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澤田代表インドネシア出張

もう幾度となく足を運んでいるインドネシア。
現在はバリ島にいます。それにしてもアレだねぇ、バリは治安が本当に良くなった。
5年くらい前までは、ポピーレーン2から枝分かれした路地でマジックマッシュルーム入りのドリンク売ってたからね。それが一斉取り締まりの甲斐もあって、夜中にビーチを歩いても安全な程度にはなってるよ。
ただ、スマートフレンの電波が海岸に近い場所じゃ全然届かないっつーのはどういうことなんだ。これはWi-Fiルーターが無用の長物だ。
というわけで、もうしばらくはこっちに滞在します。
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澤田代表34歳になる
いろんな人から澤田のプライベートのアカウントにメッセージが届きました。
日頃本当にお世話になってる著名コスプレイヤーさん、あとインドネシアでブラジリアン柔術を普及させた格闘家ニコ・ハン先生からWhatsAppで直接メッセージが届いたのには驚きました。
ハン先生、澤田は何とか頑張ってます。来月、必ず新しいジムに窺います。

しかし、34歳か……。
別に誕生日が嬉しいってわけじゃねぇんだけど、正直もうちょい早く歳取りたい。
何でかっつーと、もしドラえもんがいたとしても澤田は10代20代にはもう戻りたくないんだな。理由は簡単で、若いとそれだけでナメられ、バカにされ、コケにされるから。
ただ、最近は「早逝する有名人」の話題にどうしても敏感になる。山本KIDの死は本当にショックだった。あの人、40代を迎えたばかりじゃないか……。
もしかしたら自分も、近いうちに病気で死ぬかもしれない。少なくとも、20代の頃よりもその可能性は大きくなってるんじゃないかという自覚はある。いや、今のところ切れ痔以外の持病はないんだが。
幸いにも、肉体の衰えは今のところ一度も感じたことはない。木口道場に通っていた高校生の澤田と戦えば、間違いなく勝てるという確信はある。グラップリングだけじゃなく、リフティングでも長距離走でもすべてにおいてティーンエイジャーの頃を凌駕してる。これははっきり断言できる。
さて、仕事するか。
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鳥越俊太郎って、そこまで世に疎い人間だったっけ?
この人、ジャーナリストですよ?
鳥越俊太郎氏(78)が電子マネー強制社会に怒り 「私たちは現金世代」(マネーポストWeb)
https://www.moneypost.jp/326035
「私も書籍や日用品の購入をカード決済の通販に頼ることが増えてきた。確かに便利だけれど、レジで直接、お釣りを渡してもらって会話があるほうが、生活が明るくなるでしょ」
いや、明るくなんねぇんだよ。特に新興国では。
インドネシアは1万3000という島を抱えていて、そのすべてにATMがあるというわけじゃない。そもそも、国民の半分が銀行口座を持っていないという状態。そんな中で農村部の一次生産者がジャカルタのスーパーマーケットに作物を売ろうとしたら、必ず仲買人を何人を経由しないといけないわけ。
でもそれって、要は決済を現金でやってるからでしょ。電子マネーで一次生産者とスーパーマーケットがつながれば、仲買人もいなくなって一次生産者は今まで以上に高く作物を売れるし、消費者はその作物を安く買うことができるわけだ。
ジョコ・ウィ��ド大統領はマスコミの前で「フィンテックは仲買人をなくす」とはっきり言ってる。
Jokowi: Fintech Bisa Putus Mata Rantai Tengkulak(VIVA)

https://www.viva.co.id/digital/digilife/815511-jokowi-fintech-bisa-putus-mata-rantai-tengkulak
ジョコ大統領はスラカルタの貧乏大工の息子で、「貧困を生み出す仕組み」については骨の髄まで知ってる人だ。その言葉は重い。
メルカリが海外のエンジニアを大量雇用した話は一般ニュースでも大きく報道されてたけど、そりゃフィンテック慣れした新興国の若い子のほうが使えるもの。いつまでも「発展途上国」なんて言ってバカにしてらんないよ。
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現在炎上している件。もっとも、炎上しているのはここで転載させていただくヒデヨシ氏の投稿じゃなくて、ヒデヨシ氏が取り上げた「入社当日で会社を辞めたことをTwitterで報告した人」だということに注意。
まあ、ヒデヨシ氏が解説している通りなんだけど、残念ながらこのテの「フリーランスに憧れる意識高い系」が多いのも事実。
「フリーランス=意識が高くて格好いい」から「フリーランスで生計を立ててる俺って格好いいでしょ?」とSNSで自慢する奴が、まあ少なくない頭数この世に生息している。
そもそも、これがカンチガイの元凶。たとえば澤田はなぜフリーランスかというと、己の技能を最大限活かせるであろう一形態がたまたまフリーランスだったからだ。そうでなければ、とっととどこかの会社に就職している。
「フリーランスで生計を立ててる俺って格好いい」とSNSで言い出したら、それはもう方向性を失っている証拠。フリーランスだろうと宮仕えだろうと、その目的はただひとつ、老衰の瞬間を迎えるまで食っていくことだ。人間は霞を食って生きていけない。
で、もっと言えばこのテのカンチガイ意識高い系が数十年後にジャパンライフみたいな会社を作っちまったりする。詐欺師と意識高い系は紙一重だ。
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「AIの自動投資」を謳う怪しい儲け話
来年あたり、「AIを使ってるからこの投資は確実に儲かりますよ!」みたいな詐欺が摘発されるんじゃないかと澤田は考えている。
で、そういうのは例によって最先端テクノロジーにあんま詳しくない高齢者が食われる。ジャパンライフとかL&Gとかと一緒だね。
AIっつーのは、大人数の行動パターンからアルゴリズムを取り出して「ここではこうした方がいい」ということを指示するだけのもの。それ以上のことは起きない。で、投資の世界での「大人数」とは、もちろん個人投資家を指す。
つまりAIは「今後、世界の投資家がどう動くか」ということは予想できるけれど、世界情勢とか株価を揺るがすような大事件とかのイレギュラーな要素までは読み取ることができない。当たり前だけどね。
世界の投資家がひたすら突き進んでいた道の先に崖があった。AIはその悲劇を止めることができない、というより、そういう性質のものじゃない。それぞれの顧客のニーズに合わせた投資の振り分けならできるけれど、役目としてはそれだけ。
結局、できるだけ信用格付けの高い商品をいくつもピックアップして分散投資するのが一番確実な方法ということになる。
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大人になった野比のび太について、本気で考察してみた。
ドラえもん第1話にこんな話が出てくる。
もしドラえもんが来なかった場合、のび太は悲惨な人生を送るという話で、孫がわざわざその様子を撮影したアルバムを持ってくる。

大学一浪、卒業後は就職先が見つからなかったという理由で起業、その5年後に社屋が全焼し、恐らくそれがたたって起業7年で倒産……。
これが「のび太はスペック高過ぎ」とネットで言われている所以だ。
澤田もそう思う。
たとえばのび太よりも10歳ほど年上のスティーブ・ジョブズは、大学を半年で中退したあとはアタリに就職している。あのジョブズですら、就職の経験があるということに注目してほしい。対してのび太は大学卒業直後に起業した。これをカリスマ起業家と言わずに何と表現するんだ?
しかも、リアルの90年代に当てはめればのび太の抱えていた苦悩と彼の清廉潔白さがよく分かる。北海道拓殖銀行や山一證券が潰れたのは、ちょうどこの頃だ。けれどのび太の性格からすると、拓銀や山一もやってた粉飾決済とか不良債権隠しなんかは絶対やらないと思う。というより、そんな度胸が彼にあるとは思えない。
本社が火事で全焼しても、それは保険でカバーできるはずだ。しかも本社全焼から2年も会社を延命させたという手腕をのび太は発揮している。
ただ、恐らくのび太の会社は野比家の同族経営だったんじゃないか?
というのも、「会社つぶれ借金取りおしかけ」というところがすごく気になる。事業を負債付きで譲渡できればいいはずなのに、それをしなかったということだ。まったくの徒手空拳から7年も存続した事業だから、買い手を見つけるのは難しくないと思う。若乃花がちゃんこダイニング若を売っ払ったのと同じだね。ところが、会社経営に関してまったく無知な野比家の誰かが事業譲渡に反対した……という流れなんじゃないかと澤田は考える。
証拠はないけど、反対したのは多分母親だ。ヒステリー症で己の価値観、先入観を息子に押し付けるあの母親。「あんたにはもう会社を立て直すしかないの! 会社を売ったらあんたはただの無職なのよ!」とのび太に迫って、彼もそれを跳ね除けることができなかった可能性がある。
息子が一時的にでも無職になることを母親が恐れたせいで、のび太はすぐにでも手放せる負債を抱えることになった。
人一倍強迫観念が強い上、根からの専業主婦だから資本主義経済の仕組みに関しては何も知らない。にも関わらず、子供の事業に干渉してしまった。これは悲劇以外の何ものでもない。
逆に、事業譲渡さえ済ませればのび太の未来はかなり明るい。銀行もベンチャーキャピタルも、のび太の経歴には一目置くはずだ。
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塚原夫妻は優秀なライターを雇ったのかもしれない、というのが澤田の感想。
いろんな批判の方向性を、殆ど完璧に考慮した書き方だ。千恵子が出した録音データに関しても、Twitterとかで千恵子のほうが叩かれていることをバッチリ理解している。
少なくとも、体操しか知らないような夫妻が独力でこんな文章は書けない。もしそうじゃなかったら、塚原夫妻はWebライターとしても食っていける。でも、その可能性は多分ない。
その方面に精通しているブレーンがいるか、腕のいいライターを雇ったかのどちらかだね。
“ところで、一部の報道にありますとおり、塚原千恵子の「黙ってないわ」など、塚原光男の「全部うそ」などの私たちの感情に任せた自分勝手な発言等により、私たちが宮川紗江選手と対立姿勢にあるとの印象を与えてしまいました。このような発言につきましても宮川紗江選手や宮川紗江選手のご家族に対して、恐怖心や不快感等を与えてしまったと思っており、本当に申し訳なく思っております”
これはもう、夫妻ではない第三者がペンを取った書き方としか思えない。一人称の中に僅かな三人称を混ぜてしまったというミスがある。
けれど、このライターはなかなかの腕前だ。
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『ちびまる子ちゃん』が大嫌いだった
静岡市生まれ相模原市育ちの澤田は、ちびまる子ちゃんが好きじゃない、というよりも本当に嫌いだった。
澤田が小学校に上がる頃、もうアニメは始まっていた。子供心に「こいつは本っっっ当にヘソ曲がりだよなぁ」「姉貴も母ちゃんも怒ってばかりじゃないか」とアニメを捉えていた。それよりも、自分の溢れる才能とご先祖様の遺産を活かしていろんなものを作る『キテレツ大百科』のほうが何百倍も大好きだった。
澤田のちびまる子ちゃん嫌い、というよりもさくら作品嫌いは20代になっても心に残ってたんだけど、それが三十路を迎えると一転した。
まる子=さくら先生の心情が、30歳を過ぎてようやく理解できるようになった。まる子は「ひねくれ者」なんじゃなくて、誰よりも精神年齢の高い小学生だったということに気づいたわけだ。何てことはない、まる子の精神年齢に澤田はようやく追いついただけだ。
2年ほど前からさくら先生の作品を少しずつ読んでたりするんだけど、内容のひとつひとつが明らかに「小学生のもの」ではないんだよ。だから、今のティーンエイジャーにさくら作品を勧めても、多分理解してくれないんじゃないかと思う。若いうちは、「まる子は性格の悪い小学生」にしか見えないから。
けれど、大人になるってことはつまるところ「まる子のようになる」っつーことだからね。
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炎上、というかベラボーに拡散されまくってる投稿。イタリア人と日本人のナンパテクの格差を言い表した内容なんだけどね。
マッキーさんには敬意を払うつもりだし、本人は何も大衆を刺激するつもりで投稿したわけじゃないというのは分かる。投稿自体も、「日本の男はあかんわ」から先は何も書かれていない。
けれど、まあ、何だ……。それでもここまで広く拡散される要素も、多分に含んでると思う。
だってさぁ、↓このニュースは日本でも話題になったはずだよ? https://www.huffingtonpost.jp/2018/07/31/harrassmentonastreet_a_23492808/ “帰宅途中にパリ19区のカフェの前を歩いていたラゲールさんは、通りすがりの男から挑発的で屈辱的な、汚らしい言葉をかけられた” この「挑発的で屈辱的」っつーのは、下手すりゃ「空から落ちてきた天使」もそのカテゴリーに入っちまうんだよ。 http://www.afpbb.com/articles/-/3146997
“男性が女性のパーソナルスペースを侵害する例として「顔を10センチ、20センチまで近づけて話しかける」「何区画にもわたって後をつける」「17回も電話番号を教えろという」などを挙げた” マクロン大統領は本気で、ナンパを「路上セクハラ」として取り締まるつもりだ。今後、ベルルスコーニが舞い戻ってこない限りはこの流れはイタリアにも伝わるはず。
ちなみに、フランスでは女性に向かって口笛を吹く行為も年内に検挙の対象になるからご用心。
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余命三年騒動を知ってまず感じたこと。
僕ら専業物書き、つまり「物書きだけで食うことができる人間」は、何十万という人を出し抜いているという事実だ。
民放の番組にまで取り上げられたこの騒動。何でただのネットユーザーが弁護士の懲戒請求なんかしたのか。それは突き詰めれば、自尊心と発信欲を同時に満たすためだ。
けれど、そんなことは才能がなきゃできない。面白い動画を作る才能、楽器を上手に弾く才能、絵を描く才能、文章を書く才能。そのどれも持ち合わせていない人のほうが多数派だ。
その事実に、何十万もの凡庸な人間が絶望する。その絶望から立ち上がる手段が、たまたま余命三年の呼びかけた懲戒請求だったということだ。
別に凡庸であることは悪いことではない。むしろいいことだ。戦争で無残な死を遂げた人は、凡庸な人生を心から望んでいた。なのに、いつの間にか「凡庸は悪」ということにされている。
澤田はなぜ物書きで食っているのか? それは澤田が物書きしかできない人間だから。
ただ、そうであるからこそ自分は無意味な懲戒請求を申し立てた13万人を明��かに出し抜いていると感じている。もっと言うと、この13万人が束になっても入手できないものを澤田はあくびをかきながら手にしてしまった。
それが才能だ。
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【澤田の書評】司馬遼太郎の『風塵抄』が面白過ぎる

10代の頃にも読んでるんだけど、その頃は「爺さんの独り言」にしか思えなかったなぁ。
ところが、三十路になった今読んでみるとすっげぇ面白い。
産経新聞に月一のペースで連載されていた随筆集なんだけど、特に『“独学”のすすめ』は本当に良かった。どうして司馬遼太郎が学校嫌いなのか、を自己解説している。
司馬が中学1年生の時、英語の先生に「ニューヨークってどういう意味ですか?」と質問した。ところがその先生は、「地名に意味なんてあるか!」と怒鳴った。不愉快な気持ちになりながらも学校からの帰り際に図書館へ寄り、ニューヨークの意味を調べてみた。アメリカの宗主国だったイギリスの王室がそう名付けた、ということがすぐに分かったという話だ。
学校の先生が教えてくれなかった知識を、図書館はタダで提供してくれる。司馬が学校嫌いの図書館好きになった理由は、これだそうだ。
で、『受験の世』というタイトルの随筆にはこうある。本当に学問をしたい者こそ大学に行くべきだけど、現実問題そういう人間は決して多くないという。
教養を身につけた���のなら、大学ではなくほうぼうの塾へ通えばいい。何なら図書館に4年か5年通うのもアリ、だそうだ。
「文化系の大学で教養として学ぶようなことは、本を読むことで十分である」
逆に、何かしらのきっかけで10代のうちから良書や大文芸家の著作に巡り会えたとしたら、それは宝くじで何億円当たるより幸運なことじゃないかと澤田は思う。
2018年に三十路を迎えた人にとっても読みやすい文章だし、何よりこれ1冊で見ず知らずの他人とも議論ができる。こんな便利な本、他にないぞ。
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悪いけど、澤田は同業者に対して呆れてる
澤田はメモというものが取れない。「取らない」じゃな��て、「取れない」。診察したわけではないけれど、多分これは発達障害だと思う。
だけど、新製品発表会でひたすらメモとにらめっこしてる同業者よりはマシだ。
せっかくその製品が目の前にあって、好きなだけ操作していいって言われてるのに、それをせずにプレゼンの内容をひたすらメモするだけのジャーナリスト。こいつら、一体何なんだ? あんたら、一体何しに来たんだ。プレスリリースと大差ない記事を書いてそれで任務完了か。
日常使う台所用品とか、家電製品とかは尚更だ。手に触れて初めてその製品の良さが分かる。自分で体験してナンボの話じゃないか。
メモなんか捨てろ。本物に触れろ。テメェの身体で体験しろ。話はそれからだ。
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【The 金返せ】シンガポールのシェアバイクサービス『oBike』

さて、今日から始まりました『The 金返せ』のコーナーですw
ここでは、世界中のThe 金返せ案件を日本語でご紹介したいと思います。
まずは先ほども筆者が嘆いていた、シンガポールのシェアバイク『oBike』について。
まずは、シェアバイクについてご説明します。
現代の自然環境保全志向の高まりを受け、人々の間には「自動車から自転車へ」という意識が共有されるようになりました。その中で、街中でいつでも自転車をレンタルできるシェアサイクルというものが注目されていきます。
専用アプリと連携し、車体にあるQRコードを読み込んでその場で電子決済をするという仕組みは、大いに受け入れられました。
シンガポール発のスタートアップoBikeは、それに「乗り捨て自由」ということをセールスポイントにしていたわけです。
日本では、自転車の乗り捨てに対してとても厳しい規制を課しています。ですから、専用駐輪場を設けていないシェアサイクル業者に営業許可を与えるということは絶対にありません。しかし、シンガポールはそれでも問題なかったのです。
利用者から見れば、どこにでも自転車を乗り捨てられるから非常に便利でした。自転車にはGPSトラッカーが装備されているため、アプリを見ればどこに自転車があるのかを把握することができます。
ただし、利用者はその利便性を享受する代わりに49シンガポールドル(約4000円)をデポジットとしてoBikeに預ける必要があります。これはもちろん、いつでも返金してもらうことができます。デポジットですからね。
こうしてoBikeは急成長しました。去年8月には、シリーズBの投資ラウンドで4500万米ドル(約49億円)というベラボーな資金を手にします。同じくシンガポール発のオンライン配車サービス『Grab』とのアプリ連携も決まっていました。
しかし、各国に進出したoBikeは地元民とトラブルを起こします。
考えてみてください。我々の住んでいる町に、ある日突然シェアサイクル企業が1000台単位の自転車をばら撒きます。それらは乗り捨て自由です。人んちの前、公園、歩道上の点字ブロックにも堂々と置きやがります。オーストラリアのブリスベンでは、oBikeの自転車を川に捨てる奴も出てきました。
また、それらの自転車のメンテナンスは誰がするのかという問題もあります。サドルがなかったり、パンクしている自転車も珍しくない状態です。
結果、シンガポールやブリスベンではoBikeの放置自転車が溢れかえる状態になりました。当局はそれを取り締まるため、シェアサイクル業者に新しい規制を課します。シンガポールの場合は、業者に対して自転車1台毎に60シンガポール(約4800円)を払えと要求しました。
それに対応できなかったoBikeは、ついにシンガポールでのサービスを凍結します。
しかし、問題はoBikeがユーザーから49ドルのデポジットを預かっているという点。何とその後のアプリ更新で、デポジット返金の項目を削除してしまいます。火に油を注ぐような行為に、シンガポールのユーザーは激怒。oBikeのFacebookページは炎上、change.orgに署名プロジェクトが登場するという始末です。
https://www.change.org/p/obike-singapore-get-a-refund-of-my-deposit-with-obike-singapore
ですが先ほどこのブログでも書きましたが、ユーザーにも責任の一端はあると澤田は考えています。そもそも、ユーザーのマナー違反が積もり積もった結果ですからね。
シェアサイクル事業そのものは素晴らしいのですが、駐輪場を設けないことのデメリットを業者もユーザーも本気で考えていなかったからこうなったのではないでしょうか。
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oBikeのシンガポール営業停止
6月25日、シェアサイクルのoBikeがとうとうシンガポールでの営業をやめた。お膝元なのに。
澤田もoBikeに49ドルのデポジットを預けてるクチなんだけど、よくよく考えたらしょうがないとも思う。利用者のマナーにも原因はあるもの。


どう考えても引き取り手のない自転車がたくさん転がってるのが、今のシンガポール。お前そこ私有地だろ、と突っ込みたくなる自転車もある。


もちろん、oBikeに限った話じゃないぞ。Mobikeもofoも同じような状態だ。
で、今後���この自転車1台1台に60ドルの登録料が課せられる。そのうちの30ドルはデポジット。結局、oBikeはこれに対応できなかったんだな。
チューインガムは噛んじゃいけないのに、何でこんなに放置自転車があるんだとも思っちまったもんね。
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澤田も殺されるかもしれない、ということはたまに考える。
ネットは「嫉妬の世界」だ。ライターやブロガーに対しては「あいつはあんな酷い記事で報酬もらってる」「記事に広告貼って荒稼ぎしてる」とヤジが飛ぶ。言い換えれば、「俺もあいつと同じことをやってるのに、何で俺は稼げないんだ?」ということだ。
岡本氏の場合は、「あいつは一般人の恥を晒す記事を書いて稼いでる」と思われていた可能性がある。恥も何も、岡本氏はネット上のトラブル案件を紹介していたに過ぎないのに。
ネットセキュリティーの専門家という、今後絶対にいなくてはならない存在が永久に失われてしまった。この損失は果てしなく大きい、ということはここで言っておく。
遺族の方々は本当にやるせない気持ちだろうけれど……。
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「出羽守」が悪いこととは思わないけれど
こんな記事を見つけた。
https://www.huffingtonpost.jp/tatsuhei-morozumi/foreign-countries-contrast_a_23396552/
別に海外出羽守であることは、悪いことじゃないんじゃないか?
ただ、澤田の場合は「どこそこではこうしてるけれど、その反面こんな悪影響もある」ということを考えるようにしている。たとえば、バラク・オバマ時代のアメリカではITベンチャーがユニコーンになり、一躍世界的企業に成長したということが相次いだ。Amazonなんて、オバマが大統領になる前の頃は誰も知らなかった企業だ。
そのAmazonが、地域の小売店舗を圧迫し始めた。
そういう意味じゃ、Amazonってウォルマートによく似てる企業だと思うんだよ。自他共栄を考慮してない節がある。確かにAmazonは生活を便利にしたけれど、その弊害が日本でも宅配業者の負担という形で出てるじゃないか。
そういうことを考えられる出羽守に、澤田はなりたい。
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映画評論家の町山智浩さんが、Twitterで変なのに絡まれてる。
『万引き家族』を評価するのは犯罪擁護だ、なんて言われちゃったらしい。町山は万引き犯をかばっている、ということだ。
呆れて物も言えなんだ。
複雑な情緒を紋切型に解釈するTwitter脳の人間が、あまりに増え過ぎた。しかもそういう人間は、自分の力で勝てそうな小悪党しか非難しない。自分ひとりじゃ太刀打ちできない巨悪に対しては媚びる。
ただ、町山さんに言っておきたいのは、そういうネットユーザーは2013年型で、今じゃ「型落ち」の人間だ。そのテのユーザー自体が、もう旧式化しつつある。時代の潮流に取り残される、と表現したほうがいいかな。
そういうわけだから、あんまり気にしない方がいいですよ。
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