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#ジ・アトラス
elle-p · 2 years
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P3 Club Book pages 9-10 transcription.
Don't seem to be any spoilers, still in japanese.
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Qペルソナのデザインについて、いろいろと教えてください。
イ   ここで小休止を兼ねまして、裏設に関する質問にもお答えしましょう。ひと口にデザインと言われましても、今作で副島成記氏が新しくデザインされたものと、シリーズ通しておなじみの金子一馬氏デザインのものがありますが······。
エ   それでは、まず副島氏デザインの新規ペルソナからどうぞ。
イ   副島ペルソナの特徴は、まず無機的なロボットのようなデザインに尽きますな。これは、心の鎧であるというペルソナの一側面が、大きく反映したものだと言えましょう。まに、副島氏デザインのペルソナのおべてが、仮面を着けた姿を取っているというのも興味深い。
エ   仮面というと、確かシャドウもアルカナに応じた仮面をつけておりましたが、何か関係が?
イ   さあ、それは永遠の謎と言うほかありますまい。もしかすると、いずれ明かされる謎かもしれませんが。
エ   普段は心の底に秘められた存在ですから、実は単なる恥ずかしがり屋でした、というオチでないことを心から祈るばかりでございます。
イ   また、これは気づいている方も多いでしょうが、主人公以外の皆さんが持つペルソナの覚醒前と覚醒後のデザインは、同じパーツが含まれているものが多いのですよ。良く見比べてみるとよろしい。
エ   ポリデュークスとカエサルのように、原型が跡形も残っていないものもございますが。
イ   沈黙は金ですよ、エリザベス。
エ   ところで余談ではありますが、副島氏の絵の原点をお聞きしたところ、専門的な絵の勉強をなさったというこではなく、昔読んだマンガの影響が大きハとのことです。
イ   ほう、それは興味深い。
エ   とくにコミックNORA (学習研究社から発行されていた月チリ誌。1986年創刊、1998年に休刊) がお好きだったようです。
イ   それはまた······かなりマイナーな漫画雑誌ではないですか。
エ   しかし、同じアトラスの名作RPG『グローランサー』で、原画とキャラクターデザインを担当する、うるし原智志氏も描かれていた雑誌です。意外なところで、意外な縁があるものでございますね。
Qゲーム製作作業中、ペルソナを各アルカナに対応させるのは、どういった方法でやったのですか?
イ   これはもう、涙なくては語れないほどの、担当ス夕ッフの方の努力の賜物と言えるでしょうな。
エ   イゴール様、それは少々大げさなのでは······?
イ   いやいや。これが決して大げさではないのですよ。まず、苦労の原因となるのが、メガテンシリーズ名物の合体システムといえましょう。この合体法則をまとめた合体表ですが、機械的に適当にアルカナを割り振っているのではないのです。このアルカナとこのアルカナを合体させたら、こんなアルカナになるんじゃないか、といったイン一ジを合致させることに加え、合体前後のペルソナのレべルや強さも考慮に入れる必要がありますから、それはそれは根気のいる試行錯誤が要求されるのでありますよ。
エ   それは、確かに大変そうです。
イ   その上で、各ペルソナを相応しいアルカナに振り分けるのですから、相当な作業量となりますな。時おり、複数の作品にまたがって登場する悪魔やペルソナの場合、作品ごとにアルカナ (種族) や能力が変わっていることがありますが、それも作品ごとのバランスを緻密に考えている結果といえるでしょう。
エ   『葛葉ライドウ』で銀氷属だったオクニヌシが、今作で火炎が得意なペルソナになっているのも、文句を言ってはいけませんね。
イ   禁句です。
エ   しかし、簡単にイメージに合わせると言っても難しそうです。例えば別作品では悪霊として知られるレギオンが、どうしてフールに属おるのか不思議に思えるのですが?
イ   それは担当ス夕ッフの方が仰ってましたが、フールがさまざまな可能性、多面性を示すアルカナですから、たくさんの顔を持つレギオンが相応しいと考えれたのだとか。
エ   なるほど。納得いたしました。
Qそれはさておき、イゴールとエリザベスの正体は?
イ   また、本当にいきなりのご質問でございますね。
エ   私は私、単なるエリザベスでございます。
イ   元ネ夕ということでしたら、多少はお教えすることができますが、それで宜しいかな?
エ   元ネ夕が存在するのですか?
イ   それがあるのですよ。シリーズ第一作目の『女神異聞録ペルソナ』の開発中、ほぼ同時に『真・女神転生デビルサマナー』の開発も行なわれていました。このときに、過去作品で「邪教の館」として和られる合体場所に、新たに合体を担うキャラク夕ーを作ろうということになったのだとか。そして、そこでヒントとなったのが、人造モンス夕ーを化学のカで作り出す古典ホラー『フランケンシュ夕イン』でした。
エ   確かに、合体システムに通じるものがございますね。
イ   その結果、『デビルサマナー』の方には、フランケンシュ夕イン博士のフルネーム、ヴィクトル・フランクンシュ夕インから「ヴィクトル」というキャラク夕ーが生まれ、『ペルソナ』の方には、そのフランケンシュ夕イン博士の召使として働く男の名を取って、私「イゴール」が生まれたという次第ですな。
エ   私は今作で初登場ですが、何か用来があるのですか?
イ   先ほどの『フランケンシュ夕イン』の続編である『フランケンシュ夕インの在嫁』で、人造モンス夕ーの花嫁として造られる美女の名が、ズバリ、エリザベスと言うのですよ。
エ   まあ、それは光栄ですわ。
イ   まあ······映画の中では、造られてからあっという間に殺されてしまうのですがね。
エ   ······。メギドラ······。
イ   お願いですから、私に当たらないでいただきたい。
Q各ペルソナの由来となる、神話や伝説について和りたいです。
イ   今作の固有ペルソナは、初期ペルソナはギリシャ神話から、そして覚醒後はそれ以外の神話から、というルールで設定されているようですな。これは、覚醒によって各人の可能性が広がることを、システム的にも表現するためなのですよ。
エ   では、ここから各ペルソナの由来解説は、それぞれの装着者の方にお願いいたしましょう。
○オルフェウス
主人公   ······。
イ   あー、少々無口な方のようですので、ここは私が解説いたしましょう。オルフェウスはギリシャ神話の登場人物で、黄泉の国に行った恋人エウリディケを追っていったことで有名ですな。また太陽神アポロンの息子でもあります。背中の堅琴は、このオルフェウスが堅琴の名手として知られた逸話から来たもので、ゲーム中でもミックスレイドのカデンシァ (独奏即興曲という意味) に、その音楽的才能の片鱗が見受けられます。黄泉の国の逸話でも、その堅琴の音色で冥府の門番ケルべロスを眠らせるなど、さまざまな活躍を見せているようです。ちなみにこと座は、このオルフェウスの堅琴をゼウスが星座にしたと伝えられております。
Orphean
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archoneddzs15 · 5 days
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PC Engine - The Atlas
Title: The Atlas / ジ・アトラス
Developer/Publisher: ARTDINK
Release date: 4 March 1994
Catalogue No.: ADCD4002
Genre: Simulation
Format: Super CD-ROM2 + Arcade Card CD-ROM2 Upgrades
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Another game that actually saw a Western release on MS-DOS PC, but only in Germany for some reason, though I know that it also saw a conversion to the Super Famicom later on. This is a historical business and discovery simulation game set in 15th-century Portugal. The story is this: You are in a contract with the King of Portugal. For 10,000 gold a year, you have to explore the area 1000 miles south of Portugal within five years. You are allowed to trade with the goods you discover, but all information gathered on your travels is the property of the King of Portugal. I find this genre of game pretty boring to sit through, though I have to mention that using the Arcade Card speeds up the loading times and actually changes the in-game BGM audio tracks from PSG to CD-DA audio. That's cool. The only other game that I know of on the PC Engine that does this is 3x3 Eyes.
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kei139-line · 3 years
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「セガにゅー」第9回、2月25日(金)配信 女優・モデルの貴島明日香さんをゲストに発売前の『P4U2』リマスター版で対戦プレイ!
株式会社セガは、2022年2月25日(金)20:00より、セガのゲームニュースバラエティ番組「セガにゅー」第9回をYouTube Liveにて配信することを決定いたしました。 「セガにゅー」は、毎月最終金曜日にセガの新情報やセガにまつわるさまざまな企画をお届けする、ゲームニュースバラエティ番組です。 MCはセガ好きフリーアナウンサーの田口尚平さんと、セガ好きタレントの西村歩乃果さん。毎回セガの社員も登場し、ゲームの魅力を体当たりでお伝えします。 第9回のゲストは、女優・モデルの貴島明日香さん。2022年3月17日(木)にアトラスより発売予定の『P4U2』こと、『ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド』リマスター版の対戦モードをプレイ!…
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petapeta · 8 years
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いきなりなんの関係もない話から始まって恐縮なんですが、みなさん、「ジ・アトラス」っていうゲームのシリーズ、ご存知ですか?   アートディンクから発売されたシミュレーションゲームで、大航海時代における世界の探索がテーマになってるんですが、「自分自身が探検するのではなく、冒険家を雇って探検に派遣する」「冒険家が戻ってきた時の報告を信じるかどうかで、実際に世界がその通りに変動する」というのが特徴です。   例えば、冒険家が「アメリカ大陸を発見した」と報告をしてきた時、何度か「信じない」を選べば「アメリカ大陸はなかった」というのがその世界における事実になる。「ドラゴン見つけた」を信じればドラゴンが実在することになる。 「アトランティス見っけた」というのを信じれば実際にアトランティスが存在することになるし、「世界は平らでした」を信じれば実際にその世界は平らだったことになるし、うっかりすると世界を支えている巨人の実在が確認されたりするんです。   信じる・信じないによって、世界がどんどん変容していく。このシステムは本当に独創的、革新的なものでして、まあ端的に言ってすっげえ面白いゲームです。プレイしたことがない人には、是非一度遊んでみることをお勧めします。最近PS VITAでNeo ATLAS 1469も発売されたんで、是非。 さて。別にアートディンクのダイレクトマーケティングが目的というわけではなく、上記は単なる話の枕です。   webを見ていると、時折「この人は何故、「こっちを信じる」という選択をしたんだろう?」と不思議に思うことがあります。 ある情報を信じるかどうか、という選択肢ウィンドウは極めて一般的なものでして、2017年に生きる我々も、常に「信じる、信じない」の判断をし続けています。 何か新しい情報に触れた時、その情報を信じるかどうか。今まで知っていた何かと食い違う情報に触れた時、それを信じるかどうか。矛盾、対立する二者の言い分を観測した時、どちらを信じるか。ジ・アトラスの主人公であるかのように、我々は常に、信じる・信じないの選択肢のどちらかを選択し続け、それによって多少なりと自分自身の世界を変容させているのです。   ただ、ジ・アトラスと違って、我々が信じたとしても即それが世界的な事実になったりはしないので、「その情報は本当に妥当なのか」ということは、ちゃんと考えた上で信じなくてはいけません。 正直、webには誤情報やデマも割と転がっており、デマをうっかり信じてしまう、ということも珍しいことではありません。 勿論、それが単なるヨタ話だったり、ちょっとした話題だったりでさして重要性が高くない場合には、たとえ「デマ」を信じてしまったとしても、そこまで影響はないかも知れません。なんでもかんでも真剣に情報をフィルタリングするというのはあまり効率的ではありませんし、何より疲れます。「そっかー」で終わってしまっても大して問題はない話、というのもしばしばあるもんです。   ただ、それが例えば、あなたの行動を左右したり、他人に広めることを勧めている情報だったりしたら。安易に信じることで、あるいは信じた内容を拡散することで、自分はおろか他人にまで、大きな影響を与えかねないことがあるのです。   例えば、welqやら、塩水を大量に飲んで体内を綺麗にするなどというとんでもないダイエット法やらが話題になった、健康・医療関連の情報とか。 例えば、既存の通説を根拠なく否定した、「実は騙されていた私たち!!」という煽り情報とか。 例えば、3.11の時にも大量に流れた、誰かを「分かりやすい悪役」にして大拡散させようとするデマであるとか。   以前、こんな記事を書きました。 「分かりやすい悪役がいる話には一見で飛びつかない」ルールを皆様導入するべき   ここに書いてあるようなデマは、笑って「そっかー」と流せるような類のものではありません。誰かの尊厳を傷つける話が、ずっと長い間webに残って、人口に膾炙し続けかねないデマなのです。 我々は、というか少なくとも私は、案外曖昧な、無根拠な理由で「信じる・信じない」を決めてしまいがちです。それは例えば予断であったり、偏見であったり、先入観であったりします。   例えば、分かりやすい藁人形として、「既存メディアに対する不信」というバイアスがあります。 新聞は信用出来ない。テレビは信用出来ない。政府の発表は信用出来ない。なるほど、そうかも知れません。 ただ、ならば何故あなたは、今webで見つけた「その」情報を信じるのでしょう?   その情報を発信した人は誰ですか?信頼出来る人ですか?その情報を発信することで、なにかしら利益を受ける人ですか?新聞よりも、テレビよりも信用出来る情報ソースなのでしょうか?   例えば、医師に対する不信とか。教師に対する不信とか。NHKに対する悪感情とか。 何かに不信や悪感情を抱くこと自体は当然のことですが、誤情報を流したり、デマを広めたりして利益を得ようとする人たちは、我々の中の悪感情や不信を上手に利用しようとすることが割と一般的です。 そこから考えると、「自分の中にそういう不信や悪感情がある」ということ自体は認識しておいた方が無難です。   「信じる基準」が曖昧だと、例えばその場の感情であるとか、対象に対する好き嫌いであるとか、本来情報の信ぴょう性に関係ないようなノイズに判断を左右されてしまいがちです。 これらのノイズは、常に一定なわけではなく、いろんな情報に触れている内に増えたり減ったりします。 だから、「自分が何を基準に信じる/信じない」を決めているのか、というのは、定期的にたな卸しして、妥当かどうか確認しておいた方がいいんじゃないかなー、と思った次第なのです。   私自身は、「あ、これ慎重に判断した方が良さそう」という情報に触れた時、大体下記のようなフィルターをかけてみることにしています。 ・その情報の発信者は、一次ソースにどれだけ近いか? ・その情報の発信者のポジション、立ち位置は明確か? ・その情報の発信者は、その情報が流布されることによってメリット・デメリットを負っているか?それは明確か? ・その情報の発信者のプロフィールは明確か?それは発信される情報と矛盾しないか? ・その情報の発信者の他の発信、普段の行状を追うことは可能か?それは発信される情報の信頼度を下げないか? ・その情報は、受信者の感情をむやみに煽るような内容になっていないか?なっていた場合、悪役として仕立てあげられている人はいないか?   これらのフィルターは、自分の中で「信じる基準」が曖昧になった時、いつも立ち戻るスタート地点のようなものです。 これらが妥当なのかどうかは分かりません。これもまた、私自身の「基準たな卸し」の一環であって、いずれ内容が上書きされるのかも知れません。そもそも、毎度毎度こんなめんどーなフィルターをかける訳でもありません。   ただ私は、「デマや誤情報を流して注目集めやお金儲けをしようとする人たち」があまり好きではないので、そういう人には是非重大な不利益を被って欲しい。その為にも「基準のたな卸し」が一般的なものになって、デマや誤情報が広まりにくいwebになるといいなーと思う次第なのです。 皆さんの快適なweb生活を祈念して止みません。
あなたは何故、どういう基準で、その情報を信じるのですか? | Books&Apps
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いきなりなんの関係もない話から始まって恐縮なんですが、みなさん、「ジ・アトラス」っていうゲームのシリーズ、ご存知ですか?
アートディンクから発売されたシミュレーションゲームで、大航海時代における世界の探索がテーマになってるんですが、「自分自身が探検するのではなく、冒険家を雇って探検に派遣する」「冒険家が戻ってきた時の報告を信じるかどうかで、実際に世界がその通りに変動する」というのが特徴です。
例えば、冒険家が「アメリカ大陸を発見した」と報告をしてきた時、何度か「信じない」を選べば「アメリカ大陸はなかった」というのがその世界における事実になる。「ドラゴン見つけた」を信じればドラゴンが実在することになる。
「アトランティス見っけた」というのを信じれば実際にアトランティスが存在することになるし、「世界は平らでした」を信じれば実際にその世界は平らだったことになるし、うっかりすると世界を支えている巨人の実在が確認されたりするんです。
信じる・信じないによって、世界がどんどん変容していく。このシステムは本当に独創的、革新的なものでして、まあ端的に言ってすっげえ面白いゲームです。プレイしたことがない人には、是非一度遊んでみることをお勧めします。最近PS VITAでNeo ATLAS 1469も発売されたんで、是非。
さて。別にアートディンクのダイレクトマーケティングが目的というわけではなく、上記は単なる話の枕です。
webを見ていると、時折「この人は何故、「こっちを信じる」という選択をしたんだろう?」と不思議に思うことがあります。
ある情報を信じるかどうか、という選択肢ウィンドウは極めて一般的なものでして、2017年に生きる我々も、常に「信じる、信じない」の判断をし続けています。
何か新しい情報に触れた時、その情報を信じるかどうか。今まで知っていた何かと食い違う情報に触れた時、それを信じるかどうか。矛盾、対立する二者の言い分を観測した時、どちらを信じるか。ジ・アトラスの主人公であるかのように、我々は常に、信じる・信じないの選択肢のどちらかを選択し続け、それによって多少なりと自分自身の世界を変容させているのです。
ただ、ジ・アトラスと違って、我々が信じたとしても即それが世界的な事実になったりはしないので、「その情報は本当に妥当なのか」ということは、ちゃんと考えた上で信じなくてはいけません。
正直、webには誤情報やデマも割と転がっており、デマをうっかり信じてしまう、ということも珍しいことではありません。
勿論、それが単なるヨタ話だったり、ちょっとした話題だったりでさして重要性が高くない場合には、たとえ「デマ」を信じてしまったとしても、そこまで影響はないかも知れません。なんでもかんでも真剣に情報をフィルタリングするというのはあまり効率的ではありませんし、何より疲れます。「そっかー」で終わってしまっても大して問題はない話、というのもしばしばあるもんです。
ただ、それが例えば、あなたの行動を左右したり、他人に広めることを勧めている情報だったりしたら。安易に信じることで、あるいは信じた内容を拡散することで、自分はおろか他人にまで、大きな影響を与えかねないことがあるのです。
例えば、welqやら、塩水を大量に飲んで体内を綺麗にするなどというとんでもないダイエット法やらが話題になった、健康・医療関連の情報とか。
例えば、既存の通説を根拠なく否定した、「実は騙されていた私たち!!」という煽り情報とか。
例えば、3.11の時にも大量に流れた、誰かを「分かりやすい悪役」にして大拡散させようとするデマであるとか。
以前、こんな記事を書きました。
「分かりやすい悪役がいる話には一見で飛びつかない」ルールを皆様導入するべき
ここに書いてあるようなデマは、笑って「そっかー」と流せるような類のものではありません。誰かの尊厳を傷つける話が、ずっと長い間webに残って、人口に膾炙し続けかねないデマなのです。
我々は、というか少なくとも私は、案外曖昧な、無根拠な理由で「信じる・信じない」を決めてしまいがちです。それは例えば予断であったり、偏見であったり、先入観であったりします。
例えば、分かりやすい藁人形として、「既存メディアに対する不信」というバイアスがあります。
新聞は信用出来ない。テレビは信用出来ない。政府の発表は信用出来ない。なるほど、そうかも知れません。
ただ、ならば何故あなたは、今webで見つけた「その」情報を信じるのでしょう?
その情報を発信した人は誰ですか?信頼出来る人ですか?その情報を発信することで、なにかしら利益を受ける人ですか?新聞よりも、テレビよりも信用出来る情報ソースなのでしょうか?
例えば、医師に対する不信とか。教師に対する不信とか。NHKに対する悪感情とか。
何かに不信や悪感情を抱くこと自体は当然のことですが、誤情報を流したり、デマを広めたりして利益を得ようとする人たちは、我々の中の悪感情や不信を上手に利用しようとすることが割と一般的です。
そこから考えると、「自分の中にそういう不信や悪感情がある」ということ自体は認識しておいた方が無難です。
「信じる基準」が曖昧だと、例えばその場の感情であるとか、対象に対する好き嫌いであるとか、本来情報の信ぴょう性に関係ないようなノイズに判断を左右されてしまいがちです。
これらのノイズは、常に一定なわけではなく、いろんな情報に触れている内に増えたり減ったりします。
だから、「自分が何を基準に信じる/信じない」を決めているのか、というのは、定期的にたな卸しして、妥当かどうか確認しておいた方がいいんじゃないかなー、と思った次第なのです。
私自身は、「あ、これ慎重に判断した方が良さそう」という情報に触れた時、大体下記のようなフィルターをかけてみることにしています。
・その情報の発信者は、一次ソースにどれだけ近いか?
・その情報の発信者のポジション、立ち位置は明確か?
・その情報の発信者は、その情報が流布されることによってメリット・デメリットを負っているか?それは明確か?
・その情報の発信者のプロフィールは明確か?それは発信される情報と矛盾しないか?
・その情報の発信者の他の発信、普段の行状を追うことは可能か?それは発信される情報の信頼度を下げないか?
・その情報は、受信者の感情をむやみに煽るような内容になっていないか?なっていた場合、悪役として仕立てあげられている人はいないか?
これらのフィルターは、自分の中で「信じる基準」が曖昧になった時、いつも立ち戻るスタート地点のようなものです。
これらが妥当なのかどうかは分かりません。これもまた、私自身の「基準たな卸し」の一環であって、いずれ内容が上書きされるのかも知れません。そもそも、毎度毎度こんなめんどーなフィルターをかける訳でもありません。
ただ私は、「デマや誤情報を流して注目集めやお金儲けをしようとする人たち」があまり好きではないので、そういう人には是非重大な不利益を被って欲しい。その為にも「基準のたな卸し」が一般的なものになって、デマや誤情報が広まりにくいwebになるといいなーと思う次���なのです。
皆さんの快適なweb生活を祈念して止みません。
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navitaro563-blog · 7 years
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【悲報】「ペルソナ5」のジョーカー、アトラスの奴隷に成り下がる
ペルソナ5の主人公、酷使へ(2chの反応まとめ) https://www.gamespark.jp/article/2017/04/21/72885.html 「P5D.jp」「P5U.jp」など『ペルソナ5』関連の複数ドメイン見つかる 海外メディアPolygonは、アトラスの関連会社によって、人気RPG『ペルソナ5』に関連すると思われる複数のドメインが取得されていると報じています。 この情報は海外掲示板NeoGAFのユーザーによって公開されたもの。 アトラス作品の宣伝を請け負う会社により「p5d.jp」「p5u.jp」「p5r.jp」「p5ag.jp」といった複数ドメインの取得が確認できます。なお、前作『ペルソナ4』においては、各々別の後日譚として、格闘ゲーム『ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ(P4U)』、リズムゲーム『ペルソナ4…
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segantena-blog · 7 years
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【悲報】ペルソナ5の主人公、酷使へ
1: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2017/04/21(金) 10:27:56.03 ID:5hGfVwMU0.net https://www.gamespark.jp/article/2017/04/21/72885.html 「P5D.jp」「P5U.jp」など『ペルソナ5』関連の複数ドメイン見つかる 海外メディアPolygonは、アトラスの関連会社によって、人気RPG『ペルソナ5』に関連すると思われる 複数のドメインが取得されていると報じています。 この情報は海外掲示板NeoGAFのユーザーによって公開されたもの。 アトラス作品の宣伝を請け負う会社により「p5d.jp」「p5u.jp」「p5r.jp」「p5ag.jp」といった複数ドメインの取得が 確認できます。なお、前作『ペルソナ4』においては、各々別の後日譚として、格闘ゲーム 『ペルソナ4 ジ・アルティメット イン…
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