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#トロムソ×日々のこと
horikawa-exs · 2 years
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KAC AIR Exchange : OCA(The Office for Conteporary Art Norway)
アガタ・マグダレーナ・スリコフスカ 成果報告展&アーティストトーク
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現在、堀川団地にて開催中の交流イベント“堀川Exchanges”にて、西陣地域の戦争被災をリサーチした新作を発表します。
京都芸術センターは、ノルウェーの非営利文化財団OCAと連携し、ノルウェーからアーティストのアガタ・マグダレーナ・スリコフスカを2022年12月2日から2023年1月31日まで招へい。
滞在成果報告展を、堀川団地や周辺の住民の交流を図る事業”堀川Exchanges"の一環として開催します。
現在、スリコフスカは、特定非営利活動法人ANEWAL Galleryのサポートのもと、堀川周辺を含む西陣地域においての第二次世界大戦の経験や痕跡のリサーチを行っています。
堀川周辺にお住まいの方から戦争被災についてのヒアリングやリサーチを行ったスリコフスカは、「アートと交流」がテーマの堀川団地にある「堀川common」にて制作。また発表は同じく堀川団地内の空き店舗を活用した「堀川団地 出水第3棟 317号」で行います。
1月27日から29日までの3日間の展覧会では、スリコフスカのリサーチをもとにした新作の展示のほか、アーティストトーク(1月28日17:00~)を開催します。
展覧会
会場:堀川団地 出水第3棟 317号(元 horikawa AC Lab) [ Google Map ]
日時:2023.1.27 fri - 29 sun 11:00 - 18:00
料金:無料
主催:京都府、京都府住宅供給公社、京都芸術センター
共催:OCA(The Office for Contemporary Art Norway)、特定非営利活動法人 ANEWAL Gallery
アーティストトーク
日時:2023.1.28 sat 17:00~
料金:無料
Special Thanks
音響:Samuel Andre サミュエル・アンドレ
通訳:Ayano Ohmi 近江綾乃, Kazu Kamemura 亀村佳都、Kodo Miura 三浦公道 
調査協力:Haruzane Naka 仲治實、Rikimi Inoue 井上力省、Tomoko Matsui 松井朋子
展覧会協力:Mie Shirakawa 白川三枝、Miki Kataoka 片岡愛貴、Yohei Nagaya 長屋洋平
その他、インタビューを快く引き受けていただいた西陣空襲の経験者の方々に深く感謝致します。
本イベントは令和5年3月中旬から店舗・住戸「住まい手」募集が始まる、”アートと交流”の堀川団地にて開催される「堀川Exchanges」の一環として実施致します。
アガタ・マグダレーナ・スリコフスカ
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1982年ポーランド、ナミスロー生まれ、ノルウェー、トロムソ在住。ヴィジュアルアーティスト。ウラディスラフ・ストレジミンスキー美術アカデミー(ポーランド、ウッジ)を卒業。彼女の作品は、喜びや悲しみ、誇り、恐れ、失望、希望など、人生や感情においてしばしば混乱した状態にある人々を表現している。2008年から2019年にかけての彼女の絵画の主題は、友情、音楽、喜び、社会的・文化的環境における様々な人々の日常生活といったテーマの間で揺れ動いており、これらの作品は過去に自転車で世界中を旅したことからインスピレーションを受けている。
2019年、covid-19のパンデミックの発生以降、彼女の作品は彼女自身の意識の流れを利用した象徴的で超現実的なシナリオへと移行している。現在、彼女は18~19世紀の既知の巨匠の絵画の複製や再解釈を行い、この歴史的経験がどのように(意識的または無意識的に)次の世代に引き継がれ、それが文化的アイデンティティ、集団の国籍、個人、自分自身にどのように影響するかを強調し考察している。
近年の個展に「Untitled」(Harstad Kunstforening、ノルウェー)、「Entangled Realities」(AG18 Urban Art Gallery、ウィーン、オーストリア)、「Art in Public Space」(Konstdax Gatugalleri、ストックホルム、スウェーデン)、「Festival Experiment - Out of Cycle Province 18」(Art Center Baszta、ズバジーン、ポーランド)など。また、シンポジウム「マーク・ロスコ2022」(Mark Rothko Art Center、ダウガフピルス、ラトヴィア)へも参加。
http://agatasulikowska.com/
OCA(The Office for Contemporary Art Norway)
ノルウェー現代美術協会(OCA)は、2001年にノルウェー文化省および外務省によって設立された非営利財団。サーピ島を含むノルウェーのアート関係者と国際的なアートシーンとの対話を促進し、ノルウェーに拠点を置くアーティストが世界中で活動できるよう支援することを主な目的とする。その成果として、OCAの討論会、展示会、出版、レジデンス、ビジター・プログラムは、国内外の議論に積極的に関与すると同時に、国際的な芸術の議論の最前線にある複数の実践や歴史をノルウェーにもたらすことに重点を置いている。OCAは2001年以来、ヴェネチア・ビエンナーレの視覚芸術部門へのノルウェーの参加を担っている。
https://oca.no/
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tromsojapan · 8 years
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北極圏トロムソの街から、「今」を届けます!
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わたしたちはノルウェーの北極圏の街、トロムソに住んでいます。
北極圏の暮らしといったら、どんなことが浮かびますか?
「外に一歩出ると、寒くてぜんぶが凍っちゃいそう、、、」 「お店とか何もなくて、不便そう、、、」
いえいえ、実はちょっと違うんです。
トロムソはメキシコ湾流の影響で、冬でもマイナス10度くらい。そこまで厳しい寒さではないんですよ。さらに街の中は、オシャレなカフェやバー、雑貨屋さんが並び、小さいながら充実しています。
とは言っても、ぐるっと街を見渡すと壮大な山と海が見えて、トナカイに遭遇することも。冬が近づくと、オーロラの光が空一面にすそを広げていきます。また、夏は太陽が昇らない「白夜」、冬はその反対に太陽が昇らない「極夜」がやってくる。そんなユニークな街なのです。
まだまだ知られていないノルウェーのこと、そしてトロムソの街のことを知ってもらいたくてこのサイトを始めました。
「トロムソNOW」では、旅行で訪れる際に役立つ情報、北極圏で暮らす人々の生活、私たち日本人から見たトロムソという街のことを更新していきます。
まずはメンバーの紹介をさせてください!
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2016年6月に引っ越してきたばかり、トロムソ初心者の桑原さやかです。
わたしがはじめてトロムソを訪れたのは、2015年の冬の旅行でした。一面まっしろな雪の世界、夜はオーロラが見えるちいさな町に、夫婦そろってヒトメボレ。ここには何かがある!とその時に感じた直感だけを信じて、引っ越してきました。
こちらではわたしが旅行に訪れたときに知りたかったこと、食べること飲むことが好きなので、トロムソの食情報を中心に書かせてもらいます!
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photo「Ricardo Torres / Arctic Guide Service」
こんにちは、ナオユキです。
2005年に学問を志してトロムソに来たつもりが、現在では日本人オーロラガイド兼、写真家としてオーロラを追いかける毎日。日本人をはじめとして世界各国からオーロラを一目見ようとやって来るお客様、メディア関係者の皆様とともに、最高のオーロラを求めて動き回っています。
またトロムソアマチュア劇団に俳優として加入、毎年夏に開催される野外音楽イベント、ブクタフェスティバルにボランティアスタッフとして参加するなど、トロムソのアート・イベントシーンにも関わりがあり、トロムソNOWでは現地のアート、イベント、オーロラに関する最新情報を発信していきます!
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はじめまして!高峰香織です。 約20年前にトロムソに来ました。当時はこちらの大学院に1年だけ留学予定だったのですが、トロムソの人々の自由で温かい気風、活気溢れる町文化、そして夏と冬の美しい自然のコントラストに魅了されて永住を決めました。
こちらではトロムソ大学で言語学の博士課程を修めると同時に、大学事務、観光ガイド、通訳、翻訳、日本語教師等の色々な仕事をしてきました。プライベートでは地元出身の夫との間に二児一猫が有ります。 このブログでは主に大好きなトロムソの町と文化、ノルウエー語、そして家庭について紹介していきたいと思います。
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こんにちは、笠島克恵です。
ノルウェーでは海洋物理を勉強しました。オーロラを見上げながらクロカンスキーで大学に通う生活から、海ではクジラの大群に遭遇したりシロクマに気をつけながら氷の海での観測と極域の自然を堪能してきました。船を下りてからはヘラジカやライチョウが闊歩するトロムソ郊外の森の小屋でしばらく生活し、現在はトロムソの東に位置するリュンゲンアルプスの麓に住んでいます。 本ブログでは、北ノルウェーの自然やアウトドア、地域文化などを紹介していきたいと思います。
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こんな4人のメンバーでトロムソNOWを運営します。どうぞよろしくお願いします!
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tromsojapan · 7 years
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まだまだ楽しめるウィンタースポーツ
秋には日本へ、春には北ノルウェーに戻るという渡り鳥生活をしている笠島です。
 桜の満開を待たずに戻ってきたノルウェーはまだまだ冬。居間から眺める対岸の山々には雪が多く残っています。日照時間はすでに日本より長く、絶好のスキーシーズンです。
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トロムソでスキーと言えばバックカントリーかクロスカントリー。唯一あったスキー場は数年前につぶれてしまいました。けれど森林限界が400mと低い極地では、少し登ればあたり一面もう天然のスキー場です。
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  早速スキーに行こうと気がせくものの、この数年まともにバックカントリーをやっていないガチガチの体には少々無謀かも、とのことでまずは体慣らしに家の裏山をスノーシューで散策することに。屋根裏に上って一昔前のスキーとスノーシューを出しました。最近のスキー板はもっと短くて回転しやすいのだけれど、山を歩くならやはり昔ながらのスキーの方がいい(かも)ね…
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裏庭から出発。スノーシューを履く必要もないほど、裏山の雪は固くしっかりしていました。
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おっ、ヘラジカの足跡を発見。こんな家の近くまで来ているのか。
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小川ももう解けだして、快い春の音を立てています。
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 低地の茶色と山の白のコントラストはこの時期ならではのもの。
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リュンゲンアルプスにあるステインダーレンの集落の一部が見えます。この集落の谷を上っていくと氷河までたどり着くことができます。
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日の当たっているところは、苔やコケモモの緑が一足先に春を満喫していました。
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さて、今年はいつまでスキーができるかな。
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tromsojapan · 8 years
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オーロラ音楽祭 北極圏の音楽からロックまで楽しもう。
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写真上: オーロラ音楽祭(Nordlysfestival)の名前入りの風船 ノルウェー語でオーロラは”Nordlys” (Nord=北、lys=光) 
こんにちは、高峰です。
トロムソでは約1ヶ月前に太陽が戻り、昼の明るさが少しずつ増してくる一方、まだまだ夜の闇とオーロラの神秘的な世界は続きます。昼にはまだ高度の低い太陽光でピンクに染まった島対岸の白い雪山も足早に戻る闇に包まれ、やがてオーロラの下で青白く光ります。そして白い雪山と深い暗色の海のコントラスト。移りゆく自然の美しさを称えるように、この時期オーロラ音楽祭が開催されます。30回目のオーロラ音楽祭、今年は1月27日から2月4日までの9日間でした。
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写真上: トロムソの早い夕焼
 さて、オーロラ音楽祭をご紹介する前に私が考えるオーロラ音楽祭の良さをお伝えさせてください。
 なぜオーロラ音楽祭が良いか
「北」の音楽やアーティストの作品を中心に楽しめる。
1週間で大小40のコンサートが町の中で聴ける。
無料のコンサートが多い(全体の3分の1以上!)。
ユニークなコンサート会場。
トロムソは小さい町中にホテル、会場、レストラン等全てがありとても便利。
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写真上: 音楽祭メインホールのクルチュールフーセ
どんな音楽祭?プログラムは?
オーロラ音楽祭は「北極圏の音楽」が主要テーマです。北ノルウェーのオーケストラ、マーチングバンド、トロムソ地元のジャズアーティストやサーミの詩などがプログラムに多く登場します。
さらに近年は「北極圏」の枠組みを超え国際色の豊かなプログラムが組まれています 。今年は米国のトランペッター、ジョン・ファディスやアース・ウィンド&ファイアーのアル・マッケイ、ロシアのガリーナ・ヴィシネフスカヤ・オペラセンターなども参加。 バリエーションの大きなプログラムが楽しめます。
今年のコンサート数は40。クラシック、ジャズ、民族音楽、ポップ、ディスコ等、毎日多様なジャンルのプログラムです。
ちょっとプログラムを抜粋してみます。
  1月28日 
クラシック   北ノルウェーオペラ&オーケストラ  オープニングコンサート(曲目ラヴェル「ボレロ」、ムソルグスキー「展覧会の絵」)
 ロック ノルウェーのロックバンドLAVA
      1月29日
民族音楽 TIR ALU (バイキング時代の楽器の再現) 
オペラ ガリーナ・ヴィシネフスカヤ・オペラセンターからオペラ歌手 「オペラのパワーと情熱・ロシアの声」エフゲニー・オネーギン(チャイコフスキー)、イーゴリ公(ボロディン)など
バロック ハンネソフィー・アクセルセン、ヴァルプ・ハーヴィスト��� ”Beyond the River God” (フィンランド、北ノルウェーアーティスト共演バロック音楽)
フォーク音楽 カローリーネ・クルーガー他 ”Labyrinter!” (ノルウェーの詩人アンドレ・ビャルケの詩をもとに作曲したノルウエー語の童謡、フォークミュージック、子供向けコンサート) ・北ノルウエー軍楽隊マーチングバンド 2月1日
ジャズ ジョン・ファディス、タミー・マッケン 「エラとディジーへのトリブュート」 2月3日
ディスコ アル・マッケイ・オールスターズ 「アース・ウィンド&ファイアーイクスピアリエンス」(アース・ウィンド&ファイアーの元メンバーアル・マッケイとバンドがプレイするアース・ウィンド&ファイアーの曲)
             2月4日
 サーミの息吹 スヴァンテ・ヘンリソン ”Viddderna inom mig” (サーミの詩人ニルス=アシュラック・ヴァルケアッパーの詩に北スウェーデン出身のアーティストが作曲)
一部抜粋ですが、かなり長くなってしまいました。どのコンサートに行くか決めるのが大変です。
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写真上: オーロラ音楽祭のプログラム
チケットの値段は?
有名アーティストも名前を連ねるプログラム、コンサートチケットのお値段が気になるところです。今回の音楽祭、半数以上のコンサートが300kr以下で聴けます。このうちナント無料コンサートが15本です。残りのコンサートは少し高くなり、アル・マッケイは490kr、北ノルウェーオペラ&オーケストラのオープニングコンサートは360kr。一番高いチケット「オペラのパワーと情熱・ロシアの声」で890krです。
 先ほど無料コンサート15本と書きましたが、全公演数40の中の15本、すなわち1/3以上のコンサートが無料で楽しめることになります。無料コンサートは毎日昼と夜に催されています。プログラムも、フォークミュージック、マーチングバンドからトロムソ大学芸術学部(旧北ノルウェー音楽院 )の学生によるクラッシックやジャズ演奏と色々楽しめます。
さて、レポートです。まずは無料のフォークミュージックとマーチングバンドを聞いてきました。
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写真上: ラビリンス!のコンサート会場。家族連れが目立ちます。
 両コンサートとも町の広場の西側後方にあるコンサートホール、クルチュールフーセ(kulturhuset)で行われました。まずは、フォークミュージック。地下の小劇場です。「ラビリンス!(Labyrinter!)」 と言うコンサート。ノルウェーの詩人アンドレ・ビャルケ(Andre Bjerke)が書いた子供向けの詩にカロリーネ・クルーガー(Karoline Krüger)のバンドが曲 をつけたものです。アンドレ・ビャルケ の詩には楽しい語呂合わせが多く、それにアコーディオンやバイオリン演奏がうまく合わさっていました。下の子を連れて行ったのですが、面白かったようで30分間ちゃんと座って聞いてました。
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 写真上: ホールで。振る舞われた菓子パンとココアを前に娘も大喜びです。
「ラビリンス! 」が終わり上のホールに戻ります。次のマチーングバンドのコンサートはこのホールで行われます。今回はオーロラ音楽祭30周記念ということで、お祝いの青い風船があちこちに飾ってあります。ホールでは無料のコーヒー、ココアと菓子パンをセルフサービスで提供していました。次のコンサートまでココアとこの菓子パンをいただいて一息つきます。娘は風船をもらって大喜びでした。
 マーチングバンドは、トロムソより南方の町ハシュタ(Harstad)から来た軍楽隊です。今回は管楽器だけでしたがノルウエー音楽からガーシュウィンまで演奏して面白かったです。これも30分くらいの演奏でした。
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写真上: ホールでマチーチングバンドを待つ人々
12時少し前にコンサートホールに入って出てきたのは14時過ぎです。無料でコンサート2つ楽しみ、ココアと菓子パンさらに風船をいただいて楽しませてもらいました。無料コンサートオススメです。
 今回はこの他にもオープニング・コンサートに行ってきました。曲目はラヴェル「ボレロ」とムソルグスキー「展覧会の絵」。これも楽しく聞かせてもらいました。オープニングなので曲の間に何件か音楽祭関係者の挨拶スピーチが入り、1時間くらいの時間です。終わるのが夜早めの時間なので、その後食事に出かけるのに調度良いかもしれません。
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 写真上: コンサートホール2階の人気カフェ「カフェ・ソン (Café Sånn)」 地元のマイクロブルーワリーのビールも楽しめます。
どうやってチケット買うの?
チケットは、ネットで前売り又はコンサートホール(Kulturhuset)や映画館フォーカス・ヒーノ(Fokus kino)の窓口で購入します。ネットで購入の場合は電子チケットがメールに送られてくるのでそれをスマートフォンに落とすか、プリントアウトして持って行ってください。
どこであるの?ホテルから近い?
1つを除いてコンサートは全て町で行われます。会場としてはコンサートホールのみならず、 劇場カフェ、ハーバーのポップなホテル、ヨーロッパで現存する最も古い映画館、トロムソで一番古い木造建築スカンセン、トロムソ大聖堂などユニークな場所でコンサートを楽しめます。
トロムソの町はとてもコンパクトです。その中にこれらの施設をはじめ、レストラン、バー、お店などがひしめいています。ですので、町中のホテルどこに泊まってもこれらのコンサート会場は5分から10分程度で歩いて行けます。非常に便利です。
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写真上: 2月はじめ。時刻はまだ16時ですがもう暗いです。
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tromsojapan · 8 years
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サーミの人々の記念日 サーミナショナルデー
こんにちは、高峰です。
2月6日は北極圏の先住民族サーミの人々のナショナルデーでした。
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写真上: 伝統的衣装でナショナルデーを祝うトロムソ在住のマイリンさん(写真提供 Karen Tornensisさん)
 サーミナショナルデーとは
1917年2月6日にトロンヘイムで初めてサーミの全国大会が開かれたのを記念して、 毎年この日がサーミの人々のナショナルデーとして祝われるようになりました。
 全国各地でお祝い
サーミの人々 にとって2月6日のナショナルデーはとても重要な日です。この日はノルウェー各地でお祝いの式典などが催されます。オスロではこの日の朝にオスロ市長が市在住のサーミの人々を招いて式典を行います。トロンヘイムでは初のサーミ全国大会100周年を記念してソールベルグ総理大臣が参加した特別記念イベントが行われました。ノルウェー王室も殆ど毎年各地の式典に参加しているようです。
さて、トロムソでは市庁舎で記念式典が行われました。式典ではサーミの伝統的な民族衣装コフテを着た市長がサーミ語でスピーチを行い、 地元小学校のサーミクラスが伝統的な歌唱ヨイクを披露。カラフルな民族衣装をまとったサーミの人々が市庁舎に集まりこの日を祝いました。
市長クリスティン・ロイモのサーミ語でのスピーチ。実は彼女はサーミ語ができません。この日のために一生懸命スピーチの練習をしたそうです。
そのスピーチを聞いて地元小学校のサーミクラスの子供達は大喜び。市長のサーミ語のスピーチに聴衆も感銘を受けたようです。
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動画上: 2013年のフィンマルク地方ヒルケネスでのサーミナショナルデーのお祝いの様子。ホーコン皇太子がサーミ語でスピーチの口上を述べるのが見れます。
 なぜこの日が重要なのか
今年のサーミ・ナショナルーデーは初のサーミ全国大会から100周年を迎えることもあってサーメの人々にとって特に大事な日でした。
ノルウェーでは19世紀半ばから20世紀半ばまで主に学校教育やトナカイ放牧の土地使用を通してサーミ人のノルウェー同化政策が取られました。学校教育では、政府が使用言語をノルウェー語のみと制定(1898年〜1959年)。寄宿学校の形態でノルウェーの文化と価値観の浸透促進が図られました。よってこの時代のサーミの子供たちは実質母語のサーミ語を使用することを許されませんでした。
この法律が廃止されたのは1959年でそんなに昔の話ではありません。祖父母や両親が子供の頃に学校でサーミ語を話すことが許されなかったというくらい近い過去の話です。
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写真上: 伝統的衣装のサーミの家族と移動式住居ラッボ(perspektivet museumより)
 100年前のサーミ全国大会ではサーミ語学校の設立、トナカイ放牧と土地利用等、サーミの人々の権利に関して初めて全国スケールで議論がなされました。非常に意義深いのが、大会でサーミの人々が一つの民族であることが公に宣言されたことです。それまでノルウェーの同化政策で抑えられていたサーミの民族意識の覚醒が明言された日なのです。
そんな歴史的経緯があるので、今回の式典でのトロムソ市長のサーミ語のスピーチはサーミの人々にとってより感慨深いものだったのかもしれません。
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tromsojapan · 8 years
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小さいけれど、けっこう見応えがある?北極博物館へ!
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Polar Museum(北極博物館)に行ってきました! 街の中心街から歩いて5分ほどのところにある博物館です。
こちらでは北極での人々の暮らしぶりや狩の様子、北極の探検家たちのことを、アザラシやシロクマなどの剥製とともに興味深く学べる博物館といった感じです。
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こちらが博物館の入り口です。 早速はいってみましょう。入場料はひとり、60NOK(大人)でした。
中はほぼノルウェー語とちょっとの英語の説明といった感じですが、小さな博物館にところ狭しと展示物がならんでいるので、ノルウェー語のわからない私でも見ているだけでなんとなくわかりました。
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こちらはセイウチの皮。分厚くてビックリ!!
おおよそ10㎝くらいあるんじゃないでしょうか。こんなに分厚い皮で守られているんですねー。
さすが、北極圏で暮らす生き物たちの過酷さ、厳しさを感じます。
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こちらはなんとなく、このアザラシの絵が気に入りったのでパチリ。
スヴァールバル島(トロムソよりさらに北に位置する島)のホテルの宿泊張に、1960年代に泊まったお客さんが書いた絵日記なんだとか。
そのときの壮大な風景が伝わってきます。わたしもトロムソに住んだからには、一度は訪れてみたいなぁーと思っている島です。
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壁にかざる鹿やトナカイは今までもみたことありましたが、セイウチの飾りははじめて見たかも?しれません。(左上にあります)
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博物館の外には、ロアール・アムンセンの像があったので、最後にパチリ。(写っているのは夫です。笑)
アムンセンは南極点と北極点の両方に、世界ではじめて到達したノルウェー人の探検家。アムンセンをふくめ多くの探検家たちが、ここトロムソで北極圏の経験を積んで旅へ出ていったそうです。
博物館の中でくわしく探検家たちの冒険の様子も知ることができますよ。
アザラシやシロクマなどの狩の様子は、ちょっとリアルなところもありますが、ここ北極圏で生き抜くための知恵がたっぷりと詰まっている博物館。
小さい博物館のわりに内容が濃く、なかなか興味深い博物館でした〜。
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tromsojapan · 8 years
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さよなら、ポーラナイト、こんにちは、太陽。
こんにちは、高峰です。
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トロムソは土曜日21日に「太陽の日」(Soldagen)を迎えました。そうです、もう今年のポーラナイト(極夜)もやっと終わりました。
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太陽が戻ってきたと言っても、突然朝から晩まで明るくなるわけではありません。これから毎日少しずつ日が昇っている時間が長くなります。トロムソでの今日の日照時間は約3時間37分(日の出が10時8分、日の入が13時46分)と計算されています。前後の薄明かりを合わせると、8時半から15時半くらいまでは野外活動ができるくらい明るくなってきました。スキーにも行けます。
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 約2ヶ月ぶりに拝む太陽は、雲間からのほんの数分でも、トロムソの人々には特別な喜びです。トロムソでは毎年1月21日の「太陽の日」を(ベルリーナ)ボッレ(berlineboller)を食べてお祝いします。ボッレは(英語ではよくbunsと訳されてますが)中にジャムやクリームが入った丸い菓子パンです。 この時期に食べるボッレは特にソールボッレ(Solboller「太陽のボッレ」の意)と呼ばれ、太陽を連想させる赤いラズベリージャムが入ったものが人気です。「太陽の日」には家庭だけでなく、職場や保育園などでもソールボッレを食べてお祝いをします。
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ソールボッレは町のスーパーやパン屋さんで手軽に買えます。通常1個15kr 前後です。大きいのだと直径10cmもあり一個で結構お腹も膨れます。(写真の新聞広告ではユーロ・スパーで1個2,8krと大安売りです。) また、カフェでもこの時期ソールボッレを提供してるところも多いので食べ歩きをしてみても楽しいかもしれません。
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さて、この日はさらに、夕方に町で花火が上がりました。と言ってもこれは大晦日にあげる筈だった花火が悪天候で延期されたのを、「太陽の日」に持ってきたという経緯なのですが。この日は家族でソールボッレを食べた後、家のベランダから花火を楽しみました。
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tromsojapan · 8 years
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トロムソ国際映画祭その2
こんばんは、高峰です。
トロムソは最近雪も多く気温も氷点下。真冬真っ盛りです。
さて、 第27回トロムソ国際映画祭(TIFF)昨日終了しました。今日は今回見た中でオススメの映画をご紹介したいと思います。
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今年の映画祭の焦点の一つは「北」でした。グリーンランド海で最後のアザラシ漁をするノルウェー漁師 のロードムービー、伝統の一環として水産工場で鱈の舌をさばくロフォーテン諸島の子供達のドキュメンタリー、先住民族のサーミの人々(Sápmi)の歴史と伝統文化に関する作品、サーミの詩人ニルス=アシュラック・ヴァルケアッパーのドキュメンタリーなど、スカンジナビア半島北部がテーマの作品が沢山上映されました。
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その中でもサーミのアクション映画Pathfinder (サーミ語原題Ofelaš )が印象的でした。Pathfinderは、30年前にニルス・ガウペ監督によって撮影された初めての全編サーミ語の映画です。制作翌年1988年のアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされました。筋書きはサーミの伝説に基づいています。舞台は約1000年前の北ノルウェー内陸フィンマルク地方。主人公のサーミの少年アイギンは侵略者チュヂ族に家族を殺害され、自ら負傷しながらも近隣のサーミのキャンプに逃げ込む。追ってくるチュヂ族から逃れるためにキャンプの人々殆どが沿岸地方に避難。残ったアイギンは、襲撃してきたチュヂ族に捉えられ拷問を受けるキャンプリーダーのシャーマンを解放することを引き換え条件として、自ら沿岸への道案内を申し出る。沿岸への途中の険しい山道でアイギンは知恵と勇気を持ってチュヂ族の進行を阻止。最後に無事に沿岸のキャンプに合流した彼は新しいシャーマンとなる。
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特に良かったのが、今回このクラッシック映画がサーミの伝統歌唱ヨイクの生演奏と共に上映され��点です。もともとPathfinderは有声カラー映画です。しかし今回のTIFFでの上映のために特別に音声を抜き取った上で、サーミ人のヨイク歌手を含むミュージシャングループが新たに映画全編に曲をつけました。そのミュージシャングループが映画の上映に合わせてコンサートをしたわけです。作品中の北ノルウェーの冬山の景色、サーミの伝統と美しいヨイクの音。素晴らしい上演でした。
 TIFFでは、このようなフィルムコンサート(無声映画をコンサートと合わせて上映)を毎年行っています。言葉なしで楽しめる素晴らしい映画。おすすめです。
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TIFFでのおすすめは他にもあります。特設野外スクリーンでの上映です。町の広場に大きなスクリーンを設置して映画祭の間は殆ど毎日3、4本の作品を上映しています。特に午前中は、子供向けに世界各国からのアニメなども上映。今年はトルコの人形劇風アニメなどを上映していました。雪ちらつく中、保育園や小学校低学年の子供達がたくさん学校の行事として見に来ていました。午後にはXスポーツのドキュメンタリーや、ドラマも上映されていました。ちなみに特設野外スクリーンでの上映は無料です。
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野外映画を見た後は、冷えた体を温めるため広場横にあるタパスレストランTapas Tromsøへ直行。居心地の良いカウンター席で生ビールをいただきました。干し鱈のクリーム煮など北ノルウェーの食材を使ったタパスが美味しかったです。
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tromsojapan · 8 years
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北極圏教会とコンサート
こんばんは。高峰です。
12月のトロムソはポーラナイト(極夜)真っ只中、毎日暗いです。でも、実はこの時期のトロムソはとても楽しいんです。なぜかというと、映画祭、音楽祭、コンサートなどの文化系催し物からポーラナイトマラソンのようなスポーツ大会まで、各種イベントが目白押しだからです。今日は先週開催された北極圏教会でのクリスマスコンサートをご紹介します。
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小雪降る金曜日の午後6時半。町の港に立つと、対岸橋のたもとに北極圏教会のスッとした白い姿が見えます。二等辺三角形の外観は、フロアライトで照らされて暗い海で光る白い氷山のよう。コンサート開演までまだ30分程あるので散歩がてら歩いていくことにしました。町の中心から橋を渡る約15分の道のりです。
 真ん中が一際高い橋の上をゆっくり歩いていると、右側後方の街の港からクリスマスでライトアップされた沿岸急行船が出港するのが見えます。橋を下降していくと、今度は教会の外見が鮮明になってきます。正面がガラス壁なので明るい中の様子が見えます。横壁も部分的にガラス壁で暖かそうな明かりがもれています。 橋の上は風が冷たかったので、その明かりにホッとしました。入口で先に来ていた友人が用意してくれてたチケットを受け取り、中に入ります。
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中は8割がたの席が埋まっていました。先に来てる筈の友人の姿を探して通路でキョロキョロしていると知人が何人か通り過ぎ挨拶を。今日のコンサートは、トロムソ大学コーラス「ミーマス」とトロムソシティーオーケストラの合同クリスマスコンサート。大学勤務していた頃の同僚がコーラスで歌うのでそれを聞きに来たのですが、やはり客席にも知った顔がちらほら見受けられます。客席真ん中の方に友人を見つけ、隣に座ってホッと一息つきます。
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曲目はハイドンの「困苦の時のミサ (Missa in Angustiis) 」とスウェーデン近現代作曲家ラーシュ=エリク・ラーソンの「変装した神 (Förklädd gud/God in Disguise) 」。ハイドンの曲は名のごとく暗鬱なそれでいてかすかに時々光が差���込むような趣です。一方、ラーソンの「変装した神」は明るく牧歌的な趣で親しみやすさを感じさせました。また、「変装した神」はスウェーデンの詩人ヤルマル・グッルベリ(Hjarmar Gullberg)の作品をもとにラーソンが作曲したものなのですが、このコンサートではグッルベリの詩もリサイタルされました。スウェーデン語で理解がおぼつかないところもあったのですが、グッルベリの古代ギリシャの牧歌的な世界の趣が楽しめました。
大学芸術学部と共同運営で海外遠征も多々のコーラス「ミーマス」と地元で活躍するトロムソシティーオーケストラ。プロのソリストを迎えて行われたコラボのコンサートは、迫力のある中にも親しみが感じられます。教会の客席からはガラスの横壁を通して外に舞う雪が見えます。降る雪を外に感じながら明るい教会の中で聞くミサ曲。クリスマスはもうすぐそこまで来ています。
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約1時間半でコンサートは終わり、知人に挨拶して外に出ると雪は止んでいました。金曜日の20時30分、まだ宵の口ということで、友人と町に戻ることに。また橋を渡って、中心街の手間スカンセン地区にあるビストロHildrに入ります。ちょうどJulebordシーズンで混み合ってましたが、壁際に運良く二人がけを見つけました。そこに座って、地元のチーズプレートを注文。そして、ビストロとは目と鼻の先の地ビールブルーワリーGraffのクリスマスビールで乾杯。スパイスの効いたコクのある地ビールを2杯堪能しました。北欧の詩が好きな友人の話に耳を傾けているうちにあっという間に終バスの時間に。慌てて中心街のバス停に戻ると恒例の赤いハート型ランタンが少し出てきた風にかすかに揺れて笑っているようでした。
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sayakakuwabara · 8 years
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家さがし、はじめています。
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トロムソに到着して一週間たちました。
まだ旅の中にいるような、でもここに住むんだよなあ、と不思議でしょうがない。そして、ひさしぶりに何かがはじまる、ザワザワを感じています。
自分のまわりの景色も、聞こえる言葉も、食べものも、すべてが新しいことだらけ。そろそろアウトプットしないと頭が爆発しそうなので、ブログを書くことにしました。
さて、今住んでいる家は、一ヶ月ほどで出なきゃいけないので、家さがしをはじめています。
もしかしたら、ノルウェーでは広いお家に住めるのかしら!なんて、ひそかに思っていたわたしの夢は、ササーっと一瞬で消えていきました。トホホ、、、
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探すのはfinn.no(http://m.finn.no/)というサイト。(洋服から家まで、個人がかんたんに売ったり、貸したりできて、ノルウェー人はよく使っているみたいです)
探しはじめて、早速おどろいたことがあります。
それは、屋根裏部屋はもちろん、地下室だって、空き部屋があったなら1㎡から誰かに貸し出しちゃうということ!
すこしでも空き部屋があったら、これを誰かに貸そうじゃないか!と、なるようなんです。というのも、トロムソは家が少ないうえに、家賃が高いから、家をだれかとシェアする習慣がふつうに身についているのだとか。(ノルウェーの中では、トロムソはオスロの次に、家賃が高いそうです)
日本よりももっと、だれかとなにかを共有することが近い感覚なのかな?
そして、値段も物件もピンキリで、おおよそ二人暮らしでは12,000クローネくらい(日本円にして15万円ほど)?が相場かなとみています。
ちなみに、今の仮の一軒家のお家も、上の階には年配のご夫婦が住んでいます。といっても、キッチンやお風呂はそれぞれ別々なのだけども、いつもご夫婦の気配をどこかで感じるふしぎな感覚です。
これもいつか慣れるのでしょうか?
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