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行屋虚彦=hollow → SUI隠れファン
職場にほとんど現れないhollowさん しっかりしたデータよこしてくるだけの奴 でもデータに毎回なんか オマケついてる 真澄の設計図みて、実際に建築物が建つまで待ち遠しくて待てなかったので一人で家でミニチュアの精巧な模型作ってる
4949cry — 2022/09/04 00:39 せっかちwかわいいな
sz — 2022/09/04 00:40 景観とか周囲の建物が現実よりもっと似合うものがあると思ったら勝手に台座の部分だけ取り替えっこできるように作って シルバニアファミリー… ファミリーたちが消失してるけど 気に入った設計図はそうやって勝手に作って遊んでいる 気に入ったものだけに作ってたら、雪村真澄デザインは知らん間にコンプリートしてそう 違う人のもあれこれ混じってはいるが
4949cry — 2022/09/04 00:44 真澄の設計、通路とか目隠しとかスクリーンの向きとか窓の配置とか、周囲の環境を加味しためっちゃ緻密なやつだから、現実より似合う景観はおそらくデザイン的なことじゃなくて見栄えてことなんだろうな… コンプリート まさに隠れファン…w
sz — 2022/09/04 00:45 そうそう だからファンタジーの、おとぎの国みたいな非現実的なのもあるよ 知らん間に隠れファンになってたhollowさん 真澄本人と会えて、もし話せるかんじになれたら、コンプリートコレクションについてうちあける イキヤは容姿が独特?だから、本人が出ていくと行屋虚彦だってバレバレ… ちょっと毛色のちがう仕事したいときは素性伏せてhollowさんやってる
もしかしたら真澄と初めてやりとりするのはメールとか こういう通話とかチャットかも ? 真澄宛の仕事のメールに模型のかわいい写真添付しとく…
4949cry — 2022/09/04 00:59 真澄もhollowさんすきそうだな かわいさとかっこよさのバランスがよいと思ってそう 真澄はそんなに変わらんと思う 仕事で関わっただけの、しかも会ったこともない素性も知らない相手によそゆきの顔崩さないだろうし…だからSUIは人工知能とか言われるんやで…
sz — 2022/09/04 01:00 ww hollowさん、雪村真澄にメールするときはコンプリートコレクションのどれかひとつを毎回写真添付してそう そして毎回かなりの完成度で、そしてメールの内容の仕事とは関係ない真澄の設計のものなのである… ホラーじゃねえか ストーカーとかハラスメントになるとやべえなと思ってやたら写真の解像度だけ落としたり なら添付するなよ!w
4949cry — 2022/09/04 01:12 真澄に「良質なストーカー」 とか思われてそうw
sz — 2022/09/04 01:13 www
4949cry — 2022/09/04 01:13 トキさんも真澄の居るいえ居る家に押しかけるなどしていたのでストーカーぽさ��あるな
sz — 2022/09/04 01:14 やりたいようにやりたいことを好きなだけやる…
4949cry — 2022/09/04 01:14 「ハイスペックなストーカー」とか思われていた可能性 ハイスペック(ストーカー技術)
sz — 2022/09/04 01:14 www でもわりと 怖さが… 怖がらなくていい怖さというか
4949cry — 2022/09/04 01:15 真澄そういうとこある 一般的な感覚?にてらしたら明らかにヤバい相手とも親しくしちゃうみたいな 危なっかしい
sz — 2022/09/04 01:16 純粋に真澄の設計のファンだから、まだ会ったことない雪村真澄という人間のファンではなくて、 そのぶん設計への熱量が研ぎ澄まされて純粋 真澄個人になにか危険なことはやらかさないというか 真澄に好かれたいわけではない ただ、「設計の仕事は絶対続けて下さい」という熱量と圧だけはかけておきたいので、ファンであることは示すのよ カガリに対しても初対面でそうだった 見つけた瞬間、全力疾走で初対面のカガリ追っかけまわして捕まえて、「凄いと思った。描くのをやめるな」て、どストレートな言葉を伝えて、気が済んだので去る…ていう 真澄と会ったらおもしろいぞ〜
メールのやりとりとかで、あなたの設計のここが好きみたいなまくしたてるような勢いと熱量のオタク語りをすでに披露してたら 普通の人なら、(うわ…こいつガチじゃん…ストーカーというかキモオタ…?怖…)みたいな ドン引きになる その熱量やばい真剣ガチな設計へのラブコールは、テンションやべーひとみたいなニュアンスを醸す そしてイキヤ本人がいざ真澄と会ったら、あのローテンションと息だけみたいな抑揚少ないちょとだるそうな喋りかたと態度、そしてまったく変わらない冷めきったような独特の目つきと表情 その佇まいはまったくブレずに、メールでの真剣ガチな設計へのラブコールを、興奮したりテンション上がるでもなく、抑揚なくさらさらと落ち着いてあの真顔でまっすぐ伝えてくる 普段はメールで(こいつガチじゃん…)と思ってイキヤにドン引きしてた相手は、本人に会って、想像の何十倍もガチだったことを知る… はしゃげないほどにガチ… 真澄だったらどういう反応になるかな〜
4949cry — 2022/09/04 01:39 真澄はやっぱ態度変わらないかも 口にして相手に伝えられるイキヤくんのコミュニケーションを「健全だが不適切」と感じたりする…
sz — 2022/09/04 01:40 イキヤも不適切なのは 成人済みだったら多分確実に把握はしてる… けどそれより設計つづけてほしいから、自分への人格的な評価が下がってでも伝える方を選ぶ
4949cry — 2022/09/04 01:42 「相手を選べていなかったら健全でもない」、とも思うかも 評価というより事実上そうなるだろうなという予測…
sz — 2022/09/04 01:44 相手か…
4949cry — 2022/09/04 01:45 それでもまぁ好意的な感想を伝える内容なら、ほとんど多くの人に��活動の活力になるようなことだから、真澄は特に注意もしないんだけど それ以外の、イキヤくんが損をしそうなことや加害者になってしまいかねないことに行きあたったらちょっと一言添えるかも シミュレートでも実際そうだったような
sz — 2022/09/04 01:47 やらかしても、イキヤは自分の評判とかが悪くなることはまったく気にも留めないから、真澄はよき先輩 相手のことを考えてないに近いから、健全でもないな… わざと、そこは考えないときめてるかも
4949cry — 2022/09/04 01:53 まあ考えても仕方ない部分ではあるしな イキヤくんはサイコパスとかじゃないから余計に ひねくれてもないし
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イキヤ真澄樹しみれーと30 盲目
ナナの話、命のさいごの歌、「俺、生きてる?」
…うつひこの自覚においては 母親は 語るに忌まわしい存在では無かったはず …大事な記憶のはずだ 負担をかけるとしても 話せる話題のはずだし 聞いておくにこしたことはない
4949cry — 2024/03/07 00:59 崩れかけたってのはついさっきのことじゃないぞ もうずっと耐えてたのがあのタイミングで綻びそうになっただけ イキヤくんの目見えなくなった時くらいからもうずっと真澄は自分がどうしたいかわかってない イキヤくんのこともセックスしたいかわからないまま抱いたから罪悪感がある… 話したいこと( ・∇・)
sz — 2024/03/07 00:59 (゚ロ゚)……… ますみ…(゚ロ゚) (゚ロ゚)全日本真澄を守る会…権限…発動…
4949cry — 2024/03/07 01:01 自分の気持ちよりイキヤくんを守るのが優先 自分の気持ちがわからなくても今のイキヤくんにはバレない イキヤくんにとって幸せで優しい世界を作るのが優先 今までずっとそうやって生きてきたますみんのデフォではある…樹さんや雪村家ファミリーを優先して 自分のことは わかろうとしないままで見失った それが一度イキヤくんに愛された今の真澄には…なんかこう…ずっと何かを押し潰して砕いてるような感覚でしんどさになってたんだろうな それを耐えかねて崩れかけたのが偶然フ��ラの時だっただけで、フェラ自体にはなんとも思ってないよ
sz — 2024/03/07 01:06 そういうことなん…(°°) こういうタイミングでトキさんつけ込んできて掻っ攫うからこわいわー くるなよ…くるなよ…これはイキヤ真澄ルートだ…
4949cry — 2024/03/07 01:07 トキさんとのキスも「知らせずにうつひこに負担をかけない方が優先」 うつひこになにかされたわ���じゃない 自分もうつひこを守れなくされたわけじゃない じゃあなかったのと一緒でいい …キスされて何を思ったとかは …わからない
sz — 2024/03/07 01:09 あれはトキさんもなんか…真澄が見えてないイキヤにこのキスを完全に隠蔽するんじゃないかと思ってその確認でやったところあるしな…
4949cry — 2024/03/07 01:09 トキさんがこのタイミングできても真澄掻っ攫われないでは イキヤくんが優先… 完全に隠蔽したな そんなところで運命力の理解を示してくるな
sz — 2024/03/07 01:10 www あのキスをまったく察知できなくて真澄を守れなかったイキヤ… 今のイキヤは無力すぎて…真澄は不憫すぎるし、イキヤもなんか…哀れよな…
4949cry — 2024/03/07 01:13 あのキスを隠蔽したことからも真澄が今後イキヤくんの悲しみそうなこととか我が身に降りかかったこと全部隠蔽しそうな予想はできるよな… いい夢みせられてんなイキヤくん… 真澄自身そのことの酷さをわかってるからイキヤくんへ罪悪感がすごくて でも言える気がしないよな…トキさんにキスされたとかも チート能力さえなければ、真澄自身が意に介さなかったから伝えない、ってことにしてしまうことができる… この真澄に育てられたから正史かしゅみはあんなんなってしまったわけで( ・∇・)
sz — 2024/03/07 01:16 ぬああん! イキヤの目を(°°)…見えるように…します…するぞ…おれはする… 即刻だぁぁぁ!!! なにかきっかけが起きないか…見えるようになるなにか… なにかないか… トキさん責任とって見えるようにしろって言ってもイキヤを休ませるためにこうしてるからすぐには解除してくれなさそうな気もするし…ッッッァァァァっっっ…(º ロ º )
4949cry — 2024/03/07 01:23 そこもねwイキヤくんが休まるなら、って真澄にこの状態を肯定させるから真澄も全力でこの状況を守りぬこうとするだろうな 樹さんになにか起こすか…?
sz — 2024/03/07 01:24 …(°°)それならイキヤも遠くから察知できるかも…? やーでもますみんに素直に崩れてほしいです… 自分から促すには見えなくても加減がわからないので、イキヤもそれを待ってるはず
4949cry — 2024/03/07 01:26 そこまで治療進んでるかな…
sz — 2024/03/07 01:27 病院にはどっちも変わらず通院するかな…?
4949cry — 2024/03/07 01:27 する…日常を守る… ただ、真澄は眠り込んじゃう眠剤は飲まずに眠るようになる 悪夢みるけど、もともと静かだからうなされててもイキヤくん気づかないだろうし
sz — 2024/03/07 01:29 ;; イキヤのバカ 無能 役立たず…
4949cry — 2024/03/07 01:30 さんざんないわれよう( ・∇・)
sz — 2024/03/07 01:31 ますみんがデフォっぽくなっちゃったじゃないかああ ますみんに幸せと安寧を
4949cry — 2024/03/07 01:32 デフォっぽいだけで確実にデフォにはもう戻れなくするまでの影響はちゃんと真澄に与えているぞ
sz — 2024/03/07 01:32 せめてもの進行具合だな… ベッドに連れてかれて寝かされてくったり、横になる…
4949cry — 2024/03/07 01:34 キスして眠剤飲ませる…
sz — 2024/03/07 01:35 「!…ま 待って、ますみ くすりは…
4949cry — 2024/03/07 01:35 「…」飲ませるの間に合いそうだったら待つ もう口に含んでしまってたらそのまま飲ませるかも
sz — 2024/03/07 01:36 そしたらもう飲ませられるがままになるか… する
4949cry — 2024/03/07 01:37 「… ごめん」 待ってって言われたの間に合わなかったから… 「飲みたくなかった?」 抱きしめてた手でイキヤくんさする…
sz — 2024/03/07 07:22 イキヤが真澄になんて言ったらいいのかものすごーーく悩んでてなかなかセリフ書けぬ…
sz — 2024/03/07 07:46 「薬飲んだら 眠るから… 真澄がひとりに なる … 」 「真澄もちゃんと薬飲んで寝ろ いっしょにちゃんと眠ろう 」怖いけど
4949cry — 2024/03/07 09:34 「…うん」やさしい声 「けど今日は…うつひこが眠るまで起きてたい…」
sz — 2024/03/07 09:35 「真澄をひとりにしていけない」 …これは俺が わがまま…? 「俺が… 寝てると… 安心 するのか… 今も…?」 そのほうが…いいのか?
4949cry — 2024/03/07 09:40 「寝てる時どんなか自分じゃわからないだろうけど うつひこは寝てても僕にくっつこうとしててくれるよ」ふ… 「名前も呼んだり …」頭なでなで…「かわいい…」
sz — 2024/03/07 09:40 (O O)そうなのか…
4949cry — 2024/03/07 09:41 眠っててもうつひこはうつひこだよ
sz — 2024/03/07 09:42 「…今の俺のそばにいて …つらく… … …くるしく …寂しく ないか …真澄 」
4949cry — 2024/03/07 09:43 「どうして」ふ… 軽くキスする 「言ったろ 何も変わんねーよ …そばにいられればね。居なきゃ今は不安かもな」
sz — 2024/03/07 09:45 「ーーーー今の俺は 真澄になにひとつしてやれない なんにも気づいてやれない なんにもわからない 母さんと 似てる
4949cry — 2024/03/07 09:46 「…うつひこのお母様のこと知らないな」 ほっぺすり…「眠気くるまで、少し…教えてもらっても?」
sz — 2024/03/07 09:47 「うん… 」真澄が聞いてくれるなら
4949cry — 2024/03/07 09:48 …うつひこの自覚においては 母親は 語るに忌まわしい存在では無かったはず …大事な記憶のはずだ 負担をかけるとしても 話せる話題のはずだし 聞いておくにこしたことはない
sz — 2024/03/07 09:50 ( ・∇・)…昨日さんざんイキヤに書き起こさせられたイキヤの個人的な話(真澄に向けて打ち明けるような形になって出てきた)が、使えそうだけど、まるっと全文そのままここに乗せるより、このタイミングに合わせた内容にしたほうがスムーズにいきそうかな…? 「…前に 俺が生き物を いっぱい殺してたこと 話したろ あのときちゃんと…うまく話せてたか… 変に取り乱したから わかんないけど… 病院いっていろいろ話して昔のこと最近思い出してたら ちょっと整理できてきたかも …(O O)生き物殺してたことは医者には話してないぞ 真澄と話さないって約束したからな
…………母さんとも 関係ある 俺が生き物を殺す前に見てた 命が終わるさいごの音 …虫とか 魚とか 鳥 猫 人間 どんな生き物も
死ぬ前には光るんだ
光ったり歌ったり する
もうそ���先に死しかない時間 ほんの僅かな時
そばにいれば 俺にも見せてくれる なにを見てるのかおしえてくれる
まっくらな闇の中で ひとりで光るのはすごく怖い 歌うのだって 俺なら怖い ここにいるって 誰かにみつかるから もうなにもできないときに だれかに見つかるのはものすごく怖い
でも そのままひとりで死んでいくのも ほんのすこしだけ怖い …心細い っていうのかな… 見つかりたくない けどほんのすこしだけ見つけてほしい
その、ほんの少しの「見つけてほしい」を 俺に教えてくれたなら」
俺はいつでも何処でも駆けつける ひとりで死なせない 死ぬしかないから死なせたりしない 死ぬしかなかったその先を俺が跡形もなく壊して消し去って そんなさいごから必ず守る
…
「本当はわかってるんだ みんな光りたくて光るんじゃない 歌いたくて歌ってるんじゃない 死ぬ前のあれはどうしようもないんだ 俺に教えてくれてるわけじゃない どうしようもなく歌って光る 命の信号はさいごの直前に強くなる 俺はそれを見てるだけ
ーーーーしちゃいけないことだった 俺がしてたことはぜんぶ しちゃいけないことだった ほんとうにそれがさいごになるのかは ほんとうに死なないとわからない …死んでからも ずっとずっと待たなきゃわからないんだ たぶん だから 俺は死体を …捨てられない
母さんが死んだとき 首が折れてしまった死体を俺はずっと抱きしめてた …首が もげて 落っこちるんじゃ、ないかと … こわくて 母さんのあたまがどっかいっちゃわないように ずっと母さんの頭を抱きかかえてしっかり体といっしょに くっつけて支えてた
…母さんは 手脚が …うん 今思えば異様に 多分不気味なくらい、細長くて ものすごく痩せてた …モデルみたいとか人形みたいなんて形容だれもできないくらい
4949cry — 2024/03/07 10:14 …
sz — 2024/03/07 10:15 俺がこれまで見たものの中で一番似てるのは … ドイツの 戦争の ホロコーストの写真の …収容所に無造作に積まれたままになった死体だ ぎりぎり生き延びた生存者の映像 見たことある? あれだけ痩せきっても自分の脚で一人で立って歩けるんだ あの人たちがどうしてふらふらしながらでも歩けてるのかは俺にはわかんないけど …母さんも 歩けてたよ あんなふうにゆっくり、ふらふら
小さい頃、誰かにそうするように俺は言われて、その通りにしてたから、歩く感覚を母さんが忘れなかったのかもしれない 師匠…知り合い、の大人の家に、母さんと手を繋いで、母さんといっしょに散歩に来るように、って その頃俺は、母さんのことをナナって、名前で呼んでた 母親だとは知らなかった…母親っていうのがどういうのかも分かってなかったから 手を引かれれば母さんはそのままこっちについてきてくれる スプーンで差し出して口の中に入れてあげたら、俺が作ったものをちゃんと飲み込んでくれる でも母さんが自分からなにかできることはほとんどなかった リビングの真ん中に座ってるだけだった まだ��キだったから俺の気が利かなくて、母さんの髪は伸び放題になってた 床いっぱいに広がるみたいになってた …ガキだったから わかんなかった 髪の毛を勝手に切るのは、すごく惨いことみたいな気がしてできなかったんだ ほっとくと血流が止まって手足の先から壊死していくみたいになるのが見えたから、いつも血が流れるように母さんの身体や姿勢を俺が変えさせてた
4949cry — 2024/03/07 10:33 ずっとイキヤくんの頭なでなでしながら聞いてる…
sz — 2024/03/07 10:34 イキヤ真剣に話す…
「顔は俺と瓜二つだよ 母さんには俺よりもっと表情なかったけど 母さんがひとつだけ自分でしてたのは 歌うこと 光ること …どうしようもなくそうだったのかもしれない 近所迷惑になるような歌唱とかじゃなくて あれは死ぬ前の歌だ もう死ぬしかない時間を ものすごく苦しくて孤独なはずの寂しい時間を 母さんは死なずにずっと生きてた 俺はどうしようもなくわがままなガキだったから 母さんと話したり…なにかいっしょに…したかった… でもあんな状態の母さんにそんなことねだれるわけない そんなことしたら死ぬかもしれない だからなにも…できなかった 何を思ってるのかとか、何を考えてて、どうして欲しいのかとか、俺のことを…どう 思ってるのかも 何も聞けなかった だから俺はいつも必死に見てた 母さんの身体がどこか痛かったり苦しかったりしてないか 母さんはずっと呆然としてるみたいで…何をされても暴れたりうめいたり倒れたりもしない 俺が見てとるしか守る方法がなかった でも、だから見える俺でよかった 死ぬ寸前でずっと生きててくれた 俺が世話を…勝手にし続けたから 母さんはカレンダーとかニュースを見てるわけでもないのに、満月に近い日がわかるみたいだった 満月が近づくと、母さんはほんとうにときどき、一人で立って 歩き出す 上に 上に 月に向かって歩き出す 家の中の階段をのぼって 2階の窓に行って そこから見える月に向かって 歩きだす その先に地面がなくても …この言い方は…卑怯かもしれない 母さんは苦しくて自殺しようとしてたのかも 一緒に暮らしてて、俺がぼさっとしてたとき母さんはそうやって2階から落下して死にかけた 何度も何度も … そのたびに治療して、精神科に送られて入院させられた 母さんはいつもたくさん…17個くらいの精神科の薬を処方されてたよ 俺がそれを飲ませてたから、俺も母さんが飲んでた薬はどれも試しに飲んだことあるんだ だから自分が眠れる薬も知ってる 今行ってるから、無駄じゃないんだなって思うけど… 子どもの俺はずっと精神科を嫌ってたよ 病院も …母さんをなにも楽になんてしてくれない… 母さんには …友達?が、いた 大人の 画家たち 父親繋がりだったのかも 母さんもあいつも同じ大学にいたんだって その頃の友達が、ときどき家に遊びにきた 母さんに会いに その人たちが、俺のことも構ってくれたりした このピアスも 6歳…くらいの頃 その母さんの友達が俺にあけた
母さんが 2階から庭に落ちて死んだとき 駆けつけた 母さんは まだ生きてた 身体がぜんぶすみからすみまで死���でなかった 生きてるところもあった ��けど …もう死ぬしかない時間だ 俺は殺そうか迷った 小さい頃と同じように 迷って 迷って …母さんの見てるものを見ようとして しっかり抱き締めて集中した 母さんが死んでいくときに 俺もその暗闇についていって そのまま俺も戻ってこられなくなったとしても さいごまでひとりにしたくなかった
…暗闇の中にいた 母さんが見てるもの さいごまでついていくつもりだったけど さいごなんていつなのかわからなかった 静かでずっとどこまでもなにもない 母さんはいつ死んだんだろう ちゃんと死ぬのがわかったのかな 俺はわからなかった どれだけ目を凝らしても それは俺が結局死ななくて今も生きてるからなのかな
だから俺は今もずっと心配してる 母さんがちゃんと死ねたのか どこかで俺とおなじようにわからなくなって 死んだことに気づけないまま ひとりぼっちでいるんじゃないか … 母さんを助けたい 絶対にひとりにしない もしそうなってたら 俺はどこへ駆けつければいいんだろう それがわからないから 俺は目を開いて 耳を澄まして ずっと待ってる 母さんの歌声を 死ぬ前の歌を母さんは歌いながら生きていた 白く光って いつ死んでもおかしくないまま 俺のそばで生きててくれた あの歌声が聴こえたら 俺の目には必ずそれが見える 見つけられる 見えた場所へ 俺は駆けつける
4949cry — 2024/03/07 11:07 「…もし僕が死んだのがわかったら幽霊になって教えにきてやるよ」ふふ 「…来なかったら そんなもんわからねえってことかもな」
sz — 2024/03/07 11:08 「……うん …真澄は俺のところに帰ってくる 死んだあとも帰ってこい」 必ず 「…似てるかと思った 今の俺と母さん 真澄にとって …なにもしてくれない… だから真澄も 今の俺のそばにいても 苦しくて寂しくてつらいかもって 」
4949cry — 2024/03/07 11:13 「…うつひこ …」ぎゅ「…寂しかったんだな」苦しくて ちいさな子供が 一人で偶然その場に咲いてた花をよすがに愛でるように生きて
sz — 2024/03/07 11:15 …寂し… かった……? 俺が…?
4949cry — 2024/03/07 11:15 …そうなったのは 全部が見えてるもののせいってわけじゃないだろうけど けど …その見えていたものは 見えない方がやさしい世界だ
sz — 2024/03/07 11:16 ……そう…か… … …そういうことに なる
4949cry — 2024/03/07 11:16 多くはそれを直視せず 見えていなければ束の間忘れていて その連続出癒されながら生きていける …このまま 見えないほうがいいのか? …けどそんなのは どう転ぶかわからない … 「こうやって ちっちゃいうつひこも今抱きしめられたらいいのにな」
sz — 2024/03/07 11:18 「それはお前の小さい頃の話し聞いてて俺もお前におもったよ …(O O)俺はちっさいお前を抱きしめるだけじゃなくて周りをぜんぶ蹴散らして お前だけどっかに連れて逃げると思うけど…」 ぎゅ… 「それで二度と戻らない だれもお前を知らないところまで行く」
4949cry — 2024/03/07 11:25 「…」ちゅ 「…泣いていい? 少し 子供のうつひこの傍に居たい」
sz — 2024/03/07 11:26 ちゅ… 「…うん いっぱい泣いて」
4949cry — 2024/03/07 11:26 ぎゅっと胸にイキヤくんの頭抱き込む 頭だいじにだいじになでる… いいこ いいこ
sz — 2024/03/07 11:27 真澄の背中にしっかり腕まわして抱きつく… 泣いて 真澄 ほんとうはお前のために泣いてほしいけど 俺のためでもいいから 泣いて
4949cry — 2024/03/07 11:32 …これ真澄泣かないんですね(・∀・)
sz — 2024/03/07 11:32 おおおおい(º ロ º )
4949cry — 2024/03/07 11:33 ただしっかり抱きしめて …自分の感覚から、今たぶんイキヤくんが見えてたら、泣きそうなのわかるはずの状態だ と思って、 それは隠さない方がいい、むしろ知らせよう、っていう思考で言った
sz — 2024/03/07 11:34 うううむ…(°°) たしかにイキヤは泣いてほしいからな… イキヤにだけ優しい世界かここはッッッ(º ロ º )
4949cry — 2024/03/07 11:34 まぁイキヤくんにとってやさしい世界は真澄が望んでる世界でもあるからな
sz — 2024/03/07 11:35 しかしまじでイキヤにさせられることがないからシュッと目が見えるようになるところまで飛ばすか…?(°°) 真澄になにもできないことがイキヤも不安で心配で このままは二人ともきつすぎじゃねえかあ(°°)
4949cry — 2024/03/07 11:42 イキヤくんの自分が何かする側で居たい感じは性分なのか…?(・∀・) 目が見えない間も一応真澄は見えてたときの日常を守るし、それがイキヤくんにとってどんな感じなのか、見えてたときとどちらがいいのか、ずっとみている…
sz — 2024/03/07 11:44 してもらう側になりたいみたいな願望もちらつくような… それをだいぶ怖がってるけど イキヤはぽつぽつ、見えてない世界のことも真澄に話したかもな あと、暮らしててときどき、「俺、生きてる?」って真澄に確認したり 真澄にぺたぺた触れて撫でて 触覚、嗅覚、聴覚、気配、なんでも総動員して 真澄によく触れる… 他のものにもそんなふうにして関わろうとするかも
4949cry — 2024/03/07 11:50 何度かセックスもしただろうし毎度色んな抱き方したかもな 意識失うまで抱き潰したこともありそう 「今から殺すけど それでも傍にいるから」
sz — 2024/03/07 11:50 壁、椅子、床、植物、置いてある物… 「(O O)先に死ぬのは真澄だ」 ここは頑固(・∀・)譲らない…
4949cry — 2024/03/07 11:52 「…」ふ 「生きてるか死んでるかなんてそんなに重要か?」 「どっちだって傍にいるのに」
sz — 2024/03/07 11:54 「死んだらだめだ」俺は死ねない 「のこされる ほうの気持ちを 知ってる 真澄をのこしていかない」 「…お前が俺を殺すなら そこで俺と殺し合いだ 俺が勝つ 殺されるのは 真澄だ ひとりにしない さいごまで」 「…それで今度こそ さいごまで俺も真澄についていくよ 二度と戻ってこれないところまで いっしょにいく」 「俺ももう助からないのがちゃんとお前にも分かるように 殺すから」 頭なでなで… 「自分一人で なんでもしようとするの やめろ(O O)」
4949cry — 2024/03/07 12:09 「のこされるわけじゃねえよ 死んで一緒にいられるのはどっちも死んでるからだろ」ふ… 「自分が殺すって言い張るお前の方こそ 自分一人でなんとかしようとしてねえか?」
sz — 2024/03/07 12:12 「…(O O)殺すとか急に言い出すからだろ」 「(O O)今から殺すってなんだ… 」 もしベッドのそばにいたら、真澄の体を押してベッドに倒すかも…?
4949cry — 2024/03/07 12:18 まずこのセリフいうのは最中だと思うのでもう挿入はされてると思う
sz — 2024/03/07 12:19 (°°)ほああ?!
4949cry — 2024/03/07 12:19 もしここで倒すなら騎乗位になるって感じかな
sz — 2024/03/07 12:19 挿入されてたらイキヤここまで淡々とは無駄口たたけんかもしれんな(°°) 似たようなことは言う可能性あるが、余裕ない 挿入されてたら 「死なないから大丈夫」って言うかも…? 真澄の好きにして…
4949cry — 2024/03/07 12:23 それ言われたらますみんめっちゃやさしく抱いてしまうので���ww
sz — 2024/03/07 12:24 (・∀・) イキヤもたぶん真澄を抱こうとするはず 真澄に拒否られたらなすすべもないが… 抱こうとして 抱けない…みたいな悲しい日もあったかも 抱いてて真澄の身体が無事か苦痛がないか気持ちいいか、…見えないから確信が持てない、できない…みたいな
4949cry — 2024/03/07 12:29 ますみんはめっちゃ協力的だと思うけどね… 拒否もしないし
sz — 2024/03/07 12:30 協力してもらいながらじゃ真澄のあたまふっとばせない…という
4949cry — 2024/03/07 12:32 まぁそれはそうだな… それに真澄は真澄でイけるように身体コントロールして出せるけど、ナカでイってないのはバレるのかもって気が気じゃなかったりするw
sz — 2024/03/07 12:34 やろうとするなぁぁぁイキヤァァァ 居た堪れなさすぎるわぁ!!(°°) どこかまで飛ばすか…? トキさんに助けてもらうか
4949cry — 2024/03/07 12:35 イキヤくんがしたいことを言ってくれるからどうにかなってるんやで…じゃないと真澄はどうしていいかわかんなくなっちゃうからな トキさんまたしてもww
sz — 2024/03/07 12:36 ここはイキヤがほんとうに休まって自然と見える日が来る、そこまで飛ばすのがいいような気もする…?? トキさんにそのきっかけ作ってもらうか
4949cry — 2024/03/07 12:39 どのくらい経ってるかなあ
sz — 2024/03/07 12:40 真澄の心がボロボロになりすぎないくらいです!(°°) それくらいの期間です!(°°)それ以上はおれがゆるさない!
4949cry — 2024/03/07 12:42 (・∀・)
sz — 2024/03/07 12:42 けっこう短い期間だったとしても、イキヤはその期間に視覚以外の感覚がばりばりに鍛えられて、ちょっとトキさんみたいな感覚的な動きもするようになるぞー
4949cry — 2024/03/07 12:43 おお
sz — 2024/03/07 12:43 見えてなくても正確に真澄にぴょいって飛びついてみたりできる 家の中も自在に、見えてるように動き回る
4949cry — 2024/03/07 12:45 イキヤくんが休まってたら真澄は自覚の上では「よかった」「ミスってない」みたいなこと考えるだろうし、もうそれを本当にそう感じてるかとかは「わからない。そんなこと証明しようがない。気持ちが本心か疑うようなことは考えていることを知られたらおしまいだ、考えなかったことにしよう」みたいな
sz — 2024/03/07 12:46 ええええん…;;
4949cry — 2024/03/07 12:46 見えてなくてもイキヤくんが自在に動けるようになったら、ほんとうに見えてた頃と変わらない平穏な日常でイキヤくんのダメージだけ少なくなった?ような世界で、このままでいいのかも、て思ってたろうしな うつひこはまた顔見たいって言ってくれてたけど顔なんて老化で変わるし言ったことも風化して薄れるかも、なんにせようつひこがそのことで気に病まなければどっちでもいい
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ある画家の手記if2 - 2 雪村泉視点
目が覚めたとき身体はなんとも無いか訊ねられ私は首をひねりましたが、お話しを聞くと、夜間に泣きわめき取り乱して、かと思うと呆然と動かなくなったりと奇行を繰り返していたそうです。
身に覚えは ありました 香澄が 私は何度もあの子を上手く抱きしめられずにいましたから …。稔さんは特に叱ることもなく朝食の席に私を案内してくださり、その話はそれっきりでした。 ああ、そういえばお名前の字は稔さん宛のお手紙が届いたので知ることができました。中里稔さん。 あれから、今でも…拾ってくださってから毎日、私に何をさせるでもなく衣食住を提供してくださっています。 どこか懐かしい家と食事 服は、家を出るときからここへ拾われるまで身につけていたものはギリシャ神話の彫刻にでも出てきそうな薄く透ける布のワンピースで、スカート部分は全円にドレープのついた裾の長い、布をふんだんにつかったものでしたが、この一週間ほどは稔さんが服を貸してくださって、とても身軽な装いをしています。 夜間のありさまも一度触れたきりですが…ほとんど毎晩のように…ご迷惑をおかけしているはずです どうして私を 助けてくださったのでしょう 私に商品価値を見出せる要素など無いことくらい知っています 恩を返せるあてもございません だからすぐに、見返りを求めて手を差し伸べてくださったわけではないことはわかりました 稔さんがお優しいからだ、そう思えばいい でも、それなら私はここに居て 助けられた身で、どれほど勝手に振る舞ってよいものかと 未だに何一つ役に立つことはしておりませんし かといってこの脚で出て行くことさえしてよいものかわからない、本当に何の苦も無いようでいらっしゃるから …ときどき、人懐こい方なのかと感じることもある ここらには近隣の住民も居ないからお寂しいのか、稔さんに伴侶も恋人も居ないというのはにわかに信じがたいもののそういった人の影は見受けられません。私などではなくここにもっと馴染む相応しい方をお迎えする考えは無いのでしょうか そっとこちらを見詰める姿が不意に幼いあの子に重なるような気がして思わず立ち上がると、部屋から出て歩み寄り稔さんの頭を撫でました。可愛らしいです。あからさまに主張するほどの幼さはもう示せないからか、言わないところが、逆に健気で。 伴侶や恋人というよりも、やはり��ットか、何か触れあうことで癒される存在が相応しいのでしょうか。 それにつけても、私などでは犬猫にはかなうはずもございません 香澄のことを思い出したからかその日は 酷く苦しいおもいをしました。
「ところであんたは、感じてねえのか。自分に稔は不釣り合いだってことに?」 稔さんにパーティの同伴として連れられ…同伴者にはおこがましいほど美しい衣装を着せていただいて、私などがこのような…稔さんは主役にしてやるなどとおっしゃっていましたがやはり滑稽だったのでしょう、会場に入ってから今に至るまで値踏みされるような視線も言葉も多く投げかけられましたが直接的に指摘をされないまま、生殺しの有様でしたので、ようやく不釣り合いとはっきり言われたことにほっといたしました。 「はい、あの…勿論存じ上げております」 初めましてのご挨拶もそうそうに、でしたのでお名前もうかがっておりませんが、佇まいが会場の他の方々にも見劣りしない雰囲気を放っておられますので、付き添いなどとは違いれっきとした招待客の方なのだろうと類推させていただきました。稔さんのご友人でしょうか。なんにせよ、この場で私はあの方に連れられてきたのですから、失礼のないようにしなくては。 「あの方には助けていただいて…未だに私が何のあてもありませんのをこうして連れ出してくださったのです」 「そんで今日はなんの成果をあげたんだい、充分ちやほやされて肌艶いいじゃねえか。のらりくらりしてるようでいて稔は自分一人で生活していける、あの家は稔のもので稔の作った彫刻を収入源に動いてる、あんたを絞ればその1%でも収益が上がるか?毎日誰の飯食ってんだ?過去にあの家に居て、自立して出てった連中は多いぜ、稔といるとよく人材が育つんだよ。あんたは伸び代あんのか?あんたの人生に展望はあんのか?」 大きな目を睨むように眇めてこちらを見ていらっしゃる。まっすぐに見詰め返して、ああ、そうだ、笑わなくては。もっとちゃんと、ご不快のないように 「いえ…私には何も。愛玩のようなものなのでしょうか…あまりによくしていただいてはかり知れません…」 緊張しても主旨を取りこぼすことは無いはずです、私が何のお役にも立てず何の先の展望もないことは、事実ですから。間違いようがありません。 「ここまで役立たずどころか家の中を勝手に這いまわるあんたをどうして稔が家に置いてんのか、そんなご大層なドレスまで着せて連れ歩くのか、聞いてみたことはねえのか?」 「…ございません」 「なんで訊かねえ?」 ……なんで…そういえば、あの家はほんとうに稔さんのお家で間違い無いのですね。彫刻を作ってらっしゃることも、私だけでなく他にもあの方を頼りにしている方がいらっしゃることも、初めて知りました 私は 稔さんに判断を委ねてばかりで 助けられたからと言い訳に身を預けて今まで、あの方のことを何も 何も���えていなかった… 「そうですね、うかがうべきでした。はやく出ていかなくてはならないのに必要以上のものをいただいてしまって…すみません、失礼します」 気付いたら、もうこれ以上この場には居られません もとより私の居るべき場所では無かったのでしょう はやく、出て行かなくては この衣装もはやく、脱がなくては 私が身につけるには不相応なものなのだから 恩を返すあてすら無いなら、せめて一刻も早くこのギャンブルを終わらせましょう あの方がしてくださることが全部泡になってしまう前に、 胸元でキラキラと装飾が光って走るごとに責め立てられるようで 外そうと手を掛けるところで先に手首を掴まれた 「――――っ」振り払えないほどの力、けれど突如その手は離され 目の前を覆い隠すように人影が現れたかと思うと、 覚えのある香りが 、…稔さん 「……」 「……、…」 抱きしめられ ている。 っ離れなくては 咄嗟にそう思い手で押しのけようとすると更に強く抱きしめられ 手をついた胸元から力強い鼓動が伝わって、急に生々しい感覚に恐ろしくなるような力の抜けるような、…目の回るような感覚がいたしました うまく息が吸えない こんなに、しっかりとした、たくましいというのでしょうか、強く抱きしめられたことはありません 触れあう距離に居た相手は千風ばかりで、その彼は線の細いひとでしたから 「さっき詰られたことなら忘れていい、俺に聞きたいことがあるなら言ってくれ。 動けずにいると稔さんの声がすぐ耳もとでそう囁きました 覆い隠すような感覚は錯覚ではなく、背の高いこのひとに頭上からすっぽり抱き込まれているせいでした ききたいこと…なんて もう、時期を逸してしまったのでは? 私は何も訊かないせいで結果的に自分に都合よく貴方を消費していたのでしょう もう戻ることはできないのだと、告げるうちに稔さんが「愛している」と 私に そう言って 交わされた視線に余計に息が詰まる いけません どうして…そんなこと うれしいです、信じられない いけません、私など 釣り合わないのですから やめて 私は誰かに愛されていいものじゃ無いんです
連れ帰られた稔さんの家ですぐにドレスを脱ぎました あの家を出る時に着てきたワンピースは寝室の隅に掛けてあり、それを身につけるとすぐに玄関へ向かいましたが、稔さんにドアを塞がれてしまいました。 「通してください…」 ここで私を、見逃すだけでいい それで最後になる、愛していると言ってくれた…そんな感情を残していくわけにはいきません、コールした損失を一刻も早く無に帰すためには 手放してもう二度と、何も与えてたまるかと 思ってもらわなくては 貴方自身の手で捨ててくれなくては 「……それは漫然とここからただ倒れるまで歩いて死ぬことを意味する。どこかで死ぬくらいなら俺にここで殺されてくれ」 ……! 突然の告白に顔が熱くなるのを感じ慌てて俯くと、稔さんも目の前で扉に凭れ座ってしまった 赤い顔を隠しようが無くなってしまいぎゅっと目を瞑る …あの浜辺 あの時私はこの人に看取られるなら死も悪くないなどと浮ついた頭で考えた 軽く首を振って悪い考えをはらう この人の手を汚させるなどとんでもない そんな消えない楔を残すことなど まだ何もないうちに跡形もなく消え去るために私は今すぐ出ていこうとしているのに 「俺とここに居てくれ 愛してる、泉」 「……」 それでも…それでもこんなにも 出て行こうとする私の行動が逆に、この人を傷付けているのがわかる どうすれば 思い至らぬうちはそれでもよかった、私の勝手な行動で傷付けて申しわけありませんとすぐにでも謝って、その腕の中に戻ることもできたでしょう 切実に訴えてくださる貴方をどうして抱きしめずにいられるでしょうか けれど今は そんな恥知らずな真似は… 「私は 罪人です」 ぐっと 両手を握りしめて言いました。知らせるしか無いのかもしれません ここまできたら お世話になったのだから 私が何をしてあの浜辺に至ったのかを そして何も知らせぬままのうのうと居座ったことを 「これ以上は貴方を蝕みたくない」 正直にそう告げて そうしたら、貴方もきっとわかってくださるでしょう… ここまで、とほんとうにそう思ったら、身体から力が抜けてくずおれそうになってしまった。いけない、これからがしばらく動けなくてはならないのに… 少しの沈黙があって 「ーーーーおそらくお前より俺は罪人だ。俺と居て穢されるのは泉のほうだ。それでも俺はお前を穢してでもそばにいることを望む」 稔さんが…仰ったことは、思いもよらないことでした このひとが…一体何の罪を犯したというのか、私には見当もつかなかったのです 腕を引かれ、倒れそうだった身体は無抵抗に脱力し床に座り込みました 稔さんの脚の間��おさまり、間近にある顔を呆然と見上げ 考える。 嘘…なのかもしれない。よっぽど罪人…だというのは。 けれどもし本当だったとするなら罪人だと明かすことは 困難な決断だったはずです…いいえ、それは嘘であっても、でしょうか 罪の自覚と愛の自覚があるなら…相手を想っているならば手放すほうが賢明で、容易になります それでも傍に、なんて 無様を晒すようなものだ。 恥をかなぐり捨ててまで気持ちを貫くには…差し出した自己の傷に対して、得るものが少なすぎますもの 「お前も 望んでくれないか 血塗れで共に生きることを」 見詰め返されもう一度 乞われて 私は 自分が差し出されたものに見合うなどとはやはり思えませんが でも だからこそ、それすらも奪うことはもう できませんでした 「……」 少し、腕を伸ばして 稔さんの頬を両手で引き寄せて、そっと額に口付けた。…ペットのお返事です せめてこの先 もしも 貴方の罪が私よりうんと重く大きくて、不幸になることを選ばざ��を得なくなったとしても どんなにか私の想像を超えた残酷な悪に手を染めていても 凄惨な過去を送っていても、共に堕ちて苦しむ覚悟をいたしましょう。 貴方が救った命をもってこの時ここで善なる貴方の存在を私がずっと証明します それが何の役に立つわけでもないけれど
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ある画家の手記if2 - 1 雪村泉視点
なぜ私を助けてくださったのでしょう。あんなにも親切にしていただいたことは、今までの平穏な人生においてさえ一度もございません。 あの方は私の見ている幻覚なのかもしれません。
いくら世界が冷酷でなかったとしても、さすがに行き倒れの汚らしい人間をそんなに都合よく、助けてくださる方など、いらっしゃらないはずですから。犬や猫を拾う方がまだ実現せ得るでしょうか。 日本の外界が私の知りうるほどに冷酷ではないと知ってからは、外に出ることが叶うなら、香澄のことを誰かに話すつもりでいました。助けを求めるためでした。その頃の私は、自分でどうにもできないふがいなさにも、都合よく助けてくれる他者に出会えると盲信していた傲慢にも、思い至らなかったのです。ただ香澄のことを何とかしなくてはと、そればかりでした。恐ろしいと、出てはいけないという教えを破り、助けを求められるかもしれないと知った途端にそうなるのだから、極端なことです、加減というものはどうにも難しい。 そのうちに香澄は香澄自身の力で得た外の繋がりによって、あの楽園のような地獄の部屋から出て行き、そのついでのように私も久方ぶりの外の世界へ出ました。 香澄が自由を得られた以上、私が外へ助けを求める意味も無く、私が外に出る必要など無いのに。出てきてしまった私は、浜辺で立ち尽くしていました。だってもうあの部屋に香澄は居ないのだから、帰る理由もない。千風のことは、香澄が生まれてからはいつしか、愛しているのかなどもうわからなくなってしまっていました。 しばらく波打ち際をずっと歩き続けていたはずでしたが、行き止まりを避けて、そこからいつの間にか気付くと水の中に倒れていました。 海の波が打ち付ける境目の非常に浅いところでしたが、段々と潮が満ちて、口の中がしょっぱくなってきます。渚、というのでしたか、今私が触れているここは、陸と水と空中がすべて混じり合う交差地点なのですね。沢山の刺激に目が回って、身体がおののくような、変な具合がします。一体外に出てからどれほどの時間が経過したのか、見たことのある空の色が目の前に広がっていましたので、少なくとも二日以上は経ったと推測できる。 ああまさかこうして空を眺めているだなんて、ほんの数日前?まで��、思いもよらなかったというのに。 世界の一部になっていくような身体感覚に身を委ねていたその時、急に私の身体は重力に逆らって持ち上がりました。 驚いて空から視界の端へ入り込んだ影へと目線を移すと、…それが、初めて見たあの方の姿でした。 どこか景色が透けて彼の身体越しに見えているような、色素の薄い身体をしていて、陰影でようやく顔立ちが象られて見える、その場所に抱き上げられてようやく私は波から切り離されました。だから彼は、そう、私の居た世界の一部ではなく、きっとこれ以上どこにもいけなくなった私が見出した都合のいい幻覚かと、いえ、けれども私などに自分を救いあげるような幻覚を生み出す力など、あるとは思えないのですが。
その方の、住居でしょうか、歩みを止めてお休みになられた場所は、幼い頃両親に連れられて出掛けた先の海外の建物に似た空間でした。 身体が動かせないままの私を柔らかい、ベッドに横たえてくださり、服を取り払って身体に触れ、どうやら診察をしてくださっている。その間ずっと、抱きかかえられても触れられても感触はどこか淡く、経験したことのないゆらぎを伴いました。千風に触れられる時のような、確かさが無い、とでも言うのでしょうか。やはりどこかおぼろで、夢幻の中のよう。 しかしあの方は私の見ている幻覚なのかもしれない、と考えていましたが、ここにきて地縛霊という可能性も浮上してきました。けれどもっと世界から乖離したものだと思っていただけに、土地という生々しいものと癒着している存在として認めるのは難しい。それともそうしなくてはひとところに存在できない方なのかもしれません だとしたら私を迎えに来てくださった死神、という解釈も一興ですね。 「警察、救急、家族、恋人、タクシー、大使館、どこでもいいが電話をかけたいならこれを使え」 ああ、けれどやはり違うようです。酷く現実的な言葉が告げられて、私はなんだかとても、悲しい気持ちになりました。本当はとても、とても泣きたかったのですが、困ってしまったのですが、困ってしまったので私は何と答えることもできずにただその方を見詰め返しました。私が何も言わないので彼はそれ以上警察や家族と言いつのることはなさいませんでしたが、呆れられてしまった気がして、それも酷く悲しくなりました。
私は調和のとれた安寧な箱庭で生きてきすぎて感覚が麻痺しているのでしょう。生きるか死ぬかの前線に在る兵士のほうが、命の危機には敏感なものです。 その日の夜はずっと、苦しくて痛くて眠れませんでした。脱力することも叶わない苦痛に苛まれ呼吸もままならない私を、彼は一晩、おそらくずっと、看ていてくださった。 汚れた服をとり替え、水を飲ませてくださいました。 なぜ そんなにも親切に、助けてくださるのですか もしあなたが亡霊で無いならは、私など薄汚れた浮浪者に相違ないでしょうに、口付けて水を含ませるのがお嫌では無いのですか 訊ねたらあなたは消えてしまいそうで恐ろしいです、だんだんと 身体の感覚も、熱も ��るで現実のようになって 私がこの不思議な夢幻の中から抜けたら、あなたはそこに居ないのでは?
意識が途切れて、次に目が覚めたとき、身体は動かせるようになっていました。そしてあの方はほんとうに、そこからいなくなってしまいました。 清潔なシーツのベッドと、懐かしさを覚える調度の室内だけが、残っていました。 床に降りて、立ち上がり外に出ると、足の裏に地面の温度と感触とが伝わる。寂しい、いえ、高揚しているのでしょうか、わからないどういうことなのか、走り出したいような、すぐそこの崖から飛び降りたいような心地で一度飛び跳ねましたが、何も起こりませんでした。座り込みたい、逃げ出したい、いいえ、わからない もう渚の際から外れてしまって、ここは天国みたいです 私が、そんなはずはないのに、でも地獄にだって招かれなくては入れないのでは 先程までせっかく招き入れられた場所があったというのに、あの方が消えたあの場所で私はとても、いけない、入ってはいけない、ところに、踏み込んでしまったような、急かされるような思いがしたのです。違う、懐かしいほどだった。悲しかった。 どこへ行っても人が居ないまま、また家に辿り着いてしまいました。そこは窓のガラスが全て砕け散り床板が一枚ずつ別の波長でたわんでいて、ほんの少し歩いただけのはずが、すっかり朽ちた様子の空き家に様変わりしていました。屋内へ入ると、私にはこちらの方が似つかわしいように思われました。ようやく誰も居ない、私だけの空間になった。 ふらついた脚をそれ以上扱えず床に座り込み がらんどうの場所へやってきて、私以外の人間が居ない空間で一人。 ようやくはっきりと意識されたのは、千風が世界の全てでは無かったということです。そう、ここは ここは部屋の中だけれど、千風の作り上げた空間ではない 千風が居なくても私は 一人、ここに居ます プラスチックのむき出した椅子とベッド 壁紙の剥がれ落ちた壁 抜けて破れた床と動かなくなったドア 本当は私は …… それとも 何もなくなったから、私は一人なのでしょうか あの方はやっぱり幻で���外の世界なんてものは 無くて 千風がくれたあの部屋が、やはり世界の全てで 全部全部私の妄想で、私は あの部屋から出たまぼろしを、ずっと見ているのでしょうか ……その時、何かが崩れるような大きな破壊音が響きました。 遠かったために幻聴かと、ぼんやりその音の方を見遣ると、…ああ 彼が、立っていました。
「差し障りがあるなら無視していい。君の名前は?」 海辺を抱きかかえられたまま行きながら、名前を尋ねられ、それまでじっと彼の顔を見詰めていたことに気付きました。 幻では無いのだ、と思いたく、無意識にそうしていたのか、急に目が合ったことで緊張してしまいすぐに返事ができません。 「…いずみと申します」 なんとかそう答える間も、目は合ったままでした。なぜかそうしていると、彼が幻ではないと感じられる気がしました。 「稔だ」と、彼が言いました。……え、と お名前でしょう。名前がある。到底私が思いつく幻覚とは思えません。 ミノルさん。 名はその概念を示し��す、個としての。この方は、ミノルさん。 「笑わずにいられるんだな」 不意にそう言われて私は、はっとしました。 「笑えと言われるものですから」 幻でないなら、見えているのだ、一瞬焦りましたが私は笑っていたようです。ちゃんと。 けれどミノルさんは続けて仰いました、 「ここでは無用な時はなるべく控えてくれ。うっかり笑ってしまう分には――」 ――――無用な。控える? 「あっ、はい、」咄嗟にはいと言ってしまってから困ってしまいました。私は長い間、自分の表情を意識したことが無かったので、ずっと鏡を見てでも居ない限り自律することができない 何か有用で笑っているわけではないのに、私はもしかしたら、ミノルさんにご不快な思いをさせる顔をしていたかもしれません、助けていただいたというのに、なんと失礼な。 「ちがうんです、そうすると私、どうしましょう、ごめんなさい、ごめんなさ」 「落ち着け。一度喋るのをやめて呼吸を整えろ」 ああ、困らせてしまう 目を見せない方が、見ない方がよいと判断して咄嗟に顔を隠すように俯きましたが、額をけっこうな勢いでミノルさんの鎖骨にぶつけてしまった。 涙ぐむ目元と裏腹に口元がつり上がって、今の私はさも不気味な表情をしているだろうと、やめようとすればするほど、ますます表情が歪んでいく。 「すみません、気付かずにご迷惑を、見ないで」 ……ミノルさんは何も仰らず、私に顔を見せろとも命じないのはお優しいからなのか、それが心苦しい気もして、身を固めていると 突然私の身体を抱えた腕が更に強く胴を支えて、かと思うと直後には内蔵が放り出されたような浮遊感を覚えた 「…!!」 盛大な音を立てて、一拍遅れで頭から水を被る 思わず顔を上げた私の身体の下に、ミノルさんが居て、二人ともが波の中で揺蕩うように海水に浸かっていた。 「…………?」 伝い落ちてくる水を瞬きで弾いて目の前のミノルさんの顔を見たら、彼は私の顔に掛かった髪をその手でよけてくれたあと、咽を鳴らしながら静かに笑い始めました。ぴったり合わさった身体からその揺れが伝わって、彼は、笑顔で、まだ、こちらを見ています。 まぼろしじゃ無い。 「……」 急に、首や頬がかあっと熱くなった感覚がして、手足が重くなりました。身体が振動するほどに心臓が脈打ち、苦しいほどです、私の頭を抱えるようにしてミノルさんは何かおっしゃったようですが、鼓動に妨げられて聞き取れませんでした。 このままここで死んでしまうのかも、 はじめお会いした時に一人で倒れていた時には何も思わなかったというのに、今こうしていると身体が苦しくて痛くて、しんでしまうのだ、という高揚がどうしようもありません。二人で浜辺に横たわって、ああそうしたら私の亡骸をこの方が抱いていてくださることになるのですね。 それは存外、悪くないことのように思われました。あれだけ恐怖するように教えられたはずの死への感覚を、私は狂わせてしまったようです。とても自由で、後腐れのないことのように感じたのでした。
死んでしまうというのはどうやら杞憂で、ただ単純に驚きすぎたため動悸がしたということだったようです。ミノルさんは私を抱きかかえたまま身体を起こすと再びあの海外の建築に似た建物へ、私を連れて入りました。 ミノルさんにとって私は、犬や猫のようなものなのかもしれません。そう考えれば、拾って世話をされることも不可解ではないかと… そういえば日本ではいつからか、男と女では人の扱いが異なるのだったか、だとしたら私は女のはずですから、人と思われていないのは仕方の無いことなのでしょうか、よくわかりません。犬猫として拾っていただき、ここまでよくしていただいたのだから、それを喜んで享受するべきなのか、それとも人として死ぬべきだったのでしょうか。私が人の言葉を使えば使うほどに、ご迷惑をおかけしているのかもしれない。微笑まないようにというのは、笑顔が人間のようだからなのかもしれません。元から飼い殺されているようなものでしたが、外に出てもこうなってしまうのはやはり千風や父母がそうというのではなく私の気質なのでしょうか。 海水に倒れた身体を洗い、着せられた服は見覚えのあるワンピースでした。それからお食事まで食べさせていただいて、何から何まで。 彼にとってそれらはあまり負担にもなっていない様子でした。 けれど 早く出て行かなくてはならないのでしょう、こんなにもご迷惑をおかけしているんですから
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CV一覧
暫定多数。要変更。
♪←この声っぽい動画へのリンク。(キャラによっては悪ノリしてこのアテレコ声真似やってくれそうな動画とかも含む。)
🎵←この声っぽい曲へのリンク。
名廊直人:宮本充 綾瀬(名廊)香澄:入野自由 🎵
名廊(有象)情香:? 冷泉慧鶴:遊佐浩二
行屋疾彦/雪村黎:谷山紀章 ♪
名廊絢人/雪村絢:斉藤壮馬 ♪ 雪村真澄:鳥海浩輔 雪村(佐伯)光:やくしまるえつこ 🎵
綾瀬馨:?
名廊雅人:宮本充 名廊櫻子:? 名廊理人:平川大輔 浪川大輔? 名廊直子:?
名廊誠人:佐藤拓也
張磨寿峯:石川界人 名廊櫻:早見沙織
井原生良:芹澤優
中郷稔:鈴木省吾 ♪ ♪
新屋敷学:内山昂輝 ♪
佐伯昴:? 佐伯岬:鈴村健一 佐伯(鷺原)春輝:神谷浩史
羽飼澄秋:田中裕子?
新屋敷佐:杉田智和? 平田宏明?
山雪穗:子安武人
杉崎景一:梶裕貴 杉崎静一:小山力也
耀屋七:花澤香菜
行屋虚彦:小林千晃 行屋(綾瀬)空:千管春香 🎵
篝要:岸尾だいすけ
篝陽:森久保祥太郎
青峰充:皆川純子
冷泉慧聡:石田彰 冷泉慧清:小林清志
神条匠:田中敦子?
香庄栞:? 🎵 名廊秀人:?
張磨悠晴:?
加瀬肇:宮野真守
綾瀬郁深:?
綾瀬樹:?
杉崎幽呼:? 山雪繭:? 調月翔:?
行屋灯彦:関俊彦 ♪
行屋灯彦:? 行屋冥:?
行屋昏:? 行屋瞳:?
雪村桂:? 雪村柊:?
EDクレジット動画
EDクレジット動画遊び
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イキヤ真澄樹しみれーと29 盲目エロ イキヤ受け
「…どんなんなっても 真澄が好きなら …それが俺の正気の証」
意識的に真澄の指をしっかり身体で覚えようとしてる
4949cry — 2024/03/06 22:10 脱衣所でイキヤくんの服脱がして自分も脱いですぐ素肌で触れ合う 抱っこして浴室入って、湯船のお湯ゆっくりかけて キスして 「…うつひこ 頭 撫でてほしい」
sz — 2024/03/06 22:11 イキヤ真澄がおふろ入ってる間にトキさんは退場かな…? 跡形もなく消える… 指先で真澄の目とか突いちゃわないように、優しくそっとゆっくり丁寧になぞって頭撫でる…
指先が覚えてる 真澄の頭 抱かれてる間も完全に意識がなくなって眠り込むまで、ずっと真澄の頭を無意識に撫でてた 見えなくても見えてる時と同じように自然に撫でられる…
「…俺が…気がふれる? とか あいつが言ってたけど …大丈夫だよ なんともない… ちゃんと正気だ …真澄が好き 」
頭撫でながら真澄にキスする… 顔 唇の位置 覚えてる …
4949cry — 2024/03/06 22:19 「…」っふ …キスされて吐息こぼす …応える 抱きしめて 身体なぞって撫でて
sz — 2024/03/06 22:20 舌割り込ませて 優しく真澄の舌と絡める… 「…どんなんなっても 真澄が好きなら …それが俺の正気の証」
4949cry — 2024/03/06 22:20 「…」いい 正気を失っても …僕を 愛せなくなっても 守る 「…どんなんなっても そばにいる」 首筋や耳に唇で触れてく
sz — 2024/03/06 22:22 「…、ん… 」 うん そばにいる
4949cry — 2024/03/06 22:23 すり 撫で下ろした手で後ろ触れた 指先でくん、って押してさぐる…
sz — 2024/03/06 22:24 両腕で真澄の頭抱えこむ… 後ろ触られてぎゅ、って腕に力こもった
4949cry — 2024/03/06 22:25 片方の指先でそのままくにくに、って周りほぐすようにして もう片方の手は背中をつう…って
sz — 2024/03/06 22:26 「…っふ 、 」俺も 真澄に なにかできたら
4949cry — 2024/03/06 22:26 お尻と背中の付け根みたいな位置から、段々腰、背中、って背骨を辿って上がっていく
sz — 2024/03/06 22:27 もうだいぶ表情だけで分かるくらい蕩けてる 身体が焦れる… あつくなる
4949cry — 2024/03/06 22:29 じゅ、って耳元吸い付いた
sz — 2024/03/06 22:29 耳まで赤くなる…
4949cry — 2024/03/06 22:30 かぷ…「うつひこ …好きだ」
sz — 2024/03/06 22:30 耳の中に声入ってきてじんじんする…
4949cry — 2024/03/06 22:30 く、 く …って背骨一個ずつ 撫でて 刺激していく つう って指先で撫で上げる…
sz — 2024/03/06 22:31 触れられたところからぞくぞくっとして背骨抜かれるみたいな 身体くたっとなって真澄にもたれるしかなくなる… 背骨触られて快感でときどき背筋びく、てなる 「… ますみ 」
4949cry — 2024/03/06 22:35 「ん …」 背中撫で上げた手で腰あたりしっかり抱き寄せて 後ろに指先少し入れた
sz — 2024/03/06 22:35 ちゃんと真澄だ… 感触も 匂いも
4949cry — 2024/03/06 22:36 「前したときに…ナカの指の感触で僕の手だってわかるくらいしっかり抱いときゃよかったな」 かぷ 首筋に甘噛みした 吸い付いてあと残す…
sz — 2024/03/06 22:37 「…っ ぁ、んっ、… 、 」 それくらいたくさん抱かれたかった って言いたいようで恥ずかしくて口にできない…
4949cry — 2024/03/06 22:40 「今…おぼえて…」
sz — 2024/03/06 22:40 首 歯形が残るくらい噛んだっていい のに けど
4949cry — 2024/03/06 22:40 つん つん つぷ …すり … 爪の先や指先 指の腹でそっと穴のふちや周り撫でて くにくに軽く押したり あさーく指先埋めたり ことさらに丁寧に少しずつならしていく
sz — 2024/03/06 22:42 穴勝手にひくひくする… 真澄の指にきゅう…きゅう…って少し早いリズムでナカが吸いつく
4949cry — 2024/03/06 22:44 まだほとんどナカに入れてないのにひくひく指先に吸い付いてくるみたいな
sz — 2024/03/06 22:45 めちゃめちゃ求める身体になってる
4949cry — 2024/03/06 22:45 ちゅ、ってキスして 一旦抱きかかえて湯船に浸かる…
sz — 2024/03/06 22:46 …もし 見えてないうちに 真澄以外の人間相手にこの身体がこんなふうに反応したら 俺は きっと自殺する
4949cry — 2024/03/06 22:48 「…うつひこ 僕の肩に掴まれる?」
sz — 2024/03/06 22:48 「…ん… 」 真澄の体撫でて肩撫でて掴まる… そのときはもう真澄も死んでる
4949cry — 2024/03/06 22:53 「そのまま腰あげて」手で支える…
@4949cry 「しないよ」ぎゅ …「もし他の誰かにうつひこが触られたら …きっともう僕は死んでる」
sz — 2024/03/06 22:54 この言葉でイキヤの中の多幸感がすごいことになってる
言われたとおりに腰あげる…
4949cry — 2024/03/06 22:55 真澄はイキヤくんが殺せないから最悪の��態だと思ってる… 言うかどうかも迷ってた
sz — 2024/03/06 22:56 起きたらガチでイキヤにとっても最悪の事態だな…
4949cry — 2024/03/06 22:56 腰あげてくれたらお尻またいじりだす 今度はローションしっかり使って指入れてく
sz — 2024/03/06 22:57 全身脱力してくったり倒れちゃいそうなのをなんとか真澄にしがみついてる 唇半開きになったまま 顎に力入らない 口閉じれない 喘ぎがだだ漏れちゃう 焦れた脚がびくんって痙攣したり真澄の体に擦り付けられたり
4949cry — 2024/03/06 23:03 感触に集中させたいので他のことはしない…抱きしめさせてくっついて、ナカだけ丹念にまさぐる…
sz — 2024/03/06 23:04 呼吸と連動して胴体の筋肉が締まったり緩んだり いっしょにナカも真澄の指に等間隔で吸いつく
4949cry — 2024/03/06 23:05 「気持ちいい…」指先 吸いつかれて 柔らかくてとろとろで…
sz — 2024/03/06 23:06 意識的に真澄の指をしっかり身体で覚えようとしてる
4949cry — 2024/03/06 23:06 いい子すぎる
sz — 2024/03/06 23:07 ナカの感覚に集中して 視覚がないぶんむしろ鋭敏に感じ取れる 真澄の指がどんなか
4949cry — 2024/03/06 23:09 ほぐれてきて挿入できそうなくらいになったら奥まで差し込んだまま、挿入した指でイキヤくんの身体貫いて支えるみたいにして揺らして顔上げさせて引き寄せて キスする くぷ、って奥まで指入る キスも感触覚えさせるように、ゆっくり…
sz — 2024/03/06 23:10 「んっ … 」 ふ ぅ 前イきそう… イって意識と感覚曖昧になったら感触しっかり感じ取って覚えられないから必死でイかないように堪える…
4949cry — 2024/03/06 23:13 「うつひこ…」キスしながらかすかに唇離して名前よぶ…キスの相手がぜったい真澄だってわかる距離 入れてる指は奥まで入ったまま動かすのやめて、反対の手で腰とか撫でて支えながら、時間かけてキス深くしていく
sz — 2024/03/06 23:14 真澄の声が聴こえたら嬉しい
キスに応える… 見えてない分めちゃくちゃに貪るみたいになる
4949cry — 2024/03/06 23:16 焦らす…
sz — 2024/03/06 23:16 キスよりナカの感触に集中力を割く…
4949cry — 2024/03/06 23:16 「うつひこ … 好き … 」
sz — 2024/03/06 23:17 「 … ん 好き …すき 真澄 ほかのだれにも ふれさせないで 」
目に涙滲む
4949cry — 2024/03/06 23:20 「うん」
sz — 2024/03/06 23:20 真澄だけのものにしてほしい 真澄だけ
4949cry — 2024/03/06 23:20 指ずるっと引き抜いた 抱きしめる 「うつひこの …心を守るよ」
sz — 2024/03/06 23:22 指抜かれた刺激にぞろろろろっと快楽に呑まれた悲鳴あがった 一度びくびくびくっと反った背中がだらん…と脱力する…
4949cry — 2024/03/06 23:24 抱き上げて浴槽から出る…
sz — 2024/03/06 23:24 すでに自力で座ってることも無理そう 腰が抜けてる
4949cry — 2024/03/06 23:25 扉開け放して脱衣所の床にブランケットざっと広げて その上に座る時にイキヤくんの腰持ち上げて入れてく 対面座位 密着度めっちゃ高い体勢だな
sz — 2024/03/06 23:27 安心だろうなイキヤ ずっと相手が確かめられる…
4949cry — 2024/03/06 23:27 じっと抱きしめて イキヤくんの頭自分の首筋にもたれ掛けさせて 「うつひこ …痛くないか?」 イキヤくんもう脱力してて座り込んで一気に付け根まで入っちゃったのかも 奥押し上げるほど深い…
sz — 2024/03/06 23:29 あられもない声あがる… 真澄の体にしっかり���分からも密着して足絡めて 「きもち い… 」いたくない… 意識ふわふわになりそうなのを踏みとどまってナカの感触に集中する…
4949cry — 2024/03/06 23:31 腰や背中覆い尽くすくらいしっかり両手で抱き寄せる
sz — 2024/03/06 23:32 両腕しっかりふかく真澄の体に回して抱きしめる… よくさわる… ふれる… 真澄の肌 覚える 真澄の身体
4949cry — 2024/03/06 23:33 なか きもちい … 耳舐めて 吹き込むように囁く 「…キスして …」
sz — 2024/03/06 23:34 顔ずらして真澄の唇にはむって食いつく… はむはむ…
4949cry — 2024/03/06 23:37 「っふ …」
sz — 2024/03/06 23:38 体幹使う要領でナカも意識的に畝らせたり動かしてる 真澄の形をしっかりナカの内壁で捉えて撫でて観察して覚える
4949cry — 2024/03/06 23:40 「… ぁ うつひこ … きもちい、…」ふ… 吐息溢れる…
sz — 2024/03/06 23:40 きもちよくて腰びくびくなったり弛緩したり くりかえす
4949cry — 2024/03/06 23:41 密着してるからイキヤくん前も動くたびに擦れたり刺激されてるはず
sz — 2024/03/06 23:41 たまらんなイキヤ これでもまだ頑張るぞ きもちいいからってわけわからなくなったら覚えられない… ちゃんと意識保つ… ちゃんと感じとる どんなかちゃんと把握する…
4949cry — 2024/03/06 23:43 真澄もわけわからんくなりそうなことは今回はしない…自分を確かめさせて感じさせて覚えさせる…
sz — 2024/03/06 23:44 ちゃんと達成できてるな
…まっくらで 静か 真澄の息遣いと声 肌が擦れ合う音 内側に入られて 中から貫かれたみたいに繋がってる 繋がってるのに おなじじゃない こんなに内側まで触れてても 俺じゃない …真澄
俺は死んでない
4949cry — 2024/03/06 23:53 イキヤくんがイくまで、イってからも、ずっとナカじっくりねっとり絡めさせてイイとこあててハメ続けるぞ しっかり抱きしめたまま
sz — 2024/03/06 23:54 ほえあああ 最後まで落ち着いて感触覚えるのは無理だなそりゃ…w
4949cry — 2024/03/06 23:55 正気なくしそうになったら腰がしっと掴んで揺さぶって突き上げる…
sz — 2024/03/06 23:55 イきまくってめちゃくちゃになればなるほど、イキヤは真澄の頭をしっかり守るように抱えこむ…
いやだ いや …いかないで おれもつれてって …
4949cry — 2024/03/06 23:57 抱え込まれたら口元に触れる部分の肌に吸い付く…
sz — 2024/03/06 23:58 喘いだ自分の声でまたしっかり意識戻ってくる…
4949cry — 2024/03/06 23:59 意識戻ってきたときに中に出す
sz — 2024/03/06 23:59 注がれる感覚
4949cry — 2024/03/06 23:59 出す時ぎゅう…って腰抱きしめてじっとして
sz — 2024/03/07 00:01 またきゅぅぅ……ってナカが締まった… なかに出されたことで感極まったみたいに
4949cry — 2024/03/07 00:01 イったのが落ち着いたらちゅって軽いキスして、入れたままイキヤくん持ち上げて抱っこする…
sz — 2024/03/07 00:02 蕩けてくらんくらんになってる… 真澄の頭撫でる… いつのまにか前でもイってる
4949cry — 2024/03/07 00:04 風呂場に抱っこしてって、また一緒に湯船つかる… 引き抜く 指でナカまさぐって出したの洗い出す… 「うつひこ… 覚えた?僕の身体」
sz — 2024/03/07 00:05 引き抜かれる時名残惜しそうにまたナカが締まった 離れがたい 「…うん … …」 くらくら… 「…手 かして… 」 って言いながら真澄のどっちかの手を両手で掴んで
4949cry — 2024/03/07 00:07 「うん…」
sz — 2024/03/07 00:07 指咥える… 吸いついてしゃぶる… 口の中の感触でも真澄の手を正確に把握して覚えようとしてる 「淵に… 座って て」 バスタブ
4949cry — 2024/03/07 00:10 「…でも …離したくない」ぎゅ…片腕で抱き寄せてる
sz — 2024/03/07 00:11 「おぼえたい…」 「ちょっとで いいから… 」
4949cry — 2024/03/07 00:12 「…手 握ってて」
sz — 2024/03/07 00:12 「うん…」
4949cry — 2024/03/07 00:12 イキヤくんの手握って バスタブに座る
sz — 2024/03/07 00:13 バスタブの中にへたり込んだまま 手しっかり繋いで 真澄の性器を口の中にしっかり咥え込んだ
4949cry — 2024/03/07 00:13 …っt だしたばっかで …、
sz — 2024/03/07 00:14 なるべく刺激しすぎないように優しく 口内で吸いついて 舌先で舐めとって絡みついて じっと咥えて口の中で覚える… 真澄の股間にずっぷり顔埋め込むことになった
4949cry — 2024/03/07 00:17 「…っ、…」 耐えろ …いまは
sz — 2024/03/07 00:17 あいた片手で袋にも触れてちゃんと細部まで感じる
4949cry — 2024/03/07 00:17 ぎゅ、っと繋いでる手握る…
sz — 2024/03/07 00:18 おそろしく真剣に集中して咥える しっかり覚えたらすぐに口離す 「…っは …、ごめ しんど かった?…」 「これでぜったい わすれないから 」
4949cry — 2024/03/07 00:22 「…」っは、 …「う ん …」イキヤくんの唇なぞる…
sz — 2024/03/07 00:23 生きててまさか こんなことするなんて 思わなかった… 誰かのを 口の中に 入れる なんて しんじられない
4949cry — 2024/03/07 00:25 … ちゅ ちゅ ちゅ …
sz — 2024/03/07 00:26 お湯でくち濯いでから真澄にキスする… 「ご め
4949cry — 2024/03/07 00:27 「…」ちゅ 「…ん?」やさしくききかえす声
sz — 2024/03/07 00:28 「今度 するときは …ちゃんと 真澄がきもちいいように …する」 くちで するの
4949cry — 2024/03/07 00:31 「…。したいのか?」
sz — 2024/03/07 00:31 「…いや?…」 真澄は嫌 ?
4949cry — 2024/03/07 00:34 「…ううん …今度、ね」
sz — 2024/03/07 00:34 「目が 見えるようになってから …がいい… 真澄の様子 みてたい… 」にこ…
4949cry — 2024/03/07 00:37 「もし目が見えないままでも …何も変わらない 好きだよ …」ちゅ
この後湯船でひとしきりイチャイチャしてから、皮膚がふやける前に身体洗って風呂出てベッド行ってイキヤくん抱きしめて横になる…
sz — 2024/03/07 00:39 ひとしきりイチャイチャ( ・∇・)よかったねイキヤ… 口でするのはなんか嫌っぽい たぶん みたいなことも思っている
4949cry — 2024/03/07 00:41 真澄が?( ・∇・)
sz — 2024/03/07 00:41 見えてはないけど真澄の反応でなんとなく うむ
4949cry — 2024/03/07 00:42 うーん… せっかくのイチャイチャエロに水を差したくないが…口でするのはというよりあのタイミングで真澄が崩れかけただけ…かな
sz — 2024/03/07 00:43 (゚ロ゚)?!!!!?!! そんなかんじはすこししたが崩れ…?!?!(゚ロ゚) そこまでか!(゚ロ゚)イキヤぁぁなんてことをやらかしたんだぁぁ
4949cry — 2024/03/07 00:45 いやイキヤくんが何かしたわけでは( ・∇・)
sz — 2024/03/07 00:45 いやこれはイキヤの不始末よ(゚ロ゚)
4949cry — 2024/03/07 00:45 なぜに
sz — 2024/03/07 00:46 真澄を崩れかけさせるようなことをするてデートレイプ…(゚ロ゚) DV…(゚ロ゚)
4949cry — 2024/03/07 00:47 してないってww
sz — 2024/03/07 00:47 えええ?!?(゚ロ゚)
4949cry — 2024/03/07 00:47 ただの通常ますみんのエロといえばそう
sz — 2024/03/07 00:48 真澄を耐えさせてまでやったらもうあかんて…(゚ロ゚)
4949cry — 2024/03/07 00:48 このルートでここまですすんだ真澄にとってはしんどかったようだが 真澄が耐えてるのはイキヤくんとセックスすることじゃないぞ…
sz — 2024/03/07 00:50 見えてないイキヤがフェラするのはかなりインモラル感すごいが キワキワを攻めたさくしゃのおれがあかんかったんや…(゚ロ゚)
4949cry — 2024/03/07 00:51 見えてないから 今のイキヤくんは真澄をチート能力で捕捉できないんだよな…
sz — 2024/03/07 00:51 そうなんよ…
4949cry — 2024/03/07 00:51 そこを真澄は付け込んでるので むしろ罪悪感ちゃんとある
@sz 見えてないイキヤがフェラするのはかなりインモラル感すごいが
4949cry — 2024/03/07 00:53 真澄はそのへんはなんとも思ってないぞw
sz — 2024/03/07 00:53 なくていいのよ…たしかにイキヤは付け込まれてるってふうにはまるで思ってもないが… つけ込まれてるって知っても真澄だから普通に受け入れるぞ… しみれとせんことにはハッキリとは言えんが
4949cry — 2024/03/07 00:56 しみれと続けるうみ
sz — 2024/03/07 00:56 うみー
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イキヤ真澄樹しみれーと28
トキ、イキヤ、真澄、不意打ちのキス
「風呂溜まったら虚も連れてまとめて入んな。視覚が欠けた虚にまともな時間感覚も何もねえからな 食わせて抱いて寝かせて寝食の間隔整えて身体に規則的なリズム与えてやりな」
「真澄に抱かれてるはずなのに 見えるところに真澄が居なかったのが…怖かった 今は…見えるところがないから 真澄が居ない景色は見えない 真澄が居ない景色が怖い なにも見えないなら 怖くない 真澄は抱いてて俺のこと 誰かに譲り渡したりしないだろ…?」
「もし他の誰かにうつひこが触られたら …きっともう僕は死んでる」
4949cry — 2024/03/06 03:31 3時間弱くるしんで動けるようになる… 緩慢に起き上がるますみん イキヤくん抱きしめる…「そろそろよさそうだ」
sz — 2024/03/06 03:32 真澄が起き上がるのを抱きしめて補佐する…
4949cry — 2024/03/06 03:33 ぎゅ…さすさす…「せっかく楽になったのにずっとついててまた身体固まってねえか」 トキさんもう去ったのか?( ・∇・)
sz — 2024/03/06 03:34 まだ同じ部屋の中にいます…(°°) 「大丈夫… 真澄に触れてたら、いっつもほぐれる…」
4949cry — 2024/03/06 03:40 …「ほんとかよ」ふふ…
sz — 2024/03/06 11:17 トキさん、イキヤ真澄の家の中を縦横無尽に我が物顔で好き勝手に使います お風呂沸かして豊かな朝食…夜食?を三人分作って、イキヤ真澄のいる部屋まで三人分の夜食を一人でいっぺんに器用に持ってひとつは頭の上に乗せてバランス芸で持ってきます 真澄に向けて「はいよ、飯。風呂溜まったら虚も連れてまとめて入んな。視覚が欠けた虚にまともな時間感覚も何もねえからな 食わせて抱いて寝かせて寝食の間隔整えて身体に規則的なリズム与えてやりな」
4949cry — 2024/03/06 13:09 「…。ありがとう」微笑み… 薬がイキヤくんに効いたことや何となくの感覚でトキさんを受け入れたらしいますみん
sz — 2024/03/06 13:10 おおお…!やったぁぁ!
4949cry — 2024/03/06 13:11 「うつひこ…自分で食べる?食べさせてもいい?」
sz — 2024/03/06 13:11 このトキさんはな、味方なんやで…ずっと
4949cry — 2024/03/06 13:14 トキさん攻略ルートばっかやってたからさくしゃにとっては基本みかたのイメージになってしまってるけどな( ・∇・)
sz — 2024/03/06 13:14 「…真澄が…いちいち食わせんのが、面倒じゃねえなら …食わせてほしい 自分じゃ箸とか、使えなそう…」 トキ「��掴みで食いちぎれるようなモンしか作ってねえよ馬鹿」 「(O O)…食わせて!ほしい!」
4949cry — 2024/03/06 13:15 www 「…」ちゅ 「…かわいい」にこ…
sz — 2024/03/06 13:15 「…なるべく真澄に触れてたい 嫌じゃないなら 話してたい
4949cry — 2024/03/06 13:16 せっせとイキヤくんの口に食べ物差し出すますみん…指先でそっとした唇触れて口開けてもらって入れてく
sz — 2024/03/06 13:17 もぐもぐイキヤ… 元からあまり噛むことをしないので食べるスピード早いぞ 肉はよく噛むし味わいますが、それ以外のものは3回噛めばよく噛んだ方くらい だから顎がちゃんと発達しなくて顔だけじゃなく顎も小さくて細くて弱いんやでイキヤぁ…
sz — 2024/03/06 13:37 トキ「真澄 盲人を抱けるか?」 「虚が今居るのは限り無く冥界だ 虚にとっちゃあな 真っ暗な虚(うつろ)の中に身一つで投げ出されたまま、孤独を咀嚼させ過ぎると気が触れるぜ その身から孤独を剥ぎ取るには表面をただ優しく撫でさするばっかじゃ生半だ 噛むでも刺すでもなんだっていいが苦痛を伴わさせてでも侵食してやれ 手前はどうも虚を甘やかすからな 苦痛を与えられねえんならまあ挿入すんのが落とし所だろ 手前ができねえってなら俺が犯してやる」
4949cry — 2024/03/06 21:21 「…うつひこ … この人に抱かれたい?」
sz — 2024/03/06 21:22 「いやだ(O"O)」 露骨に拒否のかお …のあとに、ちょっとしょん…となった
4949cry — 2024/03/06 21:25 …「だそうなのでやめてください」
sz — 2024/03/06 21:26 「俺が抱かれたいって言ったら、真澄はこいつに俺のこと差し出す…?」
4949cry — 2024/03/06 21:26 「うん」 …「差し出す って言い様は語弊があるな。…うつひこの意思が大事だ 言ったろ …意思だとか気持ちなんてのを弱いものだと思ってた けど …うつひこのは強い …僕にとっては」
@sz 「いやだ(O"O)」
4949cry — 2024/03/06 21:29 これかわいいww
sz — 2024/03/06 21:29 「真澄以外の誰にも抱かれたくない 絶対に」
4949cry — 2024/03/06 21:29 「…なら 守るよ …」どんな手を使ってでも 他の何を差し出しても
sz — 2024/03/06 21:30 真澄の服のどっかをキュって掴んで握りしめる…
sz — 2024/03/06 21:37 トキ「俺が同意のあるなしで行動決めるような人間だったなら虚は今頃生まれてもねえってのに …まあ手前でやんならいいさ」 やばいな… トキさんが真澄にキスしそうだぞ
4949cry — 2024/03/06 21:39 イキヤくんの頭撫で… …背面から抱いただけでも見えないのを怖いって言っていた …今の状態で … 「…うつひこにはそうしてください」ってトキさんの方見ないまま言う 他はどうだっていいけどうつひこはだめ 樹…は微妙だな… 知られている可能性はあるけど トキさんむしろ好みの相手にここまで様子見だけして手出してないの珍しく感じるのは勘違いか?( ・∇・)
sz — 2024/03/06 21:46 わたしが!(°°)がんばってコントロール?してるの!トキさんをおおお(°°) 手出させますかね…そろそろ 掻っ攫わないで…
4949cry — 2024/03/06 21:50 www
sz — 2024/03/06 21:50 トキさんがますみんの頬に触れて顎にシュルッと指滑らせて掴んで引き寄せて 真澄にキスする イキヤに教えたトラウマキスを、(俺が教えた)と匂わせるようなキス
4949cry — 2024/03/06 21:50 えええええ
sz — 2024/03/06 21:51 イかせはしないです
4949cry — 2024/03/06 21:51 いや まぁ真澄も今、イかないです 気を張ってるので…
sz — 2024/03/06 21:51 でも(こっちが本家か…)って分かるような イキヤ気づけない… (O O)?
4949cry — 2024/03/06 21:53 キスされても 少し っぐ みたいなうめき溢しそうになっただけで、真澄も何も言わない… キスされてもイかせる気なかったような度合いなら押さえ切って、離されてすぐイキヤくんの様子うかがうな 気付いてなさそうならそのまま気付かせないようにまたそっと頭撫でて「うつひこ
sz — 2024/03/06 21:55 イキヤまじでなにが起きてるか察知できなくて「…?…?!」て無言でなにか動揺するだけ
4949cry — 2024/03/06 21:55 …前 …セックスの時は見えるところにいるって約束したけど」 今は…見えない…
sz — 2024/03/06 21:56 「(O O)…?!…?、」なにか 起きた 真澄が呻いた 気がした ?ちがった…?
4949cry — 2024/03/06 21:57 触れているのが僕だって 見なくてもわかるくらい、たくさんしておけばよかったな 「…怖くても …したい?」
sz — 2024/03/06 21:58 イキヤ一度しっかり落ち着いて、真澄の質問に答える 「……今は きっと怖くない 真澄に抱かれてるはずなのに 見えるところに真澄が居なかったのが…怖かった 今は…見えるところがないから 真澄が居ない景色は見えない 真澄が居ない景色が怖い なにも見えないなら 怖くない 真澄は抱いてて俺のこと 誰かに譲り渡したりしないだろ…?」
…樹さん …慧さんも 襲われた時 譲り渡されて 誰と何をしたのかも曖昧だった
4949cry — 2024/03/06 22:06 「しないよ」ぎゅ …「もし他の誰かにうつひこが触られたら …きっともう僕は死んでる」
sz — 2024/03/06 22:07 ぎゅう…
4949cry — 2024/03/06 22:08 …もう …今 殺してほしい … 僕 は、 「…」ぐ …言わない …言わない… 今はうつひこを、 さっとイキヤくん抱きあげて部屋から出る…浴室行くかな トキさんの言ったことを試す…
sz — 2024/03/06 22:09 お風呂沸いてるよ〜 なぜ殺してほしいになった?!(゚ロ゚)
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イキヤ真澄樹しみれーと27
イキヤ失明、トキさんの嘘、初めての服薬、遺伝する殺意
「(O O)ホケン…だとしても、なんか…ごめん 昔っからこうだから、俺も病院とかにいちいちかかんのはしなくなったんだ… どれだけどうあっても、検査したり医者がみても、いつもどっこもなんともねえし、なんの異常もねえから…」
「…俺 生きてるよな?」
sz — 2024/03/05 18:08 トキさんがきたら真澄を守ろうと警戒態勢に入るはずのイキヤが、泣きすぎてすこしぼやっとしている 「…」 "おとうさん" … トキさん黙ってイキヤ真澄のほうを見ている… 「どうして 俺のこと産んだの…?」 もっともっと可愛い子どもが 欲しかった? あんたのことがわからない 「…俺はナナの …母さんの 目付け役に 世話係に なるため かと おもってた なんとなく …でもあんたが俺になにか期待したことは なかっただろ どうして子どもが 俺が必要だった…?」 トキさん思わず吹き出した…嗤う「…なんだ 必要とされて産まれてきたと思ってんのか」 イキヤ「子どもなんて …あんたにはいたら むしろ邪魔なんじゃねえのか …なら居ないほうが、産まなきゃいいだろ でも俺は居る なんでだ…?」 トキさんゆっくり歩み寄ってきた… イキヤが真澄を守ろうと少し表皮ピリついた
4949cry — 2024/03/05 18:25 ますみんは空気に徹している…
sz — 2024/03/05 18:27 トキさんなんてことないふうにいつものにんまり笑みながら 「あの頃のナナは身籠ってたほうが身体の塩梅が良かった だから眠ってる隙に俺が孕ませた 胎ん中のガキが産まれようが流れようが知るか 手前が産まれたのはもののついでだ 知りてえのはそんだけか? こんなくだらねえ疑問に腐心するほど暇してんのかよ 」トキさんの手がイキヤの頭ガシィッ!!と掴むぞ… イキヤは反応できないくらい呆然としてます、ショックと納得が同時にきて
4949cry — 2024/03/05 18:32 真澄がイキヤくん抱き込むの間に合うかな…
sz — 2024/03/05 18:33 間に合う( ・∇・)トキさんわざと間に合うようにゆっくりやってる イキヤ「… 」 抱き込まれてもまだ呆然としてるかんじだな…
4949cry — 2024/03/05 18:38 ぎゅ…さすさす トキさんの方みる…
sz — 2024/03/05 18:40 トキさん手をとめて、するっと服の袖からお手玉みたいなの転がしてポーンと空中にきれいに放って暇つぶしにジャグリング遊びしながら「随分とめでてえなぁ… 手前の出生に高尚で感動的な理由が欲しいってか …手前もそういうクチか? ただの虚(うつろ)をそんなに大事そうに抱えて 寄り添う程に聴こえてこねえもんかね 」死神が戸を叩く音 すとっ、と放ってたお手玉を片手で掴み取って、イキヤから今度は真澄をまっすぐに見つめる… 「心拍数。」 イキヤの心拍数が、感情の揺れで昂ってるのを言ってるな
4949cry — 2024/03/05 18:50 イキヤくん抱き上げて部屋出る…
sz — 2024/03/05 18:52 「上がって 上がって そのうち下げようがなくなってそいつは終わりだ、しっかり噛み締めて愉しめよオ?! っは!はははははは 部屋でていくイキヤ真澄の背中に向けて大声で 哄笑する 追ってはこない…
4949cry — 2024/03/05 18:54 追ってこなければそのまま隣の部屋に移動するだけでベッドにイキヤくん寝かせる… …あの人から こんな可愛い子が生まれるもんなんだな
sz — 2024/03/05 18:55 イキヤは抱き上げられてやっとハッとした…?(ふぁ…?!)て
4949cry — 2024/03/05 18:56 イキヤくんに抱き潰されたときにぶっ壊された感覚が心臓蝕むみたいに広がってく感じ
sz — 2024/03/05 18:56 なぜそれがこのタイミングで…?!
4949cry — 2024/03/05 18:56 …どうして … ぶっ壊されたはずの感覚が、ね 気分が落ちてるな
sz — 2024/03/05 18:57 のあああ?!?!(º ロ º ) 「きかなきゃよかった 」
4949cry — 2024/03/05 18:59 「…顔の表情だけが感情の表現じゃないよ」 あ イキヤくんの方が早いか?
sz — 2024/03/05 19:00 お、ますみんを先にしよう
sz 「きかなきゃよかった 」
sz — 2024/03/05 19:00 これはあとでなイキヤ。
4949cry — 2024/03/05 19:00 あとで…(・∀・)
sz — 2024/03/05 19:00 イキヤをなだめなだめ 真澄に言われたことで、話題が戻ったことに気づいて、呆然となってたのから戻ってくる…
4949cry — 2024/03/05 19:02 「うつひこはずっと素直で …ちゃんと表現してた」視線 手 空気感 …作品にも 打ち込んでひたむきなところも繊細なところも出てた 「…好きだったんだろうな」
sz — 2024/03/05 19:04 「…作品?(O O)」 好きだった… 作品を(O O)
4949cry — 2024/03/05 19:06 「作品にも」ほほえみ…「…手の仕草や …視線、それに」 好きだったんじゃなくて表現してた方のことだと思っているますみんw
sz — 2024/03/05 19:07 イキヤもだいぶまだ呆然としてボケてるw 「…あいつも いい絵描くよ 」ぽそ 真澄の顔に触れて丁寧にゆっくりさわさわ輪郭なぞる… 「俺 …真澄の顔が好き 言ったこと あったっけ…?」 小さく薄く微笑む… 「ごめん 」 「あいつ 真澄に 俺に? なんか… 手…を 伸ばしてきた…?だろ 多分 なんもされてないか」 真澄の顔の輪郭なぞってた手のひらがするっと真澄の後頭部にまわって ゆっくり、守るみたいにしっかり抱き寄せる
4949cry — 2024/03/05 19:32 「… わからない…」何を されそうになったんだろう
sz — 2024/03/05 19:35 「真澄になんもなかったんなら、いいんだ …ちょっと言い出しづらいことあんだけど、どうしようもねえから言っていいか(O O)」
4949cry — 2024/03/05 19:35 「うん」
sz — 2024/03/05 19:36 「(O O)目 見えてねえ …ほっときゃ治る…戻る?と思うから、
4949cry — 2024/03/05 19:37 「だめだ」 抱き上げる「病院いくぞ 突然見えなくなんのは失明の前触れだ」
sz — 2024/03/05 19:38 「(O O)…ごめん …でも、母さんが死んだ時と似てるから 戻るよ 大丈夫とおもう(O O)」
4949cry — 2024/03/05 19:39 「だめだ」ピシャリ
sz — 2024/03/05 19:39 真澄の体にぺたぺた触れて確かめる… うん…居る。 「(O O)病院 行くのは …わ かった …真澄のどこかに 触ってていい?」
4949cry — 2024/03/05 19:42 「抱いてく」すたすた タクシーでいく…
sz — 2024/03/05 19:43 されるがままになるしかない おとなしいイキヤ 「…病院 行ってもなんも分かんなくて むだに…なると思う… ごめん… 」
4949cry — 2024/03/05 19:45 「…無駄じゃねえよ 病院でわかるような症状だった場合を想定して動く 保険って概念を覚えるんだな」
sz — 2024/03/05 19:47 「ホケン(O O)…って、漢字いっぱいあるぞ」 どれだ…??(O O)
4949cry — 2024/03/05 19:48 「平時には余分ないざって時の備え」
sz — 2024/03/05 19:49 「(O O)覚える…」 … しょんぼりイキヤ… また真澄に助けられてる… いつも 今支えが必要なのは真澄なのに いつもみたいに悪態だけついてればよかったんだ あいつと話してみようとしたせいで 余計な… 聞かなきゃ良かったこと 聞いた せいで
4949cry — 2024/03/05 19:52 タクシーで病院へ…車内で「目が見えなくなった原因に心当たりはあるのか」
sz — 2024/03/05 19:55 「ココロの問題…?(O O) あいつの言ってること聞いてるとき暗くなった 母さんが死んだ時は 夜の庭だったからもともと暗くて いつから見えなくなってたのか分かんねえんだ ずっと朝が来なさすぎたけど あんま気にならなかった 今のはまだ 分かりやすい …真澄がいたから 俺は真澄がいたら目の端のどっかでは必ず真澄を見てる 死角にいてもなんか…見てる それをふっと邪魔されたみたいになった …あのとき見えなくなった、と、おもう 俺がミスった …ごめん あいつと話すな、あいつの言葉に惑わされんな、って 俺が言ったのにな… 」
4949cry — 2024/03/05 20:34 「…一人にしない」ぎゅ… … …
sz — 2024/03/05 20:35 ぎゅうううーっ…
4949cry — 2024/03/05 20:36 「うつひこのミスじゃない …僕も とめなかった」
sz — 2024/03/05 20:36 「俺が質問したんだから、お前が勝手にとめらんねえだろ… ごめんな… 大丈夫だよ … … だって 俺には …見える 嘘にも色があるんだ あいつの言葉は あいつが一度自分を騙して語るから 見えにくい、嘘と本当と半分ずつみたいに見えるけど あれは嘘だ ーーーーー あれは嘘だよ … … 真澄も …そう思うだろ…?
4949cry — 2024/03/05 20:42 口を挟むくらいはできた …勝手に とめてでも じゃないと 守れないものだって ある、 そう思う …? 嘘? …わからない 子供をつくる理由だなんて 所詮あんなものだろう
sz — 2024/03/05 20:43 あれは嘘だ
4949cry — 2024/03/05 20:43 もっと軽率な もっと非道い 理由を あの嘘で隠したのか? …「 」 …、 …。 … 「…どうだかな…」今はうつひこの目を
sz — 2024/03/05 20:45 … 」 車内だから取り乱さないように相当堪えてるなイキヤ
4949cry — 2024/03/05 20:49 病院ついてだっこして降りる…
sz — 2024/03/05 20:50 診てもらっても眼には異常はない… 脳神経外科とかいろいろ診てもらってもやはり異常はない…
4949cry — 2024/03/05 20:52 「…」見えているはずの目が見えてない… か。 普段から他者に見えていないものを見る目 …
sz — 2024/03/05 20:53 「(O O)ホケン…だとしても、なんか…ごめん 昔っからこうだから、俺も病院とかにいちいちかかんのはしなくなったんだ… どれだけどうあっても、検査したり医者がみても、いつもどっこもなんともねえし、なんの異常もねえから… 」
4949cry — 2024/03/05 20:57 「…異常がなくてよかったよ」にこ… ずっと肩抱き寄せている
sz — 2024/03/05 20:58 イキヤァァァー!!!(º ロ º )助けてもらいすぎ!!! (º ロ º )お前がもっと真澄のために奮闘しろおおおお ずっと肩抱き寄せてもらっててとても心強いだろうなイキヤ… 「(O O)…ごめんな… 自己管理不足…?(O O)で… 俺… 真澄を…傷つけてる …ごめん… 」
4949cry — 2024/03/05 21:11 「なんの自己管理だ」ふ… 「いまそれをどうにかしようって治療試したりだのやってんだろ。しんどいことに向き合ってえらい」さすさす…「けど無理しすぎんなよ」
sz — 2024/03/05 21:14 撫で返す… 真澄の頭なでなで… 「しんどくは…」 ない、と言おうとして、普段となんとなく身体の調子が違うことに思い至って、 これは、これがしんどいってやつか…??いや… なにを伝えたらいいんだ… ってなってるイキヤ
4949cry — 2024/03/05 21:17 …
sz — 2024/03/05 21:17 自分��身体のスキャニング下手かッ(゚ロ゚)
4949cry — 2024/03/05 21:18 心臓バクバクしてたりしたら真澄はくっついてるからわかってそう
sz — 2024/03/05 21:18 おお 普段より少しだけど、なってる 動悸 「…心臓…? 心臓…が なんか へんなのは …ちょっとしんど… きつい? かも…?」 「…心臓を…無理させねえように… って、難しいな…(O O)」
4949cry — 2024/03/05 21:26 「…抱いていこうか?」
sz — 2024/03/05 21:26 内側から心臓揺さぶられてるみたいな のを どうやったら 「え …大丈夫 抱えてもらっても…治り?そうにねえっつーか」
4949cry — 2024/03/05 21:30 帰りのタクシーつかまえる…
sz — 2024/03/05 21:30 乗る…
4949cry — 2024/03/05 21:31 タクシーのなかで抱き寄せて 「僕の心音を聞いてご覧」ものは試し…
sz — 2024/03/05 21:32 胸に耳くっつけて聞く… 「…すげえ 綺麗だな 」 聞き惚れてる… 思わず微笑んだ…
4949cry — 2024/03/05 21:35 「ゆっくり息して …凭れてて」
sz — 2024/03/05 21:35 「うん…? …うん。分かった」 そうする… 人体の音だ… 生きてる身体の 生命の音 …綺麗 すごく 綺麗 これが真澄の音 描きたい …けど今はこの目じゃ描けねえな…畜生
4949cry — 2024/03/05 21:39 家までそのまま…
sz — 2024/03/05 21:40 聴き惚れてるうちに少しは動悸おさまるというか、聴くのに夢中になってて身体のしんどさは忘れられるはず
4949cry — 2024/03/05 21:41 家ついたら寝室までだっこしてってベッドで一緒に横になる…「キスするよ …僕に合わせて」
sz — 2024/03/05 21:42 「うん」
4949cry — 2024/03/05 21:42 そっと口付けて …ゆっくり呼吸する 深く そっと …胸くっつけるようにして抱き寄せて 繰り返す…
sz — 2024/03/05 21:43 手探りして真澄の体探しあてる 真澄の身体そっと撫でる… かたちと存在を確かめる… 胸触れてたら心臓わかりやすそうだな …見えるとこにいてほしいって 俺が言ったのに …俺の目が見えなくなってどーすんだ…
4949cry — 2024/03/05 21:50 「…好き …うつひこ…」 キスの合間に何度か言う…
sz — 2024/03/05 21:51 真澄のキスに呼吸合わせようと頑張る… 自分のほうがどうしても浅く短くなるのを、意識してなんとか真澄の深い呼吸を真似しようとする 両手で真澄の頬包みこむ… 「…ごめん… 見えるようになるまで なんでもやってみるから 泣いてほしいって言ったけど ……俺から見えてないところで 真澄を一人で泣かせたくない …泣くときは せめて俺のそばにいて …」
sz — 2024/03/05 22:15 今回もすべてトキさんのせい(°°)
4949cry — 2024/03/05 22:40 「…」泣いたら安心するって 言ってたな … …
sz — 2024/03/05 22:41 せやで
4949cry — 2024/03/05 22:43 … 息をする あたためて …触れあって そばに …
sz — 2024/03/05 22:46 「…… 真澄…… 」
4949cry — 2024/03/05 22:46 「ん?」
sz — 2024/03/05 22:47 「母さんが死んだとき 俺も死んだんじゃないかと思ったんだ なにも見えないし 何も聴こえなくて まっくらで 感触はあったけど触れて抱きしめた母さんは冷たかった 人がきて 引き離されたり、いろいろされるまで、俺も母さんといっしょに死んだのかと思った …だから 前とは違うな 耳が聴こえててよかった …俺 生きてるよな?」 真澄の顔に触れる…なぞる…
4949cry — 2024/03/05 22:51 「うん」
sz — 2024/03/05 22:51 …居る よかった… 「聴こえると …なにか見える …早く真澄の顔…また見たいな… 」
4949cry — 2024/03/05 22:56 ――――――もし もう見えることがなかったら ? …っ 呼吸乱れた
sz — 2024/03/05 22:57 イキヤ気づく… 自分から真澄にキスする… さっきの真澄の深い呼吸まねして真澄に返す…
4949cry — 2024/03/05 23:00 一度崩れたら …イキヤくんに気付かれたので真澄も気付いて戻る… 「…ごめん 大丈夫だったか」
sz — 2024/03/05 23:01 (°°)このどシリアスの責任、トキさんにとらせます…?
4949cry — 2024/03/05 23:02 トキさんいけるか…?
sz — 2024/03/05 23:02 トキさんいつでも動かせます 目を見えなくしたのはトキさんのせいだしな… トキさんがイキヤにフラッシュ焚くみたいなことした
4949cry — 2024/03/05 23:06 トキさーん(゚ロ゚)なにしてくれとんじゃい
sz — 2024/03/05 23:07 イキヤ真澄が真澄の生育歴について話してて、イキヤの情緒が揺れすぎて心拍が乱れ始めたんで、このままだと上がりきって下がらなくなる そこに冷や水浴びせるようなことを言いながらイキヤを鎮めて、さらにフラッシュ焚いて視覚を強制的にシャットダウン あのとき手を伸ばしてイキヤの頭を掴もうとしたのは、より正確に、イキヤの視覚がオチたのを確認するため できなかったが だから確認しにくる可能性はある 視覚に頼りすぎて振り回されて情報過多で処理落ち寸前で生きてるイキヤの延命に、視覚をおとした
4949cry — 2024/03/05 23:11 ほええ… 真澄は確定しない事象を全部最悪の想定してしまうから、いま態度に出さないようにしてるけどめちゃめちゃ追い詰められてる… というか一旦心殺してる
sz — 2024/03/05 23:12 実際いまのイキヤは、(これって死んでないのか?こんなに静かな世界があるのか…)てなってる
4949cry — 2024/03/05 23:13 心殺すと追い詰められるようにはなってるのでもういふわんルートのますみんにはならなそうだな… イキヤくんには疑似死って有効��うよな
sz — 2024/03/05 23:13 おおおんますみんの心を救わなければああ!! イキヤは絵を描き続けてぶっ倒れて擬似死することで延命されてたとこもあるしな ぶっ倒れて呼吸もとまりやすいからあれはあれであぶねーんだけど なのでですね…ここでトキさんにきてもろて… 種明かし的なことを… 真澄が安心するようなことを会話させてね… ますみんの心に安寧を…一刻も早く…もたらしたいん…ですね…わたくしとしては…
4949cry — 2024/03/05 23:16 www 真澄のほうが心臓止まりそうだものな今
sz — 2024/03/05 23:17 いやぁぁぁぁぁ
4949cry — 2024/03/05 23:17 いや死なないがw 意地でも死なないが…
sz — 2024/03/05 23:17 トキさん召喚ーっっ!!! さっきのトキさんもセリフ全変換したこのルートのトキさんだった…あるいみたいへんだたw はいトキさんもっかい窓から来て!
4949cry — 2024/03/05 23:20 ww トキさんにせものみたいになっとる…(・∀・)
sz — 2024/03/05 23:21 ここから公式トキさんに戻してもいいかもな はい、また窓から勝手に入ってきます 今度も特に何も言わずにイキヤ真澄に近づいてきます イキヤは視覚がオチてるのでいつものように確信が持てない、トキさんがきたとか
4949cry — 2024/03/05 23:23 真澄がサーッと血の気引くような息止まるような感じになった
sz — 2024/03/05 23:23 ひええええ すぐそばまでくるぞ 手を伸ばせば触れられる距離まで でも今度はすぐには手を伸ばしてはこない
4949cry — 2024/03/05 23:24 イキヤくんの手握って 手つかずにベッドから起き上がる… ずっとイキヤくんの手握ったり穏やかに触れてる 「…ときひこさん …」
sz — 2024/03/05 23:25 イキヤ「!!」 トキ「虚、そこの居心地はどうだ 」 「…なんの話だ 帰れよ…!」 トキ「おい真澄 そいつの眼はちゃんとオチてんだろうな」 真澄とちゃんと知り合ったこともないがしょっぱなから呼び捨てで来ますね
4949cry — 2024/03/05 23:30 「オチてる?」
sz — 2024/03/05 23:32 「見えねえようにしたのを確かめさせずに手前が腕ん中に隠しちまったからこうしてわざわざ出直して来たんだろ
4949cry — 2024/03/05 23:33 「確かめる…」目を抉るとか?
sz — 2024/03/05 23:36 「見え過ぎるってえのに虚は手前でそれをどうにもできねえ ろくに眠りもしやしねえ 視覚情報を無理やり奪い取れば 休息になるってこった あんだけ目ぇ輝かせて絵を描く虚から視覚を削ぎ落とすってえのは 手前にはできねえ所業じゃねえのか
4949cry — 2024/03/05 23:42 …怖いと言ってた 「そう…かも」
sz — 2024/03/05 23:44 「もっと景気の良い顔して喜びな 汚れ役は引き受けてやろうってんだぜ? 手前ら二人ともが俺をなんだと思ってるか知らねえが 俺は昔から虚のことが可愛くって仕方ねえ
4949cry — 2024/03/05 23:47 …汚れ役でもなんでも できなかったら うつひこの傍にいていい理由ってなに ? かわいい うつひこ …「うん」 かわい…かった、 話を聞いただけでも
sz — 2024/03/05 23:48 「だからそばに居なかったろ なあ、虚」 イキヤ「…。…?(O O)…??」 イキヤ「(O O)なんの話… …は?…」 トキ「あんまり可愛くって手にかけちまうといけねえんでな 真澄はなににそう怯えてる 虚と生きていたいなら 何でも使えるもんは使わねえとなあ
4949cry — 2024/03/05 23:54 「…怯えてる」のか … ? うつひこと生きていたい … のか … ? 僕のことは 今はよくて そんなことよりも … 殺したいと言っていた 樹のことも … 今まで色んな生き物を殺して … でも傍にいなかったのにそういった傾向が受け継がれるものだろうか?
sz — 2024/03/05 23:57 ますみん鋭い
sz — 2024/03/06 00:00 「地獄の中で 容赦無く恨み節を募らせ続けられる誰かが居るかどうか 居ればそれは一つの天頂の灯火 最後に縋れる安寧の火種になれる可能性を秘める それが浮世の地獄に子を送り出した親の業でなくてなんだと思う その火傷は生涯燻るだろうぜ その度に俺を恨み 呪え お前の身に降りかかる他の全ての理不尽、不幸、苦痛もついでに上乗せして 産んだ親を憎み切れ ーーー真澄 前に渡した薬があんだろ 捨ててねえんなら虚に飲ませな 案じなくてもあれで死んだりはしねえよ
4949cry — 2024/03/06 00:12 「焦げ痕が天頂の灯火になる理屈が僕にはわからない」 憎まれる対象なんていくらも俗世に溢れているだろうに 「…うつひこ …」薬 …
sz — 2024/03/06 00:13 「っはっは… なにも理解させようって魂胆で語る趣味はねえよ 使えるもんは使えって話だ イキヤ「…?恨み… は…?…?薬(O O)…??…???」
4949cry — 2024/03/06 00:16 「理解…」薬…を
sz — 2024/03/06 00:18 イキヤ「…(O O)…こいつが何言ってんのかわからん」 「(O O)…いや いつものことだけど… 真澄…? …なにも されてねえか」
4949cry — 2024/03/06 00:20 「…うん うつひこ少し 離れる」 ベッドから立ち上がって 真澄の部屋だったのかな?すぐ机の引き出しから薬取り出す
sz — 2024/03/06 00:20 「…うん…(O O) …気をつけろよ…」
4949cry — 2024/03/06 00:20 イキヤくんのそばにもどる…
sz — 2024/03/06 00:21 すぐ戻ってくれた…(O O)
4949cry — 2024/03/06 00:21 薬飲む
sz — 2024/03/06 00:21 手探りイキヤ… 真澄を探す… 真澄に触れる…
4949cry — 2024/03/06 00:22 真澄が飲んでも特に何も起きないかな?
sz — 2024/03/06 00:23 身体が軽くなったりするか…? 筋肉から緊張がとれたり
4949cry — 2024/03/06 00:24 ふぅむ
sz — 2024/03/06 00:24 鎮痛も見込める 時間が経てば少し眠くなったりもするか…?
4949cry — 2024/03/06 00:25 …いまの緊張でたもってる状態で薬効いたら、ますみん倒れちゃうかもな ベッドだから倒れても大丈夫だが
sz — 2024/03/06 00:26 トキさんがしゅるんと支えてゆっくり自然に寝かせる…
4949cry — 2024/03/06 00:28 身体の感覚失ったように思えるのかな…制御がきかなくて こんなじゃダメなのに、って 怖くなるのに身体の力ぬける…
sz — 2024/03/06 00:28 「殊勝なこって… 呑ませる前に手前で呑む 医者の鑑じゃねえか」 イキヤ「真澄…?!、…っ、」
4949cry — 2024/03/06 00:29 … うつひこ …
sz — 2024/03/06 00:30 イキヤが状況わからなくて混乱している 手探りで必死に真澄の身体に触れて、心拍とか脈とか確かめようと するけど目が使えない、見えない、ちゃんとよくわからない、 真澄が倒れた トキさん、真澄が飲んだ薬から数個取って自分もその薬を食う
4949cry — 2024/03/06 00:34 …応えようとするけど うまく動かせない …
sz — 2024/03/06 00:34 真澄 何 何が起きてる
4949cry — 2024/03/06 00:36 「… っ …こ 、���だい じょ ぶ …手、…」
sz — 2024/03/06 00:36 イキヤがガバっと真澄に覆い被さるみたいにして真澄の身体抱きしめた ぴったりくっついて離れない
4949cry — 2024/03/06 00:36 心拍かーますみん心臓ゆったりだから脈弱くなってるかもな
sz — 2024/03/06 00:37 かもだな このまま真澄が死んじゃうかもしれない と思ってイキヤはだいぶパニック 手、って言われた気がするけど手なのか確信持てない、手をどうしたらいいのか分からないけど真澄の手を握っておく
4949cry — 2024/03/06 00:40 ふ、って安心したみたいにますみん目閉じた 涙にじむ…
sz — 2024/03/06 00:40 被さって抱きしめてるのはトキさんから危害を加えられないため
4949cry — 2024/03/06 00:42 ぐったり脱力して心音体温さがってもなかなか眠れないますみん …
sz — 2024/03/06 00:43 薬をバリバリ食ってたトキさん(バリバリに耐性できてるので少量では効かない)が、イキヤに無理やり口付けて無理やり薬飲ませた 「ーーー」 ごくん …飲み込… まされ た… なにを?
4949cry — 2024/03/06 00:45 ますみん内心悲鳴ものだぞ 心臓とまらんかw
sz — 2024/03/06 00:45 イキヤも悲鳴ものですw 心臓とまらないでええええ 耐性ないイキヤはすぐ効くかもな…
4949cry — 2024/03/06 00:47 くるしい くるしい くるしい 目が回りそうで …しくじった どうして
sz — 2024/03/06 00:48 トキさん(だと思われるなにか)を思いっきり突き飛ばして、すぐに真澄を抱きしめ直す
4949cry — 2024/03/06 00:48 判断を … … ずっと意識はあるけど なんだろう…真綿の牢獄に閉じ込められたみたいな どのくらいで薬の効力なくなるかな…
sz — 2024/03/06 00:51 耐性なかったら一粒で3時間くらいは眠る…かな? そのまま眠りたければ一晩しっかり眠れたりもするけど、眠りたくなかったり寝る準備できてなかったら途中覚醒… 真澄を抱きしめてるイキヤには心地よく効くので、イキヤは身体が楽になる… 眠気に襲われるけどなんとか真澄を守ろうとがんばって起きてる (°°)ますみん3時間くらい苦しみ続けるのおおおお?!?!? 普通は眠気に耐えられなくて眠るしかなくなる…はず…
sz — 2024/03/06 01:01 トキ「妙な与太を吐いたんで肩が凝って仕方ねえ… 」ぐいーんと背伸び 「眠っちまいな 小僧ども 死なねえように見ててやるさ」 トキさん本当に死なないように見てます 死にそうになったらシュッと対処します させます
sz — 2024/03/06 01:11 っはぁぁぁ(°°)トキさんを今ルート用に変換してく作業たいへんすぎかよ(°°)普段のトキさん書いてるときと比べるとずっっと息止めて書いてるみたいなかんじだわさくしゃ的には(°°)ひゃー!
4949cry — 2024/03/06 02:53 ますみんもさすがに眠るしかなくなるかな…?3時間くらいなら苦しみ続ける気もするが 少しでも動けるようになったらどうにか覚醒したり身体の感覚が戻りそうな行為を試みるかもしれない…?ベッドから落ちてみたり… トキさん一応振る舞い変えれる人だからルート用にこういうトキさんでもトキさん自身がそうしてたらアリだな…
sz — 2024/03/06 03:01 アリだな… このルートのトキさんはこれでいってもらいましょう… イキヤは真澄に覆い被さるように抱きしめてる体勢から、眠たすぎて耐えられなくなって真澄の上にばふ…、て倒れちゃうかも
4949cry — 2024/03/06 03:03 受け止められないけどまぁイキヤくんの重さくらいどってことないだろうな
sz — 2024/03/06 03:04 そのまま一時間くらい強制睡眠して、はっと気づいて起きて、 起きたらなんか身体の調子だけよくなってる すごく楽
4949cry — 2024/03/06 03:05 1時間だけかあ
sz — 2024/03/06 03:06 真澄が薬の効果きれて起きるまで、ぴったり抱きしめてそばについてる…
4949cry — 2024/03/06 03:06 1時間後だとますみんまだ苦しんでるのでは
sz — 2024/03/06 03:08 そしたら普段なら看病イキヤになるけど、見えなくてなんもできなくて、真澄にいっぱいキスしたり体撫でたり、 脱いだり���らしい感じにはしないけど、真澄の身体を優しくずっと愛撫して、あっためて、ほぐしつづける…
4949cry — 2024/03/06 03:11 …涙こぼれた 「…ごめ …」
sz — 2024/03/06 03:12 「真澄が好き …すき すきだよ… この世でいちばん、
4949cry — 2024/03/06 03:16 …どうして どうして 、
sz — 2024/03/06 03:19 … …もしかして 真澄もこの…薬…?…飲んだの…?」
4949cry — 2024/03/06 03:20 「…ん …ごめん」
sz — 2024/03/06 03:20 「身体……すごく しんどそうだ …先に飲ませて ごめんな… 俺は 俺も 多分同じ…?のを 飲まされたけど …すごく楽に なったよ
4949cry — 2024/03/06 03:23 …らくに「そう… よか た」 ふ… 微笑んでも うまくできていない気がする まあうつひこには見えないか…、 飲んだのは僕の失敗だった …失敗だった 判断を誤った どうして? …
sz — 2024/03/06 03:27 水とか飲ませて 代謝あげて 早く体内から薬に出てってほしい …見えない できない… どうすれば
4949cry — 2024/03/06 03:29 「…大丈夫だよ …そばに、いて」
sz — 2024/03/06 03:30 「うん… うん、離れない」
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イキヤ真澄樹しみれーと26
命のさいごの音、真澄の生育歴、怒り
弱ってる生き物を つかまえてきてたんだ いつも 元気にならないか いろいろ調べて世話してた …でもうまく元気にできたことは 一度もなくて …みんな死ぬ …死ぬ前はみんな、歌ったり光ったりするから その時が近づいたら わかった 死ぬ直前に 殺してた 死んでほしいわけじゃない、そんなつもりなかった、 でもそのまま ただ弱ってただ死ぬのは どうしてもだめだって思うんだ …ただひとりで死ぬのはだめだ 死ぬしかないから死ぬなんて、だめだ その前に 一瞬でも一秒でも先に 俺が殺して死んでほしかった どうしようもなく死ぬんじゃなくて
その当時の僕が傷付いたと思って 拷問だとか …うつひこは真剣に言ってくれたんだろうけど 「…もっと前からだ そもそも感情的になったことがあまり…ない…」 衝動はある 計算も …でも 自分のそれらが、感情��はないのではと疑ってたものが 実際に別物であろうと近頃になってわかる …うつひこを見てると 「うつひこと居るようになってからだ 好きだって感情を体感として初めて知ったり… 樹のことも大切だけど…うつひこへの気持ちとは違った そう感じるようになったのはつい最近になってからだ」
4949cry — 2024/03/04 19:37 ますみんこれ眠れるのでは(゚∀゚)
sz — 2024/03/04 19:40 眠れる!?!?(゚ロ゚*) てゆーか私きのうから今日までずっと死ぬほどきのうのしみれと読み返してた 何回でもくりかえし読める… 心に染み入りすぎる… すごい やばい いつでも読み返せるよう早急にもうタンブラにまとめた 何度でも読むために…
sz それがさいしょの 俺の夢 だった 」
sz — 2024/03/04 19:52 まさか、まさかだよこれは… 奇跡だ… イキヤの公式設定、子どもの頃の最初の夢、なりたかったもの… この設定がこんなにしっかりイキヤの口から明かされる日が来るなんて… 手記創作だけじゃありえなかったよ… まあそれをいうとしゅきーふは全部そうだといえるんだが… でもイキヤ本人でさえこのことはもう忘れたくて、忘れ去って、明るみになる機会も本家だけでは一生訪れないはずだった公式設定… はあああこんな日が来るとは!!これだからしゅきーふはやめられない!!!創作やっててよかっぁあ!!! よかった!!感極まって日本語ももうままなってねえ!!!
4949cry — 2024/03/04 20:05 www よかったw この設定イキヤくんかわいさがカンストしとる
sz — 2024/03/04 20:08 この設定ってかわいかったのかぁ…( ゚д゚)っていう驚きもすごいぞ?! イキヤの設定とかキャラつくるときにかわいいはまるで意識してなかったからな… イキヤにとってしんどい設定だからこそ本人も忘れてるっていう大事な設定ではあったが、こいつはこうなんだよな…てだけしか作者的には思ってなかった… 真澄に可愛がられて…よかったなイキヤ…ほろり…
sz — 2024/03/04 20:15 真澄がこのまま一晩でも安眠できるといいんだが… ふあー…しゅきーふ妄想楽しすぎてネタが渋滞する…
4949cry — 2024/03/04 20:41 真澄が安眠しそうですがトキさんはきますか?(・∀・)
sz — 2024/03/04 20:43 こさせません!ピシャァン!! ますみんの貴重な安眠だぞ!!さくしゃが守るわぁぁ!!!(º ロ º ) トキさんが来ても起きずにますみんが安眠しててくれるなら、来させます トキさんが来たらトキイキヤで会話が発生する イキヤはトキさんに訊きたいことがある 真澄にも聞きたいことがある
sz — 2024/03/04 20:52 俺が可愛くないガキだから、親から見ても可愛くなくて、可愛がりたくもなくて、俺は可愛がられなかったんだと思ってた でも真澄は ちびの俺のことを可愛いって言ってくれた …可愛がって 愛してくれた
4949cry — 2024/03/04 20:55 すずさんますみんに甘いうみ…(・∀・) トキさんがしずか~~~に来たら起きないか…?
sz — 2024/03/04 20:55 ったりめえだァァ!!全日本真澄を守る会会長なんだよ!!(º ロ º )
4949cry — 2024/03/04 20:56 初めて押し殺さずちゃんと泣いて、泣くってことに疲れて、イキヤくんがやさしくてあったかくて感触と匂いに安心して ねむる…
sz — 2024/03/04 20:57 イキヤは薬もう飲んだのかな… 飲んでたらイキヤも眠る…? どっちでも、なるべく起きててよく眠ってる真澄をずっと見てる… 起こさないようにそ…っと、静かにあたま撫でつづける…
4949cry — 2024/03/04 21:00 きゅ…「んぅ…」すり
sz — 2024/03/04 21:00 可愛い… 髪の毛の上からあたまに唇やさしく押しつけるみたいにキスする
4949cry — 2024/03/04 21:01 泣いて呼吸がふすふすしている…
sz — 2024/03/04 21:02 「……」 見惚れる… ……ああ そっか …だから、どうしても描けないのか どうすれば 馬鹿な俺でも真澄を守れるようになるんだろう 俺一人じゃ無理なことは 誰かに頼ればいいのか…? 助けてくれるなら、土下座でもなんでもする
4949cry — 2024/03/04 21:12 ますみんの表情がスヤ…となった しっかりねむった!( ・∇・)ほぼ人生初の健やかな眠り(泣き疲れてではあるが)
sz — 2024/03/04 21:12 よっっっし!!! 意識レベルを見てるイキヤも、真澄の睡眠に気づいただろう… キスしたいけど起きちゃうかもしれない、と思って我慢するイキヤ キスで起きる お姫さまみたいだ
4949cry — 2024/03/04 21:15 他ルートでさんざんやったくだり
sz — 2024/03/04 21:15 お姫さまワードきましたね 真澄が自然に目を覚ますまで、なるべく長くそっとしておくかな… でも俺は長く眠りすぎても変な頭痛とか起こすな… どっかで起こしたほうがいいのかな 次の日の朝に、イキヤ、真澄にキスします 起こすつもりで 激しくも深くもない、「王子さまがお姫さまを起こすときにするような」キスを想像して、その通りにする
4949cry — 2024/03/04 21:32 トキさんこなかった?(・∀・) ますみんこれで起きそうで…w
sz — 2024/03/04 21:34 起きたら少しだけ唇離してイキヤ嬉しそうに微笑む… 「おはよう おひめさま」
4949cry — 2024/03/04 21:34 「…? うつひこ…」 僕…ねてた… ? 泣きはらしてて目が開きづらいますみん んー…って目つぶったりしてみる
sz — 2024/03/04 21:35 真澄の頬、両手で包み込んだまま、(ほんもののお姫さまだ…)て思ってる
4949cry — 2024/03/04 21:36 (・∀・)
sz — 2024/03/04 21:36 本当に起きた ほんもののお姫さまだ
4949cry — 2024/03/04 21:36 www すなお…こどもイキヤくんの片鱗…
sz — 2024/03/04 21:36 うむ いろいろ思い出したり話したことで、こどもイキヤの感じが少し滲んでいる
4949cry — 2024/03/04 21:37 イキヤくんにきゅ…って抱きつく かわいいうつひこ… だこだこ
sz — 2024/03/04 21:38 「よく眠ってた …可愛くて 綺麗だった 真澄」
4949cry — 2024/03/04 22:03 「…、突然なに言い出すかと思えば」 … はた。顔あげる イキヤくんみる…「まさかずっと起きて見てたのか」
sz — 2024/03/04 22:04 「え ……そういえば そうだな。 好きなもの見てると 時間忘れる… (O_O;)今夜からは俺も、ちゃんと寝る…。」 好きなもの見てたのでごきげんだし気分もいいので、クマとかそんなにひどくない 一晩中、見惚れることにガチったイキヤ
4949cry — 2024/03/04 22:13 「…焦んなくていい 僕も眠れると思ってなかった… …うつひこのおかげ」ぎゅ
sz — 2024/03/04 22:14 (べつにずっと起きて見てなんて… ん? …いや 見てるうちにいつのまにか朝になって…たから、…ん? ずっと起きて見てた…ことになんのか。そういえば…そうだ?) ぎゅう… 「…夢 みた?」 悪夢
4949cry — 2024/03/04 22:21 「…夢は まぁみたよ。…けど …起きてすぐうつひこが見えて…忘れた…」
sz — 2024/03/04 22:22 「これから一緒に寝るか」 ずっと
4949cry — 2024/03/04 22:27 …「…うつひこが眠れないからだめだ」
sz — 2024/03/04 22:28 「(O O)薬飲んで俺もちゃんと寝るって」 …真澄の話が 聞きたい
4949cry — 2024/03/04 22:31 はなし(・∀・)?
sz — 2024/03/04 22:31 生育歴…( ・∇・)
4949cry — 2024/03/04 22:32 ますみん覚えているがタイミングなかったらスルーしようとしていそうw
sz — 2024/03/04 22:32 いずれイキヤは聞けるまで食いついてくるぞw しかし今は… 「…なあ …話したくないことは 医者にも黙ってていいのか …話したほうがいいのかもしれないことでも」
4949cry — 2024/03/04 22:36 …それを話す気にさせられるかどうかの信頼関係の構築や返答による積み重ねが医師の腕前の見せ所なのかもしれねえが 「僕にも話したくないか」
sz — 2024/03/04 22:37 「真澄には話せる …話したいのかも 知っててほしいのかもしれない …そんな大層なことじゃねえけど …でも …… 医者に知られたら 真澄と 引き離されるかも …」 怖い
4949cry — 2024/03/04 22:41 「… 僕に話して」
sz — 2024/03/04 22:42 イキヤ俯いた… 真澄と目を合わせられない… 「 俺 … 小さい頃から … 、… たくさん … ぜんぶはもう思い出しきれないくらい、たくさん …動物 とか 虫とか 生き物 …を … … こ …殺して …た 医者に もし知られたら 母さんみたいに、入院とか させられたら …真澄と 引き離される 」 入院したくない 真澄と一緒にいたい
4949cry — 2024/03/04 22:49 「好んで殺した?」
sz — 2024/03/04 22:49 俺は 異常? 「…好んで…?」 「そう …だよ 俺が そうしたくて…した 」 「弱ってる生き物を つかまえてきてたんだ いつも 元気にならないか いろいろ調べて世話してた …でもうまく元気にできたことは 一度もなくて …みんな死ぬ …死ぬ前はみんな、歌ったり光ったりするから その時が近づいたら わかった 死ぬ直前に 殺してた 死んでほしいわけじゃない、そんなつもりなかった、 でもそのまま ただ弱ってただ死ぬのは どうしてもだめだって思うんだ …ただひとりで死ぬのはだめだ 死ぬしかないから死ぬなんて、だめだ……! その前に 一瞬でも一秒でも先に 俺が殺して死んでほしかった どうしようもなく死ぬんじゃなくて そんなのはだめだ 俺がそばにいるんだから 俺が殺さないと
4949cry — 2024/03/04 23:03 「…うつひこ」ぎゅ…
sz — 2024/03/04 23:03 …俺が 連れてきたんだから 俺が殺さないと 」 ! ぎゅってされた… ? 「…ますみ?」
4949cry — 2024/03/04 23:04 「医者に言わなくてもいいし、んなことで引き離されることもねえと思うけど …」ぎゅ…むぎゅ「…はぁ…」ため息 「かわいい…」
sz — 2024/03/04 23:05 「はぁ?!…っ?、」 「き、 きみわるがられるかと おもった… 」
4949cry — 2024/03/04 23:06 「僕に?」
sz — 2024/03/04 23:07 「…うん …」 「なんか 映画とかで…出てきたぞ。ガキの頃に生き物を殺してたやつはシリアルキラーになるって。 それだけなら警察につかまったりケイムショには入れられないけど、危ないやつだから入院だって。」 「…だから俺も医者に知られたら入院かとおもった」 俺がやってたようなことを 好んで殺したっていうんじゃねえのか… 「前に 真澄に言った 俺が愛したひと みんな報われないって …俺がたくさん殺したみんなのことも入ってる 」
sz — 2024/03/04 23:27 イキヤ、怖がってたことを真澄に話せた
4949cry — 2024/03/04 23:32 ますみんはぎゅう…ってひたすらイキヤくんを抱きしめている…いとしみ…
sz — 2024/03/04 23:33 イキヤは本気で(??…?!?)ってなってるぞ…w 「……俺、異常者じゃねえのか…(O O)」 シリアルキラーとはちがう…???
4949cry — 2024/03/05 00:00 「多数派ではないかもしれないけど うつひこが…今みたいに丁寧に話したら、一定数の納得や共感は得られるだろうな」
sz — 2024/03/05 00:01 「…(O O)でも 俺は自分で分かってない どうしてあんなに殺したいのか… なんで 死ぬしかないから死ぬのはだめだって思うのかも あんな説明で …共感?とか、されるもんなのか…?(O O)」
4949cry — 2024/03/05 00:06 「…。全部ではなくともな」
sz — 2024/03/05 00:07 「(O O)…これがバレても絶対に真澄と引き離されない?」
4949cry — 2024/03/05 00:08 「絶対はわからん」ぎゅ…「言わないどいて…」ぎゅ … 離れたくないのでつかまえてるますみん
sz — 2024/03/05 00:09 …言わないどいたほうがいいのか… 「…うん」言わない ぎゅぅぅ… 「真澄の セイイクレキ? 知りたい」 真澄の身体にぐりぐり顔押しつけながら 「……笑いごとじゃねえかもしれねえ、…んだろ?」 …聞かせて
sz — 2024/03/05 00:22 ( ・∇・)トキさんを投下したくてうずうずする…
4949cry — 2024/03/05 00:35 ふろてきた!一時間後にねる! Σここでトキさん(°°)
sz — 2024/03/05 00:36 ふろおつ! このタイミングでじゃなくてもいいが…w イキヤがトキさんに聞きたいことがある…
sz — 2024/03/05 00:38 …どうして俺のこと 産んだの?
4949cry — 2024/03/05 00:38 ほえええイキヤくん(゚ロ゚)
sz — 2024/03/05 00:39 真剣に聞くぞイキヤ… トキさんに
4949cry — 2024/03/05 00:38 「医師に訊かれたのに答えていったから…まったく同じには語れない。いいか」
sz — 2024/03/05 00:40 「おなじじゃなくていい… お前のことだから、医者相手には程々に端折ったりもしたんじゃねえの… 俺にはぜんぶ話せ 」
4949cry — 2024/03/05 00:46 「極力訊かれたことには全て答えた 包み隠さず」顔あげる…「ほんとうに変えたいなら治療に協力的な患者で無いとな」
sz — 2024/03/05 00:47 …。真澄の頭くしゃくしゃ撫でる… いい子… 「初日ですげえ疲れてたから …ゆっくり 真澄が無理なく 話したいペースで話せよ…」
4949cry — 2024/03/05 00:49 「そうする」頭撫でられるの慣れたますみん きもちよさそうに目細めている 「…樹と一卵性の双子なことからわかるように僕は樹と同じ両親から生まれた。…今樹がいる綾瀬の家が生みの親の戸籍だ」
sz — 2024/03/05 00:52 イキヤ、真剣に聞く体勢に入った… なるべく余計な口挟んで中断させないように聞く…
4949cry — 2024/03/05 00:54 「綾瀬の家はその当時大変な貧困と 親の不仲とが重なってゴタついてたらしい。偶然生まれた子供が双子だったので一人分を必死で育てる予定だった父親は流石に不可能だと結論づけて、遠縁で子供をほしがっていた雪村の家に片方を養子に出した …僕がそっちだ」 遠縁だったのか地元の縁だったのかわからないが …遠縁だと聞いた記憶があるから、そう言っておこう 「僕は我が子として目されたわけじゃなく、使用人のようなものだった。仕事で多忙だった元当主とその奥方の話相手のような …
sz — 2024/03/05 01:00 「ーー…」
4949cry — 2024/03/05 01:00 当時なぜそんなに忙しいのか、内情はすぐ判明した。跡取りになる娘へ仕事を渡すのに手間取ってたんだ …泉姉さんって呼んでた いや …泉さん …だったか、…直近ではそうだな 香澄の母親だよ。うつひこも会ったか?」
sz — 2024/03/05 01:02 「結局直接会ってはない」
4949cry — 2024/03/05 01:03 「そうか …中学頃には引き取り主だった二人とは疎遠になっていて、泉さんとその夫…千風さんと 香澄 それに樹と時間を共にすることが多かった 樹は香澄を遊びに連れ出してやりたがって、僕も泉さんも賛成だったんで千風さんとはその間僕が二人で彼等を待った …うつひこは …千風さんが香澄にしたことを許さないかもしれない… 僕の生育歴とも主旨がずれるかもしれないけど …千風さんは僕の昔話からは外せねえ 香澄は泉さんが千風さんを襲ってできた子なんだ 千風さんにとっては泉さんと二人で居たかった そんなのに自分の唯一大事な人を他人にしょっちゅう連れ去られて あの人はよく不安定に揺れた その結果が香澄の…あの一件さ あの人だけを責めりゃいいってモンじゃねえだろうと思ってた …それは今でも思ってる」 ふ、と一息つく…イキヤくんみつめる「…あとはうつひこも知っての通りだろ」
sz — 2024/03/05 01:12 「…大人が居ねえ 」
4949cry — 2024/03/05 01:13 「…」そんなようなことは医師も言っていたか、と考えるますみん そのまま同じ言葉ではなかったが…
sz — 2024/03/05 01:13 「こどもだった真澄だけが おとなだ 」
4949cry — 2024/03/05 01:13 「… 僕?」
sz — 2024/03/05 01:14 こくり
4949cry — 2024/03/05 01:17 「…。 病院では途中途中のことについて根掘り葉掘り訊かれたもんだけど うつひこはどうする?」なんか深掘りするとこあったか?
sz — 2024/03/05 01:18 「… お前が淡々と話すから俺はちょっとパニクってる…」 「俺が根掘り葉掘り聞いて… 真澄はくるしむのか」
4949cry — 2024/03/05 01:21 「…どうだろうな …」パニクるようなところがあったのかどうか … くるしむ…のは… 何に…? ただこの状態で整然と並んでしまった…落ち着いてしまっている心理状態が 眠ったり排泄したり 安息を得たときに体内で働く機能を阻害している…というのが 進言にあった … 「くるしむとしても…まぁ、苦しんでみねえとな。笑い事じゃねえ感じだったか?」
sz — 2024/03/05 11:47 「どこが笑えるんだ?」 イキヤの目がこれまでになく大きく見開かれて真澄を見てる…怒りに振り切れた顔
4949cry — 2024/03/05 16:13 イキヤくん…( ・∇・)またますみんビクッとするな…内心で
sz — 2024/03/05 16:14 あの…
4949cry — 2024/03/05 16:14 うみゃ
sz — 2024/03/05 16:14 イキヤが 暴走していましてですね
4949cry — 2024/03/05 16:14 うみゃーー
sz — 2024/03/05 16:15 私きょうずっとイキヤの言い分を拾わされてスマホでずーっと書かされていましてね ぶちきれるわ泣くわ喚くわで 私も書いてて泣きとか呼吸が連動して凄まじいことに これ…どうする?(°°) なんか…イキヤが勝手に一人で暴走しすぎなんではって気がして これ真澄にどこまで口に出して言ったのかもややあやしい部分がある
4949cry — 2024/03/05 16:17 すずさんがとばっちりうけまくっとる( ・∇・)
sz — 2024/03/05 16:17 イキヤ一人称にしてひとつの記事にまとめるか…?
4949cry — 2024/03/05 16:18 それほどのボリュームか
sz — 2024/03/05 16:18 私はとばっちり受けるためにやってるようなものなので…(・∀・)とても楽しい!!!
4949cry — 2024/03/05 16:18 www よかた
sz — 2024/03/05 16:19 ボリュームはねー…すごい長文すぎるってわけじゃないと思うんだが
4949cry — 2024/03/05 16:19 一応言い訳させてもらうと、真澄も別に笑える話だと思ってるわけではなくていつもの捻くれた言い回しのますみん節で言っちゃっただけやで
sz — 2024/03/05 16:20 途中でな、イキヤが過去にいろんな人(冷泉さんとか稔さんとか灯彦さんとか)から個人的に言われたこととかが、イキヤの中に反響して響くみたいになってて イキヤの中で強く響いて行動に影響してるから一応イキヤの意識に登ったところは書き出したけど、 真澄とはなんの関係もなくね…???ていう なので 一人で暴走しすぎじゃね…?と 途中で真澄がなんかリアクションしたり言葉を返してくる可能性もあるわけじゃん…? ここまでイキヤ一人が滔々と真澄相手に語り続ける流れになるのかどうかあやしいなーと それで、一人称で一話分になるまで書き出してみるか…?という試みをしてた最中でした トキさんの「語り」みたいなかんじの…? あれよりもっと混沌としとるで それにこれだけ真澄に話してて、例えば真澄が聞いてて辛そうにしだしたりすれば、イキヤはハッとして話すのやめるかもなのよ そしたらこれ全部は伝えきれないしこの流れにもならないよなぁと ちょっとずつ確実に言った部分を順にここに小出しにしていきます…?(・∀・)
4949cry — 2024/03/05 16:29 はいよ
sz — 2024/03/05 16:29 そして真澄の反応をみつつ続ける…
4949cry — 2024/03/05 16:29 ますみん反応するとこ反応していい?
sz — 2024/03/05 16:29 ええでー 着地点もまるっと変わっちゃってもそれはそれで ちなみにこれをまるっと書き出してもイキヤは最後には落ち着いてるというか たぶんいい方向に終わってる 不穏ではない
4949cry — 2024/03/05 16:31 ほおー! 着地点変わらないほうがありがたいやーつ
sz — 2024/03/05 16:31 まあそれは祈っとこうw
@4949cry イキヤくん…( ・∇・)またますみんビクッとするな…内心で
sz — 2024/03/05 16:33 「あのな …もう医者にぜんぶ言われたかもしれねえこと 俺も言っていいか なにも変わったこと言うつもりないから 聞いててつまんねえか、不快かも …普通のことしか言わない でも 言われたくねえことなのかもしれない
4949cry — 2024/03/05 16:36 頷く…
sz — 2024/03/05 16:38 「……口減らし
育てきれねえ命 殺すどころか捨てる覚悟もなかった 後ろめたささえ引き受けられねえ臆病で姑息な卑怯者 体よく名のある家に丁稚奉公に出したことで誰にも咎められずに、お前に対してもせめても生みの親としてマシなことをした気になって済ませやがった
ただの子どもが大人の話し相手?
真澄は多分 生まれついて平均より頭が良い …樹さんをあれだけ相手にしたから尚更わかる 脈絡なく飛び出すように放られる言葉に宿った的確な攻撃性 遺伝的にも頭が良い それは別の形でもよく分かる 俺は それをある程度見分けられる
真澄は子どもの頃から頭が良かったろ… なんの経験も知識も積んでねえまっさらな子どもの真澄と、大人 真澄が現実に則した建設的な具体策を豊富に示せるような年齢になるまで待たなくても、真澄は相手が気分よく話し続けられるように要領よく上手く相槌うって大人の話を聞けたはずだ けど、それだけだ "話し相手"なんて生やさしい言葉に置き換えるな 片一方が好きなときに好きなだけ延々言葉を浴びせかけんのは その言葉がどんな内容であろうと暴力だ 子どもに向けられたならそれは虐待だ そ���な話は井戸ん中にでも向けて一人で語ってりゃいいんだ 大人なら 子を持つ親なら尚更 井戸が不満足でもっと贅沢な聞き手が欲しいんなら大人相手にすんのが最低条件だ それが、聞き役に子どもをわざわざ用意する? どういう外道だ……? お前は捌け口にされた 大事に愛されるべきときにずっと お前は真っ暗な井戸の虚淵にされたんだ …跡取り、の娘 がいたのか それでさらにお前を引き取ったのか … …なんで手間取ってた? 潰れちまえよそんな家 真澄を…子どもを、人間一人を丸ごと犠牲に捧げてまで続く価値のある家なんてあってたまるか ねえよそんなもん …娘 香澄の母親だって? 香澄と今暮らしてる …あのとき香澄を送り出したのは間違いだったか? 母親 …生きてた 生きて 香澄があんな目に遭う中でその女どこでボサッとしてやがった そうだ だからあのとき直接会うのを俺はわざと避けたんだ どんな事情がその女にあろうと、会えばまずぶん殴ってからじゃねえと話しが始まらねえと思ったから 子どもの樹さんが子どもの香澄を連れ回すのも …誰かが止めなきゃいけなかった そばについていられねえんなら 樹さんにあんなことがある前でも、後でもだ …後なら、接触もさせるべきじゃなかった 性犯罪に遭った人間がどんな怪物になるのか…そういや見えねえんだよな 普通は見えねえんだった ああそうだった だから迂闊に香澄の背中にあれだけでかい刺青も入ったんだろうな 香澄は襲ってできた子か だから襲われた父親にとっては鼻につくだけの邪魔でいけ好かねえガキか …どいつもこいつも 命を馬鹿にしやがって てめえのことしか頭にねえのか? …俺はほんとうに どうしようもねえ平和ボケした馬鹿なガキだったんだな なにも知らなかったよ 俺が猫やら鳥やらにかまけて必死で無事に生かそうとしてる間に、真澄のいた場所では人間の命が虫けらほども尊ばれなかった…」
ここでイキヤが滔々と語ってるのをひと呼吸つくようにして、自分の両耳(のピアス)に触れます
浅くて早い呼吸 呆然と薄く開いた唇から音もなく静かに荒くなった息が小さく漏れる 誰からも見えないオーバーサイズの服の下、骨の浮いた胸が速いリズムで酸素を求めて上下する 無意識にそろりと両手が自分の両耳の耳朶に触れる 外し忘れられてもはや身体と一体化したような黒いピアス 触れる指先が耳朶を挟み潰しそうなほど強く押さえて 震える
sz — 2024/03/05 16:46 なにも表情は変わってない( ・∇・) 目をこれでもかって大きくかっぴらいてるだけ 真澄を見てるようで虚空を見てるようでもある
4949cry — 2024/03/05 16:47 「…悪い、少し淡泊に話し過ぎた …話し相手ってのは結果的にそんなようなもんだったから、医師に言われて…、僕は丁重に扱われてたよ、そう悪辣に受け取るほどのもんじゃない」 イキヤくんの雰囲気にますみんが普段のテキトーなぺらぺら喋りをしなくなっている…(・∀・)
sz — 2024/03/05 16:52 今そんなテキトーなしゃべりしたら明らかにヤバそうだもんな(°°) イキヤがぎゅうう…ってピアス押さえつけて握った… 「…っ、 … 悪い …口さがない こと、…」 いいすぎた ピアス押さえて表情かわった! かっぴらいてた目がぐったりなるみたいに眇められる
4949cry — 2024/03/05 16:56 「…うまく話せなくてごめんね」ぎゅ…
sz — 2024/03/05 16:57 「…お れ、 こんなこと言いたいんじゃ…ない… 」 抱き締め返す、全身わなわな震えてる ぼろろっと涙でてきた しゃくりあげて 嗚咽になる…
4949cry — 2024/03/05 16:59 「雪村の家は本当に、環境としては極上だったと思うぜ。静かで、物に困ることもなく、広くて、豊かな教養を雨のように注がれた …自慢話みてえになるから言わなかったんだよ」…まるで嘘ってわけじゃない もっと違う語り口にすべきだったか 今はうつひこを��ち着かせねえと… ぎゅ…さすさす 「真剣に聞いてくれてありがとう」
sz — 2024/03/05 17:01 (°°)やはり出たな、イキヤのほうが宥められてしまう展開… 「ぜんぜんだめだ… 俺は… 」 …こんな取り乱した体たらくじゃ真澄のことを守れない 嗚咽でめちゃくちゃ聞き取りづらくなってるが、イキヤは言わなきゃいけないことは言うはずだ 「ありが…と 真澄 …死なずに 生きて … …生きてて、くれて …ありがとう 」 真澄にしがみつくみたいに強く抱きついてひどい泣き方する
4949cry — 2024/03/05 17:06 …なんだかすごいことを言われてしまった と、しっかり抱きしめ返しながら思うますみん
sz — 2024/03/05 17:07 イキヤの中でいろいろ頭パニックになった末に出てきました
4949cry — 2024/03/05 17:08 「…うつひこも」とりあえず… というか僕よりうつひこの方がどう考えてもサバイバルだったはずなんだが…自分のことはわからねえのに僕の話ではこんななるかよ…どうしたもんかね
sz — 2024/03/05 17:10 こんな目なくなりゃいいってばっかり思ってた でもはじめて思う 「みんなこの目があったらよかった 真澄の周りにいた人間 全員にこの目がありゃよかった!!!そしたらみんな分かったはず 何が起きてるか分かったはず お前がどんなか 誰もぜったいに無視できなかったはずなのに!!! 」 …ひっぐ、ぇえ…っ、 悔しい くやしい …なんで…
4949cry — 2024/03/05 17:11 僕が どんなか? … 「…どういうこと…?」
sz — 2024/03/05 17:12 樹さんみたいなクリーチャーというわけではないんだが… 「… 」ぐす イキヤ見えてるものをうまく説明できない… うーむ…(°°)
4949cry — 2024/03/05 17:17 「…、…」どんな怪物でもうつひこは愛してくれる 樹のことも そう言ってた …「うつひこにだけでいい 見えるのは」他の人に見出されて 石を投げられるよりは 愛してくれる人にだけ …それがいい 「見つけてくれたのが…うつひこでよかった」
sz — 2024/03/05 17:20 真澄の顔覗きこむ… ぐっしゃぐしゃに崩れた泣き顔
4949cry — 2024/03/05 17:23 … ちゅ なでなで…さす
sz — 2024/03/05 17:24 「…俺がこんな取り乱してどうすんだ… 」 はらはら涙でてくる…
4949cry — 2024/03/05 17:25 「親身になってる証拠さね」すり…イキヤくんのおでこにほっぺ寄せる 「…感情豊かなうつひこも好きだ 表情も いつも素直で … 気持ちなんて自分だけのどうとでも変えてしまえる脆いモンだと思ってたのに …うつひこは …強い」 惹きつけられる
sz — 2024/03/05 17:31 「真澄が泣いてくれたら …俺が泣くから、つられて泣いたりできねえの…?」 いくらでも泣くよ
4949cry — 2024/03/05 17:35 「…見とれてしまうかも …」
sz — 2024/03/05 17:36 「…(O O。)頭いいって よくねえな 落ち着き払ってて
4949cry — 2024/03/05 17:37 「…うーん 頭の問題だかわからねえけど …どうとも思ってねえからな…自分では」この言い方ではまた傷付けるだろうか … 「…うつひこが 言ってた、 どういう気持ちかもわからなくなった、って …樹の事件の話をしたときだけど …そん時 そいつは違うかもしれねえと思ってたよ」 その当時の僕が傷付いたと思って 拷問だとか …うつひこは真剣に言ってくれたんだろうけど 「…もっと前からだ そもそも感情的になったことがあまり…ない…」 衝動はある 計算も …でも 自分のそれらが、感情ではないのではと疑ってたものが 実際に別物であろうと近頃になってわかる …うつひこを見てると 「うつひこと居るようになってからだ 好きだって感情を体感として初めて知ったり… 樹のことも大切だけど…うつひこへの気持ちとは違った そう感じるようになったのはつい最近になってからだ」
sz — 2024/03/05 17:46 「…お前と初めて会って、一緒に仕事して、危ないところを助けられた、あの頃の俺を覚えてる?」
4949cry — 2024/03/05 17:46 「ああ」
sz — 2024/03/05 17:48 「なんも表情なかったろ 目つきばっか悪りいだけで 襲われかけても表情にも態度にもそんな大層な感情なんて出なかったぞ …受け取り手が 要るのかな ちびの頃は泣きも笑いもしなかったぞ …真澄が俺の気持ち丁寧に拾うから ……甘えたく なる… こんな感情任せの甘ったれになって …俺は真澄の子どもじゃねえぞ… 」 真澄の首にぐりぐり顔すりつける… (°°)…トキさん出します?
4949cry — 2024/03/05 17:59 (・∀・) ここで
sz — 2024/03/05 17:59 誰の子どもか?→トキさーん ちくしょぉぉぉやっぱりイキヤがあやされる側になっちまったァァァ(°°)
4949cry — 2024/03/05 18:01 ww トキさんきたらどうなるんだ…?
sz — 2024/03/05 18:02 イキヤが「どうして俺のこと産んだの」ってきくかも…( ・∇・)
4949cry — 2024/03/05 18:04 ほむ トキさん登場でいってみるか
sz — 2024/03/05 18:05 よし 当然のように窓枠にトッと足かけてそこにヒョイっと座ります 部屋に入ってきて背伸び
4949cry — 2024/03/05 18:07 「…」ぎゅーしてた姿勢を���す
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イキヤの原風景 命が終わるさいごの音
命が終わるさいごの音
…虫とか 魚とか 鳥 猫 人間 どんな生き物も
死ぬ前には光るんだ
光ったり歌ったり する
もうその先に死しかない時間 ほんの僅かな時
そばにいれば 俺にも見せてくれる なにを見てるのかおしえてくれる
まっくらな闇の中で ひとりで光るのはとても怖い 歌うのだって 俺は怖い ここにいることを暴かれて 誰かにみつかってしまうから
もうなにもできないときに だれかに見つかるのはとても怖い
でも そのままひとりで死んでいくのも ほんのすこしだけ怖い …心細い
見つかりたくない けど見つけてほしい
その、ほんの少しの「見つけてほしい」を 俺に教えてくれたなら 俺はいつでも何処でも駆けつける
ひとりで死なせない 死ぬしかないから死なせたりしない 死ぬしかなかったその先を俺が跡形もなく壊して消し去って そんなさいごから必ず守る
…
本当はわかってるんだ みんな光りたくて光るんじゃない 歌いたくて歌ってるんじゃない 死ぬ前のあれはどうしようもないんだ 俺に教えてくれてるわけじゃない どうしようもなく歌って光る 命の���号はさいごの直前に強くなる 俺はそれを見てるだけ
しちゃいけないことだった 俺がしてたことはぜんぶ しちゃいけないことだった ほんとうにそれがさいごになるのかは ほんとうに死なないとわからない 死んでからも ずっとずっと待たなきゃわからない だから死体を 捨てられない
母さんが死んだとき 首が折れてしまった死体を俺はずっと抱きしめてた
母さんは まだ生きてた 身体がぜんぶすみからすみまで死んでなかった 生きてるところもあった だけどもう死ぬしかない時間 俺は殺そうか迷った 小さい頃と同じように 迷って 迷って …母さんの見てるものを見ようとして しっかり抱き締めて集中した 母さんが死んでいくときに 俺もその暗闇についていって そのまま俺も戻ってこられなくなったとしても さいごまでひとりにしたくなかった …暗闇の中にいた 母さんが見てるもの さいごまでついていくつもりだったけど さいごなんていつなのかわからなかった 静かでずっとどこまでもなにもない 母さんはいつ死んだんだろう ちゃんと死ぬのがわかったのかな 俺はわからなかった どれだけ目を凝らしても それは俺が結局死ななくて今も生きてるからなのかな
だから俺は今もずっと心配してる 母さんがちゃんと死ねたのか どこかで俺とおなじようにわからなくなって 死んだことに気づけないまま ひとりぼっちでいるんじゃないか … 母さんを助けたい 絶対にひとりにしない もしそうなってたら 俺はどこへ駆けつければいいんだろう それがわからないから 俺は目を開いて 耳を澄まして ずっと待ってる 母さんの歌声を
母さんはよく歌ってくれた 死ぬ前の歌を母さんは歌いながら生きていた 白く光って いつ死んでもおかしくないまま 俺のそばで生きててくれた あの歌声が聴こえたら 俺の目には必ずそれが見える 見つけられる 見えた場所へ 俺は駆けつける
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ある画家の手記if.?-10 雪村絢視点 最後の告白
最近妙に眠たくて、ほとんど寝てばっかりいるようになった。 眠りたいわけじゃない。 足が動かないのは不便だけど退屈してもいないし、まだ色々やりたいことがあるから、こんな寝てばっかで怠惰に過ごしてちゃだめなんだけど… なんでこんなに 眠いんだろ…。
「えーとね、さっきのMa belleのとこMimiにして、愛情があるから美しさより…愛しいって…ほうが… … 」 ソファの上でぐらっと揺れて倒れそうになって、一瞬 意識が飛んだ 寸前で体ごと引き寄せられるような感覚 「…っ?」 すぐ 少し頭を振って、そしたら弱った三半規管のせいでめまいがしてまたぐらついた 何度も無理やりまばたきして目をしっかり開けようとする 倒れ… ? …ぶつけたところが痛み出したりとか 冷たい床の感触もない 包まれてる嗅ぎ慣れた匂い あったかい 真澄さんが自分のほうに抱きとめてくれてた… 「…ますみ…さん」 瞼が 落ちそう 何度も落ちる その度に首がぐらつく ほとんど開けてられない目で手探りみたいに、全体重でもたれかかってるのをどうにかしようとしてたら 抱きしめられて優しく体をさすられた 閉じかけた両目に涙が滲む 「ごめ なさい…」 眠たい 弱々しい声でなんとか言葉にする そのままどんどん勝手に身体から力が抜けて 眠りに入っていく ふと体が浮いた 真澄さんに抱え上げられてリビングのベッドにそっと下ろされる あんまりにも 俺にはやさしい 慈しむような情の深い動作 愛してるって何回言葉で繰り返すより、ずっと雄弁な 「……」 真澄さんが代わりに書いてくれてたのに、途中 だったのに… どうこう言っても…仕方ないや… 無理だ また すごく すごく眠たい 俺の意思に反して 眠る…
***
数日前のこと。 朝起きたら真澄さんと光さんがベッドの上の俺の脇に座ってて、きょとんとして見上げた。 二人とも揃って、今日ってなんかあったっけって思ったら、光さんがベッドに乗って言った。 「うちにこどもがふえるよ」 「…? 養子二人目くるの…?」 小さく首を傾げて訊いたら二人は顔を見合わせてちょっと笑ってた。 「わたしが赤ちゃんを産むの、真澄の子」 「兄ちゃんになるね、絢」 「……… !」 それから二人に毎日色々訊いた いつごろ産まれる? もうお腹に赤ちゃんいるの? 名前決まってる? ベビー服、男女どっちでも着れるの作るよ、二人は男の子と女の子どっちだと思う? どっちに似てるかな 俺ってちょっと真澄さんにも光さんにも似てるとこあるよね 二人ともに似てたら俺と似てる子かもしんない! その子は絢ちゃん気にいるかな もし気に入ったらその子にあげて 真澄さんの血筋なら双子ってこともありえるよね 俺は一気にふたりのにいちゃんになるかも! …最初に聞いたとき幸せな気持ちより先に不安になったりもした、光さんの体が細くて小さいから、女性の身体の事情とか知らないなりに出産って大丈夫なのかなって。 でもそういうことは俺より二人のほうがしっかり考えて決めたんだろうし、二人を信頼してる、だからそんなことは一切口にしないで俺は起きてる間、ずっと素直にはしゃいでた。 俺が兄貴になる! 寿峯に電話して報告したら、いっぱいお腹の中の子に話しかけてやれって言われて、それで俺は話しかけるための赤ちゃん用の物語を作りはじめた。 これは俺のこと少しでも覚えててほしい、俺の夢。 きっと産まれるときに俺はもういないから。とりとめもなくずっと違うこと話すより、ひとつのお話を語って聞かせた方がなにかを覚えててくれる確率が上がるかもしれない。 真澄さんに書き起こしてもらいながら まだ途中だけど 本とかにできたらいいな 形で残ればもっといい いっぱい 用意して遺していきたい、その子が産まれるのを心待ちにしてた俺がいたこと きみが産まれることを待ち望んでた この世にやってくることを心から待ち望まれていたこと 眠ってる時間が急に増えて やれることが少なくなった だから 急がなくちゃ… ーーーー……… こうやって眠るのは 起きてられる体力もなくなったから?
こんな調子じゃ抱えてもらったり助けてもらっても外出なんてもうできそうにないや、 家で人と会うのも 会いたいけど 急に寝落ちるなんて不安にさせて心配かけるだけで終わるかも。だって俺もこんなの初めてでけっこう怖い。長いこと眠れないほうだったから。こんなにずっと眠ってるなんて。 足が完全に動かなくなってからは、毎日リビングのソファで真澄さんと光さんと一緒に過ごして、真澄さんに書き留めてもらって日記とか翻訳とかして、今は赤ちゃんに語るお話を、 それが途中で俺がこうやってパタっと眠っちゃうようになってから、 真澄さんが部屋を少し模様替えして、リビングのソファもベッドにしてくれて、 書斎よりそこで寝るようにしてる。二人が居やすい場所に、俺も居たほうがいい。一緒にいたい 真澄さんと光さんが二人で突然ソファをひっくり返してベッドにしたからちょっとびっくりした、そういえばベッドになるやつだったこれ、俺が初めてここにきたとき香澄がそんなして寝てなかったっけ 二人に甘えたいよ もう十分甘えてるけど 頭撫でて 抱き締めて 俺のこと、何もできなくてもいい子って 褒めて 赤ちゃんに会いたい…
もう腕を高くあげたりも、貧血で冷たく痺れて感覚なくなってきつくて そうしなくてもずっとめまいがしてふらついてて、座って上体だけ起こしてるのもきつい ずっと何も食べてない 量が少ないんじゃなくて 一日五食くらい少量食べてたのも少しずつ減っていって、今はゼロになった 食べないと人間ってすぐ死んじゃうのかなとか漠然とイメージしてたけど、そんなこともなくまだ俺は生きてる 水分だけ薬と一緒に真澄さんと光さんがちょっとずつ、口移しで飲ませてくれてる 体とかきついけど 意外ときつくない、想像して覚悟してたほどには それはきっと支えてくれるみんなが代わりに負担してくれてるから だから死ねない 一日でも長く …ああ どうして 俺は 長い間 この体を特に省みることもなくぞんざいに扱って生きたんだろう
かなり以前から長く悩んだけど、結局俺はみんなに手紙を書いて遺した 会って直接話したこととかも被っちゃうけど書いて、 これは自分で書きたかったから、久しぶりに万年筆をとって、書き終わった頃には指先に巻いた包帯が血を吸って真っ赤になってたけど、手紙のほうはなんとか汚さずに書けた 遺書みたいになって、あまりに重���いものになっちゃったり、簡単に処分できなくなって困らせるかなとか、内容も形になって残るといつまでも相手を縛るようなことにならないかなとか、それで悩んだんだけど … 伝えたいことがまだあっても、このまま弱ると伝えられないままになるかもしれない それよりマシかもしれないし、伝えたいことなんて全部伝えられないまま終わるのが自然だとも思うし 結局俺には分からない
時計を見る 見上げる動作でめまいとか貧血起こすから、テーブルの上に置く小さい時計買ってもらった 香澄の手術が、そろそろ始まる時間 俺は 自分のしたこと言ったことを完全に間違ってたとは思わない そうじゃないならどんな手使ってもやめさせてる それでも真澄さんに泣きついちゃったとき、真澄さんは、香澄もそこまで考えなしじゃないってふうなこと言った 俺もそう思ってはいた 俺が言ったことでも香澄はもう自分で考えて決められるはずだって、信じてた だから言えた それはつまり、俺の無責任な願いの全責任と決定を香澄の側に負わせてしまったから一見俺に咎がない、そういうことだ 香澄には自我も意思もある どこまでもいくならこれも一つの妄想だって言える でも俺はそう信じた 信じてさっそくそれに寄りかかったわけだ 守るどころか …まだ未成熟な自我であっても、誰かがそれを確かにあるものとして信じて接することでそれは育まれる あるのかないのかは誰にも断言できない領域だからこそ 信じて、守るだけじゃなく頼って、危険に晒して輪郭を与えるんだ でも 誰から見ても俺の咎が見えないなら、俺が自分でふさわしい罪過を背負うしかない、自分で自分を正しく裁けるのなら 今の俺はどこまで冷静なんだろう 日々、思考の精度が落ちて 今ではもうできない 感覚的なものや感情に支配されて その感情も 強すぎると耐えられなくて弱々しいものになっていく なんのことも、うまく 考えられなくなっていく ピンと糸を張って編んでいくのがレトリック、それを美しくつなげていくのが文章、全体で見ても美しく意味を成すなら物語り、その、最初の糸がたわんでしまって続けて何も編めなくて 頭にとりとめなく浮かぶものが 思考にならない 体が思うように動かないなら口先と思考で敵を退けて味方を増やして盾を作り生きなきゃいけなかったはずだ、俺は 間違ってたかもしれない 思考するのも脳で身体だから こうして限界が来れば 栄養が足りない脳じゃ自分の思考もままならなくて 眠れば、自分の好きにできるはずの頭の中の世界さえ蝕まれて 思い通りになるものは毎日次々失われていく だから目を覚ましていたい 夢より現実のほうがいい 俺には呼んだら必ず助けてくれるひとが、現実には居てくれるから そう言って、はじめは光さんに眠気覚ましのお茶入れてもらって、眠り込んでも真澄さんに無理やり揺り起こしてもらってた でもそれでも俺が目を覚せなくなってきて 今は大人しくほとんどの時間を眠ってる さっき一瞬ぐらっと眠った、あの一瞬のうちにも怖くて長い夢がくる 防げない でもどんな怖い夢も昔の現実よりずっとマシだ あの悲しくて惨めで蔑ろにされる気持ちに比べたら 俺が俺じゃなきゃだめだって 今一緒にいるみんなはそう言ってくれる 俺が愛したら受け取ってくれる 誰もそのせいで死んだり犠牲になったりしない 俺の愛情を受けとって美しい花を咲かせてくれる 怖い夢は怖い夢で終わってくれる 現実に 戻りたい 死が近づいても 救われて与えられて俺も望んだ大好きな俺の現実に かえりたい
絢
…絢
… 起きて
「ん… あれ 嘘、俺寝てた…?」 急いで身を起こす。布団にちゃんと入ってる…いつ眠ったっけ…? 「うん 珍しいな 疲れてたの?」 脇にいた人の手が俺の頭をそっと撫でる 今日機嫌いいな 「ごめん、もう今日の夕飯とかきた? 引かれた?」 ここでは毎食全部を配膳してもらってて、でも俺の分はないから理人さんのをたまに少し分けてもらってる。少ないからお腹すくけど、そこまで無遠慮に食い意地はれる身分でもないしね。 「絢、」 白い手がそっと伸びてきて俺の頬に触れる されるままじっとしてたら急に爪が頬に食い込んできた。 顔を逸らして頬を押さえる。手のひらをはなすと血がついてきた。 どうしてお前なの?なんでここにいるのは***じゃないの なんでって なんでとか俺が 俺が知りたい、あんたの世話しなきゃ俺は他に生きかたない、家もない、俺は ***じゃない ないないってうるさいな、お前が無力なだけなのを俺のせいにするの? 品のない子 自分の存在を自分で受け持つことができない、持ち前の弱さをまるでそれが抗いようもない決められた運命のような顔するんだね、醜い、あさましいな、弱さなんてなんの理由になると思う? 庇護されて生きるなんて恥ずかしいとお前も思うでしょ? そんなふうに生き存えるなんて 嫌になるな おまえ 誰だ 「ねえ どこいくの」 「ここよりいいとこ」 「なつかしいな、小さなお前に引っ張られてよくこんなふうに走った 大きくなったね」 「うん、ねえ 喋っちゃだめだよ 聴こえたら気づかれちゃうから」 「誰に気づかれちゃだめなの 俺が見つからない方法を教えてあげるよ」 「…内緒」 二人一緒だからどんないけないことだってできる 何度かこの人を部屋から連れだしては つかまって酷くお仕置きされた 床に体を押さえられて服を乱される 滲んだ視界が揺れて揺れてぐらぐら 震えてるのは俺だ 平気平気 どれくらい痛いか知ってるし 泣いたって別にそれでやめてくれるわけでもないしね いいんだってこれで 俺と理人さんは愛し合ってるからいいんだこういうのも きもちわるい 俺男なのに 男から 父親から 無理やりこんな ことされてる そんなところさわらないで おねがい いやあああああああああああああああああああああああああああああああ 俺はなにも知らないで育った 今もしらない セックスとかってしらなかった最初は 痛くてなんかすごく嫌なような気がするだけ だった、気がするだけ どう嫌なのか分からない 最初の頃は痛いのと よく分からない受けとめきれない嫌悪感みたいなきもちわるくて毎回最中に吐いちゃったけど 仰向けで嘔吐物が喉に詰まって窒息して酸素が足りずに失神する 長く呼吸が止まったまま転がされて目を覚ますたびに体のどこかを悪くしたり弱くしてた 畳で擦った肘や踵やあちこちに血が滲む でもそんなんでやめてくれないもん しらなきゃ平気なんだ、これがなんなのか 男同士とかなにしてるとか父親だとか どうだめだとか 泣き叫んでもこの家の中で俺の声が聞こえる人はいないから遠慮なく泣き叫ぶ 気休めっぽいけどなにかがマシになるような ひどくもなるけど うるさいって怒られたことはまだないから俺って恵まれてる 俺がくまのぬいぐるみだったらいちばん助かるのは俺なんだ 愛してる人と毎日いっしょに暮らせて 面倒みれて ひとりじめできて ときにはやさしい うれしい 嫌嫌嫌こんなことやめてまたお話ししてよ 父さん クラスのばかなやつらより父さんがいちばんものしりで頭がいいんだ、ねえまたあの話しして この人どうしようもなく愚かで馬鹿だからこんなこともしちゃうけどその分俺がしっかりしてなきゃな また壁にいっぱい数字かいて 俺にはむずかしくて意味がわかんないかもしれなくても父さんがわらっててたのしそうだから この人をはなして おねがいゆるして 俺がかわりになんでもするから ばかみたい この人を許してこの人と本当に関係できるのは俺だけだっての 犯そうが貢ごうがこの人が必要とするのは俺じゃない俺だけなんだから 俺が考えてることなんてこの人は全部知ってるし俺がこの人を許すことをこの人も許してくれる 俺たちは愛し合うことを許しあってる 誰もわかんないだろ俺たちのことなんて 地獄に見える? 似てるかも ずっと燃えてる 給油場みたいな 匂い なんの音? やだああああああああああああああああああああああ あ あ もういやだ こんなの やだ いや ねえ 俺 まだ 正気でいなきゃいけない? まだ? いつまで どうしても? ごめんなさい どこにもいかない 俺はどこにもいかない 二度と逃げたりしないから ごめんなさい 俺を 愛して また抱いて 俺があなたにとって俺じゃなくても 誰でも あなたは愛してくれる 俺は応える、永遠に あれだけ嫌だったことを今は俺から土下座してねだらなきゃいけない いいんだ 大丈夫 支配なんかじゃないよこれは だって俺があなたを守ってる あるとき首に手を回して耳元で繰り返し囁いて 愛してる 愛してる 愛してる 愛してる 愛してる だから俺が俺だけのために生かしてるあなたを終わりにしなきゃって どっちがくまのぬいぐるみ? 他の誰でもなく俺が ねえ許してくれるでしょ 嫌 嫌 死なないで 俺と一緒に苦しんで 中途半端で苦しませるだけになってしまった 俺じゃ全力でも絞め殺す腕力に足りなくて あなたはいつも弱者を無自覚な加害者だって詰ったけど 本当に弱い俺みたいなのは加害さえ満足にできない 不十分な加害をこそもっとも最悪の害だって そう言って首を絞めたことをあなたは笑って許してくれた 俺は一生どこへもいけなくなった 火傷なんてなくてよかったんだよ 俺は自分の罪を許されただけで充分身動きできなかった 体じゅうに強力に張り巡らされて絶え間なく脈打つ 「俺はこの人を愛してる」 だから幸せ 俺は強い 俺が守ってあげる 守って… 守るって こんなことだった?
…
走る 逃げた 逃げたね とうとう お前は逃げた うん逃げるよ 一緒に死んでくれなかったね 俺は 死にたくない あのときやっぱり火は付いていて 俺は燃えながらずっと走っていた それでも辿りつけるんだ俺が逃げたら 俺に ちゃんと守らせて 愛させて 愛しあって くれた 香澄 …
「…香澄 …?」 細いかすれた声がした 俺の声だった
俺を見下ろしてる …香澄、 「…俺… 寝てた…?」 起き上がろうとして 体に全然力が入らない 香澄が手伝ってくれてなんとかふわふわの枕とクッションを 背にして上体を起こした 身体中に違和感があると 思ったらあちこちから管が伸びてる でもここ リビングだ 病院とかじゃない これ…ほんの何時間か寝てたんじゃ…ないな いつから… … 香澄 が、いる 手術、いつ終わった…?覚えがない また眠ったのは、あの前後なのか 朦朧とする意識 ��点がなかなか 合わない目 香澄の肩に両腕をまわして 顔を近づけて髪の毛をくしゃっと柔らかく握った 「…香澄は今のままでいいよ」 俺がそう願ったって どうしようもなくすべて変わっていくから、 これは今 愛しいことを伝えるための言葉 香澄はこれまでもこれから先も いつだって今のままでいい 傷つけることを避ける、清らかな手 それはずるくなんかない そんな香澄が ずっと香澄のままでいることが 直にぃを生かしてくれる 真澄さんと光さんは、 って香澄に訊く前に 二人ともベッドの横に来てくれた 「絢 おはよう …」 光さんが首にギュって抱きついて 抱きしめてくれる 初めて会ったとき、一言で俺を家族にしてくれた あの時みたいに 腕がうまくあがらないけど 小さな背中を抱きしめかえす 「うん… 」 おはよう 光さんがベッドから降りるのと同時くらいに 優しく頭を撫でられた 殺したいほど本気で憎んで 誰よりも許されてほしかった それでも俺はなにひとつ許さずにいたかった あなたをひとりにしたくなかった 頬に添えられた手に自分の手を重ねる 背中の傷 痕が残るようにつけたから、死ぬまでちゃんと背負ってよ
香澄の頰を包んで 顔を引き寄せて唇にキスした 長い長い、他にどんな目的も意味も含まない、 “愛してる” …それだけ伝わればいい それだけしかもう今の俺には 伝えられない 口付けたまま 静かに目を閉じる 頬を一筋の涙が伝い落ちた 少し開いた口から 微かな息を吹き込む この体が空っぽになったあとも 香澄が 生き て …… …
…ーー ー に しな で …
くらい部屋から いつかの誰かの声がする いちばんの苦しみは順応を遠ざけられることだ 生かされてもいたんだ あの人に 愛すことで正気を保ってたし、愛すことで日々が過ぎて、生きてた 俺は 蝕んだのもあの人かも知れない それでも …でも あの日々を肯定的に見てたら 大学生なんてやってられなくて 小学校からずっと学校には普通にいってたんだよ、びっくりだよね でも高校までは案外平気だった みんな同じ制服着て頭髪も似たり寄ったり、俺がちゃんとよく見てなかったのもあるだろうけど、押し並べて大差ない 俺もその一人ってことにあんまり違和感なかった 生活とか家がちょっと複雑ではある、この歳で親の介護だからね、なんて その程度 たった二言で具合のいい説明が誰にでもつくんだ みんな大変だねって納得する 何に納得してんの?とか思う暇もなかったかな 雅人さんと 会ったことある 多分本人だと思う、名乗ったりはしなかったけど 理人さんにも会わなかったけど 諦めてしまった人の目だった 直にぃと似てるとはそんなに思わなかった 雅人さんが死んで あの人が死んで 俺が殺して 大学に行くことにしたんだけど、自由なことが多すぎて 怖くて何ひとつ自分で選べない 決められない だから服とかお下がりを着てた ずるいよね、お下がりしかないことに不満みたいなことゼミの子に雑談の中で言ったりしながら本心ではこれ以外に着れるものないんだから 古風なお堅い家から何もかもこれしかダメって決められててさーやんなるよね、とか言いながら 漠然と俺は あの人と生きてくって思ってた あの人も好みとか、俺が変な格好したら嫌な顔するから、あの人が気にいる服でいいやって思ってた 辛くて苦しい可哀想なことなのか、俺にはよく分からない ただ俺は辛かったし苦しかったし恨んでも憎んでもいた、主観的に抱いてた感情なら言葉で言えなくもないけど、客観てなると難しいよ でも家を出てから少し身についた気はしてる ところで男女が生物的に交わって種を保存するもので、それ以外の交配に似た行為は似た行為でしかない、みたいなのさ、あれはちょっと不思議な感じする、俺はそういう体感が特に強かったからかな 要するに「この人と交わることはよくない」みたいなのを漠然と、でもものすごく強烈に、感じる 子供の頃は「これはしちゃいけない遊びだ」とか「誰にも知られちゃだめだ」とか思ってたかな その頃俺はマジで何も知らなかったよ 家の中では黙認どころか推奨されるような空気感さえあった気がする でも生理的に本能的にこれはだめだってものは無知でも感じるもんなんだなとか ……。 ねえ 俺このまま死ぬの? ほんとうに? やっと目が覚めて帰ってこられたのに? 人が死ぬのって あっけないよね ノワール小説じゃなくても死ってけっこうそんな感じだ 劇的にするのは死なれた人たちだから俺に何もできないのは当たり前なのかな 何もできなかったなんて言いたくないよ 俺はこの一年と少しの間にいろんな人と関わって影響受けて与えてきたんだから、そういうのを全部蔑ろにして踏みつけるようなこと言いたくない、それでも 俺は やっぱり 何もできなかった 何もって何のこと言ってるのか分からないけどそう感じる 何もできなかった そんなふうに死ぬのが嫌で 関わってくれたみんなに報いたくて でも何ができたなんて結局誇っていいのは俺みたいな何もない人間には健康で長生きして幸せに天寿を全うしたって、それだけしかないんだって だんだん分かって 少しでも長く生きて でもたかが知れてるよ、もうすぐそこに死が見えてて 大切にしてくれた人たちに報いるたった一つの方法も遂げられずに 死にたくない 踏みにじっていくんだ関わってくれた人たちみんなのこと 死 っていう 事実と終わりで 俺を大事にしてくれた人みんなへの裏切り ごめんなさい ごめんなさい
心から そう思えるのが今の俺の 幸せ
絶え間ない悪夢の中 暗闇で長い髪を床に引きずって 立てないでいる人がいた 足が悪いの? まだ立ったことがないの? 俺はその子と向かい合うようにして 座っていた ごめんね 俺も立てないんだ 足が焼けて なにも手伝えない 両腕を伸ばして痩せっぽちのその子を抱き締めたら その子は消えて 暗闇に俺ひとりがのこされた … 誰もいない 静けさだけ 俺の頭に そっと誰かの手が乗った なつかしいような 暗闇と同化した姿 優しい眼差し 背後から 無邪気な女の子の鈴を鳴らすような笑い声 そっと後頭部を包んだ手に導かれて 当たり前のように俺は自分の足で歩きはじめた おいで って 連れてってくれる深い声が どこへいくのか俺は知っているのに いっしょなら少しも怖くなくて そこへ自分の足で 自分の意思で 踏み出していくことができた
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