バチカン・テープ
The Vatican Tapes
評論家筋には酷評されているとのことですが、
「何一つ新しいものがない」と難癖付けてみたものの、
終わり方が予測できなかった不満が原因の一つかな。
キリスト教世界の悪魔の話なんであるはずがない、と思っていても、
バチカンに専門職がいたという事実もあるし、
確かめてみたくなるのでついつい観てしまうのですが、
今回もやっぱりよくわからない。
指の怪我に悪魔の化身であるカラスが接触して憑依したというのはわかっても、
なぜ彼女が狙われたのかわからない。
そんなことはどうでも良いらしく、
対象は誰でも良くて、
その憑依者を使って人間界を支配しようとしている・・・というもの。
そこにバチカンのエクソシストが駆けつけるも・・・
超常現象や憑依された女性や周辺の演出はなかなか良く盛り上がってくるものの、
肝心の悪魔祓いに迫力や凄みなどがもう一つ。
で、結果が「え?これから反撃じゃなくて? え?・・・」。
今までにない結末なので、ある意味新しい。
悪魔の姿を見せないものリアル(?)。
悪魔カッコイイ(笑)。
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