Text
キャベツにまつわるエトセトラ ②

.
.
もう随分前のこと。
当時一人暮らしの友人の家に集まって、みんなで料理をしながらわちゃわちゃするのにハマっていた頃、友人が私にキャベツの千切りができるかと尋ねてきました。
聞くと自分は包丁で上手く切れないから、私にやって欲しいとのこと。
もちろん、そこはできるよ!と根拠のない自信から快諾。後は任せたと、笑顔の友人から任務を授かった私はキャベツ担当大臣に就任。
そして、まずまずかな!と、意気揚揚と食卓に登場した山盛りキャベツは、見事拍手喝采を受け、、とはならず。
「それは千切りじゃない」
と言われ、私はあえなく更迭。
現場の空気が一気に固まった苦い思い出があります。。
あ、あれはキツかった〜!
それからというもの、私はキャベツの千切りをする度にその出来事を思い出したりするわけですが、今となってはそれも良い思い出というか、あーあの子どうしてんのかな、元気にやってんのかなぁなんて、ちょっと懐かしい気持ちになったりもします。
今はス���イサーに感謝の毎日ですが、もしあの時、誰でも簡単にできるスライサーを使っていたら、こんな思い出もできなかったのかもなと思うと、やっぱりちよっと、寂しい。
時間がない!
と、ついつい効率よく便利なものを求めがちになるけれど、
手間や不便さの中にある余白のようなものに、
逆に豊かな時間をもらえてるのかな〜
そんなことを考えながら、
「腕がもげそう」 が口癖で、効率度返しでボロボロになりながら木を彫り続けてるメガネさんの分も、今日は多めに細くきれいな千切りキャベツを作りました。
.
.
さて、いよいよ秋の販売がはじまります。
はじめての東北・盛岡、
3年ぶりのvillage高知、
そして毎年お世話になっている立山へ。
3週続けての出店、これは体力勝負になること間違いなし!
キャベツパワーで(相当食べないとダメか?)がんばりまーす。
おしまい
0 notes
Text
キャベツにまつわるエトセトラ ①

・
・
前回の発信から、長らくお休みをいただいてしまいました。
蛍を見たのはもう昨年の話、、
今年は残念ながらあの幻想的な光は見れなかったけれど、きっと美しい世界が暗闇に広がっていたことと思います。
さて。
私生活のリズムが今までと大きく変わり、口癖はえっもうこんな時間?と、1日の過ぎ去るスピードのあまりの早さに白目をむいてばかりいるのですが、そんな限られた時間の中でうまく暮らしていくためには、少しでも短縮して効率よく進めること、いわゆる「時短」が必要なわけで。
そのキーワードをもとに暮らしにまつわる様々なことをあれやこれやと調べては、へー、ほー、これは便利!と気になる情報やモノを毎夜ポチッとゲットして自己満足にひたる、、そんな毎日を過ごしております。。
そこで最近感謝しまくってるもののひとつが、
ザ・スライサー。
使っているのは、別に特別な機能が備わっているわけでもなく、ただ千切りができる、それだけのシンプルなものなんですが、これがなんとまぁ便利だこと。
前々からあったら良さそうとは思いながらも、買うまでの衝動がおきずに見送ってきたこのアイテム。
でも、年々カラダを労らなければ、、とまずは野菜ファースト生活をはじめて以来、夫婦揃ってキャベツの千切りを大量消費することとなり、今まで割り当ててきたあの千切り時間を卒業すべく、使ってみることに決めました。
シャッシャッとすれば均一的な大きさにどんどんスライスされ、ふかふかに溜まっていくキャベツ。擦るキャベツの量が残り僅かになる時のヒヤヒヤ感と、ちよっと後片付けが面倒な点があるにしても、確かに便利で買って良かったなぁと思う。
でもどこか、
ちょっと寂しいのは気のせいか、、?
・
・
後半につづく。
0 notes
Text

・
・
本日7月19日。
苦手な梅雨も終わって、いよいよ夏まっしぐら!
にしても、さっそく暑すぎやしませんか・・・
先月のこと。
家の近くの川へ、ホタルを見に行きました。
水のキレイな今の場所に移り住み、はや5年。
あまり「ホタル」の思い出を持ち合わせていないわたしは、
ここは見れるよ!と聞いてもどこか盛り上がりにかけてしまって、
その姿を一度も見ることなく、毎年梅雨とともに1年の半分が終わっていく・・
それが常でした。
が、今年。
何に対しても、フットワークが超〜軽いご近所さんが
「今年はまだ見ませんねー」
・
・
「昨日は2匹いましたよー」
・
・
「昨日は20匹くらい飛んでましたよ!」
・
・
と、顔を合わす度にどんどん新しい情報を持って来てくれるので、
その親切さとアクティブさ、そして勢いに圧倒され、
これはもう、行くしかないと決意。
雨の上がった満月の夜に、めがねさんと二人で出発しました。
・
・
教えてもらった場所は、集落から少し外れた林道沿いの小さな川のそば。
あたりに街灯はないし、ヘッドライトを消すともちろん真っ暗なわけだけど、
月明かりで、木々の輪郭だけがほうっと青白く浮かび上がっている。
思わずその光景に見入ってしまいそうになりながら、
今回の主役を思い出し、さながらナイトサファリのようにトロトロと車を進めていく・・・
と!
前方にふわ〜っと、小さな光が・・・
「 いたっ!!」
ホタルとの遭遇に思わず声を上げ、興奮気味に車の���に出ると、
私より前のめりに、スマホのシャッターを切りまくっては首を傾げる人影が。
・・・ん? めがねか。
(来る前まで、「テレビが見たい・・」とか言ってなかったか?)
ふとそう思いながらも、
ふわふわと舞うように、一定のリズムでついたり消えたりを繰り返す小さな光の点々には、
瞬時に人を惹きつけるだけの魅力を感じるし、
これは確かに、みんな見たいよな〜と、納得。
教えてもらった通り、ざっと20匹はいただろうか?
ホタルの不思議な浮遊感をしばらく眺め、
その贅沢な光景を堪能したわたしたちは、
ご近所さんにお礼言わなきゃね〜なんて言いながら、車に乗り込みその場を後にした。
・
・
Uターンできる場所を探して、林道をさらに奥へと進んでいくと、次第に闇が一段と深くなり、空を覆いかぶさる木々で月明かりさえ届かなくなった。
前方にちょうど旋回できそうな、少し開けた場所を発見し、
暗くておっかないから、早く帰ろうとビビっていた次の瞬間、
闇一面に広がる発光体が目に飛び込んできた!
「えーー!!?」
「何これすっげーー!!!」
先ほど見たのが比にならないくらい、ものすごい数のホタルの群れが、
わたしたちを取り囲むかのように静かに光を放っていた。
「すご〜〜・・」
すぐにエンジンとヘッドライトを消し、
窓越しに車の中から外を見上げてみる。
ホタルは飛んだりはせず、ただその場にじーっと止まりながら、
静寂な森に光を宿しては消えてと、反復を続けていた。
無音の中、あまりに幻想的すぎるこの景色は、
まるでプラネタリウムを見てるかのようで。
今、見ているものは現実なのか、それともつくりものなのか。
異世界の入口にわたしたちは来てしまった・・
そう本気で思ってしまうほど、信じられない体験でした。
・
・
エンジン音に、一気に現実世界へと引き戻されながら家へと向かうと、
次第にまぶしい外灯が見え出して、そのつくられた人工的な光に、何とも言えない違和感を感じてしまった。
それでもきっと、また家に入れば、夜を照らしてくれる人工の明かりに感謝するのは目に見えてるのだけれど・・。
ひとつひとつの光は小さくても、そこには想像以上に秘められたパワーがあって。
まわりと息を合わせながら、惜しみなくその姿を見せてくれたホタルと、
私たちにとっても素敵な出会いをくれたご近所さんに感謝!!
あ〜、見に行って良かったぁ〜。
���年もまた、見れますように!
おしまい。
0 notes
Text

・
・
本日6月19日。
時間が過ぎて、季節は梅雨真っ只中。
心地よい春の後にやって来る梅雨が、わたしはどうも苦手です。
洗濯物は乾かないし、
服や靴がカビてしまうこともあるし、
雨で靴下が濡れたら憂鬱な時間を過ごさなければならない・・
あの不快感が、とにかくたまりません。
今年はそんなテンションだだ下がり期に早々と突入し、
どうやり過ごそうかと考えていたら・・?
まさかの、晴れ!
わりと連日、晴れー!!
思いがけない晴れ間サプライズが、
いつもはパスしてしまう、少し手間のかかる家事にも手を出しやすくしてくれて。
気分良く、ざっくりと決めたミッションの中から、
その日は
「 しっかりめの風呂掃除 」 を選ぶことにしました。
・
・
そこでまずはよく見るために、メガネをかけて。
そして普段は気付かぬフリをしている、風呂場の隅々をチェック!
・・・いた。
長く居座ってきた気配のする手��い汚れを目の前に、
いつものわたしなら、そこで熱いお湯を出し、自らの視界を曇らせ逃げたかもしれない。
でも、その日は違いました。
やる気に満ちていたわたしのボルテージは高く、ここで引き下がるなんてことには到底なりません。
よしっ! と気を引き締め、
マスクとゴム手袋を装着し、いざ戦闘態勢へ。
・・のはずが。
そこにあったのは、2つの「 左 」のゴム手袋。
「・・へ??」
思わず口からこぼれた、濁りの無い、純粋な「 へ 」。
え。何で、左だけ・・?
でも、そのおかしさをつっこまれる隙も与えないほど、同じカタチのゴム手袋は堂々としていて、
” 最初から、「 左 」2つで1組でした ”
と言わんばかりに、対であっただろう「 右 」の存在感を見事に消し、整然と佇んでいる。
そんな妙な説得力を纏った2つの手袋と対峙していると、
おかしなところなんて何もない・・と思いそうにもなるけれど。
わたしは左利きなのに、何で穴が空くのはいつも右なのかと、どうもひっかかってしまう。
いや、そもそも穴が空いてしまうのは、利き手の力加減など関係ないのか?
それとも、私は隠れ右利きなのか?
あっ そういえば、野球のときは右投げ右打ちだったかな・・。
そんな、わりとどうでもいいことを思い出しながらも、
とりあえず両の手にゴム手袋を装着してみることにしました。
幸い、手袋はソフトタイプ。
違和感はあるものの、これならなんとかなりそうだ、と確信。
そこからは掃除に没頭し、
着々とキレイになっていく風呂場に自己満足度はだだ上がり。
最後に仕上げのシャワーに取りかかろうとした時、
ふと、「 まだ 使えるわ〜 」
大好きな祖母の口癖を思い出しました。
・
・
こちらが驚くほど、身の回りのあらゆる「 もの 」を愛でていた祖母は、
いつも何かを直して、作って、何やらゴソゴソと毎日楽しんでたっけ。
穴の空いていない片方のゴム手袋を残していた自分も、
そんな祖母のように「 もの 」を大事にしたかったのか。
それとも、何かとキャパオーバーで断捨離にも憧れる自分は、
ただ「 捨てる 」ことを忘れて溜め込んでしまっていただけなのか。
理想と実生活の中で、「 もの 」との距離感に悩むこともあるけれど。
暮らしの中に断片的に蘇る祖母は、
いつも「 もの 」との付き合い方を考えさせてくれる、ありがたい存在に感じます。
100円で使い捨てのできる時代に祖母が育っていたら、
大人になってどんな風に暮らしたんかなぁ・・
・
・
そんなことを想像しながら、
風呂場がピカピカになった(と自負���上、祖母まで思い出させてくれた、
わたしの「 左 」のゴム手袋に感謝して。
とりあえず穴が空くまでは、お世話になり続けよう。
そう思う、梅雨の晴れ間の一日でした〜。
おしまい。
0 notes
Text
「 ? 」
・
・
本日、4月9日。
山にもすっかり「春」の陽気がやってきて、
既に初夏のような日もチラホラ。
・
・
いつもより早々と散ってしまった桜を見ると、
もう「 春 」が終わってしまったかのようで、経過する時間の早さにげんなりしたけれど。
いつも通りに鳥がさえずり、
いつも通りに農の音が聞こえだすと、
「 春 」はまだまだはじまったばかり!! と、実感。
あ〜。
やっぱ。
「 春 」・・・・良ーいっっ!!
・
・
きっと。 いや、絶対に。
この1ヶ月後には、草刈りでヒーヒー言ってる自分たちが目に見えるけど。
今はこの、あたり一面に広がる「 春 」の情景をとにかく楽しみたい・・!

・・てことで。
はい、でましたー!
チューリップ!!
毎年、まだ寒い時期からゆっくりと時間をかけて芽をだし、
蕾を膨らませ、
暖かくなるタイミングに合わせて、咲いてくれる。
その健気さと、シンプルで可愛らしい佇まいは、
やっぱり「 春 」を感じる代表格!なわけで。
春に咲く花はたっくさんあるけれど。
見ているだけでこんなにも笑顔になれる存在、
他にそう無いのでは?
ただ。
いつも気になっていたことが。
チューリップって、毎年咲く色が違う・・かも?
こんなにピンク、多かったっけ? とか。
白が今年は咲いてないな〜、 とか。
なんとな〜く、咲いたことに喜びながらも、
毎年そんな違和感を少なからず持っていました。
そこで調べてみたところ、どうやらその違和感は見事的中・・!?
球根自体に複数の「色」の遺伝子情報が刻み込まれていて、
その中の遺伝子には劣性・優性が存在し、
発現する時に、どの遺伝子が関わっているかは
それぞれのチューリップで異なるとか、なんとか。
色が変わるものもあれば、変わらないものもあったり。
変化する理由は突然変異や偶然とも言われ、
遺伝子説もおそらく?といった感じ。
とにかく、明確な答えは不明とのこと。
「赤」と思って植えた球根が
翌年は「赤」が咲くとは限らないし、
それはチューリップにさえわからない・・
この、予測できない、読めない感じ!!
魅力ーーーっ!!
コントロールできない、
その時の偶然で現れだす、自然界の不思議。
しびれます。
何気なく日常にあるものでも、
知らないことが、まだまだたくさんあって。
毎年、何色が咲くのかワクワクさせてくれるチューリップがますます好きになりました!
さてさて、
今年、勝ち残った色遺伝子は?
おしまい。
0 notes
Text
3月9日
本日、3月9日。
今日は自分で自分を褒めてあげたいくらい、
��からせっせと用事(主に掃除と整理整頓)をこなして
ちょースッキリ!!
・
・
めんどうなことは、後回しにしがちですが・・
見て見ぬフリをしていたイロイロが
やった分だけキレイに、整理され、
順番に終わっていく、この快感。
あ〜〜。気持ちぃ〜〜。
・
・
一通り、やらねばリストに上がっていたことは終えた。
でも、天気も良いし。
もうちょっと、何かしよっかな〜。
そこでなんとなく玄関をあけて、家の中に風を通し、
ラジオを聞きながら、
土間を箒で掃いてみることに。
・
・
・
そう言えば。
以前、めがねさんのお母さんに、
「玄関をキレイにすると、良い運気が入ってくるよ〜」
と、教えてもらったっけ。
聞いた時は、
「そうですか!」とよくやってたのにー。
ここしばらく、できてなかったな・・
・
・
・
シャッ、シャッ、シャッ、・・と反響する箒の音と、
好きなラジオDJ・ヒロトの声を聞きながら、
黙々と掃き続ける。
すると、サーーっと、
土間に気持ちのいい風が入ってきた。
おっ!!
さっそく良い運気が入ってきたのかな〜?
・・と、次の瞬間。
へ、へへクショヘイーーー!!!
巨大かつ品のない、デッカな自分のクシャミが土間に響く。
・・しまった。
そうでした・・
そうでした・・
私、花粉症でした・・・
ついつい気持ちがよくて、扉開けてしもうたけれど。
あかんやん、
今、めっちゃ開けたらあかん時期やん、、、
自分のクシャミの大きさには、げんなりしたけど。
キレイになった玄関には、
お母さんの言った通り、
花粉よりも多くの「良い運気」が入って来た・・と、信じたい・・・!
だって。
今日は「 3 」と「 9 」のつく、「 さくらい商店 」の日だし!!
こうやって、思い込むのは大得意〜♪♪
とにもかくにも、今日は一日、
とても良い日でした〜〜♪
おしま〜い。
0 notes
Text
雨水。
・
・
本日、2月19日。
ほくほくするような暖かさに歓喜乱舞(造語)した次の日には、
肌に突き刺さる寒さにうなだれ、
こたつでジィーっとこり固まる。
・
・
行ったり来たりを繰り返す、
気温差のはげしい日々は、なんだか落ち着かなくて、、
「冬か春か、もう、どっちやねーん!」
と、つっこみ続けているうちに
2月もそろそろ終わりそうです。。
・
・
・
昨日のこと。
いつも使っている手帳に、
今日あったことを書き綴ろうとした時。
18日の欄の端っこに、
小さく��� 雨 水 」と印字されていました。
ん?
「 雨 水 」・・・って、ナニ?
なんとなく気になって調べてみたら
” 二十四節気 (にじゅうしせっき)“ の中のひとつで、
春分・秋分とか、夏至・冬至とか、
私でも馴染みのあるフレーズと同じく、
” 季節を知る目安としてつくられたもの “ だそう。
「 雨 水 」の意味合いとしては、
「空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始める頃」
を指す日、とのことで。
・・・って!
今朝、めっちゃ雪積もってましたけどねー!

あ。
そういえば・・・。
つい先日の「 立 春 」も
“ 暦の上では春のはじまりですが、今日はまだまだ寒いですね! “
・・なんてことを、ニュースでも言ってたっけ。
この、いつもナゾに感じていた、
暦上と実際の季節感のズレの、あれやこれやは、
” 二十四節気 “ あるあるってことやったんかー!
・
・
なんて。
スッキリしたようなことを言ってますが。
実は私、この ” 二十四節気 “って言葉も知らなければ、
そういう節目が、1年の間に24回も回ってくること自体、
知らずに今まで、のうのうと生きて参りました。。
・・・お恥ずかしい。
(ちなみにメガネさんにも知っているかと聞いたら、
案の定、「ナニソレ?」とおっしゃった。 さすが、同志・・!)
・
・
話しは戻して。
えっと。
そもそも、 ” 二十四節気 “ ・・とは。
”月の満ち欠けに基づいた旧暦(太陰暦)は、年ごとに季節と月日にズレが生じてしまう。
そこで、農作業などでは春夏秋冬の季節を正しく知る必要があるため、考案された区分手法・・” 二十四節気 “ を暦に取り入れることで、季節の指標にし・・・云々。
一年の長さが12の「中気」と12の「節気」に分類され、季節を表す名前がつけられ・・・云々。”
あーー、えーーっとぉ、
つまりはぁ〜、、
1年を四季に合わせてまずは4等分!
さらにその中でそれぞれざっくり6個に切り分けて、
巡る季節を感じられるような、
いい感じの言葉添えて、ハイ、出来上がりー!
みたいな?
時短レシピ的な、こんな解釈でオッケーか?
でも、これだとまだ気になることが。
”季節と月日にズレが生じてしまうから取り入れた” と言いながら、
実際問題、ズレてんじゃん!?
春のはじまりが2月って、やっぱおかしいじゃん!?
ものの数分前まで全くの無知だった自分を棚に上げ、
得意の「 知ったか〜 」センサーが一気に作動。
ここは引き下がれません。。
追い打ちをかけるごとく、
引き続き ” 二十四節気 “ について調べていたら、こんな内容が。
”・・約2600年前、太陽の動き(気候)をもとに中国で考案されたので、日本だと名称が時期とずれていたり、合わなかったりする。
それらを補足するのに、” 二十四節気 “ のほか、節分や彼岸など、季節の移り変わりを表す雑節(ざっせつ)を取り入れた。
これらは生活や農作業に照らし合わせてつくられた日本独自のもので、今も暮らしの中にとけこんでいる。”
・・と。
やはり。
みんなちゃんと、ズレを認識してたのね。
そしてそれを補正する行事もしっかり盛り込んで、
繰り返しの1年に、季節を感じるメリハリを散りばめたんか〜!
確かに、
「今日は夏至だから、昼が長くて嬉しいなぁ」 とか。
「冬至も過ぎたし、これから夕方は徐々に明るくなり始めるかな」 なんて、
毎年なんとなく思っている自分がいるし、
節分には豆を撒いて恵方巻きを食べ、
土用の丑の日には、うなぎを食べる。(食べてばっかやん。。)
そうやって、暮らしの中に当たり前にとけ込む習慣が、
いつの間にか身に付いていて。
季節の巡りとともに、日々が、一年が進んで行く。
・
・
・
さて。
” 二十四節気 “ の表を見ると
「 雨 水 」の次にやってくるのは・・・

「 啓蟄 」!?
え!?
ナニソレ!!
「 啓蟄(けいちつ) 」とは。
啓は「ひらく」、蟄(ちつ)は「土中で冬ごもりしている虫」の意味で、大地が暖まり冬眠していた虫が、春の訪れを感じ、穴から出てくる頃。
ちなみに今年は3月5日。
・・だってさ!
今まで自分には馴染みのなかった、
節目の言葉や意味を、知れる喜び。
約15日でまわってくる、このルーティーンを、
周りの景色と照らし合わせながら、
今年も一年、巡る季節を楽しめそうです。
・
・
・
果たして。
明日からまた、やって来るらしい急な暖かさに、
冬ごもりしている虫や植物の芽たちが、
勘違いして早々と出てきてしまわないか・・
このまま実際の季節が暦に追いつきだしたら、
うなぎやおはぎを食べる回数が減ってしまわないか・���
そんな妄想を膨らませながら、
心配とちょっとワクワクな気持ちが入り交じりつつ、
今日は眠りにつきます。
明日は地面をよく見てみよ〜っと。
おしま〜い。
0 notes
Text
・
・
本日、1月31日。
ここ最近、「 使いキリ 」にはまっております。
・
・
・
「 食材を、無駄なく使う 」
一見、エコへの取り組みスローガンのようなこの文言を
私は今、ハマって!実践しております。
・
・
・
というのも。
今までは、食べたいものに合わせ、必要な食材をその都度買っていました。
・・まぁ、ほぼ衝動買いだったかな...?
それがこの状況下で、
たまに行くスーパーでのまとめ買いと、
週に1度届く戸配のフル活用へとシフトチェンジ。
食材を得れる回数が限られたことから、
ある程度いろんなパターンを作れるよう、
まんべんなく食材を買い、
その中で組み合わせを考えるようにしました。
食べたいものをモヤモヤ〜っと思い浮かべては、
冷蔵庫とレシピサイトをチェックし、
今日の献立を決めていく。
以前の私なら、
食べたいレシピを見つけても、
「これを買わないと、作れない。」 と、
普段はテキトーなくせに、
食に対しては断固として譲らなかったのに。
でも今は、
指定された食材が無いのなら、
今、家にあるもので代用し、作ればいい。
自然とそう思えるようになり、
そんな柔軟な対応をする自分に少し驚いたりします。
自分にとっては嬉しい、この小さな変化は、
冷蔵庫だけでなく、
私の気持ちも身軽にしてくれて
なんだかめちゃめちゃ、気分が良い・・!
選んだ食材の掛け合わせに成功し、
少しずつ、冷蔵庫がカラに近づいていくこの爽快感は、
まるでゲームの 「 ぷよぷよ 」。
4個色が揃うと消えていく、
あの感覚に近いのかもしれません。。
そんなある日、献立に「おでん」を選んだ時に、
「たくさん作って、次の日もまた食べよう。」
そう思った次の瞬間、
「あっ 次の日はカレーにしよう。」
ふいに、そう思いました。
きっと、何かリメイク料理の特集とかで
「おでん」からの「カレー」づくり
といった情報を、無意識に得ていたんだと思います。
・
・
・
そして、次の日。
イイ感じに、味がしみしみになった「おでん」を見ていたら、
「カレー」にしてしまうことに、ちょっと躊躇もしたけれど。
そこは「食べてみたいっ!」という
食欲アグレッシブな自分の気持ちが上回り、
「カレー」のルーを思いっきって、
鍋に どーーーーん!
見た目的にも満足。
そして食べてみた結果、
めちゃうまっ!で大満足。
下準備は楽だし、無駄もなくせるし。
なんてったって、おいしいし!!
この料理、最強!?
リメイク料理法を考えてくれた人にも感謝です!
食べた翌日、胃への負担もないし(歳のせい・・?)
軽い感じで、���シのきいた、
おそば屋さんの「カレー」っぽい気がして。
このレシピ、
今ではすっかり我が家の鉄板(定番)メニューにもなって、
この冬、「カレー」を見越しての「おでん」作り。
一体、何度やったかわからないくらい。。
それにしても
「カレー」って、何でこんなに美味しいんやろ〜?
刻んで、
ぶっ込んで、
ハイ出来上がり!的な
誰もが簡単に美味しく作れる、魅惑の料理。
緻密な計算もいらないし、
冷蔵庫の余りもので、ちゃちゃっと作れるし。
・・ん?
あれ。
以前はレシピ通り作らないと、気が済まないようなこと言ってたけど。
前から「カレー」って
めっちゃ感覚的に作ってる・・な、と。
余った食材の使い道に困ったら
今までも「カレー」にぶっ込んでた・・な、と。
まぁ。
とりあえず、おいしいんだから。
まーいっか!
ムダ無く、美味しく、効率よく!
この「 ぷよぷよスタイル 」を
しばらく楽しんでいこうと思います。
2月もがんばろう!
おしまい!
0 notes
Text
原点回帰。

・
・
本日、1月13日。
新たな年が始まるや否や、立て続けにやって来た大寒波。
夜中に水道が凍らないようにと、自分では太っ腹にだしたつもりの水も
朝には氷柱になってカチコチに固まっている・・・。
痛みさえ感じるほどの寒さの中では、
暖房もなかなか効いてくれないし、
スリープにしていたパソコンは、
触っても全然起きてくれないし。
室温0度に降参なのは、どうやら私たちだけではない���うです。。。
・
・
・
先日、凍えそうになりながら、地域の「とんど焼き」に参加しました。
「とんど焼き」は、正月に飾っていた門松やしめ縄、あとは書き初めなどを焼く行事で、
「どんと」とか「左義長」とか、地域によって名称もいろいろだそう。
通常は小正月の1月15日に行うところが多いようですが
うちの地域は、毎年人が集まりやすい3連休中に済ませてしまいます。
日にこだわらず、今、ここで暮らすみんなに合わせて、
その行事自体を続けていく。
そういう柔らかさのあるところも、なんかいいなぁと、
いつも思うのですが・・・しかし!
今年のとんどは、寒すぎました・・!!
みんなで火を囲いながらも、とにかく寒い寒いと全員が連呼。
そして水道が凍ってエラい目にあったわートーク。。。
よかった、、
うちだけじゃなかったのか!!
そうやって情報交換し、笑い合っていると
寒いけれど、参加出来て良かった〜と思うし、
マスク越しのみんなの顔を見て、
穏やかな一年になって欲しいな〜と、
燃えて舞い上がる灰が、
上昇気流にのって、どんどん空高く昇っていくのを見上げながら
どうかお願い!と、
グっと祈ってみました。
・
・
・
だんだん燃えるものもなくなった、終盤。
寒さが一層増して、
次第にカラダ中が痛くなってきて。。
片足を上げ下げしながら、
少しでも暖を生み出そうと努力する私。
とは反対に、静止し、
どうもやばそうな雰囲気を醸し出しているめがねさん。
「・・ど、どした?」
なんとなく予想はつくけれど、一応聞いてみる。
『・・足の指先の感覚がない・・・。』
やはり。
寒い中、立ちっぱで2時間弱。
防寒具を身につけてはいたけれど、
私たちの装備はどうやら甘かったようです。
そして。
無事に焼き終わり、解散。
軽く震えながら家路へ急ぐー。
・
・
・
長靴を脱ぎ捨て、
速攻、
ジャーーーー!!
お、お湯〜〜〜!
生き返った〜〜!
なんてあったかいんや・・
泣きそうになりながら、
じんわりと温まり、
よし、次は足先に、暖っ!!!
(今振り返ると、足湯をすればよかったのだけど・・)
すぐに温まりたかった私たちは
目に入ったファンヒーターのス��ッチをオン!
行儀が悪いし、危ないのは百も承知で
我先にと、吹き出し口に足をつけ、温風を待つ。
そんな変な体制をしつつも、
ふと、今年も我が家は平和だなぁと思ったり。。。
・
・
・
その後、
カラダの��からの熱を求め、
昼は速攻暖とり可能なカップラーメンを選択。
「うっまぁーーーッ!」
それはもう、格別に美味しく
この味、忘れませんっ!と言いたくなるレベルで。。
寒さを嫌なものと、捉えてたけど
寒かったおかげで、いつも食べていたものが
こんなにも美味しく感じられるのか〜!と、
ちょっと広い心をもてた自分がいます。
特に最近は、
いろい��と、マイナスなものに目が行きがちだったけど。
こうやって、ちょっとでも視点を変えられたら
何やかんや、楽しく前へ進めるのかな。
いや、ちょっと強引にでも、前に進まないとな。
インスタントラーメンの元祖、原点、父である
日清の CUP NOODLE を食べながら
今ある幸せに目を向けて
初心を忘れずにやっていこうと思いました。
皆様にとって、2021年が良き一年となりますように。
今年も、よろしくお願いします。
1月13日
おしまい。
0 notes
Text

・
・
本日、12月31日。
大晦日。
テレビの特番とスーパーの特売品で
今年もまた年が変わっていくことを実感しています。
.
.
色々ありました、一年。
.
.
いつもと違う時間が流れる、
慣れない事ばかりの日々でしたが、
規制や対策された中での出会いや再会は、いつもより増して嬉しく、
ありがたくって!心が温まりました。
そして、2020年は
いろいろと自分達的に再確認できた年になったと感じています。
そんな今年は、、
例年は帰省で参加できなかった
地域の「しめ縄づくり」へ。
調べてみると、
しめ縄は、豊作や健康をもたらす神様を
家庭に迎える特別な日=「 お正月 」に飾るものだとか。
地域でつくるのは、
集落を守ってくれている神社の鳥居や御神木に飾る、大きなもの。
地域で育てた稲を刈り、
干した藁を使って、
みんなの手で一からつくる。
やり方を教わりながら、
(私はめちゃめちゃ下手くそで全然出来なかったけど泣)
一年の終わり、年末に
昔から変わらず続けてこられた習わしに、一緒に混ぜてもらえて、
いろいろありすぎたこの一年も
みんなでワイワイと締め括ることができてよかったなー!と、
しみじみ思いました。
オマケで作らせてもらった、
自分の家用の小さなしめ縄は
少しカタチが歪だけれど、その分味わいのある出来!
それを見たご近所さんは
「来年は、いい年になりますよー」と。
そう言ってもらえた言葉に
すごく勇気づけられ、感謝の気持ちでいっぱいと共に、
「うん、そうやんな~!来年は良い年になるわ~!」と
心の中で、素直に思えました。
2020年、最後のイベントも
とても良い日になりました。
ありがとうございました。
みなさま、今年もお付き合いいただき、ありがとうございました!
そして、たくさんお疲れ様でした。
来年もコツコツやってきますので、
懲りずに、よろしくお願い致します。
それでは、よいお年を〜!!
おしまい。
0 notes
Text

・
・
本日、12月9日。
12月に入り、いよいよ本格的な冬がやってきました。
毎朝、布団から出るのがつらくて
少しでも「 暖 」の中にいたいと、ゴロゴロウダウダと抵抗。
そして結果寝坊し、自分の首をしめる・・。
そんなルーティーンを、日々せっせと続けております。
・
・
「 寒いとこわばり、動けない。 」
最近、カラダは正直だなと実感しました。
もともと冷え性な私は、なんとか血の巡りを良くしようと
冷えに効くものを調べては食べて、
聞いては食べて、
食べ続け、、
ハッ!とし
少し前からヨガをはじめました。
一応、大体は起きて少し用事をしてから行うのですが
その日はやることが多く、焦ってまして。
朝すぐにヨガを始め、ポーズをした瞬間、
「っっ痛ーー!」
背中のスジ、やっちゃいました。
「最悪ー・・・。」
その日予定していた用事が、一瞬で全て水の泡に。
・
・
へこんでうずくまる私に
『 年齢と季節、考えて。 』
と、冷ややかな目をしながらも
背中をさすってくれるめがねさん。
やさしいんだか、いじわるなんだか・・
「イタタタ・・」
後悔しつつ、おとなしく休養することに決めて、
痛む右の背中をかばいながら、行動することに。
左手で引き戸を開けたら
かばっているのに、
「痛っ!」
えっ、何で?
右手を使わずにいるのに、
右の背中に痛みが。
涙目になりながら、試しに左手を動かしてみると・・
右の背中が動いている・・・。
あら?
これ、つながってますね。
左手から背中をつたわり、
私の筋(贅)肉の動きは、右側の激痛箇所へとしっかりと続いていました。
えええ〜、筋(贅)肉さん、
どんだけ働くんですか〜〜
自分の意志とは関係なく
反応して動くカラダには、本当に驚くことばかり。
目の瞳孔も、心臓だって
自分でコントロールできないところで、
しっかりと動いてくれている。
使っているのは、動いてるのは
自分の意識しているところだけじゃない。
正真正銘、自分のカラダなのに。
この独特なバランスと距離感が、なんだかおもしろい。
あ。
この感覚って・・・。
・
・
・
ここ最近、「 絵 」というか、飾る作品を作っています。

一見、木にペイントして描いてるように見えるその柄は
鉄分を含んだ溶液と、木に含まれる「タンニン」という成分が反応して、
染めることによって出来た作品。
ひとつひとつ、木によって含まれる「タンニン」の量も違うし
木へのたらし具合でも、全然違うモノが出来上がります。
そして、そこに作為と無作為的に
対峙した時の雰囲気で
木を彫ったり、裂いたりと手を加え仕上げていく。

その、自分の意志だけではコントロールできない感じ・・
予想できないし、想像を超えて思いもよらないものが出来る、
偶然と必然。
意識と無意識。
あー、やっぱり、おもしろい・・。
・
・
この感覚。
作品の制作主、めがねさんが言っていたのは、そういうことか〜!!
カラダがいつも、していたこと。
意識と無意識を行ったり来たり、
バランスをとりながら成り立っている。
こういうことって、
他にもいろいろ、日々の中に溢れ返ってるハズ。
自分のカラダを通して
作品の意図がわかったような、
気持ちが一直線になれたような気がします。
この感覚、大事にしたいなぁ。。
・
・
・
・
そして。
今週末は、延期開催となったイベントへの出店です。
対面での販売は、まさにライブ。
どんな出会いがあるのか、
その時、その場所で感じたように反応(対応)して
想像を超える楽しい時間となるように。
万全の準備をしていこうと思います。
いざ、静岡へー!
よろしくお願いします。
おしまい。
0 notes
Text
お先、まっしろ

・
・
本日11/19。
例年どおりのさむ〜い冬への突入を覚悟していたら・・
あったか陽気へと逆戻り!
思わぬ暖気に、歓喜の舞がとまりません。
ただ、朝晩はやはり冷えるので
1日の気温差が激しいとカラダは疲れるし、
暑いくらいの日差しは、肌が焼けないかと気にはなってしまうものの、
この時期の、この暖かさはやっぱり最高の恵みなわけで。
散歩するにはちょうどいい、そんなおだやかな日が続いています。
「 どこかへ出かけないともったいない! 」
そうは思っても、近くに買い食いを楽しめる場があるわけでもなく。
あるのは山と、田と、・・・えーっと、山。
何もないっちゃ〜ないけれど。
季節の移ろいはめちゃめちゃ〜、ある。
そこで今日は、歩き慣れた道を、メガネをかけて歩いてみることにした。
・
・
そう。
実は私、目が悪いんです。。
前から徐々に見えづらくなってきたのだけれど、
ここ数年、老化とともに、視力低下のスピードが加速。
それでも、車の運転とか夜道以外は、なんとかメガネをかけずにやり過ごしている。
(つけたり外したりが、いちばん視力を悪くするとかしないとか、、悪くなった原因は、老化だけじゃないのか?)
・
・
いざ歩き出すと。
普段はサッと通り抜けている道なのに
メガネをかけると、なかなか進めやしない。
だって。

ほら。もう。
めっちゃキレイやん・・。
この中に、一体何色あるん?
自分はいつも、こんな中で暮らしてるんかいな!
・
・
・
いつも大きな 「 かたまり 」 でしか捉えてなかったものが
実はひとつひとつの小さな「 個 」から出来上がっている。
光の入り方とか、風で変わる葉の角度とか。
そんな刻一刻とカタチを変えてく姿には気づかずに、というか
見えてなくて。
だから見落としてる事自体にも、気づかずにただ進んでる。
こういうことって、普段の暮らしの中にもけっこう潜んでるんじゃないか?
そう思うと、
えー!!見えるって重要!!
てか、メガネめっちゃ重要っ!!!!と、感じるわけです。
・
・
・
・
・
つい先日、クラフトフェアへ出店しました。
春の開催を予定していたイベントが秋へと延期になり、
私にとっては今年初の販売に。
久しぶりなのと、今までにない状況下の中ということもあって、
緊張とワクワクが入り交じった、
手探りでのスタートになったけれど。
マスクをしていても伝わる笑顔と会話に、
やっぱり対面で話せるって嬉しいな〜、
しみじみ、クラフトフェアっていいよな〜と、
あったかい気持ちになりながら、
この思いを共有しなければ!と、隣を見ると・・。
マスクのせいで、まっしろに曇ったメガネの彼がいた。
「え!大丈夫?! 見えてる?!」
『・・ダメだね。』
残念。
一応、メガネに曇り止めを塗ってはみたそうだが。
効きが、悪かったようです。
販売時はコンタクトをつけている私は、
人ごとのようにその光景をヘラヘラしながら見ていたわけですが。
実は私も、なんだかなー。
どうもコンタクトの調子が悪く、
自分の目には合わないのかな・・と思い、
メガネに換えようかと検討中。
でも、曇り止め、効かなそうだな・・・
いや、彼だけかな・・・?
逆に、まっしろメガネさんは、
メガネをやめてコンタクトにしようかと検討中。
コンタクト、目に合うといいですね・・・
・
・
・
年内に控えたイベントは、あと2つ。
果たして我々は、どのような方法を選択し、視界良好へと挑むのでしょうか。
メガネ?コンタクト?
どっち?
でも。
やっぱ視力、回復した〜い!
おしまい
0 notes
Text
ストーブと献立と私。

・
・
本日11/9。
心地よい秋があっという間に過ぎて、
苦手な冬が。。
『あ〜、さむい。』
寒さに弱いのは春生まれだからだと、
運動不足で血の巡りの悪いカラダを見ぬふりし、
今冬初、ストーブに火をつける。
『あったか〜〜!やっぱ火は良いよね〜』
これが私の、「 冬 」への切り替えスイッチです。
・
・
・
ある日のこと。
今日の夕飯は何にしようかと、
赤いストーブの前でうずくまりぼんやりとしていたら、
めがねさんが暖を求め寄って来ました。
「あ。 冬のにおいだ。」
『え? においって・・・?』
「 灯油。 」
それはストーブから発する、独特のにおいのこと。
冬のにおいかぁ。
・
・
・
そう言えば、
小さい頃、冬になると家族でよくスキーに出かけ、
休憩で入る山小屋には必ずおっきな業務用ストーブがあった。
「ゴォォォォォォォーー」
音をたてながら煌々と光るストーブにあたると
靴についていた雪が一瞬で水になり、消えていく。
灯油のにおいが漂う非日常の空間で、
その不思議な光景 と 真っ赤なストーブを
火照った顔で、ただただ見つめていたことを思い出した。
今では、毎冬家で感じる生活のにおいになったけれど
ちょっと前までは、
灯油=非日常 で、
いつもとちがう「特別」なものだったっけ。
『懐かしいなぁ。』
思わずフフフーと、思い出に浸りニヤニヤしている私を
次の瞬間、めが���さんが一気に現実へと引き戻す。
「・・今日の晩ご飯、何ですか?」
!!!
そうでした!
あぶない、あぶない。
また楽しいところへと、意識飛ばしトリップをしておりました。
私が今考えるべき事は、ひとつ!
ごはん、どうしよーーー!?
彼に聞いたって、
いつも「何でも良い」しか返ってこないのは知っています。
それでも一応、聞いてはみるのが常。
『 えっと、今日は何食べたい?』
「・・・・う〜ん、選択肢下さい」
『え・・・・?』
おっと。
新しい返しに、思わずうろたえる。
でも、確かに。
いくつか具体的な選択肢がある方が、話しが早い。
具体的な、何かを、、、
えっと、、
・・・・。
いやいや、
それが出てこないから、聞いてたんじゃなかったか?
無性にめがねに腹が立つ。
んんん。
でも
とにかく何か提案しなければ、もうどうにも話が進まなそうだ。
そして、
またまたストーブの前でうずくまる。
すると、ふと思い出しました。
いつもスキー場で食べていたもの。
それは。
カレーライス!
何故にスキー場の白い世界で食べるカレーは
あんなに美味しいのか。
私はいつも決まって、カレー
それも、大人ぶって少し辛いカレー
赤くて甘い福心漬けと一緒にかっこんでたな〜。
・
・
もう、こりゃカレーで決まりっしょ。
『じゃ、カレーで!』
「・・・はい。」
問答無用
とは、きっとこのことを指すのでしょう。
無事に献立は決まったし、
ちょっと懐かしい冬の思い出にもトリップできたし。
楽しかった冬の思い出の後は、
寒いのもなんだか悪くないな〜
なんて単純にそう思う自分は、
きっと明日、
またこの寒さにブツブツ文句を言う事でしょう。
でも、
「嗅覚」とか「味覚」とか
五感と共に一緒に覚えてる思い出って、
やっぱりなんか、良いもんだな〜と思いました。
巡る季節に、五感も添えて。
これからも、将来思い出すのが楽しい
思い出がたくさんできていきますように!!
てことで。
いざ、涙こらえて、玉ねぎ切りまーす。
おしまい!

0 notes
Text
師匠。

・
・
本日9/30。
近頃、自分への疑問が止まりません。。
先日、歯磨きをしていた時のこと。
うがいをしようと口に含んだ水を、
間違えてゴミ箱にぶちまけてしまいました。
床に落ちてたゴミを捨てようとして、変わりにうがい水をダ〜ンク!
水浸しの床を拭きながら、
自分のしたことにどん引きしたのは言うまでもありません。
そして、ある日。
家でゴミを捨てようと蓋をあけたら、
クシャクシャの卵パックの上に、自分のメガネが、、鎮座していた、、、
何故?
そして、いつ?
自分の意志で捨てた記憶は一切ない。
頭にひっかけてたのがずり落ちたのか、、、
一応、プラごみ(資源ごみ)の方だったけど、、、
そしてまた別の日。
朝起きて着替えを済ませ、用事をこなし気分良くしていたところ、
「・・それ何?」
と、指摘された自分のお腹に、寝間着がひっかかって浮き輪状態に。
朝、お腹まで寝間着を下げ、上から部屋着を着たもんだから、
寝間着を脱ぐことを忘れてしまったらしい。
指摘された夕方まで気づかない、このだらしなさよ。
いい加減にしろよな、私・・。
ほんとに。
何やってんだ?
ナニこれ老化か?
いや、老化で片付けていいもんなのか?
注意力散漫度には、かなり自信ありだったけど。
まさかここまできたなんて。。
「おっちょこちょいだね」
そんな言葉で片付けられないのはわかっている。
でも。
ふと思い浮かんだ、あの方の存在・・。
良い年齢の方が「こいつぁうっかりだ」なんて!!
その言葉で全部なかったことにしてるじゃないか!
すごいよ、八兵衛。
ありがとう、、八兵衛。。
あぁ、、、八兵衛師匠。。。
・
・
・
そして。
秋です。
久々に販売が始まります。
八兵衛モードにならぬよう、
いざ、後半戦へ参りますっ!
おしまい。
0 notes
Text
RPG 「 鬼 < 渋 」

・
・
本日9/19。
一日一日と涼しさが増し、隣から聞こえる「寒い・・」の声に答え
早くも冬布団を出しています。
は、早くね・・。
でも、確かに日中も肌寒く感じる日も続き、着々と季節は巡っておるようで。。
猛烈にやってきて過ぎ去った(と感じた)今年の夏は、ずいぶん前のことのようにも感じます。
・
・
そんな中、先日ご近所さんより「くり」をいただきました。
「ひゃ〜ピカピカ〜!」
一粒一粒のフォルムもキレイだし、何より「THE・くり」感がハンパない。
「くり」の木のお皿に、もらった「くり」をならべる「くり on くり」。
カタチを変えて再び戻った「木」と「実」の繋がりがなんだかすごく素敵に思えて、
お皿に馴染んだこのコロンとした存在が、
なんとも言えず「しっくり」くる。
「愛らしいなぁ・・・」
しばらくその佇まいに見入って、うっとりしていたのも束の間。
頭の中で起こったちょっとしたパニックで、もう穏やかになんてしていられなくなっていましたー。
「・・・ええええ!!
くりって、どうやって食べたらいいんやろ!?!?」
・
・
秋の恵み代表格の「くり」。
実はもらったのも初めて、自分で調理するのも初めてなんです。
今まで「甘栗むいちゃいました」食べて満足していた私にとって
「くり」を自分の手で調理するなんて、結構な冒険レベルなのです。
皮ってどうやって剥くん?
何か専用のハサミみたいなん、売ってるよな?
あれがないとダメなんかな?
とにかく、
「くり 剥き方」で検索してみると。
ほうほう。
どうやら皮は水につけとけば、なんとか剥けるらしい。
・・ん?一晩!?
「くり」、めっちゃ手間かかるやん。。
前途多難な予感。。。
とりあえず、水につけて
今日の冒険はここまで。セーブして、また明日に持ち越すことに。
・
・
・
そして次の日。
初・くり料理は定番の「栗ごはん」に決定。
まずは皮を剥いちゃいます。
スマホでやり方を見ながら進めていくと、
想像してたよりもサクサクすすんで
おっ これは意外と楽々!?私って器用なん!と、
調子にのりかけた矢先、
ここから本当の戦いのはじまりでした。
くりの外側のいわゆる「鬼皮」ではなく
中側の「渋皮」。
これがもうやっかいのなんの。
私が今回つくる「栗ごはん」では、
どのレシピを見たって、みんな渋皮を剥いてる。
なんならはじめから黄色くキレイな「甘露煮」を使っているレシピもたくさん。
とにかく「栗ごはん」では、くりは黄色でなければならないのです。
包丁という名の剣を持ち、力を入れ続けるものだから指は痛いし真っ赤だし。
あー、もうやめたい、、
でも。
これを乗り越えなければ、この戦いは終わらない。
やるしか、ない・・!!
この長期戦と向き合うべく、とりあえず椅子に腰を下ろし、
テーブルの上で引き続き戦闘態勢へ。
んーー、やっぱり終わらない。。
少しでも、なんとか楽して作業をすすめたいと
スマホで引き続き検索すると、
「お湯で湯がくと、やわらかくなって剥きやすいよ。」
「お湯で湯がくと、風味がとんで良くないよ。」
・・・いや、どっち!
せっかくならおいしく食べたい。
これはもう、地道にやるしかないと判断し
手を休め休め進めて、
やっとの思いでなんとか全部を剥き終えました。
よし、あとは炊くだけ!
色々調べていると、土鍋で炊く方が断然おいしそうで
”カタチ”から入りがちな私は
「ここは土鍋でしょ」と、
やる気満々でこの戦いに挑みはじめたのだけれど。
あまりの「VS渋皮」に気力体力を奪われ
HPほぼ0な私に、もう選択肢はなかった・・。
炊飯器、一択。
そして。
「ピピーっ」と、レベルアップしたかのように炊きあがる音。
文明の力に感謝し、いざ、オープン!!!
そこには、ほわほわに炊けた「ごはん」と「くり」の舞いが。
おいしそ〜〜

「うん、うまいっ!」
手間かかかった分だけあって、なんだかすっごく、うまい!!
初めてにしては、よくできたんではないでしょうか。
・
・
お腹もいっぱいになり、満足した後に片付けをしていたら
「わっ! なんか、虫!!!」と
めがねの声。
そちらに目をやると、何かが飛び跳ねた。
・・・!
何かと戦っているのか・・!?
「ちょっと見てて!」と、
めがねより見張り役(私は勇者気分なのに)を承ったものの、
ピョンピョンと飛び跳ねて見失ってしまった。
やばい・・・。
そこに武器、「薬水スプレー」を装備した めがねが帰って来て
「どこ!?」
と必死に虫の行方を探っている。
『わからん、どっかに飛んだ!』
えーー、ちゃんと見ててよと非難されながら、
一緒にあたりを捜索していたところ、物体を発見!
「あ!いたいたいたっ!!」
『ほんま!?』
シャッ シャッ シャッ シャッ・・
虫へめがけての、めがねのスプレー攻撃が止まらない。
・
・
『も、もういいんじゃない!?』と静止しながら
その噴射した先に目をやると・・・
ん?
あっ!!!
これは・・・!
『ちょっと待って!』と、めがねを落ち着かせる。
『これ、虫じゃない!!』
『・・・くり!!』
我にかえり、「は?」という顔で私を見たあと、
噴射した先に目をやるめがね。
そこには、べちゃべちゃに濡れて、
ぐったりとした「くり」の鬼皮がじっとしていた。。
「蛾」と勘違いし、「くり」の皮を見事退治しためがね。
思わず吹き出してしまいました。
あんなにおいしい実を守っている、強い鬼皮さん。
どうもお疲れさまです。そしてごちそうさまでした。
そして、災難でしたね。。。
とりあえず、
めがねさんのレベルはもちろん下がったのだが。
我が家は今日も平和のようです。
・
・
おしまい。
0 notes
Text
闇にかくれて生きる。

・
・
本日9/3。
今年の夏は、めっちゃ暑い。
気づ��ばアイスを毎日一本食べている。
決して、アイス狂という訳ではないのだけれど。
吹き出す汗の前では、もう食べずにはいられない。
・
・
・
うまいうまいと笑みをこぼしながらも、
健康的には良くないと、頭ではちゃんとわかっている。
でもやっぱりおいしい、あずきバーとガリガリ君。
そしてコスパの素晴らしさに頭が下がり、カラダの熱も下がる。
こんな暑いのは勘弁してくれ、早く涼しくなって欲しいと思う反面、
予想してたより早くやってきた朝晩の肌寒さに、
スーパーでの楽しいアイス選びもも��終わりなのかなと思うと
ちょっと残念で、少し寂しいような、なんとも複雑な気持ちに、、、
って、結局冒険出来ずこの2強アイスを選ぶのだけれど。
・
・
そんな今年の暑い夏は、私たちの「食」だけでなく、
野生に生息する動物たちの「食」にも影響を及ぼしたようで。
連日、闇にまぎれ畑を荒らしにやってくる、獣たち。
いつも野菜をいただくご近所さんたちは、
今年は特に被害が大きく、みんな何かしらやられたそう。
特に芋類は全滅とのこと。
犯人は、イノシシ、シカ、ハクビシン、アナグマといった獣たちらしい。
ただでさえ、今年の長い梅雨のせいで、野菜の生育も不安定なのに、、
時間と手間をかけて育ててきたものが、一夜にして奪われる虚しさ。
自然界には勝てない、仕方ないと、言葉にするのは簡単だけど。
めちゃめちゃ腹立たしく、悲しいに違いない。
それでもみんな、「あかんわー!」と、
笑みをこぼしながら、今まで以上に工夫して、対策をして、
また一から育てはじめる。
ただ、獣たちも毎回知恵をつけ、
なんとか腹を満たそうと必死にやってくるものだから
この攻防戦はなかなか終わりを迎えない。
朝起きて、地中にあるデッカイ石がボコボコと掘り起こされた跡を見ると
夜な夜な行われている光景を想像し
やっぱりゾッとしてしまう。
・
・
・
そして。ある夜のこと。
寝静まった我が家の寝床に、異音が響く。。
ザッザッザッ。
ガサガサガサ・・・ザザザザザ!!
その大きな音に、
一度寝たら、なかなか目を覚まさないこの私が覚醒してしまった。
えーーー!?何なにナニ、こわっ!!
不安でオドオドするものの、
こんな時に限って、
暑さと疲れで寝苦しいといつも言ってるめがねさんは
すやすやと穏やかに眠っておられる。。
ダメだ、一向に起きる気配がない。
・
・
チッ。
自分で行くしかない。
・
・
恐る恐る窓の外を覗いてみたけれど、
当たり前に田舎の夜は漆黒で、何も見えやしない。
闇が広がるだけ。
でも、確かにめっちゃ音はする。。
しかもどんどん大きくなってくるような、、
・・どうしよう。
気になって、寝るに寝れないし、、、と、
目に見えぬ敵にビビりながらも、
怖いもの見たさの野次馬魂が真夜中に発動してしまって
懐中電灯を持ち出し、
いざ、異音を確かめるべく照射・・・!
・・・。
あかん。何も見えへん。
あれ?となりながら、
音のするあたりをフワフワと照らし続ける・・
と!
なんと、まあ!
暗闇にプリっと、かいらしいお尻っ!!
ひゃー!ウリボウやーーん!!!
一瞬視界に飛び込んだその愛おしい姿に
思わず歓喜の声をだしてしまった。
畑を荒らされたみんなからしたら、全然かわいくない存在なんだろうけど、、
やっぱりか、かわいい。。
親がせっせと仕事(餌探し)している間、
元気に走り回ってたんかな。
でも、急に照らされてビックリしたのか、
それからはピタリと音も止まり、気配は闇の中へとかくれてしまって
いつもの静かな夜に戻った。
・
・
以後、家の裏の畑に限っては、目立った獣の立ち入りは見られなくなり、
ウリボウ熱のあがった私はちょっと残念な気持ちと、
獣を自分が追い払った(?)ことを誇らしげに思う気持ちとがまざって、
なんとも複雑な気持ちになりながら、
今年の夏ももう終わる。。
そして。
これからは、台風の心配な季節。
せめて、闇にかくれずに来て欲しい。
いや、来るな!
自然界さま、何卒手加減よろしゅーです。
おしまい。
0 notes
Text
【 図1 】

・
・
本日7/31。
7月ももう終わり。
今年の梅雨は一段と長く、変!!
明けない明けないと、イライラが募ってたら、
急にカラッと。
全く予想のつかない天気に、ふりまわされたこの2ヶ月。
長く重たい雲が、ようやく過ぎ去りました。
・
・
・
陽が落ち始めると聞こえてくる、少し哀しげな音色。
あの「カナカナカナ・・・」と鳴り響く心地よい音を聞くと、
そうやんな、もう「 夏 」やんな、と実感。
ちょっとセンチな気分に浸りたい時。
色々思いを巡らすには、抜群の威力を発揮する自然界のこのBGMに
なんだかグッとくる人は、きっと多いはず。
・
・
夕刻。
ボーっとしていたら、例年通り、良い感じの声が聞こえ出しました。
「いい声・・・・・」
今日もがっつり浸っていると、ふとよぎったことが。
「・・? ヒグラシって、どんなだっけ・・・?」
これだけヒグラシヒグラシって言いながら、実はその実体がどんなものか、
ちゃんと知らなかったことに気づいてしまったのです。
そこで速攻ググってみたわけですが・・・?!
「 え。」
「・・蝉・・なん・・・?」
なんと。
細くて、儚げで、すぐに消えてしまいそうな、
弱々しいイメージを持っていた「ヒグラシ」さん。
まさかの「蝉」やったんや。。
・
・
【 図2 】

確かにこれ、何度も見た事あります。
羽が透明で、他のに比べるとちょっと高貴な感じがして。
きれいヤツやな〜とは思っていましたが。
あ、あなたが ヒグラシだったなんて・・・!
この衝撃をとにかく外にだしたくて、
めがねさんを捕獲することに。
この違和感、伝わるかなー!!
ドタドタと作業場に駆けつけ、
「カナカナ」にどれだけ自分が酔いしれてきたか、
でもその正体が蝉で、せせせ蝉って!!と、ツッコミをいれずには
いられなかったこの心情を訴えたのです。
そして力説を終え、満足した私に向かい、めがねさんが一言。
『蝉って知る前の、キミのヒグラシのイメージを描いてみてよ。』
「・・へ?」
なんとも予期せぬ事態に、動揺を隠せません。
「いや、イメージって、、まあ、蝉のイメージではなかったけど、、、」
『うん��だから、描いてみてよ。』
なんだこの人は。いつもに増して、意志が固い、、
そこ、広げる・・?
知らぬ存ぜぬが通用しない、、
そんな、、イメージって言われても、、、
でも、もう描かないことには話しが進む気配がしない。
確かに、作業中に邪魔した自分も悪かったけど、、んんん。
あきらかに嫌な顔をしながらめがねさんを見ると、
そこにはワクワクと目を輝かせ、
『あっ、絵は一発勝負で。』と、追いうちをかけてくる。
何なんこの人、めっちゃ楽しんでるやん、、
でも。
このままプレッシャーに屈するわけにはいかない・・!
えっと、確かー・・・
ヒグラシは、細くて、儚げで、すぐに消えてしまいそうな、
弱々しいイメージ・・だったかな・・・。
・
・
そうして恐る恐る描き上げた「 脳内ヒグラシ 」は、
自分でもどん引きの仕上がりとなった。
※ 上記 図1 参照
・
・
「 蝉か〜って言うけど、キミはこれに今まで思いを馳せてたってことなんだね。」ケラケラ。
何だこれは。
楽しそうにしやがって。
怒りのスイッチが入る。
・・・
何か、腹立つッ!!
ん!?何に!?
ヒグラシに?
いや、蝉に?
いや、自分の画力のなさに?
いや、なんか1人で楽しんで笑ってるめがねに!?!
いやいやこれは、梅雨のせい!
この怒りは、長い長い梅雨のせいにしてしまえ!!!
何か言い返したくて、
「あー!梅雨うっとーしー!!!」と、
お得意の脈略の見えぬ私の発言(大声)は
作業場の外まで響き、、
それに答えてくれているかのように
「カナカナカナ・・・」
今日も、ヒグラシの合唱が聞こえだした。
しかも大合唱。
いつもより一段と心の奥深く響く(気がする)ヒグラシの音色を聞いて、
一息。
自然の気配に耳を傾けられるよう、
すぐに暑苦しくなる自分に気をつけながら、
暑くなりそうな今年の真夏も、元気に過ごそう!
ハイ、発散。
7月、おしまい!
0 notes