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シアトル・シーホークス選手一覧をファンが主観で紹介(2018-19 NFL プレーオフ前時点)
冊子の選手名鑑があまりにアレなのでシアトルの選手最新情報をまとめたいと思っていた。トレー���期間終了後に出そうと思っていたもののこんなタイミングに。
プレーオフ初戦敗退もありうるけど観戦のお供にどうぞー。
「レギュラー」の定���は難しいですが ST 専門選手以外はだいたいカバーしました。
2018-19 シーズンの SEA 総括
10 勝 6 敗(NFC WEST 2 位 / NFC 第 5 シード)
一流どころである CB・シャーマン、SS・チャンセラー、DE・エイブリル&ベネット、TE・グラハム、DT・リチャードソンが抜けた他、CB・シェッド&レーン、TE・ウィルソン、WR・リチャードソンなどのレギュラー陣も一気にリリース。 若手をどんどん登用して再建を打ち出したシーズンは開幕 2 連敗(プレシーズン全敗なので 6 連敗)、さらに OC とウィルソン、首脳陣とトーマスが揉めるなど不安しかない立ち上がりとなった。
その後は低迷するチームになんとか勝って勝率 5 割付近をウロウロしつつ、GB・CAR・MIN というプレーオフ候補チームに連勝して一気にビッグウェーブに乗る。そして今季絶好調の KC を倒してワイルドカードを決め、気づけば安定の 10-6。序盤のカオスが嘘のように「スロースターターの SEA(序盤は死んだフリ、劣化版ペイトリオッツ)」が復活した。
なお好成績を残した割にプロボウル選出は MLB・ワグナーと P・ディクソンのみ。これはスタッツ的に飛び抜けた選手が少なく、週代わりでヒーローが現れた今季を象徴している。ここぞの場面…の一歩前段階あたりでブロック要員の FB・マッデン、OT・ファントへのパスなどの奇策を使ったり、DT・ジョーンズや CB・キングなど D# のデプス下位の控え選手がいきなり輝いたりと、まさにチーム全員の力で勝ちきった印象。
チームの長所
攻撃面ではラン獲得ヤードが NFL 1 位。これはそもそも狂ったようにランをコールすること、カーソン・デービス・ペニー・マキシックと NE ばりに RB を使い分けていること、OL を完全にフィジカル重視にしたことなどが原因として挙げられる。
特に C・ブリット、RG・フルーカー、RT・イフェディはいずれもドラフト上位指名の素材で相手 DL を押し込む力が高い。さらに(TE のデプスが薄いこともあって)ジャンボパーソネルで OT・ファントを使う場面も多く、チームのアイデンティティを浸透させたシーズンとなった。また、ウィルソンは短~中距離パスにはまだ不安定さが残る(OC もデザインが得意ではない)もののロングボムの精度は高く、相手がラン守備に意識を集中しきれない怖さを与えている。「あのカードを出すかもしれねぇって思わせたらその時点で勝ちなんだよ、青二才」って言ってるかどうかは不明。
守備面では全ポジションの FF の多さに注目したい。LOB の一角であり FF の名手だった CB・マクスウェルは IR 入り後そのままカットされたが、彼の遺伝子が受け継がれているかのように DB 陣の FF 能力が覚醒。もともとボールスキルの高いマクドゥーガルド、長身でリーチの長いフラワーズ、いぶし銀のコールマンらが次々にパンチングをくらわせ、TO にならずとも相手のボールを零す場面が多い。CAR 戦ではなんと 5 回こぼした(リカバー 0 回なので記録には残っていない)。
また、伝統の SEA スキームでは DT をラン守備特化で選抜していることもあり、勝負どころでのラン守備は健在。
チームの短所
パワーランに特化した結果、「回転ドア」と名高いパスプロ自体はあまり改善されていない。ランをしつこく見せてからの PA コールという戦術で昨季よりは時間が確保できるようになったが、依然としてパッシングダウンでの RT・イフェディは格好の獲物。またランとロングボム以外の手札が少なく、そもそも戦術として「リードしてから時間を潰していく」スタイルなので余計に前半に強い手札を集中&後半は単調になりがち。結果、リードを許して終盤に追いかける展開では期待が薄い。
守備は序盤戦でアール・トーマスが故障離脱して以降パス守備がズタボロになっている。INT は全く奪えず、マクベイ、シャナハン、マカーシー&ロジャース、ウィゼンハント&リバースといった攻撃のプロフェッショナルたちが率いる O# にはなすすべもなく蹂躙された。 CB・グリフィンが研究されてやられる場面も目立ったが、最大の問題は SEA スキームがアール・トーマスという一人の天才に依存しすぎていた(シャーマンやチャンセラーの穴とはワケが違う)ことであり、このままいくなら彼の後継者の獲得が必須。
そしてシーズン全体を通して怪我人の多さに苦しんだ。プレーオフでも主力が出場できるか不透明であり、このへんはコンディショニングに問題があるのではと思わされる。
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守備陣のレギュラー選手一覧
DT
ジャラン・リード
3 年目(2016 年 2 巡) 10.5 SACK
安心と信頼のアラバマ産 NT。ラン守備ではずっと貢献してくれているがパスラッシュはあまり伸びてこない。とはいえ軽い OL 相手ならパワーで押し込むことはできるので、一流ではないものの優秀なレギュラー。何より SEA のスキーム的にはこんだけラン守備が良ければ OK。
↑とか書いてたらシーズン後半にサック量産。弱い OL 相手に荒稼ぎしているという見方もできるが、それでもクラークへのマークが軽くなるなら御の字。
プーナ・フォード
1 年目(2018 年ドラ外)
カレッジに自信ニキたちいわくドラ外で獲得できたのはスティールらしい。180cm と小柄ながら腕が長く、ガタイ重視の SEA 軍 DL においては相手の感覚を狂わせることもできそう。
シーズン終盤にチームにアジャストするとランストップで良い仕事を見せ、「上位は盛大に外すが下位は当てる」首脳陣の目利きが鈍っていないことを証明している。
ナゼア・ジョーンズ
2 年目(2017 年 3 巡)
リードの翌年の三巡指名で同タイプのランストッパー。一年目終了時点でもなお「とにかく粗い」と評されるほど永遠の素材型。純然たるランストッパーには困っておらず、あまりにもパスラッシュの成長がないため二年目は控えの中でも序列が下がった。来季は奮起が求められる。
クイントン・ジェファーソン
3 年目(2016 年 5 巡) 3 SACK
DT・DE どちらにもセットする。弱体化した DL の中ではマシな部類のパスラッシュを持つが一軍レベルの OL 相手に勝てるほどではない。とはいえ三巡ルーキーのグリーンが故障もあって期待を裏切ってるので、いてくれてよかったとマジで思う。
シャマー・スティーヴン
5 年目(2014 年 7 巡で MIN → 今季加入) 2 SACK
層の厚い MIN の DL 陣で控えだった(一時期はスタメンだったらしい)フィジカルエリートをとりあえず獲得してみた。ナゼアとのポジション争い(と同じく MIN から獲得したトム・ジョンソンとのロスター枠争い)には勝ってスナップ数はもらったが、特段目立ったわけではない。まぁ SEA の DT は本来そういうものですが…。
DE
フランク・クラーク
4 年目(2015 年 2 巡) 14 SACK, 4 FF
The・フィジカルモンスター。LB 並のスピードで大外をまくることができる上にパワーや Awareness も高く、ランストップやファンブルリカバーなどでも貢献度が高い。エイブリル&ベネットという二枚看板の控えとしてじっくり育成できたのがよかったのか、先輩たち以上の化物に育つ予感。
カレッジ時代は素行に不安があったため 2 巡下位でスティールでき、今のところ特に問題はなかった…はずだが開幕 2 連敗を喫した CHI 戦後に「トゥルビスキー? 平凡な QB だったよ」と負け惜しみを言い放つ。怖い先輩たちがいなくなって本性が出てきたのか、契約延長のニュースもないことが SEA ファンをやきもきさせている。シャーマンやベネットからいろ��ろ変なこと(首脳陣の悪口)吹き込まれてそう。
ディオン・ジョーダン
4 年目(2013 年 1 巡で MIA →昨季加入) 1.5 SACK, 1 FF
元ドライチバスト再生工場になりたい首脳陣が昨シーズン連れてきて再生に成功。限られたプレー数で 4 サックと爪痕を残す。
しかし今季は怪我に悩まされて出場スナップ数が減ったこともあってか 1.5 サックに終わる。弱体化した DL の中では伸びしろ(復活)が見込めるタレントなので契約どうなるか。。
ラシーム・グリーン
1 年目(2018 年 3 巡) 1 SACK
PHI に移籍したベネットの後継者として期待された三巡指名。プレシーズンで無双するも、怪我もあってか RS はサッパリでカレッジ時代終盤の失速を彷彿とさせる。一軍レベルの OL 相手には通用しないという評価を覆すためにも巻き返しが求められる。
ジェイコブ・マーティン
1 年目(2018 年 6 巡) 3 SACK
クラーク Jr.。スピードラッシュが武器の小型ラッシャーで、こちらはパッシングダウン専門。プレシーズンではグリーンと共に大暴れするも RS ではきっちり対応されてしまった。
とはいえシーズン後半はそこそこ光るものを見せる。スピードラッシュ特化の WLB ではシャキーム・グリフィンも獲得していたため、彼とのポジション争いには勝ったことになっている。
LB
ボビー・ワグナー
7 年目(2012 年 2 巡) 138 TKL, 11 PD, 1 INT, 1 SACK, 2 FF
説明無用、NFL ナンバーワン MLB。速い・上手い・強い。
いい子ちゃん揃いになった新生 SEA のリーダーとはいえ元来は昨季トーマスと揉めるなどチンピラ気質。内心キレてても鉄仮面(ふてくされ顔?)を貫くウィルソンのようになれるかに注目。
K. J. ライト
8 年目(2011 年 4 巡)
ワグナーの相方として地味ながら一流~準一流として頑張ってきた。今季は膝を壊しほとんどの試合を欠場するも、LB のデプスがスカスカのためいるのといないのとではラン守備が別次元になる。 対戦相手からすればライトが出ないならかなりランを出しやすくなる。
マイカル・ケンドリックス
7 年目(2012 年 2 巡で PHI → 一瞬 CLE →今季横取り)
みんなの玩具である ILB(インサイダーラインバッカー)。ワグナーとライト以外全員控えレベルの現 LB 陣においては貴重な戦力として活躍し、株価はストップ高となっていた。きっとこの値上がりも最初から知っていて SEA からのオファーを受けたのだと思う。
序盤戦でのデビュー後に「やっぱお前謹慎な」と再び出場停止になるが、プレーオフを賭けた大一番の MIN 戦で復帰という劇的な展開を見せる。事前に知ってないとこんな最高のタイミングではできないと思うんですが…。
なお試合勘不足か悪目立ちする場面もあったもよう。そして試合後に IR 入りで今季終了と株価はストップ安。よかった、事前に何もかも知っているケンドリックスなんていなかったんだ…。
バークビアス・ミンゴ
6 年目(2013 年 1 巡で CLE → NE → IND →今季加入) 48 TK, 3 FF
元ドライチバスト再生工場として売っていきたい SEA が今季連れてきた大型新人(年齢は中堅)。
偉大な LB だった DC のケン・ノートン Jr. の指導のもとそれなりに成長はするが、基本的に LB 2 人のスキームで比較対象がライトになるため全然目立たないしあくまで控え扱い。再生できたかといえば否だと思う。ただ FF の多さは今季の SEA っぽいので契約に注目。
オースティン・カリトロ
2 年目(2017 年ドラ外で NYJ→SF→SEA→CLE→今季復帰)
MLB・OLB どちらもこなせるがそれはつまり典型的バックアップということ。ビッグプレーを許す場面はあるが活躍することもあるので、控えとしてはめっちゃ優秀。
CB
トレ・フラワーズ
191cm/92kg 1 年目(2018 年 5 巡) 6 PD, 3 FF
文句なしに今季のチーム新人王。CB 陣の故障が相次いで開幕戦から消去法でスタメンに抜擢されたが、徐々に順応して終盤は頼れるレギュラーに。
身長 191cm と長い腕、40 yard 4.42 秒 のスピードを持つ The・シーホークス DB。こういうタイプを上位(D. James, K. King など)ではなく五巡で取るのがシュナイダー&キャロル政権の特徴。 カレッジでは FS だったが、プレーリードが特段良いわけでもない上にマッチ棒体型のためプロでは CB へコンバート。マンカバーのパス守備はまだまだ成長途上だが、リーチの長さを活かした FF、ラン守備の際の反応の速さとタックルが武器。
シャーマンの後継者というよりはひとまず長い腕から繰り出す PD および FF を鍛えて強化版マクスウェルになってほしいと思う。抜いても後ろから手が伸びてくるのは結構な恐怖かもしれない。
https://www.youtube.com/watch?v=BmUvg36NvRA
なおキャンプでは大型 WR であるブランドン・マーシャルから居残りマンツー指導を受けたらしい。マーシャルは残念ながら活躍できずにカットされたが、もしかしたらフラワーズの育成という意味で貢献したのかもしれない。
シャキール・グリフィン
183cm/90kg 2 年目(2017 年 3 巡) 8 PD, 2 INT
話題性抜群だったシャキーム入団の一年前にプロ入りし、キャンプでシャーマンの相方の座を掴むなど実力で地位を確保した。 …が、二年目の今季は研究されたせいか散々な結果で、ロングパスを通される場面が目立つ。一応擁護しておくと DL と FS の弱体化によって負担が増えたのでスタッツが落ちるのは当然ではあるが。
CAR 戦ではマキャフリーの独走を後ろから猛然と追いかけて止めるなど、40 yard 4.38 秒の直線スピードが最大の武器。SEA 基準では小さいほうだが 183cm あるので悪くはない。逆に言うと 185cm 以上しか獲ってこなかったキャロルが三巡で行くくらい欲しがった時点で相当期待されているっぽい。
ジャスティン・コールマン
180cm/86kg 4 年目(2015 年ドラ外で MIN→NE→SEA→NE→ 昨季復帰) 10 PD, 1 INT, 1 FF
ロビーじゃないほうのニッケル・コールマン。
DB の層が厚い NE では控えだったが SEA に来てニッケルの座を掴む。なお SEA のスキーム上、ニッケルは半数以上のスナップに参加するためバキバキの主力。
身体能力は並だがカバレッジでは及第点の仕事はしてくれる。そして今季も要所で INT や FF を決めるなどいぶし銀の活躍を見せた。いなくなったらかなり困るが大型契約をするほどでもないので、来季の契約がどうなるか注目。
アキーム・キング
185cm/96kg 4 年目(2015 年 7 巡で ATL→昨季加入)
練習生上がりで CB と FS の控えとして置いておくにはまぁ…という感じだったが、シーズン終盤に覚醒。
プレーオフがかかった MIN 戦では DB 7 人体型という奇策のおかげで出番をもらい、CB ブリッツも決める。そして KC 戦では 2 割ほどのスナップに参加してケルシーのマンカバーを担当。完璧に抑えたわけではないがマクドゥーガルドをケルシー対策に使えなかったチーム事情(怪我人)を考えるとかなりの功労者。スピード・パワー・サイズはあるので SEA 好みの DB として残留?
ネイコ・ソープ
188cm/95kg 6 年目(2012年ドラ外で KC→OAK→IND→2016年加入)
SEA 好みの長身 CB として期待されたが伸び悩み、CB としては��切られた。シェッド、レーンがカットされてベテラン CB がいなくなったことで、ST のリーダーとして頑張ってほしい。
S
ブラッドリー・マクドゥーガルド
185cm/97kg 6 年目(2013 年ドラ外で KC→TB→ 昨季 FA 加入) 9 PD, 3 INT, 3 FF
S としては鈍足だが身長 185cm ありボールスキルと TE のマンカバー能力(スタッツはリーグ屈指)が高い。
TB 時代は FS だったが SEA ではチャンセラーの故障をうけて SS へコンバート。 限られた役割で起用されたことで能力が開花し、準一流クラスへ。CAR 戦で TE・オルセン相手に決めた INT はまさに彼の真骨頂。
http://www.nfl.com/videos/nfl-game-highlights/0ap3000000991999/McDougald-makes-INCREDIBLE-end-zone-INT-to-deny-Panthers-points
スピードとクイックネスさえあればプロボウラーになれたかもしれないが、元はドラ外なのでよくここまで成長したというところか。 元々鈍足な上に膝の故障を抱えながらシーズンを過ごしているので、守る範囲が広くなるほど不安になる。
テドリック・トンプソン
183cm/92kg 2 年目(2017 年 4 巡) 3 PD, 2 FF
スピードは平凡だがカレッジでは 6INT を決めるなど読みの鋭さを見せ、アール・トーマスの控え FS として入団。
ワグナーいはく「超貪欲」らしく、トーマス健在時にはタックルを磨くなどの努力の結果、3 人目の S として少しずつ起用されていた。 トーマスの故障によりいよいよ FS のレギュラーとなったことで期待されたが、前任者が偉大すぎたこともあって現地ファンからは「置物」と酷評されている。マクドゥーガルドが優秀なだけに悪目立ちする。
一応擁護しておくと、レジェンドであるトーマスの穴を鈍足の四巡選手で穴埋めしようというのは流石に虫のいい話ではなかろうか。TEN は三巡でバイアード当てたけどな。
デラノ・ヒル
185cm/98kg 2 年目(2017 年 3 巡)
元はチャンセラーの控え SS として獲得。荒削りなボックス・セーフティという評価も、カレッジでシングルハイも経験しただけに今季はダイムでもちょいちょい出ている。 ST ではシュアなタックルで貢献しており、控えとしては申し分のない働き。
185cm ある上に 40yard 4.4 秒台と意外とスピードもある(だから首脳陣がドラフト時に高評価してたんだと思う)のでマクドゥーガルドに学んでもらって上位互換となれれば最高だが…。
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攻撃陣のレギュラー選手一覧
QB
ラッセル・ウィルソン
7 年目(2012 年 3 巡)
Pass 3448 yard (65.6% CMP / Rating 110.9) Run 376 yard (AVG 5.6)
言わずとしれた司令塔。今季もハムストリングスの負傷に苦しみ、前半戦はあまりスクランブルしなかったのでラン獲得ヤードはそこまででもない。しかしプレーオフを賭けた大一番の MIN 戦と KC 戦では衰えぬスピードを見せつけてランでも貢献。
QB としては SEA ファンの間でも評価はまちまちだが、共通見解としては長所が「ロングボムの精度が高い」、短所は「ボール持ちすぎ(判断が遅いとかじゃなくて粘りたがる、チェックダウンに投げない)」というところ。
バックアップは元 GB のハンドリーだが、ウィルソンがあのプレースタイルの割に鉄人なので出番はない。ドラフト七巡で獲得したマグーは PS 登録。
RB
クリストファー・カーソン
2 年目(2017 年 7 巡) Run 1,151 yard (AVG 4.7) Rec 163 yard (AVG 8.1)
DB はおろか LB も吹っ飛ばす、ビーストモード 2.0 と称される期待のパワーバック。本家ビーストと同じく非常に控えめな性格で、いい子ちゃん揃いの新生シアトルを象徴している。
7 巡指名なのでスピードとクイックネスは平凡(何故かジャンプ力は高いが)で、相手をかわせる個人技があるわけではない。 重量級 OL の奮闘と相手のミスタックル、およびタックルの正面突破によってロングゲインを狙う。
ラシャード・ペニー
1 年目(2018 年 1 巡) Run 419 yard (AVG 4.9) Rec 75 yard (AVG 8.3)
ルーキーイヤーは首脳陣がバルクアップさせたことでキレを失い、序盤は完全にバスト扱い。体重が戻ってからはカーソンにはできないスピードを活かしたロングゲインを決めている。
カレッジではリターナーとしても活躍したため 1st~2nd down で長い距離を走ってもらえればというところ。シーズン終盤に膝を故障し、プレーオフ出場は不透明。
マイク・デービス
4 年目(2015 年 4 巡で SF →昨季 PS で加入) Run 514 yard (AVG 4.6) Rec 214 yard (AVG 6.3)
インサイドを突っ切るパワーバック。パスプロが上手く、スクリーンなど短いパスの受け手としてもよく使われる。ある程度の距離を残している 3rd down での出番が多い(更新まで短ければカーソンが出る)。
J. D. マキシック
3 年目(2016 年ドラ外で ATL → 同年 FA 加入)
シーズン終盤に IR から復帰。
同じ「元 WR」枠である C. J. プロニートという元三巡の若手がお腹痛いとか言って家に引きこもって出てこないおかげで出番を掴む。パスキャッチやモーション系に特化しており、ペニーやデービスよりも飛び道具として使うものと思われる。
トレ・マッデン (FB)
3 年目(2016 年ドラ外)
今では少なくなった FB として試合の 5~10% ほどのスナップにコンスタントに出場している。 なんといってもカーソンのパワーランが売りのチームなので、いないと地味に困る存在。
WR
ダグ・ボールドウィン
178cm/87kg 8 年目(2011 年ドラ外) Rec 618 yard (AVG 12.4)
巧みなステップで CB を翻弄するセパレートの鬼。「地獄のような日々だった」と過ごす今季は膝だけでなく肩やら股関節やらいろんなところに故障を抱えながら出場。
それでも試合に出れば活躍するあたりは流石エース。コンディションさえ万全ならデプス 1st は揺るがない。というかいないと 3rd down コンバージョンが絶望的になる(バネットさえ注意すればよくなるので)。
タイラー・ロケット
178cm/82kg 4 年目(2015 年 3 巡) Run 69 yard (AVG 5.3) Rec 965 yard (AVG 16.9)
シアトルのスピードスター。リターナーとしての優秀さはご存知の通りだがレシーバーとしてはシーズン通してコンスタントに活躍したことがなかった。ところが 3 年 30M の大型契約でモチベーションが上がったせいか今季は別人のように輝き、一躍エースへ。
あとはボールドウィン先輩のような細かいステップワークと 3rd down でのクラッチ性を身につけてほしいところ。
ダビド・ムーア
183cm/99kg 2 年目(2017 年 7 巡) Rec 445 yard (AVG 17.1)
ディープスレット枠として七巡で入団。上背はないが何かやらかしてくれる枠。
調子のムラが激しいが時折ビッグプレーを見せるあたりは WAS に移籍したポール・リチャードソン(元二巡)に近い。消える試合は完全に消える。
ジャロン・ブラウン
191cm/92kg 6 年目(2013 年ドラ外で ARI → 今季 FA 加入) Rec 166 yard (AVG 11.9)
ロンドンゲームで TD レシーブを決め、CR7 のパフォーマンスを見せたのが今季のハイライト。あと LAC 戦でめっちゃまぐれ当たりっぽい TD レシーブも決めた(ウィルソンもヤケになって投げた感じ)。
ちびっこ揃いの SEA 軍 WR チームにおいて身長 191 cm は貴重。ブランドン・マーシャルとのポジション争いには勝ったが残留できるかは不明。
TE
ニック・バネット
198cm/118kg 3 年目(2016 年 3 巡) Rec 269 yard (AVG 9.3)
スピードはないがサイズとパワーがあり、レッドゾーンや短い距離でのコンバート場面のレシーバーとしては優秀。グラハムの悪影響を受けたとか言われており昨季までブロッキングでも目立たなかったものの、今季は相手エッジをマンツーで抑えるなど本来の力を発揮している。
エリートという感じではないが三巡指名らしくそれなりの仕事はできている。
エド・ディクソン
193cm/116kg 7 年目(2010 年 3 巡で BAL→ CAR →今季 FA 加入) Rec 143 yard (AVG 11.9)
キャンプ前に故障し、シーズン前半は IR で過ごすも後半に復帰。それでも首脳陣が使いたがったのはよっぽど惚れ込んでいたのか。
終盤にはバネットとは違う役割のレシービングバックとして出番を少しずつ増やす。プレーオフのジョーカーではあると思う。
OL
デュアン・ブラウン (LT)
11 年目(2008 年 1 巡で HOU → 昨季トレード加入)
ヒューストンから来た救世主。かなりの対価を支払った甲斐があったというもの。 衰えるかと思いきや今期もエリートレベル。相手エッジを危なげなくマンツーで抑えてくれる。
J. R. スウィージー (LG)
7 年目(2012 年 7 巡 → TB →今季復帰)
元七巡指名の生え抜きがタンパから出戻り。ドラ 2 のポーシックが見事に伸び悩んでいるのでレギュラーになっているが、特に優秀なわけではない。とはいえ代わりがいないし NFL 全体として OL は人材不足なので不満を抱くわけにもいかない。
LAR 戦ではドナルドを一対一で抑えようとして公開処刑されたため、その晒し上げ動画がバズるなどネガキャン���害を受けた。やられっぷりでいえばイフェディのパスプロプレー集見るほうが面白いと思うけど。
ジャスティン・ブリット ( C )
5 年目(2014 年 2 巡)
独自路線の上位指名で獲得し、ポジションをころころ変えた結果 C としてアンガーの後継者に。 身長 198cm はウィルソンの前に立つとなおさらデカく見えるし、性格もスナップもやや荒い感じがある。
D.J.フルーカー (RG)
6 年目(2013 年 1 巡で SD → NYG →今季 FA 加入)
ドライチバスト再生工場になりたい首脳陣が昨季連れてきたジョーケルがそれはそれはひどい出来だったが、懲りずに連れてきた人。
もともとランブロックは強い重量級だったため、とりあえず力で押し込めればランヘビーオフェンスの RG としては及第点ということなのだろう。PFF レーティングではイフェディと同レベルでありパスプロが上手いと感じる場面はないが、ドライチだからこそ持つフィジカルの強さで要所のランプレーに貢献。
ジャーメイン・イフェディ (RT)
3 年目(2016 年 1 巡)
フィジカルだけで一巡指名されたが一向に成長せずバスト扱いされていた。メンタルに不安があるあたりもシアトルのパクストン・リンチ。 OL コーチが変わった今季は別人のように活躍し、なんと PFF レーティング 50 程度まで持ち直した(去年は 40 以下)。それはきっとランヘビーになったことでフィジカルエリートの力を発揮できる場面が多いというだけの話であってパスプロは相変わらずだが。
SEA といえば勝負強いチームという印象を持たれがちだが、試合終盤の勝負所でホールディングをやらかすことが多く、ブレア・ウォルシュと同レベルの勝負弱さを持っている。
なんでこの子を使い続けるかといえば残念なことに代わりがいない(ライバルが次々に怪我していく、シアトルのフィッツパトリック的な一面がある)からで、倉本ネタで煽られまくった横浜 DeNA ベイスターズファンの気持ちがわかった。
イーサン・ポーシック (LG, RG, C)
2 年目(2017 年 2 巡)
完全にブリットの二匹目のドジョウ狙いにいった「独自路線」の二巡。しかし伸び悩み。OL 全ポジションいけるらしいので控えとしては優秀だが二巡なのでそんなことは言ってられない。
ジョージ・ファント (RT, TE, LT)
3 年目(2016 年ドラ外) Rec 9 yard (AVG 9)
FA 入団から生き残り、一時期は(消去法で)LT のレギュラーに指名されていたが ACL 断裂で昨季は全休。
荒削りだが馬力はあり、TE の層が薄くバネットをできるだけ休ませたいこともあって、今季はジャンボパーソネル、6 人目のラインマンとしてセットする場面が多い。なおレシーブも 1 本記録。
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北陸人がファーストキャビン金沢百万石通り店に泊まってきた感想(+ミニ観光ガイド)

富山(高岡)出身で千葉在住の人間が、どんなもんかな〜と思って金沢にインストールされた Tokyo の流行りもんを体験してきました。地元民なので立地とかの解説はしやすいと思います。
最初に結論を述べると
チェックイン以降、特にプレミアム感を覚えることはない(所詮は金沢ということで、都会の店舗より格安店の趣き)
大浴場とサウナ、アメニティには満足
細かい部分の残念さがどんどん気になってくる
地元民からすると立地は中途半端
ホテル激戦区の金沢なので他にもっといいところはあると思う
ですが、これは個人の感想なので、客観的な事実も交えて解説していきます。
立地・アクセス面のメリット・デメリット解説

立地は金沢のメインストリートをまっすぐ進んで、主要観光地その1の近江町市場を過ぎて兼六園ルートに向かう間にある「南町・尾山神社」エリア(バス停目の前にあり)。
ここに宿を取る立地的なメリットは
金沢駅前に比べて飲食店が多い(外国人向けのオサレな店からチェーン店まで)
歩きやすい靴と気力さえあればどこにでもアクセスしやすい
無料で利用できるコワーキングスペースである IT ビジネスプラザ武蔵「CRIT」 までかなり近い(電源・WiFi あるので仕事しやすい ※)
小松空港までのリムジンバスで帰路につきやすい(始発の香林坊が最寄りなので確実に座れる)
※ 金沢くらいの田舎で落ち着いて仕事できる場所はココ以外にほとんどないので、完全オフモードではない場合(緊急連絡などが来る可能性がある場合)はココへのアクセスも結構重要になる。ココへのアクセスだけは抜群にいい。
デメリットは
主要観光地もメイン繁華街も「徒歩圏内」というにはちょっと遠い(結局周遊バスを利用して待つことになる)
と、地元民からしてもなんとも絶妙(中途半端)な立地だと思います。 女性や高齢者だとかなり体育会系の方以外にはおすすめできない。ヒール履いてたら詰みます。
なので、立地としては悪くはないが、各所が徒歩圏内だと思って歩き回るとだいぶ疲れるので、結局そこまでアクセス良くはない、と思います(地元民の感想)。 普通にチェックインしやすい金沢駅前のホテルか、観光帰りに片町で飲んで帰りやすい香林坊・片町エリアのホテルでよくない?って思う。
施設(客室・共用部分・お風呂)について
フロント対応
CA 意識の服装・接客態度でキビキビとチェックイン手続きをしてくれる。とても 3,000 円〜の宿とは思えない。
露骨に女性スタッフ中心に採用してる感じ��ので、昨今のジェンダー論の観点からいってどうなんだろうとは少し。所詮カプセルホテルなのでおじさん客がメインにはなると考えれば合理的ではあるのですが。
客室(キャビン)
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katie165さん(@katie165)がシェアした投稿 - 2018年 9月月13日午前4時18分PDT
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(キャビンの写真は SNS に結構あるのでうっかり撮り忘れた)
最安のビジネスキャビンでも立って着替えができるくらい天井が高いので、カプセルホテルとしては優れている。が、物音が響きやすく、居心地としては結局そのへんの格安ビジネスホテルと変わらない。気分よく過ごせるのはフロントまで。
ノート PC やスマホは備え付けのセキュリティボックスに収納しておく感じですが、コンセントまで遠いので充電しながら収納できないのが致命的。某ドミトリーはこのへんしっかり設計してあったりする(後述)ので残念さが際立ちます。
…え? ファーストクラスは? いやいやその料金(5,000 円〜)払うならボロくないビジネスホテル泊まれますよ目を覚ましてください。
共用設備(風呂・サウナ)
最安で一泊 3,500 円ながら広い大浴場・サウナがあるのはかなりポイントが高い。アメニティも揃っており、シャンプー・コンディショナーも粗悪品ではない(男性浴場ですらボロいビジネスホテルにあるようなオッサン臭いやつとはまるで違った)ので、カッコつけたい年頃の大学生とかは相性いいと思います。
ただ、男性専用キャビンは 99 室(カプセル)・女性専用キャビンが 66 室なんですが、
男性用コインランドリー 2 台(600 円〜)
浴場フロアの休憩スペース 2 席
フロント前ラウンジのテーブル 2 卓(各 3 席)
と、共用スペースへの投資をケチっていることが見え見え。
カプセルホテルなんだから共用スペースでゆっくりとか談笑とかせずに寝るだけだろ、と考えれば普通ではありますが、だったら変に高級感とか出さなくていいのではと思いました。
コインランドリーの争奪戦は深刻で、洗濯物の量が多いと 140 分、少なくても 100 分かかる上に、終わっても本人が取りにこないと空かないので、使いたくても利用できない確率がそこそこ高い。
併設のカフェ&バー
これはバーではない。オーセンティックなバーに通ってる人間からすればここは居酒屋。なので、フロントのキッチリ対応 → プレミアムな内装で期待させてからの落差がすごい。
逆にカジュアルに食事やお話を楽しみたい方にとってはハードルが低くていいのではと。所詮は一泊 3,500 円〜の宿ですし。
UX
大浴場フロア(コインランドリー・自動販売機)に行くにはエレベーターの乗り換えが必要なのですが、各一基しかないので、待ち時間が結構長い。 館内をスムーズに回遊できないのは結構キツい。
あと、言葉は濁しますが、金沢百万石通り店の場合は価格帯が「格安個室」になる以上、いくらオサレな外見でも客層というか民度はお察しではと(最初からドミトリーとして売ってるほうが覚悟の上で来る人が多くていいのでは説)。
問題はこれが金沢というホテル激戦区にあること
チェックインまではそこそこ高級っぽいホテル →案内されてみればただのカプセルホテル →施設内を回遊していくうちにげんなりしていく
という印象だったので、個人的にはあんまりおすすめできなくなりました。
4,000 〜 5,000 円クラスのビジネスホテルもあれば 3,000 円前後でドミトリーに泊まれるゲストハウス系の宿泊施設も多いのが金沢です。なのであえてここを選ぶ理由って、それこそサウナ・大浴場くらいかなと。
たとえば金沢駅前のドミトリー「Blue Hour Kanazawa」なんかは
金沢駅から歩ける立地
まだ建ってから数年なので綺麗・オサレ
コインランドリーが近所にある
共用ラウンジが広く、仕事・読書・談笑しやすい
PC・スマホをセキュリティボックスに収納しながら充電できる
一泊 3,000 円
と、結構イケメンだったりします(天井低いカプセルかつ風���・サウナはありませんが)。
あと冒頭でも書きましたが立地・アクセス考えても金沢駅前か片町・香林坊のほうが結局便利だと思います。
「で、金沢の観光でおすすめの場所は? 地元民ならそれ教えろよ」
最近の金沢のガッカリ現象については以前 Twitter に書いたらそこそこシェアされたので再掲。「金沢駅前なんもなくてがっかりされる現象」について「金沢の遊び場は駅前じゃねーんだよ!」とモヤモヤしている北陸民は結構多いと思います。
【メモ】金沢はここ数年新幹線開通のバブルで観光客爆増してるものの、北陸の人間なら誰でも知ってる「飲むなら片町まで出る」という常識がまだ浸透してないため、駅前のホテルにチェックインしてから「全然飲むとこないやんけ!」とがっかりされるみたいな事案が多いらしい
— H “araya” Takahashi (@51__araya) 2018年4月6日
あと片町あたりが「金沢おでんの街」と認識されて、行列並んでおでんをちょっとつまんですぐ出てホテルの近く戻って居酒屋で飲むみたいな観光客の流れもあるとかで頭痛が痛くなった
— H “araya” Takahashi (@51__araya) 2018年4月7日
一万石も SNS に映えないため金箔ソフトクリームに金沢名物の座を奪われたという本来の銘菓です pic.twitter.com/HKfLD4d2cW
— H “araya” Takahashi (@51__araya) 2018年9月15日
観光ガイドとかだと
王道は兼六園・金沢城・21 世紀美術館
北陸の魚介を堪能するなら近江町市場が駅近にあるよ
ひがし茶屋街とか昔ながらの街並みでおしゃれだよ
ひがし茶屋か兼六園付近で「金箔ソフトクリーム」を食べてインスタに投稿しよう
って感じみたいですが、地元民の間では
観光客増えてはいるけど、基本的には「京都より混雑してない京都っぽい街」だと思ってもらえれば(文化は完全に関西圏です)
その代わり京都ほど見る場所はない。コンパクトにまとまっとるから巡回はしやすいけど
兼六園も観光シーズンは京都みたいに混むし、高岡の古城公園のほうが落ち着いて自然を堪能できる
近江町はもう観光客しかおらんし、全然行かんようなった
駅ナカの回転寿司屋とかでもまぁ悪くはないけど、コスパ重視なら郊外行くほうがいい。なんなら氷見・七尾とか高岡まで
「金沢おでん」はテレビに作られたブームであって、地元民はそんなもんありがたがって食ってない(富山でいうブラックラーメンと同じ)
金箔ソフト(笑) 金箔って無味無臭やからな(笑)
飲むなら片町を散策してほしい(北陸最大の、最も歴史ある繁華街)
北陸新幹線より小松空港使うほうがいいよ、パックツアー料金にすればホテル代込みでかなり安くなるから
というところです。北陸の菓子って、富山は月世界で金沢はあんころ餅なイメージ。
ガチのおすすめ寿司屋とかはブログで書くようなものではないので、そのへんの飲み屋で知り合った地元のおっちゃんとかに聞くことをおすすめします。特に片町なら舌が肥えてる手練れが多いと思うので。オーセンティックなバーに通うホッパーの方はとりあえず「スプーン」にどうぞ。
あと、まわしものではないんですが、ミステリー小説好きな方はひがし茶屋方面にある「謎屋珈琲店」に行くといいと思います。金沢駅から歩けます。

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(旅行のときってホテル備え付けのシャンプーがしょぼかったときにすげぇ萎えるよね)
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#MaddenOverdrive 現時点での攻略情報まとめ (マッデン NFL Mobile 19)
割とクソゲーじゃない? とは思いつつ。
昨季は Strikingly というサービスのブログ制作機能を試す意味で「攻略サイト」もどきを作ったんですが、国内プレーヤー数の少なさに絶望し、サーバー代すら賄えないことが判明したので今季はもういいよね…?
昨季のサイト:http://maddenmobilewiki.strikingly.com/
(能力値説明とかの記事はまだ使えそう)
昨季からの変更点(現時点)
チーム強化・選手強化は後述
グラフィックとスピード感が大幅に強化&操作性が悪くなった
RB がカットを切ってかわしたときとか、レシーバーがターンした瞬間にパスを投げたときの決めてやったぜ感とかは増している。ボールに飛びついてくるスピード感もかなり増したのは Good。
ただ CPU も大幅に強化されており、相手がブレイディだろうがオズワイラーだろうがぽんぽんパスを通され、ベルとかハントとかガーリーとかにはズタズタに切り裂かれる。その割には守備時の視点・操作性がクソなので、勝ちにいくなら DB や LB は操作しないほうがいい(ミスってスペース空けた瞬間に容赦なく通される)
あと、ランプレーに対しては猛然とタックルが来るのに、パスプレー時はサックおよび Power Move & Finesse Move(操作は昨季と同じ)が決まりづらく、どこぞの SEA 軍のような回転ドア現象が起こりづらい(昨季は難易度 All Madden でやるとパスプロが一瞬で崩壊してた)ので、後述する「ロングパス合戦」に拍車をかけている。
sets 廃止、Store に一本化
イベントで Token を集めて選手を入手する各種 sets がなくなり、Store で課金パックと同列に扱われるようになった。 Token の入手効率が大幅に下がり、選手を揃えるためには Madden Cash をガンガン使うことになる。
ただ、昨季そこそこばら撒かれた Cash が全額引き継がれているので、昨季後半にあまり使わずに貯金しておいたユーザーは序盤からガンガン強化できる(季節イベントを見越して貯金しておくのもいい)。
対人戦(OverDrive)について
今回の目玉であり、非難轟々の新モード。 ルールは「3 分間、攻撃陣だけを操作し、相手とのスコアを比較して勝敗を決定」というもの。
チーム力(後述)に差があると全体の OVR に補正がかかる
スタメンに一人、強制的に「キャプテン」が加入する
キャプテンが活躍するとスコアにボーナス(条件はキャプテン指名画面参照)
相手がミス=守備陣が活躍(Sack, INT) してもスコアにボーナス
自軍の HC が守備の特技発動 → 相手がミス したらスコアにボーナス。逆も同様なので「プレッシャーかかってます」のアラートが出たら要注意。
相手が「ランで 3 ヤード以上」のプレッシャーをかけてきたときにパスをすると無条件で失敗
という感じだが、 これだけグラフィックや動きのリアルさが向上したにも関わらず、「短い時間の中でどれだけロングゲインを決められるか」の勝負なので、現状では俊足(+長身)レシーバーを置いて Hail Mary などのロングパスをぶん投げておくのが最も勝率が高くなる。
無課金がパックから引ける S はせいぜい SPD 70 ちょいだが、ディープスレットの WR は SPD 80 前後あるので、現状はどうあがいても止められないというクソ仕様。リードしてても終盤にロングボム一発 TD 3 連発くらって逆転負けとかは日常茶飯事で、ある意味最後までまったく展開が読めない。
ただ、勝敗に関わらず一定のスコアを獲得したら 4 時間ごとに引けるパックがあり、だいたい 1 人は金選手が出るので、序盤はとりあえずこまめにログイン&プレーしてスタメンを金選手で揃えるまではしておきたい。 強化優先度は DB>WR・TE>>>>>>>OL>その他
ちなみに QB が銀選手でも超絶コントロールでロングボムを投げてくれるので、たぶんコントロールのパラメータは機能してない。あと相手の DL が超速で Kamara を追いかけて捕まえてきたりするので、結構パラメータは無効になってる印象。金のブロッキング TE でもバレットパスとってくれるし。ただ運営がアンチなのか、キャプテンのキャム・ニュートンは異常にコントロール悪い印象。OVR 80 超えても銀選手より頻繁に暴投したり DB にナイスパスを出したりする印象。あとキャプテンボーナスの達成条件が鬼畜な上に点数も低いからたぶん運営がアンチなんだと思う。
チーム強化について(戦術タイプにあわせたカラー統一)
トレーニングによる能力値上昇の廃止
チームカラーの設定 → 同じタイプの選手が多いほどチーム力・該当選手の能力上昇
2017 -18 シーズンでは金選手が 10 まで、赤選手が 20 程度までレベルアップできて、能力値を上げることができた。今期は個人レベルでの能力強化がなくなり、トレーニングはチームレベルを微妙に上げるというもの(いまいち存在価値がわからん。今季も鍛えたらオークションで出品不可になるので注意)に変更になった。
ちなみに Trophy Room で昨季のチームを見てみると、あれだけ鍛え上げたアーロン・ドナルドの Strength も 99 になってしまっている。やはり今季は 100 以上には上がらず、チーム戦の色が強まる模様?
で、今季から、HC と攻撃選手たちには
Vertical (ロングボム狙い)
West Coat(Short Pass で刻む)
Spread(バランス型)
Smash mouse(ランで力押し)
の 4 種類の戦術タイプが設定され、チームカラーを決めてからオフェンスを構築することになる。
戦術タイプが一致している選手が多いと OVR 68 とかの銀選手でも OVR 72 くらいになるので、タイプが一致していない選手を無理に使うよりは同一タイプの選手で揃えたほうが強くなる。また、同一タイプ人数が多いほど HC の特技発動が早くなるので、対人戦では微妙に有利になる。
このへんは「サカつく」と似てきた印象。強い選手を手に入れても得意戦術が HC と(今作ではキャプテンと)合わないと活躍できないというのはリアルではあるが、課金勢と無課金勢の差が開くことから往々にしてソシャゲ界での評判は悪い。(据え置き機のサカつくでは使い続けることで戦術タイプが変化したが、ソシャゲ化によってこの順応がなくなったことに不満が続出した)
選手能力について
サカつくと同様、選手のプレースタイルが登場。QB でも「ポケットパサー」「スクランブラー」「ストロングアーム」などのプレスタが裏面に表示されることでパラメータがわかりやすくなり、オークションによる選手検索は便利になった。
今のところゲームに影響はないが、サカつくみたいに特定のプレスタ選手を揃えたらフォーメーションコンボが発動するみたいな感じになったら面白いかも。HC キャロルならゾーンカバー CB、ゾーンカバー S、ランサポートS で「LOB」発動みたいな。
選手査定について
操作性とか以上にコレが一番クソなんじゃないか説。
SEA 軍��いえば、ポーシックが C だったりトンプソンが SS だったり、そもそもポジションすら間違ってるのはどういうことなのかと思う。イフェディがパスプロ OL なのも「?」だし。OVR でいえばクラーク(赤から金にランクダウン)、マクドゥーガルド、コールマンあたりは過小評価じゃねぇかなぁと思うけどこのへんは他球団ファンもいろいろ言いたそう。逆にグリフィン兄が Elite 扱いってのはミーハーな素人が適当に査定しましたって白状してるようなもんなんでは。能力値的には Speed 以外低いんで実質金みたいなもんだけど。
選手の入手方法について
Live Event の簡略化&高難易度化
難易度が大幅にアップ。せめて難易度切り替え機能がほしい。
24/7 (日替わり)
報酬はお金+いろんなものと交換できるマイク。マイクのトレードは日替わりメニューと週替わりメニューがあるので、特別ほしいものがなければ今後今後のイベントを見越して無駄遣いせずにとっておくほうがよさげ。
報酬がもらえるのは一回だけだが、失敗してもノーリスクで再挑戦できる。とはいえ 4Q フルで試合とかさせられるのでかなり時間は食う。んで AI がガチってるのでペイツとかはあんまり相手にしないほうがいいかも。ブレイディ&グロンコを止めようがないので。(ニッケルが低身長の銀選手のときにグロンコをマッチアップさせてきたのでベリ爺鬼畜すぎる)
Blitz イベント(ToTW, Rising Star などの通期イベント、HC・キャプテン強化イベント)
報酬は各イベントの Token、あるいはキャプテン・HC の強化アイテム。
一回目は普通にプレーできるが、二回目以降はBlitz Token が必要。また、失敗すると獲得報酬が半分程度になる。 ToTW などはこっちメインで稼ぐことになるが、効率がめちゃくちゃ悪いので課金圧を感じる。
昨季までのように「ゲームクリアごとにパックがもらえ、一個ずつ開封」という流れが廃止され、報酬は Token で確定。テンポよく稼げるようにはなったが、1〜5% 程度の確率で混入していた上位アイテムや選手カードの一発 GET がなくなったので、やっぱり課金圧。
攻略メモ
Live Event
走るやつが鬼畜
基本的にミニゲームの AI は対人戦とかよりアホなので、素早く方向転換すると 3 人置き去りにできたりする
大回りしてスピードで振り切るのは不可能
Trucking が「1 yard でも前に進むためのダイブ」みたいになってるのでライン際以外で使えなくなった
少なくとも Live Event レベルであればスキルムーヴは使う必要なし
まとめると「急な方向転換で複数人置き去りにしろ、さもなくば無理」って感じ
ペイツとかとのフル試合
操作するのは DE でサック狙い。どうにか大外から周り込めれば
ラン守備は上記同様雑なので、意外と簡単にクロックマネジメントしつつロングゲイン狙える
TO 与えないことを第一に。ワイドオープンのときはロングボム狙っても
序盤のおすすめ選手
Elite はアホほど高騰してて、DB は金でも高いんですが大事なので揃えておきましょう。
とりあえず S だけ、結論としては
Barry Church (JAX, OVR 79)
Malik Hooker (IND, OVR 76)
が、身長 188 cm あるので安心できる気がする。
CB は ToTW の Rhodes (MIN, OVR 81) が 185 cm あるので狙いたいところ。ニッケル以外は基本的に 185 cm 以上を集めてる SEA 軍の在籍 or 出身者とかはおすすめかも。Shead とか Maxwell とか D. Johnson とか。
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Link
経営ハッカーさんにて、作・編曲家である「こおろぎさん」の取材をさせていただきました。
「大金を稼ぎたいんなら音楽じゃなくていいよね」 「機材は増やしすぎてもダメ。メンテコストかかるし同期できないし」 「アマチュアのバンドマンや DTMer は売れてるやつの真似しすぎ」
など、昔から作曲・DTM に親しんできた人間としては「ですよね〜〜」ということなどがたくさんあって面白かったです。
※一応、メインは末尾にある「クレジットカードの使い方」の事例記事だったりします。
この話を聞いて、ぼくもカード使えるところは使おうと思いました。
カードを持つと「使いすぎてしまうんじゃないの?」と聞かれることもありますが、むしろ明細を確認できる分、使いすぎを避けられる気がします。そもそもお金のコントロールは自分次第なので、カード払いだからといって使いすぎてしまうようでは、現金でも同じように使いすぎてしまうと思います(笑)。
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「GINfest TOKYO (ジンフェスティバル)」でフランスと北欧中心にクラフトジンをいろいろ試してきたのでレビューする
おすすめのウォッカや、入門〜中級のブランデーに関してはそれぞれブログに好き放題書いてきましたが、クラフトジンというビッグウェーブには乗り切れていないのが現状。
ただジンに関してはジーヴァインやジン・ドーズのようなフランス産のトチ狂ったやつが一番好きなので、ジンというよりはウォッカやリキュールに近いような変わり種、オシャレなやつなんかを探しに行ってまいりました。
https://www.ginfest.tokyo/
世界の各地方から集められた 100 種類以上のクラフトジンが試飲できる日本初の大型ジンイベント「GINfest.Tokyo 2018」。試飲は 10ml で 100 円という破格のお値段で、実質 15〜20ml くらいドバドバ注いでくれてたので、ジン好きやアル中にとっては感涙のイベントでした。

私がアクセスを稼ぎたいだけのブロガーだったら「会場はこんなにオシャレなところで〜」「ジンは個性豊かでどれも美味しくて〜」「ジンの世界は奥深いので気になるところからぜひチャレンジしていきましょう!」という 2 秒で書けるような記事にするのですが、そういうのはそういう人に任せておいて、結構ガチめのレビューをしていきます。
なおフランスと北欧中心なので、オランダとかドイツのスピリッツが好きな方はそっち方面の手練れを探してくださると助かります。ジュネヴァとかボトル多すぎて追いきれんし。
ル・ジン クリスチャン・ドルーアン(フランス産・薬草系)

「おっ、ベネディクティンみたいなボトルやんけ」と目にとまったので確認したらやっぱりフランス産だった。ほんま趣味がわかりやすいなこいつら。
カルヴァドスの「クール・ド・リヨ��」をつくっているクリスチャン・ドルーアンの新商品で、「俺たち自慢のりんごを使ってジンまで作ってやったぜ!」という、もう This is フランスとしか言いようがないやつ(シロックやジーヴァイン、ジン・ドーズとやってることは同じ)。
自社果樹園で栽培されている30種類ものりんごをベースとし、8つのアロマ(ジュニパーベリー、ジンジャー、バニラ、レモン、カルダモン、シナモン、アーモンド、ローズ)をそれぞれ別々に漬け込んで個々に蒸留した後にブレンドして作られています。
という、これもまたフランスらしさ全開の製法。30 種類もりんご使う必要ある?と思った人はフランスの酒には向いていない。なぜならリキュールの女王「シャルトリューズ」は 100 種類以上のハーブを使っているからだ。
味わいは割と複雑で、こねくりまわした感じが伝わってくる。「刺さる人にだけ刺さってくれればいいよ、ミーパーな庶民共に媚びる気はないよ」という貴族的なニュアンスで、高級版・エギュベルみたいな印象を受けた。エギュベルの2倍くらいの値段なのでバーで普及するかは別にして(だから 30 種類も使う必要ある?)、薬草酒好きならこれでジントニックとか、あるいはフォールン・エンジェルとかつくってみても面白いかもしれない。
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ノエゾン by ジーヴァイン(フランス産・ハーバル系)
「もう、無理してオシャレぶるのはやめました。」
味・香り・ボトルデザインすべてにおいて芸術大国フランスのプライドが滲み出ている「ジーヴァイン フロレゾン」の影に隠れていた “地味なほう” ことノエゾン。このたびジーヴァインと袂を分かつ形で新ボトルをリリースしたら、印象が激変してしまった。

フロレゾンがだいぶイカレてる「ぶどう感あふれるリキュール寄りのスピリッツ」なのに対して、ノエゾンはジンらしいボタニカルな感じがしっかり残っており、フルーティ感は薄い。
ただ、ジントニックならフロレゾンのほうが華やかに仕上がってしまうが、ギムレットやマティーニ、ホワイトレディとかに使うなら断然ノエたん。問題はボトルデザインも地味で、この「ハーバルながらジンらしさもしっかり残っている」というジャンルはクラフトジン界隈で最大の激戦区なので、生き残れる気がしないところか(ジンらしさを消してるタイプと残してるタイプあるけど一長一短なのでクオリティどうこうの話でもなく、正面からぶつかるしかない)。
結局ノエたんはフロレゾンというぶっとんだ妹(イメージ)の影に隠れる運命なのかもしれない。長男・長女にはおすすめ。私は次男で末っ子なのでフロレゾンが好きです。
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ストックホルム・ブランネリ(スウェーデン産・バランス系・軽め)
若い夫婦二人が経営する、ストックホルム初の小さな新興蒸留所からエントリー。
クスリっぽさをなくしてボタニカル感出した感じで飲みやすい。値段さえ下がればスウェーデンのスピリッツの代表格「アブソルート・ウォッカ」的な “コスパが良いバランス型” ポジションも狙えるけど、ホームメイドで少量生産なんでお高くなるのがもったいない。
ジーヴァインのノエゾンに比べると軽めで、ボディがどっしりしてる感じではない。なのでアブソルート・ウォッカのイメージがよぎった。
ただ、これテイスティングしたときは結構舌が疲れてたのでそのせいかもしれない。というかフランスの酒のあとに飲むもんじゃない。
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ヘルシンキ・ドライ・ジン(フィンランド産・おしとやか系)

工業用アルコールかな?ってくらい地味なボトルからリリースされたフィンランド産のドライ・ジン。ウォッカでいえば「フィンランディア」という優良銘柄がある国だが、どうもこの国はこの質実剛健というか、品質が高いのにボトルが無骨すぎて損している印象がある。
テイストとしては、フィンランド産リンゴンベリーを中心に 9 種類のボタニカルの風味は確かに感じられるが、グリーン系の爽快感・清涼感が強い印象。ボトルのデザインからしてもネミロフ(ウクライナ)のバーチ・ウォッカに近い。
「無骨な父親に育てられた内気な田舎娘」という感じで、100 種類とかジンが集まるイベントに来てしまうとかなり埋没してしまいそう。その分ジンらしいしバーテンダー受けはすると思うものの、じゃあ大衆向けに 1,500 円(500ml ボトルで 4,500 円なので)でこれのジントニックを出して受け容れられるかというとたぶん無理。営業努力に賭けるしかない。
フィンランドからはもう一つ「キュロ ナプエ」も出品されていたが、こっちはもうボトルがイギリスを意識しまくってる感じがイマイチ気に入らなかった。でもこっちはもうちょい頑張ってるのかもしれない。
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HDC アクアビット + 同一メーカーのトニックウォーター
同一メーカーからオマケで出展されていたやつ。スタッフの方に「ウォッカはフィンランディア派なんですよ〜!」という業者感あふれる(※業者ではありません)挨拶をしていろいろ話し込んでいたらおすすめしてもらえました。
味は No.1 で、個人的に今回一番の収穫。このトニックウォーター自体、味の骨格がかなりしっかりしていて、当たりの部類。アクアヴィットをあわせるとヘルシンキ・ジン以上に “質実剛健” を地で行くパワフルな仕上がりに。
一般的なジントニックに対するこのアクアビットトニックは、コニャックに対するアルマニャックみたいな感じ。アルマニャックを「荒々しい」というとファンに怒られるので「パワフルな」と言っておきましょう。
ヘルシンキ・ティルニポンティッカ
同一メーカーからのオマケ出展。同じくオマケ枠であるリンゴンベリーのリキュールをつくる際に出た絞りかすを発酵させて蒸留したオー・ド・ヴィー。オー・ド・ヴィーというよりは「マール(グラッパ)みたいなやつ」と言うほうが製法的には的確かもしれない。
パンフレットによると食後酒としてエスプレッソとあわせたカクテルにとあるが、まぁそれはオー・ド・ヴィーの荒々しさをおとなしくさせるためだよなぁと。
とりあえずブランデーやマール・グラッパが好きな人はストレートで飲んでおくと社会勉強になる。ボトル 8,000 円らしいので、初回出荷分がちゃんとハケればいいなぁと祈ることしかできない。フラパンの XO とか買えばよくねとか口を滑らせてしまったブランデー党はフィンランドの氷河に幽閉されてくるといい。
サイレントプール(イギリス産・ハーバル系)

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内紛。ボンベイ帝国に喧嘩売りにきたなーって感じの。軽やかで華やかな、リキュールっぽくカクテルに使えるタイプのジン。
あと「ジンの香水」を自称しており、シャルトリューズという「酒の香水(飲む香水)」を擁するフランスにもちょっと喧嘩売ってるよね。まぁイギリスもフランスも基本的には高品質な酒をつくるからいいんだけど、それならもうちょいボトルをかっこよくしてくれればよかったのにと思う。フランスのセンスに比べると明らかにダサいぞ最近のイギリス酒(ビーフィーター 24 の新ボトルとか)。
ボトル 4,800 円なので、安くはないけどサファイアとスターの地位を脅かせるかというと…。結局ボトルのかっこよさでいえばサファイアのほうが上なんだよね。んで香水ブランディングだとシャルトリューズには勝てない。酒に色ついてないし。
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ジン・アグリコロ エヴラ(イタリア産・甘口)
サイレントプールの流れで、トチ狂った感じのジンだったので試してみた。
これはジンではない。ベリー主体でバニラとかのフレーバーも香るエレガントなジン。甘口のフレーバーウォッカ(ヴィル・ヴァルゲのウォーターメロンとかかな。グレイグースのオレンジほど極甘口ではない)くらいのインパクト。
ただこれジントニックにして飲むと「甘くて華やかで美味しいお酒」にはなるので、大衆受けという意味では優勝感ある。吉高由里子によってハイボール消費が爆発的に増えたみたいな感じで、イヴラヒモヴィッチとか使って CM やれば(イヴラに女性ファンがいるのかは知らん)。
逆にジントニック以外には使いようがなく、冷凍してストレートって感じでもないのでロックかソーダ割り(お好みで柑橘絞る)とかのほうがアリかも。フランス産、最近一気に需要を伸ばしたエルダーフラワーリキュールの「サンジェルマン」みたいな成長曲線を描けるかどうかに注目。
まぁクラフトジンもカクテルも「こねくりまわしたもん勝ち」の世界にはなるよね
もう材料 3 種類のカクテルなんてのは出尽くしてますし、カクテルコンテストにいくと材料を 4〜5 種類使ってナンボみたいな世界なわけじゃないですか。ただ人間の舌ってバーに通ってるような手練れでも 4〜5 種類の味なんて認識できないと思うんですよ。ましてや 30 種類のりんごとか 100 種類のハーブとか。
ワインでも「アルコール度数高くて華やかなものはパーカー・ポイントが高くなりがち」と言われてたりしたわけですし、クラフトジンもたぶん同じことが言える。 「○○を原料にしている珍しいジン」ってもう 50 回くらい聞いたし。
つまりクラフトジンを飲み比べていくほ��ヘルシンキのドライ・ジンなんかは確実に「忘れ去られる」んですよね、ジーヴァイン フロレゾンとかアグリコロ エヴラみたいなイカレてるやつの強烈な印象に書き換えられていく。
その点ウォッカはいい。あまりにも逸脱しているものは「これはウォッカではない」と切り捨てることが許される(個人的な意見)から。「そういう甘いのが好きならジンかリキュール飲んだほうがいいよ」と言えるから。だから売れないし広まらないという話でもあるんですが。
まぁなんかそうやって「派手にしたもん勝ち」の世界で舌が疲れてしまったら一回ウォッカ沼に来てみるのもいいと思います。ウォッカはいいぞ。
参考:おすすめのウォッカに関する入門記事
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千葉・西千葉・幕張本郷・船橋あたりの「初心者におすすめのバー」の話をしよう

「なんやねんおすすめって。誰にとってのどういうおすすめやねん」と思ったあなたはきっと話が合う。特にバーともなればコンセプトの振れ幅がすごい。くせがすごい。
オーセンティック(王道)なバーの情報はオフラインで聞くのが一番いいし、お店のほうからも「(ミーハーな客きてもどうせ常連にならないし)あんまネットに書かないで」ってよく言われます。アブサンがインスタ映えするからって一瞬そういう流れが来るかと思いきや一瞬で終わったしな。
ただ、バー業界のどん詰まりっぷりを見ると、カクテルやウィスキーに興味がある初心者でも入りやすいお店ってのはもっと広まったほうがいいのかなと。
ガチガチのオーセンティックバーは入りづらいという声もよく聞かれますが、ああいうのは慣れです。まずはそんなにおカタくない店でバーのルールや酒の最低限の知識を覚えた上で行けば特に怖いことはありません。怖いのは珍しい酒を見つけて勢いのまま飲んでしまったときのお会計だけです。
【入門知識】最低限これだけは守っておこうというバーのルール
メニューはあくまで価格帯を確認するもの
例外的なお店はあるものの、カクテルやウィスキーの名前がずらっと並んでいるメニューがあってもどんな味わいだとかアルコールの強さだとかは書かれていない。
基本的にバーテンダーさんとの会話を重ねて好きな酒を探求していく場なので、積極的に「お任せ」していくほうがいい。
カクテルならば炭酸使うか、甘めか辛めか、度数高いか低いか、ショート(おしゃれなグラス)かロング(ジントニックとかのグラス)かなどは聞かれる。
ウィスキーの場合はシンプルにどんだけ知識と経験があるかでおすすめが判断される。少なくとも総武線の駅前にあるちゃんとしたバーで、ウィスキーをお任せしたらクソ高い酒を勝手に出されたという話は聞いたことがない(千葉中央のほうは知らん)ので安心してください。
チャージ料とサービス料と消費税
オーセンティックなバーだと「カクテル 1 杯 1,000 円〜」と謳いつつこのへんが乗っかってくるのでお会計時に白目をむく人も多い。
ハードルを上げるのは居酒屋のように馬鹿騒ぎする変な客を追い払うためだというのは漫画「バーテンダー」の一節。
ただ「サービス料とチャージを両方取るってどうなのよ。チャージってサービス料みたいなもんだろ、どうせしょぼいお通ししか出してないんだし」とは知り合いのオーセンティックバー店主の言葉。
初心者向けの店だと「うちはチャージもサービス料もありません!」と謳っていたりする。見るからにガチの店じゃない限りは「1 杯 1,000 円前後に + α かかる」と認識しておけば OK。
女性客を口説くな
基本的にバーテンダーの最優先事項は「ホスト(幹事)の顔を立てる」ことと「女性客を守る」こと。ウザ絡みをするおっさんは招かざる客として退場を宣告される。
また、まだ全然打ち解けていない女性をバーに連れてきて雰囲気で酔わそうとするのも非推奨とされている。「バーで女を口説くな、口説いた女を連れていけ」とは某バー系漫画の作者の言葉。
頼むから背伸びをするな
ちょっと酒を覚えてきた頃にはカッコつけたくもなります。特に彼女や友達を連れていった場合ですね。
馴染みの店ができて、マティーニというカクテルの度数の高さにも慣れてきたとしましょう。初めて行く有名らしい店でいきなりマティーニを頼んだとしましょう。ジンの銘柄をお任せしたらゴードンを使われたとしましょう。
「へぇ~ゴードンなんですね。僕が通ってる店はタンカレーなんですけどねぇ~。あ、その人は大会でいい成績残した人なんですけど」
急性アル中で死んでください。
ギムレットもマティーニも宗教の一種であり、「おいしいギムレット」には何種類かのバリエーションがあります。特にこだわりがなければ(理解できるほどの知識がなければ)まずはお店のスタンダードのレシピを試せというのが暗黙のルールであり、そのバーテンダーが何を意図して作ったかを汲み取ろうとする努力が大切です。
あと、何回も通ってる店のマスターはあなたの好みを熟知しているので、「一般的においしいといわれるマティーニ」ではなく、「あなたのためのマティーニ」をつくってくれている可能性があります。
一人前のバーテンダーたるもの、そういうイキり倒したクソ客を相手にしたことなんざ何百回もありますので、いちいちリアクションすることはありません。「はいはいつよいつよい」という苦笑いを浮かべられるのが関の山です。
そういう、マティーニやギムレットの味のバリエーションやバーテンダーの心境も理解せずに「なんか有名らしい店いってきたけど、たいしたことなかったよ」なんて言いまわるクソ客にはならないでくれ。お兄さんとの約束だ。
あと、マティーニを飲んだことないのに女の子連れてるからってカッコつけて頼むのはまじでやめましょう。かなり度数高いので悪酔いします。
千葉市(千葉駅〜幕張本郷駅)で初心者におすすめのバー
BAR 風雅(西千葉駅から徒歩 4 分)
変化球。
西千葉駅の SEIYU 側を出て千葉駅側に少し歩くと、途端に閑静な住宅街+老舗のラブホというカオスな街並みになる。そこにデカデカと看板が掲げられているのが風雅。
和風の内装なのでオーセンティックなバーという感じはないが、割と落ち着いて飲めてフード類も充実している。単に乾き物(ナッツやドライフルーツ)を出すだけでなくちゃんとした小鉢が出るのがうれしい。
客層は近隣のファミリーマンション住民が多いが、たまに学生客も来るようなので甘口・度数低めのオリジナルカクテルなんかも手慣れている。一方で日本酒に関しては千葉市内でもトップクラスの手練れで、メニューにはほとんどないが勉強する気があるならいろいろ出してくれる。スコッチウィスキーも最低限は置いてある。
筆者的には西千葉のバーの中では一番安心できる店。
OPEN 18:30 〜 4:00(6:00) 定休日:月曜
map
Instagram
PIGEON(JR・京成幕張本郷駅から徒歩 3 分)
ピジョン。単語としての意味はポケモンで有名になった。
入り口が非常に分かりにくいが、大きめのビルの2階に佇む怪しげなお店。若い客も多く、手練れから初心者まで通いやすい雰囲気。
初心者向けで売っているわけではないが、酒の品揃え・料理の質・カクテルの腕・店主のフランクさを総合的に見ると千葉市内では名店と呼べる域。某千葉市の腕利きバーテンダーに「天才」と言わしめた店主。
ちなみに千葉エリアの一般的なバーに比べると酒の品揃えはかなり多い部類。このへんからがオーセンティックなバーという感じか。
お店の紹介と地図

クセがすごい酒とフランクなマスター。
船橋駅〜市川エリアでバー入門におすすめの名店
タイムステーション(船橋駅から徒歩 10 分 / 京成船橋駅から徒歩 5 分)
JR 船橋駅からは結構歩く。京成船橋駅を通過して裏路地に入り、すっかり閑静な住宅街になったところをずっと前進すると到着。
コンセプトが完全に「初心者が一人でも入りやすい店」であり、チャージ料もなく船橋のちゃんとしたバーでは最安の価格帯。
バーテンダーとして修行した期間は最低限ということでカクテル作りは他の店には劣るものの、ウィスキーの飲み比べや知らないリキュールを試すといった用途ではおすすめ。
あとこの近くにある「drop」も非常に落ち着いた雰囲気で飲めるオーセンティックバー。慣れてきたらはしごもあり。
営業時間は 19:30 ~ 5:00。定休日は火曜と第2月曜。
お店の紹介と地図
bar Groovy (JR 本八幡駅から徒歩 4 分)
チャージなし、フードもドリンクも 500 円のスタンディングバー。…だったが、酒の値上げラッシュのおかげでだいたいの酒は 500 円じゃなくなった。強化版 HUB という感じ。
とはいえこっそりといろんな酒を試してみて飲み比べてみるにはもってこいの場所。酒の解説を求めるなら他のお客さんがいないとき限定かな。どっちかというとネットでボトルの情報を調べながら試す感じ。
公式サイト
bar 篠崎(船橋駅から徒歩 10 分 / 京成船橋駅から徒歩 5 分)
オーセンティックであり船橋 No.1 の店といっていいかもしれない。常に常連客で繁盛しており、若干入りづらいかもしれないが、慣れてきたらぜひチャレンジしてほしい店。
珍しいモルトもオリジナルカクテルも、美味しい料理もソムリエ&ワインも揃っている。魚介類は市場まで仕入れに行っているほどこだわっており、オープンが 17 時と、1軒目から利用できる珍しいバー。
店主もかなりフランクな方で、酒飲みとしてのルールを守った上で酒を愛していきたいという気概があればきっといろいろ教えてくれる。千葉県のオーセンティックバーの名店ではかなりフレンドリーな部類なので、ここが無理なら他の有名店も無理な気がする。
価格帯は千葉県トップクラスというか完全に東京都心のそれなので、予算には注意。定休日は第二・第三月曜。
公式サイト
あえて外したおすすめの名店たちの断片的な情報
篠崎さんはともかく、他の店だと「バーデビューしたいのに全然普通の飲み屋じゃねぇか!」みたいに思われるかもしれませんが、まぁ落ち着いてウォッカでも飲んでほしい。
だいたい上記あたりの店主や常連っぽいお客さんに聞くと、有名どころの所在地とそれぞれの特徴はわかると思います。正直僕もそのへんの情報をネットでそんなにペラペラ喋りたくないんだ。
オーセンティックで有名どころだと、千葉中央(旧パルコ裏)に1件、稲毛に1件、船橋にもう1件、市川に1件、本八幡に1件+α あります。だいたい雰囲気がちょっと硬めになるか常連客のクセが強くなるので初心者にはおすすめできませんが、バーの雰囲気に慣れてきたら情報を入手して試してみてほしいメンツです。
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「ああ自分が作曲で表現したい世界観はコレだな」と思えた曲です。
マイラバの「Hello, again ~昔からある場所~」とあさきの「空澄みの鵯と」みたいな世界観。なので作詞と編曲面で前者のオマージュ色強め。
原曲(short ver.)は 2009 年作成。フル版として 2018 年完成。
・ ・ ・
雲雀が告ぐ 詞曲:荒屋兵衛
目を覚ましたら 雨は上がっていて 枝垂れていた花も色づいていた
肌を撫でる風に優しさを思い出す日は 記憶を覆う冬の名残の下にも訪う
あなたの囀りが 新しい季節に続く道を差す 空を渡る光を以って 深い夜を幕引くように
谺さえ もう 届かなくても
あなたの囀りは 燦めく季節を留めたまま 今も響いて 明日もまた逢えるからと 浅い眠りに誘うように
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今年もスーパーボウルの注目選手や見どころを #アイシールド21 に強引にこじつける季節がやってまいりました(2018 年版)

NFL クラスタ以外にアメフトの話題を持ち出すにはアイシルを引っ張り出すしかないという状況が NE の天下ばりに続いてるのもどうかとは思うのですが、NE 弱体化と新しいアメフト漫画のヒットどっちが先かという感じですからね。

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あえて DIGITAL 版を貼って 2014 年の漫画みたいに見せかけてますけど、もう 15 年以上前ですからね。いつ読み返してもいい漫画です。
いくらいい漫画だからといって必要以上にこじつけるのは NFL ガチ勢の方々のお気持ちを察しろという話もありますが、わたしもカープファンとしてプロカープ女子がよくわからんメディア露出をしてるアレを憂鬱症のペンギンのような目で見てましたのでよくわかります。ただまぁアレよりは真面目にやるので、きっかけと思ってよろしくお願いします。
まず、スーパーボウル進出権を争った 2018 年 NFL プレーオフから振り返り
視聴者数は 1 億人以上、全米が注目するスーパーボウルは、AFC と NFC という二つのリーグの代表チームの戦いを指します(やきうのセとパみたいな感じ)。4 地区制のレギュラーシーズンが終わったらすぐに上位の 6 チームでプレーオフを開催し(地区優勝は通過点なので日本のやきうほど名誉ではない)、勝者をリーグの代表チームとして選ぶのです。
2018 年の SB 52 (ソフトバンクの川崎宗則のことではない。第 52 回スーパーボウルの略称)出場チームは、両者ともにプレーオフでまさに死闘といえる試合を制して勝ち上がってきました。
ペイトリオッツ vs ジャガーズ (AFC 代表決定戦)
白&黒のジャージ・ジャガーズは久々のプレーオフ登場。こっちはとにかく “強い” 守備陣を擁するチーム。相手の壁をぶち破って QB を潰しにいく “サック” をガンガン決めていく攻撃的な守備陣が最大の武器です。攻撃陣がちょっと不安定なところが痛く、どちらかといえば守り勝つチーム…と思われていましたが、準決勝では 42 得点を奪って見事に殴り勝ちました。
紺&白のジャージ・ペイトリオッツは、9 年連続で地区優勝しているという常勝軍団です。とにかく規律を重んじるチームなので、アイシールド 21 でいえば王城ホワイトナイツなのですが、プレースタイルは真逆。生ける伝説といえる超一流司令塔の号令のもと、圧倒的な攻撃力でガンガン前進します。準決勝のタイタンズ戦では相手に付け入る隙を全く与えず、「この攻撃陣をどうやったら止められるかわからん」などと 31 チームのファンを絶望させました。
この 2 チームが代表の座を争った試合は、最終決戦にふさわしい漫画のような死闘となりました。試合の様子は NFL 公式のハイライトから。
https://www.youtube.com/watch?v=q8w4pbAkkGc
イーグルス vs ファルコンズ(NFC プレーオフ準決勝)
白&赤のジャージ・ファルコンズは、昨年の NFC 代表にしてスーパーボウルでペイトリオッツに劇的な逆転負けを喫したチーム。昨季は NFL 最強の攻撃力で殴り勝つ若いチームで、まさにアイシールド 21 の泥門デビルバッツのようでしたが、今季は 180 度変わってロースコアで守り勝つ渋いチームに。そしてプレーオフ初戦のラムズ戦では眠っていた攻撃陣が調子を上げてきたことで、一気に「主人公チームがリベンジを果たしに戻ってくるのでは…?」という空気に。
緑のジャージ・イーグルスはここ 2 年低迷していましたが、今季は開幕から快進撃。レギュラーシーズンを NFC 1 位で終えたため、準決勝からの登場となりました。NFL を代表するようなスーパースターは不在ですが、穴らしい穴がなく、高いレベルで安定しています。ただ、2 年目の若き司令塔・ウェンツがシーズン終盤に膝を故障し、今季絶望となったことがプレーオフでどう響くか…という点に注目が集まっていました。
NFC のプレーオフは少年漫画のような展開になった試合が多く、ほぼ全試合が素晴らしいのですが、スーパーボウル進出チームに絞るとやっぱりこの試合。野球でいえば「1 点差で迎えた 9 回表 2 アウト満塁の場面、打席には四番打者でフルカウント」まで行きました。
激戦の様子は NFL 公式のハイライトから。
https://www.youtube.com/watch?v=z05WIkCvgjU
「まさに鬼神!これが地区9連覇!神龍寺ナーガ!」なペイトリオッツの注目選手
AFC 代表は劇的な逆転勝利というか横綱相撲を決め(やがっ)たニューイングランド・ペイトリオッツ(略称・NE)。2 年連続のスーパーボウル出場です。
昨季は強引にこじつけるために王城扱いしましたが、どちらかといえば神龍寺です。特に今季はリアル阿含といえる選手が戻ってきたので、心置きなく神龍寺扱いさせていただきます。
“冷静沈着な司令塔” トム・ブレイディ(QB)
生けるレジェンド。チームの絶対的司令塔です。冷静沈着。正確無比。変幻自在。なんかもうそんな感じのチート。
とはいえ実はエリートではないという話はあまりにも有名。ドラフトは下位指名で、血の滲むような努力で現在の地位を築き上げました。NE ファンじゃないから知らんけど。
そんなわけで NFL ファンからすれば雲水に見えなくもない。実力的には超一流なんですけど。
“人類最強” ロブ・グロンコウスキー(TE)
そう、今年は最注目選手としてリアル阿含がいるんです。昨季はケガによってプレーオフは出場していませんでしたが、ペイトリオッツの攻撃陣はこの人を抜きに語れない。 ランプレーでは走る味方を援護するためのブロックもこなし、パスプレーでは密集地帯で相手と競り合いながらパスをキャッチする “タイトエンド” という重要なポジションです。
高さ・レスポンス・突破力・キャッチ技術すべてを兼ね備えた、神に愛されし「10 年に 1 人の天才」。何人マークがついていようがお構いなしにこの人にパスを投げる “戦術・グロンコウスキー” と呼ばれる攻撃は、スラムダンクで河田兄が本気出したときくらいの絶望感を与えてくれます(あんなに対策したのに…!)。
女性関係に夜遊びとプライベートでも大暴れしてきましたし、ペイトリオッツが常勝軍団になった理由を聞かれて半笑いで「俺が加入したからじゃない?」と答える性格も阿含に近いかもしれません。 GQJAPAN に掲載された下記記事もぜひご覧ください。
夏だから、おバカに弾けようか!NFLイチの人気男、その名は“グロンク”
“空中戦の達人” バトラー&ギルモア(CB)
神龍寺の守備陣といえば、相手のパス攻撃を防ぐ “空中戦の達人”・細川一休がいますね。
ペイトリオッツのレギュラー CB は上記の二名ですが、「足して 2 で割ったら一休」くらいのこじつけが限界です。まずジャガーズの CB コンビのほうが空中戦最強だったもんな。
「No.1 は、“絶対に負けない” から No.1 なんすよ。俺は今、自分が許せない」というメンタルはバトラー、恵まれたフィジカルを持つ天才 CB としてエリート街道を歩んできた経歴でいえばギルモアという感じ。
ギルモアは今季からの加入で、レギュラーシーズンでは期待ハズレの烙印を押されたりもしていましたが、プレーオフの勝負どころでは素晴らしいプレーを見せてくれました。決勝戦の勝利を決定づけたのも実質ギルモアのパスカットでした。
GILMORE! #JAXvsNE #NFLPlayoffs pic.twitter.com/hIahSIjBHr
— NFL (@NFL) 2018年1月21日
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“フィールドをねじ伏せろ” ディオン・ルイス(RB)
ペイトリオッツの攻撃が「止めようがねぇ」と称されるのは、パスだけでなくラン攻撃もきっちり決めてくるところにあります。
ルイスは 173cm と、大男がひしめく NFL においてはかなりの小兵。しかしスピードと思い切りの良さが強力な武器であり、「これはパスではない、ランだ」と気づいたときには既にぶち抜かれています(切符買っとけよ。明日帰るんだろ?)。
不動のレギュラーとかスター選手とかいうほどの実績はありませんが、スーパーボウルのフィールドに立つ選手の中で最も “アイシールド 21” に近い選手はこのルイスといえるでしょう。意外とパワーもあったりレシーブもうまかったりと、一芸特化ではなく器用な選手なんですが。
「ウチに天才はいない。だがウチが最強だ!」なイーグルスの注目選手
神龍寺ペイトリオッツへのリベンジに燃えるファルコンズの反撃を紙一重のところで退け、決勝では NFL 最強の守備力を誇るバイキングスを粉砕してスーパーボウル出場を決めたフィラデルフィア・イーグルス(略称・PHI)。
こじつけるどころか諦めてスラムダンクになってしまいましたが、そんな感じです。一流選手を表彰する「NFL TOP 100」を見ても、昨季は上位に挙げられた選手がいませんでした。しかし今季は NFC トップの成績を残したのです。
チーム全体としてアイシールド 21 に強引にこじつけるのが難しいのですが、「神龍寺ナーガを倒すために集まった関東選抜」みたいな感じで考えるといいんですかねぇ。
“頂点への挑戦” ジェイ・アジャイ(RB)
若き司令塔の故障によってパス攻撃が弱体化したイーグルスにとっては、ラン攻撃が生命線になります。そのラン攻撃を牽引するのがアジャイです。
身長 183 cm / 体重 104 kg と、スピードが求められる RB としては重量級。そのため、アイシールド 21 こと小早川セナというよりは、倒れないことを売りにしている帝黒アレキサンダーズの大和猛、ロデオドライブで相手をかわす西部ワイルドガンマンズの甲斐谷陸のほうが近い。ただ、まだ 24 歳の若手で調子の波が激しく、一流ではあるものの超一流という評価までは受けていません。
重要なのは、アジャイがシーズン途中に電撃トレードで加入したということ。チームとしては本気でスーパーボウルを狙うという意味の補強であり、アジャイは “���勝請負人”・“最後のピース” として主人公待遇で加入したわけです。古巣でコーチと揉めたから放出されたみたいな話はまぁ置いといて。
“60ヤードマグナム” ジェイク・エリオット(K)
アメフトはロースコアのゲームになるとキッカーの実力で流れが大きく変わります。キッカーの射程距離が長いと、守備陣には「これ以上進まれたら、少なくともキックでの 3 失点は確定」というプレッシャーがかかるわけです。
エリオットは新人選手ですが、リアルに存在する “60ヤードマグナム” です。
新人キッカーのジェイク・エリオット(22歳)が残り51秒に46ヤードの同点FGを決め、終了直前にはコーチ陣に「蹴るチャンスをください」と直訴して、61ヤードのロングFGを成功させた。
参考:新人キッカーが61ヤードのFGを決めてイーグルスが勝利 劇的な幕切れ
プレーオフ初戦では「20 ヤードちょいの短い FG を外し、 60 ヤード弱の長距離 FG を決める」という荒れ球っぷりを見せてくれたので、そのへんもムサシに近いですね。
“そびえ立つ壁” フレッチャー・コックス(DT)
イーグルスは守備のチームですが、特に “フロントセブン” と言われる前衛の選手が強力。相手の RB が走り抜ける隙間を与えないことで、攻撃の芽を確実に潰すことができます。
今季、相手のラン攻撃に対する守備の成績は NFL トップということで、とにかく “押し負けない”。そんな強力なラインの中央を固めるのがコックスです。
アイシールド 21 でいえば栗田とか番場とかあのへん。
“QB 絶対潰すマン” ブランドン・グラハム(DE)
守備ラインの端(エッジ)に位置する選手は “パスラッシャー”・“エッジラッシャー” などと呼ばれ、相手のパス攻撃のときに QB を潰すため猛然とラッシュをかける能力が重視されます。DT は縁の下の力持ちという感じですが、DE は花形ポジションで、活躍してカメラに抜かれるシーンは多いです(※フォーメーションによっては役割が大きく変わるのですがそのへんは割愛)。
アイシールド 21 では「相手の QB を病院送りにして勝つ」という白秋ダイナソーズの要・峨王力哉が(DT ですが)最強のラッシャーとして描かれていました。
グラハムは今季サック数の自己記録を更新し、チーム内でもぶっちぎりのトップです。リアル峨王といえる選手は他チームにいるのですが、今回は強引にこじつける企画ということでとりあえず “ミニ峨王” くらいの感じで。
Brandon Graham gets right around Bobby Massie for the sack pic.twitter.com/xEJzFgLwAS
— The Bitter Birds (@AdrianFedkiw) 2017年11月26日
初心者でもこれだけは押さえておきたいアメフトのルールをおさらい
漫画やアニメ観てたの昔すぎて覚えてねぇよって方は一度おさらいしてみましょう。
基本的には陣取り合戦で、攻撃側はひたすら前に進むことを目指します。守備陣は押し込まれないように相手を後退させるほど、次の攻撃ターンが有利になります(が、攻撃的な守備をするほど後ろを取られるリスクも増します)。
攻撃側は、4 回プレーしてある程度前に進めなかったら攻撃終了です
1 回ごとに細かくプレーが区切られます(よくテンポが悪いといわれますが、時計との戦いという意味があるので、慣れてくると駆け引きとして楽しめるようになります)
ある程度前に進めたら、攻撃回数がリセットされて次がまた「1 回目」になります(ファーストダウン獲得)
相手のゴールまでボールを持って突入すれば 6 点が入ります(タッチダウン)
タッチダウンしたら、ボーナスゲームができます(結果によって 0~2 点が入ります)
というのが基本で、あとはもうちょいつっこむと
4 回目の攻撃が失敗するとその地点で攻守交代して不利になるので、たいてい 4 回目は「キック」です
通常の「パントキック」は「陣地の回復(次の守備を有利に進めること)」が目的です
相手のゴール前まで進んでいた場合に行なう「フィールドゴール」は、言ってみれば「妥協した終わり方」で、成功すれば 3 点が入ります
基本的には 6 点+ 0~2 点を目指しつつ、失敗してもできれば 3 点は取りたい、という感じです。
そんなわけで、攻撃側はとりあえずフィールドゴールが蹴れる位置までは進みたいところです
といった面もあるので、キッカーにムサシがいる今年は特にゴール前だけでなく “FG 確定エリア前” での駆け引きも見どころです。
「フォーメーション」、「時計との戦い」や「反則」まで一気に覚えようとするといろいろ複雑になるので、基本的なルールを覚えてから手を出すことをおすすめします。
あとはまぁコミックスを読み返したりもするのが一番わかりやすいと思います。

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個人的にはやっぱりクリフォードが好きです。クリフォードが好きな人がおられましたら来季からはシアトル・シーホークスのラッセル・ウィルソンあるいはヒューストン・テキサンズのデショーン・ワトソンを応援しましょう。
カード捌きってのはな、『あのカードを出すかもしれねぇ』って思わせたらその時点で勝ちなんだよ、青二才
この教えはペイトリオッツの “戦術・グロンコウスキー” を観るとよくわかりますね。グロンクを警戒してたらルイスとかホーガンとかアメンドラにボコボコに殴られる感じ。
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今季の見どころと放送予定
今季はレギュラーシーズンこそ大波乱でしたが、NFL の 31 チームのファンからすると、「今年も神龍寺か…(諦め)」「波乱は…無しだ」という感じでプレーオフが終了したわけです。
とはいえジャガーズはあと一歩のところまでペイトリオッツを追い詰めたわけで、同じ守備型のイーグルスとしては参考になったのではないでしょうか。まぁ相手からしても同じなんですけど。
ということで、見どころとしては「10 年に 1 人の天才(それも 1 人じゃない、2 人だ…)率いる最強・神龍寺に挑む凡才たち」という画で捉えるのが一番いいんじゃないすかね。イーグルスファンにはちょっと失礼かもしれませんけどネームバリューと実績的な意味でね。
なお放送時間は日本時間 2018 年 2 月 5 日(月)8:00~。
視聴手段は NHK-BS, DAZN, GamePass。
ほんま試される大地・Japan なんですよねー。日付変わって 6 日の 0:50 から再放送ありますし、恵比寿のどっかの飲食店では夕方から追っかけ再生でパブリックビューイングやるらしいですけど。
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【体験談】事業会社の1人目のインハウスエディターとして入社し、他の職種の人たちとうまく付き合うために必要なスキルと心構え

結論としては、
インハウスの編集・ライターが事業会社内で期待される働きは “マーケ × PR” って感じなんで、「自分の仕事はいい文章を書くこと」というこだわりを捨て、「つくったもので事業の成長や売上にどれだけ貢献したのか」をクリアにさせること、あるいは圧倒的な愛嬌とコミュ力でねじ伏せろ
という話です。
当たり前の話ですが、インハウスの編集・ライターの理想形は、「うちの編集者は “ものをつくる” ことでめっちゃ事業の成長にコミットしてくれるなぁ」と認められる地位か、「めっちゃいいコンテンツつくれるからあの人は別に売上とかで測らなくてもいいんじゃないか」という地位を築き上げることです。
が、そんな当たり前のことだけを note や Medium に書いて終わるのも芸がないですし、これまでずっとインハウスの PR Editor として仕事をしてきた自分ならではの視点も交えて、もうちょい掘り下げようという記事になります。
最近は Web 編集者のキャリアの可能性なんていう文脈で、インハウスでのエディターが今後もっと求められるのではといった願望っぽい話がたまに聞かれるようになりました。
ですが、実際に企業が求めてい���エディター像と、世の中にたくさんいるエディター・ライターのスキルセットやマインドは結構ズレがあると思っています。そのへんを変えていくと、世の中における我々の地位も少しはマシになるはずです。
では Short ver. 終了ということで、ここからは Full ver. となります(文字数は 10,000 字ほどです)
※ この記事は 編集とライティングにまつわるアレコレ Advent Calendar 2017 企画への寄稿?です。
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私はここ 4〜5 年、複数の事業会社で 1〜2 人目のインハウスエディター兼 PR 的なポジションとなり、メディア編集とか Web 制作、SNS や広告運用、緊急事態には映像編集やコーディングをやってきました。Atom よりは Brackets 派なのですが頼むからマークダウンエディタを左右分割にしてほしい(なぜか上下分割しかできない)。
“ 1 人目のインハウスエディター” 最大の魅力は、幅広い仕事を自分の裁量で好きにやれること。社内に味方は皆無ですが「編集者はこうあるべきだよォ。それが業界のマナーであり美しき伝統なんだよォ」などと言われることもないので、100 % 自分の責任のもと、伸び伸び働くことができます。
そこで今回は
メディア運営を事業にしていないタイプの IT 系事業会社
あるいは自社事業と PR にも力を入れていきたい制作会社
社員数は 30〜300 人
という企業が、インハウスの Web 編集者・ライターを社員で 1〜2 名採用しようとしているとき、立ち上げメンバーとして入っていくためには何が重要か、というテーマで掘り下げていきます。
事業会社の中で “なんかよくわからんけどコンテンツをつくれるらしい人” に降ってくる案件といえば
オウンドメディアをやってほしい
会社やサービスをもっと知ってもらうために社内ブログや SNS をやってほしい
良い感じでプレスリリースを書いてほしい
顧客向けのメルマガを書いてほしい
求人広告やスカウトメールを書いてほしい
Web 広告のクリエイティブ(文言)で CPA 高い感じのをつくってほしい
受託の Web 制作のコピーライティング・モック制作とかをやってほしい
これら総合的に判断して優先順位をつけつつ限られた予算の中で利益にコミットしてほしい
などがあり、いろんな “つくる” 経験が積めます。が、案件ごとに
いろんな職種の人と
1 対 1 あるいは “ 1 対多” で
異なる言語で
円滑にコミュニケーションをとる必要があります。
こういう戦場に丸腰で突っ込んでいってボロボロにされて帰ってきて、ライターたちが集う場所で「やっぱ事業会社は私らのこと理解してくれんからあかんわ、編プロとかコンテンツメーカーでじっくり腰を据えて働きたいわ。時代は事業会社でのインターンより Twitter のフォロワー多い有名ライターへの弟子入りだよね」とか夢見てるだけだと、いつまでたっても第二の WELQ みたいなメディアに検索上位をジャックされ、「所詮はネットメディアだから」と軽視される規模のメディアしかつくれない人生で終わると思うので、事前に武装はしていきたいところです。
※この記事における禁句 = 生存バイアス
社内に同業者いないインハウスエディター(ライター)の「超アウェー感」知ってる?
実際、やばいことはいろいろあります。
どんなスキルを持ち合わせていようが「わかりやすいから “ライター” で」
あなたが「いやライターよりは編集のほうがキャリア長いです!」と言っても、たぶん社内では「ライターの ◯◯ さん」と呼ばれます。私も一般的な Web 編集者に比べるとかなり Web マーケ・制作寄りのスキルセットなのですが、だいたい「ライターのあらやさん」と紹介されてきました。ハイパー優秀なマネージャだけは頑なに「うちのディレクターです」と紹介していましたが。
これはだいたい「編集者 is 何」という前提知識の不足が原因だと思われます。「ライター」といえば「文章を書いてる人」とイメージしやすい。
また、「ライター」という名前が一人歩きするほど、文章を書くこと以外のスキルはないものとして扱われがちなので、自分から宣伝したり仕事を取りにいく姿勢が重要です。
「記事がバズった! メディアの PV が ◯ 万達成! Twitter のフォロワー ◯ 人!」→「で?」
Web ライターまわりの人たちが Twitter でキャッキャしてる感じの会話は、だいたいの職種の人からしたら “異国の風景” なので、違う言語での会話としてスルーされます。 社内で上記のようなセリフをそのまま口に出すことは、フィンランド人に日本語で「昨日の高校柔道富山県大会決勝戦すごかったんですよ! 高校生とは思えんくらい最高の一本背負い決まってたんですよ!!」と熱弁しているようなものです。
ですので、社内での会話や Slack 上で理解してもらうには「金額換算するとこれだけ儲かった」「Vやねん! 今期の目標達成待ったなし!」と、ビジネス目線での言語に翻訳する必要があります。
入社 1 ヶ月経過時点での「で、成果は?」
ゼロイチでのメディア運営がメインの業務であろうが、営業色が強い事業会社だと早くて 1 ヶ月、遅くとも四半期での目に見える成果が求められます。
一方で、実際にお金が動いたり、仕事につながったりすると、途端に手のひらを返したように存在価値を認められがちです。 ただ、この状態に到達するには結構時間がかかりますし(メディアなんて半年以上かかりますし)、辛いことがたくさんあると思うので、堪え忍べるかどうかがインハウスエディター・ライターの成功の分かれ道だと思います。なお私は前職のとき完全にブチギレて数ヶ月で辞めようとしました(関係各位ありがとうございました)。
サイトの立ち上げから入る場合、「数字は絶対出すんで、とりあえず 6〜12 ヶ月は泳がせてくれませんかね?」くらい言っておくほうがいいのかも。あと、メディアはどうしても時間かかるし、(アドセンス以外での)売りも立ちづらいので、受託の Web 制作、広告運用とか採用系のタスクをぶんどってきてわかりやすく短期的な数字をつくってお茶を濁すみたいな処世術も結構大事だと思います。
あなたの周囲にいる各職種のメンバーの特徴(制作・開発系部署)
というわけで、社内でのコミュニケーションを円滑に進めるため、職種別の特性と、うまく付き合うために必要なことをまとめました。
まずは同じ “ものをつくる” 部署。「数字! 数字!」という人がいないので落ち着いていたり、殺伐としていたりします。
Web デザイナー・UI デザイナー
ディレクター的な立ち回りを求められるとき、直接やりとりする機会が多い職種です。
業務内容が近いため、比較的ライターとかに理解があるようにも見えますが、どちらかといえば単に「他人に深く干渉しない」人が多い印象です。数字目標を背負っているわけでもなく、セールスやマーケ、ディレクターに比べると穏やかな人が多いため、そもそも争いが起こることが少ないです。 積極的に擁護してくれるわけでもないけど。
ただ、淡々と「いい感じのキャッチコピー考えてよ」「ここのテキスト長いから削ってほしい」という依頼がくる感じです。
デザイナにもいろいろいるけど、編集兼ねてるディレクターが最もガチの喧嘩になるのは「ユーザーは文字なんて読まないしモジモジしてるとデザイン的にもダサいから、小さくしてこのカラムの中に全部押し込んどいたぞ」的なやつ
— H “araya” Takahashi (@51__araya) 2017年11月28日
たまにこういう戦争は起きますが、まぁ些細なことです。
個人的には「理解しあう」というよりは、「なんとなく良い感じにお付き合いする」くらいの温度感がベストかなと思います。僕らもデザインの良し悪しとかそんなわかりませんし、なんか半端に「デザインってこうですよね〜」「わかりますぅ〜」とか分かったような口をきかないほうがいいと思います。
あと写真とかカメラが好きな人が多いので、そっち系に詳しい人は仲良くなるきっかけができます。
エンジニア(コーダー)
神です。
「なぜエンジニアは神なのか」というエントリは単体で数千字書けると思いますが今回は割愛。ただ 「神だから対等ではなく、崇めなければならない存在」ということだけ頭に入れておいてください。
仕事で直接関わる機会が少ないため、編集者とエンジニアはお互いに「謎の人」というイメージが強そうですが、実は一つ共通点もあるのです。
たとえば、Web 編集者がブログやメディアのちょっとしたカスタマイズをしようと、負の遺産でしかないコードを書いたとします。それをエンジニアの方に見せたとします。
「これはひどい」
彼らは苦笑するだけで、触らぬ神に祟りなしという態度を決め込むので、ここぞとばかりに寿司を差し入れしましょう。:sushi:
「しゃーねーな」
彼らは苦笑しながら、“コードレビュー” や “リファクタリング” という魔法を使います。 コードレビューとは、誤りを検出・修正することを目的として���ードを査読すること。リファクタリングとは、動作の内容は変えずに内部構造だけをいい感じに整えるという仕事です。
そう、まさに編集者が新人ライターに施している “赤入れ” と似ているのです。そういうとこで「仕事内容って実は似てるとこもあるんですね〜」と実感することができます。
ただ、編集者が誤字脱字やイケてない日本語文章をそのまま出してしまったところでせいぜい「嘲笑される」くらいですが、エンジニアのミスは事業の死に直結します。 我々が人間であることはまぁ残念ながら疑いようのない事実ですが、あなたの周囲にいるエンジニアたちが神であることもまた事実なのです。
「完璧にこなして当然」という世界観で生きていて、「こんなことやりました」と SNS でドヤれるわけでもなく、ただ黙々と頑張ってくださっている神々なので、給料が高いのは当たり前です。間違ってもライターが「エンジニアと同じくらいの給料がほしい!」とか言い出さないように教育しましょう。
あと、間違ってもエンジニアの前で「編集者やライターは 1 文字単位でこだわって、ひらがなカタカナ漢字の比率も気をつけてるんです」とかドヤってはいけません。 そんなことはそもそもプロとして仕事をする人間であればどの職種でも当然やってますし、コードを 1 行でも短くするため、動作を 0.1 秒でも軽くするために日々頭を悩ませているエンジニアたちなどは、Slack のプライベートチャンネルであなたを失笑の的にするかもしれません :trollface:
実際のところ、ほとんどの編集・ライターはエンジニアと距離を縮めることができずに壁を感じてしまいます。エンジニアと日常的に会話するには、我々にはあまりにも “共通の話題” が少ないのです。
まず、ほとんどのエンジニアは、Web メディアや表示速度向上、LP 制作、アドテクのような分野にはあまり興味がないです。やりたいのはもっと “面白そうなこと” です。
盛り上がるネタは、新しく出たツール・デバイス・言語の使い勝手や、今年参加する Advent Calendar の話や、php がいかにイケてないかという話や、今期のアニメでどれを切ったかという話や、インスタよりも Slack でウケる LGTM 画像や、そんなことよりも寿司が食べたい :sushi: という話です。tumblr のカスタマイズがいかにやりづらいかという話は私が一方的にしてますがあまり盛り上がりません。
仲良くなるとしたら、そういう開発者文化にどっぷり浸かるのみです。エンジニアの神々は “他人” とはあまり関わらない傾向があります。
ちなみに、フロントエンドのエンジニアはデザイナーに近い感じで若干クリエイターっぽく、バックエンドやアプリ系のエンジニアは寡黙で職人気質という傾向があります。人によってどっちのほうが相性いいとかもありそう。
あなたの周囲にいる各職種のメンバーとの接し方(ビジネス系部署)
インハウスのエディターは、ビジネス系・開発系どちらの管轄に入るかどうかが微妙なところです(私はビジネス管轄も開発管轄も両方経験あるので)。会社によってはセールスやマーケ系のマネージャの下だったり、経営者の下だったりにつくこともあります。
そこで、こちらの島に触れるにあたって改めて言っておきますが、あなたが入社したばかりの時点での社内では “いいコンテンツをつくってあげること” や “代表やスタッフの言いたいことを汲み取って言語化してあげること” などは特に求められていません。 最も求められるのは「売上や事業の成長にどこで貢献しているのか」というわかりやすい実感です。
マーケター・運用系ディレクター(各部署のマネージャも近い)
頭脳をフル活用して数字をあげること、“0→1” というよりは “1→100” をミッションとしている人種です。記事量産型のメディア編集長だったり、SEO 担当だったり、広告担当だったり、自社サービスのグロースハック担当だったり業務内容は幅広いのですが、人種としては結構わかりやすいと思っています。
合理主義者なので、クリエイティブへのこだわりは低いというか、「クオリティが高い低いなんて KPI 達成してるかどうかでしかないでしょ」「KPI 達成できるものがクオリティ高いってことだよ」という割り切り方をしている人が多いです。
つまり、あなたが「これダサくない?」と思うようなクリエイティブも「いや、ダサいとかじゃなくて、これで数字上がってるから」と普通に運用したりするので、意見は衝突することもあります。
ヤバいマーケターの具体例としては、今回の「編集者やライターが知見とか現状とかを共有できるといいなとおもって作りました」というアドベントカレンダーの企画で「andronavi編集部が紹介!クリスマスにあると役立つかもアプリやスマホグッズ」という宣伝でしかない記事をぶっこんでくるような、ツラの皮が厚すぎて洗濯バサミ 108 個くらいつける芸で新春隠し芸大会に出られそうな人とかのことです。彼らは「やらないよりはやるほうがいいっしょ」「数字あげられないやつにとやかく言われたくないし」という軽いノリでぶっこんでくるので、特に深く考えてないと思います。
(超わかりやすい実例をありがとうございます)
マーケ職種は基本的に「一つの作業に時間をかけるのは無駄」「たくさん案を出して、最適なものを検証していくほうが効率的」というタイプなので、クリエイティブ部署に比べるとパッと見でイケてるものが上がってくる確率は低いです。
うまく付き合う、つまり存在価値を認めてもらうためには、肌感覚でのクオリティで上回りつつ、しっかり数字も出すことだけです。
マーケターはいくら仲良くなっても私情は挟みませんし、もし彼らが肌感覚として「このコンテンツいいな…」と思ったとしても、数字がついてこなければ評価されづらいです。
人事・採用担当
採用系コンテンツを制作するときには連携する職種です。
採用系の職種は、本人あるいは特にマネージャクラスが営業畑出身であることが多いため、気質的にはセールス寄りです(エントリー数や採用単価だけでなく人材のレベルも重視されるので、セールスほど短期的な数字至上主義ではない感じですが)。
編集・ライターが貢献できる “母集団形成”・“魅力づけ” のフェーズにおいても
スカウトメールの開封率・返信率
求人への応募数(一次選考への参加率)
現場スタッフの面接の通過率(応募者のスペック、マッチ具合)
採用系イベントの告知ページおよび SNS 告知の広告効果
など、KGI(特定職種を特定人数採用)達成のための KPI を細かくチェックする体制が整えられがちです。あと “送信数” つまり “アクション数” という行動 KPI を欲しがりがち。
営業を経験していない新卒生え抜きの採用担当者は、単純に “素敵なコンテンツ” をつくることで仲良くしてもらえたりします。ただ、前項で触れた通りマネージャとなると完全に別の人種なので、うまく付き合うにはとにかく肌感覚で良いと思われるコンテンツをつくりつつ、優秀な人材からのエントリーをかき集めることです。
採用のマネージャクラスに認められようと思ったら、間違っても「社員インタビュー! ◯◯さん(まずお前誰やねん)の日常に密着☆」みたいなタイトルの THE・自己満ブログとか書かないようにしましょう。どれだけプロのライターが巧みなインタビュー術で素晴らしい原稿に仕上げたとしても、それを読むのはあなたと ◯◯ さんのお知り合いだけです。
採用の領域自体が年々血の海になっているため、まず Web マーケティングという概念を理解しましょう。元バーテンダーや元ニートなど変な経歴の社員はどこでもいますし、職種の垣根を超えたランチ会や社内勉強会はどこでもやってますし、訴求できるポイントはたぶんそこではありません。むしろ「こういう面あるほうが求職者ウケいいっすよ」と、PR 側から提案するくらいじゃないと競争力が生まれません。
営業・セールスコンサルティング・アカウントエグゼクティブ etc
編集・ライターに限らず、エンジニア・デザイナーも同様に、もっとも我々が古くから戦争を繰り返してきた人たち。会社を明日も存続させるため、“0→1” をつくりだす人たち。
結論として、わかりあえないタイプのセールスとは一生分かりあえません。 お互いに関わるメリットがないので、関わらなくていいと思います。
もちろん心穏やかなセールスもたくさんいますが、心穏やかに見えても彼ら・彼女らの心中は「Why Writing People?」であふれています。彼らは編集・ライターの価値を理解しているのではなく “我慢している” か “考える余裕がない” のだと思ってください。
認めてもらうには超シンプルに、自分の発信力とブランドで案件を取ってくるか、記事広告や Web 運用の案件で高い売上を達成することです。
後者で最大の問題が「営業がそもそも産廃処理みたいな案件を取ってくる」事案ですが、とりあえずは背景を理解しましょう。
主に 27 歳以下の、朝から夜遅くまでバリバリ働いてる若手の多くは、「俺らは必死に頑張ってて月給 25〜30 万とかなのに、売上もあげてないエンジニアとかライターはなんであんなもらってんの? お前らの給料どっから出てると思ってんの?」という疑問を抱いています(IT ベンチャーあるある)。
特に IT ベンチャー企業にいるようなセールスは、「達成できなかったら生きてる価値ないから」という環境で育ったか、そんな上司に厳しくしごかれて育ったというパターンが多いです。
そうなると「編集やデザイナーが苦労するかもしれないから、この案件は落ちのほうがいいのかな…」と考える余裕などなく、「まず自分のノルマを達成することが何よりも大事」なので���。そして、一般的には無名(IT 業界では有名だとしても)の会社で、朝から晩まで仕事漬けの営業という仕事をやる最大のメリットは「早期(四半期単位)の昇給・昇格」なので、周囲に足を引っ張られて自分の評価が上がらないのであればさっさと転職したほうがマシなのです。 歩み寄るかどうかはまったく別の問題ですが、冷静に話し合うためにも理解はしておかなければなりません。
そして、セールスの中堅〜ベテラン社員に「数字じゃない世界もあるんですよ」と認めさせることは、「君たちが必死で生き抜いてきた経験は今何の役にも立たない」という発言になりかねないことをまず理解しましょう。 彼らはその「数字を達成したか、しなかったか」という戦場でずっと身体を酷使して戦い、我々が「体調悪いんでリモートで働きます」と言っている日も客先に訪問し、上司にもクライアントにも激詰めされながら勝利を掴み取り、今の地位を築き上げてきたのです。果たしてそれが最適な手法だったのか、歩み寄るかどうかなどはまったく別の問題ですが以下同文。
私は基本的に、営業的な価値観と「お前らも俺たちと同じ苦労をしろ」という同調圧力でクリエイターたちも支配しようとする脳筋たちに媚びることは絶対にありません。ただ、一方的に被害者ヅラしてセールス全体の悪口を言うだけのなんちゃってクリエイターを見つけたら回り蹴りしていい条例の制定を千葉市に求めはしたい。
つらいこともあったけど、編集者・クリエイター集団より事業会社が好きです
(いらすとやを挟むと一気に脱力感が出るのがいいですね)
編集者・ライターはもちろん、デザイナーとかエンジニアでも「いやー、やっぱ十分なスキルとフォロワー数がついたらさっさとフリーになってリモートでやるべきだよね、正社員とか週 5 日オフィスに出社とか今時ダサいよね」とか言い出す輩をとりあえず引っ叩いてもいい条例とか千葉市が出してくれないかなーとか思っているあらやです(改めて挨拶)。
だいたい制作系の仕事って「フリーでいろんな仕事やってる人はイケてる」みたいな空気になりがちです。しかし事業会社で働いたことがある人はだいたい見たことあるでしょう。“なんか週に 1〜2 日ふらーっと社内に現れて、一体何に貢献してるのかまったくわからんけど月に 10〜20 万とかもらってるらしい自称コンサルタント” という生物を。一部まじで優秀な人もいますが、だいたいは…ねぇ?
そうやって陰口を叩かれる謎の人にならないためにも、事業会社でがっつり働くインハウスエディター的なキャリアにも注目が集まればいいなと思っています。
SNS や Web メディア単体でできることには限界があります。自分が惚れ込んだ経営者の力になって、他の職種のいろんな人たちと結束し、一つの事業を成功させるという大きな目標(決して上場ゴールとかではない)に向かっていくという人生も面白いです。
編集者の仕事が『価値ある情報を見つけ、集めて編み、付加価値をつけて、高く売る』ことだとしたら、いろんな人がいて、それぞれに背景があり、経営陣の人生を凝縮したようなサービス・製品がある事業会社という環境は、実に腕のふるいがいのある “遊び場” ではないでしょうか。
興味がある人は、ぜひ事業会社に突撃していってみてほしいなと思っています。まぁまぁの確率で心に一生残る傷を負ってしまうリスクもありますし、私は編プロで働いたことないから比較できないんですけど、中小規模の事業会社は青春感あって楽しいんですよ。
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マッデンモバイル日本語の攻略情報がなさすぎるのでやり方・操作のアレとかまとめておく(Madden NFL Mobile 2018 season)
こんにちは、昨季さんざんだった回転ドア OL が多少は改善されてランプレーでの獲得ヤードがマシになることを願っているニワカ SEA ファンです。
昨季は「Huewei のスマホだと起動しなくなる」という致命的なバグに見舞われ、侘び石も MaddenCash 100 とかいうふざけた感じだったことにブチギレて途中でやめましたが、今季も案の定戻ってまいりました。
しかしこのゲームは攻略情報がなさすぎる。Lobi も割と閑散としてたり、ときどき「日本語でおk」みたいな質問まであがってくるし、何よりそういう感じでバンバン流れていくので、いざ困ったときに探せない。結果として同じ質問が毎週出てくる。
ということで、マッデンモバイルの基本的な遊び方・ルールから今季追加された新要素、よくある質問までをざっくりまとめました。
※追記:まとめサイトをつくりました。こっちのほうが詳しいです。 http://maddenmobilewiki.strikingly.com/
2017年夏のアップデート(2017-2018シーズン)で追加された新要素と簡易攻略メモ
sets の報酬を得るための Token システム&トロフィーの廃止?
昨季は sets で特別な Edition の選手などを獲得するためには
Live event をクリアした際にもらえる引換券的な BADGE
Bronze、Silver、Gold のトロフィー
のどちらかを10~100個集める必要があった。
今作ではちょっとややこしくなり、多くの Live event をクリアしたり Head to Head や Season での勝利報酬をもらったりすると「Token」がもらえるようになった。
多くのスタミナを消費する Live Event ほど効率よく Token を稼げる(20 消費で 40 獲得、40 消費で 100 獲得みたいな感じ)
Shot Caller、Locker Item など銀・金・赤のセットがあるものは、スタミナ 20 消費のイベで Silver Sets の Token、30 消費で Gold、40 消費で Elite という風に、もらえる Token の種類も変わる
今季から追加された Locker Item により、特定の Token だけ入手しやすくすることが可能に(Live Event をやるたびに入れ替えることもできるが、都度 100 ~ 1,000 コイン必要)
つまり、「sets の特別な報酬獲得を目指す場合、狙ってスタミナ(お金)とアイテムを集中的に投下すれば効率的に入手できるようになった」という感じ。
また、BADGE 自体は今季もあり、Token が一定数貯まるとそのまま商品として pack が引ける場合(コーチ、24/7など)だけではなく、昨季のように BADGE がもらえる場合(ShowDownなど)もある。Token を貯めて BADGE を入手し、その BADGE を貯めるという二度手間。
また、ややこしくなったせいか、現時点ではトロフィーがなくなっている。トロフィーモンスターもいない。Bronze Gameplan は Bronze Player と引き換えになった。
(チーム名) News という Live event と、24/7 Edition
チームアイコン の Live event の説明欄で、そのチームの最新ニュースが表示される。この、ゲームをしながら NFL の最新情報も手に入るというニュースアプリ内蔵みたいな施策は素晴らしいと思う。NPB&パワプロとかも見習うべき。
そのイベントをクリアすると 24/7 Pack を引くための Token と ShowDown(昨季もあった set)の Token、そして運が良ければそのチームの 24/7 Edition の選手(だいたい Silver)がもらえる。 年間ミッションにこの pack を一定回引くこと×32チーム分というのがあったりするので、コンプを目指すならこまめにプレイしておこう。 そのミッションのクリア報酬は該当チームの 24/7 版の選手カード。2回開封でもらえる Bronze のパックで Gold が3枚だったので、Silver 以降は期待できる?(何回も Token 集めるの厳しいけど)
また、24/7 Edition の真価は、今季から追加された「トレーニング」で発揮される。
Coach
GAMEPLAN のように自チームにコーチを設定することで、守備時に選手能力をブーストできるようになった。
Live Event から「Shot caller」をこなして Token を貯めるほか、Head to Head モードがコーチ入手に特化したモードになったので、試合で勝つたびに Pack が引け、さらに一ヶ月のシーズン終了時に上位ランクにいるほど良い Pack が引ける模様。
Live event や H2H で Pack を引いて Token を貯めると「好きなコーチを選んで入手できる」カードが手に入るので、選手と同様、ある程度は狙って強化していける。…のだが、レベルが高くなると次のレベルへの必要枚数が跳ね上がるので、ながーい目で見るべきかも。
特定シチュエーションのみ&特定ポジションのみ能力が少し上昇するという程度なので、Gameplan による Counter 発動率と違い、恩恵を感じづらいのがネック。 あがる能力も「Recognition」「Movement」「instinct(本能)」とか表記されてて、何があがってるのかいまいちわからん。
Gold のコーチで「ランプレー時に守備陣全員の能力上昇」という使えそうなのがあったけど、なかなかレベルが上がらんので上昇の幅は小さめ。今んとこ「ゾーンカバーのときに CB の能力上昇」のコーチを使ってます。レベル5まであげた。
追記:いっぱい入手して鍛えてみた感じ
銀コーチは鍛えやすくレベル上限も高いのに伸びが悪い
金コーチのハーボーとクインはたぶん鍛えればエグくなる
赤コーチは入手も強化もしづらい割に意外と用途が限定的(ブリッツだけ、2nd Long だけとか)、ただし伸び率がすごい
Locker item
選手やコーチ、強化アイテムを入手しやすくなるアイテムを2つまで(マッデンキャッシュで4つまで増枠可)設定できるようになった。
Token Booster = 24/7、コーチ、Training Item など、特定の Edition の Token を入手しやすくなる
Daily Pack = 毎日ログインボーナスで Pack を引けるようになる
Time Booster = 1回揃えるとしばらく引けなくなる sets の開放時間を短縮する
Stamina Reducer = Live Event の消費スタミナを減らす
など。これもレベル1だとほぼ効果はなく、1年かけて少しずつレベルをあげていく感じ。何を選ぶかは好みだと思う。 Token Boost と Daily Pack だとどっちが効率良くカード集めできるのかは要検証。
また、Season モードはこの Token の入手に特化したモードになり、1クォーターが終わるたびに Token がもらえる。
Your Choice ○○ Item
指定したコーチやロッカーアイテムがもらえるアイテム。おかげで伸ばしたいブーストアイテムやコーチを効率的にレベルアップできる。
アイテム一覧からこのカードを選ぶと選択できる。Pack から出た場合、気付かずに放置しがちなので注意。ただ、なんか説明欄に「エリートパックの入手 sets にはめこめる」みたいなこと書いてあるから取っておいたほうがいいかも。銀10枚と金5枚でエリートと交換みたいな sets があとあと追加されるのかも。
Daily Mission
年間通して少しずつクリアしていくミッションの他に、毎日更新されるミッションが追加。
報酬はコイン、XPのほか、今季から追加された「トーナメントモード」への参加チケットも。
現時点で、毎日「指定チームの 24/7 Blitz Pack を開封する」というミッションがあるが、これの開封条件が「指定チームの Silver Player 1人 + 誰でもいいから Bronze player 5人」なので、Bronze Player を安易に消費しないようにしたほうがよい。おかげさまで Bronze Player すらオークションで買うと 800 コインくらいする。
Madden Cash(日本のソシャゲでいう石)のバラ撒き
今季の注目ポイントとして、トーナメント、Head to Head のシーズン報酬やデイリーミッションの全クリア報酬として Madden Cashがもらえるようになった。
昨季までは課金してなければほとんど死にステータスであり、動画を見ても 5 cash では何も買えないよね~という感じだったのが、本作では割とバンバン貯まる。
その分、Locker や Coach の増枠に Cash が必要だったり、スタミナの回復コストがちゃっかり倍増してたり、「2,000 cash の豪華な Pack にあとちょっとだけ足りないから 600 円(=500 cash)だけ課金してみよっかな…」みたいな状況を作り出そうとしている感がある。
ゲームモード(リーグとか)の基本ルールと追加・変更点まとめ
Longshot(今季から追加)
プレーヤーの選択によって展開が変わるシナリオモード。ただし英語読めない人はただの作業ゲー。
全クリすると QB と WR (OVR はともに 80)がもらえる。QB は最終ステージを選ぶ際に固定砲台型(Awareness とコントロール重視)とモバイル型(鍛えると Speed が 90 超える)の Edition を選べる。
1つ1つミッションをクリアしていくと謎のカード(TP って書いてある銅~赤のやつ)がたくさんもらえるが、これは報酬である二人の選手専用の強化アイテムで、1周クリアによって二人とも 85 にする、あるいは一人を 90 弱にする程度には強化できる。2周まではできるらしい。
途中でやたら難易度の高いステージがあったけど、ヤケクソでやれば案外なんとかなりました。なんやったっけアレ、2プレーで HB へのパスプレーで30ヤードゲインみたいなやつ。
Head to Head
新モードではないが、前述のようにコーチの入手のためのモードになった。1試合勝つたびにコーチのパックが引ける。
昨季同様に勝ち続けてファンが増えるとランクが上昇するが、今季からは1ヶ月ごとにリセットされるっぽい。そして1ヶ月終了時点でのランクに応じて報酬がもらえる。
また、「Rookie」「PRO」「ALL PRO」「ALL MADDEN」から難易度を選ぶことができる。難易度が上がるほど勝敗に応じたファンの増減が大きくなり、相手ディフェンスの動きも厳しくなる。
ALL PRO 以上になるとヤケクソのロングパスは普通にインターセプトされるので、割とリアルにアメフトをプレーしてる感覚になる。PRO 以下だと割とヤケクソヘイルメリーも通りやすいので、いかに速く TD して 2pt の Counter をくらわないかの運ゲー&クソゲーになる。
Tournament(今季から追加)
週末に開催されるトーナメントモード。
デイリーミッション(これも今回のアプデで追加された)をクリアしていくとチケットがもらえるので、イベント期間中にこのチケットをつかって Head to Head を行う。
勝数に応じてランク分けがされ、イベント終了後にランクに応じて商品が選べる。上位にいくと Elite の選手やコーチがもらえるので、お金のない序盤では積極的に狙っていきたい。
Head to Head と違って、上位ランクで終えるともらえる報酬の「質」だけでなく「数」も増えるので、ライバルに差をつけたいなら絶対に力を入れるべきっぽい。
League
昨季と同じ。どこかのリーグに所属(申請して、受理されれば入れる)すれば他のリーグとの団体戦が定期的に開催されるので、勝てば3つ、負ければ1つの「League vs League BADGE」がもらえる。
「League vs League BADGE」を10個集めると「League vs League Pack」が引けること、リーグ全体でのラン獲得ヤード数、パス獲得ヤード数、総得点数が一定値に達すると特別なエリート選手がもらえる(今季は DAL の攻撃陣トリオ、プレスコット&エリオット&デズ・ブライアント)ところも同じ。
また、団体戦で勝ったときの報酬として、地味に SHOWDOWN Token がもらえる。
Training(攻略の鍵となる、選手の強化システム)
2017-18シーズンからは、選手を強化できるようになった。愛着ある選手の能力が多少低くても終盤まで使い続けられるかも?
この仕様により、「鍛えてない SR より、ガチガチに鍛えた R のほうが強い」という、パワプロとか戦闘系のソシャゲに近くなった印象。
強化できるのは OVR 70 以上の金(gold)~赤(Elite)選手だけ
gold player は 10 段階、Elite player は 20 段階強化可能
OVR 79 までは簡単に上がるが、80 を超えると、つまり Elite はかなりのコストがかかる
24/7 Edition の選手は強化用のエサとしてボーナスポイントが入る(通常が+25%、同チームの選手を鍛える際は+50%)
Live Event の「Training」をクリアしまくって Token を貯めると、まとまった経験値が入る「Training Item」が手に入る
Kickoff、Longshot など特定の Edition の選手は、イベント中に手に入る専用の「TP」カードでまとまった経験値を得ることができるので強化しやすい
※一度でも強化した選手はオークションで売れなくなる(Training のエサか、sets の材料にしかできない)
つまり、オークションで OVR 78 の選手を高値で買っても 80 以上に強化するのが面倒であり、かつ 70 の選手を 79 に鍛えるのは一瞬で終わるため、OVR 70 の選手を安く買ってひとまず 79 の選手を揃えるのが序盤の攻略法といえる。
(70→79の例。スピード以外は低いけど、俊足 WR へのヤケクソロングパスだけは阻止できそう)
また、gold の 24/7 選手を持っておくと、gold~Elite の選手を強化する際にかなり効率 UP できるので、贔屓チームの 24/7 Pack は序盤から引きまくっておきたいところ。
ネッ��上でよく見る質問(日本語でおk,みたいな英語読めない問題とか)
序盤のおすすめ選手は?
相変わらず Head to Head や League vs League ではランでゴリ押し戦法やヤケクソロングパス戦法がメジャーっぽいので、序盤でもスピードはかなり大事。
OVR 70 の時点で Speed が 84 とかある選手だと、OVR 79 になったときに Speed 94 とかになるので、WR と CB の片方にはこういう選手を置いておくといいかも?(WR は Catch 低め、CB は Awareness や Pursuit が低めな傾向にあるので、両方スピード型にすると���労するかも。でも CB はスピードないとヤケクソロングパス止めれないのでやむなし?)
海外勢を見てると、OVR 80 で Speed 97 の Seymour (Bills, CB) を置いてる人が多い印象。 ↑のトーマスが全然振り切れないから不思議に思って調べたらもっと速かったというオチ。
おすすめ選手紹介はこっちにまとめました。 マッデンモバイル2018シーズン序盤おすすめ選手
HB で OVR 70 で Speed が 80 超えてる選手はだいたい Strength(truck move の上手さに直結)が低いとか Elusiveness(juke、spin moveの上手さ)が低いとかだったりするので、パワーや技術で突破できない=壁やリードブロッキングに大きく左右される。
現在は DB に俊足選手が多いので、HB はスピードで抜き去るタイプよりむしろパワーではね飛ばすタイプのほうが使えるかもしれない。
選手の能力パラメータは何を重視すれば?
今季で変更があるかはわからないが、少なくともこれまでは、ディフェンスの選手に関しては Awareness 命だった。これが高いとカウンターの発動率も上がるとかで。
攻撃に関しては、WR や TE の「身長」(表示されないので、ネットで調べよう)も結構大事だと思っている。SEA ファンとしては、やっぱ困ったときは Graham への高い弾道のパスに頼りたくなりますからね。ATL なら Jones がいるみたいなもんで。
パラメータは公式の英語ソースも拾ってこっちにまとめました: maddenmobile 選手能力値のパラメータ説明
Gameplan とか Defensive unit とか大事なの?
一定の割合で強~弱の度合いのカウンターを仕掛けて失点を防ぐ効果を持つカードで、Head to Head と League、あと今作からはトーナメントでも使います。これが弱いとノーガードの殴り合いになりがちで、基本的に24-24、2pt 時のカウンター発動待ちとか、ヤケクソロングパスを通して15秒で TD できるかの勝負でしかなくなります。
最初は特定の1プレーのみとか、3%とかでしかカウンターが発動できませんが、金~赤のカードを揃えると凶悪になります。 個人的に恨みがある場合は HAIL MARY 絶対止めるカードとか入れとくといいです。 メジャーどころだと STRONG I HB TOSS(右に大回りしてリードブロッカー数名でこじあける、きっとあなたもよく使うアレ)とかは無効化しておきたいですね。
去年の我が SEA 軍はランとロングパスがカウンター発動率25%くらいいってたはずです。本家をリスペクトして OL が回転ドアだったのでロースコアゲームばっかでした(ウィルソンが普通に4連続サックとかくらうので泣いてました)。
Gameplan に関してはこっちにまとめました: マッデンモバイル攻略のための Gameplan の組み方を考える
トーナメントで勝てない、チケット足りない
守備レベルが高い相手との戦いになるので、相手の OVR が自軍より低くても相手全員の Speed, Strength, Awareness が 99 あると思ったほうがいい。指先一本触れたり身体がぶつかるだけで並の選手は倒される。なので HB か WR にスーパーエースがいない場合、まともに戦ってもかなりキツい。
戦力と Gameplan が整うまではスピード型・長身型・キャッチ命型のレシーバー3人を走らせてマークが薄いとこにロングパス(特にヘイルメリー)を連発するのが最も無難。目標は15秒でのタッチダウン。
トーナメント最大の問題は、こっちがいくら頑張って8点取っても、相手がヘイルメリー連発で15秒 TD を決めてたら何の慈悲もなく「敗北」になること。チケット数は有限で、勝者以外はゴミ(カイジの利根川風)なので、(みんな Gameplan でロングパス対策をガチガチにキメてくるまでは)容赦なくロングパスを連発しましょう。
トーナメントの参加チケットは毎日こまめにプレイしてデイリーミッションを全クリしても20枚弱しかたまらないので、12勝とか15勝するのは至難の業。ただ、今のところは報酬に数百 MaddenCash があるので、チケット何枚かまでは買っても元が取れる(1枚 50 cash なので)。エリート選手はともかく、エリートコーチとかゲームプランとか金コーチ×10とかは貴重なので、MaddenCash を消費してでも取りにいく価値はあると思う。今作は前述の通り Cash 手に入りやすいので。
トーナメント系はこっちにまとめました: マッデンモバイルの新モード・トーナメントの攻略を考える(H2Hも同じ?)
チュートリアルでパスを投げても失敗した。「BULLET PASS」とか書いてあるけど、やり方がわかりません
レシーバーを長押しするとバレットパス(低い弾道で速い球を投げる)になる。
S や CB が追いつく前に敵陣を切り裂けるので序盤はインターセプトされづらいが、キャッチミスも起こりやすい(Catch が 70 くらいだとすぐ弾く)ので選手の能力が低い序盤は注意。あと守備が強くなると普通にインターセプトされる。
チュートリアルでもう一個、なんかパス投げても失敗するのがあるんですが…
「THROW IT AWAY」だったら、赤枠の中から脱出したあと、ゴミ箱ボタンを押してボールを投げ捨てる。
操作方法はこっちにまとめました: maddenmobile 操作方法とチュートリアル (truck move, bullet pass) のやり方
○○ の sets が出てなくない?
SHOWDOWN →「WHEELS OF MADDEN」の sets 5種類を全部1回開けてみると解禁
24/7 Blitz Pack →謎。選手カードの詳細画面で直接「Set to ○○ 24/7 Blitz Pack」にセットはできるけど、これ1回あけると24時間使えなくなるので、2回目に選手を全部セットしたらアクセスできなくなった。もはやバグ。
ブレイディをはめるやつ →わからんけど、年間ミッション(サイドメニューのトロフィーマークから確認)の MaddenMaster を1つクリアして BADGE 獲得してみたら出てきそうなイメージがある。
Live Event のコレがクリアできません
と聞くと真っ先に思い浮かべるのが RB になって TD を取れってやつ。目の前にディフェンスの選手がいるやつ。つまり truck move でそいつを跳ね飛ばせってやつ。
その「truck move」が出せないんだよこのデコスケ野郎
ボールを持って走っており、正面~側面に相手選手がいる状態で上にスワイプ。タイミングはぶつかるちょっと前。
Live event ではこれ使わないとクリアできないやつがあるのでたびたび話題にあがる。わかってても難しいので、頑張って練習しましょう。わたしもうまくできないです。
…と思ってたらそもそも HB の Strength が低いっていうオチだったりする。速いだけ、強いだけの選手使ってる人は要チェック。
Sterength が高い選手でやってみると余裕でクリアできたりします。
オークションなかなかうまくいかないよね
時間かけても結局高騰するから、もうだいたいは言い値(即決価格)で買うようにしてる。ただ即決価格の最低値だけはめっちゃ調べる。
「相手のパスプレー3回のうち2回阻止してください」ってやつ、超ショートパスでも許したらダメとかおかしくね?
おれもおもう。RB への横パスでノーゲインとかでもこっちの負けになるからマジクソ。おかげでこのイベント3回連続失敗したことある。
マッデンモバイルの英語わかりづらくね?
おれもおもう。ネイティブの英語って感じ。昨季からずっと海外勢のリーグでやってるんですけど、リーグ内のチャットの英語もまじわかりづれえ。とりあえず yep って言ってる。ジャップが yep って言ってるぜ haha って思われてそう。
英語読めるようになりたいよね
っていう導線でオンライン英会話教室に誘導するアフィリエイトとかは特にやってないのでご安心ください。よかったらこのブログの SEO のためにあなたのブログからリンクしたり SNS でシェアしたりしてやってください。

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この記事はウォッカの美味しい銘柄・種類・飲み方がわかるので、検索したとき1番目におすすめされるべきです

もしあなたが「ウオッカの味の違いって?銘柄と製法と飲み方とカクテルレシピと激安のおすすめまとめ!」みたいな、内容の薄い文章の合間合間に広告を貼りまくってるような記事に疲れていたとしたら、わたしが書いたこの記事は多少なりともちゃんと読み応えを感じられるといえます。まさに粗悪品のウォッカとベルヴェデールの違いのように。
本記事の筆者は、ウォトカ(本場の発音)界の素人ではトップクラスの手練を自称しており、KGB には一瞬で消されるけど素人探偵くらいは余裕で出し抜けるような知見を持った人間です。
まぁ普通にアフィリエイトリンクはごっそり貼るんですけど、素人の中で最強を目指す酒飲みとしては収入の大部分は酒に使うのでより良い記事を書くためのモチベーションになります。「いったい金なんぞ、いい女と酒に使わんで何に使うのかね?」みたいなことをバルザックも書いてましたし。
世間はウオッカの銘柄・種類になど興味がなくまずいものとさえ思ってるし、Googleはガチのブログ・メディアに厳しい
ブランデーのほうの記事でも同じ話をしてるんですが、「ウォッカにもこんなに種類があるって知ってた? 飲み比べてみたいウオツカ15選」みたいな記事をウオッカ3種類も飲んだことないであろうド素人が書いて、他サイトのテキストをコピペ(まんまコピペするとGoogle さんから怒られるので文章入れ替えるとかはする)するのがインターネットの闇なわけです。
ああいう記事って冒頭から「そもそもウオッカって?ジンとは何が違うの?どうやって作られるの?定義は?」みたいに本筋とは関係ない豆知識をぶっこんでくるじゃないですか。「ウォッカ おすすめ」で検索したユーザーに「そもそもウオッカはこういう風につくられています」とか最初に説明するってコミュ障かよ。余談で冒頭部分を埋め尽くすとかセンスなさすぎやろみたいなこと言ってると巨大なブーメランになってこの記事に跳ね返ってくるのでそれはまぁ置いといて。
仕事で自分とこの記事をパクられ��ときは速やかに通報したのですが、何度潰しても湧いて出てくる輩はいるもので。
また、調べる人は少なからずいるとはいえ世間はやっぱりさほどウオッカに興味がないので、別にウオッカがうまいかまずいかはどっちでもいいし、「アーハイハイあのアルコール強すぎるやつだよね、スピリタス…だっけ、味なんかないでしょw」みたいなリアクションをされるのが普通です。
Twitter とかでもたびたび「果実をウオツカに漬け込むとマジで美味しいからおすすめ!」みたいなレシピ画像がまわってきますが、ウオツカ好きはあれを観て叫ぶわけです。
『スミノフの赤なんか使うんじゃねぇ! 本気で美味しい酒をつくるならウオツカの銘柄にもこだわりやがれ!』
と。明らかに「ウオツカなんかどれ使っても同じだろうし、そこらの酒屋で売ってて安かったし、それにスミノフってアレだよね甘くて飲みやすいやつ」みたいなパヤパヤしたノリで選んだ感じが出てしまっています。恵比寿の無駄に高いダイニングでサングリアでも飲んでればいい人種じゃないですか。
日本で最もポピュラーな銘柄がスミノフの赤なのですが、バー界隈でも「あれはまずい」「あれはウオツカではなく焼酎」と酷評されているくらい粗悪品なので、「ウオツカを使った自家製果実酒をつくろう♪」みたいな記事でスミノフの赤が使われていたら鼻で笑ってください。 あんなもんつかったら余計なえぐみ出るわ。
そんなやつに「美味しい飲み物」など語る資格はない。そんなやつはベースにウオツカではなくジンやラムを使ったものを代わりに出しても部活終わりの高校生にとってのアクエリアスのようにゴクゴク飲むに決まっておるのです。え、私はポカリスエット派? うるせえゲータレードぶっかけるぞ。
スタンダードなウオッカ(フレーバーではない)で美味しい銘柄とおすすめどころ
さて、ここまではなかなかの文字量を使っているにも関わらず取り乱しっぱなしで 「ウオツカにも銘柄・種類によって味の違いはあるんだよ」「スミノフの赤はまずいからやめたほうがいいよ」 くらいのことしか伝えられていないので、美味しい酒が飲みたくてうずうずしているアル中の我々はそろそろ真面目に対話しないと家庭内・職場内暴力に走ってしまいかねません。まぁロシア人である我々は治安が悪くなったところで保険ビジネスとか始めればいいんですけど。何も起こらずに満期を迎えそうになった人を自分らで襲うみたいなやつ。
ということで本題に。
ノーマルな、ノンフレーバードウオッカは、だいたいフルボトル(700~1,000ml)の価格帯として
1,000円~1,500円クラス(味はほぼない、主にカクテルベース用)
2.000円~2,500円クラス(ちょっとだけリッチな感じ)
4,000円~6,000円クラス(そのまま飲んでも美味しいプレミアムウオツカ)
あたりに分かれます。
基本的に価格帯のクラスはだいたいの味のレベルの目安になりますので、「飲み比べとか違う云々は別にいいからうまいウオッカとやらを飲んでみたい」という感じなら普通に 4,000 円クラスのものを飲んでいけばいいと思います(そういうプレミアムなウォッカがあるということもあまり知られていないので)。バーで飲むとシングル1杯で 1,000 円前後ですかね。
ピュア、クリア系
いわゆるウオツカらしいって感じの銘柄。カクテルのベースとしてはとても使いやすいと思う。
そのまま飲んでうまいかといえば、「一般的には別においしくはない。スピリッツ好きならうまいと感じるものも見つかるかもしれない」という感じ。 一回は冷凍したものをストレートで飲んでみてほしいですが、700mlの大半をストレートで飲むのはおすすめしません。
1. フィンランディア(フィンランド産・1,500円クラス)

酒飲みにとっての「水」です。最もシャープでクリアなウオツカ。
カクテルベースはもちろん、冷凍してストレートで飲むのもおつです。非常にすっきり飲めます。酔います。サウナに入ります。気分はフィンランド人です。
(※ウォッカやジンのようにアルコール度数の高い酒は冷凍庫に入れても凍らないし、冷蔵より冷凍してキンキンに冷やしたほうがすっきり飲めるよ~という補足も入れておきます)
副材料をそのまま生かす場合の、あまり華やかすぎないカクテルのベースなら間違いなくコレ。まったく邪魔せずにアルコールの厚みだけを付加してくれて、余計なことをしません。スミノフ赤みたいにただ雑味・えぐみだけを加えることはありません。
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2. アブソルート(スウェーデン産・1,500円クラス)

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これも水です。冷凍したものをストレートで飲むと気分はスウェーデン人です。
蒸留を徹底して不純物抜いてるあたりはフィンランディアと同様ですが、原料はフィンランディアが大麦、アブソルートが小麦。
それくらいのわずかな違いがメーカーの謳う「ドライフルーツのほのかな後味」として出ているのかもしれません。正直ドライフルーツは言い過ぎだと思いますが、フィンランディアに比べると何かしらの後味はかすかに感じます。ただ他の銘柄ほどハッキリした感じではない。
カクテルベースでも間違いはなく、フィンランディアに比べるとトニック、ジンジャエール、柑橘系なんかとは合わせやすいです。
ここでアブソルートではなく同系統の「ストリチナヤ」を紹介するほうが日本に30人くらいいるウォッカ党にはウケがいいと思うんですが、最終的にはアレです、ボトルのかっこよさ。広くおすすめするにはインテリアとしての優秀さも重要な要素になるので。
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3. アブソルベント(ポーランド産・1,000円クラス)

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日本では有名な銘柄である「ズブロッカ」と同じメーカーの製品で、こちらはフレーバーなどがないクリア系。ズブロッカの知名度に比べると悲しいくらい無名。
7���蒸留して不純物を極限まで取り除いたということで、粗悪品の安物とは違い、アルコール刺激は抑えられています。ストレートで飲むとかすかにグリーン系のニュアンスがあって心地よさがありますが、たぶん気のせいです(はっきり感じるレベルではない)。
1,000円弱の割にはかなりまともな部類だと思います。たぶん価格の違いはあれです、輸入してる代理店の大人の事情。つまり広告・宣伝費の差。
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次点. スカイウオッカ(アメリカ産・1,000円クラス)
これもまろやかで飲みやすい銘柄。上3つに比べるとやや穀物の風味を感じるので、ウオツカにシャープさを求める人は微妙に感じるけど、女性にはこのやさしさが受け入れられるんじゃないかという具合。個人的には雑味が邪魔だなあと思う派。
ボトルはかっこいいのでインテリアとしても優秀です。
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あとこの価格帯で名前が出なかったところでいうと、(ウィルキンソン、ギルビーあたりのスーパーマーケット御用達銘柄は論外として、)エリストフ、ストリチナヤ、ヴィル・ヴァルゲ、ネミロフ、ソビエスキーあたりか。ストリチナヤなんかは普通に優秀なので代用品にはなると思います。
クリアな中にほんの一癖ある系、ストレートでも美味しい銘柄
ウオッカをカクテルベースとしてのみ使う場合は上記の銘柄を使えばいいですが、単体での味わいを求めるのであればもう数千円払ってプレミアムウオッカを試していただきたい。
ということで、いわゆるプレミアムウオッカを並べました(一癖あるものがこう定義されるわけではなく、個人的な定義です)。ウルトラプレミアムウオッカとか言われることもあるけど、修飾語が2つつくと安っぽくなると思う。
1. ベルヴェデール(ポーランド産・4,000円クラス)

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アルコールのエグみがない、まるい味わい。とにかくまろやか。何も添加していない、蒸留のみでつくられるプレミアムウオッカの中では飲みやすさ随一。ウオッカなので語弊はありますが「やや甘口」です。
おすすめの飲み方はストレート。というより、この子に関してはストレート以外での使い所が正直わからん。カクテルベースだと良さが消えるというか、相性が良いのはイチゴとかモモとか甘い系のごく一部の果実くらいかなーと思う。
トニックやジンジャエール、炭酸系はあまり相性が良くなさそうで、スクリュードライバー(オレンジジュース割り)ならかろうじていけるかも…?というところ。ただスクドラつくるならアブソルートとかクバンスカヤ、リモンナヤあたりがいいと思います。
007シリーズに登場する「ボンド・マティーニ」でベースのウオッカとして使われている銘柄のため、オーセンティックなバーなら常備してある店が多く、プレミアムウオッカとしては試しやすい。「普通のウオッカとこのベルヴェデール、どのへんが違うんですか」と頼んだときに喜んで説明してくれるバーテンダーに出逢えたらその人はなかなかの手練なので、根掘り葉掘り聞くチャンスです。
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2. シロック(フランス産・4,000円クラス)

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THE・フランスの酒。
香り、アタック、フィニッシュ、ボトルのデザインすべてにおいて華やかさ重視。ベルヴェやホワイトバーチのように「甘さがあって飲みやすい」というよりは「すっきりしててかすかにフレッシュさもあるので飲みやすい」という感じ。
アルコール臭が皆無なので、スミノフの赤とかをついうっかりそのまま飲んで吐きそうになったことがあるという方はぜひ一度飲んでみてほしい。
ただこれもカクテルベースとしてはどうなんだという感じがある。ベルヴェデールよりは炭酸に魅力を殺されないと思うけど、変にトニックで割ったりカクテルにしても、ストレートの美味しさは超えられないのでは?
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3. スミノフブラック(イギリス産・2,500円クラス)

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スミノフの赤・青は微妙という話はわたしもそこらで散々してますが、黒だけはまったくの別物。なにせブラックラベルだけはイギリスでつくっているのです(赤青は韓国)。
イギリスといえばジンの名産地(ちなみに発祥の地ではない)として、スピリッツには誇りを持っているはずの国家です。だから結構信頼できるのですが、スミノフブラックは実際うまい。
変な雑味はなく、スムースでわずかにクリーミィ。これもクリーミィさゆえにカクテルベースとしてはいまいち使い勝手が悪い気もしますが、ストレートで飲んでおいしいウオッカとしては一番安いんじゃないか?っていうレベル。どれだけ「ベタすぎ」と叩かれようともベルヴェ、シロックを上位に置くのはまぁ当然みたいなところもあるのですが、スミノフブラックも十分張り合えるレベルだと思います。
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次点. アルティメットウオッカ(ポーランド産・4,500円)
ウルトラプレミアムウォッカみたいな単語を使い、ウォッカもストレートで飲める美味しい銘柄があるんだよーということをアピールしてきたこの界隈。
そこに颯爽とあらわれた「アルティメット」。嫌が応にも期待は高まります。
飲んでみると、アタックから豊かな穀物の風味を感じます。スカイウォッカのように、人によっては嫌うような「雑味」ではなく、これはしっかり「風味」になってるなぁという印象。そして完全に「辛口」で、ベルヴェ、シロック、グレイグースよりもドライ。
ただ、ネックとしては用途が限られそうなところ。「最後にスッキリ」としてはあんまりスッキリしてないし、カクテルベースとしては風味が強すぎ、しかもこの穀物の風味って相性の良い副材料が結構絞られてくると思います。ただシャープなカクテルをつくりたいなら一考の余地あり。
あと、これ飲むならジンでいいんじゃね?と思うのはわたしだけなのでしょうか…。「シロックよりジーヴァイン(ジン)のほうがうまい」みたいな屁理屈かもしれませんが。
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あと有名・人気な銘柄とか面白い部類のやつを紹介
グレイグース(フランス産・4,000円クラス)
バー業界では有名な銘柄。独自調査の結果、有名なバーテンダーの方がカクテルに使用されたことが追い風となり、メーカーが各地のバーに売り込みまくったという話を聞きました。
まろやかさ、ふくよかさのようなニュアンスは感じられるが、ベルヴェデール、ホワイトバーチなどに比べると辛口なため、やや立ち位置が半端な感はある。
ただ、丸すぎない、甘すぎないので、ちょっと豪華なカクテル用銘柄としては優秀だと思う。トニックとかは合うし、むしろストレートで飲むシチュエーションがあまり浮かばない。カクテルベースのウォッカが 4,000 円ってのも贅沢な話ですけどね。ビーフィーター24やタンカレー TEN(有名なジンの高級版)でももうちょい安い。
奥飛騨(日本産・2,500 円クラス)
米を原料にした日本産のウォッカ。感想はただ一言「なぜ米を使ってしまったんだ」。
アルコール度数 55 度ということで、ストロワヤが 40 度になりスミノフ青が劣化してしまった今となっては「酒精強化ウォッカ」といえる強さは魅力的。ただ甘みを感じるおかげでカクテルベースにしづらい。ホワイトバーチの強化版?
そして冷凍してストレートで…というにはこの強さはアル中専用って感じなのでなんかいろいろもったいない。ただ、シロックやエギュベルほど「味がつけられてる感(あざとさ)」はないので、ギリギリでウオッカらしさは残っています。
シルヴァラード(アメリカ産・終売品)
幻のウオッカ。シロックと同じく、ぶどうからつくられたウオッカ。
シロックに比べると味、ボトルのデザインともにやや控えめ。シロックが「酒と芸術の国・フランスの誇りを見せてやろう」って感じでガンガン自己主張してくる “芸術家の酒” なら、シルヴァラードは「タフでなければ生きていけない。やさしくなければ生きている資格がない」というフィリップ・マーロウのような “ハードボイルドな酒” って感じです。
わたしは人生屈指の幸運で飲ませていただけましたが、この時代に飲める人はとてもツイてると思います。
シデリット ラクテ(スペイン産・4,000円クラス)
ホワイトバーチ、奥飛騨、カフェウォッカあたりよりも「甘口のプレーンウォッカ」という言葉が似合う。
何を隠そう乳糖を原料にしているとかで、ボトルのデザインもプラネタリウム感あってインテリアにできるレベル。
ベルヴェデールと同系統というかさらに丸くしたような感じなので、カクテルベースとしての使い所はまったく���メージできない。ストレートで飲むものじゃないかと。度数は 40 度なので、「甘くて美味しいウォッカ」を試すなら奥飛騨よりは試しやすく、ホワイトバーチよりも甘みを感じやすい。
エギュベル(フランス産・2,500円クラス)
ジンは有名なエギュベルさん。ジンのほうを飲んだことがある方にとっては「マジであんな感じ」と言えば伝わりそう。
アタックからしてすでにエギュベル。中間もフィニッシュもエギュベル。もはやリキュールでは?と思う。
ジンのほうはクセが強いながらも飲みやすさがあるが、ウオツカのほうはクセの強さだけが悪目立ちしてる印象。割り材にはならないからストレートで飲むものだと思うが、どんなシチュエーションで飲むべきなんだろうこれは。
リモンナヤ(旧ソ連産・1,500円クラス)
ウォッカなのにめっちゃ黄色い液体。だけど味は普通。ほんのりとレモンの風味があるかな、ってくらい。クリアな感じには欠ける。
出オチ感が強いけど、柑橘系を使ったカクテルベースにはまぁあり。ソ連ブランドだともっといろんな材料を使ってこねくりまわした「クバンスカヤ」もありますが、現代の酒飲みの味覚にはあんまり合わない気がします。安いからいいんだけど、クバンスカヤ飲むならスミノフブラックとかネミロフバーチとか買うわ。
ニッカ カフェウォッカ(日本産・4,000 円)
これはウォッカではない。異常。これ好きな人は普通にジン飲んでるほうがいいと思う。
100 歩譲ってフレーバーウォッカとして考えればまぁアリだけど、割りものに使いづらいよねこれ。ブラックルシアンだけは最高だと思うけど。
フレーバードウォッカだったり何かを漬け込んでたりする有名どころとうまい銘柄
ウオッカの偉大なところは、何かを漬け込んだり、フレーバーをつけても面白いところ。
そのまま飲むもよし、カクテルベースとしてもよし。使い方は無限大というか、我々のイマジネーションが試されるジャンルだと思います。
また、フィンランディアやアブソルートをベースにショウガを漬け込んだジンジャーウォッカ、珈琲豆を漬け込んだコーヒーウォッカなどの製造にも手を出し始めるとロシアの闇のように深い。
フレーバーウオッカは系統ってより「何を使ってるか」なので、一気に紹介しますね
1. ネミロフ バーチ(ウクライナ産)

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「白樺の蕾と菩提樹のコンビネーション」と銘打ったやつ。
アタックからして味はあるが、甘さはなく、あくまでフレーバー的な感じ。青りんごというテイスティングノートはあったが甘口ではない。グリーンな感じの清涼感が最初から最後までつきまとってくる。
そのまま飲んでも美味しいけど、個人的にトニックウォーターやライムとの相性が最もいいと思うウオッカ。 このマリアージュはシロックとかより上だと思います。
ネミロフ、この銘柄だけはかなりすごいと思ったけど、プレーン、ライハニー(フレーバー)、ペッパーが全部微妙だったので、作り手としては評価に困る。ミニチュアボトルがセットになったボックスが1,500円くらいで売ってるので、試しやすいっちゃ試しやすいですが。
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2. ヴィル・ヴァルゲのフレーバーシリーズ(エストニア産)

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チェリー、スイカ(ウォーターメロン)、ペッパーがある。ミニチュア4本セットが700円くらいなので試しやすい。
飲んだ瞬間こそ「スイカだ〜〜!最高の夏がくるぞ〜〜!」って感じがあるけど、後味はウオッカらしくスッキリしていてあんまりべたつかない。いい塩梅をわかってるな〜〜と思います。
ペッパーウォツカは、ペルツォフカほど「辛味」に走らず、「塩気」を出している調合。しょっぱい感じのブラッディ・メアリー(ブラッディ・シーザー)が好きならこっちのほうがいいです。クラマトにはこっちのほうが合うんじゃないか感もある。
ほんまヴィルヴァルゲはもうちょい評価されていい。
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3. チェイス スモークウオッカ(イギリス産・6,000円クラス)

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燻製感のフレーバー。香ばしく、いい具合に塩気もあってうまい。ざっくり言うと「酒飲みが好きな味」。けど高いんだこれ。
おすすめの飲み方はブラッディ・メアリーやブラッディ・シーザー。というかそれだけのために家の冷凍庫に常備しておきたいレベル。ストレートで飲んでも美味いんですが、単体だとこのスモーキーさを持て余します。燻製とかをつまみながら飲むならアリかな。
あとラフロイグハイボールみたいな感じで、ソーダとレモン(ライム)でさっぱりさせてみるのもありかも?
という感じなので、コスパではいまいちと考えて順位は下げました。
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次点. アブソルート シトロン(スウェーデン産)
みんなだいすきシトラス系フレーバー。
すっきり爽やか、ウオッカとは思えぬ飲み口の軽さについつい飲みすぎてしまう…みたいな定番の煽り文句が似合うくらい定番です。
まぁハッキリいってアルコールとシトラスってど素人が調合しても美味しいですからね。そら美味しいですよね。グレープフルーツとトニックウォーター使えばそれだけで美味しいからベースがジンでもウオッカでもラムでもいいみたいな話に近い。
ウォッカに詳しい人は「ベタやなぁ」と思うかもしれません。けど変に玄人ぶってシタデルのアップルウォッカとか紹介するよりは、ど定番でも、少しでも美味しいものを紹介するのがレビューというものではないでしょうか。あとシタデルはフランスのメーカーならもうちょい頑張って欲しい。ジンもウォッカも地味すぎる。
あとはカラント(カシスフレーバー)も甘くて美味しい。
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説明無用. ペルツォフカ(ソ連産)
ド定番。ブラッディ・メアリーやブラッディ・シーザーをつくるなら、つまりトマトジュースと合わせるならコレ。クラマトとの相性は最高。
そのまま飲むと「うわぁ唐辛子の炎がぁー」という感じで口内をピリピリと燃やします。なのでホットになりたいときはペルツォフカをストレートで…と言いたいところなのですが、よく訓練されたウオッカ飲みはそういうときこそ冷静に「冷えてないシルヴァラードをくれ」なんですよね。ウオッカ沼とロシアの雪は本当に深い。
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説明無用. ズブロッカ(ポーランド産)
ド定番。バーテンダーがなんやかんやでおすすめしやすいやつ。
桜餅のようなフレーバーなので日本人の舌には合うようですが我々ロシア人にはわかりかねますね。有名ですし、有名な割に感動的な味わいってわけでもないので特筆事項はありません。
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補足. グレイグースのフレーバーシリーズ(フランス産)
レモン、オレンジ、ラ・フランスがあります。営業努力のおかげか[要出典]、バーでも置いてあったりするのですが、個人的にはびみょう。
オレンジはめちゃくちゃ甘いのでウオッカって感じがせず、リキュール感覚で飲むほうがよい。試すならラ・フランスがまぁ無難かなぁ。
味の違いはどこに生まれる?───ほぼ味がないウォッカをストレートで飲んだりカクテルのベースに使う理由
最終的に「おすすめの銘柄+飲み方」を紹介するにあたってまず言っておきますが、1,500円クラスのスタンダードなウオッカであればカクテルの主材料としても使えますが、4,000円クラスのプレミアムウオッカであれば結局そのままストレートで飲むほうがいいと思ってます。
ではウォッカの存在意義とはいったい何なのか。ソヴィエトが崩壊しかけても上層部によって粛清されないほどの知性を持った皆さんならきっと察していただけるとかと思いますが、ウォッカとは、ロシアの広大な大地を白く覆う雪のような「厚み」です。
とあるロシアを舞台にした文学小説に「運命論とボルシチと共に、雪もまた、ロシアをロシアたらしめるものだからね」という一節があります。私などはジャパンのトヤマケン(こう書くとフィンランド人っぽい)生まれなので同意したのですが、もちろん温暖な土地で生まれ育った人にとって雪など降らなくとも健やかに暮らしていくことができます。
スクリュードライバーのウォッカ抜き(オレンジジュース)、ブラッディ・メアリーのウォッカ抜き(トマトジュース)でも、美味しいと感じる人はたくさんいます。
しかしながら、ウォッカを加えることで、甘味や酸味を残しつつ、しっかりした骨組みができるというか、屋台骨がしっかりできた上での枝葉として果実味が楽しめるようになる。 果実ジュースにウオツカが入ることで、日本人女子が理想とする「細マ��チョ」というマッチ棒のような身体から、屈強なロシア人すら殴り倒せるほどのボディビルダーへと変貌するのです。
そしてそのボディビルダーはさらなる力と魅力を求め「ウルトラプレミアムウォッカ」へと進化しました。ストレートで飲んでも美味しい銘柄の個人的なおすすめは、ナイト・キャップ(寝酒)としての一杯。
わたしはウオッカ以外にブランデーやシャルトリューズを愛飲しているフランス貴族かぶれなのですが、甘さがあってアルコール度数強めの酒を何杯か飲んでると、どうしても舌が疲れてくるんですね。3~4杯飲むと、そろそろ味わからんようなるでこれ、って。
で、最後に何か1杯飲んで終わろうってなったとき、何かすっきりしたものが飲みたくなりました。ジンはちょっとクセが強いから、じゃあウオッカだろうと。
コニャックやシャルトリューズ、あるいはそれらを使ったショートカクテルのあとに冷凍したウオッカをストレートで飲むと、いい感じで締められます。水では癒せないハードな疲れを癒してくれるような。
酔っ払うことで羞恥心が取り払われ、中学二年生のときに思い描いた魔界征服などの野望を思い出した方は、憂いを帯びた顔で「明日、目が覚めませんように」などと呟きながら眠りにつくとそのまま魔界へ誘われ、亡骸はロシアの屈強な男たちによって雪の中に埋められるかもしれません。要はすっきり眠れますということが言いたかった。
くだらないことを長々と書いたので、お詫びとして逆引きのリストを

※無断転載は見つけ次第、規定の利用料金を請求しますのでご了承ください。
まぁ、格付けチェックとかで当てれる気はしませんけどね
素人の中では最強を目指していますが、ブラインドで銘柄ふせて飲んでも当てれる気はしないっすね、正直。やっぱりウオッカの違いって微々たるもので、ウィスキーやブランデーに比べたら「どれも大差ない」とか思ってしまうかもしれません。
ただ、わたしは今も銘柄の勉強、味わいのマッピング、どう飲めばおいしいかの試行錯誤などをやってますけど、どんどん楽しくなってきて、ウオッカの世界はロシアの雪のように深いと思ってしまってるんですよね。
※本文中に「ウォッカ」「ウォツカ」「ウオツカ」「ウオッカ」「ウォトカ」を混在させていますが、Google 対策として一応やっていることなのでお気に障りましたらまぁフィンランディアでも一杯どうですか。これ別に SEO として意味ないとは思うんですけど、やらないよりはやったほうがほら、最強の素人と検索順位1位を目指す上では…ね。
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この記事は「ブランデー おすすめ」で検索したら2番目に表示されるべき初心者~中級者向け記事だと思います
ウェッブ屋なのでそう簡単に上位化できるものではないことはよくわかっていますが、もし本記事を読んで応援したくなったという方がいらっしゃったら滞在時間を伸ばしたりリンクをクリックしたりと、ユーザーとして最適な行動を取っていただけると最高にありがたいです。

この世はブランデー初心者に厳しいし、Googleはガチのブログ・メディアに厳しい
かつてはハイボールブーム、モヒートブーム、朝ドラ「マッサン」によるジャパニーズウイスキーブームがありましたが、最近ではクラフトジンブームが到来しており、バー界隈でも「おいおいついにスピリッツの売上まで伸ばしにかかってきたかサントリーとかニッカ(および広告代理店)すげぇな」と話題になっています。
しかし、私が大好きな薬草酒(シャルトリューズ)、ブランデー、ウオツカに関してはまったくの無風で、それはまぁ無駄に高騰しないとかメリットもあるんですけど寂しくもあり。
やっぱりブランデーやウオツカだと、まったくの素人が飛び込むにはハードルが高すぎるんですよね。教えてくれる人も周囲にいない(バーに飛び込んでも、平凡なバーテンダーだとそこまで詳しくない)でしょうし、調べようとしてもなかなか良い記事がない。
インタネッツのサイトでは「ブランデーダディ」さんという良サイトがあるのですが、他にはめぼしいところがありません。
まず、私としてもブランデー関連で検索したときの1位表示はブランデーダディさんに譲りたいというか、あのサイトがトップに来るべきだと思っています
Googleさんにも限界があるのでそういう理想論でゴリ押ししたくはないのですが、最終的には「Googleで上位にある記事を適当に読んでそこらのブランデーを味もわからないまま適当に飲んでSNSでおしゃれな自分アピールして満足する輩は別にそれで幸せなんだからほっとけばよくて、割とストイックに美味しい酒を飲みたいと探求する人と、そんな人に有益な情報を与えられる記事と、その記事に少しでもたどり着きやすくなる導線が増えればいいよね」というところに行き着きます。
医療とかだとそれでいいとはいえないんですけど嗜好品ならまぁ。
>色々なブランデーサイトを見ていて、初心者におすすめ!とか書いているサイトを見ると「ヘネシーVSOP」や「レミーマルタンXO」とか「サントリーVO」とか、当たり障りのない全然面白くない事しか書かれていないブランデーweb事情に怒りを覚え(笑)「そんなのよりもっと初心者におすすめのうまいブランデーいっぱいあるわ!!」という心の叫びを世に示さなくては!という謎の使命感に駆られてこの文章を書いています。 >引用:http://brandydaddy.com/blog/20160120_beginnerbrandy.html
このエモさですよ。500%同意です。
まぁブランデーダディさんも普通に他のサイトのテキストコピペとかしてる記事あるのでそれはどうなんだみたいな話はあるんですけど、クソ記事を量産してるキュレーションメディアやプロブロガーのうっすいおすすめ記事とかに比べたらブランデーに対する愛を感じるので全然。
味の違いを知るための飲み方───入門としてまず飲むべき銘柄3+1つ
もし初心者の中でも「ブランデーとか飲んだことないわ」ってレベルの場合、まず有名どころかつ特徴がハッキリしている
ヘネシー VSOP フィーヌ シャンパーニュ(XO 飲めるなら尚良し)、もしくはフラパン VIP XO
ポールジロー 25年(→機会があればぜひ35年も)
カミュ XO(試すという意味ではエレガンスでもボルドリでもよさげ)
を試してほしいです。美味しい銘柄は他にありますが、上から順番に「甘い・華やか系」「自然派・穏やか系」「塩気・旨味系」です。
このへんを試してブランデーの味の違いの方向性をなんとなく察したら、次にまとまっているバランス系の銘柄を。美味いのを選ぶとしたら「レイモンラニョー」なのですが、味の傾向を知るという目的であればまずは置いてある店が多い「レミーマルタン」「クルボアジェ」あたりですかね。盲点ですが4本目としては「オタール」とかも悪くはない気が。
飲み方はもちろんストレー��です。
ウイスキーは加水することで香りが花開いたりしますが、ブランデーは常温でそのまま飲むものです。冷やしたり水で薄めるものではないため、ロックは相性最悪です。 (だから飲む人増えないんですけどね、フランスらしいこのめんどくささ)
また、「VSOP」「XO」とか変なアルファベットがついてるとこで最初は混乱しがちですが、これは熟成レベル(高級度)を表します。ウイスキーでは「ノンエイジ」「12年」「18年」とかシンプルで、モルトに近いポールジローだけは割とこういう年数表記がポピュラーなんですが、フランスの酒なのでここはオサレな言い方をしておきましょう。
このへんの詳細は俺たちのブランデーダディさんの記事を読めば一発なのですが、投げやり気味に言うと
VS(安物)<VSOP(ちょっと贅沢)<XO(贅沢品)
みたいな感じ。V は「VERY」で X は「EXTRA」で、もちろん EXTRA のほうが格上。中間にもはやアルファベットではない「ナ��レオン」があったり、最上位クラスに「オルダージュ」「フロリレージュ」など(かなり贅沢品)があったりややこしいですが、そこもまたフランスの酒なので以下同文。
あと「コニャック=コニャック地方のブランデー。上品」「アルマニャック=アルマニャック地方のブランデー。パワフル」「カルヴァドス=ぶどうではなくりんごを原料にしたブランデー。甘口」というのも一行で紹介しておきますが今回はあまり関係ない話です。
各銘柄について簡単に紹介しますと
ヘネシー
日本人から見たら最もマーケティングに力が入っている有名ブランド。広告費もデザイン費もバンバン使うし添加物・着色料なんかもバンバン使う、とにかくフランスの誇りとしての「甘美で華やかなお酒」を体現しているブランド。個人的には好きです。
(画像出典: https://www.hennessy.com/ )
VSOP(フィーヌ・シャンパーニュです。プリビレッジのほうは全く別物なので注意)以上なら味は確かにいいんですが、高すぎる上に年々高騰しているのが最大のネック。VSOP が10,000円とかいう狂気の沙汰なのはヘネシーだけ。
モルトでいうならジャパニーズやマッカランみたいなポジション。高騰してるおかげで最近飲んでないんでマッカランみたいに味が落ちてたら教えてください。
フラパン
香水や珈琲も作ってたりする華やか系ブランド。XO のボトルは超かっこいい。
日本でブランデーが不人気&ヘネシーがマーケティング頑張りまくってるせいで不遇な感じがある。ヘネシーよりコスパは良い。今後はヘタしたらヘネシー VSOP とフラパン XO が同価格になりかねないので、それならどう考えてもフラパン飲むわって感じ。ただ置いてある店少ないんだよなぁ。
ポールジロー
コニャック語る上で知らなきゃモグリな自然派 No.1 ブランド。添加物とか一切使わずに純粋に素材の味と製造の腕で勝負してるだけあってとにかく美味い。シングルモルト(特にスペイサイド)が好きな人はすんなり入りやすい。
ただ、華という点では物足りないので、ブランデーならではという感じに欠けるのがネック。正直、ポールジロー35年飲むならモルトでいいんじゃないか説がある。ただ私のように「アイラ系は好きになれんけど、スペイサイド飲んでるくらいならブランデーいくわ」とモルト沼を抜けた人もいるように、このあたりがツボだといろいろ難しい気がする。
カミュ
特に VSOP だと塩気があってドライな味わい。シャープな仕上げにしたいときのカクテルベースとしても優秀だったりする。ちょっとクセのあるブランデーの入門としてはお店でも体験しやすい。XOだと当然熟成年数が長い分まろやかになるわけですが、どっしり華やか系統のコニャックに比べればクセは感じるはず。
ブランデーって感じがしないわけではないがちょっと独特です。モルトでいうスプリングバンク的な立ち位置。でもエドラダワーほどイロモノではない。ワインではシャブリ好きって方とかなら割と相性いいんじゃないか感がある。
レイモンラニョー
ポールジローと同様、自然派な製法にこだわっている。味わいはジローちゃんより華があり、味・香り・後味のバランスがとても良い。レモンハートのマスターなら「シャイな味わい」と評するんじゃないかってことで、モルトでいえばグレンリベット。
ただ日本では無名。バーでは「レミーマルタン」に、“バックバーの奥から出してくるボトル”としても「マーテル コルドンブルー」とかにポジションを奪われている感がある。コルドンブルーはもうちょいどっしりしてて甘味もあるので、もうちょい「わかりやすい」んですよね。んでヘネシーほど鼻につく感じではなく。
個人的に特に美味いと思うおすすめ銘柄───他の酒ならよく飲む人、初心者~中級者向け
おすすめのブランデーといっても「誰に」によってまぁ変わってくるので、属性にわけて紹介していきます。
まぁブランデーに手を出す人っていきなりブランデーにいくというよりはモルトやワイン、和酒をある程度飲んでいる感じだと思うので、他の酒からの浮気を想定したほうがいいのかなと。
甘い、華やかなのが好きな人

前述のフラパン XO。飲み干した後味、フィニッシュも長く、優雅な余韻が残ります。
あとは甘さ特化ではないけど、上でもちらっとふれた「マーテル コルドンブルー」とかですかねぇ。置いてる店多い印象あるし、ハズレだと感じる人は少ない気がするし、なんやかんやで偉大。モルトでいうシーバス感がある(日本人の好みに合う的な)。
個人的には、甘いのを突き詰めていくとカルヴァドス(一応ブランデーですが、ぶどうではなくりんごを原料にしているやつ)にいくのもありかなと思います。シャトー・ド・ブルイユとかデュポンとかは、フルーティーかつリキュールとか果実酒より度数しっかりしてるから甘ったるくなくて美味しい。
モルト好きなら

無難とはいえやっぱりポールジローの35年になるんだろうなぁと。
25年(エクストラ・ヴィユー)まではフルーティなのでモルト好きにはむしろ合わない気がしますが、35年(トレラール)、50年(ヘリテージ)になると枯れた風味も出てくるのでモルト好きの舌には合うはず。
あとはモルトでいうボトラーズものみたいな感じで、ポールジロー最古のビンテージをブレンドした「キュベ・トレゾール・ド・パラディ」とかもいってみるとハマるかも。以前飲みましたが、とても上品な熟成感が印象に残っています。華やかではなく、ただひたすら「静か」で、そういう静けさが心地よい…と感じるタイプの方なら合うはず。なお私は合いませんでした(シャルトリューズとか好きなので…)。
日本酒とかベルギービールが好きな人向け

たぶん好みが分かれるタイプのブランデーなのですが、「ドゥピュイ 1971年」は個人的にはおすすめ。
カミュの塩気を強化したような印象もあり、長期熟成でさっぱりしつつフレッシュさすらある至極品。テセロン LOT53(割と高級品)の後に飲んだのですが、完全に喰ってました。
カミュ VSOP とかだとスパイシーさ&ドライさを楽しむ・カクテルで利用するみたいになってますが、これはまるで新鮮な魚介類のような「旨味」をしっかり感じられます。香りよりは味わい特化型。
また、ヘネシーやフラパンのような後味がしっかり華やかに残るという感じとは対照的に、こちらは長期熟成品とは思えないほどすっきりしたフィニッシュ。軽快に飲み干せます(もったいないけど)。
個人的に一番好きなので紹介するけど、ワイン好きとかには良さそう

圧倒的な存在感、「ラニョーサボラン フロリレージュ」。
高級ワインならともかく、ウイスキーやクラフトジン飲んで「香りが華やかなんだよね~」とか言ってしまうようになった昨今の風潮に違和感を覚える方はぜひ。「華やかってのはこういうことなんだよ」と言わんばかりの、本場・フランスの本気を味わえます。
2万クラスのボトルとしては味はそこまで芸術的ではないんですが、香りだけで値段の価値はある。前述の「ドゥピュイ 1971」とは対照的です。
シャルトリューズが「飲む香水」と呼ばれますが、シャルトリューズ大好き人間からしてもその異名はこの酒のほうが似合う。
特段「こういう系統のが飲みたい」という指定がないとき

前述の「レイモンラニョー」という銘柄。もっと評価されるべきだと思っている。
とにかくハイレベルでまとまっているなぁと。フィニッシュが長い割にはくどさ、枯れっぷりがないやさしい世界���ので飽きずに飲めると思います。
できればオルダージュ(ボトルを自分で買うと2万弱)が良いと思いますが、予算抑えて試すならエクストラヴィユー(1万弱)。
次点でポールジローの25年ですかね。個人的には35より好きです。コスパもよし。
ジンやウオツカが好きな人はぜひ

冷凍して飲む無色透明なホワイトブランデー「ゴデ・アンタークティカ」。
フランスの頭おかしい(褒め言葉)ところがいかんなく発揮された一品。さすがジンもウオツカもぶどうで作ってしまう(ジーヴァインとシロック、大好きなんですけども)国だ。
熟成浅くて荒々しさというか鼻につく感じが強く、「ぶどうの風味がする華やかなスピリッツ」としても「ジーヴァイン・フロレゾン」のほうが飲みやすい上に安いので、ぶっちゃけコスパはそんなよくない。ただ、たぶんこれ売れないし、スピリッツ党なら生産中止・輸入停止になる前に一度飲んでおいてほしい。でもたぶんシルヴァラードみたいにはなれないんだろうなぁ。
50mlのミニチュアボトルでさえ1,000円くらいして「マッカランかよ」って感じなんですが、東京駅の「LIQUIRS HASEGAWA」に売ってるのでバーで新しいウイスキーを試すくらいの感覚で試せます。
「たけーよ、そんなにアフィで儲けたいか」と思った人へ
私は割とウイスキーなど他の酒もいろいろ飲んできた人間なのですが、ブランデーはやっぱり高級品です。
ウイスキーだとたとえばグレンリベット18年、ベイゼルヘイデンなんかはコスパめっちゃいいと思っているのですが、ボトル5,000円前後の価格帯のブランデーでああいうレベルのはありません。
「美味いブランデー」に出逢いたい場合、ボトルで購入するなら10,000円以上、東京のバーで飲むならシングル1,800円以上出さないと魅力や違いがわかりづらく、安物買いの銭失いになりがちです。 要は VSOP ではなく XO 以上を飲みましょうと。
フランスの酒が No.1 だと思っている私などはよく「フランスの酒は高いんだよね~」と言われます。ワインにしても「ニューワールドのワインは既にフランスを超えている」という意見に反対はしません。
ただ、フランスの酒は、味、香り、ボトルのデザイン、品質の安定性などトータルで評価すべきだと思っています。
フラパンやゴデ・アンタークティカなんかはインテリアとしても優秀ですし、今のところヘネシー以外はウイスキー(主にジャパニーズとマッカラン、古くはバーボン)などのように熟成の浅い安物を大量に売り出して信用を落とす気配がありません。
日本や米国の大手メーカー、ニューワールドのワイナリーにはその信頼はありません。私はそういう「フランスへの信頼」の元にお金を使っています。
どこで飲めばいいのか───外食しても珍しいブランデーを飲める店がそもそも少ない問題
経験上、通常のバーにあるのはカクテル用のボトル+αくらいです。カジュアルなバー(カフェ・ダイニング寄り)だと微妙なやつを使ってる可能性もありますが、オーセンティックなバーであればレミーマルタン、クルボアジェ、カミュなどの VSOP クラスは使われていると思います。このへんをそのまま飲ませてもらうのは一つの手段です。
さらに、それなりの価格帯のオーセンティックなバーだと、バーテンダーおすすめの XO クラスが多少あるはずなので、こだわりを聞きながら試すことはできます。シングル価格はだいたい 1,800~3,000 円ほどしますが…。
とはいってもブランデーをずらりと揃えた店というのはなかなか見ません。オーセンティックなバーといえばバックバーにずらりと並んだレアボトル…という光景がイメージされますが、だいたいの場合はウイスキーです。
バーテンダーさんに聞くとだいたい「ウイスキーは好きな人が多いから珍しいボトルを置いとけば反応もされるし、こちらからおすすめするチャンスも多いけどね~、ブランデーは出ないですよね~」などと言われます。なので結局ボトルを自分で買うしかなかったりするのがつらいところ。
ただ、中級者以上の方は確実に一度訪れるべきなのが、「原価BAR」の銀座店(原価バー GINZA)。とんでもないです。これは PR 記事ではないのでほどほどにしておきますが、とんでもなくおすすめです。
入場料 2,500 円を払えば、20~30年もののウイスキーや XO 以上のクラスのブランデーが 1,000 円ちょいで飲めます。銀座でコレはヤバい。語彙力がなくなるレベルでヤバみある。
ウイスキーもなかなかの品揃えなのですが、ブランデーの品揃えがここまで良い店は珍しいです。メニューリストもヘネシーやカミュ、クルボアジェなどを書かずに「ラニョーサボラン」「レイモンラニョー」「テセロン」「デラマン」などが名を連ねています。ジャンフィユートレヴィユー XO が安物みたいに上のほうに載ってます(価格順なので)。
あと東京駅ナカにある「LIQUIRS HASEGAWA」も破格の値段で高級ボトルを「試飲」させていただけるという聖地なのですが、ここが注目されまくって民度低い客(買う気ないのに試飲だけして帰る)が押し寄せるようになることだけは絶対に避けたい、マジでそれだけは避けたいってレベルなので酒飲みだけの秘密にしておきましょうね。
「ブランデー飲んでる自分かっけー」で入ること自体はアリだけど、たぶん長続きしないし、マウンティングできる相手も少ないのであまりおすすめできない
という余談。
ウイスキーに詳しいと会社の上司たちから「話のわかるヤツ」として可愛がられるとかのメリットが、クラフトビールに詳しいと「良い店を知っている」ということでモテる・デートに誘いやすくなるというメリットがあります、みたいな体験談を聞いてみたいんですけど実際どうなんすかね。
しかしブランデーやウオツカにそんなメリットはまずありません。バーテンダーさんやバーに通ってる手練の紳士に「僕ブランデー好きなんですよ~」と言ったところで「いやぁブランデーはそんなわからんなぁハッハッハッ」と苦笑されて会話が途絶えます。
女の子に「良いブランデー置いてる店あるんだよね」と言ったところで「ブランデー? サングリアみたいな感じ? ていうかマニアックすぎてインスタで伸びづらくない?」みたいな反応が返ってくるので口説き文句にはなりえません、という言葉に出典が欲しいので体験談求む。
飲ませようと思ってもなにせ度数が40度。強いお酒飲み慣れてない人だと、40度あると「甘い」よりも「強い」がくるんですよね。「グフッ」ってなってしまう。
しいていえば昨今マーケティングをがんばってる「ヘネシー VS」「クルボアジェ ルージュ」などの安いブランデーをソーダやトニック、果実ジュースで割って楽しく会話しながら飲むというファッショナブルな嗜み方はありますが、正直そんな美味しくないし、コスパも良くないっす。普通にクラフトビールとかの店にいったほうが。銀座にも IBREW とかありますし。
あと、これはウイスキーとかカクテルも同様なのですが、ヘネシー VS やサントリー XO などを適当に割って飲んでるくらいで「俺、ブランデー結構詳しいんだよね~」みたいな感じでドヤってると、いつか恥かかされます。少なくとも私が出逢ったらやんわりとどうにかしたい。
※本記事は某大企業の会長に「閉鎖的だから極力採用しない」と言われた「富山県民」の一人が執筆しています。お察しください。
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記事1本で完結させようとするとなかなか難しいのですが、とりあえず入門記事としてのニーズはそれなりに満たせるのではないかと思います。
結論は
フルボトルの購入に10,000円、バーでシングル2,000円出す気概がないならブランデーは向いてない
そんな世界だからブランデーブームはたぶん来ない
でもヘネシーやサントリーの安いやつを果実で割ったフレッシュカクテルみたいなやつを流行らせようとする商業的ムーブメントは来そう
やっぱりこの記事は「ブランデー おすすめ 初心者」とかで2番目に表示されていいんじゃないかと思えるけどどうですか
ということです。
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カイロソフトの「開幕!!パドックGP2」がファミコン時代のクソゲーっぽくて絶妙にハマるという感想を抱く人は他にもいるはず【簡易攻略あり】
ただのクソゲーは時間の無駄なのでやる気はしないが、絶妙なクソゲーは一種のアートだからやりたいというあなたのためのブログ記事を衝動的に書かせていただきます。広告記事とかではなく好き放題ダメ出しなどしてます。
私はファミコンど真ん中世代ではな��のですが、比較的裕福な親戚の兄から大量のソフトを譲り受けたという幸運もあったりして、ファミコンの名作からクソゲーまで割と触ったことがあります。
カイロソフトといえば、当時学生だったという臼井氏がPC向けのフリーゲーム「ゲーム発展途上国」シリーズを開発したところ大ブレイク、法人化して作品がガラケーにも移植され、今では海外でもヒットしているとかなんとか。
なんといっても「ドット画」+「クォータビュー」+古臭い言い方をすると「ウィットに富んだセリフ回し」という独自の世界観がファミコン世代、若い子、そして海外のゲーマーに広くウケているものと思われます。
ガラケー時代は月額数百円で遊び放題という破格の値段設定だったことを知っている古いファンが多いため、スマホにシフトしてからの1本600円という安くはない買い切り制、および スタミナやガチャなどソシャゲの真似だけしてるけど追加コンテンツの配信などが一切ないなんちゃってソシャゲ の量産には不満も多く、レビュー欄はなかなかに荒れております。
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ぼく「ねぇカイロくん、教えてほしいんだけど、ギルドとかでユーザー同士の交流もできないし、追加・限定コンテンツやイベントの配信もないのに、なぜ“ソーシャルゲーム”のシステムを流用しているんだい?」
お詫びとしてカイロくんは肉マンマンになりました。 pic.twitter.com/gNRVr6pgJG
— カイロソフト(Kairosoft) (@kairokun2010) 2016年10月29日
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で、この「開幕!!パドックGP2」も “なんちゃってソシャゲ” の一つなんですが、「追加コンテンツとかイベントとかつくってもアクティブユーザーいないし新作つくろうぜー」なノリが透けて見えるカイロソフトにしてはまだ諦めさせない程度に微々たる更新をしております。わたしとしては、名作「大海賊クエスト島」を国内、「開幕パドックGP2」と「あおぞら飛行隊」を海外のメインタイトルとして据えているのではないかとにらんでいます。
それにしてもソシャゲってユーザー側もイベントのランキング見たらアクティブユーザー数わかるのがつらいですね。ランキングで初期順位(最下位)が1,000位くらいだったりしたときは「あっ…(察し)」ってなりますよね。大航海時代シリーズはどうしてあんなに落ちぶれてしまったんだ。
車を鍛えてレースに出て勝ち進むだけの、攻略法もへったくれもない簡単なゲームです
このゲームの流れは
[1] 優秀なスタッフ(ドライバーとメカニック)を雇います [2] 車をつくります [3] パーツを買い揃えて装備します [4] レースに出ます [5] レースに出ると賞金や強化アイテムがもらえるので、車とスタッフを強化していきます
という感じ。レースはほとんど自動で、ユーザーはほんの気持ち程度に加速するボタンをタイミング良く押して応援するくらいしか操作がありません。
車の強化もいたってシンプルで、適当にアイテムをぶちこめば勝手に成長します。時間さえかければ、特に詰まることもなくトントン拍子に勝ち進めます。クリアしていくだけなら特にガチャも必要ありません。
そんなぬるいゲームの何が面白いのかといえば、とにかくドット画の世界でチープな車がペンギンたちに見守られながら南極を爆走するみたいなグラフィックと、思わずクスッとくるセリフ回しに尽きます。
カイロソフトのユーモアセンスはなかなかぶっとんでいるので、人を選ぶとは思いますが、私は他の作品でも思わずキャプチャとってしまうようなことが多かったです。ドット画の無表情な顔がまたサイコパスっぽくていいんですよね。
あと
「息子のためによもぎ餅をつくろうとよもぎを取りにきたら足を滑らせてしまいました」
↓
「助けてくれてありがとうございます。なお、やっぱり作ったよもぎ餅は息子にひとしきり見せびらかしたあとに一人で全部食べようと思います。では!」
みたいなとこも「ンフッwww」って変な声出ました。
求人サイトの採用情報でさえこんな感じでふざけてますが、これはPRパーソン的には一見の価値ありだと思います。 https://www.green-japan.com/company/4838
--
カイロゲーは全般的に「がっつりゲームをやる」という感じではなく「適当にプレーしながら、グラフィックとキャラクターに癒やされる」タイプのアプリだとは思います。だからこそゲームバランスや仕様がいろいろおかしいのかもしれませんが。
感想を書こうとするとムカついたポイントばっかり思い出してしまう
そんなわけでいろいろ思い出してしまったので、理不尽すぎてキレかけたポイント5つをご紹介します。
1. 自分らが走るコースを調べもしない、有能すぎるスタッフたち
上位のレースに参加するには4~6戦の合計ポイントを競うツアーで優勝する必要があります。そこで走るコースは知らないコースばかりです。
ですが、舐めプ上等の主人公チームのメンバーは、走るコースを一切調べません。
世界一を決めるツアーになると、「オンロード(普通のコース)」と書いてあるにも関わらず、走っているといきなり「凍結路」や「オフロード(舗装されていない悪路)」など、専用のマシンや装備じゃないとまともに走れない道に突入します。 もちろんオフロードと聞いていたのに半分くらいオンロードみたいなコースもあります。
訳がわからないうちに大失速し、接戦だったライバルたちがあっという間に追い抜いていきます。なるほどこれが世界の壁か~。
んなわけあるかアホが。
普通に「うわぁ世界のトップレベルの奴らははええな~車とドライバーもっと強化しなきゃ(使命感)」みたいな負け方ではない。ただただ理不尽な負け方をします。
ワトソン「せんせい!!! せんせい だいじょうぶですか なんということだ せんせいが だれかの しかけに ひっかかって しんでしまうとは・・・ あぁ もし さいしょから やりなおす ことが できれば なんとか なるのに・・・」
— quodius (@quodius) 2009年7月24日
「途中が凍結路って知ってたらこのマシン(セッティング)選んでねぇよ!」っていう。
2. 初期位置を決める「予選」が、自軍の車やドライバーの腕以外の圧力で決まる
前作の初代「開幕!!パドックGP」は未プレイなのですが、本作は結構短いコースも多いので、スタート時に先頭にいられるかどうかが鍵となります。
スタート位置は、レース前に「予選」という謎のシステム(自動)でタイムを計測し、早かった順に決まります。が、この予選のタイムが、謎の変数によって操作されている疑惑があります。
たとえば同じコースAを走るにも、ライバルの実力など難易度が違う「初級」と「上級」のレースがあります。当然、同じコースを走るのだから予選のタイムは同じになるはずです。
ところが、同じコースを走っているはずなのに、上級のレースになると、なぜか予選のタイムがガタ落ちします。 一体何が起きているのかはわかりません。脳内補完するなら「あいつ優勝候補やんけ! 全員で妨害したろ!」という集団私刑ですが、それなら本番でやれ。
で、結局なぜか理不尽に最後尾からスタートさせられることになり、短いコースでは全員を追い抜くことができず終了…というクソみたいな負け方も多く経験します。
これは推測ですが、スタッフ2名という小規模で1タイトルを開発するカイロソフトなので、たぶんそこまで複雑なプログラム組んだりデータ入力したりしてない気がするんですよ。(※あくまで個人の感想です)
なので、自軍のマシンやドライバーの能力値や、ライバルのそれをもとに各レースのバランスを調整するとかではなく、「とりあえず難易度を高く設定した上級レースはめっちゃ後ろのほうからスタートさせるように変数いれとこ」くらいのノリで開発されている気がします。それくらい、なんかとんでもないぶっちぎり最下位の予選タイムとか出てくるので。
3. 加速できるアイテムは超貴重だが、CPUは無制限に使ってくる
一応、レース中にプレイヤーが操作できるボタンとして、マリオカートのキノコみたいなアイテムもあります。
しかしこれは、現実の時間の流れに対応してすこーーーしずつ溜まっていくガスを一気に使うという虎の子のアイテムです。よっぽどの勝負どころ、まともにやっても勝てるかどうか半々な勝負でしか使いたくありません。
1人プレーモードではそんなにイラつくことはありませんが、このゲームをプレーしている他のユーザーと対戦してランキングに入る+強化アイテムをもらうという対戦モードでその悲劇は幕を開きます。
前述のような超有能スタッフ陣が「この相手なら勝率は50%」とか予測してくれるので、接戦になると思うライバルを選んでレースをやってみます。
しょっぱなから、めっちゃキノコ(ガス)使ってきます。
マリオカート64(N64)世代の方であれば
「イェッヒィイーーwwww」
「ハァーーッハッハァーwww」
「デッwwwデッデッwwwデッテイウwwwwww」
というあのイラッとくる笑い声が脳内補完されると思います。
さらに、こちらは数日かけて頑張って貯めても2回しか使えないのに、CPUはなぜか3回とか4回とか使ってきます。
「よっしゃまた追い抜いた! これであいつもキノコ使わんやろ…」と思わせてからの、最終コーナーまわった直後での
「イェッヒィィィィィwwwwwwwww」
で逆転されたりします。
あんだけキノコ使っても接戦な相手を「勝率50%」って予測するスタッフはバカなのかと思いましたが、そもそも凍結路があることを調べもせずに「普通のオンロードコースです」って報告してくる程度にはバカなので、とても納得しました。
解雇しようとしたらなんか情に訴えかけてきますしね。
4. ガチャとメダルと作業時間のバランスがツッコミどころ満載
ユーザー同士の交流も追加・限定コンテンツの配信もない “なんちゃってソシャゲ” として、ソシャゲの悪いところだけを受け継いでいるカイロゲーなわけですが、
パーツの強化
拠点の設備の強化
新たなパーツや設備を生み出すための研究
など、あらゆるところで時間がかかります。
設備をつくるのに15分。レベル1の設備はほぼ何の役にも立たないので強化するために15分。レベル2でも以下同文なので強化するために30分。レベル3でも以下同文なので1時間。こういう積み重ねも絶妙にイラッとします。新しいパーツの研究にいたっては最初からカジュアルに「あと2日」とか出ます。
これを短縮するには石(メダル)が必要なのですが、特殊なマシンやパーツを入手できる可能性があるガチャと共通なので、石はできるだけガチャに使いたいわけです。
というか、無個性なマシンとパーツ以外はガチャからしか出ないって仕様がそもそも鬼畜なんですが、 まぁそれはおいといて石とガチャのバランスです。
もうこれ箇条書きでもいっぱい言いたいことあるんですが
手に入る石の量と、求められる石の量のバランスがおかしい(※最近は石をばらまいてるので緩和されてますが)
石の消費量が3~4倍の「プレミアムガチャ」から、通常ガチャレベルのマシンがバンバン出る
かと思ったら、通常ガチャからプレミアムなマシンが普通に出てくる
貴重な石を使ってガチャを回すのに、RやSRどころかNクラスのマシンがバンバン出てくる(通常のソシャゲでいうと、引ける頻度はレアガチャなのに、出るものは無料ガチャに毛が生えたレベル)
強力なパーツはガチャからしか出ないのに、とにかくRやSRのパーツが出ず、ゴミがたくさん出てくる(マシンのガチャよりひどい)
と、他のユーザーの状況を見ても死屍累々となっています。
まぁカイロソフトのゲームは決して廃課金するようなものではなく、毎日少しずつ貯めた石をはたいてようやくガチャをまわすわけです。
そこで待ち受ける
「イェッヒィィィィィwwwwwwwww」
それでも私たちはカイロソフトが好きなんだ。新作もレビュー欄も全部見てるんだ
アプリのレビュー欄、2chのカイロソフトスレなど、ユーザーが集うコミュニティは常に荒れています。ここ5年くらいは常に「そろそろ倒産するのかも…」と書き込まれているくらいには殺伐としています。 ほんましょっちゅう書かれてますよね。
【フジテレビ】なんとネタツイを宮﨑駿本人が言ったと勘違いしたのかパクツイ【 #ワイドナショー 】 - Togetterまとめ: 86年ラピュタ「人生で最高に引退したい気分」 92年紅の豚「86年を上回る引退の意思」… https://t.co/McvfYhUn0H pic.twitter.com/3QQHO4vtxC
— coco5959 (@coco59595959) 2017年5月28日
カイロソフトもそろそろ対抗して「ここ数年で最高の潰れどき」みたいなネタにしていいと思うんですけどね。
でもまぁ Green でガンガン採用かけてるので普通に海外の売上とかが好調なんだと思います。
わたしなどは職業柄、アプリのDL数、開発コスト、ユーザー課金単価などを推測して国内の売上は計算してみたことはあるのですけども。まぁどう考えても(少なくとも国内では)600円で買い切りにしてる場合ではないっすよね。ただリワード広告もいつまでもつかってとこは気になりますけど…。
で、とにかくカイロさんの場合、長年ついてきてるファンはなんやかんやでリーガル・ハイ9話のあれくらい固い絆で結ばれている感があり、海外はもうこの世界観だけでも順調にいける気がするので、あとは国内で新規ファンをどれだけつくれるかに注目しています。
https://t.co/GnPW5lruD2 こんにちは。カイロくんです。メールマガジンを始めました。 昨日は9人登録してくれたので、さっそく1通送ってみました。 今は、メルマガのために字の練習をしています。 次の配信を楽しみにしててね。 pic.twitter.com/wotabfWJP2
— カイロソフト(Kairosoft) (@kairokun2010) 2017年6月2日
まじかよ9人しか登録してなかったのかあれ。やべぇな、そろそろ倒産するんじゃない…?
一応この手のレビュー記事にありがちな「おまけとしての攻略情報」
とりあえずエンジンを鍛える
燃料プラントと貯蔵庫は最優先で購入・増設して鍛えておかないと後半でまともに遊べなくなる
テクノロジーはGT車を3段階まであげて「クラシック」車を解禁、ラリー車を3段階まであげて「フロッグ」車を解禁。この2種はガチャで出る変なやつよりずっと使える。
直線的なコースより入り組んだコースが多いので、「直線に強い」シガーマシンやスパイラルカーはほとんど出番がない
オンロード限定だが、ウィングカーにパーツでウィングをつけるとチートレベルで強い(コーナーでみんな失速する中、まったく失速せず一瞬で抜き去れる)
ドライバーは「スタートダッシュ」持ちの人がおすすめ(最後尾からスタートでも少しは有利になる)
メカニックはとにかく頭数揃えることを優先→あとは技術力が高い人を厳選
車のパラメータは最高速度を最も上げづらいので、「スポーツマフラー」は+1,+2と鍛えたものを大量につくっておく
���人公の職業は研究員がおすすめじゃないかなぁ(研究Pはいくらあっても困らない)
「あおぞら飛行隊」はシステムがまんまメタルマックスなので、メタルマックスやったことない人がレビュー欄で「難しい」って苦言を呈してるのを見て俺たちドラム缶押すマンはほくそ笑んでるんですよね。
何が言いたいかというと、機械に乗るゲームを攻略するにあたってとにかくエンジンは絶対鍛えたほうがいいと。あとは特殊戦。「あおぞら飛行隊」でいえば硬い敵と素早い敵絶対殺すマンな機体を1つ作るだけでだいぶ楽になりますし、「開幕!!パドックGP2」でいえばオンロードもオフロードも凍結路も苦にしないマシンをつくるだけで楽になります。
(「あおぞら飛行隊」のほうもメタルマックスファンやファミコン時代のクソゲー好きにおすすめできる要素があるのですが、メタルマックスファンは某ロケットで突き抜けたソシャゲのせいでソシャゲアレルギーを発症してる私のような方が多そうなので控えておきます。)
あ、ダメ出し一つし忘れてたわ。ガチャでNのゴミばっか出るからわからんけど、そもそも
5.「オンロードも凍結路も強いマシン」「オンロードもオフロードも強いマシン」をつくれない
っすよねこのゲーム。それでワールドグランプリ詰んでるんですよね。むしろこっちが攻略情報教えてほしいレベル。
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ヒントとか攻略情報でいうと、ファミコンのクソゲーとして名高い「ミシシッピー殺人事件」の、「重要な証言は一度しか言ってくれず、メモってないと詰む(+メモは最大3件までしか取れず、上書きされていく)」という仕様は鬼畜でしたね。
もういいました(ミシシッピー殺人事件)
— レトロゲーム台詞bot (@retrogame_line) 2017年6月6日
あれ攻略本なしでクリアできた人いるんですかね。
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School Food Punishment 解散から5年。同じような理由で個人的おすすめバンドも活動休止してくのでせめて SFP の曲だけは語り継ぎたい

(ごめんなさい。まだ捨てられないんだよSFP…)
シャルトリューズのVEPが輸入停止になったり、ウイスキーはどんどん味が落ちていく状況が続いてたりするので、こないだ師匠と「うまい酒から順になくなっていく」って話をしてました。
でもこれはまぁ仕方ない。こないだ某イベントで 「“おいしい”っていう感覚は人によって全然別物になるから、あるクラスタが“おいしい”と思っててもそれが少数派だったら一般的には“おいしくない”ことになる」 みたいな話をしてました。
なにせボトル3,000,000円と3,000円のワインを飲み比べても味がわからないという強引な実験をやって、「な? 高級ワインとか言っても別に味変わらんやろ? だから500円の激安ワインでもみんなでわいわい飲めば美味しいしそれでええんや、30,000円のワインをうまいうまいってありがたがってる連中はどうせ味わかってなくてすかしてるだけや」と、同調圧力をかけてくるつまらない大人も多い世の中です。
いやその生き方は別にええんやけど、おれはボトル数万のコニャックとかを本気でうまいと思って飲んでる(熟成浅いやつは好きこのんで飲みたくない)し、そもそもボトル3,000円のワインはそれなりに美味しいと思ってるからなぁ。そんな馬鹿舌ではないし、変な圧力はかけてくんなやって思う。
何が言いたいかというと、特にメジャーの音楽シーンにおいても「いいバンドから順に解散していく」気がするって話です。
そして「いいバンド」っていう感覚ももちろん人によって全然異なるのですが、ここでは音楽やってた人とか、音楽関係の現場で仕事してた人間とかにとっての「いいバンド」って話です。
school food punishment(あえて小文字にする)は、全盛期といえる2008~2011年頃、音楽業界内最強バンドといっても過言ではないと思っていました。
これは別に「伊藤智仁は YouTube 内最強投手」「お前(本田圭佑)がゴールを決めているのは YouTube の中だけ by カラブロさん」みたいな皮肉っぽいニュアンスが強いわけではありません。カラブロさんなつかしいな。
SFPはとにかく音楽媒体がライターの熱い想いとともによくプッシュしていたし、めっちゃ音楽聴きこんでますーっていうガチのレビュアーたちも絶賛してたと思います。音楽をただファッション的に消費するのではなく、各々が「いいバンド」の定義を持っているような濃いメンツの中では、非常にSFPの支持率が高かったみたいな話です。
「歪なものは長く形を保てない」「素晴らしいものが素晴らしいうちに終わりにしたくて」という素敵な解散理由
当時、ブログにこんな記事を書いてたのでこちらにコピペして移行しました。
一瞬で心を奪われた名曲「overflow」から、メジャー1stアルバムの「amp-reflection」まで、私の中での彼等は「クールで隙の無い優等生」でした。センスと技術の塊で、大衆受けはせずとも文句のつけようがなく、とても遠く感じる存在でした。
しかし、2ndアルバム「Prog-Roid」から感じたのは、中途半端な人間臭さでした。あの優等生達が、本能と衝動で音楽を奏でている、と感じました。日増しに大きくなる歓声にどうにか応えるべく、“Roid“から“Prog”する狭間で葛藤していたのかなと思います。その人間臭さを消化するまでに少々時間はかかりましたが、聴きこむほどに魅力的なアルバムになっていきました。
だからこそ、3rdアルバムではその葛藤を乗り越えて更に進化し、隙の無さと人間らしい温かみを兼ね備えたハイブリッドな作品を発表してくれると信じていました。それだけに、絶賛進化中という印象だった「Prog-Roid」「How to go」で終わってしまったのは残念です。
機械のように完璧な存在と、感情豊かで温かい存在。そのどちらでも在れなかった彼等は、ただ美しかったと言うしかありません。そして、もしかしたら、今私達が抱いているこの感情は、彼等が解散せずにどんな素晴らしい曲を発表しても味わえなかったほど深いものなのかもしれません。
↑まさに“完璧”だった、SFP最強曲の「overflow」
↓より人間らしさを求めて進化した「in bloom」
素晴らしい音楽をありがとうございました。
(2012年6月12日 過去ブログにて執筆)
機械のように完璧な存在と、感情豊かで温かい存在。そのどちらでも在れなかった彼等は、ただ美しかったと言うしかありません
これ、結局内村さん(Vo)が解散理由に言及したときの
School Food Punishmentは、とっても歪だからこそ、素晴らしい音楽をCDに収めることができたと思います。 ですが、あるとき確信したことがあります。 歪なものは、長く形を保てないということです。 素晴らしいものが素晴らしいうちに終わりにしたくて、私はメンバーとスタッフに解散の相談をしましたが、ひとまず休止という形をとることになりました。
というコメントを考えると残念ながら当然みたいな話で、だからこそ「花は散り逝くときが最も美しい」みたいな感じだったのかもなぁと。
実際のところどうだったのかみたいな話はインターネッツの海の中にまだまだ浮遊していますが、まさに美しいものが崩れてゆく様みたいな感じのイメージがあります。
人気の絶頂で解散・活動休止とかなら伝説になるけど、だいたいは売れないまま終わっていく
音楽PR論の���をちょっと前の記事で書いたんですが、CDバブルがはじけたゼロ年代後半からは「企画(売るCD)の時点でだいたい売上が決まる」と思っています。
広報・PR というか Web マーケティング的に考えると、施策のポイントは「誰の、どの財布(予算)からお金をもらうか」です。PLΛTINUM などの場合、レコード会社がどんなペルソナをイメージしていたのかわかりませんが、マーケの失敗例でよくある 「そんなペルソナはいない」 事案だったのではないかと思います。
SFP の場合は、インディーズ時代の路線なら数は少なくても熱狂的に支持してくれるファンはいたものの、メジャーデビューしてもっとファン層を増やそうとして 「新規ファンとして考えていたターゲットに刺さらず、路線を変えたことで古参のファンからも見放された」という音楽業界あるある に該当すると思っています。この切替がうまくいったアーティストもいるんですけどね。ナオト・インティライミとかシドとかRADWIMPSはそんなイメージ。
引用:http://yourpreditor.tumblr.com/post/115581768861/ongakugyokai-yami
だから SFP に関して個人的に残念なのは、メジャーデビュー以後が完全に黒歴史みたいな感じで終わってしまったことです。メジャーでもヒット曲を連発しつつ「歪なものが長く形を保てず」解散したならもっと伝説のバンドっぽくなってた。
ただ現実的には SFP みたいな尖った音楽性のバンドがメジャーでヒット曲を出すのは難しい。
地下室タイムズは批判するだけで何も新しい価値を生み出してないとかドヤってるインターネットポエマーとか見たことあるけど、「売れてるんだからいいものなんだろう」って思考停止で有線で流れてる曲だけ摂取してる人が大半みたいな構図から変えてかないと音楽市場やばいままなので価値はある
— H “araya” Takahashi (@51__araya) 2017年5月7日
なんやかんやで飛び抜けてるインディーズバンドが日の目を見るだけの土壌はあるけど、日の目を見たバンドがメジャーで活動し続けられる・グロースしやすい土壌がないので、この文化レベルだと穴が開いた桶に水を注ぎ続けるだけ
— H “araya” Takahashi (@51__araya) 2017年5月9日
娯楽も多様化して別に音楽を聴かなくても手軽に幸せになれる時代になり、情報の入手経路も受動的に、「面白い情報が向こうから来てくれる」時代になってきたので、仕事で関わる領域でもなければ自分から「いいものを探しにいく」習慣は身につきづらい。
このレーベル&事務所側の PR・プロデュース問題と、リスナー側の文化レベル問題が解決されない限りは、今後も音楽関係者が「いいバンドから順に解散していく」という悲劇を味わい続ける気がします。
school food punishment の「歪で、素晴らしい」おすすめ曲を淡々と紹介していく
上に貼った「overflow(※もともとは over という曲と flow という曲があり、ライブでミックスさせたというバージョンです)」と「in bloom」が初期と末期の代表曲であることは間違いないのですが、他にもいろいろオススメ曲があります。
まだ SFP を忘れて生きるには若すぎるので、1人でも多くの人に語り継いでいきたいという気持ちは抱いています。
最も “メジャーっぽい” ポップ曲「futuristic imagination」
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これはまぁ賛否両論でした。「あぁー、はいはい、メジャーに寄せてきたね」というネガティブな意見もたくさんありました。 「無機的な SFP サウンドにストリングスはいらない、プロデューサーはバカか」みたいな主張が多かったですね。イントロから壮大なストリングス入ってますし。
ただ、疾走感、ドラマティックな展開、「君にとって間違いの定義を教えて」「未来の根を切っても構わない」というリリック (アーティストによって歌詞って書くか詞って書くかリリックって書くか変えてますがこの曲はリリックと言いたい) など、単純に楽曲としてはかっこいいと思います。
これでも一般的な感覚からしたらゴテゴテしすぎてるんでしょうけど、普通にアニソン好き、J-ROCK 好きとかにはウケるような。最近だとパスピエも売れてきましたし。
この曲が気に入ったら… →まず「butterfly swimmer」を聴いた上で、普通にメジャー1stアルバム「amp-reflection」と2ndアルバム「Prog-Roid」を聴いてみてほしいですが、この曲ほどメジャーっぽいキャッチーな曲はそれこそ「in bloom」くらいしかない印象なので、これがど真ん中だったら SFP はあんまり向いてないのかもとは思います。
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サカナクションとか好きな人は聴くべき無機質オシャレサウンド「Egoist」
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インディーズ時代こそ至高派にはメロより全体の空気感で攻めるこういう曲を推す人が多い印象。「pool」とかも人気ですね。「Flat」もそっちカテゴリなんかな。
サカナクションが「アルクアラウンド」(山口氏も「売るための戦略的につくった曲」と語っていた)でメジャーシーンに切り込んでいって、「バッハの旋律を夜に聴いたせいです。」みたいなネタも交えて盛り上げてからどんどんコアな世界観をつくりこんでいった姿を見ていると、SFP も戦略としてはこうすべきだったあるいはこうしたかったのかなぁと思いますね。
ただ「アルクアラウンド」「アイデンティティ」「ルーキー」というメジャーシングルが割とファンに支持されたサカナ陣営と違って、SFP の場合はメジャー曲が酷評されたことが大きかったのかも。なんでしょうね、ファンの気質とかの違いすかね。サカナファンはおとなしくて SFP ファンは過激みたいな…。
この曲が気に入ったら… →インディーズ時代のミニアルバムを「school food is good food」「air feel,color swim」「Riff-rain」と順番に聴いていくといいと思います。そしてメジャー1st「amp-reflection」はいいと思いますが2ndは聴かなくてよさそう。
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軽快なドラムとピアノ×打ち込みオケの極上ハーモニー「feedback」
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空気感でいうと、この曲のオサレ感はなかなかだと思います。サビ抜けた長後のコード進行ふくめたアレンジとか最高にオサレ。
もともと「歌うベースライン」「跳ねるドラム」「センスあふれるキーボード」という楽器隊が揃ってるので、変に大衆受けを狙わずにすんだインディーズ時代にはやっぱ淡々とオシャレなサウンドを垂れ流して気持ちよくさせてくれるみたいな曲が多いすね。
この曲が気に入ったら… →インディーズ時代でもメジャー時代でも、このSFP特有の「空気感」は維持されていたと感じます。メジャー末期のシングルリード「RPG」とかはメロ先行になりすぎててファンからも不評でしたが、メジャー時代のアルバム曲なんかはこの空気感自体は十分に味わえます。ですので、割とどれもおすすめというか、何から聴いてもそれなりに楽しめるんじゃないかと思います。個人的に楽曲単位でいくつかピックアップすると「art line」「slide show」「you may crawl」とか?
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い
か
が
で し た か あ あ あ 💕 ⁉️ ⁉️
こんだけ「いかがでしたか?」がネタにされ尽くしてるならそろそろ「GWなので、いつものいかがでしたか?よりテンションをあげて聞いています」みたいな逆手にとったとこが出てきても
— H “araya” Takahashi (@51__araya) 2017年5月1日
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シェアキャンパス清海学園は、2016年3月に廃校となった千葉県勝浦市の旧・清海小学校をリノベーションし、「人と人を学びつなげる Coliving (コワーキング+コラーニング)スペース」として生まれ変わらせる新 Co 舎です。
2017 Season プレサイトの Web 制作を担当しました。
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音楽・CDが売れないのはレコード会社の宣伝・PR担当者の問題か、業界の構造のせいか

音楽業界はほぼ Musicman-NET にしか求人出さない上に書類は「郵送のみ」だし、その書類も作文とか提出させるし、書類選考に最大一ヶ月ほどかかるとかいうし、ハイスペックな人を求める割には月18万とかの有期雇用だったりするし、面接は三回あったりするしとかいろいろすごい世界やなぁとかいつ見ても思います。
かつて音楽業界の片隅に居た頃にレコード会社の A&R の人たちといろいろ話す機会があったりしたけど、今思い出すとやってる仕事としてメディアリレーションなんかは企業広報と共通する部分もあったなぁと。
だから PR に必要なマインドとか思考法とかは業界共通なところもあると思うけど、音楽業界のあの内輪感・閉鎖感だと普通に事業会社で広報やってた人材とか入ってきづらいし、「音楽の売り方」を健全に議論したり考えていけるんかなーってことが心配になってきます。という話です。
中小レーベル、ブレイク前アーティストは「普通」を排除しないとほぼ売れない時代
実際に、最近だと音楽業界の PR も随分変わってきています。
まずはバンド名や歌詞やボーカルの声質やメンバーの見た目や経歴などに何かしら変なところいれて PR して、大きい舞台に立ってから小手先の個性を捨ててまっとうにロックをやりましょうみたいな売り方、圧倒的に正しいんだがそれもはや「音楽業界総V系化」みたいな話では
? H “araya” Takahashi (@51__araya) 2017年2月22日
僕は「V系化」という言葉を使っています。
「曲名とバンド名、どっちがどっちかわからん」「メンバーがとにかく○○(かわいい、オシャレ、かっこいい、おもしろいなど外見の形容詞)」「声がすごい特徴的で、一度聴いたら忘れられない」「Twitter が面白い」みたいに、音楽性より先に他の要素に言及されるアーティストがやたら増えました。
固定ファンがたくさんついたら宣伝用のフックを捨ててストレートにやり始めて、音楽メディアに「音楽にとことん真摯に向き合った姿勢が伝わってくる今作では、ロックバンドとして階段を一段上がったと思う」みたいに書いてもらうんでしょうね。まぁ��定はしないけど、V系好きって言っていろいろ言われてきた人間からすると複雑なものはある。
たとえば、最近バズった「嘘とカメレオン」とかは新人バンド PR の典型例。
ボーカルが女なのにそれより目がいくところがある最強のバンド発見した サウンド好きすぎる pic.twitter.com/bajdYSIKa9
? しずき (@Shiz_Ogu) 2017年2月19日
Twitter で約 20,000 RT され、YouTube でも 35 万再生を記録しています(2017年3月頭時点)。
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バズマーケティングは単に一過性の盛り上がりで終わってしまう事案もたくさんあるので、CD のセールスやライブ動員につながるかどうかはまた別の問題なんですが、インディーズでもそこまで動員できてない新人バンドが仕掛けた PR としては大成功じゃないかなぁと。
音楽の宣伝でも、大手レーベルであればまだ、大金を突っ込んで大型タイアップをつけたり CM を流しまくったりというゴリ押し施策をやって、ある程度のセールスを記録する → 「デビュー作がいきなりこれだけの売上を記録!」と実績を PR してさらに押す──という黄金パターンができます。
中小レーベルはそもそも物量作戦ができませんし、知恵を絞って露出を増やしていく努力が宣伝担当者に求められています。旧来の業界構造を覆すサービスをつくりたいベンチャー企業とかと似てますね。
ベンチャーなんで金もなければ人もなくて、基本的には何もないんで、あらゆることで全て負けているんですね。なので、とにかく平均的なこと、常識的なことを普通にやったら、ひとつたりとも良いことはないんで、とりあえず選択肢から平均的なこと、中央値っていうのを除外すると。 普通に頑張ると普通に負けるだけだから。 自動的に平均的なことを除外するということを早めにちゃんと意識して、自然にできるようになると良いかなというふうに思います。 引用:http://logmi.jp/40245
これすごい大事な発言だと思うので、額に入れて飾っておきたい。
情報を届けること自体は低コストでも可能になったが「音を届ける」ことは非常に難しい、スマホ時代の広報
ただ、大手が得意な物量作戦自体も投資対効果は下降してるので、めっちゃ宣伝費かけたけど普通にフェードアウトしていったというアーティストもいます。成功例だと某家入さんとかで、失敗例だと某妖精アイドルグループとか CA 風アイドルグループとかですかね。古くは「テンションアガルネク~?( ? )?」「ダサパラ」など一部の音楽ファンの中で数々の流行語を生み出した GIRL NEXT DOOR とかありましたね(鈴木大輔ファンなので楽曲はいいと言っておきます。Orion とか Sirent Scream とか(ていうか鈴木大輔さんは後藤真希の華詩とかなんかこう地味なところに名曲バンバン提供しまくっててもっと評価されるべき))。
未だにテレビの影響力は圧倒的ではありますが、これには「セグメントによっては」という注釈がつきます。従来はテレビで PR できていたユーザーの一部がマスメディアから離れ、インターネットの世界で独自コミュニティを作り始めました。
また、インターネットのモバイル化も進んでいます。PCでじっくりネットを見る人が減り、スマホで隙間時間に見る人が増えました。移動中だったり学校だったりすると、音はオフにしてあります。イヤホンを常備してる人は少ないでしょう。
ソーシャルの時代��大量&瞬間消費の時代で、プロアマ問わず作曲家が一番苦労するようになったよなぁ 映像はまだ自動再生で2秒くらいは強制的に見せられるけど、音楽はそもそも端末のボリューム切られてること多いし、PR 施策で使っても効果が出づらいから今後地位が上がる見込みもない
? H “araya” Takahashi (@51__araya) 2016年12月17日
費用をかけなくても頭を使えば、情報を届けること自体はなんとかできます。しかし、ネットサーフィンしているスマホユーザーに「音を聴いてもらう」ことは非常に難しい時代ですので、やっぱりしばらくは “V系” 的な PR 施策で、まずスマホの音量を上げてもらう(音に興味を持ってもらう)という流れになるのではないでしょうか。
そういう意味では音楽の宣伝と最も相性いいのは「映像」なので、SNS でバズらせる動画マーケティング的な PR は今後どんどん予算は取られる(そして死屍累々になっていく)のではないかと。
とはいえ「なぜか売れた」「なぜか売れなかった」は存在しない健全さはある気がする
なんでこんな話をしたというと、メジャーデビュー前から自分がもんんんんのすごくプッシュしてたアーティストが絶賛迷走して解散、みたいな事案がたくさんあるからです。わしはこんな姿見とうなかった…。
有名どころだと school food punishment (SFP)、一応ドラマの主題歌もやってた鴉とかも非常に残念なんですが、特に「PLΛTINUM (プラチナム)」というユニットは残念でした。
3人組ガールズ J-R&B というか要するに着うた系激セツナソングみたいなジャンルなんですが、それがとにかくメロディーセンスキレッキレでアレンジも幅広い上に尖っててそこらの新人とはレベルが違うって感じやったんすよ。
シングルの前にリリースしていた 1st アルバム「LOVE FIGHTER」は、当時流行ってた着うた系激セツナソングから J-R&B っぽい曲、高速ラップとかいろいろ混ざってますが結構名盤だと思ってます。新人アーティストのメジャー1st としてはなかなかのレベル。

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で、デビューアルバムから結構間隔を開けて満を持してリリースした1stシングル「Tears of rain」が個人的ヒット曲で、ラップ封印してまでメジャーに合わせてきたなーこれは宣伝がんばってほしいなーって思ってました。
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おそらく PLΛTINUM を聞いたことがない方がほとんどだと思うので、結果はお察しです。まぁ彼女たちの場合はソナポケ師匠みたいに激セツナソング一辺倒で攻めると魅力が半減するし、かといって R&B 要素とかラップ強めのアングラ路線ではメジャーで攻められないし、みたいな葛藤が出てくるからまた別の問題もあるんですが。
ただ、PLΛTINUM が売れなかったことに関しては、宣伝の失敗というよりは企画の問題だと思っています。ファンではあるんですけど、客観的に考えて「需要がない」。つまり、この音楽を求めているユーザーがそもそも少ないと思います。 単純に10代女子に泣ける曲を提供するならギャル要素は必要ないし、ギャルに訴求するにはちょっと素直すぎる(そもそもギャル市場は小さいのでそこに絞ってメジャーで狙うには適さない)。
自分が好きなとこでいうと、鴉、小林太郎、NIKIIE も同じパターン。あと後輩がめっちゃ好きな LACCO TOWER もこのパターンで失敗するんじゃないかって話をしてます。鴉とか、ロキノン系にもV系にも好かれなさそうなどっちつかず感がすごいので詰んでるとしか(大好きなんですけどね)。
広報・PR というか Web マーケティング的に考えると、施策のポイントは「誰の、どの財布(予算)からお金をもらうか」です。PLΛTINUM などの場合、レコード会社がどんなペルソナをイメージしていたのかわかりませんが、マーケの失敗例でよくある 「そんなペルソナはいない」 事案だったのではないかと思います。
SFP の場合は、インディーズ時代の路線なら数は少なくても熱狂的に支持してくれるファンはいたものの、メジャーデビューしてもっとファン層を増やそうとして 「新規ファンとして考えていたターゲットに刺さらず、路線を変えたことで古参のファンからも見放された」という音楽業界あるある に該当すると思っています。この切替がうまくいったアーティストもいるんですけどね。ナオト・インティライミとかシドとかRADWIMPSはそんなイメージ。
売れないには売れないなりの理由があるということは常々感じています。このへんは、事業会社の広報担当者がよくある「プレスリリースつくって日経新聞のせろって言われたけど、このネタで日経本紙は無理ってわかりきっててつらい」みたいな事案と近いと思います。
ある程度の経験を積んでくると、プレスリリースが完成したときにだいたい反響が読めるわけですよ。でもそれを開発メンバーとか偉い人に言っても伝わらないんですよね。
広報的には今回は弱いネタだな~と思ってても、広報の感覚を持ってない偉い人とかには、「これ日経新聞に載せたいよね」とか「TechCrunch とか取り上げてくれないかな?」とか無茶振りされることがあります。そんなときはいくらプレスリリースの書き方とかにこだわっても、期待には応えられません。
参考: 「プレスリリースの書き方」より「編集者としての考え方」を学ぶほうが広報・PRの仕事には効果的
現場と宣伝担当者で対等な関係を築けなければ音楽はなかなか売れない
自分のモットーであり、最近の広報のポイントといわれる「プレスリリースから逆算して企画を考える」ってプロセス、つまり上���工程からの広報・PR って、音楽業界やとどうなるんかなぁとか考えていた。
まぁ音楽業界はまだまだ企業体質がクラシックってのもあるので社内調整が難しそうではありますが、それ以前に根本的な問題があると思います。
じゃあ新人バンドを宣伝してくださいって状況になっても、たぶん弾はすべて揃えられた状態で、補給とかカスタマイズが許さないという状況のほうが多いんじゃないでしょうか。
PR とか マーケター的な考えでいくと「あのテレビ出させたいけど歌詞はもっとこんな感じじゃないと難しいのでは」とか色々意見を出したいわけです。
PRマン「歌詞とか曲名もうちょいいじりませんか」 かつてヒットを連発したプロデューサー様「は?なんか文句あんの?」 レコード会社の上司様「お前はまだまだ分かってないな…(呆れ)」
PRマン「こういう見た目で素材写真作りませんか」 アーティスト様「それはごもっともだけど俺の考えは違った」
PRマン「とりあえず今ある素材で売り込んでみるか…」 アーティスト様「飽きたから髪型変えました☆ 画像系全部差し替えね☆」 PRマン「あばばばば」
まぁ別に Web 制作会社でも頭固い無能なプロデューサーとか無茶ぶりしてくるクライアントはいますけどね。
広報宣伝担当者はコミュ力、折衝能力がかなり大事(他に特化していい能力もあるけど、折衝に特化したタイプの人材はかなり価値がある)っていわれますけど、対アーティスト、対レコード会社の偉い人になるとなかなか厳しいと思います。特に実績ある場合ね。
下手したら、なんかこう絶望的に何も変えられないまま最下流でメディアへのテレアポとかだけさせられそうなレイバーが求められてるかもしれない。片隅にしかいなかったけど音楽業界こわい。
とはいえレコード会社の社員さんって週休0.5日くらいで、最下流に落ちてくるタスクさばくだけでいっぱいいっぱいみたいなスケジュールだと思うし、上層部にかなりの切れ者がいないと、現場から変えていくってのはなかなか難しいのかもしれないなぁ。そもそも業界内移籍ばっかだから会社に知見貯まらなさそうだし。
結局何を考えるにしても「音楽業界の闇は深い」で締められてしまうのがマジで闇の部分だと思う。いやほんまこの先どうなるんやろあの業界。

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(本記事は2015年4月に作成したものに大幅な加筆修正を加え、2017年3月に更新しました)
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