青識さんとの討論お流れ
11月18日に青識亜論さんに討論を申し込んだのですが、条件面で折り合わず、流れてしまいました。
最初の呼びかけはこのツリーに。
https://twitter.com/cracjp/status/1196439305461235712
そしてツイッター上で何回かやりとりを重ねる中で、こういう企画書を提出しました。
以下は、その後のDMのやりとりです(公になってないと思われる情報については伏せ字にしてあります)。しかし青識さんと討論するのはなかなかハードルが高いですね〜。
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■2019/11/20
青:この度はお声がけありがとうございます。
青:carcアカウントの中の人って野間さんだったんですね。以後よろしくお願いいたします。いい好敵手でいましょう。
青:さて、企画書拝見しました。配色がかっこいいですね。
青:まず時期ですが、今、非常にこれフェミ討論会関係で忙しく、勉強や準備のために割く手間がない状況です。1月は業務繁忙期なので難しく、可能であれば2月の催行としていただければ助かります。
青:テーマはヘイトスピーチを一つメインに据えるとしても、これだけだと私の側の集客は難しい感じがしますね。「萌え絵は女性へのヘイトスピーチか」などの視点を置くか、「トリエンナーレとトリカエナハーレ」のような論争的な軸をいくつか置いたほうがいいかもしれません。
野:2月了解です。ツイッターなので煽り気味に書いてますけど、わりと真面目にいいイベントになると思ってるのでよろしくです。テーマや個別の論点については、じっくり考えていきましょう。
青:おお、ありがとうございます。そう言っていただけると俄然楽しみになってきました。
青:■■、■■■■■■■■■■■■■■■■■、できればフェミニズムやオタク論に絡めたテーマがありがたいんですが、難しいですかね……ちょっとヘイトスピーチ問題とは距離があるか。
野:そのへんまかせますよ。大筋は表現の自由についてってことを外さなければ、全部含められるんじゃないですかね。
青:いいですね!
青:野間さん、フェミニストの方、私、あと一人表現の自由側の人を置いて、「表現の自由の限界を探る」みたいな話にして、2vs2のパネルディスカッション形式とかどうでしょうか。
青:司会は、今回、これフェミ捌いてもらった小保内さんあたりをすえて。
青:規模が大きくなりすぎるか……大丈夫かな。
野:人数は増やしたくないのと、パネルディスカッションやシンポジウム形式は避けたいのですが、それでもいいですよ。こちらの人数は増やしません。司会も誰でもいいですが、2人だったら不要じゃないかな。
青:いや、今回ので思い知ったんですが、司会は大事です。
青:お互いバチバチのときは、観客もヒートアップして収集つかなくなるので。
野:私の場合そうなることはほぼないですが、いずれにせよお任せします。
青:いや、野間さんと私、どう考えてもぐちゃぐちゃになると思うのですが……(笑)
野:経験上、それを捌ける司会にあったことないですが、とにかく好きな人を選んでいいですよ。
青:なるほど。そちらですか。
青:共演者等についてはちょっと検討させてください。いろいろと当たってみたいと思います。
青:なかよしこよしのシンポジウム形式を要求するつもりはありません。やるならアピールタイムを設けた後、ガチガチにやるようなイベントにしましょう。
野:よろしくです!
青:表現の自由側のキャストですが、2月はろくでなし子さんが日本に帰省されているそうなので、彼女を招聘したいと思うのですが、かまいませんでしょうか。
野:いいですよー。
青:よし!
青:ろくでなし子さんも非常に楽しみにされているようでした。面白いイベントになりそうです。
野:あとバタエリさんも呼んでは?
青:キャストが多すぎます。
青:一人は表現規制側のフェミニストの方を呼ぼうと思っています。
青:そちらも調整中です。
青:柴田さんは、呼ばなくても会場に来てくれそうな気がしますね……。
野:はいよろしくです。
■2019/11/21
青:今後の企画や運営の流れなのですが、スタッフ運営や金銭の収受等の事務局業務は今回はcracさんがしていただけるということでよろしいですか?
野:はい、いいですよー。
■2019/12/2
青:いましている内容、次のトークで題材にしてもいいかもしれませんね。トーンポリシングの是非というか。
青:さて、ところで大変申し訳ないのですが、キャストと日程調整する中で、イベントを4月にしてほしいという要望があったのですが可能でしょう
野:いいですよー。でもどうなったのかなと思ってる人も多いので、決まったとこだけ中間発表していきましょう。今のところ
・イベントは4月
・ろくでなし子が出る
このあたりをツイートしちゃっていいですか。
青:ろくでなし子さん調整中なので、もう少しお待ちください。
青:とりあえずDMでろくでなし子さんに聞いてみました。OKであれば連絡します。
青:あと、表の議論ですが、足払いに終始するならそろそろ切り上げますよ。
野:いつでもお切り上げくださいませ!
青:そろそろ明日があるので寝ます。おやすみなさいませ。
青:夜遅いのにお付き合いいただきありがとうございました。
青:(なし子氏からのスケジュールが未定の旨のDMスクショ)とのことです。もう少しお待ちいただければ。
野:もともとは青識さんと私の二人でやる企画だったのだから、いわばゲストの都合に無理に合わせる必要ないのでは? 私はとくに希望してないわけですし。どうしてもろくでなし子がいないとイヤということでなければ、先にやっちゃいましょう。
青:前回のイベントで、なるべく多様なアクターをそろえることがかえって議論の全体の質を高めるのでは、という学びがあり、今回はいろんな人を壇上に上げたいと考えています。
青:ですが、あくまでこれは私の我がままなので、どうしてもということであれば、ろくでなし子さんにはお断りを伝えたいと思います。
野:では、日程が合わないので先にやりますとお伝えください。青識さんは2月でいいんですよね?
青:ええ
青:可能であれば4月で、ろくでなし子さんキャスト入れたかったんですが……。
野:それはそれで都合の合うときにまたやればいいのでは? では2月で都合のつく日が決まったらお知らせください!
青:どうしても2月でやりたいということであれば、そうしますが。4月までは待てない感じですか。
野:おそすぎますよね笑 私はそもそも12月を提案していましたので笑
野:たまたま都合が合うなら参加してもらっていいですけど、わざわざ待つようなものじゃないと思いますね。
青:なんでそんなに開催を急ぐのかよくわかりませんが……。
野:急いでいるわけではないですけど、11月に提案して12月だととくに早いわけでもないですし。青識さんの都合がつかないなら待ちますが、第三者はどうでもいいかな。
青:私はろくでなし子さんとせっかくなのでご一緒したいと思っています。私は別に急ぎませんので……野間さんの側に急ぐ理由があるのであれば別ですが……。
野:とくに急ぎませんが、当初の企画は12月でしたから2月でも私からすると十分遅いので、そのあたりでなんとかしましょう。
青:うーーん
青:わかりました。
青:ただ、そうなると、ちょっとキャストについては考えさせてもらえませんか。
青:今日の話なんかはすごくおもしろかったと思うのですけど、フェミニズムやトーンポリシングの問題を論じられそうな陣容にしたいと思っていまして。
青:野間さんと私だと、対立軸は明確なんですけど、面白みに欠ける気がするんです。
野:いいですけど、私の希望はあくまで青識さんと2人、ですからね。私はそのほうがおもしろいと思います。あ、あと追加の人はギャラは等分するとしても交通費や宿泊代とかまでは出せないと思うので、そのへんもよろしくです。東京周辺の人に限定って感じで。
青:いや、今回の石川氏とのイベントで痛感したんですが、ある程度多角的な視野を導入したほうが、対話にはなりやすいですよ。
青:もっと小保内氏をフリーで介入できるポジションにおくべきだったなと。
青:一人はフェミニストの方を呼びたいと思っているので……
野:テーマは「ヘイトスピーチは表現の自由に含まれるか」なので、フェミニスト別にいらないのですけどね。でも呼びたいなら呼んでもらってかまいません。
野:ひとりフェミニストで、ヘイトスピーチ規制については青識さんと同じ立場って人がいますよ。にぬまさん。
青:最初に言いましたが、私は今、問題関心の中心がフェミニズムと表現の自由にあるので、可能な限りそこにスポットしたイベントにしていただきたいとは思っています。なので、キャストも工夫できればと。
野:そのへんは青識さんの希望にまかせますが、私個人としてはフェミニズムにあまり関心がなく、またイベントとしてそれを混ぜると論点が拡散すると思いますから乗り気ではないですね。
青:そこは今の問題関心の違いだとしか……。
青:ただ、本当に野間さん、問題関心が無いのだとしたら、なぜこんなにも今表でやっている論点に拘っているのでしょう。これこそまさに、今のフェミニズムに関する非常にクリティカルな論点だと思うのですが。
野:私がこだわってるのは「人権」の部分です。最初に「人権っぽいこと言ってる」と書きましたよね。もちろんフェミニズムは人権問題ですが、そうやって広げることを論点の拡散と言うのではないかと。
青:そうは思いませんね。
野:まあでもおまかせしますよ。交通費宿泊費出ないって前提で、誰でも好きな人を呼んでいただければ。
青:人権感覚という言葉づかいにだけ固執しているというようには、私には見受けられませんが。
青:ええ
青:まあ、いろいろ考えてみます。
■2019/12/5
青:野間さん、お疲れ様です。
青:キャストの再調整をしようと思うのですが、条件面について詰めさせてください。
青:まず、私はギャラ不要、交通費のみ要です。私と野間さん以外に、フェミニストのキャスト1名、表現の自由系のキャストを1名、招致したいと考えています。また、司会は小保内氏で、ギャラのほかに京都からの交通費を実費支給してください。
野:京都は無理ですねー。
青:なぜですか?
野:そんなに利益が出ないと思います。
青:仮に参加料2千円としても、200人あつまれば40万のたかになるはずですが。
青:今回の実績で言うと、新幹線でお越しになるので2~3万ぐらいですよ。
野:2000円で200人は無理だと思いますね。お金が余れば払う、という感じなら大丈夫です。
青:いやいや。そのぐらいは担保してください。私は■■万の会場を借り上げてギャラ■万ずつ交通費付きで支弁して利益だしましたよ。
青:あと、キャストの交渉のために、ほかの方のギャラも定額で設定してください。
野:それは相手が石川さんだからです笑 流行語大賞に選ばれてU2のコンサートに顔がでっかく映される人と、私や青識さんを同列に考えることは無理ですね笑
野:条件は先日書いた通り、誰を呼んでもいいですけど、遠方交通費は青識さんのみ、ギャラは売上の折半です。
野:無理なら2人でやりましょう。
青:いや、私は石川氏以外のイベントでも2千円で200人集客していますが。
青:というか、私が出るというだけでたぶんそのぐらいは集まりますよ。
青:たぶんね。
青:あとは野間さんの企画次第です。
野:ならば「お金が余れば払う」でいいんじゃないですかね。私の企画は企画書に書いた通り「青識 vs CRAC」です。それ以外に付加されるものは全部青識さんの持ち込み企画です。
青:条件が飲めないのであれば、お話は流させてもらいます。少なくとも、私は石川氏の要望を全て容れた上でイベントを催行しました。
野:じゃあそういうことで笑
青:はあ。
青:私が提示した条件は受け入れていただけるんですか?
野:いえ、無理なのでこの話はここで終わりです。おつかれさまでした。
青:そうですか。たいした条件ではないと思いますが……うーん。
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