Tumgik
#ミラーアップもどらず
ocha1jr · 1 year
Photo
Tumblr media
 たまには何か書く。写真についてでも。
 リコーのGR3を使うようになってからというもの、一応RAWでも同時に記録するれども、めっきり現像という行為をしなくなった。物理的なフィルム現像も、金銭的な事情から全くしていない。それ以上に、お恥ずかしい話ではあるが、もう、現像をするのが面倒なのだ。その片鱗は中古でGR Digitalを買ったあたりから(Water Fall Logicを始めたころ)で、つまり、ポケットにスポっと入るコンデジをメインで使い始めたってことが、僕の写真に対しての向き合い方の変化の象徴であったのだろう、「僕はそういう作り込んだ写真でなくていいな」と急に思い始めたのだ。いや、急にではないな。フィルム時代、使うカメラの頻度がOM-1からXAのほうが多くなった頃あたりからその兆候があったのかもしれない。そもそもGR Digitalを買ったのも、XAが壊れてしまったからだし、最終的に孫が生まれて、その退院の日にD90でバシバシ孫の写真を取っていたら、突然ミラーアップして動かなくなってしまった時、僕の中でバチンと音をたてて何かのブレーカが落ちたのだった。
 そういう僕の精神的な面だけでなく、GR3が紡ぎ出すJpeg画像が素晴らしいのも一因である。僕な下手くそな現像で色合いが破綻してしまうより、GR3のJpeg撮って出しのほうが断然美しいのである。いじったとしてもせいぜい露出補正かコントラストくらいなもので、RAWで一からイジるということを全くと言って良いほどしなくなってしまった。  一時期はモノクロモードで撮影をずっとしていたのだが、ある時のファームウェア・アップデートで「ネガフィルム調」というのが出て以来、もうそのカラープロファイルにゾッコンなのである。なんというか、往年のニュー・カラーのような、なんとなく淡く、くすんだような儚げな写真が撮れるのだ。構図が不味くてもなんとなく写真がキレイに見える。孫の肌もつやつやと見える(0歳児なのでもともとつやつやなのだが)。  写真といえばネガカラーという時代に多感な青年期を過ごしてきたからのノスタルジーなのか、三十余年前の写真にどっぷりハマっていた時代はその当たり前のネガカラーは毛嫌いしていた筈なのに、おかしなものである。
 そんなこんなで、最近めっきり現像という行為をしなくなった。  でも、それでいいと思っている。
19 notes · View notes
ha500cm · 4 years
Photo
Tumblr media
#pentax #pentaxlx #壊れた #故障 #ミラーアップもどらず #ありがとう #film #filmphotography #filmcamera #フィルム #フィルム写真 #フィルムカメラ #フィルムカメラに���してる #フィルム写真普及委員会 #光 #たんぽぽ #みなとみらい #あじさい #ふんわり写真部 #逆光 https://www.instagram.com/p/B7wNdZNlRn9/?igshid=d1j68yqb7o2i
7 notes · View notes
olddigitalcamera · 5 years
Photo
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
CANON EOS Digital X
いつものようにハードオフを巡回していて、出物が見当たらずに帰ろうかな、と思っていた所に、ショーケースの片隅に置かれていた本機に気がついたのである。 フィルム一眼レフのAFが捨て値でズラリと並んでいる所だったので、まったく気が付かなかったのだ。 値段が2000円弱。AFが微妙だと書かれていてジャンク扱いになっていた。 バッテリーと充電���が付いている。 うーむ… EOS Digitalは10DとKiss Digitalの初代があるが、このKiss Digital XとNはバッテリーが違う。 オールドデジカメでの鬼門の一つであるバッテリー問題に寄与することができないのだ。 (デジイチって、あんまり使わないんだけどなァ) そう思いながら店員さんを呼んでしまった時点で負けである(笑)
「バッテリー、充電がなかったら呼んでくださいね」
店員さんはぼくよりも年上な感じのおじさんだった。 ハードオフにしては珍しい。 同じショーケースから28-105mmのEFレンズを出してもらってバッテリーを入れてスイッチをオンにする。 う、うん…? 起動は普通に起動したのだけど、ファインダーがやたら暗くAFも合焦しない。 (なんだこりゃ…) 設定をリセットしてもMFに切り替えてもダメ。 これは完全なジャンクなんだなァ、と諦めて返そうと思った時、ふと別の考えが浮かぶ。 (もしかしてレンズの方の問題?) 幸い店は暇そうだったので、店員さんをもう一度呼んで、今度はEF-S17-85mmを出してもらう。 やっぱりか。
AFはUSM(ウルトラソニックモーター)ですいっすいっと動く、ピピッという合焦音も頼もしい。 いわゆる完動品である。
EFレンズ
ペンタックス10D以来の1000万画素である。 いったい何時代の人なのかと自分でも思うが、まァ、ネットでこねくり回す程度なら、1000万画素でも大きすぎるくらいだ。 さて1000万画素となってくると、確たる理由はないが、フィルム時代のレンズでは心��ない。 デジタル専用設計のレンズが欲しい。
キヤノンはAFを導入した際にマウントを変更した。 MF時代のFDからEFに。 デジタルも10DまではEFレンズのみが対応する。 しかしスタートが28mmくらいのEFレンズ標準ズームでは広角側が物足りない。 フルサイズなら問題ないが、キヤノンのAPS-Cは他のセンサーよりも、ほんの少し小さいので換算すると1.6倍する必要がある。 28mmは44.8mmに。これでは標準レンズ域だ。 そのためかKiss Digital、中級機なら20Dから、デジタル専用設計のEF-Sレンズが使えるようになる。 18mmスタートなので、換算で28.8mm。
その店では見つからなかったが、別の店でEF-S18-55mmの初期のものが、やはりジャンクで1000円で売られているのを見つけて購入した。 締めて3000円程度。 そんなに悪くない買い物だったと思う。
ジャンクたる所以
さてこれは購入した時に気がついていたのだけど、ちょっと汚い。 埃が付いているのは仕方ないにしても、どうも粘り気のある物が付着していて、その上から埃が付いているような感じなのだ。 まァ、無水アルコールとかで拭き取ればいいやと気にしなかったが、これがなかなか取れない。 そればかりか、もう一つ気がついたことがあった。 「臭い」のだ。 タバコ臭とか加齢臭とかが混ざったような、梅雨時の満員電車のような臭いなのだ。 これには参った。 現状、かなり薄まってはいるが、それでも目鼻に近づけて撮る一眼レフなので、どうしても臭ってくるのだ。 機械モノだし、タバコのヤニとかが良いはずがないのは誰でも分かりそうなものだけど、たぶんヘビースモーカーだったのだろう。 そうでもなけりゃ、ここまで臭いが染み付くことはないはずだ。 こういうのもジャンクたる所以だろう。
400PLUS 
Kiss Digitalの時にロシアンファームについて書いたが、Xも標準のままだとISO1600が上限である。ISO AUTO機能もなく、機能としては少し物足りない。 それでXにもロシアンファーム的なものはないかと探したら、400PLUS マジック・ランタンというのが見つかった。
これを導入すればISO AUTO機能が追加、最高感度はISO3200。ほかに ミラーアップ機能、9枚ブラケティング、フラッシュ光量調整などなど。 これは導入すべきだろうと、いろいろ調べ始めるが少し導入が面倒くさい。 これはファームウェアというよりも、CFカードにパッチを入れておいて、そのCFカードを使う時だけパッチが有効になるような仕組みなのだ。 したがって、画像を見た後でうっかりカードをフォーマットしてしまうと、全部パッチを削除してしまうことになるので注意が必要である。
導入は個人の責任になるのでリンクは敢えて貼らない。
2006年のカメラなので、性能には一切文句がない。 色んなスイッチの反応も素早い。 ライブビューとかバリアングルとかはないけれど、カメラとしての本来の性能には関係ないし、ぼくはそういうものにあまり恩恵を被ったことがない(老眼なので見えない 笑)ので、まァ、これくらいで必要十分なわけだ。
ジャンクカメラ遊びにしては高額なものになったが、ちゃんと使えるし、一般的な価格(この辺りのカメラは未だに値段がつく)よりも安価に買えているのだから良しとしよう。
18 notes · View notes