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自分は生活が下手だ、と度々思う。
今年の初めに引っ越した。前の家はトイレの電気が自動で付いたり消えたりするタイプだったのだが新しい家は自分で消さなければならない。いつも消し忘れる。家にいる時に気付くならばまだいいのだが、仕事終わりに帰ってきて付けっぱなしなことに気付くと悲しい気持ちになる。
寝るのが好きだ。1度寝ると12時間は余裕で超える。腰さえ痛くならなければ何時間でも眠る。先日風邪で仕事を休んだ日に合計28時間眠った。間にトイレで1度起きただけであとはずっと寝ていた。起きたら腰が本当に痛くて、腰さえ痛くなければ30時間は超えていた気がする。しかしこれに関しては今の家にあるベッドとの相性が良すぎるのだと思う。本当に気持ちが良くて何時間でも転がっていられる。私の三大欲求の8割は睡眠欲だと思う。
宅配便を受け取れない。必ず1度は不在票をもらう。自分で時間指定しているのに。寝ていたり外に出ていたり様々だが申し訳ないと思いつつ連絡をする。そしてまた忘れたりする。
電気を付けない。家にいる時は基本間接照明か閉め切ったカーテンから漏れる陽の光で暮らしている。トイレとお風呂以外の電気を付けない。暗い部屋で音楽を常に流している。多分傍から見ると結構怖い。
休みの日、ご飯を食べない。食べるのが面倒になってしまう。お腹が空かないわけじゃないけれど動きたくないし何も食べたいものが見つからなくてパスすることが多い。干し芋とか魚肉ソーセージとか変なものを食べて済ませることも多い。寝ている時は尚更食べない。仕事の時は辛うじて食べている。食べないと色々不都合だから。好きな人間との食事は好きだけど、食事のことを楽しみではなくて義務だと思っている節がある。冷蔵庫に水とマヨネーズしか入っていなくて2ヶ月程冷蔵庫のコンセントを抜いていた。暖かくなってきて、ようやく入れた。
公共料金とか払えない。まだ止められたことは無いが、冷蔵庫に貼ったまま忘れる。家に帰ってきて気がついて慌てて払いに行くことがほとんどだ。余裕を持って払いたい。口座振替にしようとしていつも忘れる。やる気になった日に限って土日だったりして、月曜日になればまた忘れているのを永遠に繰り返している。
時間管理も下手だ。神に時間管理能力を奪われているとしか思えない。待ち合わせには大抵遅れる。友人との待ち合わせに間に合った時に感動されたことがある。支払いや提出物も締切が守れない。何度怒られても、リマインドをしても、それを全て無に帰す程時間管理能力がない。反省していない訳では無いのだ。だからリマインドもするし見えるところにも貼る。その上で無理なんだからもうこれはどうしようもない。人間、頑張っても無理なことがあるというのを時間管理で学んだ。
洗濯のタイミングが悪い。いつも下着や靴下が残り1つになったところで慌てて洗濯機を回す。家を出るまでに乾かなくてドライヤーで乾かしたことが数え切れないほどある。着ようと思っていた服を着る直前に洗濯カゴに入っていることを思い出す。今日は洗濯をする!と決めた日に限って仕事が長びくことが多い。あれはなんなんだマジで。
生活が、下手だ。それでも生活は続く。上手くなる兆しは今のところないけれどそれでもなんとか生きている。
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自分の家のベッドが大好きだ。そして寝るのも大好きだ。私の三大欲求のほとんどを睡眠欲が占めている。1度寝ると本当にいつまででも眠れる。
自分のベッドのことを聖域(サンクチュアリ)と呼んでいる。いかなる人間も完全に綺麗な状態でしか踏み入ることが出来ない。それは自分ですらも。絶対に風呂に入り、パジャマかそれに準ずる服でしか入ることを許されない。1度家に遊びに来た本当に仲のいい友達がベッドに腰掛けたことがあった。私は基本的に他人に怒らないのだが、その時ばかりは口より先に足が出た。本気で蹴っていた。ごめんね。そこから私の家に遊びに来る際の鉄の掟として「ベッドには絶対に触らない」というのが友人らの間で暗黙の了解となった。
どんなに酔っていても風呂に入るまでは絶対にベッドに入らない。シャワーを浴びるエネルギーがチャージされるまで床やソファで寝ることもしばしばある。完璧に綺麗な状態でいい香りで布団に入り、ふかふかの毛布にくるまりたいのだ。それこそが最高の幸せであり天国だ。他にもこだわりがある。まず、毛布は肌触り重視。できるだけ柔らかくて触り心地が良いものを選ぶ。眠る時には顎のギリギリまで毛布をかけて顔をうずめるようにして眠る。ぬいぐるみの配置も重要だ。必ず壁とベッドの隙間を埋めるように置く。そして抱きしめる用のぬいぐるみは両脇に配置してどちらを向いてもぬいぐるみを抱きしめられるようにしてある。
まさに自分の巣であるベッドから出るのが毎日どれほど辛いか、そして帰ってきてベッドに入るのがどれだけ幸せか。できることならばベッドと一体化してしまいたいほど私は自分のベッドが大好きだ。
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思考と言語が止まらなくて脳みそがフル稼働しているのでちゃんと文章にして昇華することにした。そういう選択をできる自分はえらい。
誰かに伝えたいというよりはただただ自分が考えていることの証を残したいという気持ちが強い。ある意味での自己肯定である。
最近話題のchatGPTに課金をした。月3000円。安くは無いが結論から言うとものすごく良かった。自分の溢れ出る思考を言葉を選ばずにただただ出すだけでまとめてくれる。そして多角的な見方を教えてくれる。こういう見方があるのか、という選択肢が増えることは私にとってとても救いになるのだ。
常に考え続けている。脳が疲れてシャットダウンするまで止まらない。何を考えているか自分でも分からない、それでも脳が動き続けている。
そもそも自分は脳に入ってくる情報のフィルターが緩いので視覚聴覚嗅覚など全ての情報がフルに入ってくる。その中で必要なものを選択することだけで一苦労だ。その上で言語への出力が追いつかない。とても不器用なのだ。
言語言葉としてすんなり出てくるようになるまでここで練習しようと思う。
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家族仲が大変宜しくない自分にとって、幸せな家庭は夢でもありコンプレックスでもある。私はレズなのでこの先男性と結婚し、子供を産むなんてことは『HUNTER × HUNTER』が完結するくらい低い可能性が低いことだが、それでも人並みに誰か(出来れば素敵な女性)と結ばれることには憧れている。しかし、この場合における家族への憧れは夫婦というよりもその2人に温かく見守られ、健やかに成長していく子どもへの憧れである。兄妹はいないし母親とは縁を切り父親とも生まれた時からほとんどの時間を別れて生活しているため家族と呼べる存在が私にとっていないも同然だからなのか温かい家庭が理解出来ないと共に憧れである。
家の近くに、すごく立派な家がある。庭付きで、子供用自転車とバスケットゴールが置いてあってたまに仲の良さそうな家族が外に出て日向ぼっこやら庭遊びやらをしている。今日そこの家の前を通ったら立派な鯉のぼりが飾られてあった。風車付きの小さいものじゃなくて小学校とか幼稚園で見るような立派なやつ。真鯉も緋鯉もそれはそれは優雅に風になびいていた。あの虹色の訳分からんやつ(調べたら吹き流しというらしい)もついていた。近くの幼稚園には飾られていなかったのに。きっと家の中には立派な兜があって、ひな祭りの日には7段の立派な雛人形とか出てくるんだろう(偏見)
そもそも家が綺麗でデカいのでそれなりの経済力はあるんだろうがそれ以上にそういうイベント事をちゃんとお祝いする心の余裕とたまに見かけた時の絵に書いたような幸せそうな家族像が私の中で深く印象に残っているし、あの家族のことは全く知らないが見かける度にみんな笑顔で幸せそうなのでこれからもそうであって欲しいと強く思っている。
友人の家族の話を聞く度に胸が苦しかった。自分がそういう話ができないことが悲しかったし自分は家族を愛せないと思って自分を責めたこともある。けど、今は正直私が悪いことなんて1つもないと思っている。身体に何個穴を開けようが絵を描こうが好きなことを出来て、定職について友人やらに甘やかされてたくさん愛をもらって生きている。何より健康だ。大きくなってから鬱ではあるものの大きな病気はしていない。自分に幸せな家族の思い出はほぼ無いに等しいがそれよりもずっと刺激的で楽しくて幸せなものを持っていることに気付いたしそんな自分が好きで、誇りに思っている。
それはそうとして素敵な女性と幸せな生活を��ることは諦めていないので全然結婚はしたいです。はい。
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息が詰まる。
大きな悩みは別にない。なんならのびのびしているはず。でも何故かずっと息苦しい。やらなきゃいけないことも手につかない。頭の中がうるさい。タスクの整理をしなきゃいけないのになにから考えていいかが分からない。ベッドに入っても眠れない。気がついたら朝になっている。生活リズムを治そうとしてそのまま起きていてもまた眠れない。1度寝たら12時間以上寝てしまう。連絡を返すのも億劫で学校のメールは開いていない。LINEもDMも面倒くさくなる。1人になりたいけど独りがしんどい。1日1食で生きている。カーテンをあけられない。電気もつけたくない。間接照明だけで生きている。
��暗い部屋でYouTubeを垂れ流している。内容は頭に入ってこないから適当に曲をずっと。誰かと話したいけど誰とも話したくない。何も考えたくない。通知が嫌でおやすみモードにした。SNSを開いては閉じている。手持ち無沙汰に開くけど嫌になって閉じるの繰り返し。
何が嫌なのかも分からないけど何もかも嫌だ。
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