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ブロンソン(2008)※日本未公開

監督:ニコラス・W・レフン
好きな監督の1人レフン監督による、実在した囚人ブロンソンの物語。
主演はトム・ハーディ!この役のために5日間で、20kgも増量したらしいです!すごいな!
誰も殺さず、暴力だけで30年以上刑務所に入り続けた男の生涯をレフン節で作られてるので、ギラギラのネオン色が凄まじい。トムハの演技力もすごいんですよこれ。笑顔で語ってるかと思ったらいきなりスン……と真顔になるタイミングとか、突発的な暴力とか、とにかく過激。あと、トム・ハーディに口枷つけるのみんな大好きだね!?私も大好き!!
結構気分が沈んだ時に「フィルス」と並んでヘビーリピートしたくなるのはなかなかやばい中毒性だなと思います。
これ、日本未公開だけあってかなりやりたい放題やってる感じはします。精神病院の描写とかなかなかどぎついところも多い。モザイクは入ってるけど、トムハの全裸ファイトシーンがあります。あのシーンの初見の衝撃は忘れられない。個人的にとっても人を選ぶんですが、一見の価値有りな一本。
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019)

監督:クエンティン・タランティーノ
「シャロン・テート殺害事件」をベースにしたタランティーノ監督による映画愛に溢れた優しいお伽話。本日DVD・Blu-ray発売です!!おめでとう!!ありがとう!!めでたい!!🎉🎉🎉
そして、ゴールデン・グローブ賞三冠おめでとう!!🎉🎉脚本賞、コメディ・ミュージカル部門作品賞、ブラピ助演男優賞!アカデミー賞も楽しみ!!
レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが初共演ということで、かなりニュースになってましたね。私の周りだけですかね??
2019このブロマンスが死ぬほどヤベェ大賞グランプリです、なんてもん作ったんだタランティーノ。おかげでマリアナ海溝より深いブラッド・ピットという俳優沼に沈みました。合掌。
落ち目の俳優レオ様とスタントマンのブラピという史上最高のバディなんてこの先一生拝むことないんじゃない??えっ共依存もあるの??タラ監督正気か????
シャロン・テート事件のあった1969年8月9日のあの日、衝撃のラスト13分。ここまでくるのに2時間近くほぼ蛇足と言えばそうなってしまうんですけど(←)、落ち目の俳優・スタントマン・大女優の生きたそれぞれのエピソードが盛り込まれてたり、劇中劇も長々登場したり、とにかく監督の映画愛に溢れた作品なんです。タランティーノ得意の暴力描写は他作品に比べたらわりと少なめです。(当社比)
あと、あれですね。レオ様がべそべそブラピの肩で泣いたり、トレーラーの中でキレ散らかしたり、レオ様の新たな一面を引き出しつつ、ブラピがレトロ車をただ運転するだけのシーンとかアンテナ修理のために屋根の上で豪快なセクシーバキバキボディをみせてくれるサービスショットとか、もうブラピに落とす気満々としか思えない。大事なのでもう一度言うけど、タラ監督ホントに正気????
レオ様とブラピの共依存気味なブロマンスをこれでもかと見せつつ、ラスト13分のバイオレンスな感じが、やっぱりタランティーノだなぁと思ったりしたわけです。この絶妙なバランスが大好き。
ここで2019この男に落ちるはずじゃなかったで賞、クリフ・ファッキン・ブースさんのツラを拝んでおきましょう。

いや、あの


これ、逆にブラピに落ちない人いる????
この、歳相応に老けたブラピに落ちないわけなかったんですわ。今までハマらなかったのが不思議なくらい好みの顔してますねブラピ……これで黄色のアロハ着ててもデニムオンデニムでも似合ってしまうんだから罪ですね……
タランティーノ監督、この作品で通算9作目でして、10本撮ったら引退するんだとか。引退しないでほしいなぁ……ちなみに次はスター・トレックだとか。CG嫌いのタラ監督がスター・トレック????マジで言ってんの????
この映画に出会ったおかげで劇場通いもしたし主演二人の過去作漁りもしたしイメージカクテルも飲みました。大丈夫、まだ底は見えない。もっと深くまでいける(手遅れ)
生涯愛する映画の1つになりました。ありがとう、タランティーノ。一生ついて行く。
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フォー・ルームス(1995)

監督:アリソン・アンダース、アレクサンダー・ロックウェル、ロバート・ロドリゲス、クエンティン・タランティーノ
4人の監督が1人1部屋の大晦日の様子を描いたオムニバスコメディ。いやーこれ年越しの時に酒飲みながら見たいわ。
4つの部屋の客達にムチャぶりされるベルボーイを演じるのはティム・ロス!「レザボア・ドッグス」や「パルプ・フィクション」などタランティーノ作品によく登場する彼です。
今作でのティム・ロス、こちらです↓

なんというか、もう、態度がナメてるけど個人的にはめちゃくちゃ好きです。
すんごい挙動不審なティム・ロス、めちゃくちゃクネクネ動くしいちいち言動が面白くてだんだんクセになってくるんですよね……。こいつがいろんな部屋で色んなことに巻き込まれるんです。
正直前半は一般的な感性を持ったマトモな人が頑張って作ったコメディという感じで、ちょっとつまらなく感じてしまう部分もあるかも。結構クスリと笑えて楽しかったけど。あとマドンナのレザードレス姿はすごくセクシーで好きでした。
後半は正真正銘の変人2人が��力投球し過ぎた趣味全開の展開がお待ちかねです。
それでは紹介しましょう。
309号室担当、ギター型マシンガンとかいうトンチキ武器を世に送り出した「エル・マリアッチ」の生み��親、ロバート・ロドリゲス!

いや待て情報量が多い!!
ロドリゲス監督担、309号室「かわいい無法者」のワンシーン。この辺から色々頭おかしい方向に向かっている気がする。
かなり好きですよこの話。二人の子供のパパ役にフェロモン神、アントニオ・バンデラスが出てくるんですが、あんなにカッコ良くエレベーターを閉める動作が出来るのは彼だけだと思う。
そしてもう一人。
ペントハウス担当、長い会話と圧倒的な暴力描写がたまらなくクセになる俺たちのクエンティン・タランティーノ!!

これもどういう状況!?
ペントハウス、「ハリウッドから来た男」。わずか20分足らずの一幕だというのに、タラ回だけセリフの量が他の作品に比べて3倍近くあるという驚きのタランティーノ・クオリティ。
映画の話がたくさん出てきたり、ジャパニーズ・ユビツメしたりもうしっちゃかめっちゃかで、最後の謎の疾走感に腹抱えて笑いました。
コミカルかつシュールなオープニングと中毒性のあるエンディングも最高。何気に出演者が豪華なのも魅力的ですね。後半一気にシュールな笑いが爆発する感じ。
正直このホテルに泊まるのはちょっと遠慮したいかな笑
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【新作紹介】 鑑賞日:2019.12.21
テッド・バンディ(2019)

監督:ジョー・バーリンジャー
本日年内に映画館で見る映画納めしてきました。
〝シリアルキラー〟の語源となった男テッド・バンディを描いたクライムドラマ。実際に30人以上の女性を殺し、それでも無実を訴え続けたクレイジーで賢い男の物語。
個人的にはテッドの人生そのものを追うのではなく、彼に翻弄された女性・警官・マスコミの方に焦点を当てた話だなあという印象。グロくはないし、殺人シーンも無いんだけどいきなり首なし死体の写真が出てきたりするので苦手な人は注意してね。
特に、彼を愛し側にいながら殺されなかったリズと彼のために人生を捧げたキャロルがかなり対照的に描かれてて面白かったです。話自体はなかなか壮絶で重めでした。
テッドを演じたのは「グレイテスト・ショーマン」で爽やかなハンサム役のザック・エフロン。

いやーかっこいいな……。ハンサムなんだけど、ちょっとした細かい表情とか腹の中に何抱えてるかわからない部分をうまく演じていて、グレショの爽やかさどこ消えた??って感じですごく良かったです。あと、これはいろんな意味でサービスショットなんですけど、ザックのきゅっとしまった可愛いお尻が2回ほど拝めます。
原題の「Exteremely Wicked,Shockingly Evil and Vile」はチラシのキャッチにも使われてる「極めて邪悪、衝撃的に邪悪で卑劣」という意味らしく、実際に裁判の時にテッドに向けて言った言葉だそうです。裁判長はその��葉に続けて「自分を大切に」と言ったんだとか。
映画見る前に実際のテッド・バンディについて調べてから見に行ったんですが、見終わったあとなかなか重い気持ちのまま映画館を出てきました。彼自身の罪は許されるものでは無いけれど、彼の境遇とか心境を考えるとなんだか複雑な気分になります。
あまり人に胸を張って勧められる映画では無いけど、結構独特の視点で事件を知れるので見て損はないと思います。
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HAPPY BIRTHDAY,Brad Pitt♡
18.December,2019
あなたがこの世に生を受け、銀幕の世界で輝いていることに感謝します。ありがとう神様。こんなにセクシーでワイルドでチャーミングな最高の俳優他にいる??56歳??嘘でしょ??
ブラピにハマったのはここ最近なので、長々追っかけてたわけではないですが、推しピ5人でお祝いします🥂
もう、ね、2019この男にハマるはずじゃなかった大賞堂々の1位です。逆になんで今までハマってなかったのか不思議でしょうがないわ。
画像は右上から時計回りにクリフ(ワンハリ )、ミッキー(スナッチ)、ミルズくん(セブン)、アルド・レイン中尉(イングロ)、タイラー・ダーデン(ファイトクラブ )です。ことごとくやんちゃなブラピが好きって丸わかりのメンツである。



ここが私の三強。
特に魔性の男、タイラー・ダーデンに人生狂わされた人山程いるでしょ。私もその一人です。
タランティーノ印のピが二人もランクインしてる。やっぱりタランティーノには抗えないんだなぁ……。
ミルズくんは、確か一番最初に見たブラピだったので思い入れが深い。ラスティと迷ったんだよな〜ミルズくん、ボロボロでかわいそかわいい……幸せにしてあげたい……


中尉、中尉はね、もう抗えないの知ってたの。


だってこれ、どうみてもご褒美じゃん??
ご褒美ショットにくわえて白タキシード姿まで見せてくれるんだぜ……さすが俺たちの中尉……お口がエイみたいにむにっとしてるのも可愛いです中尉……
これからもあなたがいつまでも健やかで幸せに過ごせます様に。

ハッピーバースデー、ブラッド・ピット!これからもあなたの活躍を楽しみにしています!!
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【新作紹介】鑑賞日:2019.12.15
ドクター・スリープ(2019)

監督:マイク・フラナガン
「シャイニング」の40年後を描いた今作。シャイニングよりホラー要素がかなり強いアクション作品って感じでした。
これね、多分ドクター・スリープ単体だったら話もまとまってて面白いし、超能力の表現も面白くてすごく良かったんですけど、比較対象が天才キューブリックの作った「シャイニング」ってのがなかなか厳しいところあるよね…
個人的に前日にシャイニング見てたので前作と同じカメラワークでのカットが多いなーと思ったりしました。あのオープニングの入り方もすごく好きです。まあ、あの、原作読んでないんでなんとも言えないけどちょっと説明不足のまま進んだ感じはしました。
超能力をもつ女の子と共に呪われた過去とその清算をするための男の物語も取れるのかな、と思ったり。ダメなおじさんとかわいい女の子が頑張る姿はとってもエモなので、その辺に関しては最高だなと思います。
敵役のレベッカ・ファーガソン、めちゃくちゃ素敵でした。ビジュアルが強い。
あと、呪われたホテルに行ってからの盛り上がり方なかなか面白かった。前作の幽霊達オールスターでなかなかお祭り映画感が……笑
ところで浴室の老婆、出し過ぎじゃね??出血大サービスってか??うるさいわ。

「おかえり、ダニー」
双子ちゃん、思ったより出てこなかったですね〜悲しい( ˘ω˘ )
そういえばこれ、ハロウィンにブルース・ウィリスが知り合いのプロデューサーとコスプレして話題になってましたね。それ思い出したせいで、怖いシーンのはずなのにめちゃくちゃ面白かったのはいい思い出です←
エンディング、ダニー的には大満足の結果なのかもしれないけど、結構観客置いてけぼりな感じでした。アブラちゃんと一緒にホテルから戻って幸せになって欲しかった。
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【Favorite cinema】
ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997)

監督:トーマス・ヤーン、ティル・シュヴァイガー
とある病院で余命幾許もないと診断された2人の若者。天国で流行しているという海の話をするために、海を見たことがないルディとマーチンは車を盗み、病院を脱走し海へと走り出した。途中で犯した強盗の罪により警察と車を盗まれたギャングの双方から追われる立場となった二人が海で見たものとは―。
(Wikipediaより引用)
もうこのあらすじの時点ですでにエモい。

ブラックジョークが効いてたり、コミカルな部分も多いのに、最後のシーンで泣かせてくるからずるいんですわ。テーマソングは映画タイトルと同じ「Knockin' on Heaven's Door」。終盤のいいタイミングで流れ出すんですけど、二人の背中と静かな海っていう画面構成にこの曲が合わさって、もれなく私の涙腺が死ぬ。
↓二人の人生最期の旅路がスタートするシーン

「天国ではみんなが海の話をするんだぜ」
この映画屈指の名台詞。十字架が落ちた棚の扉が開いて中にあったテキーラを飲むために病室を抜け出した二人。そこでマーチンがルディに語りかけるのがこの台詞です。冒頭からめちゃくちゃおしゃれな言葉選びだなと思って、すっかりこの作品の虜になった印象的な場面です。
たまたま盗んだ車に大金が入っててマフィアに追われたり、銀行強盗して警察に追われたり、鎮痛剤が足りなくて死にかけたり、まあ二人の道中はどったんばったん大騒ぎなんですが、これがなぜかすごく爽やか。死ぬ前にしたかったこと、やり残したこと、やれなかったことを二人で楽しそうにやってる姿がグッと来るんですよね……。
90分前後でさっくり観れるのも良い。最初は消極的だったルディがどんどんマーチンに心を開いて友情が生まれる過程もすごくいい。一見合わなそうな二人なんだけど、互いが互いを頼って守って残り少ない人生を生きようとしている姿が最高なんです。アカン思い出したら泣けてきた。
マーチンなんてこんなに強面なのに、死ぬ前にやりたいことリストの一番上はエルヴィスの乗ってたピンクのキャデラックをママンにプレゼントすることなんですよ。自分の事は二の次でよく死にかけたりするんです。そんなところが心底愛しい。
この映画はわりと人に勧めづらい映画ばかり見ている私が胸を張ってオススメ出来る一本。死を前にした男たちのがむしゃらで不器用で、それでも生きようと必死な姿がとてもエモい。軽いアクションもあって、爽快な気持ちになれる大好きな映画です。
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愛���銃弾(2017)

監督:アントニオ・マネッティ、マルコ・マネッティ
アメリカ🇺🇸がコーエン兄弟ならイタリア🇮🇹はマネッティブラザーズだ!
予告見た時にロマンス×ノワール×ミュージカルの文字が躍ってて、なんだその組み合わせとなり興味本位で見てみたら想像以上に面白かった作品。
いきなり葬式のシーンから始まるのもなかなか衝撃的だったけど、何故今歌う!?ってタイミングで挟まってくるミュージカルパートが妙にクセになってくる。
なんでそのタイミングで歌った??
今鞄盗まれたよね??あなたのお葬式じゃないの??苦しげな表情してるとこ悪いけど後ろで指鳴らしてる死者達が気になって話全然入ってこねえな??とまあ挙げたらキリがないくらいよくわからないタイミングで歌が入ってくる。
アクションシーンが結構ガチで、ブラックジョークすれすれのコメディもあって一見まとまらなそうな感じでしたが、しっかりオチに着地してて面白かったです。見終わった後謎の中毒性に襲われる。
登場人物みんなどこか憎めない感じなのもいい。結構映画の小ネタが挟まってくるので、映画好きはちょっとニヤリとするかも。
主人公のチーロ(ジャンパオロ・モレッリ)、ちょっとクライブ・オーウェンに似てるなと思いました。こいつべらぼうに顔がいいんですよ。顔も良ければスタイルもいい、おまけに歌も上手いし仕事もできるし愛する女に対して超一途。とんでもない優良物件。
イタリアの街並みがめちゃくちゃいいんですよね。美しい海沿いの街をカッコいいバイクに乗って今の心境と仕事辛いって事を歌いながら疾走する暗殺者の主人公って、もうなんか字面が強い。
ヒロインのファティマ(セレーナ・ロッシ)も肝が据わっててかわいい。ボス夫婦もなんだか憎めなくてかわいい。ボスの奥様役の人、ジョン・ウィック2に出てるんですよ。
イタリア映画ってあまりミュージカル作品が出てこないみたいなんですが、これは新たなジャンル開拓したなって感じでした。
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【favorite cinema】
暁に祈れ(2018)

監督:ジャン=ステファーヌ・ソベール
地獄と呼ばれた刑務所をムエタイで生き抜いたビリー・ムーアの自伝を基にした映画。これ見たときの衝撃は忘れられない。
コアな映画配給をしてるA24スタジオが送り出した一本。ちなみにA24はこれから「ミッドサマー」という明るい生き地獄みたいな映画を公開する予定です(にっこり)
この作品はとにかく全てがリアル。ムエタイの試合も地獄の様な刑務所の様子もリアルに描かれている。出てくる囚人役の方も全員元囚人なんだとか。ムエタイの試合シーンは打撃と同時に画面が揺れたりして臨場感たっぷり。息遣いがとにかくすごいんだ、レイプシーンとかマジで怖かった……。
言葉も通じない場所で生きるビリー・ムーアを気迫たっぷりに演じたジョー・コールの演技力が凄まじい。脱獄を考えるでもなく、檻の中の栄光なんて誰も称えてくれなくて、この地獄を生きる為に必死な感じがすごく伝わってくる。ドン底を必死に生きる男の生き様はどんな姿でもとにかくかっこいい。この映画はそんな男くさいところを丁寧に切り取って作ってるなぁという印象を受けました。
ちなみに、この映画のモデルとなったビリー・ムーア。面会に来た父親役として出てるんですが、過去の自分に向き合ってどういう心境だったんだろうなぁ……。
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【favorite cinema】
バスターのバラード(2018)

監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
Netflixで配信中、コーエン兄弟の描く6つの短い物語からなるオムニバス形式の西部劇。
話のつなぎ方がめちゃめちゃ上手くて衝撃を受けた一本。知らずに見たら、最推し俳優リーアム・ニーソンが出ててさらに衝撃。
ハッピーエンド詰め合わせお得用パックだと思いましたか!?残念、ブラックジョーク満載で後味の悪さも相まって確実に地獄を拝めるんですこれ!!どの話も、えっそう来る!?みたいな展開が多いのも特徴。
バスターのバラード→アルゴドネス付近→食事券→金の谷→早とちりの娘→遺骸という順番で進んで行くにつれて地獄が深くなっていく。ほとんど理不尽の暴力だったり胸糞悪かったりで泥沼虚無感のハッピーセット。コーエン兄弟の描くブラックジョークは毎回エッジが効き過ぎているんだ……。
例に漏れず、個人的に超好きな作品です。リーアムが出てるのは第3章、これがまた虚しさと胸糞悪さの同居したすごい話���したね……。西部劇あんまり見ない人にも見てもらいたいし、理不尽な虚無感を浴びたい時にぜひ見て下さい。
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【favorite cinema】
TAG-タグ-(2018)

監督:ジェフ・トムシック
なんだこのクソコラに使えそうなジェレミー・レナーは。
まあ、騙されたと思って見てください。30年間ずっと鬼ごっこをやり続けたいい大人達の実話です。

最近Netflixでも見れます。前述した通り、30年間鬼ごっこを続けた人達の実話を基にしたコメディです。これね、何も考えずに腹抱えて笑えます。
ジェレミー演じるジェリーは30年間一度も鬼になったことがない無敗の王者。一人だけ身体能力がずば抜けて人外じみている。他の人はみんな中年のおじさんなんだぞ!?手加減してアベンジャーズ!!
まさに大人の悪ふざけというか、あの手この手で「お前が鬼だ!」と相手をタッチする瞬間を狙っている。それがまた死ぬほど楽しそうで見ていてとてもほっこりするんだ。子供心を忘れない大人たちの友情って素晴らしい。ただ、トラップのえげつなさはなかなかすごい。多分この辺は映画用にちょっと脚色したりしてるんでしょうね。「俺は無配ドーナツで戦える男」と謎の名言まで飛び出ました。ジェレミーが楽しそうで何より。
エンディングロールの時に実際の鬼ごっこメンバーの現在が映されるんですが、おじいちゃんになってもこの友情が続いてるのすごいなと思います。あと黒い画面にいきなり俳優たちの顔が浮かび上がってええ声でエンディングを歌い出したから反応に困りました笑
余談ですが、どうやらこの映画の撮影中にジェレミーが腕を折ってしまったんだとか。だからM:iもインフィニティ・ウォーもいなかったのね。納得。
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【新作紹介】 鑑賞日:2019.11.30
ゾンビランド:ダブルタップ(2019)

監督:ルーベン・フライシャー
新旧ゾンビ二本立てだったんですよ今日。
前作10年前……10年前かぁ……今じゃ主演みんな有名になってもう揃わないかと思ってたけど四人揃って集まってくれてすごく嬉しい。
おかえりタラハシー!おかえりコロンバス!ウィチタとリトルロックもおかえり!!
愛すべきゾンビコメディ再び。前作より家族ドラマが増えてる感じだったけど相変わらず頭のおかしい戦い方してるなあ!
1作目が至高すぎてちょっと物足りなさはあったけど、最初から最後まで笑わせてもらったし元気になった。ゾンビキルオブザイヤーってなんやねん笑 今回は前作踏まえた家族4人の物語って感じ。みんながいる所がホームって言葉、何かすごくいいなぁ……。
新キャラも個性強すぎですね〜〜お馬鹿ピンクギャル、マディソン。最初はうわ……苦手なタイプ……って思ってたけど、終盤ガラッと印象変わる。いやー、死ななくてよかった!
あとタラ&コロに似てる二人組、お前らもうちょっと見せ場作ってから退場しろよ!!ネバダ姐さんぐらいのガッツ見せろ!!
吹替が前作から変わってしまったのでちょっと不満もあったんですけど、もう途中から馴染んでしまったのでオールオッケー。
あ、そういえば前作から引き続き出てきましたね。俺たちのビル・マーレイ!!
いや、マレる=ゾンビのフリしてたら間違って殺されてしまうことなんて言葉ができてんのかい!!前作大好きな私、笑い堪えるのに必死でした。
これはネタバレになるので伏せますけど、エンドロールのあのシーンやべえ。エンドロールが終わっても席を立たないことをオススメします。
最初から最後まで笑顔で楽しめるゾンビ映画でした。グロ耐性無いと結構キツイかもな……と思いつつ、大爆笑しながら見てました笑 オープニングでコロンビア・レディがゾンビと戦うモ���ション入れちゃうのは反則でしょ。
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【favorite cinema】
トゥルー・ロマンス(1994)

監督:トニー・スコット 脚本:クエンティン・タランティーノ
タラ監督が脚本、リドリー・スコットの弟が監督を担当したバイオレンス要素多めの恋愛ロードムービー。
普段恋愛映画見ないけど、アクション込みのラブコメは好きなんだ……ロマンス作品あまり自分から手を出さないのでオススメあったらご一報下さい。
タランティーノ仕込みのバイオレンス描写と甘酸っぱいロマンスがとてもいい塩梅なんだこれが。美男美女をのせてハリウッドの街を走る紫のキャデラック、センス抜群の音楽に乗せたバイオレンスな愛の逃避行。主人公とヒロインが車で逃げる途中でとあるシーンが同じ構図になるの最高すぎる……
クラレンス(クリスチャン・スレイター)とヒロインのアラバマ(パトリシア・アークエット)、どちらも一途にお互いを愛しててめちゃくちゃ幸せ。
この作品、サブキャストもかなり豪華なのでそれだけで見る価値有り。
どぎつい柄シャツ着たポン引きのクソ野郎誰だこれ!?ゲイリー・オールドマン!?
総出演時間10分もなかったけど、今ブラピいなかったか!?!?すごく顔が良くて可愛いヤク中のヒモ野郎ブラピ!?!?嘘やん!?!?
という感じです(笑)
衣装もかなり素敵だし、音楽もイケイケなので幸せな愛の逃避行が見たい方は是非。
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【新作紹介】 鑑賞日:2019.11.30
ゾンビ(1979年)

監督:ジョージ・A・ロメロ
渋谷ヒューマントラストにて鑑賞。ゾンビ映画好きとしてこれを見ずには死ねないですね。
伝説の発火点にしてゾンビ映画の最高傑作。星の爆発によって起こった謎の光線で死体が生き返るってのが最初だったの知らなかった。
最近走るゾンビばかり見てたけどやっぱりゾンビはこうでなきゃ!引きずった足と半開きの口、血肉を求めて彷徨い歩く姿!エドガー・ライト監督がこれに触発されてショーン作ってしまうのも頷ける。
グロがとっても生々しくてすぐ頭は吹き飛ぶし内臓は引き摺り出されるしパニックパートはとにかく気合が入っていてとても良かった。肉の質感がとても生々しくてにっこりしちゃった。
人間の欲深さとか略奪者の描写とかも極限な感じだったのはすごく好きですね。
入場者特典でビーフジャーキーをもらったんだが正気か????
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