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#カセ鳥
yumie-morohoshi · 4 years
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やまがたり-出羽國如月独り旅
旅に出る場所。
私は寒いのが大の苦手、という理由だけで
それまでは、自分の生まれ育った関東より西南の、どちらかというと温暖な地域に偏っていた。
真冬の北国だなんて、聞いただけで寒気がしてきていた。
ところが、である。
たまたま近所のカフェで何気なく手に取った、写真家・シャルル・フレジェの写真集「YOKAI NO SHIMA」の中に
藁でできた衣装を身に纏った人たちが、踊り回っている場面を見つけ
なんだこれは・・・面白そう、観に行きたい、という気持ちが頭をもたげてきた。
山形県上山市で毎年2月に行われる民俗行事「カセ鳥」。
寒いの嫌だ、と常日ごろ口にしていた私は
2019年の年明け、生まれて初めて、ユニクロの「ヒートテック」なるものを新宿まで買い求めに行き
「ヒートテック」なる繊維が生地に織り込まれている靴下と肌着を手に入れた。
それまで、ヒートテックというものがどういう形状をしているのか、まったく想像がつかなかった。
東北へ足を運ぶのは人生2度目、10年ぶり。
銀座にある、山形のアンテナショップの観光案内でバスの時刻表や地図をもらい
旅の相談をした。
まずは、昔ながらの旅館の外壁に鏝絵が施されているという銀山温泉。
翌日にちょうど、カセ鳥が行われる上山温泉。
2月の初旬、新幹線「つばさ」に乗り込んだ。
那須塩原を過ぎたあたりから雪が舞い始め、福島では止み
その後、また雪が深くなっていった。
新幹線といえば、東海道新幹線ばかり乗っている私にとって
山形に近づくにつれ、くねくねとカーブを描いてゆっくり走行していく新幹線はとても新鮮だった。
最初の目的地、大石田駅に到着。
もう雪が人間の背丈ほども積もっていて「わあ」と驚く。
シーズン中とあって、銀山温泉行きのバスを待つ人はかなりの長蛇の列で、当然バスの中はぎゅうぎゅう詰め。
入口近くで、なんとか足を踏ん張って30分強の道のりをやり過ごす。
銀山温泉は観光客でなかなかの賑わい。
共同浴場があるようだが、さすがにシーズン中は地元住民限定、と張り紙がしてある。
こんなに観光客が押し寄せてしまったら、昔から住んでいるかたがたは大変だろうなぁ、と思いを馳せた。
本日の宿は天童温泉。
そのまま銀山温泉に泊まればいいのに・・・とお思いかもしれないが。
あろうことか、観光案内でいただいた宿リストの上から順に電話をかけていき、シーズン中の一人客という理由で、見事にすべての宿からお断りの返答をいただいたのであった。
致し方あるまい。
もちろん銀山温泉周辺もかなりの寒さなのだが
日が落ちて、すっかり暗くなった天童の街を歩くと
しんしんと身体の奥まで染み渡る冷たさ。
スマホの地図の温度表示はマイナスを指している。
翌朝、かみのやま温泉へと向かう。
上山の街はこぢんまりし、昔ながらの建物がそこかしこに残っていて
どことなく、親しみがもてそうである。
高台にある上山城まで歩いたり、とにかくうろうろして
なんとなくの土地勘を掴む。
ここ良さそうだな、となんとなく目星をつけたカフェで
1人でも入りやすい、おすすめの夕食どころを尋ねる。
教えていただいた小さなご飯屋さんでは、年配の女性が温かく迎えてくれ
郷土料理の一つ、お麩を揚げたものをいただいた。
次の日。
いよいよカセ鳥の執り行われる当日。
上山城で祈願式が行われるのは朝10時からだったが、私はワクワクして待ちきれず
9時から敷地内にスタンバイし、着々と準備が進められる様子を眺め、関係者がやってくるのを待ち構えていた。
まず最初に、カセ鳥に扮する若者(だけではないと思うが・・・)が
頭に手ぬぐい、上半身裸(女性はタンクトップ)、ショートパンツにわらじを履いた姿で、お城の建物の前の石段にずらりと並び
一人ずつ順番に出身地と名前、カセ鳥に参加した回数を言っていく。
「埼玉県出身、○○ ○○、10回!」と参加者が声を上げるたびに、周囲から拍手や笑い声が起こって
それがまた一層、私たち見物客の心をワクワクさせるのだった。
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その後、若者たちは「ケンダイ」と呼ばれる、藁でできた蓑を頭から被せてもらい
何グループかに分かれて、街へと下りて行く。
私も迷わず、第一陣のグループのあとをついて、街へと下りる。
しばらく歩き、街の交差点のように少し広くなっているところへ差し掛かると
先頭にいたおじさんが、スピーカーで
「カセ鳥さまのーお通りだー!」と声を張り上げたのを合図に
ソレ カッカッカーのカッカッカー
カセ鳥 カセ鳥 お祝いだ
商売繁盛 火の用心
ソレ カッカッカーのカッカッカー
と、カセ鳥たちが声を揃えて囃し立てながら
輪になってユーモラスに踊る。
彼らが踊っているとき、街を練り歩いているとき。
住民たちは構わず、彼らに柄杓やらバケツやらを使って水をかけまくる。
カセ鳥たちは黙って受け入れる。
いや、むしろ自ら進んで水をかけられに行く、という方が正しいだろうか。
当日、雪でも降っていたら、カセ鳥さんたちはさぞかし辛いだろう・・・と思っていたのだが
幸い、穏やかに晴れ上がり、寒さもそれほど厳しくはなかった。
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周りで見守る地元住民も、カセ鳥に扮した面々も、私のように後をついて回る見物客たちも
みな、満面の笑みを浮かべている。
藁の衣装を纏っていないにしても、まるで自分がお祭りの主役の��員になったかのような
一体感、高揚感を身体に感じつつ、結局正午くらいまで、ずっと一緒になって街を歩き回った。
しかし---さすがに、ずっと歩き通しではそろそろ空腹を感じる時分に差し掛かった。
一段落したタイミングを見計らって、駅から40分あまり歩いたところにあるドーナツ屋さんを目指した。
カセ鳥を追って歩き回った上、さらにそこそこの距離を歩いたものだから
店に辿り着くや否や、空腹に耐えきれず、普段どちらかというと少食ぎみの私が、気づけばドーナツを4つも注文しており
お店のかたが「大丈夫ですか?」と面食らっていた。
案の定、3つ目を食す頃にかなりの満腹を感じたため
残りの1つは持ち帰りにしてもらった。
そして、空腹だけではなく---もう一つの危機感を覚えることになる。
カメラのフィルムの残り、である。
カセ鳥の活躍っぷりを余すところなく捉えたい、と意気込んで撮影し続けるあまり
フィルムの残が心もとなくなっていた。
ここはほぼ土地勘のない東北、山形・・・
上山は大都市というほどの規模ではないから、フィルムを置いているお店がまったくない、という可能性も十分ありうる。
とりあえず足で探すしかない、とばかりに
近くのコンビニ、土産物屋、写真館などをあたってみるが、手応えはないまま。
どうしよう・・・と焦りばかりを募らせていた、のだったが。
あれ?
そういえば・・・駅のすぐ近くに、レトロな佇まいの写真屋さんがあったよな・・・
もしかしたら、あそこなら、置いてあるかもしれない・・・
どきどきしながら、ドアを開ける。
左手のショーケースには年季の入ったカメラ(おそらくフィルムカメラなのではと思う)が数台並び
年の頃が私と同じくらいか、少し若いくらいのお兄さんが正面のカウンターに立っている。
「フィルム?ありますよ!」
やった!
鹿児島・枕崎に次いで、ここ山形でも運良く命拾いをしたのであった。
お祭りがお開きになる15時ごろ、一連のカセ鳥たちが一斉に駅前の広場に集まって
カッカッカー、カッカッカーと締めの踊りを披露する。
カセ鳥役の若者たちが、次々と藁のケンダイを頭から脱いでいく。
役割を終えたケンダイは軽トラに無造作に放り込まれ、そのままどこかへ持って行かれてしまった。
名残惜しいけれども、終バスに間に合うよう、次の目的地の宿に向かわねばならない。
在来線のボックス席に腰掛け、どこまでも広がる雪の積もった平野を眺める。
夕陽が薄く差してはいたが、雲は厚くたれ込め、真っ白い畑の向こうに数軒の家がぽつぽつ見える。
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もし私が、こういう雪国に生まれ、生活していたとしたら・・・
なんとなく、気分が塞いでしまうのではないか。
ここに住むひとたちは、厳しい環境下にあっても
それなりに日常を愉しめているだろうか・・・
地元のかたには失礼極まりないかもしれないが、そんなことをぼんやり考えていた。
17時ごろ、米沢駅に着き
白布(しらぶ)温泉行きのバスに乗り込む。
この温泉地は、たまたま銀座にある山形のアンテナショップの観光案内でお薦めされ
当初、訪れるつもりはなかったけれども予定に組み込んだ地である。
バスは、すっかり暗くなり、灯りも差さない山道をくねくねと進んでいく。
ほんとうにこんな山奥に、温泉なんてあるんだろうか・・・
バスには乗客は私一人しか乗っておらず、道中不安で心細くて仕方なかったが
バス停に着くと・・・ほど近いところに門柱があり、男性が懐中電灯を持って待っていてくれた。
すっかり雪の積もった石段を下る。
「足下、気をつけて下さいね」と懐中電灯で照らしてくれた。
なんて温かい心遣いなんだろう・・・
宿の入口を入ると、正面に囲���裏のある和室があり
女将さんが、甘酒を振る舞ってくださった。
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それまでの不安は一気に払拭され
温かな感謝の気持ちでいっぱいになった。
宿はなかなか年季の入った建物だが、丁寧に手入れされている。
当日は祝日で、翌日が平日だったからか
宿泊客はあまりおらず
大浴場も、利用した際は私一人だけだった。
こんなに広々としたお風呂や空間を独り占めしてよいものか…
少々戸惑いながらも、仄かな白熱灯の灯る空間の湯船でゆったり身体を休めた。
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翌朝。
せっかくなので、露天風呂に入ってみようと思い立ち
大浴場の隣の、簡易な脱衣所の引き戸を開ける。
やはり、今日も誰もいない。
屋外に出てみると
予想通り、身を斬るような冷たさが全身を襲う。
しかし、ひとたび湯船に身を沈めると…
筆舌に尽くし難いほどの幸福感、安心感。
辺りには雪を冠った針葉樹が広がり
時折、ばさっ、と音を立てて雪が雪崩れ落ちる。
そんな様子を眺めながら
ぼんやりと、朝の雪国の空気と、じんわり身体を包み込むお湯の温かさを膚で感じていたのであった。
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旅の道中、積もった雪を観るばかりで
あまり雪に降られることはなかったのだが
米沢の街に来たところで、しんしんと
けっこうな量の雪が降り始めた。
バスの便が悪く、お昼を食べようと思った喫茶店まで
駅から40分あまりの道のりを、降雪をかき分け歩くことになった。
米沢牛、と書かれた看板のお店を尻目に
橋を渡り、喫茶店へ。
お昼を食べて、また40分あまりかけて
駅へと戻る。
雪は勢いを衰えさせることなく、ただしんしんと降り続けている。
駅の軒先で、ふう、と一息つくと
いつの間に現れたのか、見知らぬご婦人が
「ねえ、ちょっと、雪払っていい?」と仰って
雪をサッサっと払ってくださり
そのまま、何も言わずに去ってしまった。
自分では分からなかったのだが…私はその時、全身かなりの雪まみれだったようである。
土地勘のない雪国で、住民と一体になってカセ鳥を楽しんだこと。
温かなおもてなしをいただいたこと。
思わぬ親切を受けたこと。
2月のこの思い出は、静かに穏やかに
いまも私のこころを暖かくさせる。
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h0z8 · 6 years
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年末見つけた'78「山形の顔」山形県観光物産課 カセ鳥がビニール紐らしきカラーでシャレオツでカッパ着込んでいる!花笠祭りひな壇15段くらい? #カセ鳥 #biddyboys #ひよっこ隊 #インボルク #celtic (ほづみせんい) https://www.instagram.com/p/BsPY21mHPTk/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=p08poxyznbqg
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aitayasuhiko · 8 years
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カセ鳥3 2017.2.11山形県上山市 #奇習 #カセ鳥 (Kaminoyama, Yamagata)
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yurupedia · 5 years
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本日は、山形県かみのやまイメージキャラクター「カセ坊」について。
山形県上山市の伝統行事「奇習加勢鳥(きしゅうかせどり)」をモチーフに誕生した。 愛くるしい瞳とミノをかぶった独特の風貌を武器にかみのやま温泉のPRに日々奮闘している。
https://w.atwiki.jp/yurupedia/pages/3268.html
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himanji · 6 years
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<奇習・カセ鳥>「カッカッカー」上山の伝統行事、今年で復活60年
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shibaracu · 5 years
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●ヲシテ = ホツマツタヱ + ミカサフミ + フトマニ
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●ヲシテ = ホツマツタヱ + ミカサフミ + フトマニ 神代文字は数沢山書いて来た。 アカシックレコード 久しぶりに見た名前だった。 数冊しか読んでないけど印象がきついものであった。 自分の住んでいる目の周囲のあらゆる所やあらゆる物に潜んでいる。 生物の体の構成要素と一緒で土の中や空気の中に存在しても簡単には触れないし 簡単に取り出すことも出来無い。 キット キリストが1杯のブドー酒と一切のパンからその場に居たものの総てに 魔法のように変換して与えた。 選ばされた人のみが手にして使えるもの。 昔 そんな事を思い出した。 私も選んで欲しいと願望した時期もあった。 遙か夢の中の思いだった。 現実の科学力では絶対に出くわさない。     ★ヲシテ - Wikipedia   https://ja.wikipedia.org/wiki/ヲシテ  ヲシテ(をして)は、ホツマツタヱ、ミカサフミ、フトマニで用いられているやまとことばを記す日本の文字。 ★ヲシテ文献 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/ヲシテ文献  ヲシテ文献(ヲシテぶんけん)は、ヲシテで記述された五七調の長歌体の古文書である。ヲシテ文献のことが「ヲシテ」と表現されることもある。 ★日本ヲシテ研究所   http://woshite.com/page1.html   ★縄文文字 ヲシテ を 復活!: 2010年1月 http://wosi.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-c0e5.html 2010/01/20 『古事記』の世界、とは、成り立ちが変わってくる「ヲシテ文献」の世界。 新作の日本歌曲も、たくさん作りたいです。 のちのちに、必要になると思うからです。           ・ ヲシテ文献で明らかになった、「日本」本来の清らかで明るい世界観を、 日本歌曲に纏(まと)めようとしましたら。 歌詞は、わたくし作としましても、 作曲は、専門の方にお願いせねばなりません。 歌は、また、専門の方でないと、うまく行きません。 先般に、『ホツマ縄文日本のたから』で、吹き込んで頂きました、 岡田征士郎さんの他のCDを聞いていまして、 きょうは、感涙にむせびちゃいました。 いい声ですね。   ★ヲシテ文献からの「国学」の再構築を為すべきこと。ヲシテ文字から ... http://wosi.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-62ce.html 2010/03/30 我が国の「日本」には、独自の文字がなかったと、 言われておりましたが、この、常識は間違いであった事が、 ヲシテ文字・ヲシテ文献の再発見によって、明白になりました。 日本語のソモソモの源流の「やまと ことば」は、ヲシテ文字の字形の イメージから構築がおこなわれていたことは、 『よみがえる日本語』でおおやけに広く公表しました。 ヲシテ文献による「本当の国学」を興す必要が出てきているわけです。   ★仮名使いの事。 ヲシテ時代から、漢字国字化時代への混乱の事。「yi」「ye」の事。 http://wosi.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-f8b9.html 2012/03/14 漢字国字化時代では正式文字は「漢字」でして、真名(真字)と呼んで、 仮名は格落ちに扱われていました。それで、仮名使いなんかには正確さを 期待もされないような状況でした。 とはいえ、和歌の筆記では仮名使いの表記法が切実でしたから、 藤原定家は「定家仮名遣(つか)い」を残しました。 「を お え ゑ へ い ゐ ひ」 の使い分けのルールでした。 当時、音韻の事、一般に用いられてたのは「いろは歌」です。 「いろはにほへと… 」音図表ではなくて丸暗記モノでした。   ★池田満 - Wikipedia    https://ja.wikipedia.org/wiki/池田満  池田 満(いけだ みつる、1955年 - )は、ヲシテ文献の研究家。 漢字以前の時代にさかのぼる、国語と歴史の研究家。 国学のヲシテ文献による再構築を目指している人物。   ★ヲシテ文献のおおよその全体的把握のこと。 直訳偽書族「秀真伝(しゅうしんでん)」の名称につきまして。 http://wosi.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-118e.html 2012/01/07 あんまりにも、安直な、安易な、おちょろけな、そんな人達が… 、 それが、 本当に困りものです。 モノ申すと言って、本名も明かさないでは何をかいわんや?  です。              ・ ヲシテの文字も読めないのに、「ホツマ」を訳すのだ!  と。   え? ? 何を?  訳すの?   ?    ?? 字も読めないのに? うすぎたないと、言うべきでしょうかね、  そんな人たちは。直訳偽書の上なぞりをやるわけですね。 益々輪をかけてひどくなる。 国籍不明・時代溶融で妖怪性の際立ちです。 そんな低レベルのゴチャゴチャの事に対しまして、どのように対処しますれば良いのか? 苦しむ事、千尋のことで御座います。   ★びーちぇの「ヲシテのクニ」  http://julian.way-nifty.com/ 発見された 日本の輝ける古代史! ヲシテのクニへ ようこそ. 2011/12/25 英語のヲシテ研究サイト "WOSHITE WORLD" http://julian.way-nifty.com/woshite/2016/03/post-806f.html   ★ホツマツタエ/ほつまつたゑ/秀真伝 解読ガイド https://gejirin.com/ 徹底解説 ホツマツタヱ講座 古事記や日本書紀の原典と言われるホツマツタヱの全40章を、詳細に丁寧に解説します。単に現代語に訳すことにとどまらず、登場人物や語句の説明、現代とは 異なる意味の言葉についても解説。さらには神社の伝承とホツマツタヱの記事の関係などについても説明します。ベテランの方はもちろん、初めての人にもわかるように配慮しています。これを読んで古代日本の美しい思想や文化に触れてください。古事記や日本書紀では決して得られない感動がホツマツタヱにはあります。 ほつまつたゑ 解読ガイド   ■序         ほつまつたゑおのふ  【ほつま伝えを展ぶ】 ■天の巻     ■地の巻 ■人の巻   ★【ヲシテ文献】漢字渡来前の日本を探る【ch桜】6-1   2009/08/01 https://youtu.be/Dm8zldpBVDU ◎ヲシテ文献の世界へようこそ - 池田満の案内 http://www.zb.ztv.ne.jp/woshite/ ◎びーちぇの「ヲシテのクニ」 - 発見された日本の輝ける古代史 http://julian.way-nifty.com/woshite/ ◎縄文文字ヲシテ「手習い帳」 - 縄文文字のエキスパートに http://julian.way-nifty.com/nwk_woshite/2006/04/post_42ba.html ◎真名の日本巡礼 http://blog.goo.ne.jp/manasanda/ ◎タマのネコヱを聴く http://gwyn.blog83.fc2.com/ ◎縄文文字ヲシテを復活 - 縄文哲学に取り組む http://wosi.cocolog-nifty.com/ ◎ヲシテ文献研究室 - 研究者の集い http://woshite.com/page1.html ◎チャンネル桜 http://www.ch-sakura.jp/   ★アワの歌 - yukikoの小窓  2019/04/20 https://yukikomado.com/2019/04/20/%E3%82%A2%E3%83%AF%E3%81%AE%E6%AD%8C/ アワの歌とは何か? 縦に長い日本には、北から南まで、色々な方言がありますよね。古代の日本は、その方言よりも、もっと異なる発音の言葉が様々に使われていたと推測されます。 一つの国として、皆が団結し、天照大神の言葉を全国に伝える為には、公用語がなくてはなりません。ヲシテ文字はその為に作られました。そしてそれを皆に広める為に、歌にしたのがアワ歌です。 アワ歌は、ヲシテ文字を前半(陽の音)と後半(陰の音)に分け、5・7・5・7、5・7・5・7と読んでいきます。   ★ウォシテ・ヲシテ 漢字渡来以前の日本の縄文文字『ヲシテ』 https://blog.goo.ne.jp/s6990714726/e/23f56d3331910c18a035014d97ce5347 2014/08/01 ウォシテ・ヲシテ○漢字渡来以前の日本の縄文文字『ヲシテ』 ◇ヲシテ(ホツマツタヱミカサフミフトマニ)神代文字  http://amba.to/H2cBv6 ◇本当の国学のヲシテ文献の世界を http://www.zb.ztv.ne.jp/woshite/ ◇日本女性の会 そよ風 ヲシテ文献 http://www.soyokaze2009.com/ ◇ヲシテ : ヲシテ1年生     http://is.gd/YF7C4v   ★アワのうた - ホツマツタエ  http://www.hotsuma.gr.jp/awanouta.html 「アワのうた」の誕生  天神6代目のオモタル(男神)とカシコネ(女神)の時に、  両神(ふたかみ)は全国を巡って農業開発に努力しました。  民の糧も豊かに、政事も行き届いた平和な国です。  残念ながら世嗣子に恵まれず、死後国は再び乱れ無秩序な状態になっていました。  そんな時、高天原(たかまがはら)から指名を受けた、タカヒト君(きみ)と  イサコ姫はツクバのイサ宮で愛でたく結婚され、イサナギとイサナミとして  即位し7代目の皇位を継承します。  両神は先ず、葦原中国(アシハラナカクニ・滋賀)で、天神から引き継いだ  矛(ほこ)をシンボルに生産力の落ちた農業を復活させます。  同時に、国民の言葉が大層なまってお互い通じなくなったのを心配し  正そうとされます。  男神・女神は声を合わせ、カダガキ(楽器)をかき鳴らしながら、  上 二十四音をイサナギが歌い、  下 二十四音をイサナミが歌って音声の標準化を図り、  農業普及と共に国の再建をしていきました。   ★ホツマツタヱ - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/ホツマツタヱ 『ホツマツタヱ』(ほつまつたゑ)は、ヲシテによって五七調の長歌体で記され、全40アヤ(章)で構成された古文書である。 ★ホツマツタエ 目次 http://www.hotsuma.gr.jp/ ★ホツマツタヱ - Wikipedia  https://ja.wikipedia.org/wiki/ホツマツタヱ   ★ミカサフミ - Wikipedia   https://ja.wikipedia.org/wiki/ミカサフミ 『ミカサフミ』(漢字表記は三笠山紀)は、『ホツマ��タヱ』と同様の ヲシテ(神代文字のひとつとされる)を使い五七調の長歌体で記され、全64アヤ(章)で 記述された日本の古文書である。   ★フトマニ - Wikipedia    https://ja.wikipedia.org/wiki/フトマニ 『ホツマツタヱ』『ミカサフミ』が「歴史書」であるのに対し、『フトマニ』は占術と関係の深い歌集である。   ★和仁估(わにこ)安聡本『ホツマツタヱ』(新人物往来社、平成5年)の解説 ヲシテ文献の『フトマニ』『ミカサフミ』『ホツマツタヱ』の写本のうち、 最も古い部類に属しての現存の完写本を残してくれたのは和仁估安聡(井保勇之進、和仁估容聡)さんです。 『フトマニ』も『ミカサフミ』も安聡さんの活躍無くしては、今に残る事も出来なかったことを思います。 もっとも、祖本になる和仁估安聡の写本の影印版の『和仁估安聡本 ホツマツタヱ』   ★みかさふみ/ミカサフミ/三笠文 起尽四道の文  https://gejirin.com/mikasa01.html 2015/07/11 - カタチトツトメ かたちとつとめ 形と努め 起 盛 ミチトミト ヨツノヲシエモ みちとみと よつのをしえも 満ちと実と 四つの教えも 尽 ... キツノナオ ヲシエノハツト きつのなお をしえのはつと 東西の名を 教えの初と [起尽] ナスユエハ イマワレウメル なす ...   ★ミカサフミ(7) 嘗事(ナメコト)のアヤ http://www21.tok2.com/home/hawaii/mikasafumi_7/mikasa_7-1.htm なめこと    : 年中行事のこと つきすみ    : 九州 しがのみこと  : 九州北部を支配 「ゑと」の神   : 「ゑ」が兄、「と」は弟 ひう      : 一陽(一つの暖かい陽)        (少し暖かくなることを意味する) かぢ      : 太陽の道、赤道   ★フトマニ図 - ホツマツタエ  http://www.hotsuma.gr.jp/futomani.html フトマニ図. トヨケ神(伊勢外宮祭神)が初めてイサナギとイサナミの両神(フタカミ)に天上モトモトアケ(元元明)のサゴクシロ宮に坐す四十九(ヨソコ)神の座席図を五十一文字で表わし授けた。 後にアマテル神(伊勢内宮祭神)は、このフトマニ図で吉凶を占おうと考え自ら編集長となり、八百万(ヤオヨロズ)の神に命じ万葉の情を歌に作らせて添削し、その中から百二十八歌を選んで大占(フトマニ)の紀(フミ)を著して占いの元とした。   ★言霊とフトマニ - 日之本研究ホームページ - FC2 http://spiralhinomoto.web.fc2.com/sinto/kototama.html 言霊(ことだま)について  聖書に曰く「初めに言葉あり、言は神と共にあり、言は神なりき」この冒頭の 文は興味深く、太古の人々が異口同音に「言葉=神」と考え、仮名の一音一音にそれぞれの神が宿ると考えていた思想と、近い物があると思えます。  しかし、普通我々が『言霊』に関しての一般的な概念として、「悪い言を言えば悪くなって行き、良い事を言えば良くなって行く」と、大よそこういった認識 ではないかと思います(決して間違っているとは思いませんが)  しかし聖書にこういった記述がある為か分かりませんが、西洋のスピリチュアリズムの世界にも若干ながら、似た記述が見受けられます。   ★フトマニ図(宇宙の創造とその構造) | デイリー ルーツファインダー https://plaza.rakuten.co.jp/ommanipadmehum/diary/200512050001/ 2005/12/05 「わたしにはモトアケ(フトマニ)の図が宇宙創造をあらわしているように見えるのです。・・・  ホツマツタエの宇宙創造の部分を教えていただけないでしょうか? あの図は今年の5月に最初に見たときから惹かれていて、なんだかすごい図だと思っています。December, 03, 2005 at 09:07:52」(ようこさん)   ★フトマニ【太占・太兆】 https://gejirin.com/src/Hu/futomani.html 太兆。太占。 フトマニとは「すべてを映すもの」という意味で、本来はサコクシロに坐す元明けの四十九神(四十八音)を指す。日本語の「四十八音」は別名を「アワノカミ(陽陰の神)」ともいう。 よってフトマニは万象の根源である「陽陰」、また「言葉・言霊・語呂」と同義と見て良いと思われる。   ★開運言霊占い|古代文字ヒーリング解説ページ(ヲシテ文字、ホツマ文字) https://san-sen.com/archives/11476    2019.02.08 もくじ        古代文字ヒーリングとは        宇宙の法則が凝縮されたフトマニ、フトマニ図、太占        フトマニが引き寄せる自己実現(夢を叶える)4ステップ        フトマニ文字と文明        フトマニの主な使用方法        アワウタで五臓六腑を整える    ウツホ(空)カセ(風)ホ(火)ミツ(水)ハニ(土)を司る四十八音の言霊パワー        五大母音のパワーで自然神と共鳴!        順天宇宙律と共鳴する「アオウエイ祝詞」        玄胎結成(げんたいけっせい)こそ言霊の本質!        禊の言霊~動画~神道では邪気を排出する行為を禊(みそぎ)と言います        神代文字でDNAスイッチオン        まずはここから!①古代ヲシテ文字によるヒーリング入門        心を込めて唱える言葉=言霊!②古代文字フトマニヒーリング基礎        症状検索の裏ワザ    天地開闢の言霊「アウワ」        ア(天) 形而上々、高次の波動【自ら考え行動する力が高まる】        ウ(結) 形而上、霊障に効果的【精神力が湧き上がる】        ワ(地) 形而下【大自然と一つになる】
★昇龍・降龍の鳥居 http://www9.plala.or.jp/sinsi/07sinsi/fukuda/ryu/ryu-6.html 鳥居の龍は神域を守護する目的を持ち、山門の仁王像や獅子、狛犬と同様である。 昇龍・降龍は、「上求菩提、下化衆生」という仏教の教義を意味するとされる。 昇龍・降龍の鳥居. 鳥居は、神社の象徴であり、門の一種として神域と俗域の境界を示すものとされている。 その語源は「通り入る」、また、鶏の止り木の「鶏居」であるといわれる。 鳥居の中には昇龍・降龍を刻んだものもあるが、これらは多分に仏教的色彩の濃い鳥居で、神仏習合したともいえる。 龍は寺社の柱、欄間、天井、門扉などでもよく見かけるが、「鳥居に刻まれた龍」は、神域を守護するものとして、山門の仁王像や獅子、狛犬と同様の役割を担っている。 昇龍・降龍は、「上求菩提、下化衆生」という仏教の教義を意味するとされる。 上求菩提とは、悟りを求めて厳しい修行に励むこと、下化衆生とは、慈悲を持って他の衆生に救済の手を差し伸べることを意味し、これら両方を合わせて修得すべきこととされている。   ★アカシックレコード - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/アカシックレコード アカシックレコード(英: akashic records)は、元始からのすべての事象、想念、感情が記録されているという世界記憶の概念で、アーカーシャあるいはアストラル光に過去のあらゆる出来事の痕跡が永久に刻まれているという考えに基づいている。宇宙誕生以来のすべての存在について、あらゆる情報がたくわえられているという記録層を意味することが多い。アカシャ年代記(独: Akasha-Chronik、英: akashic chronicles、アーカシャ記録、アカシアの記録)とも。近代神智学の概念であり、その他の現代オカルティズムの分野(魔術等)でも神智学用語として引き合いに出されることがある。また、陰に陽に神智学運動の影響を受けている欧米のニューエイジや、日本の精神世界・スピリチュアル、占い、予言といったジャンルでも使われる用語でもある。アカシックレコードが存在する科学的根拠はない。   ★【保存版】誰でも簡単!5つのアカシックレコードのリーディング方法 https://michirich.com/akashic-record/ 2017/02/08 この記事ではアカシックレコードのリーディング方法をお伝えしていきます。 その前に、そもそもアカシックレコードって何?という方のために、アカシックレコードについて少しご説明します。 アカシックレコードとはすべての意識の集合体、宇宙が生まれた時からの全記憶です。 アカシックレコードとは宇宙が生まれた時からの植物や動物の進化、人類が誕生し、進化したこと、戦争の歴史などこの宇宙に起こったすべての出来事の記憶です。   ★日本アカシックリーディング協会|入門講座(Web講座) https://akashic-japan.com/web/basic_class/ アカシックレコードとは、 過去~現在~未来の地球や人類の情報(歴史から未来まで)が全て網羅された宇宙のインターネットのようなデータバンクです。 アカシックリーディングは、 自分自身を知ること、人生の生き方や指針としても活用できますし、身近な人やお客さんなどをリーディングすることにも活用ができます。 特にセラピー(心、身体問わず)、ヒーリング、カウンセリングなど、ご相談についての根源的なアドバイスやメッセージをお伝えすることが可能になります。 入門講座は、基本的にセルフリーディングを行います。まずは、アカシックに繋がることを学び、自分自身のアカシックレコードを読み解く方法をお伝えしています。 他者へのリーディングについても少し触れていきますので、身近な方へのリーディングが可能になります。 ■ 受講料  77,000円(消費税込) ■ 受講期間  1年間 ※受講期間は、何度でも受講できます。 ■ 講師  会長 橋本ゆみ
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shadow-moon-w · 9 years
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上山市民俗行事「奇習 加勢鳥」江戸時代初期から伝わる、ケンダイというミノをかぶった若者に手桶から祝いの水をかけ、五穀豊穣と商売繁盛を祈る上山伝統の民族行事です。上山城をスタートし、市内を練り歩きます。 毎年2月11日(2015年2月11日撮影)
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lumpen-p · 11 years
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カセ鳥
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tofuist · 11 years
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カセ鳥
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aitayasuhiko · 8 years
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#奇習 #カセ鳥 (Kaminoyama, Yamagata)
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aitayasuhiko · 8 years
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2017.2.11 #奇習 #カセ鳥 (Kaminoyama, Yamagata)
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aitayasuhiko · 8 years
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カセ鳥2 平成29年2/11 カセ鳥は毎年2/11です。 #奇習 #カセ鳥 (Kaminoyama, Yamagata)
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aitayasuhiko · 8 years
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今年も「カセ鳥」… #奇習 #カセ鳥 (Kaminoyama, Yamagata)
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aitayasuhiko · 7 years
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昨日カセ鳥だった 20180211 #奇習カセ鳥 毎2/11 #カセ鳥 #2月 #2月11日 (Kaminoyama, Yamagata)
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shadow-moon-w · 9 years
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上山市民俗行事「奇習 加勢鳥」
江戸時代初期から伝わる、『ケンダイ』というミノをかぶった若者に手桶から祝いの水をかけ、五穀豊穣や商売繁盛などを祈る。
(2014年2月11日撮影)
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