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tinytable-blog · 5 months ago
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2024年に読んだモノ
まとめ第二弾。2024年に買った(≒読んだ)本。これもおおむね購入順。例年、仕事がらみの資料や雑誌類は除外しているので、今回も同様。
ミシェル・ウエルベック 中村 佳子 訳 「ある島の可能性」 河出文庫 ニール・ゲイマン 金原 瑞人 ほか訳 「壊れやすいもの」 角川文庫 礒崎 純一 「龍彦親王航海記 澁澤龍彦伝」 白水社 澁澤 龍彦 「ジェローム神父 ホラー・ドラコニア少女小説集成1」 平凡社 澁澤 龍彦 「淫蕩学校 ホラー・ドラコニア少女小説集成3」 平凡社 クリストファー・プリースト  古沢 嘉通 訳 「夢幻諸島から」 ハヤカワSFシリーズ 柏木 博,中村 好文 「普請の顛末」 岩波書店 高橋 ユキ 「つけびの村」 小学館文庫 夢野 久作 東雅夫 編 「夢Q夢魔物語」 平凡社ライブラリー 堀部 安嗣 「堀部安嗣作品集: 1994-2014」 平凡社 角幡 唯介 「そこにある山 人が一線を越えるとき」 中公文庫 アルフレッド・ランシング 山本 光伸 訳 「エンデュアランス号漂流」 中公文庫 山形 浩生 「新教養主義宣言」 河出文庫 柞刈 湯葉 「幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする」 新潮文庫 羽根田 治 「これで死ぬ」 山と渓谷社 ブレイディ みかこ 「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2」 新潮文庫 大木 毅 「独ソ戦 絶滅戦争の惨禍」 岩波新書 柞刈 湯葉 「SF作家の地球旅行記」 産業編集センター 中村 文則 「自由思考」 河出文庫 サイモン・シン,エツァート・エルンスト 青木 薫 訳 「代替医療解剖」 新潮文庫
以上 20冊。まあこんなもんか、でももう少し読まないと。
なんといってもニール・ゲイマン!昨年の山尾悠子本ですすめられていたので読んでみたがすごくいい。堪能した。ほかには、なんの気なしに読んでみたクリストファー・プリーストが思いのほか面白かった。角幡唯介、山形浩生も楽しく読めた。
これ以外にも、昨年に続き大友克洋全集を何冊か購入。今年も引き続き買う予定。
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tinytable-blog · 5 months ago
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2024年に聴いたモノ
昨年のまとめ第一弾、「2024年に買った(=聴いた)アルバム一覧」。以下、おおよそ購入順。
Serph "Skylapse" ZAZEN BOYZ "らんど" Rayons "The World Left Behind" Real Estate "The Main Thing" Gangway "WHATEVER IT IS" Real Estate "Daniel" TESTSET "1STSET" Jacob Mafuleni,Gary Gritness "BATANIDZO" BUFFALO DAUGHTER "WE ARE THE TIMES" MIRROR "VOICES" 伊藤ゴローアンサンブル "アーキテクトジョビン" Yaeji "What We Drew" Yaeji "With a Hammer" The Smile "A Light for Attracting Attention"
以上14枚。少ないがまあこんなもんか、というのは内容が超充実。なんといってもMIRROR、17年ぶりの新譜!である。そのまえにはザゼンの新譜、これも12年ぶり。どちらも聴きまくった。ほかにはTESTSET、Rayonsもよく聴いた。
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tinytable-blog · 7 months ago
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徳島ツーリング
今年のツーリングを振り返る第二弾。
ということで6月には日帰りで徳島ツーリングに行っていたのである。
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前月に和歌山へみに行った内藤廣展が、こんどは徳島の鳴門市役所へ巡回するというのでオタよろしく追っかけしたわけである。内藤廣の庁��建築といえばむかし行った安曇野市庁舎がすごいよかったので、一度見てみる値打ちはあるだろう。すくなくとも伊丹市庁舎よりはいいはず。それに鳴門といえば増田友也の建築である。行くしかない。
例によって7時過ぎに出発。インターが近いだけが取り柄の住所なのですぐ高速にのってあっという間に淡路島を縦断、1時間半後には鳴門市役所に到着。休憩もなしである。めっちゃ近かった。前月の和歌山よりも体感でははるかに近い。
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旧鳴門市役所も増田友也設計、その隣に内藤廣の新庁舎が竣工して、いまだけ新旧の庁舎が並んでいる状態、といっても6月の話だけど。引っ越しは終わっているので旧庁舎は無人で中には入れない、また新庁舎でも踏襲された特徴的なエントランスキャノピーも撤去されていたのが残念。
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新庁舎は安曇野と同じような構成。ボリュームとしては安曇野のほうがちょっと贅沢な空間だったなという印象。とはいえ議場まで見せていただいてありがたかった。
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11時ごろまで市役所を見学したあと、すぐ近くの鳴門市文化会館へ。増田友也設計。RC打ち放し、ブリーズソレイユのいかにもな増田建築である。
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むちゃむちゃかっこいい。アプローチのゲート状ひさしの造形とかテンション上がる。
ホールじたいは改修のため休館中だが、隣接する福祉系施設はまだ使われているので中を見学させてもらえた。中の階段室がまたいかす。
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川沿いの立地で対岸からの眺めがこれまた…。
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結局13時ごろまでうろうろみてまわって、写真撮りまくって、次に移動。徳島を通り過ぎて勝浦方面に向かうが、そのまえに昼食。国道11号まで出てすぐの、道の駅 くるくるなると で海鮮丼。
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そのままR11→R55→県道16号で勝浦方面へ。なんやかんやで15時ごろ上勝町の地ビール醸造所 RISE&WIN BREWING に到着。
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中村拓志設計のフォーキーな木造建築。といっても目的はビールのほうなので、写真はこれだけ。いろいろ種類が豊富で、お店の人と話しながら選んでるなかで、バークツーリング先でそこの地ビール買って帰るという話をしたら「それって最高じゃないですか」と言われる。 そうか、最高なんか。
もうすこし進めばおなじ中村拓志設計の上勝町ゼロ・ウェイストセンターがあったんだが、あいにくその時は知らなかったのでそのまま帰ってきた。まあまたいつか行くだろう。
帰りは来た道を戻るが、鳴門市は通らずにR11を直進、瀬戸内海まで出て県道183号へ。鳴門スカイラインでウチノ海をまわるルートを通った。四方見展望台にも寄ったが地元ライダー憩いの場で落ち着かず。そのまま鳴門北ICから高速にのり、帰りは淡路SAで休憩して帰ってきた。
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往復のルートはこんな感じ。走行距離は274km。
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tinytable-blog · 7 months ago
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和歌山ツーリング
5月の日帰りツーリングを12月にブログで書く。
そろそろ年末だし、また例によって一年のまとめ記事を書かなきゃな―、と思って久しぶりに見直してみたところ、
『今年は一本もブログを書いていない』
ことに気がついた。いったんはもうエエわと開き直ったものの、やはりそれはあんまりだろうということでツーリングについては年末にまとめてポストすることにした。
ということで5月に日帰りで和歌山ツーリングに行っていたのである。
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きっかけは内藤廣である。昨年島根までみに行ってきた内藤廣展のプチ巡回展を、和歌山で竣工した建築を一般公開して行なうというアナウンスがあった。近畿の希少な内藤建築をみることができるということで乗らない手はない。
場所は和歌山県紀の川市の「丸和新社屋」、保育園とオフィスの小規模複合施設。引っ越し前のオフィス部分を開放して展示するとのこと。
ということで朝7時過ぎに出発。自宅から和歌山だと大阪を通るしかないので、特に寄り道するでもなく高速で一発である。
りんくうで高速を下りて府道63号で紀の川市入り。10時前に現地に着いた。
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保育園は先にオープンしているので見学不可。運営上のつながりはないらしい。テナントということか。
本社屋はコの字というか、中央に屋外階段をはさんで両側にそれぞれ執務室がある構成。外壁を鋼製のすだれスクリーンで覆っているので、外部からは一体に見える。
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階段のつくりは質実剛健、すだれの持たせ方や代替進入口の処理は合理的で好感が持てる。
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昼頃まで見学。つぎに和歌山市内へ移動、県立近代美術館にいった。屋外展示されている中銀カプセルタワーのカプセルをみにいった。
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ロビーではちょっとしたパネル展示もされていて、ショップで売ってるトートバッグを買いそうになりつつ自制。カードが使えれば買ってるところだった。
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���こでの見学はそれだけだったので撤収、美術館近くの山為食堂で和歌山ラーメンを食べて帰ってきた。
ルートはこんなかんじ。
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走行距離は237km。
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tinytable-blog · 1 year ago
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2023年に読んだモノ
まとめ第二弾。2023年に買った(≒読んだ)本。これもおおむね購入順。例年、仕事がらみの資料や雑誌類は除外しているので、今回も同様。
手塚 治虫 「手塚治虫の山」 ヤマケイ文庫 澁澤 龍彦 「獏園 ホラー・ドラコニア少女小説集成5」 平凡社 植田 実 「集合住宅30講」 みすず書房 今村 夏子 「父と私の桜尾通り商店街」 角川文庫 劉 慈欣 大森 望 ほか訳 「円:劉慈欣短篇集」 ハヤカワ文庫 松原 隆一郎,堀部 安嗣 「書庫を建てる 1万冊の本を収める狭小住宅プロジェクト」 新潮社 三浦 展 「あなたの住まいの見つけ方 買うか、借りるか、つくるか」 ちくまプリマー新書 有吉 佐和子 「女二人のニューギニア」 河出文庫 隈 研吾 「負ける建築」 岩波現代文庫 村上 春樹 「村上T 僕の愛したTシャツたち」 新潮文庫 中村 好文 「普段着の住宅術」 ちくま文庫 松本 敏治 「自閉症は津軽弁を話さない」 角川ソフィア文庫 山尾 悠子 「迷宮遊覧飛行」 国書刊行会 藤本 和子 「砂漠の教室」 テッド・チャン 大森 望 訳 「息吹」 ハヤカワ文庫 池澤 夏樹 「古事記ワールド案内図」 河出新書 近藤 康太郎 「アロハで田植え、はじめました」 河出文庫 手塚 治虫 「手塚治虫の海」 ヤマケイ文庫 池澤 夏樹 「科学する心」 角川ソフィア文庫 マイケル・ブース 寺西 のぶ子 訳 「英国一家、日本を食べる」 亜紀書房 アンディ・ウィアー 小野田 和子 訳 「アルテミス」(上・下) ハヤカワ文庫 澁澤 龍彦 「狐媚記 ホラー・ドラコニア少女小説集成4」 平凡社 穂村 弘 「よくわからないけど、あきらかにすごい人」 毎日文庫 池澤 夏樹 訳 「古事記」 河出文庫
以上 25冊。夏から秋にかけて買いすぎたので年末は自制してた。ちょっと未読が残っている。あとこれはコミックということでノーカンにしたが、大友克洋全集の初期作品本、1~4も購入している。今年も引き続き何冊か買う予定。
昨年は読書のほうも充実、山尾悠子の初エッセイ集が素晴らしい。松原・堀部の書庫本も非常に面白かった。そして劉 慈欣、テッド・チャン、どちらも最高!
今年は角幡唯介と服部文祥の文庫が待っている。ジーン・ウルフの「書架の探偵 貸出中」も興味があるが、いかんせん未完というのが気になる。
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tinytable-blog · 1 year ago
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2023年に聴いたモノ
昨年のまとめ第一弾、「2023年に買った(=聴いた)アルバム一覧」。以下、おおよそ購入順。
Julien Baker "Little Oblivions" Sketch Show "LOOPHOLE" Liam Gallagher "C'MON YOU KNOW" Gogo Penguin "FANFARES" Gorillaz "Cracker Island" Cornelius "夢中夢 Dream In Dream" Khruangbin "mordechai remixes" The Loch Ness Mouse "The Loch Ness Mouse" boygenius "The Record" Yaeji "EP 1+2"
以上10枚。一昨年からはやや持ち直したものの、2021年とならぶワースト2位タイである。とはいうものの、ジュリアン・ベイカーにボーイジーニアス、リアム・ギャラガーにゴリラズ、コーネリアスと充実。ことしはもうちょっといろいろ聴きたい。
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tinytable-blog · 2 years ago
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島根ツーリング
金沢の次は島根へツーリングで行ってきた。こんども展覧会をみに行くのが主目的だが、なにしろ交通手段に難があるのでツーリングで行くしかなかった。
島根県の西端、益田市にある文化施設 島根県芸術文化センター「グラントワ」内の県立石見美術館で、設計者である内藤廣の個展「建築家・内藤廣/BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」をやっているのでみてきたのである。
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いやー、遠かったわ、益田市。でもめちゃくちゃよかった。建築も展示も近年まれにみる良作だった。
自宅を出たのが6時半。中国道で広島方面へ。さいしょ山陽道から播但道方面へ向かうはずが逆向きになってしまい、神戸JCTまでいくはめになってしまったが、まあそれはそれ。ともかく中国道。今回は無給油ではたどり着けないので、勝央SAで給油&休憩。広島の千代田JCTから浜田自動車道で北上、浜田市の西村ICで高速をおりたらもう13時である。国道9号線「ゆうひライン」をしばらく西に進んで、道端の「ドライブイン日本海」のうどん自販機で肉そばの昼食。島根県はなぜかうどん自販機が多いらしい。
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遠方まで来たのだからほかにもいろいろ建築をみてまわりたいところだけど、なにぶん移動に時間がとられて余裕がない。浜田市街で給油したあとにちょっと寄り道して田ノ浦海岸をのぞいたぐらい。その道中で脇を通過した三隅小学校が高松伸の設計だったが、まあ平日やったし。
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ちなみに二度目の給油まで398km、給油は8.53Lと9.44Lだったので、リッター22km、あれっそんなもんか。
そんなこんなでグラントワについたのが15時前。この日は月曜日なので美術館は休館日だが、グラントワじたいは開館していたので、共用部はみてまわることができた。
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大小の劇場と美術館をまとめる中庭と回廊が素晴らしい。石州瓦と色目をあわせたタイル、カリンのフローリング、杉板型枠の打ち放しコンクリートの素材のアンサンブルが素晴らしい。けっきょく17時の閉館まで歩きまわって写真を撮りまくった。
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その後は宿に行く前に駅前の蕎麦屋で早めの夕食。素泊まりなのである。夕食のあとは地元のスーパーキヌヤに寄って二日目の朝食と夜のビールを調達。地ビールも売ってて、いいスーパーだった。バイク置き場でグラントワの駐車場でバイクをみたよ、という方に声をかけられて、すこし話をした。
19時前に宿の多田温泉 白龍館に到着。バイクということで、わざわざシャッター付きの車庫の中に停めさせていただいた。温泉に入ってビール。
二日目はあさイチで美術館へ。劇場のほうでは地域の小中学校の音楽祭があるらしく、そちらのほうの人の出入りもあってにぎやかだった。
で、展示であるが、もうめちゃくちゃな充実ぐあい、建築展であんなに見ごたえあったのはちょっと記憶にない。 三室構成の会場。うち一室は映像展示だから、実質的には二部構成になっていた。これまでの実績(Built)の展示と、非実現案・計画案(Unbuilt)。Unbuiltのほうには施工中(Ongoing)も含まれる。
それぞれに図面と模型が展示されていて、さらに長文のテキスト解説がついている。すべて内藤本人が書いていて、何かの紹介記事によるとテキストすべてで10万字を超えるとか。それがまた結構読ませる内容になっているから、じっくりみてたらすごい時間がかかる。
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自分は9時半に会場入りしたんだが、前半の一室目をみおわったのが12時であった。
展示ボリュームとしては後半のほうが大きかったので、ぜんぶみおわったのが16時前。もうぐったりである。
会場入りするまでは、昼過ぎにはみおわるだろうから、帰り道にどっか寄るか、などと考えていたんだがそれどころじゃねえ。初日に先乗りして写真撮��といてよかった。でも結局二日目の展示みたあとも写真撮りまくったんだけど。音楽祭がらみでホールのホワイエも照明がついていたのがラッキーだった。
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そんなわけで直ちに帰路である。往きの行程から推察するに、帰宅は日付が変わる可能性が高い。ぼやぼやしているわけにはいかない。
往きと同じルートで帰るだけ、浜田市までは山陰自動車道で帰るのだが、その前にちょっとだけ寄り道、石見空港方面にむかって、地ビールスタンド「高津��リバービアクラフト酒場高角」でお土産のビール購入。
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そのまま、石見空港ICから山陰道にのった。あとはひたすら帰るだけ。帰りの給油は七塚原SA。帰りはちゃんと播但道を通って、なんとか12時前に帰りついた。また自宅近くのGSで給油して帰ろうとしたんだが、機器のメンテナンス中とかでカラタンクで帰宅。
往復ルートはこんなかんじ。
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走行距離は一日目436km、二日目377km、合計813km。なお翌日給油しに行って、10.71L。七塚原では6.38Lだったので、帰路ではリッター24km。こんなもんか。金沢の好燃費はいったいなんだったんだ。
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tinytable-blog · 2 years ago
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金沢ツーリング
久しぶりのロングツーリングで金��に行ってきた。と言ってもツーリングしたかったというよりは、金沢に行きたかったからといったほうがいいかもしれない。
金沢にある金沢建築館で開催中の「アニメ背景美術に描かれた都市」という企画展をみてきたのである。
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そもそも谷口吉生設計の金沢建築館にはいつか行ってみたかったんだが、面白そうな企画展もやってるし、いい機会ということで。ほかに寄り道もしたいし、一泊二日のツーリング旅行となった。
初日の月曜日、あさ6時半に出発。これまでうろうろした結果、自宅近くのセルフGSがいちばん安いという結論に至ったので、給油してすぐに高速に乗る。とにかく早い時間帯に京都あたりの交通量が多いところを通過することにして、大津SAまでいったところで休憩。ポイントはどこで給油するか問題だったので、南条SAで二回目の休憩をとったあとは警告灯と走行距離をにらめっこしながら走行、けっきょく加賀ICで下りるまで無給油で行けた。 いま調べたら高速を下りて給油したインターすぐのGSまで290km、10リットル給油してるから、リッター29kmの計算になる。やはり高速巡航は燃費いいな。
金沢の手前で高速を下りたのは山代温泉に寄り道して内藤廣建築をみるため。
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まず立ち寄ったのは中心部にある共同浴場、山代温泉 総湯。これは待合部分をすこしみただけ。つぎに九谷焼窯跡展示館。ここの窯跡覆屋が内藤廣設計。まあただの屋根だけど。雰囲気のいい施設だった。ここの展示で染付の藍色が窯の熱で発色することをはじめて知った。
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つぎに小松市まで北上、隈研吾設計のセラボクタニ/久谷セラミックラボラトリー。九谷焼の体験工房と、作家作品の展示・販売施設。これは好きなタイプの隈建築。いぜん山口ツーリングで訪れた、下関市川棚温泉交流センター/川棚の杜に印象が似ていると思った。
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このへんでほぼ夕方だったので、そのまま金沢入り、ホテルにチェックイン。ホテル向かいが古書店だったで夕食ついでに覗いて、話のタネにマイケル・ブース「英国一家、日本を食べる」を購入。夕食はさんざんうろついた挙句ちかくの居酒屋でおでんと枝豆。こっちのおでんは丸麩が定番らしい。
二日目はバイクと荷物をホテルに預けて、さっそく金沢建築館へ。9時かと思ってたら9時30分の開館だったので、近くをうろついて時間をつぶした。京都の吉田山あたりの雰囲気を感じる。
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で、さっそく企画展である。すごいよかった。企画展じたいは小規模だけど内容が濃い。「メトロポリス」の、未来都市とアールデコとの相性の話とか興味深かった。「アキラ」のネオ東京のモデルとして丹下健三の東京計画がよく引き合いに出されるが、同じような提言がほかにもあったのは知らなかった。
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常設展は谷口吉郎の資料と、赤坂離宮の広間・茶室の再現。広間の座布団がものすごい分厚さでほとんど枕だった。ミュージアムショップでは過去の企画展の図録も買いあさって散���。そのために来たんだし、いいんだよ。なんやかんやで昼まで建築館にいた。
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バイクと荷物を預けていたホテルに戻って、ロビーのトイレで着替えて出発。前夜に調べていた瀧光夫の建築をみに行った。白山市の石川県ふれあい昆虫館と、石川県農林総合研究センター 林業試験場展示館。出発前には予定してなかったんだが、往路に福井を通過したときに、そういえば福井大学で建築を教えてらしたし、金沢近辺にもあるんじゃないかとひらめいた。
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ところが、ふれあい昆虫館はあいにくの休館日。館内の温室に蝶がとびかっているらしく、外からしかみられないのは残念だった。
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一方の林業試験場展示館のほうは開館だったが、うーんこんなもんかという印象。森の中に飛び出したスロープが見どころなのだが、天気のせいか季節のせいか、あまりわくわくするものではなかった。
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このへんですでに4時前ということで、帰路につくことにした。美川ICから高速にのって、ひたすら帰る。インターにはいる前に給油したんだが、往きの加賀ICよりは北なので、無給油で帰宅はたぶん無理。どこで給油するかを考えつつの帰路となった。けっきょく名神西宮ICからは阪神高速を使わずに43号線におりてすぐ、芦屋で安いGSを見つけて給油。これもいま調べたら298km、10.3リットルの給油なので、やはりリッター29km。そのままだらだら下道を通って、10時前に帰宅。
往復ルートはこんなかんじ。
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走行距離は一日目336km、二日目344km、合計680km。
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tinytable-blog · 2 years ago
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バイクミーティング
 だいぶ前の話になってしまったが、滋賀県の伊吹山までツーリングに行ってきた。先月の話、もうすぐ先々月になってしまう。
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 というのも、いま乗ってるバイクのミーティングがあったので参加してきたのである。まあどちらかというとマイナーな車種なので、そこらへんを走っていても同車種に出合うことはほとんどない。べつにさみしくて仲間が欲しいとかいうわけでもないけれど、貴重な機会だしいっちょかみしておこうという話。
 ミーティング会場は琵琶湖の北東、滋賀と岐阜の県境にある伊吹山ドライブウェイの駐車場、土曜日の13時。調べてみると駐車場は9合目で、歩いて40分程度で伊吹山に登頂できるらしい。山頂には山小屋もあって食事もできるらしいので、早乗りして山頂で昼食を食べてから参加することにした。
 11時過ぎに現地についておけばいいだろうということで、当日は7時過ぎに出発。朝食は前日におにぎりと卵焼きをつくっておいた。こういうことができるから一人暮らしはいいなあ。
 時間があるので往路はひたすら走るのみである。とちゅう大津SAで休憩したほかはひたすら高速を走る。関ケ原ICを下りたらすぐに伊吹山ドライブウェイ。またBeeLine Motoのナビがしょうもないショートカットを試みるのに巻き込まれたが、それはまあそれ。ドライブウェイの入り口ですでに参加メンバーが何台かとまっていたのですこし話してドライブウェイへ。
 終点の駐車場についたのが11時前なので、ちょうどええ感じである。西登山道コースでさっそく山頂を目指す。いかにもハイカーといった装備・服装の人が8割、あとはドライブで来た軽い服装の手ぶらの人といった感じ。ライダーは…いなかったな。異彩をはなちつつ登る。あっあとトレランの人も少しだけいた。途中見晴らしがよくて写真を撮りつつ進むが、琵琶湖が見えていることに登頂して案内看板を見るまで気が付かなかった。まあ霞もかかってたし。
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 で、めっちゃいい天気のもと登頂である。自分の足では30分ちょっとといったところだった。とちゅう南斜面を上から望めるんだが、そちらがわは下からの登山道がよく見えて、登ってくる人が良く見える。こちらは3合目から徒歩で登山道を登ってくるガチの登山者である。その人たちも合流して、山頂はなかなかの賑わいである。
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 山小屋で伊吹そばとよもぎ餅の昼食。まあこんなもんである。食材はまさか歩荷かとおもったが、帰りの中央登山道ぞいに、荷揚げ機のレールが並走するかたちで敷いてあった。まあそうだよな。
 昼食後は下山、ほぼ階段状の中央登山道でもどった。こちらは上りの場合20分程度という案内だったが、下りは15分弱でおりてこれた。時刻もええ感じで、おりたときにはすでに30台ほど集まっていた。そのままミーティング参加。
 ミーティングは、まあこんなもんかという感じ。すぐにレポしてる人もいるし、ここでは省略。結局120台くらい集まったらしい。車種を考えるとすごい話だとおもう。個人的には、むかしネットで見てあこがれていた、すごいカスタムの実車を見ることができて感激だった。
 夕方に現地解散。帰りは湖西を通って帰る。長浜のメタセコイア並木にいく人たちもいたらしいが、休みの日はけっこうえぐい混雑になってるらしいのでパス。寄り道の目的地はびわ湖ブルワリー。地ビールを買って帰るのである。ブルワリーレストランで、まだ開店前だったのだが、買うだけだからとお願いして三本買った。
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 次に、早めの夕食のつもりで白髭食堂に向かったんだが、こちらは売り切れか、すでに閉まっていた。仕方がないのでなんとなく白髭神社によってそのまま帰路に。
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 帰り道で適当なところがあれば食事して帰ろうと思っていたんだが、あまり考えずにのった湖西道路があんなバイパスだとは知らなかった。そのまま高速で神戸まで帰ってきてしまった。けっきょく夕食は自宅。
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 ルートはこんなかんじ。406km、13時間。移動時間は9~10時間ぐらいか。
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tinytable-blog · 2 years ago
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砥峰高原とホルモン焼きうどん
日帰りツーリングに行ってきた。メインは砥峰高原と佐用のホルモン焼きうどん。
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実は先月神戸に引っ越したので、起点をあらたにしたツーリングルートの開発である。兵庫のライダーがツーリングにいくという砥峰高原といふものに、吾もいってみむとていくなり。ついでに何か食うもんないかと思ってしらべてみたら、某知恵袋でのおすすめルートの中に佐用でホルモン焼きうどんのおすすめがあったので乗った。
ルートはこんな感じ。
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左まわりで、ざっくり糀屋ダム~砥峰高原~佐用町~はりまシーサイドロードとまわってきた。最初小野市のあたりで迷走しているのは道を間違えたのである。
9時前に出発して、まず糀屋ダム。ダム沿いのワインディングが楽しいんじゃないかといってみたが、通った西岸はワインディングというよりはジムカーナレベルの連続コーナーで、自分にはちょっとアレだった。桜並木やダム湖はきれいなので、自転車にはちょうどいいんじゃないか。知らんけど。次は東岸いってみよう。
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次に目的地、砥峰高原。ちょうど昼に着いた。秋はススキの原となってすごいらしいが、いまはまあね。自然とこうなっているわけではなくて、山焼きをして木のない状態を保っているらしい。
写真は高原手前にある長谷ダム。水力発電所があって、見学できるらしい。
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砥峰高原から宍粟市へ抜けるのに、ナビのいうとおり県道39号をくだったんだが、これがまた厳しい道だった。先日の大台ケ原を思いだす。
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ナビといえば、最近はいつもBeeLine Motoのナビを使っているんだが、普通に砥峰高原~佐用町間で検索すると、宍粟市を通らずに、全通していない県道523号線をナビされてしまう。予習してて気が付いたからよかったものの、知らずに突っ込んだらゲートに止められてたところである。
ということで宍粟市街を経由して佐用町、14時に焼肉店「新さよ」で遅めの昼食ホルモン焼きうどん(2玉)。味噌汁をつけてもらった。ホルモンも増やせたらよかったんだけど。できるのかな。
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昼食たべたら帰宅である。そのまま相生までおりてきて、はりまシーサイドロードを通った。道の駅みつで休憩した後は姫路・加古川バイパスで戻ってきた。
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18時すぎに到着、280km、9時間半。
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tinytable-blog · 2 years ago
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京都でTYM344
ずいぶんまえからひそかにファンだった、TYM344が京都のギャラリーに出展するというので、嬉しくてたまらず初日にみに行ってきた。 左京区は浄土寺のギャラリー FINCH ARTS 。「Aliens 3」と題した、飯田美穂・パクジヘとの3人展。
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まずね、遠い。TYM344、たぶん初の関西だと思うんだけど、京都、しかも左京区。大阪市内からはちょっと心構えが必要な距離感である。自分は。 調べてみると、こじんまりしたギャラリーである。はるばる出かけて一枚しかかかってなかったら嫌だなあ、と思いつつ訪ねてみると、思ってた以上に数があって、じつに嬉しかった。
ほかの作家お二人もよかった。パクジヘは海外作家らしい色使い。飯田美穂はちょっと 「福田美蘭っぽいことをしている ジュリアン・オピー」のようなアプローチでおもしろい。かわいい。
ギャラリーの方ともお話ししたあと、むかいの書店・雑貨の「ホホホ座」へ。自費出版・ZINEなども置いている、これまた素敵なお店。ギャラリーの並びには古書の分店もあった。わけあって本を減らしている途中なのに、また買ってしまった。
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帰りはだらだら出町柳まで歩いて帰った。
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tinytable-blog · 2 years ago
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藤本和子「イリノイ遠景近景」
 自分にとっては、なんといってもブローディガンの訳者である藤本和子のエッセイ集を読んだ。ブローディガンの「アメリカの鱒釣り」は、個人的にとても大切な本の一冊。  内容はまあタイトルの通りなんだけど、やはり文章というか、素っ気ない語り口がいい。
 やはり翻訳家の岸本佐知子が文庫版解説を書いているんだけど、いわく、この本を読むかどうか迷ったら、45ページの会話部分をまず読んでほしい、とのこと。自分はそういうことはなかったが、目次でわくわくした。
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タイトルの次の行に、本文の一部が抜き書きされているんだけど、それだけでもう「えっ、なにそれ」となってめっちゃ読みたくなる。ドーナツ屋の話とか面白かった。ちょっとビル・ブライソン��「ドーナッツをくれる郵便局と消えゆくダイナー」を彷彿させる。
 たのしい本でした。
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tinytable-blog · 2 years ago
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R.I.P.
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tinytable-blog · 2 years ago
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2022年に読んだモノ
まとめ第二弾。2022年に買った(≒読んだ)本。これもおおむね購入順。例年、仕事がらみの資料や雑誌類は除外しているので、今回も同様。
角幡 唯介 「探検家とペネロペちゃん」 幻冬舎文庫 穂村 弘 「きっとあの人は眠っているんだよ」 河出文庫 山尾 悠子 「夜想# 山尾悠子」 ステュディオ・パラボリカ ウィリアム・T・ヴォルマン 栩木玲子 訳 「ザ・ライフルズ」 国書刊行会 スタニスワフ・レム 長谷見 一雄ほか 訳 「虚数」 国書刊行会 浦 一也 「旅はゲストルーム3」 光文社知恵の森文庫 二階堂 奥歯 「八本脚の蝶」 河出文庫 ブレイディみかこ 「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」 新潮文庫 マーガレット・アトウッド 「昏き目の暗殺者」(上・下) ハヤカワepi文庫 居住空間デザイン講師室 「眼を養い手を練れ〈2〉集まって住もう」 彰国社 万城目 学、門井 慶喜 「ぼくらの近代建築デラックス!」 文春文庫 東 直子、穂村 弘 「しびれる短歌」 ちくまプリマー新書 穂村 弘 「ぼくの短歌ノート」 講談社文庫 今村 夏子 「星の子」 朝日文庫 服部 文祥 「百年前の山を旅する」 新潮文庫 藤本 和子 「イリノイ遠景近景」 ちくま文庫 穂村 弘 「ラインマーカーズ」 小学館文庫 津原 泰水 「ヒッキーヒッキーシェイク」 ハヤカワ文庫JA 角幡 唯介 「極夜行前」 文春文庫
以上 20冊、意外と買ってたな。ワースト更新は回避。穂村本で数をかせいだ感じ。
今年のベストは「ザ・ライフルズ」!いぜん角幡の「アグルーカの行方」解説で東えりかがとりあげていたのが気になっていたので購入。なんとか年内に読了。読み進めていくうちに時制や人称がどんどん揺らぐ。混乱するんだが妙に気持ちいい。一読しただけではわかったつもりになれない、また再読しないと、と思ったのはウルフの「ケルベロス」以来だな。
前から気にはなっていた「八本脚の蝶」、山尾裕子本にも国書編集者時代の二階堂奥歯のエピソードがあったりしたので、これも縁かと読んでみたんだが、正直こんなもんかという感じ。当時ブログを読んでた人には衝撃だったのかもしれないが、いまやこういう人(縮小劣化版だけど)はネットにたくさんいるせいか、あまり驚きなく最後まで読んでしまった。椎名林檎やマイブラをいま聴くようなもんなんだろう。
ちなみに「八本脚の蝶」の後半はいろんな人が「二階堂奥歯の思い出」を寄せている(山尾悠子はない)んだが、その中に津原泰水の文章もあった。まあ相変わらずで、ほんとこのおっさんしょうがねえなと思っていたらまさかの急逝。「11」みたいな本をもういちど読みたいと思ってたんだが。供養にヒッキーを読んだ。
今年もいい本に出合いたい。最近SF読んでないな。
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tinytable-blog · 2 years ago
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2022年に聴いたモノ
昨年のまとめ第一弾、「2022年に買った(=聴いた)アルバム一覧」。
一覧というか、昨年は8枚しか買ってない。ワースト記録更新。一瞬で終わってしまうので、動画も貼り付けてスペースを稼ぐことにする。以下、おおよそ購入順。
Radiohead “KID A MNESIA”
Boygenius “Boygenius”
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Special Others “Good morning”
Khruangbin “全てが君に微笑む”
youtube
Tom Misch “Quarantine Sessions”
youtube
Rayons “The World Left Behind”
youtube
レイ ハラカミ “trace of red curb レッドカーブの思い出”
METAFIVE “METAATEM”
youtube
以上8枚。どうもテキスト投稿だと動画埋め込みは5つが限度らしい。
しかし結局でたMETAFIVE、いったいなんやねん。ほとぼりが冷めたころに出すんならそもそも発売中止とか言うなよ。内容はよかったです。あとはボーイジーニアスとRayonsをよく聴いた。YouTubeをあさって気が付いたけど、日本限定企画盤が多いな。
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tinytable-blog · 3 years ago
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まだバインミーを探して
バインミーを探す旅はいまもまだ続いている。
せんじつ仕事の用事で尼崎に行く際、ぼんやりしててJRではなく地下鉄に乗ってしまった。梅田で乗り換えなので、ついでにすこし早めの昼を食べることにして、新地のはずれにあるEN-DRESS SANDWICHへ。
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アドボチキンのサンド「マニラ」を注文。じつはアボカドチキンと読み違えた。800円。
ついでに旅の報告をすると、三宮の高架下にあったバインミー屋さんはコロナ過で閉店。
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江坂のはてにもベトナム料理屋ができて、ランチにバインミーのセットもあったんだがやはり閉店。
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去年は西宮で仕事があって、市役所への行きかえりにTinkerというテイクアウトの店によく寄っていたんだけど、その仕事はもう終わったので最近はご無沙汰。
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また行きたいが、西宮の行政手続きはあんまり好きじゃない。
あとそういえば、いぜん休日に徘徊してたときに、淡路でもベトナム屋さんをみつけて、バインミー食べたな。
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あれ?なんか結構食べてるやんか。
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tinytable-blog · 3 years ago
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お仕事
また新規のお仕事がスタート。
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