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#九条生晋
ari0921 · 11 months
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【詳報】日印国際シンポジウム「激動する世界の中の日米印関係」
国家基本問題研究所はインドから国際戦略研究の第一人者であるブラーマ・チェラニー名誉教授を招き、藤崎一郎元駐米大使、近藤正規ICU上級准教授と共に「激動する世界の中の日米印関係」をテーマに議論しました。チェラニー氏の講演をご紹介します。
中国の侵略はロシア型ではない
ブラーマ・チェラニー(Brahma Chellaney)
安倍首相のレガシー
今、世界は交差路にあります。将来どちらの方向に向かうのか不確実性があります。グローバル化は進みましたけれども世界の分断も進んでいます。例えば気候変動のような国際問題でも協力が難しい状況です。世界が機能しなくなる可能性があると国連事務総長が警告を発しています。これは現実のものになりそうです。
ウクライナでの戦争で今、国際的なフォーカスはヨーロッパに移ったわけですけれども、実際は一番大きな安全保障の課題はインド太平洋地域にあるのです。
「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」というコンセプトはみなさんご存じだと思います。これは、誰が作ったか。故・安倍晋三首相です。四日前に一周忌を迎えました。安倍さんの暗殺は分水嶺でした。日本の歴史の中でもです。ケネディ大統領はアメリカで一九六三年に暗殺されましたけれども、それがアメリカの歴史にとって分水嶺であったのと同様に、です。
ケネディ暗殺と同様に、安倍総理の暗殺によってまだ答えが見つかっていない問いが残っています。例えば、国の安全保障はどうなっているのか。彼はどうして守られることがなかったのか。彼は亡くなったにも拘わらず、安倍さんは生き続けています。つまり、彼はレガシーを残したのです。
この「自由で開かれたインド太平洋」という概念は、より重要になってきました。今日により関連性を持つようになってきたのです。アメリカの二つの政権が次々とこの「自由で開かれたインド太平洋」という概念を受け入れ、アメリカの戦略の中心に据えているのです。アメリカが、外国で作られた概念を受け入れるのは、これが唯一の例ではないでしょうか。それを自分たちの戦略の中心に据えるのは、過去に一度もありません。ですから、これは大変ユニークな安倍総理のレガシーと言えるでしょう。「自由で開かれたインド太平洋」という概念が今日もアメリカの政策の指針となり続けているわけです。
弱い国は守られない
インド太平洋にどういう課題があるのか。大事なのは、この世界では競争と対立は必ずあるものだということです。なぜならば、世界政府が存在しないからです。国際法を執行する世界政府はなく、より弱い国を守ってくれる組織が存在しないわけです。
例えば、ここ二十五年間の歴史を見てみましょう。大国が侵略を繰り返しています。より小さい国の侵略を続けている。同じパターンです。
一九九九年にはNATO(北大西洋条約機構)のユーゴスラビアでの空爆がありました。主権国家が大国によって侵攻を受けるということが繰り返されてきています。これから先の二十五年間も過去二十五年とそんなに大きくは違ってこないのではないでしょうか。
なぜならば一つ理由があります。国際法の厳しい現実です。国際法は力強いものです。しかし、国際法は弱いものに対しては力を持つけれども、強いものに対しては力を持たない。だから主権国家が侵攻され続けるという同じパターンが繰り返されているのです。今日もそうです。主権国家がロシアによって侵攻を受けました。今、国(ウクライナ)の中で戦争が続いているわけです。
ただ特筆したいのは、この侵攻が侵略者の計画通りに進むことはほとんどないということです。過去二十五年、侵略者の計画通りに進んだものは一度もなかったのではないでしょうか。もっと遡っても、非常に上手くいった侵略、侵攻などはないわけです。
イラクのサダム・フセインはクウェートに侵攻したときに力を失った。そして自分の命さえ失うことになってしまいました。
アメリカはアフガニスタンやイラクを侵攻しました。どうなったか。長く、コストの高い軍事の泥沼に入ってしまったわけです。アメリカは二十年間も戦争に足を突っ込むことになり、最終的にはアフガニスタンをタリバンに渡さなければなりませんでした。言い換えれば、アフガニスタンをテロリストの手に渡してしまったということです。アフガニスタンにはそもそもそれを止めるために介入したのにも拘わらず、です。
リビアで西側が介入した時にはどうだったでしょうか。リビアは依然として破綻国家で、全く機能不全に陥ってしまっています。イスラエルは南レバノンを侵攻した結果、十八年間にわたる占領時代に入りましたがそれは終わりを迎えました。イスラエルは全く戦略的な目的を達成しないうちに、撤退しなければならなかったということです。
ロシアがウクライナを侵略した結果がどうなるかは別として、一つ確実に言えることは、非常にその代償は高くつくということです。これは間違いない。そして、ロシアは自らの力を削がれてしまうことになるということです。
ウクライナは過去の侵略と同じように、その悲惨な状況が続いて不安定化してしまう。国内が分断されてしまうかもしれません。ウクライナの領土の二〇パーセントをロシアが占領しており、そこからロシアが引き上げることは考えにくいからです。
ウクライナ戦争の勝者
こういった背景の中で我々が自問自答しなければならないのは、「ウクライナの戦争から勝者は出てくるのか」ということです。ウクライナの戦争は、我々すべての人の生活に影響を及ぼしています。経済的、エネルギー的、政治的、地政学的にも、様々な影響を世界中に及ぼしています。ですからそれはロシアが勝つか、ウクライナが勝つかという意味での勝者ではありません。他にも当事者はいます。欧米が全体としてこの戦争に関わってしまっているからです。ですから「ウクライナ戦争から勝者は出てくるのか」とは、間接・直接を問わず「あらゆる当事者の中から勝者が出てくるのか」ということです。
色々な当事者が関わり、様々な影響を受けています。
ウクライナは最も大きな破壊に苦しんでいます。そして、控えめに見積もってもウクライナの将来は非常に暗いと言えるわけです。
ロシアはどうか。今回の侵略で最も重い制裁を受ける国になってしまいました。今の段階で終戦の見通しは少ないですが、仮に停戦になり、朝鮮戦争のように休戦協定が結ばれたとします。朝鮮戦争は終戦を見ておらず停戦状態がずっと続いています。今、朝鮮半島は紛争が凍結状態にありますが、それはウクライナでも起こりうるわけです。しかし、停戦というシナリオでも欧米の対ロシア制裁はなくならないでしょう。ロシアは予見可能な未来において非常に厳しい制裁を受け続けることになります。その結果、ロシアは経済的な出血が止まらない。また、ロシアは国際的な立場、ステータスも弱まっています。欧米がロシアの首を絞め、孤立化させているからです。
ヨーロッパは大きな影響を受けています。経済的にも、地政学的にも、ウクライナ戦争の影響を受けてしまっています。
アメリカはどうか。もちろん地理的には、戦地から遠い。しかし、アメリカはあまりにもこの戦争に間接的に深く関わっています。例えば、アメリカはウクライナに兵器を供給しています。バイデン大統領は三日前、日曜日にCNNのインタビューで、アメリカは砲弾などがなくなってきていると述べています。アメリカはロシアと直接戦ってるわけではなく、兵器や弾薬をウクライナに提供しています。それが段々と枯渇してきていると述べているわけです。
だからこそバイデン大統領は、他に選択肢がないからクラスター弾をウクライナに提供すると言っているわけです。過去に他の国、シリアやスーダンがクラスター弾を使ったとき、アメリカはそれを戦争犯罪だと非難しましたが、そのアメリカがウクライナにクラスター弾を提供すると言っているわけです。つまりこの紛争は非常に醜い紛争になってしまっているということが分かります。
二匹の猫と猿
アメリカの生産能力、つまり重要な兵器や弾薬の在庫を積み増す製造能力は、ロシアより劣っていることがこれによって詳らかになったわけです。今回の戦争が行われるまで、そんなことは誰も知りませんでした。ロシアの生産能力がアメリカを越えているなんて誰が考えたでしょうか。でもそれが現実になっているのです。
そして中国が力をつけてきているという背景があります。アメリカはウクライナを支えるために戦争のための重要な在庫が減ってきている。そのときに中国の影響力がどんどん大きくなってきている、という状況にあるわけです。ですからアメリカを勝者と言うこともできない。アメリカが今回の戦争の勝者になりうるとは考えられないわけです。
インドには二匹の猫と一匹の猿の児童向けの物語があります。二匹の猫がお菓子を奪い合っている。そこに猿がやってきてお菓子を横取りしてしまう。こんな話です。インドではこの物語で何を子供に教えようとしているのか。それは二匹の当事者が論争したり、戦ったりしていると、全く関係ない第三者が勝者として全部持っていってしまうことがありますよ、というメッセージです。
では現在、誰が二匹の猫なのか。ロシアと欧米です。ケーキを巡って争っているわけです。ケーキとは将来のウクライナです。では、そこに出てくる猿は誰なのか。猿は中国なのです。
今回の戦争は中国にとっては終わってほしくない戦争です。この戦争が長引けば長引くほど中国は力をつけ、アメリカは弱体化する。だから中国はこの戦争の終結を望んではいないわけです。
ではなぜ中国が勝者となるのか。これは日本の安全保障にもインドの安全保障にも直接的な影響があり、アジア、インド太平洋地域の全ての国にも影響があるため述べます。
欧米が科している対ロ制裁は、アメリカの政策当局が中国に差し出したこれまでで最大の贈り物なのです。世界で最も天然資源を豊富に持っているロシアを中国に差し上げてしまったということです。そして中国がロシアとの二国間関係を支配できるようになったのです。ロシアの機微な軍事技術も使えるようになった。中国はロシアのバンカー、銀行になったということなのです。欧米が制裁を科したがゆえにロシアはドルを使えません。ロシアは今、人民元で貿易決済を行っているという状��です。
インドとロシア原油
そして今回の戦争でエネルギーが大変なことになりました。
ヨーロッパは今回、ロシアのエネルギーからスイッチしました。安くてもロシアのエネルギーを買わず、より高いコストをかけてロシア以外からヨーロッパはエネルギーを調達しているわけです。そこで恩恵を受けているのは誰か。
それは中国なのです。中国にとっては二つの棚ぼたと言っても良いでしょう。
もちろんインドは恩恵を受けています。インドは主要なロシアの原油の買い手になってます。なぜならロシアの原油はアメリカ、欧米の制裁の対象となっておらず、石油の決裁にも制裁がかかっていないからです。
一方、イランからの原油はアメリカの制裁の対象となっています。トランプ大統領が色々な制裁をイランにかけ、石油の輸出にも制裁がかかりました。そのアメリカの制裁に応じてインドのイランからの石油輸入はゼロになりました。インドにとってイランは緊密な国だったので、割り引きもありイランが石油のナンバーワン供給国だったのですが、その石油は買えなくなりました。今インドは同じような状況に晒されたくないと考えています。
ですからインドはロシアの石油を買って取引をどんどん増やしています。イランの石油にアクセスできないことを埋め合わせているわけです。
もし、インドがロシアの石油を買わず、イラクやナイジェリアなどから買っていたとしましょう。そうすると世界の市場におけるエネルギーの価格変動はさらに大きくなったでしょう。なぜなら日本や欧米は今、中東からの石油への依存を高めているからです。インドがもしロシアから買わず中東に依存したら価格は高騰します。世界の景気後退を生んでしまうことになるでしょう。
実際、インドは石油の輸入国では三番目に大きく、石油化学製品の輸出では四番目です。ロシアから石油を輸入して生成したものをヨーロッパや他の市場に輸出をしているわけです。もちろんインドが自国の利益のために安い石油を買っているのは間違いありませんが、ある意味、間接的に世界経済の役に立っているのです。
中国の棚ぼた
では、中国にとっての二つの棚ぼたとは何か。
中国がどんどんロシアの石油とガスの輸入を増やしています。陸上輸送です。例えば、液化天然ガスを海上輸送で輸入する場合、封鎖にあう可能性があります。中東から中国に海上輸送する場合には、もし中国が台湾を攻撃した時にはアメリカ海軍が封鎖をすることができます。中国はそのような封鎖にあう可能性があります。
けれども今、中国は中核的なエネルギーをロシアから陸上ルートで輸入しているのです。そうするともう安全です。もし台湾を侵攻してもエネルギーの供給を途中で止めることはできない。封鎖はできません。中国を混乱させ、途絶させることはできないわけです。
中国はいわゆる「エネルギーのセーフティーネット」を作っているのだと言っています。エネルギーセーフティーネットを作れるのは西側のロシアに対する制裁があるおかげです。ヨーロッパが安いロシアのエネルギーに背を向けたから、それが可能になったわけです。中国がロシアの銀行家になり、ロシアの石油とガスの主要な買い手となったのです。
これが中国の大きな棚ぼたです。
中国にとって二つ目の棚ぼたはイランの石油です。他の国々はアメリカのイランに対する制裁を遵守しましたが中国は決して守らず、イランの石油を買い続けています。でもアメリカの制裁はかかっています。アメリカは中国には制裁をかけるのは怖いと思っているからです。その結果、中国が独占的にイランの石油を買ってる状態なのです。このシナリオの中では、中国に売る時にはイランはさらに価格を安くしなければなりません。中国の市場でイランはロシアと競争しているわけです。
これは、ウクライナでの戦争のおかげなのです。ですから中国は、明らかにより意を強くして大胆になってきています。この戦争は中国にとっては贈り物のようなものなのです。
中国の三戦略
そこで問題です。果たして台湾は次のウクライナになるのでしょうか。
もし、台湾が次のウクライナになるのであれば、直接的に影響を受けるのは日本の安全保障です。日本が軍事的に台湾紛争に巻き込まれる可能性があります。台湾は日本の安全保障の領域に入っているからです。これは日本、もしくはインドから遠くで行われる戦争ではなく、アジア諸国とその権益に大きな影響を与える紛争となるでしょう。
そして台湾が次の紛争地域になる可能性があります。習近平は今、良い時を見計らっている。台湾に攻撃をかけて、アメリカなどを不意打ちにしようとしています。
ロシアはウクライナに対して全面的に侵攻をかけています。でも中国の戦略は全く違うのです。一九七九年、中国はベトナムに対して、ロシアがウクライナに今日やっていることを行いました。つまり中国は全面的に仕掛けてベトナムに入っていきました。そこで中国は痛い目にあったのです。
中国があの一九七九年の失敗からどういう教訓を学んだかと言えば、全面的にやるのではなく、もっと高度な戦略を実行しなければいけないということです。あの失敗の結果、中国の侵略の戦略に大きな転換がありました。
七〇年代に中国は西沙諸島の占拠を行い、拡���主義をとって、南シナ海の地政学的な地図を書き換えました。太平洋とインド洋を繋ぐ重要な回廊ですけれども、中国は一発も銃弾を撃たずにそれを成し遂げたのです。これはものすごい拡張主義です。中国は国際的な対価を支払わず、それを達成しました。
どうやって行ったか。この戦略は少しずつ攻撃を高めるというものです。一つの攻撃を百に分けて行う。ちょっとずつやるわけです。
中国の戦略には一九七〇年代中盤から見られる三つの要素があります。これは中国が今まで行ってきた侵略行為の中で全て使われてます。
まず一つ目は「ステルス(隠密)」、二つ目が「デセプション(欺瞞)」、三つ目が「サプライズ(不意打ち)」です。ステルス、デセプション、サプライズ。中国はひっそり、騙しながら、サプライズをかけるのです。
インドへの侵略
この三要素は、日本に対する中国の戦略でも行われています。これで中国は尖閣問題を国際紛争に持ち込み、日本の空域、海域への侵入を増やしているわけです。
同じく三要素はヒマラヤでの中国の戦略にもあります。この三年以上、中印は軍事紛争を抱えています。十万人以上のインド人、そして十万人以上の中国の兵士が、ヒマラヤの最前線で睨み合っています。この睨み合いがなぜ始まったのか。インドの北部、ラダックにおいて、中国がひそかにインドの領土を少しずつ取っていたからなのです。
ヒマラヤの最前線地帯は、冬は物理的に兵士がそこにいるのさえ厳しい寒さです。その氷や雪のある厳冬に、中国がインドの重要な国境地帯を手中に収めてしまったのです。インドは、それに対して強く対応しました。中国軍に匹敵する軍隊、あるいはそれ以上の軍隊を送りました。そしてインドは絶対に折れないという姿勢を強く示したわけです。
この対立は国際的にはあまり注目されず話題になりませんでした。なぜなら皆ウクライナばかりに目がいっているからです。でも中印のこの対立は今後、最悪の場合は全面戦争になりかねない。少なくともさらに激しい衝突になり得るリスクを孕んでいます。中国の戦略の三要素はここでも揃っているわけです。
万が一、習近平が台湾に対して何か行動を起こすとすれば、間違いなく言えることが一つあります。それは、ロシア型の台湾攻撃にはならないということです。軍隊をフルに使った台湾への侵攻にはなりません。やるとしたら中国は真綿で首を絞めるような戦略を取るでしょう。これを「スロースクイーズ」と言いますが、徐々に、徐々に、台湾の息の根を止めていく。それが中国の戦略です。
茹でガエル戦略
中国はそれをどうやってやるのか。台湾海域での中国の実弾演習がそのやり方を示しています。つまり中国が台湾を侵略する場合には、まず台湾の海域と上空を封鎖する方法を取ることが実弾演習から見えます。
中国の侵略は先述のように複数の段階に分かれ、小刻みに行ってきます。
まず、最初の段階は完全な封鎖ではないかもしれません。海警や漁船などを使って台湾海峡を封鎖する。その封鎖の規模を少しずつ広げていく。そして台湾を三六〇度封鎖する。どこからも台湾にアクセスできないように、台湾がどこにもアクセスできないようにするのです。例えば台湾と他の国が繋がっているインターネットのケーブルを切断する。あるいは台湾へのエネルギー供給を止める。台湾は原油の備蓄が七日間分しかないと公式に述べています。中国がこのスロースクイーズ戦略を取ったとすれば台湾は屈服するしかない状況に追い込まれるわけです。
中国は誰の目にも明らかな侵略という形はとりません。まず文民、武装した漁民を使ったりして侵略をしていく。これは我々にとって大きなジレンマになり得るわけです。
ホワイトハウスはこの中国の戦略を「茹でガエル戦略」と呼んでいます。熱いお湯の中にカエルを入れるとすぐに飛び出てカエルは逃げます。でもカエルをお鍋の水の中に入れて少しずつその水の温度を上げていくと、カエルは水が熱くなってきていることに気が付かないのです。水温は少しずつ上がっていくけれどカエルはそれに慣れていく。最終的には沸騰して熱湯で命を奪われるまでカエルは気がつかないのです。中国の侵略もそれと同じです。「茹でガエル戦略」なんです。
インド太平洋地域が鍵
中国の拡張主義はすごくスピードが遅くて、少しずつ欧米や日本、インドのエリートなどを慣らせていくということです。そして、もうどうしようもない、中国の拡張を止めることはできないという状況を生み出していく。そして西側が一致団結するのを防ぐ。一致団結する前に「遅すぎる」という状況を生み出すのです。
バイデン大統領は記者会見で、中国が台湾を攻撃した場合にアメリカは台湾を防衛するのかと聞かれ、こう述べたと言われています。「イエス、過去にない攻撃があったら防衛する」と。でも台湾に対しては「過去にない攻撃」はないでしょう。「明らかな台湾に対する攻撃」も起こらないでしょう。
ではアメリカは、中国が台湾に行っていることが侵略だとどのタイミングで、どの段階で判断するのか。中国がスロースクイーズ戦略を取る場合、どのタイミングで、それが戦争行為であり台湾を守らなければならないとアメリカは腹をくくるのか。
これは台湾の今後の運命、アメリカの将来を左右することになります。もし台湾が中国の手中に落ちてしまったら、それはアメリカのグローバルな優位性の終わりを意味します。
インド太平洋地域は、経済的にも、地政学的にも非常に大きな世界の中心地、ハブとなりました。でもインド太平洋地域は大きな安全保障上の課題に直面しています。インド太平洋地域は広い海を抱えているため、海洋の課題にどう対処するのかが地域の秩序にとって非常に重要な意味を持っているのです。台湾の自治をどう保全していくのかがインド太平洋地域における最も喫緊の課題で、おそらく世界の最も喫緊の課題だと言えるでしょう。
欧米の批評家はよくロシアがウクライナに侵攻したことによって、世界秩序の根幹が揺らいだと言っています。でももし、中国が台湾を取ってしまったなら、それは単に世界秩序の根幹が揺らぐだけではなく、全くこれまでにない秩序が始まって��まうということです。これまでにない秩序が導入されると、この新秩序の下でアメリカの同盟国からなるシステムが破壊されてしまうということです。もし台湾が中国の手中に落ちてしまうことになったとき、日本は日米安保条約の下での安全保障を信頼することができるでしょうか。
インド太平洋地域の大きな課題とは「自由で開かれたインド太平洋」を維持することです。それは安倍さんが望んだことです。そのために必要なのは、地域の秩序を作ることです。
ルールベースの、威圧のない、自由が損なわれない、つまり航行の自由、上空飛行の自由を守るということです。世界の中心が今、インド太平洋に移ってきています。国際安全保障の鍵を握っているのはこの地域です。
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yangdongze · 2 years
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洛阳桥上记泉州
我在西街上闲逛时
水杉总把双塔间的湖面折断
如生活折断我归家的路般 无情
洛阳桥边,我与海风为伍
人与夜,轿子 车马 失意洛阳京官
谁又比谁,更加孤独
独身的寂静中,我看见
海鲜粥把细面线糊无情摧毁
姜母鸭被熊熊烈火无情燃烧
也看见,历史上,信仰与信仰之间
从来都只需要一条街的距离
珊瑚,石条,白色颧鸟
微风徐徐吹动低矮的海草
红树林中,夕阳把时光哄骗
一个岛,一座山,一片水
在谎言中幻化了历史的虚无主义
泉州城里,我不是一个容易
上当受骗的人,我把我的心交给了大山
我把我心交给了海,交给了开元寺
交给晋江,交给九十九溪,也交给的对你的爱
—杨东泽2022年04月30日于福建泉州洛阳镇洛阳桥
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herosone111 · 19 days
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珠宝设计是用于装饰一个人,例如有的人觉得自己脖子太长,他会用项链修饰线条,吸引注意力离开脖子。
我的珠宝设计也是这个原理,在低调中散发魅力,突出和强调佩戴者本身的魅力,而不是珠宝的魅力。(当然,不同的珠宝有不同作用,它们需要根据环境而佩戴,也不是整天佩戴的,不然可能伤害身体,就像我的技术和策略,不能乱使用,不然就……)
你看我,我低调质朴而有极高价值,就像神剑藏在朴素的剑鞘里,不起眼却致命,不识货的人不懂欣赏我,蛊术士搞出来的只是一堆垃圾。
佩戴我的珠宝的人,就像古希腊壁画里的美女一样,就像引发特洛伊战争的绝世美女海伦和劫走海伦的绝世美男帕里斯一样,我可以说我就是古希腊掌管自然的神。
我设计的手机也是一样的,它很廉价也很粗糙,它的价值不在它的表面,来自它内在的数据,来自手机和手机的主人之间的那种联系,
就像多年使用的武器一样吻合它的主人,就像一把神剑却藏在低调的剑鞘之内,悄悄地谁也没有感觉到……瞬间现身已经锐不可挡!一身转战三千里,一剑曾当百万师!我一招就打爆全世界!这就是我的理念铸造的信息武器,它有个低调的名字,就叫“手机”,没有什么宣传,它只是学校发给学生的设备,表面和其他手机看起来也没有什么区别,甚至就像一个杂牌手机,低调得没人能感觉到它潜藏的威力,而且每个学生都会有……他们不会知道手里握住的是只属于他们个人的兵刃……直到他们和武器融为一体,这是他们自己的人生凝聚成的剑,或者是神剑,或者是废铁,这都是他们自己的人生,当然受环境影响他们或者变成恶魔,这都不是我能控制的,世界太大,没法控制一切,也不想控制一切。
这把剑只有它的主人才能得心应手地使用,每个人握住的是独属于自己的剑,在小说《倚天屠龙记》里,大师问主角对自己创造的武功还记得多少,主角说已经忘了一半,然后大师又问主角对武功还记得多少,主角说全部忘记了,大师说那你已经学会了。
我设计的手机也是这样,它就像一个人把剑挥舞,直到他已经感觉不到剑的存在,剑的重量,剑已经成为他身体的一部分。
“天子之剑,以燕溪石城为锋,齐岱为锷,晋魏为脊,周宋为镡,韩魏为夹;包以四夷,裹以四时,绕以渤海,带以常山;制以五行,论以刑德;开以阴阳,持以春夏,行以秋冬。此剑,直之无前,举之无上,案之无下,运之无旁,上决浮云,下绝地纪。此剑一用,匡诸侯,天下服矣。此天子之剑也。”
“诸侯之剑,以知勇士为锋,以清廉士为锷,以贤良士为脊,以忠圣士为镡,以豪杰士为夹。此剑,直之亦无前,举之亦无上,案之亦无下,运之亦无旁;上法圆天以顺三光,下法方地以顺四时,中和民意以安四乡。此剑一用,如雷霆之震也,四封之内,无不宾服而听从君命者矣。此诸侯之剑也。”
我产生出来的剑有我的剑意,使用它的人会被我的剑意所感,慢慢学会我的剑,只要剑成了身体习惯的一部分,他也忘记了剑招,他就已经学会我的剑!蛊术士读取不了我,因为我的剑完全是我的生活所凝聚而成的,是我的生命经历总结出来的,它已经是肌肉反应一样,是我第一反应,不需要思考也就无法读取。
蛊术士的潜意识的第一反应,也就是黑暗,也是蛊术士的过去凝结而成,他怎么可能摆脱?
剑就是身体的一部分,当人已经感觉不到剑,举之无上,案之无下,纳剑如隐于九地,出剑如九霄雷霆。
可惜,蛊术士根本不懂,蛊术士具备着邪念,他铸造的只有魔剑,现在这个世界被污染,我无所谓,这也是证明了我的剑有多强大!
我的剑没法附带邪念是因为我不懂怎么只附带邪念,我教人也不会附带邪念,何况我只给他们单纯的剑,这把剑不会有我的痕迹,它将随着使用者的人生成长,成为他们自己的剑。
而且就算我有邪念,我也会在编辑的时候把邪念抹去,所以除非他们自己本身有邪念,不然剑不会产生邪念。
而蛊术士带来邪念,其实我并不明白他为什么能做到。
其实对我来��这样也行……既显示了我的剑,又没有人超过我,那就是人类自己倒霉,蛊术士带来倒霉,我也没办法。
现在怎样也做不到教育别人,因为人必须接触社会才能进步,而蛊术士和中国政府的影响已经传递到整个世界陷入邪恶。
队友不可能只接触我的,我又不爱说谎,而且对自己人说谎会导致大家有隔阂无法团结,他们只和我一起生活而不去社会就根本没法学会应对说谎之类问题,而去社会生活就会被污染。
一个好的枪手,一支枪就够了,一个冷静的枪手,一颗子弹就够了。
那些手机握在他们主人的手里,就像一把武器,他们发射的信息就像一颗颗子弹,低调,无声,致命。
它的信号传输能力也是低调而有内涵,信号压缩和传输能力默默地工作,就像AK47那么可靠。
无论在哪里,用我的手机的人都更加致命,外在隐藏锋芒,内在残暴又恐怖。无论在那个行业,拥有这武器的人的威力都能增加不少,强大的战士可能只增加30%,不够强的可能增加100%…
可惜,被拆开的一切就没用了,蛊术士只是胡乱装拼所有技术和策略,就像一支枪口对着自己的枪,只要用户扣动扳机……砰!
污染已经在世界上传递了……全是魔剑……我的剑即使受到污染一样威能四射,你今天所见就是这能力的影响,也就是只要污染一个人,便能污染所有接触他的人,又由所有这些人继续污染别人。
你猜为什么人们好像变成了垃圾,总是不如我强大?因为他们使用了蛊术士乱给的技术和策略,那反而对人的精神和肉体有害,人们学会的只有魔剑……
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lifefind-blog · 1 month
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植民地のマスコミや教科書の内容とは
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植民地のマスコミや教科書は毎年何度も一斉に「原爆投下」という言葉を使います。
地上起爆説、水上爆破説があることを知らない方は、一度チェックしてみたほうが良いと思います。「壁に焼き付いた影」で、人と壁の位置関係から、熱源の位置が解ります。地震豪雨は「自然現象」
銀行前に座っていた人のものは、陰ではなく付着物だったとのこと。こちらは壁板に焼き付いた影。爆心地から4.4km南山手町、長崎要塞司令部。
板壁のコールタールがはしごと人影を残した。
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元飛行兵本田稔さんの「当日の朝、ヒロシマ上空に居た」証言がありますね。
「1945年8月6日の朝7時45分頃、たまたま紫電改で広島上空を飛んでいたと言う。すると眼下で見た事もない爆発が起こり
一瞬にして広島の街が消えてしまったと言う・・。けれど空にはB29爆撃機エノラ・ゲイは見掛けなかった。地上で起こった爆発は凄まじく紫電改はその衝撃で500米ばかり落下したが、何とか九死に一生を得たと言う・・」
Japanese Ace Interviews: Honda Minoru (Part 2)
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今は日本は植民地で、マイナや健康保険を義務ではないが、押し付けられて、カネをむしり取られているだけですが、改憲後は、完全監視されたうえで、命と財産、人権までむしり取られます。どこにも植民地支配されていない中国よりひどい国になってしまうでしょう。
統一教会の希望通りになっています。
マイナとマイクロチップの義務化、危険なお注射の強制、徴兵制、強制労働、強制移住、居住権排除、密告社会、突然の銀行口座の凍結、没収など、基本的人権を憲法から削除すれば、想像を超えた想定外の奴隷制が可能になります。そして、それを実行する政権は、実質日本人ではない、日本人の顔をした、遠隔支配者の犬たちです。被爆者や被災者を支援すると言いながら何もしない「口だけキチタロボット」みたいな感じです。
なぜそんな大変なものを報道しないのかは、S価学会と統一教会経由で、報道機関がすべて外国に乗っ取られているからです。韓国系、中国系、ユダヤ系、米国DS系が居ます。
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https://x.com/i/status/1821510018442928487
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2006年のアヘシ訴状
「教育基本法「改正」案は、教育への国家の介入を禁じた10条を廃止し、戦前と同じ国家主義教育を復活させることを目的としています。悲惨な戦争の教訓から、教育基本法を制定したのに、その教訓を忘れ、今、日本はまた同じ道を歩もうとしています」
原告 渡辺容子(著名な小説家のようです)
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安倍裁判意見陳述書
 訴状が長くなりましたので、あとは省略し、意見陳述書をご紹介します。この後、2006年12月15日、教育基本法改悪案は強行採決されてしまいました。
平成18年(ワ)第20396号 安倍晋三等に対する損害賠償請求事件
意 見 陳 述 書
2006年12月12日
原 告   渡 辺 容 子     
 ��京都杉並区(山田宏区長)は、昨年8月、安倍晋三、自民党が教育基本法第10条等に違反して政治的に介入し、採択を推進した「新しい歴史教科書をつくる会」主導の扶桑社版歴史教科書を採択しました。私はその杉並区在住の原告です。
 現在、教育基本法「改正」案が参議院で審議されています。これは「つくる会」教科書と切り離せない関係にあります。
 もとより教育基本法は戦前の国家主義的教育の反省の上に立ち、日本国憲法に基づき、その精神を教育に実現すべく制定されたものです。安倍晋三首相他国会議員には憲法遵守の義務が定められており、日本国憲法が生きている現在、その精神に基づく教育基本法を変えることは憲法違反です。
 2005年9月11日の総選挙では「郵政民営化」のみが争点とされ、教育基本法については争点とされませんでした。つまり、教育基本法「改正」について、国民はまだ意見を聞かれていないということです。総選挙の結果、多数与党が成立しましたが、それは教育基本法「改正」案を成立させてもいいという国民の意思ではないのです。世論調査で自民党支持者の過半数が「慎重審議」を求めている(日本経済新聞による)ことでもそれは明らかです。
 それにも関わらず安倍首相を初めとする政府与党は開き直り、公聴会には謝礼まで払って「やらせ」の発言をさせ、意見を言おうと挙手する参加者には意見も言わせず、国民の真意を問うこともせず、衆議院では野党の欠席の中、数の力にまかせて強行採決しました。これほど国民を愚弄したやり方があるでしょうか。これこそがまさに教育基本法第10条違反であり、国民主権をうたう憲法違反であります。
 教育基本法「改正」案は、教育への国家の介入を禁じた10条を廃止し、戦前と同じ国家主義教育を復活させることを目的としています。アジア諸国の2000万にのぼる人々を殺戮し、自国にも多大な犠牲をもたらした悲惨な戦争の教訓から、これを二度と繰り返すまいと教育基本法を制定したのに、その教訓を忘れ、今、日本はまた同じ道を歩もうとしています。
 私たちがこの裁判で提起した「つくる会」教科書は教育基本法改悪を前倒しして、戦前と同じ国家主義的教育を推進する具体的な道具です。訴状に書いたように、教育基本法「改正」と同じく、安倍晋三、自民党の政治的な介入によって推進されてきました。
 「つくる会」教科書を使っている杉並区では、教育基本法がすでに改悪されたかのような、子どもたちや教員の自由を奪い、すべてを区や教育委員会が押し付ける統制教育が行われています。そして「つくる会」教科書は「国のため」に喜んで命を捨てる子どもを作り出そうとしています。
 戦争というのは、アメリカを見ればすぐにわかるように、世界で最も強い国が他国を経済的に支配する手段であり、他国民はむろんのこと自国民の命をも虫けら以下にしか思っていない権力者が、それを商売に利用する財界人とつるみ、まさに「金もうけ」のためにやるものです。戦争のできる国になるということは、闇の中にいる人間の形をした悪魔の、そんな忌まわしい欲望のために、私たちの子どもたちが人を殺し、殺されるようになるという意味に他なりません。
 私たちは弁護士もなしに、本人訴訟で、国家権力の中枢である安倍と自民党を訴えました。もはや日本は戦争のできる国になる、そのぎりぎりの崖っぷちにいる、いいえ、もう半分落ちかかっているからです。一人の大人として何もせずにはいられないのです。私たちの子どもたち、そして将来彼らに殺される外国の子どもたちの命を守りたい一心です。そしてこの気持は私たち原告のみならず、庶民なら誰でもが持っている当たり前の感覚なのです。裁判官のみなさまには、この庶民の必死の思いを汲み取っていただきたいと思います。
 人間には「人間の尊厳と誇り」というものがあるはずです。戦前、国家権力に統制され、「戦争反対」とも言えずに「国のため」に死ねと教えられた私たちの両親、祖父母たちは、戦争が終って心の底から喜び、犠牲者の死を悼み、平和が続くことを願ってきました。自民党の大物政治家であっても、故後藤田正晴氏や故箕輪登氏、野中広務氏のように戦争体験のある方々は、戦争に対して非常に敏感かつ慎重であり、改憲などとんでもないと言っています。財界人にも一兵卒として戦争に参加し、戦争の残酷さを二度と繰り返してはいけないと説く品川正治さんのような方もいらっしゃいます。そこにどんなに巨額の利益があろうと戦争だけは絶対にやってはいけない、これが「人間の尊厳と誇り」というものです。戦争体験者である彼らの気持を受けつぎ、平和をこそ守っていかなければならないのです。
 今なら、まだ止めることができます。その力が裁判官、あなたにはあります。そして、私たち大人一人ひとりにあります。
 裁判官のみなさまは絶大な権限を持っておられます。「人間の尊厳と誇り」に基づき、あなたの良心と良識を生かした判決を出せば、その影響力は計り知れません。あなたが日本を戦争のできる国にすることを止めることができるでしょう。何千、何万という若者の命を犠牲にしないですみます。日本国憲法の成立過程を考え、憲法を遵守し、教育基本法の理念を実現する方向でこの裁判に関わってくださるよう、心からお願いいたします。 
以上
by lumokurago | 2009-08-09 20:29 | 安倍裁判
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ari0921 · 1 year
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名古屋特別講演会「これからの日本の役割 新しい秩序の基本をつくる」
国家基本問題研究所は通算9回目となる名古屋での講演会を開催。櫻井よしこ理事長の講演の抜粋をご紹介します。
安保三文書の意味
いま国際社会が非常に変化しているのは、皆さん、毎日、実感しているとおりです。これは百年に一回の変化だと思った方がいいと思います。この変化の局面で私たちは慌てたりする必要はないのであって、むしろ、この大きな変化をわが国の好機につなげていこうという気概を持って、日本人はこれに立ち向かったほうがいい。
去年(二〇二二年)の十二月に、岸田政権が安全保障に関する三つの文書を閣議決定しました。国家安全保障戦略、国家防衛戦略、防衛力整備計画の「安保三文書」と呼ばれる三つの文書です。これは岸田文雄さんにしてはすさまじい決断です。
私は以前、岸田総理と一時間ほどの対談を何回かさせていただいたのですが、そのたびに隔靴掻痒というか、じれったいというか、そのような印象を受けました。前総理の菅義偉さんとは対照的で、岸田さんは言葉はたくさん出る。でも、その言葉は、例えばプラスチックの板に水をかけるように、サーッと流れ過ぎていって引っかかりがない。取っかかりがなくていったい何をおっしゃりたいのかがよくわからない。また、岸田総理は決まり文句をたくさんおっしゃる。「平和国家」や「非核三原則」とおっしゃるから、この国際社会の危機をどう捉えていらっしゃるのかわかりにくい。
でも、この安全保障関連の三文書を読んでみると、いや、すごい。安保三文書は事実上、憲法を改正したに等しいくらいの効果があります。
もちろん、十分ではありません。憲法を改正していないため、自衛隊はいまでも国内法によると十分な戦力を持ってはいけない、「軍隊ではない」ことになっています。
例えば、わが国の憲法前文には「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」と書かれています。「生存」とは命です。この国際社会は善なるものだから全面的に信頼して、そこにわれわれの命までも預けてしまおうというのが憲法前文の精神です。その前文精神を条文にしたのが九条二項です。
「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」
国家の一番の責任とは、国民を守り、国土を守ることです。でも、わが国はその守る手立てをどうするというのか。交渉だけで自国を守ることができれば、それに越したことはありません。けれども、それが不可能なのは、みんな、わかっている。だからウクライナ戦争も起きている。だから拉致の被害者はいまだに取り戻すことができない。交渉だけでは、にっちもさっちもいかない現実がある。そのときに国家は何をするのか。
他国は力をちらつかせて、人質を返せと脅し上げます。でも、わが国は「国の交戦権は、これを認めない」と、そこを憲法で禁じています。世界には約二百の国々がありますが、その中で、憲法で国の交戦権を否定しているのは、たった一カ国、わが国だけです。そういったことを考えると、いくら安保三文書でいいものを書いても基本的には何も変わらないと言えます。
他方安保三文書を読んで、「ここまで来たか」と私が思ったのは、例えばその中に、相手国(主体)の意図ではなくて軍事力を見るべきだと書いてあることです。
「強力な軍事能力を持つ主体が、他国に脅威を直接及ぼす意思をいつ持つに至るかを正確に予測することは困難である。したがって、そのような主体の能力に着目して、我が国の安全保障に万全を期すための防衛力を平素から整備しなければならない」
安保三文書の「国家安全保障戦略」にはこう書いてあります。
「強力な軍事能力を持つ主体」とは、中国だと思ってよいでしょう。
「意図」は、いつ変わるかわからない。いまは「平和主義です」と言っていても一晩経ったら侵略者になるかもしれない。だから相手国の意図に依拠して、わが国の安全保障を考えたらいけない。相手国がどういう軍事力を持っているかをきちんと見て、それに対応できるものをこちらも構築しなければならないと書いています。
日本にしては大きな進歩です。
私たちの国の安全保障政策の中で、いつも問題だと言われるのが、いわゆる「専守防衛」や「必要最小限度」です。でも、相手国の軍事力をきちんと見据えた上でわが国の軍事力を整えるのならば、「必要最小限度」は言葉の上では残っていても実態としては否定される。そういう意味で岸田さんの安保三文書はよいと思います。
中国の正体
実はきのう国家基本問題研究所に、イスラエルから代表団の方々が来て、お互いに十人ぐらいずつで意見交換をしたのです。代表団の中には軍人の方をはじめ、大学教授、行政府で働いている官僚の方もいらっしゃいました。全員が軍人ではなかったのですが、彼らは安保三文書をどう読んだらいいか、日本国民の意識がそこについていけるのかを知りたいということでした。
「書類をつくったのはいいけれども本当にこの安保三文書に書いたような普通の国に近いような安全保障の形をつくることができるんですか。国民は賛成するんですか」という意味です。その答えはイエス&ノーです。
まず、いまの自衛隊の本当の実力はどのようなものなのか。私は「言論テレビ」というネット配信の番組を主宰していますが、そこに去年(二〇二二年)五月二十日、安倍晋三元総理がゲストで出演されました。それから二カ月もしないで安倍総理は暗殺されてしまったので最後の遺言だったように私は受けとめています。安倍総理は「言論テレビ」でこうおっしゃった。
「わが国には継戦能力がありません」
自衛隊には戦い続ける能力がないというのです。七年八カ月にわたる史上最長政権を担当した方の口から出た言葉に驚き、私はどのくらい足りないのか聞いたのです。すると「それは国家機密なので言えません」とおっしゃる。
これが日本国の実態です。日本国の実態は人間の体にたとえると骨粗鬆症で、ちょっと突っついたら骨が折れるような状態です。これではとても日本国を守ることはできません。また、先に述べたように、憲法も国際社会を善なるものと見なしている。こちらさえ悪いことをしなければ、どこもわがほうを攻めて来たりすることはないというような性善説にずっと立ってきました。
それをいま、安保三文書は破ったということなのです。GDP比二%を軍事費に使うということで、かなり踏み込んでいま一生懸命、三文書の内容を実現しようとしています。
一方で、残念ながら国民はまだまだ全部が全部、賛成するところにいっているわけではありません。でもやがて全部が全部、本当に認識するときが来る。なぜならば私たちはウクライナを見ています。この二十一世紀に戦争が起きる。それを実感させられました。いままでは、国連常任理事国が他国を侵略しないだろうと思っていたけれども、それが現実に起きている。国民のみなさん方は賢い人々ですから、こういった現実を見て、迫っている危機を受けとめ始めると思います。
では、どうしてこのような変化が起きているのか。それはもう明らかです。中国はどんどん力をつけて、アメリカは相対的に力を落としているからです。私たちは私たちにとって一番の脅威である中国の正体を認識しておく必要があります。そのためには、この一年ぐらいを振り返ってみるのがいいと思います。
一年前の二〇二二年二月二十四日にウクライナ戦争が始まりました。その少し前、二月四日に北京冬季五輪が開幕し、その開幕式の直前にロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席が首脳会談をしました。北京冬季五輪は、日本をはじめ、アメリカもヨーロッパも含めて政治的なボイコットをした。習近平主席がウイグルの人たちを百万人単位で収容所に入れてジェノサイドを行っているとわかったからです。その中で大国の首脳として参加したのが唯一、プーチン大統領でした。
そのときに中国とロシアは長文の共同声明を出しています。共同声明に何が書いてあったか。
われわれはいま世界が大きく変わっていることを認識している。この世界の変革を推進する力に中国とロシアがなると謳い上げているのです。
これは中国なりの価値観や、中国なりの秩序を、いままでの戦後の国際秩序に代わって植えつけるということです。
それは例えばWTO(世界貿易機関)が一番わかりやすい。二十二年前に中国はWTOに加盟して世界市場に打って出ました。WTO加盟時の記録を読んでみると、当時の朱鎔基首相がチャーミングな人で、英語はうまい、知識はある、歴史的な素養もあって話すことが奥深い。アメリカは歴史の浅い国なので、こういう人に魅了されてしまう。そして朱鎔基首相の前で、米国大統領も国防長官も財界の長も新聞社のオーナーも、みんな説得されてしまったのです。
中国は「いまは社会主義で、まだこれもできない、あれもできないけれども、これこれこういったことをちゃんとやりますよ」といくつもの約束をしてWTOに入った。それによって商売ができるようになり、経済力が大きく伸びました。でもこの二十二年の間に中国が約束したことは一つも実行されていない。つまり西側社会は騙されてきたわけです。
中国はWTOに入っても、そのルールに従う気持ちはまったくない。WTOそのものを中国にとって都合のいいような形にしてしまおうというのが彼らの考え方です。
同じように中国は、国際連合(国連)の十四ほどあるいろんな委員会を取り仕切ろうとしています。委員長を送り込んだりしてそれぞれの委員会のルールを中国のリーダーシップの下で変えてしまう。つまり国連の実態を変えてしまうのです。
中国は自分たちの考え方を国際社会の形の上に反映させて、国際秩序を書き換えたい。そのように国際秩序を書き換えることが、いまの世界の激変のもとにあります。それをロシアと中国は協力して実践すると北京冬季五輪開会日の首脳会談で謳い上げたのです。
その時から一年以上がすぎた今年三月二十一日、中露はモスクワで首脳会談を開き、共同声明でこう謳い上げました。
デモクラシーの形は一つだけではない。一つの国がこれはデモクラシーだと言って押しつけるのは間違いだ。それぞれの国には、いろんな形のデモクラシーがあるのだから、それを尊重しなければならない。一国主義では駄目だ。多国主義だ。明白にアメリカに挑戦しています。
白と黒のイメージ
さて北京冬季五輪が終わって四日後、ロシアは侵略戦争を始めました。そこに至るまでアメリカと中国の間で何がなされていたか。
アメリカはバイデン大統領の下で、中国の極めて高いレベルの人たち、秦剛中国駐米大使や首相、高官たちと、ブリンケン国務長官やオースティン国防長官などが十二回も会談を持った。二〇二二年二月二十四日に戦争が始まりましたが、その前年の二一年九月ぐらいからこの会合は始まっています。
どういう会合だったか。アメリカが中国にインテリジェンス情報を見せて、ロシアがウクライナの国境にこれだけの軍を集めている、部隊編成を見るとロシアは必ずウクライナに侵略戦争をすることが読み取れる、中国はロシアに影響力を持っているのだから、あなたの影響力を使って侵略をやめるようロシアを説得してくださいというものです。
ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストがのちに大層詳細な記事を出していますが、それを読むとアメリカ側の基本的な姿勢は中国側に懇願するものでした。
「お願いしますよ。あなたの影響力は大きいでしょ。これが私たちのインテリジェンスの情報です。見てください」というようなものです。
インテリジェンス情報を他国に開示する。これは大変なことです。その情報をどうとっているのか、どんな人脈でとっているのかがわかってしまう。だからインテリジェンス情報の開示はほとんどしないのです。けれどもアメリカは中国に期待をしてそれをやった。でも中国は、この十二回の会談で毎回、そっけなく否定した。それは、あなたの邪推ですよ、と。猜疑心が強くて、われわれの側に対して偏見を持っているから、そういう見方をするんです、と全部フラットに否定したと報じられています。
二月二十四日にもやはり、当時、外務大臣だった王毅氏、駐米大使だった秦剛氏がブリンケン国務長官と話をしたのですが、そのときも中国側は全面的に否定した。その数時間後に侵略戦争が始まったと、米紙は伝えました。中国はアメリカの説明に耳を傾けなかったということです。
もう一つ、覚えておかなければならないのは、中国はアメリカの情報をロシアに渡していたと報じられたことです。アメリカが中ロを分断しようとしているという情報を、中国はロシアに渡したというのです。
こういう話があります。中国がロシアに対して、われわれはいつでもロシアの側に立つ、われわれはあなたのcause(正当な目的と掲げるもの)に賛成する、それをサポートすると言っていたと、中国側の言葉として、このように具体的にニューヨーク・タイムズが書きました。
つまり、習近平主席はロシアが侵略戦争をしかけることを知っていた。こんなに長引くとは思っていなかったでしょうけれども、基本的に知っていて、中国はそれを支持するという考え方だった。これが中国の本質なのだと肝に銘じておかなければなりません。
岸田総理は三月二十一日、ウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談しました。ロシアのプーチン大統領の爆撃でウクライナのブチャという街では四百人以上が殺害されましたが、その街で岸田さんは花を捧げました。
同じ日に習近平主席がモスクワにプーチン氏を訪れて、二人も首脳会談をした。善と悪、白と黒と言ってもいい。アジアにおける二つの大国、日本と中国がウクライナを挟んであちら側とこちら側で非常に対照的な首脳会談を行ったのです。
このイメージは日本人であればこそ、心に焼きつけておいたほうがいい。このイメージに沿って世界はこれからずっと動いていくと思って間違いないだろうと思います。
習近平主席は、私たちが期待するような世界の平和に貢献する人ではありません。二〇二三年三月五日から、中国では全国人民代表大会(全人代)が行われました。日本での国会に当たるものですが、そこで習近平主席は比較的短い演説をしています。彼はいつも二時間、三時間の演説をするのですが、このときは一時間ちょっとの演説で、こう述べました。これから中国にとって最も大事なことは中国共産党を中心に全国民がまとまることなんだ、と。全国民は国家に忠誠を尽くしなさい、国家とは中国共産党である、という趣旨で述べています。
その共産党のトップに立つのが習近平主席ですから、中国の国民は毛沢東を超えるような専制独裁君主のもとに集まって、一致団結し、習近平氏を尊敬して、愛して、盲目的に信じて突き進んでいきなさいということなのでしょう。
二〇二五年に戦う
このような中国がこれからどう動くのか。中国は核戦力を増強しています。二〇三五年までに、いま四百発くらいの核弾頭を千発に増やすだろうとアメリカは見ていましたが、つい最近、二二年十一月末の中国の軍事力に関する年次報告書で千五百発に上方修正されました。ちなみに地球全体で見るとアメリカが五千五百発くらい、ロシアが六千五百発くらい持っています。中国が三番目で、二〇二一年の『防衛白書』では約三百二十発と言われていたのが、もう四百発を超えた。相当のスピードでこれを増やしています。
サイロというミサイルを入れる筒型の発射施設があります。このサイロの中のミサイルに核兵器を載せて発射し、攻撃します。一つのミサイルにだいたい十発の核が載ると言われています。つまり、サイロがたくさんなければ、ミサイルや核弾頭があっても発射できません。このサイロを中国がゴビ砂漠などで、いま猛烈に増やしている。約三百に増やしているだろうと言われています。
アメリカはサイロが五百ぐらいで、発射力の面でも中国はアメリカに接近している。軍事的には非常に危ないところに私たちは来ています。
では、どれくらい危ないとアメリカは見ているのか。アメリカのミニハン航空機動軍司令官という方がいます。航空機動軍は、岩田清文元陸幕長らの説明によると、有事にアメリカ本土の基地から、たとえば台湾やグアムの基地などに必要な兵員や物資やミサイルなどを運ぶ。約五万人の兵員、約五百機の空中給油機や輸送機を持っている部隊だそうです。戦争になったら、航空機動軍が兵站を請け負って戦車を何百台も運ぶわけです。状況に即応する非常に重要な存在です。
その司令官であるミニハン氏が内部文書として隊員全員に通知を出した。
「これは私の直感であるが、二〇二五年には戦うことになる」
岩田元陸幕長によると、これは軍の分析として出すとあまりにも刺激が強いので、「私の直感であるが」とミニハン氏個人の判断として出したと見てよいだろうということでした。
いま二〇二三年ですから、彼は戦争は二年後に起きると明言しているのです。相手はもちろん中国です。おそらく場所は台湾でしょう。
ミニハン氏は部隊の全員に「この危機に向けて準備をしなさい」と指示しています。準備とは例えば、必要なら軍の法務部に行って相談しなさいというものです。戦争になったら死傷することがありますが、そのときに家族をどうするのかなどの身辺整理をしておかねばならない。それをもし必要なら法務部に相談してやっておけということまで命令したのです。
また、例えば「いままでの戦略を全部、見直しなさい」とも指示しています。敵とどうやって戦うかのシナリオをいままで書いてきたけれどもそれでは甘過ぎる。いままでどおりのもので満足していたらわれわれは負ける。だから根本から見直せということです。そして一人ひとりの隊員には「七メートルの距離から敵の頭をぶち抜く訓練を重ねよ」という生々しい指示もあります。
これをアメリカの航空機動軍司令官のミニハン氏が個人的なメモとして全隊員に配った。彼らはそれだけ警戒心を強めていて準備をしているわけです。
この戦争がいつ起きるかについては、ブリンケン国務長官も予想よりずっと早まるのだろうと言っています。でも、わが国にはそれに注釈を加えるほどのインテリジェンス情報は残念ながら、ない。アメリカの言うことを信じるしかないと思いますが、アメリカはそういうふうに見ているということです。
なぜ台湾が重要か
では、中国はどういうふうに見ているか。
いま中国は両にらみで来ています。ロシアのような失敗をしたくない。あんな下手な弾の撃ち方はしたくない。できるならば情報戦で台湾が白旗を掲げるように持っていきたい。でもそれだけに頼っていたら困るので後ろに強い軍隊をつくっておくということです。
強い軍隊を中国がつくり、台湾がそれに降伏したときに何が起きるか。台湾は終わります。ウクライナが停戦をした途端にウクライナという存在がおそらくかき消されていく運命にあるように、台湾も中国に降参したら台湾の運命は終わる。
そのような状況をつくり出さないために私たちは何ができるのか。例えば台湾について、いま私たちはどういう姿勢をとるべきか。
明治憲法の起草にも貢献した井上毅という人がいます。日清戦争が一八九四年に始まったあと、井上毅が当時の総理大臣であった伊藤博文に献策しています。
井上毅の当時の文章を読むと、この島(台湾)を握る勢力は台湾海峡、バシー海峡、そして南シナ海、東シナ海、全部を押さえることができるようになるだろう、と述べています。台湾を握った勢力がここを通る船の通路の開け閉めの権利を持つことになる。もし、このようなことを第三国にされたら、わが国は生き延びるすべがない。したがって、わが国はいかなる犠牲を払ってでも台湾をものにせよと書いている。
台湾を占領しろと書いているわけですから、現代の日本人の中にはあまりにも台湾に対して強硬ではないか、平和主義ではないではないかと批判をする人がいるでしょう。でも、そのような見方は間違いです。
私がここで言いたいのは、昔の日本人は長期戦略を立てることができたこと、国際情勢の中で現実を見てとることができたということなのです。いま日本はそのような先人に倣わないといけないと思います。
私たちは現在の日本国の力や憲法や法律では台湾有事に際して何もできないという言い方をします。中国は「一つの中国」だとも言っている、さらに日本は台湾と国交がない。だから何もできない、と。でもそういう場合ではありません。台湾と国交がないのならば、非公式にいくらでもできる。
何よりもいま、日本は台湾とともにあると誓約することは日本国の国柄にかなう。なぜなら、中国が世界を席巻するということは、中国の価値観が広がるということだからです。中国の価値観とは何でしょうか。なにゆえにわが国は聖徳太子の時代に中国文明と決別したのか。日本と中国とは、その文化があまりにも違うからです。
わが国は十七条の憲法に見られるように、七世紀のごく始めから人間を大事にしてきました。素晴らしい十七条の憲法をあの時代につくったのです。その同じ時代、中国は人間を虫けらのように扱ってむち打って働かせて、弊履のごとく捨てるのが当たり前でした。日本とは全然、違います。
日本の国柄は千年も二千年も続いてきて、いまの日本がある。いまの平和憲法には大いに不満がありますが、日本人のやさしさは、いまも私たちの国の底流に脈々と流れている。このことは大事にしなければならないと思っています。
例えば最近話題の「チャットGPT」というものがあります。会話型AI(人工知能)のサービスです。イタリアはチャットGPTを危険だからと一旦、停止させた。イーロン・マスク氏らが危険だから最低半年間、停止しようという署名活動も行った。でも、おそらくこれからの人類はこのツールとも、共に生きていかなければいけないでしょう。そのとき、もしかすると日本人こそがチャットGPTを一番いい形で使いこなせるのではないかと思います。
新しい機械やツールが危険だという考え方の中には、人間が上で機械やツールが下だという考え方が根底にあるのではないでしょうか。ですからチャットGPTを人間が使いこなせない可能性がある今、暫くその使用を停止して、人間がGPTの先を行けるまで待とうという発想が生まれるのではないでしょうか。でも日本人には「本当にそうなのかな」と考える余裕があるはずです。
日本の価値観
日本は西洋のキリスト教文明と違って神道の国です。キリスト教は天から父なる神様のお子であるイエス・キリストが降りてきて人間の原罪を背負って下さり絶対に正しい存在としてキリスト教世界の頂点にいらっしゃる。わが国の神様は同じく天上から降りてきましたけれども、全能ではありません。『古事記』を読めば非常によくわかります。わが国の神様は人間的です。困ったことがあったら他の神様と相談します。神様も間違う。間違えてしょげて罰を受けて、またいい神様になる。『古事記』にはそのような神々の姿が見えてきます。
私たちは、大きな山の頂には神がいる、巨木にも神がいると考えます。森羅万象、山川草木、全部、神様なのです。
私たちは必ずしも人間が一番、偉いと思っていない。私たちは人間がすべてを支配することができるとも思っていない民族です。また、企業でも他の組織でも、頭からぎゅっと抑えることはあまりしない。リーダーシップはあっても下からの意見を聞く。みんなの意見を聞くというところがあります。
会社もそうですが、自分たちに馴染のなかった新しい技術や価値観を、みんなの意見を上手に生かしながら受け入れ、理解し、育ててきたのが日本ではないか。であるならば、チャットGPTもそのようにできるのではないか。このような日本国の強みを積極的に国際社会のために生かしていくのがよいということなんです。
アメリカも中国もわれこそが正しいと思っています。アメリカはアメリカ式の民主主義が正しいと思っています。けれども、アメリカも利己主義な部分がある。日本もずいぶんひどい目に遭わされてきました。そんな恨みつらみを同盟国に言うつもりはありませんし、日本国がもっと強く立派になればよいだけです。しかしアメリカはそういう国柄です。
でも中国はもっとひどい。他国を平気で踏みにじります。
この米中の間に物理的にも精神的にも日本がいます。そして日本はアジアの盟主なのです。日本がアジアを日本的な価値観で率いることができるならば、アジアはとても幸せになる。その延長線上で世界も幸せになります。
私たちは日本の考え方をもっと取り入れることがアメリカのためにもなると、アメリカを説得すべきときです。いまアメリカは中国との経済安全保障に勝つために、すべての重要な技術が中国に渡らないようにサプライチェーンをつくろうとしています。それは私も賛成ですが、でも、いいものは全部アメリカに集まるような形で進みつつある。これがやは��アメリカのエゴイズムだと思います。
しかし、再度言いますが、アメリカのエゴイズムのほうが中国よりもいい。中国のエゴイズムは私たち全員を殺してしまいかねません。この局面で、私たちはアメリカに対してもっと日本国の影響を強くするよう、よく考えて行動するときなのです。自信をもって日本国は日本国の旗を掲げるときなんです。
こういう話をするとよく学生に、どういう旗を掲げるのですかと聞かれるのですが、「五箇条御誓文」の考え方を軸にしたらよいと思います。
五箇条ノ御誓文 (明治元年三月十四日)
一 廣ク會議ヲ興シ萬機公論ニ決スヘシ
一 上下心ヲ一ニシテ盛ニ經綸ヲ行フヘシ
一 官武一途庶民ニ至ル迄各其志ヲ遂ケ人心ヲシテ倦マサラシメン事ヲ要ス
一 舊來ノ陋習ヲ破り天地ノ公道ニ基クヘシ
一 智識ヲ世界ニ求メ大ニ皇基ヲ振起スヘシ
我國未曾有ノ変革ヲ爲ントシ朕躬ヲ以テ衆ニ先ンシ天地神明ニ誓ヒ大ニ斯國是ヲ定メ萬民保全ノ道ヲ立ントス衆亦此旨趣ニ基キ協心努力セヨ
『「五箇條の御誓文」意訳(口語文)
一、 広く人材を集めて会議を開き議論を行い、大切なことはすべて公正な意見によって決めましょう。
一、 身分の上下を問わず、心を一つにして積極的に国を治め整えましょう。
一、 文官や武官はいうまでもなく一般の国民も、それぞれ自分の職責を果たし、各自の志すところを達成できるように、人々に希望を失わせないことが肝要です。
一、 これまでの悪い習慣をすてて、何ごとも普遍的な道理に基づいて行いましょう。
一、 知識を世界に求めて天皇を中心とするうるわしい国柄や伝統を大切にして、大いに国を発展させましょう。
これより、わが国は未だかつてない大変革を行おうとするにあたり、私はみずから天地の神々や祖先に誓い、重大な決意のもとに国政に関するこの基本方針を定め、国民の生活を安定させる大道を確立しようとしているところです。皆さんもこの趣旨に基づいて心を合わせて努力して下さい。
「廣ク會議ヲ興シ萬機公論ニ決スヘシ」と民主主義を説くことから始まる五箇条の御誓文には、身分の上下にかかわらず議論し、世界に学び、皇室と国民がお互いに敬愛し合って国をつくっていく、このような国柄をこれからも大いに高めていきなさいと書いてあります。日本はこの旗を掲げるときです。
そして日本人とは何かを知る。そのためには『古事記』や『日本書紀』を読んでください。『古事記』にはこのような国をわれわれはつくりたいんだというご先祖さまたちの理想と夢が凝縮しています。彼らはその理想と夢に従って国づくりをしてきた。それが十七条の憲法になったのです。それが今風に言えば世界初の「NPO」である悲田院や施薬院になったのです。貧しい人に食事を与え、医療を提供する悲田院や施薬院は八世紀にできています。』
日本国の価値観を高々と旗に掲げて、これが世界にとって大事なことなのだとまずアメリカに主張する。アメリカとは軍事的にも協力しながら、われわれが持っている技術は��幹線にしても、医薬品にしても、コンピュータ、半導体にしても素晴らしいものだ、だから一緒にやりましょう、と言いましょう。それは日米のため、広く言えば人類のためです。日本国が果たせる役割を私たちが意識して強く訴えて広げていくことが、すさまじく変わろうとしている人類社会に一つの明確な方向性を与えることになります。日本国と日本人が目醒めるときなのです。
国基研はその先頭にこれからも立ち続けます。このような価値観を常にメッセージとして出し、会員のみなさま方と共有します。これからもずっと支えてくだされば嬉しく思います。
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yjhpgcom · 2 months
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消除国家内外斗争和战争.走向和平美好
中国现在当前面临的所有问题和老百姓的苦难,都是共产党最高官员对全国人民的愚弄奴役所导致,其中毛泽东习近平就使用了商鞅驭民五术治理国家,《毛泽东思想的驭民五术壹民、弱民、疲民、辱民、贫民》和《习近平对中国人民的驭民术和种种恶行》这2篇文章完整展示了毛泽东习近平的恶略行为。为什么毛泽东习近平始终不渝的坚持给全国人民洗脑,要坚持社会主义公有制、坚持共产党领导中国、坚持马克思主义、坚持毛泽东思想、坚持习近平思想,一切的原因是因为他本人可以霸占支配享用挥霍全国人民的一切财富资源,《乱世魔王毛泽东罪恶的一生》和《中国共产党是在为人民服务还是在鱼肉百姓一目了然》这2篇文章详细描述了毛泽东习近平坚持公有制的原因。你直接看看朝鲜金正恩为什么坚持公有制,因为金正恩霸占着全国人民一切的财富资源,供自己家族享用挥霍,而全国的老百姓大多数人还吃不饱饭,都在为金正恩政权当牛做马的劳作。再看看伊朗最高领袖哈梅内伊坚持公有制的原因,本来就贫穷的伊朗哈梅内伊却拥有1000亿美元的财富,十几个年轻漂亮的小女孩当自己的妻子,最小的妻子只有9岁,而全国的老百姓还贫穷的吃不上饭。朝鲜的金家王朝和伊朗哈梅内伊王朝,只不过是照搬了毛泽东和习近平的政治道路,毛泽东和习近平坚持社会主义公有制也是为了自己享有这些一切上帝才能拥有的美好东西而已。只有在和平政权里面坚持公有制才能让全国人民真正拥有享有国家的一切财富资源,成为主宰自己命运的主人。
商鞅变法中这一套“驭民五术”被记录在了《商君书》里,《商君书》有曰:以善民治奸民,国削至乱;以奸民治善民,国治至强。
商鞅的驭民五术中包括:壹民、弱民、疲民、辱民、贫民。这是在后世帝王们都愿意去阅读学习的一套方法。
一、壹民,即指统一民众的思想,对民众进行强制性洗脑,“废先王之道,焚百家之言,以愚黔首”、“罢黜百家,独尊儒术”这些做法都是帝王为了方便奴役天下之民,于是进行了思想禁锢。毛泽东时代的毛泽东思想奴役中国所有百姓,凡是不能让毛泽东霸占享用挥霍奴役国家和人民一切财富资源人员的制度思想,凡是阻碍毛泽东成为至高无上神权的人和思想,凡事不是和质疑毛泽东思想的就是反革命被清算打倒打死。习近平时代的习近平思想、毛泽东思想、马克思主义、社会主义公有制,凡是不能让习近平霸占享用挥霍奴役国家和人民一切财富资源人员的制度思想,凡是阻碍习近平成为至高无上皇权的人和思想,通通都要被整惨甚至整死。
二、弱民,即指从客观条件上让百姓没有反抗能力,没有威胁帝王奴役统治的能力,例如“隳名城,杀豪杰;收天下之兵,聚之咸阳,销锋镝,铸以为金人十二,以弱天下之民。”毛泽东时代的相互检举、父母子女亲属反目成仇、利用工人农民打倒打死官员知识分子等、利用官员工人农民逼迫军人上战场战死、利用官员军人镇压农民工人做奴隶、三反五反文化大革命等,反正就是让中国所有人互相残杀毛泽东自己在旁边看戏,中国所有人到最后都是输家,毛泽东成为那个最大的赢家。习近平时代的建设无死角的海陆空全方位监控设备(摄像头,大智慧网络、卫星等等),聘用大量的人员监视人民(农管、城管、警察、国安、网格员等等),不听话的监视人员就用反贪腐败等手段利用工人农民的支持铲除他,让听话的监视人员镇压工人农民商贩企业家等等,反正就是要让中国人的底层人互相残杀,习近平坐在旁边看戏,不管中国全体人民如何争斗,最后的利益习近平永远是那个最大的赢家。
三、疲民,即指从自由上、时间上禁锢百姓,让他们没有空闲的时间去想、去做其他的事,例如筑长城、修运河、修阿房宫等等。毛泽东时代就搞了个义务修水库、成为集体劳改犯挣工分等,反正就是要让老百姓一天到晚累死累活的劳作。习近平时代大搞基建、民间工资低工作时间长、打几份工才能达到普通生活标准等,这些都是将整个天下的劳动力征集起来,为毛泽东习近平皇权服役。
四、辱民,即指从思想上、主观条件上去奴化百姓,让他们从内心上就不敢去反抗,害怕官府、害怕仕人,从而服从统治,例如严苛的刑法、残酷的刑具等等。 毛泽东时代的官员轻轻松松不干活就享用特供特权、毛泽东为满足自己的私欲对国外进行大量的粮食物资等援助,一边限制的老百姓种植养殖谋生,一边又命令下面的官员搜刮掠夺老百姓仅剩的保命粮食,老百姓累死累活当牛做马却一贫如洗,毛泽东的贫下中农光荣的洗脑宣传,是要让老百姓精神上高人一等实际上被毛泽东玩弄于股掌之中。习近平时代的城管农管交警各官员随意的愚弄老百姓,大量外国留学生来中国领钱领女人读书羞辱中国人,当官的贪污腐败不惩罚甚至轻惩罚,老百姓随便干一点什么事都是重罚,连老百姓自己谋生对习近平来说都是罪恶,所有这些都是配合习近平命令下的政策。
五、贫民,即在金钱、财务方面对百姓进行严加管制,让他们没有多余的钱粮去满足其他的需要,例如苛捐杂税、重农抑商、排斥商人等等。毛泽东时代的严格限制种植养殖数量,甚至禁止个人种植养殖归集体,老百姓所有的辛苦劳作都要换成公分进行凭粮票领取,禁止老百姓有剩余财富资源积累,用反贪污腐败威胁官员配合毛泽东的政策。习近平时代的限制农民种植养殖等等生产经营活动,已经取得财富资源的老百姓,习近平就用反贪污腐败、政府罚款、税收罚没、存款消失、理财诈骗、股票期货洗劫、房产医疗养老养子女丧葬等高昂费用来制造习近平的贫穷老百姓政策。
后来的驭民五术一直为帝王所学习,目的就是更好地统治整个国家奴役所有人民,加强皇权的统治。这套驭民五术是作为法家的商鞅向秦孝公晋献的,它深刻地展示了整个封建王朝统治民众的核心思想。毛泽东的核心思想是一边说要为人民服务、一边说人民越穷越光荣、一边说要时刻不忘阶级斗争。毛泽东的为人民服务变成了全体人民为毛泽东服务,毛泽东提倡的越穷越光荣变成了毛泽东成为了掌控国家一切财富资源最富的那个人,毛泽东提倡的时刻不忘阶级斗争,却把毛泽东自己无法无天至高无上的那个阶级斗争成为最后赢家。而��近平只是复刻了毛泽东的这一切,现在习近平还只使用了毛泽东的三成功力,就已经民不聊生死伤无数,如果等习近平使用到毛泽东的10成功力就要生灵涂炭亡国灭种。具体毛泽东是怎样以一人之力让中国十分之一几千万中国人死亡的,习近平也不过是照搬这种方法而已。和平现在要对中国各个阶层的人一个忠告,也是对统治阶层的警告,如何破除这种一人杀千万人的魔咒?
和平对毛泽东、习近平、邓小平、江泽民、胡锦涛等最高统治者的警告:当你追求神权皇权至高无上的时候,当你追求自己可以掌控任意人民的生死权,让国家的一切财富资源人力全部可以让你霸占挥霍享用支配,当你希望全天下的美女任你挑选享用,当你妄想用医疗技术更换器官实现永生,当你霸占这所有人类一切好处企图成为上帝,然后利用控制的媒体给自己疯狂歌功颂德扬名千秋万代的时候,就是你欲望无止境的时候,就是你末日的时候。如果你的一切都只是为了实现你以上的人生目标,而不是为了人民赋予你的权力,放下身段,放下特权,放下权力让人民监督你约束你。当你以为你掌控武力军权可以镇压威胁一切人民,当你以为你掌控媒体可以颠倒黑白铲除一切异己,你以为你霸占国家财富资源可以收买一切你认为能为你所用的人。不顾一切满足你个人的肉体欲望和精神欲望,而致所有老百姓生灵涂炭民不聊生的话,我相信只要愤怒的老百姓联合起来造反,你一定是被处以极刑或者灭九族。
当我和平让你交接权力的时候,给你机会让你重生,不用再被斩首被灭九族,你就要拼命抓住这根救命稻草,历史上所有朝代的君王没有一个好下场全部都是被灭九族,只有我和平建立的政权才能让你安然无恙,这是你唯一一次机会。
如果你认为你不能霸占享用挥霍支配全国人民的财富资源了,你认为你不能再随意控制中国人民的生死大权了,你认为你不能再用皇权玩弄各种各样老百姓的女人了,你认为你不能再偷偷用权力杀害老百姓的孩子割器官给自己延长寿命了,你认为本国人民、外国人民不会再对你歌功颂德了,所以你绝对不交接权力,你只是要霸占以上的一切享用一天算一天,反正自己也年龄大了活不了多久了,活着就要尽享一切最好的,哪管死后的洪水滔天民不聊生。我习近平掌握着全国军政大权威胁所有老百姓官员军人、我控制着媒体随意颠倒黑白为自己歌功颂德并且给学生军人洗脑效忠于我、我控制着全国人民的财富可以聘用任意效忠于我的人去镇压老百姓企业家军人官员等等,所以我拥有所有的一切我为什么要放弃权力,我可以决定所有中国人的生杀大权,所有中国人都要为我所用成为我习近平的奴隶。如果你是抱着这样的想法坐在权力的位置上,那和平一定会让你死无葬身之地,包括你的子女家庭亲属等等。我们每个中国人就要永远铭记,习近平这个卖国贼,每一个人中国人都要斩杀这个狗贼,每一个中国人都要灭掉习近平的九族。来报复习近平在位时给我们全国人民带来的苦难灾难死亡。
和平对正副处级、正副厅级、正副部级、正副国级官员的警告:当你们在拥护恶魔毛泽东习近平等人的时候,帮助习近平鱼肉全体中国人民,你自以为习近平给你权力,让你霸占一些从老百姓这里收刮掠夺的财产供自己享用,须不知你已经中了毛泽东习近平的奸计了,毛泽东习近平这些人不过是借你们的手从老百姓这里搜刮掠夺财富资源,然后再以反贪腐败的手段把你的财富资源掠夺走占为己有,顺便还把你判刑坐牢死刑等,这招螳螂捕蝉黄雀在后是历代皇帝常用的手段,这样毛泽东习近平就不用直接掠夺老百姓的财富资源,毛泽东习近平间接掠夺了老百姓的财富资源占为己有,却能获得被毛泽东习近平奴役的老百姓支持,这确实是中国老百姓天大的愚昧和悲哀。习近平毛泽东必定会斩杀你们企图拉拢老百姓,然后换一批官员继续压迫奴役老百姓,就这样毛泽东习近平拥有杀不尽的贪官和一直奴役着老百姓,这就是毛泽东提出的“时刻不忘阶级斗争”习近平提出的“反腐永远在路上”的奸计,中国人民最需要斩杀的贪官就是毛泽东习近平等人最大的贪官。如果习近平毛泽东不斩杀你们,选择和你们同流合污并且保护你们,那老百姓就一定会斩杀毛泽东习近平和你们,就像黄巢起义、李自成起义、太平天国起义等,所以习近平,毛泽东一定会斩杀你们,因为你们人少保护你们打不赢全体老百姓,老百姓的人多斩杀你们还可以获得拥戴,所以不管你们是被毛泽东习近平斩杀,还是被全体老百姓起义斩杀,永远都是输家。
只有效忠和平政权是你们唯一赢的机会,虽然不能让你们贪污受贿,但是你们的生活在和平政权比任何其他政权时期一定过得好10倍以上,并且是安全的享受,安全的颐养天年,还会受到老百姓的爱戴,并且可以用和平公民身份名留青史。
如果你说我不管那么多,反正我现在能够霸占这么多钱我享受知足,习近平毛泽东之流肯定不一定会打到我头上来,我听他们的命令就可以了,我相信只要我对他们俯首称臣,他们应该可以赦免我。如果你们这些高官都抱着这样的想法,那还是我上面说的那样,你不是被习近平毛泽东等人反腐败斩杀用于示好全体公民,就是被全体公民起义斩杀。
和平对其他公务员群体的忠告:当你们享受体制内供养的时候,你们要想到你们所有的收入来源都是全国人民上缴的结果,上面的领导层他并不创造任何收入,都是借助你们的手从各个老百姓手里搜刮而来,所以并不要因为你们现在能够搜刮老百姓的财富资源占有小部分上交大部分,就觉得生活很优越,庆幸自己没有生活在老百姓的群体中。你要明白你们不过是上层领导的白手套,当然最高统治者肯定是最上层的领导了,你们只是上层领导用于奴役全体老百姓的工具和棋子,也是上层领导随时可以更换的人,当你被撤换了也同样成为了老百姓之中的一员。当老百姓被逼迫无奈造反的时候,上层领导肯定是拿你们开刀以反腐败的名义判刑来讨好老百姓,如果不判刑你们讨好老百姓的话,上层领导肯定是逼迫你们第一线要冲锋陷阵和老百姓拼杀的人,来保护上层的特权贪官阶层,所以当你现在坚决拥护共产党恶魔政权的时候,就是在给你自己自寻死路和自断前程。
只有效忠和平政权,成为中华永久和平国的公民,才能让你们永远处于不败之地,和平政权比共产党政权对你们好50倍以上,效忠和平政权对你们来说百利而无一害,所以当我和平发布命令的时候,你们就要配合和平的命令来执行,这样我们才能共同抛弃旧的共产党腐烂政权,接受新的和平美好政权。共产党政权的坏是因为上层领袖阶层贪得无厌,对权力、对金钱、对女人、对享受、对物质、对长寿等贪婪是世界上任何一个人都比喻不了的。
和平对军人、武警、警察、国安人员的忠告:当上级领导和最高领袖,给你们更大权力和利益的时候,你们就不要得意忘形认为很威风,所有给予你们的都只是为了让你们奉献牺牲而已。比如给军人武警很大权力利益的时候,就是让军人武警上战场牺牲的时候;给警察很大权力利益的时候,就是让警察和全国人民做斗争的时候,前几天的公安会议,习近平明确指出公安姓党,习近平这个卖国贼,中国警察是保护国家和人民的警察,不是姓苏联共产党和效忠习近平这个汉奸卖国贼的?所以现在习近平只是要你们镇压全国人民的时候,让你们警察和底层老百姓互相残杀,共同成为习近平的奴隶而已;给国安警察很大权力的时候,就是因为军人不愿意替领袖上战场牺牲,警察不愿意替领袖镇压全国人民,所以需要国安成为间谍部门监视和威胁军人武警警察要效忠领袖,军人武警要上战场,警察要镇压全国人民,来保护领袖主宰、控制、占有、挥霍国家和人民一切财富资源生命的权力,前段时间就把国安的权力分别任命了各省市的一把手,习近平就是要国安完全掌控在自己手里,去威胁军人武警上战场,去威胁警察镇压全国人民。
当你们被利用完了,军人武警在战场上牺牲的差不多了,换了一批新的军人武警了,就开始没收军人武警的权力,并发动人民群众搞阶级斗争打倒没战死的元老级军人武警,最后领袖又收回了军权又打倒了有战功的竞争对手。警察镇压人民死伤差不多了,然后换一批新的警察,就开始发动人民群众搞阶级斗争,斗死斗倒一批元老级的警察,领袖又收回了权力,又把镇压人民的责任推给官员,毛泽东时代上更是打出了砸烂公检法的阶级革命,直接让无知无脑的工人学生接管公检法完全受控制于领袖一人。国安在监控威胁军人武警警察以及全国人民的时候,必定会受到军人武警警察及全国人民的仇恨而反杀,当国安人员没有利用价值的时候,领袖又打着阶级斗争的名义,让警察军人成为武力威慑发动人民群众,把国安人员全部斗倒斗死,并把领袖发动监控威胁督战军人武警警察的责任推给国安的各领导人员。那你们就发现了一个问题,军人武警战死了一批,打倒斗死了一批,警察镇压人民群众的时候死了一批,打倒斗死了一批,国安在威胁监控督战军人武警警察人民群众的时候,肯定也要被军人武警,警察,人民群众反杀一批,然后再打倒斗死一批,人民群众在被警察军队人武警国安人员控制威胁镇压的时候,肯定也是死伤很多。军人、武警、警察、国安、人民群众全部都死伤了无数,没有一个人是赢家,而领袖却成了真正的赢家,不仅打倒打死了竞争对手铲除异己,打倒打死了不听话只剩当牛做马的人,领袖成为了人人歌颂和效忠的人,领袖霸占了国家和人民的一切财富资源人力,领袖巩固了自己无法撼动至高无上的皇权,领袖拥有了生杀一切中国人民的权力,所有的一切阶级斗争都只是为了领袖他自己的肉欲、精神欲、物质欲最大化,中国人民最应该阶级斗争打倒打死的就是那个领袖。
只有效忠和平的政权,成为中华永久和平国的公民,军人武警警察国安才能成为那个真正的赢家,军人武警不用打仗牺牲,警察不用镇压人民群众,让人民群众仇恨伤害杀害,国安不用监督威胁监控督战军人武警警察和人民群众被反杀,让自己成为全民的公敌。而和平政权比共产党政权对军人武警警察国安人员来说好10倍以上,不仅从此以后会受到人民的爱戴,还可以获得和平公民身份名留青史。所以当和平发布夺权命令的时候,军人武警警察国安就要毫不犹豫的执行和平的命令,毕竟夺权对你们来说犹如探囊取物信手拈来毫不费吹灰之力,因为共产党高层官员自认为手里的武器就是你们,而不是属于全国人民的武器。如果你们不执行和平的夺权命令,到时你们就得听从共产党高层的命令,军人武警被逼迫去参与战争战死,警察被逼迫去镇压人民群众被打死杀死,国安去监控威胁督战军人武警警察以及全国人民被反杀。或者直接被领袖发动人民群众搞阶级斗争帮忙打倒斗死,用来巩固领袖自己本人的绝对权力。
和平对企业家、资本、名人的忠告:当你们还在拥护和宣传共产党政权的时候,你们也不过是共产党高层官员利用的棋子而已,让你们帮助中央政府奴役其他百姓的时候,你们就不要得意忘形认为自己很了不起高人一等,你们不过是共产党高层官员随时可弃的棋子、随时可以没收你们的财产、随时可以毁灭的对象,杀了你们祭旗来向无知的老百姓示好,实际只不过是高层官员为了掠夺你们的财富资源占为己有,跟老百姓没有半毛钱关系。只要中国还是高举马克思主义、毛泽东思想、习近平思想、共产党领导,那你们就永远都不可能安全,随时被共产党中央高层官员铲除,因为这所有的思想精髓就是限制资本和贫穷老百姓,让权力贪官霸占挥霍享用支配国家的一切财富资源。共产党一边宣传让民营经济有尊严的经营,一边找各种理由随时对民营经济进行处罚甚至没收财产,所有的一切都只是为了让鱼长大然后让高层权贵官员宰杀吃肉。
只有拥护和平的政权,成为中华永久和平国的公民,你们才能安全的经营生产幸福生活,因为和平的政权是全民参与的政治,主讲的就是全部法治化,权力会完全掌控在全国人民的手里不会被权力拥有者滥用,虽然说你们可能会有一些经济损失,但是和平政权的老百姓都是富有的,都有钱消费。所以,虽然暂时是有一些损失,但是长期社会经济非常繁荣的,你们每个人都有好的发展机会。并且你们的社会地位是很高的,跟当官的一样平起平坐,和平公民里面你们也可以用经营企业或者捐款来参与评选,来实现在经济上的名留青史。
如果你们说那我管不了那么多,现在有利益我就赚,没利益就跑出国,让贪官权力阶层霸占不了我的资产。我告诉你你这样就天真了,首先你们把资产转移到国外,不让共产党贪官霸占的话,其他的国家肯定也会想办法在你们的资产上捞一笔甚至全部捞掉,你们没有政府背景肯定无法安全保障自己的财产。然后现在你跑不掉的,共产党中央政府都在限制你们的财产支出,一定会慢慢的让贪官阶层把你们的财富全部占为己有,共产党高层一定会打着为老百姓服务的幌子,没收你们的全部资产。所以与其东躲西藏的被各方瓜分资产,不如一劳永逸的拥护和平政权,成为拥有安全财富、被人尊敬、拥有尊严、名留青史的企业家名人。
和平对知识分子、教育人员、媒体人员的忠告:当你们被共产党和领袖要求对全国人民进行宣传、洗脑、歌颂、美化的时候,你就要知道你的这些歌颂美化宣传洗脑对统治阶层意味着助纣为虐,对全国人民来说意味着无限伤害,昧着自己的良心领点赏钱颠倒黑白无脑吹捧,是对于知识分子教育家媒体人员的一种侮辱,实事求是的讲真话,是作为一个知识分子教育家媒体人员的一种基本素养。当知识分子只对党政府官员进行歌颂赞扬,当教育人员只帮助党政府官员对学生进行奴役洗脑,当媒体人员只对党政府官员进行美化报道,对党政府官员假丑恶犯罪的事实遮遮掩掩甚至直接颠倒黑白美化,我们中国的教育媒体文化都将是假丑恶的存在。现在虽然你��是领钱成为了赢的一方,但是当阶级斗争开始的时候,你们知识分子、教育工作者、媒体人员肯定是会被先打倒的一批人,因为你们有思想知道分辨真相,而毛泽东习近平等人就需要老百姓是没有自己想法的,只能无脑崇拜领袖,任何其他真理都是绝对不被允许的。所以现在你们知识分子不要再歌颂赞美党政府领袖,教育工作者不要再帮党政府领袖对学生进行洗脑,媒体人员都要对党政府领袖的假丑恶进行真实的报道,否则下一个被打倒打死惩罚的就会是你们。
只有效忠和平政权,成为中华永久和平国的公民,才能够让你们安心的追求真理,知识分子追求先进的知识真理,教育工作者追求美好的思想文化,媒体从业者对任意真善美假丑恶都可以进行实事求是的报道。并且和平政权比共产党政权对你们也好50倍以上,和平公民也是你们可以参与评选的,让自己可以名留青史。
和平对自由职业者、开店者、小商贩、工人、农民、无业游民的忠告:当你看到这里抓了多少贪官?那里罚款没收了多少资本的财富?这里突破了什么高科技的技术?国家实现了多大工程的基础设施建设?那里实现了多少国家gdp财富的增长?什么卫星上天航母下海,跟你们其实没有半毛钱关系。贪官本来就是最高领袖默认来收刮你们财产的,最高领袖只不过是用反贪污手段把搜刮你们的钱财收回囊中而已。没收罚款资本也只是打着各种名义搜刮掠夺过得比较好的老百姓财富而已。不管是抓贪官没收的钱,还是对资本进行罚款没收的钱,罚款没收的钱是花在你们身上了吗?你们被抢的钱都被毛泽东习近平等人拿了,有分给你们一分钱吗?你们的所有苦难都是共产党毛泽东习近平等人制定的政策导致,这些国家管理者各个中央高层毛泽东习近平等人霸占着那么多财富,有想过分配给你们吗?习近平贪污了近万亿人民币,挥霍了几十万亿人民币,这些国家财富资源都是我们全国人民共同所有的,毛泽东习近平本人没有创造任何价值凭什么霸占挥霍?难道你们都认为他霸占挥霍是理所当然的?毛泽东更是霸占挥霍了无数老百姓的救命粮食,导致了中国几千万人的饿死牺牲。高科技技术、基础设施建设、 Gdp的增长、卫星上天航母下海等等,都只是毛泽东习近平等人更好的奴役全国人民的工具而已。如果一个党政府领袖只为统治阶层服务,榨取全国人民的一切利益为自己所用,只在乎毛泽东习近平自己的特权、肉欲、精神欲、荣耀与辉煌,从不在意人民生活的疾苦并且真正解决问题,那这个政权再怎么歌颂美化都只是一个土匪强盗政权,跟封建皇权是一样的,最重要的是全国人民要把权力牢牢地掌控在自己手里才是王道,把自己的命运交给任何一个人都是一定会失望的,尤其是交给毛泽东习近平这样的恶魔更是苦难的开始。
只有拥护和平的政权,成为中华永久和平国的公民,才能让你们真真正正的当家作主成为国家的主人,在和平政权你们享有全民免费社会福利、官员和政府财产公开、对官员进行罢免、赦免被审判的人、参与宪法法律的修改、参与国家财政支出、参与发动战争投票等等,在共产党政权想都不敢想的人民权力,在和平政权都可以实现,在和平政权生活比共产党政权生活好了100倍以上,真正做到了每个中国人都可以掌控国家的命运,主宰着自己的未来。
和平对大学中学小学读书孩子的忠告:当学校里面教你们要爱党爱领袖的时候、当学校里面对你们进行对美国日本等国仇恨教育的时候、当学校里面教导你们要监督家长的时候,当学校里面组织你们献血捐器官的时候,不要怀疑学校里面一定不是为了你好,只是共产党中央政府官员为了巩固他们千秋万代的奢华生活,需要牺牲你们为他们所用。让你们爱党爱领袖是希望你们长大后成为他们的炮灰,对你们仇恨教育是让你们仇视美国日本等,从而忘记共产党中央政府是仇人,让你们监督自己的家长,是因为你们的家长被共产党官员压迫压榨的比较厉害,再加上一把屎一把尿的抚养你们长大受了太多苦,当你父母有抱怨有记恨的时候,共产党官员希望你们举报自己的父母继续承受压迫压榨。让你们献血捐器官是因为那些共产党政府高层官员需要你们的血液器官来延年益寿。没有你们的父母你们早就饿死了,父母就是你们的天你们的地,你们长大后要承受的所有苦难,你父母现在都帮你承受着,你现在生活很开心无忧无虑,是因为父母承担了一切苦难,只有你们长大后走入社会才知道社会的险恶。共产党毛泽东习近平等他们没有抚养照顾过你们,并且还在不断的压迫压榨你们和你们的家人亲戚等,所有的压榨剥削人民的规则都是毛泽东习近平等人制定的,你们要搞清楚,如同一个土匪头子(毛泽东习近平)带着一帮小弟(官员)对老百姓进行打家劫舍杀人放火,在老百姓受不了要反抗的时候,土匪头子(毛泽东习近平)又站出来说一切都是这个小弟(官员)的责任,然后把小弟(官员)推出来杀了,换一个小弟(官员)继续对老百姓打家劫舍杀人放火,老百姓受不了又要反抗的时候,土匪头子(毛泽东习近平)又站出来说一切都是这个小弟(官员)的责任,然后把小弟(官员)又推出来杀了,再换一个小弟(官员)继续对老百姓打家劫舍杀人放火,就这样反反复复的土匪头子(毛泽东习近平)永远在带着小弟(官员)对老百姓打家劫舍杀人放火,永远在杀小弟(官员)永远在换小弟(官员),老百姓永远在被打家劫舍被杀害,老百姓最应该杀死的就是土匪头子(毛泽东习近平),因为小弟(官员)打家劫舍老百姓的钱财女人都被土匪头子(毛泽东习近平)拿走了,杀了土匪头子(毛泽东习近平)就再也没有一帮土匪对老百姓打家劫舍杀人放火了。和平政权就是让每个老百姓真正的掌控自己的主权,国家的一切由老百姓自己说了算,不再有土匪(毛泽东习近平)。共产党毛泽东习近平等土匪头子根本就没有资格让你们对他们进行感恩,所以《天大地大不如党的恩情大》《爹亲娘亲不如毛主席亲》是根本不存在的歪理邪说。共产党毛泽东习近平等所有的宣传,都是为他们自私自利的极致奢靡的生活而已,让你们成为牺牲奉献的牛马奴隶。
只有你们成为和平政权的公民,你们才能算是真正的幸福美好,你们的父母将会过得很开心快乐,不用再为抚养你们操心操劳,一把屎一把尿一把血一把泪了,你们也将会受到国家免费教育、国家免费抚养的待遇,并且你们在读书期间再也不用担心学校欺骗你们献血捐器官,从而让官员占有你们的血液器官?
和平对所有监狱服刑人员的忠告:当共产党的官员要求你们充当正能量发表和评论的时候,来赞美歌颂毛泽东、习近平、共产党、社会主义公有制、国家强大等等视频新闻评论内容时,然后说对你们立功进行减刑来要求你们睁着眼睛说瞎话,按照共产党官员们提供的发表内容和评论内容,或者你们自己想出发表内容和评论内容发布,你们千万不要被他们的减刑立功来为他们颠倒黑白误导人民群众。你要知道你们为什么会犯罪进到监狱,就是因为共产党这个腐朽的政权逼着我们人民走投无路时,你们选择犯罪或者是被迫犯罪或者是冤假错案导致你们进来监狱的,你们所受的苦难都是共产党高层官员导致的,不仅不应该帮这些中央高层的官员颠倒黑白来奴役我们中国人民,还应该对待这些中央高层官员同仇敌忾恨之入骨。就算给你现在减刑了,你还不是在肮脏的国家牢笼里继续挣扎,只要和平政权的中华永久和平国夺回了国家控制权,和平就会进行一次大赦天下,只要不是十恶不赦的人,可以进行统一的一次赦免来融入新的美好国家。所以不要在乎眼前的一些蝇头小利被给你们带来苦难灾难的共产党高层官员中央所利用,你只要不参与他们拿你没办法。你们完全可以等着和平政权接管国家之后被赦免。
和平对香港澳门台湾同胞的忠告:当你们这些香港澳门台湾充当共产党中央马前卒的人士,在对香港澳门台湾这些地区对共产党政权进行歌功颂德,对香港澳门台湾的人民也像共产党一样对人民进行奴化教育,也就是香港澳门台湾社会慢慢走向奴隶制社会的时候,像目前的中国大陆一样。权贵官员阶层控制一切,老百姓当牛做马的为权贵阶层奉献牺牲一切,我想香港澳门台湾的老百姓一定不会答应。所以现在正在蒙在鼓里的香港澳门台湾的老百姓。不关你是官员、资本、老百姓等,你们都将会成为大陆中央权贵,具体可以参考和平上面对各个阶层的忠告,香港澳门台湾的全体人民可以对号入座。不要再对共产党中央抱有任何希望,香港澳门台湾的同胞在和平政权里面生活比在共产党政权里面生活至少好20倍以上,所以你们要想真真正正的过好日子幸福日子,就一定要共同拥护和平的政权尽快接管中国,让大陆、香港、台湾、澳门所有同胞都生活在民主/廉政/法治/福利/富裕全体人民的美好国家。
如果你们不拥护和平政权,就大概率被共产党中央政府所控制,到时候香港澳门台湾的人民,官员就像大陆的官员一样是领袖掠夺人民财富资源的工具想杀就杀,资本是中央政府借力压迫剥削人民的工具想没收就没收,人民是中央政府利用的工具,借被奴役的人民力量打倒打死官员资本知识分子等阶层。官员资本知识分子老百姓都将成为输的一方,只有共产党中央政府是赢的一方。
综上所述中国所有人民的一切苦难,都是国家最高统治者毛泽东/习近平/邓小平/江泽民/胡锦涛等个人家族的私欲贪欲所导致。具体每个最高管理者都实现了什么肉欲/精神欲/物质欲等等,可以参考《中国共产党是在为人民服务还是在鱼肉百姓一目了然》这篇文章,已经清楚描述了每个最高管理者所满足的个人家族欲望和享受。
要想我们全体中国人民各个阶层成为赢家,就必须听从和平的命令对号入座,每个人做好自己的那份事。如何打倒那个对肉欲/精神欲/物质欲贪得无厌的最高管理者,成为我们全国人民能否成为赢家的关键。首先我们要弄清楚最高管理者为什么可以打倒打死我们所有人让自己成为赢家,他所有的权力是怎么实现的。
如果最高管理者要调用武力、调用金钱、调用媒体为自己所用,武力是威慑一切官员资本媒体老百姓人民的工具,金钱是收买一切武力官员媒体人民的工具,媒体是颠倒黑白为最高管理者歌颂和洗脑武力官员人民的工具。只有最高管理者无法调用武力、无法调用金钱、无法调用媒体的时候,才能够实现中国进入和平政权的美好开始。当习近平要发表一篇或多篇给自己歌颂的文章视频时,首先肯定要直接指使正国级或者副国级的官员吩咐下去命令文化部对各个媒体进行下命令强制发表,甚至会划拨一些财政支出给媒体好处,其背后是武力的威胁和金钱的加持。当习近平要对外援助、收买人心、转移资产到家族名下等,就一定先命令正副国级官员,要财政部或税务部对习近平提出的任务划拨款项,其背后是武力的威胁、反腐威胁、金钱回扣等的加持。当习近平要发动对外战争、打击竞争对手、镇压人民群众等,就一定会先命令军事委员会对军队武警下命令,命令公安部对警察下命令,命令国安部对国安警察下命令,其背后是反腐败威胁、职权任免、金钱收买的加持。
当然,让习近平无法调用行政权力、无法调用金钱,无法调用武力,无法调用媒体。也只是被动的方法,拖着也不是办法无法解决问题,习近平总会有时间找到突破口突破人员。最主要是听从和平的命令,直接拿下习近平及其同党,中国直接进入和平政权,直接对所有的国家规则进行重新整理,中国全体人民才能够真真正正的逆转未来。
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