2017.7.25~29 Turner gallery 3F http://turnergallery.net/access
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東京展トーク・イベント情報

2017年7月25日(火)~29日(土)に東京・ターナーギャラリー3Fで開催される「わたし、産んでみたい」展のトーク・イベント情報をお知らせします。
展示は開館中常時見られますが、トーク登壇者が豪華かつ無料なので、皆様ぜひとも足をお運びくださいませ。
7月25日(火)18:30~
トークショー「恋愛結婚の解体、制度の外側に家族をつくること」
ゲスト:黒木 結
結婚というものは、恋愛に地続きでなければいけないのか。
結婚という制度に則ってしか家族をつくることはできないのか。
契約結婚を実践した櫨畑さんと、「現行の婚姻届と恋愛結婚の関係性」を探ってきた黒木さん。
お二人の出会いや黒木さんの制作活動、恋愛や制度の“外側”にある家族のつくり方について考えることを伺います。

ゲスト:黒木 結(くろき ゆい)
1991年生まれ。
2017年京都市立芸術大学修士課程彫刻専攻修了。
プライベートとパブリックの関係性について興味があり、それと関連した美術作品を制作しています。
2014年から恋愛結婚と現行の婚姻届との関係性を探りながら、既存の結婚観を乗り越えるための作品を制作しています。
7月26日(水)19:30~
トークショー「結婚のようなもの、家族のようなもの」
ゲスト:かとうちあき&モスクワカヌ
「結婚」ではなく「結婚のようなもの」をした、かとうちあきさん。「何で結婚しなかったんですか?」と聞いたところ「婚姻制度がやなかんじだから、なるべくわけわかんなくしたかった」とのこと。
また、劇作家のモスクワカヌさんは、現在、劇作家のオノマリコさんとの同居の中で「家族のようなもの」を体感中。
ものすごい決意を以て、ではなく、ふんわりと「ようなもの」をつくる、お二人の日常について、ふんわりとお話を伺っていきます。
■かとうちあきプロフィール
1980年生まれ。人生をより低迷させる旅コミ誌「野宿野郎」の編集長(仮)兼「会社のようなもの『野宿野郎』」の社長のようなもの。数年前から「お店のようなもの」の店主のようなもの。のようなものって言いまくってたため、最近「結婚のようなもの」しました。婚姻制度がやなかんじだから、なるべくわけわかんなくして、結婚の価値を失墜させたい?、のようなもの!http://nojukuyaro.net/
■モスクワカヌプロフィール

1984年生まれ。 劇団劇作家所属。劇作家女子会。メンバー。
1991年、家族と共にモスクワへ転居。同地でソ連邦が崩壊。以後、露西亜と名を変えた国で約3年半を過ごす。倫理の必要性がある全体の世界から、ちょっとはみ出した場所を目指す劇作家。主な作品は『Mademoiselle Guillotine ?マドモアゼル・ギロティーヌ?』『POSHLOST』『だるまかれし』『人間の条件』等。アスペルガー症候群当事者として、近年は自身の発達障害を通じ、社会との関りのなかで生まれる齟齬や疎外感を戯曲化することに取り組んでいる。
7月27日(木)13:00~、16:30~
(各1時間、2回開催)
ワークショップ「ポリアモリーの人生ゲーム」
解説:深海菊絵(13:00~の回のみ)
ラブマネージャー:オノマ リコ
7月27日(木)17:30~18:30
朗読劇「とみこのむすこ」&アフタートーク
作:オノマ リコ、出演: 浅見臣樹 (劇)ヤリナゲ
俳優の浅見臣樹さんのご自身の話から立ち上げた一人芝居です。ストーリーは、男性が妊娠して、母に報告にいくために実家に帰り、そこで母の生い立ちを聞くというもの。多様な家族のあり方という点で今回の企画にリンクするところがあり、展示に加えていただきました。
■オノマ リコプロフィール

劇作家。東京女子大学文理学部哲学科卒。海の近くで育つ。瑞々しく色彩豊かなセリフ、言葉で時空間を飛び越えようとする作風を特徴とする。2017年『THE GAME OF POLYAMORY LIFE』にて第61回岸田國士戯曲賞最終候補作にノミネート。近年は高校生との作品創作や、エスノグラフィーの演劇化等「劇作家が世界でできること」を考えつつ活動している。
■深海 菊絵プロフィール

札幌生まれ、横浜育ち。現在、一橋大学大学院博士後期課程に在籍。専門は社会人類学。
複数の人と合意の上で親密な関係を築く「ポリアモリー(polyamory)」を研究テーマとし、主にロサンゼルスでフィールドワークを行なってきた。2015年に『ポリアモリー: 複数の愛を生きる』(平凡社)を出版。2014年に立ち上げた「エスノドラマ研究室(長島確のつくりかた研究所内)」のメンバーと「ポリアモリーの人生ゲーム」を制作。
プライベートでは一児の母。
http://anthropology.soc.hit-u.ac.jp/blog/2016/06/26/fukami/
7月28日(金)18:30~
トークショー:「自分に素直に生きること」
ゲスト:後田 サヤカさん、根来ゆう
■後田サヤカプロフィール

1976年愛知県生まれ。中学生の2人の息子を持つ未婚のシングルマザー。息子たちの父親は同じ人。今まで出会った中で一番魅力的な男性で、結婚しないし養育費も渡さないと言われていたが、この人の子どもなら絶対に心底愛して育てられるという自信があり、意図的に子作りし2人を授かる。ジャマイカ、沖縄のゲストハウス、シングルマザー同士でルームシェア、エコビレッジなどで、様々な仕事をしながら子育てする。2010年より愛知県の実家で暮らしている
■根来 ゆうプロフィール

根来 ゆう(ねごろゆう)
岡山県生まれ。20歳から数年、摂食障害を患う。自助グループでの経験から長編「そして彼女は片目を塞ぐ」を制作。山形国際ドキュメンタリー映画際に招待される。映画、テレビドキュメンタリーの仕事を経てフリーに。自身の三世代の労働とライフスタイルを並べた「her stories」性暴力被害者を描いた「らせん」現在は女性の出産に関するドキュメントと犯罪被害者をモチーフにした劇映画を製作中。https://www.facebook.com/yu.negoro
7月29日(土)16:00~
イベント&クロージングトーク「妊婦式&お名前大募集」
「結婚しなくても楽しいセレモニーがしたい!」というコンセプトのもと開催される「妊婦式」。
また、櫨畑さんのお腹にいる“新しい人”のお名前も大募集。
みんなで新しい命の誕生を祝福しましょう。
その他、展示作家
■総合ディレクター
佐々木 ののか

「家族と性愛」を専門とする、フリーランス書く人。
ライター業を生業としているが、最近は作品制作や自身の活動に軸足を置く。
Twitter:@sasakinonoka
note: https://note.mu/sasakinonoka/
■取り上げられる人

櫨畑 敦子(はじはたあつこ)31歳
17歳で多膿疱性卵巣症候群(PCOS)と診断され妊娠は諦めていたが、会社員を経て保育士になり
どうしても妊娠・出産がしたくなる。
「積極的非婚出産後、どういう子育ての方法があるか?」
と周囲を巻き込みながら、実践を続ける女性の一人。
契約結婚やゲイカップルとの人工授精、多くのアプローチとお見合いも経て、とうとう授かった彼女の妊娠に関する展示を行う。
■太田 明日香プロフィール
太田 明日香(おおたあすか)
1982年生まれ。書籍を中心に校正、編集、執筆などフリーで活動。2016年に最初の結婚生活や自分の家族に対するもやもやをまとめた『愛と家事』というミニコミを作る。初婚時に結婚制度や夫婦別姓に対して思うことがありつつ、当時付き合っていた人の仕事の都合や、もう一回家族を作ることにチャレンジしたいという思いから再婚。子どもが欲しいのかまだわかないけど、どんな形であれ、今の夫とは家族を続けていきたい。
http://yagakusha.hatenablog.com/
■凡人ユニットプロフィール
凡人ユニット(内田聖良+清水都花)は、身体の訓練をしていなかったり、技術の専門家ではない「凡人」でも楽しめる「ぼんおどり(盆おどり+凡おどり)」を探るふたりぐみ。2013年より日本国外もあわせ約60名に結婚観についてのインタビューを行い、「ぼんおどり?結婚ってなに??」を制作。ほかに「結婚」関係を抽象的な人間の関係性に解体する「ぼんじん体操」や、可愛くて制作の簡単な「ファッションデバイス」の制作やVJも行う。
http://bonjinunit-news.tumblr.com/
■展示参加作家・トークショー登壇者(五十音順・敬称略)
井口 翔平(写真家)、太田明日香(編集者)、オノマ リコ(劇作家)、後田 サヤカ、かとう ちあき(編集者)、黒木 結(美術家)、根来 ゆう(ドキュメンタリー映画監督)、櫨畑 敦子、深海 菊絵(作家・研究者)、凡人ユニット(美術ユニット)、モスクワカヌ(劇作家)
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大阪トークショーのお知らせ
「わたし、産んでみたい」展の大阪での開催まで1週間となりました。
当日のトークの詳細についてお知らせです。
トークショー「結婚しても産まない自由、産んでも結婚しない自由」
ゲスト:太田 明日香さん、後田 サヤカさん
日時:2017年7月23日(日)9:30-12:30
場所:空庭(大阪市中央区常盤町1-1-8)
「結婚しても産まない自由、産んでも結婚しない自由」
結婚と出産。
その2つには強い結びつきがあるように思うけれど、
決して2つで1つではない。
結婚しても出産しなくてもいいし、
出産するからと言って結婚しなくてもいい。
結婚を一生せずにいたっていいし、
結婚してから、また1人で人生を歩んだって良いし、
もう一度結婚したっていい。
今回は2人の女性をお招きして、「結婚」「出産」「家族」をテーマにご自身の経験を交えながら語っていただきます。
■太田 明日香さんプロフィール
太田 明日香(おおた あすか)
1982年生まれ。書籍を中心に校正、編集、執筆などフリーで活動。2016年に最初の結婚生活や自分の家族に対するもやもやをまとめた『愛と家事』というミニコミを作る。初婚時に結婚制度や夫婦別姓に対して思うことがありつつ、当時付き合っていた人の仕事の都合や、もう一回家族を作ることにチャレンジしたいという思いから再婚。子どもが欲しいのかまだわかないけど、どんな形であれ、今の夫とは家族を続けていきたい。
http://yagakusha.hatenablog.com/

後田 サヤカ(うしろだ さやか)
1976年愛知県生まれ。中学生の2人の息子を持つ未婚のシングルマザー。息子たちの父親は同じ人。今まで出会った中で一番魅力的な男性で、結婚しないし養育費も渡さないと言われていたが、この人の子どもなら絶対に心底愛して育てられるという自信があり、意図的に子作りし2人を授かる。ジャマイカ、沖縄のゲストハウス、シングルマザー同士でルームシェア、エコビレッジなどで、様々な仕事をしながら子育てする。2010年より愛知県の実家で暮らしている。
*
「櫨畑邸探訪」
2017年7月23日(日)13:30-15:30
フィールドワーク「長屋で行う子育て、櫨畑邸探訪」
場所:谷町六丁目(櫨畑邸)
櫨畑さんが子育てをする予定のおうちにお邪魔し、ゆるくおしゃべりをします。
皆様のお越しをお待ちしております!
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