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#パンティストッキングみたいな空
deadscanlations · 7 years
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Panty Stocking mitaina sora - Takahashi Hiroyuki
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A oneshot from AX v.81.  
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ryou-takano · 4 years
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comanadareshiki · 6 years
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いわゆるエゴイストと聞いたときに想像するような固い、自分を主張するようなのではなく、なんか蛭子(能収)さんみたいな。どんな状況下でも自分に対して忠実で、どこまでも柔軟に対応していくようなエゴイストに憧れはありますね。
特別対談|『うめざわしゅん作品集成 パンティストッキングのような空の下』特設サイト - 太田出版
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akihohika2 · 6 years
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20180420
 22歳になったよ。なんだか自分が22歳だってことにかなり驚いてる。なんでって、ずーっと18歳の気分でいて、なんか21までは数字の響きとその気持ちが合致してたから大丈夫だったんだけど22ってなんだろう。なんか、若さに鱗があるとしたら剥げ始める数字な気がするね。ただの勘違いかもね。でもたしかに去年はこんなこと思わなかったし、来年はもっと思ってるきがする。23って。久々の素数やぞ。
 あっと思った瞬間の話を書きます。あっと思ったのは三つです。旧約聖書と漫画「パンティストッキングのような空の下」と差別です。
 旧約聖書にある「コヘレトの言葉」にこんな文章があるんだって。「既に死んだ人を、幸いだと言おう。更に生きて行かなければならない人よりは幸いだ。いや、その両者よりも幸福なのは、生まれて来なかった者だ。太陽の下に起こる悪い業を見ていないのだから。」(画像しかなくて出典わからんごめん)
 『パンティストッキングのような空の下』の最後らへんで明るい女の子がこう語りかける場面があるんだって。「生まれてこないで済んだならそれが一番よかったな 誰だってそうじゃない? みんな自分だけが自分なんだから」
 差別の話です。世界にはかなりの差別があるそうです。僕はほとんど受けたことがないし、身近にもあまり存在してないからインターネットや本、テレビで存在をしるんだけど、僕は、本当に、その度に、この世界が消えてしまえばいいのにと思います。そして、この世界はそんなに一瞬じゃ消えて行かないことを知っています。22歳だから。そしてこの世界はそんなに一瞬じゃ変わらないことを知っています。だから、あまりの果てしなさに絶望します。
 生まれてこないで済んだらそれが一番いいはずさ。
 でも、この果てしなさはある意味で希望にもなるばずじゃない?って心の中のギャルがいいます。ってかさ~それ希望じゃね?って。
 そうだよね、絶望も希望も存在しないんだから、その果てしなさは希望にもなるよね。ってかそうしなきゃだよね、ね。
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693com · 6 years
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🐢 . お久しぶりです。 先日「最近私が好きで履いてる〜」なんて言いながらこんなに間隔が空くなんて自分でもビックリしています… すみません… . さて気を取り直して。 . アイエヌティー株式会社さんから発売されている、ベノトレインマイクロという平編みの弾性ストッキングです。 生地が柔らか目で薄さもそれなりにあるのですが、履いたまま1日ハードに動き回っても夜遅くまでカチッと圧迫してくれます。 足首や膝の裏などシワになりやすい部分も痛くなりにくい気がします。 . 雰囲気としてはジョブストのオペークをすこーしだけ分厚く硬くした感じでしょうか… . 維持期の方や浮腫のボリュームがそこまで出てきていない方には特にオススメです💡 色のバリエーションもいくつもあるので(濃いグレーやベージュ系も何色もあります)、カラータイツ感覚で遊べる…かも…知れません…(シーズンカラーが赤と青で絶望しています。笑) . 価格はパンティストッキングで14000円(税抜) ストッキングで10800円(税抜) となっております。 . 足の裏にも加工がありました。 お腹と足裏は締め過ぎず、けれどしっかりフィットするような形状で作ってあるそうです。 . #ソリュウション株式会社 #リンパ浮腫 #弾性ストッキング #アイエヌティー株式会社 #ベノトレインマイクロ #bauerfeind #림프부종
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tyatyafan · 7 years
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パンティストッキングのような空の下
あのマンガのセリフそのままなんだけど、これから楽しい予定しかないし、好きな男の子もいたし、旅行も最高に楽しかったし、お母さんは好きだし、バイトもそこそこ楽だし、いい音楽も映画も沢山知ってると思うし(これはまだまだ知りたいけど)、気の合う友達もできたし、大学もそこそこ楽しいし、私の人生は超超サイコーだけど、生まれてこないで済んだならそれが一番よかった。みんな自分だけが自分なんだから・・常に心がザワザワしてた夏がすぎてただ漠然とした寂しさだけが後をひいて夏より精神がとても安定している。日々は朽ちたのではなくただ消え去っただけだ、何もかも最後まで美しかった。
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ntrcp · 7 years
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混乱する夫10
読むとその他愛のない内容に気が抜けた。それはただの旧友からの知らせと思われ、秘密の暴露などなかった。期待に高鳴っていた胸の鼓動は静まってはいなかったが、頭を振ると少し静まった目で再度それに目を通した。 まず、それを書いた者が気になり手紙が入っていた封筒を裏返して見たが、そこには返送先の住所などなく宛先は妻の実家の住所で宛名は妻の名前となっていた。 内容から推定するとその手紙を書いた者は妻の学生時代を知っていたと思われた。2年生での大きな出来事との記載も気になったが、わざわざ住所を伝えるに用紙の下に書かれたインターネットアドレスを書いてある点は不信だった。と、妻を嬲る犯人が海外のファイル共有サイトを常用している事が頭の中で繋がった。 考えるほどのこともなく、最初の一読で気がつかなかったことが不思議な程、それは犯人から妻への最初の連絡と知れた。犯人と妻とは学生時代に何らかの接触があり、犯人は再び接触を求めているのだった。 そこから考えれば、妻が大学卒業の後、この地方に戻って来た事が得心できた。妻は首都圏の暮らしで、2年生の折、大きな出来事に遭遇しそれから避けるために戻ってきたのだった。 脳内の一部は証拠もなく推定にしがみつく事の危険を訴えていたが、その紙片がこの閉ざされた場所にあることが何よりの証拠と別の頭が牽制するのだった。 妻はこの地域の高校生までの友人とは交流があったが、大学時代の友人と会うことは少なかった。結婚式には数人の女性を招いていたが特段怪しそうな人物はいなかったと思われた。首都圏と離れた地方という事もあったが、新婚旅行の際に海外出発の前日に空港近隣のホテルにしようと提案したが、妻が不便にも関わらず前日にこの地方の都市にあるホテルに宿泊して早朝に出発する事を推したことを思い出した。 空港までも駐車場料金が高額になるにも関わらず自家用車で向かう事を主張する妻を思い返すと、その当時は新婚生活で他者の介在しない時間を少しでも多く取るためと思ったが、妻は首都圏を避けているのかもしれなかった。 犯人へと近づく過程の手掛かりを手に入れたことに複雑な満足感を味わったが、取り出した物を寸分違わない形で戻す事は骨が折れた。狭い穴から身を乗り出して不毛な事をしている姿を第三者が眺めたら呆れるに違いない筈だったが、自分は妻の秘密に触れ、また一つ手掛かりを得たことに満足しており、事務作業のように散文的なものとしてそれを片付けた。 一旦外した屋根裏収納の板材を元通りにはめ込むと、抜いた釘を刺し戻した。そこは元通りの暗闇で自分が痕跡を残さず片付けた仕事に満足すると階下に降りた。 電源を入れたままのpcの前に座ると、秘密の手紙にあったアドレスを入力した。海外のサーバと思われ、画面の下部にある進行状況のバーに目を留めていたが、それは遅々として進まず、やがて一気に伸びると画面にはファイルが既に無いことを告げるメッセージが写しだされた。 犯人が痕跡を残す筈も無いと思っていたが、やはり画面の表示には失望感を拭えなかった。犯人からの自分宛のメッセージも確認したが、それは依然として無く、前に送った仕掛のあるファイルを犯人が送ってくることが待ち遠しかった。 その頃には日も傾いており、これからどうしたものかと暫く思案していたが、昨日帰宅して置いたままの鞄に、若者のノートpcから抜き取ったファイルがあることを思い出した。 昨晩はそれが頭の一部を確実に占めていたのだったが、風邪を引き込んだところに妻の痴態を示す映像をみてすっかりそれを忘れていた。家の中で走る必要もなかったが、急な切迫感に囚われ小走りに鞄をとって返すとメモリをpcに差し込んだ。 コンピュータウイルスを懸念したがdosから起動した為、ウイルスが活動する事は無いと思い直すと、画面には無数のファイルが写しだされた。それは画像ファイルであったので、ファイルの読み込みが進むと同時にその縮小映像を次々に写していった。 切手ほどのサイズのため、それが何を写したものか判然としなかったが、一枚を開いて直ぐに内容が分かった。それは若者が職場の机の下に隠匿したカメラから集められたものだった。 あまり解像度が高くない映像の上、暗い場所で撮影しているため、一部に荒い部分もあったがそれが椅子に腰掛けた女性用の股間を狙って写された事は明白だった。 会社の制服はどこにでもある地味なもので、元々のスカート丈は膝を隠す程度のものだったが、そのまま着ている者などおらず、大抵がウエストを折り込み短めに履いているのだった。 画像は下半身だけだったので庶務に勤務する女性などあまり知らない自分には誰か判別することは出来なかったが、むっちりとした肉感的な太腿がストッキングに包まれ、魅惑的な陰影を見せながら、スカートに隠された辺りで色を濃くしているものなど、外に見せることのないストッパー部分を見ることは既に先程妻で精を放った股間を勃起させた。ビューワーに表示されるファイルの作成日はどれも深夜となっており、おそらく膨大な時間の動画から一心不乱に見所を切り出して静止画にしている若者の姿を思い浮かべると苦笑するしかなかった。 写真は若者が自分に自慢のコレクションを見せているように、タイツからストッキング、中にはパンティストッキングではなくセクシーな大腿までのストッキングなどもあり、興奮を誘った。 女性がいつも貞節でいる訳ではないことを証明するように、だらしなく脚を開き、椅子に柔らかな太腿を載せてもその奥には白いショーツが縦のストッキングの縫合部に覆われている姿や、手が太腿のストッキングを摘み引き上げている姿は机の下の事情を覗き見る隠微さがあり、若者の鑑定眼に信用が置けることは確かだった。 はじめは丹念に見ていたが、枚数が多いこともあり次第にページを繰る速度は増した。どれも興味のあるものだったがある一枚で手が止まった。 はじめは自分好みの均整のとれた清楚な曲線に眼が留まったのだったが、それを見れば見るほどそれが妻ではないかと、画像と自分が知る妻の脚線を比べているのだった。 それは着座したものが立ち上げる寸前の脚を開いた瞬間を捉えたものの様だった。スカートは膝上となっていたが、他の映像に比べれば丈の長いものだった。妻は周囲がスカートを短く履いているところ、僅かには縮めていたにせよ、さほど短いスカートではなかった。ただ、妻は比較的高い身長だったためサイズの限られた制服を着用したところでも膝上が覗いてしまうのだった。 自分としても既婚者である妻があまり華やかな姿をすることは迷うところだったが、妻自身の趣味として淑やかな着こなしをしていることは安心できていた。 そのスカートは着席しているために丈を短くしており、だらしないほど脚を開いたことで、画面の中央上にショーツがそのまま見えていた。膝から伸びるタイツは魅惑的な曲線を描く柔らかい肉に圧迫されやや色調を薄くしており、それに包まれた肉体の白さを物語っていた。 妻の脚には黒子など目立つ特徴はないのでそれが妻とは特定できなかったが、開いた脚の奥の暗がりにやや色を明るくしている箇所はショーツに違いなかった。その部分を拡大すると我ながら行為に呆れたが興奮を宥めることは出来なかった。 何も物語らないそこを注目していると、つい先ほどまで妻の性器を見ていたにも関わらず隠微に艶やかな繊維に覆われた曲線と色調に股間が解放を訴えていた。誰もいない自宅で股間を露出することは変態じみていたが、熱が上った頭は特に考えることもなく獣の本能に従った。 次の数枚の写真は同じようなものだったので、エスカレーションを期待していた心は若者をなじったが直ぐに希望は叶った。 それは正面から股間を捉えたもので邪魔なスカートに隠れていたが、二つの伸びやかな太腿の先にあるものは明るいオレンジのショーツだった。それは先日妻が自分を喜ばせるために購入した物に相違なかった。大量生産されているとはいえ陰毛寸前までレースが切れ込んだデザインは自分が見たものと同じであり、スーパーの衣料品売り場でなく専門店で購入したものが被る可能性は低かった。 自分を驚かせたのはそれだけではなかった。ショーツの両脇はこんもりと肉感的な肉体に覆われていたがそれを覆う繊維はなかった。そのすぐ手前には肉体が僅かなたわみをみせて太腿を締め付けるバンドがあり、数センチ下から漸くほとんど肌と同じ色を見せるストッキングが始まっていた。 その画像は衝撃的なほど自分を打った。感覚でしかないが、妻の防御は今や薄い布地のショーツの厚みしかなかった。それが妻の貞操が削られている事を直感すると恐ろしいほど戦慄が背筋を流れた。 妻の着替えを眺めたことなど数度しか無かったが、ストッキングを着用する際は全て腰骨上までを覆うパンティストッキングだった。それが単なる実用上のものでしかなかったとしても、重要な部分を守る層が一つ喪失している事実は不安を誘うと同時に、耐え難い程の性的魅力を放っていた。 理性がそれを考える裏側で獣の脳はそれに突入することだけを考えていた。 望めば妻と交わることはできるが、画像はそれ以上に股間の動作を促し、驚くほどの短時間で精を放つと、画像はそのままに机の前で茫然自失としていた。 一時の興奮が冷め、落ち着きを取り戻すとやはり若者がしていた事が確実となった事を考えた。それは間違いなく盗撮であり犯罪だった。ただ、それは隠に籠った悪質な趣味であるのは確かだが、犯人が妻にしている闇と言って良いほどの醜悪さに比べればまだ若さの過ち程度の刺激でしかなかった。 若者の画像集は犯人のものと異なり、被写体には羞恥を味合わせている事はなく、どこか春画のような開け広げにされた性への探求心を感じさせた。昨晩の充実した友人関係に囲まれた人物が、犯人のような行いをするだろうかと自問したが、犯人と若者との趣味を一致させることは難しかった。 若者への行為が判断を誤らせることもあると思っていたが、なにより犯人のように妻を操ることができるなにかを持っているなら若者はそのような回りくどい行為をする必要はなく、また若者の写真集の妻を思しき画像の比率は全体からみれば少ないものだった。 いずれにしても、このような行為は若者にとり益になることも無く、まして発覚すればそのスキャンダルは非常に大きくなり、昨晩の自分を送ってくれた若者の父親にとっても害となるに違いなかった。 明日からその対策を立てることを心に決めると、興奮が冷めて病が再び身体にのしかかってきた。今日一日病欠であるところ、回復を促すようなことをなにひとつしていない事に若干の後悔を覚えたが、得たものとの帳尻は充分に合わせることができた。 不安と疑念を抱えながらも、心はやや軽くなり寝室に向かうと床に就いた。 目覚めると額になにか貼られていた事に気がついた。手を遣りそれを剥がすと可愛い絵柄の描かれた冷却材だった。既に晩の時間となっており昨晩の睡眠時間を削ったところに日中は活動していたことで思いのほか深く眠り込んでいたようだった。 自分を気遣ってくれた妻に礼を言う為階下におりてもそこは無人だった。妻の鞄が玄関の床に放置されており、窓から庭を見ると自動車が無くなっていた。 恐らく妻は一旦帰宅して自分の様子を見た後に車で出かけたものと思われた。何事にもしっかりとした妻が鞄を玄関に置いて出かけたところをみると、よほど慌てていたものと見え、食卓に置いてあるドラッグストアの買い物袋もそれを裏付けていた。 怠さはあったものの睡眠によって体調は回復しており、昼食の後そのままにしていた食器を片付けることにした。食器をシンクに置くと喉が乾いたので冷蔵庫を開けると、数本の栄養ドリンクとゼリー状の栄養補助食品が乱雑に並べられていた。 妻の配慮に感謝しつつ缶を開け喉に流し込むと、炭酸が喉に心地よく弾け爽快な気分を味わった。手早く洗い物を片付けるとベランダにあった洗濯物を取り込んだ。 洗濯物を手にとった瞬間、それは昨晩の妻の行為を思い出させ少し嫌な気持ちになったが軽やかなその生地から漂う香りは鼻腔を心地よくくすぐった。 続けて家事を行ったことで独身の頃に全てをこなしていたことが思い出され、続けて妻との出会いと恋愛を経ての結婚までを頭を巡った。 妻が自分には大変魅力的でその生真面目な性格と自分だけに心安く見せる無防備な姿に惹かれて一つの家に暮らすこととなったところ、続けて起こる妻への出来事を考えていた。 身内の贔屓目にみても、妻は決して万人に美人といわれる程の事はない筈だった。しかし、そのスタイルははっきりとわかる程男性を惹きつける物で、遠慮のない友人などは盛んにそれを囃すのだった。妻が魅力的である事は自分��男性としての自尊心をくすぐったが、それが原因で自分以外の男性の視線を浴びるところはジレンマだった。 自分だけが妻の内面の美しさを理解している自信はあったが、妻の容姿に触れた男性が接近してその心優しい内面に触れ陥落することはあり得ない事ではなかった。それでも妻の愛情が自分だけに向けられている確信は以前は揺るぎないものと思っていたが、ここ最近はやや心許ないと感じているのだった。 虚空を見つめて考え事をしていると、庭の植木を通してチラチラと光が見えた。妻が帰宅するのかと思い、玄関に向かい車が庭に乗り入れる音を待ったが、暫くしても期待した音は響かなかった。 妻がなにか買い物にいっているらしい事は推定できたが、主人の帰りを待つ犬のように迎えに出たことが一人ながら気恥ずかしく、ノロノロと戻ろうとすると、玄関に置かれたままの妻の鞄に目が止まった。 家事を片付けた余韻が残っていたのか、それを持ち上げると食卓の椅子まで運んだ。付き合っている時に妻の鞄を持った時など思いのほか重量のあることに内容が気になったが、それを確認する機会はついぞ無かった。 昨日の妻の行為を覗き見たことや屋根裏の秘密を漁ったことで急激に膨らんだ探究心が、妻の鞄に手を入れさせた。 若干の後ろめたい自責の念も作業を押しとどめる程の事はなく、上に置かれたカーディガンを丁寧に脇に除けると細々としたポーチが数点入っていた。整理好きで几帳面な妻の性格が現れているようで関心したが、その中で一番重量のありそうな物を摘み上げるとテーブルに置いた。ジッパーを開けると、中は幾つかの収納に別れておりコンパクトな化粧品や乳液があり、出先でも涼しげな姿を崩さない妻の準備に感心した。 リップクリームの蓋を開けると柔らかな乳色が照明に当たり優しい色合いの光を放っていた。それを眼前に見ていると、いつかテレビで見た下品な芸能人が、二束三文の女性タレントの私物を舐めていた記憶がよぎり、我ながら変態じみていると思った。 側面の区切りはさらにジッパーで閉じられており、デザインとは言えその小さ過ぎるツマミに呆れながら指を合わせて開けると、中には生理用品が数枚入っていた。 あまり詳しくはなかったが、それは女性が生理中に使う厚みのあるものではなく、薄いおりものシートだった。会社には生理休暇の制度はあったが妻はそれで休むことはなく、さほど生理痛が重い方ではない様子だった。 付き合い始めは、そのような事を気にすることは無かったが、ある夏の晩に少し離れた都市で開催される花火を見に行った時に、妻が恥ずかしそうに、その期間中であることを告げ早々に帰宅した晩に妻との距離が急に縮まった事が思い出された。 生理用品を取り出すことはしなかったが、その底から硬質の光が覗いていることは気になった。指を差し入れそれに触れるとプラスチック状の膨らみを持った平滑な形状で、コンタクトレンズかと思ったがそれにしては異様な大きさであることに眼前でしげしげと眺めたが、すぐに答えがでた。 それは女性器から滴るものを抑えるのでなく、逆にそこに押し込まれるものに装着し、放出される精液を胎内の子宮に注ぎ込まれることを防ぐ薄い膜だった。 以前より、妻は薬局などでそれを買うことに抵抗があり、その理由に納得できる自分が買うことが常だった。その折も一人で買うか妻を車に待たせて購入していた。 一度などそれを購入してレジを離れた後、駐車場に戻ると、レジで後ろに並んでいた好色そうな年配の男性に、車内で気付かない妻を舐め上げるような視線で見つめられている事に無性に腹が立ち、不思議がる妻の視線を浴びながら車を急発進させた事もあった。 妻との始めてのセックスでは、避妊具にたっぷりのゼリーがまぶされているものを買って後、充分な愛撫で潤滑剤など必要がないとわかってからも、同じ品物を選ぶようになっていた。 普段自分が装着するものはラミネートされた軟質のもので、硬いプラスチックが膨らみを見せるそれを使ったことは無かった。裏面をみると小さな文字で不要と思える使用方法が記載されており、体温を感じる売り文句が添えられていた。 好意的にみれば妻が買ったのであろうが、何故外出時に用いる鞄にいれているのか、また自分以外との性行為にそれを使うのかと想像すると血が頭に登った。妻を外界から隔てるストッキングを喪失したショックがあった上に、守るべき内面に挿入される避妊具の存在は一種の敗北感を自分に与えた。 勿論、暴行される事故も含めて妻が予防の為に所持している可能性も否定できないが、何故それは普段自分が妻に陰茎を挿入する前に装着しているものではないのか、また、それは断らなくても寝室の引き出しから容易に手に入れることが出来る事が一層の疑念を増大させた。 その時、庭がヘッドライトの強い光で照らされた。考え事をするあまり普段なら聞こえていた筈の音が、雑念で満たされた頭には届かなかった。数秒内に車体が庭に乗り入れると思われると、滅多に感じることのなかった緊張が背筋を走った。 可能な限り丁寧に妻の鞄を元通りに戻すと、しずしずと車体が庭に入って来たことが分かった。自分は駐車するのに道路からバックで入れるため、出庫時の利便を考え車庫のスペースに完全に収めずに頭を半ば入口に向けて駐車することが多かった。妻の整理好きは駐車にも及ぶのか、中途半端に停めた様子を妻は好まず、例え不便でも枠線にピッタリと止めることが妻の趣味だった。 妻は室内が明るいため、自分の姿をカーテン越しに認め軽く手を振った。 妻は車の運転を不得手としてはいなかったが、駐車はあまり得意ではなかった。妻自身は不得手であることを認識しているので、それを前提としてパズルでも解くように一回一回の切り返しを丁寧に確認しつつそろそろと車を駐車場のラインに合わせた。 車はここ最近妻が運転をすることがなかったので、やや違和感を覚えるようにヘッドライトを居間に向けて車庫入れを完了しやがて動きを停めた。 妻は自分のために買い出しに行ってくれており、食卓にはやや過剰と思える医薬品や栄養補助食品が並べられ妻は帰宅と同時に真っ先に自分の体調を心配してくれた。少々我慢して元気そうなところを見せると妻は安心したようで洗面に向かった。 妻は中華風のチキンスープに卵を落とし、それを啜っていると、茶碗に柔らかく炊いたご飯を持ってきた。だるさが残る中食欲はあることが不思議だったが、妻は疲労が溜まっていたのが原因ではないかと指摘した。 妻の心配げな表情を見ていると、その精神的披露の一部は妻自身の出来事に起因している事を考え、不快感と不信感が混じると不思議に笑みがこぼれるのだった。自分の複雑な表情をみてとったのか妻はその表情の理由を聞いてきたが、適当に誤魔化すと、互いの有休も溜まっているので、近々旅行でもして気晴らしをしようと提案した。 妻は表情を一転させ、自分もしばらく二人で遠出することがなかったので寂しかったと言い、明日の帰りに旅行代理店に寄ってプランを見てくると心地よい笑顔をこちらに向けるのだった。 自分に向けられた表情こそが自分に向けられた妻の心の全てと思うと、日中の出来事を忘れるほどの安心感に浸ることができた。妻はスープを茶碗に注ぐと、葱と胡麻を散らし自分に差し出してくれた。 それは妻の愛情を示すように優しい味わいであっという間にそれを空にすると、妻は得心したようにやはり疲労の蓄積が原因と思うと言いながら身を翻すとお代わりを用意する為に台所に向かった。 その足取りは先程と変化がわかるように軽く弾んでおり、妻に心配をかけたことを悔やむと共に、やはり妻は自分の側で幸福にすることを内心で決意するのだった。 軽く湯を浴び、妻が買ってきてくれた鎮痛剤を服用すると急激に意識が解れてゆく感覚が襲い、早々に床に就いた。 翌朝は多めの睡眠時間が効いたのか、病が身体に残っていることは分かったが、生活に不自由しない程度には回復していた。まだ陽がのぼって間もない時間だったので、静かに床を抜けると一階に降りた。日光を入れるため居間のカーテンを開けると車の正面がこちらを向いていた。先日ドライブレコーダーを設置したためか、車が朝の挨拶をしているように思えた。 そのままガラス戸を引いて外にでると早朝の清涼な空気が自分の腹腔を洗い、小鳥の囀りを耳にしながら大きく伸びをした。 妻のサンダルを履くと、それを伸ばしてしまわないように浅く履き直すと新聞を取りに行った。いつかここが自分が妻を襲う事態を気付く発端となったと思うと、近寄るほどに鼓動が高鳴ったがそれはいつもの同じく何ら不審なく新聞を収めているだけだった。 昨晩妻が車を使ったため、車は庭の駐車場所を示す位置にとまっていた。ここに暮した当初は自分も同じように停めていたが、次第に出入りに曲がることが面倒となり、やがて車をバックで自宅に乗り入れてそのままにするようになった。 しばらくその空気を楽しむように居間の縁に腰掛けて新聞を読んでいた。一通り読み終えると手に持っていた新聞を降ろしたタイミングで正面のヘッドランプに目があった。 車は物言わぬままこちらを見ていたかと思うと可笑しくもあったが、時折頭を掻きながら新聞を眺めていた自分をその車内の眼差しで録画されていたかと思うとやや気恥ずかしかった。 と、その画像は自宅に居間をそのまま写していそうなことに気が付いた。ここ最近妻が第三者から撮影された映像を見ていたので、それが自分の盗撮道具になると分かり、その後ろめたさに動転していると、妻が階段から自分を呼ぶ声に気が付いた。 何を取り繕う訳ではなかったが、咄嗟に妻の顔をみることができず妙な行動をしていることを自覚していたが、妻は不思議そうにこちらを見ていた。 朝食���取ると、普段と変わらない日常に���復したことが感じられ妻が自分の為に用意してくれたヨーグルトと果物を摂ると家を出た。
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