咲(音楽家)
光岡幸一(美術家)
振付:アグネス吉井 舞台美術:渡邊織音 舞台監督:中西隆雄 演出助手:清家愛
〈日程〉
2024年3月3日(日)・8日(金)〜10日(日)
3月3日(日) 15:00  ・ 3月8日(金) 11:30 / 15:00 3月9日(土) 11:30 / 15:00 3月10日(日) 11:30 / 15:00
※ 所要時間は、駅からの移動を含め90分程度を予定。道路交通状況により前後する可能性がございます。 ※ 雨天決行、荒天中止。雨具や防寒具等は、各自のご判断でご用意のうえご来場ください。
〈集合場所〉
東京臨海高速鉄道りんかい線「東京テレポート駅」駅前ロータリー
※ 開演20分前より集合場所にて受付開始、開演10分前よりバス乗車開始を予定。 ※ 開演5分前までに受付をお済ませください。 ※ 開演時刻になりますとバスが出発いたします。お時間に余裕をもってお越しください。 ※ 集合場所の詳細は、2月下旬までにチケットをご予約いただいた方へご連絡いたします。 ※ 「海の森水上競技場」現地解散、「東京テレポート駅」までの送迎あり。復路は無料シャトルバスや都バスをご利用いただくことも可能です。(アクセスはこちら)
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地先踏査のためのドライブツアー
2019年の夏にふと東京湾の中央に見慣れない巨大な人工島を見つけた時から、2.5 architectsのリサーチは始まりました。かつて「青海三丁目地先」と呼ばれていたこの最新の埋立地には、東京五輪の会場として使用された海の森水上競技場ができた今も、車でしか上陸することができません。
このツアーでは、2.5 architectsのメンバーが案内人となって、繰り返し訪れる中で見つけたとっておきの場所にお連れいたします。 天候や時間によって変化する風景を体験するために、昼のツアーと夜のツアーは異なるルートを巡ります。 日常から隔てられたこの人工島では、目を閉じて海風を感じたり、飛び交う飛行機の音を聴いたり、他にも様々なことが体験できるかもしれません。探索をする中で、この島の歴史が感じられる、土地の記憶の破片がどこかに落ちているのを発見するかもしれません。 少人数でのささやかなドライブ時間の中で、五感を通じて土地を理解する、少し特別な体験が待っていることでしょう。
訪れた人々の思いや感覚が土地に宿る記憶となり、生まれたばかりの埋立地の新たな歴史となることを期待しています。
案内人:2.5 architects(森藤文華+葛沁芸)
音:額田大志
〈日程〉
2024年3月1日(金)〜10日(日)
3月1日(金) 夜17:00 3月2日(土) 昼13:00 / 夜17:00 3月3日(日) 昼10:30 / 昼13:00 / 夜17:00 3月4日(月) 昼13:00 / 夜19:30 3月5日(火) 昼13:00 / 夜19:30  ・ 3月7日(木) 昼13:00 / 夜19:30 3月8日(金) 昼10:30 / 昼13:00 / 夜17:00 3月9日(土) 昼10:30 / 昼13:00 / 夜17:00 / 夜19:30 3月10日(日) 昼10:30 / 昼13:00 / 夜17:00 / 夜19:30
※ 昼・夜によってツアーコースが異なります。 ※ 所要時間は、駅からの移動を含め90分程度を予定。道路交通状況により前後する可能性がございます。 ※ 雨天決行、荒天中止。雨具や防寒具等は、各自のご判断でご用意のうえご来場ください。
〈集合場所〉
東京臨海高速鉄道りんかい線「東京テレポート駅」駅前ロータリー
※ 開始10分前より集合場所にて受付開始。 ※ 開始5分前までに、受付をお済ませください。 ※ 開始時刻になりますと車が出発いたします。お時間に余裕をもってお越しください。 ※ 集合場所の詳細は、2月下旬までにチケットをご予約いただいた方へご連絡いたします。 ※ 解散は「東京テレポート駅」となります。
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チケット
発売開始 2024年1月20日(土)10:00
※ プログラムごとに販売ページが異なります。 ※ 各販売ページにて集合場所の詳細、ご留意事項を必ずお読みになってからご購入ください。
【野外劇】 一般 4,500円 / U-25 3,000円  →販売ページはこちら
【地先踏査のためのドライブツアー】 一般 2,500円 / U-25 1,500円  →販売ページはこちら
【両プログラムセット券・数量限定】 一般 6,500円 / U-25 4,000円 販売期間:2024年2月12日(月・祝)23:59まで(なくなり次第終了)  →販売ページはこちら
*当日各500円増 *U-25は当日要証明書 *小学生以上推奨。未就学児をお連れの方は事前にお問い合わせください。 *車椅子でご来場のお客様は事前にお問い合わせください。
〈お問い合わせ〉 ヌトミック MAIL [email protected] TEL 050-5435-3392(11:00〜19:00)
メッセージ
東京出身、東京育ちの自分が「青海三丁目地先」に訪れたとき、東京とは思えない、その風景の魅力に惹かれました。本来なら、この場所にちょっかいを出すのは野暮かもしれない。ただ、まだ始まったばかりの東京が、これから変わって行く東京が、もしかしたらありえるかもしれない可能性を、つまりはフィクションとしての未来をここでなら描けるかもしれない。そのフィクションは、上演をすることで現実になりえるかもしれない。現代にはない、音や言葉、記号、身体、多くのプロフェッショナルの力を合わせて、まだ「しらふ」の場所の物語を紡ぎ出し、遠い未来へ捧げる冒険に出発します。
— ヌトミック 主宰・額田大志
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©︎コムラマイ
ヌトミック 2016年に東京で結成された演劇カンパニー。 「上演とは何か」という問いをベースに、音楽のバックグラウンドを用いた脚本と演出で、パフォーミングアーツの枠組みを拡張していく作品を発表している。俳優のみならずダンサー、ラッパー、映像作家などとのコラボレーションも積極的に行う。 主な作品に『ぼんやりブルース』(2021/第66回岸田國士戯曲賞最終候補作品)、『SUPERHUMAN 2022』(2022)、細井美裕とのコラボレーション作品『辿り着いたうねりと、遠回りの巡礼』(2023)など。また「ヌトミックのコンサート」と題したライブパフォーマンスも定期的に開催。
ふとしたきっかけで見つけた、東京湾に浮かぶ広大な人工島をリサーチし始めたのは2019年。この土地で発見したさまざまな場所や、通う中でもどんどん移り変わっていった風景の記憶を集め、また多様なアーティストをこの地に誘い込んで、この度、ヌトミック×2.5 architects『しらふの地先へ』という公演の形を取って、作品を発表できることとなりました。
2.5 architectsは演劇の空間構成を行いつつ、補完するプログラムとして、島全体の背景を知ったり、場所により近づいて触れられる、地先踏査のためのツアーも行います。2024年、東京の最果ての地でお会いしましょう!
— 2.5 architects(森藤文華+葛沁芸)
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2.5 architects 女性建築家2人による一級建築士事務所。 二次元/三次元、自然や風景などをテーマに 建築のみならず、インスタレーション、プロダクトデザインと活動の場を広 げている。これまでに「青海三丁目地先の肖像」(東京ビエンナーレ2020-2021、東京、2021年)、日仏建築文化交 流展2018(ASJ TOKYO CELL、東京、2018年)、連作「Ophelias」(中之条ビエン ナーレ、群馬、2015年)など多くの展覧会に出展。建築作品には鵜原ビーチハウス(2017年)などがある。 https://25-architects.com
ヌトミック × 2.5 architects『しらふの地先へ』
プロジェクトチーム:池田佳穂、葛沁芸、河野遥、森藤文華、額田大志、渡邊織音
宣伝美術:三ッ間菖子 制作:池田佳穂、河野遥
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[東京芸術文化創造発信助成] 主催・企画・製作:ヌトミック、2.5 architects 共催:海の森水上競技場マネジメント共同企業体 協力:みんなのひろば、散策者、東京デスロック、グループ・野原、株式会社モノファクトリー
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本公演に向けて開催してきたトークイベント「青海三丁目地先 リサーチクラブ #4」ご予約受付中!
ゲスト:渋革まろん 詳細はこちら
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nuthmique · 3 months
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活動情報
2024/3/1-3/10  ヌトミック × 2.5 architects 『しらふの地先へ』を開催します
2023/1/28  ヌトミック × 2.5 architects 青海三丁目地先 リサーチクラブ #4を開催します
2023/10/27-10/29  ヌトミック+細井美裕『辿り着いたうねりと、遠回りの巡礼』 終演しました
【舞台映像】『ぼんやりブルース 2022』 U-NEXTにて高音質映像配信中!
【音楽作品】『Our play from our home』 Bandcampにて配信中!
【ヌトミックのメルマガ】ご登録はこちら!
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nuthmique · 8 months
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・・・・・・・・・ ヌトミック × 2.5 architects
青海三丁目地先 リサーチクラブ #4
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2024年春、演劇カンパニー・ヌトミックと建築家ユニット・2.5 architectsは、東京の埋立地をテーマとした演劇公演/展示作品を発表します。
舞台は、かつて「青海三丁目地先」と呼ばれていたゴミの最終処分場であり、東京湾の��真ん中に浮かぶ3km四方の巨大な人工島。東京にありながらも私たちの日常から隔たったこの広大な埋立地は、一体どのような場所なのでしょうか?
この土地を探り、また様々な視点から読み解くために、「青海三丁目地先 リサーチクラブ」を定期的に開催中です。
第4回は演劇とパフォーマンスを中心に批評活動を展開する渋革まろんさんをお招きし、2024年春の公演に向けた途中経過として、2020年代における舞台作品の創作プロセスやコラボレーションの意義などについて、ヌトミックの額田大志と2.5 architectsを交えてのトークを行います。
公演の開催が近づいてきたため、リサーチクラブは今回が最終回となります。
〈日時〉
2024年1月28日(日)15:00~17:00
(14:30開場) 〈会場〉
みんなのひろば(成城学園前)
東京都世田谷区成城5-10-22 Google map 〈参加費〉
1,000円(煎茶・お菓子付き) 〈ゲスト〉
渋革まろん(しぶかわ・まろん)
演劇・パフォーマンスを中心に批評活動を展開。「チェルフィッチュ(ズ)の系譜学――新しい〈群れ〉について」で批評再生塾第三期最優秀賞を受賞。演劇系メディア演劇最強論-ingの〈先月の1本〉にてパフォーマンスとポスト劇場文化に関するレビューを連載(2022)。最近の論考に「WWFesにおける〈らへん〉の系譜」(Body Arts Laboratory、2023)、「これが沖縄の’現実’ですか?」(2023)など。パフォーマンスアートのプロジェクト「R5 遺構 I 以降 since then I from now」(2023)、「Inhabited island - War and Body」(2023)などにも参加。 ➣ #4 申し込みはこちら Googleフォーム
〈これまでの「青海三丁目地先 リサーチクラブ」〉
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#1 2023年9月10日(日)
第1回は、建築史・都市史の専門家である長谷川香氏をお招きし、座談会形式でトークイベントを実施。 東京2020の会場としても使われた埋立地について深掘りするために、五輪施設の土地の前史や、万博・五輪にまつわる臨海埋立地の歴史について伺いました。
ゲスト:長谷川香(はせがわ・かおり) 1985年東京都生まれ。建築史・都市史。東京大学大学院工学系研究科修了、博士(工学)。東京藝術大学美術学部建築科講師。著書に『近代天皇制と東京』(東京大学出版会、2020年)、共著に『明治神宮以前・以後』(鹿島出版会、2015年)など。
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#2 2023年12月6日(水) 第2回は、ドラマトゥルクとして活躍し、東京芸術祭FTレーベルプログラム・ディレクターを務める長島確氏をお招きし、座談会形式でトークイベントを実施。 長島氏がフェスティバル/トーキョーや東京芸術祭も含め手がけてきた「街なか」の上演やプロジェクトを起点に、劇場外で上演を行う可能性と、その広がりを探りました。 ゲスト:長島確(ながしま・かく) ドラマトゥルク。演出家や振付家の創作のパートナーとして、演劇・ダンス・オペラなどのさまざまな現場に参加。劇場のアイデアやノウハウを劇場外に持ち出すことに興味をもち、アートプロジェクトにも積極的に関わる。主なプロジェクトに「アトレウス家」シリーズ、「つくりかた研究所」、「←(やじるし)」、「まちと劇場の技技(わざわざ)交換所」など。また大橋可也&ダンサーズによる江東区を舞台にしたリサーチ型のダンスプロジェクト『ザ・ワールド』(2013-2021)に企画から参加。訳書にベケット『いざ最悪の方へ』、『新訳ベケット戯曲全集』(監修・共訳)ほか。2018〜2020年フェスティバル/トーキョーディレクター、その後2023年まで東京芸術祭のディレクションに関わる。中野成樹+フランケンズのメンバー。東京藝術大学国際芸術創造研究科(GA)准教授。
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#3 2023年12月6日(水)
第3回は、土地にまつわる物語や伝説、建築や都市の歴史などから着想を得て映像インスタレーションを制作し、作品の中から生まれた新たなフォークロアが私たちに何をもたらすのかについての研究も実践する美術家・菅野歩美さんをお招きします。リサーチに基づく作品制作のプロセスや、埋立地にはどのような物語の可能性がありえるのかをお話しします。
ゲスト:菅野歩美(かんの・あゆみ) 1994年東京都生まれ。土地にまつわる物語や伝説を指すフォークロア(伝承)が、なぜ人々によって紡がれてきたのかに関心を持ち、その背後にある歴史や個人の感情を想像することで生まれる「オルタナティヴ・フォークロア」を映像インスタレーションとして表現している。主な展示に、「ICC アニュアル 2023 ものごとのかたち」(NTTインターコミュニケーション・センター、東京、2023)、「明日のハロウィン都市」(SACS、渋谷、2023)、「News From Atopia/アトピアだより」(コートヤードHiroo、東京、2022)など。
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「青海三丁目地先 リサーチクラブ」は、今後も続いてゆく予定です。
メンバーになってくださる方には、次のイベントや活動のお知らせをお送りいたします。
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nuthmique · 8 months
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・・・・・・・・・ ヌトミック
『サンデードライバー』 豊岡演劇祭3町公演
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nuthmique · 8 months
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ヌトミック+細井美裕 マルチチャンネルスピーカーと身体のための演劇作品
『辿り着いたうねりと、遠回りの巡礼』
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テキスト・演出:額田大志*
サウンド・演出:細井美裕
テクニカルディレクター、サウンド/ライティングシステム:伊藤隆之
出演:長沼航*、深澤しほ*、原田つむぎ*
*ヌトミック
愛知県芸術劇場ホームページにて インタビュー公開中!
〈公演日時〉
2023年 10月27日(金)19:00 / 20:30 10月28日(土)11:00◎ / 12:30◎ / 17:00 / 18:30 10月29日(日)11:00★ / 12:30 / 15:30 / 17:00
◎ 託児サービスあり(有料・要事前予約) ★ 鑑賞サポートあり
※各公演定員20名程度 ※上演時間:約30分 ※開場は開演の15分前
〈料金〉
全席自由(税込) 一般 1,000円  U25 500円
※U25は公演日に25歳以下対象(要証明書) ※未就学児入場不可。 ※やむを得ない事情により、内容・出演者等が変更になる場合があります。
〈チケット〉
発売日 9月15日(金)10:00〜
●愛知県芸術劇場オンラインチケットサービス https://www-stage.aac.pref.aichi.jp/event
●愛知芸術文化センタープレイガイド(地下2階) TEL 052-972-0430
〈鑑賞サポート〉
●視覚に障がいがあるお客様へのサポート
・事前にプログラムのデータをEメールで送りできます。 ・10月29日(日)11:00公演の開演前に、視覚に障害のあるお客さまを対象にした舞台の事前説明を行います。 ご希望の方は、前日までに劇場事務局(問合せ先)までご連絡ください。
●託児サービス
【28日(土)11:00公演、12:30公演のみ】 対象:満1歳以上の未就学児 料金:1名につき1,000円(税込) 申込締切:10月21日(土) 託児申込・お問合せ:オフィス・パレット株式会社  TEL 0120-353-528(携帯電話からは052-562-5005) 受付時間:平日9:00-17:00 土9:00-12:00(日祝休み)
〈スタッフ・クレジット〉
舞台監督:世古口善徳(愛知県芸術劇場) 照明:鷹見茜里(愛知県芸術劇場) 配信テクニカルアドバイザー:イトウユウヤ 宣伝美術:田中せり 制作:村松里実 プロデューサー:山本麦子(愛知県芸術劇場)
助成:文化庁文化芸術振興費補助金 劇場・音楽堂等活性化・ネットワーク強化事業 (地域の中核劇場・音楽堂等活性化)|独立行政法人日本芸術文化振興会
協力:高原文江(山口情報芸術センター[YCAM])、一般社団法人ベンチ、有楽町アートアーバニズムYAU、みんなのひろば
主催:愛知県芸術劇場
〈お問い合わせ〉
愛知県芸術劇場
TEL: 052-211-7552(10:00~18:00) FAX: 052-971-5541 Email: contact△aaf.or.jp(「△」を「@」に置き換えてください。)
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nuthmique · 1 year
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・・・・・・・・・ ヌトミック
『ぼんやりブルース 2022』
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nuthmique · 2 years
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走り切ったエネルギー、その先へ
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nuthmique · 2 years
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・・・・・・・・・ ヌトミック
『SUPERHUMAN 2022』
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〈野外公演に関する諸注意〉 ・雨天決行、荒天中止。天候に関わらず、各公演の当日12:00に、上演の可否をHP・Twitterにて発表いたします。 ・アクティングエリア、特設客席共に、屋根のない野外での上演となります。雨具、防寒具等は、各自のご判断でご用意の上、ご来場ください。なお、ご観劇中の傘のご使用は禁止させていただきます。 ・お手洗いは公園敷地内にもございますが、あらかじめお済ませの上、ご来場ください。 〈当日のご入場方法〉 -受付(開演40分前より)- Peatixでご購入済みのお客様は、Peatixアプリにログインの上、電子チケットをご表示いただくか、QRコードをプリントアウトしてご持参ください。予約完了メールではQRコード等が確認できないため、あらかじめアプリ等のご準備をお願いいたします。 電話予約のお客様は、受付にてお名前をお申し出の上、現金にてお支払いください。整理番号付きチケットを発券いたします。 U-29・高校生以下・港区民割引のお客様は、受付にて証明書をご提示ください。 -開場(開演20分前より)- 開場時刻より、整理番号順にご入場いただきます。 整理番号は各券種ごとに発行しております。一般・U-29・高校生以下・港区民割引の各1番よりご入場いただきます。お連れ様と券種が異なる場合も、お手元の番号のお呼び出しがあるまでお待ちください。なお、お呼び出し終了後の整理番号は無効となります。 〈新型コロナウイルス感染症対策 ご協力のお願い〉 ・ご来場の際には必ずマスクのご着用のうえ、会場にて検温・手指消毒にご協力をお願いいたします。 ・公演当日、37.5度以上の熱がある方、風邪などの症状がある方、体調が優れない方は、ご来場をお控えください。 ・ご予約時、氏名・連絡先(電話番号)のご提出にご協力をお願いいたします。万が一来場者から感染者が発生した場合など、必要に応じて保健所等の公的機関へ提供いたします。それ以外の目的には使用いたしません。 ・感染症拡大などのやむをえない理由により、内容の変更や公演中止の可能性がございますこと、あらかじめご了承ください。 〈スタッフ・クレジット〉 舞台監督:中西隆雄 音響:山川権 照明:松本永(eimatsumoto Co.Ltd.)、佐々木夕貴(eimatsumoto Co.Ltd.) 照明操作:久保田つばさ 舞台美術:渡邊織音、堀尾理沙 衣装:中島エリカ 演出助手:中野真由子 演出部:三津田なつみ 制作補���:平野みなの 制作:河野遥 協力:青年団、レトル、散策者、東京デスロック、グループ・野原、ラズカルズ、みんなのひろば 後援:港区 助成:公益財団法人セゾン文化財団、芸術文化振興基金、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 企画・製作・主催:ヌトミック
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【出演者降板のお知らせ】(10月18日発表) この度、ヌトミック『SUPERHUMAN 2022』に出演を予定しておりました佐藤滋さんですが、17日午前に発熱症状があり、医療機関を受診したところ新型コロナウイルス感染症陽性と診断されたため、降板することになりました。 公演関係者に濃厚接触はありませんでしたが、出演者は大事をとって検査を受けたところ全員の【陰性】が確認できましたため、本公演は予定通り10月21日より、佐藤さん以外の6名にて実施いたします。 降板によるチケットの払い戻しは行いませんこと、何卒ご了承いただけますと幸いです。 本公演を楽しみにお待ちいただいていた皆様には、ご心配をおかけいたしますことを心よりお詫び申し上げます。 以下、ヌトミック主宰の額田大志よりご挨拶申し上げます。 出演者の佐藤滋さんに新型コロナウイルスの陽性反応が出たため、やむを得ず降板となりました。ただ他の出演者の陰性確認が取れたため『SUPERHUMAN 2022』は「代役を立てず6名の出演者」で上演を行います。出演者それぞれが、佐藤さんのパフォーマンスを引き継いだ形で上演に臨みます。 日々のリハーサルでは、佐藤さんの参加により、思わず笑みがこぼれてしまうようなシーン、不思議と胸が熱くなるような場面が幾つも生まれていました。その力強さと温かさを上演に取り込みながら、最後の数日間、出演者とスタッフ一丸となって作品を仕上げていきます。『SUPERHUMAN 2022』はいわゆるストーリーや役以上に「異なる人と人が出会うことで生まれるパフォーマンス」に重きを置いた作品です。佐藤さんがこれまでにつくりあげてくれたパフォーマンスをもとに、6名の出演者とスタッフ総出で一部を作り直すことで、クオリティを保った上演を実施することは可能であると判断しました。 佐藤さんのご出演を楽しみにしていたお客様には大変申し訳ございません。ただ、出演は叶いませんでしたが、佐藤さんの痕跡は確かに残った上演になっています。 どうぞ上演を楽しみに、芝公園まで足をお運びいただけたら幸いです。 ヌトミック主宰 額田大志 〈お問い合わせ〉 Web|https://nuthmique.com/ Mail|[email protected] Tel|050-5435-3392
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nuthmique · 2 years
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・・・・・・・・・ ヌトミック
『ぼんやりブルース 2022』ツアー
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nuthmique · 2 years
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・・・・・・・・・ TACT Festival 2022 街角LIVE! ヌトミック
『ここ!』
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nuthmique · 2 years
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・・・・・・・・・ ヌトミックのひろば vol.2
ヌトミック・エクスペリエンス
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nuthmique · 2 years
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・・・・・・・・・ ヌトミックのひろば Vol.1
『何事もチューン』のチューンナップ
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nuthmique · 3 years
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・・・・・・・・・ ヌトミック
『ぼんやりブルース』
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nuthmique · 3 years
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『ぼんやりブルース』出演者インタビュー
 前回のインタビューでは出演者の額田さんと藤瀬さんにテキストと身体の関わり方についてお伺いしました。今回は、ヌトミック初参加の朝倉さんと、メンバーになってから本公演に2回目の出演となる長沼さんに各々が舞台作品について持っている興味・関心が今作でどのように探求されているのか、ヌトミックの特殊なテキストとの向き合い方について伺います。(聞き手・編集:深澤しほ) ◆ヌトミックとの出会いと印象 深澤  ご自身のこれまでの活動とヌトミックの作品をご覧になった時の感想をお聞きしたいです。 朝倉  演劇は大学の時にパフォーマンスの研究をしていて、身体の使い方や身振りの生まれ方に興味がありました。それと身振りと言葉の関係性にも興味があって、友達にチェルフィッチュのオーディションがあると教えてもらって、そこから初めて演劇にチャレンジしてみました。元々、演劇をやるぞっていう感じではなく、言葉と身体の関係に興味があって始めたという感じです。 ヌトミックは『SUPERHUMAN』を見たときに、出演者の人たちが超人っぽくて、見ていて楽しいなと思ったのを覚えています。それから会場のBUoYが地下で洞窟っぽいところだったから、知らない新しい生命体を見た、という感覚があって面白くて。あと、俳優じゃない人が出演しているところがすごくいいなって思いました。音楽的なテキストの扱い方については私が体験したことのないものだったので、舞台に立っている人達の内側はどうなっているんだろうってとても興味がありました。 長沼  演劇は大学1年生のときヨーロッパ企画をきっかけに観るようになって、チラシ束とかTwitterで情報を集めつつ劇場に通うようになりました。それこそ、僕が初めて演劇の公演のようなものに演者として参加したのは、今回出演してるスズケンさん(鈴木の愛称)が生西康典さんとやっていた『日々の公演』という企画で、それも確かTwitterで情報を拾って行ったんだと思います。ヌトミックの話とかしたりもしてて3年越しにこうやってヌトミックメンバーとして一緒に共演できるのは感慨深いですね。 僕がヌトミック作品で最初に観たのは『SUPERHUMAN』でした。その前に大学の授業で『それからの街』の戯曲を紹介されて、頭の片隅にあるかないかくらいの感じで覚えていたんですけど、『SUPERHUMAN』の時にやっと見に行けるぞと思って。 印象に残っているのは最初のシーンで、Aokidさんが泳いで北千住からオーストラリアまで行ってそっから垂直に宇宙まで行ってまた北千住に戻ってくるみたいな台詞があって、それがなんかすごくいいなっていう。BUoYというコンクリートで地下で廃墟っていう場所性の強いところから言葉と身体によってめっちゃ遠くまで飛んでいく。飛んでいきつつ、よくわかんないけど指相撲し始めたりしちゃうっていう(笑)。スケールが大きくなったり小さくなったりして、なんか笑える感じが面白いなーみたいなそういう印象がありました。 あともう一つ強く記憶に残っているのは、2018年のこまばアゴラ演出家コンクールで額田さんがやった『お気に召すまま』。青年団の俳優の人たちがそれぞれ持ってる武器を組み合わせて、あとは額田さんの音楽的なテキストの処理でゲラゲラ笑って、でも上演として成立してて面白かったです。全体としてパワー、跳躍力があるなと感じていました。
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――『SUPERHUMAN』(2018) ◆稽古場で起こる体験を言語化し、共有する 深澤  今作の創作過程で、印象的だった出来事はありますか? 長沼  稽古の最初の方で、楽譜のようなテキストを渡されて、それをもとに何度か立ち稽古をしたんですけど、その後にみんなで、これわからないなーっていう風になって、車座になって話すっていうことがありました。 深澤  何に対して、わからないという時間が生まれていたんですか? 朝倉  テキストに書かれた言葉を発する時に、その言葉を投げる対象はなんなのか、とか、お客さんに対してやるのか空間に対してやるのか、というモヤモヤした感じがあって、パフォーマンスする時の根拠みたいなことがまだしっかり把握できていない状況だったんだと思います。私が分からなくて面白かったのは、額田さんは結構、楽器として居れるみたいなことを言ってたんですけど、それは彼が音楽家だからなのかなと思って。 長沼  あとは、これも序盤のワークショップの時に、壁や床を叩いて音を出すタスクからパフォーマンスの身体を立ち上げるみたいなことをやりましたね。対話としての発話ではなく、フラットな空間から音楽的に声を出す状態に持っていく。そのための方法として、現に存在している物に関わってみるところからはじめようという実験でした。 額田さんからの指示として、ただ漫然と音を鳴らすんじゃなくて、音楽的に良いか悪いかを判断しながら鳴らしにいってください、というのがあって。それで一回やってみたあと、朝倉さんが「めっちゃ恥ずかしい」みたいなことを言ったんですよね。「めっちゃ恥ずかしい、何これ?」みたいなのを、平然とはっきり言っていたのがすごく印象的でした。 朝倉さん面白いなっていうか、それは稽古場でのコミュニケーションみたいな部分での話なんだけど。今回稽古場にはたいてい6人の出演者と演出助手の(鈴木)啓佑さんがいて、当然だけどそれぞれ言う事も違うし一人一人が持っている視野みたいなものも違う。 そのなかでも朝倉さんは「出来ない」っていうことに敏感だなって思います。要請されていることが出来ない時に「出来ない」って言ったり、他の俳優たちに「みんなだったらどうやってやる?」みたいなことを聞ける、聞いてくれるっていうのはいいなと思って。いいコミュニケーションだなっていう風に思いました。 朝倉  自分が良いと思える音を出せる身体の状態とか、その場で過ごしやすい居方とか、そのときはまだ状況がよく分からなくて。みんな普通にパフォーマンスしてるけど私ができないのはなぜだ、って思ったんです。多分、友達の前ならできるけど初対面で知らない人達に自分の身体性をさらけ出すのが恥ずかしいっていう、その感じが強かったんだと思う。 最初は、カンパニーのメンバーの人達とはじめましてだ、どうしようみたいな。ヌトミックのメンバーの人達の空気感って、わーっと盛り上がる雰囲気ではないけど、会話はしなくとも思い合っているような関係性があるのが見ていて分かったから、多分そういう、既に関係性が出来上がってる人たちの前で初対面の自分がわーっといきなりパフォーマンスをする、っていうことが恥ずかしいなって思ったのかもしれない。 今は単純に、出演者のみんなと会う回数が増えたし、一緒に意見交換する機会も増えてその人がどういう風に考えているのかみたいことが少しずつわかってきたし、休憩時間に雑談も増えて環境に慣れてきたっていうのはあります。 出来ないことについては少しでも引っかかったことがあると、不安でちゃんと舞台に立てないので出来ない、という感覚に敏感になってしまうのかもしれません。ダンスシーンや自分の身振りについてうまく整理がつかなくて身体が動けなくなってしまって、出来ない……と本当に困っていたときに藤瀬さんに相談したら、今は外からこんな風に見えてるよ、とか、こんな作り方はどうかな、とみんなでダンスシーンを立ち上げてく方法を提案してくださって、1人でモワモワ考えて空気が淀んだ部屋にポツンといたけど、そこに超新鮮な空気が一気に入ってくるみたいな感覚で、あ、分かんないこと話したり聞いたりしてもいいんだと思って、そこから出来なかったり分かんないことをみんなに共有できるようになりました。 そして引っかかったことを共有したらみんな真摯に答えてくれるし、俳優だったりダンサーだったり音楽家だったりそれぞれ違う専門分野の人達なのでいろんな視点から意見をもらえて、とてもありがたいです。
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——稽古場に積まれた石(小道具) ◆テキストとの関わり方と創作での発見 深澤  ヌトミックのテキストって俳優にあて書きをしているから役名がないじゃないですか。よく額田さんも、本人の感じでいてほしい、という風に言っている気がするのですが、舞台上でセリフが与えられているので必ずしも自分自身で立てるわけじゃないと思うんですね。テキストとの向き合い方や、舞台上で演じる際にどうやって整理をつけてるのか聞きたいです。 長沼  僕は、いつも「キャラクターはやらないけどテキストはやっている」っていう言い方ですべてを説明しようとしていて。それが本当に自分の演技の説明として合ってるかどうかはわからないけど、少なくとも意識の上では人物としてのキャラクターというよりもテキストに含まれている性質みたいなのを拾い上げることに比重を置いてます。それでも結局、演じるのは長沼航という生身の身体なので、テキストの性質は喋り方とか身振りとかに変換されて出てくる。そうすると、結果的に観客には人の形みたいなものが見えてくるだろうし、それが作品にとって良い位置に起きるようにしたいっていうのは考えています。 例えば、あるシーンでは、「おーい」とか「みんな」って遠くの方に呼びかけることと、「立ってる」って自分に(物理的には)最も近い身体の状況を確認することとが並べて書かれていて、距離みたいなものになんらかこだわりのあるテキストなんだなと読み取っています。だから、台詞を覚えて喋る/動くなかでは、それをどう身体に起こすかっていうのを考えながらやっていますね。 でも、僕は演技をゆっくりとか重くやりがちなんです、基本のモードとして。人いるなー物あるなーって思ってからじゃないと話そうと思えなくて。その作業を時間かけてやると結構湿っぽい感じになっちゃうんです。だけど額田さんの書くテキストはあんまりそういう感じじゃない。というか、そういう風にも読めるんだけど、湿り気はすごい力で吹っ飛ばした方が、それこそ跳躍力がブーストされて面白いだろうなということは思っていて。だから、ショーイング後からの稽古では自分の中でスピードを上げるとか軽量化することはある程度意識して作ってますね。そういう意味でテキストのもっと大枠の「ノリ」も気にしているのかもしれないです。 稽古の初期に最初の数シーンのテキストができて読み合わせしようっていうときに、結構ハイテンションで読んだんですよ。僕は音読、目の前に紙があってそれを読むときはすごくテンションあげられるんです。でも、台本外すと全然言えないんですよね。テンションの高い状態を支える仕組みをちゃんと作ってからじゃないと、なんかダメで。紙が目の前にあるときは、テキストはテキストとしてあって、それを読む私も私でいるけど、読んでる私の身体自体はそんなに大事じゃない。 だから、ある種透明化しちゃって割り切って声だけでノリとかキャラクターを全面でやるみたいなことができる。だけど、覚えて演技する段階になると、それは結構難しい。台詞を思い出さなきゃいけないし、何かしら動かないといけない。それでいつも立ち上げるのに時間がかかって、結局ゆっくりになってしまう。 今回はそれをいろんな側面で他の人の力を借りつつ解決しようとしていたんです。例えば、バックで楽器の演奏があるとか、話を聞いてる人がいるとか。でもみんなのひろば(ヌトミックの普段の稽古場)は狭いので、勢いが音の反響とか人の反応で適度にフィードバックされて比較的うまく行きやすいんだけど、森下スタジオに入ってアゴラの実寸を取ったらめっちゃ広い、しかも横長って気づいちゃって。しっかり考えないとこの空間に対して演技はできないって思ったんです。それから少しずつ空間と演技について考えるようになって、あとは上演のあり方もみんなで再考したりもして、ショーイングまででなんとなくの方向性というか、演技の出力がこれぐらいになればこの広さの空間にフィットするんだっていうのがわかったので、いまはそれを安定してできるような仕組みを探しながら稽古を進めてる感じです。 深澤  テキストが目の前にあることの安心感ってありますよね。拠り所、というか今のパフォーマンスはこのテキストをもとにやっていますという前提が観客にも共有されるから安心して大きい声を出せる、というか。 例えば、本公演とは別の「ヌトミックのコンサート」では楽譜が目の前にあるということが音楽的に声を出せる状態の助けになるけど、暗譜というか、暗記した状態でテキストを外した時に、目線や身体の状態の印象は体感としてかなり違うんだろうなと思っています。 ヌトミックのテキストはモノローグの身体になったり演奏する身体になったり、色々な身体の状態が登場すると思うのですが、朝倉さんはそういう様々な身体とどう折り合いをつけて立っていますか? 朝倉  「テキストに振り回されちゃえ!」って思っています。音楽的なシーンの時は、舞台上にいる時の感覚が自分は機械、っていうかスピーカーっぽい感じです。でも、空間とか観客の人とかに対しては、モノと人のあいだ、みたいな感じがあったり。シーンによって結構状態が違って、例えば、私以外のみんなが演奏する身体で大きな声を出している時に、私がモノローグでテキストを読む時は、嵐の中とか台風、荒波の中で旗振ってるけど全然助けてくれない!みたいな感覚が、日によってそれがすごく変わるのが面白いなって思っていて。同じシーンでも感覚が毎回違うから、それはもう楽しんでいいのかなって思ったりしています。 深澤  演劇を見始めた時「身振りと言葉の関係性」に興味を持っていたと先ほどのお話にもありましたが、今回『ぼんやりブルース』で「身振りと言葉の関係性」という部分では何か新たな面白みや発見はありましたか? 朝倉  額田さんが弾いた音に対して私が声で応答して、そこに藤瀬さんがやってきてそれぞれ3人が響き合うようにモノローグからダンスへ、でもそれぞれの時間の中で過ごしているというようなシーンがあるのですが、そこがまだ少し不明瞭で、みんなにモヤモヤを共有して、外から見ていてどう映っているのか確認しています。「音と言葉/テキスト」についての関係の結び方は未だに探索中です。本番までの稽古の中でちゃんと分かっていきたいことですね。 あと、楽譜的に並んでいるテキストを発話するとき、指定されているタイミングで言わなければ言葉が流れていってしまってシーンとして成立しなくなってしまうとか、指定されたカウントで言葉を言うときに数字に一瞬だけ縛られるみたいなことが自分の中で起こったり、他の人と同じ言葉を同じタイミングで言うときに、他の人にその言葉を言う時間を委ねてその時間に自分の時間を合わせていくみたいな感覚は新しい発見だったなと思います。 それから、もっとちゃんとテキストのことを知りたいってショーイングの後に思いました。テキストに振り回されても今言っていることや状況は自分はちゃんと分かっているから大丈夫だって思いたいからなんですけど、テキストに良い振り回され方をするために、自分がしっかり立つためにもっとテキストのことを理解したいです。 長沼  その話をショーイング後の振り返りのとき聞いて、ほんとそうだなと僕も思いました。それで、こないだの稽古では額田さんにテキストについて細かく聞いたんですね。コンセプトというよりも「なんでここで間があるんですか?」とか「この“ありがとう”は何に対する感謝なんですかね?」とか語句や文単位での疑問を解消したいと思って。そしたら「これはそういうことだったんだ!」っていうところばかりでしたね。逆の意味だと思っていたことがたくさんあって。結構自分が作っていた回路とは違ってたりもしたので、テキストについて整理する時間が普通にあっていいなー、というか。 演劇を作るなかでテキストの精読を誰が担うのかっていろいろ語られ実践されていると思うんです。皆がフラットにテキストに向き合うのか、それとも誰かが意味を決定する人になるのか。僕は今回のテキストに関しては今のままでは責任を負いきれないなって判断しました。一人でこういう意味かなーって考えるより、目の前にいるテキスト書いた人にどういうことなのかって聞いていいなっていうか、聞いた上でやんなきゃいけないことなんてたくさんあるから、さっさと聞いた方がよかったなって思いました。 深澤  稽古を見ていると、出演者の中でも特にビリー(長沼の愛称)は毎回自分の身体を細かく観察しながらトライしている、という風に感じます。ショーイングで初めて客席を前にパフォーマンスしたわけですが、その中での気づきはありましたか? 長沼  そうですね。自分でも自分のやってること、深澤さんの言葉で言えば「観察」がどういう操作なのか、3年くらい演技しててもまだまだわかんない部分って多くて。良くも悪くも身体の癖みたいなものも含まれちゃってるのは課題なんですけど。 さっきも言った通り自分のペースを崩しちゃうと軋みやすいというか、無理に何かを能動的にやろうとするとその能動性への疑いが生まれてくるんですね。特に知らない人の目が入るとやっぱりいろいろ考えちゃって、こないだのショーイングも20人くらいの人がいて「判定されてる……」って思う。だから、ジャッジの目をかいくぐるために大きな能動性みたいなものを手放そうとはしていて、それでこういう演技になってるのかな? 例えば、今回は演奏っぽいシーンとかだとまずは音楽という時間的な枠組みがあって、そのなかで発声しますよね。この場合はフレームが僕の意志とは関係なくもう決まってるから結構パフォーマンスとしては安心してできて、でも声を一つ一つ操作しにかかるとダメになっちゃったりして。それって、他の人の演奏の流れや自分の身体の持ってる時間を汲むことの延長線上に声を大きくしたり小さくしたり、高くしたり低くしたりっていう操作はやってこないといけないって思っているからなんですけど。でも同時に舞台には歩いて出てきてるし、どこかで自分の意志や意識はあるんでそこから出てくる行為がその場しのぎの操作になってないぞって思えるように頑張りたいなと、ショーイングを経てまた思いました。 あと、少し話が逸れるんですけど、目の前にいる観客は自分を動かしうる「何か」になるのか、っていうのはずっと考えてて。観客ってマスとしての観客と個人としての観客がいると思うんです。そして、俳優として舞台上から観客に関わる場面って時々あるんですけど、個人に向き合おうとすると結構限界っていうか、その観客の演劇や上演への向き合い方自体にも関わらなきゃいけなくなっちゃって、しんどいんですよね。 舞台上に自分しかいないのに、お客さんが自分のこと見てなかったりすると、シンプルに悲しくなっちゃうし……。そういうことを気にするのはパフォーマンスとしても良くないし単純に辛いんですよ。だから、観客に向かって何かするときにはマスとしての観客を相手にしようと思うんですけど、じゃあ観客をある一つの集合としてまとめあげるにはどうすればいいかとか、そもそもその方向でいいのか?っていう別の問題もあって。まだ明確な答えは出てません。やっぱり観客とどう関わるかっていうのは個人的にはずっと課題ですね。 なんか気弱なことばかり言っちゃったんですけど、ヌトミックの上演はいろんな付き合い方が混ざってるのが難しくも面白いところで、これからの稽古でもどんどん詰めていけると良いなと思ってます。ひ〜!
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朝倉千恵子 俳優。東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。 フリーランスで関東を拠点に活動中。チェルフィッチュ『三月の5日間』リクリエーション(2017年~2019年)、ジゼル・ヴィエンヌ、エティエンヌ・ビドー=レイ『ショールームダミーズ#4』(2020年)、ロロ『いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三小学校』(2021年)に俳優として参加。また自身でもパフォーマンスや映像作品を制作している。 長沼航 俳優(大学院生)。1998年生まれ。 散策者とヌトミックの2つの劇団に所属しつつ、演劇やダンスなど舞台芸術の創作・上演に幅広く関わっている。最近は「劇および演技の素材をどう作るか(=ワークとトレーニング)」「作られた演技はどのように記録されるか(=メモ)」について関心を持っている。定食に目がない(特に肉厚の生姜焼き定食)。
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