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#大手町練習場バレエ
kanonyogaballetworks · 2 months
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\5月のスケジュールです/
新規のお問合せや体験にお越しいただき、ありがとうございます。スタジオではバレエクラス、ヨガクラスともに本当に通いたいと思って来ていただきたいので、勧誘などは行なっていません。"気になる"と思ったら、どうぞお気軽に体験に来られてください。尚、体験は予約制とさせていただいております。公式HPのお問合せフォームからの予約がスムーズでお勧めです♪
門司スタジオのみ、ご紹介の方限定で入会金の割引がございます。体験予約の際にご紹介者のお名前をお伝えください。
満席の曜日もキャンセル等あれば体験可能です。曜日を固定されている方もいらっしゃいますが、振替もできますし、毎週異なる曜日を組み合わせて選ぶ事もできますのでお気軽にご相談ください。
親子や兄弟割引もあり、バレエと組み合わせて通われる方も多くいらっしゃいます。
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新緑の季節
ココロおどる新しい事、はじめてみませんか?
\まずは体験レッスンからお待ちしております/
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【Fee】
▪︎[ヨガクラス]
月謝(月4回) 5000円
4回チケット 6000円
初回体験料 1000円
▪︎[バレエクラス]
月謝(月4回) 6000円
大人クラスチケット 7000円
初回体験 1000円
※各カルチャースクールによりお月謝やレッスン時間な異なる場合があります。ご了承ください。
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Studio Kanon
【Tel】 070-8485-8097
【HP】https://kanonyogaballetworks.tumblr.com/
【Instagram】 @kanon.yogaballetworks
公式LINE @ studiokanonで検索→
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sorairono-neko · 4 years
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きみのすてきな流行感性
 ロシアへ来てから、勇利は毎日の生活に夢中で、ヴィクトルとゆっくり話す時間がなかった。リンクでも町でもおぼえることが山ほどあるし、新しい人間関係や環境に慣れなければならない。ヴィクトルはヴィクトルで、この時期だからこそできる仕事に駆けまわっているので、話ができるのは、都合があう朝と夜の食事のときだけだった。勇利は、ヴィクトルの身体が心配だった。誰かに会ったり人前に出たりするのが好きなひとだし、楽しんでいるとは思うのだけれど、しかしあまりにせわしないとやすんで欲しくなる。そろそろのんびりできるかなと勇利はぼんやり考えていた。 「勇利、今日、わかってる?」  ヴィクトルが朝食のときに言い出した。 「わかってるよ。テレビの収録でしょ?」 「よかった。おぼえてた」 「ぼくは忘れないよ。忘れんぼなのはヴィクトルじゃない」 「よくそういうことが言えるよね。まあいいけど。すべて英語で話すし、関係者も知り合いばかりだからね。大丈夫さ」  ヴィクトルは勇利にほほえみかけた。 「久しぶりに一緒にいられてうれしい」 「仕事でしょ」 「それでもだよ」  勇利は練習を休み、ヴィクトル��一緒にテレビ局へ出掛けた。堅苦しい番組ではなく、ヴィクトルとその生徒である勇利を招いて談話するというだけの簡単なものだった。短い番組で、ヴィクトルの言った通り英語で構わなかったし、それに司会者も気さくなたちだったので、勇利は安心して話すことができた。時間はあっという間に過ぎ、「じゃあ最後に」と司会者が楽しそうに切り出した。 「お互い、気に入らないところはある? これは直して欲しい、改善して欲しい、というようなものは。まず……ユーリはどう?」 「そんなのあるわけないさ。勇利は俺のすべてを愛している」 「ヴィクトル、君には訊いてないんだ。ユーリ、どうだい?」 「そうですね……」  勇利は考え深そうに口元に手を当てた。 「あの、私的なことでもいいんですか?」 「もちろんだよ! むしろそういうのが聞きたいね!」  司会者は歓迎するように両手をひろげた。 「勇利、俺の日常生活を暴露するつもりなのか?」  ヴィクトルはおもしろそうに勇利の顔をのぞきこんだ。 「ヴィクトル、買い物が長すぎるんだよね」  勇利はヴィクトルの目を見て言った。司会者が大笑いする。 「しかも速いの。あっち見たいこっち見たいあれもいいこれもいいって。疲れるから、ちょっと控えて欲しい」 「そういうのが楽しいんだよ、買い物は」  ヴィクトルが反論した。司会者が訊いた。 「ヴィクトルは普段なにを買ってるわけ?」 「いろいろです。多いのは洋服かな。最近は一緒に買い物はしてないんですけど、たまに行くとすごくて」 「買い物か。そろそろまた勇利と行きたいね。勇利のものを買いたいよ」 「いらない」 「いるよ」 「はいはい、痴話喧嘩は終わってからね。ヴィクトルがユーリに直してもらいたいところは?」 「俺かい? 俺はね」  ヴィクトルは胸を張った。 「勇利ってダサいんだよね、はっきり言って」 「なんで得意そうにしてるの?」 「だからそれをやめてもらいたい。勇利の服は燃やしてしまいたい」 「すぐそういう物騒なことを言う」 「勇利のものを買いたいのはそのせいだよ。勇利、変な服しか着ないからね」 「失礼だな。普通だよ」 「ダサいニット帽かぶってマスクしてるんだよ、普段。信じられる?」 「見たところ問題ない……というより、上品でおしゃれだと思うけどね」  司会者が、勇利のスーツ姿を手で示して言った。ヴィクトルはおごそかにかぶりを振った。 「ちがう。これは俺が選んだんだ」 「なるほど」 「勇利はおしゃれな服なんて絶対だめなんだから。そういうのを買っちゃいけない呪いにでもかかってるのかと思うよ。俺がといてあげようか? キスしたらもとに戻る?」 「うるさいなあ」  勇利はヴィクトルをにらみつけた。 「ぼくみたいな地味なやつが変におしゃれな服着てるほうがおかしいでしょ。不釣り合いじゃん」 「そんなことを言うのか? きみはとても綺麗なのに」 「そういうのいいから」 「頑固でね」  ヴィクトルはどうだというように司会者のほうを見た。勇利は拗ねた。 「何なの?」 「だが勇利、その理論だと、自分ではなくかっこいい者が着るのなら、勇利の感性もダサくならず、ちゃんと容貌に見合うものを選べるということになるね」  ヴィクトルが突然妙なことを言い出した。 「え? いや、そういうつもりはないんだけど」  そんなことを考えて発言したわけではない。勇利はすこし慌てた。 「でもそういうことだろ?」 「そうじゃないよ。ただぼくは、ぼくが地味なやつだって言いたいだけであって──」 「いい男が着るならしゃれたものを選べるんだね?」 「ちがうって言ってるじゃないか」 「もし──」  ヴィクトルは口元を上げてほほえんだ。 「もし俺が着るなら、勇利はとびきりの服を選んでくれるんだね?」 「えっ」  思わぬことを言われて勇利は絶句した。 「勇利なら、俺を超一流の男に仕立ててくれるんだね」 「な、なに言って……」 「俺はできるよ」  ヴィクトルはにやっと笑った。 「俺は勇利を最高にうつくしくすることができる。勇利の魅力は俺がいちばんよくわかってるからね」 「そりゃヴィクトルはそうかもしれないけど──」 「勇利にはできないのか?」  ヴィクトルは嘆くように言った。 「俺を輝かせることができない? 何年も俺を追いかけてきたのに?」 「そ、それは……」 「勇利は俺の魅力を世界一わかってくれてると思ってたんだけど」  ヴィクトルは急にいたずらっぽい顔をした。 「そうでもないのかな?」  からかうように言われて、勇利の闘争心に火が点いた。彼は思わず叫んでいた。 「そんなことないよ!」 「本当に?」 「できるよ! ヴィクトルのかっこよさはわかってるよ!」 「うれしいな。絶対だね?」  勇利は鼻息も荒く、こっくり大きくうなずいた。ヴィクトルはにっこりした。 「聞いたかい?」  彼は司会者に視線を向けた。 「勇利、俺と勝負するってさ」 「え?」  勇利はきょとんとした。 「俺は勇利に合う服を選ぶ。勇利は俺にいちばん似合う服を選ぶ。どっちが相手のことを理解しているか、一対一の勝負だ!」 「ちょっと!?」  勇利はうろたえた。そんなことをするなんて聞いていない。 「俺が勝ったら勇利のダサい服、全部燃やすからね!」  ヴィクトルは片目を閉じて魅力的に笑った。 「勇利が勝ったら──、どうする?」 「ヴィクトル、なに言ってんの?」 「おや? 俺のかっこよさはわかってるんだろう? やっぱり無理なの?」  勇利はむっとした。無理なのかと言われると腹が立つ。もちろんできる。無理じゃない。 「いいよ! ヴィクトルが勝ったらそれで! ぼくが勝ったら──」 「勝ったら?」 「……ぼくの言うこと、なんでも聞くこと!」 「乗った!」  ヴィクトルはおおはしゃぎで手を打った。 「そうこなくちゃ、勇利!」  大変なことになった……。帰宅した勇利は、ソファにつっぷし、ぐったりしていた。勢いで余計なことを言ってしまった。すぐにむきになるのは悪い癖だ。いまさら言っても仕方がないけれど。  結局、ヴィクトルと勇利のおしゃれ対決は、撮影され、テレビ放映されることになってしまった。なんでそうやっておおごとにしたがるんだよ、ヴィクトルは! 勇利は温泉オンアイスのときを思い出した。うかつだった。ヴィクトルがそういう性質だとわかっていたのに挑発に乗ってしまった……。 「勇利、楽しみだね!」  ヴィクトルはずっとうきうきしており、たいへん機嫌がよかった。 「勇利が俺のために選んでくれる服か! いったいどんなものなんだろうね」 「…………」  勇利はうらめしそうにヴィクトルをにらんだ。しかし、自分でうなずいたことなので文句を述べるわけにもいかない。 「すごくダサいの着せられても知らないからね」 「あれ? 勇利は俺の魅力がわかってるんじゃなかった? かっこよくしてくれるんだよね?」 「…………」  はあ、と勇利は溜息をついた。憂鬱だ……。 「楽しみだね」  勇利はちっとも楽しみではなかったけれど、収録の日はあっという間にやってきた。規則は簡単で、指定された店でそれぞれ相手に似合う服を選び、交換して着て勝負するのだ。勝敗をきめるのはスタジオに集められた観客だ。彼らは、スタジオに設置されたモニタで、買い物をしているふたりの様子を見られるしくみである。  はあ、おなかが痛くなりそう……。  勇利はヴィクトルと一緒に店の前に立ち、例の司会者に「意気込みは」と質問されて「がんばります」と力なく答えた。 「ユーリ、元気がないみたいだね」 「そんなことありません」 「勇利、かっこいいの選んであげるからね!」  ヴィクトルが明るく言った。 「こっちはものすごく元気だね」 「どきどきが止まらないよ! 勇利はいつも俺をときめかせるんだ!」 「のろけが始まりそうなのですぐに移動してもらおう。ちなみにユーリ、今日の服は……」 「ヴィクトルが選びました」  勇利は店に入った。ヴィクトル行きつけの店である。もちろん彼の指定だ。ヴィクトルは別の店で選ぶことになっているので、相手がどんなものを持ってくるかはわからない。 「えっと、こんにちは……」  勇利はおそるおそる言った。雰囲気だけで圧倒されそうなブランド店である。ヴィクトルと出会っていなければ、一生縁などなさそうな店だ。 「いらっしゃいませ」  訓練された店員は、笑顔で丁寧に挨拶した。 「どうぞご自由にごらんになってください。ご質問などございましたらなんなりと」 「ありがとうございます……」  勇利はきょろきょろと店内を見まわした。どれもヴィクトルが身につけそうな、高価そうな服である。この店で選ぶ限り、「ダサいのになっても知らないからね」といったような状況になることはないだろう。 「うんと……」  やっぱりヴィクトルはスーツかなあ、とそちらを見てまわった。でもそれじゃ変わり映えしないのかな、と堅苦しくないものも見てみる。しかし、眺めれば眺めるほど、ヴィクトルならどれでも似合うじゃん、という気持ちになってきて困ってしまった。  これって、結局どれ選んでもすごい服なんだし、ぼくがきめる意味あるのかな……だってヴィクトル全部着こなせる。それとも、やっぱり上と下でちぐはぐになるっていうことはあるんだろうか。勇利はおおいに悩んだ。 「迷ってます?」  ディレクターが笑顔で尋ねた。 「はい。どれも似合いそうで……」 「テーマは?」 「テーマ……テーマは……」  そうか。テーマか。それを考えれば方向性もきまる。勇利は口元に手を当てた。 「……ないしょです」  ディレクターが笑った。  テーマ……。  勇利は店内をぐるっと見まわした。この中から、ヴィクトルに似合うものを選ぶ。そのためのテーマは……。 「……よし。きめた」  選んだ服を抱えて勇利がスタジオに行くと、ヴィクトルはすでに戻っていた。これからそれぞれ相手の選んだ服に着替えなければならないけれど、見てしまってはおもしろくないので、目隠しをすることになった。そこでヴィクトルが「俺が勇利を着替えさせたいし、勇利以外に着替えさせられるのはいやだ」と言い出し、勇利を赤面させた。 「ヴィクトルあのさ、そういうこと言うのよしてよ……」 「ほら、勇利、早く」  ヴィクトルははしゃぎきっている。 「俺、楽しみにしてたんだから。まあ勝つのは俺だけどね」 「はいはい」  勇利はヴィクトルとふたりきりで控え室に入り、着替えにかかった。 「俺からにしようか。勇利、頼むよ」 「はい」  勇利はヴィクトルの目元をタオルで隠し、高級な紙袋から衣服を取り出した。 「ヴィクトル、腕上げて」 「ワオ、これ、なんだか楽しいね」 「楽しくないよ。ほら、こっち通して」 「俺は楽しい。これはシャツ?」 「考えなくていいから。今度は足。足上げて」 「こう?」 「バレエじゃないんだよ」 「あ、これはネクタイ? そうだろう」 「考えなくていいって言ってるじゃん」 「なんだこれ。ふわふわしてるね。ぬいぐるみ?」 「そんなわけないでしょ」  勇利は苦労しながらヴィクトルに服を着せた。ヴィクトルは質問が多かった。最後に長いコートを着せる。こうしておけば、着替えたあとの服がヴィクトルにわからない。 「じゃ、次、勇利ね」  勇利に目隠しをすると、ヴィクトルは鼻歌を歌いながら、手際よく服を着せていった。下着一枚になってヴィクトルに衣服を着せてもらうなんて、なんだか変な感じだ。 「刺激的だろう?」 「思ってません」 「いや、勇利は思ってるよ」 「勝手にきめないで」 「キスしちゃおうかな」 「ばか!」  軽口を叩いてはいるけれど、ヴィクトルの手つきはどこまでも丁寧で優しい。勇利は、まるでいつくしまれているようだと妙なことを考えた。 「うん……、やっぱりいいね……」  ヴィクトルが感慨深そうにつぶやく。 「ああ、早く素顔の勇利でこの服が見たいよ」  その気持ちは勇利にもわかった。  それほど時間はかからなかった。シャツ一枚とボトムスのみだ。ただ、コートを着せる前に、ヴィクトルは念入りに皺を整え、襟元にもふれた。 「……できた。あとは髪だね」  ヴィクトルは手に整髪料を取ると、両手をこすり合わせ、かるく梳き上げるようにしながら勇利の髪を上げた。試合のときよりすこし崩している。幾筋かふわっと前髪が下りた。 「俺の髪はこのままでいいかい?」 「いいよ」 「よし。じゃあ行こうか、勇利」  ヴィクトルがにっこり笑った。 「靴は見えてもまあ仕方ない。でも、できるだけ見ないようにしよう」 「うん」  勇利がヴィクトルの前に靴を置くと、ヴィクトルはそれに足を入れ、それから勇利の足元にひざまずいた。 「さ、勇利、足を上げて」 「え、自分で履くよ」 「いいから」  結局、靴まで履かせてもらってしまった。勇利は赤くなった。  ふたりを迎えたスタジオの興奮は最高潮だった。 「お待たせ。ごめんね、ちょっと着替え以外のこともしてたものだから、時間がかかっちゃって……」 「ヴィクトル!」  意味のありそうな物言いに、観客たちが冷やかすような声を上げた。 「してません! してませんから!」 「おや、勇利、何をしてないっていうんだい?」 「もう!」  勇利が口をとがらせると、ヴィクトルはくすくす笑い、勇利をかるく抱き寄せて、「怒らない、怒らない」となだめた。冷やかしの声がますます大きくなった。 「このふたりに合わせてたらいつまでも終わらないから、さっさと進めようか。じゃあまず、……ユーリのほうから見せてもらおうか? つまり、ヴィクトルがユーリに何を着せたのか、ということだね」  拍手が起こり、勇利は赤くなった。べつに勇利自身に向けたものではなく、ヴィクトルへの拍手なのだろうけれど、なんとなく照れてしまう。 「ヴィクトル、ユーリのテーマは?」 「セクシー&クールかな」  ヴィクトルはよどみなく答えた。セクシーでクールとか、いちばんぼくに似合わないんじゃ、と勇利は不安になった。ヴィクトルの選ぶものはまちがいがない。それはわかっている。しかし、自分がそれに見合う人間かどうかはまた別問題である。 「不安そうな顔してるね」  ヴィクトルが片目を閉じた。 「大丈夫だよ勇利。俺が勇利に似合わないものを選ぶわけがないだろう? 勇利の昨季のフリー衣装だって、俺が全部監修したんだ。綺麗だっただろ?」 「う、うん……」 「みんな、勇利に期待してるよね?」  ヴィクトルが問いかけると、拍手と歓声が起こり、ユーリ、ユーリ、とみんなが呼んだ。勇利はますます赤くなった。 「よし、じゃあ見てくれ。俺の勇利の姿を」  ヴィクトルが声高に宣言すると、司会者が自分を指さした。 「ヴィクトル、司会は僕の役目だから。取らないでくれ」 「失敬」 「では……、セクシー&クールなユーリをどうぞ!」  ヴィクトルが勇利の後ろに立ち、コートをするっと脱がせた。勇利は舞台の中央から、どきどきしながら会場を見渡した。自分の姿を見る勇気はなかった。モニタも見られない。 「勇利、もっと堂々として! 氷の上に立ったときみたいに!」 「む、無理だよ……」 「ポーズをきめて!」 「無理だって!」  みんながロシア語で何か言っている。似合わないって言われてるんじゃ、と勇利は不安になった。しかし、女性たちは笑顔だし、男性も好意的だ。 「ユーリ、みんなはね、『かっこいい』って言ってるんだよ」  司会者が教えてくれた。勇利は、ほんと? というように観客を見た。また彼らが騒いだ。 「今度は『かわいい』だって。かっこいい姿でそういう顔をされると母性本能をくすぐられるのかな」 「でもごめん、勇利は俺のだからね」  すかさずヴィクトルが笑いながら言い、勇利はようやくそろそろと視線を動かすことができた。モニタに映っている自分の姿をじっと見る。ヴィクトルのことだから、いかにも高価だとわかるものを選ぶのではないかと思っていたのだけれど、そんなことはなかった。飾りけのない真っ黒なシャツと細身のボトムス。それに、白くて細い線がわずかに入った黒い革靴だった。ただ、型はおそろしくしゃれていて、かたちがいかにも洗練されている。生地はやわらかく、極上の感触だった。 「どう? 俺の勇利。うつくしいだろう?」  ヴィクトルが勇利に寄り添い、得意げに言った。みんなが拍手しながら笑っている。同意しているようだ。勇利はみじめな気持ちにならなかったのでほっとしたが、それでも言いたいことがあったので急いで口をひらいた。 「で、でも!」  観客たちが静かになる。 「ヴィクトルはもっとかっこいいので!」  勇利の言葉が通訳されると、みんなは楽しそうに手を叩いた。司会者が言った。 「会場の雰囲気はヴィクトル優勢だが、確かにヴィクトルならなんでも着こなせるからね。難しいところだな。しかしこの勝負、ちょっと複雑だね。うつくしいほうが勝つんじゃなく、似合うように着飾らせたほうが勝つわけだ」 「でも勇利の感性だからな」  ヴィクトルが楽しそうに言った。 「本当にすごいんだよ。ダサいんだ。バンケットのときに着てたスーツなんてもう最悪」 「ヴィクトル、そういうのいいから!」  勇利がまっかになって怒ると、ヴィクトルは笑いながらコートの合わせ目に手をかけた。 「じゃあ、見せてもらおうかな。俺もすごくわくわくしてるんだ。だって、勇利が俺のために服を選んでくれるなんて初めてだからね」 「そうなのかい?」 「そうさ。俺がコーチとして最初に帯同したときだって、何を着て欲しいか訊いたら、ひとこと『普通でいい』とこうだよ。ああいうのがいい、こういうのが好きだという言葉は聞いたことがない」 「だってヴィクトルはなに着ても似合うから……」  それじゃあぼくがヴィクトルに興味ないみたいじゃないか。勇利はほっぺたをふくらませた。 「わかってるよ。勇利が俺を愛してるのはね」  ヴィクトルは勇利の耳元にささやいた。彼のきざなしぐさを見て、観客からまた冷やかしの声が上がった。 「もう、そういうのほんといいから!」 「わかったよ。じゃあ俺のいとしい勇利が選んでくれた服をお披露目しよう」 「ユーリがきめたテーマは?」  司会者に尋ねられ、勇利は頬をほんのりと赤く染めた。 「……『大人』です」 「では、『大人』のヴィクトルをどうぞ!」  ヴィクトルがコートを脱ぎ、後方へほうり投げた。彼はすらっとしていながらも逞しい、すばらしい身体つきで舞台の真ん中に進み出ると、姿勢よく、品格のある姿でまっすぐに立った。勇利は思わず両手で口元を押さえた。想像よりずっとかっこいい、と思った。 「おやおや、これは……」  司会者の言葉が途中で途切れた。ヴィクトルも何も言わない。勇利は最高にかっこいいと感激したけれど、ヴィクトルが黙っているので、よくなかったのかとうろたえておずおずと口をひらいた。 「あ、あの……、ヴィクトル……?」 「…………」 「だめかな……?」  ごく普通のうすいブルーシャツに黒みを帯びた赤のネクタイ、濃い灰色のスラックス、そして──シャツの上に着ているのは、スラックスよりも明るい灰色のカーディガンだった。 「あ、あの、ヴィクトルはよくスーツ着ててすごくかっこいいんだけど、もうちょっとくつろいだ感じになるのもいいかなと思って。正装がクッソかっこいいのは知ってるけど、ヴィクトルのこういう姿は見たことないし、絶対似合うって、そう……」  勇利は急いで説明したが、話しながら、だんだん頬が熱くなってきた。いつも優雅で高貴なヴィクトルが、カーディガンだなんてよくなかっただろうか。かっこうよいと思うのだけれど。 「……だ、だめかな。だめですよね。あの……」 「すごくいい!」  突然ヴィクトルが声を上げた。勇利はびくっとした。それに応えるように観客たちがうなずく。 「これいいよ、勇利!」  ヴィクトルが勢いよく振り返った。勇利は戸惑い、ぽかんとして、「そ、そうですか……」としか言えなかった。 「すてきだよ。確かにカーディガンを合わせたことはない。初めてだ」 「そう……?」 「勇利は最初からこうしようときめてたの?」 「迷ったんだけど。カーディガンの代わりにセーターとかベストとかでもいいかなって……」 「それもいいね!」  ヴィクトルは笑顔で言い、気取った姿勢をとって勇利を見た。 「どうだい、勇利。似合うかい?」 「う、うん……すごく……」  勇利は両手を握りあわせ、夢見るようにヴィクトルをみつめた。 「……いいと思う」 「みんなはどうだい?」  ヴィクトルがはしゃぎながら両手をひろげた。誰もが褒めるように歓声を上げる。勇利はすっかりうれしくなった。 「あ、あのさ、これは腕を見せるのもいいんだ。袖をまくったときのヴィクトルの腕の感じが絶対にかっこいいから、腕まくりもしてもらいたいなって。だってヴィクトルの腕って筋が入ってて男っぽくて、もうすごいから」 「出たね、勇利のヴィクトル大好き病が」 「いいじゃん! ちょっとめくってみてよ」 「しょうがないなあ……こうかい?」 「そう! それ!」  勇利はヴィクトルのすばらしくかっこうよい姿を堪能し、満足だった。やっぱりヴィクトルはどんな姿でもすてきだ、とうっとりした。 「じゃあそろそろ、勝負をきめたいと思うんだけど」  司会者が笑顔でうながした。勇利ははっとした。そうだ。ヴィクトルがどれほどかっこうよいかを鑑賞する会ではない。これは勝負なのだ。 「洗練された黒を着こなすセクシー&クールのユーリと、初めて我々にカーディガン姿を披露してくれた大人のヴィクトル。さあ、よく見て。見蕩れすぎちゃだめだよ」  司会者が会場に向かって尋ねた。 「みんなは、どちらがより相手に似合っていると思う?」 「──うれしいけれど悔しいね」  勝ったのは勇利だった。つまり、ヴィクトルの姿が評価されたのである。 「なんだか複雑な気分だよ」  ヴィクトルはそう言いながらも結局はうれしそうだった。 「オレは勝ったんだろうか、負けたんだろうか」 「負けたんだよ」  司会者に言われ、ヴィクトルは楽しそうに声を上げて笑った。 「でも、みんな、勇利も似合ってただろ?」  大きな拍手が起こり、勇利は照れてぺこぺこと頭を下げた。 「しかしひとつ疑問がある」  ヴィクトルが指を一本立てた。 「勇利……、俺のテーマの『大人』って、いったいどういうこと?」 「え?」  勇利はきょとんとした。 「これって大人のするかっこうなのかい?」 「いや……よくわかんないけど……なんとなく……」 「なんとなく!」 「大人っぽいでしょ?」  ヴィクトルは大笑いし、勇利のことを抱きしめた。 「いちゃついてるところ悪いけどね、ヴィクトル、負けたからには約束は守ってもらうよ」  司会者に言われて、ヴィクトルは大きく肩をすくめた。 「わかってるよ。勇利の服を燃やすのはなしだ。勇利、こんなにいいものを選べるんじゃないか。これからは自分のことにも意識を向けて欲しいよ」 「ヴィクトルのだから考えられるんだよ。自分はいいの」 「これだ」 「それよりヴィクトル、ユーリの望みをかなえてあげなきゃ」 「ああそうだ。うん、なんだい? 四回転、練習で何度も跳んで欲しいとか?」 「それはべつにここで勝たなくてもやってもらいます」 「厳しいんだよ」  ヴィクトルは観客に向かってぼやいた。勇利は改まった態度で言った。 「ヴィクトル、なんでも言うことを聞いてくれるって言ったよね」 「こわいな。俺が恐妻家だということがみんなに知れ渡る瞬間だ」 「……貴方、そろそろ仕事は楽になってきた?」  突然の勇利の質問に、ヴィクトルはきょとんとして瞬いた。 「……そうだね。もう落ち着くんじゃないかと思うけど」 「やすめそう?」 「ああ、大丈夫だよ」 「ヴィクトルはぼくといたら癒やしになる?」 「もちろんだよ。なぜ?」 「だったら……」  勇利は微笑を浮かべ、ヴィクトルの腕をとって彼にもたれかかった。 「……ぼくとデートして。一日じゅう。それがぼくのおねがいです」  ヴィクトルが目をみひらいた。観客たちが、ふたりを祝うように騒ぎ立てた。ヴィクトルは「ワーオ……」とつぶやき、それから勇利を引き寄せて耳元にささやいた。 「一日って、零時までってことかい?」 「それはべつに、そのときの状況によるけど……」 「なるほど」  ヴィクトルは神妙な顔をしてうなずいた。 「朝まで一緒にいてもいいってことだね」  勇利は間もなく、望み通り、ヴィクトルと朝まで一緒のデートをした。ちゃんと約束を守ったよ、という証拠として、ヴィクトルはうれしそうにデート中の写真を公開した。それは、勇利の選んだ衣服を身に着けているヴィクトルと、ヴィクトルが改めて選び直した服──シャツにネクタイにベストという、ふたりそろえたような服を着ている勇利が並んだ写真だった。  それから、シャツにネクタイにカーディガンという服装がしばらくロシアでは流行した。
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福島事務局の大塚真理さん、大いに語る。
東北ユースオーケストラ結成のきっかけは、スイスの世界的に高名な音楽祭、ルツェルン・フェスティバルから東日本大震災のための復興イベントを行いたいとの相談を受けたことからはじまります。
大震災直後から被災三県の学校の楽器を点検、修理し、音楽活動を支援してきた「こどもの音楽再生基金」では、発起人である坂本龍一さんから「子供たちによるオーケストラができないか」というアイデアが出ていました。
2013年のルツェルン主催の宮城県松島での音楽イベントに「東北ユースオーケストラ」という混成オーケストラを編成して指揮者グスターボ・ドゥダメルさんや坂本龍一さんと共演する機会があれば、日本のみならず世界に復興途上の現地の子供たちの姿が発信されるのではないか。
この大きな構想を受け止めてくださったのが、当時福島市のテレビ局、福島テレビが運営されているFTVジュニアオーケストラで事務局を担当されていた大塚真理さんでした。大塚さん無しには、「ルツェルン・フェスティバル アーク・ノヴァ 松島2013」で「東北ユースオーケストラ」が生まれることはあり得なかったでしょう。そういう意味でも、大塚真理さんはTYOの母であります。
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以来、2015年の団員募集ではチラシを抱えて地元を駆け回ることから、合宿での急病人の対応から、福島市での毎月の合同練習会で団員が出したゴミの後始末から、何から何まで気の効くサポートを受け続けて来ています。時に原発事故の話題になると、国や東電の対応や深刻な影響について声を荒げて話されることがあり、折に触れお話を伺ってきました。しかし、これまで一度もいわゆる「インタビュー」をしたことがなかったと気づきました。そこで、今年も311が近づく2月の1泊2日の合同練習会で二日に渡ってお話を聞いてみたのです。
ー 今日はあらためてお話を伺いたいと思います。まずは福島テレビ(FTV)に入社された頃の話からでいいですか?
FTVには1977年、昭和52年に入社しました。最初は営業管理部で、スポットデスクに配属されました。
(注:「スポットデスク」とは番組と番組の間に入るスポットCMの管理を行うセクションです)
その後は、制作部でサブディレクターになりました。県庁担当で「市政たより」やお母さんのための幼児教育番組「小さな世界」などの制作をしていました。弁当やお花の手配ばかりしていたので、自分のことを「弁当ディレクター」と言っていました。
鼓笛隊パレードとか、当時はジュニアオケの番組もありました。毎年土曜日午後の1時間半番組でスポンサーもついていたんです。昔は自社制作番組が結構ありました。
ー 今では地方局は東京のキー局の番組ばかりになってますからね。福島テレビは当時からフジテレビのネットワーク局だったんですか?
その頃はフジテレビとTBSの2局のネット局だったんです。最強だったですよ。ドリフターズの「8時だよ、全員集合」も「花王名人劇場」も「ザ・ベストテン」も「夜のヒットスタジオ」も金八先生のドラマも「なるほど!ザ・ワールド」も同じ局で放送していたんですよ。
ー それはすごい!わたしが子供の頃に見ていた番組ばかりです。きっと仕事も面白くてしょうがなかったでしょうね。
はい、楽しかったですから結局結婚まで10年勤めました。当時の福島だと30過ぎると結婚が遅いほうなので周りに心配されました(笑)
ー ということは今や珍しい寿退社ですね。一旦お辞めになってからまた復職されたのですね。
わたしの主人が亡くなった時に戻ってこないかと声をかけてもらいました。15年ほど前、いまとにかく困っているから事務を手伝ってくれと言われたんです。
ー 困った時には大塚さんですね(笑)
平成15年、2003年に福島テレビの事業部一年間、契約社員で働きました。そうしたら翌年の2004年からFTVジュニアオーケストラの事務局をやってくれとなりました。その頃には福島テレビの女性社員はほとんどいなくなってたんです。
ー オーケストラとは昔からつながりがあったんですか?
制作部時代、ジュニアオケの番組収録の時にタイムキーパーとして何度か手手伝ったくらいでした。だから頼むれた時も「え、オーケストラ? 音楽は知りませんよ、でも事務はできますよ、予算管理ならできますよ」と言いました。
社内の人たちはよく知ってるし、社内交渉はできる。それに営業と制作で鍛えられたので、段取りはよくわかっている。人生何事も経験で無駄なことは無いとつくづく思います。若い頃の経験が役立ちました。
ー それは大塚さん、適任ですね。でもオーケストラの運営には専門知識も必要ですよね。どうされたんですか?
そもそもトランペットとトロンボーンの違いもわからないくらいだったんです。だから必死で本を読みました。「音楽の友」など音楽雑誌を毎月読んで、フルトヴェングラー、カラヤン、ウイーンフィルなどについての本を気の向くままに読みました。特にNHK交響楽団のオーボエ奏者茂木大輔さんの本は役立ったと思います。
指導していただく先生方の話もチンプンカンプンだったので、楽譜を読めるようにドイツ語とイタリア語の対照表も自分でつくりました。「やさしいクラシック」のような入門向けのCDも片っ端から聴きましたね。
— オーケストラの運営となると、この世界ならではの業務もありますよね。
まずは一所懸命に楽譜の整理をしました。もうそれはそれは楽譜がバラバラだったんです。東京から指導に来ていただいていたパーカッションの先生、大塚敬子先生に教えていただいて、パートごとの並べ方や番号の方を教わったり、それはとても助かりました。
3年やってようやく慣れたかな。予算のこと、楽器のこと、テクニカルタームもわかるようになってきました。だんだん実務が楽しくなってきて、自分から企画が出せるようになってきたんです。
— 大塚さんにとってジュニアオケでの転機となるようなことはありましたか?
6、7年目かな。福島県文化センターでクリスマスコンサートとして竹内ひとみバレエ団とチャイコフスキーの「くるみ割り人形」の全幕をやりました。この企画を出した時は、子供たちがオーケストラピットに入って演奏するから脇役になると、先生方は反対でした。でも子供たちはやりたいと言うんです。だから押し切った(笑)。前半と後半に分けて負担を減らすようにしてね。
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— 一番思い出深いコンサートとなると、どうですか?
ベートーヴェンの第九ですね。わたしがFTVジュニアオーケストラの事務局を辞める年、2013年12月30日でした。会場が福島県文化センターという県の公共施設ですから、年末は通常28日で仕事納めなんです。それを「開けてください」とお願いして、ホールの歴史で初めてのことでした。 この時も大人は反対でした。「忙しいから駄目だへ、無理だべ」とさんざん言われました。でも、子供たちに聞くと「やってみたい」と言うんです。実際やれるんです。子供は「やるよ」と言ったら、やるんです。大人が決めてはいけないんです。
このことは、子どもたちに教えられたことです。子供たちってすごいんですよ。わたしは若い人たちにパワーをもらって生きてきた、助けられて生きてきたんです。大震災から2年経って、福島の復興への想いもありました。
わたしはジュニアオケの仕事も10年で辞めるからと言っていました。わた��の子供も大学を卒業するし、60歳から先は自由に生きるのだと決めていた。だから「歓喜の歌」である、第九をやって締めくくりたいと思ったんです。第九の合唱団も公募で大変だろうと言われたけど、好きなことだから頑張れるんです。そしてサポートしてくれる、先生や周りの人に恵まれていました。
おかげさまで演奏会は大成功となりました。
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— いつも団員インタビューで聞いている質問です。311の時、どこで何をしていましたか?
福島テレビの旧館5階の事務局に一人でいました。いつも2時40分が仕事のひと区切りがつく時間だったんです。だからその日もコーヒーを淹れようと立ち上がったら、携帯の地震警報が鳴りました。もう激しく揺れだしてびっくりしました。逃げようと廊下を走ったけど思うように前に進めないんです。すると壁が部分的に崩れてきた。譜面台は一斉にバタバタと音を立てて倒れ、階段を降りることもできず、エレベーターの角の柱につかまっていました。すると、わたしの背後でコピー機が左へ右へと走ったんです。もうびっくりして、あの時はこのまま一人で死ぬんだと思いましたね。
2回目のほうが揺れが大きくて、長く感じました。そうこうしていると、4階の秘書室の部長が上がってきた。バタンバタン大きな音を立てて動いていた防火扉を止めるためにです。
それで揺れもおさまって3階の事業部に戻ったところ、危ないので外に出ろと言われた。外に出たら、こんどは雷と吹雪になりました。 報道と制作が入っていた新館は、それほどの被害は無かったのですが、旧館が酷かった。あらゆるガラス、窓ガラスがほとんど割れたから、そのあとずーっとベニヤ板で覆うような状態が続きました。よく怪我人が一人も出なかった、奇跡に近いと言われましたね。もう壁もひび割れて「メロンハウスだね」と言って笑うしかなかった。
— 外にしばらくいたのですか?
いったん家に帰れと言われました。家族の安否を確認するために連絡を取りました。そしていったん5階の事務局に戻ったら、テレビもファックスも吹っ飛んでいましたね。ようやく鞄と靴を探して、コートを持って車に乗りました。車内のラジオで津波が発生と聞きました。被害が出てると言うけども、よくわからなかったです。車を運転しても、信号が止まっているので、渋滞はしてなかったけど、道路を渡ることすら思うままにできなくて、交差する車同士で「ごめんなさい」と道を譲ってもらったり譲ったりで、踏切の無い道を選んで車を走らせました。 水道管が破裂したところは、もう道路がわからない状態で、運転しながら足が震えました。もう自分の家が無いのではと思いながら、運転するのに必死でした。道路が陥没して軽自動車が落ちてる脇を通って抜けた時の恐怖。あの時のことを思うといまだに怖いです。 おかげさまで家はあったし、屋根も損傷受けずでしたが、電気ガス水道が止まりました。
— ご家族はみなさんご無事だったのですか?
当時23才だった上の娘が勤めていた銀行がたまたま仕事休みで、いつもはぼーっとしてる娘がセブンイレブンに買いに走ったけど、ほとんど何も無かったと報告してくれました。 78才の父は犬が飛び出さないよう抱えて、いったん家を出たそうです。 80才の母は玄関で動けないでいた。あまりにびっくりして、記憶が無いと言っていますね。もう、ぼーっとしてるしか無かったと。 家族と家は大丈夫だと実際に安否確認でき、会社に報告したらしばらく出社しなくていいと言われました。ちょうど金曜日だったので、それからしばらく家にいましたね。
— 津波のことは後から知ったのですか?
ラジオだけの情報でした。だから津波の悲惨な状況を聞いても想像できなかったですね。電気が戻ってから、テレビの映像で津波を見てショックを受けました。まるで映画のワンシーン。こんなことが起きるんだと思いましたね。家族でみんな生きているに感謝しました。
— 避難所には行かれました?
結局、避難所には一度も行かずでした。2000年問題の時に電気が止まると言われていたので、ストーブがあって、灯油もあったので寒さはしのげました。あと近所の飲めない井戸から水をもらって、ストーブでお湯を沸かして湯たんぽをつくり、その水を利用してトイレも使えました。 近所の井戸水で飲める水があるとの情報を聞きつけ、ガソリンあるうちは車を走らせてもらっていました。 やはり困ったのは水、電気でした。夜は庭の太陽光で発電する照明を家に持ち込んだり、ロウソクの生活が続きました。テレビも見れなかった。 ガスが最初に復帰して、1週間もかからなかったですね。水道は1週間かかりました。そしてうちは電気が一番最後に復旧しました。道路の反対側まで電気が来てるのに、あともう少しなのにとせつない思いになりましたね。街の中は電気ガス水道ともに全然大丈夫だったんですが。
— 原発の事故はいつ知られましたか?
大震災の週明け火曜日に会社に行って、はじめて原発がたいへんなことになっていると知りました。それまで、そんな重大なことと思��なかったです。家に帰って「どこに逃げようか、どっち方向だろう、貴重品を持ち出せるように、いつでも避難できるようにしよう」としましたね。 水をもらうために外で2時間とか平気で並んでました。原発が深刻だと思わなかった。学校行ってないから子供が外で並んでたんですよ。もうちょっと教えてくれたらと今になって思いますね。もっと広報の仕方とか方法が無かったのかと。確かにそれどころでは無かったかもとは思います。誰も経験したことの無いことだったから。福島は災害が無かったから、災害の無い県と思い込んでましたね。それに「原発は安全だ」と思い込んでいました。地震はともかく、津波の恐ろしさ。あの津波さえなければと思いますね。
— 福島市から逃げようとはされなかった?
逃げて行っても、生活の場が無いですしね。できるだけ外には出ない、窓は締める。ガソリンがあるうちは車で移動。必要以外は外に出ないとしました。 それでもしばらく余震が続きました。地震警報におびえる生活が続きました。家の中でも寝る時もジャージで、一階の和室で生活をしすぐに外に出られるようにしていました。 いつから普通の生活に戻ったんだろう。記憶はあいまいになっていくものですね。
— これもいつも団員インタビューで聞いている質問なのですが、311で変わったことは何ですか?
日々何事も無く過ごしている有り難さを感じるようになりましたね。電気ガス水道の有り難さ。そして、なにごとにも感謝です。
平凡が一番、普通が一番。
なにごとにも「ありがとう」感謝の気持ちを持てるようになり、気持ちが穏やかになったと思います。
それから、普段からの災害への備えをするようになりました。それでも、またあったらうろたえるのだろうなとも思いますけど。
— FTVジュニアオーケストラの団員の子供たちに変化はありましたか?
ジュニアの子どもたちのうち、自主避難でいなくなった子が3人いました。逆に浪江町から避難してきた子が一人入団しました。福島テレビの社員でも小さなお子さんのいる方は3人は辞めました。
福島県でも飯館村とか、伊達市とか、思わぬところで放射線の線量が高いです。出て行った若い人は戻らないでしょうね。もう年寄りばかりです。避難した地域は生活ができないですから。店や病院もありません。
— 今の福島についてどのように思われていますか?
福島県に中高一貫校を新設するとか言っていますが、世間の目を欺くためではないかと思ってしまいますね。政府などへの不信感もあります。東京にオリピックを呼ぶために安倍総理がいくら「原発事故はコントロールできている」とプレゼンしても、「嘘つけ!」と思ってしまいました。
除染したと言っても限界があると思います。イノシシ、豚とか、山の中を動き回って、汚染された餌を食べている訳ですから。
— つい最近、除染が来たとおっしゃっていましたね。
ようやく去年の暮れに家の近所の側溝の除染に来ました。いまだに除染土が家の庭にありますよ。大きい袋ですからね、目に入ると気が重いです。なかなか持って行ってくれないんですよ。
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(大塚さんご自宅の庭に置かれたままの除染土の写真です)
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線量が高いところからはじめて、一年くらい後にうちの家に来て、「今ごろやっても無意味なんじゃない」と、みんなそう言ってますよ。気休めのような気がする。
— 実際のところはどうなんでしょうね。
噂では癌患者が増えてると聞きますが、あまり表には出て来ないですね。最近の国の「不正統計問題」を見ても、情報に対する信頼度が落ちてると思います。都合がいいことだけ発表して、情報統制しているのではと思ってしまいますね。
沖縄の人に「福島の人はおとなしいね」と言われました。沖縄なら毎日デモだよって(笑)
— 政府や国の行政にこれだけはお願いしたいということはありますか?
本当のことをしっかり発表して欲しい。今、現在どうなってるかを知りたい。福島の街にいくら線量計があっても気休めなんだと思うんですね。
それにこれだけの事故を起こしながら、原発を、海外に売ろうとしたでしょ。いったい福島のことをどう思ってるのかと。
国ってなにを考えているのかなと悲しくなります。
ヒロシマ、ナガサキ、唯一の被爆国ですよ。
今の日本が悲しいですね。
— そんな状況の中で東北ユースオーケストラの活動はあります。どのようにお考えですか?
主役は子どもたちのことだから、大人は政治的なことを押し付けはいけないと思いますね。
でも代表・監督の坂本龍一さんは、はっきりものをおっしゃいます。偉い。勇気があると思います。影響力のある人が発信することが大事なんです。
坂本さん、凄いなって、いつも尊敬してます。
— 震災のあともFTVジュニアオーケストラの活動が続いてきたからこそ東北ユースオーケストラが生まれましたね。
震災の後、ジュニアオケは活動をやめたらどうかという話になりました。でも子どもたちはやりたい。しかし、毎週練習に使っていた福島テレビの旧館の社屋は、使えない。2011年の5月の連休明けからしばらくして練習を再開しました。もうあちこち転々と1週間ごとに楽器を運んで練習を続けました。時には関連会社の会議室で練習しました。そして、7月に定期演奏会ができたんです。よくできましたね。子どもたちが絶対やりたいて言うからね。親御さんのサポートもありました。おかげさまで福島市音楽堂が再開してすぐのコンサートを開くことができました。
— 2013年のルツェルン音楽祭の復興イベントから東北ユースオーケストラは始まりました。その立役者が大塚さんだったわけですが。
2013年のルツェルンのイベントは、無我夢中でした。自分でもよくできたと思う。子供たちのために今やらなきゃというエネルギーですね。何かをやっていたほうが、自分も楽な時期でした。止まっちゃうと駄目なんです。
わたしとしては、機会があれば子どもたちをどこかに福島の外に連れて行きたかった。そして、世界に眼を向けさせる。いろんな人を知る。ルツェルンの復興イベントは、そんな絶好の機会だと思ったんです。
しかし、FTVジュニアの先生方からも反対されました。子供たちの負担になると言うんです。大人はいつも安全パイを選んでしまう。こんな、世界とつながれる機会はないですよ。行ける子どもだけでもと、FTVジュニア以外にも近隣の高校の吹奏楽部などにも声をかけました。
ドゥダメルや坂本龍一という世界に通じる人と、松島の特別な場所で、いい経験が積めたと思いますね。
子供たちが坂本さんにサインをもらってうれしそうに笑っているのを見て、うれしかったです。
— そのルツェルン音楽祭で好評だったため、東北ユースオーケストラは一般社団法人化しました。
組織がしっかりすることはいいことです。続いていくことは、有難いことだと思ったし、何より親御さんからの信用、社会的信用が生まれます。
最初はゼロから募集をかけて人数を集めるとなった時に、集まるか不安でした。140通を超える応募の数には正直びっくりしました。
— かれこれ組織としては、東北ユースオーケストラは5年が経ちましたね。感慨深いです。
何しろ最初の夏合宿が沖縄県の宮古島だったでしょ。行動力がすごい。いろんなことを1つづつ叶えていく、その実行力には頭が下がります。最初は運営も危なっかしくってね、どうなることかと思いました。ただ夢中で子どもが演奏だけに集中できる環境をつくろうとしていました。もう大丈夫ですよ(笑)
— 最後に、これもいつも団員インタビューで聞いている質問です。今後、東北ユースオーケストラでどんな活動をしたいですか?
卒団した子どもが練習や演奏会にやってくるじゃないですか。そういう場があることが素晴らしいと思いますね。だから長く続けて欲しい。
海外公演も実現して欲しいです。よちよち歩きから始まった東北ユースオーケストラが、ルツェルン音楽祭で凱旋公演できるといいですね。あの2013年の松島のルツェルンのイベントの時のオーケストラがこんなに立派になって、と言われたら最高じゃないですか。
いち早く多額の支援をしてくれた、親日家の多い台湾公演もできたらいいですね。
東京オリンピック・パラリンピックでは何かしないんですか?
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このインタビューを行なったのが先月の1泊2日の合同練習会だったもので、土曜日の練習を終え、JA共済さんにご手配いただいた宿泊組の宿へと向かうバスを見送る団員、大塚さん、そして同じく福島事務局で団員の演奏指導もお願いしている竹田学さんです。
あらためて大塚真理さんのお話を伺って考えさせられたのは、強い使命感と子供たちへの無償の愛です。通奏低音として「大人は子供のことを、子供の可能性をわからないのだ」という姿勢があって、だから大塚さんの子供へのまなざしには上から目線が微塵もありません。とてもふらっとです。だから子供たちも大塚さんのスタンスを動物的に嗅ぎ取って自然と寄って来るんだと思うのです。
「大人の都合で子供のことを考えるなよ」は、肝に命じたいフォームです。とと同時に「子供も大人の事情を考えろよな」と言いたくなってしまうのは、大人気ないことなのでしょう。反省反省。
実際にお聞きした内容にはとても刺激的なことも含まれていて、本当はノーカット無編集で「大塚さん大いに語る」を掲載したかったのですが、それはそれで品位に悖るような気がしまして、細かな配慮ができたかどうかは別として編集をいたしました。
311から8年です。大震災は続いています。そのことを知って欲しいと思います。それが東北ユースオーケストラの存在意義の一つであるからです。
引き続き東北ユースオーケストラへのご支援をお願いいたします。
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horimotokenji · 2 years
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私がお嫁さんとしていつまでも紳士的に大切にできると思える方は、おかあさんといっしょをご卒業された5代目身体表現のおねえさんです。今年度ももうすぐ終わりになるので仕上げに取り掛かるようにします。
ブログをご覧の皆さん 堀本健嗣です。
おかあさんといっしょをご卒業された5代目身体表現のおねえさん 今度の土曜日から4連休でお休みが取れております。現在の体調はどうでしょうか?
今年からは有給使用を月に2回までで対応しますと、10か月間は有休でお休みすることができます。有給使用は土曜日の全体出勤日以外にも3連休や4連休でも役立つこともございます。今週の就労は今週中に済ませて、今度の土曜日からの4連休を過ごします。
今月末で今年度も終了になり、来月の全体ミーティングで年間皆勤賞の発表がございますので、今度の土曜日から4連休で体調を整えて今年度を締めくくることを実施します。
おかあさんといっしょをご卒業された5代目身体表現のおねえさんは今度の連休はどんなことでお過ごしでしょうか。きっとそのご内容も気晴らしになれるように思えます。
3台以上のお買い上げで特典で感謝状をお受け取りいただけれますので、工事看板をご購入してくださいますよう、お願いを申し上げます。
詳しいご詳細はこちらまでお問い合わせください。
https://www.anzen-kouji.com › social_contribution
私が障害者クラスのダンス教室で兼指導者をさせていただけれていることは、バレエ経験者であることだけでなく、バレエで生徒側の立場を1年以上の経験があり、時に厳しい指導にも対応できる性格でなければ兼指導者を担当させていただけれないとも思えます。障害者クラスのダンス教室でダンサーらしいお題をして見せるようになり、何か月も経ちますが受講生全員が経験者であることを確認して上達できるように対応することもございます。
おかあさんといっしょをご卒業された5代目身体表現のおねえさんも大学時代にバレエをご経験されていらっしゃるのでバレエの基礎練習の仕方もお分かりでございますよね。私もその基礎練習を1年以上も経験してアントルラッセやピルエットもできるようになれたのです。
おかあさんといっしょをご卒業された5代目身体表現のおねえさんもパントマイムを視聴者の皆様に分かりやすくご丁寧にご説明されることがお上手であることやバレエやパント!も言葉で伝えること以外にも伝え方の1つのご内容であることも改めて理解することができております。
もしも、ありがとうファームに「堀本くん こんにちは。遊びに来させていただきました。」とおかあさんといっしょをご卒業された5代目身体表現のおねえさんがお見えになられた時に 「堀本くん あたしで良ければ、お仕事が終わった後に堀本くんのお家に行かせていただくことはできますか?」と熱心に問いかけてくださったら、「遠くからお越しになられてくださいましたので、おいでになられても大丈夫です。今晩家で夕食をお食べになられてください。ありがとうファームでの就労継続についてやマネージャーさんご活躍の話題をいたします。」と受けごたえをいたします。
おかあさんといっしょをご卒業された5代目身体表現のおねえさんが「ねぇ、堀本くん アニメグッズがいっぱい買えるお店にあたしを連れてって」と熱心にお願いをしてくださいましたら、私であれば「今度の土曜日の全体出勤日は有休でお休みでございます。その日でよろしければ、午前中からホビーオフ岡山モール店様にお連れいたします。途中に何件かコンビニもございますので、休憩も取り入れながら現地へ行きましょう。 気になるお品物がございましたら、お会計前にお声掛けになってください。購入しても大丈夫であるご内容であるかをご提案いたします。 」と受けごたえをいたします。
おかあさんといっしょをご卒業された5代目身体表現のおねえさんがお品物をお手にとってご覧になられている時に「堀本くん このような内容である時は堀本くんだったら買うことがいいと思う?」と問いかけてくださったら、私は下記のように受けごたえをいたします。
新品未開封の場合
「これは未開封品で箱の状態なども全面的に確認していただいて、それでも欲しいと思えましたら、買うこともございます。」
内袋未開封の場合
「これは内袋未開封品でこのようなお品物は全種類揃えることは難しいことが考えられます。コレクター商品でも話題です。ご自身がいいと思えましたら、それが間違いであることはございません。」
現状販売の場合
「これは現状品と言いまして箱や説明書などがないものでもございます。現状品を集めているコレクターさんはお買い上げ前に本体を全面的に確認してキズがないかを確認するようにして頂いて、中古品で見なくなったものである場合でもお買い上げになられることについても何も問題であるとも限りません。ご自身が現状品でもいいと思えましたら、それが間違いであることはございません。」
他にも、おかあさんといっしょをご卒業された5代目身体表現のおねえさんが「堀本くん これ1500円なんだけど、あたし、買っても大丈夫か分からないので買っても大丈夫か教えてくれるかな?」と問いかけてくださったら、私は下記のように受けごたえをいたします。
新品未開封の場合
「こちらは最初から未開封品ですので欠品はございませんので、ご安心ください。私も中古屋さんで新品未開封を購入させていただいた経験がございますのでご参考になってみてくださいね。」
内袋未開封の場合
「これは内袋未開封ではございますが、入手困難である場合もございますが、それでもいいのでございましたら、お買い求めいただけれますので、ご参考になってみてくださいね。」
現状品の場合
「これは現状品と言いまして、お買い上げ後に返品交換ができない場合が考えられます。それでもお買い求めになられる場合はキズなどがないかを全面的に確認していただいて、お買い求めになられることもできますので、ご参考になってみてくださいね。」
お買い物から帰宅後におかあさんといっしょをご卒業された5代目身体表現のおねえさんが「堀本くん 今日はあたしをホビーオフ岡山モール店様に連れていってくれてありがとう。お会計前に買っても大丈夫である内容かを教えてくれたり、お財布に優しいお買い物ができました。ありがとう 堀本くん こんなあたしだけど、またあたしをホビーオフ岡山モール店様に連れてってね。あー今日は本当に楽しかった。」と嬉しそうに喜んでくださったら、私であれば、「欲しいものをお買い求めになられたことやホビーオフ岡山モール店様が楽しい気分に感じるご店舗であるとご理解してくださって、お連れして良かったと実感できました。またお店に行きたくなりましたら、土曜日の全体出勤日を有休でお休みするようにいたしますので、その間にお小遣いのご準備をされることもできますので、ご遠慮なくお申し出てくださいね。」と受けごたえをいたします。
おかあさんといっしょをご卒業された5代目身体表現のおねえさん  ありがとうファームは一般企業様からもとても身近に感じていただけております。ありがとうファームは知名度向上の一環としても今後も努めてまいります。 またご都合がよろしければ、岡山市の表町商店街のありがとうファームに遊びにいらしてくださいね。
その時はお互いに元気よく「こんにちは」でお会いしましょうね。
おかあさんといっしょをご卒業された5代目身体表現のおねえさんとありがとうファームでお目にかかれる日を心よりお待ちしております。
ありがとうファーム一同、おかあさんといっしょをご卒業された5代目身体表現のおねえさんのお越しを心よりお待ちしております。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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cherr-blossom · 4 years
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Storia dei sogni⑨
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昨日の夜は
彼女(♥崔岩光(サイ・イエングアン)様♥)と
彼女の愛犬
マエストロ&マネージャー先生
事務局のお姐様方(全員),合唱指導の先生方(全員)
合唱仲間の皆様(全員),伴奏の先生方(全員)
オーケストラの皆様(全員),バレエの皆様(全員)
アーティストの皆様(全員),フルスコアの皆様(全員)
彼女のファン仲間の方々etc…彼女関連の方々や
マエストロ関連の方々数名が出て来た♩(♪ˊ艸ˋ)♬*
夢の中では
5月21日、決行当日(*´艸`*)
私、丁度休み
彼女、朝から夕方まで仕事
彼女
「今日夕方まで仕事だから、行って来るね(*゚▽゚)ノ」
私「行ってらっしゃい( ´ ▽ ` )ノ」
私は、ちょうど時間あるので
休憩を挟みながら
ヴェルレク,聖チェチーリア,オラショ
アマール,ストゥーパ,カルミナの自主練(^^♪
かーらーのー
銀座で、赤い薔薇の花束を買い
錦糸町の東武ホテルレバント東京へ向かい
マエストロ&マネージャー先生
事務局のお姐様方(全員),合唱指導の先生方(全員)
合唱仲間の皆様(全員),伴奏の先生方(全員)
オーケストラの皆様(全員),バレエの皆様(全員)
アーティストの皆様(全員)
フルスコアの皆様(全員)
彼女のファン仲間の方々etc…彼女関連の方々や
マエストロ関連の方々数名と合流し
先ずは、バイキングレストランで昼ご飯食べて
休憩を挟みながら、秘密の準備(・ω<)
かーらーのー
そして、夕方18時前
彼女、仕事終えて,ホテルに到着し
いよいよ、18時決行(((o(*゚▽゚*)o)))
「崔さん、お誕生日
おめでとうございます(゚∀゚ノノ"☆パチパチパチ★」
(内、数名クラッカー鳴らしてる(^^))
彼女
「まぁっ(ᵒ̤̑ ₀̑ ᵒ̤̑)wow!*✰
皆さん、ありがとうございます(≧▽≦)」
マエストロ「お席こちらですヾ ^_^♪」
彼女の席、私の隣(〃艸〃)
かーらーのー
お喋りや写メ大会しながら食事(*´ω`*)
かーらーのー
段重ねのケーキが登場し
彼女がローソクの火消して
皆で「おめでとう(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ」と拍手(≧ω≦)
かーらーのー
ケーキを
ホテルの人に切り分けて貰って,皆で食べて
かーらーのー
演し物タイム(^・ェ・^)
合唱演奏,独唱,重唱,声楽アンサンブル
ピアノ独奏,ピアノ連弾,オーケストラ演奏
楽器アンサンブル,楽器独奏,楽器重奏
バレエ,歌舞伎,日舞
女性陣×コシノ姉妹のファッションショー
男性陣が被り物(動物やキャラクターもの)付けて
ヒゲダンスやムーンウォーク(Ŏ艸Ŏ)
男性陣のヒゲダンスやムーンウォークを
女性陣全員で大爆笑。゚(゚ノ∀`゚)゚。アヒャヒャ
かーらーのー
彼女へのプレゼント贈呈꒰⌯͒•·̫•⌯͒꒱
因みに
私は赤い薔薇の花束&手紙を渡しました(^ν^)
かーらーのー
集合写真꒰๑•௰•๑꒱
かーらーのー
解散&帰宅((((っ・ω・)っ
帰宅後
花束を、水を入れた花瓶にさして,飾って
かーらーのー
お風呂入って,アイス食べたりetc…して
かーらーのー
ヾ(*´・ω・`*)おやすみなさぁ~ぃ
てな感じで、すごく楽しかったですヾ(●´∇`●)ノ
追記
サプライズのバースデー祝い
彼女、すごく喜んでくれていたし
彼女も、すごく楽しんでくれていたので
良かったぁーと安心(*ˊૢᵕˋૢ*)
食事の時
マエストロらが彼女の側に来て
マエストロ
「崔さん、紹介しますね(๑ㆁᗜㆁ๑)ノ"
この方が、国内&ヴァチカンで
ヴェルレクや聖チェチーリアで
アルトのソロを歌う、N上さんで...」
N上先生
「N上です、よろしくお願いします(・∀・)」
彼女
「崔です、こちらこそよろしくお願いします(^O^)
関西から、わざわざありがとうございます^^*」
マエストロ
「この方々が、ストゥーパの
小野小町役の佐久間良子さんと
僧侶役の中村扇雀さんと杜けあきさん(*^ω^*)」
佐久間さん&中村さん&杜さん
「よろしくお願いします(≧∇≦*)」
彼女
「崔です、こちらこそよろしくお願いします( ^^ )」
マエストロ
「それから...
カルミナのダンサーの畠山愛理さんと
振付師の安藤美姫さん(*^_^*)」
畠山さん&安藤さん
「よろしくお願いします(๑•∀•๑)」
彼女
「崔です、こちらこそよろしくお願いします(^v^)」
マエストロ
「皆さん、この前、言い忘れていましたが...
カルミナのソプラノのソロも
崔さんに歌って貰います(=^▽^=)
ストゥーパは
崔さんもエキストラに入って貰います(≧◡≦)」
皆で「おー(’∀’*)」&拍手(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ☆♪
彼女「よろしくお願いします(๑•∀•๑)」
翌日〜、皆で
TwitterやFacebookで
サプライズバースデー祝いを投稿して
コメントや「いいね」,「超いいね」,「ウケるね」
「リツイート」のやり取りしてます(o´∀`o)
因みに
皆で、LINEやTwitter,Facebook、etc…で
いつも繋がっていて
たくさんやり取りしてます(^▽^)o
サプライズバースデー祝いだけでなく
リハや公演,打ち上げも含む飲み会
お茶や食事etc…も
皆で投稿したり,やり取りしてます(^o^)o
彼女へのプレゼント、全部
車に乗せれないので
花束やフルーツ系は(あと、手紙も)車に乗せて
その他は、宅急便で自宅へ郵送し
翌日、無事に自宅へ届きましたo(^o^)o
因みに、郵送分の方は
芳香剤やアロマキャンドル,ハンカチ
マグカップ,指揮棒,紅茶系,コーヒー系
お菓子系,プリザーブドフラワー,ぬいぐるみ
書(習字で書いた)etc…でした(๑′ฅฅ‵๑)
因みに
指揮棒は、マエストロから
(※マエストロが使っている物と同じ物)
書は、佐久間さん&男性メンバーの方から
でした(o´艸`)
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展覧会「drawing」と「#筒」を見に行く
2018/12/22(Sat.)
画家の松澤一洋さんの個展「drawing」と現代美術家の金田金太郎さんの個展「#筒」を見に行きました。
松澤さんは京都精華大学の洋画コースの現役生で、スケートボードのウィールに絵の具をつけて紙の上を走る手法を用いて絵を描きます。僕がスケートボードの調査を行なっている中で教員からの紹介で知り合いました。
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ギャラリーにつくとカフェが併設されていたので、作品観賞後はカフェでコーヒーを飲んでいました。すると松澤さんが在廊のためにバイクでギャラリーに来られたので絵の描き方についていくつか質問しました。残念ながらギャラリー内の作品の写真撮影を忘れたので、テキストのみで雰囲気を感じてください。 まず絵の構成はかなり意図的にコントロールして描いているらしく、線の向きや粗密、色の濃度などはあらかじめ決めてから描いているそうです。その上でウィールに紙が巻き込まれて破けたりする「偶然性」と取り込んでいるのです。スケートボードで絵を描き始めた当初は偶然性の要素やアクション・ペインティングとしての性格が強かったそうですが、「偶然性だけの絵は誰でも描ける」と考え、自分にしか描けない絵を目指すためにスケボーを絵筆に見立てて描画する意識で制作しているそうです。
こうしたスケボー自体の面白さではなく、自分の絵としての面白さを探求しようとする松澤さんの制作態度はとてもストイックでした。こうしたストイックな態度は作品にも反映されており、例えば、松澤さんのホームページ※1で掲載されている初期の作品はカラフルな色使いで絵の体験的な気持ち良さが強調されているようですが、今回の展示では全ての絵が黒一色で描かれていました。 僕自身もスケートボードを用いた楽器を制作しようとする上で「単にスケボーの面白さに頼っていないか?」と踏みとどまるバランス感覚を意識するようになりました。異なる領域のコラボとは単なる足し算ではなく、もっと別の視座から両方の領域をクリティカルに捉えるものではならないような気がしました。
金田さんの個展「#筒」は、大阪で展示していた「窓」の作品を「I is Another Person」の井筒※2をモチーフに再構成したような内容でした。会場には前回のパフォーマ��スで制作した井筒の写真を大判印刷して壁に飾っており、あとは習作的な小さな作品が沢山展示していました。特に小さな作品群では井筒をモチーフに立方体の枠や異空間への覗き穴といった仕掛けを絵画に応用したり、梱包材をメディウムにしたり、異なる素材同士を組み合わせるなどのアプローチが見られました。
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小さな作品群は数も多く手法も異なるため、全ての作品の意図を汲み取ることは難しかったですが、展示のテーマとして大きく2つの挑戦を感じました。1つ目は「窓を設置することで絵画を描く」ことと、2つ目は「素材に新たなテクスチャをインストールする」ことです。それらの挑戦に気づくきっかけとなった作品がいくつかあります。
まず部屋の隅にオブジェが置かれ、その前に四角い木枠を立てかけた作品がありました。木枠は先日のパフォーマンスで制作した井筒の一部を流用したような木材をクリップで仮留めした簡素なものです。以前に金田さんから「窓を題材に制作している」と聞いていたので、この作品の木枠は窓をイメージしたものだとわかりました。その窓からオブジェを覗いてみると、ビニールで作られたピンク色の花瓶のようなものがありました。それを見て「これは静物画をイメージしているものだ���と思いました。部屋の中で止まった自然物を描く静物画では花と花瓶やフルーツなどが絵のモチーフになります。この作品を見て、金田さんが窓を題材にして目指したことは「窓を設置することで絵画を描くこと」だと理解しました。
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▲ピンク色の花瓶の静物画《こんぽうず#5(ブラック)》
例えば、家の中から窓を介して外の景色を見るとき、外の景色が一枚の絵のように見えるときがあります。また電車の窓から流れていく町の景色を見ていると、窓に切り取られた景色がアニメーションや動画のようにも感じます。絵画におけるキャンバスや映像におけるディスプレイのように、窓が景色の「支持体」であることを利用して、金田さんは筆を持たずに窓を設置することで絵を描くという挑戦をしているのかもしれません。 窓を設置して絵を描く考え方は、「空間の解釈」という点で建築行為に似ていると思いました。例えば、公園でサッカーをするためにコートの線を引くと、コートの中ではサッカーのルールが適用されます。これは公園という空間に「線を引く」という建築行為が、サッカーのコートという新しい空間の解釈を生み出したと言えるでしょう。別の例としては、石川初さんの著書「思考としてのランドスケープ 地上学への誘い」でポケモンGOのブームにより世田谷公園に人が殺到した事例が紹介されており、世田谷公園に珍しいポケモンを出現させるというプログラミングが、ある種の建築行為としてポケモンGOのユーザーによる空間の解釈を誘発させ、人々に通常の公園とは異なる景色(深夜の公園で人々がゾンビのようにうろつく風景)を描かせました。同じように、オブジェの置かれたギャラリーという空間に金田さんが窓を置くという建築行為を施すことで、鑑賞者(僕)に空間を解釈させて静物画という景色を描かせたのかもしれません。
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▲深夜の世田谷公園に集まる人々
ただ窓を設置することで鑑賞者に新しい空間を解釈させると考えるなら、既存の空間としてのギャラリー空間の設定は工夫できたかなと思います。例えば、金田さん自身がギャラリー内にオブジェを設置するよりも、ワークショップ形式で別の人にギャラリーの状況をセットしてもらって金田さんが良いと思うアングルで窓を設置するなど、用意されていない空間を金田さんが解釈することで鑑賞者が新たな視点に気づく方が鑑賞者の喜びは多いかと思いました。とはいえ、ちょっとパフォーマンス寄りなアイデアで展示には向かないかもしれませんね。とりあえず、ギャラリー空間ではなくて実際の公園内に窓を設置してオープンな展示として開催できれば面白そうだと思いました。
先ほどの作品で木枠が窓としての役割を持つと考えれば、今回の展示のモチーフである「井筒」とはそれぞれの平面に窓を持つ「6つの窓の集合体」に見えます。鏡の前に井筒を模した立方体の骨組みを置いた作品は、まさに6つの窓の集合体としての井筒をテーマにした作品だと思います。
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▲鏡と井筒の作品《無題(女)》
井筒の中にはさらに小さな木枠が収まっており、井筒の平面の窓から中の窓を見る…という入れ子構造になっています。その井筒がさらに鏡に写されるため、鏡の中にも虚像としての新たな井筒が現れ、結局この作品では井筒の窓だけで6×2=12個の窓が発生します。また別の作品では、スチレンボードの上に四角い木枠を乗せてスプレーを吹きかけ、木枠の痕跡をスチレンボードに残した作品がありました。ここではもはや窓は存在せず、かつてそこにあっただろう窓の痕跡だけが描かれています。これらの作品では、窓を置くことで「不在」を描こうとしたのではないでしょうか。
(※画像は後日追加する予定です。) ▲スチレンボードに窓の痕跡
絵画には実在の人物や風景・空間だけでなく、神様・死者や天国・死後の世界などの不在も描かれます。「もしも窓を設置することが絵画的な効果を持つのであれば、どのように不在を描くのか」というテーマが鏡の作品と窓の痕跡の作品には見えました。虚像はそこにある(見える)けど無い、痕跡はかつてココにあったけど今は無い、ということで不在を表現しているのかもしれません。ただ、こうしたアプローチで本当に不在を表現できているのかが僕には判断できませんでした。先行例となる不在を描いた絵画作品と比較して、更なる議論への足がかりにしたいところです。
とりあえず窓で目に見えないものを描く(捉える)という意味で、個人的には実験映像作家マイケル・スノウの「Soler Breath(2002)」を思い浮かべました。本編をまだ見たことがないのですが、風の力や規則性といった目には見えない自然のエネルギーを丁寧に描写した作品だと思います。窓の外にチラッと太陽パネルが見える点も鑑賞者に自然のエネルギーと人の暮らしを想起させるアイテムのように感じました。
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▲Solar Breath (2002) Michael Snow
窓に関連した試みの他に、異なる素材を合わせる試みも見られました。わかりやすい例が、乳白色で半透明のアクリル板に蛍光ピンクの絵の具が塗られ、塗られた面とは反対の面をディスプレイした作品です。
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▲半透明のアクリル板に蛍光ピンクの絵の具
この作品の実際を見ると、絵の具の周囲に色のグラデーションが広がり、ピンクの部分が光っているような不思議な印象を感じました。また別の作品では、山のような形をした粘土が3つ並んでおり、一方向から蛍光イエローのスプレーを吹くことで山の特定の面にだけ色が付着します。その作品を見ていると吹き付けられたイエローによって山の陰影が強調され、黄色い部分が照明の光のように見えました。さらに別の作品では、木の板の上にピンク色の筒が置かれており、木の板もピンク色にスプレーされていました。この作品では、筒のピンク色が木の板の面に反射したような印象を受けました。
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▲イエロー色の光を浴びる山《無題(幽体)》
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▲ピンク色を反射する木の板《こんぽうず#4(ピンク)》
ピンクの絵の具は光っていないのに光って見えたり、照明が当たっていないのにイエローのスプレーによって光を感じたり、木の板は効率良く色を反射しないはずなのに周囲の色を反射して光っているように見えたり...。素材が本来持つはずのない新たなテクスチャを帯びたことによる違和感から、錯視のような視覚的な驚きを感じました。 窓の作品も新しいテクスチャを与える作品もまだ習作の段階だと思いますが、今後は技法が確立されてシリーズとして展開されることを期待します。
会場では大歳芽里さんと篠田栞さんによるパフォーマンスの動画が上映されていました。パフォーマンスは、前回の金田さんを加えた3人のパフォーマンスを2人用に再構成したものでした。舞台の小道具はススキと木の板のみで、壁には水をイメージした鏡のようなものが貼られていました。前回のパフォーマンスと比べるとミニマルな印象を受けました。
はじめに篠田さんと大歳さんがステージに上がって寝そべり、照明が落ちると篠田さんが井筒の物語を歌い始めました。篠田さんはずっと横になりながら声を出していたので「寝そべるとお腹が重力に押されるから声が出しにくそうだな」と思いました。鑑賞後、横になっていた理由を尋ねると、今回は「夢の中」を表現するために横になって歌っていたそうです。また歌う姿勢にも工夫があったようで、序盤は寝そべって天井に向かい歌っていたのが、途中から観客の方に顔を向けて歌っていました。映像では音の変化に気づきませんでしたが、顔の向きを変えることで声の反響を変化させ、場面の変化を強調していたようです。今回のパフォーマンスでも篠田さんはバックで大歳さんのダンスを支えるような役回りをされていて、即興的なパフォーマンスが何でもありにならずに鑑賞できるのは篠田さんのような時間軸を意識させるような動きがあるからだと思います。
大歳さんのダンスは前回に比べると空間を大きく使った踊りでした。ダンスの中でインパクトに残ったシーンは激しい足踏みをメインに展開するシーンです。能楽では「足拍子」と呼ばれる役者が足で床を鳴らして感情を表現する技法がありますが、大歳さんの足踏みは日本的な体使いでなくちょっとアフリカンなステップだったことが印象に残りました。
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▲足拍子の例(31:10ごろ)
前回のパフォーマンスでは自分にはできない動きを見る喜びを意識しましたが、今回のパフォーマンス映像では物語の進行に合わせて即興的な動きのバリエーションが変化していることに気づきました。つまり、転がる動きや体を反る動きが多いフェーズ、足技中心のフェーズが時間に合わせて展開していることに気づいたのです。先のアフリカンなステップのように大歳さんの中には技の引き出しが何個もあり、即興では意識的にそれらの技を引き出して構成しているのかが気になったので、鑑賞後にダンスにおける即興についてお話を伺いました。 大歳さんによると物語の流れに沿った動きを意識しており、動きや技の難しさを見せることは意識せずに動きを決定しているそうです。ただダンスはバレエから習い始めたそうなので、即興における無意識な動きの決定の中でバレエ的な動きが出ているかもしれないとのことでした。僕もバレエの動きについて詳しくないのでダンスの途中でバレエ的な要素があったのかはわからなかったのですが、少なくともあらかじめ練習して用意・訓練された技をその場で引き出して構成するというよりも、物語の流れをベースに動きを展開していることがわかりました。実際には「無我の境地」のように技を意識せずとも自然と今まで習得した動きが発現しているのかもしれません。 僕自身のパフォーマンスではライブのために用意した道具や技をその場で組み合わせて音のためのエコシステムを構築するので、大歳さんの「即興」という言葉への向き合い方とは少し違うと感じました。それは大歳さんがダンサーであり、自分の身体の中に技や動きといった表現の源を蓄えていくのに対して、僕は楽器や電子回路といった外部の身体に表現を見出すからかもしれません。僕自身は状況を用意するだけで、実際に即興的に演じるのは楽器や電子回路の身体(モータなどのハードウェア)なので「即興」という言葉は僕の身体の外側にあるイメージです。このあたり、他にも即興される方のお話を聞いて、自分がどのように判断しているのかを意識できるようになっていきたいです。 展示やパフォーマンスをたくさん見て色々学ぶ1日でしたが、反省点としては展示の写真を撮影し忘れたことです。次からはしっかりと記録します。
1.松澤一洋 http://kazuhiromatsuzawa.wixsite.com/katsuo/about
2.I is Another Person https://en-gb.facebook.com/events/1876534739124674/
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kanonyogaballetworks · 9 months
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[Wednesday Ballet Class]
毎週水曜日(月3回コースあり)
開催場所: ot ACADEMY @ottreeacademy
     八幡西区本城学研台
2014年からはじめて9年になるot ACADEMYでのバレエクラス。はじめたばかりの小さかった子ども達もお姉さんクラスで主役やパドドゥ、Vaを踊るようになりました♪
スタジオと共に成長してきた優しく温かいカルチャースクールです。バレエが大好きな子ども達が多く、来た瞬間踊っています(笑)子ども達に私自身が刺激をもらうアツーイクラスですw
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\新規体験募集中/
毎週水曜日
①16:00〜17:00 幼児
②17:00〜18:00 小1〜3年生
③18:00〜19:30 小4〜大人
[2・4水曜日]
19:35〜20:35 夜ヨガ
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ココロとカラダが踊る
ユニークな子ども達、大人リーナをお待ちしております☺︎
《お問合せ》
ot ACADEMY 093-883-8698
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kanonyogaballetworks · 10 months
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【御礼】
Dear Artist 2023 に今年もStudio Kanonから沢山の生徒が参加させていただきました。出演した子ども達、保護者の皆様のサポート、色んな人が関わって創り上げた舞台。誰一人欠けても成立しない舞台でした。
満席のお客様の舞台に驚いた子、観客の反応が楽しめた子、それぞれの成長が愛おしく、舞台や練習を通し、沢山の姿を見せていただき私自身が感動しました。
また大人の皆様の本気のエネルギーと名演技にも助けられ、華を添えていただいた事、一緒に舞台に立てた事も嬉しく感じています。
そして観に来てくださった方からも沢山の嬉しいメッセージやご感想をいただきました。北九州に来てずっと影で支えてくださった大人クラスの方から、バレエから卒業したメンバー、遠く広島や岡山など懐かしい方が応援に駆けつけてくださった会場はとても温かい雰囲気で、その中で踊る事ができた事が幸せで感謝でいっぱいです。
観に来てくださった皆様の明日へのエネルギーや活力になっていたら幸いです。
舞台に関わってくださった全ての皆様に感謝を込めて✨
Studio Kanon 林 麻耶
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4月9日(日)鹿児島県民交流センターで開催されました
第9回NBA鹿児島バレエコンクールにStudio Kanonから2名の生徒が参加いたしました。
【小学1・2年生部門】
第2位-1受賞  藤岡 咲舞
【中学2年生部門】
第4位-4位   小濵 希咲
※敬称略
遠方のコンクールへの参加でしたが、二人とも成果を出す事ができ、W受賞ができました。希咲ちゃんは先日のYBCに続き良い結果をいただく事ができて自信に繋がったと思います。小さな頃から皆んなに慕われている希咲ちゃんの成長が、小さな学年の子ども達のエールにもなっています❤︎
二人ともまだまだ課題も沢山あるので、また日頃のレッスン��大切に頑張ってくれると嬉しいです。
希咲ちゃん、咲舞ちゃん☺︎
\ よく頑張りました!! お疲れ様でした /
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★ヨガ・バレエクラスともに新規体験&入会募集中です★
Studio Kanon
tel: 070-8485-8097
HP: https://kanonyogaballetworks.tumblr.com/
Instagram: kanon.yogaballetworks
公式LINE: studiokanon
※その他、小倉校/八幡西区/八幡東区でも開講中です。
満席クラスもございますので、ご予約はお早めに♪
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3月25日(土)ももちパレスで開催されました、第2回YBCバレエコンクール(小6・中1部門)において、小濵希咲ちゃんが第7位に入賞いたしました。
小さな頃からコツコツ好きなバレエを続けてきた希咲ちゃん。『大好きなバレエで賞をもらってみたい』と今年は目標を持ってレッスンにも取り組んできました。
ずっと側で見て応援してきたので、その成長と喜びに私も嬉しくて思わず涙が出ました…。
希咲ちゃん、ありがとう!
\そして入賞受賞おめでとうございます/
また次の目標に向かって頑張ってください。
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\ Baby Ballet Class 新規生徒募集中 /
▪︎月曜▪︎
カルチャーセンター小倉駅前校 15:45〜16:45
 お問合せTEL093-967-2310
▪︎火曜▪︎
門司スタジオ 16:45〜17:45 (年長以上〜小2)
▪︎水曜▪︎
【八幡西区ot ACADEMY】
幼児クラス 16:00〜17:00 (体験無料キャンペーン中)
お問合せTEL 093-883-8698
【4月新開講★門司スタジオ】15:30〜16:30
▪︎土曜日▪︎
門司スタジオ 13:15〜14:15
Studio Kanonでは門司スタジオ/カルチャーセンター小倉駅前校/ot ACADEMYクラスにて新規生徒募集中です♪
個性溢れるユニークな子ども達を大切にするスタジオです◎
バレエのスキルとともに強くしなやかな心を育みます❤︎
やさしくて強い心は一生物✨
\どうぞお気軽にお問合せください/
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※ベビークラスの他/ジュニア/大人バレエ/ヨガクラスも体験募集中です♪
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2月12日(日)福岡市民会館で開催されました第2回福岡PIBCバレエコンクール3・4年生の部門において、Studio Kanonの川原百華ちゃんがPIBC賞を受賞いたしました✨
\おめでとうございます/
コンクール前に『賞がとれる気がします(笑)』お手紙を書いてくれた百華ちゃん。本当に有言実行というか、そのくらい高く明確に目標を宣言する事が自分自身の力を最大限に発揮する原動力になる事を私自身、彼女から勉強させていただきました。
受賞の有無に関わらず、参加した子ども達それぞれの成長を沢山見せていただきました。口下手な子が書いてくれた手紙嬉しかったなぁ(笑)
コンクールを通して嬉しい気持ち、悔しい気持ち、色んな気持ちを感じたと思いますが、全てが自分自身の糧となります。いろんな気持ちを経験して、自分の踊りや生き方に活かしてくれたら嬉しいなと思います。
また今回コンクールには出場しなかった子の中にも、仲間達の成長を感じながら同じようなモチベーションを持ってVaクラスに取り組む子もいて、出場するしないに関わらず気持ち次第で変わるキッカケがある事を間近で感じさせてもらいました。
家族やいろんな方サポートがあって迎えられたコンクールに感謝して、また舞台や次の目標��向かって日々のレッスンを大切にしてくれると嬉しいです‼︎
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\新規生徒☺︎募集中/
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レッスン中のお電話には対応しておりません。
LINEやメールのお問合せがスムーズです♪
お気軽にお問い合わせください☺︎
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新年あけまして
\おめでとうございます/
年始は1月4日より開講いたします。
素敵な年賀状がスタジオにも届いていて…
ほっこりと和ませていただきました☺︎
ヨガやバレエのある日常が
健やかで豊かな時間でありますように❤︎
私自身も沢山のワクワクに触れながら子ども達と一緒に愉しみながら飛躍できる一年にしたいと思います。
そしてこの夏は…ワクワクするメンバーとまた笑って泣ける
"心が温かくなる"舞台を創ります✨
今回は完全オリジナル版『ドン・キホーテ』
スペシャルなゲストもやってきます♪
そちらも是非お楽しみに‼︎
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
Studio Kanon 林 麻耶
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新規お問合せをお気軽にどうぞ♪
レッスン中のお電話は控えさせていただいております。
LINEやメールのお問合せがスムーズです。
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2022年は新しいスタジオをオープン
初めての大舞台にも挑戦♪
子ども達にとっても私にとっても
忘れられない一年となりました。
こども達からは笑顔に涙、
踊りと共にいろんな成長を感じさせてもらいました。
ヨガクラスや大人バレエの方からは人生の奥深さや日常の彩り、豊かな心の持ち方を私自身が教えていただいているような気がしています。
皆様にとってヨガやバレエがある日常が健やかで自分らしくいられる時間であれば嬉しく思います。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
\ 良い年をお迎えくださいませ /
Studio Kanon 林 麻耶
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【門司スタジオ/セントシティー/大手町練習場/八幡イオン/ot ACADEMYクラス】
新規のお問合せはLINEやMailでお気軽にどうぞ♪
個性あふれる面白い子ども達も大募集しています☺︎
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WBACグランプリカナダファイナル 
【LIVE STREAM 2022】部門において、長谷愛里彩ちゃんがコンテンポラリー部門1位に輝きました。
小さな頃から学業と両立させながら好きな事を一生懸命、一心に取り組む気持ちが踊りも出てきて、それが彼女にしかない魅了にもなっているなと色んな踊りを見ながら私も感じさせてもらっています。
自分の弱さも受け入れ、常に学ぶ気持ちも大切にしているので、また素敵なダンサーに成長してくれると思います。
Congratulations!! 愛里彩ちゃん‼︎
Studio Kanonで1位をいただきましたが…
有希先生 @yukidance_loop 彩乃先生 @da_no.dance
皆んなの力でいただいた嬉しい賞でした☺︎
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\ 𝐻𝑎𝑝𝑝𝑦 𝑁𝑒𝑤 𝑌𝑒𝑎𝑟 /
1月5日(日)より通常レッスンがスタートいたします。
本年もどうぞよろしくお願いいたします♪
Studio Kanon 林 麻耶
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