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Digitizing Color Negatives with a DSLR
47 posts
カラーネガフイルムのデジタルデュープ
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pmaniacs · 3 years ago
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フレアスポットを試す(2)
カメラをNikon D810 から Z6II に入れ替え。遊べるレンズが増えたのでフレアスポットの出現状況を簡易的に試してみた。被写体は室内干しのスカーフ、撮影距離は1m程度、背景は直射日光に晒されている障子というド逆光で、+2EVの露出補正を加えている極端な条件。断りがない限りノーフィルター。いずれのレンズもカビやクモリは目視する限り発生していない。
1. NIKKOR-S Auto 50mm F1.4 (+マウントアダプターFTZ)
1960年代製造、非Ai、シングルコートのレンズ。左上が開放F=1.4。右上がF=4、左下がF=5.6。開放の時点で画面中央部には円弧状のぼんやりしたフレアらしきものがあり、F4で明確なフレアスポット(6角形の絞りの形のフレア)が見え、それ以上絞ると絞りの形が小さくなりつつ、よりはっきりとしてくる。わかりやすい。
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2. Leica Summicron M 35mm F2 ASPH (+ K&F LM-Zアダプター)
1990年代後半製造の非球面採用モデル(おそらく第4世代。現行モデルの1世代前)。左上が開放F=2、右上がF=4、左下がF=8、右下がF=16。F=4くらいから画面中央部に青い霞のようなものが微妙に出現し、絞り込むと徐々に小さくはっきりしてくる。ただし、これがフレアスポットなのかマウントアダプター等の内面反射に起因するグレアなのかはっきりしない。絞りの枚数が多いので判別しづらいこともある。
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3. NIKKOR Z 24-70mm f4s
Z6II購入時のキットレンズを焦点距離50mmで。このレンズのみプロテクトフィルター(Kenko Zeta)を装着しているのでやや不利な条件。左上が開放F=4、右上がF=5.6、左下がF=8、右下がF=11。デジタルに最適化された新しいレンズの力というところか。
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こんな状況で写真を撮影する機会がどれくらいあるか、となれば疑問ではあるけども、遊びとして。
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pmaniacs · 5 years ago
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フィルムのデュープもやりやすくなってきた
久しぶりに文章を書く。フィルムのデュープとそれに続く画像処理も、だいぶ道具立てが整ってやりやすくなった模様。
https://camerafan.jp/cc.php?i=781 CameraFanより、カラーネガフィルムのデュープ→SILKYPIX Developer Studio Pro10のネガフィルム反転ツールで処理できるという紹介。そういう機能が搭載されたんだ...。 結果をみると、暗部のマゼンタ浮きで締まりがイマヒトツと感じるんだけど、イマドキのカラーネガフィルムに期待される画像ってそういう黒の浮いたヤツなんだから問題ないのかな。
http://stkb.co.jp/info/?p=12478 焦点工房より、Camflixの35mmおよび中判フィルムデジタイズアダプター。ES-1の派生系みたいなものか。筒を長くして、おそらくユーザーが多いであろう中望遠マクロレンズに対応できているところが興味深い。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07QYKTQZ4/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1 「超簡単フィルムのデジタイズ ニコンD850の活用法」なんていう書籍も出ている様子。主にES-2とD850のネガフィルムデジタイズ機能の説明なんだけど、汎用的なCapture NX-DやPhotoshop CCでの反転処理の説明もあるらしい。私は買ってないけど。
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pmaniacs · 7 years ago
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画角外からの強い光源がもたらすフレア
画角外からの強い光を受けると大抵フレアが発生する(レンズに直接強い光が当たっている状態)。ここでは、画角外の右上に夕日がある状況。
今回は同一焦点距離でタイプが異なるレンズを試してみた。いずれもフィルターなし、絞りf=5.6 で撮影。
Ai Micro Nikkor 105mm f/4s は3群5枚構成(ヘリアータイプ)のシンプルな光学系であり、内蔵されているレンズフードは結構深い。しかし、画像を見ると、フレアはファインダーで見るよりもずいぶん派手に入っている。
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ファインダーで観察しつつ手でハレ切りをして見ると、フレアはあっさりと減少する。
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なお、ほぼ同じ条件で撮影した Ai Nikkor 105mm f/2.5s も4群5枚構成(クセノタータイプ)のシンプルな光学系。Micro Nikkorと比べると反射面は2面多く、内臓フードもかなり短い。しかし、かなり後期の製品なのでコーティングがよくなっていると思われ(SICかな?)、素のフレアは上記 Micro Nikkorよりも少ない。
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これも手でハレ切りするとフレアは減少する。
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pmaniacs · 7 years ago
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Ai-s Nikkor 50mm f1.8のフレアスポットらしきもの
http://photopixreview.com/nikon-50mm-f1-8-ai-s-pancake-lens-review/
夜景撮影時の長時間露光で、フレアスポットらしきものが画面中央に出ているように見える。
50mm f1.4もそうなのだけど、変形ダブルガウス光学系はフレアスポットが出���すいのかな。
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pmaniacs · 7 years ago
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英語圏のスライドデュープリケータ
http://www.eos-magazine.com/articles/viewfinder/slidecopying.html EOS Magazine(英国で出版されている写真雑誌らしい)の スライドデュープ特集。 この記事で紹介されているデュープリケータ(Ohnar slide duplicator)は、フィルム保持器具とレンズを装備しており、Tマウントを介して各種カメラに装着できるものらしい。英語圏では、この種のスライドデュープリケータがそこそこ存在する模様。需要があるのかなあ。
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pmaniacs · 7 years ago
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ES-2はES-E28の生まれ変わりか?
ES-2は、Coolpix(880, 950, 990, 995, 885, 4300, 5000, 5400)用のES-E28の生まれ変わりかもなあ、と。 https://www.nikonimgsupport.com/na/NSG_article?articleNo=000025752&configured=1&lang=en_SG
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pmaniacs · 7 years ago
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フォトヨドバシのES-2記事
http://photo.yodobashi.com/nikon/accessory/film_digitizing_adapter_es2-2/
ポジフイルムに続いてネガフイルムの複写編。前半はNikon D850のフィルムデジタイズ機能の紹介。D850いいなー。
ネガ出力のRAWデータを反転させてポジ出力を得る試みもやっている。『結局ソフトウェア(Adobe Photoshop)の自動補正が一番手軽で確実性が高いようです』とある。Lightroomでもいいんだろうけどさ。
ただ、気になるのは、コダックの Portra 160NSやフジの160NS/Sといった軟調気味のカラーネガフイルムから作った画像がいずれもかなり硬調な仕上がりになっていること。おそらくは、画像の彩度を上げ、かつ暗部の色浮きを黒くツブしたことにより、空の色が薄味になりつつ全体で硬調な見た目になったと考えられる。
記事最後ではモノクロ画像ではあるものの、ネガフイルムの特性のひとつであるハイライトの粘りにも言及している(この点、カラーネガフィルムから作った画像のすごく硬調な仕上がりと矛盾しているように感じる)。
Photoshopが使えるならば、いっそR/G/Bの各チャンネルに最適化した複数の画像を組み合わせた三色分解やればいいんだろうけど、それはあまりにもニッチすぎる話だし、ヨドバシの売り上げにも貢献しなさそうだし(笑)。
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pmaniacs · 7 years ago
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フィルムスキャナー(デュープ)がサンワサプライから
1/3.2型コンデジ内蔵のフィルムデュープ装置というべきものがサンワサプライから。
35mm版に加え、110、126(インスタマチック)にも対応している。本機から直接TVへ出力できるのだが、HDMIではなく、アナログ映像ケーブルでTVに接続するあたりが��ブイ(NTSC/PAL両対応)。日本以外の国での販売がメインなのだろうか。
コンピュータ不要でSDカードに保存できるので、本機でスキャン(デュープ)→SDカードに保存→SDカードを持って行ってお店(オーダーキャッチャー)でプリント、ということも可能になるなあ。
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pmaniacs · 7 years ago
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フォトヨドバシのES-2記事
フォトヨドバシにES-2の記事が出ていた。
http://photo.yodobashi.com/nikon/accessory/film_digitizing_adapter_es2/
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pmaniacs · 8 years ago
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フォトヨドバシのデジタルデュープ記事
ライトビューア(ライトボックス)とコピースタンドを使い、カメラを鉛直方向に向けている王道的なやり方が紹介されている。
http://photo.yodobashi.com/live/rolleiflexology/04/index.html
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pmaniacs · 8 years ago
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Nikon D850 「ネガフィルムデジタイズ」
D850の機能概要より。『カラー、モノクロのネガフィルム(35mm判)を、簡単に4544万画素(記録画素数)のデジタルデータに変換できます』って、もう画像ネガポジ反転のノウハウも不要になった.....のかな。
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pmaniacs · 8 years ago
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Nikon ES-2発表
フィルムデジタイズアダプターES-2がニコンより11月発売予定。ストリップフィルムホルダー、スライドマウントホルダー付属。21600円はES-1よりだいぶ高くなったなあ。
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pmaniacs · 8 years ago
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富士フイルムのフィルムスキャンサービス
私のFacebookのフィードによく出て来る富士フイルムのスキャンサービス。 画像の取り込みには高性能スキャナ(SP-3000)を使��とあるが、型番から判断すると富士フイルムのミニラボ(フロンティア)の周辺機器であろうと推測される。販売終了品のページにあるのが気がかりだが。
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pmaniacs · 8 years ago
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ラップトップPCのモニタを複写光源にしてみる
複写光源にMacBook Pro (Late 2016) を電源アダプタで駆動し、液晶画面は最大輝度、デスクトップのカラーを白色およびシアン50%に設定したもの。
フイルムは、約30年前にガーナで撮影し、現地で処理したコニカカラーSuper SR-100。
複写撮影機材は、Nikon D810 + AF-S Micro Nikkor 60mm f/2.8G + ES-1。
1.まずは液晶画面のカラーを白色に設定したもので複写。ネガフイルムは確かにこんな色をしている。
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2. 液晶画面のカラーをシアン50%に設定。全体に青っぽく写っている。以下、このRAWファイルを、Capture NX-D および Adobe Camera Raw/Photoshop CC で処理した。
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3. 2.のRAWファイルをCapture NX-Dで処理。カスタムピクチャーコントロールで輝度を反転→色相を180度変換→RGB各色のトーンカーブを調整。ずいぶん緑が鮮やかに感じる。
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4. 2.の同じRAWをAdobe Camera Raw/Photoship CCで処理。トーンカーブで階調反転・RGB各色を調整。全体にくすんでいるので、もう少し彩度を強調してもいいかなー、と感じる。
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3枚目と4枚目は、同じようにRAWを処理したつもりでも、ずいぶん緑の彩度が違って見える。どちらが正しいというわけでもなく、私の技能では(環境にもよるが)��れだけのバラツキが生じるので、趣味ならいいけど業務や他人からの依頼ではやりたくない作業だなー、と再び思う。
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pmaniacs · 8 years ago
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チャンネル合成でカラーネガを処理してみる
簡易的な合成:チャンネル合成という手段
2. 光源の準備にも記述したように、ネガフイルム(ネガフイルムのベースカラーは赤っぽい)をストレートに複写したものは、GおよびBチャンネルの情報量が極端に不足するため、画像処理ソフトウエアで諧調反転したときに、暗部がオレンジ・グリーンかぶりして締まった画像が得られない傾向がある。
この現象を回避するために、複写時の光源に青系統のフィルターを加えて撮影時のR/G/Bチャンネルのバランスをある程度まで取ろうとしている。
異なるアプローチとして、R・G・Bの各チャンネルに最適化された複数の画像から、それぞれのチャンネルを取り出して1つの画像に合成しても望ましい結果が得られると予想されるので、簡易的にやってみた。3種類の色でHDRやっている感じとも言える。
この方法だと、チャンネルの入れ替え・合成やレイヤー操作が可能となるソフトウエアが必要(ここではPhotoshop CCを使用した)となるものの、複写に使う光源は単なる白色光源でよいことになる(極端には、太陽光でもよいってことになる)。
使用機材
複写に使ったカメラとレンズ:Nikon D810 + AF-S MIcro Nikkor 60mm f/2.8G
複写フィルムの固定:Nikon スライドコピーアダプタ ES-1 + 自作ネガキャリア
複写対象ネガフイルム:35mm版のフジカラー SUPERIA Venus 400(廃番商品。現行の後継商品はフジカラー SUPERIA PREMIUM 400)
オリジナル撮影状況:2004年頃の冬の箱根。撮影したカメラはOLYMPUS ミュー2
複写光源:ライトボックス(フィルターなし)
複写撮影条件:画像フォーマットはRAW、ホワイトバランスはデーライト、ピクチャーコントロールはフラット
複写後の処理:Adobe Photoshop CC(Adobe Camera Raw)
最終的に、ヒストグラムをにらみつつ、Rチャンネルに最適化したもの(以下、Rチャンネル用画像)と、G/Bチャンネルに最適化したもの(以下、G/Bチャンネル用画像)の2つの複写画像を用意した。Rチャンネル用画像は絞り優先AEそのままでOKだったが、G/Bチャンネル用画像は+1.5EV程度の露出補正が必要だった。
簡略的な処理手順
Rチャンネル用画像��G/Bチャンネル用画像を何のひねりもなくAdobe Camera Rawで現像してPhotoshop形式(色深度16ビット)で保存する。この時点では反転処理とか一切しない。
Rチャンネル用画像のRチャンネルのみを全選択してコピーし、G/Bチャンネル用画像のRチャンネルを選択してペーストする(Rチャンネルを入れ替える)。このRチャンネルを入れ替えたG/Bチャンネル用画像を別名で保存する(以下、RGB画像)。
RGB画像に、調整レイヤー(トーンカーブ)を追加し、RGB全体の反転処理→R・G・Bのトーンカーブの両端を詰める→RGB全体の明るさ調整を行う。
使用した画像(上から順番にRチャンネル用画像、G/Bチャンネル用画像、両者を合わせたRGB画像を反転・調整処理��た後の画像)
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この画像を撮影したOLYMUS ミュー2、日中晴天で順光という恵まれた条件下であるものの、予想以上にシャープな写り。改めてそのポテンシャルを認識した。いいカメラだな。
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pmaniacs · 9 years ago
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バブルボケ(AF-S 24-120mm f/4G)
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撮影データ:Nikon D810 + AF-S 24-120mm f/4G (92mm)。絞り開放で撮影。バブルボケと呼ばれるものが出ていた。
被写体の身長が80cm程度(最近の健診データより)、撮像素子上で23mm程度(ピクセル数から計算)、撮影時の焦点距離が92mm(exifデータより)ということから、被写体までの距離は概ね3m程度であることがわかる。なお、背景の木漏れ日までは、10数m程度の距離がある。
下は、上画像のクロップ。画面隅では口径食の影響で丸ボケがずいぶん欠けている。APS-Cにクロップすれば、概ね画面隅まで丸く整った形のボケが得られそうではある。ただ、開放でもf4.0と、決して明るいレンズではないので、ボケ量そのものは小さい。
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pmaniacs · 9 years ago
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富士フイルムの記事コラム
「写真のネガとは?手持ちのネガをデジタル化しよう!」という、富士フイルムが提供しているフィルムスキャンサービスの紹介記事。
記事にもある通り、SNSでシェアする(つまりはディスプレイで鑑賞することがほとんど)場合だと、300万〜1000万画素程度の解像度で十分だと思う。
古いネガがある→プリントしよう、ではなく、古いネガがある→SNSでシェアしよう、になるのが時代だな、と。
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