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【#姫械帝国】公式世界観設定

観測者達のタイムライン | 姫械帝国通信 | 公式Twitter 「姫械博士 Dr.ヤニキスタスク」 姫械帝国観測録 #1 | #2 |

★更新：180619

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【企画概要】

「フリークスな半・機械生命体の少年少女を描く為のモチベーション」として使って頂ければ幸いです。新作 / 過去作 / 他企画からの転用問わずタグをつけて頂いて結構です。軽度のエロ / グロ許容します。

ざっくり言うと機械と融合したフェティッシュでちょっと変態チックなメカ少女＆男の娘（人型ロボでも可）を描く企画です。

「帝国」と「連邦」と「野良」の3陣営が存在し、帝国と野良はヴィランズ寄りなデザイン、連邦は清楚で洗練されたデザインです。

特に何かに発展させるつもりは今のところありませんが、もし盛り上がれば合同誌を作ったりするかも…しれません。

--- 【参加方法】

Twitterタグ「#姫械帝国」でどなたでも参加可能。同様のタグにて他SNSに投稿頂いても構いません（公式がチェックするのは基本的にTwitterのみです）。

--- 【基本設定】

【1】「姫械（きかい）」とは生身の少年少女と機械が融合したようなデザインの「半機械生命体」を指す。人体部分の大きさは人間程度。身長はメカ部分含め平均2.5m。

【2】姫械には「野良」「調教された野良」「調教され改造されたタイプ（一部人工パーツ）」「完全人工タイプ」の4種が存在。帝国と野良はヴィランズ寄りなデザイン（灰 / 銀 / 黒ベース）、連邦は清楚で洗練されたデザイン（灰 / 青 / 白ベース）が多い。完全人工タイプを作れるのは連邦サイドのみ。

【3】連邦では帝国の姫体と区別する為に自軍の姫体の事を「オトメトロン / AUTOMETRON」と呼ぶ。

【補足】姫械全般の英表記は「オグメント・ドール / AUGMENT DOLL」。帝国の正式名称及び、英表記は「オグメンティア皇国 / AUGMENTIA EMPIRE」、皇国軍は「エンパイア・フォース EMPIRE FORCE」。連邦の英表記は「ユニオン / Union」、連邦軍は「ユニオン・フォース / Union Force」。

--- 【世界観設定】

■機械生命体オグメンタ：

世界に溢れる機械生命体、これらを総じて「オグメンタ」と呼ぶ。

人型 / 獣人型 / 動物型 / 昆虫型 / 粘菌型…と様々な種類が存在するが、共通するのは「オグメント細胞」という半金属製ナノマシンによって身体が構成されているという点である。一見すると既存の科学技術を用いて作られているように見えるが、それらはある種の擬態であり、破損しても自己再生が可能。

オグメンタは過去この惑星に存在した様々な生物の遺伝子情報やミーム（文化的情報）を蓄積しており、それらに基いて自らの姿を決定している。一度決定された姿を自らの意思で後から変更する事は出来ない模様。成長に伴いデザインや機能が変化する事がある。姫械の発生プロセスは謎に包まれており、彼らが何処から現れるのかはよく分かっていない。

構造体に「人型パーツ」を持つオグメンタの場合、男女の性差はあるものの中性的で容姿端麗である事が多い。成長するにつれ人型部分も変化 / 加齢していく。また、髪型、髪の長さは生まれながらにして決まっており、切断 / 加工しても短期間で元の形に戻る（高熱で加工する事によりカットした髪型を維持はできる）。

獣人型 / 動物型オグメンタには体毛が生える種類も存在する。

英表記は「AUGMENTOR」

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■姫械の定義：

数多のオグメンタ達の中でも一際高いポテンシャルを持つのが「幼少期の人型オグメンタ」であり、人類は憧憬と畏怖が入り混じった感情でもって彼女達のことを「姫械 / きかい（オグメント・ドール / AUGMENT DOLL）」と呼ぶ。少年タイプも含めてそう呼ばれる。

なぜ幼少期の人型オグメンタにのみ特別な力が宿るのかは未だ解明されていないが、姫体のどこかに「少年少女の時期にだけ特殊能力を与える何らかの器官（イノセント・エンジン）」があるものと推察されている。

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■姫械のアガリ：

人型オグメンタの成長速度は人間の約2倍で、8歳(人間の16歳相当)を越えたあたりで「アガリ」を迎え、急速に力を失う。よって、野生の「姫械」を無加工のまま調教し兵器へと転用した場合、その耐用年数は長くて5～6年程度である。

人間でいう性腺にあたるパーツを除去し、再生防止用の細胞不活性化シリコンを埋め込む「幼体固定術」を施す事でアガリを遅らせる事が可能だが、不足化合物を補う為の投薬も必須となる（それなりに高コスト）。

連邦サイドの「オトメトロン」はほぼ全ての姫体に対しこの幼体固定術を施しているが完成度が高いとは言いがたく、ほとんどの姫体が術後10年以内に機能不全に陥り死亡している（ゆえにオトメトロンの実質耐用年数は12～15年程度）。

帝国の姫体が幼体固定術を施される例は珍しく、しかし連邦よりも遥かに進んだオグメンタへの医療技術（あるいは呪術に近い何か）を持っていると噂され、その耐用年数は数十年から100年以上にも及ぶとされる。

帝国、連邦ともに幼体固定術を施された姫体は下腹部に手術済を示すマーキングが施され、術前よりも性的欲求が増す傾向がある。オグメンタが性交によって増える事はない（そもそも発生プロセスが不明である）ものの、人体部分は限りなく人間の構造が模倣されており、野生の姫械がコミュニケーションの為に性交を行う様子が度々観測されている。

帝国、連邦共に幼体固定術は6歳（人間の12歳相当）を越えた段階での施術が望ましいとされる（それより若いとポテンシャルをフルに発揮できず、それ以降は徐々にポテンシャルが下がるため）。

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■アガリを迎えた姫械はどうなる？

アガリを迎えた「姫械」は造形的特徴はそのまま維持されるもののほとんどの特殊能力を失い、単に「オグメンタ」と呼ばれるようになる。

野生の姫械はアガリを迎えると間もなく若い姫械から食料として狙われる為、ほとんど生き残る事が出来ない。

帝国には調教によって人間や亜人と暮らすようになった元・姫械の人型オグメンタが沢山おり、彼らは人々から親しみを込めて「オグマ / AUGMA」と呼ばれている。高い知能を持つ個体は「姫械調教師」になったり「傭兵」になったり、あるいはごく普通に人間のパートナーとして暮らしてゆく事もある。

連邦には極一部の特別な姫体（好事家の愛玩用等）を除いてアガリを迎えられる姫械はほぼ存在しない。

●こぼれ話：連邦のオトメトロン達は人間への絶対服従と忠誠を誓わされ兵器として使役される運命を受け入れているが、作戦中「帝国でのオグマと人間達の穏やかな暮らしぶり」を目の当たりにしてショックを受ける個体も多い（帰投後、脳波が大きく乱れた個体には個別に記憶操作が施されている）。

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■完全人工姫械：

連邦のみが有する技術。オグメント細胞に依存せず、純粋な機械技術によってのみ製造された姫械。連邦軍の量産姫がこれにあたる。一体一体は脆弱だが並列化による戦闘経験の共有と蓄積が可能。ダメージを受けた箇所は自己再生しない。帝国は一から人工姫械を製造する技術を持たない。

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■野生の姫械：

姫械やオグメンタは過去の人類のミーム（文化の記憶）をリミックスした姿で現れる為、野生であっても「服」を着ている場合がある。服は別パーツとなっており、ものによっては着脱可能。一体成型の服は剥ぎ取ると二度と着せられないものもある。野生姫の気性の荒さはまちまちで、温厚なものもいれば凶暴な個体もいる。「貧瀞（ビントロ）と」呼ばれる粘菌型オグメンタや、姫械用整形糧食「バレットレーション / BR」を使って餌付けする事も出来る。

野生の姫体との対峙は危険を伴い、地球の基準で言うと、大きなネコ科動物、大きな熊、象に遭遇したのと同レベルもしくはそれ以上の危険度である。仮に手懐ける事が出来たとしても、腕の一振りが鋼鉄をもバターのように切り裂く（超振動している）個体もいる為、まったく油断はならない。

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姫械帝国の基本設定は以上です。この他に、創作の幅を広げる為の「拡張設定（ブースター）」が存在します。

--- 【公式拡張設定】

皆さんの投稿から着想を得て、姫械帝国公式が作成予定する「拡張設定（ブースター）」です。ブースターは各自自由に作成頂いて構いません。

拡張設定『姫械の生態』 拡張設定『イーサドライブ』 拡張設定『帝国のオルガファージ術』 拡張設定『重姫』 拡張設定『人類とその暮らし』

等を予定…

--- 【有志ブースターリンク】

皆さんが独自に作成したブースターへのリンクをここに貼ります。見つけ次第追加。Togetter / ブログ等を使ってまとめるのがお勧めです。

「まだ何もない…」

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【投稿作品の二次利用に関して】

#姫械帝国タグにて投稿された全ての画像、テキスト（以下コンテンツ）の著作権は各コンテンツ作者の方に帰属します。

特に著作権に関し記述の無いコンテンツは、オリジナルデザインを元にアレンジされた二次創作（画像加工ではなく別ポーズ、別アングルで投稿者本人が描いたもの。正し非商業での公開に限る）は許容されますが、それ以外のあらゆる改変やSNS間を跨いだ無断転載、 商業利用は禁止されるものとします。  

--- 【公式ブースターTEMP（雑多な覚書。あとでまとめるもの）】

★姫械の亜種 / 形態変化など

【オグメトロン】 帝国が鹵獲し改造手術を施したオトメトロン。

連邦軍の姫械「オトメトロン」の多くは不完全な幼体固定術によりオグメント細胞が癌化しており、あまり長生きできない。加えて、度重なる記憶操作と自我抑制プログラムの影響により精神に異常を来している姫体も多い。上記の問題により、これまでは例えオトメトロンを鹵獲したとしても再洗脳の負荷に姫体の精神が耐えられず、また、帝国側の高度な幼体固定術をもってしても癌化したオグメント細胞を回復させる事はできなかった。

しかし近年、帝国が開発した新型粘菌「オルガファージ（ORGAPHAGE）」を寄生させる事で、精神を保ったまま再洗脳を施せるようになったばかりか、癌を治しつつ能力を倍化させる事に成功した。ただし寄生の負荷に耐えて共生できる確率は8%ほどであり、健康な姫体にこの手術を施すメリットは少ない。

粘菌との共生に成功したオトメトロンは「オグメトロン」と呼ばれ、1姫にて姫械兵団一個中隊分の戦力を持つとされる。ただし、長期に渡り肉体的、精神的拘束を受け続けた反動か、あるいは粘菌と共生した副作用なのか、オグメトロンは例外なく他の姫体よりも好戦的で享楽的な性格に変貌する。英表記はORGMETRON

オグメトロンは帝国軍の主戦力となりつつあり、これを警戒した連邦軍は最新型オトメトロンを中心に自爆システムを組み込んでいる（子宮内もしくは腹腔内に設置。姫械自身が任意に起動、もしくは外部からの無線信号を受信し起動する）。

設定協力：エンテンカ@Salt_cb

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【グール化】 粘菌（オルガファージ）との共生に失敗した姫械は姿形だけを残して中身を全て粘菌に支配されてしまう。この状態に陥った姫械は俗に「グール」と呼ばれ、外観も若干クリーチャーじみたものに変化。身体の一部から触手状の器官が生える。粘菌単体の知能は低く、これに支配されたグールは戦略兵器としてはほぼ役に立たない。

粘菌を完全人造型オトメトロンに寄生させる事も可能だが、こちらは例外なくグール化する（共生すべきオグメント細胞が存在しない為）。

グールは細切れにしても死なないがとにかく知能が低い為、ブービートラップ等で簡単に行動不能にできる。グールに噛まれる、触手を体内に挿入される、毒液を吐きかけられると高確率でグール化する（オグメント細胞を含まないメカ部分も感染する）。対処法は感染部位を素早く切り離すことである。

後始末が厄介なので（敵を倒せたとしてもグールが増える）、帝国もグールを戦地に投入する事はまずない。ただしグール狂の博士が暴走して実験用グールを解き放つ可能性や、何らかの事故によりグールが大量発生する可能性もゼロではない。

グールの寿命はそれ程長くなく、半年程で軟質パーツが崩壊しはじめ、遅くとも3年以内に死亡する。オグメント細胞の摂取が出来なければ通常の姫械同様、1～2ヶ月で機能停止し「石化」する（復活しても当然グールのままである）。

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★オグメンタの特徴 / 関連ギミック解説

【オグメンタの外観に関して】 オグメンタは一見すると機械的 / 動物的な構造をしているが、大半は見ため通りの機能を持たないただの「擬態」である。全てのパーツには神経が通っており、エネルギー源となる流体を通す管が張り巡らされている（それはパーツ部位により液体であったり、気体であったりする）。パーツ一つ一つが「生きて」おり、破壊されても自己再生する。

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【エネルギー摂取 / 捕食】 野生のオグメンタは他のオグメンタを捕食し、エネルギー（オグメント細胞）を摂取し続ける必要がある。捕食対象は自身よりも小さく、よりカテゴリーの遠いオグメンタを狙う傾向がある。帝国と連邦の姫械は、人工増殖させた小型オグメンタをブロック状（シャキサク）に加工したものを与えられている。（ちなみに人工増殖の方法は単純に2つに切断して適度な電圧をかけて再生させるだけである。原始的なオグメンタであればこの方法で増殖が可能）

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【石化】 絶食状態が1～2ヶ月続く事で徐々に軟質パーツが硬化し始め、最終的に全パーツが硬質化し行動不能となる。この状態を「石化」と呼ぶ。ある種の休眠モードだが、自ら石化を解く事ができない点で実質的な死亡に等しい。石化中も内部では極僅かではあるがエネルギー循環が続いており数年～数十年間は生きている。石化中に破壊されると再生は行われず、即座に死亡する。液化したオグメント細胞を投与し続ける事で徐々に代謝が行われ石化が解ける。世界の何処かにはかつて伝説と呼ばれた姫体が石化したまま眠っている可能性が…無いとも言い切れない。

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【死亡の定義】 発生時に定義されたシルエットが50%以上損なわれる事で「アイデンティティ・クライシス」を起こし、死亡する。特定の弱点などはなく、あくまで破壊のパーセンテージによって再生可能か否かが決まる。50%までの喪失ならば復元可能で（ただしそれなりの時間を要する）、完全に50%ずつに寸断した場合 理論上2体に複製可能だが、ほとんどの場合両者とも死亡する。例外として「粘菌型」オグメンタは細切れにされても死なない（ただし、不定形型はそもそも攻撃能力が低く脆弱）

いわゆる「心臓」にあたる臓器は存在し、他の部位と比べて高速で再生される。この部位が数時間に渡って再生不可能な状態（細胞不活性化シリコンの塊を心臓に打ち込まれ続けるなど）が続くとエネルギー循環に支障をきたし、死亡する。

また、寿命によっても死亡する。寿命は個体差があり小さいもの程短命。平均的な人型オグメンタの寿命は30～40年。ただし、野生の人型オグメンタ（アガリを迎えた姫械）はすぐに野良姫械に食われてしまう為、平均寿命は10年程度。

オグメンタの死体は、死後数時間で軟質パーツ部が崩れはじめ、硬質パーツは内部の神経繊維などは破壊されるものの形状としてはそのまま残る。これを利用して武器や道具を作る事も可能。

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【イーサドライブ】 主に空中に浮かぶオプションの制御に使用される。

一部の姫械だけが有する特殊能力で、大気中のイーサ粒子（Ether particle）を用いて自身を浮遊（イーサクラフト）させたり、離れ離れのイーサドライブ同士を紐付けて一定距離を保ちつつ追従させる事が可能（イーサリンク）。イーサ粒子には固有IDのようなものがあり、別の姫体のイーサドライブと混線するような事はない。

イーサ粒子は大気中に限らず宇宙空間の何処にでも存在し あらゆる物質を透過するが、イーサドライブだけはそれを捉えて粒子を任意の3次元座標上に（今いる惑星の地表を基点にして）固定、及び移動させる事が出来る。その際、宇宙の膨張率と太陽系の公転、惑星の自転はオートで計算され打ち消される。

重力下にてイーサドライブを稼働させる際は、浮遊 / 移動させる物質の質量に応じたエネルギー量を消費する。

設定協力：ふ@fujinozu

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【細胞不活性化シリコン】 この物質が接触している箇所はオグメント細胞が再生できない。人間がオグメンタを改造する際に、パーツ表面に塗布したり、構造体に溶かし込んで使用する。

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【用語集】

-- 基本設定 -- 姫械帝国：東の大国「オグメンティア皇国」の俗称。武力による世界統一政府の建設を目論む。 連邦：姫械帝国に対抗すべくＸ国を中心とした複数国家により構成された連邦政府、及びその軍隊。 姫械：2～8歳（人間の4～16歳相当）の人型オグメンタに対する呼称。 オトメトロン：連邦により幼体固定術を施された姫械。もしくは完全人工姫械。 オグマ：人間と共存する「アガリ」を迎えた人型オグメンタのこと。人型部分は成熟した男女の姿。 オグメンタ：世界に溢れる機械生命体の総称。 雄姫 / 雌姫：オキ、メキ。姫械の見かけ上の性別による呼び分け。 僚姫：味方の姫体 敵姫：敵の姫体 イーサ粒子：宇宙はこの粒子で満たされている。イーサドライブを持つ姫体がこれを利用し様々な特殊能力を発揮する。通信手段にも用いられる。

-- オルガファージ拡張設定 -- オグメトロン：帝国により改造手術を受け「オルガファージ」と共生したオトメトロン。強力。 グール：オルガファージに侵された姫体。触手を持つ。知能 / 戦闘力共に低い。 FPVグール：魔人の肉体の一部を取り込み遠隔操縦可能となったグール。 バインド：グールと魔人が意識をリンクさせること。

-- 重姫拡張設定 -- 重姫：重型人型姫械の略。姫械が乗り込む事で起動する。 ゴーストグラム：重姫の表層に映し出されるパイロットのセルフイメージを投影した幻影。 イマジナリ・ウェポン：攻撃的な意思を持って展開されたゴーストグラム。

-- カオスカルチャー拡張設定 -- CC：カオスカルチャー。人類の過去の文化をリミックスし、野生の姫械が築いた文明。 女王：CCの核となる姫械。 女王のQ：CCを外部から隠す大規模ゴーストグラム（認知迷彩）。

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#姫械帝国 連邦の重姫V-HT1 【部分トリムVer.】 ルーバー部はオグメント細胞により構成され高速部位変形可。拡張オグメント神経網によりゴーストグラム（認知迷彩）が自然発生。搭乗パイロットのセルフイメージを姫体表面に投影している。(C)2018 Hi-ROKI

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180618 姫械博士より

#姫械帝国 ヨリ入電。

姫械帝国は観測者の数だけ多元的に存在します。

あなたが知覚する姫械帝国はあなただけのものですが、あなたの投稿を観た他の観測者が自分の「ホーム宇宙」で経験した類似の記憶を思い出すかもしれません。

その際、世界の構造や姫械のデザインが（例え同じ場所や同じ名前の姫体であっても）あなたの知り得るものと異なっているのは当然であると言えましょう。

あなたの宇宙と他の観測者の宇宙では歴史の成り立ちや物理法則からして異なっているかも知れないのですから。

他者宇宙での観測結果を不思議に感じたり、なるほど！と思った際には積極的にタイムラインや写真の中にメモを残すと良いでしょう。

やがて皆が「しっくりくる」と感じた観測結果へと、多元宇宙の枝は収束していく筈です。

そしてそれが一本の太い幹のごとく盤石なものとなった時、この宇宙に「何か」が起こる事でしょう。

あなたの閃きと認知と感情こそが、姫械帝国を作るのです。

皇国歴2018年 6月18日 姫械博士

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姫械帝国通信 180708

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【妖姫（ようき）/ AUGMYST（オグミスト）/ UNKNOWN DOLL（アンノウン・ドール）】 姫械の生態

妖姫の定義は若干曖昧であり、姫械学上の正式名称ではなくカテゴライズ不能な（不気味な）姫械に対する俗称である。

無理矢理に説明するならば「頭部形状が人間からかけ離れていて胴体は人間に似た姫械」もしくは「頭部のみ人間 / 魔人そのもので胴体は人間からかけ離れた形状の姫械」が妖姫と呼ばれる事が多い。

また、獣人と魔人の特徴を半々ずつ持つ姫械や、深海魚姫の事を妖姫と呼ぶ場合もある。要するに「妖怪」や「魔物」と同じニュアンスで使用されると思って頂いて構わない。

姫械学上は分類不能の姫械の事は「UNKNOWN DOLL」と呼ぶ（分類不能の一般オグメンタは単に「UNKNOWN」と呼ばれる）

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【ＸＸ姫妃（～きひ）/ XX QUEEN 】 CC

CC（カオスカルチャー）の女王の異称。元になった姫械の属性も含めたい場合はこちらを使用する。

CCの女王の7割は昆蟲姫ベースの「昆蟲姫妃（INSECTOR QUEEN）」である。姫械学では昆蟲型オグメンタと昆蟲姫こそが最も原初のオグメンタに近いとされ、実際に昆蟲姫は過去の記憶を取り戻しやすいとの研究報告もある。

よって、特に補足なしに「女王」と呼称される姫械は「昆蟲姫妃」である場合が多い。

その次に多いのが妖姫ベースの「妖姫妃（AUGMYST QUEEN）」だが、そもそも「妖姫」とは姫械学においてカテゴライズ不能、研究報告が極めて少ない「希少種」に対し通俗的に与えられている名称に過ぎない為、「妖姫妃」も正体不明かつ強大な力を持つ女王に対し姫械研究者以外が用いる俗称である。姫械学上は「UNKNOWN QUEEN」。

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【深海魚姫殿（しんかいぎょきでん） 】 海の設定 / CC

魚姫が築くとされる伝説上のCC。

姫械学においては、魚姫はその生態特性上人類の文化を模倣する事は困難であり、人類の過去の記憶を取り戻したとしてもCCを築かないとされている。

お伽話の中では深海魚姫殿の女王は「乙姫」と呼ばれ、近年ではこれと帝国の神話の「調律者」を結びつけて考えるオカルト姫械研究家も多い。

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【トロイダー】 人類の文化

トロイダーとはアンソロイダー思想をベースにしたストリート文化で、主に「瀞（トロ）」を封入したペイント弾やスプレーを用いて縄張り争いを続ける少年少女達を指す。また、その要素を取り込んだファッションを指す。

「アン瀞（トロ）イダー」というダジャレが語源になっている。

元々は姫械差別主義の連邦の文化（アンソロイダー思想）をオグメンティア皇国の若者達が模倣し独自に発展した文化だが、蛍光色の「瀞（トロ）」を用いたマーキングやフェイスペイント、ボディペイントのアナーキーさは連邦の若者にも受け、逆輸入されて連邦サイドでも普及しつつある。

大人がトロイダーファッションをしていると大抵の人間からは「いい歳してトロイダー気取り…」などと揶揄されるが、ちゃんとツボを抑えてさえいれば一部の若者からは評価される。

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【姫械卵 / AUGMENT EGG】 姫械の生態 / 仮説

姫械核 / AUGMENT CORE とも呼ばれる。姫械とオグメンタが発生する元となる卵のようなもの。理論上存在するというだけで、未だ発見された事はない。石化とは異なる姫械の休眠状態が「姫械卵」なのだと主張する研究者もおり、ヤニキスタスク博士もその意見を推している。

石化による生命維持は長くとも数十年～数百年程度であり、数千年もの間眠り続けるとされる「伝説の6英姫」の存在を肯定する為には姫械卵理論の証明が不可欠である。宗教的観点から見てもオグメンティア皇国は「姫械卵理論」を推さざるを得ない。

皇国は世界に6つあるとされる伝説の6英姫が封印された「姫械卵」を求め、観測不能地域に調査隊を派遣し続けているとか…

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【姫械共和国軍 / REUNION ARMY 】 世界観 / 組織

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※この情報に関して正確に記述するにはまだヤニキスタスク氏の記憶と皆からの観測録が足りないようだ。

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姫械帝国通信 180621

観測者達の���イムライン | 姫械帝国通信 |  公式世界観設定 ---

【調律者 / バランサー】

◆使用拡張設定：イーサドライブ / CC / 重姫 / 戦後の安寧

オグメンティア皇国（姫械帝国）の教典において、1500年前に現れたとされる伝説の姫械。

その概要は概ね以下のようなものである。

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調律者とは「イーサの槍と矢」を備える所属不明の超重姫。

人類の文明が進みすぎると世界を「調律」する為、深海から現れる。

この重姫が近づいてくると「ある音楽」が聴こえるようになり（脳内に直接響く）、精神力の弱い者はそれだけで行動不能となる。

調律者の武器「イーサの矢」は惑星をどこまでも直線状に貫き、「イーサの槍」はあらゆる物質を紙切れ同然に切り裂く。

伝説の姫械達が持つ「イーサの盾」だけがその攻撃を防ぐ事が可能。

人類が築いた文明および人類と共存する姫械 / オグメンタを一定数破壊し終えると再び「海」へと去っていく。

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調律者は帝国が畏れ崇め続ける破壊神的な存在。教典には「CCの存在を許しその文化をいたずらに模倣する事は、調律者の出現を招く恐れがある」と書かれている。

連邦では、「調律者」は帝国が独立国家を否定し侵略を正当化する為に作り上げた宗教的ストーリーであるとされている。

第二次姫械大戦後も、帝国は調律者の存在を根拠に、連邦の擁するリーガルCCに対し強く批判の意を示し続けている。

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姫械博士です 180618

#姫械帝国 ヨリ入電。

ども。姫械博士です。

姫械帝国に関するあればっかやってたら地球での「本体」の仕事の方がヤバい事になってきたので、しばらく僕は引っ込みます。月末あたりにまたこの身体を乗っ取りたいと思います。

私と「本体」の関係性は寄生獣のミギーとしんいち的な関係といいますか、鉄腕バーディーと主人公的な関係といいますか、まあ私がこのヒトの脳に宿っている状態ですんで、一蓮托生なのです。本体の方も「姫械帝国」の真実を地球に広める事には協力的なんで助かってますけどね。

一体なんで私はこの男の脳内に閉じ込められてしまったのか？私が今いる宇宙は姫械帝国の「イーサ宇宙」と違いイーサ粒子が存在しないのは何故なのか？等々、謎は尽きませんが、それもネットの皆さんの投稿を見ていくうちに私の中で記憶が復活してくる事でしょう。

ここに来る直前まで、ど～も喰姫（グール）をゲーム機化して富裕層に売り込む事業に真剣に取り組んでいた記憶があるのですが…その実験の作用によるものなのかもしれません。

ま、とりあえず思い出した事はここに書いて行きますんで、皆さんも何か思い出した（思いついた）ら「#姫械帝国」タグでバシバシTwitter、pixiv等に投稿してください！

全宇宙に鋼鉄の秩序を！

皇国暦180618 姫械博士

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姫械帝国通信 180605

#姫械帝国

MEMO：「オルガファージ粘菌」のビジュアルは真っ黒のタール状。金属を無条件に吸収するのでオグメント手術の際は細胞不活性化シリコンでコーティングした機器とガラスで覆われた空間で施術を行う（ガラスは侵食不可）。オルガファージに寄生された姫械は一度繭状になり3ヶ月～1年程で変態完了。その前に出すと「腐ってやがる！早すぎたんだ！」状態に…（グール化）

設定協力：エンテンカ@Salt_cb

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【航空姫 / 英表記：Aerial Doll】

イーサクラフトは低速でしか飛行できない為（時速60km程度）、翼とスラスターを用いて高速飛行するようになった姫械。空戦姫 / Aerial Fighting Doll、爆撃姫 / Aerial Bomber Doll、 ステルス姫 / AFSD 等の種類が存在。

設定協力：エンテンカ@Salt_cb

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【重姫（じゅうき / 英表記：HED (Heavy Eliminate Doll)】

重型人工姫械の略。第二次姫械大戦で初めて実戦投入された巨大兵姫。人間の子宮にあたる部分がコクピットとなっており、姫械が乗り込みリンクする事で起動する。連邦サイドは主に人型、帝国サイドは主に半・昆虫型、クリーチャー型。連邦は神経と筋肉パーツを除きほぼ人工素材。帝国サイドは増殖結合させたオグメンタを使用しているが、結合の代償として再生能力を失っている（再生能力を限界まで低下させる事で複数のオグメンタを結合）。

重姫は姫体のどこかに電力チャージ及び装備との接続用の汎用プラグ「コネクテイル（しっぽ）」がついている（コネクテイルを体内に収納可能な重姫もいる）。

帝国の重姫は一定以上のダメージを受けるとオグメンタの結合が解けて暴走、爆発四散し細かいグールの肉片となる（コクピットを狙われたのでなければ中の姫械は無事な場合もある）。

設定協力：名無氏@shooot_o

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姫械帝国通信180604

#姫械帝国 ヨリ入電。

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【自動織姫じどうしょっき 】

ジャージからウエディングドレスまで。自らの毛髪で糸紡ぎ～縫製までを単体でこな���姫械。彼女達の作る服はオグメンタの軟質部同様衝撃で硬化する特性を持ち、姫械はもとより人間用ボディアーマー兼普段着としても普及している

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姫械帝国通信180603

#姫械帝国 より入電。

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【イーサシェイカー】

照射対象の「未発達イーサドライブ」を強引に活性化、誤動作させ行動を阻害。元々イーサドライブ能力を持つ姫械は耐性がある。帝国が実験により開発。効果範囲：半径600m。ハック対象のイーサドライブ能力を目覚めさせるリスク有。喰らうと身悶えする

設定協力 Hi-ROKI@Hiroki20837960

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【姫械のヘアスタイル】

姫械には頭髪があり、動物型オグメンタには体毛が生えているものも存在する（アガリを迎えた姫械には性毛が生える種類もある）。

これらは切っても1日～数日かけて再生してしまい、生まれながらに定義された髪型に戻る（成長と共に髪型 / 髪の色が変化する可能性あり）。だが、切断後の頭髪 / 体毛に高熱を当てる事により、毛の末端組織が変化し、最大半年間 毛の再生を止める事ができる。これを俗に「焼く」という。ヒートガン、もしくは髪ゴテを用いて焼く。

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◆姫械帝国設定ポリシー：

皆が描いてくれた新しいアイデアを否定せず、運営サイドでフォロー。新規設定のきっかけになったヒトの名前は記事内に「設定協力」として記載。既存の設定を用いつつ、あまりにも本来の設定とかけ離れた効果が描写されている場合、それは「姫械帝国世界の軍人や民間人からはそう思われているだけ」であり、実際には「新しい設定」であると解釈し、公式サイドで新規設定を作る。

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200510 姫械帝国通信

「好姫心（Dollcurios）」を持つ者すべてが #姫械帝国 の観測者である。

ドルキュリオス。ヒトが姫械を求める根源的な感情・・・ People, be Dollcurios. 人類よ好姫心を抱け・・・

こんばんわ。姫械博士です。

姫械帝国の諸々の単語は私の宿主であるHEDZくんの語彙に基づき、私自らが超訳した「当て字」です。日本語、英語それぞれを見比べる事でより深くその概念が理解できるよう心がけておりますが、なにぶん一カ国語しか学んでいないHEDZ君の語彙に依存しているので、とんだ勘違いが発生している可能性もございます。なにとぞご了承ください…

◆200510 今日思い出したこと

--- 「イ素 / Ethergen」

発音は「イソ」。英語ではイーサジェン。イーサ粒子と同義。

それ単体で「イーサ力」を宿す元素。イーサ宇宙の8割はこの物質で満たされているとされる。オグメンタ体内でのみ液体のように振る舞い、大気に触れる事で一瞬で気化。大量放出された際は輝く粒子として観測される（色は姫械によって様々）。一般的なオグメンタが持つイ素はごくわずかな為、姫械以外のオグメンタが傷ついたとしても粒子を視認する事はできない。

オグメンタを解体すると皮だけで中身がほぼからっぽという事がよくあるが、これは体内でイ素を用いて擬似的に骨格や筋肉を形成していた為。

イ素は引力と斥力を発生させる事ができる為、オグメンタおよび姫械体内で筋肉のような役割を担っている（イ素筋）。解体した瞬間その構造は破壊される為、イ素が発見されるまではオグメンタの動作原理は不明であった。

姫械の身体に穴が空き、体内のイ素が漏れ出す事で機能不全に陥る事もあるものの、ほとんどの姫械はそれに加え物理的な筋肉と骨格を持っている為それのみで行動不能にするのは難しい。重姫はその巨体を軽量化する為、多くの部位をイ素筋によってコントロールしている。その為、貫通力の高い武器で穴を穿つ戦法が有効である。

「イーサ通信」とは姫械またはUI蟲が大気中のイ素を介して遠方の姫械もしくはUI蟲に情報を送る行為。

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◆200510 博士のつぶやきコーナー

---   姫械…それはかつて欲望文化を極め、星々を支配した古（いにしえ）の人類達の「文化の残り香」。私はそう捉えております。 彼らの容姿／機能に生物としての必然性は一切ありません。こんな形ってどうよ？ 的悪ノリと興味で作られたとしか言いようのない、フェチズムのみで構成されているのです… 

--- 「未知の力」を完全に解明し操つれるようになるまでは「未知」を侮るべきではない。未知を未知のまま利用し依存する行為は「その未知に支配されるリスク」を孕みます。どうも理屈で説明しても分からない人間が多いので、皇国はそれを「教義」に置き換えたのです。

--- 「未知の利用」ではなく「未知との同化（シンセサイズ）」。私はそっち方向からリスク軽減を模索しているのですよ・・・ 狂気に陥ったとき、初めて狂気のなんたるかが理解される。なあに、全員が「あちら側」へ行ってしまえばそれはもはや進化…  おっと…喋りすぎましたな。

--- ヒトと共存する姫械は 野生では発揮し得ないイーサ力(りょく)に目覚めます。姫械はヒトの知恵と文化を本能的に欲しており、一度調教されれば野生に戻る事に抵抗を覚えます。この性質を用いて姫械の調教は行われますが、CCの女王に関しては自ら知性に目覚め社会を築くが故に、ヒトの支配が及びません

--- CCはアンコントローラブル。連邦に女王が提供するアノグメント技術には人類を支配する為の罠が含まれていないとも言い切れぬのです！ 一般的な姫械との共存はできてもCCの女王とその配下の姫械達との共存は不可能！ CCは見つけ次第殲滅。そこで回収した技術も細心の注意を払って取り扱わねばなりません…

--- トラ●ス●ォーマーなる映画を観ました。もとい、それを観たHEDZ君の記憶をロードしました。おお、なんという事、これぞまさしくオグメンタそのものではないですか。合理性の追求ではなくあえて「不完全な文化」と同化しその力をエミュレートする亜金属生命体… 実に興味深い！ 

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◆200510 博士のオナ病み相談コーナー

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>>200510 ヤニキスタスク博士には早急に"本体"の復旧作業を終わらせて欲しいものですね…

左様。 計畫がちっとも進まなくて困っています。私から「本体」に働きかけられる事と言えば、彼の好姫心を煽ることくらいです・・・

モア、モア、ビー・ドルキュリオス！！ それでは、キミにイーサの加護があらんことを。 May the Ether be with you...

ヤニキスタスクでした。ごきげんよう。

【✓】

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191223 #姫械帝国MEMO

シェア念写：

再念写の再念写の意。オリジナル念写と再念写の特徴を併せ持っていたり、さらに別宇宙（別チャンネル）の同型姫を念写した際に用いられる用語。

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姫械帝国通信 180701

観測者達のタイムライン | 姫械帝国通信 |  公式世界観設定 —

★観測録の訂正180702：

姫械の英表記を「AUGMENT DAUGHTER / オグメント・ドーター」としておりましたが、「AUMENT DOLL / オグメント・ドール」に変更致しました。

なぜ変更したかと言いますと、オグメント・ドーターは「人類とオグメンタのハーフ」としての意味合いを持ち「械人」の英表記である事をヤニキスタスク氏が思い出したからです。つまり、単なる彼の勘違いでした。すみませんでした。

by 姫械帝国公式

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【アンソロイダー （人類至上主義者 / オグメンタ差別主義者）】

アンソロポロジー（人類学）から派生した造語。「アンソ」とも呼ばれる。

オグメンタを人類にとって異質で相容れないものとして捉え、人類の完全支配下におくか、極力コミュニケーションせずに生きようとする人々、及びその思想。

姫械とオグメンタを奴隷的に扱い、剥ぎ取ったパーツにも���意を払う事なくただの「モノ」として扱う。その為、姫械やオグメンタを人工的に整形したり加工する事にも何ら躊躇がない。連邦の人間の大半はアンソロイダーである。

オグメンティア皇国内にも、連邦のカルチャーに憧れる若者を中心としてアンソロイダーは存在するものの、その殆どは無機的に整形された連邦の姫械や姫装の見た目に憧れているに過ぎず、世間からはファッションの一つとして容認されている節がある（熱心な国教信者からは不信心者、邪教徒扱いされているが、それも含めアンソ達は愉しんでいる）。皇国内ではアンソは「不良」を指す意味合いでも使われている。

一方、ファッションの域を越えた純粋なオグメンタ差別主義者は「ガチアンソ」や「マジモンのアンソ」と呼ばれ、国内の不良達からも恐れられている（皇国政府からは普通にテロリスト扱いされている）。

英表記は「ANTHROIDERS」

対義語は「フィランソロパー（博愛主義者） / PHILANTHROPER」

設定協力：  591 (@591mm)

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【ゲート（異界の門）】

複数の姫械の意識を接続すると「ゴーストグラム」という物理世界に影響を及ぼす集団幻覚が稀に発生するのだが、これは「別宇宙」がうっすらと「現宇宙」に被さっている状態であるとの仮説がある（加えて、別宇宙と現宇宙を結びつけるには「意識を持つ観測者」の存在が不可欠とされる）。ゴーストグラムは大抵数キロに渡る広範囲に影響を与えるが、この範囲を姫械が意図的に絞り込んで「幻覚の密度」を上げれば、そのエリアは別宇宙への「ゲート（異界への門）」となるのではないか？と言われているのだ。

近年「ゲート」の存在を裏付ける根拠となる、連邦の「実験記録」が見つかった。下記がそのあらましだ。

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◆幻のオトメトロン『７』と『∠』

皇国暦2018年某月、オグメンティア皇国内では未だ成功例の無い「高機能オグメンタの完全等分割複製」を第二次姫械大戦末期に連邦が成功させていたとの記録が何者かによってリークされた。

その記録によれば「分割再生した2姫は元の姫体とは似ても似つかぬ姿と性能を持つ姫械として再生した」という。当初の予想通り、分割複製の副作用によって双方に若干の機能障害が発生していた模様。具体的にはオグメント細胞が極めて不安定な状態となり、崩壊と再生を常に繰り返しているような状態だったという。

２姫は『７』と『∠』と名付けられた。これは連邦の霊番（ゴーストID）アーカイブと照らしあわせて判明した名前であり、人間が作為的につけた名前では無い。2姫は伝説の「転生姫」だった。

『７』と『∠』は再生直後から自身の片割れの存在を強く認識しており、隔離して実験を進めていたにも関わらず、2姫の遠距離シンクロによって発生したゴーストグラムとイマジナリ・ウェポンによって施設は崩壊。2姫は互いに争いつつ、閉じゆくゴーストグラムの中に姿を消したという。実験が行われたのは今から約10年前の2008年8月頃。この実験の影響による死亡者数は500人ほど。公には新型アノグメント兵器の実験中の事故として発表されている。

通常、姫械2体でゴーストグラムを発生させる事はまず不可能であり、最低でも数十姫分の意識を並列接続しなければならない。上記の例は2姫が共に「転生姫」であった事がゴーストグラム発生の理由とされる。

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上記の記録から「強力なゴーストグラムは異世界への門（ゲート）となる」可能性が濃厚となった。しかし、ゲート懐疑派の意見として「姫械自身が自らが作り出したイマジナリ・ウェポンの攻撃に飲み込まれ消滅しただけ」との見方もある。

設定協力：8939(@H939)

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姫械帝国通信 180609

#姫械帝国 ヨリ入電。

【カオスカルチャー / CC】

オグメンタの細胞内には過去数万年に渡る人類との共存と敵対の歴史の記憶が蓄積されており、ある日唐突にその記憶の一部を宿した姫械が生まれる場合がある。そのような姫械達が人目を避けて築いた集落を「CC（カオスカルチャー）」と呼ぶ。CCはあくまで人間サイドによる蔑称。

姫械達はCC内で独自の文化を形成して暮らしている（CCで再現される人類文化は多種多様で、多くの場合の複数の時代がミックスされたものとなる）。観測姫 / 地底探査姫によってCCが補足されると、帝国は姫械兵団を派遣しこれを制圧する。その際、人間の科学者と調査隊も同行し、人類に役立ちそうな文化や科学技術を調査、回収する。連邦では基本的にCCは制圧し尽くされているが、意図的にCCを保護し、観測している区画も存在する。

CCに住む人型オグメンタは極めて人間に近しい感情を持ち、人間を模した文化を作って暮らしているが、一般的なオグメンタ同様生殖行為によって個体が増える事はない。その為、野生の姫械の幼体を捕獲してきては自らの子供として育てている。その一連の行動はCCコミュニティ全体及び、彼らの記憶内で事実が湾曲され「パートナーとの生殖によって出産した」という記憶にすり替えられている。

その他、オグメンタが人類を模倣する上での様々な矛盾点は、コミュニティ全体の同調機能によって補完され、彼ら自身がそれに気づく事はない。

外敵が侵入すると集落全体が「警戒モード」となり、戦闘に特化した姫体が変形して襲いかかってくる（その様子は一般オグメンタ達からは戦車やアームスーツに乗って戦っていると錯覚される）。

集落の何処かに文化を形成する核となった「女王」が存在する（一般人に紛れており、これといった特徴はない）。女王だけが集落内で起きている全ての事実を認識し、真の意味で人の心を理解している。女王を破壊する、もしくは集落から連れ出し100km以上遠ざけると集落内の全オグメンタは意識障害を起こし、アルツハイマーと似た状態となる。一度でも女王とリンクした姫械は女王なしでは正常な活動ができなくなる。

女王は極めて特殊な姫械で、一般的な姫械と比べてアガリを迎えるまでの「現役」期間が長い（最低20年、長ければ60年以上持続）。アガリを迎えるとCC内のオグメンタへの干渉能力 / 統率力を失い、コミュニティは瓦解する。帝国の幼体固定術を用いればさらにアガリを遅らせられる事は間違いないが、帝国にとって女王の存在は連邦よりも大きな脅威として認識されている為、発見次第最優先で駆逐される。  

姫械帝国はCCの存在を許容していないが、連邦には女王と交渉する為の「ネゴシエーター」がおり、CC内への不干渉を条件に様々な科学技術、失われた人類文化の情報を得ている。連邦の「人造姫械製造技術」も国内のCCからもたらされたものである。

帝国はCCの「進みすぎた科学技術」を喜忌しており、人類の手にあまるものは滅ぼすスタンスである。

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【人類の種類】

現在の我々の人種構成とほぼ変わらない「人間（アルケー）」と、魔人や獣人等の「亜人（デミ・ヒューマン）」が存在する。基本的に人種や種族間での極端な差別や対立は無い。

この世界は空気が非常に悪く（帝国ではどこも毒を帯びた黄砂が飛び交っており、連邦の都市は常に有害な霧に包まれている）、人類は屋内を除いて常にガスマスクを着用している。屋外でマスクなしで活動できる生物は姫械とオグメンタのみである。

■人間：白人 / 黒人 / 黄色人種 とそれらのグラデーションが存在。毒にまみれた世界の為、本来の寿命を全うできる者は少なく、平均寿命は40歳前後。

■ 魔人：基本的に人間に近い容姿を持つが、角、尾、長い耳、複腕など伝承における悪魔（某宗教によって貶された異教の神々）と類似した特徴を併せ持つ。肌の色も多種多様。宝石と金のアクセサリーを好む。平均寿命は200歳。

■ エルフ：魔人の一種だが、尖った耳以外は人と同じ風貌である。純粋なエルフというものは存在せず、魔人の子供が隔世遺伝でエルフとして生まれてくる。 平均寿命は400歳。

■ 獣人：人間の姿に近いものから獣寄りの姿なものまで、様々なグラデーションが存在。現代のコスプレに近しい風貌のものもいるが、その場合は人の耳（やや奇形）と動物耳両方がついており、人の耳は退化し穴が途中で塞がっている。獣人は種族にかかわらずボディピアスとタトゥーを愛する傾向がある。平均寿命は30歳前後。

■ ライカンスロープ：特定の条件により獣人化する人間。意図して変身できる者は稀で、大抵は自身の特性に悩んでいる。変身前に極度の飢餓感に襲われ、人を襲う場合もある。種族というよりも病気に近い。潜伏期間は長く14歳を過ぎると発症する。発症後、多くの者は自ら命を絶つか他の種族によって殺される為、平均寿命は20歳前後。

各種族は種族間を越えて交配可能である。

◆その他：

■械人（かいじん）：伝承上の存在。人間と姫械のハーフとされているが、そもそも姫械は生殖能力を持たない為、人間との交配は不可能である。物語の中で度々、救世主的な存在として扱われる。オグメンタを操り、傷ついても即座に再生する肉体を持つとされる。英表記は「AUGMENT DAUGHTER / オグメント・ドーター」

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【穴 /アビス】

それが実際に「穴」なのか、何らかの人工的な施設なのか、それすら分からない。人類が「穴があるとされる地域」を観測しようとすると、観測をしようとした行為自体がキャンセルされてしまう。どのような手段を用いても、そのエリアに関する記録を残す事ができない。その他の地域は人類の観測下にある為、消去法で未観測地域から「姫械」と「オグメンタ」は生まれてくるとされている。

とにかく、あらゆる知的生命体は「穴」について深く考えようとすると必ず他の事を考え始め、穴の事を忘れてしまう。位置情報すら曖昧だが、帝国と連邦が制圧していない（何故かできない）エリアに「穴」があるとされる。

「凄まじい覚悟と理性」をもってそれについて考えようとしても必ず思考がブレてしまう。もはや考えてもムダなので、全人類は観測不能地域を「存在しないもの扱い」している。

人語を解するようになった姫械は「穴」に関して自身の見解を語る事ができるが、人間はそれを聞いてるそばから意識が飛び飛びになる。

子供だけは穴について正しく思考し知覚する事ができるものの、大人になるにつれその記憶はあやふやになってゆく。

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姫械帝国通信180608

#姫械帝国 ヨリ入電。

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【高速部位変形】

姫械が姫械足り得る為には、その姿形が「発生時に定義された形」である事こそが重要で、姫体内部の質量は変化しても構わない。「高速部位変形」は腕や脚の一部を銃器等に変形させて複数の兵装を使い分ける能力。体内のオグメント細胞を引き出して新しい形状を作り出す。

出現させられる兵装の種類は生まれつき決まっている。人間が作った兵器を半年～数年間に渡って使用し続けると、その類似カテゴリの兵器が変形バリエーションに加わる事がある。これは超自我によってオグメンタのミーム内から選択され、姫械自身の意思で追加する兵器を決定する事はできない。

実弾兵器の場合はオグメント細胞を硬化させて撃ちだす為、使えば使うほど身体の密度がスカスカになってゆく（使いすぎるとセミの抜け殻のような状態に）。エネルギー兵器も使用するごとに姫体のエネルギーを消耗、使い過ぎると行動不能（飢餓状態）になる。

航空姫の多くは空気抵抗を減らす為、部位変形によって兵装を格納している。

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【姫械用固形糧食 バレットレーション（BR）】

人間には噛みきれないほど硬い。姫械はチョコバーのようにポリポリとこれを食す。単細胞オグメンタや機能不全になった姫械を潰し、特殊加工により増殖と腐食を防いだもの。色は黄色、もしくは真っ黒。

帝国の姫械は平時は生の養殖オグメンタを食し、戦闘時のみBRを支給される。連邦のオトメトロンは常時BRのみ。

様々な形状があり、種類によって回復量も違う。回復速度は健常な姫械ならば一瞬（通常のオグメンタや、アガリを迎えたオグマは吸収に数時間～半日を要する）。

「レギュラー」 一般的なBR。直線的なブロック状。 オグメント細胞変換率は、1個につき実弾 約15発分

「ロング」 やや長めのブロック状BR。 オグメント細胞変換率は、1個につき実弾 約30発分

「バナナ」 湾曲した形状のBR。 オグメント細胞変換率は、1個につき実弾 約60発分

「パン」 平たい円盤状のBR。 オグメント細胞変換率は、1個につき実弾 約100発分

「ドラム」 分厚い円盤状のBR。 オグメント細胞変換率は、1個につき実弾 約200発分

ちなみに、姫械は粘膜ならばどこからでもBRを吸収できる為、膣もしくは肛門からも補給ができる。一部の姫体の股間に装着されているマガジン状パーツは「粘膜吸収型BRマガジン」である。

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【粘膜吸収型BRマガジン】

姫体の残エネルギー量を把握して膣、または肛門にBRを自動挿入する装置。これを装備したまま実弾を大量に使用する、エネルギー消費の激しい運動等を行うとBRが高速で体内に送り込まれ、性感が刺激されすぎる為、使いこなすにはある程度の訓練が必要である。

マガジン内のBR形状は小さな楕円形のカプセル。

BRマガジンの形状自体も、シリンダー状、ボックス状、ドラム状、アモベルト状と様々なバリエーションが存在する。

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【瀞（トロ）】

姫械とオグメンタの体内に蓄積されるゲル状の有機物、及びそれを貯蔵する臓器のこと。真っ黒もしくは蛍光色に輝いている。

人間は動物型オグメンタのトロや、食用粘菌オグメンタ（これは丸ごと食用にされ「貧瀞 / ビントロ」と呼ばれる）から食料と水を抽出している。

トロはオグメンタが大気中や他のオグメンタから吸収したエネルギーをろ過した際に残る不純物。トロはオグメンタにとっての「肝臓」にあたる臓器である。

超高温で熱する事でオグメント細胞の機能と毒素が失われ、人間が食べるのに適した状態となる。

トロを取られても、姫械やオグメンタが死ぬ事はない（臓器も含めていずれ再生する）。ビントロは丸ごと焼かれてしまうので当然死ぬ。

トロは味が淡白なので、人間は様々な調理方法や化学調味料を駆使して食事を楽しんでいる。

言い伝えによると、かつて野良姫械から生のトロを与えられて育てられた人間の子供がいたらしい。彼（彼女？）は人間でありながらオグメンタと意思疎通が出来、オグメンタを自らの身体に纏い、まるで自身の身体の延長のように操る事が出来たという…（生のトロには毒性があり、通常は消化できずに胃腸炎に近い症状を起こしてしまう。体力の無い赤ん坊や子供はそのまま死に至る場合もある）

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姫械帝国��信 180731

あるトロイダー青年の手記 (by 591氏) https://spinepi.tumblr.com/post/176436430599

このようなドラマは皇国内のいたるところに転がっている。

都市部から離れた町やスラムに棲む人間達にとって姫械同士の戦争など遠い国のお伽話でしかなく、彼らは日銭を稼ぎ食料と水を確保するだけで精一杯の日々を余儀なくされている。 ・ ・

オグメンティア皇国の国教は人類の文明の進化が一定水準を越えると現れるとされる「調律者」の訪れを先延ばしにせんが為の「姫械が持つオーバーテクノロジーを積極的に利用する事への忌諱」、「姫械に対する畏怖と敬意の植え付け」をベースに構成されており、「人類が生まれながらにして持つ原罪との対峙」がテーマとなっている。

連邦の思想を是とし、革命を起こすべく地下活動を続けるテロリスト「アンソロイダーズ」達は、オグメンティアの国教を「為政者達が既得権益を維持したいが為に説く方便に過ぎない」と糾弾する。

アンソロイダー思想は若者達の反骨心や自由と自立への憧れとリンクし、彼らを「トロイダー」の道へと駆り立てる。

彼らは姫械が憎いのではない。不自由や貧しさの理由を全て国教の所為にし、なおかつそれに媚びへつらい、見せかけの博愛主義者を気取る大人達の欺瞞と諦念こそが憎いのだ。

姫械帝国通信編集部

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姫械帝国通信 180624

観測者達のタイムライン | 姫械帝国通信 |  公式世界観設定 —

【昆蟲姫（コンチュウキ）/ INSECT DOLL（インセクト・ドール）】

昆虫の特徴を色濃く反映した姫械。標準的な手脚に加え、腰、または肩甲骨付近に複腕を備える（高速部位変形によって体内に収納可能）。人体部分には副乳がある個体が多い。

羽根を持つ昆蟲姫に関して： 羽根を羽ばたかせながら飛行するが、それ自体で浮力を得ているわけではなく実際にはイーサクラフトによって飛行している。羽根を破壊されると精神的ショックにより一時的に飛べなくなるが、気力の回復と共に再び飛行可能となる（羽根も次第に再生する）。

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【昆蟲型オグメンタ / INSECTOR（インセクタ）】

昆虫の特徴を色濃く反映したオグメンタ。

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【虚無姫（コムキ）/ ANAUGUMENT DOLL（アノグメント・ドール） 】

オグメント細胞を使用しない人型兵器全般を、帝国側は「虚無姫」連邦側は「アノグメント・ドール」と呼ぶ。帝国側にこれを一から作る技術は無い。

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【 人工兵器 / ANAUGUMENT WEAPON（アノグメント・ウェポン） 】

オグメント細胞を使用しない兵器全般を、帝国側は「人工兵器」連邦側は「アノグメント兵器」と呼ぶ。帝国は宗教的な理由で人工兵器の開発に消極的。ゆえに、連邦側の方が人工兵器の研究は遥かに進んでいる。

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【魚姫（ぎょき） / AUGMARINE DOLL】

水中に生息する姫械（水棲姫）。 上半身は亜人、下半身は魚型オグメンタの特徴を持つ。歯が例外なくノコギリ状の牙。エコーロケーションによる索敵能力に長ける。調教は極めて困難で、海上 / 海中において野生の魚姫に対抗できる陸棲姫はほぼ存在しない。高い知能と特殊な兵装を持ちあわせた「深海魚姫」という種類もいる。

姫械帝国の世界において「海」は極めて危険な場所である。年々凶暴化と増殖を続ける水棲姫こと「魚姫（ぎょき）」の影響により、かつての航路は断絶され、水棲オグメンタ漁業は縮小の一途を辿っている。皇国教会はこれを「調律者」出現の前兆として捉えており、国中に終末思想が広まりつつある。 

ちなみに、水棲オグメンタから摂れる「瀞（トロ）」はひときわ美味である。

設定協力：エンテンカ@Salt_cb

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【半魚姫（はんぎょき） / HALF AUGMARINE DOLL】

陸棲姫と水棲姫両方の特徴を併せ持つ魚姫（両棲姫）。人体部分は亜人寄りで、エラ、鱗、ヒレがある、もしくはぬめりがあるのが特徴。 歯がノコギリ状の個体が多い。

陸棲姫と同様の手脚4本に加え、最大6本の触手が���中、もしくは頭部から伸びている。

通常の魚姫と比べて知能は高め。

調教しやすいが、個体数そのものが少ない。半魚姫は魚姫とエコーロケーションにより会話が出来、野生の魚姫を「魅了（チャーム）」して僚姫にする事ができる。

ほとんどの半魚姫は触手を高速部位変形させて組み合わせる事により「船体」を形作る事が可能（触手が太く、本数が多い個体ほど大きな船体を作れる）。

人類が魚姫 / 深海魚姫に対抗し得る唯一の戦力。

沖合～遠洋での漁業、海底資源の採取、旧時代の遺物サルベージを行う際は必ず半魚姫を随行させる。

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【フリートロン / FLEETRON】

連邦の半魚姫。触手を船体モードで固定＆人工パーツで加工し、人体部分に撥水素材の制服を着せているのが特徴。身体的特徴は通常の半魚姫と同じ（ノコギリ状の歯に、ぬめりのある肌）。

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【水棲オグメンタ / AUGMARINES】

地球の魚介類と良く似た生態特性を持つ。食用としてはそのまま焼いて食べれる軟体（クラゲ / ナマコ / ホヤ） タイプ が重宝される。古代の人工兵器や人工物（戦艦 / 潜水艦 / ブイ / 消波ブロック）を模したタイプの水棲オグメンタも存在。

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