沈黙の竜
とある八幡宮にある手水舎、昨今の影響によって水を吐かなくなった竜。
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KCT2020 お披露目会
此度、ついに我らが酒が皆の元へと届く日を迎えることが出来た!!
KCT2020 「つけてみそかけてみそに合う日本酒」。
一月八日、三越栄店にて、夢にまで見た試飲試食・販売会の開始。
初日より実に多くの者が駆けつけてくれておった。
此度構えていた試飲試食会。
ナカモ殿の「つけてみそかけてみそ」をかけたおでんと共に、実際に我らの酒を合わせて貰う場と成した。
店内には、此処までの道のりを展示してくれておったぞ。
子の成長を見守り、慶ぶ親の心境と言えような。
十一日は、金虎酒造の水野殿と共にお披露目会に出陣。
此処までの足跡、開発秘話。
酒の魅力。
様々な事を交え語ろうた。
思えば昨年六月二十四日。
織田信長様からのさぷらいずぷれぜんとを賜り、日本酒を作る事と相成った。
金虎酒造の水野殿、杜氏の木村殿と随分と試行錯誤し語り合い、此処まで来た。
ナカモの杉本殿、日本酒の第一人者たる田中順子殿、左右田慎一郎殿にも随分と助言と指導を賜り、水野殿木村殿と共闘するにあたりより酒の事を理解できるよう修練を積み唎酒師にも挑んだ。
此処までの道程が、一つ一つ鮮やかに蘇る。
その日々の結晶が、今こうして此処に。
胸も目頭も熱くなる事この上無い。
これまで支え協力し、応援してくれた者達に感謝を伝えたい。
本当に有難う御座った。
此度のKCT2020 試飲試食会・販売会はこれにて終了致すが、酒自体はまだ三越殿にて購入する事が出来るようじゃ。
また当然ながら金虎酒造殿の蔵にて。
そして名古屋城下金シャチ横丁、「十代目儀助」殿でも手に入れる事が出来るぞ。
此度の完成を以て終わりとするのではなく、これからも此の縁と結果を以て様々な事を催して参りたい。
皆の者、これからも宜しく頼む!
加藤清正
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武者絵が如く
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魂入れ
先日上槽を終え、完成した我らが酒。
ついに最終調整も終え、付票を貼る段階相成った。
この付票。
まさに日本酒の顔。
さらに言えば魂。
水野殿に指南を受け、一つ一つ心を込め魂を込める。
一枚一枚丁寧に。
一つ一つ積み上げ、それを堅固な絆と成す。
石垣積みと同じじゃな。
ついに完成!
愈々皆の元へと届ける段階に入った。
明後日八日には栄の三越にて皆の元へと届けられよう。
皆の者、楽しみに待っておれ!!
加藤清正
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191221
〜夢幻の城 安土夢の旅〜 その壱
令和元年師走二十一日。
世はクリスマス間近、そして年末へと向けて慌ただしい中、私たちは旅立った。
夢幻の城、"安土"そして安土城が落城し廃城となった後安土越し(名古屋でいう清洲越しと同意)が行われた"近江八幡"へ。
何故旅立ったかというと、今回のツアーは名古屋おもてなし武将隊 家臣団イベントの一角である。
今年結成十周年を迎えた名古屋おもてなし武将隊は、家臣団イベントを「武将隊漫遊記」と称し400年前から蘇った6人の武将ゆかりの地を武将本人と一緒に巡ったり、はたまた名古屋の伝統工芸や名古屋の銘菓を一緒に作ったりと、かなり太っ腹な企画になっているのである。
今回はその第八弾目「織田信長(様)と行く天下獲りの城・安土城と近江八幡巡りツアー」の開催であった。
朝7:50頃、名古屋駅太閤口噴水前に集合。8時を過ぎて名古屋駅出発。
長い長い旅の始まりであった。
名古屋高速に乗り名古屋城付近を通過。
一宮JCTで名神高速に入り木曽三川を渡り美濃国(岐阜県)へ。羽島で東海道新幹線の高架をくぐり大垣、養老、関ヶ原も順調に通過し伊吹山を越えていよいよ目的地の近江国に入った。
この"近江"は滋賀県の旧国名である。
京の都のすぐ近くにある湖、これは琵琶湖のことを指すが京の都に近いことからこの国名になったともいわれている。
(余談ではあるが静岡県の旧国名は遠江、すなわちこれは琵琶湖や京の都から遠いことからこの国名になったという説がある)
話をもとに戻そう。
彦根の近く、多賀SAでトイレ休憩をとった。
この近くは現在国営放送の朝ドラで取り上げられている信楽に近いのか、土産物屋には狸の置物がたくさん置かれていた。
八日市ICで名神高速を降り、
一般道を20分ほどかけて最初の目的地、近江八幡城跡へ向けて走った。
暫くするとロープウェイと、傾斜のある山が見えてきた。
どうやら最初の目的地、
八幡山城が見えてきたようだ。
バスを降りロープウェイ乗り場に向かい
ロープウェイに乗り込んで山頂にある八幡山城址駅へ向かう。
ロープウェイから見えた景色はなかなかの絶景であった。
ロープウェイを降り上へ上へと道が続いている。傾斜はなかなかに険しい山だった。
十分ほど歩き西の丸跡へたどり着く。
そこで見えたのは間近に見える琵琶の湖と可愛らしい猫たちがいた。
西の丸跡を堪能した後はさらに上にある瑞龍寺へ。
ここはどうやら歴史あるお寺のようで、
八幡山城城主、秀次公(秀吉公の甥)の生母・日秀尼(にっしゅうに•秀吉公の姉)が息子の菩提を弔って建立した寺院らしい。
ここからの眺めもなかなかの絶景であった。
瑞龍寺のあとは展望楼へ。
ここには城主である秀次公の他に、近江ゆかりの戦国武将など簡易的な展示がされていた。
展望楼を見た後は再びロープウェイに乗り、下山。
バスに乗り込み昼食場所でもある水茎焼 陶芸の里へ。
そこで用意されていたのは近江牛のすき焼き!
これがとても美味であった。
夢幻の城 安土の旅 その弍へ続く
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順調
先日仕込みを開始した我ら。
それから幾日か経ち、経過を見に行って参った。
我らが仕込んだ桶には、綺麗に蒸米が浮かび所謂「飯蓋」が出来ておった。
この下では、より濃醇な酒質が出来上がっていくと聞く。
我らが目指す酒に向かっている状況じゃ。
順調と言えるであろうな。
この段階で味見もしたが、既に美味なる味わいであった!
これからどう仕上がっていくか、楽しみな限り。
皆の者、楽しみに待っておれ!!
加藤清正
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上槽
皆の者、聞いてくれ。
此度ついに。
ついに我らが酒が完成致した。
正確には、所謂上槽を終えたところじゃな。
醸された米を機械にて搾り、管を通し貯蔵した形じゃ。
これからろ過、火入れなどの調整を行い瓶に詰め皆の元へと届ける所存。
水野殿手ずから汲み入れて貰い、味を確かめる。
味わいはまことに上々。
つけてみそかけてみそとも合わせてみたが、実によく合い、互いの味を引き立てる。
最高の酒に仕上がった!
発売の日取りは一月八日!
皆々、楽しみに待っておれ!!
加藤清正
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酒造り、初戦
此度、愈々酒造りが始まった。
水野殿から連絡を受け、儂も急ぎ援軍に参った。
ついに我らの想いが形となる時。
この瞬間を待っておった!
まずは蒸された米を放冷機にて冷やす戦さ。
大釜にて蒸された米をえいさほいさと放冷機へと移していく。
一粒の米もこぼさず、無駄にせず、五穀豊穣を感謝しながら大切に冷やしていく。
均一に冷やすことができるよう、全体を均していく。
この戦さがまた難しかった。
適度に冷えた米を鉄桶に投入し、攪拌する戦さ。
この「櫂入れ」。
槍と似て非なる捌き方を求められ、なかなかの歯応えが御座った。
杜氏の木村殿の戦さを見守る我ら。
いつも柔和な木村殿であるが、此度は歴戦の強者然と致し、いつも以上に実に頼もしく見えた。
皆の者、待たせたな。
このようについに我らの戦さが始まった。
どのような酒ができるか、引き続き楽しみに待っててくれ。
これからつくる酒も、これまでの金虎酒造殿の酒同様、広く知られた名酒となる事を望む。
加藤清正
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酒米視察
先日皆を金虎酒造殿酒蔵に招き、酒造りのなんたるかを皆に知ってもらった我ら。
此度は、その酒に使う「酒米」の生育状況を観に安城市に行って参った。
酒米を育てる農家殿と顔を合わせ、直接に今の酒米の状況と、酒米作りの面白さを聞かせてもろうた。
今年の天候状況や暑さは順当なるものではなかった故少々心配しておったが、大きく実り、美しい稲穂であった。
酒米を育てる皆々の情熱、それを受け継ぎ酒を造る酒造の皆。
多くの人が関わり、相乗効果でより美味い酒が醸されるのであるなと深く感じ入った次第。
此度の出会いと経験を糧に、より真摯に酒造りに没頭できる。
我らの情熱の行く末、見逃すな。
加藤清正
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セントレアの夕景
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主の背中
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酒蔵案内
先日松尾大社に行き、醸造祈願をしてきた我ら。
此度は我が家臣団を金虎酒造殿の蔵に招き、酒造りについて知ってもろうた。
まずは鬨の声をあげ、蔵内を案内致す。
左は酒米を蒸し、冷却する場。
右は酒を醸造する鉄桶の場。
杜氏の木村殿直々に説明をしてくれた。
案内ののちは水野殿、木村殿と共にからくり紙芝居を用いた講義。
そして甘味と合わせた試飲を楽しんでもらった。
普段甘味と酒を合わせる事はなかなかない。
水野殿のこだわりにより、酒と合う甘味を用意しもてなした。
此度試飲してもらった酒は
大吟醸、名古屋城本丸御殿
純米吟醸、虎変
特別純米、虎変 秋上がり
Pinky Tiggy
の四種類じゃ。
Pinky Tiggyは今回のみの特別な酒。
水野殿が商品化前の酒を格別の計らいで出してくれたものじゃ。
いわば、此度此処でしか味わう事の出来なかった貴重なる酒。
実に美味なる酒であった。
商品化が待ち遠しい限りである。
此度の案内を通し我らが酒造りのこだわり、難しさ、面白さが伝わっておれば幸甚じゃ。
次は、我らのつくる酒で使う酒米を見に行って参る。
我らが続報、見逃すな。
加藤清正
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先日研究センターにて、我等が酒の行く道を見定めた我ら。
いよいよ酒造りに入る段となり、醸造の祖神として名高き松尾大社に酒造りの成功を祈願して参った。
金虎酒造殿の水野殿と共に、恙なく良き酒を作れる事を祈る。
松尾大社は全国の酒造家、醸造家から絶大なる崇敬を受けており、境内にもその信仰の強さがよく見て取れるものが多々あった。
多くの酒造から奉納された酒樽。
また酒樽を射て吉凶を占う樽うらない。
ここでは水野殿の弓の腕前を見せてもろうた。
結果は全て的中。
世が世なら我が家臣に…と思わず思うてしまうほどの腕前じゃった。
見事也。
参拝の後は境内には併設された博物館に行って参ったぞ。
酒造りの歴史を豊富な資料と共に学ぶことができる良い施設であった。
此度の醸造祈願を通し、より静かなる心で酒と向き合うことが出来た。
これで我らが酒造りも神の加護を得た。
引き続き、よき酒造りに向かって突き進んで参る。
加藤清正
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研究結果
先日食品工業技術センターに赴き、米と麹の配合、最適なる酵母の研究に勤しんだ我ら。
そろそろ結果が出る頃であろうと、再び水野殿、木村殿と技術センターに赴いた。
此度致すはアルコール度数の測定と、味の見定め。
木村殿に指導を仰ぎながら、最新の機器にて結果を測る。
一体どうなるか…!
結果は上々!
試飲も致し、かなりの精度で我らの酒の行く先が定まった。
あとは杜氏の木村殿が、更なる細かい調整をし決定致す。
我らが酒造り、ここまでは順調に歩んで参った。
この後も恙無く進むであろう。
我らが続報、見逃すな。
加藤清正
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研究
先日酒と食事の合わせ方を学び、造る酒の方向性を見定めた我ら。
早速米と麹の配合を研究せねばならんな。
此度は食品工業技術センターなる場に赴き、酒の研究をして参った。
水野殿、木村殿と合流し、此度の酒に最適な酵母の選定も行う。
結果が出るのはおよそ一月弱。
どのようになるか楽しみじゃ。
研究の後は施設を案内してもろうたぞ。
こちらは麹室。
天井部の作りがなだらかになっており、空気がより回る形となっておる。
やはり木は良いものだな。
気持ちが落ち着くわ。
さあ、これよりは此度の研究の結果待ちじゃな。
我らが続報、見逃すな。
加藤清正
#キントラチャレンジタンク #名古屋おもてなし武将隊 #ナカモ #金虎酒造 #つけてみそかけてみそ #加藤清正
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先日ナカモ殿の味噌工場を視察し、味噌と酒の共通点、相違点を学んだ儂ら。
此度は「つけてみそかけてみそ」と酒の合わせ方について探って参った。
金虎酒造殿の水野殿、杜氏の木村殿と共にとある店の扉を叩く……。
参りたるは「ELLAS」。
料理一つに酒一杯のマリアージュを提案してくれる店である。
ここにおられるのは日本酒ディレクターにして料理研究家、世界利き酒師コンクールにて三位入賞の肩書きを持つ田中順子殿。
まことに心強き者じゃ……。
此度は特別に「つけてみそかけてみそ」を使った特別な料理構成を用意してもらった。
ナカモ殿の杉本殿も駆けつけてくれ、いざ、実食!
料理と、それに合う酒の説明を受ける我ら。
まさかこの料理につけてみそかけてみそが、と驚きの連続であった。
料理と共に酒を飲み、新たな味覚を楽しむ。
これがマリアージュか、とまことに天にも昇る心地となった。
此度は水野殿をはじめマリアージュの専門家田中殿。
味噌造りの専門家杉本殿。
そして酒造りの専門家木村殿と錚々たる顔ぶれで話し合うことが出来、酒造りの構想も固まった。
我らの醸す酒の方向性も明確になって参ったというところじゃ。
次には、いよいよ実地にて検証致す。
我らが続報、見逃すな。
加藤清正
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聞る、夏のあしおと
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