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生温い熱が
2022.4.22
毎年、高砂の家で親戚みんなで写真を撮っていた。
今年の写真は、パパが写っていない。
あーちゃんも写っていない。
来年からはじーちゃんも写らない。
写真を見るたびに苦しくなって、なんとも言えない生温い熱がわたしの心臓のあたりをもやもやさせて、しばらく消えないでいる。
悲しいな。
寂しいよ。
パパもじーちゃんもまだ生きている感じがして、こんな文章書いてておかしいな。
すぅちぃも。
死んじゃった。
おかしいなぁ。みんな。今元気にしてる?
��んなだいすきだよ。
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ザオリク
2021.3.18
ダメダメ虚無人間になってしまった私は携帯をちらっと見るとお義母さんからLINEが来ていた。
お義母さんの妹さんが、私のことをマヤ占いをしてくれたらしく、その結果を送ってくれた。されでさ、そのマヤ占いによると、「今年一番の日は3月19日(つまり明日)」っていう結果が出ちゃったんよね~~!!これはもうさ、そう聞いちゃったら明日そういう日にしなきゃってなっちゃうよね~~!!
この占いの結果が火種になり、とりあえず私は引きこもっていてはダメだ…明日も虚無人間になっちゃう…外に出なければ…とほぼノープランで家を出たわけである。
外に出たものの、バスに乗って街に行こうか、自転車に乗って出かけようか、それすらも決められず30秒くらい庭で立ち尽くす怪しい人になった(自転車にちょっと乗りたくないから悩んでた)。結局自転車で少し遠めの図書館に行くことに決めてノロノロと自転車を漕いで出発したのだった。
ギアもいつもより軽くして漕いでたから、いつもビュンビュンに飛ばす私の自転車は常に徐行運転で、まるで地元によくいるノロノロ自転車おじさんになった気分だった。景色もぼーっと見てたりして走ってたらあっという間に図書館に着いてしまった。
目的もなく図書館に着いてしまったからプラプラいろんなジャンルの本棚を見て回ったけど、何にも興味を持てない…。いつもは興味深々の美術の本棚を見ても、オエッってなってしまった。いろんな本を眺めていて私はふと気付いた。
文字を読みたくない。
そうなると絵本の本棚に行くしかなくなってしまった。意識的に絵本のコーナーに近づかないようにしていたのか、絵本の本棚はま��見てなかった。まぁ虚無になった原因でもあるからね。
絵本コーナーに着くやいなや、私は長新太の本棚に吸い込まれていった。やっぱりこれだ…。私は長新太の絵本が大好きだ…。気づいたら何冊も読んでいた。はぁ…、こういうリズムの絵本が好きだな…、と「つきよ」を戻した時、隣にセンダックの本棚があるのに気付いた。適当に手に取った「うちがいっけんあったとさ」「ちょうちょのためにドアをあけよう」。この2冊が本当に素晴らしかった。 ルース・クラウスという人がどちらも文章を書いていて、その文章がとにかく素晴らしいし、センダックの絵もまた素晴らしいんだ。リズム、言葉選び、そうそう子どもってそうだよね、が詰まっていた。正直泣きそうになった。いいなぁ…って。
好きィ!!!!
それで他の作家の絵本もちょっとだけ覗いたけど、なんかダメだった。違う、私の好きな絵本はこれじゃない…ってなるだけ。
ただ佐々木マキさんの「ぼくがとぶ」を見つけたので久しぶりに読んだら、最後の最後のクライマックスのセイウチたちの顔が本当に素晴らしくて、こちらも泣きそうになった。
いいなぁ…。絵本。やっぱり好きだぁ…。
私の虚無は長新太とセンダックと佐々木マキたちの絵本によってどこかへいってしまった。
センダックと佐々木マキの絵本を借りて元気になった私は、初めていく高級スーパーとお花屋さんに寄り道して、とっても美味しそうな色のジャガイモと、気になってたロールケーキ屋さんのロールケーキと、イチゴみたいなかわいいお花を買って帰ってきた。
今日は明日をいい日にするための助走だ。今日という一日はとても充実した。虚無って家でダラダラ何もしないで過ごしていたらどうなっていたことか。
そういえば中学生が紙袋や分厚い本を持ってたから今日卒業式だったんだな。いい日で良き日!おめでとう!と心から言えるいい日になりましたとさ。
さて、明日いい日になりますよーに!(笑)
おしまい。

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ザオラル
2021.3.18
前回の日記がザキだったからザオラルにしてみました。今日わたしが虚無状態から復活した日記を書きます。
今朝はちょっぴりやる気に満ちていた私でしたが、机に向かって絵を描こうとすると全然描けない…。もう描けないったら描けない…。具体的にどう描けないのかというと、明確に描きたいと思うイメージがないから、何かを描いては消して、気に入らないから消して…。適当にモプシーちゃんを描いてはみるものの、かわいく描けなくて消して…。(ごめんよモプシーちゃん…。もっと大切に描かなきゃね)
埒が明かないので、何か刺激が欲しい、と思ってY子先生の2冊のノートを読みだした私。もっと奈落の底に落ちていくことになるのをこの時は知る由もなかった…。
Y子先生のノートには手書きの文字がびっしりと書いてあった。1冊目には、原発事故の時、安全・安心はもうどこにもないということ、被災地の人たちのこと、ボランティアですべきこと、寄付するもの・したもののことなど…
2冊目には自作の映画を上映するにあたって、どんなことを考えてきたか、子どもとはどんな人たちなのか、30年間今まで関わった子どもたちを通じて感じてきたことを、映画に観に来た人たちに伝えるための文章が書いてあった。
なんという2冊を私は持ち帰ってきてしまったのだろう…。記憶が正しければ、幼稚園の大掃除をしている時、ごみ箱の中にY子先生のノートが捨てられているのを私は見逃さず、こっそり持って帰ってきてしまったのだ…。
私はその2冊のノートを見て、Y子先生の頭の中をちらっと覗いてしまったような気がして、もちろんドキドキもしたけれど、こんなにたくさんのことを日々考えて過ごしていたんだな…という現実を見せつけられた。Y子先生はとても尊敬している偉大な先生だから、いろんなことを常日頃考えていることは分かってはいたけれど、その考えている内容を文章でまるごと読んじゃった私は、こんなこといつも考えてんのかよ…、すごい人の頭の中ってどうなってんだ…と思わざるを得なかった。自分はいつも何も考えずにのうのうと���きてる感じがとても情けなく、とてつもない虚無感に襲われてしまったのだった。
私はなんのために絵を描いている?私別に絵を描きたくて描いているわけじゃないよな、私の絵なんて誰でも描けるような絵だし。最近絵を描くのも全然楽しくないし。あ~なにもしたくない…。苦しい。私は何も出来ない、考えられない…。ダメダメ虚無人間の出来上がり。
ささめやゆきさんの「絵を描くことは本当につらい」と言っていたのがふと頭にちらついたけど、無視してしまった。
つづく

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ザキ
2020/01/20
今日は久しぶりにキツい夢だった
女子の、いわゆる無視したり、仲間外れにしたりするあの特有の静かな苦しさね。
小学生の時はよくあった。○○ちゃんと一緒に帰るからゴメンね。○○ちゃんたちとグループ一緒だからゴメンね。
みんなもこういうことは体験して育ってきてるんだよね。きつかったよね、あれ。
夢の中の私は泣きながら何かを叫んで自転車全速力で漕いでたよ、そしたら夢の中の私をハブってた女の子たちも一生懸命自転車に乗って追いかけてきてたよ(笑)
今思えばそういう女子って感じの経験は小学生の時だけで、中高大の女子校の時はなかったような気がする。
いや、あったのかもしれないけど、自分がつらくならないように上手く立ち回っていたのかもしれない。それとも意識的に忘れたとか。
いずれにせよ、人生って苦しい。
こんな思い出したくもないことを、急に夢の中で思い出させられちゃ、ね。
過去の私は死んだ、ザキ。
まだ、死なない。
ザラキ。
嫌な思い出ほど残る脳の仕組み���
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静寂
2020/10/07
すぅちぃの経過としては、吐いた翌日、なんだかいつも通りの様子で、元気に歌ってるし、すーちゃん!って言ってるし、ご飯もモリモリ食べるしで、あれ?元気。病院行かなくて様子観てればいいかな?なんてママと言ってたんだけど、昨日の様子を思い出すとやっぱり不安ということで、少し遠めの田無の方の病院へ連れていった。(近場の病院は休診でした)
メガバクテリアを疑っていたんだけど、糞からはあんまり細菌は見られず、そのうの検査をしたら細菌がうじゃうじゃいた。
鳥の体内に細菌がいることは当たり前なのだけど、ちょっとこの量は多いわね、と言って顕微鏡に映った細菌を見させてもらった。
元気そうに見えてもこんなに細菌抱えてるんだから、鳥の体調なんて本当にわからないものだ…、本当にそう思った。今までは大丈夫だったのだろうか…、実は知らないうちに辛い想いをさせていたのかもしれない…。
それからお薬をもらって帰ってきた。毎日朝夕の2回、2滴ずつお薬を飲んでもらった。あんまり美味しくはないみたい。体を掴んだ状態で薬をあげたくなかった(手を怖がる対象にしたくなかった)から、人差し指に薬を数滴垂らして口に持っていくと警戒しつつもペロッと舐めてくれて飲んでくれた。可愛くて、とっても偉かった。
そんなこんなで1週間経った今日、また病院に連れていった。そのう検査をしたところ、先生は(細菌が)全然いないですね、と言って顕微鏡を見せてくださった。うんちも普通でいい感じ。今までべちょべちょで水分多めのうんちはお腹の細菌が悪さしていたのか。ずいぶんべちょべちょのうんちが続いていたから、それがすぅちぃの普通のうんちだと思い込んでいた。ごめんね、すぅちぃ。
これでとりあえずもう安心。元気になるね。本当に安心した。いい病院の先生に出会えたと思う。とても優しい穏やかな先生。ありがとうございました。
すぅちぃはもうおじいさんなんだよね。足の裏が赤くなって皮が薄くなってるのを見て痛感したよ。先生に指摘されるまで全く気付かなかった。止まり木とまるのも大変になっちゃう時もいつか来るかもしれない。今までたくさん楽しい時間をくれたすぅちぃ。これからも楽しい時間を過ごしてもらえるように、私たち飼い主がすぅちぃに合わせて環���を整えてあげなきゃね。本当に元気でいてくれてありがとう、すぅちぃ。
ここ数日、実家に帰れて楽しかったな。かず、時間をくれてありがとうね。ママは今頃寂しがってるだろうな。また今度はかずと一緒に帰るからね。
いつもの静寂。日常の続き。愛。

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隠し上手は下手でいい
2020/9/30
鳥は体調が悪くなるのを隠して過ごすと言うけれど、本当にわからないもんだ。
すぅちぃがぐったりする1時間前まで一緒に遊んで元気に飛び回ったりお喋りをしたり歌ったりしていたからだ。
あれは本当に具合が悪いのを隠していたのか?急に体調が悪くなったようにしか見えないよ…。隠していたのだったら、怖い。
隠し上手にならないでね。
健気だなぁ、と泣きそうになったのは、私たちがご飯食べている時に、すぅちぃもいつも通りのように一緒に食べるフリをしていたこと。(多分フリだと思う)
ママが台所にいくと、元気に鳴き、「すぅーちゃん!」と言って、おやつちょーだい!を訴えたこと。
家族を笑顔にさせてくれたから、なんか泣きそうになっちゃった。なんだ、元気じゃーん!って言わせようとしてるみたいで。
すぅちぃ、明日すぐに病院に連れて行ってあげるからね。まだ、元気でいてね。
お願い。

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大切にしたいもの
2020.8.31
自分の苗字が変わって両親と離れると、急にいろんな関係が遠くなっていってしまうような気がして止まない。
実家に住んでいた時は、友一が一人暮らししても、遠くに行ってしまった感じはまったくしなくて、すぐ会えるって思ってたけど、今はとても遠くにいるような感じがする。現に距離的にも遠くなってしまったのもあるけれど。
高砂も遠くなってしまった。
ママとたーちゃんがずっと繋いでくれた従弟妹たちとの関係も大切にしたくてたまらないのです。結婚したところで、結婚した、という事実以外は変わってないはずなのに、なぜか心の距離もすごく遠く感じるようになったのはなぜなんだろう。
この気持ちが自然に消えることなく、これから私が繋ぎとめていかなきゃいけないんだろうと思う。ママやたーちゃんが作ってくれた大切な関係を。

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ありのまま
2020.8.6
ひとつ前の投稿から数時間、あの悲しみのあと、結婚式用の動画を作るために夫の小さかった頃のDVDを見ていた。
なんとも子どもらしい子ども。
自分の道をゆく子どもだった。わがままな部分がたくさんあった。
そうか。そうだよなぁ。
子どもの時に見せていたような顔を私に今見せてるんじゃないかな、ってふと思った。
今は子どもじゃないから冷たい態度が可愛らしくないけどさ。
小さい頃の映像みてたら、なんか心穏やかになって、夫の優しいだけじゃない人間らしい部分が最近よく見えてきてるんだな、と思うようになった。
もう付き合い始めた時から10年くらい経つけど、やっと、ってことなのかな。
良いか悪いか、どう捉えるかは人次第だけど、私は夫のことが大好きだからそういう風に思うようにした。
ほどほどに私でアク抜きしてな。
ほどほどでね。ナイーブになっちゃうから。

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同じ人間だから
2020.8.5
夫のことを聖人君主だとは思って��ない。同じ人間なんだから、他人のすることに対して不満を抱いたり、怒ったりすることはあると思う。でもどこかで夫のことをひたすら優しい人って信じ込んでた。そういう一面もあるんだなって思った。
仕事で疲れているのもわかる。山の急斜面で仕事なんてすごいよ。林業という仕事をしていることに対してとても尊敬してるし、誇りに思う。
だけど、目の前ではぁ~って何回も言われたり、遠くでわざと聞こえるようにため息つかれたら、こちらもどうすればいいかわからない。今後こういうことが増えていくなら、対処方も見つけていかなきゃいけないね。もう家族なんだもん。彼氏じゃないもん。
私も仕事で疲れている時、家族にあたってしまったことあるからわかるよ、わかる。
それでも、今日の態度は本当につらいものがありました。
結婚する前はこんな姿みたことなかった。こんな愚痴みたいなこと書くなんて思ってもみなかったよ。ツイッターでよく見る夫の悪口アカウントみたいで本当はこうやって文章に残すのも正直嫌だ。
ケンカも増えたな。かずもこんなに怒るんだって最近思う。
どうやって接すればいい。付き合ってた時と同じじゃダメなのかな。
私が優しく接すればいい?私って実は優しくないのかもしれないね。
結婚する前と何にも変わっていないからダメなのかな。出来る妻になればいいの?なんでも完璧にこなすような。
私が仕事していればよかったのかな?私も仕事疲れた~って言って一緒にはぁはぁため息ついてればよかったのかなぁ?
なんかとても悲しいな。
結婚することで関係性って変わるものなんでしょうか?最近はお金のことが絡んだり、将来のことを考えたりしてるから怒りっぽくなっているのでしょうか?もう、わけがわかりません。私がばかだからですか?
私の性格もこんなんだし、一回険悪ムードに入ったらもう優しくできないよ。悲しいな。本当に悲しい。楽しく過ごしたいだけなのにな。明日の朝は、もう優しくできそうにない。まだまだ子どもだな。私は。
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懐かしい人たち
2020/07/10
ちょっと昼寝をしたら、中学生の時に好きだったダンス部の園原先輩と職場の先輩の成美先生が夢に出てきた。
私はダンス部という弱肉強食世界が嫌いだった。ダンスという表現方法も中学生の私は好きになれなかった。人と自分を比べちゃって自分の踊りを楽しむ、なんて気持ちはどこにもなかった。だから今でもオーディションは大嫌い。怖い先輩もいっぱいいた。友��も何となくぎすぎすしている。友達であり、ライバルでもあった。ライバルがいるのはいいことだけど、あんまりいい雰囲気じゃなかった、少なくとも私にとっては。学校社会に当たり前のようにカーストはあって、ダンスが上手い人たちや先輩が怖かった。でも、今日の夢で思い出したけど、本当に分け隔てなく接してくれた大好きな先輩が私にもいた。すごく独特な雰囲気があって、優しくて、ダンスも上手かった。かっこよかった。そんな先輩と夢の中で(なぜか)成美先生の誕生日をサプライズでお祝いしよ、と誘われたのだった。なんか懐かしかった。実際過去に、何か先輩がやっていることに手を引かれながら誘われたことがあったのだ。すごくドキドキして嬉しかったことを思い出した。
なんで全く接点のない園原先輩と成美先生が夢に出てきたのか考えたんだけど、二人とも誰でも分け隔てなく接して自分らしさを持っている、私の大好きな人という点は共通していた。なんとなく2人は似ている。こんな気のいいひとがいるんだなぁ、と思うもの。私みたいなひねくれ者に「こっちおいで。一緒にやろう」と手を引いてくれたことのある先輩。そんな大人に私はなれない。でもこうやって今日見た夢をきっかけに昔嬉しかったことを思い出せたから、少しは他の人に優しく出来るかもしれない、と思った。
私は昔のことを本当に思い出せない人間なんだけど、日常のふとした瞬間に思い出したりするから人間の脳みそって不思議だなぁと思う。夢でいろんな人に会えたりするから、忘れないうちにこうやって記録に残せていけたらいいなぁ。

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雑記
2020/5/28
ただの日記を書くね。
謎の美意識がただいま~って帰ってきてから、健康的に痩せたいという私からぬ感情が沸いてきたのであった。奇跡です。
私が運動もせずにずっと家に引きこもっているのを心配してかずが購入してくれたフィット���クシング(switch)。ゲームならさっちゃんやるでしょ、という軽い気持ちでプレゼントしてもらたわけだが、ええ、まんまと頑張ってボクシングしているよ~。飽きるまで頑張るね~。
ちょっと心が萎えかけた時は、モー娘。のライブ映像を見るんだよ。みんなかわいいよ~、細いよ~。そしてよく歌って踊るよ~。すごいよ~。かわいい子みると頑張ろうと思えるからアイドルというのは本当に偉大でございますな。
やっぱりwhat is love?とわがまま気のまま愛のジョーク好きです。ライブ観に行きたいな~~~
はい、おわり。絵が描けない描きたくない。はい、おわり(2回目)。

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お洒落をするということ
2020/5/24
マルジェラの香水をかずんこに買ってもらって、なんだかドキドキしちゃって寝付けない深夜1時。
香水は人生で初めてだ。オットナ〜って2人で言いながら注文ボタンをポチッと押しました。
どんな匂いがするのかな…いい匂いなのは間違いなさそうだけど…。
こうやって香水とか化粧品を買うと、髪の毛もきれいにしたいから美容院に行きたい、だとか、夏に向けてこの化粧品が欲しい、だとか、普段欠如していた感覚がグワっと押し寄せてくるんだよね。
かわいくなりたい、みたいな感覚が!
これは絵本のネタになるのではないか…??と思っている。
はやく届かないかなぁ〜っていう気持ち、とか、実際に届いてみて想像通りだったのか、期待以上、それとも期待外れだったのか、とか。そういう過程も記録出来たら面白いかもしれない。こういう過程はきっとみんな体験したことあることだから共感できる。それから使ってみてその後の感想は変わったのか、とかね。物によっては、使ってみて良さがわかる、とか、時間が経つといい匂いになって、これもまた好き、とか様々だものね。こういう過程は記録しないと案外忘れてしまうものだ。これは香水での例だけど、絵本だったらどんな対象が使えるかなぁ〜、とか考えたいところ。
さて話は戻るけど、今回買った香水の匂い紹介文が独特で面白いから記録。以下コピペ。
『イタリア、フローレンスの清々しく晴れた日曜の朝。洗い立てのリネンのシーツがなめらかに肌を包み込む。いつまでもこのままでいたい、フレッシュでゆっくりとした落ち着きのひと時を再現。』
いったいどんな匂いなんだ…!でもレビューみると絶賛の嵐。楽しみすぎる…。
以上、なんだかそわそわして寝付けない私でございました。香水はやく届かないかなぁ〜!久しぶりに女の子に戻れた気分。おかえり〜!

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初夏の日
2020/05/15
歩いたら少し汗ばむけれど、半袖では少し肌寒い五月中旬の午前8時半に、私は郵便局へ向かった。が、郵便局はコロナウイルスの影響で営業時間短縮。10時からの営業だとさ。
あーあ、1時間無駄になってしまったなぁ。そもそも郵便局って10時から営業だったっけ?なんて普段外を出歩かないから、そんなこともわからなくなっちゃってんの。
��も、久しぶりに近場を散歩してみると面白いもんだな。コロナの影響なのか、野草が元気に伸びまくってて気持ちよさそうだし、鳥のでっかいウンチは落ちているし、ミミズとヤモリは干からびてるし、燕は飛び交ってるし。
お寺とか工場の周り、コンクリートの隙間から、排水溝の金網の下から、いろんな野草が伸びてきててなんだか嬉しい気持ちになった。
シロツメクサの花が綺麗に咲いていて、歩きながらサラサラ触ったら、草の感触が本当に気持ちよかった。数年前はあの上で寝っ転がったり出来ていたと思うと、本当に贅沢だった。幼稚園のグラウンド走り回りたいなぁ、と今日は心から思った。
近所にあるカルミアが咲きそうだった。かわいくて大好き、咲く前は本当に金平糖みたいだし、咲いたら砂糖菓子。枯れかけのツツジは夏への入り口、菖蒲は真っすぐ伸びて綺麗に花は垂れている。初夏の花も好きだ。
さて、こうやって営業開始まで1時間あるし、やることもない私は帰宅し、こうやってパソコンと向き合っているわけだけど、本来の私だったら、もう今日は郵便局行かなくていいや~ってなるわけだけど、送るものがママへのプレゼントなので頑張って尻を叩いてもう一回あの長い坂を上るのであった。
フィルムカメラ持って行こ~っと。

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2020/03/04
アメリカに行きたい
伊根に行きたい
瀬戸内海を見に行きたい
沖縄に行きたい
ライブ観に行きたい
神保町に行きたい
行きたい場所によって、一緒に行きたい人が違うということは幸せなことだな。
今日いろんな人が出てきた夢を見たので、そんなことを思いました。
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2020/2/12
当たり前の日常が少しずつ変わっていく。生き物ってみんないつか死ぬんだなって思った。信じられない未来が、現実になっていくような。みんな歳を取る。
2020年2月5日、あーちゃんは天国に行った。
認知症になって、自分で話せなくなって、食べられなくなって。でも���やっぱり最期まで私の知ってるあーちゃんだった。
あーちゃんが亡くなる5日前に会いに行った。話しかけても、返事はないけれど、目を合わせてくれて、じっと誠実に聴いてくれてた。本当は言ってる意味がわかってるんじゃないかな、ってくらい、こっちを見てた。目の乾燥かもしれないけど、左目に涙が少し垂れてるのを見て、そう思わざるを得なかった。だから越路吹雪の音楽を聴いて踊ってみたりした。だってこんな明るい曲なのに、しみったれてたらつまらないものね。
あーちゃんの訃報は、悲しかったけど、本当にお疲れ様、頑張ったね、今までありがとう、この気持ちしかなかった。
お葬式場に着いたときのじーちゃんの驚いた顔、あーちゃんを見ている時の顔、忘れられない。式中のじーちゃんの曲がった背中を見ると涙が溢れてとまらなかった。
ああ、じーちゃんは一人になっちゃたって思った。あーちゃんが死んじゃったこと、忘れちゃうのかな、とか、あーちゃんを探してうろうろしちゃうのかな、とか、じーちゃんの顔を思い浮かべて、寂しくなる。
かずも一緒にお葬式に来てもらった。本当にあーちゃんとじーちゃんに会ってくれて嬉しかった。もっと早く会いに行っていれば…。
じーちゃんはとびっきりの笑顔と涙で、とってもいい子ですから!本当にこれからよろしくお願い致します。と挨拶してくれた。2回も!すごく嬉しかったな。私はじーちゃんが、丁寧に挨拶やお礼をするところが大好きだよ。
いっぱい会いに行くから、まだ生きてね。じーちゃん。
あーちゃんは天国で好きなことをやっているのかな。文化刺繍をやっていて欲しいな。何年後になるかわからないけど、私がいつか天国に行ったら、あの江戸切子のグラスに原液を薄めて作るカルピスを淹れてほしい、と思う。
あーちゃん、じーちゃんの中で生きててね。
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2019.12.26 自分の感情がわからなくなる年だった。 大好きなあーちゃんが骨折して歩けなくなったり、大好きなおじいちゃんの認知症が進んだことで、大好きなたーちゃんが介護疲れで鬱っぽくなっちゃったり。大好きな人たちが、目に見えなくて、どうすることもできない圧力で苦しんでいった。ママも自分の出来ることを一生懸命やっていたし、自分の大切な家族のことをずっと胸に抱えて苦しんでた。 じーちゃんが忘れっぽくなっちゃったのだって、誰も責めることは出来ない。わかっているけど、同じことを繰り返し言われるのは毎日一緒に暮らしている人には辛いよね。じーちゃんは自分が物忘れしてるのだって気付いてないんだから、同じことを何回も確認したり、聞いたりするのもしょうがないことなんだから…。たーちゃんだってわかってる。わかってるから、 苦しい。 施設にじいちゃんとあーちゃんが入った。もう自分の家に帰ることはないんだって。あの日が、じーちゃんとあーちゃんと高砂の家であえた最後の日だったんだな、とか。施設のことを病院だと勘���いしてるっていう話、とか。考えれば考えるほど寂しいよ。人生について考えたり、何歳になっても自分は親にとって子どもだって思ったり。変わらない事実はあるのに、住む家が変わったり、名前が変わったり、家族が増えたり。 結婚して当たり前のようにいた実家を離れた。 あの家が私の家だけど、違う家になった感じがする。ママにもパパにも、すうちいにも会えない。友一にも会えない。当たり前の日常が遠くなっていく。実家を離れた日に、急に寂しくなって、夜はしくしく泣いた。前日まで、直前まで、早く青梅行きたいなぁ、とまで考えていたのに。友一が引っ越した日、すぐ会えるんだからって全然寂しくなかったのに。 寂しさが胸に押し寄せて苦しくなった年末。引っ越す前日にたーちゃんから電話がきて、泣きそうな声で、「おめでとう」って言われた時、苦しくなった。 なんか当たり前だったいろんなことが遠くなっていっている気がして。 こういう今も、思い出して涙目になってるし。情緒不安定になる。いろいろ思い出す。たーちゃんやアメリカに住んでいたゆきこちゃんとゆきちゃんママから毎年誕生日にカードをもらってたのが嬉しかったのを思い出した。 なにを書いてんのか、書こうとしているのかわからなくなった。 やめた。 寂しいけど、青梅の暮らしももちろん楽しい。引っ越した日、ベッドの中でしくしく静かに泣いてる私の手を握ってくれた夫に本当に、本当に、感謝してる。 人生について考えた年だった。 すーちゃん、元気かなぁ。
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