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僕が旅に出る理由
下北沢から三軒茶屋の方へゆっくり坂を下る。 ギターはいつも重く煩わしいが、今日は特別重く感じた。
今日は僕のバンドのライブがあった。
初めての大舞台だった。
この2年間であらゆるものを捨て、バンドに注ぎ��んだ。
今日のライブはその集大成とも呼べるであろう、そんな気合いの入りようだった。
そんなライブが終わった。
期待とは裏腹に僕の心は空虚になった。
ライブでどれだけ叫んでももがいて伝わらない。
それに焦り、ますます必死になる僕。
そして深まるお客さんとの溝。
「あぁ、またここでも、僕の居場所はないのか」そう感じた。
思えば昔からそうであった。
特段何があったわけではない。
いじめられたこともないし、学校でも割と目立つ存在でそこそこ楽しかった。
家庭環境もいわゆる一般家庭で子煩悩。勉強もスポーツもそこそこできる、そんな人間。
ただずっとモヤモヤしていた。考えていることがあった。
つまりそれは「ここにいる『人間』が『僕』でなくてもいいじゃん」という思いがずっとあった。
そこそこはできても、それ以上できる人が周りを見渡せば必ずいて、僕は「近くにいたから」という理由でここにいるのだ。
そんな存在。そんな人間。
「今回こそは」と啖呵を切り、始めたバンドも結果は同じだった。
僕は雨の中、一人家に帰った。
もう僕には何も残っていない。
すがるものも残っていない今、とにかく「現実」から逃げるしかなかった。
僕が旅に出る理由。
今の現実から逃げ出したかった。そしてこんな僕にも居場所が欲しいから。
僕は旅に出た。
国境を超えて時空を超えて。
空虚を埋める森羅万象に出会い、四苦八苦しながらも居場所があることを信じ進み続ける。
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2018.12.31
気付いたら前回のブログから2ヶ月間も期間が空いてしまいました。
そして気付けば今年も今日で終わり。
いつも終わりはあっという間にやってきてあっという間に去っていく。
それは僕らにとって抗えようのない事実であり、ごく日常的なこと。
なのにいつまで経ってもその事実に抗おうとするし、受け入れることなんて出来なくって、なんだかそんな「不恰好さ」が人間らしい気がしている。
気付けばこの一年はそんな「人間らしい」一年だったなぁ。
目の前の人に気持ちを伝えたくて伝えたくて必死に叫んだりだとか
大人に認めてほしくて自分をなるだけ大きく見せたりだとか
カッコ良いって言われたくて今風な言葉や格好をしてみたりだとか
そうやって分かるはずもない「相手の気持ち」ばかりを伺って、なれるはずのない自分を自分で演技して、結果何も届かなくて、自分は自分じゃなくなっていて。
でもそれって当たり前じゃん。
相手の気持ちは僕には分からない。
自分は自分以外の何者でもない。
そんなことって当たり前のことなんだけれども、そこに抗おうとしていた。すごく不恰好だったなぁと思う。
ちょっと話はかわるのだけれど、
僕が前にインドのハンピという村にいった時。
このハンピという町はとても小さな村で、像とかと一緒に沐浴とかする感じのど田舎の町。(とてもとても良いところなので2週間も滞在してしまったわけだが..笑)
そこでぼくは何か謎のモノにあたり、嘔吐し続けた上に脱水症状でトイレの前で気絶してしまった。(らしい。)
そんなぼくを現地の少年が助け、看病してくれた(ただこの街には病院がなかったので普通のカフェの机に寝かされてたのも良き思い出)
目が覚めてから事実を知って、その彼に御礼を言った時に彼は「元気になってよかったよ!むしろぼくがきみを助けるチャンスをくれてありがとう!日本人を助けたんだぞってみんなに自慢できる!」なんて笑いながら言ってくれた。
その瞬間の彼が美しくて、こんな人間でありたいなぁと心底思った。
実はその後、彼がロッククライミングのインストラクターだったので彼に特訓を受けロッククライミングをやったのだがそれはそれは鬼教官で、ロッククライミングをやったことを後悔したのだけれど。
でもそこは置いといて、そんな彼のありのままの生き方がぼくはとても美しいと感じたし、ぼくの気持ちは彼に突き動かされた。
その証拠に今でもハンピは大好きで��た行こうと思っている。
不恰好に生きても、美しく生きても時間は同じように過ぎていく。
だったらやっぱり美しく生きていこうと思う。
それでもきっとまた性懲りもなく事実に抗ってしまうだろう、不恰好な様も見せてしまうだろうと思う。
その度に周りの手を借りて、誰かの、何かの美しさに触れて、自分を戒めて、また美しく生きていきたい。
誰しもありのままの自分が一番美しいのだとぼくは断言する。
2018年、本当にお世話になりました。
2019年もどうかよろしくお願いします。
越野和馬
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11月が始まりましたね
2018.11.01
気付けば11月。
月日が経つのはあっという間だ。
まだ今年の頭のことを僕は鮮明に覚えている。
今年の頭、20の誓いを立てた。
今年中に達成すべきこと20。
あの時はこの2018年の自分に希望を抱いていて、今見返すとビックリするような内容も含まれている。
でもあの時は、要するに年始には「達成できる」と信じていたのだろう。
あれからなんと、もう約300日も経っているのだ。
思い返すと、本当に色々な事があった。
良いことも悪いこともそれはそれは色々あった。
それに対し、一つ一つに目を背けることなく実直になって対峙し、一歩ずつ一歩ずつ進んできた。
つもりだ。
何度も何度も後悔したり、失敗して落ち込んだり、先行き不安で焦ったりした。
けれどもそういう類いの感情にも向き合う事で自分の弱さも認めてあげることができたのだと思う。
僕が年始に抱いていたのは「希望」
僕が今、抱いているものは「自信」
それが僕の音楽となって、僕らのバンドとなって現れている。
今しか鳴らせない音を、今鳴らそう。
11/7ツアーファイナルです。
今の音を感じてください。
そして共に踊りましょう。
越野
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一息ついたので、近況を。
2018.10.24(wed)
こんにち��。ヴォーカルのこっしーです。
怒涛の「ツアー関西編」が終わり残るはファイナルのみとなりました。
関西編4日連続ライブはとても疲れました。
疲れてるのに毎日欠かさず打ち上げをして、日を跨ぎ、狭い二段ベッドで眠りにつく。そして明朝から車で移動し次のライブハウス付近へ行って練習練習。
そりゃ疲れます。
まさに満身創痍ってやつです。
ツアーをすることの過酷さを噛み締めた今回。
けれどその場所でしか会えない人と会って面と向かって話ができた。俺の想いを面と向かって伝えられたこと。その事実があればこの過酷さを乗り越えられる自信を身につけた今回です。
俺がこのツアーであなたに会いに行って伝えようとしたこと、言葉にしたこと、あなたと目を見て笑い合ったこと。
あの時は必死で自分でも何言ってたのか覚えていないし伝わってる自信なんてない。
いや、いつもそうだ。
俺が言いたいこと、伝えたいこと。
それが伝わらないことが不安で不安で。
だから必死になって焦ってジタバタして、なんだか逆によくわからないかと言ってしまう。
こんなことばかり。
今回も例によって上手く話す事が出来なくって、上手く歌を歌う事が出来なくって伝わっていないかもしれない。
だめだなぁ。伝えたいことは一つだけなのにそれが全然伝わらない。
俺が本当に伝えたいこと。
それは「きっと楽しいんだよ」ってことだけ。
嫌なこと、辛いこと、自分の力じゃどうしようも出来ないこと。
めげて挫けて腐ってすさんで、夜も眠れずため息ついて。そんな自分がいる。
いつもそうだよな。うん、いつも上手くいかない。
逃げたい。逃げたい。全部やめたい。
そんな日が続く。
それでももう少しやってみようと思うのは、きっと何か楽しいことがあるって期待してるからであり、実際きっと何か楽しいことがあるから。
そんな簡単なことさえ忘れてしまう現代の僕らだからこそ、この「きっと楽しいんだよ」ということを伝えることで、俺とあなたにその事実を思い出させて、奮い立たせられる。
だから歌う。
ただそれだけなんです。
11/7ツアーファイナル、ここでも伝えることはいつもと同じ。
だけれどもこのツアーを通して出会った皆さんの気持ちも背負ってる。
むちゃくちゃなやつやってやる。
お楽しみにね。
越野和馬
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今大阪心斎橋のゲストハウスで知らないモヒカンの外人と二段ベッドシェアしています。
2018.10.19(THU)
@Osaka Shinsaibashi
お久しぶりです。越野です。
今、タイトルの通りで二段ベッド上段で寝転がりながらこのブログを書いています。さっきコンタクトケースをうっかり下に落としたので、そのモヒカンさんにとっていただきましたが、とても柔らかな良い人でした。ご迷惑をおかけしましてすみません...。
とまぁ、そもそもなぜこんなとこに僕がいるかというと今絶賛ツアー中なのです。8月にツアー初日を迎え、途中9月にナツドキフェスを挟みつつ、昨日から名古屋大阪京都滋賀と周り、11月に東京に帰ってくるコースです。
で、今日は大阪でライブだったのでそのまま泊まっています。
そんな旅を共にしているメンバーの話を少しさせてください。
まずはおなじみ、うちのリーダー兼ドラムの清水くん。
彼は真面目で頑固で不器用でサイコパスです。
なんか基本険しい顔しています。けど大体なんも考えられていません。
人一倍努力家で本当に朝から晩までビートを刻んでるらしいです。(最近、それの証明のためにツイキャスを始めたようです、僕は見ませんが見てあげてください)
彼の動きや考えは奇怪すぎて全く読めませんが、とりあえず信じてついていっています。腐れ縁だし。
で、次はギターコーラスのはたちゃん。
僕の弟です。
バカでお調子者で自分勝手ですが、優しくて素直な子です。
本当に音楽が好きで、いわゆるオタクですが、そんな一面も含めて頼れるメロディーメーカー。
はたっちらしいギターを弾いてくれて、僕はギタリストとしても同時に尊敬しています。
で、次はベースかねやんさんです。
仙人って勝手に命名したのですが、彼は無口で柔らかな雰囲気を全身から醸し出しています。
ただ同時に強かな情熱も持ち合わせており、ベースを弾きだすとそれがブワッと出てくる。その瞬間がとても偉大。
キチッとした性格なので色々な部分で頼らせていただいてます。
また補足ですが意外と声が高いです。
で、次はよこよこ。
マネージャーです。
高学歴です。
気性が荒いと同時になんか僕には到底思いつかない悩みですこぶる悩んでいます。
ただ計画から僕らの指導、服装やパフォーマンスなどあらゆる面でサポートしてくれ、バンド活動の基盤となっています。
次はあみちゃん。
スタッフです。
最年少らしく元気��、いつもなんか楽しそうです。でもSNSでは辛そうです。
彼女はムードメーカーで落ち込んでる時は大体助けてくれます。
そして手先が器用でイラストも描いてくれます。ちなみに2nd Singleのジャケの消しゴムはんこは彼女の作品です。
最後はひろちゃん
写真家です。
いつもアー写からキミに口づけをのMVからライブ写真まであらゆる作品を撮っていただいてる方です。
超アイディアマンで、僕の気付かない意見をくれるので一緒にモノづくりをしていていつもとても楽しいです。
また僕らの目指しているバンド性をちゃんと汲み取ってくれていて、それが写真で表現してくれていて、本当に頭の上がらない存在。
是非一度彼女の作品を見に行ってみてください。僕は写真が好きになりました。
以上計7人でツアーを周っています。
もちろん行く先々でいろんなことがあって一喜一憂ありますが、現地でしか会えない人、そして四六時中一緒にいるからこそ見えてくるメンバーとのグルーヴを大事にし、日々成長していこうと思っています。
なのでこれからのサンウェイをどうぞお楽しみに。
以上
越野和馬
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今日は中身の無い話です。
2018.09.19
at Tokyo.
ここ1カ月くらいの間、朝起きる度に喉が痛くなっていた。
朝起きた時が最高潮で夜に向かうにつれ徐々に治っていくわけだけど、また次の日目を覚ますと前の日と同じように痛いのだ。
参っちゃうよなぁ。
健康を害することって意外とダメージがでかい。
それは自他共にね。
コンディションが悪い時、もう何をやってもうまくいかない気がするし、実際うまくいかない。
そんな日が続いたりすると人の優しささえもうまく受け取れなくなる。
もう何とも救いようのないアホウになってしまう。
その後、激しく後悔して「もう二度とやるものか」なんて思うのだけれども、気付いたらまた繰り返してしまうのだ。
困ったものだなぁ。
まったく。
そんな僕ですが、実のところ「日課」というものがあります。
それは所謂「朝活」です。
バンドマンらしからぬ、そして前談の内容とは極限まで対象的なヘルシーワードだけれども(笑)
僕はこの朝活を毎朝やらないとモヤモヤしてしまう。
なので毎日やってます。
じゃあ具体的に何をやってるかと言うと
①朝起きた直後。僕を覆っている布団を、蹴飛ばしてベッドから完全に離れたら「今日はいい日」
という占い。
②筋トレ(タバタトレーニングというやつ)
③逆立ち(前は毎朝動画あげてたけど、なんかアホらしくてやめた)
この3つ。
これをかれこれ4年くらい続けています。
そうすると大体この朝活で今日の体調とかが分かるようになってきて、すごく良いのです。
いつかライブでこの朝活の説明をしようと思ってたけどなかなか機会がない(というかライブのMCになると頭真っ白になる)ので、ブログにて。
んでここ1カ月はそもそもこの朝活が身に入らないほど喉が痛くて、逆立ちしながら咳をして唾が逆流して鼻に入ってきて涙出てくる(それでも逆立ちはやめないメンタル)くらいキツイ。
なので病院行ってきました。
当分安静にします。
こんなに不調が引きずるくらいだったらさっさと病院に行くべきだったな。
やっぱその道のプロに頼るべきだ。
以上
越野
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ナツドキ2018を終えて
2018.09.09
ナツドキ2018 at下北沢
無事終演致しました。
ここまであっという間だったのか、長かったのかよく分からないけれど、終わってみるとあっけらかんとしたものです。
「ナツドキで夏を終わらせる」と言い切ったからなのでしょうか、すっかり辺りは秋の匂いがしていて夜風が肌寒く感じています。
それが嬉しくもあり、ちょっぴり寂しくもあります。
思えば1年半前、バンド活動が路頭に迷っていて何も分からずフラフラと活動を��ていた頃に、イベント企画の話を頂きました。
それでどうせイベント企画をするならフェスをやろうということでナツドキは始まったのですが、このナツドキを通して本当に様々な苦難がありました。
というかイベント企画なんてほとんどした事ないし、むしろメンバー誰もやったことない状況なので、心は折れ続け、原形が無くなり、修復不可能になるほど粉々に粉砕してしまったこともありましたが。笑
ただそれでもみんなで励まし合い開催できたこと。
そして何より、このナツドキというイベントで本当に多くの出会いがあった事こそが僕にとっての財産。
そう思っています。
スタッフとして当日まで汗を流してくれた、せりかちゃん、まつたくさん、れいこちゃん、りくと、大間知さん、さとこちゃん、さのっち、みちさん。
本当に本当にお疲れ様でした。
ありがとう。
クリエイターという立ち位置でこのフェスのアイデンティティとなってくださった、はせぴー、きえさん、トビーさん、松田さん、三上さん、マシューさん。
ナツドキ��可能性を広げてくれて本当にありがとう。
当日の撮影チームとして、あの猛暑の中走り回ってくれた、ひろちゃん、しみずさん、山木さん、わんころさん、松田さん(二度目の登場)。
暑い中、本当にありがとうございました。
出演という形で各会場を大いに盛り上げてくれた、Garage Dog、arca、lucie,too、3rd Nova、kawaru gawaru、プラクオ、UNFOLDS、トコジョーズ、Basement Side、Pororoca、リザゲ、kalff、ロロアンドリープス、インディアカヌー、トラベリング、笛木くん、ラブミーズ、ハングオーバー、ラブラブズ、りはなさん、もえこさん、桑島くん、あんでぃさん、中村のさきぴょん、ほとけちゃん、孝信さん、DJ春菊さん、ひろろさん、じゅんのすけ、アンディモリナイトイントーキョー。
皆さん無しではこのイベントは成立しませんでした。
僕らの想いを快く受け入れ、共に戦ってくれたことにとてもとても感謝しています。本当にありがとうございました。
これからも共に戦っていきましょう。
イベント開催にあたり、マップやTシャツなどビジュアル全般を担当してくれたあきちゃん(あきさんぽさん)。
いつも本当にありがとう。可愛くて癖のある感じがあきちゃんのイメージにぴったりです。りんごジュースも美味しかったよ。
holicのスタッフさんおよびヒギシさん。
いつもいつもワガママばかりの私たちに真摯に対応してくださり、助けてくださり本当に感謝しても、し尽くせません。
ありがとうございました。必ず恩返しします。
モナレコードのスタッフさんおよび伊藤さん(はじめちゃん)
音楽食堂のスペース問題等も含めいつも迅速に対応していただき本当に助かりました。
本当にありがとうございました。10連勤お疲れ様でした。
協賛してくださった店舗の皆様。ありがとうございました。
Sunday is Wednesdayとして戦ってくれた大輔、はた、かねやんさん、よこよこ、あみちゃん、ひろちゃん(2回目)。
またここから始めような。
そして何より、ナツドキに来てくださった全ての皆様。
本当に本当にありがとうございました。
皆さんと心を通わすことができてぼくは幸せです。
ぼくが心から良いと思っているものを、詰め込んだイベントがこのナツドキでした。
きっと楽しんでいただけただろうと信じています。
さて。
これからまた何をしようか。
どんな曲を作ろうか。
どこに向かおうかな。
僕は、風の吹くまま気の向くままに一歩ずつ信じた道を歩いて行こうと思います。
またどこかで一緒に心通わそうね。
以上
越野和馬

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ナツドキまであと3日です
2018.09.06(thu)
僕の夏の終わりはいつも決まっていた。
「SWEET LOVE SHOWER fes」というフェスに行き、たいそう泥んこになり(このフェス行った人は共感できるはず)、エンドロールと花火を見たのち車の中でフジファブリックの「若者のすべて」をみんなで熱唱する。
これが僕の夏の終わり。
数年前までは。
いつしか一緒に行ってくれていた仲間たちも離れ、今ではその風習はすっかり消え失せてしまっている。
僕には9月の曲があって、年に一度、9月の弾き語りライブの時だけ歌っている。
今年はその弾き語りライブさえ、予定に無く、この曲を歌うこともないだろう。
まぁでもその曲はまさしく秋の曲で、僕にとっては9月は秋真っ盛りだった。
じゃあなんで9月に、つまり秋に「ナツドキ」をやるんだい!
って話になるのだけれど、これはね端的に言うと「今年は夏を終わらせたくなかった」という理由なのです。
そう完全なる僕のワガママ。笑
僕は、クライマックス感がすごく好きで、終わってしまう悲しみと終わったという達成感と入り混じってるあの感じにとてもエネルギーを感じるのです。
みんな終わりに向かうくせに終わり際は終わりたくない。そのこじらせ具合がすごく人間的でいいなぁと思うのです。
で、上述の通り僕にとって9月は秋になってしまうのですが、そこを夏に踏ん張ってもらってもう少しだけ「夏の終わり」を感じてほしい。
てか感じたい。笑
と思ってこの日時にしました。
ということで、あと3日で今年の夏が終わります。
僕が責任を持って皆さんの夏を終わらせます。
ナツドキ。一緒にドカンと盛り上がりましょう。
さらば
越野
photo by 東海林ひろ

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8月の終わりと9月
2018.09.01
昨日までの陰険で邪悪な熱気が夏だとして、今日はなんだかとても爽やかな熱気だ。
昨日までそこらに浮遊していたこの世の熱を食い尽くしたキナ臭い光化学スモッグが、一瞬にして消え去った。
そんな気分��。
ところで一昨日、8/30は下北沢ReGというライブハウスでライブがありました。
何度か出た事のあるハコだし、週に一度は足を運んでいる下北沢という街であるにも関わらず、俺はなんだかとても「慣れた土地」感が無かった。
そわそわしていた。
駅南口からBASEMENT BARに向かう途中、必ず入るセブンイレブンも、いつもチャリを止める駐車場も、あの王将も。
いつもとはなんか違った気がした。
あの感じはなんだったんだろうな
ところで、先日松田大輔さんという写真家の方の作品「ただ生きているだけで」のモデルをやらせていただきました。
この作品は、事前に「ただ生きているだけで」のあとに続く言葉をモデルの方が考えて、それを基に撮影していくというスタイル。
言葉を大事にし、「伝える」という行為に重きを置いているからこそ出来る素晴らしい作品。
この撮影の前から「生きる」とはみたいな漠然とした内容について、割と悩んでいる。
何をもって「生きている」ことになるのかも曖昧。
「生命」を感じること。
「死」を感じること。
意識しないとなかなか感じられない。
でも意識するとそれが単純でないことに気付かされる。
とかく人間の生命には。
それはきっと感情とか気持ちとかっていう「人間味」ってのが存在しているからで、それが無い時に「生命」を感じられないことが往々にしてあるのです。
とまぁ、長々と書いたのだけれど、一応この松田さんの作品の中で、僕なりの「ただ生きているだけで」に続く言葉を積むんでいます。そして松田さんの大いなる力により素晴らしい作品にしてくださいました。
ほんとうにありがとうございました。
どうやら今日は雨が降るらしい。
カレーでも食べに行きますかね。
Vo.こっしー
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アンディモリナイトイントーキョーに出演して感じたこと。喋る越野。
2018.08.19(sun)
渋谷UNDERBARさんにてアンディモリナイトイントーキョーというイベントに出演させていただきました。
このイベントは今や伝説のバンド「andymori」のファンイベントです。
とは言っても、andymoriの楽曲だけじゃなく、キテる邦楽をバシバシとDJさんがキメてくる。
もはやこのイベントに来れば今の邦楽シーンが分かるんじゃないのか!というイベントです。
もちろん大前提として皆さん本当にandymoriが好きな方達の集まりなので、その方々の前でコピーさせて頂くのはとても緊張でした。
でもみんな温かく���優しくて、嬉しかった。
聞いて来れた方々、本当にありがとう。
なんかね、当日、現地行く前にイベントについて調べてみたら、このイベントってもう6回もやっているみたいで、しかも大阪でも開催してたりするイベントみたい。
で、今回もチケットソールドだったからすごい規模のでかいイベントだなぁって思ってて。スタッフすごいいっぱいだろうなぁ、緊張するなぁとか思いながら現地に向かったわけです。
そしたら実際、計6人くらいのスタッフさんで。
みんなで協力しながらワイワイガヤガヤ準備していて、文化祭みたいですごくワクワクした!(その時の様子は動画をご覧ください)笑
最初から最後まで皆さんが優しくて、それがイベント全体の空気になって、お客さんもすごく優しくなれていて(僕も)、愛の力ってすごいなぁと感嘆しました。
出演できたこと、あの場にいさせてくれたこと、あの場で出会ってくれた全てに感謝です。
本当にありがとうございました!
俺も愛の伝わる人間になろう。
越野
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ツアー初日が終わって。
2018.08.07
End of the HEISEI Tour 1st day.
無事に終わりました。
来てくれた方、声をかけてくれた方、共演者、会場スタッフの方、そして一緒シャカリキに頑張ってくれたサンウェイチームのみんな。
本当に本当にありがとう。
今だから正直に言います。
あまり公の場でこんなこと言うのは良くないかもしれないのだけれど。
僕はここ2ヶ月、だいぶギリギリの状態でした。
何も先の事が見えなかったし、不安しかなくて何度も何度も途方に暮れていた。
周りの世界は目まぐるしく先へ先へと進んでいるのに僕だけ立ち止まっているようなそんな気分。
それはまるで平日のオール明け、通勤ラッシュに逆行して家路に帰る時のあの感じにとてもよく似た感覚。
チームが進化しなきゃいけないタイミングで、自分が何かにつけ一歩踏み出せていないこと。
いや、というか一歩踏み出す勇気がなかった。
もし踏み出す方向を間違えたら?
もし踏み出した時にみんながついてきてくれなかったら?
そんなこと考えてて、踏み出せずにいた。
そんな状況が続いた2ヶ月でした。
正直、正解なんて何も分からなくて怖くて怖くてバンドを続けることすら放棄しようとも思ったのだけれど、そんな時にギターのはたっちとベースの仙人さんがサポートで入ってくれ、本当に色々と助けてくれた。
��めて4人でスタジオに入って、緊張しながらも自分たちの曲「キミに口づけを」を合わせた時に「あぁやっぱり俺には音楽しかないんだな」って再確認できて、その時に一歩踏み出す勇気が持てたこと、あの感覚はすごく大事にしています。
それがほんとここ2週間前くらいの話。
そこからライブまで、ただがむしゃらに頑張った。不安を拭い去るように猛烈に。
そして8/7のツアー初日をむかえた。
そんな2ヶ月。
いつもMCはアドリブで(これ本当にいつも怒られるので、そろそろやめます)、その場で思ってることを言っているのだけど、でもいつも本音の本音であの時のタイムマシンの前のMCも、きっとあの場所、あの心境、そして目の前で聞いてくれている一人一人がいなければ言えなかった言葉。
僕はあの瞬間、やっと「一歩踏み出せた」と実感できました。
Sunday is Wednesdayのフロントマンとして、これから未知の世界へ飛び込んで行きます。
不安はいつまででも消えないし、萎縮してしまうことも多々あるけれど、
僕には今、大切なメンバーがいて、猛烈に支えてくれています。
だから、歩みは止めずどこまでも突き進んでやろう!
そう決心しました。
それが今の越野和馬です。
よし、無限の彼方へさあ行くぞ

(photo by SHOJI HIRO)
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ナツドキ というフェスを自主開催するのです。
Vo.こっしーです。
東京の本日はまさに「これぞ台風一過!」と言わんばかりのあっ晴れでしたが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
ぼくは案の定、暑さにやられてずっと半目で外を徘徊する羽目になりました。
アツイノコワイ...。
まぁそんなことはさておき。
表題にもある通り、今年も例年通り「ナツドキ 」というフェスを開催致します!
しかもなんと4会場+8店舗という史上最強の規模。
自分でもまだこれがどれだけすごくなるのか想像がつかないのです。
ただただ、未知なる者への探究心というか、単純に「面白いこと」への追求がぼくらを突き動かしてること。それだけは自明なのですね。
ぶっちゃけ、フェスとかイベントとかを主催するのってむちゃくちゃ大変です。
ブッキングから場所抑えたり金の計算したりモノ���ったり宣伝したり、、。
時々、「なんでこんなことやってんだろ、、?」とか思って凹むんだけど、よくよく考えたら自分で蒔いた種なんだよな。苦笑
みたいな感じで自問自答しています。
だからライブハウスのブッカーさんとか、どっかの会社の企画の人とか、イベンター、ディレクターさんとか本当にすごいと思う。頭が上がりません。
とまぁ、イベント主催するのって本当に大変なことなんですが、ぼくはイベントを開催します。
それはやっぱり単純に「面白いから」。
この世には色んな人がいて、色んな個性があって色んなカラーがある。
言語とか肌の色とかが一人一人違うように、物事に対する想いとか、その想いの伝え方とかが違っている。
ただその違いというのが、人それぞれとても自然なことで人に生き付いている。
そんな色んな「違い」を間近で感じられる瞬間、体感できる瞬間、そしてそれを自分の中の自然界に浸透させていく、その潤いに「生命力」みたいのをすごく感じるのだ。
生き生きしてる!活き活きしてる!
それがぼくにとって「面白い」というものに取って代わる。
それを常に実感したい。
そしてみんなにも実感してほしい。
「こんな世界があるんだ!」と感じてほしい。
そんな世界が連鎖していけばいい。
そんなことを思ってのナツドキです
(長くなりましたw)
このブログを見て「またこいつ意味わからんこと言ってんなぁ」
とボヤいたそこのあなた。
とりあえずナツドキに来ればぼくが言ってる意味が分かるはずだ!
以上
こっしーでした!
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レコーディングをしてきました。
2018.07.17 20:55
Voのこっしーです。
私は今、大宮にいます。
埼玉の大宮市。
多分4年前にビバラロックに行った以来、大宮駅には来ていなかったです。
大宮駅の近くのハマグリのラーメンが美味しくて忘れられない。
そんな街です。
さてなぜ私がその大宮という街にいるかと言いますと、ズバリ
レコーディング
です‼︎
(どこからともなく歓声が聞こえて来た!「キャー!!(ギャルの黄色い声援)
ピュー!(口に指突っ込んで鳴らすアレ)
ボーーーー!(ブブゼラ)」)
.
.
.
.
.
.
.
はい。
レコーディングで大宮まで来ていました。
バンドマンにとってはレコーディングとは
大事な大事な作業です。
「音」というただの空気の揺らぎを表現媒体とする我々バンドマンは、基本的に目に見える「モノ」を創り出すわけではない。それをデジタルというなんとも謎めいた、存在によって「録音」して、可視化してパッケージングして「モノ」としてしまう。
そしてその「モノ」は、我々にとって命のようなものになる。
あるときは自己PRする「名刺」となり
あるときは自分達を楽しんでもらう「CD」となり
あるときは誰かから誰かへの「プレゼント」となる。←実際このシチュエーションはバンド冥利につきる。
そうなのです。
レコーディングは本当に大事なのです。
だから、マジで緊張するし神経すり減る。
「なんでこんなとこで?」みたいなとこで普通にミスるし
一回ミスるとなんか分からんけどミスり続けるし
自分の技術の無さも露呈するし冷や汗止まらないし。
本当に大変。
でもでも、そうやって苦労したからこそ、出来上がったその「モノ」は我が子のような愛着があるのです。
モノづくりには必ず誰かの創作愛が詰まっているものなのだ。
だからどれだけ偉くても強くても誰かのそれを否定することなんて出来ないはずだと僕は思う。
ちょっと話は逸れたけれど、とにかく本当にいいモノが出来そうだ。愛が溢れてる。
楽しみにしててね。
そして次大宮来たらハマグリラーメン食べに行こう。
こっしー
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埼玉レコーディングの旅へと出ていましたドラムの大輔です。 今回のレコーディングも非常に大変でした、、 改めて自分と向き合う機会となりました ドラムの練習方法を今回で改めて見直しました 自分にはすべて足りていない 知識について、 どういうフィルインのバリエーションがあるか、リズムパターンはどんなものが曲にあっているか、その引き出しをどれだけ持っているか、 そういう技術ではない部分 技術、 クリックに対して正確に刻めているか、キックのコントロールはできているのか、強弱をつけることができているか、 などなど挙げるときりがないほど! でも、前だけ見て頑なに取り組む! 僕は器用な人間ではないので、目標を持って決めた練習を毎日欠かさずやる意外の近道はないとしっています ・観た人の印象に残るドラマー ・聴いている人が自然と体を動かしたくなるような演奏 ・各楽器隊から、頼りにされる存在、技術力 かなり抽象的ではありますが、ここに向けて1つひとつのことを地道にやっていきます! 既に周囲のドラムやっている人からは遅れをとっている だから1日1日大切に、トレーニングに打ち込みます。 8月初旬には、半端ない成長をとげた姿をみせます! 宣言!! アドバイス、助言をいつもお待ちしております^_^ ドラム 大輔
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梅雨の間の晴れ模様。僕の音楽を「意味分からん」と吐き捨てたキミへ。
こんばんわ、こっしーです。
梅雨のジメッたい空気で気が滅入る。
というかウチが梅雨にめっぽう弱く、なんと、部屋のあちらこちらにカビが発生しています。
いつか目が覚めたら全身カビだらけになってるんじゃないか。
そんなレベル。
それはさておき。
先日、6/9のポニーキャニオンさんのイベントにて。
1stシングルが完売した。
買ってくれた方、ほしいと言ってくれた方本当に本当にありがとう。
最後の一枚、渡すことが出来た時、本当に嬉しかったなぁ。なんか大げさかもだけど、並大抵の言葉だけれども、僕を必要としてくれてありがとう。そんな気持ちでした。
ジャケットにしているあの場所は僕ら3人が初めて出会った場所でした。
あれから幾月がたって、こうやってまだ音楽をやっていれていること、本当に奇跡のような事実だなとしみじみです。
僕が音楽を通して伝えたいことは一つだけ。
「真っ直ぐな人であれ。」
たったこれだけです。
そして自分が「真っ直ぐな人」でいられる場所が音楽でありライブ。
だからこうやって僕が体現することで、そんな人間が1秒でも増えたらいいなと願っています。
散々笑われて散々冷やかされて、なんか世間知らずのばか野郎扱いされて。
いちいち��んなんにキレるのも傷付くのも��きた。
僕は真っ直ぐに音楽と向き合い、音楽の力を信じて、音楽で生きていこうと思います。
sunday is wednesdayはまだまだ駆け出したばかりだけど、ここに小さな小さな決意表明を。
以上、こっしーでした
p.s.次のバンドライブは6/18でトラベリングのリリイベだよん

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「急にパフェ食べたくなる時ってありませんか?」 どうもドラムをやっている大輔でふ! 最近ツービートと真っ向勝負しています! あれはBPMが早くなるに連れて難しさが増していきます。 どんどん遅れてきます。 ただ、これが決まった時の気持ち良さといったら、、、 これだからドラムは楽しいですよ;-) そんなツービートをフンダンに取り入れた新曲がもう間もなく、もう間もなく、完成いたします!! 乞うご期待!! これはサンウェイを代表する曲になる気配が満載の曲!! ドラムの話を少ししますと、 最近、色んなトレーニングをするようになりました。 重りをつけてみたり、長時間20分以上同じことやり続けたり、変わってきております。 そして、なにか自分の中でひとつレベルアップしてきたような気がしております。 (まだまだだ!という声が聞こえるとはおもいますが、、、)着実にレベルアップしている!しかし、ドカンっとここでレベルアップしないと!という焦りもあります。悩まずやれよ、やれば分かるさ精神で叩き続けます。 そして、気持ちの面でもより一層自覚というか、このバンドを支えるのは、自分だ!!という感覚が強くなりました。これは色んな対バンみたりして悔しいと思ったり、自分の気持ちの変化だったり、環境の変化だったり様々ですが、とりかく変わっています。 今周りのドラマー全員ごぼう抜きするぞっ!! そして、イチから地道にやればできることを証明しよう!! だから、twittetチェック毎日よろしくっ!! 近々youtubeチャンネル��開設しまーす!! 大輔
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生涯孤独なのだ。 こっしーです。 こんばんわ、水曜日。 最近急に暑くなって、裸族の私にはつらい時期になってきました。 そうです、裸族にとって冬より夏のがきついです。 なぜかって? 汗を吸収する媒体を纏えないから! 肌着ってすごいんですよ。 そんな前置きはおいといて。 「孤独」の怖さについて話がしたいので、します。 僕は「孤独」が嫌いです。 きっと生まれてきた瞬間はたくさんの人に囲まれていて、みんなに注目されていた。 生まれてちょっとしてからもずっとそうだっただろうと思う。 だんだん歳を取るにつれ、それが少しずつ少しずつ薄くなり、ある時から逆に目立つ事が嫌になり(目立ちたがりではあったが、人の目を嫌うという小難しいお年頃)、その頃から「孤独」を感じるようになった。 「孤独」の中はいつも暗い。 「孤独」の中はいつもジメジメしていて空が霞んでいて、そのくせ外の世界が良く見える聞こえる。 「孤独」の中にはもちろん自分だけ。 昔、どこかのバンドの曲で一人ぼっちは寂しいけれど、みんな一人ぼっちなら寂しくない。 なんて歌詞があったけど、そんな事思った事がない。 俺は寂しい。 「孤独」に苛まれて、自分を憂い他人を憎み過去を思う。 そんな「孤独」が嫌いです。 ここ最近まで、そいつは人生を歩く上でハマってしまう「落とし穴」のようなものだと思っていた。 誰かが仕組んだ落とし穴にハマってしまった運の悪い自分がそこにいる状態、事故。それこそが「孤独」だと思っていた。 けどきっと本当はそんなんじゃなく、自分がせっせと「落とし穴」を作って飛び込んでいる状態なんだと思う。 色々な事から逃げて隠れて、でもそんなこと認めたくないから「落とし穴」に落ちてるフリをする。 そんな状態。 恥ずかしながら俺は時々「孤独」を感じてしまっている。 今だってそうだ。 生涯この孤独と向き合っていくことになるだろうな。 それはきっと、弱い自分と向き合うことだし、そんな自分と共存すること。 とはいえ孤独にはなりたくないので、常に誰か��一緒にいたいです。 誘ってくれたらどこまででも行きます。 誰か僕を誘ってください。 こっしー
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