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6502版VTLについてのメモ

分かったことを箇条書きでいくつか

正式な呼称は VTL02（6502の02にかけてる？）

作者はMichael T. Barry

作成時期は2012年頃 移植にあたっては、オリジナルである6800版の作者Frank McCoyに（オリジナルの実装の細部などについて）メールで問い合わせたりしていた。

当初のターゲットマシンはApple1と2

初出は6502.orgのフォーラム http://forum.6502.org/viewtopic.php?t=2612

※ここに書いてあることは上記フォーラムのスレッドを読めば全部書いてある。

ソースコードについて

GitHubでおそらく最初にヒットするリポジトリ https://github.com/Klaus2m5/VTL02 は、フォーラムのスレッド内で改善案などを議論していた Klaus Dormannによる。

READMEに書いてある記述の大半を占める "VTL02sg for the 2m5 emulated 6502 SBC" というバージョンはDormann氏による拡張。

Barry氏のオリジナルは "vtl02ca2.asm" cがバージョン、a2がターゲットのApple2を指すと思われる。

オリジナルバージョンについて

オリジナルはその後も改善が続けられ、最終版は作者本人のリポジトリ https://github.com/barrym95838/6502-Assembly にアップされている。

最終版の発表時期2022年12月ごろ http://forum.6502.org/viewtopic.php?f=2&t=2612&start=120#p97017

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EMUZ80のファームウェアをAruduinoを使って書き込む

EMUZ80が発表された当時、PICプログラムの書き込みに使われていたMPLAB® SNAPは、 2千円しないくらいの安価なデバイスだったらしいですが、今では5千円近い値段がします。 その他の手軽な手段であるPickitも現役のPickit4は1万円以上です。 前世代のPickkit3はアマゾンやヤフオクで中華コピー品がたくさん出回っていますが、 5千円～1万円程度する上にちゃんと使える保証がないものです。

いっぽうEMUZ80の本体は、基板やパーツをすべて新品で揃えても2千円以内で買えてしまうので、比べるとかなり割高感があります。

そのうえSNAPもPickitもPICのプログラミングにしか使えないデバイスなので、相当使い込まないと元が取れません。

そんな状況の中で、EMUZ80をベースに色々なCPUを動かせる派生基板を数多く発表されている奥江さんが、 Arduinoを使ってPICに書き込むプログラムを発表して下さいました。 https://twitter.com/S_Okue/status/1607046918269730816

安価なArduinoクローンと数点の部品があれば1,500円くらいでPCからPICに書き込む手段が手に入ります。 https://twitter.com/S_Okue/status/1607621300859834371

SNAPやPickitに手が出なくて困っていた自分は試してみることにしました。

部品の入手

必要な部品のリストは、奥江さんのGitHubリポジトリ��URL入りで記載されています。 https://github.com/satoshiokue/Arduino-PIC-Programmer#%E9%83%A8%E5%93%81

ソフトウェアの準備

Arduinoに書き込むスケッチのほかに、PCで動かす書き込みプログラムをコンパイルする必要があります。

Windowsでやってみました。

コンパイラのインストール

まずWindowsで動くgccをインストールする必要があります。 手っ取り���く定番のバイナリを入れたかったので scoop というパッケージシステムを使いました。

https://scoop.sh/

> Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser > irm get.scoop.sh | iex > scoop install mingw

公式の説明によれば、上記の3コマンドでMinGW版のgccをインストールできるはずです。 しかし自分の場合、 PowerShellのInvoke-RestMethodがうまく動作しなかったので、install.ps1 をcurlで落としてきて手動でインストーラーを起動しました。

コンパイル

次に奥江さんのリポジトリをクローンしてきて、gccでコンパイルします。

> git clone https://github.com/satoshiokue/Arduino-PIC-Programmer.git > cd Arduino-PIC-Programmer > gcc -Wall pp3.c -o pp3

ところが、LinuxやMacの場合と違って、MinGW gccだとそのままではコンパイルエラーとなるため対処が必要です。

pp3.cの中で定義されているPP_VERSIONという名前が、Win32 APIの中にマクロとしてすでに定義されていることが原因でした。 この変数はバージョンを表示する一か所のみで使われていたため安直ですが、PP_VERSIONという名前を PP3_VERSION などに変えて対応しました。

Win32 APIで定義されているマクロ PP_VERSION の説明 https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/win32/api/wincrypt/nf-wincrypt-cryptgetprovparam#PP_VERSION

pp3.cの修正内容 https://github.com/satoshiokue/Arduino-PIC-Programmer/compare/main…kkismd:Arduino-PIC-Programmer:main

コンパイルしたバイナリはこちらに転がしておきますので、無保証ですが使ってください。 https://github.com/kkismd/Arduino-PIC-Programmer/blob/main/pp3.exe

書き込み

AruduinoとPCをつなぐシリアルケーブルについては、EMUZ80とPCをつなぐために購入したものがそのまま使えます。 自分は「CH340E USBシリアル変換モジュール Type-C」というものを秋月で入手しました。 https://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-14745/

書き込み手順は奥江さんのリポジトリを参考にして下さい。 https://github.com/satoshiokue/Arduino-PIC-Programmer#%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2

Windowsの場合、一点だけ違うところがあって、Arduinoと通信するシリアルポートを COMXX という名前で指定します。

> ./pp3 -c COM5 -s 1700 -v 3 -t 18f47q43 emuz80_pic.hex

 自分の環境では、COM5 という名前でした。Windowsの「デバイスマネージャー」から確認できます。

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Rubyistは型アノテーションの夢を見るか

RubyKaigi2016でMatzがRuby3に型推論を入れたいと発言したことで Rubyと型についていろいろと議論が巻き起こっている。

残念ながらMatzはRubyの文法に型アノテーションを入れたくないというスタンスのようだけれど、自分は入れて欲しいと思っている。

なのでどんな文法になるか勝手に想像して楽しんでいる。

メソッドはこんな風になるかもしれない

def hello(String name, IO out): NilClass out << "Hello, #{name}." end

コロンが名前付き引数にとられてるので型を前置する必要がある。

ところでnameは#to_strが実装されていればStringでなくてもよいので、構造的部分型を使える場合はこんな感じになるかもしれない（そこは推論しろよと思うがあえて書いてみた場合）

def hello(<to_str: String> name, IO out): NilClass

うっわ読みにくぅ

やっぱりなんとかして後置したほうがよさそう。 でもコロン以外のASCII記号もRubyでは予約済みなので、 いろいろ思考実験した結果 as というキーワードが一番無難という結論に達した。

def hello(name as <to_str: String>, out as IO): NilClass

まあ個人の意見なので異論反論はあると思います

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甲「オブジェクト指向について教えて下さい」 乙「じゃあとりあえずJavaの例で説明するね」 甲「Javaの話を聞きたいんじゃないです。オブジェクト指向の話をして下さい」 乙「Javaじゃなかったら何をベースに説明したらいいのかな」 甲「できたら自分の使ってるC言語でお願いします」 乙「でもCにオブジェクト指向の機能はないよ。C++とかObjective-Cの話をする？」 甲「いいえ、Cがいいです。自分は新しく言語を学ぶつもりはないので」 乙「じゃあなんのためにオブジェクト指向を知りたいんだい」 甲「C言語でのプログラミングにそのオブジェクト指向という素晴らしい何かを取り入れたいんです」 乙「構造体とポインタを使えば不可能じゃないし、そういうライブラリもあることはあるけど、かえって不便だし、メリットもあまりないと思うよ」 甲「そうなんですか……。評判のわりに大した事ないんですね、オブジェクト指向って」 乙「（お前がそう思うんならそうなんだろう。お前ん中ではな……）」

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レールから降りる潮時

Ruby on Railsは楽しくプログラミングできるとてもいいフレームワークだと思うけど、それでも楽しく開発できる規模には限界がある。

テーブルもコントローラーもその数が100や200を超えて、modelsにもcontrollersにもしっくりおさまらないロジックが増えてきて、どうまとめたらいいか決めなければ取り返しのつかないカオスになりそう。いや既にカオスだ。

…そんな規模になってしまったらもう楽しくない。 Rubyの自由さやRailsの奔放さが、逆に痛みを与える邪悪なもののように感じてしまう。 そのときは、Rubyとそのよくできたレールを捨てて、別のツールを検討するべきだ。

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「実戦でのScala」に参加して

Scalaの勉強会「実戦での Scala 〜 6つの事例から知る Scala の勘所〜」に参加してきました。 https://jissenscala.doorkeeper.jp/events/19660

とても参考になる話ばかりで勉強になりました。 勉強会でどんな話を聞いたかというのはいろいろなところでまとめられていると思うので，ここでは話を聞いた中で初めて知ったこと、改めて大事だなと思ったことなどのポインタをまとめてみようと思います。

Octoparts

APIをまとめてるミドルウェア

"Octoparts is an API request aggregation service. It works as a middleware between your frontend and backend services, taking care of request parallelization, response caching, fault tolerance and performance visualization."

https://github.com/m3dev/octoparts

swagger-ui

まだ何なの��よく分かってない https://github.com/swagger-api/swagger-ui

Mackerel

いいらしい

[レポート]「Mackerelによる簡単サーバー管理入門と発展形」 at 第21回さくらの夕べ in 札幌 ｜ Developers.IO http://dev.classmethod.jp/server-side/mackerel-at-sakura-night/

Scalaスタイルガイド

Scala Style Guide v1.2.5 documentation http://yanana.github.io/scala-style/index.html

ここに書いてあることは大体実践するといいことがある。 ただし下記は無視する。返り値の Unit を省略してはならない http://yanana.github.io/scala-style/types/inference/void_methods.html

犠牲的アーキテクチャ

今回何度も出てきた「マイクロサービス」と関連するキーワード。 下記の一節は心に留めておいた方がいいだろう。

本当は必要のないマイクロサービスに手を出したプロジェクトを、私はもう二つも見かけた。結果として機能開発の速度を著しく損ねていた。

Martin Fowler's Bliki in Japanese - 犠牲的アーキテクチャ http://capsctrl.que.jp/kdmsnr/wiki/bliki/?SacrificialArchitecture

Scalaプログラミングについて

ScalaでFutureとEitherを組み合わせたときに綺麗に書く方法 - scalaとか・・・ http://d.hatena.ne.jp/xuwei/20140919/1411136788

Scalaにおける細かい最適化のプラクティス - scalaとか・・・ http://d.hatena.ne.jp/xuwei/20130709/1373330529

かとじゅんさんの二分木の実装（HaskellとScalaで書いてある） https://gist.github.com/j5ik2o/7611983

DDD(ドメイン駆動開発)

Scalaコードでわかった気になるDDD | GREE Engineers' Blog http://labs.gree.jp/blog/2013/12/9354/

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A3判のスケジュールシート

もともと手帳やスケジュール帳が好きなので、 寄藤文平さんのyPadに興味があったのですが、自分に使いこなせるか分からないのでとりあえず、 上記のページで紹���されているyPadのもとになったA3サイズの チャートに着目。

この写真を参考にエクセルでフォーマットを作ってみることにしました。 いろいろ試行錯誤しているうちに、これは縦軸と横軸入れ替えたら ガントチャート＋バーチカルスケジュールになるんじゃね？ と気がつきました。

オリジナルのフォーマットより、見慣れた形のほうが使いやすいので、 入れ替えて作り直したのがこちらです。

A3サイズのおおきな紙で4週間分のスケジュールが見渡せる

上1/3のガントチャート部分で長いスパンのタスクを管理できる

下2/3のバーチカルダイアリーで、予定管理やタスクに使う時間の見積と記録ができる

持ち歩く手帳にはなりませんが、いつも自分の席で仕事しているのであれば、すごく便利です。

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自作のスケジュールシート （ガントチャート ＋ バーチカルダイアリー）

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モバイルから投稿するとPCにつないだスクリーンにコメントが流れる という仕組みを作ってみました。 http://chatboad.herokuapp.com/

名前はまだありません。

想定しているのは

それなりに人が集まってい���

プロジェクター的な画面を全員で共有していて

お互い自由には喋れない という感じの状況です。

例）

勉強会／学会発表

カラオケ

身動きのとれない満員電車（LCD広告がある場合）

画面に向かってツッコミを入れたり つぶやきを共有するためのツールがあればいいなと思って作りました

本当はパワポとかカラオケとか、いろいろな画面に オーバーレイして表示できればいいのですが、 今のところブラウザの画面でそれをやる方法が分からないので slideshareやgoogledocsのスライドにオーバレイする機能だけあります。 こんな感じに使えます。 画面下部のリンクやQR Codeからコメント投稿フォームにアクセスすることができます。

http://chatboad.herokuapp.com/rooms/slide?url=http://www.slideshare.net/smdkk/smilecomment&tag=Test

ソースコード

https://github.com/kkismd/chatboard

[2014-9-27 追記] コメントをTwitterに同時に投稿する機能を実装しました。

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チームでのTODO管理

バグトラッカーのチケットは、仕事が忙しい局面を迎えていたりすると いちいち書くのが億劫というかまだるっこしいと感じることがある。 こういうときに、もっと軽量なツールがあればいいなと思う。 Twitterのmentionくらい手軽にTODOを飛ばせるようなものがほしい。 * チャット感覚で、頼み事を他の人に飛ばすことができる。 * 頼み事はタブなどでまとめて管理できる * 完了をあとからマークでき、未完だけを区別できる * 完了したら相手に伝わる * 内容はredmineの中にチケットとして保存される

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tmuxでペインをたくさん開いてサーバを一度に監視する

tmuxではtmuxのサブコマンドでウィンドウやペインの操作ができ、特に`send-keys`サブコマンドを使うとペインの中のシェルにキーストロークを送信することもできる。 これを使って、 * ひとつの大きなターミナル画面を細かく分割する * 分割した個々のペインで違うサーバにログインしてコマンドを実行する という操作を自動化できる。`top`や`tail -f`で複数のサーバを監視するのに便利。 9つまでのサーバで一斉にコマンドを実行するスクリプトを書いてみた。このようにして使う。 cubewatch.sh 'tail -f /var/log/httpd/access.log' host1 host2 host3... ペインをきれいに配置するレイアウトとして`tiled`を使うときは、行と列が同じ数（2x2, 3x3, 4x4など）だときれいに並ぶようだ。 あと、ペインの大きさを調整せずに連続してsplitすると、 create pane failed: pane too small と怒られるのでsplitするごとにレイアウトをかけている。 参考： [Rakeで俺たちはもっとtmuxと仲良くなれるんじゃないか？と思った](http://d.hatena.ne.jp/zentoo/20100831/1283264163)

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標準出力同士のdiffをとる

記法 <(...) を使うとサブシェルの出力が名前付きパイプにつながるので一時ファイルを作らなくてもdiffがとれる

diff <(コマンドA) <(コマンドB)

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Gitの設定

新しい環境にインスコしたらこれを流す

git config --global alias.st status git config --global alias.ci commit git config --global alias.co checkout git config --global alias.br branch git config --global color.ui true git config --global core.editor vim git config --global core.pager lv

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RubyMineの中でRailsのプラグインをインストールする

ググると出てきたので日本語でメモしておく http://devnet.jetbrains.net/thread/284910

メニュー > Tool > Run Rails Script... Script: の [...] をクリックして RAILS_ROOT/script/rails を選択

Arguments: に

plugin install git://github.com/path/to/installing/plugin.git

と入力して [Run] ���タンをクリック

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Rubyで「なんでも再帰」の写経をするよ (番外編)

Rubyで写経した例10と、Schemeの元のコード両方をKJVの旧約聖書・創世記を読み込ませて実行してみた。 Rubyで写経した例10の実行結果

% time ruby example10.rb < genesis.txt 39800 ruby example10.rb < genesis.txt 1.87s user 0.01s system 98% cpu 1.921 total

本家の例10をGaucheで実行した結果

% time gosh example10.scm < genesis.txt 39800 gosh example10.scm < genesis.txt 0.05s user 0.01s system 82% cpu 0.075 total

一見同じ作りなのに速度が全然違いますなー。

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Rubyで「なんでも再帰」の写経をするよ (3)

* [その1](http://smdn.tumblr.com/post/10850718991/tail-recursion-in-ruby-1) * [その2](http://smdn.tumblr.com/post/10850718991/tail-recursion-in-ruby-2) 今回は状態をさらに追加し、ネストした括弧の中に含まれる場合を扱います。 詳しい意味は[本家](http://practical-scheme.net/docs/tailcall-j.html)を参照して下さい。 <!-- pre { white-space: pre-wrap; font-family: monospace; color: #202020; background-color: #f0f0f0; } body { font-family: monospace; color: #202020; background-color: #f0f0f0; } .Statement { color: #007020; font-weight: bold; } .Conditional { color: #4c8f2f; font-weight: bold; } .Number { color: #40a070; } .Constant { color: #a07040; } .Type { color: #e5a00d; font-style: italic; } .Identifier { color: #5b3674; font-style: italic; } .Function { color: #06287e; font-style: italic; } .Define { color: #1060a0; font-weight: bold; } .String { color: #4070a0; } .Special { color: #70a0d0; font-style: italic; } .PreProc { color: #1060a0; } -->

require './tail_recursion' def getc STDIN.getc end class NilClass def eof? true end end class String def eof? false end def whitespace? self =~ /\A\s\Z/ end end class Example11 def word_count in_space(getc, 0) end def in_word(c, count) if c.eof? count elsif c.whitespace? in_space(getc, count) elsif c == "\"" in_quote(getc, count + 1, false) elsif c == "(" in_paren(getc, count + 1, false) else in_word(getc, count) end end tail_recursive :in_word def in_space(c, count) if c.eof? count elsif c.whitespace? in_space(getc, count) elsif c == "\"" in_quote(getc, count + 1, false) elsif c == "(" in_paren(getc, count + 1, false) else in_word(getc, count + 1) end end tail_recursive :in_space def in_quote(c, count, nested) if c.eof? raise "EOF in quoted word" elsif c == "\"" if nested count else in_space(getc, count) end elsif c == "\\" getc in_quote(getc, count, nested) else in_quote(getc, count, nested) end end tail_recursive :in_quote def in_paren(c, count, nested) if c.eof? raise "EOF in parenthesis" elsif c == "(" in_paren(getc, count, true) in_paren(getc, count, nested) elsif c == ")" if nested count else in_space(getc, count) end elsif c == "\"" in_quote(getc, count, true) in_paren(getc, count, nested) else in_paren(getc, count, nested) end end tail_recursive :in_paren end if __FILE__ == $0 p Example11.new.word_count end

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Rubyで「なんでも再帰」の写経をするよ (2)

前回の続き。

それぞれの例の簡単な説明は

例7 ... 連続する空白の先頭を意味する状態フラグ ws を引数として持ち回る

例8 ... フラグ引数をやめて二つの状態を表す関数に相互再帰する

例10 ... 新しい「引用符の中にいるか？」という状態を表す関数を追加

それぞれの詳しい意味は本家を参照して下さい。

<!-- pre { white-space: pre-wrap; font-family: monospace; color: #202020; background-color: #f0f0f0; } body { font-family: monospace; color: #202020; background-color: #f0f0f0; } .Statement { color: #007020; font-weight: bold; } .Conditional { color: #4c8f2f; font-weight: bold; } .Number { color: #40a070; } .Constant { color: #a07040; } .Type { color: #e5a00d; font-style: italic; } .Identifier { color: #5b3674; font-style: italic; } .Function { color: #06287e; font-style: italic; } .Define { color: #1060a0; font-weight: bold; } .String { color: #4070a0; } .Special { color: #70a0d0; font-style: italic; } .PreProc { color: #1060a0; } -->

require './tail_recursion' def getc STDIN.getc end class NilClass def eof? true end end class String def eof? false end def whitespace? self =~ /\A\s\Z/ end end class Example7 def count_words cw_loop(getc, true, 0) end def cw_loop(c, ws, count) if c.nil? count elsif c.whitespace? cw_loop(getc, true, count) elsif ws cw_loop(getc, false, count + 1) else cw_loop(getc, false, count) end end tail_recursive :cw_loop end class Example8 def count_words in_space(getc, 0) end def in_word(c, count) if c.eof? count elsif c.whitespace? in_word(getc, count) else in_space(getc, count) end end tail_recursive :in_word def in_space(c, count) if c.eof? count elsif c.whitespace? in_space(getc, count) else in_word(getc, count + 1) end end tail_recursive :in_space end class Example10 def count_words in_space(getc, 0) end def in_word(c, count) if c.eof? count elsif c.whitespace? in_space(getc, count) elsif c == '"' in_quote(getc, count + 1) else in_word(getc, count) end end tail_recursive :in_word def in_space(c, count) if c.eof? count elsif c.whitespace? in_space(getc, count) elsif c == '"' in_quote(getc, count + 1) else in_word(getc, count + 1) end end tail_recursive :in_space def in_quote(c, count) if c.eof? raise "EOF in quoted word" elsif c == '"' in_space(getc, count) elsif c == "\\" getc in_quote(getc, count) else in_quote(getc, count) end end tail_recursive :in_quote end if __FILE__ == $0 puts "example 7: " + Example7.new.count_words.to_s STDIN.rewind puts "example 8: " + Example8.new.count_words.to_s STDIN.rewind puts "example 10: " + Example10.new.count_words.to_s end