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エガキナマキナ/認可作家の一ノ木無花果
追記に詳細
◆無花果身上調査書
姓名、略称:一ノ木 無花果(いちのき いちじく)
英名:フィグ・フロレンス(Fig Florence)
年齢:34歳
性別:男
血液型:AB型
誕生日:5月15日
星座:牡牛座
身長:186cm
体重:70kg
髪色:ゴールド系ブロンド 根本は暗めで刈り上げ
瞳の色:グリーン
視力:左右0.5 メガネ使用
きき腕:右
声の質:低めで穏やかな声
手術経験や虫歯、病気:健康優良児 昔は歯を矯正していて、現在も寝る時はマウスピース
身体の傷、アザ、刺青:なし
その他の身体的特徴(鼻や目の形、姿勢、乳房、足、ホクロなど):そばかすにほくろが左右の頬にあり、耳が少し尖っている
セックス体験、恋愛、結婚観:恋愛にはすこし奥手でじっくり関係を深める 結婚までも時間がかかるタイプ
尊敬する人:父
恨んでる人:特になし
ペット:ラブラドール、ポニー
出身:ウェールズのヘイオンワイ
職業:小説家
所属:認可作家組合
将来の夢:古いお城を買う
恐怖:熊に出くわす
癖:椅子でぐるぐる回る
酒癖:酒が入るとしばらくは聞き役で、回ると胸に���めている想いを熱く語り出す
*交流向け
一人称:僕
二人称:あなた
呼び方:名字と名前、好きな響きのほうで呼ぶ。さん付け。親しくなれば呼び捨て。
*概要
認可作家組合に所属する小説家。主に児童向けのファンタジー小説を手がける。デビュー作から現在にいたるまで検閲に引っ掛かるどころか注意も受けたことがない。繊細で自然豊かな描写が特徴で、架空の食べ物や植物がたくさん出てくる。イギリスと日本のダブル。
*性格
平和で親しみやすいタイプ。包容力のある親切な男。与えられるよりも与えることに喜びを感じる。牧歌的な暖かさや豊かな想像力を持つ作家らしい部分と、仕事がもたらす安定と利益を求める現実的な部分をバランスよく持っている。没討伐は骨は折れるが認可を受けて作家ができることに感謝している様子。
のびのびと創造的活動をするために、環境を整える努力は惜しまない。特に住む場所へのこだわりが強く、理想通りのものがなければ自分でなんでも作る。スケジュールも几帳面に管理しているため、遅れたりし��ことはほとんどない。保守的でクラシックなものを好み、慣れない環境では仕事が捗らない。自分の好みや傾向、考え方のクセなどをよく把握したがり、セラピーにも気軽に行くようにしている。
*人間関係
オープンで親しみやすいが、本当の意味で心を開くまではじっくり時間をかける。友人と呼べる相手には特に心を砕き、お互いに尊敬できる関係を心がけている。
ある程度誰とでも社交的に話すものの、秩序を乱す人物であったり、価値観の合わない相手とはきっぱり付き合わない。とはいえ、作家相手には苦労がわかる分すこし甘い顔をしてしまう節はある。
*家族関係、幼少期体験
日本人の母とウェールズ人の父を持つ。両親が出張や転勤の非常に多い人物だったため、子供の頃は祖父母や親戚たちのいるウェールズのヘイオンワイで育った。その後、日本とイギリスを行ったり来たりしながらホームスクーリングで学習した。子供の頃からかなりの本好きで、特に物語には目がなく日本語英語問わず図書館で借りては読んで育つ。
17歳以降は日本で落ち着き、大学で人類文化学部の在学中に地域の小さな文学賞をとる。卒業してからは親の意向で海外に拠点を持つ商社に就職。その後趣味で続けていた小説で出版社の賞をとり、本格的に作家活動をはじめた。
皆独立して一緒に暮らしてはいないが家族仲は良好で、年に一度はウェールズか日本の家で会う機会を作っている。
*能力
デビューから詰まることなくコンスタントに作品を出している。日本語と英語同時に出していることを思えば執筆スピードは早い方。あまりクセのない文体のため、出版社によって作風を変えたり法改定などがあればすぐに対応した改訂版を出すなどの柔軟さもある。挿絵のペン画も手がけるが、カラーの絵などは外注で依頼する。
大学の専門は民俗学的なテーマだが、宗教学や子どもの心理学にも関心があり、それを参考にした表現も存在する。
没討伐においてはあまりに平和な気質のためか、攻撃力が非常に低いマキナを持つ。一応殴って使えはするが、普段は逃げ回りながら時間を稼いだり、サポートに回ることの方が多い。
*著作、作品の評価
冒険と魔法、平和で楽しい寓話的なニュアンスを取り入れた作風で子供や子供を持つ親世代に人気。小学校高学年くらいの層向けの作品のため大人の読者も多い。特に代表作の「黄金の葡萄」シリーズは英訳が公式で出ていることから教材としても学校の図書館などに置かれる。
特に楽しみや恵みを分かち合うことをテーマにした物語が多い。現在制定されているラインにそぐい、暴力表現や性的表現、差別表現、ブラックジョーク的なものは存在しない。
以下は著作の詳細。
「ミモザの籠をもって」
針子の小さな女の子がミモザをつみにいく間、少しだけ会える不思議なおともだちのお話。学生時代の処女作であり、地元のコンクールで入賞した作品。
「花を踏む男」
花を大切にしない嫌われ者の男が、しおれたお花の精にひとめぼれ。彼女のために銀のじょうろを探しにいくことに。冒険あり淡い恋ありのコメディ小説。出版社でのデビュー作。
「竜は眠っている」
かつては大きく偉大だった竜はおじいさんになり、ずっと眠っているの彼と友達になりたい子供たちが、こっそり何度も会いにいくお話。この頃からファンタジー色が強くなる。
「マグカップの乙女たち」
小学生の女の子ミズのお気に入りは、水色のマグカップ。ある日だれもいないキッチンでマグカップからくすくす小さな笑いが聞こえてくる。日常とファンタジーが交差する成長物語。
「石の魚」
上下巻のハイ・ファンタジー小説。人間のほかに妖精や人魚が暮らす架空の世界を舞台に、少年コルトが父親に会いに山を越えていると、いつのまにか海にいて……。黄金の葡萄シリーズと同世界の話。
「黄金の葡萄シリーズ」
ハイ・ファンタジー小説。石の魚と同世界を舞台に、羊飼いの少年チルチルが魔法使いに弟子入りをおねがいすると、黄金の葡萄を探してこいと言われ旅に出ることに。
東の王子編、西の幸いの王編、北の人魚編、南の大妖精編があり、現在も続編が予定されている。
「一ノ木無花果 短編集」
*自宅
ログハウス風の小さめの家。元はボロ平家だったものを親戚から譲り受け建て直したもの。家具などほぼ自作してコストを削ったで大きい庭とペットたちの家を維持している。場所は都市部からやや離れているので、出向くときは車移動。ラブラドールとポニーが一匹ずつ専用の小屋をもっている。
*好きなもの
食べ物:ラム肉、かぼちゃ、チーズ、くるみ、ピスタチオ、リンツのチョコレート、薄焼きせんべい
飲み物:ミルクコーヒー
季節:春
色:キャメル色
香り:ディオールの「デ カシミア」。ホワイトティーの香り。フローラル系の優しい香水。
煙草:ペットがくしゃみをするので吸わない
書籍:小説、図鑑、民俗学、宗教学、心理学
動物:犬、馬、羊
異性:お菓子を半分こしてくれる人
ファッション:シャツとベスト、出先ならスーツ、ラフならジーンズがお気に入り
場所:自宅、ほのぼのした緑いっぱいの場所
愛用:黒ぶち眼鏡(やや色グラス)
特技:バイオリン、社交ダンス、ヨーデル(全部数曲分弾けるたりするだけ)
趣味:ガーデニング、ドッグラン、乗馬、日曜大工
*よく現れる場所
近所のお散歩コース(郊外)
創務省
出版社
ドッグラン
ペットショップ
牧場
公園
本屋
古本屋
ブックカフェ
図書館
画材屋さん(たまに)
ティーショップ
コーヒーショップ
カルディ的なとこ
コストコ的なとこ
道の駅みたいなとこ
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神様のすみか
RADWIMPS「オーダーメイド」パロディ
黒子のバスケ 緑赤
いつものように、挑戦者の気概で教室に足を踏み入れた。そこには既に足ぐせの悪い神様が待っていて、窓からさす茜を一身に背負っていた。
緑間は無論大層に戸惑った。そこにいるのは紛れも無く中学時代の赤司だった。
「おいで」
赤司が机の上に座ったままこちらに声をかける。前髪は長く、互い違いの色をした目が猫のように爛々と輝いていた。その指は退屈そうに将棋の駒を弄んでいる。赤司は当然のように帝光中の制服を着ていて、自身を見下ろすと緑間も同様だった。そういえば少し視界が低い気がするし、喉元に声変わりの時期特有の倦怠感がまとわりついていた。ああ、これは夢なのだなと思う。中学のときのことなんてとうの昔に忘れていると思っていたのに、空き教室も赤司もひどく鮮明であった。
入口で立ち止まったままの緑間に、赤司が不思議そうな顔で視線をやった。夢ならそれらしく振る舞うべきか。そんなことを考えた。
「わかったのだよ」
言って近づき、彼の対面に座る。駒ののっていない将棋盤を睨む。 そして、顔をあげると神様がいた。おかしいなと思う。しかしいくら見つめてもそれは赤司の形をした神様であり、同時に神様の形をした赤司なのだった。理屈ではなかった。夢特有の不可解な直感がそう告げていた。 教室の中はひどく暖かくて、窓の向こうや廊下ごしに聞こえてくる喧騒が耳に心地よい。母の胎内にいる赤ん坊のような、そんな気持ちになった。
ふわりと赤司が手を動かした。一瞬ののち、ぱちん、軽快であり威圧的である、そんな相反したような音がたちどころに生まれて消える。緑間は眉根を寄せた。そこは。全くこいつは、なんて手を打ってくるのだろう。考えてみれば緑間は、こちらの赤司と将棋を打ったことは一度もなかった。こいつはあちらの赤司とは打ち方の傾向が少し異なるように思う。攻撃的というか、威嚇的というか。自己保存の本能がないようだ。怖がりなゆえに襲いかかるのか。そして緑間はそういう打ち方に対する策を全く持ち合わせていなかった。気づくと泥濘に足をとられて悪戦苦闘している。対面の相手は全く涼しい顔だ。そして赤司は、退屈しのぎにかこんなことを言い出した。
「真太郎。お前は未来と過去を見れるとしたら、どちらを選ぶ」
その声にはなんの色も含まれない。緑間は赤司の能力を思い返して、何だそれは、嫌味か、と混ぜ返した。どちらも視れる、そんな目を持つやつがなにを。赤司はくちびるだけで笑うと、いいから、と答えをせっついてきた。
「…俺は、過去だけでいいのだよ」
膠着しきった盤上から意識を外して眼鏡を押し上げる。へえ、なんで? 赤司はそう尋ねてきた。言葉を選ぶ。どう言えばこの男に伝わるのかわからず、元々軽くはない口がさらに重くなる。
「未来を見れるというのは、過去や現在を軽んじることになる気がするのだよ」
「軽んじる? お前らしくもないな。そんなものは単なる印象論に過ぎない」
「印象論になるのは仕方ない、俺はいまだかつて未来が見えるという体験をしたことはないのだから。だが――」
実際、お前はお前の目を持ってしても、今と過去しか見えぬ黒子に勝てなかったではないか。口にでかかった言葉を飲み込んだ。この赤司はきっと中学時代の赤司であって、自分が敗北することなど論外であり、その存在を許容することなど到底不可能に違いない。籔蛇だ。何とか言葉の継ぎ穂を探して続ける。
「人間にとって現在と過去は絶対的なものだ。その息詰まる窮屈な時間軸の中で未来だけが変数だ。拓けている。そうではないか?」
赤司は肩をすくめる、続けろというようだった。
「上手くは言えないが…人はその未来という未知数があるからこそ、その変化に希望を託し、そこに依拠して生きられると思うのだよ。未来が既に見えるのなら、生きるのなどひどく退屈なことだろう。 あれをやれば失敗する、あれをやると紆余曲折はあるが最終的には成功し良い思い出ができる。そのような結果論ですべてを考えるというのは…人を随分貧しくさせると思うのだよ」
眼鏡を押し上げる。らしくもないことを言ったかと思う。まるで前向きで健全だ。緑間は自身のことをそういうふうには思わない。絶対的なものをこそ求めているように思う。た���えば目の前のこいつのような。
戸惑いながら言葉を続けた。
「それに…お前のいいざまだと、もし未来を選んだ場合過去は見えなくなってしまうというように聞こえる。過去が見えなくなるなど…俄に想像しがたいが、それはアルツハイマー病のように記憶がなくなるということなのか? あるいは、今の自分から、過去を延々と切り離されていくということなのか?」
赤司は目を伏せる。その裏にあるものは読み取れない。俺は脳内でそういう状態をシュミレートする。過去をなくす。ひどいことだ。
辺りを見回す。赤司との将棋によく使った空き教室だ。机が夕日を反射し橙の海原のように見える。乱雑に消された黒板と、日直の欄に書き付けられた見知らぬ名前。中途半端に閉め��れたうす黄色いカーテンがやわらかくなびく。俺がこんな夢を見られるのも、すべては記憶あっての物種だ。無論自分とてその記憶や思い出とでもいうべきものを、忌まわしいと思ったことはある、かつて輝石(キセキ)と呼ばれた原石は無残にも砕けて飛び散った。あのとき全能ですらあったはずの5人は、けれどあまりにも無思慮で不器用だった、赤司はどうだか知らないが。生き血を流すような経験として敗北を知った。それでやっと緑間は、全力で相対した敗者に対して自分たちの行為がどんなに残酷なものだったかを理解した。
「…俺の想像した通りならば、未来が見えるというのは、盲目的な状態に思えるのだよ。自分にも、他者にもな。こんなことを言うのは柄でもないが……過去から学ぶこともあるだろう。今まで自分がしてきた経験を度外視するのは賢明な選択とは言えんのだよ」
「なるほどね。いい答えだよ、真太郎」
赤司は凛とした声で言い放った。なら、お前には過去が見えるようにしてやろう。
過去が見えるようにしてやる?
怪訝(おかし)な言い方だ。どう言う意味だと尋ねながらやっと練った手を打った。赤司は色のない目で俺の勧めた駒を眺め、無造作に歩兵をつまんでぽいと銀の前に投げる。歩兵だと? ばかな。金色の目が俺を見上げてくる。足を組み替えて笑う。
「いやだな、わかってるだろ、真太郎。僕は神様なんだ」
嘘も本気も判断がつかない。赤司であれば、なおさらこちらのあかしであれば、仮定の話だとしてもこんなふうに自信満々で己を神だと言い切りそうでもある。たかが夢なのに俺はそんなことを考えている。俺の訝る顔を童顔の自称神は愉しそうに見つめ返す。
「僕はね、キセキの中でもお前のことを気に入っている。一番僕に近いと思っていると言っていい」
「褒められている気がせんな」
今のところ自分は赤司の足許にも及んでいる気がしない。近い? 何がだ。性格か(ぞっとする)、IQか(ならばこの盤上ではもっと接戦が繰り広げられていてもいいはずだ)、テストの順位か(一位と二位の間にある数点を緑間はひどく遠いものに思う。こいつは100点満点のテストだから100点を取っているものの、200点満点であれば200点をとるし、500点であれば500点をとるだろう。たかだか100点のテストで99点をとる俺など、彼にしてみたらきっと道化にすぎぬのだろう)――いずれにしたって全く正当性がない。それとも家柄か、いえがらなのか。しかしそれは、俺が自力で掴んだものではない。そんなもので認められたところで嬉しくもなんともない。
「冷たいなあ。…まあそんなわけで、真太郎には特別大サービスだ。おまえにはね、いろんなものをあげるよ」
きっとね。
――眸を。
ゆうひに輝かせて赤司は言う。ついと駒を弄ぶ指先が上がり、提案だというように人差し指を突きつけられる。
「腕も脚も、口も、耳も目もね。心臓も乳房も、鼻の穴も、二つつずつやろうじゃないか?」
荒唐無稽にも程がある申し出だった。
「…下らん。たかが中学生のお前にそんなことが出来るのか? 」
「ああ、赤司家の全精力を上げると約束しするよ」
馬鹿に仕切った声を出したつもりだったが、赤司はあっさりとそう言った。全くこれが中学生の貫祿だろうか。自分も中学生なのを棚に上げて緑間は思うのだ。
どうかな真太郎? 僕は悪くない提案だと思うけれども。
静かに目を伏せて赤司は言う。今こいつが見ているのは何手先の未来なのか。跳ねた赤い髪が夕日に煌めく。それに目がいってしまう。俺は赤司が言ったことを脳内で反芻した。腕も脚も口も耳も目も。心臓も乳房も鼻の穴もだと?
「…乳房はいらんのだよ」
「おや」
赤司はくすりと笑った。瞳の中で赤い海が跳ね返る。
「残念だな、真太郎は女の子になりたくないのか?」
「こんな背の高い女がいてたまるか」
そんなことをほざく張本人の方がよほど少女のような顔をしていると緑間は思う。乳房はお前にやるのだよ。そう貶せば、赤司は、それは困るな、家が継げなくなってしまう、といって笑った。
「まあでも、俺が女の子だったらもっと自由だったかもね。もしそうなったら、お前と付き合ってやってもいいよ」
随分とふざけたことを言ってくれる。びしりとたつ青筋を自分で意識しながら、緑間は眼鏡を押し上げた。
「そもそもお前が女なら俺達は出会ってなかっただろう」
「さあ、どうかな、運命論に則ったら、俺の性別がどうであれ、俺とお前はこうやって将棋をやってたんじゃないかな」
運命論? 赤司征十郎らしくもない言葉だ。厭味ったらしく返して俺は桂馬を進めて歩兵を取る。どうも誘導されている気がしてならないが。赤司は俺の置いた駒を見やる。悠然とした笑みは崩れない。
「分かったよ。他に注文はないかい?」
「……ふん、まあ、腕と足と耳と目と鼻の穴 は、貰ってやってもいいのだよ。だが、口は二つはいらん」
「一つでいいと?」
「ああ…もし俺に口が二つあったとして、それぞれが違うことを言い出したら面倒だし、振り回される周囲もたまったものではなかろう。それに、独りで喧嘩するなど愚の骨頂だからな、赤司」
それは皮肉のはずだったけれど赤司は表情も変えなかった。おれは彼の中に居るはずのもう一人の赤司征十郎を探そうとして失敗におわる。
―――ウィンターカップが終わって、黒子の誕生日を機に、赤司に会った。それは夢ではない、現実のなかの記憶だ。
赤司はまるでウインターカップまでの自分なんかなかったみたいな顔で、驚くぐらい平然と俺達の前に現れた。油断ならない雰囲気ではあるがどこかのほほんとした彼を、緑間は戸惑って眺めることしかできなかった。彼と彼の奥にあるものが気になって、脇にいた青峰とは違って挨拶の声もかけられなかった。あの赤司は確かに中学時代、一年生の時まで、緑間の隣に並んでいた赤司だった。
あの驚くような冷たさを見せる前の、少年の名残を残した赤司征十郎。
一体そんなことがあるのだろうかと、黒子のパーティからの帰宅後父の医学書にまで手をつけた。それで分かったことといえば人の精神が生み出すあまりにも膨大で複雑怪奇な症例の数々で、最終的に緑間に残されたのはどんなことも有りえないということはないという結論にもならない結論だった。
緑間は赤司が二人いるという事実を現象としては納得していて、でも原理として納得はしていない。
眼鏡を押し上げる。
あの時の気持ちをなんと呼べばいいんだろう。今自分の胸に溢れかえる感情だって、なんという名がつけられるものなのか緑間には解らない。
忘れたいとも思う、忘れてしまえばいいと思う、赤司のことなど。こんな複雑怪奇な男のことなど。しかしどうやったって忘れられないものばかりだった。はね返る髪、やさしげな笑みにすべてを支配する掌。高尾のパスをさえぎった傲然とした表情、くっと見開かれた瞳孔に、バスケのユニフォームから覗く手足。ふくらはぎと、脇からしなやかな二の腕に続く線。どれもまったく、出来すぎていた。緑間はどちらかというと男というより女のそれを見る感覚で赤司を見ていた。それはたしかに恥であった。忘れてしまいたい記憶で、けれど何に変えても忘れられずにいる。今だってきっとそうなのだ。盤上を見るためにうつむき露になるつむじと、臥せる瞼に生える赤い睫毛。不意と顔をあげられれば整いすぎた顔の強すぎる目の光に、目を逸らすことも赦されない。視線が交錯し、次いで、
「――――っ!?」
ゆめだ、
これはゆめだ、ゆめなのだ。でなければ説明がつかなかった。一瞬だけ身を乗りだして緑間とくちびるを重ねた赤司は、また何事もなかったように穏やかな微笑みを貼り付けた、
「そうだね。そうでなくては、恋人とこういうことも出来ないからね」
「おま…っ何を考えているのだよ!」
「何を考えてるって…お前の将来のことだけれど。いつかお前に恋人ができて、今は見も知らぬ誰かさんと愛し合う日のことさ。そうなったときに、口がふたつあったら不便だろう? 真太郎が浮気ものだと糾弾されないように、一人とだけキスができるようにしておかないとね」
ゆるりという、冗談なのかそうでないのか。緑間はぐいと口を拭う。しっとりとしたくちびるだった、そんなことが脳裏に焼き付いてしまうようで恐ろしい。
「…そ、そんなふうに気遣われなくともおれは…ひとりとだけキスをするのだよ」
「おや、本当かい?」
赤司は桂馬を進める。また一考の必要がありそうな手だった。
「寧ろお前が危ぶむべきはお前自身だと思うがな」
くちびるを、記憶から追い払うために緑間はわざとねじけたことを口にした。
「僕かい? …お前にそんなに不誠実な人間とみられていたなんてしらなかったな」
「お前は…人によって言うこともやることも変えるだろうが」
「ああ、それはね。それが効率的だと判断すればそうするよ。というか、誰にでも同じ態度で同じことを言う人間なんてなかなかいないさ。お前くらいのものだろう」
「それは暗に俺が変人だと言っているのか?」
「まあ、僕は真太郎のそういうところが好きだよ」
論点がずれている、そう思って、しかし是正することばを吐くのも面倒だった。こうやってゆるやかにそらされる会話をいったい何度こいつと交わしたことだろう。幾度も忘れたいと思い、けっきょく忘れることはできない。こいつといるとそんなことが千千にまで増えていく。胸の中に膨れ上がる色鮮やかな感情を数え切れない。嫉妬、羨望、憧憬、勝利の悦び、敗北の苦さ、屈辱感、絶望、寂寞。俺にそういう感情を教えたのはすべて赤司だった。俺の肩にも満たない幼い顔の男だった。赤毛を見るのがなんとなく苦しくて眼鏡を外して拭う。忘れたくて忘れようとして、けれど忘れられなかった。こういう想いをどう、てなづければいい。赤司なら知っているんだろうか。これはこれこれこういう名前なのだと、相手チームの作戦を詳らかにするときのように、俺に教えてくれるだろうか。
埓もなかった。
「…つれないなあ」
微動だにもせぬ緑間の顔に、自分の好意を拒否されているとでも思ったのだろうか。赤司は珍しく少し不機嫌そうな顔をした。ふと違和感が兆す。こいつがこんな顔をしただろうか。
「…まあ、お前といるのももう残り少ないしね。これは俺からの餞(はなむけ)だ」
兆す。眼鏡をかけ直した。左目の黄金が赤く塗変わっていく様を見た。
「一番大事な心臓はさ、お前の両胸につけてやろうね」
「あかし、」
あの一件で変質する前の赤司がいた。オッドアイは、やはり見るものに不穏な印象を与える。顔の作りも何も変わっていないのに、柔和で落ち着いた雰囲気が彼の周りに漂っていた。二重人格、だという。二重人格。二人の人間。ふたつの心臓。
「まだそんなことをほざくのか」
「ほざくとはなんだ?ひとつよりは、二つあったほうがいいじゃないか。それ が道理というものだろう。一つが潰れても、もう一つが残れば生きられるんだからなんとも心強い」
「──それは、どうにも一人で生きることを前提とした話に聞こえるな」
痛かった。緑間の言葉に赤司が問うように目を見開く。
「赤司、答えてくれ。おまえはあのときもそう考えていたのか? お前にとってあのときまわりにいた五人は、ただのでくの棒に過ぎなかったのか?」
この姿の赤司からそんな言葉を聞くのは耐えられなかった。あの赤司ならばまだ耐えられる、あれは結果だ、もう動かせない結果の赤司だ。しかし目の前のちいさな彼は未だ過程であった。赤司の腕をつかむ。薄い制服に囲まれて、消えてしまった赤司はここにいた。勢い任せに抱き締める。夢だろうと神様だろうと構わなかった。むしろそうなら逆に好き勝手ができるというものだ。赤司がもがくように身じろぐから逃すものかと力を入れる。もみあうと椅子も将棋もあっけなく音を立てて倒れていった。がらんどうの教室に響き渡るそれはひどく耳障りだ。手酷い音を立てて安物の将棋が床に跳ね返り飛び散っていく。
「あまり馬鹿にするなよ、赤司」
わがままな腕を床に無理やり抑えつけて声を落とす。こうして組み伏せれば体格差が酷く顕著であった。
「心臓ぐらい、俺にだってあるのだよ」
「みどり、ま」
薄くさぐるような声は変声期を過ぎたばかりで震えている。次いで彼の指が伸び緑間の眼鏡を外していった。驚いて高鳴る緑間の心臓のことなど知らぬ気に、その指先は頬を拭っていった。
「…余計なことを」
「すまない、だって」
「黙れ」
くすりと笑われれば苛立ちが先に立つ。諫めれば赤司は存外素直に口をつぐんだ。まったく精巧な夢だった。なめらかな肌、形の良い輪郭、耳、通った鼻筋、色づ���くちびる、額にかかる前髪。赤司と抱き合っていた。彼が口を閉じると制服の内から浸透してくるような鼓動が聞こえてくる。ああこいつとふたり生きてここにいると思う。教室は暖かく遠くから喧騒が聞こえまるで母の胎内のようなのだ。
「こうしていると、お前の心臓がどちらにあるかまでわかってしまうよ」
少しして赤司はまた口を開いた。ああ、と返す。
「――俺もなのだよ」
とくとくという心音は際限がない。赤司の鼓動は右の胸から聞こえる。いくら二重人格だといえ、心臓までも二つあるわけがないのだ。馬鹿なことを考えたと思う。赤司は人間だ、人間で、人間には心臓は一つしかついていないのだ。
ひととはそういう生き物なのだ。
「こうしていれば右側の心臓など必要ないだろう」
ぴちゃりと緑間の目から涙が滴り赤司の頬に落ちる。そういえばこいつが泣いたところを見たことがないかもしれない。
「お前は涙も欲しいらしいね…」
消え入りそうな声で赤司は言った。手のひらが後頭部にあてがわれて、彼のなだらかな胸に己の鼻が押し付けられる。赤司に抱き寄せられていた。
「何を泣くことがある?真太郎。お前の望み通りにね、全てが叶えられているじゃないか」
慰めのつもりだろうか。
胸も手も足も耳も目も、心臓も口も鼻の穴も心も涙も体だって、みんなお前が選んだことじゃないか。緑間の耳元で囁く。
「泣くことなんてないだろう……」
涙が伝って赤司の唇までたどり着く。彼はそれを舐めてしょっぱいなと顔を顰める。
「ああ、それと、ちなみに涙の味だけれどもね、」
赤司はそう口を切る。まだ続ける気なのか。彼らしくもない。
「それも緑間の好きな味を選べるようにしてやるとしよう。もっと甘くしたらどうかな? そうしたらさ、お前が泣いたとき女の子が喜ぶかもしれない。だってさ、女の子って甘いものが好きだろう?……」
とち狂ったのかと思う。まったくふざけた讒言だ。
「馬鹿か、お前は」
女の前で泣くなど矜持が許さなかった。いや、女でなくとも、人前で泣くなど考えるだけで不愉快だ。涙の味などこのままでいいと思う。そうなら、俺のそれを舐めるなんて馬鹿なことを仕出かすのはこの男くらいなものだろう。俺にはそれくらいが似合いなのだ。
胸が騒がしい。
ちかちかと眼前で粒子が瞬く。夕日が傾きかけ、暁に濁っていく。無邪気にこちらの顔を覗き込んでくる赤司の瞳が美しかった。
「なんだ、」
「なあ、ちゃんと見せてよみどりま。お前はむしろ誇るべきだろう」
胸が騒がしかった。
眼前に迫る赤司を、その目に入りそうな前髪が、彼の眼を疵付けるのがいやで指で払う。赤司は俺のことじゃないよと眉を寄せて少し笑う。
(これはなんだ)
俺がお前に教えたい感情と、お前が俺に教える感情と、いったいどちらが多いのだろう。 ことばにできないもつれる感情をぶつけるようにその細い体を抱きしめる。中学生の赤司と、空き教室と夕景とその温度。すべてがひどく懐かしかった。赤司の体は抱きすくめるのに丁度よくひどく胸に馴染んだ。まるで生まれた時からこうしているようだった。
胸が騒がしい、でもなつかしい
こんな思いをなんと呼ぶのかい
さらり、と。
風に髪が揺れた。さやかな水音が耳元でたつ。薄目を開ける。視界に初夏の光が飛び込んできた。古びた天井が見える。縁側の障子を開け放った日本家屋の、古式ゆかしい一室に寝かせられていた。
首を回す。和服の赤司が枕元で盥に水を絞っていた。名を呼ぼうとして、うまく声が出せない。のどがひどく乾いていた。しかし気配に気づいたのか赤司はふと視線を上げてこちらを向いた。顔は大人びていて、両目は綺麗な赤だった。飽きるほど触れた唇が動き緑間の名前を呼んだ。「彼」の方がそう呼ぶようになってから随分経っていた。
「真太郎、起きたか」
具合はどう?
気遣わしげな声色だった。ああ、と思い出す。高校はおろか、大学を卒業し、赤司家が所有するこの空き家で彼と同居を始めてから三年が経っていた。
「びっくりしたよ、急に熱を出して寝込むものだから。医者の不養生とはよくいったものだね」
低い落ち着いた声のトーンが耳になじむ。和服を襷がけに身にまとった二十六の赤司は麗人というほかなかった。冷たい手拭いを差し出してくるその手を、思わず握る。
「、?」
驚いて目を見開いた顔は存外に幼い。
「赤司」
「どうした?」
「お前と俺はどこかで会ったか?」
「……は?」
思わず口から零れたことばはあまりにも奇矯なものだった。赤司が困ったように眉を寄せる。熱でおかしくなったのか、言ってひやりとした手が額に載せられる。
「ち、がうのだよ、」
「じゃあ何だ」
「だからどこかであった事があるかと聞いている」
「だから何を……お前と俺は中学からの付き合いだろう」
「いや、それより前だ」
「中学より前?」
赤司の声がワントーン上がる。更に困ったように眉を潜める赤司は、なかなか見れるものではなかった。
「なんだ?たとえば、小学校とか幼稚園とか、そういうことか? …まあ一度くらいすれ違ったことがあるかもしれないが、俺は覚えがないな」
赤司の唇が紡ぐ言葉は常識の範疇内にある。いつものことなのだが、その理路整然とした態度が今の緑間には歯痒い。
「いや、もっと前なのだよ、たとえば、生まれる前、とか……」
「ふ、なんだそれは、前世とか、そういうやつか?」
真面目に言い募る緑間に赤司はぷっと吹きだした。語調はひどく柔らかく、ふわりと額の上から手が外れて、手ぬぐいが緑間の額の汗を拭き取っていく。
「一体どんな夢を見たんだか」
半ば呆れたようにつぶやく赤司は、夏の日差しに逆光になる。こいつが覚えていなくて俺が覚えていることなどそうあるものでもない。珍しく恋人に対する優越感を覚えつつ緑間は瞼を閉じた。赤司が溜息をついて立ち上がる。熱で浮かされたものとでも思っているんだろう。おやすみとちいさく落とされた声は、ひどく優しく緑間の耳に染みこみ消える。気だるさと混ざったあまい眠気が手を振っている。
眠りにおちる緑間の意識の中で、足ぐせの悪い神様は、将棋盤の向かいで夕日を浴びて、退屈そうに座っていた。
了
2016.1.17 別サイトにて公開
2018.5.14 転載
9620字
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剣の従者は血を求め
ツバキ君、リィベ君、ディードさんといっしょ
アルシエル : さて、今日の依頼は4人でだったか?呼ぶ相手は合ってるのかディード
ディード : ……まあそいつらが手ぇ空いてるってんならってとこだが
ディード : (ちら、と二人の冒険者を見る…リィベの方は知り合いだが…一人は…)
ディード : よっ、お前さんは初めましてになるかね
ディード : たまにここいらにいるようだし、同業さんだろ
ツバキ : 御明察 はじましてー、ってね
リィベ : ……まあ、腕は十分に立つ方だな(ツバキを見下ろし
アルシエル : リィベの知り合いなのか。じゃ話は早いな。
ディード : っと、そっちが知り合いだったか
ディード : んだな、どうだ…手ぇ空いてたら一仕事
リィベ : ああ、知っていて呼んだのだと思っていたが…まあ、問題はあるまい
ツバキ : 構わねーけれど、前衛として期待されても困るぜ 専門はこれだからさ(親指で首を掻き切る仕草
ディード : うんにゃ、メンツ合わせなんざ大体流れでなるだろうよ…っと
ディード : なるほどな…そんじゃまあそれこそ同業に近いな…(ツバキを見て
ディード : 俺ァ賞金稼ぎのディードだ。よろしくな。
ツバキ : へぇ・・・
アルシエル : 私はアルシエル。アルでいいぞ
ツバキ : 僕は・・・そうだなあ(きょろきょろ
ツバキ : まあ、いいか ツバキってんだよ よろしくね~
ディード : …なんだ?今の間は…まぁいいが
ディード : ツバキな。…覚えとくよ
アルシエル : して、依頼なのだろう。宿に行かねば話にならん。行くぞ
ツバキ : おかまいなく~(ひらひら手を振ってアルくんの後を追った
ディード : だな、改めてよろしく頼むぜ(ははっと笑いを零して
リィベ : やれやれ……(軽く溜息を吐いてその後を追った
ディード : そんじゃまあ依頼依頼っと…金になりそうなやつな
ディード : (そう言って男は銃を背負い直し、掲示板の方へと向かう)
ツバキ : (こっちはこっちで依頼書の束を手にとってぱらぱら捲り
アルシエル : (眠そうにしている)
リィベ : ……(ちらりと剣の従者は血を求めの依頼書に目を留めた
ディード : お?なんか気になったか?(目敏くその様子を見て)
ツバキ : おや?(ろくに目を通してなかった紙束を投げ捨て
リィベ : …いや、注釈が少し気になってな…(ぺらり、と他の者にも見せつつ
アルシエル : うあ?(居眠りから起きた)
ディード : 処分ごときに二人以上…?ふぅん
ツバキ : 寝てた?いま
アルシエル : 寝ていた。
ディード : …テメェは寝てんじゃねえよ!爺さんか!
ツバキ : 素直でよろしい
アルシエル : お前が選べばいいだろうが……私が選ぶより良いのを選ぶだろう!
ディード : 寝ていい理由にゃならんだろ…
ディード : んで?どうする?その依頼に行くかい?
ツバキ : 信頼の裏返しかねえ・・・? ま、僕は構わねえよ
リィベ : ……まあ、魔術師なら魔道具に関してそれなりに知見もあるだろう
アルシエル : 良いよ。なんでも
リィベ : (二人のやり取りに少し眉間を抑つつも
リィベ : では、話を聞いてみるとしようか
ツバキ : あいよ~
リィベがクエストの参加を募集しています。
クエストを開始します。
君達は依頼を受け、依頼人宅を訪れていた。
此度の依頼は魔道具の処分の予定だ。
詳細を依頼人に聞こう。
依頼人:
ああ、君達が今回の。
そこに掛けてくれ。説明をしよう。
依頼人は椅子を引き、君達に座るよう促した。
君達は依頼の話を聞く事にした。
ツバキ : (突っ立ったままぼんやり見下ろした
アルシエル : (さっさと座った)
リィベ : (丁寧な所作で座り
ディード : (一応見張るようにアルシエルの隣へ、うたた寝でもかませばすぐに対処できるようにということだ)
アルシエル : (コイツ……といった視線を向けたがすぐに真面目に依頼人に向き直った)
依頼人:
どこから話したものかな……
リィベ : ……まずは依頼の概要から聞かせて頂きたい
リィベが[今回の依頼の概要]を選択しました
依頼人:
張り紙にも書いておいたように、魔道具の破壊依頼だよ。
その魔道具というのは……
依頼人は立ち上がると、壁に立てかけられた箱を手に戻ってきた。
おそらくはこの中に魔道具とやらが入っているのだろう。
机の上に箱を置き、幾つかの留め具を外し、
依頼人は箱を開けて君達にも見るよう促した。
君達がめいめい箱を覗き込むと、そこには剣が納められていた。
さしたる装飾も無いそれは、単なる量産品にも見える。
磨き上げられた鏡面が君達の顔を映し出した。
アルシエル : ほう(遠目に覗いた)
ツバキ : ふーん・・・? フツーの剣に見えっけど(矯めつ眇めつ
ディード : 魔道具っつうかこりゃ、剣…
ディード : どうだ、アル…なんかわかるか?
リィベ : ……ふむ
依頼人:
魔道具というのはこの剣でね。
これは所持者の力を高め、熟達の剣士のように戦わせる……
そういった魔道具だよ。
アルシエル : え~……普通の剣に見えるが。少し魔力があるかなというくらいだ。
ツバキ : 持ったら強くなる・・・ね・・・
ディード : ほーなるほど…
リィベ : oO(……正直なところ、怪しい効果だな…)
ディード : 武器に振り回されるがまさしくヤバイ方面に行ったような品だねえ
アルシエル : 力を得ても本体が伴ってないと厳しい気もするが……大体わかったよ
ディード : ま、俺ァその手のは専門外だが…これの処分ねえ
ただの剣を破壊することは困難には思えない。
魔道具というからには何か事情があるのだろう。
君達は続きを話すようにと促す。
ツバキ : わざわざ依頼に出すってこたあ、まあ・・・
リィベ : ……簡単にはいかない理由がある、ということだろう
ツバキ : ――だねえ
依頼人:
これは不活性状態だと破壊が難しくてね。
起動させてから破壊するために君達を呼んだというわけだ。
アルシエル : 起動させるってことは……
リィベ : ……ふむ?力の大半を保護に回しているという事か
ツバキ : (ぐるりとメンツを見渡した
ディード : 俺ァ剣も魔術もよくわからんぞ(とビシッと手を挙げて)
依頼人:
活性化状態に移行するには……
この剣を誰かが使う必要がある。
アルシエル : そういうのでも使えるように造られてるんじゃないか。そういう用途でしょ
ディード : ……(だよなという顔をした)
ツバキ : ま、使い潰しの効く駒に持たせちまえってー意図だろうなあ
リィベ : …むしろ、下手に心得がある者が使えば始末に負えない恐れがあるな
ツバキ : (ニヤ
ディード : (目線をそっと逸した)
アルシエル : むしろ苦手な奴が使った方がいいんじゃない?
リィベ : そうだな……となると
依頼人:
君達の中の一人がこの剣を使って戦い、そうして負ける。
それでこの剣の魔力は使い果たされ、破壊が可能になるんだ。
ツバキ : 僕ぅ~ 剣とかぁ~ 苦手かもですぅ~
リィベ : ……最も適役なのは君かな(スルーしてアルシエルの方に視線を向け
アルシエル : ええ~……痛そうだな~……
ツバキ : ちぇ
リィベ : 治療の準備は万全にしておくよ(苦笑し
リィベ : まあ、無理強いはしないがね…
ディード : (まあコイツなら下手打っても死なんだろうが…大丈夫かねえ…?)
アルシエル : じゃ、良いよ。私がやってあげても。あんまり痛くしたら後で殺すぞ
ツバキ : ヒェ
ディード : (そんな事を考えつつも余計なことは言わなかった。なぜなら自分はその役回りは嫌だからである)
リィベ : ……善処はしよう
ディード : (依頼の為に相棒を差し出すことに躊躇いは普通になかったのだ…)
ディード : (男は静かに頷くと)
ディード : よし、任せたぜ アル。
ディード : (すごく軽いトーンでそう言った。)
依頼人は値踏みするように君達を見渡した。
同士討ちをしろという事なのだろうか……
依頼人:
どこから話したものかな……
アルシエル : 後で覚えていろ……
ツバキ : こいつに持たせんのが一番楽だと思うんだがねえ・・・(小声
リィベ : ………(内心同感なのだが、聞かなかったことにしつつ
アルシエル : そういえば、注意点とかはあるのか?
ディード : (へっと笑い飛ばしている)
アルシエルが[注意点]を選択しました
君達は依頼の注意点について聞く事にした。
依頼人:
誰か一人がこの剣を使うわけだけど、そうだな……
何もしなかったり、あとは剣を手から外すのは危険だな。
アルシエル : そうなのか。
ツバキ : ほーお?
依頼人:
剣と持ち主は魔術的につながりを持つからね。
無理矢理引き離した場合、精神への衝撃は計り知れないな。
アルシエル : うえ~……(嫌そうな顔をした)
リィベ : oO(……控えめに言ってもたちの悪い呪物にしか思えんな)
ツバキ : こりゃマジモンの貧乏くじ引いたね ご愁傷様だぜ、アルくん(けたけたと笑って
アルシエル : 本より重い物はもたないつもりだったというに……
ディード : まあ、コイツなら平気そうだがなァ コイツもタチ悪いレベルで図太いし
ツバキ : ハハ そりゃ頼もしいこって
依頼人:
何もしない場合、剣の魔力が周囲の精神力を奪うんだ。
適度に戦うようにしてくれよ。
リィベ : まあ、更に危険を招く行為をする必要はあるまい
アルシエル : ふーん……
依頼人:
どこから話したものかな……
ツバキ : ま、大体は把握したかね
アルシエル : 大体はわかったよ
ディード : んな厄介なモン作るたぁ…とんでもねえな
リィベ : ……まあ、何処にも倫理の枷を外した者は居るということだろうさ
ツバキ : 含蓄深い台詞だこと
ディード : 大方私兵かどっかの戦時に用いられたとかかねえ…
アルシエル : 私兵を鍛えるほどの余裕も無かったんじゃないの。多分
リィベ : …まあ、これ以上聞くことは無さそうか
ツバキ : んだね
リィベが[聞く事は無い]を選択しました
依頼人:
そうか。
それじゃあ剣は渡しておくよ。
依頼人:
なるべく戦うのが不得意な人が持つのが良いんじゃないかな。
その方が楽だと思うよ。それじゃ、宜しく頼んだよ。
リィベ : oO(全員、戦闘慣れ自体はしていると思うがな……)
アルシエル : ほれ、私が持って行こう。寄越せ。
リィベ : ああ、では頼んだ
ツバキ : (いち早く手を伸ばしてひょいと剣を取り、ちろっと見てから差し出した
相手プレイヤーの決定を待っています。
トレードが成立しました。
0ルド失った。
アルシエルが[左手]の装備を解除しました。
ツバキが[右手]に[短刀"幻"]を装備しました。
アルシエルが[左手]に[従者の剣]を装備しました。
ツバキが[左手]に[短刀”夕霧”]を装備しました。
アルシエル : お~(左手に従者の剣を持った)
ディード : んー見れば見るほど普通の剣なんだがな…
アルシエル : 軽い。私でも振り回せそうだな
ツバキ : そいつは結構 ・・・室内は勘弁してくれよな
アルシエル : じゃ、行こうか
リィベ : ああ
ディード : やるなら外だぜ、つっても弾当てんのもなあ
君達は郊外の荒地を目指し、歩を進めた。
午後の日差しが目に眩しい。
少しだけ日が傾いているらしかった。
君達は郊外の荒地まで来ていた。
この場所であればどれほど争っても迷惑にはならない。
既に月が登り、日は暮れていた。
アルシエル : もう夜か……
ツバキ : いーい月だ(ぐぐーっと伸びて
リィベ : 辺りに民家も無いし、多少喧しくても問題はないだろう
ディード : まあ、旅人に見っかって止めが入るよか都合いいしな
アルシエル : うむ。容赦なくやれるし都合が良いだろ。
君達は各々武器を構えた。
アルシエル : (剣を構えた。思いの外様になっている)
ツバキ : そんじゃ、始めますか(生身の腕と、鋼の義手に短刀を構え
リィベ : さて……(刀身の歪んだ銀の剣を鞘から抜き出し
ディード : ……ナイフもあったんだが、まあ…こっちでいいか。(銀色のナイフを一瞬アルシエルに見せて)
ディード : (すぐに銃の方へと手をかけた)
アルシエル : そっち使ったら怒るぞ(ぼそぼそ)
ディード : へーへー んじゃ、まあ
ディード : 奇妙な依頼だがこんなもんでいいなら…そこそこ美味いほうだろ。お手柔らかにな
リィベ : そうだな……始めよう
Round 1
アルシエルは[剣の従者]になった
ツバキは移動した。
ツバキは[4,4]へ移動した。
リィベは移動した。
リィベは[4,2]へ移動した。
アルシエル : 悪いが加減をする気は無いよ 従う!
アルシエルは剣を振るった! 達成値:9 ([2,1,1]+5)
ディード : ブレイクスルー!
ディードは勢いを止めずに回避する!
ディードは回避した。 達成値:15 ([5,4,1]+5)
ディードは1のAPを回復した。
ディードは移動した。
ディードは[4,0]へ移動した。
ツバキは移動した。
ツバキは[6,4]へ移動した。
リィベ : フレイムケージ!
炎の檻がアルシエルを捉える! 達成値:20 ([6,2,5,1]+6)
アルシエルに24のダメージ ([3,6,3]+11)
ディード : チャージ!
ディードは力をためた!
ディードは[チャージ]になった
アルシエル : 混沌の焔!
地を焼き尽くす焔が奔る 達成値:18 ([6,2,1,4]+5)
ツバキは回避しようとした。
ツバキは回避した。 達成値:24 ([3,6,4]+11)
ディード : インベナム!
アルシエルに猛毒の一撃が襲う! 達成値:20 ([5,1,3]+11)
アルシエルは防御した。
アルシエルはWillを使用した!
ダメージを5軽減! ([]+9)
アルシエルに10のダメージ ([2,3,3,1]+15)
アルシエルは[毒]になった
ツバキ : 八重霧霞!
ツバキはふらりと姿を消した。
ツバキは[ステルス]になった
アルシエルに4のダメージ
ディードは[チャージ]でなくなった
Round 2
リィベ : 気は抜けそうにないな… フルエンハンス!
リィベの体に刻まれた刻印が輝きを増す───!
ツバキは移動した。
ツバキは[4,4]へ移動した。
ディードは移動した。
ディードは[2,0]へ移動した。
アルシエルは移動した。
アルシエルは[4,2]へ移動した。
リィベ : フレイムケージ!
炎の檻がアルシエルを捉える! 達成値:33 ([3,4,6,5,3,6]+6)
アルシエルは防御した。
アルシエルはWillを使用した!
ダメージを0軽減! ([]-1)
アルシエルに20のダメージ ([1,4,3]+11)
ツバキは移動した。
ツバキは[4,2]へ移動した。
ディードは移動した。
ディードは[0,1]へ移動した。
アルシエル : チッ……近い方を狙うのか…… 抗う!
アルシエルは剣を押さえ付け斬撃を放った!
リィベは防御した。
リィベはWillを使用した!
ダメージを7軽減! ([6]+1)
リィベに0のダメージ ([6,2,3,2]-7)
アルシエルに4のダメージ
Round 3
ツバキ : 朧月!
フェイクと斬撃が同時にアルシエルへ襲いかかる。 達成値:12 ([3,2,1]+6)
アルシエルは防御した。
ダメージを5軽減! ([]+9)
ツバキは[ステルス]でなくなった
アルシエルに12のダメージ ([5,5]+16)
アルシエルは3のAPを失った
リィベ : これは厄介だな───ツバキ、君に任せるよ
リィベは移動した。
リィベは[6,4]へ移動した。
ディードは移動した。
ディードは[1,2]へ移動した。
アルシエルの従うはAPが足りず失敗した。
リィベ : フレイムケージ!
炎の檻がアルシエルを捉える! 達成値:18 ([4,4,3,1]+6)
アルシエルは抵抗しようとした。
アルシエルは抵抗に失敗した。 達成値:16 ([2,6,6]+2)
アルシエルに16のダメージ ([1,2,1]+11)
アルシエルは[重傷]になった
アルシエル : ……鬱陶しい
ディード : インベナム!
アルシエルに猛毒の一撃が襲う! 達成値:19 ([2,2,4]+11)
アルシエルは防御した。
アルシエルはWillを使用した!
ダメージを5軽減! ([]+9)
アルシエルに7のダメージ ([5,1]+15)
アルシエルは[毒]になった
ツバキ : へ、了解しましたよっと
ツバキは攻撃した。 達成値:14 ([4,3,1]+6)
アルシエルに15のダメージ ([2,1,4]+17)
アルシエルに4のダメージ
Round 4
アルシエル : いった……おいこらお前ら……!加減しろ!!
ツバキ : ハッハー! やられる前にやれってね!
ディード : (その標準は剣の動作によく注視しており、機を伺っている)
ツバキ : 無明”流し雛”!
白刃が閃き、アルシエルに無数の斬撃が襲い掛かる。 達成値:13 ([1,1,5]+6)
リィベ : (躊躇いなく振るわれる刃と、構えられた銃に魔力を抑え)
アルシエル : (剣を前に、弾こうと構える
アルシエルは防御した。
ダメージを5軽減! ([]+9)
アルシエルに18のダメージ ([2,2]+14)
アルシエルは[気絶]になった
アルシエル : ……
リィベ : oO(……これ以上は過剰か…)
リィベは待機した。
ディード : デッドエンド!
アルシエルに止めの一撃を与える! 達成値:19 ([1,4,3]+11)
ディードはWillを使用した!
アルシエルに41のダメージ ([3,3,6,6]+15)
Round 5
アルシエル : うぐう……
剣は砕け散り、静かに砂と化していく……
君達は依頼を成し遂げたのだ!
倒れた仲間を助け起こし、
君達は依頼の報告に向かう。
ディード は全回復しました。
リィベ は全回復しました。
アルシエル は全回復しました。
ツバキ は全回復しました。
クエストをクリアしました。
リィベ : お疲れ様、無事で何よりだ
ツバキ : ・・・思ったとおりに期待はずれだ
アルシエル : お疲れ
ディード : ちったァ足しになりゃいいがねェ…
ツバキ : おつかれさん、っと
ディード : だーーー珍妙なモン作りやがって
アルシエル : お前ら……もう少し加減をしても良かっただろうが!
ツバキ : あはは
ディード : 加減したろーが、俺は剣を狙って撃ったぜ
アルシエル : クソ……なぜ私がこのような目に……
リィベ : oO(……完全に急所を狙っていたように見えたのだが……)
ディード : 日頃の行いと適材適所だろ…(次いで可能性があったことには触れない)
ツバキ : ま、死んでねえしめでたしめでたしってことで
リィベ : ……まあ、後に引く怪我も無かったのなら良いだろう
リィベ : 詫びと言ってはなんだが、後で何か奢るよ
アルシエル : じゃあケーキ
リィベ : ああ、わかった……といっても、あまり甘味には詳しくないのだがな
ツバキ : ケーキったらあれだよあの・・・あれ・・・
リィベ : …いや、ケーキが解らないというわけでは無くてな?
アルシエル : 美味いのを知らんということか……
ツバキ : わかってますがな
ツバキ : じゃなくってさ なんだっけな・・・
ディード : 甘いもん好きだなあ お前さんは
ツバキ : ――ああ、そうだ なんだかっつーパンケーキ専門店?が評判良いみたいだぜ
アルシエル : パンケーキか。私はそういうのも好きだな。甘いし
リィベ : ふむ……なら、そこにしようか
ディード : え、これは俺らも行くのか?
ツバキ : 僕ぁパス 興味ねーや
アルシエル : ええ……場所くらい教えろ……私は結構迷子になるぞ。
ツバキ : 場所?・・・・・・
ツバキ : 場所か・・・・・・・・・・・
ツバキ : あの・・・・・・あのへん?(適当な方角を指差した
リィベ : ………
アルシエル : …………
アルシエル : 今度で良いから教えろ。今日は疲れたし。
ツバキ : 教えろったってなあ・・・
ディード : ……お前さん、ひょっとして方向音痴か
ツバキ : ナンノ コトヤーラ
アルシエル : そうなんだな。
リィベ : ……時々とんでもないところに迷いでると聞いた事があるが
ディード : 話題に出した割に教えられんとはまあなかなかだな…
ツバキ : (んべ
ツバキ : 迷わない人生なんてクソ程も面白くねー 良いんだよ~だ
アルシエル : あっ誤魔化したな
リィベ : …物理的に迷うのは何かが違う気がするが
リィベ : まあ、いいか…
ツバキ : うるへえ!
ディード : 土産モンでいいならほら、表通りのカラスムギだったか。あのパン屋のケーキでも買ってアルマに預けとけよ
アルシエル : じゃ、今日は解散でいいかな。
ツバキ : お、名前は知ってるな・・・ あーいよ
ディード : なんか気に入ってるらしいぜ
アルシエル : あ!あそこのか。それは好き
リィベ : ああ、そうだな……
ツバキ : また機会があったら呼んでくれよ 暇してっからさ
ディード : ほいほい…まあ急所は的確に外してたみてえだし、言うだけはありそうだ
ツバキ : ・・・殺しても死ななさそうだったけどね?
ディード : 次は敵同士じゃねえことを祈るよ……っと…ハハ
ディード : (俺もそう見えると小声で言って)
リィベ : ……では、私も失礼するよ
ツバキ : 敵か~ そういうのも、楽しそうだな・・・
アルシエル : そう簡単に死ぬか。ではな。
ツバキ : おつかれさんだよ そんじゃあ、またね(ひらひらーっと手を振って
ディード : 俺もまあ後でなんか奢ってやるかねえ…っと
ディード : おう、またな。
リィベ : ああ、ではな(ひらりと手を振って
ディード : そんじゃ解散だ…リィベ、お前さんもありがとな
リィベ : こちらも予定が空いていただけだ、気にすることはないさ
リィベ : 次も合わせられるとは限らないがね
ディード : いいさ、元々そう都合なんて付く職じゃねーだろ
ディード : (ひらっと手を振って見送れば)
ディード : おい、アル ここで寝るなよ
ディード : (人の気配がなくなったのを見れば目の前にそっと、赤の詰まった小瓶を差し出して)
アルシエル : ん
ディード : ん。
アルシエル : 寝てない。疲れたから目閉じてただけ
アルシエル : ありがと
ディード : …へーへー じゃあ俺も失礼するぜ
ディード : (そう言えば宿の階段を上がって奥へと消えていく)
アルシエル : ん。そうか。じゃあまたね(空の小瓶を仕舞い込んだ)
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1日の半日以上は、パソコンやスマホでの作業。疲労だけじゃなく、腰にも負担がかかる毎日。 * 以前から気になっていた変わった形のクッションが、気になって使っています。
*
接骨院の先生が監修しただけあって、
猫背で姿勢が悪い私は、腰痛、胸痛で、
座るのもキツい日がありましたが、
クッションに座るだけで痛みが軽減するのか、気にならずに集中して仕事が捗ります。
*
筋肉がない分、1箇所に圧がかかってしまうのを軽減させてくれるクッションなのです。 人間工学に基づいて体圧の分散させることで、腰の負担を軽減してくれるのでラクです。
* 腰痛対策クッションは、硬くもなく柔らかすぎず、ちょうどいい弾力性✨ *
通気性にも優れており、汚れても洗濯ができるのは、衛生的に保てるので、便利なクッションだと思います。 * 付属のカバーに入れておけるのですが、裏面の黒い面には、滑り止めが付いていますので、椅子に置いても床に置いても滑り落ちることがなく、しっかり腰をサポート。
* 均一に圧力がかかるので、座るだけで整体サポート‼️ 裏表さえ間違えなければ、腰や肩に負担がかからなくなっていますので、重宝しています。 * ストーリーズにリンク貼ったのでチェックしてみてね✨ * #sek01 #腰痛クッション #腰痛対策 #姿勢矯正 #骨盤矯正 #pr #クッション #在宅ワーク #在宅勤務 #cushion @yuko_fuji3 ← #followalways 💗 (家) https://www.instagram.com/p/CEoraPegjtf/?igshid=5b8qref9cy6t
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ヤフオクにてMTG Style Kids スタイルキッズ 姿勢矯正 座椅子 L(125~155cm)青色を出品致しましたのでご覧下さい。 #ヤフオク #kanekowan #MTG #StyleKids #スタイルキッズ #姿勢矯正 #座椅子 #スタイルキッズL #スタイルキッズ青色 https://www.instagram.com/p/Bu0_i9mF3ij/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=1uufbno1bmq2w
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テレワーク(telework)は「離れた」や「遠距離」という意味を持つ「tele」と「働く」や「仕事」という意味を持つ「work」を組み合わせて作られた用語.インターネット環境はもちろん、パソコンやスマートフォンなどの機器などを活用することで、テレワークの生産性・効率 #フォロバ #followme
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骨盤軸整体とは 骨盤を起点(起始)にしている筋肉を調整することで骨盤から体の中心に軸が通ったような状態を作り出し、体幹を安定させ、それによって体が持つ本来のバランスを回復させるテクニックです。 短時間の柔らかい刺激でおこなうため、妊娠中や出産直後の女性でも安心して受けることができます。 ●短い時間で効果を出すことができる 骨盤軸整体では大別すると9つのポイントにアプローチして施術を進めていきますが、 施術にかかる時間は一つのポイントにつき10秒〜30秒ほどです。 骨盤軸を通すことだけを目的とするならば、 全ての施術を終わらせるのに10分も必要ありません。 短い時間で確実に効果を発揮することが可能です。 ※初回はカルテ作成があるので60分程 ※通常ご来店から 所要時間は30分です ●様々なシチュエーションで施術が可能である 骨盤軸整体の大きな特徴として、様々な姿勢で施術をおこなうことが可能である、 ということが挙げられます。状況によってはベッドに寝てもらう必要すらなく、ポジションによっては座ったままや立ったままの状態でも施術を進めていくことが可能です。 そのため、椅子に座ったまま僅かな時間(数十秒〜数分といったことも可能です。 従来の整体テクニックとは全く違うシーンでの活用が期待されます。 ●妊婦さんにも安心して施術をおこなうことができる 妊婦さんへの施術はだいぶ一般的になってきたものの、さらに、骨盤軸整体では従来のマタニティ整体とは違い、体の各部位に優しく触れるだけで施術をおこなうことができます。 ほぼ妊娠中の身体に負担を掛けることがないため、一般的なマタニティ整体の施術よりも安心してメニューに取り入れることが可能です。 #骨盤軸整体 #骨盤矯正 https://www.instagram.com/p/B_CNx39gNdx/?igshid=dms8yy88d8j2
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ちょっとだけ外を歩いた日。
しかし、松葉杖が辛くて早々に切り上げてきてしまいました…
出先でたくさんの優しさに触れて、
自分ももっと人に対して優しくなろう、と思った日でした。
というか松葉杖、辛すぎ!
あれでポコポコ歩けてる人とかよく出先で見るけど、
すごいことなんだなぁ。
意外と簡単そうに見えて、手にかなりの負担がかかるんです。
あれは脇で支えるのではなくて、腕で支えるんですよ…無理。
朝は8時には起きていました。
家に一日中居られると夜には暇すぎて眠くなるので、
昨日は割と早く寝てました。
私が23時前に寝てしまうと、大抵夜中に起きてしまうのですが、昨日から今朝はそんなことなかったです。
こんな日々が続けられたらいいのにな。
でもやっぱり暇で。
足が痛いのと危険なのはわかっていても、外に出たくてたまりませんでした。
それで、着替えて杖をついて外に出たんです。
とりあえずCafe de lipaまで。
いつもは歩き慣れている道のちょっとした段差や、地味に坂になっているのとかがすごくよく分かって、
怪我されてる方や高齢者の方には、この辺は住みづらいかもしれない…と思っていました。
坂も酷く急ではないけど多いし、舗装されているようでいない道も多いし、
皆さん大変だ…。
お店の方も心配してくださって、
いつもはレジで注文するのを、お席まで聴きにきてくれました。
お会計もその場でしてもらえて、本当に至れり尽くせり。
ありがとうございますー(><)
早く治して、また当たり前のように現れますね!
帰宅して、
日記を書いたり、手帳を書いたりしながら、
そういえば未発送の荷物何件あるんだろう、と数えてみたんです。
未着のもの(事故とかではなく未発送)は9件ありました…。
うん、正月もあったし、3連休だったし、運送会社さんも大変だし、仕方ない。
仕方なくないのは自分の浪費癖。
あかんぞー、便利だからって通販ばかり頼っちゃってー。
来月の請求怖いぞ。
家にいると本当に暇で、
物はたくさんあるのに、何もやる気は出なくて、
ゲームも、文房具も、テレビも、なんだかあまり触れたくなくて。
iPadでアニメの日常を流しながら、ひたすらぼんやり、たまにウトウトしたり。
普段もそんな感じなんですよね。
だからあまり新しいものを増やさなくてもいいと思うけど、
浪費癖、収集癖、色々な癖で結局物が増えてて…
主に開封してしまった物や文房具(単価低め)が多いので基本的にメルカリしたりとかはあまりありません。
あるとして化粧品だったり…?
肌に合わない物は早めに手放すと、割と戻ってくるんですよね。
それを念頭に入れて買い物をするとつまらないことも分かってきたので、
今後はしっかり吟味して買い物しようと思っています…。
文房具その他、結構断捨離したつもりになっていたのですが、
部屋を見渡すとまだまだ多いことがわかります…
せっかく買ったものなので、しっかり使っていきたい。
バイトとかで忙しい時ほど、片付けたり、道具類を使ったりしたくなるものです。
今の方が、時間はたっぷりあるのに…。
Instagramで、妹ちゃんがSKⅡを購入した、というストーリーを見ました。
ますます綺麗になっちゃうんだろうなぁ。
私も一時期使ってて、確実にニキビは減ってたからいいものだと思います。
お肌に合うといいな。
私は今CLINIQUEで頑張っています。
今日も減りに減った拭き取り化粧水の追加分が届きました。
これで安心して使える…。
中蓋の付いていないタイプの化粧水が初めてで、コットンに染み込ませる際とても苦労していて、たまにどびゃっとなります。
なので予定よりも早い消費量で困っています…。
早々にニキビが減ったり、赤みが取れるものでもなくて、時々挫けそうになるけど、
きっといつか効いてくると信じて今も使い続けています。
実際、凹凸が減った気はします。
でも当事者が言ったところであまり真実味がないというか…
周囲の人に綺麗だって言われるようになったら、やっと中間地点突破ぐらいかな。
最終目標は、妹ちゃんと並んでも大丈夫になること。
それは肌の綺麗さでも、メイクの上手さでも、顔の大きさでも。
ダイエットも地道に頑張りましょう…。
足の痛みは、減ってきていると思います。
ただ、ちょっとした角度の違いで激痛が走るので、まだ安心できないです。
できれば胡座をかきたいのですが…姿勢悪いけど、女性らしくないけど、一番楽な姿勢なので…でも今はできません。
ちょうどくるぶしの周りあたりがぷっくり腫れていて、柔らかい部分が押すと痛くて…
つまり、右足を下敷きにしようものなら悲鳴ものということなので、
しばらくはひたすら椅子に座っているしかできなさそう…。
身体が固いことが自慢なので、胡座以外の姿勢(長座体前屈みたいなのとかでも)はかなり難しいです。
座っているとしたら、胡座がいいなぁ。
それか横に流すか…正座は死ねます。
胡座でも、数分したら足が痺れてきます。
完全におデブさんだから、という理由ですね。
んー、でも痩せても正座は厳しいなぁ。
猫背が目立ちそうで、なんか嫌です。
昔は習字を習っていて、ちゃんと1時間ぐらいできてたのに。
その頃姿勢が良かったかどうかは、覚えていません。
今まさにブログを書いている今も、猫背になっていました。
う…姿勢は改善していきたい。意識次第で体重よりどうとでもなりそう。
多分骨格とかの問題ではなく、私の怠け具合の問題なので…。
姿勢矯正グッズを買ってまでする事ではないのですが、ちょっとずつ意識して行こう。
明日も予定はありません。
多分外にも出ません。
今日学習しました…あまりにも、しんどすぎる。
でも痛みが解消されていたら、また自己リハビリするかもしれません。
まだ電車乗ったりは厳しそうです。
ヘルプマークをつけていても、小田急線では席を譲ってもらったことが皆無なので、
多分私の出かける場所への移動経路ではずっと立っていることを想定しないと。
(過去JRのどっかで席を譲ってもらったことがあります。その際はお世話になりました。若いお嬢さんでした。)
杖が外れても、しばらくは足をぐねらないように、注意して動かなくちゃ…
バス停も10分歩かないと無いし、しばらくは家から5分ぐらいのところしか行けなさそうです。
そんな近所になんでもあるような都会には住んでいません。
必要な物が出てきたら、母に頼むしかないでしょう…
ある意味入院中と変わらないような…?
せっかく精神科病棟へのお誘いを断れそうだったのに。
おっと、考えすぎるとまた病んでしまいますね。
前向きに。
足が治ったらどこに行きたいか、何を買いたいか考えましょうかね。
ではでは、未来日記を観ながら失礼します。
写真はくるみのパンが好きな母に買ったセブンのパン。
近所のコンビニにはちゃっかり立ち寄っていました(笑)
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2019.07.08 姿勢を正して
ニアです。
デスクワークをしている皆さん、猫背になってしまいがちではないでしょうか?私はもともと猫背気味なので最近は気づいた時に姿勢を正すようにしています。ですが長くは続かないのが悩みどころです・・・。
そんな時にとてもいい猫背矯正法を発見しました!先日ブログでも紹介されていましたエアさんです!エアさんが椅子に乗せてとつぶらな瞳で訴えてくるので私は無視することができずに乗せるのです。そうすると椅子の半分は占領されるので私は背もたれによしかかれません!お気づきでしょうか・・・。自然といい姿勢になってお仕事しているじゃありませんか!!
もしかして私のために椅子に乗せろと言っているのかもしれませんね!!ありがとうエアさん!!でももう少し座る面積譲って・・・!?
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座って背筋をスッキリ矯正☆ 背筋をやさしく支えてくれる「ランバーサポートクッション」
ー 2020年7月12日
腰をしっかり支えて背筋が伸びる、座って気持ちの良い背もたれクッションです☆
背筋の姿勢をよく苦してくれるので座っていても疲れない♪
( ´∀`) しっかり背を預ける感じで、座っていて体が安定しますね〜
椅子を選ぶが、合う場合はとても快適
かなり分厚いのに加えてそこそこ硬いので、座面がそれなりに広い椅子じゃないと却って座りにくくなります。
逆に背もたれが直線になってて座面がそこそこ広い椅子とは相性抜群で、腰がとても楽になりました。
(Amazonカスタマーレビュー)
普段姿勢が悪いのを改めて実感しました
早速車で使用しましたが背筋がピンとして驚くほど座高が高くなったような感じですが背筋が伸びてとても気持ちが良いので購入して良かったと思います
(楽天商品レビュー)
(おもしろグッズ&アイテムノート:https://wandering.ever.jp/spinoff/?p=11229)
0 notes
【正しい姿勢と肩こりの関係20】 正しい姿勢を見直すために、椅子や机の高さを見直し 自分が一番合う高さに調節する事が重要です。 理想の座る姿勢は背骨が緩やかなカーブを描くように背筋を伸ばして座り、 骨盤が立っている状態をキープする事です。 骨盤が立つ事で理想のS字カーブを描くため頭を背骨全体で支えるため 疲れにくくなります。 正しい姿勢で身体を整えるようにしましょう。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 体の調子を整え健康になる 疲れや不調を整えるブログです。 お気軽にご覧くださいませ。 ブログ→ https://ameblo.jp/saisaisai441entry-12447509987.html 整体ほぐし堂熟睡【骨盤矯正・姿勢矯正・猫背・自律神経・不眠・リンパケア】ホームページ→ https://jukusui.amebaownd.com ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ◼︎住所所在地 ご来店、ご出張 🏬店舗:大阪府羽曳野市軽里3-3-8 🌞営業時間 8:00-20:00 年中無休 予約優先 飛び込み歓迎 当日予約歓迎 ☎️受付番号090-8388-4036🙇♂️ 🚋最寄駅 近鉄南大阪線古市駅徒歩5分 整体 ほぐし堂 熟睡 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ お問い合わせ・ご予約 整体 ほぐし堂 熟睡 Tel:090-8388-4036 LINE@→@lyf6735f 検索にて追加くださいませ。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【下記お悩み相談受付中】 #肩こり #腰痛 #頭痛 #自律神経失調症 #不眠 #不安 #冷え性 #全身の疲れ #慢性的な疲れ 【ハッシュタグ】 #正しい姿勢 #椅子や机の高さ #自分が一番合う高さ #理想の座る姿勢 #背骨が緩やかなカーブ #背筋を伸ばして座り #骨板が立っている #状態をキープ #骨盤が立つ #理想のS字 #カーブ #頭を背骨全体で支える #疲れにくくなる #体のバランスを整えて #腰痛予防予防 https://www.instagram.com/p/By1kUiWgGU-/?igshid=bk80e152u4po
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妹さんと同居12
時間はあった。
俺なりに考えた。
しかし、それらのすべては徒労に終わった。
話し合いを終えた二十一時過ぎ。冷たい雨がじとじとと降る実家の玄関前で、俺は顔を覆って、呆然と立ち尽くしていた。
口から出てくる言葉といえば、たったひとつ。
「なんでこうなった……」
「えーと、この生シューと、そんでイチゴショート、それとモンブランと……」
雨ということもあって、人通りも少ない商店街。汐里からもそこそこご好評をいただいていたケーキ屋で、俺は註文をしている。一人あたり二つとして、六個も買えば充分だろう。
時刻は十七時半。雨だし、仕事ではないから原付ではないが、実家には余裕を持ってつける時間だ。
「そんで、あとこのイチゴのミルフィーユも。以上です」
最後に汐里の好きなケーキを思い出して、汐里のぶんだけ三個にするあたり、俺もたいがいである。
「お時間はどれほどかかりますか?」
「一時間くらいです」
「かしこまりました」
店員さんと会話をしつつ俺は考える。
優先順位その一。
汐里が傷つかないこと。
これが最優先事項だ。
大前提として、俺と汐里はまともな兄妹に戻らなければならない。これは家族である以上、覆らない。その前提において、最大限汐里が傷つかないような結果になること。これは両親の利害とも合致するだろう。
「ありがとうございましたー」
女性の店員さんの爽やかな挨拶に送られて店を出る。
もう外は暗い。
さてどうしたもんか。移動を開始するには早すぎる。
軒先でぼんやりしていた俺の前を、制服姿のカップルが相合い傘で通過していく。
「……」
なぜ、と思ったことがなかったといったら、嘘になる。
なぜ兄妹というかたちで出会ったのだろう。
しかしその疑問は、あたりまえのように反論を連れてくる。そもそもああいうかたちでなければ出会うこともなかった。だいたい汐里みたいなきれいな子を前にして俺になにができよう。それはそれとして制服カップルは妬ましいなあ。雨すらも世界から二人を隔絶するやさしいカーテンですか。人糞踏んで転べ。特に男のほう。
……落ち着こう。
「コーヒーでも飲んでくか」
赤い看板でおなじみのお安いチェーン店に入る。
頼むのはエスプレッソである。
店内の混雑ぶりはふだんと変わらない。この店は場所がいい。雨の日は客数が上がるとかそういうデータあるのかな。仕事柄こういうことはよく考えてしまう。
「さて」
優先順位その二だ。
家族に後腐れを残さないこと。
これは一番目とややかぶるが、少し違う。
単純にいうと、俺が汐里と今後会わなければ���問題の大半は解決する。が、それでは家族に重大なしこりを残す。俺もまた家族の一員だからだ。一人だけを切り捨てて安穏としていられるような人たちでもないし、なにより汐里が救われない。
だから、まともな家族に戻るためのロードマップをしっかりと提示しなければならない。
考えごとをするときに、メモを取るのは俺の癖だ。いまもテーブルの上にはコクヨの野帳がある。縦にして使うのが俺の流儀だが「汐里を傷つけてはならない」とか書いてあるメモ、素に返って見直すと、ほとんど黒歴史の生成現場である。マインドマップってあれか? 俺の心の地図? 僕の心の県庁所在地は横浜じゃない、汐里なんだ。
うん。だめだな。
死のう。
雨になるとバス停は混雑する。
二十四時間営業のスーパーの前のバス停は、人でごった返していた。十八時近くという時間帯も悪い。あと傘な。あれのせいで無駄に一人あたりの専有面積が増えてる。
雨だし、人は多いし、これからの用件はアレだし、ポジティブになれる要因がどこにもない。
何本か行き先の違うバスをスルーして、ようやく目的のバスが来た。
乗り込もうとバスのステップに足をかけたとき、ひとつの光景が見えた。
黄色い雨合羽を着た、小学生になるかならないかくらいの小さな女の子が、転んだ。
「……」
「乗るんですか?」
後ろの人に声をかけられた。立ち止まっていた。
「あ、すいません」
あわてて乗り込む。
圧縮された空気の漏れる音がして、ドアが閉まる。まもなくバスは発車した。
流れ出した車窓の景色は、ぎらつく車のライトと雨粒で見えづらい。にじんだ視界の向こうで、女の子が制服姿のだれかに手を引っ張られて立ち上がる光景が、一瞬、見えた。たぶん兄妹だろう。兄のほうは中学生くらいだろうか。
なぜだろう。
何度も自分のなかで殺したはずの疑問は、ゾンビのごとく蘇ってくる。
なぜなんだろう。
なぜ自分たちはあんなふうに、ふつうの兄妹ではあれなかったのか。
腹の底が熱くなるような悔しさと、同時に、ある種の空虚さみたいなものが心を支配する。なにをしたって結論は覆らないという諦めにも似た感情だ。わかりやすくいえば「俺はいったいなにと戦ってるんだ」という感じ。
バスが実家の最寄りのバス停に近づくにつれ、その空虚さはだんだんと俺を蝕んでくる。
バスを下りる。俺と一緒に下りた人たちが、それぞれの家のある方向へ散っていく。俺も家へ向けて歩き出す。どうせ、なるようにしかならないという気分とともに。
着いてしまった。
事前に「汐里のことで話がある」という連絡はしてある。
さて。呼吸を整えよう。最初になにが起きるのかはわかっている。
インターホンを押すと、まもなく玄関のドアが開いた。顔を覗かせたのは母さんだ。
「おかえり、貴大くん」
汐里によく似た、しかし汐里より数段ほんわかした笑顔が俺を迎える。いつも思うんだけど、この人いくつだったかな。
さて、ここからだ。
「ただいま」
そう言って、玄関に入る。
「おかえりー!」
抱きつかれた。
はい。これが最初に起こるイベントです。
通常攻撃が抱きつきでいいにおいの血のつながらないお母さんは好きですか。
そういう問題じゃないんだよなあ……。階段の陰から汐里がじっと見てるし。ちなみに、言うまでもなく、汐里の抱きつき癖は、子供のころからこの光景を見てきた影響だと思われる。
「よう汐里。約束どおりデザート持ってきたぞ」
「デザート?」
その言葉に反応したのは、汐里でなく母さんだ。
「どこの? おいしい?」
「汐里のお墨付きなんで、たぶん」
「楽しみだなあ!」
ようやく解放してくれた。
「ごはんできてるからね。ダイニングに行ってて」
廊下をぱたぱたと小走りに駆けていく母さん。
靴を脱いで上がる。
「ただいま汐里」
階段の陰に隠れた姿勢のままの汐里の頭にぽんと手を乗せてやる。
「……おかえり、お兄ちゃん」
「いちごのミルフィーユあるぞ」
「ほんと!?」
と、一瞬ぱーっと表情を輝かせてから、思い出したようにじとーっと俺を見る。
どう接していいかわからないので、とりあえず不機嫌になってみた。顔にそう書いてある。
「メシのあとでな」
「……うん」
俺を振り返りつつ、ダイニングへ向かう汐里。
俺は、息をひとつ吐く。
どう接していいかわからないのは、俺も同じだ。
しかし、ひとつ気がついたことがあった。この家にいる限り、俺はどうやら兄として自然にふるまえるらしい。内心でなにを思っていようとも、そのことは崩れない。
俺はそのことを確認して、少し安心した。
ダイニングには、汐里に加えて、親父もいた。本永利通、四九歳。ノートパソコンに向かってなにやらやっている。母さんは、キッチンに向かってなにかしている。
「おかえり貴大。ひさしぶりだな」
「ただいま」
デザートを冷蔵庫にしまって、手だけ洗ってきてからダイニングに戻る。
眼鏡がよく似合う、やや陰のある雰囲気のイケメン。それが俺の親父だ。俺も親父によく似た外見だといわれるが、引き継いだのは陰の部分だけである。つまり、人相が悪い。
で、親父がどういう人間かというと……。
「貴大、今日は夕食が終わったら家族会議だ」
パソコンから目を離さずに、いきなり宣った。
びくっと汐里が固まった。
「……」
勘弁してくれ……。
親父は、ひとことでいうと変人だ。とある企業で研究職をやっており、かなりの高給取りである。汐里があんなお嬢様学校に行ってられるのも、親父の収入あってこそだ。頭はいい。ワケわかんないくらいいい。しかし、成果さえ出していれば文句を言われない人間特有の、圧倒的な協調性のなさがある。母親と死別して以来、俺は親父を反面教師としてずっと見てきた。
「はーい、ごはんできたわよー」
テーブルの上には卓上コンロがある。そこに母さんが土鍋をどんと置いて、夕食のスタートである。
夕食はつつがなく終わった。
母さんがよくしゃべり、汐里が相槌を打ち、親父は黙々とメシを食い、たまに「うまい」「早百合さんの料理は最高だ」「僕は幸福な人間だ」などと呟く。この家で暮らしていたころは日常の光景だったので疑問を持たなかったのだが、ひさしぶりに見ると、けっこう異様な光景である。
俺はタイミングを見計らっていた。どこかで汐里を席から外させなきゃならない。少なくとも、親父に仕切らせるのだけは絶対にまずい。
母さんと汐里が食器をかたづけて、テーブルの上がきれいになった。親父は席を外していた。言うとしたら、ここしかない。ケーキが出てきてしまっては、みんなで食う流れになってしまう。
「汐里には、ちょっと外しててほしいんだ」
「……どうして? これからケーキよ?」
「話があるって伝えてあったろ。汐里抜きで、俺から話したい」
いやな汗が背中をつたう。声が震えそうだ。
汐里が不安そうな顔で俺を見ている。
「んー、でも……」
「僕は認めない」
親父がダイニングに戻ってきた。手になにやら紙を持っている。
「僕は言ったはずだ。家族会議だと。であるなら、家族の構成員は参加する権利がある。汐里ちゃんはどうしたい?」
しまった。汐里に話を振られてしまった。
親父の口ぶり、家族会議という言葉。おそらく俺が話そうとする内容は、すでに察せられている可能性が極めて高い。
汐里がすがるような目で俺を見た。
「わ、私は……」
「汐里、部屋行ってろ。俺が話す」
「汐里ちゃんの権利については、汐里ちゃんがこれを行使する権利を有する。おまえは他者の権利を害するのか」
口で反論したら負ける。絶対に負ける。ゴリ押しだ。要は汐里が逃げ出せばそれでいいのだ。
「汐里、部屋行ってろ」
「ふむ」
親父はダイニングに座ると、手に持っていたA4の紙をぱさっとテーブルの上に置いた。
「まあいい。レジュメを見てから決めてもらおう」
「は? レジュメ?」
およそ家庭で出るはずのない言葉を聞いて、一瞬、頭が真っ白になった。
「早百合さん、あれを頼む」
「はーい」
ダイニングを出た母さんが、台車付きのなにやらでかくて薄いものをごろごろと押してきた。
「ほ、ホワイトボード……だと……!?」
「今日は重要な会議になると思ったのでな。購入しておいた」
「って買ったのかよ!」
レジュメにホワイトボードのある家族会議! なんだこれ! 俺なめてた。親父の変人っぷり完全になめてた! 汐里も完全に出ていく機会を失って呆然としている。
「それでは家族会議を始めよう。各自、レジュメを参照していただきたい。本日の議題は、貴大と汐里ちゃんの恋愛関係についてだ」
ぼきっと、心の折れる音が物理的に聞こえた気がした。
地獄の蓋が、まったく想像もしてない場所から、盛大に開いた。
もう、無理だ。
死のう。
会議は滞りなく進んだ。正確には、俺は完全に抜け殻になっていて、呆然と見ていただけだった。汐里なんか瞳のハイライト消えてる。俺もきっと消えてるんだろうなあ……。
ホワイトボードに書き込みをしつつ熱弁する親父。そこには、両親が再婚してからの七年の俺たちの動向などがびっしりと書き込まれていた。「汐里ちゃんは美少女」という書き込みにマルがついていて「貴大は極端な年下好き」にもマルがついていて、その二つの項目を二重線でつないで解説されるの、ほとんど殺人行為だと思うんです。こんなに効率的な家族内における公開処刑、聞いたこともねえ。
「以上だ。もう一度レジュメに目を通していただきたい。僕は早百合さんと結婚するにあたって、あらゆる可能性を考慮した。そのなかには、とうぜん、貴大と汐里ちゃんが恋愛関係になるという未来も含まれていた。予断は愚かな行為だが、仮説をもって経過を観察することは重要だ。そして、観察の結果、貴大と汐里ちゃんが恋愛関係にあることは検証されたと言ってよい。以上をもって、僕の発表は終了だ。ご清聴ありがとう」
「わー、ぱちぱちぱちー」
ぱちぱちぱちーじゃねえよこの母親。スキンシップが激しいだけの常識ある人間かと思ってたけど、それまともな反応じゃねえだろ。あの変人親父と再婚して今日まで続いてた理由がようやくわかったよ! こんなかたちで知りたくなかったよ!
「さて、以下、質疑応答の時間にしたい。なにか意見があるものは挙手してほしい」
「うわああああああああ!!!」
俺は立ち上がって、レジュメをテーブルに叩きつけた。
「僕は挙手をと言ったはずだ。叫べとは言っていない」
だめだこいつ。殺そう。机に突っ伏して痙攣してる汐里の敵を取ろう。安心しろ汐里。この化物は俺が殺る。犬に噛まれたと思って汐里はすべてを忘れるんだ!
「まず僕のほうから確認事項がある」
「黙れ妖怪!」
「性行為はしているか」
「……」
空気が、凍った。
机に突っ伏していた汐里が顔を上げて、ひきっと変な音を出した。
いやん。母さんが、場違いな恥じらいの声をあげた。
「伝わらなかったか。言い換えよう。セックス」
「うおおおお!」
俺は親父の首根っこを掴んでがくがくいわせた。
「なにをする貴大」
「おま、おま、おま! 言わせておけば! いますぐ謝れ! 日本中の童貞に土下座しろ! 泣いて詫びろ!」
「そうか、まだか」
がくん。
俺は親父の上着を掴んだまま、ずるずると膝から崩れ落ちた。
「そうです……僕は……童貞です……」
「あらあらあら」
ぽっと顔を赤らめる母さん。
ねえこれ、包丁持って暴れまわっても、俺無罪だよね? 情状酌量の余地すごいたくさんあるよね? むしろ正当防衛だよね……?
「座れ、貴大」
親父は、伸びた襟元を直しつつ、自分も着席した。
俺は、ずるずるともたれかかるように椅子に座った。
ああ、汐里が涙目だ……なんだこの修羅場……。
「それじゃ、ケーキ出しましょうね♡」
いそいそと冷蔵庫からケーキを運んでくる母さん。
ねえ、なにこの人……意味わかんないんだけど……。この状況で笑顔でこのセリフ言える人、ちょっと怖いんですけど……。
テーブルの上にケーキが並ぶ。
汐里の前にはいちごのミルフィーユ。
「っておまえ、食うのかこの状況で……」
「ケーキは……別腹……」
「あそう……」
まるでケーキが自分をこの世界につなぎとめる最後の糸であるかのように、無表情でケーキを食べる汐里。母さんも親父も食ってるので、俺だけ食わないわけにもいかない。
たぶん、このケーキの味は一生忘れない。思い出すたびに、布団のなかで死にかけのエビみたいな動きする自信ある。
カチャカチャと、フォークと食器が当たる音だけが響くダイニング。
親父がふと、手を止めた。
「僕には、夢があった」
その思いのほか真摯な声の調子に、家族全員が親父を見る。
「僕が家に帰るとおかえりと言ってくれる人がいる。愛する人がいる。子供がいる。みんなで夕食を食べる。それが僕の夢だった」
「親父……」
「そして、僕はもう、充分にそれをもらったと思う」
「……」
なんとはなしに、汐里と顔を見合わせる。
親父は、真剣なのだ。親父なりに考えて、今日の会議の準備し、こんなレジュメまで用意した。いかにやりかたが奇矯であろうとも、その真剣さだけは疑うわけにはいかない。やりかたはもう少し考えてほしかった。なんなら時間を巻き戻してやり直してほしいくらい考えてほしかった。いまなら俺、死に戻りにも耐える自信ある。
「あとは、貴大、汐里ちゃん、君たちの問題だ」
「……」
どこか陰のあるイケメンは、思いのほか、柔和な笑みを浮かべることができたらしい。
「とはいえ」
表情を引き締めて、親父は続けた。
「これは家族の問題もある。したがって、今後の貴大と汐里ちゃんの関係について、こんなレジュメを用意してみた」
「燃やせそんなもん!!」
こうして、本永家の家族会議は、無事終了した。
無事じゃねえよ……満身創痍だよ……。
「それじゃ、気をつけてね、貴大くん」
「ああ」
靴を履きつつ答える。ぶっちゃけ、体に力が入らない。俺、家までたどり着けるんだろうか。
見送りは、汐里と母さんだ。
「お兄ちゃん……」
「まあ、なるようにしかなんねーだろ。そんな顔すんな」
結局、有耶無耶のうちに俺と汐里の関係は親公認となった。俺が事前にあれこれ考えたことは、すべて無駄になりました! おめでとうございます!
ちなみにこれ、喜ばしい結末に見えるかもしんないけど、実際は死ぬほど気まずいからね。なに親公認の兄妹カップルって。脳湧いてんでしょ。軽めの地獄ですよ。
「あのね、貴大くん」
親父の作った地獄のレジュメを手に持った母さんが、話しかけてくる。
やだなあ。その話題もうやめてほしいなあ。
ちなみに親父が考えた今後の方針としては、三つあるようだ。前提条件として、俺はともかく、汐里はまだ高校一年生で、今後どんな出会いがあるかわからない、いまの感情だけがすべてだと思わないほうがよい、と掲げられているあたり、親父は本当に真剣に考えたのだと思う。
そのうえで、一つは、二人ができるだけ距離を置くこと。汐里は実家で暮らし、俺たちは会わないようにする。これは俺が事前に考えたことでもある。素直に考えれば、これがいちばんまともだ。
二つめは、現状維持。つまり汐里は俺のアパートに泊まりに来ることもあるが、基本は実家暮らしというもの。これについては親父の「あまり推奨できない」というコメントがついている。俺も同意できる。中途半端な状況は、あまりよくない。
そして三つめなのだが……。これには「母さん超おすすめ♡」という手書きのコメントがついている。ついているのだが……。
「ぶっちゃけ、親としてどうなのこれは。完全に同居してしまえってのは」
俺は呆れ半分に、レジュメを母さんに返す。
「あら、それは、あなたたちだけじゃなく、私たち夫婦にもメリットがあるのよ?」
「なんなんですか」
「心置きなくいちゃいちゃできるじゃない。私と利通さんが」
「……」
「……」
汐里と二人して絶句する。
「それにねえ」
母さんは、汐里の頭に手を置く。
「利通さんは、汐里がまだ若いからって前提で考えてるみたいだけど、この子たぶん、もう心変わりなんてしないわよ?」
「ちょっとお母さん、その話は」
え、どゆこと?
えーどうしようかなあ、などとにこにこと笑っている母さんと、ひたすら焦っている汐里。
母さんは、はいはい、などと汐里をいなしつつ言った。
「だから、母さん権力で決定します。近いうちに、貴大くんと汐里は同居することにしましょう!」
「なにそれちょっと待って。俺らの意見は?」
「あら、貴大くんはいやなの?」
「いやとかそういう……って汐里おい! なに顔あからめてもじもじしてんだよ!」
「えー、だってー♡」
くねくね。
だめだ。こいつ母親に取り込まれてる。
「それじゃね貴大くん」
「まだ話は終わって」
「それじゃあね、貴大くん!」
ぐいぐいと押される。
ついに外まで押し出されて、そこで玄関のドアがばたんと閉まった。
「……なんだこれ」
俺の悲壮な覚悟はいったいなんだったのか。
いまからドアを再び開けて、母さんに挑む気力がない。絶対に押されて終わる。
まあいい。よくないけど、まあいいよ。今日は帰ろう。死ぬほど疲れた。反論するにしても、きちんと体勢を整えてからだ。親父のいない場所で。これ重要。
傘を手に取って、開こうとしたそのときだった。
ポケットのなかのスマホが震えた。
取り出してみると、母さんからのメッセージが入っている。
『あ、でも汐里が高校を卒業するまでは、清い関係でいましょうね。えっちなことは禁止♡』
ガツン。俺の手からスマホが落ちた音がした。
なにか。あの母親は、汐里と俺を同居させておいて、あと二年近い日々を生殺しで過ごせと。そうおっしゃるか。
俺はスマホを拾うことも忘れて、風の加減で吹き込んでくる冷たい雨に濡れたまま、両手で顔を覆った。なんならさめざめと泣いた。
口から出てくる言葉はただひとつ。
「なんでこうなった……」
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アサヒ・コム速報 の記事より 2018年10月30日18時15分 更新
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