yang-gong - Tumblr blog

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バランス

 　 朝ドラを観ながら、ふと思い出しました。亡父は晩年、某財団を手伝いながら留学生を対象に奨学生選考をしていたのですが「成績優秀で意欲が高い人を選ぶと女性ばかりになってしまう」と話していました。毎年そうなるって。女性の応募が多いとか、女は男より頭がいいとか、そういう話じゃなくて異国で修士博士をめざす女性はどういう人か、という話らしいです。

そんでね、男性も奨学生メンバーにほどよく入れないとバランスがあれだから結果的に女性より男性の方が給付され易い（合格点が低い）と聞いたのは21世紀はじめ頃のこと。今はどうなのかな。知らねえけど。

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黄金週間日記

　 先月あの感染症に罹ってました。何日か微熱があっただけなのですが「いつ人生エンドを迎えるかわからんな」と実感した数日間でもあり。快復したら絶対やろう（ホントは今すぐ手をつけたいくらいだ）と天井を眺めながら思っていました。生前整理、という名の消滅させておきたいものを選ぶ作業はじめました。

静岡のブランド牛、静岡そだち。柔らかくて甘くて旨かったです。ただ「あ～そっか～牛肉はかつて生き物だったんだ育ち育てられた末にこうして食べ物になったんだよな～」と、うっすら想像させる名前なんで駿府牛とかではいかんかったのかと思いはしました。

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今月の映画

　 ようやく観てきました。登場する人々の、今と先を見据えるまなざしと力強さが眩しかったです。あと何より感じたのは、都会の人たちだなあってこと。

希望を描くって、いいな。

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今月の舞台

　 平成中村座へ。良席チケットは高カロリーエネルギーです。

現場は中村区にある真宗大谷派の学校。校門を入ると左手に親鸞聖人が↑立っていて右側にいつもの七軒長屋が↑建っていました。

毎度の提灯が小さく見えるくらいに広い小屋。満員御礼の良き舞台でした。七之助は笑っちゃうほど美しく、勘九郎はきっちり100点満点を超えてきて、いつも通りと言えばいつも通りです。あと、筋書の亀蔵さんページには今回もゲゲコが。

上機嫌で帰途につき、心なしか体調も上向きです。ただそれでも18年前の勘三郎さんはケタ外れだったんだな体育館が揺れるほど沸いたなとか、亀ちゃんが板の上に居たら皆どんなに愉しめるだろうとか、つい思ったりはします。言っても詮無いことをねえ。

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無為徒食中だよ

　 先週、口腔内の手術（歯科ではよくあるものらしい）を受けて片頬がぱんぱんに腫れています。とはいえ術後の痛みは治まり服薬も抗菌薬だけでよくなってきて、いま生きてるよね感が湧きつつあります。

せっかく生きているので、大好きな晩白柚をちびちびと食べ、あたたかい紅茶を淹れてテレビドラマを観ます。ここぞとばかりに、だらりーんやってる。

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今月の舞台

　 お江戸へ日帰り。どれほど七之助に惚れても貢いでもニザ様に太刀打ちできない勘九郎…の籠釣瓶が観たくて。仔細はともかく、そりゃまあ敵わないだろうよと思わせるニザ様さすがです。そして勘九郎はとにかく抜群です。この格好良さがなぜテレビでは（以下略）。

ロビーでは勘三郎さんの遺影の前にお香が焚かれていました。亀蔵さんと彌十郎さんもいらして良き追善公演です。

銀座で飲茶。上品でした。うん上品。

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忘れそうになる

　 からだがどこも痛くなくて、まあまあ通常どおりに代謝が営まれているのは有難いよね。あと今日明日食べるものがあること大事。毎年言ってるけど、ひねるとお湯が出てくることも。 とりあえずはそこからだな、と。

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沸かす道具

　 鉄瓶の蓋はクセモノ。火にかけるときは外しておきたいけど注ぐときは装着させないと湯気で火傷するし、注ぎながら蓋を押さえないと滑り落ちがちだし、そもそもツマミがつまみにくかったりもしてもう悩ましい～。という私の不満を覆してくれるブツ。蓋ツマミに穴があって細いピンを差し込んで操作できるの天才。

先月は大きめフライパンを手に入れ、今月はこれを注文して、とりあえず南部鉄との出会い第一章はこれ切り。ここからはゆるゆる育てるの巻です。

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今年もよろしくね

　 また新しい一里塚に到着です。やれやれ、と思う間もなく１週間休みなしでようやく今ホッとひと息ついてます。「日常」を過ごせることの有難さを思いながら。

長い長い付き合いの先輩が避難所に居るのですが、おどろくほど支援の手が届いていなくて為政者の言葉も思いも届いていなくて愕然としています。この国は幾度かの大きな災害を経て、改善どころか逆に走り出してるような。当時、斜に構えて政府のこと嫌ってたけどずっとマシだったかも。

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師走メモ

　 その１：恒例の墓参りに出掛けてカレー食べて楽しく過ごしてすてきなお土産たくさんいただきました。淡々とした日常にキラッとしたアクセント。お品は部屋のインテリアになってます。

その２：その翌週、使ってないホームベーカリーがあるから貸すよって人（妹）が現れました。取説どおりに操作しただけでこんな旨そうなパンがいきなり焼きあがってびっくり。噂どおり過ぎる！　購入したくなるかどうかは味改良の結果次第です。

　 その３：きょうれつな鼻炎。たぶん寒暖差によるものです、と人には話していますが検査したら数年前より更に原因がわからなくなっていて、「あなたの家にしかない何かがアレルゲンかもしれませんね」とお医者さんに言われました。ええええーーっ！？て声出ちゃった。

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ちょこっと鍋

　 迷っていたブツを手に入れました。街でひとめ惚れしたやつです。油ならしでクズ野菜を炒めたら、やたら旨そうに仕上がっちゃって捨てるのが惜しくなった日から数えて１ヶ月ほぼ毎日使っています。

すでに焦げ付きにくくなってます。かつて挫折した鉄のフライパンは手入れが大変なわりに成長してくれなかった（焦げ付きたがった）ので、同じ鉄でも大違いです。いつかまた別の鍋を買うときもきっとここのものにするでしょう。 料理が面倒な日にも「あれでチャチャッと焼いとこ」て思えてチャチャッと焼いたらけっこう美味しくてなんか嬉しい。よい道具は暮らしを支える。というか命を支える。って感じ。

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おまいり日和

　 快晴の京都。そうおっしゃられても「忘れそうだし暮らしの場ではムリそう」なんですけど清い空気はいっぱい吸ってきました。

ちょっと前に、私の念珠は宗派的に正式なものではないとネット検索により判明したので本拠地で購入する心づもりだったのですが当の東本願寺寺務所で「いや全然いまのやつでオッケーじゃん」となってびっくりです。それどころかネットで正式とされていたタイプの念珠はひとつも販売されていませんでしたよ。何それどういうこと？　まいっか。

初めての南座。復帰後の藤山直美（呼び捨てなのは別格だから）も初めてです。パワフルで偉大な役者直美は前と少しも変わらず客の心をさらっていきます。ひきかえ鴈治郎＆扇雀ご兄弟はかなり抑え気味のお芝居でした。やはり直美の舞台なのでね、直美がすべて。周りの役者さんも達者だったけれども直美は別格、てか神。私らお詣りに行ったようなもんですわ。

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クルミッ子

　 お友達からお土産にいただいたものを、未だクルミッ子知らぬ人にひとつ差し上げたら感激していました。「ね、そうでしょう旨いでしょう」と得意げに言い、自分の手柄であるかのように振る舞う心理はあるあるでしょう。許されたい。それにしてもあまり大量に出回らないのは職人さんが手作りしてるからだとか。

習熟度にかかわらず同じような作業を繰り返すことをナントカ職人だなんて呼ぶもんじゃないなとクルミッ子を食べながら思いました。

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レギュラー化へ

　 お友達にいただいた九州のお土産。かわいい。そして旨い。とりわけドライばんぺいゆがお気に入りです。甘味と酸味に加えて苦味が強いところ好みにぴったり。

大事にちびちび頂いていたのだけど残僅少となり大量購入に至りました。こ��で安心して食べられます。（隣県で加工していると突き止めました。執念すよ。）

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久しぶりに岐阜

　 駅前の信長です。狼というよりは場違いな田舎者もしくは成金のように見えてしまうんですけど、名古屋も含めここらへんの土地は金ピカが好きなので致し方ない当然です。

お芝居を観てきました。作品も演出も出演者もみんな良かったなかで、格別いいなあと思った人が本職女優さんでなく演奏家でした。その方のお芝居はただそこに居るような感じで、とても自然。なるほどこの人は自分が奏でる音を主役として舞台に立ってきた人か、と。それが役柄とぴったり合っていて作品世界を支えていました。素敵でした。

岐阜は、くつろぎやすい雰囲気がある反面とにかく夜が早い。コロナ禍を経てますます早くなっており、やや飲み足りないまま帰途に。それをどう評価するかは難しいところです。

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夏バテ回復

　 今にも萎びてしまいそうなので鰻。まだ昼じぶんとは言えないような開店前なのに行列ができていましたよ。干からびそうな人たちが待ちわびるは暖簾のかかる瞬間です。

ひつまぶしを選ばなかった理由は、食べ方を迷う余裕がなかったから。あさつき入れる？わさびは？いつお茶漬けにする？とか考えることなく、わしわし食べたかった。丼どーーーん。旨かった。やっぱり職人が焼くやつがいいです。

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元米屋だがパンしかない

　 暑くて泣きそうな仕事帰りにコメダ。 ふだんコーヒーは胃が痛くなるので飲みませんが、この店のはコーヒーという名の別物なので大丈夫です。 こげくさくて苦い液体をキンキンに冷やして甘いシロップを気前よく入れたやつ。そうそうこれこれ！って感じ。盛夏の生ビールと同じで、味だけが美味しさを決めるわけじゃないと威張りたくなる美味しさです。

それはそうと、金属のカップに氷がカランカランとあたる音っていいよね。