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amazarashiの感想用に作りました。
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poemstring1131 · 4 years ago
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amazarashiライブツアー感想(福岡&大阪2日目)
1 福岡公演(2021年9月16日@福岡サンパレス)
 COVID-19で2度も延期の末、遂に待ちに待ったライブ…!
 1年間、音楽ライブへ行けなかったせいか、コンビニで発券してようやく分かる座席のワクワク感を思い出しました。
 また、当日はライブ遠征や、amazarashiを教えてくれた北九州の知人と1年ぶりの再会で、久しぶりのことが多かった一日となりました。(ただ、宿泊先で荷物を預けた後にグダグダしてしまい、急ぎ足で会場入りに…。すまん、知人。)
 入場時のチケットもぎりは、まさかの自身でやって、半券をカゴへ入れ、缶バッジも自分で取る方式(後日の大阪ではビニール手袋を着用したスタッフさんがもぎ���てくれました。運営の違い?)。感染症対策とはいえ、ちょっと素っ気なかったなあ…。
 滑り込みで座席に着いた時には、ポエトリーリーディングも佳境。当時は福岡も緊急事態宣言下で、収容制限もあったからか、他のお客さんとの間隔(座席)がかなり空いていました(隣の席に最後まで荷物置けるぐらいには余裕がありました)。
 ポエトリーリーディングが終わり、1曲目の『拒否オロジー』へ。
「檻を蹴破れ、服役囚よ」からのドラムの入り。いつもmp3で聴いていた音が、目の前で演奏される迫力。そして歌い終わった後の秋田さんによる叫び。
 「ボイコットツアー2021,福岡サンパレス!青森から来ました、amazarashiです!!」
 遂に始まったライブ。2度のオンライン開催はあったものの、生で秋田さんの声を聴くのは私にとって2年越し(2019年7月の「未来になれなかった全ての夜に」大阪公演)。あれから止まっていた、忘れてかけていた音の迫力に身震いがして、ようやくここからスタートなんだと思いました。
 ここからは曲で特に印象に残っていることを書いていきます。
 『初雪』:恥ずかしながら、最初は何の曲か分かりませんでした。公演終了後に配布されたセトリのポストカードを見て、まさかの『0.6』からの曲と知りました。新アルバムをツアータイトルとして、メジャーデビュー当初の曲を持ってくることの衝撃。
 まだ夏の暑さが残る9月(何ならこのライブ翌日、台風通過のため蒸し暑かった)当日でしたが、この曲の時は、会場の空気が冬の空気に包まれたように感じました。これが生演奏の力なのかは分かりませんが、そう感じさせるのも音楽の力の一つではないでしょうか。
『マスクチルドレン』:2番の歌詞間違えた時、秋田さんは腕で口を拭って、少し恥ずかしそうに俯いていました。
 感染症防止という名目で声を出せない状況もありますが、そもそもamazarashiのライブは静かに聴きたいと思っているのですが、今回に関しては「頑張れー!」と応援したくなりました。
『そういう人になりたいぜ』:スクリーンにピアノの鍵盤が映った時、最初『ピアノ泥棒』をやるのかと思いました。
 豊川さんのピアノ伴奏に合わせ、背景の鍵盤も動いていて、ちゃんと音に対応していたので、昔少しだけピアノを習っていた経験から感動しました。
『未来になれなかったあの夜に』:初めて聴いた2019年夏ツアー��来の曲(オンラインを除く)。
 初めて聴いたときは秋田ひろむを中心としたamazarashiの成長の軌跡を表した曲という印象でしたが、2年を経て自分の感受性が変化したのか、amazarashiリスナーに向けての応援歌でもあると感じるようになりました。
 楽しいことだけでなく、辛いこと・苦しいこと沢山あったけれども、「今更弱さ武器にはしないよ それが僕らがやってきたことの 正しさの証明と知っている 今この僕があの日の答えだ」と否定せず、過去に対する「答え」として、今の自分を肯定し、奮い立たせる、秋田さんなりのメッセージソングではないでしょうか。
 演目終了後、新曲『境界線』が流れましたが、誰も席を発とうとしない。知人と「何で皆、じっとしてるんやろうね?」と疑問に思いつつ、最後まで待っていると、紗幕にYKBXさんによるイラストが…!きっと皆さん、これを待っていたんでしょうね(規制退場で、出れないというのもあったのでしょうが)。
 その後は天神に戻って、知人と焼肉を食べました。夜20時以降になっても飲食店が開いていたのは大阪府民としては感動しました(知人も私もお互いにお酒がそんなに飲めないのでソフトドリンクでしたが)。
大阪公演(2021年10月14日@オリックス劇場)
 二日連続公演の内、二日目のみ参加。延期前の公演が祝日(4/29)だったことからとっていた公演です(2020年度は正規労働者として動き始める時期だったから、1日目はどうなるか分からずとっていませんでした)。
 前回の福岡公演と比べて、割と座席が埋まっていたのは緊急事態宣言解除後だからなのか、それとも関西のファン人口が多いのか。
◎福岡との変更点、あるいは気が付かなかったこと
・『境界線』:PVの画像が一瞬だけ映る箇所が何度かあった(ゲームアバターの2人、ゲームをしている傷だらけの少女の顔アップ)。
 福岡公演の時は「新曲だ!」の印象だったので気が付かなかった(PV見たからこそ認識できている)のか、あるいは追加されたのでしょうか…。
・『初雪』→『真っ白な世界』に変更。ここでのテーマは雪景色としているのか。フォントの一部に氷の結晶が入っていたりと、雪の降る風景を想起させる迫力がありました。
・『千年幸福論』→『ライフイズビューティフル』:自分たちの表現を奪うもの達(新言語秩序)に抗い、「言葉を取り戻せ」と叫ぶ『独白』のエネルギーから、苦しいことや悲しい出来事があっても、それでも「人生は美しい」と優しい曲調で唄えるようになったamazarashi(秋田さん)の変化がこの2曲の順から感じられました。
 当日はこの曲が始まった瞬間に涙がツーっと流れて、静かに一人泣いてました。
・『アルカホール』:秋田さんがギター持たずに唄うのは珍しいのでは?手を前で組んで唄う姿は祈りながら歌う姿にも見えたし、中学で合唱部だったせいか、腹式を意識した唄い方だ…とも見てしまいました。
 公演終了後はすぐに帰りました。一人でも楽しめるタイプなのですが、やっぱり感想を共有できる人が一緒にいる方がより楽しいんじゃないかなと思いました。
 大阪公演終了時点で、あと名古屋→東京(追加)→青森が残っていますが、秋田さん・豊川さんを始め、ライブスタッフの皆さまが無事にツアー完走することを1ファンとして願っています。
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