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チーム20
◆◇◆深海の大神殿◆◇◆ ★GalaMate×3 ⇒ ★メロウ…★アイレ…★オージェ… 大きな壁画と、ボーイを見つける。
一面にびっしり描き込まれている壁画から、どういったものを感じ取れるか、ボーイと言い合いっこになる。 「女性の方が芸術的感性が優れている」と言われて女性的な感性を必死で思い起こしながら鑑賞したセルは、「愛のメッセージ!」と捉えたけれど、逆にボーイの男性的な感性からそのまま捉えた印象では「海の神の夫婦喧嘩」だったみたい。 一見真逆みたいだけど、二人とも共通して絵から受け取ったのは「激しさ」みたいな物だった。 そんなことを話しながら、途中で何か忘れていることに気づく。 そう、あんまりに壁画への興奮とそれを共に鑑賞している仲間意識が勝っていたので、そういえばボーイは初対面で、まだ名前も言い合ってないってことを途中まですっかり忘れていた。 ボーイの名前はメロウ。トゥエンティで遊撃タイプの短剣使い。自称「黙っていればイケメン」の冒険者。 程なくして、メロウとパーティを組んでいるアイレという女の子も現れた。アイレもだいたいトゥエンティで��今の所身を守ったりだとかの戦える術は一つも持っていないけれど、一度見たものは絶対に忘れないという抜群な記憶力の持ち主。 ほぼ同時にオージェも来て、年齢不詳族のセルとオージェもトゥエンティってことにして、チームトゥエンティを4人で結成!暫く壁画の前で話す。 前衛で特攻型のセルに、偵察が得意で遊撃型のメロウ、一瞬で道順も弱点も何でも覚えれちゃうアイレに、魔法使いで後方支援できる頭脳派のオージェ、というスーパーバランスの良いチーム!
メロウはアイレと、もう一人、ルルアンタっていう15歳の女の子と3人でパーティを組んでいるらしい。ジャングルを探索したりしていて、今日は海底神殿まで足を伸ばしてみたんだって。 メロウはこのあいだセルが食虫植物を探しに行った森に今後行く予定らしくって、あそこでは食人植物が罠を張っているんだって教えてくれた。もし次に行った時にあったら、協力し合おう。
アイレは「習うより慣れろ」の意のもと、メロウたちと一緒に冒険をし始めたみたいで、慣らしも兼ねてジャングルで採れた薬草とか花を小銭に変えているところなんだって。いくつか採れた薬草を見せてくれて、オージェもスケッチしていた。 幾分かしてから、海の見えるゾーンに移動しようということになる。それなら、昨日までいたところだから比較的すぐ行ける。 バランスの良いパーティだから並びもすっと決まって、サクサク進んでいけた。途中で近道しようと思って高い海草の生えているところを抜けようとしたところで、アイレがちょっとま離脱。 そこからすぐの、天井が崩落していて海が広がっている広間の柱の陰でアイレを待って、��ょうど良いので休憩を取ることにした。 メロウの探しているものについて聞いた。 人魚のパパが、娘姉妹のために作って贈ったオルゴール。入り江で妹さんがなくしちゃって、お姉さんが探していたんだって。 珊瑚のねじに、貝の凸凹。海魔女の爪ではじくと海が聞こえるらしい。 もし手がかりを見つけたりしたら、メロウにお知らせする約束。 メロウは周辺を偵察しに行ってくれることになり、アイレの付き添いにはオージェがシュシュマルを向かわせていたので、その間に眠くなってしまったオージェは少し仮眠、セルは見張り番をしておくことにする。みんな揃ったら珊瑚の方に移動しようかな。 本を読もうと思ったんだけど、思いがけずふとしたことに考え込んでしまったのでうまいこと集中できない。仕方ないから、もうこの膝で寝てるオージェの肩を机にしてやるのだ〜〜。
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同じ道を歩く
◆◇◆深海の大神殿◆◇◆ ★GalaMate×0 海底神殿に来て、去年と同じ道を辿った。去年と同じ場所で休憩を取った。
何かしら過去を振り返ることは日常からよくしがちで、自分の中でそれは決して良い癖では無いような気がしていた。そうでありながら、癖というのはすぐに治るものでは無いし、あと、一概に悪い事だけでは無いと思っている部分もあるからか、よく回想に浸っている気がする。 一人で外国を冒険している時なんかもそうだった。毎日めまぐるしく新しいものと出会って、いろいろな壁にぶち当たったり、考えなければならない事も多くて、決して時間を持て余してなどいないのに、ふと何でもない日を思い返してみたりする。 何でもない日に於いての幸せってすごく強いのかもしれないとも思う。 何でもない日って、きっと特に何も悩んでいなくて、その瞬間に対して何の疑心も持っていなくて、他の要素もきっとその時はどうでもよくって、ただただ何でもなく楽しい、ただただ何でもなく幸せ、そういうシンプルな状態。 自分の中に厄介なものが居座っていることに気がつくと、一気にそういう何でもない日を過ごすことが難しくなる。今持ち得るものぜんぶを台無しにし兼ねないとんでもないものがすぐ身近にあるのってとても脅威だと思うし。 超敏腕スナイパーがずっと心臓を狙っている。調子に乗ってスナイパーを意識するのを忘れると、きっといつか打たれて死ぬぞ、そういう危機感がある。
自分が何かに傷ついたり、何かを嫌だなと思ったりするのは、スナイパーの存在を忘れているからこそできる所業だ。自分には甘えられる立場を与えない方がいいのではないかと思う。スナイパーを先制攻撃で仕留めたくなる。そんな風によく分からない焦燥感を背負っていても仕方がない。 何でもない日に近づくには、何でもない日をなぞることもきっと効果的だし、楽しい。 それに、一度辿った道でももう一度たどるたびに新しい道になる。 「こんな風に海を見ながら眠ったな」と思うことができるのは、そうやって海を見ながら眠ったことがあるからだし、次にまた同じことをするときは「こんな風に海を見ながら眠ったの、思い出しながらもっ��んやったりもしたなあ」とか思えたりするんだろうな。 去年と違うのは、海を眺めるセルの膝で彼が寝ているのではなく、海を眺めるセルの頭にらぶちゃんがいるということ。
もう少しだけこの場所で、バカになるという修行をするために、少し寝た。
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好きな日
◆◇◆人魚の入江◆◇◆ ★GalaMate×2⇒★オージェ…★カナカ… いくつかの荷物を持って待ち合わせの場所へむかう。
七夕っていう日がとくべつ好きなのは、本当に気がついたらそうなっていた、という感じだったから、理由を聞かれてもパッと明確に答えられるわけではないみたいだった。と、そういうことにすら最近気づいた。 ただ七夕はずっと好きだった。星や月に昔からよく憧れている。かぐや姫に憧れていた時も、ただ悪女になりたいからというだけじゃなく、彼女が月から来て月へ帰るというのに唆られていたのかもしれない。夜空という光景に何らかの執着心がある。 記憶の始まりに濃く焼き付いているからだろうか。 赤ちゃんは胎盤を覚えてはいないだろうけれど、もし覚えていたら似たような空洞や、赤暗い洞窟や、響く鼓動の音なんかに、よく分からない懐かしさを覚えたりするかもしれない。そういう感じなのだろうか。 色付いた花の連なる景色に、吸い込まれそうな夜の闇と、音が鳴るんじゃないかと思うくらいに煌めく星と、ぽっかり浮かんでいた月。たまに耳元を通り抜けていく風の音。そういう条件は、記憶を逆流する滝のように一気に最初まで遡らせて、自分を概念ごと宙ぶらりんにしてしまう。 どこから来たんだろう、どうしてこんな気持ちになるんだろう。 七夕という日が好きだ。理由がはっきりしていないにせよ、好きな日を好きな人と過ごせるのは嬉しい。張り切って七夕ゼリーを作って、待ち合わせの場所に向かった。荷物には、昨日もらった鍵も入れてある。 この間一瞬しか気配を感じられなかった懐かしい友人とやっとちゃんと会えた!カナカは相変わらずの悪戯しいで、会えばいじくり倒されることがわかっているのに、会えると喜んでしまうセル。カナカのいじめからはなぜか悪意よりも愛を感じるからかな。。 オージェが知っている、星空が良く見えそうな景色のいい場所に一緒に向かう。 三人で他愛もない話をしている最中に、「美しい」Tシャツをゲットする。三人トリオルックを実現するのは難しそう。 あと、カナカは特別じゃないパンは食べてくれないってゆうので、カナカの誕生日に特別なパンを焼けばいいのではという案が出る。けど、もちろんカナカはその流れでは誕生日を教えてくれない…!去りぎわに、ヒントを一つ残していってくれた、「私は”乙女”ですよ」というのは誕生日のことなのかなーー カナカは一足先に帰ってしまったけど、SEAの方にはいるみたいなので、虎視眈眈とパンを食べさせるチャンスを狙おうと思います。 オージェがずっと中身が空の鳥かごを持っているのが気になってた。 それはセルへの贈り物で、この鳥かごの中身を作り出す鍵は、すでにセルが持っていたみたいだった。昨日もらった、贈り物の鍵…! ここからは、言葉にすると一気にどれも足りてない気がしてしまって、日記にとってもつけにくい。とにかく素敵な気持ちでいっぱいになったし、嬉しかったんだ。ほら、言葉にすると陳腐。もっともっと、うんと素敵だったんだよ。 鳥かごの中に現れたのは、青い青い、晴れた日の空みたいな、小さくて可愛い鳥だった。オージェが、紫陽花と明朝の朝露、オリバーから買っていた銀鏡雲母二つで作り出した使い魔。これからセルの傍にいてくれる幸せの青い鳥。 もしもオージェが何らかの事情でこと切れることがあれば、その時青い鳥も消滅してしまうようになっているらしい。よく出かけるセルのために、離れていてもオージェの無事を教えてくれるような存在を、って考えてくれたみたい。 名前をつけることが使い魔と主人との契約になるらしいので、名前を考える。 らぶちゃんになる。 理由は…「ラブラドールレトリバーのように気高く生きよ」です。。。。 すっかり早く夜更けになってしまったので、作っていった七夕ゼリーはテントに帰ってから天窓を開けて空眺めながら食べようってことにする。 帰る前に、ほんのささやかだけれどセルからも渡したいものがあったので渡した。 数ヶ月ごしの約束のリメイク品と、それから、前から渡したかったけど勇気がなくて渡せていなかったもの。合鍵を渡すのは負担になる気がしていた。 オージェは合鍵どうこう以前に、付き合っているんだから今更だって言って笑っていたけど、そういう少しの一言で、ぐるぐる普段考えてどうしようもなくなっている呼吸が一気に楽になる。 幻とか夢じゃないことを実感したくて、しばらくずっと抱きしめていたかった。 何年か前の7月を思い出しながら、つないだ手の暖かさを確認するようにして、帰る。ラブちゃんもしっかり頭の上に止まっていた。 夏はまだ始まったばかり。
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夏の和菓子たちにときめく日々だよ〜〜

福岡「鈴懸」の『紫陽花』
あじさい好きになって��らこの色合いもとっても好きになった。 あじさいのこんぺいとうは持っていたけど、こんなふうな和菓子もめちゃめちゃかわいいなー!食べるのがもったいないくらい!
京都「大極殿本舗」の『レース羹』
柑橘系の輪切りはビジュアルがかわいくってとっても好き!オレンジ、ライム、レモンなどなどー… レモンの輪切りが名前のとうりレースっぽくってかわいいなあ… ずっと眺めてたくなる…レース羹は本当にずっと、ずーっとほしくって、いつか絶対食べたい!京都とかそのうちすぐ行くやろと思っていたらなんやかんやでずっと寄れなくって食べれてない…! こ、今年こそは……(また気持ちだけになりそう)
愛知「両口屋���清」の『ささらがた』
両口屋是清は以前に出ていた『室の氷』がかわいすぎて、しゃくしゃくの感じがおいしそうすぎて覚えてたんだけど、未だに読み方はわかってない!この『ささらがた』もめちゃめちゃかわいい…加えておいしそうーー!
東京「源 吉兆庵」の『金魚』
ほかの和菓子やさんにも金魚鉢っぽいものとか金魚泳いでるっぽいのはあるんやけど、この丸いフォルムもかわいいな〜〜 吉兆庵はほかにも『涼観水』ってゆう、もみじの浮いてるお池にお魚が泳いでるみたいなデザインのも出してはる〜 夏は水まんじゅうが見た目涼やかで、食べたくなるなーっ
…とあげていったらきりがないのだけど、いずれも「はああ〜食べたいなああ」「かわいいいいあああ」「うおおおお」となっているだけで実際に食べれたことはないものだけあげていきました… 本気で探せば買いに行けるんだと思うんだけどいかんせん心に余裕がないと、のんびり和菓子買いに行く気持ちになれない… ので、せめて画像でまとめて、はうあーーしとこうと思いました! ときめいたーー
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森の深くで
◆◇◆エルフの森◆◇◆ ★GalaMate×1 ⇒ ★フードのエルフ…
ぼーっとお散歩していたら、あろうことか森の奥深くに迷い込んでしまっていた…!
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広場でクレープ
◆◇◆繁華街の噴水広場◆◇◆ ★GalaMate×1 ⇒ ★オージェ...
仕事をさぼってひとやすみ!
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すっごく久しぶりに、アバターつくるやつで遊んだよ!
セルの冒険服はだいたいソフトスチームパンク路線で行くとしっくりくるな〜と前から思っていたので、スチームパンクの着せ替えを見つけてやってみた!ら、とってもしっくりきました!
それはそうと、こういうのをやるときなぜかリュオを作ってしまう! らくがきするときもよくリュオを描いている…優れたモデルさん。 レイニーも作ったー!スチームパンクでどこまでいけるかと思ったけど、リュオもレイニーもぽい感じにできたよ!二人ともすごいご無沙汰してるのでいきなり載せるのもアレだよな!?と思ってひっそりと持っておきます。。
レティシドも作ったよ!レティシドはこないだお話したから貼っても��いかなあ…!貼っちゃお!
アイテムがどうしても限られてくるので無意味によくわかんない工具をもたせまくっているけど、これが火薬とか危険物だったらいいのに〜! 危険物注意のシールあれよな! アバターメーカーで遊んだのなんて7年ぶりぐらいだったのでキャッキャしてしまった〜 学園物みたいなやつで必死にオージェの造形を作っていたのに、後半にオージェの目の色がないことに気づいて断念。完成半ばのものでも十分オージェっぽいのだけど、調子に乗って学園ラブコメみたいな一コマのをやってしまったせいでセルソナリアも登場していて恥ずかしいので伏せます!いろんなシチュエーションの着せ替えあって面白かった!
個人的にかわいいなと思った着せ替えがあったので、おまけ! これはギャグシチュ感あるので、恥ずかしくないぞ〜〜
こういう少女マンガっぽいシチュエーションは俺様が得意だよね! 俺様元気かな〜
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雨とハンカチ
◆◇◆冒険者達の酒場◆◇◆ ★GalaMate×1 ⇒ ★ナイ... 移住民族についての本とかないかなって本屋さんに長居していたら、雨が降ってきた。
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お金で買えないもの

◆◇◆都のバザール◆◇◆ ★GalaMate×2 ⇒ ★オージェ...★おまけ... いるかいないかもわからないのに、姿を探すのはもう日常なのかもしれない。
本屋さんを通り過ぎる時に彼の姿を目ざとく見つけることができたのは、常日頃無意識に探しているからだろうか。 バザールの深夜は夜を忘れるくらいに賑やかで、ちょうどこの季節の気温に乗っかっている人々の喧騒や酒屋から漂う香辛料の匂いなんかを感じていると、去年のことが昨日のように思い出せる。 懐かしいお店でランプを買って、友人に教えて貰った雑貨屋でハイセンスな置物も買って、お茶をした店で気に入った茶葉を買って… 買ったアレコレを自慢して聞かせようとか、この茶葉でミルクティー作ったらとびきり甘くして一緒に飲もうとか、そんなことをちょうど考えていたから、空中をフヨフヨしているクラゲのほんのつま先が視界に入っただけですぐに気がついて追いかけた。
彼が薬草について勉強してくれるのは、もしセルが冒険から傷ついて帰って来たらそれを癒すことができるように、だって言っていた。 その気持ちだけでセルが今負ってた傷みたいなものはいくつか治っちゃった気がするのだけど、そういう感動じみたものを伝えるのには「ありがとう」という言葉が今の所一番ふさわしくって、もうありがとうおばけになってしまいそうなくらい、ありがとうばかり思ってる気がする。セルのボキャブラリーがもっと豊富になったら、ありがとうでは伝えこぼしている��うな気がする部分までちゃんと伝えられるようになるのかなあ。
セルのよく分からない不安について、緊張するという気持ちについて、冒険について。また色々たくさん一緒に話したことで、セルの中のよく分からないものが少しだけわかった気がする。
海に行ったら珍ゴリラ探そうねってゆうお約束! オージェがレオニールから誕生日プレゼントにゴリラ観賞用眼鏡をもらってたらしい。 あと、オージェの借金返済に全力で協力していくことにしたので、これからオージェには少し厳しくするのだー。というわけで、グラビア雑誌は週1冊まで。
海での滞在はお金をかけないようにテントにしよう!って提案をしてみたけど、オージェは大丈夫かなあ。でも、寝心地の良いベッドを自作するのは楽しそうなので、俄然張り切っちゃう。
オージェがセルの水着を勝手に買ったんだけど(しかもセルの金で!)、そのお店の店員さんが良い人だった〜!
おまけでもらったもの
ほぼ紐な感じのブーメランパンツ水着(レオニールにあげる?)
おたまじゃくしのTシャツ
合わせるとハートになるチープなペアリング(サンにあげる?)
気の良い店員さんだったけど、カップルに優しいみたいでセルが恥ずかしくなるようなグッズ盛りだくさんだった。ブーメランパンツはなぜかレオニールに贈る流れに。履いてくれるかなあ。履いてくれるよね!
セルが買ったランプと同じランプを、オージェも玄関につるしてくれるらしい。オージェを玄関で出迎えるそのランプは、セルから贈らせてもらうことにした。 眠気にかまけて、ふたりで宿へ。
木箱の秘密は次回のお楽しみ。
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デスヴァレーの花
◆◇◆デス・ヴァレー◆◇◆ ★GalaMate×1 ⇒ ★クロ...
荒野の果てに、花は咲くのか。
岩場を踏みしめてただただ歩くのももう何度めだろう。少し似た外国の冒険地をいくつか踏んで空を見上げたけれど、同じようにここで空を見上げながら、思えばこの国のデス・ヴァレーはあまり訪れたことが無かったことに気がついた。
この機会に地図を書いておこうと、度々記しながら一人歩く。 だけど、どうしてか以前の旅の終盤の様に心臓を絞られるような孤独はなくて、単純に楽しいと思えていたのは、体調が良くなったからか、この国がしっかりとセルの故郷になっているからなのか。
どちらへ行こうか迷っている途中のクロを発見する!
コイン投げで進む方向を決めようとしていたので、投げて地に落ちるまでの間に横から取ってやろうと息を潜めて待っていたのだけど、なんと自分で空中でバシッと引っつかんでいた。 「お金を見るとつい手が…!」みたいに一人ごちてたけど、そんな理由でコイン投げで結論出せない人初めて見た… 仕方がないからお地蔵さんに扮してお賽銭もらおうかと思ったんだけどもちろん引っかかってくれず相変わらずのパンくれ発言。 なんやかんや話の流れから、「デス・ヴァレーに咲く一輪の花か天使群」を探そうということになる。(チームガブリエル結成) 前方に大きな谷があるようだったので、とりあえずそちらに向かいながらしばらく話をした。 クロは錬金術士の家系に生まれて、学校に入ってがぁらに留学してきて、今はもう卒業してこっちの方で色々手伝ったり報告書送ったりしてるらしい。こっちでの活動には半年に一回試験があるみたいだった。 実は優等生なの?と聞くと、妹の方がうんと優等生、っていうか天才なんだって。クロより口が悪いっていうけどそれって相当だぞ… クロが死にかけた時は祖国からわざわざ回復だけしに来てくれるというので、いい子じゃん!と言ったら、後からお金が請求されるとのこと…兄弟ですねと納得。 程なくして谷に近づいたので、降りる場所を探そうと提案したら、飛び降りるっていうから、クロの心をほんとに心配しちゃったよ…!幸運とか0だよみたいな発言してたから、そんなに思い詰めるほど闇が深かったの!?と思って必死に慰めていたら… なんとクロは天空人からもらったアイテム?があるから飛べる!ってことだったらしい。あれよあれよと驚いてる間に手を引かれて谷底へジャンプ!!! 強い風も、デスヴァレーの夜も、ちょっとふだん意地悪な友達も、セルがつけたダサいチーム名も、全部全部ひっくるめてさいこ〜!って気分になった。 やっぱりセルは高いところからジャンプするの大好きみたい! チームガブリエルという名前はこの時のためにあったのだー!
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寂しいときに行きたいサボテン
◆◇◆シルクロード◆◇◆ ★GalaMate×1 ⇒ ★レイニー...
寂しいとかいう言葉は非常に安直なので、その単語がどのくらいの範囲の感情を孕んでいるのかと考えてみるととても限りない。
���明がつかなかったり手に負えないものはどこかに蒸発させないといけないんだけれど、煮立てて気体にするほどのエネルギーも方法も見当たらなくて、ただ、ちょっとじっとしているのはきっと柄じゃないんだろうな。 宿でじっとしているとおばけに飲み込まれてしまう気がして、
アパートの壁をさ、親友って呼んでるんだ。口は堅いし、黙って聞いてくれるし、何でも受け止めてくれるっつー事で親友。滅入る時はいつもそこだなー
と彼が言っていたのを思い出した。 なんとなく覚えててマップにかきこんでいたいちばん大きなサボテンのところに行って、まねっこして親友って呼ぶことにしようと思って宿を飛び出す。
難しいことを考えてるとどうしても頭の中が熱くなる。知恵熱が出そうになるし、気がついたら泣いていたりする。 「親友」に話を聞いてもらいたいのもあるけど、声を聞いたり、隣に座ったりしたいと思ってる時もあるのかもしれない。叶いそうにないことは考えないようにする癖がある。そういう願望そのものが、元々ないんだということにする。 でも「来ちゃった」と言って現れたレイニーの顔を見たとき、思わず全部ぶわっと自覚してしまった。だって本当に、本当に救われる気持ちだったんだもんな。 寂しくなったときに来ようと思ったこの大きなサボテンに、「親友」って名前をつけようとしたまますっかり話し込んでいて、帰ろうってことになるまでずっと空欄のままだった「 」には、やっぱり最後に「親友」と書き込んだ。 来たときとは全然違う気持ちで、感謝のような、記念の意味をこめて。
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スライムと闘技場
◆◇◆運命の大闘技場-観客席-◆◇◆ ★GalaMate×10 ⇒ ★ジルベルト...★ブリット...★ラータ...★ヴァージニア...★ハヤブサ...★ヒイロ...★ヴェトル...★サン...★オージェ...★フィル...★シルス...★ヴンンツェル...
ブラマン主催のヌルヌルスライムVSビキニアーマーのサマンサとゆう試合を見に行った!
さすが男の人いっぱいいたなー 途中からヴァージニアが町娘衣装で参加、続いてヒイ子こと女体化ヒイロとヴェトリカこと女体化ヴェトルが参戦! たくさんあられもない姿を見ました…! ラータのしごとっぷりはすごい! ジルといっしょに帰ったー!
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6/6

◆◇◆エルフの森◆◇◆ ★GalaMate×1 ⇒ ★オージェ…
大切な大切なこの人は、どうして幸せにしたいと言ってくれるのだろう。
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城壁の上で
◆◇◆不落の城壁◆◇◆ ★GalaMate×4 ⇒ ★ルスカ...★ディキロス...★レティシド...★レイニー...
城壁の上でなぜかふんどし売りにあったので、記念にふんどしを購入して 「なんでこんなとこにふんどし売りが…?」と思いながら歩いていると…
身長166cmの冒険者ルスカ(26)と芸人系冒険者ディキロス(25)が城壁の上でお話ししていた。 どうやらふんどし売りはルスカの過去の幻影だったみたい! ミドルネームの話し、カラーの話し、都市伝説女子の話し、お料理の話し…
そうしたら、レティシドがルスカに用があって出現!わーーラッキー! 一度街に帰るとゆったら、「もう帰っちゃうの!?」と勘違いして絶望してくれていたのが嬉しかった… レティシドはオークションでセルたちの出品した夢見の香炉と銀の砂を狙っていたらしい。もし落札できなかったら、砂はわけてあげるってゆう約束をした。 レティシドはすぐ帰っちゃったんだけど、花火のお礼をゆえて嬉しかった。 そのあとレイニーが現れてびっくり! レイニーこっち来てるって知らなかったんだけど、明日には街に帰るってゆうから一緒に帰ることにした!嬉しいナ〜
スタコンの企画者と司会者が揃っているので楽しみだな〜ってなった。 ディキロスがあんまりにもお誕生日をひみつにするから、言いたくってしかたなくなってしまうよ。 朝焼けを拝んだくらいに、みんなで宿まで帰る。 宿に帰ってから仮眠をとって、朝ごはんついでにディキロスに目玉焼きを教えてあげるお約束。
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