Tumgik
strategicgames · 6 years
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スルージエイジス戦略考 ~指導者篇~
スルージエイジスの指導者考察です。
個人的に使いやすいものが高評価になっていますので悪しからず。CPU2人戦でやっているので、タイマン向きの評価になっているやもしれません。CPUは必ず軍事プレッシャーをかけてくるので、文化指導者は評価が低めです。平和な場では狙ってみるのもよいかと思います。
時代A
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ハムラビ:評価 S
時代Iの余りがちな軍事行動を有効活用してくれて、状況を選ばず超便利。取れたらとりあえず取っとけ感。
手札が遅れがちになり、序盤から軍事攻撃をしたい場合は不向き。
アレキサンダー:評価 A
最序盤でストック労働者を1獲得する能力により、3人目の労働者をすぐに使うことができる。地味だが状況を選ばず戦略の幅を広げてくれて意外と便利。
軍事進行が速すぎる場合は、軍事力ボーナスが役に立つ。
モーゼ:評価 B
労働者を効率的に増やせるが、序盤はそこまで幸福度に余裕が無い。また労働者を配置する鉄も不足しがちで、案外本領を発揮できない。
幸福をサポートできる驚異とセットで取れたら、かなりグッド。鉄の生産もしっかり上げていくと序盤の国家強化がはかどる。
アリストテレス:評価 B
時代Iの技術を確保しにいく前提。序盤の研究技術に労働者を置く必要性が減るので、その分食料と資源の強化が早くなる。
時代Iに入ってしばらくしないと恩恵がないので、急いで次の指導者に変えると意味がない。
カードの取れ方がかみ合えば強い。逆に言えばカード運に依存しがち。
ホメロス:評価 B
幸福度+1は、3人目の労働者を素早く使えるので状況を選ばず悪くないが、それほど強力でもない。
指導者変更後も残せる効果を有効活用したいので、ピラミッドのような幸福が付いておらず強力な驚異を一緒に取れればベスト。
カエサル:評価 C
軍事行動数の増加はアクションとしては活用できない場面が多いが、カードをたくさん引けるという点で時代Iの軍事に良い影響を与える。が、カードの引き運に左右されがち。
政略を連続して行う効果は、早期に軍事プレッシャーをかけることができるが、総じて上級者向け。自然と次の時代も軍事寄りの路線が適する。
時代I
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チンギスハーン:評価 S
手札の戦術カードに依存。「重騎兵隊」が手札にあれば最有力。「ファランクス」でも悪くない。騎兵がらみの戦術カードが無ければ無視。
時代I早期に出れば取らない理由は無いぐらい強力。労働者や軍事技術をほとんど割かずに高軍事力を得られ、しかも軍事力トップを保てば3点も付いてしまう。
高軍事力からの侵略で資源を奪えれば、序盤で相当優位に立てる。
レオナルド・ダヴィンチ:評価 S
科学ブーストと資源ボーナスは状況を選ばずある程度の恩恵有り。
ただ、真価を発揮させるために、錬金術を同時に確保したい。また、高い科学生産力になれば早めに政体を変えられ、技術カードの獲得と開発がさらにはかどる。
アリストテレスでカードをたくさん取っておいて、ダヴィンチで出せればスムーズ。
フリードリヒ:評価 A
時代Iの軍事競争が始まる段階で、兵士増強のアクション・コストともに減らせることは状況無関係に大きなアドバンテージ。
「レギオン」あたりの戦術があれば、軍事力で他プレイヤーよりも優位に立てる。
食料が困る場合は、雇った兵士を解雇して他の施設に置くなどもできる
コロンブス:評価 B
手札による。「広大な領土」が手札にあれば、迷いなく取ってもいいぐらいグッド。「先住者のいる領土」や「豊かな領土」の場合は少し重要性は落ちる。
十分な即時効果があるので。、何らかの理由で時代Iの指導者獲得が遅れた場合にもおすすめ。軍事がそれほどなくてもクック船長につなぎやすい。
ジャンヌ・ダルク:評価 B
早い段階で神学や神政と一緒に取ることができれば、幸福度を得つつ、軍事競争の負担が減る。
イベントデッキの一番上を見る効果は、軍事で負けているけど地図学などで船を持っていて植民をめくりたいときたまに役立つが、本当におまけ程度。
ミケランジェロ:評価 C
時代Aのイベントが全然進んでいない場合など、全プレイヤーが軍事に全く興味のない平和な場においてのみ有効。それ以外だと、芝居を出して労働者を置いて恩恵を受ける暇はおそらく無い。
最初の驚異で文化点のついているものを建てていれば効果は高い。
使えるシチュエーションはかなり限定されるが、文化プレイがはまると時代Iで7点以上の高得点出力を出すことも可能。
時代II
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ナポレオン:評価 A
兵科を2種類以上持っている場合に、軍事力で一気に勝負をかけることができる指導者。戦術もハマっていれば、時代II前半では他の追随を許さない軍事力になる。大砲や騎兵をぜひ取りたい。
軍事行動も増えていて、侵略や戦争カードも引きやすい。軍事でガンガン攻められる。それまでの時代で軍事路線ならさらに有効。
クック船長:評価 A
取るまでに植民地を1つ以上確保していなければ真価が出ない。地図学や航海術などを併用して多くの植民地を少ないコストで獲得できれば、得点ボーナスはかなり強力。
軍事が伸びていない場では植民地を仕込みやすいため価値が上がるが、軍事力が高い場合は仕込みにくいことが多く、価値は下がる。
ロベスピエール:評価 B
政体の変更に手間取った場合に有効。時代の最後の方で出てきた場合も、時代IIIの強力な政体に変えるために使える可能性がある。
普通に政体を変更している場合は、お世話になることはない。
ニュートン:評価 B
研究ブーストは科学プレイにおいて有効。
アクションを使わずに技術を出せるので、青カードを中心にどんどん出して国家強化したいところ。
科学生産が甘いと、ブーストもアクションバックもどちらもあまり恩恵を受けられない。
バッハ:評価 C
劇場での文化プレイにおいてはかなりの得点ブースター。だが、時代Iの軍事競争で複数の劇場建築は難しい場合が多い。
宗教から劇場にアップグレードする場合も相当まれな場合でしかなく、恩恵は薄い。
シェイクスピア:評価 C
書庫と劇場を余裕をもって同時に建てられる状況がかなりまれ。科学コストも労働者もそれほど余裕ができない。
緊急事態用の幸福度+1のために採用されることの方が多いかも
時代III
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チャーチル:評価 A
3点と軍事ブーストを毎手番選べて、どんな状況でも安定した恩恵を受けられる。時代III初期に出て、今の指導者を変えたければ、即採用。
軍事比べが加速するようであれば軍事ブーストが保険になる。資源が不足しがちの時代IIIには行動の自由度を上げるために有効。
アインシュタイン:評価 A
科学プレイの総仕上げに。ビルゲイツと違って、こちらはそれまでの時代で科学をしっかり伸ばしておかないと、技術を出すタイミングが減り、真価は得られない。
毎ターン6点取れればかなりのもの。また、多くのプレイヤーが持て余す最終ターンの科学力も有効に活用できてグッド。
ビル・ゲイツ:評価 B
得点ボーナスを得るには、最大限研究を上げる必要があるため、コンピューターと一緒に取るべき。
鉄の生産も一緒に上がるため、最後の驚異を建設するためにも好都合。早めに出してしまいたい。
チャップリン:評価 B
時代IIIの早期に映画と一緒に出たら、割と手軽に毎ターン+4点なので、ワンチャンス仕掛けてみる価値あり。
幸福度+2も、食料があって最後の労働者を絞り出したり、関連の得点カードを仕込むのであれば、ささやかな価値がある。
ガンジー:評価 C
状況を選ばないとはいえ、毎ターン2点は威力不足。
軍事行動が倍になっても、仕掛けられるときは仕掛けられる。2人プレイで相手の軍事行動数が2の場合、など有効なシチュエーションは相当限定される。
シド・マイヤー:評価 C
時代IIまでで「科学的手法」に3労働者を置いている、ような限定的な状況では得点ブーストがすざまじく有効だが、かなり限定的。
科学力が重要な時代IIIにおいて科学出力が2~3点減るのもわりと痛い。
科学プレイをしてきても、アインシュタインやビルゲイツには見劣りする印象。
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strategicgames · 8 years
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Nyet!!
あけましておめでとうございます。
近頃ゲーム会に行きすぎ、たくさんゲームをプレイしすぎて、レポートを書くのが面倒になりつつある今日この頃。
そんな中今日ご紹介するゲームはNyet!(ニェット)です。
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(引用: http://amzn.com/B0148MDC28)
毎ターン数字札を出して、一番大きい数を出した人が全員の札を取るという「トリックテイキング」ゲームですが、プレイヤーでルールを作っていくというのがミソ。
で、ルールを作るときに「このルール採用したい!」という風にはできなくて、「このルールヤダ!」としか言えないのがさらにミソ。これが各プレイヤーの影響力を絶妙にマイルドにしてくれていて、勝敗面で大変良いバランスのゲームになっています。
毎回決められる(変更される)ルールとしては:
ファースト(リード)プレイヤー
手札の調整方法
切り札の色
切り札より強い札(スーパートランプ)
得点計算
これの「イヤだ」と思うスペースに順々にマーカーを置いてつぶしていき、各ルールとも最後の1つになったらルール決定になります。例えば、今回は「白熊のプレイヤーがファーストプレイヤー」「始める前に手札から2枚捨てる」「切り札は青」「スーパートランプは黄色の1」「得点は1トリック(1回の勝負)3点���ね、というように。
トリックテイキングが一番つまらないのは、配られたカードが悪い時に、カード運のいいプレイヤーに蹂躙されてしまうこと。「はぁ・・・今回もあきらめないとダメかぁ」となってしまうと、つまんね!となってしまいます。多くのゲームはそうならないように工夫がなされているわけなんですが、このニェットはカードが弱いプレイヤーが何重にも戦略を取れるようになっていて非常に面白い。例えば、カードが弱いプレイヤーはどういう戦略を取れるかというと:
【1.強いプレイヤーと組む】
ニェットはチーム戦で、ファーストプレイヤーがチームメイトを指名します。よって、ファーストプレイヤーをうまく取れれば、強そうなプレイヤーに便乗できます。
【2.得点を低くする、もしくはマイナスにする】
1トリックの点数を低くすれば、負けても消化試合に近くなり被害を最小限にできます。隙あらばマイナス点の試合にしてしまって、自分が強いプレイヤーに変わることも。
【3.切り札やスーパートランプを作る】
札が弱いといっても1がある場合は、それがスーパートランプになることもあります。また低い値ばかりの色も切り札色になれば、価値が変わってきます。
こんな感じでルールの作り方によっては、いくらでも戦えちゃうのが、素晴らしい!
ただし、ある程度トリックテイキングのなんたるかがわかっていないと、ルール作成の際のトークンの置き方がわからないところはあるので、まずはシンプルなトリックテイキングをいくつか試したのちにプレイしてみると、面白いと思います。最近のお気に入り!
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strategicgames · 8 years
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Best 20 Games in 2015  #2-1
さーいよいよトップ2の発表。(・・・知り合いの方には、大方予想はついているとは思いますがw)
【第2位】 ドミニオン
選出理由:ゲームシステムが好き、よくプレイした、ボードゲームにハマるきっかけ
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もともとボードゲームを始める前は、どちらかというとPCで戦略ゲーム(シヴィライゼーションとかSteamで買えるもの)をプレイするのが主で、それより前の大学時代はMagic the Gatheringをプレイするカードゲーマーでした。そんな自分がひょんなことからドミニオンを知り、その面白さに感心し、いろんなボードゲームを楽しむようになり、今に至ります。いわば、ドミニオンはカードゲーマーがボードゲームに入っていくのに最適なゲーム。
普通のトレーディングカードゲーム(TCG)は「デッキ」と呼ばれるカードセットを自分の好みにあらかじめ構築して、それを使って対戦プレイを行います。カードごとのコンボ・シナジーをいろいろ考えながらプレイ前にデッキを構築するのが楽しみの1つです。
しかし、このドミニオン、プレイしながらデッキを構築する、デッキ構築をライブ感覚で楽しむという新しいスタイル。初期のカードを使って市場からカードを買ってデッキを太らせていきます。TCGのデッキ構築は初心者には大きな敷居となるのですが、ドミニオンはデッキ構築もプレイ中なので、比較的お手軽に楽しめます。(もちろん戦略性は高いので経験者が強いのは強いのですが) 
ご存知の通り、拡張もたくさん出ていて、いろいろなカードを取り交ぜて楽しめるところも楽しいところですが、その点でマニアな人との隔たりが少し開いている感もありますが、これから自らのボードゲーム史を語る上では外せないゲームになることは間違いありません。
【第1位】 テラ・ミスティカ
選出理由:ゲームシステムが好き、プレイしすぎた
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秋ぐらいにボードゲーム会でプレイさせていただいてルールを覚えて以来、どハマりしてしまったゲーム。資源を使った中央ボードの陣取りと、教団ボードと呼ばれるトラックのマジョリティ争いを行うゲーム。
建物はまず一番最初に住居を建て、それを交易所・神殿・砦・聖域にアップグレードしていくことになります。コマが変わった形なので気になりますよねw 高価な建物ほど効果も強力。建てる際に、自分の得意な地形、不得意な地形があるので、これが他のプレイヤーとかぶっちゃうと、領地の取った取られたが発生して阿鼻叫喚。基本ルールではできるだけつないでたくさんの建物を建てた人が大きな勝利点を得ます。
また、おもしろいのは、なるべく他プレイヤーと隣接して建てたほうが改善コストが安かったり、パワーをもらえたりするので、他プレイヤーにすり寄った方が得点も伸びやすくなっているところ。ということは、プレイヤー同士のごちゃごちゃが促進され、領地の奪い合いが必ず白熱するようにできています。
毎回プレイする種族が変えられ、種族によってプレイ感がガラッと変わるので、非常にリプレイ欲もそそられるゲームです。拡張含め、2か月でおそらく20回以上はプレイしたと思います。
タイトな資源管理、拡大再生産、陣取り、キャラクター別能力が好きな人は間違いなく面白いゲーム。プレイ時間が重すぎるのと、やりこみゲームなのが一番の問題点ですが、とにかく何回やっても新鮮に楽しめます!
書いてたらまたプレイしたくなってきたよ!!
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というわけで、2015 Top20は以下の通りになりました。
1. テラミスティカ
2. ドミニオン
3. カルカソンヌ
4. マルコポーロの足あと
5. オルレアン
6. アグリコラ
7. ネイションズ・ダイスゲーム
8. ブリュージュ
9. ラ・グランハ
10. ザ・ゲーム
11. ラー
12. ヴァイスロイ
13. キーフラワー
14. サムライ
15. アンドールの伝説
16. ムラーノ島
17. スチームパンクラリー
18. 世界の七不思議
19. アセンション
20. ヒュペルボレア
「宝石の煌き」を入れ忘れたのですがw、よくプレイしたとはいえ自分的にそれほど積極的には評価していないので15位ぐらいになると思います。      
今年から始めたボードゲームですが、たくさんの楽しいゲームに出会え、そして、たくさんのゲーム仲間にも出会え、本当に充実した週末を送れている気がします。
本当にありがたい。ありがとうございます!
来年もよろしくお願いいたします。
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strategicgames · 8 years
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Best 20 Games in 2015  #5-3
いよいよ今年のマイベスト5ゲーム。
【第5位】 オルレアン
選出理由:ゲームシステムが好き、よくプレイした
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ヒュペルボレアと��じ、袋構築ゲーム。毎ターン袋からトークンを引き、そのトークンのセットでアクションを発動させ、さらにトークンを取りつつ・・・というのを繰り返して、戦略的に袋を構築していく。
これだけだと他プレイヤーとの駆け引き要素が少ないので、このゲームは中央ボードの陣取り・早い者勝ちチップ獲り、あとは不要なトークンを除去して送り込むボーナスボードがあったり。 ドミニオンを何回かやって、ドミニオン脳が頭にできちゃった方は必ず楽しめるゲームだと思います。自分は1回プレイさせてもらってハマっちゃいました。即購入。
システムがヒュペルボレアとかなり似てるので比較になっちゃうのですが、どちらかというとオルレアンの方がシンプルで見通しも良いので、自分はまずこちらをおすすめしたい。で、ゲーマーズな方には、さらにヒュペルボレアもどうぞw 
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【第4位】 マルコポーロの足あと
選出理由:ゲームシステムが好き、よくプレイした
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ワーカープレースメントならぬダイスプレースメント。ラウンド開始時にダイスをじゃらっと振り、ダイスを使って1アクションずつ順に実行していきます。もちろん早い者勝ちなのですが、お金を支払えば同じアクションを実行することができる、という救済措置もあり。(というか4人戦はそれが無いと死んでしまうw)
なんというか、運と戦略のバランスが非常にほどよい。アクションの選択肢はそれほど多くないんだけれども、どれをどの順で取っていくかというワーカープレースメントの醍醐味をいかんなく楽しめるし、ダイス目で悶絶することもできるし、本当に良いゲームだと思います。
今年の話題作だと思うので、重ゲ好きな方で未プレイな方はぜひ一度プレイしておくことをおすすめしますよ!
ちなみに4位なのに自分は所有していないゲーム。日本語版(マルコポーロの旅路)はもう予約したけどね!
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【第3位】 カルカソンヌ
選出理由:ゲームシステムが好き、よくプレイした、不朽の名作、誰でも楽しい
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定番中の定番。タイル配置ゲーム。ゲームシステムといい、ミープルコマといい、おそらく以後のたくさんのゲームに影響を与えているんでしょうね・・・・本当に素晴らしいゲームデザインですよね。
手番にはタイルをつなげて、地形の齟齬がないように配置。そのうえで、ミープルと呼ばれる人コマを置いて得点を狙っていきます。地形に矛盾があっては置けないという点を利用して、他プレイヤーの都市の完成を邪魔したり、うまくつないで乗っ取ったりという要素もあって、やればやるほど奥深いゲームです。
誰でも楽しめるし、ボードゲーム始めたばかりの初心者の方でも絶対楽しめる鉄板ゲームだと思います。超名作!
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strategicgames · 8 years
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Best 20 Games in 2015  #10-6
さて、ここらへんから重ゲばっかりになりますが^^;
【第10位】 ザ・ゲーム
選出理由: よくプレイした。初心者から楽しめる協力カードゲーム。
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2~99の札を6枚手に持ち、それを全員で昇順・降順になるように出していくだけ・・・なのに、とてもドキドキハラハラなカードゲーム。ちょうど10の差のカードを持っていると昇順降順を巻き戻せるので、どれぐらい巻き戻しができるかが勝負の分かれ目。
なんやかんやで自分が参加しているときの勝率はなかなか良くて、今までで半分ぐらいは完全勝利できている気がします。
コンパクトで持ち運びやすく、誰でも簡単にプレイできるので、ホント小回りがよく効くゲームですね。
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【第9位】 ラ・グランハ
選出理由: カード・リソースマネージメントが楽しい。
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手札のカードを4種類のいずれかの方法で使って資源を確保し、自分のボードを拡張し、中央の市場ボードの陣取りに勝利するゲーム。ガチガチの資源管理ゲームで、ラウンドの開始時に行動計画をがっちり立てるのだけれども、どのアクションが実行できるかはダイスで決まってしまうので、なんとももどかしい。
このゲームは自分の好きな資源管理系路線の王道ですねー。特殊カードやダイスを使うというところもあって非常に楽しい。いろんな要素がてんこ盛りミックスですが、だからといって資源がゆるくなるのではなく、一層厳しくなっているところが良いです。
日本語版出たら絶対買うw
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【第8位】 ブリュージュ
選出理由: ハンドマネジメントが楽しい。よくプレイした。
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中央にボードこそあれど、それは得点やマジョリティ争いだけで、実質はほぼカードゲームと言っていいフェルト氏デザインゲーム。とにかく、自分の好きなおっさん(笑)をドンドン目の前に雇っていき、その効果のコンボを楽しむ。
わりと資源がカツカツなので、プレイしていて苦しい面はあるのですが、場がうまくコンボったときの快感はなかなかのもの。このゲームも毎ラウンドサイコロを振って災厄がやってきたり、カードの価値が変わったりするので、カード運だけでなくアドリブ力もしっかりと試されます。
ボードゲームという感じではないですが、カードゲーマーな方にはぜひ一度プレイしていただきたい逸品。
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【第7位】 ネイションズ・ダイスゲーム
選出理由: ダイス運と戦略眼の程よいミックス加減。よくプレイした。
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毎ターン自分のダイスをジャラっと振り、その出目を資源として、タイルを買っていくゲーム。タイルによって、勝利点を得たり、追加の資源を毎ターン産んだり、リロール権を得たり。そして、ダイスが色つきの特殊ダイスにパワーアップしたりします。このダイスのアップデートが戦略的でなかなか面白い。
この手のゲームはいろんなテーマで出ているとは思うのですが、なんやかんやで自分はこのネイションズダイスが一番安定していておもしろいかなーと感じます。最初の慣れは必要ですが、わかってしまうといろいろとダイスの使い道を考えたりして、ゲームの楽しさがわかってくるはず。
本家のネイションズは重ゲーですが、このダイスの方は全然重くないので、シヴィライゼーションテーマに抵抗さえなければ、おすすめです。
【第6位】 アグリコラ
選出理由: 初めてのワーカープレースメント。ローゼンベルクゲー。不朽の名作。
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言わずと知れた不朽のローゼンベルクの名作。農業ワーカープレースメント。共通のアクションを全プレイヤーで奪い合いながら、資源を取り、個人の農場ボードを充実させます。ただ、定期的に食料支払いがやってくるので、それを用意することも必要になり、資源はカツカツに。
とにかく慣れるまでは経験者に負ける!w 辛抱強く練習していると、そのうちセンスがある人は面白さが見えてきます。例えば、最初に配布されるカード(職業・小進歩)のシナジーだったり、アクションに必要な資源の計算だったり。そうなったら「今はこのアクション叩かなくてもいいな・・・」とか「ここ封鎖したらあの人困るな・・・」などという感じで読めてきます。
面白いゲームなのですが、いかんせん経験者にボコボコにされるとトラウマになっちゃうので、出来れば先にカヴェルナの初回用ルールをやってから入るとい��かな・・・
自分がドミニオンの次にハマってボードゲームに夢中になるきっかけをくれた記念すべきゲームではあります。(ただ、人気ほどは万人におすすめできないと思うw)
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strategicgames · 8 years
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Best 20 Games in 2015  #15-11
【第15位】 アンドールの伝説
選出理由:よくプレイした。多人数協力ゲームで、盛り上がる。
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ファンタジーテーマの協力ゲーム。
マップにコマと言うウォーゲームっぽい見た目なので、一見ちょっと引いてしまうところがありますが、実際プレイしてみると非常にシンプル。どうすればダイスロールを乗り切れるかなーというところで選択の自由度があって、仲間と協力して戦闘に臨んだりもできるので、盛り上がります。
マップは表裏あって、これ一つでいくつかの物語をプレイ可能。だんだんと物語が進むごとに難易度もアップ!ぜひ同じメンバーで最後までプレイしたい!
基本的には移動してダイスを振って、それだけという感じなのだけれども、考えるところもちょいちょいあって、TRPGが好きな人などにおすすめ。
【第14位】 サムライ
選出理由: ルール簡単で奥深い
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日本列島ヘックスマップにタイルを並べてマジョリティを競うゲーム。
手番に1つずつタイルを置いていき、コマのあるマスの周りが全部埋まるとそのコマを誰が取るかの判定になる。なんてことはないんだけれども、プレイしてみるとなるほどなーって思う点が随所にあってさすがクニツィア先生と感じる。(マップの作り、特殊タイルの能力、プレイヤーが使えるタイルの構成 etc)
硬派な見た目とは裏腹に、誰でもプレイしやすいゲームです。
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【第13位】 ヴァイスロイ
選出理由:お手軽で戦略要素もほどよく含まれている。イラスト美麗
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カードの競りと、配置、セットコレクションなどを楽しむゲーム。自分自身の好みの1つにカードやタイルを自分の場に配置していく、いわゆる箱庭要素があるのですが、このゲームは人物を箱庭的にピラミッド型に配置していきます。
競りの部分は4人プレイでもそれほどジレンマを感じることはないんですが、まあちょっとしたスパイスとして。いろんなゲーム要素が、システム全体でわりとうまくまとまっているのが好感持てるところ。そんなに重すぎもしないし。
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【第12位】 キーフラワー
選出理由: ゲームシステムが好き
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タイルの競り・配置・ワーカープレースメント。
どっかでみたなーwというゲーム要素がてんこ盛りになっているゲーム。得点の見通しがあまり良くないので人を選ぶゲーム&やりこみゲーではありますが、毎回勝ち筋はガラッと変わるタイプのアドリブ力が大事なワーカープレースメント。
タイルを配置していき、自分の村を作っていく箱庭感もなかなかよろし。
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【第11位】 ラー
選出理由: 簡単ながら奥深い競り
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クニツィアの名作競りゲーム。
共通場のタイルを増やすか、競りを始めるかを選び、競りでは自分が持っている番号を使ってタイルを競り落とします。点数の取り方(セット条件)がいくつかあり、狙いを決めてタイルを取りたい・・・・ところなんですが、所有する番号が弱いとなかなかうまくは競り落とせないし・・・という感じでいつ競りを始めるか、みたいなセンスが重要。
あと、独り占めを狙ってあまり粘りすぎると、ラウンドが終わってしまうジレンマもあって、常に緊張感がある競りを楽しめる点は非常に面白いゲームです。
結構回数も遊びましたが、自分はセンスないわーw 勝てませんw
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strategicgames · 8 years
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Best 20 Games in 2015  #20-16
私にとってボードゲーム元年となった今年のマイ・ベスト20ゲームを勝手に決定!
ベストと言うのは自分の好み・面白さに加えて、自分にとってエポックメイキングだった作品を重視して振り返ります。
今回は第20位から第16位まで。Here we GO!!
【第20位】 ヒュペルボレア
選出理由: ゲームシステムが好き。イラスト美麗。
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届いた時の感想。「超箱デカい・・・・・」 中にはタイルやらフィギュアやらがぎっしり。
ゲーム自体はキューブの袋の中を調整しながら構築する、デッキ構築ならぬ袋構築。(プール・ビルディング)と、中央のボード上でのウォーゲーム的な競り合い。デッキ構築好きな自分にとっては、かなりツボな作品ではありますが、ゲーマーズゲーム要素がぎっしりなので、わりと人を選ぶゲームではあると思います。
コンポーネントもさることながらアートワークも気合入ってる!
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【第19位】 アセンション
選出理由: なんとなく。デッキ構築系。
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ドミニオンが好きなカードゲーマーは絶対に楽しめるデッキ構築系。ドミニオンよりもトレーディングカードゲーム(TCG)寄りなので、TCGからボードゲームに入る人は、ゲームシステムや世界観からしても、先にこっちをお勧めしてもいいんじゃないか?と思うぐらい。
勝利点がカードではなくトークンになっているのがドミニオンと少し違うところ。カードを買うための���金とは別に、戦闘力を生むカードがあって、一旦そのカードを経由しないと勝利点トークンが取れないシステムになっています。そこらへんが好き嫌いの分かれるところでしょうか。
【第18位】 世界の七不思議
選出理由:自分は持っていかないのに、よくプレイしたw
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自分でもそんなに好きでもないし、そんなに面白いとも感じていないのですが(ヒドイww)一応所有しているし、とにかくよくプレイした感じがある世界の七不思議。大人数でもOKというのは、ゲーム会でプレイしやすいという利点がありますねー。ただ、必ず一人は未経験者が入るので、なかなか拡張込みではできないですw
非カードゲーマーでボードゲームを始めた人が、初めて「ドラフト」というシステムに触れるゲームだと思います。そういう意味では、初心者に新たな世界を見せてくれるゲームだな、と思っています。
あと、全員が同時にアクションするので、待ち時間が少ないのは良いですね。ここら辺の利点は同系統の新しいゲームがかなり参考にしているように感じますね。安定の定番作。
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【第17位】 スチームパンク・ラリー
選出理由:ゲームシステムが好き。
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レースゲーム?ネタゲーム?みたいに見えるんですが、わりとしっかり戦略ゲームしている新作ゲーム。秋口ぐらいに何度かプレイしました。まだ日本での取り扱いは無いです。
流行りのダイスプレースメント+部品カードを集めて自分のマシンを作る箱庭要素+部品カードを取るところはドラフト、ともう要素全部乗せのミーハーゲームではありますが、わりとこういうてんこ盛りゲームは好きだったりw わりとすっきりまとまってるとは思いますけど。
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【第16位】 ムラーノ島
選出理由:テーマが好き。ゲームシステムが好き。
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ゴンドラをぐるぐると回すゲームシステムが面白く美しく秀逸。それに尽きる!ワーカープレースメント数あれど、大体は似たようなシステムになってしまう中、このぐるぐる回る方式はユニークで面白く、機能美。
ただどうやってもお金がすごくカツカツになるので、プレイはわりと苦しいw
得点目標カードもわりと明確で、自分のやるべきことも明確なので、モヤモヤはしないけども、やっぱりお金は全然足りないムラーノ島w 
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strategicgames · 8 years
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Report #27
いつものゲーム会をがっつり。ご一緒させていただいたみなさま、ありがとうございました。
【ファラオの寵愛 (Favor of the Pharaoh)】
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ダイス・能力拡大ゲーム。「王への請願」のリメイクらしい。
手番ではダイスを振って、条件を満たしたタイルを1枚獲得する。タイルにはダイスを増やしたり、出目をいじったりする能力が付いているので、後半になればなるほど同じ出目でもどのタイルを取るか複数の選択肢が出てくる。
ダイスゲームなので、基本的に運とアドリブ力。タイルの種類もそこそこあるので、毎ゲーム場が変わる感じで、場のタイルを眺めて戦略を変える感じになると思います。
タイルを取るための条件(バータイル)も各レベル表裏があるので、獲得条件だけで2の5乗=32通りの組み合わせ、各スロットにランダムに数種類のタイルが入るので、結構セッティングバリエーションはありそう。
ルールも簡単で、ガチガチに戦略ゲーでもないので、わりと幅広く誰でも楽しめるゲームですな。もう少しいろんなタイルあってもいいのかなと思うけど、あんまりゴチャゴチャすると煩雑なので、これぐらいがよいのでしょう。
【ヴィレッジ・オブ・ファミリア】
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リアルタイムドラフト、というひねりを加えたドラフトが売りのゲーム。メインボードの陣取り要素も少し有り。GM2015新作。
ドラフトは全員がカードを1枚ピックするのを待って、同期しながら進めて行くけれど、このゲームは自分が1枚カードを確保し、上家がまだ迷ってる状況なら、自分の山札から手札を補充してドラフトを進めることができる。で、早く終わった人はクッキーボーナスを獲得。ドラフトの時に、周りの人を待つ状況が無いので、1ラウンドがかなりスピーディに終わる。
で、ドラフトフェイズが終わったら、カードをプレイ。木を下のレベルから順々に伸ばしていきつつ、ボードに支配権を伸ばしつつ。得点はいろいろな条件を満たした人が得られる感じ。
ドラフト自体のアイディアはすごくいいと思うんですが、かなり急かされるので、ドラフト中にカード同士のコンボや、メインボードとのシナジー効果、自分の場をよく見る暇がないのが残念。結果、勘所がわかってるやり慣れた人はいいんですが、最初にやった人はモヤっとしちゃう。カードゲームでシンプルにまとめた方が良かったんではないかなーと思ったりします。
まあまあ、でもこのスピーディなドラフトの感覚は一度経験してみてよいかな。
【インジーニアス】
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2マス分のヘックスタイルを置いていくアブストラクト陣取り。クニツィア。
タイルを置くと、それに隣接した既に置かれた同じ図形マスの直線距離に応じて得点が入っていく。自分が得点を取ろうとすると、同図形のかたまりができていくので、他の人も点数を取りやすくなるというジレンマが非常に悩ましい。
後半はだんだんとタイルが置きにくくなるので、そうなると他のプレイヤーの妨害なども見えてきて、さらに熱くなります。ルールも簡単で良いゲーム!
【ハンザ・テウトニカ】
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ネットワーク構築とマジョリティ。都市の支配権争い。
というと、かなり難しいゲームなのかな・・・という印象があったのですが(名前自体はかなり前から知っていたので)、このゲームはネットワーク構築に注力していて、とてもシンプル。1本の道マスにすべてコマを置くと、両隣のどちらか1つの都市にコマを置いて支配権を及ぼす。基本的にはこれをひたすら繰り返す。
ただステータスアップしないと支配しにくい都市など条件がいろいろとあり、他のプレイヤーの邪魔も入るのでなかなか奥が深い。他のプレイヤーに邪魔されたコマを排除すると、排除されたプレイヤーは2個コマを置けるというのがミソで、これをうまく使いながら盤面にたくさんコマを置くのがこのゲーム最大のポイント。
なかなかシンプルなんだけど奥が深いんですよねー。運の要素はスタートプレイヤー決めとチップのめくれ方ぐらいしか無いと思われるので、あとは完全にプレイングテクニックで、囲碁将棋的な面があるゲームです。おもしろい。
今回は出だしこそよかったのですが、肝心の都市をを抑えられてうまくいかず。ちょいちょいたまにプレイしたいですねー。こういうゲーム。
【シェイクスピア】
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ワーカプレイスメント・トラックマジョリティ・スタプレ競り。
劇団の主宰になって役者・スタッフ・舞台装置を整えて勝利点を稼いでいくゲーム。なかなか見栄えが良いですよね。見た目だけでワクワクします。
ポイントとしてはスタートプレイヤー競りとアクション回数がセットになっている点。先にアクションを取るために初手を早めようと思うとアクション回数は減らすことになります。ただ、現ラウンドで使ったアクションは1つを除いて次ラウンドでは使えないので、それほど毎ラウンドフルアクションしなくてもよい感じになっている。
次にカードの取得コストは無く、ゲームエンドにコスト(お給料)を支払うシステム。これはなかなかおもしろいですね。とりあえず序盤は強いキャラクタを雇ってブーストし、最後に支払いの算段に苦しみます。
勝利点の取り方は、豪華な衣装を役者に着せる、舞台装置を完成させる、マジョリティトラックや毎ラウンドの劇団の雰囲気トラックでちまちま稼ぐなど何通りかはありそう。最初にめくれて取れたカードによってどの戦略で行くかというところでしょうか。点を取るというよりは、失点のタイミングがいろいろあるので、それをできるだけ少なくするゲームなんじゃないかなと思います。
資源がほぼきっちり切り分けられているので、方針が決まっちゃうとあまりプレイに幅が無くなってしまうのが、わかりやすくもあり、少し物足りない点でもあり。今回は舞台装置重視でいきました。
【ティンダハン】
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トリックテイキング。1~10の5つの果物のスート(柄)でマストフォロー(最初に出された柄を持っていれば必ず出す)。
ただ、このゲーム中央に各スートのマジョリティを競うところがあって、9個のコマのうち1つを5つのスートうちどこかに置いてもよい。この行動を1手番消費で行えます。これがなんとも掟破りw さらにリードプレイヤーが切り札の柄を変えることができます。これも掟破りw
切り札狩りしようと切り札の10を出されて、9を持っていた場合、普通のトリテなら泣く泣く9を出さないとダメなのに、「コマ置きまーす」とか言って切り札9を温存できたりするんですww ただ、その後切り札変えられちゃったりもするんですww
これは深いんですが、ちょっとカオスすぎて普通のトリテ感覚でやると失敗する系。逆に初心者でも勝てる時だけ札出して、あとは適当にコマを置いてればそれなりの点数にはなるので、純粋なトリテの上手い下手は出にくいと思われます。
なんかちょっとワチャワチャしすぎな印象w
その他もいろいろプレイさせていただきました。宝石の煌きはカードのめくれ運に恵まれ久々に勝ったー!
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strategicgames · 8 years
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Report #26
本日は重ゲを2人で。2つとも2人でも十分面白い! 2人でも面白いゲームというのはバランス調整が良くできている証拠だと思いますね。
【グランド・オーストリア・ホテル】
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ダイス配置(の逆で実はダイスを取り除いてアクション)+リソース管理+かすかにタイル配置(ホテルの部屋の部分)。
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上が個人ボード。ホテルの部屋、緑枠は資金トラック、その右は厨房で4種類の食事資源を置くところ。部屋を用意するのもお金が必要。
手番では最初にゲストを1人迎えて、個人ボード下に配置します。まだこの時点ではゲストはレストランに滞在中で、宿泊待ち。このゲストがいわゆる契約カードで、必要な料理と部屋を用意してやれば、客室に*ご宿泊*となり契約達成。この時にボーナスを得ます。
アクションは  7ラウンド × 2回 = 14アクション  しかないので、基本的にはご宿泊ボーナスをうまくつないで代替アクションにしないと全然うまく動けない。リソース連鎖をうまく考えられる人はこのゲームきっと得意ですね。
で、メインアクションはラウンドの最初にダイスを振ってアクションスペースに配置。同じ目がたくさん出ているアクションほど強いアクションを実行できる。という感じで運要素も交じっています。ここら辺がガチガチのリソース管理だけではなくてアドリブが必要になるところ。
あとはメインボードに早い者勝ちの共通の大目標があったり、中間ボーナス/ペナルティがあったり。共通の大目標は、部屋の配置が重要になるので、ここらへんがタイル配置・パターンビルディングみたいな要素もあったり。
わりと今流行りの要素がてんこもりで、要素が絡まり合っているので、わかってくるまでしばらく時間がかかりますが、わかってしまうと、非常に悩ましく良いゲームだと思います。選択の幅や先読みもそれほど広すぎないし。雰囲気やテーマ的にも万人受けしそうですしね。
ソロ感が強すぎるという評が出ていましたが、確かにインタラクションは弱めです。が、他プレイヤーの行動が間接的にじわっと効いてくるので、そこら辺は好みが分かれますね。個人的には何回やっても大目標やスタッフカードで戦略は変えなければならないので、十分楽しめる感じだと思います。
【カヴェルナ】
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アグリコラのローゼンベルク作。ワーカ配置+リソース管理。BGGで今現在3位という名作ゲーム。
アグリコラをやったことがある人ならすぐにルールは理解できます。どちらかというとカードが無い分アグリコラよりとっつきやすいはずなので、アグリコラやる前にカヴェルナかなー。(アグリコラはカードがあってこそ面白いので)
アクションを叩いて資源を得て、牧場と畑と洞窟(居住区)を充実させる。まあこれだけなんですが、とにかくやれるアクションがたくさんあります。そして、ローゼンベルクおなじみの定期「食料支払い」があるので、最後までやりきるにはアクションが全然足りない。ので、何かしら軸を決めて取り組むと楽しめますね。アグリコラみたいに「ワーカー増やさないと勝てないからとにかく人!でも資源カツカツ!!」って感じでもないのですが、まあでもワーカー増やすんだろうなぁww
ひとつ気になっているのは、今回は入門セッティングでタイルを間引いてやったのですが、毎回のセッティングが固定です。完全版セッティングだと、毎回のセッティング変わるのかな?アグリコラはカードが変わるので、毎回新鮮に楽しめてリプレイ性があるのですが、カヴェルナそこらへんちょっと気になりますね。
でもさすがのおもしろさですし、ローゼンベルク入門としてはおすすめなゲームです。
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strategicgames · 9 years
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Report #25
最近毎週開催なんじゃなかろうか?w 来週再来週は週末がわりと埋まってるので、しっかり遊んできましたよ。みなさま、ありがとうございました。
【精霊の紋章・シジル】
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セットコレクションのカードゲーム。
手番では、上に重なっていないカードを1枚取得して手札にしていきます。「重なっていない」というのが「上海」(麻雀牌でやるアレ)みたいといわれる由縁。
で、同じ数字か、同じ色を集めたら、対応する精霊を捕獲して点数にすることができるんですが、精霊もこの場の中に隠れていて、めくれたタイミングで捕獲可能になる。すでに他のプレイヤーが捕獲したものも、さらに大きいセットを手札に揃えれば奪うことができます。
かなり軽いプレイ感ですが、裏向きの札がめくれるタイミングでプレイヤー同士の駆け引きがあって、「やだよー今めくりたくないよー」的な雰囲気になるのがよいですな。私はあまりピンとこなかったんですが・・・
イラストが美麗なので、セッティングするだけでも美しいです。
【ヴァイスロイ】
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競り&カード配置ゲーム。詳しいゲーム内容は直近の記事をご参照のほど。
今回は下段でわりと宝石確保をこころがけたので、うまく回りました。頂点の5段目に配置した時の得点が15点。4・5段目の連結がうまくできれば、5点になるので、5段目を積むかどうかで20点得点に差が出るわけでね。ピラミッドを完成させないとやはり勝つのは難しいわけですな。
あとは特殊カードである法カードの条件を最大限に活かせるような配置を考えると得点が伸びます。
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【スカイ島】
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競り&タイル配置ゲーム。5人でワイワイと。
タイルを競り落として配置するというシンプルなルールなんですが、競りの駆け引きとかタイル配置でいろいろ悩むことができる良作。毎回得点方法が変わるので、取りたいタイルもガラッと変わって、リプレイ性が高くて良いですね。
今回の得点は:
A:船アイコンのマジョリティ
B:樽アイコンのマジョリティ
C:完成した山につき2点
D:完成した地形につき1点
という感じで、これが4ラウンドで3回ずつ得点方式に組み込まれるので、どれをどのタイミングで狙っていくかでプレイヤーの戦略が決まります。まあ、戦略と言ってもだいたいは競りの他プレイヤーの行動で台無しになるんですがw 今回は、なぜかうまく勝てましたw
【スチームパンク・ラリー】
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ドラフト&カード配置&ダイス配置の全部盛りゲーム。
前回遊んで面白かったのでもう一回という方がいらっしゃったので再稼働。レース部分がどうしても目立つので、「ちょっと・・・」という見た目ですが、プレイ後の評判は結構良いみたいですね。ちょっと特殊カードの効果のバランスが悪いかなー、と感じていますが、基本のゲームシステムはよくできています。
で、今回のマイマシン:
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青ダイス中心で歯車をたくさん取れるキャラだったんですが、あんまり強くなかったww 途中でライフを上げるパーツが回ってこずに、黄色に手を出し、赤もちょっと入れたり。
ちなみにキャラクターは実際の科学技術に貢献した偉人が登場しており、このキャラは「エイダ・ラブレス」。マイクロソフトのホログラムに描かれたり、プログラミング言語Adaの名前の元になったコンピュータ科学分野ではおなじみの女性です。
【ロイヤル・グッズ】
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リソース管理カードゲーム。
カードは3種類の意味で使われます:表向きで自分の場にセットして建物、山札からめくって場に並べられたり手札から出したりで資源、裏向きで建物の上に置かれて商品。
このゲームはたくさん建物を建てて勝利点を高めて勝つゲーム。その過程で商品を生産してお金を得て、次の資金にしていきます。システムのユニークなところは二点:
まず毎ターン共通の資源がめくられて決まる点。だいたい4枚~12枚ぐらいの資源がめくられて、それは全プレイヤーの共通資源となります。この多寡がターンごとに結構上下するので、自分の行動がかなり計画しづらい^^;「ちょっと足りないけどいってみるか!」みたいな度胸が試されます。
次に、資源を安く追加生産できる点。ゲーム内ではチェイン(連鎖)と呼ばれます。メインアクションで資源を生産できたら、安く資源を追加生産できるチャンスがあります。ノーマル生産より安くて、一気に数を生産できるので、おそらくこのチャンスをうまく使い切った人が勝てる!
ここら辺の資源の連鎖がカード間でかなり複雑にからまっているので、カードゲームの見た目によらないシビアな資源管理ゲームですね。ちょっと資源の絡まりが複雑すぎて自分には難しいかな・・・
他にも軽いゲーム等々いろいろと遊ばせてもらいましたが、写真の取り忘れなどで割愛させていただきます。
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strategicgames · 9 years
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Report #24
いつものボドゲ会を朝から晩まで楽しむ。みなさまありがとうございましたー。
【ヴァイスロイ】
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絶賛大プッシュ中の、軽めの競り&カード配置ゲーム。
競りでは自分の欲しい色の1つ宝石を握って出す。バッティングすると何も取れず。なので、他の人の場をよく見て、欲しそうなものを外しながら出すと良い。で、配置時に得点を取ったり、宝石を補充したり。
今回は特殊カードの配置をまずったり、得点を狙ってカードを厳選しすぎたあまり手を遅らせてしまい、得点がぜんぜん伸びず。下段は多少ぐちゃぐちゃでも早めに宝石やカードを取れるものを置いた方がピラミッドも伸びそう。あとは無限宝石大事ね。
たぶん1回やっても面白さがわからないのだけれども、何回かやってるといろいろ戦略わかってくるので、面白いゲームですな。「競って配置」ってだけの比較的ライトなプレイ感もよろし。
【カルカソンヌ】
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定番のタイル配置ゲーム。久々の無印プレーン版。
緑でしたが、大草原の争いに乗り遅れて、点数伸びず・・・
連続で道ストレートを引いた時のあのやるせない気持ちはなんと表現すればよいのか・・・
【ミステリウム】
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協力型 連想・推理ゲーム。
マスタから渡されたイラストカードをもとに、容疑者・場所・凶器を特定し、さらに最終的な犯人を推理する。マスタは言葉は言えないので、すべてイラストカードで選んでヒントを出していく。このカードが美麗なうえに非常によくできていて、キャンバス内に複数の要素が描かれていたり、色や雰囲気が異なるように描き分けられていて、それを見ながらみんなでうーん、と悩む。
今回は見事に最後までクリア・・・
が実は最後の犯人当てで外しており(多数決になるので、他のプレイヤーのおかげでクリアにはなった)、なんとも悶々とする結果になったw
これは一���はやっておいて損はないね!夜にいい雰囲気のお部屋でやるとおしゃれで素敵だと思いますよ!
【サムライ】
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日本列島タイル配置&エリアマジョリティ。4人プレイ。
タイルをいずれかに配置すると、コマ描かれた数字で、周囲に影響力を及ぼしてコマを獲得。最終計算では全3種類のコマそれぞれで一番多く持っている人が支配者、支配者同士はそれ以外のコマの数の合計で勝負。だから、勝つには1種類だけ集めればよいというわけでもない。
今回は同点勝利でした。
しかし、このゲームはルールがシンプルなので、みんな手番で悩むw ため息の回数がハンパないですなw
【ビトウィーン・トゥ・シティーズ】
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タイルドラフト(取って渡しながらぐるぐる)・配置・セットコレクション(組み合わせで手役得点)。
このゲームは多人数でできて、ライトなプレイ感がいいですね。あと、得点は2つの街の低い方になるので両隣と協力しないとうまく自分の得点が上がらず、また、普通のドラフトにありがちなカット戦略などがありません。それが新しいドラフトの感覚を生み出していますねー。
今回は偶然ですが、ばっちり2つの街の得点を高めて一致させ、勝利!
右が青ベース(得点は少ないが、集めた枚数がダイレクトに効く)
左が緑・茶ベース(緑:3枚連結まで高得点、茶:タイルバリエーションがある方が高得点)
【アルケミスト】
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推理・ブラフ要素がたくさん盛り込まれたワーカ配置ゲーム。
まず、この錬金術界では、2種類の素材を調合すると青・赤・緑・無色のいずれかの薬が出来上がります。それは素材の中の青・赤・緑の+/-要素で決まっています。例えば:
 青+ 赤+ 緑- と 青+ 赤- 緑+
の構成要素を持つ素材の調合だと、赤緑は打消しあって作用せず、【青+】の薬が出来上がります。
で、面白いのは「調合に使用した素材と完成した薬の種類はわかるが、【素材がどのような要素を持っているかがわからない】ということ」つまり、その構成要素を結果から推測しながらプレイ計画を立てていくという、経験則に基づいた極めて実践科学的なゲームなわけです!そら面白いわ。で、調合結果をついたての中でこんな感じでメモしながら進めます:
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例えば、カラスの羽とカエルの調合は【青+】 青い花とカエルの調合は【緑-もしくは赤-】のいずれかが調合されたという意味。
また、自分がある程度各素材の構成要素を推測した時点で、論文(自分が予想する構成要素を公開する)を発表して、勝利点を得ることができます。これに関しても、相手にある程度自分の情報を公開することになるので、逆にブラフをかけて相手を貶めてもよかったりします。けれどもあまりにもいい加減だと相手に論破されて勝利点を失うというところがあって、論文の信頼性を巡っての駆け引きも面白い。
推理やブラフ部分だけが上手くてもダメで、やはり資源管理やワーカ配置の先取り要素などのゲームセンスも必要になってくるあたりが「きちんとゲームしている」部分ですね。要素がてんこ盛りで大変ですが、その分好きな人は何回もプレイしたくなるゲームです。うーんもう一回!
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strategicgames · 9 years
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Report #23
月イチのボードゲーム会に参加。重めのゲームをしっかりと遊べた気がします。ご一緒していただいたみなさまありがとうございました。
【ストックパイル】
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カードを使った株ゲーム。
各プレイヤーは銘柄の上下について、自分だけが知る情報1つと、全員に公開される情報1つを知ることができ、それをもとに株の売却判断を行います。一方、株の取得はゲームボード下のスロットに各プレイヤーが表・裏で2枚ずつ配置し、それを競り落とす形式になります。ここには追加支払いのカードなどを仕込むこともでき、競りの動きでブラフを仕掛けることもできたり。
もっとガチ株ゲームだと思っていたのですが、わりとライトなプレイ感なので、競りとかタイミングを見極めたりするのが好きな人は楽しめます。ルールも簡単なので、重ゲのちょっとした合間にやると頭の切り替えになりそう。
ただ自分にはこの手のゲームのプレイセンスは無いなぁ(笑)
【スチームパンク・ラリー】
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ドラフト+タイル(カード)配置+ダイス配置レースゲーム。近頃のキャッチーなゲーム要素をてんこ盛りにして、さらにレースでブンブンしちゃう軟派ゲーム。自キャラ選択要素もあるしね!
ゲームの流れとしては:
カードドラフト:マシンパーツをドラフトしつつ獲得・配置して、自分のマシンを作り上げていきます。また、カードを捨ててダイスを獲得します。こんな感じに。各パーツには何色のダイスが配置できるかと、効果が描かれています。
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ダイス配置:作ったマシンの上にはダイスを配置してアクションを発動させるようになっていて、それでレーストラックを進めていきます。いろんな特殊効果も発動したり。
こんな感じで一番早く先に進んだプレイヤーの勝ち、という単純明快な勝利条件。
ダイス配置のときに配置されたダイスはラウンドを終了しても取り除かれず、自分で資源を使って取り除くか、「もういっそぶっ壊すか!」という感じになるのがよくできていて、出目の高い、強いアクションを取り続けると、だんだんマシンの上にゴミがたまるようになっています。
こういうゲームはプレイヤーインタラクションが強めに設定されるのが世の常ですが、このゲームはわりと控えめで、他のプレイヤーのマシンを直接ぶっ壊す要素とかがないのも好印象。軟派な見た目のわりには堅実な作りかと。まあ、てんこ盛りはてんこ盛りですけどw
【テラミスティカ】
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説明の必要もないほどの大定番・・・ですが実は初プレイw 自分でも買って持っているくせに初プレイww
メインはゲームボード上の陣取り+ネットワーク構築ですが、裏にかなりシビアな資源管理と少しだけ早い者勝ち要素があり、また教団ボードというエリアマジョリティもちょこっとあったり、それらが混然一体となって、選択・意思決定のおもしろさを生み出してい��す。
で、種族がたくさんいて、それぞれに能力が違うという。これだけでもうリプレイ欲煽りまくりですがw 今回は初回だから強いとかわからないし、とにかくカワイイキャラを選ぼうかなということで・・・
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こいつを選択。スウォームリング。このナマズチックな仏頂面が超キモカワ~。でも、こいつがなかなかの曲者で、初期資源が豊富な代わりに、拡張のための建設・アップグレードコストが高いという。で、終始資源に苦しめられつつ、あまり拡張できずに終わる・・・でも、もう一回やったらきっともうちょっとうまくできそうなんですよね。
案外とゲーム中に得点を得られる要素が限られるので、拡大再生産ばっかり見ていると、得点を取り逃がすんだな、ということがよくわかりましたw
面白い!リプレイを刺激します。ハマる人が多いのも納得がいきますね!
今回は全体に重めだったので、6時間以上あったのに3本のみ!
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strategicgames · 9 years
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Karaoke & Boardgame !
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カラオケとボードゲームを楽しむ会にて。ありがとうございましたー。
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strategicgames · 9 years
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Report #22
本日はいつもと違うゲーム会に参加させていただきました。ありがとうございました。
【世界の七不思議】
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定番のカードドラフトゲーム。5人戦。
わりと手堅く戦ったつもりなんですが、全然得点が伸びていないという。
急がずに時代2後半のしょぼい黄色札をワンダーに差し込めばよかったのと、時代3は緑でなく青札をもうちょっと出しておくべきだったかなぁ・・・
【ヴァイスロイ】
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競り+タイル(カード)配置ゲーム。
赤・緑・青・黄の4か所にカードが並べられて競り場となり、欲しいカードが置かれている競り場の色と同じ色の宝石を「せーの」で握って公開。かぶりが無ければカードゲット、かぶると宝石はムダになってしまう。というここまでが、競りと言うかバッティングゲーム要素。
ゲットしたカードは、自分の前にピラミッド状に並べていきます。配置するとピラミッドのどの段に配置したかによって対応する報酬が得られます。が、配置コストも宝石なので、かなり宝石がカツカツ^^;最終的にこの配置報酬で勝利点やトークンを稼いだりして一番得点が多い人が勝ち。
初プレイで全然勝手がわからなかったので、あっさり終わってしまったのですが、握って公開→配置の繰り返しなので、わりとライトなプレイ感で、あっさりしすぎることも無い感じ。何回か繰り返しやらないと勘所はわからないかもしれませんね。
【曼荼羅】
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マジョリティ+トークン・タイル配置ゲーム。
布のボードとユニークなテーマ・アートワークが話題ですね。ルールはわりとわかりやすく、毎ターン、紋様が描かれた四角いタイルの上に自分のディスクコマを配置して、そのタイルがゲームボード上にそのままドンと置かれる、というシステム。ラウンドごとにゲームボード上で自分のコマがどれだけつながっているかによって得点が入ります。
トークンを置くときに、同じプレースならもっともたくさん置いている人が有効、同数なら一番下が有効、ということでコマのマジョリティ競争もあり。
少し特殊能力有りですがアブストラクトゲームっぽい風味が強いのかも。なんだか戦略とかあまり考えておらず、よくわからないうちに勝っていた感があるw 
これこそが無我の境地・・・・
【プエルトリコ】
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クラシカルな名作。アクション札を早いもの勝ちで取るので、まあほぼワーカープレースメントと同じプレイ感かな?あとはリソース管理。
で、取った本人がおまけつきの強いアクション、他全員が順番に普通のアクションを実行する。ので、アクションを取るタイミングによっては、他の人に有利に働いてしまうことがあるのがやっかいなところ。
もっとじっくりなのかなと思ったら、わりと尻切れトンボですぐ終わってしまった感があり、負けるにしてもちょっと消化不良でした。
うーん、盤面がほとんど変わらないところも少し古さがあるし、もう少し何回もやりこまないと面白さはわからないかなぁ・・・
【鋼鉄と火薬】
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リソース管理系カードゲーム。
裏向きにプレイして資源、表向きにプレイしてアクション。というカードをうまく使い分け、新しいカードを取りあったり、相手をアタックしたりする。Magic the Gathering なんかでは大体資源(マナ)の方は別種のカードを使うけども、これは裏面を使って共用しているあたりがユニーク。
ただ自分はあまり好みではないのか、面白さはを発見できなかったかも。カードを表裏どちらでも使えるとなるとゴチャっとして考えるのが面倒になっちゃうw 何回も使いまわすので、いわゆるデッキ構築的要素もあるんだけどね。
最近ゲームを勝ってばかりでなかなか消化できず・・・
軽いのもちょいちょいあるので、積極的に出していきたい今日この頃。
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strategicgames · 9 years
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Report #21
今日は休日出勤でボドゲ会をあきらめようと思いましたが、あきらめきれずに夕方から少し参加してきました。皆様ありがとうございました。
【キングスポート・フェスティバル】
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クトゥルフモチーフのダイス配置ゲーム。
ダイスを振って出た目に応じてアクションスペースに配置し、資源やカードを獲得していきます。で、その資源を消費してボード上に建物を建設し、さらにダイス目操作や勝利点ブーストなどの特殊効果を得ていきます。
クトゥルフはまったくわからないのだけれど、SAN値ってのが定番なのは知ってるぜ!ww Sanity(正気かどうか)ですよね。このゲームでも強いアクションはSAN値を消費して狂気の彼方へ近づくようになっています。逆に、ひゃっはー状態の方が効果が強化される場合もあるので悩ましい。
ゲームシステムとしてはキングスブルクとほとんど同じですが、カードやイベントなどの追加要素があって、こちらの方がゲーム性は高いかなと感じました。逆に子供と一緒にプレイする場合などはキングスブルクの方がシンプルで良いかな。
【サムライ】
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クニツィア作のタイル配置ゲーム。エリアマジョリティ。ボードゲームクラシックの銘盤ですが、新版が出たので早速購入です!
日本列島を模したゲームボード上にタイルを1枚ずつ配置していき、稲・大仏・城コマが置かれているマスの周りの陸地がすべてタイルで埋まるとコマへの影響力(マジョリティ)を計算してコマを取得します。
ただそれだけ。ムダがない非常にシンプルなルールながら、ボード上マスの配置も使えるタイルの種類もよく考えられていて、手番がくるごとにみんな唸りながらすごく悩むw ルールが単純なだけに全神経を思考に集中してしまう、というさすが「クニツィア御大のゲーム」という風格。
今回は初プレイだったのですが、わりと誰でもプレイしやすいゲームなので、また持っていこうっと。
他にも「コードネーム」のワードカードを日本語でDIYしたものも持っていってプレイできたのですが、写真を撮るのを忘れたので、またいずれw
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strategicgames · 9 years
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Report #20
次の日はクローズ会。ラグランハをリプレイするということで、ホイホイ参加するw
【ラ・グランハ】
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資源管理+陣取りゲー。詳しくは少し前の記事をご参照ください。
今回は初手で「養蜂家」という、畑に資源が生まれる時に3銀までお金が取れるカードを引いたので、畑作プレイに。せっせと、個人ボードの左側(畑)にカードを挿す。お金は前回のプレイより劇的に楽でした。やっぱり、カード固有能力(助手能力)が重要というのは正しかったですね。
3種の資源が全部揃うと荷車完成がかなり楽になります。というか、荷車の数を完成させるストラテジだと、左側に全種の資源を揃えざるを得ないと思いますが、どうなのかな・・・
中央の村の建物は完全に無視されておりw きっとこれもうまく戦略に組み込めるはずなのですが、なにぶん資源のキツイ序盤に取らないと意味がないので、どうしても後回しになり、で中盤にはもう遅いからなぁ・・・ということで完全に空気と化していました。次回のプレイでは試しに村の建物使おう。
定石プレイみたいなのは無さそうで、勝とうと思うと、「初手4枚+最初のカード補充」ぐらいまででプレイスタイルを変えざるを得ないので、そういう意味でまだまだ何回もやりたいゲームではあります。非常におもしろい!
【エイリアン・フロンティア】
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いま最もナウいゲームシステム・・・・ダイス・プレースメント(しつこいw)
宇宙テーマなので「ド派手な感じなのかなー」と思いきや、これがわりと渋いいぶし銀なダイス配置+エリアマジョリティです。ダイスを配置して資源を獲得したり、コロニーコマを配置して中央惑星の多数派競争を行います。
自分の中の良いダイス配置ゲーの基準として、
 「ダイス目が小さい場合の方が有用なアクションがある」
というのが有るのですが、このゲームにも多分にその配慮はなされていて、むしろバランスよく出目が使えるため、「今使えるアクションプレースにどうやって配置するか?」を考えることにより重点が置かれています。
また、技術カードを取らないと勝てないような感じでもなく、中央ボードに綺麗にアクションがまとまっており、ダイス重視のダイス配置ゲーではかなり良いなーという印象を受けました。ただ、リプレイ性はあまりないかなw
なんせルールも難しくなく、ダイスの使い道でしっかりと悩むので、一度遊んでおいて損はないゲームですね!
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strategicgames · 9 years
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Report #19
この日もたくさん遊びました。ご一緒させていただいたみなさま、ありがとうございましたー。気になっていた新作も遊ばせていただき満足でした。
【薔薇の名前】
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正体隠匿+エリア移動。
各プレイヤーは秘密裏に被疑者の1人を担当します。手番では基本的に被疑者のうちのいずれかの疑惑ポイントを上下させ、もっとも多く疑惑を稼いだ被疑者がラウンド終了時、「犯人である」という確証ポイントを多くもらってしまいます。
基本的に自分の担当色の確証ポイントは欲しくないので、自分の色を擁護するよう動くことになりますが、露骨にやるともちろん正体がバレて攻撃を受けるので、他の色になりすましながら、うまくやりすごしたりして立ち振る舞うのが良いプレイング。
ゲーム終了時に、他のプレイヤーが何色かを投票し、バレていると確証ポイントをたくさんもらうのですが、結果は・・・・
青4枚!(←青を担当)
おい!www
全員から正体を言い当てられる大失態。
ちょっとーww
このときの私の間抜け面ったらなかったでしょうね^^;
コミュニケーションで当てっこする正体隠匿系は正直好きではないんですが、このゲームはアクションの分析し合いしかないので、純粋に推理を楽しむことができ、おもしろいです。
【カルカソンヌ・ゴールドラッシュ】
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カルカソンヌの金掘り版。タイル配置ゲーム。
もとのカルカソンヌとの大きな違いは、都市が山に代わっており、この山は完成させた時の点数が少し低く、代わりに金鉱チットが置かれること。この金鉱チットは、他人のものであろうと手番アクションを消費しテントを配置し、がんがん奪うことができるので、大きな山を完成させようとしていると、チットがどんどん無くなって点数が低くなったりします。
またミープルの数もオリジナルのカルカソンヌよりは少ないため、どちらかというと、短期的にアグレッシブに点数を取り合うようなゲームになります。どちらが好きかは好みの分かれるところですが、自分はオリジナルの方が好きかなー。まあ、たまやる分にはよいと思います。オリジナルのカルカソンヌの感覚でやっているとおそらくは勝てないw
【ゴールド・ウエスト】
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マンカラ的資源管理+陣取り・エリアマジョリティ。
中央ボードの各マスには資源タイルが置かれており、そこにテントを建てつつ、タイルに描かれた資源を得て、その資源でまた建てて・・・という循環ゲーム。
このゲームの特徴は、資源の扱い方にあって、個人ボードの左側に0~3の数の枠が描かれているのですが:
資源を獲得し配置するときには、いずれかの枠にすべて置く
使う時はいずれかの枠の資源をすべて取り、マンカラの要領で下から上に1つずつ資源を落としていき
0の枠よりも上にあふれた資源を使用できる
というもの。下の方に近いと、なかなか資源を使えない代わりに勝利点がもらえたり、あとは、うまく前ターンに残っている資源と一緒に使えるように獲得資源の配置場所を考える必要があります。・・・・これは苦手だ。難しい。
資源は陣取りなどの得点行動に使っていきます。もちろん上手く要件を満たすように取り出さないと、ムダになってしまう。
資源の循環と取り出しを上手く考えるゲームですな。見た目よりもキツキツで渋い感じで、しっかりと先を読んで資源管理をするのが好きな人はハマりそう。他のプレイヤーとの競争要素も豊富です。
【スカイ島(スカイ・アイランド)】
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タイル競り&配置ゲーム。前から気になっていた作品ですが、早速プレイさせていただけました。
各ターンプレイヤーは3枚のタイルを受け取り、1枚を廃棄、残り2枚をついたての中で公開競りのために値付けします。で、全員の値が決まったら公開し、スタPから順に他人タイルを1枚購入していきます。1周して残ったタイルは、自分がつけた値で自分が購入します。
つまりは、うまく自分のタイルを残して「安く」「たくさん」タイルを取りたいんだけど、そのために値付けを低くすると他人に買われちゃうという。そこらへんの競りセンスが問われます。
で、毎回得点獲得の方法が4種類ランダムで決定され、それが全6ラウンドで各3回ずつ適用されるので、この得点獲得方法によって、みんなが欲しいタイルが決まるようになってます。
もっと重めのゲームなのかなーと思ってましたが、全然そんなことはない。タイルの配置云々よりは、どちらかというとタイルの価値の見極めと値付けという競りセンスの方が重きを占めるゲームですね。
【マルコポーロの足あと】
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3人戦。今回は黒商館マンで勝利。
モスクワの大都市アクションが(1ラクダ+1金棒)→(6金+2勝利点)で、そこがかぶらなかったのがすべてだといってもいいです。
この変換が楽しすぎて、終盤にラクダの計算を見誤り、移動できず商館を1つ建てられなかったので、黒商館マンはもう1回やってみたい。黒まで建てきりたいなー。できればお金の算段が付きやすい盤面でww
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