thayashi
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「ジャック・デリダ」
わたしはボサノバに恋してる 彼にはヒモがついている わたしはそんな彼の鋼鉄のハートに首ったけ わたしは恋してる
わたしはボサノバに恋してる 彼にはヒモがついている わたしはそんな彼の鋼鉄のハートに首ったけ わたしは恋してる
何で誰もいってくれなかったの? わたしが誰のために働いてるかって お金持ちにかこまれて もちろん、貧乏人にもね ほら、ここに永遠の愛が でもそれって誰の愛でもない ああ、マリリンへの愛も ああ、愛しき人よ あなたは何をする? 頭のなかで、雨のなかで たゆまず革命をささえよ! (わたしも、わたしも、わたしも革命がおきてほしい!) ねえ、あなたがしなくちゃいけない何かを見つけるかどうか 全部あなた次第 だって
わたしはジャック・デリダに恋してる ページを繰って、何をすべきかわかった あの人の胸のなかでばらばらになりたい わたしは恋してる わたしはジャック・デリダに恋してる ページを繰って、何をすべきかわかった あの人の胸のなかでばらばらになりたい わたしは恋してる
過つは人の業 でも、許すのはちょっと神っぽすぎる わたしは工場みたいなもの 鬱々としていて、斜陽
ほら、ここに永遠の愛が でもそれって誰の愛でもない ああ、マリリンへの愛も ああ、愛しき人よ あなたは何をする? 頭のなかで、雨のなかで たゆまず革命をささえよ! (わたしも、わたしも、わたしも革命がおきてほしい!) ねえ、あなたがしなくちゃいけない何かを見つけるかどうか 全部あなた次第 だって
ああ、ぼくはまがい物のビーバップに恋してる カムデン・タウンから一日だけでてきた 逃げさりたくてたまらない ぼくは恋してる ああ、ぼくは革命の女戦士に恋している 『赤旗』をよんでるような、『前進』をよんでるような
彼はそれをかくしてる、煙草のように 捨て駒になる前衛のうしろで 彼はそれをかくしてる、その長さがバレないように そして、ほんとは何にももってないことがバレないように それって何だか、とっても悲しい光景じゃない? (でもだいじょうぶ)
さて、ぼくはきみが差しだせる以上のものがほしい でも、ぼくは何であれきみがえたものをすべてかっさらうだろう だって、ぼくは捨て鉢になった大いなる放蕩者さまなんだから ぼくはがつがつしてるといったんだ きみがとてもじゃないけど満足させられないぐらい (で、何をたべるの?)欲望は底知らず ぼくはきみの国民国家をたべたい
ぼくにはきみの手にあまるような動機がある ぼくにはきみには満たせない欲求がある ぼくにはきみには満たせない要求がある だから、きみはきみで歩きつづけて ぼくはきみの稼ぎ以上のものがほしいんだ
さて、ぼくはきみが差しだせる以上のものがほしい でも、ぼくは何であれきみがえたものをすべてかっさらうだろう だって、ぼくは捨て鉢になった大いなる放蕩者さまなんだから ぼくはがつがつしてるといったんだ きみがとてもじゃないけど満足させられないぐらい (で、何をたべるの?)欲望は底知らず ぼくはきみの国民国家をたべたい
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「ウィトゲンシュタインはいった」
ぼくのガールフレンドは哲学を勉強している。 ウィトゲンシュタインが専門だ。 そんな彼女だから、ぼくが彼女に「愛してる」というたび 「そんなことはいえないはず」といって つづけてこういう。
「どうしてあなたがわたしを愛してるって確証がもてるの? ウィトゲンシュタインによれば 世界がそもそも存在するってことすら不確かなのに。 ウィトゲンシュタインはそういったはず。 ウィトゲンシュタインはそういったはず。 それともラッセルだった? カントだった?」
いや、それをいったのはウィトゲンシュタイン、そうにちがいない。 彼女の部屋の壁にはウィトゲンシュタインの写真がかけてあって それをみると彼は悲しい男だったにちがいないとぼくはおもう。 ぼくにはわかるんだ、だから彼は仕事に打ちこんだって。 そして彼は見いだした 世界は事実すべてが 寄りあつまってできたものだって。
オッケー。いいたいことはわかった。 でもぼくはその発見にも あまり感心しなかったといわざるをえないな。 すると彼女はこういう。 「ほらね、そういうところがあなたはだめ。 あなたはいつも傲慢で 自分がいつも正しいとおもってる。でも
どうしてあなたがわたしを愛してるって確証がもてるの? ウィトゲンシュタインによれば 世界がそもそも存在するってことすら不確かなのに。 ウィトゲンシュタインはそういったはず。 ウィトゲンシュタインはそういったはず。 それともラッセルだった? カントだった?」
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あなたの声がきこえる でも、もう戻ることはできない 夢みる 手に入れたとおもっていたものすべてを おしつぶされる ふかく沈みこむ そう、夢へゆっくりともぐる いい気分、そう 自由な気分
ゆっくりともぐりこむ、もう、あなたはふれることはできない
目を閉じる そして、すべてとき放つ もろもろの想いから おちていく しずんでいく すべりこむ 空に うつくしい鳥たちがささやく その鳥たちを、かなしい気持ちでながむ あの人は、いい気分 あの人は、自由
Slowdive “Slowdive“
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茶色い目をしたあの子とぼくは疲れていた ぼくらは歩き 這いずり回った 荒れ地を 茨を 行方も知れぬ曲がりくねった道を
青い八月の月に照らされながら 冴えわたる八月の月に照らされながら
夜をかさね 火をくぐり抜け ぼくらはケーブルを急降下 街を抜け ハイウェイを突っ切り 雷鳴とどろく嵐のなか
青い八月の月に照らされながら 冴えわたる八月の月に照らされながら
それで ぼくらは砂漠でひとやすみした 歯のように真っ白な骨が転がっていて そしてぼくらは大気をつんざく セントエルモの火を見た
青い八月の月に照らされながら 冴えわたる八月の月に照らされながら
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とつぜん とつぜんに 煉瓦を頭に打ちつけられたみたいに 藪に足をとられ 膝を切った コンパスを三度の角度で握りしめる 彼女はやさしくささやく ぼくだけに スズメバチとミツバチのちがいを
そしてぼくらはおたがいに毒を吸い出した それはまるで ぼくの肌が貫かれるかのようで そこから聖歌が流れ出す とてもしずかに ぼくは辞書を覚えこんだけど 言葉はぼくを裏切ってばかり
ぼくは きみの黒い眼に物語を見出す きみの瞳のゼブラ縞に あいつはぼくの妹に夜這いをかけた また ぼくは彼女が咆哮するのを聞いた とてもおおきく ちからづよく そしてぼくらは暗がりでスノー・エンジェルをつくった
あいつはフードをとり ぼくに恩返ししようと ぼくの髪をやつの髪の色と同じ色に染めた 髪を染めているあいだぢゅう ぼくらはおたがい勃起しているのを隠さなきゃならなかった そしてあいつは片方の手を頭に持っていき 何か武器のかたちをつくった
ぼくはやつを許せない──許せない いまはまだ
彼女は買い物袋をトカゲでいっぱいにし ぼくはドリルを 彼女ははさみを頭に押しつけた 妹は叫んでいるけど 誰も彼女のことなんて信じちゃいない マットレスが血と砂糖できらきら光る
そしてぼくらはみな眠る 川底で そしてぼくらはみな眠る 川底で そしてぼくらはみな眠る 川底で そしてぼくらはみな眠る 川の 底で
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ディス・ヒート「健康と効率」
これは 陽光についてのうた 陽光にささげる うた
熱狂がたける (手) 熱狂がたける (足) 熱狂がたける (目) 熱狂がたける (耳) 物よりも心 (顔) 金よりも愛 (かすかな香り) 静止よりも運動 (国家をこえて)
物よりも心 金よりも愛 静止よりも運動 (国家をこえて)
熱狂がたける (笑い) 熱狂がたける (笑み) 熱狂がたける (うた) 熱狂がたける (おどり) 物よりも心 (リズム) 金よりも愛 (かたち) 静止よりも運動 (国家をこえて)
物よりも心 金よりも愛 静止よりも運動 (国家をこえて)
秘められた力 (熱狂がたける) 創造 (熱狂がたける) 類推 (熱狂がたける) 献身 (熱狂がたける)
国家をこえて 秘められた力
国家をこえて
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