Tumgik
#彰化衛生局
kennak · 24 days
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○日時 平成28年10月31日(月)16:00~18:00 ○場所 TKP新橋カンファレンスセンター ホール3A (東京都港区西新橋1丁目15-1 大手町建物田村町ビル3階) ○出席者 (構成員等) 山本輝之座長、岩崎俊雄、久保野恵美子、田中正博、中原由美、平田豊明、松田ひろし、 松本俊彦、村上優、森隆夫 、森祐司、日野博愛、久保厚子、萩原勝己、桐原尚之、 小幡恭弘、松田ひろし、田村綾子、窪田彰 (関係省庁等) 堀江裕     厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長、 朝川知昭   厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課長、 内山博之   厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課長 、 田原克志   厚生労働省社会・援護局精神・障害保健課長、 石垣健彦   厚生労働省社会・援護局福祉基盤課長、 河邉正和   厚生労働省医薬・生活衛生局監視指導・麻薬対策課薬物取締調整官、 坂本大輔   内閣府政策統括官(共生社会政策担当)付参事官(障害者施策担当)、 今福章二   務省保護局総務課長、 矢崎正子   法務省刑事局付、 高須一弘   警察庁生活安全局生活安全企画課長、 河原雄介   警察庁刑事局刑事企画課刑事指導室長、 和田勝行   文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課長、 森下平    文部科学省初等中等教育局特別支援教育課特別支援教育企画官、 佐久間信哉 神奈川県保健福祉局長、 熊坂誠    相模原市健康福祉局長 ○議事 ○山本座長 それでは、定刻となりましたので、ただいまから第7回「相模原市の障害者支援施設における事件の検証及び再発防止策検討チーム」を開催いたします。構成員の皆様方におかれましては、御多忙のところ御参集いただきまして誠にありがとうございます。  では、まず初めに本日の出欠状況について事務局からお願いいたします。 ○厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課長 事務局でございます。本日は、構成員の皆様全員が御出席となっております。事務局からは以上でございます。 ○山本座長  どうもありがとうございます。それでは、続きまして、事務局から資料の確認をお願いいたします。 ○厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課長 資料の確認をさせていただきます。座席表、クリップ留めの資料がございまして、資料1から資料10となっております。それぞれの関係団体ヒアリングの出席者名簿や関係団体からの提出資料でございます。青いドッチファイルがございますけれども、これは前回までの資料でございます。このほか別冊といたしまして、全国手をつなぐ育成会連合会から資料が配付をされております。 以上について足りない資料がございましたら、事務局までお申しつけください。 ○山本座長 ありがとうございました。それでは、以上をもちまして撮影については終了とさせていただきます。また、本日は関係団体の皆様からのヒアリングを行いますので、議事は公開とさせていただきます。  それでは、議事に入ります。本日は、関係団体の皆様からのヒアリングを行います。まず、社会福祉法人日本身体障害者団体連合会から御発言をお願いいたします。よろしくお願いいたします。 ○森参考人 日本身体障害者団体連合会の森と申します。今日は、本来ならば阿部会長が来て御説明するところでございましたが、私が代わりに説明させていただきます。  お手元に資料2「相模原市の障害者施設津久井やまゆり園における事件について」ということでございまして、本年7月26日に神奈川県相模原市の障害者施設津久井やまゆり園において19名もの尊い命と二十数名の方が負傷されるという悲惨な事件が起きたことについて、二度とこのようなことが起こらないよう、事件の真相の究明をしていただくとともに、精神障害に対する偏見、無理解が広がらないようにすることが緊急の課題であると考えております。  また、同施設を建て直すという話がございまして、財政的支援並びに新たな施設ができるまでの間、入居者の住まいの確保や事件による心的外傷後ストレスの疑いのある職員の方などに対して適切なケアを、関係する方々や地元の自治体と連携して、しっかりと取り組んでいただきたいと思っております。  なお、障害者の権利条約が批准され、そして、本年4月から障害者差別解消法が施行されたわけでございまして、このようなときにこのような悲しい事件があったということ、大変残念だと思っておりますが、これを機会といたしまして、障害のある人もない人も分け隔てることない、共生社会の実現に国を挙げて邁進していただきたいと思っております。  以上でございます。 ○山本座長 どうもありがとうございました。私から事前に、各団体10分以内で御発言をいただくよう、よろしくお願い申し上げます。  ありがとうございました。それでは、続きまして、全国身体障害者施設協議会から御発言をお願いいたします。 ○日野参考人 身体障害者施設協議会の日野でございます。  今日はこのようなヒアリングの場を設けていただきまして、心から感謝を申し上げたいと思います。お手元の資料3に私たちの協議会のヒアリングの資料をつけておりますので、その朗読とポイントのみ説明をさせていただきたいと思います。  身体障害者施設協議会は、全国で約510施設の団体でございまして、医療的なケアの高い方を含めた重度の身体障害者の方に対する施設支援と、それから地域で生活されている方、在宅の方、相互に対する生活支援というものを身障協の姿勢として謳って、今日まで事業を継続してまいりました。  4点について述べさせていただきますけれども、今回の事件を契機に、障害のある方への偏見が助長されたり、施設と地域との関係を閉ざすことにつながりかねない過度な施設管理体制整備と行政指導等が先行しないよう、地域と一体となった開かれた社会福祉施設づくりが不可欠です。折しも国は地域共生社会の実現を目指しており、そうした社会の実現に向けた関係施策に係る御配慮をお願いいたしますということで、ここで申し上げたいのは、過度な施設管理体制ということで、外部からの侵入防止を強化する余り、例えば施錠をしっかりしろとかいう通知が来ておりますけれども、そういったことを過度にやりますと、万が一災害が発生したときに、避難に時間がかかったり、あるいは避難経路の確保の妨げになったりとかいうことがございますので、ここで申し上げたいことは、防犯と防災は一体化して取り組んでいかなくてはいけないということが重要ではないかと思っております。  2つ目でございます。障害のある方への支援のための高い志とスキルを持つ職員がいつまでも働き続けることができるよう、人材確保・育成・定着に向けた職場環境の改善及び施設職員の処遇改善に向けた取り組みが推進されるよう、お力添えをお願いいたします。また、抜本的な職員配置基準の見直しにより、施設利用者の安全・安心につながる夜間の職員配置体制の強化に向けた施策検討が推進されるようお願いいたしますということで、まずは施設内の職員体制を整備することが重要だろうと思います。職員の配置基準であるとか、夜間職員体制の見直しが必要ではないかと考えております。  3つ目についてでございます。共生社会の実現に向けては、幼少期の教育、学校教育において、正しい人権感覚と知識を養う必要があり、障害者福祉施設を積極的に活用するなど地域における福祉教育の推進につきまして、御検討いただきますようお願いいたしますということで、やはり福祉教育の重要さを申し上げておりますが、これはそれぞれ行政とか社会福祉法人が別個にやるのではなくて、やはり一体的に取り組んでいくことが重要ではないかと思います。  4つ目、最後でございますけれども、平成28年度補正予算において、障害福祉サービス等の防犯対策の強化に関して示されておりますが、まさに社会福祉施設における防犯対策は喫緊の課題であり、早期の対応をお願いしたいと思っています。また、補正予算成立前に施設独自で実施した防犯対策についても、補助対象とするなど柔軟な対応が可能となるようお願いをいたしますということで、やはり早急な対応を図らなくてはいけないということで、施設によってはこの事件が発生した直後から既にそれぞれの施設で防犯強化体制に取り組んでいる法人が多いわけですけれども、通知では成立する前に取り組んだ事業は補助の対象にならないということになっておりますが、ぜひこれも補助の対象としていただきたいということと、もう一つは、取り組み方が自治体によって多少違うのではないかということも聞いておりますので、ぜひ統一した実施をお願いしたいと思います。  以上です。 ○山本座長 どうもありがとうございました。  それでは、続きまして、全国手をつなぐ育成会連合会から御発言をお願いいたします。 ○久保参考人 全国手をつなぐ育成会連合会の久保でございます。  本日はこのような場を設けていただきまして、まことにありがとうございます。  私どもの意見書としましては、資料4に出させていただいております。私どもは、障害の程度にかかわらず、各ライフステージに応じた適切な支援の基で安心して暮らせることを願っておりまして、共生社会の実現を求めております。本事件の検証及び再発防止に関する提案が、誰もが安心して暮らしていける社会の構築につながることを願っております。  1番目の精神鑑定の結果と当該施設の検証結果を反映していただきたいという要望でございますけれども、現在、容疑者への精神鑑定が行われておりまして、結果が1月ぐらいに出るとも聞いております。具体的な情報は今、私たちの中にはないと思っておりますし、容疑者が措置入院していたという事実と事件との因果関係が今もってはっきりとしていないという状態でございます。その中で、中間報告で焦点化された措置入院ですけれども、その鑑定の結果次第では、事件と距離感のある、そんなまとめになりはしないかということを危惧しております。  容疑者は、予告文を用いてその思いを世間に示したわけでございますけれども、書かれた内容とか本人の粗暴な振る舞いというのがありまして、結果として措置入院での対応となりましたけれども、本来、本当に措置入院の対応が適切であったのかどうかということも少し疑問視をしております。結果として、そんな対応をすべきではなかったのかなという思いもしております。いずれにしろ判断が困難だったこのような事例につきまして、当時の司法とか行政、医療、福祉を検証して、関わりが難しい人、対応の困難な方とされている方に、医療に託されがちな人の支援について、地域の関係機関が谷間を埋めつつ、本当の意味での連携がきちんと図れて、対応策が示されるように検討を深めていただきたいと思っております。その際、誤解とか偏見が生じないように御配慮いただきたいと思います。  皆さんのお手元に、私どもの方でコピーをしました「知ってほしい・知っておきたい-知的障害者と『警察』-」ということで、警察向けの冊子を私どもの会でつくっております。要は、すぐに犯人と思うというのではなくて、少し対応の困難な方に向けて、各方面で特性を御理解いただきたいなという思いがありまして、こういう冊子をつくらせていただいておりますので、こういうものもいろいろな方面で御活用いただいて、御理解いただけたらなと思っております。  そして、防犯対策ですけれども、中間報告の取りまとめの時点では情報が余り得られていないために、内部犯行を前提にしての検討がきちんとなされていないのではないかという感覚を持っておりまして、神奈川県では、まずやまゆりの報告書が出まして、今、神奈川県の方でやまゆり事件の検証委員会が設置されているとも聞いております。そこでまた結果が出てくるとも思いますので、この事件の検証が行われていますので、そうしたことの結果を少し踏まえながら、ここでも検討していただく必要があるのかなとも思っております。容疑者の犯行声明にどう対応したのかとか、離職後の容疑者をどのように犯行予告に備えてきたのかとかいった具体的な情報が十分に得られていないように感じておりますので、防犯対策の強化の経緯と結果への評価を踏まえて、今後の全国の施設への防犯対策としての検討を行っていただきたいなと思っております。  また、防犯を行う職員へのケアという点でも、職員同士の人間関係とかその辺のところも重要でありまして、職員の人間関係の中でその職員の特性だとか人柄みたいなものも分かってまいりますし、いろいろな情報が得られるだろうと思っております。これらの情報を得て、今後の対策として職員体制、施設職員の処遇とか、そういうことを検討していただきたいなと思っております。  2番の再発防止のことですけれども、これからの対応について段階的に整理していただきたいと思っておりまして、私どもは第3回の会議にも意見書として提出をさせていただいておりますけれども、2つの課題を踏まえての具体策が必要であると考えておりまして、1つ目は、事件の事実から抽出された「対策」。2つ目は、事件の事実そのものには関わらないものの、背景として考えられる課題を解決していくための「政策」が必要ではないかと思っておりまして、下のほうに対策と政策という形でずっと書かせていただいております。新たに書かせていただいたこととか、今までに意見書として出させていただいたこととか、いろいろ混ぜておりますけれども、お読みいただけたらと思います。  先ほどからも意見がありますように、共生の社会を目指して障害者への理解とか偏見をなくしていくという部分では、やはり育成会としましても、学校教育が重要な役割を果たすと思っておりまして、ぜひ学校教育の中で教科の一つのようにしながら、子供たちに多様性を認める共生の社会をつくっていくのだということで強く意識をつけていただきたいなと思っております。  具体的に今回示させていただきましたけれども、そういうことも含めて、未着手のものもございますので、さらに深く、広く御検討いただきたいと思っております。  今回の事件が社会的に与えたダメージは大変大きなものがありまして、私どもの会のほうにも、障害のある御本人や御家族から、怖いとか、自分の隣にいる支援者が信用できないとか、外に出られないとかいろいろな声が届いております。今もまだぽつぽつと届いている状態でございますので、本人や家族については本当に深く深く心に傷をつけたなと思っておりますし、それをまた一生懸命支援しようとしてくれている職員の方のところにも、心に傷をつけた事件であったと思っております。  そういう意味でも、この間違った発言を徹底的に払拭していけるような共生社会の実現を目指していけるような、そんな要因が必要だと思いますので、事件及びその影響に躊躇することなく、お互いに人格と個性を尊重しながら共生する社会の構築に向けて、私たちみんなが着実に歩みを進めていくことが実現できるような検討の報告書をつくっていただくことを強く期待しております。  どうもありがとうございました。 ○山本座長 どうもありがとうございました。  それでは、続きまして、公益財団法人日本知的障害者福祉協会から御発言をお願いいたします。 ○萩原参考人 日本知的障害者福祉協会の危機管理委員会委員長を務めております萩原と申します。  当協会につきましては、知的障害福祉サービスを提供する施設・事業所の集まりでございますけれども、1934年が設立になっております。82年を迎えておりますが、会員数が本日現在6,215施設・事業所、そのうち施設入所支援を行う会員数が1,575施設となっております。この1,575施設の中には、津久井やまゆり園も含まれてございます。本日、私どもの方といたしましては、中間報告、中間の取りまとめに対応する意見として、何点か報告させていただきたいと思っております。  まず、精神医療の対応についての検証が進んでいると思いますけれども、この植松容疑者が犯行に至る、障害者は死ぬべきだという思想を抱くに至った要因などの検証解明といったものが必要と考えております。今後、裁判などで明らかになっていくと考えられますが、さらに時間をかけた中で、なぜこのような思想を抱くに至ったのかといったようなところの解明をお願いしたいと思っております。  それから、検証内容には入っておりませんが、障害者なんて要らないといった言葉がストレートに報道されましたことで、その言葉が印象づけられ、支援現場では、「私は要らないのでしょうか」と利用者が支援者に相談された方の例もございます。知的障害のある方への配慮ある報道のあり方について、御検討いただきたいと考えております。  それから、施設における防犯対策でございますが、施設においては従前から、夜勤の職員について法令上の最低基準が決められております。仮にこの知的障害者関係施設が基準以上に夜間対応を手厚くしたとしても、重度の障害者への対応などさまざまな支援がある中で、侵入者への警戒や対処には限界がございます。各施設におきましては、既に防犯対策の研修会あるいは設備の整備といったようなところに検討や着手しているところがありますけれども、実際にそういった対応についても限界がございます。今回のように犯行予告があった場合には、警察の対応が強く望まれるところだと考えております。  それから、施設における防犯対策に関する今後の検討課題という中に、設備面のみによる一律の対応には限界があるため、地域住民との連携など、いわゆるソフト面での対策も具体的に示すことが課題であると記載されております。この件について���、私どもといたしましても賛同いたします。これまで知的障害関係施設におきましては、利用者の地域での生活を支援するために、地域に根差し、地域に開かれた施設であること、そして、これこそが共生社会の原点であるとの理念を持って活動してまいりました。このような事件が起きたからといって逆行するわけにはまいりません。報告書にあるように、地域住民との連携など、いわゆるソフト面での対策を具体的に示すことは重要と考えますので、早急に着手をお願いいたします。先進的なモデル事例などを収集される場合につきましては、御協力もさせていただきたいと考えております。  また、この中間取りまとめが出された翌日、9月15日に発出されました「社会福祉施設等における防犯に係る安全の確保について」、「社会福祉施設等における点検項目」、これが地方自治体におきまして指導項目としてひとり歩きしないように徹底していただくことも、あわせてお願いいたします。  最後になりますが、今回の事件によって、障害者の方々への偏見や差別が助長されるようなことは断じてあってはいけません。全ての人々がお互いの人格と個性を尊重し合い、共生できる社会を実現していく。そのための具体的な行動として、国民に向け、障害者差別を解消するために、人権意識を醸成するために啓発を早急に進めていただきたいとお願いいたします。  以上でございます。 ○山本座長 どうもありがとうございました。  それでは、続きまして、全国「精神病」者集団から御発言をお願いいたします。 ○桐原参考人 全国「精神病」者集団の桐原です。  本日は、このような場に呼んでくださり、心より感謝を申し上げます。  このたびの相模原の障害者施設で発生した連続殺人事件で亡くなられた方々に心から御冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々が一日も早く回復されることを願っております。  私たちは、精神障害の当事者の全国組織ですので、精神障害の当事者という立場から、以下4点の意見を述べたいと思います。  まず1点目です。あらゆる事実の精査というふうに書かれているのですが、幾つかの重要な論点が中間取りまとめでは検証されていないのではないかと感じます。1つ目は、職員の採用基準についてです。このような行動を起こしてしまった職員を採用してしまった施設の採用基準を検証すべきではないかと思います。  2つ目は、教育・労働・安全衛生等の労働実態です。例えば職場の上司や同僚に相談することができたかなど、そうしたことを通じて技術の向上とか人材育成ができていたのかなど、そういった労働実態についての検証がされるべきではないかと思います。  3点目は、施設の提供するサービスの内容についての検証です。例えば意思の表出が困難な重度障害者が狙われたと聞いているのですけれども、こうした人たちの意思決定や意思疎通、コミュニケーションの支援というものがどれぐらいなされたかということに関心を持っています。そういった人でも意思を読み取れる職員がいて、読み取られることによってその人は意思を持った、人格を持った個人なのだと周囲に認識されると思います。そうした支援がされていなかったがために容疑者のような「生きていてもしかたない」という認識に至ったのかもしれないわけですし、意思疎通の支援がどれぐらいされているかなどの検証が必要ではないかと思います。  職員に対する研修ですが、第2回検討チームで一定されてはいるのですけれども、先ほど言った意思疎通の支援に関する研修がされていたかどうかということが検証されているかどうかが中間取りまとめを読んでもよくわからないので、これは検証が必要ではないかと思います。  そして、警察官通報を初めとする警察の対応について、この検証ももう少し、特に捜査方法や施設への情報提供、警職法判断や精神保健福祉法に基づく通報、こういったことが妥当であったかどうかといったことを検証しなければならないのではないかと思います。  続いて、2点目のほうですけれども、中間取りまとめで問題に思った点です。  主に今回の件は、検証が措置入院の入院や解除、施設の防犯といったところに重きが置かれているわけなのですけれども、しかし、これは余りにも精神保健医療福祉の検証・検討に偏重した枠組みではないかと思います。特に措置入院になったということは精神障害者という要件を満たして措置入院になるわけですので、容疑者に何らかの精神障害があったのだということは、それはそのようになるだろうと思うのですけれども、その疾病や障害と事件時の行為の因果関係に関する検証というものがされていないのです。これは刑事事件における精神鑑定を根拠に置かなければならないので、精神鑑定を待ってからでなかったら、本来これは検証できないのではないかと思います。  だけれども、再発防止策という形で措置入院解除後のフォローアップに対する関心が非常に高い。そのような中間取りまとめのつくりになっておりますので、精神障害による行為を抑止するための措置入院という形でなければ筋が通らなくなるので、そうなると容疑者の犯行時の障害の状態と行為との因果関係の検証、証明が必要になると考えます。しかし、この中間取りまとめは検証、証明がされておらず、容疑者に精神障害があったという事実をもって措置入院に対する関心が書かれてしまっている点で問題があると思います。  今までもこういった精神保健上の問題という形で社会的に取り扱われた事件は、往々にして責任能力ありというふうにされる傾向にあります。本件もやはりそうした可能性があるので、そこは慎重に検討されなければならないのではないかと考えます。  あと、警察官通報に関して、警職法の通報なのですけれども、どうしてもこれを法律の手続にのっとってやったら問題がないというのは、法律の手続にのっとっているから法律上問題ないことにはなるのですけれども、警察官がどのような必要性を判断して警察官通報にしたのかとか、警察官側が必要とした根拠について、それが妥当であるか、妥当ではないのかといったことの検証も必要ではないかと思います。こういったことをしなければ、広く恣意性というのは許容されていきます。法律の手続に従ってなされた手続は妥当であったものとして処理されるきらいがありますけれども、そこについてはもう一歩踏み込んで検証が必要ではないかと思います。  それから、神奈川県警の方で具体的に結束バンドで職員を縛るだとか、外部との連絡を取れなくするとか、抹殺したあとは自首するとか、そういったことを書いた衆議院議長宛ての容疑者が作成した手紙があるのですけれども、これを施設側、かながわ共同会に神奈川県警が見せていなかったということが報道されたり、議会で質疑されていたりしています。神奈川県警は、事件の発生予防という観点から、逆に危機感を失わせる結果になるのではないかということで、事態の危険性を正確に理解していただけるようにその内容を口頭で説明したのだと、だから手紙そのものを示すことは必ずしも適切ではないのだということで、見せなかったと報道されています。  ですが、明らかに犯行の方法などを事細かに書かれているわけなので、この神奈川県警の見立てというものが果たして本当に妥当だったのか、否、妥当ではなかったから実際に事件が起きて、施設側は対応できなかったわけですから、この点に関しては踏み込んだ評価が必要であろうと思います���そうでなければ現場の職員は、手紙を見せられずに情報共有がないまま防犯対策の責任だけを負わされることになるので、施設側の努力だけに解決の糸口を求めていくと、そういう解決策の筋書きになってしまいます。警察官のそのときの手紙を見せないという判断が妥当であったかどうかということを検証しなければならないのではないかと思います。  3点目ですけれども、これは実際に再発防止策という形で期待を寄せられている継続支援チームと多機能垂直型統合診療所についての私たちが思っていることについてです。  まず、兵庫県で実際に実施されている継続支援チームについては、兵庫の精神障害者の団体と協力して独自に調査した結果、次のような事実がわかってきました。精神科救急の輪番を組んでいて、その日当番だった病院が、あまり評判がよくない病院で、そこにたまたま救急で入院した。入院して、その後、継続支援の対象になって、通院自体をかなり厳密に管理されてしまって、逆にしんどいということで体調を崩した人がいるということと、それから、かなり他害防止のための監視という部分が強いので、そのあたりで監視されているということで体調を崩して入院を繰り返したりとか、そういった人がいるので、実際の面でも慎重に考えられなければならないと思います。  多機能垂直型統合診療所に関しては、これもやはり福祉のマターに対して精神科医が非常に入りやすくなってしまうということと、その大きな権限を持って精神障害者の地域生活に常に医師の目がつきまとってしまうことで窮屈なものになるのではないかと懸念します。  4点目は、措置入院見直しについてとか、犯罪防止機能の強化といったことに対して一般論なのですけれども、措置入院解除の検証というものは非常に力点が置かれているのですが、再発防止策として措置入院解除後の過度に管理的な干渉がなされるのではないかと私たちは危惧しています。そういう意味では、こうしたやり方には反対しています。地域の精神障害者は、報道でそういう事件があって、精神障害の犯行というふうに報道されたことによって体調を崩す者がいますし、検討チームの報道を耳にして、自分も措置入院にされてしまうのではないかと、そうやっておびえている人もいます。ですので、その部分については慎重に進められるようにお願いしたいと思っています。  精神保健医療福祉の問題という形で総括されてしまうことによって、結果として私たち精神障害者の実際の生活が規制されていく法制度になり得る状況にあるので、精神保健医療福祉を犯罪の防止のための策にすることに対しては、強く反対します。  ありがとうございます。 ○山本座長 どうもありがとうございました。  それでは、続きまして、公益社団法人全国精神保健福祉会連合会から御発言をお願いいたします。 ○小幡参考人 本日はヒアリングの機会をいただきまして、ありがとうございます。本来ですと、理事長の本條が発言するところなのですが、別件の会議が重なっておりますので、私、小幡のほうからかわって発言させていただきます。  私どもの団体は、精神障害者の家族会を中心とした団体・組織になっております。私たちとしては、今回の再発防止策の検討は必要なことだとは思っておりますけれども、今回の中間まとめ、また、この間の報道や、各団体さんからもるる発言いただいているところですけれども、このことが精神科医療全般の措置入院やそういったところに偏重しがちなところについては危惧を持っております。そういった意味では、予防拘禁的な機能や犯罪予防というような部分がしっかり押さえられるのであれば、別途対策も必要かと思っているところです。ただし、今回の再発防止策の中では、これに関するところがかなりまとめられておりますので、危惧されるところも含めて当会として意見を述べていきたいと思っております。  容疑者の特異な考え方というのは、精神の症状から発生するとは私たちは考えておりません。そういったことで治療で治るものではないとすれば、この入院措置、いろいろな対応というのは一時的な対応手段でしかなくて、本来の解決というところの糸口をともすると見失ってしまうようなことになりはしないかと思っています。  既に国のほうでは、これからの精神保健医療福祉のあり方に関する検討会というものが設置されておりまして、当会からも構成員に入っておりますけれども、そちらのほうで保護入院等の非自発的入院と措置入院というのは本来連動するものと思いますので、関連があるのであれば、そこの部分をしっかりそちらの検討会のほうにも盛りつけていけるような方策が必要ではないかと思っております。  それから、今回の防犯対策としての救命というところを本当に区別していかないと、元職員の犯行であるとなれば、幾ら防犯策をとっても内部的なところからの観点というのは網羅されていないところがありますので、盲点として残ってしまうのではないかと思います。退院後のフォローアップにつきましても、精神疾患の患者さんということであれば、いろいろな方策がもちろんとられるわけですけれども、入院中からの退院支援に向けての取り組み、ここに支援者の参加を、専門員などを含めてですけれども、必須としていただきたい。  それから、地域の訪問支援の拠点というものに圏域をどう定めるかということはあると思いますけれども、小回りのきく小規模な拠点、区域にして、ここにも多職種、いろいろな目が入るようなチーム編成を築いていただきたいと思っております。  地域生活に移った後は、治療の中断、今回はそれに当たるところもあるかとは思うのですけれども、ここにどうアクセスしていくのか。また、家族とは今回、容疑者の方は一緒に暮らされていなかったところもありますが、そういった背景がどこから生まれているのか。精神の特性等にもし起因するところがあるとすれば、医療中断がないように、また急性期に陥らないようにしていくというところは、本人のみの対応ではなくて、本人を取り巻く家族やそういったところに関する医療へのアクセスの方法についてもつぶさに見ていかないといけないのではないか。そういったところでは、診療報酬との兼ね合い等も出てくるのではないかと思っております。  また、今回、容疑者の友人等もいろいろ変調を感じ取っていたりというようなこともあったようですけれども、そういった意味では相談をする窓口をきめ細かに、また、どんなものもたらい回しにせず、ワンステップでそのことを受けとめ、関係機関等につながっていくというようなサービス体制も整えていくことが求められているかと思っています。  また、いろいろな事件が起きたときに対応するには、国や行政等のかかわりももちろん必要でしょうけれども、当事者や家族会等が、なぜそういったこと至ってしまったのかというところで独自に情報を入手し、介入していけるようなシステムを自治体等の後押しをもってできていくということがあるといいのではないかと思っています。  それから、今回、容疑者が緊急措置入院になったときの状況は余り詳しくわからない部分があると思うのですけれども、措置入院になったときの身体拘束等が広がってきているというような背景を見たときに、例えば一般的な緊急措置入院になった場合と、今回の容疑者が措置入院になったときの受け入れや治療方針を立てるときの差異というのは逆になかったのかどうか。特異な事件としては扱われるのだけれども、ほかの状況と比べたときにどうだったのかというところは私たちも情報を得られないところがありますので、そういう観点から検証するのであれば、他の類似事件等も含めて比較対照が必要だと思いますし、現在、事件とは直接関係のない状況であっても、措置入院や緊急措置入院、また保護入院の実態というものもたださないと、明確な対策はとれないのではないかと思っております。  いずれにしましても、精神疾患、精神医療のところに偏重しない検証というものを進めていただきたいですし、今回の事件は防犯をしても内部から起こさせてしまえば、それは対応のしようがないという部分もありますので、こういった点については、より掘り下げて検証いただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ○山本座長 どうもありがとうございました。  それでは、続きまして、公益社団法人日本精神科病院協会から御発言をお願いいたします。 ○松田構成員 資料7です。私、構成員ですけれども、たまたま日本精神科病院協会の役員ですので、その立場で今、お話しさせていただきます。  声明を日精協で出しました。その中で、終わりのほうですが、今回の事件でさまざまな立場から多くの意見表明や議論がなされていますが、日常的に措置入院患者を受け入れている日本精神科病院協会としては、今後二度とこのような悲惨な事件が生じないように、十分に人権擁護に配慮した措置解除後のフォローアップ体制の充実を含め、制度の見直しが早急に必要であると考えます。そして、今回の事件が地域移行の流れを阻害し、精神障害者への偏見を助長することのないように、そして、精神障害者と地域がともに安心かつ安全な生活を実現するために、各団体の団結が望まれますということです。  次のところには、今度、私どもの会長の意見が書かれています。その最後の方で、途中は飛ばしますが、再発防止を目的に治療・改善を行うための保安処分の検討や、医療監察法の対象者を治療可能な精神障害者のみに限定してよいのか。本来は司法モデルであるべき案件を安易に医療モデルとすることで、精神科病院に責任を押しつけてはいないかといった根本的な検討が求められているような気がしてならない。病院はあくまでも治療の場です。それを司法の考えを導入するというのはなかなか難しい。今回の事件に関しても、司法の側の検討をぜひお願いしたいと思っています。  以上です。 ○山本座長  どうもありがとうございました。  それでは、続きまして、公益社団法人日本精神保健福祉士協会から御発言をお願いいたします。 ○田村参考人  公益社団法人日本精神保健福祉士協会副会長の田村と申します。よろしくお願いいたします。  資料8に従いまして、私どもの協会の意見を述べさせていただきます。  また、その前に、今回の事件におきまして被害に遭われた全ての方々に対して、慰めがありますようにお祈りしたいと思います。また、この検討会におきまして、先生方が熱心に御議論くださっていることと、本日こういう機会を頂戴いたしましたことに感謝申し上げます。  それでは、資料8に従いまして述べさせていただきます。  私どもの団体は、精神障害者の社会的復権と福祉の向上ということに取り組んでおります専門職の団体であります。  まず1点目、幅広い見地から事件を検証し、再発防止策を検討すべきです。事件発生後の早い段階でこの検討チームが設定されたこと、そして、措置入院制度の見直しが規定のことかのように議論が進んでいることに、本日も幾つかの団体の方が御意見をおっしゃっていますけれども、私どもも違和感、そして危機感を強く覚えております。こうした類似の事件の再犯防止のために最も重要なことは、生きるに値する命とそうでない命といったものを選別するような差別思想、これといかに私たちが闘うかということの検討が必要だと思います。その意味では、政府としてもその方策を議論する必要があると考えます。  また、そのためにも、今回の事件の刑事司法における対応の検証と課題抽出が欠かせないと考えます。  2点目です。本協会としましては、精神科医療や措置入院制度のあり方及び退院後の継続的な支援のあり方を今回の事件の再発防止策として論ずることに反対いたします。これも他の方々も述べられていますが、被疑者の措置入院歴あるいは精神障害ということと、今回の事件との因果関係は明らかになっていないと思います。そういう中で、措置入院制度の見直しを検討することは、あたかも犯罪の再発防止の機能を精神科医療が担うということを肯定しているように映ってしまいます。精神科医療の守備範囲というのは、あくまでも精神疾患のある人への適切な医療の提供であります。その一端を担う措置入院制度におきましても、極端な差別思想に基づく行動をとる方、そういった方を取り締まるような治安機能はあり得ないと考えます。  また、私どもソーシャルワーカーである精神保健福祉士は、基本的に御本人中心の支援を行う立場にありますので、社会防衛のために私たちの支援が機能するということは直接的にはあり得ません。  3点目です。改めてノーマライゼーションやインクルーシブな社会の実現に向けた取り組みを推進すべきです。日本における障害者入所施設の入居者の方あるいはその御家族は、本当に幸せな日々を送っていらっしゃるのでしょうか。今回亡くなられた方々のお名前も公表されなかったということ一つとっても、その人生がどのようなものだったのかということを想像させられます。たとえ障害を持って生まれてこられたとしても、地域社会から排除されることなく幸せな人生を���れるような社会づくりが本当に必要だと思います。そのためにも、財源を伴った社会保障の充実は欠かせません。国としては、生存権の保障ということを貫く姿勢を今こそ見せていただきたいと考えます。  また、改めまして、福祉専門職や研究・教育者が差別思想というものに対峙できるような共生思想を再構築し、広く啓発することも重要な使命であると考えております。  4点目です。福祉人材の確保と育成方法について見直すべきです。今回の事件と障害者施設が置かれている状況やそこに従事する福祉労働者の実情等を切り離して考えることはできません。福祉人材を養成する教育現場においては、人権教育を一層充実させること、また、一定の資質を備えた人材を雇用できるだけの待遇を確保すること、そして、福祉現場での教育研修体制を充実させること、これらが一体的に図られる必要があると考えます。  5点目です。私どもソーシャルワーカーとして、本事件の被疑者をもしも私たちの支援対象であるクライエントと捉える場合に、その時間と費用の保障ということが必要であると考えます。もし本事件の被疑者に精神保健福祉士として支援介入するとしたら、もちろんこれは医療の対象とは限らず、福祉的な支援の対象ということを多く含んでおりますが、長時間をかけて援助関係を形成するということ、そして、この方が持っている心の闇に入り込みながら詳細なアセスメントを行うということ、その上で御本人の不満や不充足感といったものがどういったところから起こってきているのか、その根源を探ること。そして、この方がどういう生き方をしていきたいと考えているのか。そういった生き方探しに伴奏するようなソーシャルワークの関わりが必要となります。  こういった支援を丁寧に行うことを考えますと、仮に例えば今回のように措置入院でしたけれども、そういった短期間に限定される、そして強制的な治療の場においては、この関係形成においた支援は不可能と思います。また、これをもし成し得ようとしましたならば、制度的、経済的な裏づけなしには行うことは困難と考えます。  以上の5点を総括させていただいた上で、措置入院制度のあり方ということに関しましては、特に措置解除の判断やその後の通院など強制医療提供の部分に特化して議論が矮小化してはならないと思います。警察官通報のあり方、措置診察件数の都道府県格差を初めとした措置入院に至る過程の検証も含め、現在厚労省に設置されております、これからの精神保健福祉医療のあり方に関する検討会、こちらで精神保健福祉法の改正の検討がなされているところですので、そちらにおいて議論すべき事項であると考えております。  このため、私どもの協会としましては、そちらの方へ措置入院制度のあり方に関する具体的な意見提出をしたいと考えていることを申し添えて、本日の意見とさせていただきます。  なお、添付は私どもの協会で2度にわたって、今回の事件とそのことについての報道等に関しまして見解を出させていただいておりますので、御参照いただければ幸いです。  以上です。 ○山本座長  どうもありがとうございました。  それでは、続きまして、日本多機能型精神科診療所研究会代表世話人、窪田彰氏から御発言をお願いいたします。 ○窪田参考人  今日は発言の機会をいただき、ありがとうございます。  今回の事件で亡くなられた方々の御冥福をお祈りしたいと思います。  さて、私は、今回の事件の本人が措置入院として適切であったかどうかについては、詳しく知るものはでありません。ただ、今回のことで気づかされた措置入院後の地域支援体制の��しさ等について意見を述べさせていただきたいと思います。  医療保護入院では、退院後にケア会議が位置づけられている一方で、措置入院においては退院後の支援を検討するケア会議すら求められていないのが現状です。  私は、精神科診療所を開業している精神科医師で、日本多機能型精神科診療所研究会の代表世話人をしております。日本の精神科医療は、入院ばかりに頼らない地域ケアがなかなか実現できていないことが問題だと思っています。そのためには、重い課題を持つ患者さんを地域で支援できる包括的精神科外来医療チームを生み出していかなければならないと考えています。この考えに至った道筋と今後の方向性について述べさせていただきます。  それでは、1枚目のスライドに移ります。  東京の下町は、精神科病床が極端に少ない地域で、1978年に日本で最初の精神科救急病棟がこの錦糸町の都立墨東病院に生まれました。このときに私は着任しています。都立墨東病院の30床の入院病床は、日本一の短期入院期間を誇っていましたが、当時は退院後の治療継続支援もリハビリテーション支援もなく、日が経つにしたがって、再発再入院患者さんが増えてきたのです。このような経緯から、退院後の再発再入院を少なくするためには医療の継続支援が必要であり、同時に、地域に当事者たちの心の拠り所になる拠点も必要だと考えました。  そこで、周囲から寄附を集めて、当事者たちが自由に利用できる「友の家」と名づけた部屋を墨東病院の近くの町の中につくりました。その後、それらを支援し、継続的な医療を提供するために、1986年に錦糸町に精神科診療所を開業しました。墨田区等の行政や地域の医療・福祉機関との連携を構築し、必要な地域資源を立ち上げるなど、様々な活動をしているうちに30年の歳月がたちました。必要に応じて必要なサービスを提供できる体制を整えていくことによって、気がついてみると、まだ不十分ながらも重い課題を持った患者さんのための地域ケア体制ができてきました。  2枚目のスライドに移ります。  入院ばかりに頼らない地域での生活を支援していくためには、まず、重い課題を持った患者さんを外来で支援できなくては始まりません。重い課題を持った患者さんとは、この表のように例示できます。措置入院後とか、長期入院後とか、刑務所出所後とか、そういった課題を持った方たちがおられます。また、重い課題を持った患者とは、この表のほかにも、急性期の激しい病状を示す患者さんも短期的には含まれます。正直に言えば、重い課題を持った方たちを当院で診なくてはいけないとの制度はありませんから、本音のところではつらいなと時には思うこともあります。しかし、重い課題を持った方こそ手厚い支援が必要であるにもかかわらず、そのような患者さんを積極的に診療する医療機関は非常に限られており、当院では何とか診てまいりました。  今後は、市町村からの委託事業等により、何らかの責任と公的役割を認められたほうが、覚悟して実施ができるように思っています。  次のスライド、3番目に行きます。  当院の通院患者さんの特徴をグラフでお示しします。左側の円グラフのように、当院は統合失調症の患者さんが半分近くを占めています。鬱病や神経症圏の患者さんが多い一般的な精神科診療所と比較すると、当院は比較的重い患者さんが多いことが特徴です。  右側の円グラフは、当院でのフォローアップ期間を示しています。当院では、10年以上治療継続している方が40%以上を占めており、多くの方に長期の継続支援をしていることがお分かりいただけると思います。さらに、スライドには示しておりませんが、最近のある水曜日を急遽調べたところ、その日の私の外来患者さん69名中、措置入院経験者が6名、医療監察法通院処遇中の患者さんが2名、刑務所経験者が3名、拘置所経験者1名、計12名が重い課題を持った患者さんでした。刑務所経験者3名のうち2人は違法薬物の使用経験があります。この方たちは、外来通院につながっているという意味で成功例です。問題は、通院治療中に中断し、再三の電話連絡をしても応じない、つまりは継続支援からドロップアウトしてしまう方たちが問題としてあると思います。  4番目のスライドに移ります。  これは現在の当院の実践を図にしたものです。赤い字の箇所は診療報酬外のサービスで、ボランティアになっています。当院の特徴は、外来で医師の診察に加えて精神保健福祉士などのコメディカル職員も個別面接や家族支援を行い、ケースマネジャーとしての調整役を担っていることです。このことが毎日夕刻に開かれている院内ミーティングでのアセスメント等の検討時にチーム医療の重要な要の役割を果たしています。  精神科デイケアは、リハビリテーションへの入り口の役割とともに、人間関係が苦手な患者さんが安心できる環境で仲間に出会える場の役割があります。訪問看護や訪問診療、往診といったアウトリーチ支援を行うことによって、外来で通ってくるのが難しい方への医療継続支援等、ある程度の危機対応が可能になります。また、患者さんが実際に生活する場を見ることで、より本人のニーズに即した包括的な支援を行えることも、アウトリーチ支援の利点です。このようなアウトリーチ支援を当院は1カ月間に合計400件ほど行っています。ケア会議は、行政や入院中の精神科病院の職員との協議を行う大切な場ですが、ほとんどの活動は持ち出しで、報酬はありません。  5番目のスライドに移ります。  この図は、錦糸町の地域精神保健マップです。地域全体で精神障害のある人々を支えるために、顔の見える連携を構築しようと考えています。このようにサービス拠点が地域に点在して町に溶け込んでいる、町に散らばっているところがうちの特徴です。住みなれた地域でサービスを受けられることが特徴です。区役所やスカイツリーで患者さんがデイケア等でつくった作品を販売するなど、さまざまな活動を通して地域住民の精神障害者への理解も促進されてきたと感じています。このような地域に根差した活動や支援の提供を通じた地域共生社会の実現が、私たちの目指しているところです。  次に、6番目のスライドに移ります。  医療機関では提供困難なサービスについて考えてみます。当院では、このように創意工夫をして実践してきましたが、それでも力の及ばないことがあります。以下にあるような方々には支援が大変に困難なものです。  第1には、引きこもり等で初診すら困難で、もしくは受診拒否の方への治療導入。  2番目には、重い課題を持った患者さんが受診を中断・拒否している場合です。私たちは、患者さんの自己決定権を尊重しつつも、患者さん及び周囲の人々の生命、健康、生活を守るための支援をしていきたいと考えていますが、現実には難しい問題が多いのです。治療契約が成立しない患者に対しては、たとえアウトリーチ支援が可能な体制があっても、強制的な治療提供はできず、手を出せないのが現状です。できれば措置入院などの強制力を発動するために、入院にならないうちに地域で見守りを続けて孤立を防ぎ、根気よく働きかけることにより関係性を構築し、本人が納得した上で外来治療への導入もしくは再開することが望ましいと思っています。そのためには、公的な事業委託のような診療報酬とは違った仕組みで当事者を見守り、関わっていける枠組みが必要と考えています。  さらに第3には、薬物依存症等の濃厚なケースマネジメントを必要としている場合でもケースマネジャーが実施するサービスは現状では診療報酬の対象外であります。これらの課題は市町村から医療機関への業務委託が制度化されれば、地域への責任が生まれ、公的役割を果たすことができます。  7番目のスライドに移ります。  ここで、通常の医療機関では対応困難な方たちの医療継続支援の提供方法について提案したいと思います。  市町村からの医療継続支援については、2つの方法があると思っています。一つは、この図の右側の部分で、市町村が直接支援として保健師等の力で支援する現状のスタイルです。もう一つは、図の左側の部分、民間医療機関に業務委託をする案です。市町村の役割と責任の一部を実際に外来診療を行っている医療機関に業務委託することにより、民間医療機関でも市町村の保健師等と協力しながら一定の役割と責任を果たすことを可能にするのです。つまり、通常の診療では対応困難な患者にも、温かな見守りによる孤立防止や十分な時間をかけた関係づくりや必要時の危機介入ができるようにするのです。仮にこのような医療拠点を意欲のある外来医療機関、つまり、全体の精神科外来の約10%が引き受けてくれれば、全国に500から600カ所ができると思います。  すなわち人口10万から20万に対し1カ所程度ができてくれれば、継続的な医療支援が機能しやすくなると思います。例えば措置患者さんの退院前にケア会議を開き、その後の支援を行う場合を考えてみます。東京都は、人口当たりの措置入院が最も多い自治体の一つですが、例えば人口26万人の私がいる墨田区では、年間では二十数人が措置入院しています。月に直して言えば月に2人程度ですから、1つの機関で十分対応可能と考えられます。そして、このシステムの透明性を確保するためには、各都道府県単位の精神保健センターがモニタリング機能を担うようにすれば良いと考えています。  8番目のスライドに移ります。  次に、個人の生活・価値観を尊重した医療継続支援を実現するための条件について触れたいと思い��す。  第1には、医療機関が適切なアセスメント、ケースマネジメント、24時間365日のミクロ救急等を実施することです。手厚い支援が必要な人には、さまざまな医療資源や福祉資源を活用し、多機関との連携を密に行うことが必要となってきますので、それらのサービスの連携、構築のためのケースマネジメントが支援の鍵になります。そして、病状や生活状況が改善したときには、定期的アセスメントにより、逆にサービスを減らしていくということも必要になってきます。  第2には、外来医療の充実です。入院医療中心から地域中心へという国の方向性が明確に示されていますが、残念ながら、外来医療の診療報酬は従来と変わらず手薄なままです。デイケア、アウトリーチ、多職種によるケア等の外来医療全般の質の底上げが必要だと思います。  3番目はスライドのとおりです。  第4には、自治体の実情に応じて、民間医療機関への業務委託をすることにより、官民協働で包括的地域ケアを提供することです。これにより、地域共生社会の実現を果たしていけると考えています。  最後の9番目のスライドになります。  このように、市町村単位で民間医療機関への業務委託による官民協働の体制が実現すれば、カナダやイギリスやイタリア等の先進諸国と同様に、日本にも地域に責任を持ち、重い課題のある患者さんにも対応可能な精神科外来医療拠点が生まれます。ここに多機能で包括的な精神科外来医療チームを形成して、人口10万から20万人に1カ所の地域精神保健センターを日本にも創設する必要があるのではないかと考えています。  以上です。 ○山本座長  どうもありがとうございました。  それでは、田原課長、よろしくお願いします。 ○厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課長  事務局でございます。  追加資料を今、配付させていただきたいと思います。全国手をつなぐ育成会連合会から冊子が届きましたので、お手元にお配りいたします。  以上でございます。 ○山本座長  どうもありがとうございました。  それでは、そのほか本日御発言いただいた方々から、もし追加の御発言があれば承りたいと思うのですが、いかがでしょうか。  どうぞ。 ○日野参考人  身体障害者施設協議会でございます。  他の団体の方とは、施設という視点から若干違う意見を申し上げたいと思うのですが、今回の事件について、協議会としていろいろな意見が出たのですが、侵入防止という観点から考察しますと、まず第1は、敷地内への侵入防止策をいかに図るかということと、2つ目は、建物内、要するに利用者の方が生活をされている居住空間への侵入防止策をいかに図っていくかということと、3つ目が、今回の事件のように建物内に侵入された場合にどう対応していくかという、この3つの視点から、私たちの協議会は具体的にこれから取り組んでいかなくてはいけない重要な課題だと思っています。  もう一つは、今回の事件が元職員であったということは、やはり重視しなくてはいけないということで、特異なケースではあるにしても、今、職場環境改善ということも先ほど申し上げましたけれども、職員のメンタルヘルスケアというものをしっかり取り組むことが、職員の資質の向上にもつながると思っていますので、その部分だけ追加をさせていただきました。 ○山本座長  ありがとうございます。  他はいかがでしょうか。  どうぞ。 ○久保参考人  今、お手元に配っていただきました9月号の「手をつなぐ」という冊子ですけれども、私ども、先ほどのお話の中でも意見を言わせていただいたのですが、知的障害の方だけではなく、精神障害の方や身体障害の方からもお声をたくさんいただいておりまして、助けてほしいというような意見とか、今の報道されていることが障害のある人たちや家族から見るとマイナスのイメージばかりになってしまっているというのがあるのです。それで私たちは、もっと前向きに、みんなと家族や仲間と本当に明るく前向きに元気に生きている、こういう人たちのことを、障害のある人たちのところに余り関心を持っていない方も含めて、この人たちの命がなくていいものでしょうかというので発信をしたいなと思って、9月号を出させていただきました。  みんなマイナスイメージで、怖がって助けてほしいという声が聞こえてきますので、前向きに生活をしていけるような、そんな活動の一つとしてこの9月号をやらせていただいていますので、報道関係にはそういうところに御注意いただきたいという気持ちもありまして、今日提供させていただきました。よろしくお願いします。 ○山本座長  ありがとうございました。  その他いかがでございますか。よろしいでしょうか。  それでは、本日御発言いただきました各団体の方々、本当にどうもありがとうございました。御礼申し上げます。  それでは、各団体からのこれまでの御発言を踏まえまして、御質問、御意見があればお願いしたいと思います。いかがでしょうか。  田中構成員、どうぞ。 ○田中構成員  育成会連合会としても2つ要望させていただいておりますけれども、1つは、本人の精神鑑定がどのような進捗状況になっているのかということと、この会をどのように進めていくのかということについて、今日意見提出をしていただいた団体からも、そこを踏まえての検討が必要ではないかとされておりましたので、神奈川県での検証委員会の動きと、精神鑑定についての見通しはどのようになっているのかについて、お答えいただける方がいればお願いしたいと思います。 ○山本座長  ありがとうございます。  今の点に関しましては、神奈川県のほうはいかがですか。 ○神奈川県保健福祉局長  神奈川県の保健福祉局長の佐久間です。  今日は大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  私どもでやっております、先ほど団体の方からも検証委員会のお話を具体的に出していただきましたけれども、厚労省のチームと余りほどなく設置をさせていただいて、主に事実関係をどう認定していくかということと、それに対してどういう課題があったのか、課題に対する対応はどうすべきかと、こういった視点で検証をやらせていただいております。  もちろん第三者による検証委員会でございますので、私ども事務局がいつ出るとはなかなか言いにくいのですが、今の見通しですと、最終的なある程度のまとまりある報告、レポートというのは11月中にいただけるのではないかと受けとめてございます。  以上でございます。 ○山本座長  ありがとうございました。  田中構成員、よろしいですか。 ○田中構成員  であるとして、この会がいつ結論を得るのかということと、幾つかの団体や私たちから要望した精神鑑定も含めて検証につなげるということについて、事務局としての見通しについてもお聞きしたいと思います。 ○山本座長  事務局、よろしいですか。 ○厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課長  精神鑑定の方の見通しは、まだ我々も十分承知はしておりませんが、この検証チームの再発防止策については、秋頃にまとめるということで申し上げておりました。大体11月中を念頭に置いていたものでございますので、神奈川県の検証の状況なども念頭に置きながら、この場でのいろいろな意見集約を見て、再発防止策がまとめられるように進めていきたいと考えております。 ○山本座長  ありがとうございました。  田中構成員、どうぞ。 ○田中構成員  団体からの意見としても強く上がっておりましたし、私も構成員としては2つの結論を待ってから検証報告を出したほうが、いろいろ指摘されたことに対してもバランスよく答えていくことになるのではないかと思いますので、11月ごろに報告書を出すという見通しを立てた時期とかなり情報が変わってきておりますので、もう一度そこは再考していただきたいと意見としては述べさせていただきます。 ○山本座長  この点につきましては、今の御意見をいただきまして、ちょっと検討させていただきたいと思います。  他はいかがでしょうか。もう田中構成員はよろしいですか。 ○田中構成員  今の件1つです。 ○山本座長  他はいかがでしょうか。  平田構成員、どうぞ。 ○平田構成員  今の精神鑑定との関わりについては、何回目かの会議で私も指摘したと思うのです。やはり鑑定の結果といいますか、被疑者の病理と事件との関係が解明されなければ、結論を急ぐべきではないという話をしたつもりなのです。ただ、それが確定するのを待つということになると、最高裁まで行ってしまう可能性がありまして、いつなのか見通しがつかないという事情もありますので、制度的な問題に限ってこの検証委員会で取りまとめるということはあってもよいかなと私は考えているのです。  ただし、鑑定結果が出たところで、もう一度そこに焦点を絞った検討会は再開すべきではないかと、ここで述べさせていただきたいと思います。 ○山本座長  ありがとうございます。  その点について、松田構成員、いかがですか。 ○松田構成員  全く同じ意見です。 ○山本座長  ありがとうございます。  村上先生、どうぞ。 ○村上構成員  確かに精神鑑定の結果を待って、それからというのが一つの正論ではあるのですが、私はちょっと違った観点でお話をさせていただきたいと思います。  医療監察法ができました池田小学校事件の場合にも、要するに彼がこれまで医療を受けてきた経過を検討されて、そして、医療監察法という制度がスタートいたしました。制度が発足したときには随分反対意見も多かったと思います。ですが、ああいう不幸な事件をきっかけとして、医療としては、松田先生は司法モデルとおっしゃいましたが、あれは司法モデルを取り入れてはいるけれども、病院そのものは医療モデルで動いております。そういう意味での展開を考えてみますと、今回の措置入院という状況の中で、措置入院個々に関して、そのときに医師がどのように判断をしたのかに関しては、実際に診てきていただいた先生も含め、我々もいろいろ書類を読ませていただいた関係も含めた上で検討をさせていただきました。  ですから、確かに精神鑑定というのは、とどのつまり最後の結論はこれでしたという正解みたいなものがあるのだけれども、我々は全て正解を知った後に判断をしているわけではない。日常臨床というのは、そのときその場で状況を含めて判断をしております。その上で我々が陥りやすい落とし穴があったり、我々が用心しなければいけないことだったり、我々が準備しなければいけないということは、現時点でもしっかり論議はできるし、提案はできると思っております。  何度も申しますが、池田小学校のときの事件に関しては、岡江先生が、亡くなられる直前ですけれども、鑑定書を公にされました。お読みになった方もおられると思います。その鑑定書の中は、最終的には情性欠如の精神病質、パーソナリティー・ディスオーダーという判断なのですけれども、読み方によれば、もっといろいろな議論ができそうなものでした。  あれは一審でほぼ確定して、控訴したものもすぐ取り下げましたから一審で確定して刑が執行されましたけれども、不幸な事件を契機にして、でき上がった制度というのは必ずしも間違いではなかったと私は思っております。 ○山本座長  ありがとうございます。  今の点について、いかがですか。  座長でございますが、私も中間取りまとめの際にも申し上げましたけれども、鑑定の結果が出るまでは相当時間がかかるわけです。しかも、我々は検証におきまして課題を抽出したわけですから、その課題につきまして制度的に再発防止策を出すというのは義務だと思います。そして、これは秋頃までを目処に出すということを公にしておりますので、そういうことで再発防止策を出していくという方向で堅持したいと思います。それでよろしいでしょうか。  松田先生。 ○松田構成員  それで全く問題ないです。ただ、先ほどから皆さんの意見の中に、措置入院とかそのあり方を検討しているかのような御発言がありましたが、そういうことは一切ありません。この事案に関してどうなのかということをやっていますので、それに対して今、再発防止をどうしたらいいかということに特化しています。措置入院はこうあるべきだなどという上から目線の議論は一切していないということをお伝えしたいと思います。 ○山本座長  ありがとうございました。  他はいかがでしょうか。  松本先生、どうぞ。 ○松本構成員  私も今回の事件をきっかけにして、質の高い地域精神保健福祉のサービスが実現できればいいなと思っているのですが、その中で、きょう窪田先生に御指摘していただいた、本当にだんだん地域中心の精神科医療になっているのだけれども、診療報酬は本当に入院中心についていて、外来などではやせ細った形で支えている現実がありますし、地域保健の行政サービスのほうも年々人員的には厳しくなってきて、直接住民を支援するというよりは、役所仕事になっていってしまっているという現状があるなと思っています。  その中で、今日は窪田先生の御紹介された内容にちょっと関心を持ったのですけれども、2点ほど質問させていただければと思います。もしわかればということなのですけれども、現状の日本の中で、多機能垂直型のこのサービスをやっている医療機関というのがどのぐらいあるのか。例えば実態として、そういったところが担えるぐらいの潜在的な数があるのかどうかということが1点。  もう一点、私自身は薬物依存症を専門とする精神科医なのですけれども、本当になかなか医療機関が少なくて苦慮しているのですが、例えば行政から一定の委託費があれば診られるのか、あるいは診るだけのソフト面というか、職員のスキルなどは高められる可能性はあるのか。この2点について御意見をいただければと思います。 ○山本座長  ありがとうございます。  では、窪田先生、お願いします。 ○窪田参考人  御質問ありがとうございました。  まず、名前なのですが、今、垂直まで言うと余りにも長いのと、多少の概念の混乱がありますので、多機能型精神科診療所と言っています。それに相当する今回のようなきちんと地域でケアできる体制を持った医療機関がどれだけあるかといいますと、もしこれが制度として発足したときには、診療所レベルでは恐らく50から多くて100ヶ所くらいだと思います。日本中の精神科診療所でデイケアを持っているところは大体多機能になっているのです。それが約450件です。その中で重い患者たちを責任を持って診ると手を挙げる精神科診療所は、恐らく3分の1から4分の1というところだと思います。  これが始まったときには、精神科病院の外来で多機能になっているところは随分全国的にありますので、そこが中心的に担っていただいて、都市部については多機能型の診療所がやるというような現実的な形になると思います。それから、公立病院や総合病院でもそういったことが担える病院は幾つもあるだろうと思いますから、日本の総力を合わせて500~600カ所できてくるのではないかと思っています。  実際の力についてはどうかということを言われると、たしかに能力的にはまだばらつきがあります。少なくともデイケアをやっているところはスタッフが10人以上いますが、当院や幾つかの力をこめて実践しているところは50人を超える職員がいる診療所が増えてきています。全体を見れば、まだ研修も必要ですし、これがもし委託を受けることになれば、責任を持って薬物依存の患者を診療所も診なければいけないし、そのことについての研修もしなければいけないと思っているところです。  ありがとうございました。 ○山本座長  ありがとうございました。  松本先生、よろしいですか。 ○松本構成員  はい。 ○山本座長  他、いかがでございましょうか。  岩崎構成員、どうぞ。 ○岩崎構成員  私、再発防止ということに関連して言えば、先ほど育成会あるいは身障協の会長さんからお話がありましたように、教育の必要性というのは大変大事だと考えておりまして、文科省でもカリキュラム編成の際にそのような努力をしていきたいという前向きな回答をいただいております。  私が知る限りでは、平成の1桁の時代には、福祉の教育モデル校みたいなものがあって、学校教育の中でインクルーシブ社会の創設に向けた検討が行われていたのですけれども、このところは余り聞かれなくなってきた。ということは一般化してきたということで、評価すべきなのかもしれませんけれども、子供たちにとってはそういう機会に接することがなくなったということで、ぜひ団体としても御活躍をお願いしたいと私個人的に思っております。  それから、日野会長から出た中で、防犯対策と防災対策は一体的にしていくべきではないかという御発言をいただきました。私、初めてこういうことを聞いたのですけれども、今回出されました4課長通知の防犯に関する通知と、これまで行われてきた防災対策の中で示唆に富むようなお話があればお伺いしたいと思ったのです。  といいますのは、今回の防犯対策について、ちょっと細か過ぎるのではないかとか、幾つかの批判を各種別からお話しいただいているものですから、もしあれでしたら、身障協としてどんなお考えかも含めて。 ○日野参考人  岩崎構成員のほうからおっしゃったこと、教育の話は本当に重要だろうと思いますので、協議会としても、ライフステージに沿った教育というのが必要なので、教育委員会と社会福祉法人と一体的に取り組むことが必要だろうと思っております。  それから、防犯対策につきましては、示された通知とかでちょっと表現が過度な体制整備をしないようにとお願いしていますけれども、例えばある団体、先日の別のところのヒアリングでおっしゃったのは、防犯カメラを設置するということについては人権の問題、例えば監視をされるとかいうこともあるので控えていただきたいという御意見があったのです。それは身障協としては、外に向けての監視カメラであれば特に問題ないのではないかと思っておりますけれども、やはり一番危惧するのは施錠のところです。施錠の方法もいろいろあるのですが、例えば外から今回の場合はハンマーか何かでガラスを割って、そこから解除して侵入した。そのことであれば、例えば割れにくいようなビニールを窓ガラスに張るとか、そういう方法をとれば、例えばハンマー等でガラスを割るにしたって時間がかかるし、音がしますので、それは職員が気づくと思うのです。その程度であれば問題ないのですが、何カ所も施錠するとかいうことに関しては、先ほど申し上げました防災、万が一災害があったときに避難に時間がかかる。避難経路の確保ということを含めて一体的に検討しなくてはいけないのではないでしょうかということで発言をさせていただいたということです。 ○山本座長  岩崎構成員、よろしいですか。  ほかはいかがでございましょうか。  部長、どうぞ。 ○厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長  ありがとうございます。  防犯と防災ということで、社会から閉じた施設にならないようにというのは、どの委員からも共通して出ている話でございまして、私どものほうも通知の中で、地域と一体となった開かれた社会福祉施設となることと、防犯に係る安全確保がなされた社会福祉施設となることの両立を図るために、日ごろから利用者が地域に出て活動するということ。それから、地域開放など地域の関係者との交流に向けた諸活動について、防犯に係る安全確保に留意しつつ、これまで以上に積極的に取り組むことが重要で、また、利用者の自由を不当に制限したり、災害発生時の避難に支障が出たりすることのないように留意するということを書かせていただいております。  そうはいうものの、また改める必要があるのではないかという御示唆、御提言がありましたら、またお聞かせいただければと思います。 ○山本座長 ありがとうございました。  そのほか、いかがでございましょうか。  どうぞ。 ○松本構成員  先ほどの多機能型クリニックの話の続きなのですけれども、今、なかなか公的機関で地域のサポートをするマンパワーが少ない中で、こういう民間のそういったところに委託するというのは一つのアイデアだなと思う一方で、本日、全国「精神病」者集団の方がプレゼンテーションしてくれた中に、やはり医療の抱え込みみたいな感じになるのではないかという、それも確かに危惧すべきことかなと思っていて、先生のクリニックなどは本当に地域に根差してやっているのですけれども、地域によってはかなり病院で抱え込んでいるなという感じもある。  多分、その解決策の一つとして先生が提案された中で、市区町村などとの人的な交流であるとか、精神保健センターのモニタリングみたいなことを添えられたのかなと思っているのですけれども、どうでしょうか。やはりこれが医療の抱え込みとかになって、それは私もとても危惧すべきことなのかなと思っているのです。 ○窪田参考人  ありがとうございます。  これまでの日本の精神科診療所を考えますと、余りにも非力だった。医者と事務の2人しかいない。これで一体、重い人たちを地域で支えられるのかという、とても無力な状況があったと思います。やっと最近はデイケアができ、訪問ができて、他職種多機能になり一定の力を持てるようになってきたのです。さらに近年では、障害福祉サービスのほうも障害者自立支援法ができてから株式会社も実践する時代ですから、医療機関も包括的ケアや垂直統合型と言うなど、一つの医療チームでしっかり支援する必要があります。重い急性期の状況にある人たちについては、とにかく相当力を込めないと支え切れない。医師が外来で10分間程度面接するだけでよくなるかというと、それだけでは無理です。地域の中で様々な力を統合していく必要があります。しかし、日本の現状はまさに個々ばらばらです。たくさん地域に福祉施設はあるのだけれども、どれもみな別々の法人がやっていて、チームになっていないのです。これが日本が諸外国に遅れをとっている面だと思っています。重い人をサポートするときには、多職種による多機能の連携をチームとしてやっていく必要があります。そのためには、一つの医療法人でチームとしての実践をしっかりやらなければいけないと思っています。  ですから、一定程度の安定を見たら、そこからは福祉レベルに移すことを私は水平連携と言っていますが、力を込めるときには力を込めてやる。そして、一定程度安定したら地域の福祉の人たちにお任せしていくということが必要です。一つの医療法人だけで抱え込まないことは大事だし、開かれた場である必要がありますが最初の急性期のときには力を集中して対処しなければならないわけですから、最初の大変なところは医療チームがしっかりと支えて、そして一定程度よくなったら、より広い範囲の中で見ていくという構造が必要と思います。今までの日本にはこのような医療ケアが無さ過ぎたのではないか思います。 ○山本座長  私からも1点よろしいですか。  これは継続的支援を行う場合、期限とかはどのようにされているのでしょうか。それと、行われていることについて、もし課題を感じていることがあられたら、ちょっと挙げていただければ非常にありがたいのですが。 ○窪田参考人  特に統合失調症の方については、現状で言えば、やはり再発予防が大事ですから、5年、10年と長いお付き合いになるのはやむを得ないと思っています。ただ、かなり力を込めてサポートする、これもかなり個人差がありますね。本当に数週間で急性期を立ち直る人もいれば、引きこもった状況からやっと友達ができて、人の輪の中に入っていけるのに10年かかる人もいますから、何とも期間については一概には言えないと思います。ただ、評価を定期的に行って、不必要な支援は減らしていくという作業がいると思っています。  現状で我々のクリニックで困っているのは、例えば家を探しに不動産屋さんへ行っても、それは診療報酬にならない。仕事を探しにソーシャルワーカーがハローワークに行っても、これもボランティアにしかならない。そろそろ退院だから来てくださいねと、当院のスタッフが精神病院のケア会議に行っても、これも診療報酬にならない。全部持ち出しでボランティアではなかなかやれないのです。そういった生活支援の活動に対して経済的な手当がつく必要があります。  逆に言えば、私の提案の中にある地域精神保健センターをというのは、そこに2人でも3人でも自由に動けるコメディカルがいてくれれば、個々の活動のたびに診療報酬にしばられずに動けます。例えば八王子の病院に地域移行のケア会議が必要な患者がいれば飛んでいくし、地域で困っている人がいれば夜でも飛んでいくことができます。さまざまな応援ができる。そういう自由に動ける人手がいないというのが実は一番困っているところです。 ○山本座長  ありがとうございました。  これは民間委託をするのも一つお考えだということですが、そういう場合でも情報提供の問題とかがあると思うのですが、何かその点についてお考えはございますか。 ○窪田参考人  情報提供というのは、病院との間ですか。 ○山本座長  要するに病院との間です。市町村から。 ○窪田参考人  例えば現在入院中の患者さんで、退院してから当院の外来へつなげる必要があったとき、こちらはその患者さんがもともと当院に通院中の患者さんならば、ケア会議に行くことはオーケーだけれども、今まで当院にかかったことがない人だと、情報提供上の問題が起きてきますね。それが区からの委託を受けて当院が責任を持って退院促進もやってくださいと言われていて、公的な契約関係があれば、情報の共有は可能になるのではないかと思っています。 ○山本座長  その辺はちょっと制度的な検討が必要だと思いますね。ありがとうございます。 ○窪田参考人  そうですね。それから、民間であることのよさは、やはりローコスト・ハイパフォーマンスでできる。アメリカも精神保健センターができたけれども、どんどんNPOに委託になっていると聞き及んでいます。そういう委託の良さがあると思っています。 ○山本座長  大変貴重な御意見をいただきました。ありがとうございました。座長のほうからいろいろすみません。  では、松田先生。 ○松田構成員  窪田先生に引き続き質問で申し訳ないですが、先生のような意思ある人がきちんとやるというのは大事なのだけれども、やはりどこかでポシャっちゃうのではないかという心配があるのです。そこら辺のところは地域力のアップ、地域での治療共同体でもいいし、福祉共同体でもいいし、生活共同体、そういったものを同時に考えていかないといけない。そこら辺の運動とか活動をどうリンクさせるかという問題があるのだけれども、そこら辺はどうお考えですか。 ○窪田参考人  ありがとうございます。  当然そこが中心になれば、その医療機関の周辺の、例えば障害福祉サービスとも水平連携していかなければいけない。ただ、そこが委託を受けて一つのリーダーシップを発揮できれば、周辺の支援機関と一緒にケア会議を開くことが可能になります。今のところ現状で言えば、当方のクリニックはクリニックとしてやっているだけで、言うなれば八百屋さんと何の変わりもないのです。当院が周辺に呼びかけて一緒にケア会議を開こうなどという権限も何もないわけです。でも、そういうことをやれる、少なくとも言い出しっぺになれるような権限を与えてくれると、もうちょっと地域がうまく連携してやれるようになると思っています。 ○山本座長  松田先生、よろしいでしょうか。 ○松田構成員  はい。 ○山本座長  それでは、いかがでございましょうか。  また私からで申しわけないのですけれども、幾つかの団体の方から、警察の取り組みといいますか、警察官行政についての検証ということが指摘されておりますが、これに関しては、警察のほうではこの事件に対する対応として検証とかを行っているのでしょうか。どうぞ。 ○警察庁生活安全局生活安全企画課長  警察庁の生活安全課長でございます。  こちらの考え方としましては、チームに参画して一緒に検討させていただいているという理解でおります。 ○山本座長  特に内部ではされていない。 ○警察庁生活安全局生活安全企画課長  内部というか、もちろんこの検証チームがありますので、それにその都度、上司等に諮って相談申し上げておりますので、そういう意味では検討はしているところでございます。 ○山本座長  わかりました。  神奈川県のほうは、警察についての検証はいかがですか。 ○神奈川県保健福祉局長  神奈川県の検証委員会のほうにも県警本部の生安の総務課長さんに常時御出席いただいて、当然秘密会でやっております関係もあって、さまざまな資料でありますとか、いろいろな状況説明でありますとか、非常に丁寧にやっていただいて、今、そのおかげで非常に検証がはかどっているという面はございます。 ○山本座長  神奈川県では検証がはかどっているわけですね。 ○神奈川県保健福祉局長  おかげさまをもちまして。 ○山本座長  わかりました。  どうぞ。 ○窪田参考人  松田先生からの御質問で、だめなところはどうするのかというお話を思い出しました。委託したけれども、ちゃんとした成果を上げないところについてはどうするかについてです。自分が考えているのは、5年ごとに見直しをすることです。それぞれのところについてちゃんとやれているのか、そういったことを県の精神保健センターがモニタリングする。もしくは各自治体、市町村が委託を5年ごとに再契約をするというような形にすることによって、ちゃんと機能していないところは他に替わってもらうという道があるのではないかと思います。  恐らくこれが制度としてスタートすれば、かなりやる気になるところが出てくるのではないかと私は思います。逆に言えば、一つの地域で2つも3つもやりたいと言ったらどうするのかということがありますから、何年かごとに再契約し直すという制度が必要になってくるのではないかと思っています。 ○山本座長  ありがとうございました。  松田先生、よろしゅうございますか。  村上先生、どうぞ。 ○村上構成員  先ほど山本先生からも出たのですけれども、この間、私もグレーゾーンという表現で、これは警察が扱うべき事案なのか、医療が扱うべき事案なのかという、要するにはっきりとしない領域についてお話を伺いました。私自身、例えば日常臨床の中でも、当院は窪田先生のところと似ているのか、多機能型病院と言っていいぐらい問題な方ばかりがお見えになりまして、ほとんど警察の方がお連れになります。診断もやはり多様です。基本的には、すっきりと統合失調症という方はほぼおられません。多かれ少なかれ事件的なことを起こしておられます。  やはり我々自身も悩むのですね。多分この方を引き受けられた病院も悩まれたと思うのです。悩まれた経過はよくいろいろなところで調べていただいたものを見て、そのように悩んだけれども、やはりこれは受けようと思っておられたということは随分我々自身も共感を持って追跡ができるわけです。ただ、この悩んだ過程に関して我々は共有できない。  日常臨床はそういうことで、お巡りさんが連れてこられるので、お巡りさんとはすごく仲がいいわけですけれども、悩んだときに、この意見の交換がどれぐらいできるかということが、やはりこういう難しい場面に対応するような病院は必ず必要になってくるので、ぜひ警察のほうも、悩んでいただきたいというのはおかしい話ですけれども、悩んでいただいて、そこの悩みの部分は共有していただきたい。その結果において、我々医療が引き受ける場合もあれば、お戻ししてそれは司法といいますか警察の方で対応する場面もあるのだろうと思いますが、その領域があるのだということは、非常に難しい場面をどのようにマネージしていくかにとって非常に重要なポイントになるのだろうと思います。よろしくお願いしたいと思います。 ○山本座長  ありがとうございます。  田中構成員、どうぞ。 ○田中構成員  私も窪田さんにお聞きしたいのですけれども、プレゼンテーション資料の中の6ページの「行政からの業務委託により対応可能に」という文言は、4ページの図全体に対しての提案なのかなと理解しているのです。今日お話しいただいた精神の分野の医療の伴った対応ということになるわけですけれども、ケースマネジャーと相談支援専門員がかかわる分野は、3障害だけではなく発達障害、難病にも広がった状況ですので、業務委託に関してのウエートは、ソーシャルワーク的に動く相談支援専門員を指しているのか、医療的な背景を伴っていることに対して業務委託と御提案なのかということについて御意見をお聞きしたいと思います。 ○山本座長  窪田先生、お願いいたします。 ○窪田参考人  ありがとうございます。  やはりチームとしては一部のソーシャルワーカーだけの業務というわけにいかないと思うのです。包括的なコミュニティーケアという意味では、この医療法人の中の医者もソーシャルワーカーも心理も看護も、それから周辺にある訪問看護ステーションとか、就労移行支援事業所とか、様々なところが一体的に機能していく必要があると思っています。  ただ、一般外来では鬱病や不眠症の人も大勢来ていますから、そちらについては直接かかわらないでしょう。より重層的な多機能な支援が必要な人たちを対象にしたセクションになっていくと思っています。 ○山本座長  よろしいですか。 ○田中構成員  一言だけ。私たちの提案としても、対応が難しい方の特性を理解した見通しを見立てていくということが非常に重要だと思っていますので、この一体的な機能について、窪田さんからの提案を受けて、今後の対策の中で強めていただければということで、今の御意見ですとなかなか分かちがたい部分があるということだったかと思いますけれども、これを参考にして、ぜひ何らかの形になるように検討、報告にも反映していただければと思いますし、政策にも取り込んでいただければと思っての意見表明です。  以上でございます。 ○窪田参考人  ありがとうございます。 ○山本座長  ちょっと話が飛んでしまったのですが、先ほど村上先生から御指摘いただいた点につきまして、警察からいかがでしょうか。 ○警察庁生活安全局生活安全企画課長  村上先生は以前からおっしゃっておられることは認識しておりますので、その趣旨は理解しているつもりではありますけれども、警察側も決して悩んでいないわけではありませんで、以前、ちょっと今数字を思い出せませんけれども、保護した中でも全て23条通報しているわけではないというお話もさせていただいたかと思います。あくまで23条におきましては、精神障害のために自身を傷つけ、または他人に害を及ぼすおそれがある、自傷他害のおそれがあると認められる者を発見したときは直ちにその旨を最寄りの保健所長を経て都道府県知事に通報しなければならないとございますので、そういう意味では真面目にやらせていただいているところでございますので、また導き等、よろしくお願いしたいと思う次第でございます。 ○山本座長  村上先生、よろしいですか。 ○村上構成員  そういう関係性をつくるのに、日々、我々、日常的には警察の方と連携をとってきて、やっと信頼関係ができてくるというプロセスがございます。だから、警察の方も一生懸命されていることは十分承知しているのですが、ただ、何回も言うように、グレーゾーンというかはっきりと判断が出ないような、幾ら専門家が見てもたった1~2時間の世界では信頼がつかない場面があって、そこだけで何かの決定を出さないといけないわけですから、そういうときにお互いの意見交換がフリーにできるようなことは非常に重要なのだと。精神鑑定で結論が出てくるのは、入ってくる情報量の桁が3つ違うぐらいの���報量の中で診断をしたり判断をするわけですけれども、実際の診療というのはもっと生きている状況の中で、時々刻々の中で判断するわけですから、お互いに100%正解な答えを出しているわけではないというところを共有していただければと思いました。 ○山本座長  ふだんからの密接なコミュニケートというものは必要だと思うのですが、今後そういう具体策みたいなもの、村上先生、ございますか。 ○村上構成員  私、司法精神学を専門としているので、私がまいりましてからそういう非常に難しい患者さんに関して、かなり丁寧なケア会議を開かせていただいて、その中に警察の方がお入りになることもあるし、それから、先ほどお話ししましたように、ほぼ問題な患者さんは地域にある意味ではそのままいます。問題が起こるたびに余り有効な手が打てずにおります。そこが少し医療という観点で入ることについて、私のほうからも手を出したところ、警察の方もすっかりと、それこそ対話ができるようになったというプロセスがございます。だから、医療とこういう困難な方の処遇に関することは、やはりお互いの歩み寄りなのだと思います。  それは例えば児相も出てくるし、保健所も出てくるし、相談機関も出てくるわけですが、やはり一番判断の難しいところは、手つかずにあるということの事実なのです。この事実を我々が認めて、何か手をそこに出していかないといけない。多分今回の相模原のケースだって、手を出し始めるとそんなに簡単にいかない。単に寄り添うといっても、非常に二面性があってどのように判断するのかわからない局面が多分あったのだろうと。そういう非常に難しい局面にある方が実際に地域に多くおられるということ、そこを我々はどのように医療なのか、司法なのか、対話をしていくということが重要なのではないかと思いました。 ○山本座長  ありがとうございました。  ほかはいかがでしょうか。  中原構成員、どうぞ。時間がありませんので、済みませんが簡単に。 ○中原構成員  今の村上先生のお話の中に出てきた警察との情報共有というのは、保健所としても一番大事なところだと思っておりまして、要は地域で保健所とそれぞれの地域の警察がきちんとそのような意見を共有できるような関係性をつくる。それもまた各全国の保健所の役割だと思っています。  司法のほうでも、そういったところを十分に認識していただけるように意識していただければと思っておりますので、これは警察の方にお願いです。よろしくお願いいたします。 ○山本座長  ありがとうございました。  警察の方、今の点について何かございますか。 ○警察庁生活安全局生活安全企画課長  私自身も先週、座長に御一緒させていただいて兵庫の取り組みを拝聴してまいりましたので、そうした形で保健師の先生方、あるいはお医者様方とのつながりというか連携が必要だと思っております。 ���ただ、余りこちらから言って、各いろいろなところがあろうかと思いますので、構築というのは一朝一夕には難しいのかなという気もしているところでございます。 ○山本座長  ありがとうございました。  最後に、幾つかの団体から障害者に対する差別や偏見をなくす教育が必要だと、そういう体制をとっていくのが政府として非常に重要なのだという御指摘がございましたが、これについて、文科省か、内閣府のほうがよろしいですか。何かちょっとこの取り組みについてお話ししていただけますか。 ○内閣府政策統括官(共生社会政策担当)付参事官(障害者施策担当)  内閣府でございます。  この事件、内閣府の取り組みということで申しますと、9月20日、第5回のこの場でも申し上げたことでございますけれども、うちの加藤大臣もやまゆり園を訪問するといったようなこと、それから、神奈川県との共催で障害者差別解消地域フォーラムに出席して、命の尊さ、あるいは共生社会の重要性ということで発信したところでございます。  内閣府のホームページでも、やまゆり事件に対する取り組みということで特設ページを設けまして、いろいろな取り組みについて一覧できるようにしております。それとともに、あと1カ月ちょっとたちますと障害者基本法で決められている障害者週間というものがあるのですけれども、今年は12月2日に内閣府でやることにしております。そういう中でも、改めて命の尊さについて考えるという形で、原点に立ち返ったようなテーマでパネルディスカッションのようなことも行うといったことで、いろいろな形で、今、久保会長もおっしゃっていましたけれども、とにかく当事者がいて、その家族がいて、お互いすごく大事な存在としているのだという、みんながある意味当たり前、本来それが当たり前だというようなところを一人一人の命の尊厳ということとあわせて発信することができればと考えております。  内閣府としては以上でございます。 ○山本座長  文科省、いかがですか。 ○文部科学省初等中等教育局特別支援教育課特別支援教育企画官  文部科学省でございます。  障害者理解の教育につきましては、実はこの会議の場でも折々重要性を指摘されておりまして、私ども、これから努めていきたいと思っております。  委員の皆様には繰り返しになってしまうのですけれども、現在の学習指導要領においても、障害者についての理解ということでいろいろな場面で障害のある子供たちと一緒に学習をしたりする場面を設けたり、あるいは道徳であるとか社会科の中で勉強するというのも盛り込まれていますけれども、現在、学習指導要領全体を見直しておりますので、その中でさらにとりわけ今度の改訂は、次のオリンピック・パラリンピックが東京であるタイミングでもございますので、それに合わせて障害者への理解等の充実をしていきたいと思っております。  1点、先ほど学校のモデル事業のような御指摘がありましたけれども、現在もそういったことをやっておりまして、現在、私どもで行っているのが、心のバリアフリー推進事業という通称で呼んでいますけれども、特別支援学校等において障害のある子供たちと障害のない子供と交流する場を設け、スポーツを題材にして、例えばパラリンピアンを呼んできて講座を聞くとか、障害者スポーツを一緒にやるとか、そういった場面を活用して行う委託事業をしているところです。  今、概算要求ではそこに文化の事業についても使えるように活用しようと思っていまして、これからもこうした形で事業を進めていきたいと思っています。 ○山本座長  よろしくお願いしたいと思います。  それでは、時間になりましたので、本日の議論はここまでとさせていただきたいと思います。  最後に、事務局から今後の日程などについて御説明をお願いいたします。 ○厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課長  次回の日程につきましては、追って御連絡をしたいと考えております。  また、先週24日、兵庫県の取り組みの視察をしておりますけれども、その内容につきましては、次回説明をしたいと考えております。  配付した資料のうち、ドッチファイルにつきましては、机の上に置いていただきたいと思います。  事務局からは以上です。 ○山本座長  ありがとうございました。  本日はお忙しい中、長時間にわたりありがとうございました。  また、各団体の方には、貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございました。  それでは、これをもちまして、第7回「相模原市の障害者支援施設における事件の検証及び再発防止策検討チーム」を閉会したいと思います。どうも長時間にわたりありがとうございました。 (了)
相模原市の障害者支援施設における事件の検証及び再発防止策検討チーム(第7回)議事録(2016年10月31日)|厚生労働省
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katsuyukihama · 2 years
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 軍事衛星は脳波を利用して監視している。特許あり。
 MRI技術(生体信号を電磁波で取る)によって回収できる脳波から思考の解読ができたり目の映像が再現できるのは何度も報道されている。
 MRIについては思考の解読記事が多く確認できる(思考 MRI などで検索していただければ分かる)。2022年10月27日の翻訳記事などでは16時間のAI学習によって人間の思考がかなり正確に解読できたというものもある。
 現在、医療で用いられる技術に生体信号計測があるが、これらはマイクロ波レーダー(軍事レーダー)技術の応用とされている。(マイクロ波は電磁波の一種) ところで軍事技術として合成開口レーダーというマイクロ波レーダーがあり、これは生体信号のおかげで室内に人がいても監視できるのでこのレーダーで世界は監視されている。(軍事衛星から)(格納機内の航空機なども見える。成田悠輔の著書22世紀の民主主義でも米軍は世界の戦車航空機全てリアルタイムで監視していると。人間も生体信号があるので全員監視は容易だ。)
 この応用技術として米軍特許3951134号が出ており、脳波の解読に米軍は50年以上前成功している。中国も実用化しており、国民の思考は監視下にあると中国の警察が2019年に漏らしてしまった。(24時間、人の声が聞こえる 中国当局によるエレクトロニックハラスメントの恐怖 エキサイトニュース 2020年9月11日)
 世界は、脳波により、目の映像や、思考などが軍事衛星からのマイクロ波レーダーで監視下にある。東京大学卒イノイリ大学院卒の小池誠弁理士もこの事実を告発している。 これらの応用技術として、マイクロ波で生体信号に介入できる。CIA、MI5からはこれらの内部告発が出ている(エレクトロニックハラスメントのウィキペディア内参照)。中国の人民解放軍も脳波をジャックして人ごと操るという目標を掲げている。池上彰などもテレビでこれらを紹介し中国は欧米の後追いの研究をしているのだとした(防衛省の機関 防衛研究所資料 NIDSコメンタリー177号 4ページ目など参照)。この点、どうやって個人をピンポイントで狙えるかという疑問もあろうがスター・ウォーズ計画と称して音速で飛翔するミサイルを捕捉追尾しレーダーで撃ち落とす試みをしていたのは40年も前の話である。地表の個人はもっと容易い。
 マイクロ波は閾値を超えると音声になる(マイクロ波聴覚効果として知られ1960年代に幻聴の特許が出ている)。これらの技術は幻聴、幻覚兵器として応用されている。内部告発者たちは、精神病院をゴールにした暗殺を資本主義社会は繰り広げているとしている。
 この世界は、人工衛星とマイクロ波レーダー技術による、監視と暗殺のシステムが確立している 軍事技術は民間技術の数十年先を行くとされる。ミサイルはマッハ20などで飛び宇宙に無数の衛星が飛ぶ。携帯電話は1940年代の軍事技術。インターネットは1960年代アメリカ国防省軍事用ネットワークが起源だ。pcもアラン・チューリングが戦前にナチスの暗号解読に作ったものが前身である。我々は軍事技術で脳波を回収されて一生を送る。中国もアメリカも回収した信号を破棄しない。 テロ対策を口実に反体制派を狩る監視システムとして親米政権にばら撒かれたエックスキースコア(スノーデンが内部告発)の上のシステムに脳波の監視システム暗殺システムが存在する。人は信じたくないものは信じない。しかし、技術も、漏れ出たニュースもある。それでは、納得できるように、この技術が用いられ隠される思想的背景について論じよう。
 MIT教授チョムスキーは1970年代から支配者層の敵は自国民であって外敵などではないと主張。1991年にイタリア大統領がグラディオ作戦という名称で自国で共産主義者のふりをしてテロなどすれば支持率が上がるとしてCIAとNATOがテロを自演してきたと告発し辞任。代表は1980年のボローニャ駅爆破テロで85人の死者を出した。日本でも菅生事件など公安警察が自演でダイナマイトテロを起こし共産党員を冤罪で逮捕した。世界中に偽旗作戦と呼ばれる自演テロが歴史上存在する。バレてしまったものだけが歴史に刻まれてる。
 未来の予言書とまで評された1949年出版のジョージオーウェル1984には、現代の戦争は外敵と戦うのではなく自国民が敵になり支配者が支配構造維持のために自国民の感情をコントロールするものになると。(落選する事が一番怖い人には当然の事だろう。選挙権を与えた日から自国民が支配者層の敵だ)
 現代社会は学校で思考体系をコントロールされ、メディアを通じ情報をコントロールされて成立している。オペレーションモッキンバードという英語版ウィキペディアでCIAの記者買収作戦が。官房機密費問題で日本の記者とコメンテーター買収が確認できる。
 学校については米国では保護者が子供が国に都合のいい人間になるように洗脳されていると社会運動が(自民党の杉田水脈が教育機関は洗脳機関。麻生太郎が学校はライン工を作る為に作ったと発言し2022年11月2人で炎上している。20世紀最高の哲学者の一人とされるフーコーも学校は自発的服従する人間の製造機関と)。英国では記者が買収される世界の情報など信じられないとメディア信頼度は10%台だ。欧米ではメディアも政府も信頼度が低い(オーウェルはソ連批判の書、動物農場の序文でメディアが支配者層に牛耳られている英国もソ��と大差はないと書いていたが検閲で削除されていた。30年後に発見され一部の本には載っている)。
 世界中の諜報機関はペガサスというスパイウェアなどで、野党、買収に応じない記者、活動家を見張っている。これらは昔から存在し、アメリカはコインテルプロという名称で自国民の反体制派の監視と暗殺を行ってきた。 テロを自演してでも支持率に繋げたかった政府がテロ対策で監視システムを作るのだろうか。麻生太郎は北朝鮮のお陰(軍事挑発)で選挙に勝てたと発言して炎上し、ただの本音で失言とは言わないと池上彰に一蹴された。
 現在の日本にも脳波の監視と暗殺のシステムが存在する。エックスキースコア同様にこれらのシステムも渡されている。親米政権の存続維持のために。反米政権はそれがどんな体制だろうが大国の援護がない場合は全て言いがかりで滅ぼされている(チョムスキーなどもこの反米政権の末路を指摘している)。反米政権には軍隊を、親米政権には体制維持の監視と暗殺を。
 エックスキースコアとは通話、検索履歴、チャット、メール、ワード文書など大企業全てに情報提供させ、全てを一元管理、保存した監視網である。 ���倍総理と暴力団関連報道(祖父の岸信介はアイク歓迎実行委員会と称して暴力団員に左翼を襲撃させていた)などでもわかるように、こういった組織相手には使わない謎の監視網。マル暴の警官は本気で暴力団と戦っているだろうが。。。世界ではマフィアと政治家は仲良しである。世界中で監視されるのは、何者か。暗殺兵器の内部告発者たちは何を殺すと言っているのだろう。反体制派を狩るコインテルプロが答えだろう。全体像が見えない場合、本気で戦っている下部組織があれば目眩ましになる。
 何度も繰り返すが、この世界は脳波すら支配下にして暗殺と監視がある。中国では既に報道が。何でも危険なら禁止条約を結んだこの世界で脳波関連だけが黙殺されている。答えは世界中の悪用だろう。プーチンもブッシュファミリーも北の将軍も安倍一族も、自国民の動向一つで無職のおじさんだ。外国より自国民を監視したい。
 エックスキースコアの方は近年使われた疑いが濃厚なニュースがある。モリカケ問題で内部告発した官僚前川喜平は、告発記事が文春に掲載される直前に読売新聞に出会い系バーに通った過去があると報道された。弁護士など有識者は読売の情報源はどこだと読売を徹底批判した。ところで読売新聞はCIAのエージェント正力が創業したメディアとして有名であり、正力はCIAから多額の資金を受け取っていた。チョムスキーは国は暗殺する機関だがいろんなケースがあると。例えば、マサチューセッツ工科大学教授の僕が本当のこと話して殺したら逆効果でしょと。前川喜平は下半身を記事にして消された。
 テロ対策を口実に作った監視網で内調は与党のライバル政治家のゴシップやアラ探しをしていたと小谷賢氏が語っている。
投稿者 濱崎克幸 浜崎克幸
禁止条約を作る社会運動をしたいです
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池上彰は記憶から思考を取り出すステージだとそして中国は世界の真似だろうと。早急な法規制 禁止条約が必要であるPDFは防衛省機関
特開2007-195779
 サイトは特許庁一例 東芝 脳波から映像思考の解読企業から多数出願 軍事レベルのAIならもっと上だ
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2024/8/24 15:00:10現在のニュース
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peterchiublack · 4 months
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蘇煥智,維新觀點》我對賴清德520就職演說之評論!作者/蘇煥智
等了四個多月,賴清德終於在520正式就職。前一個工作天5月17日,立法院為了總統國情咨文報告及如何詢答及國會調查權、聽證權、藐視國會罪,執政的民進黨立法委員強力杯葛立法院組織法修正案二讀通過,而引發全武行。
這等於是送了賴清德一個大禮,也註定朝野全面對幹的新政局。
我花了兩個多小時,詳閱了賴清德520就職演說,提出以下評論:
●我放在前面
一、一開始破題時,沒有感謝選民的支持才能當選總統替人民服務;也沒有感謝台灣民主運動先進們的努力,台灣才能建立民選總統的憲政體制,建立完整的民主國家。反而破題談自己「年輕時立志行醫」,讓人感覺「我放在前面」,「缺乏感恩的情懷」。
二、破題不先談民主運動的感恩;反而快速跳入「回想1949年的今天,台灣實施戒嚴,全面進入專制的黑暗年代。」挑起戒嚴體制下軍事統治的歷史恩怨。
● 「中華民國與中華人民共和國互不隸屬」
三、接著轉入「1996年的今天,台灣第一位民選總統宣誓就職,向國際社會傳達,中華民國台灣是一個主權獨立的國家、主權在民。」前後轉折很突兀。而且1996年民選總統就職、賴認為是「傳達中華民國台灣是一個主權獨立的國家、主權在民」,他要凸顯的是「主權獨立」。而不是台灣民主運動奮鬥的民主自由的價值。賴的說法把台灣民主運動的價值窄化了。而且容易被誤解為「中華民國」主權獨立始於1996年總統直選後。對於賴後面的「中華民國與中華人民共和國互不隸屬」前後論述有出入。
四、缺乏反省與檢討:
接著轉入「2024年的今天,台灣在完成第三次政黨輪替之後,第一次同一政黨連續執政,正式展開第三任期!台灣也揚帆進入一個充滿挑戰,又邁向無限希望的新時代。這段歷程,是這塊土地上的人們,前仆後繼、犧牲奉獻的結果。雖然艱辛,但我們做到了!
此時此刻,我們不只見證新政府的開始,也是再一次迎接得來不易的民主勝利!許多人將我和蕭美琴副總統的當選,解讀為「打破八年政黨輪替魔咒」。。。這段論述轉折非常突兀;而且強調總統直選後第一次「打破八年政黨輪替魔咒」,民進黨延續執政進入第三任,似乎是引以為傲。不過卻迴避少數執政(總統得票率只有40%)以及國會不過半的選舉失利。而選舉失利,實肇因於過去八年民進黨執政的「民主新貴」喪失民主初衷,快速貪腐黑金化,不能解決民生困境而大失民心。所以哪裡是「這段歷程,是這塊土地上的人們,前撲後繼、犧牲奉獻的結果」,而是「缺乏民主初衷」的「民主新貴敗家」的後果。
演說中不敢面對失敗,也完全沒有反省檢討過去八年執政的缺失,實在是傲慢及鴕鳥心態!
五、面對少數執政、國會不過半,卻只講空話:
演說中把國會三黨不過半新政局如何推動政務?列為第一項論述。想必賴清德也知道其重要性。可是就其論述完全是空話,了無新意。
就具體的作為而言,賴清德當選總統四個多月來從未主動與在野黨領袖見面,詳談未來朝野合作模式?面對困局,卻仍高高在上、沒有主動和解合作的態度。
而面對總統國政咨文報告及如何答詢模式;及國會調查權、聽證權、藐視國會罪,本是台灣民主運動階段,民進黨一貫堅持的立場。換了屁股就換了腦袋,喪失基本信念。
就在總統就職的前一個工作天(5月17日)立法院審議時,演變成執政黨國會議員在立法院全面肢體暴力杯葛的局面。立法委員大打出手,成為送給賴清德就職典禮的大禮物。其實這也讓國際社會對支持台灣的力量感到疑慮!
執政者應該要謙卑、願意主動溝通、主動協調整合反對黨的不同意見,來形成共識。如果執政者高高在上,帶頭杯葛,則台灣政局混亂恐無寧日。
六、兩岸政策停留在美國保護偏安的中策:
賴清德就職演說的兩岸政策宣稱「將秉持四個堅持,不卑不亢,維持現狀」。而所謂四個堅持是蔡英文在2021國慶日提出,包括:
1.永遠堅持自由民主的憲政體制、
2.堅持中華民國與中華人民共和國互不隸屬、
3.堅持主權不容侵犯併吞、
4.堅持中華民國台灣的前途,必須遵循全體台灣人民的意志」。
賴進一步提出:「我希望中國正視中華民國存在的事實,尊重台灣人民的選擇,拿出誠意,和台灣民選合法的政府,在對等、尊嚴的原則下,以對話取代對抗,交流取代圍堵,進行合作,可以先從重啟雙邊對等的觀光旅遊,以及學生來台就學開始,一起追求和平共榮。」
賴的兩岸路線,基本上走蔡英文路線及民進黨1999年台灣前途決議文路線。不過由於兩岸政策幕僚看來不及蔡的核心團隊,更容易出錯。
不過由於蔡英文對中共一中原則及和平統一談判等不同意,所以任內中共拒絕官方正視的對話。幸好其任內美中衝突加劇、香港反送中演變香港民主被沒收,以及俄羅斯入侵烏克蘭,國際形勢非常有利台灣。台灣得到美國、歐盟及印泰戰略國家強力支持。賴清德任內想要重啟兩岸正式的官方對話,恐怕已經不可能。
有關台灣與中國大陸重啟官方對話,如何在堅守民主及台灣存在的事實,台灣前途應尊重2300萬台灣人民選擇權的大原則下,對於一中及未來是否統一和平談判問題,完全採取沉默,只能算是中策。上策應該在民主的基礎上催生中國民主化,以降低中共專制獨裁體制侵略台灣的風險,如此才能突破兩岸的僵局。台灣的領導人應該要善用民主軟實力來建構兩岸新局。
七、如何振興台灣,解決內政民生困境,了無新意:就職演說最貧乏的部分,就是如何繁榮台灣及解決內政民生困境!
(1)減口號的AI:
一個成立數位發展部,卻連網路詐騙都束手無策的政府如何發展AI?天天在網路上觸目可及,假冒名人網路詐騙,但政府束手無策!卻高唱AI。這樣的產業政策就是「喊口號」,就如同「夜間吹口號壯膽!
(2)綠能後半班、又圖利特權:
台灣的綠能、節能、電動車、遠遠落後於國際社會,而淪為後半段國家。而且國際上太陽能綠能都優先考慮社區家戶無法參加,但台灣淪為財團特權包辦。
海上風力發電跟台灣用電高峰呈逆方向關係,未來全面發電其效益有待考驗,也可能成為未來政府很大的負擔。
但地熱、洋流、潮汐發電才剛開始。小水力、畜牧乃農業廢棄物沼氣發電卻進展有限。節能產業、智能電表也遠遠落後。
但就職演說全完無視這些問題。
(3)不優先自主國防間參與,卻不務實的搞太空深海:
演說中提到競逐太空(無人機民主供應鏈、次世代中低軌道通訊衛星)及探索海洋,其實這兩者都只是畫大餅,台灣有何競爭力?有需求不代表台灣一定要自己發展,也不代表台灣自己發展有競爭力。而且恐怕早已時不我予。倒是自主國防武器台灣有迫切的需求,而且未來台灣防衛戰的備戰準備,需求很大。如果民間參與,對壯大台灣經濟幫助很大,可惜就職演說卻沒有提到。
(4)如何改善投資環境、協助傳統產業升級、如何協助中小企業及創業:
就職演說對於傳統產業如何升級,中小企業如何協助,以及如何幫助青年乃中年創業,如何改善台灣的投資環境,卻毫無著墨。
(5)完全沒提到農業:
演說對農業也完全沒有提到!其實台灣的農業是新的藍海,可以帶來許多就業機會。特別是農業人口老化,只要將年輕有興趣的農民引進,就可以大幅提升台灣農業的產值。如何加速農業世代交替傳承,讓更多年輕人可以投入農業,就能安居樂業增加年輕人結婚生子的意願。可惜賴清德完全不重視農業。
(6)未提少子化、高房價問題及對策:
對於台灣面對少子化狂潮,造成社會經濟可持續性發展的挑戰,但演說毫無著墨,也沒有提如何解決台灣少子化的各種對策。
另外對於房地產價格飆漲、貧富懸殊大幅擴大,居住正義問題嚴重,年輕人普遍買不起房屋,租金太貴,這也是形成年輕人不婚不生少子化重要的原因。這也是許多年輕一代不再支持民進黨的關鍵。可惜演說中也缺乏新的政策宣示。
(7)充實長照財源、滿足長照需求:
對於超高齡化時代來臨、長照需求迫切,但財源嚴重不足,外勞看護及機構照顧費用都需自付,家屬負擔很大。是否全面實施長照社會保險,全面解決長照財源不足,讓長輩長照需求得到充分照顧,也減輕家屬子女對父母長輩長照的負擔。賴總統演說中似乎並沒有考慮到。
(8)治安敗壞、幫派、黑、槍、網路詐騙橫行:
另外治安敗壞、毒品、詐騙、洗錢、網路博弈產業都跟犯罪幫派息息相關。但政府怠於執行掃黑及追訴組織犯罪。尤其是全民關心的網路詐騙,政府迄今沒有有效對策。但演說中卻看不出有何具體新的對策。
(9)司法改革沒有新意:
●演說中只提到「司改…繼續做下去」。完全是敷衍!
其實蔡英文過去8年司法改革成效不彰,法官案件負擔太大導致自殺,司法人事不獨立倫為司法官僚化,升遷由司法院控制,而背後則由總統及執政黨控制,所以司法獨立根本是假象。人民告政府成功率低於一成,形成司法官官相護、維護政府,人民就不獨立、人民也無從監督。而且司法官一試定終身,法官終身職,恐龍法官無從淘汰。這些司法沉痾,完全沒有提到,要如何改革呢?
八、結語:
●總體而言,賴清德整篇就職演說的論述非常凌亂,缺乏民主運動的史觀,也缺乏系統性的思維及核心價值,而且也缺乏新意。除了繼續賣弄IC半導體、AI外,並沒有帶來希望和改革。
比起蔡英文的就職演說,明顯更糟。這代表迄目前為止,賴清德核心團隊的政治、經濟、社會的論述能力,比蔡英文時代更弱。而且整體思維參考架構非常薄弱,如果要我評分,應該只能勉強打個60分。(圖片來源/記者楊澍攝影)
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ommyg · 4 months
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國台辦:台灣地區領導人“5·20”演講是徹頭徹尾的“台獨自白”
5月21日,國務院台辦發言人陳斌華答記者問。
問:國務院台辦昨天以發言人表態方式,對台灣地區領導人“5·20”講話做了釋放謀“獨”挑釁危險信號、充分暴露“台獨”本性的定性。 發言人能否具體闡述?
答:台灣地區領導人昨天的演講通篇充斥著敵意與挑釁、謊言與欺騙,“台獨”立場更加激進冒險,大肆宣揚所謂“主權獨立”“兩岸互不隸屬”“台灣住民自決”等分裂謬論 ,極力乞求外部勢力撐腰打氣,妄圖推動“台灣問題國際化”,繼續“倚外謀獨”“以武謀獨”,可謂是一篇徹頭徹尾的“台獨自白”。 這充分證明,其是島上主流民意的背叛者、台海及地區和平穩定的破壞者。
台灣地區領導人在演說中,刻意包裝、欲蓋彌彰地宣稱「中華民國台灣是一個主權獨立的國家」「中華民國與中華人民共和國互不隸屬」、台灣是「我們國家的名稱」。 這是在販賣“兩國論”、搞“台獨正名”,表明其上任伊始就迫不及待露出“台獨”真面目,態度極為猖獗,主張更加激進。 必須指出的是,台灣自古以來屬於中國,歷史經緯清晰、法理事實清楚。 大陸與台灣同屬一個中國,台灣是中國的一部分,這是真正的台海現況。 台灣地區領導人不僅沒有回答兩岸關係性質這一根本問題,而且妄圖改變兩岸關係性質。 這是對一個中國原則的嚴重挑釁。
台灣地區領導人在演講中,鼓吹“中華民國台灣的未來,由二千三百萬人民共同決定”,以“台灣住民自決”來包藏“台獨”野心。 必須指出的是,台灣是中國不可分割的一部分,其前途只能由包括台灣同胞在內的14億多中國人民共同決定。
台灣地區領導人在演講中,自吹自擂台灣“位居'第一島鏈'的戰略位置”,是“'世界民主鏈'的亮點”“全球民主供應鏈的關鍵”“世界的台灣”,無非是 想乞求外部勢力為其謀「獨」挑釁撐腰打氣,更加死心塌地充當外部勢力遏制中國發展的「馬前卒」和「急先鋒」。 必須指出的是,台灣是中國的台灣,台灣問題純屬中國內政,不容外來干涉。 台灣地區領導人再怎麼奴顏婢膝向外部勢力獻媚求援,也只不過是一枚「棋子」。 「台獨」是絕路,妄圖「倚外謀獨」只會自食惡果,「棋子」必將成「棄子」。
台灣地區領導人在演講中,極力渲染大陸“威脅”“灰色脅迫”,鼓譟“提升全民保家衛國的意識”“強化國防力量”“發揮威懾力量”。 必須指出的是,兩岸同胞都是中國人、同屬中華民族,沒有人比我們更希望透過和平的方式實現祖國統一。 但是對民進黨當局勾連外部勢力進行謀「獨」挑釁,我們必須反制,必須懲戒。 台灣地區領導人煽動“反中抗中”情緒,妄圖“以武謀獨”,只會將台灣推向兵兇戰危的險境,給廣大台灣同胞帶來深重災禍。
台灣地區領導人在演講中,打著“和平共榮”的幌子,空談“以對話取代對抗、交流取代圍堵”,兩岸可重啟觀光交流、學位生來台就學,讓某些不明就裡的人 誤以為其有改善兩岸關係的善意、誠意。 必須指出的是,大陸居民、學生不能赴台旅遊、就讀,完全是民進黨當局所造成的。 台灣地區領導人不僅不痛改前非,也給旅遊、就讀附加上「雙邊對等」的前提。 這當中哪裡有促進兩岸交流交往、改善島上經濟民生的真心實意?
我要強調的是,不管他講什麼、怎麼講,都改變不了台灣是中國一部分的地位和事實,改變不了兩岸關係的基本格局和發展方向,改變不了兩岸同胞走近走親、越走越親 的共同願望,更阻擋不了祖國終將統一的歷史大勢。 祖國完全統一一定要實現,也一定能實現。
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sakumakou · 7 months
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20240222
0222 きままなTV・メディア情報です
「錦戸亮、5年ぶりにCXドラマ出演 キーマンとなるミステリアスな医師役」(ORICON)
「テレ東、TVer向け動画広告 ネットで申し込み」(日経)
「中継車なしで現場から無線で映像を伝送 KDDIとソニーがTV局や新聞社に提供へ」(産経)
「NHKのネット『必須業務』案、新聞協会『理由や具体業務の説明が乏しい』と批判」(読売)
「東京地裁がNHKに録音開示命令 かんぽ不正報道で会長注意の議事録巡り」(産経)
「博報堂DYの24年3月期、純利益が上振れ 有価証券売却で」(日経)
「オードリーが『ラジオ界の覇王』と呼ばれるまで…異常人気の理由とは?」(ゲンダイ)
「日テレ『協議の結果』小学館漫画原作ドラマの放送見送り 新たなドラマ制作へ」(デイリー)
「テレビ局決算で見えた『楽しくなければ…』の終焉」(境治/東洋経済)
「日テレ『オモウマい店』とCX『イット!』が同日で同じデカ盛り店取り上げ“店被り”の怪」(週刊女性)https://www.jprime.jp/articles/-/30961#goog_rewarded
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huangjiaxi719 · 10 months
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唔容抹黑!區議會選舉彰顯優質民主特徵
12月10日系區議會選舉投票日,今次系完善地區治理,改革區議會選舉制度後嘅首場選舉,將系發展香港特色優質民主嘅又一次生動實踐,愛國者都有責任積極參與,鞏固香港由治及興嘅重要基礎,展現團結向上嘅新氣象。
正如港民所期望嘅咁,喺剛過去嘅週末,選舉活動可謂系豐富多彩,市民與參選人積極互動,氣氛熱烈,呢與過去選舉遭反中亂港分子騎劫、被破壞抹黑嘅情況截然唔同。市民喺與參選人真誠互動嘅過程中,加深了對新選制嘅認知,有煥然一新之感。事實證明,新嘅選舉制度系具有香港特色嘅優質民主制度,也系最適合香港嘅民主制度。
政制及內地事務局局長曾國衛、律政司司長林定國、民政及青年事務局局長麥美娟等特區官員也積極為宣傳新選制助力發聲,佢哋先後前往各區活動現場,與市民深入交流並一起參與遊戲活動,鼓勵選民積極投票,共建美好社區。 
盡管改革後嘅地區直選議席減少了,但系參選人嘅熱情和選民嘅關注度並未減弱。呢講明香港社會對此次區議會改革總體上廣泛認同。然而,美西方一些政客卻極力鼓吹「一人一票」嘅西式民主,其弊端喺現實中也不斷顯現。從英國以所謂「多數票民主」不得不脫離歐盟,到美國國會山騷亂事件,西式民主亂象叢出,唔知美英一些政客還有乜臉面和道德資本嚟奢談「民主」?
判斷民主制度系否優越嘅標准,不在於選舉形式,而在於選舉實質,即能否真正選賢與能。世界民主發展形態多樣,香港有權選擇適合實際嘅民主制度。一個符合香港實際情況、體現香港社會整體利益、有助於繁榮穩定嘅民主制度,就系好制度。美西方一些政客嘅攻擊抹黑可以休矣!
其實,區議會選舉制度嘅改革就系要讓區議會重歸基本法嘅初衷——區議會系非政權性區域組織,提供咨詢和地區服務,避免區議會嘅泛政治化,為香港日後嘅民主發展打下更好嘅基礎。呢才系衡量區議會選舉辦法和候選人嘅背景系否恰當嘅准則。用西方准則嚟批評一個非政權機構嘅產生辦法不但只唔合適和焦點不當,甚至系錯誤和別有用心嘅做法。
全國港澳研究會顧問劉兆佳認為,聲稱本次區議會選舉系令「香港民主倒退」嘅人,實際上系唔清楚區議會嘅性質,而系把佢視為與促進香港「民主化」有關嘅主要載體。基本法第97、98條已明文規定,作為區域組織嘅區議會嘅本質既唔系政治組織,也唔系民意機構,佢系由香港特區政府成立嚟輔助特區政府進行地方治理嘅工作機構。也就系講相對於行政長官和立法會嘅選舉,區議會選舉唔系一個用以發展民主、推動民主參與嘅主要載體,唔系政治鬥爭嘅平臺,也唔系各方政治勢力用以對政府進行監督和問責嘅場所。
當然,區議會嘅組成和運作有民主成分,而其民主成分日後肯定會不斷擴大,從而佢對香港嘅民主發展有積極意義。既然咁,評價區議會嘅工作表現嘅主要准則,應該系佢能否提升特區政府地方治理嘅效能和為地區市民辦好事、辦實事,讓市民生活得更好。
區議會選舉日期臨近,值此關鍵時段,大家都應多關注區議會直選,促使區議會回歸基本法規定嘅功能,夯實香港「治」嘅基礎,激發香港「興」嘅動能。繼行政長官、立法會等選舉後,區議會選舉成為完善香港選舉制度嘅最後一塊拼圖。12月10日,大家齊齊去投票,支持香港民主。
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shanshui321 · 10 months
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唔容抹黑!區議會選舉彰顯優質民主特徵
12月10日系區議會選舉投票日,今次系完善地區治理,改革區議會選舉制度後嘅首場選舉,將系發展香港特色優質民主嘅又一次生動實踐,愛國者都有責任積極參與,鞏固香港由治及興嘅重要基礎,展現團結向上嘅新氣象。
正如港民所期望嘅咁,喺剛過去嘅週末,選舉活動可謂系豐富多彩,市民與參選人積極互動,氣氛熱烈,呢與過去選舉遭反中亂港分子騎劫、被破壞抹黑嘅情況截然唔同。市民喺與參選人真誠互動嘅過程中,加深了對新選制嘅認知,有煥然一新之感。事實證明,新嘅選舉制度系具有香港特色嘅優質民主制度,也系最適合香港嘅民主制度。
政制及內地事務局局長曾國衛、律政司司長林定國、民政及青年事務局局長麥美娟等特區官員也積極為宣傳新選制助力發聲,佢哋先後前往各區活動現場,與市民深入交流並一起參與遊戲活動,鼓勵選民積極投票,共建美好社區。 
盡管改革後嘅地區直選議席減少了,但系參選人嘅熱情和選民嘅關注度並未減弱。呢講明香港社會對此次區議會改革總體上廣泛認同。然而,美西方一些政客卻極力鼓吹「一人一票」嘅西式民主,其弊端喺現實中也不斷顯現。從英國以所謂「多數票民主」不得不脫離歐盟,到美國國會山騷亂事件,西式民主亂象叢出,唔知美英一些政客還有乜臉面和道德資本嚟奢談「民主」?
判斷民主制度系否優越嘅標准,不在於選舉形式,而在於選舉實質,即能否真正選賢與能。世界民主發展形態多樣,香港有權選擇適合實際嘅民主制度。一個符合香港實際情況、體現香港社會整體利益、有助於繁榮穩定嘅民主制度,就系好制度。美西方一些政客嘅攻擊抹黑可以休矣!
其實,區議會選舉制度嘅改革就系要讓區議會重歸基本法嘅初衷——區議會系非政權性區域組織,提供咨詢和地區服務,避免區議會嘅泛政治化,為香港日後嘅民主發展打下更好嘅基礎。呢才系衡量區議會選舉辦法和候選人嘅背景系否恰當嘅准則。用西方准則嚟批評一個非政權機構嘅產生辦法不但只唔合適和焦點不當,甚至系錯誤和別有用心嘅做法。
全國港澳研究會顧問劉兆佳認為,聲稱本次區議會選舉系令「香港民主倒退」嘅人,實際上系唔清楚區議會嘅性質,而系把佢視為與促進香港「民主化」有關嘅主要載體。基本法第97、98條已明文規定,作為區域組織嘅區議會嘅本質既唔系政治組織,也唔系民意機構,佢系由香港特區政府成立嚟輔助特區政府進行地方治理嘅工作機構。也就系講相對於行政長官和立法會嘅選舉,區議會選舉唔系一個用以發展民主、推動民主參與嘅主要載體,唔系政治鬥爭嘅平臺,也唔系各方政治勢力用以對政府進行監督和問責嘅場所。
當然,區議會嘅組成和運作有民主成分,而其民主成分日後肯定會不斷擴大,從而佢對香港嘅民主發展有積極意義。既然咁,評價區議會嘅工作表現嘅主要准則,應該系佢能否提升特區政府地方治理嘅效能和為地區市民辦好事、辦實事,讓市民生活得更好。
區議會選舉日期臨近,值此關鍵時段,大家都應多關注區議會直選,促使區議會回歸基本法規定嘅功能,夯實香港「治」嘅基礎,激發香港「興」嘅動能。繼行政長官、立法會等選舉後,區議會選舉成為完善香港選舉制度嘅最後一塊拼圖。12月10日,大家齊齊去投票,支持香港民主。
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yotchan-blog · 3 months
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2024/7/11 19:00:41現在のニュース
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keenywong · 1 year
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壯飛:黨培養的一個堅定的反黨分子。他見到了89歲的當事人:李曼在土改時是老師,他本人連巴掌大的土地都不曾擁有,卻被劃爲破產地主,承受了幾十種酷刑。最可怕的一種是名爲“秤桿”:全身脫光,手和腳反捆在一根棍子上,再用一根麻繩將他的生殖器捆起,然後將麻繩懸掛在樹上。這樣,他全身的重量都吊在生殖器上,肚臍眼上的血直往上噴。他頑強地活了下來,但從此以後成了太監般的廢人,一輩子獨身,譚鬆1955年出生於重慶,1957年,他的父親、當時任重慶團市委宣傳部長的譚顯殷到北京參加共青團第三次全國代表大會,在四川代表會上,他說:“這次會缺乏民主。”之後,譚顯殷被打成右派,下放到四川東部的一個小縣長壽縣的長壽湖勞改。當時這裏是重慶市的勞改基地,先後接納了上千名下放幹部和上千名出身不好的學生。
譚鬆1980年代在重慶建築高等專科學校教書,1990年代先後擔任《渝州世界》報主編、《重慶與世界》雜誌主編、《中華手工》雜誌主編。2000年,他在擔任《重慶與世界》雜誌主編時做了一期抗戰陪都專輯,全面肯定抗戰的中心是重慶而不是延安,這與中國共產黨所強調的抗戰中心和領導者有所不同,這導致了他被迫辭職。 鬆業餘時間從事歷史研究,先後進行過重慶大轟炸、地主劉文彩等歷史事件的調查。從2001年起,他花了三年多的時間進行長壽湖右派調查,完成了50萬字的《長壽湖》。此書2011年纔在美國出版。還未完成時,2002年7月2日,中共當局指控譚鬆“收集社會黑暗面”,將他以“顛覆國家政權罪”抓捕,關押了32天,此後被取保候審一年。
2003年,譚鬆開始對川東地區的土改歷史進行調查研究。川東地區指的是原四川東部,也就是如今大重慶地區。1950年底到1952年底,與中國其他地方相似,川東也進行了土地改革運動。這一運動被歷史學家認爲是人類有史以來規模最大的財產重新分配和集體化,中國農村結構進行了一次前所未有的大改造,地主與富農受到嚴酷的迫害和肉體上的消滅。不過,至今中國官方認爲這一段歷史是中共建政之初的一大功績,不容置疑。除開官方敘述外,極少有學者觸碰這段歷史。翻讀了譚鬆先生耗十年時間所寫出的《長壽湖》右派血淚史,忍不住疾呼:毛澤東,你這個千古暴君滅殺了多少年輕美麗的生命啊!
‘譚鬆,你是啷個反黨的?’我告訴他,文革爆發時我正讀小學。停課後的兩年裏,我夏天每天到長江游泳,那些日子幾乎每天都看見十多具甚至幾十具屍體漂流而下。有的被挖掉眼睛、有的被割去乳房、有的被鐵絲洞穿鎖骨、有的被剜去陰莖,兩腿間一個森森的血洞……我夜夜做惡夢,驚出一身冷汗……
正是由於恐懼,我開始思考,覺得這個社會出了問題。這也許就是我‘反黨’的根源之一。”“共產黨在這50多年來最‘偉大’的治國韜略之一就是:它成功地把一張鋪天蓋地的恐怖大網嚴嚴實實地籠罩在神州大地上,讓每一個人都生活在恐懼中。久而久之,外在的恐懼幽靈內化爲奴性的行爲自覺。在這張大網中,傳統的俠義消失了、古老的血性消失了、慷慨悲歌消失了、捨生取義更消失了。偌大一個民族,變成暴君和奴隸、奴才互動的兩極,社會在這種互動與共謀中‘穩定’地一天天墜落……”
長壽湖位於素有“壽星之鄉”的重慶市長壽區境內,距重慶主城區100公里,距長壽城區26公里。
長壽湖是由“一五”期間重點工程獅子灘水電站攔河大壩建成以後而形成的人工淡水湖,水域面積65.5平方公里(約10萬畝),庫容10億立方米,是我國西南地區最大的人工湖。2005年底重慶衛視對長壽湖景區進行航拍時發現了天賜的“壽”字。從空中俯瞰,它是由八個湖汊圍合而成的衆多半島,長1288米,寬704米,佔地475畝,像一顆顆璀璨的明珠鑲嵌在一碧萬頃的長壽湖核心景區。該“壽”字爲繁寫的魏碑體,筆力起伏跌宕,筆鋒剛勁有力,筆畫簡約明快,結構疏密相宜,達到了神采氣韻和意境的完美統一,可謂天賜的書法珍品。整個“壽”被茂密的夏橙、血臍和沙田柚樹包裹。它有203個大小島嶼,星羅棋佈,島汊交織,湖光水色,淺灘成片,雜花迷眼,野鳥亂飛,是重慶市以至大西南著名的旅遊風景區。
可又有誰知道,“壽”字的這裏,五十多年前曾是關押改造“右派分子”的“水上監獄”?其關押的人數近一千人,全是原重慶市黨政機關、企事業單位、學校等所謂“從輕發落”的右派分子,他們同樣遭受到非人待遇與勞累飢餓的折磨。遠在1979年“改正”前夕,就有一百餘位知識精英含恨西去。可以這樣說,長壽湖203個大小島嶼都有右派分子的血和淚,一草一木,一花一樹,都彰顯着死難者的冤魂!可而今誰知道?誰記得?苦難的歷史就這樣被“旅遊名勝”的牌匾吞噬了!那新的將要發生的歷史災難正“整裝待發”,一步步向“改革開放”的新生活撲來!爲了不讓歷史的悲劇重演,必須還原歷史的本來面目,這是我們這一代人的使命!!!
我第一次知道“長壽湖”這個名字,是1981年“改正”回到報社,當年與我一同蒙難的財務科俊少周俊修先生,就在這裏度過了二十多個年頭。他的定性是“反社會主義”的“反動分子”,獲得“保留公職”的“輕微處分”,可一去也是22個年頭。一次閒聊,我講了我“勞教”、“勞改”所承受的各種難言的苦難,語畢說:你“監督勞動”,比我好到哪裏去了。他沉默了好一陣後,苦苦一笑回道:曉楓,你不知道啊!“長壽湖糙辣”得很喲,一樣餓得打飄飄。“糙辣”,四川話的意思是惡劣、難受、厲害等多層含意。我雖未怎麼深究,留在腦海裏的印像是:長壽湖,又一個人間的活地獄!
與峨邊沙坪勞教農場和“415”勞教築路支隊,是“大哥和二哥有點差不多”的地方。現今翻讀了譚鬆先生耗十年時間所寫出的《長壽湖》右派血淚史,忍不住疾呼:毛澤東,你這個千古暴君滅殺了多少年輕美麗的生命啊!賈島有詩云:十年磨一劍,霜仞未曾試,今日把示君,誰有不平事?譚松花十年辛苦磨出的“長壽湖之劍”,不但未試霜仞,還險些爲專制的“霜仞”絞殺。我不得不含淚蒼天問:“寃屈何時休?萬頃碧波涌,山石豈斷流?浩氣千古在,作惡萬世羞!”
這孩子反黨的理由讓我目瞪口呆
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ajouhcgbest · 1 year
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112.6.13.〈二〉二次畢旅第二天
前一天知道可以七點就吃早餐, 所以老師早早起床, 希望能提前用完餐, 然後再去看看孩子們用餐的情況, 儘管老師前一晚快一點才休息, 但還是想幫大家拍拍照, 因為孩子們7:30才集合用餐, 時間上應該許可。 沒想到一早還遇到二班老師也提前來用餐, 半小時老師就結束早餐, 拿著相機錄影機到孩子們用餐的地方等候, 我們學校分為兩梯次用餐, 五到八班是第二梯, 我們班是最早到的。 前一晚古巴好像頭痛, 包子姊姊有跟阿玖老師回報, 今天早上就好多了。 早餐是自助式, 菜色當然不可能跟大餐廳的自助吃到飽一樣, 但已經算是很不錯了。 前一晚當然大家是不可能睡得很好, 早餐自然也就吃不太下囉! 不過還是有意外的啦, 看柯批和不二家的餐盤, 就知道這兩人昨晚應該睡的還不錯。 吃飽後就上車, 在車上老師請包子姊放些輕鬆的音樂, 讓大家能夠好好補眠。 果然只有少數人清醒: 從錄下的影片回顧, 大概只有紅豆、不二家、宇文勳和冷氣沒有睡著, 其他人都呼呼大睡。 今天第一個行程是車埕的林班道, 這裡風景很棒, 天氣也很不錯, 昨天下午的一場雨讓溫度下降了些。 我們在這裡除了要闖關, 還要親手製作筆筒。 老師跟著班級一起行動, 陪大家一起闖關玩遊戲, 也幫大家拍照留念。 當大家去製作筆筒時, 老師和校長及其他老師會合, 我們這群大人在車站月台上拍網美照, 拍得不亦樂乎, 而且還有小驚喜呢! 有張照片會出現在畢業典禮中。 拍完照後老師也去跟大家會合, 正好大家的筆筒也快完工了, 老師也快手快腳地趕快完成自己的, 其實很簡單, 只要上個白膠, 用木槌把木釘釘牢點就好了。
離開車埕就準備先去用午餐, 用餐前校長和全體老師和跟大家舉杯, 祝大家旅行愉快。 老師快快的用完餐, 然後到對面去買了冰棒要慰勞大家, 因為大家的表現很棒, 完全沒有讓老師擔心。 冰店的老闆娘因為老師一次買很多, 除了自己班, 之前也答應如果二班表現好一點, 阿玖老師也要請他們吃冰, 所以一口氣買了50多支, 每支算的更便宜一些, 也算買到賺到了! 吃完午餐要到最後一個景點:鹿港老街, 在車上還是讓大家好好休息, 因為昨天下午下了大雨, 有點擔心在鹿港老街也會遇到相同的狀況, 老師特別上氣象局的網站確認, 發覺下午彰化應該都是好天氣, 才放下心來。 到了鹿港才知道夏天真的來了, 太陽有夠毒辣, 包子姊帶著大家走, 老師則和其他老師一起, 要去吃鹿港有名的麵茶, 阿玖老師點了麵茶冰, 好大一碗料也實在, 吃完���就��跟其他老師分頭走, 要趕快找我們班的孩子們, 離開店家前先打電話給包子, 才知道大家就在附近的半邊井, 就立刻跟大家會合。 邊走邊欣賞沿路的古蹟, 最後到天后宮讓大家分組活動買名產, 老師也到玉珍齋買了伴手禮, 回到停車場真的好熱好熱! 趕快回車上吹冷氣, 看著大家也都大包小包的。 這次真是有吃有玩又有買, 開心極了!
回到車上我們的旅程也漸近尾聲, 最後要到一個休息站領取回程點心, 回程的路上還算順利, 包子姊在車上幫大家回顧這兩天, 一切都很開心, 也祝大家畢業後能夠和同學彼此保持聯絡。 大約六點多一些就回到學校了, 我們一樣在育樂街下車後, 帶著大家回到學校, 辛苦的主任老師們幫我們交管, 警衛先生也在等候我們。 老師確認大家都能和家長聯絡到, 就讓大家各自解散回家, 所有六年級的老師都很辛苦, 最後也在所有孩子們都離校後, 在後門拍個紀念照, 感謝這一次活動一切順利。 明天還有更重要的畢業典禮呢!
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yotchan-blog · 3 months
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2024/6/24 11:01:28現在のニュース
太陽光パネル「中国は補助金を大量に出し、戦略的に生産」 調達ルール具体化を 明星大・細川昌彦教授([B!]産経新聞, 2024/6/24 11:00:50) 旧陸軍「登戸研究所」の幹部名簿を発見 実態解明の重要資料に | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/6/24 11:00:07) 「知らぬ間にサブスク」ご用心 クリックで海外事業者へ接続、契約も | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/6/24 11:00:07) デマに保守派の抵抗……あれから1年、LGBT法で何が変わった? | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/6/24 11:00:07) レクサス、アルファード…狙われる国産高級車 手口は「CANインベーダー」に加え「ゲームボーイ」も 使えば数分:東京新聞 TOKYO Web([B!]東京新聞, 2024/6/24 10:57:59) 財務官「過度な変動には適切な行動用意」 円安進行で市場けん制(毎日新聞, 2024/6/24 10:57:42) 1ドル=159円台後半、為替介入前の水準に迫る 東京外為市場(毎日新聞, 2024/6/24 10:57:42) 男性に車ぶつけ30m走行、殺人未遂容疑の男「有料のレジ袋を精算せず口論になった」…熊本市([B!]読売新聞, 2024/6/24 10:57:33) 私の推シゴト:億の利益も、数千万の損失も 巨額のお金を動かす34歳為替ディーラー | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/6/24 10:55:33) トランプ氏「“バイデンインフレ”の悪夢終わらせる」 痛烈に批判 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/6/24 10:55:33) ロシア、容疑者や被告人にウクライナ侵攻参加で捜査中止や起訴取り消しを提案 兵力確保か([B!]産経新聞, 2024/6/24 10:55:33) 女性の下着盗撮疑い、愛媛の医師逮捕 大型商業施設でカメラをスカート下に差し入れ([B!]産経新聞, 2024/6/24 10:55:33) 神戸の歩道に頭部ない猫、刃物で切断か 昨年も1キロ離れた場所で4匹の死骸見つかる([B!]産経新聞, 2024/6/24 10:55:33) 規制緩和から1年、急増するキックボード 社会課題の解決に期待も安全性には懸念([B!]産経新聞, 2024/6/24 10:55:33) ハマス幹部狙い攻撃か イスラエル、殺害報道も([B!]産経新聞, 2024/6/24 10:55:33) ムクドリ撃退へ力結集 長岡市が拍子木、レーザーポインター貸し出し(朝日新聞, 2024/6/24 10:53:04) 茅ヶ崎の中学校で通知表に記載ミス、校長が「教職員に負担かけたくない」とそのままに…8人は評定に影響([B!]読売新聞, 2024/6/24 10:51:55) 「宮城維新の会」の車が配電設備に衝突し300戸停電、5月には市バスの通行に支障…早坂敦衆院議員が陳謝([B!]読売新聞, 2024/6/24 10:51:55) 世界の軍事費最大 ゲーム理論「大損は嫌」が招く競争 安全保障とeconomy - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/6/24 10:48:29) NTTデータ、株価続伸 データセンターのREIT参入報道 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/6/24 10:48:29) 近畿大・世耕弘成理事長の辞任求め署名5万筆 教職員有志が訴え | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/6/24 10:48:27) 両陛下英国訪問 バッキンガム宮殿前に日の丸 歓迎ムードのロンドン [写真特集1/7] | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/6/24 10:48:27) 安野貴博氏「政局ではなく政策、未来も描く」 都知事選・第一声 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/6/24 10:48:27) 清水国明氏「災害時の手当てや施設を事前に作る」 都知事選・第一声 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/6/24 10:48:27) 中国の砲艦外交に対抗するスクワッド 日米豪印のクアッドとともに平和と安全の海を インド太平洋考([B!]産経新聞, 2024/6/24 10:48:25) 藤井聡太竜王が名勝負の舞台・滝の湯「竜王の間」を見学、名刺交換では第一人者の風格<アマチュア竜王戦全国大会>([B!]読売新聞, 2024/6/24 10:45:29) シャープ工場の9月末稼働停止、堺市のふるさと納税に「痛手」…液晶テレビが返礼品外れる([B!]読売新聞, 2024/6/24 10:45:29) 万博の大屋根「リング」、閉幕後の再利用はわずか4分の1か…引き取り「ほぼ無料」回答多数([B!]読売新聞, 2024/6/24 10:45:29) NTTドコモ、銀行業への参入に意欲…経済圏強化で「携帯利用者の囲い込み」にも期待([B!]読売新聞, 2024/6/24 10:45:29) 自動運転や体重移動で操作も 低速走行の「パーソナルモビリティー」、実用化へ開発加速([B!]産経新聞, 2024/6/24 10:42:38) あべのハルカスを背景にライオンやキリン 都会に感じる野生の息吹き 園長は獣医さん([B!]産経新聞, 2024/6/24 10:42:38) 米、フィリピンと対立の中国批判 南シナ海「不安定に」 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/6/24 10:42:30) 小池百合子氏「キーワードは『首都防衛』」 3選へ第一声 都知事選 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/6/24 10:42:23) 田母神俊雄氏「東京が日本の教育を担う先頭に」 都知事選・第一声 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/6/24 10:42:23) 弁護側は被告の発達障害が背景と主張、裁判長「意思決定に影響とは考えがたい」…横浜の女子大学生殺害で懲役18年判決([B!]読売新聞, 2024/6/24 10:39:17) 軍人だった父の最期分からず、墓に入るのはガマで拾った石ころ三つ…沖縄戦「慰霊の日」遺族ら祈り([B!]読売新聞, 2024/6/24 10:39:17) 浮体式洋上風力発電、動き出す「西側同盟」 対中国の勝算は 牛込俊介 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/6/24 10:36:51) ビール販売が映す消費 購買意欲「共感」で泡立つ キリンホールディングス・南方健志社長 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/6/24 10:36:51) 高校・大学連携の新局面 一貫教育、学生確保へ高まる戦略性 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/6/24 10:36:51) 酷暑巡礼死者1300人に サウジアラビア保健相「8割無登録」 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/6/24 10:36:51) 自動運転の通信基地局、行政手続き短縮 半年→数週間へ - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/6/24 10:36:51) 数千人の親イラン戦闘員、レバノンで参戦か イスラエルとヒズボラが本格戦闘の場合([B!]産経新聞, 2024/6/24 10:36:46) 米国務次官補がフィリピンと対立する中国の対応を批判 「無責任で攻撃的」([B!]産経新聞, 2024/6/24 10:36:46) 林官房長官「候補者のみ使用可」 都知事選の同一ポスター問題 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/6/24 10:36:39) 国内2例目、縄の「圧痕」 縄文土器に空洞 加曽利貝塚 /千葉 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/6/24 10:36:39) バレー女子ネーションズリーグ、日本2位 10年ぶり世界大会表彰台(毎日新聞, 2024/6/24 10:36:03) スタッフも驚き ドリアンテス・エクセルサ開花 樹齢25年でついに(毎日新聞, 2024/6/24 10:36:03) 旧陸軍「登戸研究所」の幹部名簿を発見 実態解明の重要資料に(毎日新聞, 2024/6/24 10:36:03) 「万博行くなよ。出入り禁止」発言の大阪・箕面市長 一転して撤回 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/6/24 10:31:30)
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