Tumgik
triflingdoodle · 2 months
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在日をやってると99
 社会学者の岸政彦さんが監修の「大阪の生活史」に聞き手として参加しました(昨年12月発売)。語り手は在日朝鮮人2世の母です。
 母からの聞き取りは、ずっと前からやらなきゃやらなきゃと思っていたのになんだかんで後回しになっていたので、とても良い機会になりました。
 本に載るとなると、母の承諾を得ないといけない。「嫌がるかもしれないなぁ」と思いながら本人に相談してみたところ、
僕「本に載るから母さんの人生聞かせて欲しいねん」
母「何それ?」
僕「岸政彦って学者さんの呼びかけで、大阪に関わりのある人150人の生活史をまとめて本にするっていう企画があるねん。東京バージョンがでてるねんけど、めちゃくちゃ売れてるらしいで。」
母「私の話なんか聞いて何になるん?お母さんの人生なんか聞いても何にもおもしろいことないやんか。」
僕「そんなわけないやろ。笑。まあ、それはそれでええねん。そういう企画やし、読む人が判断することやろ。」
母「うーん。まあ、別にええよ。」
とこんな感じで、意外とあっさりとOKに。
 そして、やっと実現した聞き取り。これまでほんとうに何も聞いてこなかったので、知らないことばっかり。ほんとうにおもしろかった。
 何回も大阪を離れて、その度に大阪に戻ってくるので、本のタイトル「大阪の生活史」にめっちゃ合っているやんと思いつつ、家族・コミュニティに振り回されながらも、なんだかんだで家族・コミュニティから離れられない人生だなと感じた。
 (カットした部分も含めて)母の話からでてくる男性は、僕の父や祖父、伯父、etcとダメな人ばっかりだった。当時は就職差別なんかもあっただろうし、簡単に仕事も見つからなかったりしたんだろうなとか、在留資格の無い外国籍住民の支援をしていることもあってか、将来に希望を持てずにダメになってしまったりする感じみたいなのは想像できてしまう。そして、その分の、負担が女性にのしかかる。(知ってはいたけど)母も祖母もほんとうにほんとうに苦労してきたんだなと、今回の聞き取りであらためて思った。
 関西人だからなのか、どんなに大変な話もオチがついて笑いに転換してしまう。聞き手である僕がついそういう流れを作ってしまったところもある。聞き取りが終わって文字起こしをするのに録音を聞き返していると、その場では気が付かなかった母の声のトーンに気がついた。大笑いしているようで、ものすごく辛そうに話している、笑っているシーンがちらほらと。全然感じを読み取れてなかったなぁと大反省しつつ、「笑わなやってられへんよな」とも。
 在日の話が取り上げられる時、今の時代でも、男性の話が取り上げられることがまだまだ多いように感じる。学校にも通わせてもらえずに、文字の読み書きや簡単な計算すらできずに育ったり、家事や育児、時には仕事も何もかも押し付けられて、自分の人生をあきらるしかなかったり、そんな在日女性たちの声が埋もれていっているなと感じる。
 そういう意味でも、今回、母の生活史が書籍になったことで、いろんな人に読まれているのは参加できて良かったかもしれない。個人的には、子どものためだけに生きてきたのに、酔っ払うと口癖のように「あんたには苦労をかけてほんとうに情けないし、ほんとうに申し訳ない」という言葉がでてくる母が、自分の人生をちょっとだけでも肯定できるきっかけになってくれたらと思う。(「大きい本屋に平積みやで」と伝えたら少し嬉しそうだった。笑)
 まあ、興味のある人は読んでみてください。
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triflingdoodle · 1 year
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在日をやってると98
また、入管法が改悪されようとしています。廃案になった2年前とほとんど同じ内容です。昨日(2023年4月21日)に僕が参加しているSave Immigrants Osakaも主催に加わらせてもらい、国会前で大きなアクションを呼びかけました。
「入管法改悪反対」国会前で約2000人が入管法改正案の廃案を訴え https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/448722
今日にも採決されるかもしれないという状況なのに、大阪で仕事があるため国会のアクションには参加できませんでしたが、スピーチを代読してもらったので載せておきます。2年前とあまり変わらない内容ですが。
国会での審議で、改悪を進めたい側の議員や参考人、入管庁が犯罪歴のある人たちがまるで極悪人かのように言っていて本当に悔しいです。
今の社会では犯罪歴があるというと、それだけで拒否反応が本当に強くてなかなか理解してもらえない。ネットを見ると入管で起こった事件や事故も被害者の落ち度(デマもたくさんある)を持ち出して正当化する発言がうんざりするくらいに溢れかえっています。
それもあってか、法案に反対する人たちの側からは犯罪で在留資格を取り消された人たちに関する言及がどうしても少なくなっているように感じています。仕方ないのかなと思いつつ、1人くらい犯罪で在留資格を取り消された人たちのことを話す人間がいても良いのかなと思っていて、いつもそのことを話しています。2年前のスピーチでも今回のスピーチでも。
以下、スピーチの内容です。少しでも実際の彼らのことを想像してもらえたら嬉しいです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
気がつけば、大阪入管に収容されている人たちの面会や仮放免中の人たちの支援をするようになって5年になりました。
難民、オーバーステイのまま長年日本に滞在し働いてきた人たち、犯罪で在留資格を取り消された人たち、非正規滞在の両親を持ち日本で生まれ育った未成年の子どもたち。
どの人たちも事情があって国籍のある国に帰れない人たちです。入管はそういう人たちをなんとかして追い出そうと、強制的に収容し極限まで自由を奪ったり、仕事も健康保険の加入もできない仮放免という状態で放置して心が折れて帰国するのを待っています。私の周りだけでも心も身体もボロボロになりながら耐えている人がたくさんいます。
彼らの側にいるといろいろなことが見えてきます。犯罪で在留資格を取り消されたという友人の家を初めて訪ねたとき、まず目にしたのはボロボロの団地でした。部屋の中に入ると新聞紙で補強した襖が並んでいて、奥には寝たきりのお父さんがいました。中学生の頃に親に連れられて日本にきて、日本語もほとんどわからないまま働いたという彼がどんな環境で育ったのか少しわかったように思います。
別の友人は仮放免中に怪我をしてしまい、相談にのっていたところ、彼を支える家族もお金がなくて健康保険料を滞納していることがわかりました。
コロナ禍に家族の収入を聞き取りし、支援の対象になりそうな人を行政の支援に繋げようとしたのですが、役所に相談に行ったら、まともに説明もしてもらえず「あなたは無理ですよ」と追い返されてしまったという人もいます。
日本人は、日本社会は、彼らのSOSをどれだけキチンと受け止めてきたのでしょうか。社会が彼らを同じ市民として受け入れていたら彼らにはもっと違う人生があったんだろうなとよく考えます。
ずっと続く差別と貧困。解決するべきなのはそこではないでしょうか。排除しようとすることで家族や親戚まで貧困から抜けだせなくしてしまっていることに早く気がついてください。
かつては強制送還の対象(※厳密には今の送還はあり得ますが)・標的だった、在日コリアンが特別永住の在留資格を得ることで在留資格が安定し、社会保障の適応対象が広がり、3世、4世、5世となって差別や貧困の問題が少しずつ解消されていくとともに、生活が安定してきたという歴史を見ればわかることです。
いま安定した在留資格で生活できている3世の在日朝鮮人として、そして何よりも、ひとりの人間として、排除しか考えていない今回の法案に反対します。彼ら・彼女らに必要なのは在留資格です。
ありがとうございました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
追記
非行歴や前科を有する人を支援する者、およびそうした人がやり直すことのできる社会の実現を目指す者による「入管法改定に反対する声明書」の賛同者を受け付けているそうです。声明本文も必読です。
資格等関係なく上記の社会の実現を目指す方であればどなたでもとのこと。4/25前中締め切りです。
こういうアクションが出てきたのがとても嬉しい。1人でも多くの賛同が集まれば良いですね。よろしくお願いします。↓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScU-H9SfUCDwpjoCOZKhfLxWqx-w4CaEExUnkZ-E04LKT_d-w/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0&fbclid=IwAR2Ep3XsgcBcW5ehIOr-DIZnvPrx1VjZRBL8emoXgSxGSOYrpPlSBgTVkPQ
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triflingdoodle · 1 year
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在日をやってると97
僕が、大阪入管に収容されている在留資格の無い外国人の面会支援をするようになって今年で5年になるけれど、状況は相変わらずで、死亡事件などの酷すぎるニュースが続いているし、人が死んでも制度は改善されず、それどころか改悪されようとしていて愕然としてしまう。
入管の面会支援をするようにわかったこと、感じたことはたくさんあるけれど、その一つは、そもそも、無期限で長期に人の自由を奪っている日々の”収容”がとても残酷で大きな問題だということ。それは、面会での聞き取りで被収容者の1日の生活を知って感じただけでなく、身体的、精神的な調子の変化だったり、表情や言葉だったり、彼・彼女らと接しながら強く感じてきたこと。
「人とハグしたり、乾杯したり、(外にいる)あなたたちが日々やっているなんでも無いことがここ(収容所内)ではとても特別なこと」
僕にこう言った人は強制送還されてしまい、乾杯もハグもすることは叶わなかった。仮放免されて(多くの制限があるとは言え)やっと外に出れた時の彼・彼女ら嬉しそうな表情や言葉、仮放免中の定期的な出頭(突然収容されるかもしれない)の時の不安そうな表情や言葉も忘れることができない。
前にも書いたと思うけれど、入管の面会をするようになってすぐに精神科病棟に強制入院させられて死んだ自分の父親のこととリンクするようになった。
父は脱走しようとしてリンチされたらしい。”らしい”というのは母がこのことについてほとんど口を開いてくれないから。精神科病棟では本人の同意なしに強制的に入院させられる制度があって、父は母のサインで強制的に入院させられていた。その後悔もあり母はこのことを尋ねてもほとんど話してくれなかった。
父は僕が小学校の3年生くらいのころにはアルコール依存症で入退院を繰り返すようになった。家にいる時はテレビの前が酎ハイの空き缶で一杯になっていて、僕はよく父のお腹の上に乗っかり一緒にテレビを見ていた。子どもにはいつも優しかったので僕は父のことが嫌いになれなかったし、めちゃくちゃ好きだった。母が仕事から帰ると喧嘩が始まるのもよくある光景。
母は仕事と子育てと父の世話をしながら病院や治療施設を探し回っていた。父が家にいては生活が成り立たない。やっとのことで入院先を見つけても父がお酒を飲んで病院を追い出される、それでまた病院を探す、でもまた追い出される。そんなことを何度も何度も繰り返していた。
最近、やっと気持ちの整理がついてきたのか、少しずつだけどいろいろと話してくれるようになった。つい最近、父が入院していた精神科病院のこんな話を聞いた。
「閉鎖病棟の中に(勝手に?)入って中を見ると、鉄格子にコンクリートの床、剥き出しの便器……(泣き出して言葉を詰まらせながら)人が生活できる空間じゃ無いねん。あれは。」
ある病院では医者から退院・転院するように言われた時にこんなことを言われたそう。
「もう紹介できるところは大和川病院しかない。でも、あそこに行ったら人生終わりですよ。それでもいいですか?」
その病院から転院はしなかったけれど、父は最終的には大和川病院に行き着き、死んでしまった。母が父や自分達のために大変なのは十分理解していたつもりだったけれど、まだまだ理解できていないように思う。父に起こったことをある程度ちゃんと知ったのは、死んで少し経ってから。家に「ルポ・精神病棟」という本を発見して興味本位で読んだのがきっかけだった。ただ、その頃は人権感覚がなかったからなのかピンとこず、父に起こったことに関連んする本だとは理解したが、ただ興味深く読んだだけで他人事でいられたように記憶している。
少し長くなってしまったけれど、そんなこともあって、入管の収容施設で起こっていることと、過去に精神科病棟で起こっていたことがそれほど違うように思えないなと思いながら入管の面会をしていたし、面会の行き帰りにはどうしても当時の母の気持ちを想像してしまうようになった。
僕が面会していた方が精神的に不安定な状態になり、精神科病院に入院したことがる。知らせを聞いてすぐに、大阪入管からは随分離れた場所にある病院に面会に行った。初めての精神科病院の閉鎖病棟。父のことや母のことも頭に浮かんだりしながら面会の申請をした。病棟は比較的きれいで、面会を待つ間に連れられたのは他の患者の様子が見える空間。面会室もきれいで、しかもアクリル板が無いので触れ合える。想像していた精神科病棟とも、普段面会に訪れている入管とあれもこれも違ってとても驚いた。いつもはアクリル板越しに話をしていたのでなんとなくぎこちなく会話をしたのを覚えている。帰り際にやっと握手をしてハグをした。でも、面会の後、病状が悪化したのか一時的に隔離室に閉じ込められて身体拘束を受けていたというのも聞かされ、理由もすぐには知らされず、精神科病棟もまだまだ危うい場所だなとも感じた。
その後、2020年3月に神戸の精神科病院での患者への虐待事件(神出病院事件)があり、精神科病院も父の頃から大きくは変わっていないことを知った。
そういうことがあって、入管の収容施設の中で起こっている人権侵害は実は日本のいろんなところでも日々起こってることなんじゃないか、そもそも人の自由を奪うということはどういうことなのか、それを管理するというのはどういうことなのか、そういうことを一から考える必要があるんじゃないかと、そういうことを考えるようになった。
自分が、子どもの頃、在日であるということをあまり意識せずに育ったのは、差別を受けた経験がなかったことが大きいけれど、最近は、日々の生活がそれどころではなかったんだなと強く感じている。入管での面会で知り合った在留資格を取り消された日系の人たち。子どもの頃に日本に連れられまともに勉強も受けることができず、日本語もそれほど上達せず働くしかなかった人たちが多い。背景に貧困がある彼らの生活環境を見ると、まるで自分の親の世代を見ているように見えて、自分の育った環境を振り返る機会になった。
昔は自分の家庭が他と違うのは、父親が"ダメな人"だったからだとだけ思っていたけれど、そもそもなぜ父親が"アル中"になったのか、なぜお金がなかったのか、とかそういうことに在日であるということが繋がった。それだけでは無いのだろうけど、全くの無関係では無いんだなと。その上で日本社会全体を見渡した時に同じように貧困に苦しんでいる人たちがいて、いろいろなことが地続きで連続しているんだなというのを強く意識するようになった。
自由を奪われる人、家族や友人の自由を奪う選択を迫られる人を少しでも減らしたい。とにかくもっとマシなあり方を見つけたい。そういうことをずっと考えていて、入管のことで一緒に活動している仲間と一緒にイベントを企画しました。3月5日(日)18:30から。気軽に参加してくれたら嬉しい。
ウィシュマさんのご命日の前日である3.5(日)に、大阪で入管の問題で活動しているSaveImmigrantsOsakaと、東京で活動しているfreeushikuと共同で、入管に限らず、人の自由を奪い管理することが行われている収容施設の歴史、現状、課題を学ぶイベント「自由を奪われるひとびと ~ 収容する社会を考える ~」を東京と大阪、LIVE配信で開催することになりました。
会場では仮放免中のムジブラさんが書いた世界人権宣言第一条でデザインしたトートバッグ(¥1500)販売も予定しています。(めちゃくちゃかっこいいやつ!!)
東京会場:LOFT9 Shibuya
https://www.loft-prj.co.jp/schedule/loft9/240350
大阪会場:Loft PlusOne West
https://https://www.loft-prj.co.jp/schedule/west/240351
配信視聴
https://twitcasting.tv/loft9shibuya/shopcart/218794
ツイッター告知
https://twitter.com/SaveImmigrantsO/status/1629675099954597889?s=20
Facebookイベントページ
https://www.facebook.com/events/1135451947115049
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triflingdoodle · 2 years
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僕で良いのかなぁと思いながらも書かせてもらいました。
上手く書けたかわかりませんが、過去も現在も未来も、あの問題もこの問題も繋がっているというのがわかるようなのが書きたかったです。でもあのこともこのことも書けなかったなぁと思ってしまっている。読んでちょ🙏
https://www.gqjapan.jp/culture/article/20220901-great-kanto-earthquake-massacre
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triflingdoodle · 2 years
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在日をやってると96
 「弱者に仕掛けた戦争 アメリカ優生学運動の歴史」という本を読みました。付録、訳者解題を含めると570ページ程。人種主義、優生学というカルトに取り憑かれた学者や資産家たちが暴走する胸糞悪い話をひたすら読まさせられて結構辛かったけど、優生思想の話をする際に優生学の歴史を抜きにナチに結びつけるだけだと見落としてしまう物がたくさんあるんだなと思った。
 アメリカの優生学運動がナチに大きな影響を与えただけでなく、ロックフェラー財団が資金を、IBMが技術を提供していたという事実にとても驚いたけれど、戦後、ジェノサイド条約を作り、ナチの戦争犯罪の戦犯を裁いたニュルンベルク裁判で裁く側の中心にいたアメリカでは自国の優生学運動が作り上げた断種法や異人種間の婚姻の禁止などさまざまな悪法が戦後も続いたというのが重かった(ジェノサイドの定義では「集団内における出生を防止することを意図する措置を課すること」も含まれている)。
 日本でも断種が行われていた時代がある。相模原の障害者殺傷事件、入管収容施設での死亡事件、精神科病棟での虐待や強制入院、etc、負の歴史を見つめ直し根本から変えていかないといつまでも繰り返されるんだなとここ最近になって強く思っているけれど、この本を読んでその思いがさらに強くなった。高いし分厚い本ですがおすすめです。
弱者に仕掛けた戦争  アメリカ優生学運動の歴史 http://www.jimbunshoin.co.jp/book/b590672.html
 少し関連するお知らせを2つ。
 一つは、戦時下の北海道、深名線(しんめいせん)鉄道工事、雨竜(うりゅう)ダム工事、浅芽野(あさじの)飛行場建設工事などで犠牲になった日本人、朝鮮人の遺品を展示してきた「朱鞠内・笹の墓標展示館」(旧光顕寺)の全国巡回展が行われています。朱鞠内は他府県からは簡単には行けない場所なので貴重な機会だと思います。僕は 縁があって関西の展示に関わらせてもらうことになりました。いまの技能実習制度のことにも関わる問題だと思っているのでたくさんの人に知って欲しいです。
 9/21〜9/25 大阪 津村別院 https://www.sasanobohyo.com/2022-9-22-osaka
10/5〜10/13 東京 築地本願寺 https://www.sasanobohyo.com/2022-10-5-tokyo 10/17〜10/25 京都 西本願寺 聞法会館  https://www.sasanobohyo.com/2022-10-17-kyoto
 もう一つは、在日の障害者無年金問題をテーマにしたドキュメンタリー映画「オールドロングステイ」の上映会があります。こちらも少しですがお手伝いさせてもらうことになりました。
【今秋】京都上映決定 10月15日(土) 10月16日(日) 於:龍谷大学響都ホール 監督舞台挨拶・出演者登壇 映画「オールドロングステイ」京都上映実行委員会Twitterアカウント  https://twitter.com/OLS_Kyoto 映画「オールドロングステイ」京都上映実行委員会Facebookページ https://www.facebook.com/OldLongStay.Kyoto/
『オールドロングステイ』予告編|東京国際ろう映画祭2021 https://www.youtube.com/watch?v=VcazUC76-sI 日題:オールド ロング ステイ  英題:Old Long Stay 監督:飯山 由貴 2020年/日本/日本手話・日本語/日本語字幕・英語字幕/170分/ 視聴可能国:全世界 -------------------------------------------------------------------- 日本に生まれ育ち、税金を納めても、帰化をしても、生活の最低保障である年金をもらうことができないー。ある年齢以上の外国籍の障害者に対しては障害年金が支給されないという理不尽な差別に対し、2000年3月、在日コリアンのろう者7名が京都地方裁判所で裁判を起こす。監督は原告と支援者へのインタビューや過去の記録映像を通して「障害」と「民族」の歴史的かつ政治的な問題に向かい合っていく。ヨコハマトリエン��ーレ2020にて制作・上映。 -------------------------------------------------------------------- 
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triflingdoodle · 2 years
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在日をやってると95
 昨日、《7.26 施設障碍者虐殺6年目の追悼アクション》に参加してきました。去年に引き続き、スピーチをさせてもらったので内容を残しておくことにします。手話通訳のために事前にスピーチの内容を決めていたのですが、自分が書いた文章がしっくりこなくてスピーチの直前まであちこち修正していました(手話通訳の方ごめんなさい。そしてありがとうございました)。スピーチの後も他にもう少し良い表現があったよなとずっと考えています。
 自分が殺されていたかもしれないと想像するのも大事なことだけれど、自分が殺す側になっていたかもしれないとか、すでにそうなっているからこそ事件が起こったのではないかとか、そういうことを想像しないといけないのでは無いかと思っています。施設に閉じ込めたのは誰なのか、施設に閉じ込める他に方法が無い状況を作ったのは誰なのかを考えて欲しい。誰か個人を責めるためではなく、社会の構造を考えて正していくために。
昨日のスピーチの内容は以下です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 相模原の障害者施設で起こった事件から6年が経ちました。7.26が近付くといつも考えます。あれから何が変わったのか。障害者施設で、介護施設で、精神科病棟で、入管の収容施設で、いまも私たちの見えない場所で、自由を奪われ虐待を受けている人たちがいます。犯人の特異さや犯行の凶悪さばかりが取り沙汰され、制度や構造の問題が無視されているように感じています。このままでは虐待は続き、また同じような事件が起こってしまうのではないでしょうか。
 去年、名古屋の入管収容施設では、スリランカの女性が亡くなる事件がありました。彼女が亡くなった日が近づくたびに同じように考えることになると思います。あれから何が変わったのかと。今月20日に、遺族が国に損害賠償を求めた訴訟の第2回口頭弁論が名古屋地裁でありましたが、国側は医療対応について「入管局長の合理的裁量に委ねられており、注意義務違反はない」と"反論"しました。体調不良を訴えていたにも関わらず一時的に外に出られる仮放免も許可せず、適切な医療も受させないで、声をかけた際に反応が無かったも関わらずしばらく放置していたのにです。国は何の責任も感じていないようです。
 私はいま、仮放免で外にでることを許可された人たちの支援をしているのですが、極限まで自由を奪われた状況から外に出ることを許可され喜んだのも束の間、働くことも健康保険に加入することさえも許されず、みんなジワジワと追い詰められています。家賃が払えない、病院に行けない、電車賃もない、食べ物や飲み物を買うお金もない、そんな人が私の周りにはたくさんいます。
 社会に"必要無い"とされてしまった人たちはどんな目にあっても仕方ないのでしょうか。どんな人でも生きられる社会を求めて何が悪いのでしょうか。「現実はそうはいかない」と言う人がいますが、ほんとうにその人に"現実"は見えてるのでしょうか。家族やパートナーに在留資格が無いために貧困に落ちいる人の存在、仮放免で生きる子どもたちの存在は見えているのでしょうか。理想を実現するためにうまくいく方法をギリギリまで考えるのが成熟した社会ではないでしょうか。変えられるはずです。
 私たち自身の抱える差別的な感覚や、社会全体が抱える差別的な感覚を自覚し、制度や構造、社会の問題に目を向けて欲しいです。見て見ぬふりをせず、これ以上、被害者をださないために、これ以上、加害者もださないために、少しでも変えていくことが、私たちの、そして社会の責任だと思います。
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triflingdoodle · 2 years
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在日をやってると94
ヤン・ヨンヒ監督の「スープとイデオロギー」観てきました。めっちゃくちゃ良かったです。北にいる息子に会えないまま認知症になって死んだ自分の祖母のこととヤン・ヨンヒさんのお母さんが重なったりしたので、祖母からちゃんと話を聞いておくべきやったなと強く思った。
祖母が認知症になる前だったと思うけど、北にいる息子が亡くなっていたことがわかったのだけれど、知るとショックでどうなるかわからないからと祖母には伝えないままだった。僕の祖母は元気なうちは倉庫まで借りて支援を送っていた。映画を観ながら、認知症になって息子や孫のことを忘れては思い出し、忘れては思い出ししていたあの時のことを考えた。僕のことを北にいる息子と間違えたりもしていたし、祖母は北にいる息子に会えていたのかもしれないなぁなんて。
戦時中に済州に疎開して4.3事件を経験して"密航"で猪飼野に戻ってきたヨンヒさんのお母さんの話を聞きながら、映画を観ている人たちが、いま在留資格が不安定な状態で日本で暮らす外国籍の人たちにもいろんな背景があるんだろうと想像できるようになってくれたら良いなぁとも思った。
映画を撮影しながらお母さんから聞いていた4.3事件のことをリアルに感じていくヨンヒさん。お母さん体験したことを知っていくことで、お母さんに対する感情も変わっていく。4.3事件については僕もそういうことがあったんだと知っているだけでやっぱりリアルに感じていない。済州に行ってヨンヒさんのお母さんが歩いた道を辿れば少しは感じられるのかな。どうだろう。
僕の父は愛すべきアル中のダメなおっさんという感じの人だったのでネタになる話がたくさんある。ホントにダメなやつだなとずっと思っていたけれど、他の外国籍の人たちの支援をするようになって、父親の生きた時代と彼が在日であったということを考えるようになった。実際のところ父親がああなってしまった背景になにがあったのか。知りたいけれどずっと前に死んでしまったのでもう話を聞くことができない。
そして、父親の影でたくさんのことを犠牲にして旦那と子どもと祖母とを生きさせてきた母親がいて、昔は尊敬はしつつも父親のことが好きすぎて、母親に気が向かなかったんだけど、いまは父の人生よりも母の人生の方に興味があったりする。そう思うようになったのは、学校に通えなかった在日の女性が学び直す夜間学校オモニハッキョの文集だったり、在日の女性の聞き取りが読める、朴沙羅さんの「家(チベ)の歴史を書く」だったり、被差別部の女性の聞き取りが読める、ただえみこさんの「命ひとつもろた」を読んだことが大きい。
そんなこともあって、ヨンヒさんが「ディアピョンヤン」でお父さんのことを作品にして、「スープとイデオロギー」でお母さんのことを作品にしたという流れがおもしろいなぁと思った。
「スープとイデオロギー」を観終わって数日たつけど、そういうことをぐるぐるぐるぐると考えている。
久しぶりにブログを書いてみたらまとまりのないよくわからない感じになってしまった。笑。
とにかく、とても良い映画でした。
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triflingdoodle · 3 years
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在日をやってると93
 《7.26 施設障碍者虐殺5年目の追悼アクション》に参加してきました。もう5年が経ったんですね。
 入管の収容施設に収容されている人たちの支援をしていることもあって、アクションの有志の方からスピーチを頼まれました。僕なんかで良いのかなと思いつつ、スピーチをやらせてもらった(時間の都合もあり追悼アクションの後の追悼パレードの解散地点でのスピーチとなりました。)のでここにも載せておきます。
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 在留資格の無い外国人を収容する施設があるのを知っていますか?大阪にも収容施設があります。退去強制令書が出された外国人は、無期限で身柄を拘束されこの収容施設に収容されてしまいます。
 私はSaveImmigrantsOsakaという市民団体のメンバーで大阪入管に収容されている人たちの面会支援をしています。
 難民、オーバーステイのまま長年日本に滞在し働いてきた人、犯罪で在留資格を取り消された定住者や永住者、中国残留孤児やインドシナ難民のルーツの人もいました、学費が払えなくなり逃げ出した留学生、酷い労働環境に耐えきれず逃げ出した技能実習生など、これまで面会でたくさんの人たちと話をしてきました。
 日本にしか生きられる場所が無い、日本に家族がいる、さまざまな理由で国籍のある国に”帰る”ことができない人たち、労働力として使い捨てにされた人たちが、在留資格が無いという、たったそれだけの理由で極限まで自由を奪われ、酷い環境で生活させられています。いま、大阪入管には収容されて7年になる人もいます。
 今年3月、名古屋の入管でスリランカ人のウィシュマさんが亡くなりました。DVの被害から逃れるために警察に助けを求めた彼女は入管に収容されました。DVの被害者は保護することが優先されなければいけないのにです。彼女は体調不良を訴えていたにも関わらず、一時的に外に出られる仮放免も許可されず、適切な医療も受けられないまま亡くなってしまいました。職員が声をかけた際、反応が無かったも関わらずしばらく放置していたこともわかっています。
 入管での事件や事故はウィシュマさんが初めてではありません。みんなの目が届かない場所でずっとずっと続いていることです。ウィシュマさんが亡くなっても入管のシステムは変わらずに続いています。
 私は父親を精神病棟で亡くしています。25年前のことです。脱走しようとして職員にリンチされたそうです。入管の問題に関わるようになって、父の身に起こったことの意味がやっと理解できた気がします。25年経った今、精神病院の環境は改善されているのでしょうか。神戸にある精神病院、神出病院で起こった虐待事件は知っていますか?精神病棟での新型コロナの感染率や死亡率が突出して高いのは知っていますか?
 相模原の障害者施設で起こった事件から5年が経ちました。あれから何がかわったのでしょうか特異な犯人、特異な施設でたまたま起こった事件だと思われている、或いは、そう思ってしまうような報道がなされているように感じています。
 閉鎖的で第三者の目が入りにくい場所では人権侵害が起こりやすくなり、発見も難しくなります。根本から変える必要があるのでは無いでしょうか。
 ほんとうの意味で全ての人が共に生きられる社会に。変えていきましょう。
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 追悼アクションの後の追悼パレードでかける曲の選曲にも関わらせてもらいました。せっかくなので数曲紹介しておこうと思います。
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This Land is your Land - Sharon Jones & The Dap-Kings
ウディ・ガスリーの曲をソウルアレンジで���バーしている曲なのですが歌詞もも演奏も最高です。
私が歩いていると、今度は彼らが私を止めようとした "私有地 "と書かれた看板を立てられました 裏側には何も書かれていませんでした だから、あちら側は君と僕のために作られたものに違いない As I was walking, now, they tried to stop me They put up a sign that said, oh, it said, "Private Property" Well, on the back side, you know it said nothing So, it must be that side was made for you and me
ある晴れた日の朝、そう、尖塔の影の中で 福祉事務所のそばに、私の仲間がいた お腹を空かせて立っている人たちを見て、私は不思議に思いました この土地は君と僕のために作られたのだろうかと One bright sunny morning, well, in the shadow of a steeple Down by the welfare office, I saw my people You know, now, they stood hungry, I stood wondering I was wondering if this land was made for you and me 信じないといけないんだよ 俺の土地なんだよ この土地は君と僕のために作られたんだよ。 You've got to believe, oh it's my land Ooh, this land was made for you and me, yeah
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The Beginning Is Here - Outernational
始まりはここからだ、クションに参加しよう、絶望的な人には希望があると歌うOuternationalの名曲。めちゃかっこいいです。
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Hello Sunshine - Aretha Franklin
Aretha Franklinこの曲は自由を奪われているい人が聴くと捉え方が変わるように思いました。
ハロー、サンシャイン ずいぶん長い間暗かった。 Hello sunshine It's been dark for a very long time 私が経験したことを説明することはできません。 あなたのいない人生を生きようとしています。 人は私の行動が変だと言います。 でも、あなたは私を変える力を持っています。 I can't explain what I've been through Trying to live my life without you People say I act so strange But you got the power to make me change あなたの太陽がなければ 世界はとても孤独な場所です あなたの太陽がなければ 私の心は空虚な空間で満たされていた。 あなたの太陽の光がなければ 風も雨も 春の不思議は何の意味もない Without you sunshine The world is such a lonely place And without you sunshine My heart was filled with an empty space Without you sunshine The wind and the rain The wonders of spring don't mean a thing
※英語が苦手なので訳が間違ってたらすみません。笑
そしてもう一つ。追悼アクションの少し前、7月18日に、身体障害者だけの劇団「態変」の主宰者、金滿里さんをゲストに迎えてC .H .A.R.ラジオ「金滿里さんをむかえて」を放送しました。質問し忘れたこと、うまく話せなかったことがたくさんあって反省しまくりですが、金滿里さんの人生を聞きながら「施設」「家族」「表現」「オリンピック」etcといろんなことを話しました。聴いてもらえたら嬉しいです
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追悼アクション有志のみなさんおつかれさまでした。#PrayForSagamihara
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triflingdoodle · 3 years
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在日をやってると92
 国会で入管法の改定案が審議されている。2回目の難民申請が不許可になると強制送還が可能になるなど、外国人の人権を考慮して考えられたとは思えない、とても酷い内容の法案。それなのに、与党は強行採決に持っていこうとしているらしい。
 審議が始まってからは国会前で廃案を求めてシットインが行われている。自分の周りにいる在留資格のない友人たちがこの先どうなるのかという状況なのに、大阪にいるし仕事もあるしで参加できないでいるのだけど、東京にいる仲間が国会前のリレートークで僕のスピーチを代読してくれたので、せっかくので載せておきたいと思います。
在留資格のない人たちの支援をしながら、彼らの立場・状況と、在日3世である自分の立場・状況とを照らし合わせながらいろいろ考えてきたので、それをそのままスピーチにしたつもりです。よかったら読んでみてください。
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ぼくは、3年ほど前に入管の問題に関心を持つようになり、���阪入管に収容されている人たちの面会や仮放免中の人たちの支援をするようになりました。
面会では、難民、オーバーステイのまま長年、日本に滞在し働いてきた人、犯罪で在留資格を取り消された定住者や永住者、中には中国残留孤児のルーツの人やインドシナ難民のルーツの人もいました。学費が払えなくなり逃げ出した留学生、酷い労働環境に耐えきれず逃げ出した技能実習生など、いろんな人と話をしました。
日本にしか生きられる場所が無い、日本に家族がいる、さまざまな理由で国籍のある国に”帰る”ことができない人たち、それから、労働力として使い捨てにされた人たちが、在留資格が無いという、たったそれだけの理由で極限まで自由を奪われている。何年も外に出られないでいる。自分の目の前で起こっているこのことにとても大きなショックを受けました。
無期限の長期収容で身体や精神を壊した、苦み悩んだ末に”帰国”を選んだ、強制送還された、家族と引き離された、そういう人たちをたくさん見てきました。
友人や知人に犯罪で在留資格を取り消された人の話をすると、それじゃあ仕方ないよと切り捨てるようなことを言われることがあります。でも、自分にはそれはできません。今、彼らが経験していることは、1世や2世の在日コリアンが経験してきたことだからです。彼らと話していると、自分の祖母や両親の姿がはっきりと見えます。
仮放免中の日系ブラジル人の友人がいます。仮放免されてすぐの頃、シュラスコと呼ばれるブラジル流のバーベキューのパーティーに招待してくれました。収容中に面会していた時、目の前にいるのに手が届かないアクリル板越しの会話です。「外に出られたら乾杯しよう」と約束していたのを覚えてくれていました。
彼らと付き合っていて、背景にある差別と貧困が彼らに重くのしかかっているのがよくわかりました。
仮放免中に病気や怪我すると、健康保険に加入できないために全額負担です。相談の電話があっていろいろ状況を聞いているうちに、在留資格のある家族も健康保険料を滞納している状態であることがわかりました。
日本語が上手でないことから、言いたいことがうまく伝えられず諦めることが癖になっているのも見えてきました。「大丈夫。どうせ無理だから。大丈夫。なんとかする。」誰かに頼っても上手くいかなかった経験が数えきれないほどたくさんあったんじゃないかと思います。
ぼくも似たような環境で育ったので他人事に思えません。
在留資格を奪い家族を引き離しても貧困の連鎖を生むだけです。何も解決しません。誰ひとりとして幸せになりません。
在留資格を安定させ、日本語が上手に話せない、貧困で学校にいけない、低賃金の仕事にしかつけないなど、彼らが日本社会から切り離せれていくような状況を一つずつ改善させていくことが解決の唯一の道です。
それは、ぼくたち、在日コリアンが特別永住の在留資格を得ることで在留資格が安定し、3世、4世、5世となって差別や貧困の問題が解消されていくとともに、生活が安定してきたというのを見ればわかることです。
入管法の改悪をやめ、本当に日本社会が良くなるにはどうあるべきなのかを考え直してください。
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 それから、何かできないかとしばらくやっていなかったネットラジオもやりました。2時間の放送が2回。時間のある人は聞いてみてください。良い音楽も紹介してます。
C.H.A.R. ラジオ _2021.4.19 https://youtu.be/9y_HJMkp6vQ
C.H.A.R. ラジオ _2021.5.2 http://youtu.be/jHhcTccUT1E
 この問題についてもっと詳しく知りたいという方は、わかりやすい説明と共に生きるための代案をQ&Aにまとめているので読んでみてください。
#入管法改悪反対 #刑罰ではなく在留資格を Q&A https://freeushikuweb.jimdofree.com/街頭行動-署名-支援-ステートメント/入管法改定反対2020-刑罰ではなく在留資格を-q-a/
 また、入管法の改悪で直接影響を受ける当事者の声を可視化したキャンペーンもあります。参加してくれた一人は強制送還されてしまいました。
だから、わたしはここにいる https://freeushikuweb.jimdofree.com/街頭行動-署名-支援-ステートメント/だから-わたしはここにいる/
 もう一つ、自分も何かしたい!!という方は、めちゃくちゃ簡単でめちゃくちゃ重要なこのアクションをお勧めします。
声を届けろ! 国会議員連絡アクション https://freeushiku.medium.com/声を届けろ-国会議員連絡アクション-368ee4592d77
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triflingdoodle · 5 years
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在日をやってると91
朝鮮語しか聞こえてこない親戚の結婚式で日本語で堂々とスピーチをする父親が好きだった。
ぼくは朝鮮語・韓国語が話せない韓国籍の在日朝鮮人だけど、1世、2世、3世となんとかかんとか生きてきていろいろあってこうなったのが自分なんだし、自分が覚えたいと思えないのなら別にこのままで良いと思っている。
父が母国語を話せなかったことも、ぼくが母国語が話せないことも誰かに非難・批判されるようなことじゃない。
言語に限らない話だけれど、自分が努力をしてできたからって誰でも努力すればできると思わない方が良いと思う。努力をするにも、努力をする習慣をつけるのにもみんなが思っている以上に環境がすごく影響するし、持っている能力だってみんなそれぞれ違う。
大阪入管に収容されている人たちの支援をするようになって日系の人たちのことを知った。収容されている日系の人たちの中には、親に連れられたり、親を追いかけて若くして日本にきて、まともな教育を受けられず日本語も上達しないままに必死に働いて生きてきたなんて人が多くいる。
彼らが日本語が上手でないのは努力が足りないからだと言ってしまえばそれまでだけれど、ぼくにはそうは思えない。それは、本人やその人の家族の人生や生活環境を聞いていくことで見えてくる。母国語ができないことで同胞のコミュニティに馴染めずに家出をしてしまい、その後、在留資格の更新を放置してしまったことで収容されてしまった日系の青年もいた。(※この方は最終的に退去強制を免れました)
彼らを追い詰めてレールを踏み外させているのは日本社会なのに、日本に家族がいても御構い無し、彼らがどれだけ必死に生きてきたのかも何もかも無視して、一度や二度の失敗で退去強制が言い渡されてしまういまの現状は本当に酷いと思う。彼らのことを何も知らないくせに平気で「努力が足りない」などと言ってしまえる人たちも。
ぼくはそれなりに家庭環境が悪かったし、しかもかなりのアホだった(彼らと話しているとすごく賢い人が多いように思うので一緒にすると失礼な気がする。汗)から、彼らにシンパシーを強く感じてしまう。1世や2世、そして僕たち3世の在日と重なって見えてしまうところがたくさんある。努力しなかったお前が悪いみたいなことは簡単に言えないし、思えない。
ひどい環境を努力して乗り越えられた人が、それができない・できなかった人たちを下に見るようなのを見かけることがよくある。そういう人はみんな相当な努力をしたのだろうし、努力をしたこと、壁を乗り越えたことはとても誇らしいことだと思うけれど、それができない状況にある人がいるんだということは頭の片隅に置いておいた方が良いと思う。家庭環境、持って生まれた能力、etc、スタート地点はみんな違うんだから。
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triflingdoodle · 5 years
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在日をやってると90
しばらく通名を使うのをやめようかなと思っている。と言っても、もともと通名を伝える時に本名を伝えてしまうことが多いし職場でもみんな僕が在日なのは知っているからそんなに変わらなくて、めんどくさいからだったりなんとなくだったりで通名だけ伝えていたようなのを無くしていく感じ。最近はその時の気分次第で通名を名乗ったり、本名を名乗ったりしてい 楽しんでいたんたけど、しばらくはそれもやめようかなあと。
そう思った理由は、政治家やメディアが差別の扇動となる発言を普通に垂れ流すようになってきていろいろ考えたから。
最近は本当に酷くて、テレビをつけると嫌韓で大盛り上がりで言いたい放題。従軍慰安婦や関東大震災での朝鮮人虐殺など加害の歴史を否定するような発言も平気で垂れ流されて、しかもまともに反論されることもなく許されていっている。日本人が過去の加害の歴史を伝えることをせずにやってきたのは本当に大きな失敗だと思う。歴史を否定する発言にまともに反論できる人がいない。それは在日でも同じで、特に日本の学校に通った人なんかは歴史を教えてくれる人がいないことが多いんじゃないかと思う。僕がそうだった。だから、いまの報道を真に受けてしまっている若い在日がたくさんいるんじゃないかとすごく心配している。
テレビでもネットでも日常でも、ヘイトスピーチが垂れ流されても誰も何も言わない、何も言えない、なんとなくその場を納めてなあなあで済ませていくのが普通になってしまっている。たぶんその場をしのぐにはそれが一番楽な方法なんだと思うけれど、それだと何も変わらないし、それどころか結果的には悪くなるばっかりだと思う。差別をして誰にも叱られずに許されたらそいつは他でもやる。
そんなことを考えていたら、小さくても良いからもっと波風立てていきたいなあと思うようになった。
僕は自分の通名がすごく気に入っている。めちゃくちゃ愛着がある。前にも書いたけれど、通名の方は大好きだった父親が考えて付けてくれた大切な名前だから。外国人登録証から特別永住者証明証に変わった時に通名の表記が無くなってしまって結構悲しかった。両方自分の名前だから。くだらないことを気にせずに自分の名乗りたい名前を名乗れる雰囲気になれば良いんだけどな。
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triflingdoodle · 5 years
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在日をやってると89
選挙がある度にいろいろ考えさせられる。今回の選挙でも。
前にも書いた気がするけれど、これまでは、自分が投票できないことについては「日本人が時間をかけて考えて決めていくことなのであってもなくてもどちらでも良い」という想いが強かったし「まあそんなもんでしょ」くらいに考えていた。
「どうせ無理なんだし、地方参政権であっても外国人に付与するかどうかの議論になれば必ずヘイトスピーチが増えるから軽々しく言わないで欲しい。」とも。
参政権のある日本人でSNSやリアルで僕の話を聞いて、投票にいってくれるようになったり、選挙活動を始めるようになったり、投票先を変えたりしてくれる人がいて、投票ができない自分も票を動かすことができるんだとおもしろがったりもしていたな。
2017年の韓国の大統領選挙では人生で初めて投票した。韓国語がわからない僕が韓国で投票できることの不思議さ、韓国語がペラペラなのに朝鮮籍なので投票できなかった友人がいる不思議さを体験して、その後にあった日本の選挙では、大切な友人が選挙に立候補して「投票できたら」と強く思わさせられた。
ただ、それでも参政権については「あってもなくてもどちらでも良い」「まあそんなもんでしょ」「ヘイトスピーチが増えるので軽々しく言わないで欲しい」「どうせ無理なんだし」というのはあまり変わらなかった。
でも、最近、大阪入国管理局に強制的に収容されている外国人やその家族の存在を知り、彼らのサポートをするようになって「外国人の地方参政権は必要だ」と強く思うようになった。
中には犯罪で在留資格を失ったなんて人たちもいる。彼らの多くは日本語やその他の教育をまともに受けられないまま社会にでて低賃金で必死に働いていたりする。低所得、言葉の壁、差別、etcいろんなハードルがあって、それ乗り越えれなった人が足を踏み外し罪を犯してしまう。彼らは外国人というだけで、一度や二度の失敗で日本にいる資格を剥奪され、強制的に収容されてしまう。日本社会の側に大きな問題があるのに。
仮放免という形で一応は外にでられた人のサポートもしている。外にでられたとはいえ、仕事はできないし、国民健康保険にも加入することもできないので、誰かのサポート無しには生きていくことができない。彼らのサポートをしていると、彼らの家族も低所得でギリギリの生活をしているのがわかってきた。国民健康保険料に加入できずに生活している人もいる。みんなそれでも大切な家族が入管に強制的に収容され苦むのは見たくないと必死に頑張っている。
彼らをみていると、僕よりも上の世代の在日コリアンはこんな感じで苦労していたんだろうなと思わされる。
僕が外国人の地方参政権について「どちらでもよい」とか「まあそんなもんでしょ」とか言えてしまっていたのは、いまの自分たち在日コリアンが少なくとも経済的には比較的安定してきてるからで、軽々しく言っていたのは僕だったんだと思うようになった。全然何も見えていなかった。
日本にどれだけ多くの外国人労働者がいるのか、日本が日本の経済を支えている外国人労働者たちをどのように扱っているのか、日本人はもっと知らなくてはけないと思う。
僕はいつか外国人の地方参政権が認められるんじゃないかとなんとなくだけど思っている。日本の経済を支えている外国人労働者に住民としての権利を保障し、生活支援を行うという当たり前のことができないようなら日本はもうどうにもならないんじゃないかとも。この先、外国人労働者とつながりのある日本人はどんどん増えていく。日本の人口はどんどん減っていく。いつまでも無視していくのは無理なんじゃないかな。
政治家はその時のためにいまから地道に彼らのサポートを始めるべきだし、彼らの存在を無視しないで一緒に声をあげるべきだと思う。他が見向きもしない今からはじめれば間違いなくその時に票につながるんだから。いまでも周りの有権者はしっかりみているはずだし。
と僕がいろいろ考えても、なんだかんだで決めるのは日本人だし、参政権を持っていても投票に行くこともしない日本人がたくさんいる。参政権ももらえずに、無視され続けている人たちがいるのに。変なの。
オススメの本を紹介しておきます。
ふたつの日本 「移民国家」の建前と現実 http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000321022
在日外国人 第三版 法の壁,心の溝 https://www.iwanami.co.jp/smp/book/b226216.html
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triflingdoodle · 6 years
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在日をやってると88
 9月に在日朝鮮学生美術展を観に行った。お世辞抜きで、本当にめちゃくちゃおもしろくて、家に帰ってからも興奮は全く冷めず、二週間くらいかな、作品の写真(撮影OKだったので気になった作品をたくさん撮っていた)を何度も何度も眺めて楽しんでいた。
 自分が学生の頃、あんなにおもしろい絵を描く奴っていなかった気がする。学生の頃は絵に興味もなかったし気がついてないだけなのかもしれないけど。
差別に関する作品だったり、アイデンティティーに関する作品だったり、日本の学校に通っている人たちには描けないだろうなあと思わされる作品もチラホラあって、日本の学校をでた自分としてはいろんなことを考えさせられたりもした。
 美術展をみてしばらくたって、まだ興奮が冷めないでいたタイミングで、朝鮮学校が無償化制度から除外された問題で学校側が国を訴えている裁判の高裁の判決があった。結果は学校側の敗訴。
僕はすぐに美術展でみた作品「学校のために」を思い出した。
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高校無償化の制度は学校ではなくて生徒に支給するものなので、適用の条件を満たしているのに朝鮮学校の生徒を除外するというのはどう考えても差別だし、これに関しては後付けでどんな屁理屈をだしても差別的な要素は消しようがない。
子どもたちにこんな理不尽な想いをさせるとか、日本にとって教育って一体なんなんだろう。日本の学校に通って無関心でいられた自分も。少し前に、朝鮮学校のお祭りを見に行って友人が校舎の中を案内してくれた。「もしかしたら、ここに通ってたんだなあ」と考えると不思議な感じだった。自分の場合はたまたま親が日本の学校に通わせることを選んだだけなんだなあと。子どもは学校を選べない。���が日本の学校に通うことになったのは親がそれを選んだからで、当然だけど、僕は親もルーツも自分で選んでないない。(在日も含めて)日本の学校に通ってた人、子どもを日本の学校に通わせている人、で他人事を決め込んでいる人たちは、高校無償化の制度が学校ではなく生徒に支給されるものだということからちゃんと考えて欲しい。
美術展に話を戻す。南北の会談があったばかりだったからもあるのか、それに関する作品もチラホラあってどれもおもしろかった。僕が特におもしろいと思ったのは「近未来予想図」という作品。
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観に行ったのが初日というのもあってか、朝鮮学校の生徒がたくさんいたんだけど、みんなこの作品をバックに楽しそうに記念撮影をしていて、僕にとってはその風景も含めての作品になった。 ほんとにほんとにおもしろい作品ばっかりで、見れば見るほどあれも良いこれも良いってなるし、選べないんだけど、作品をいくつか。
「寝坊の衝撃」
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「ドラえもん地獄」
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「音楽を聴いて泣く人」
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「檻の中の鳥」
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個人的には低学年の作品を観るのが特に楽しかったかな。もうすぐ大阪で展示があるのでそれも観に行きたいな。というか観に行きます。
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↓在日朝鮮学生美術展HP
https://gakubi.jimdo.com/%E7%AC%AC%EF%BC%947%E5%9B%9E%E5%AD%A6%E7%94%9F%E7%BE%8E%E8%A1%93%E5%B1%95/
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triflingdoodle · 6 years
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4月13日午前、東日本入国管理センター(茨城県牛久市)に収容されていたインド人男性ディーパク・クマルさん(Deepak Kumar)が自殺しました。
入管収容施設で自殺した男性の経緯 https://pinkydra.exblog.jp/27210699/ ディパク・クマルさん(享年32歳)の死の経緯と責任を第三者委員会によって明らかにし、収容者に対する医療の保障や長期収容を直ちにやめることを求める署名がはじまりました。 #FREEUSHIKU 東日本入国管理センターはインド人男性の死の責任を明らかにし、無期限長期収容をやめよ。 https://t.co/SNKQ9iRWwR
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在日をやってると86
3月7日(2018年)19時~20時に渋谷ハチ公にて、 難民に対する非人道的な扱いを続ける入国管理局への抗議と、メルバンさんを励ますスタンディングが行われるようです。
https://twitter.com/sweep_bjj/status/970223083607932928 3.7、19時~20時渋谷ハチ公口で 入管に対する抗議と、メルバンさんを励ますスタンディングをしようと思います。 ぜひご参加を!
クルド人女性、仮放免打ち切られ入管に強制収容…母「娘を外に出して」と涙の訴え https://www.bengo4.com/kokusai/n_7521/
来日して17年近くになるクルド人女性、ハティジェ・トーマさんの長女(22)が昨年11月、突然、東京入国管理局(東京・品川)に在留資格がないため、強制収容された。
ハティジェさんは今年3月2日、長女と面会した。パニック障害を患う長女は、ふだんトルコで販売されている薬品を使っているが、収容施設内での使用が禁止されており、薬が飲めていない。そのため、大きなストレスを抱えているという。この日の面会時も、長女は壁で手を打って、血を流すケガを負っていたそうだ。
ハティジェさんは2001年、夫ともに来日し、翌年、2人の娘を呼び寄せた。支援グループの柏崎正憲さんによると、トルコで迫害されたとして、法務省に難民認定申請したが、認められていない。ハティジェさんは、長女との面会後、東京・有楽町の外国特派員協会で会見を開いて「うちの娘を外に出して」と訴えた。長女は昨年結婚したばかりだったという。
去年、お酒の席で、友人と難民の話になった。トランプがアメリカの大統領になったすぐ後だったと思う。友人の「アメリカやばいよな」の一言から始まって日本の話に。日本が難民をほとんど受け入れていないことや、それどころか、入国管理局ではいまも不法滞在となってしまっている外国人が非人道的な扱いを受けているというを話した。僕は友人の反応に一瞬、返す言葉を失ってしまった。
「だって、難民をまともに扱ったらもっとたくさんくるやん。」
こいつと遊ぶのはもうやめようかと思ってしまった。「難民がたくさんきたら困るから」なんて理由で、滞在中に犯罪も犯していない人を刑務所のような施設に収容して、その人が生きるために必要な薬も与えず、発作を起こしても放置する。なんてことを「仕方ない」と言ってしまえる友人に、なにをどう説明して理解してもえばいいんだろう。難民を受け入れることができるかどうか以前の問題、人が人として扱われていないことの問題について話をしているのに。
でも、日本人の大多数は友人のこの感覚と同じなんだと思う。「人を人として扱え」そんな難しい話なのかな。なんでこんなことをわざわざ口に出して言わないといけないのか。他人事で簡単に「仕方ない」で終わらせないで、少し考えて欲しい。
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Narcy - FREE (Official Music Video)   ttps://www.youtube.com/watch?v=sZzc8wwluP4 最近、お気に入りの曲です。 Narcyはイラクがルーツのカナダのラッパー。ジャーナリストや俳優の顔もあるらしい。この曲は難民のことを歌っていて、動画は世界の難民キャンプを訪れて撮影された映像から作られています。歌詞→ https://genius.com/Narcy-free-one-day-lyrics
We Are the Same, We Are Amazing, We Are the Hated, We Are The Favorite We Are The Change, We Are The Sacred, We Are the Strange,
We Either Came on a Boat or a Plane, Both of them harbored the Pain We Are the Master, We Are the Slave, We Are The Cast Out in the Rain We Are the Sheltered, We Are the Helpless, We Are the Vain We are the Selfless, We Are the Blame We Are the Shooter, The Victim, The Home, The Drone We are the Here, We Are the Fear, We Are the Reflection in the Mirror We are the People, We Are The Past and We Are the Sequel We Are the Never, We’re the Forever, We Live in Hell or We’re living in heaven Honestly can’t even tell you the difference, We are the Cause, We Are the Effect We Are the Blessed, I also believe that we could be the Best
新婚女性を拘束、吐血・痙攣しても薬を与えず、口封じの脅迫―東京入管の難民虐待が酷すぎる https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20180207-00081337/
茨城県牛久市の入管収容所でベトナム人男性が死亡=関係者 http://news.line.me/issue/oa-reuters/1hr86vup2233m
「大阪入管が診療拒否」 イラン人男性、国賠提訴 http://www.sankei.com/west/news/160629/wst1606290049-n1.html
難民を知る(認定NPO法人 難民支援協会) https://www.refugee.or.jp/refugee/
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triflingdoodle · 6 years
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在日をやってると87 Diversity Parade 2018
On The Sunny Side Of The Street という曲がある。ジャズの超スタンダード・ナンバー。
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コートを掴んで帽子を持って。 悩み事は玄関に置いてでかけよう。 足を陽の当たる通りに向けるんだ。 パタパタと音が聞こえるだろう? その幸せな音はあなたの足音だ よ。 日の当たる側を歩けば人生はとても楽しいものになるんだ。
いままでずっと、日陰を歩いてきた。憂鬱なことばかり。 だけどもう大丈夫。 放浪者だったけど、生き方を変えたんだ。
もし、僕が��文無しでも、ロックフェラーのようにリッチなんだ。 明るい表通りの足元には金ピカの砂があるんだから。
僕はこの曲を聴くと、2014年の Osaka Against Racism 仲良くしようぜパレードを思い出す。2014年の仲パレでは先頭のサウンドカーの選曲をさせてもらった(仲パレ2014第一梯団サウンドカーセットリスト https://togetter.com/li/696108)んだけど、そのサウンドカーでは友人がマイクをもってコールやスピーチをしていた。
「僕たちは今、ストリートの真ん中を歩いてる!」
この友人の言葉は、レイシストから「お前ら(在日)は道の端を歩け」と言われた思い出からでた言葉なんだそう。 セクシュアルマイノリティーの青年が、この言葉に勇気をもらったとツイッターで書いてるのをみて、この青年が On The Sunny Side Of The Streetの歌詞の主人公と重なった。※英語の勉強中なのもあってがんばって自分で訳してみたのですが変だったらごんめんなさい。
さて。なんで、こんなことを書いたのかというと。本日2018年4月1日(日)は Diversity Parade 2018 です。
https://www.diversityfes.com/
DIVERSITY PARADE 2018 - WE ARE HERE -  だれでもおったらええやん
いま、私たちのまわりには多様性があふれている。 でも、どこからか聞こえてくる声
日本人だったら、外国人だったら、 女だったら、男だったら、セクシュアルマイノリティ
だったら、 子どもなら、障碍者なら
​「こういうふうにするべきです」 「こうしなければなりません」
​そんなことはだれが決めるの? みんなちがってみんないい。
「ちがい」は人を遠ざけるものじゃない。 「多様性」は豊かさであり可能性を広げてくれる。
その人らしさは誰かが決めるものじゃない 自分が自分らしくあることは素晴らしいこと
​WE ARE HERE!
そんな一人一人の思いを持ち寄って ダイバーシティパレード2018に いっしょに参加しましょう!
一人ぼっちだと、パレードを歩いていて疎外感を感じる人もいるかもしれない。沿道からの目線が気になったり、他の参加者のことが気になったり。初めてのデモ・パレードなんてほとんがそうなんじゃないかな。
でも、不安を抱えながらでも一歩を踏み出した人の姿に勇気をもらう人だっている。
「多様性」は豊かさであり可能性を広げてくれる。
"Diversity" is wealth and expands possibilities.
WE ARE HERE!!
日時:2018.04.01(日)13:00 Date: April 1, 2018 (Sunday)
集合場所:大阪市北区中之島公園芝生広場 Meeting place: Nakanoshima Park Lawn Square (Shibafu Hiroba) Osaka city
Assembly starts at 13:00
最後にもう一曲。Matter of Time - Sharon Jones & The Dap-Kings 「私はすべての人々のために団結することについて話してる それはもう時間の問題なんだ」
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自分のために歩くのもいいし、誰かのことを思って歩くのもいいと思う。共感できる人は一緒に歩きましょう。待ってます。
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triflingdoodle · 6 years
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在日をやってると86
3月7日(2018年)19時~20時に渋谷ハチ公にて、 難民に対する非人道的な扱いを続ける入国管理局への抗議と、メルバンさんを励ますスタンディングが行われるようです。
https://twitter.com/sweep_bjj/status/970223083607932928 3.7、19時~20時渋谷ハチ公口で 入管に対する抗議と、メルバンさんを励ますスタンディングをしようと思います。 ぜひご参加を!
クルド人女性、仮放免打ち切られ入管に強制収容…母「娘を外に出して」と涙の訴え https://www.bengo4.com/kokusai/n_7521/
来日して17年近くになるクルド人女性、ハティジェ・トーマさんの長女(22)が昨年11月、突然、東京入国管理局(東京・品川)に在留資格がないため、強制収容された。
ハティジェさんは今年3月2日、長女と面会した。パニック障害を患う長女は、ふだんトルコで販売されている薬品を使っているが、収容施設内での使用が禁止されており、薬が飲めていない。そのため、大きなストレスを抱えているという。この日の面会時も、長女は壁で手を打って、血を流すケガを負っていたそうだ。
ハティジェさんは2001年、夫ともに来日し、翌年、2人の娘を呼び寄せた。支援グループの柏崎正憲さんによると、トルコで迫害されたとして、法務省に難民認定申請したが、認められていない。ハティジェさんは、長女との面会後、東京・有楽町の外国特派員協会で会見を開いて「うちの娘を外に出して」と訴えた。長女は昨年結婚したばかりだったという。
去年、お酒の席で、友人と難民の話になった。トランプがアメリカの大統領になったすぐ後だったと思う。友人の「アメリカやばいよな」の一言から始まって日本の話に。日本が難民をほとんど受け入れていないことや、それどころか、入国管理局ではいまも不法滞在となってしまっている外国人が非人道的な扱いを受けているというを話した。僕は友人の反応に一瞬、返す言葉を失ってしまった。
「だって、難民をまともに扱ったらもっとたくさんくるやん。」
こいつと遊ぶのはもうやめようかと思ってしまった。「難民がたくさんきたら困るから」なんて理由で、滞在中に犯罪も犯していない人を刑務所のような施設に収容して、その人が生きるために必要な薬も与えず、発作を起こしても放置する。なんてことを「仕方ない」と言ってしまえる友人に、なにをどう説明して理解してもえばいいんだろう。難民を受け入れることができるかどうか以前の問題、人が人として扱われていないことの問題について話をしているのに。
でも、日本人の大多数は友人のこの感覚と同じなんだと思う。「人を人として扱え」そんな難しい話なのかな。なんでこんなことをわざわざ口に出して言わないといけないのか。他人事で簡単に「仕方ない」で終わらせないで、少し考えて欲しい。
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Narcy - FREE (Official Music Video)   ttps://www.youtube.com/watch?v=sZzc8wwluP4 最近、お気に入りの曲です。 Narcyはイラクがルーツのカナダのラッパー。ジャーナリストや俳優の顔もあるらしい。この曲は難民のことを歌っていて、動画は世界の難民キャンプを訪れて撮影された映像から作られています。歌詞→ https://genius.com/Narcy-free-one-day-lyrics
We Are the Same, We Are Amazing, We Are the Hated, We Are The Favorite We Are The Change, We Are The Sacred, We Are the Strange,
We Either Came on a Boat or a Plane, Both of them harbored the Pain We Are the Master, We Are the Slave, We Are The Cast Out in the Rain We Are the Sheltered, We Are the Helpless, We Are the Vain We are the Selfless, We Are the Blame We Are the Shooter, The Victim, The Home, The Drone We are the Here, We Are the Fear, We Are the Reflection in the Mirror We are the People, We Are The Past and We Are the Sequel We Are the Never, We’re the Forever, We Live in Hell or We’re living in heaven Honestly can’t even tell you the difference, We are the Cause, We Are the Effect We Are the Blessed, I also believe that we could be the Best
新婚女性を拘束、吐血・痙攣しても薬を与えず、口封じの脅迫―東京入管の難民虐待が酷すぎる https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20180207-00081337/
茨城県牛久��の入管収容所でベトナム人男性が死亡=関係者 http://news.line.me/issue/oa-reuters/1hr86vup2233m
「大阪入管が診療拒否」 イラン人男性、国賠提訴 http://www.sankei.com/west/news/160629/wst1606290049-n1.html
難民を知る(認定NPO法人 難民支援協会) https://www.refugee.or.jp/refugee/
追記(2018.04.22) 4月13日午前、東日本入国管理センター(茨城県牛久市)に収容されていたインド人男性ディーパク・クマルさん(Deepak Kumar)が自殺しました。 入管収容施設で自殺した男性の経緯 https://pinkydra.exblog.jp/27210699/ ディパク・クマルさん(享年32歳)の死の経緯と責任を第三者委員会によって明らかにし、収容者に対する医療の保障や長期収容を直ちにやめることを求める署名がはじまりました。 #FREEUSHIKU 東日本入国管理センターはインド人男性の死の責任を明らかにし、無期限長期収容をやめよ。 https://t.co/SNKQ9iRWwR
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在日をやってると85 「サーミの血」
映画「サーミの血」を観た。観たけど、まだ自分の中で消化できていない。1ヶ月くらいかかりそうな気がする。いや、1ヶ月じゃあ足りないか。ずっとモヤモヤさせられる映画だった。
STORY(公式サイトより)
"1930年代、スウェーデン北部のラップランドで暮らす先住民族、サーミ人は差別的な扱いを受けていた。サーミ語を禁じられた寄宿学校に通う少女エレ・マリャは成績も良く進学を望んだが、教師は「あなたたちの脳は文明に適応できない」と告げる。 そんなある日、エレはスウェーデン人のふりをして忍び込んだ夏祭りで都会的な少年ニクラスと出会い恋に落ちる。トナカイを飼いテントで暮らす生活から何とか抜け出したいと思っていたエレは、彼を頼って街に出た――。"
主人公が差別に直面するシーンがたくさんあるんだけど、どれも大袈裟に描いていないことになんとなく関心(?)しながら観ていたものの、どのシーンも息ができなくなるような感覚にさせられた。映画を見終わったいまも、いろんなシーンを思い出してしまってその感覚が蘇ってくる。
この映画で描かれているのは、同化しようが何をしようが差別がある限り完全には逃れられないということかな。差別を受けて心に残った何かは死ぬまで消えない。差別が人間にどんな影響を与えるのか、淡々と描かれている印象なのにどのシーンも強烈なのは、自分が共感できるような立場だからなのかな。どうなんだろう。それから、違う生き方をしようともがく主人公に対する周りの目線、主人公がほかのサーミ人に向ける言葉や態度なんかもたまらない気持ちにさせられた。希望の見えない映画だけどとても良い映画。
変な劣等感を持たされることなく、好きな生き方を選択できる社会が良いんだけどな。
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