#『オズの部屋探し』パリ公演決定イベント
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忘れているなにか
昨日は『メフィスト』の稽古(いちいちこのブログには書いていませんが、当然稽古をしています)から帰ると、先日出版社に送った原稿のゲラ(初校)が送られてきていて、それをチェックしていると時間を忘れ、妻が夕食に呼びに来たので「え?」と思ったら、もう8時を回っていました。
夕食後、またゲラをチェックしたり、『メフィスト』のセリフを繰ったり、メールやFacebookのMessengerで、9月22日(日曜)の「ファンディング・フェスタ〜劇場を創るための演劇祭」でリバイバル上演する『リハーサル』と、9月27日(金曜)に始まる『メフィスト』と、10月18日(金曜)の『オズの部屋探し』の告知をしたり、「ファンディング・フェスタ」と『オズの部屋探し』フランス公演決定イベントのチラシを刷ったり、プリントアウトがうまくいかなくてイライラしたりしているうちに、息子が帰ってきました。
バイト帰りのようで、顔が赤いところを見るとどうやら呑んできたようです。「え? バイト帰りに呑んだにしては帰りが早いね」と言ったら、息子は怪訝な顔で「いや、最終で帰ってきたんだけど……いま何時かわかってる? 午前1時だよ」と答えました。
うーん、そうか、もうそんな時間か。
それからまたなんだかんだやっているうちに、気がついたら午前4時。いくらなんでもこれでは体に悪いと思って、寝ようとしましたが、いやいや頭が冴えて眠れるものではありません。
なんとか寝付いたかと思うと、7時に目が覚めてしまいました。
もうヘロヘロです。今日はもう何もしないと決めたのですが、結局午前中はいろいろしてしまいました。
昨日からどうも気になるのは、どうもなにか大切なことを忘れているのではないかということです。
一体何を忘れているというのでしょう。
あれこれ考えると、結局夢で見た「なにか」に突き当たります。しかし、相手が夢だけに判然としません。ただ、なにかを忘れているに違いないという思いが残るだけです。
こういうのもデジャヴュの一種なんでしょうか(ちなみに私は「デジャブー」という書き方が好きではありません。Déjà-vuは「デジャヴュ」でなければならないというのが、フランス文学研究者のささやかなこだわりです)。
人はこんなふうになにかを忘れ大人になっていくのでしょうか。
最後はルイ・アラゴン風に決めてみました(ルイ・アラゴンの詩に Est-ce ainsi que l'homme vivent ?「人はこんなふうに生きていくものか」というのがあるのです)。
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演劇ユニット・チーム銀河×モンゴルズシアターカンパニーは9月、10月に3つの公演を控えています。
1)『リハーサル』リバイバル公演(ファンディングフェスタ〜劇場を創るための演劇祭)
日時:9月22日(日曜)17時
会場:イサオビル2階ホール
料金:2,500円(前売り・当日とも)
https://www.facebook.com/events/486874758545584/?event_time_id=486874761878917
2)『メフィスト』初回プレビュー公演
日時:9月27日(金曜)19時半
会場:イサオビル2階ホール
料金:2,000円(プレビュー特別料金、前売り・当日とも)
https://www.facebook.com/events/403902366903274/
3)『オズの部屋探し』フランス公演決定イベント、ファンディング公演
日時:10月18日(金曜)19時半
会場:杉浦実業株式会社2階会議室
料金:2,500円(前売り・当日とも)
https://www.facebook.com/events/470855916801664/
みなさまのご予約・ご来場をお待ちしております。
#新作『メフィスつ』#ファンディング・フェスタ〜劇場を創る��めの演劇祭#『リハーサル』リバイバル公演#『オズの部屋探し』パリ公演決定イベント#デジャヴュー#ルイ・アラゴン#Est-ce ainsi que l'homme vivent ?
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2019年に見た芝居、出た芝居
あけましておめでとうございます。
2019年の総括は2019年のうちにしておくべきですが、年末ギリギリまで忙しかったので、今このタイミングで2019年に見た芝居、出演した芝居を書き出します。
2019年に見た芝居は以下の通り。
1月
『銭湯ワンダバ』(トキータ・メンバッカさん作・演出、末光直樹さん、大曽根クルールさん出演の芝居……というか本物の銭湯を使ったイベント。この時はまだ自分が出演するとは思ってもいませんでした)
『トロッコ』(増田さんが作・演出。増田さんが最初に上演した『Bier』を三人芝居に書き直したもの。ピッコロ演劇学校で同期だったなしえや、その後『銭湯ワンダバ』や『06の世界』で共演することになる末光さんが出演)
2月
『なんだか僕たちはパクチー』(トキータ・メンバッカさん作・演出。四ツ橋にあるパクチー専門店ゴーゴーパクチーでパクチーが禁止された世界のお話を上演するというのが基本コンセプトで、毎月1回1年間ロングランの予定でしたが、ゴーゴーパクチーが営業形態を変えて台湾食堂になったため、3月で中断。見といてよかった)
3月
『スクランブルエッグ』(ジャパン・トータル・エンターテインメント主催の芝居。作は腹筋善之助)
ピッコロ演劇学校卒業公演(本科は鄭義信原作の『20世紀少年少女唱歌集』を、研究科はドストエフスキー原作の『罪と罰』を上演)
4月
『銀河のかたすみで』(私が顧問をしている学生劇団・狸寝入りの公演)
5月
『溺れる夢をしばらく見ない』(トキータ・メンバッカさん作・演出、山本太陽君出演の芝居。イサオビルで毎月1回1年間ロングラン)
『希望の扉をノックしろ』(白樫由紀子さん出演の劇団・伽羅倶梨の芝居)
6月
大阪放送劇団・朗読劇場(白樫さん出演。別役実先生や岸田今日子さんの作品を朗読)
『銭ゲバ!』(ピッコロ劇団がモリエールの『守銭奴』を翻案・上演。これで論文を書きました)
7月
『0ゲーム2』(一昨年上演された『0ゲーム』の続編)
『アルケルティス異聞』(清流劇場が上演した古代ギリシャ喜劇)
『ピピン』(ボブ・フォッシーのミュージカル。名作中の名作です)
『ガラスの動物園』(テネシー・ウィリアムズの戯曲を文学座が上演)
8月
『バッド・ニュース⭐︎グッド・タイミング』(三谷幸喜のコメディー。白樫さんからお借りしたDVDで)
『にゅういやあ-ーアンチクリスト』(中野聡さん出演)
『歌うシンデレラ』(別役先生のファミリーミュージカルをピッコロ劇団が上演)
『その死刑囚は美人だった』(あやかちゃんが出演したひとりミュージカル)
9月
『スセリ台本劇場』
10月
『ブルーストッキングの女たち』(ピッコロ劇団)
ピッコロパッソ(ピッコロ演劇学校中間発表)本科
11月
『わが町』(ピッコロ演劇学校研究科中間発表会)
『カリギュラ』(アルベール・カミュ作、栗山民也演出、菅田将暉主演の『カリギュラ』のゲネと初日を新国立劇場で見せてもらいました)
『明日雨が降りそうな夕焼け空』(劇団エッセンスの芝居。マッキンが出演)
『シングルマザーズ』(白樫さん出演の大阪放送劇団の芝居)
12月
『カリギュラ』(これで3回目。今度は神戸こくさいホール。3月にこれで論文を書きます)
数え方にもよりますし、DVDを入れてもいいのかという疑問もありますが、全部で26本ということになりますかね。2018年よりは少ないような気がしますが、まあ、こんなもんかな。
出演した芝居はというとーー普段は1本、多くても2本なのですが今年は多かったなあ。
ロングランが3本、『オズの部屋探し』が4月まで、『リハーサル』が8月まで、でもって『メフィスト』が9月からという具合に間断なく芝居があり、それに加えて、1日だけとはいえ3月にトキータ・メンバッカさん作・演出の『銭湯ワンダバ』(@千鳥温泉)に出演、12月には同じくトキータ・メンバッカさん作・出演の『06の世界』(@トリイホール)に出演。
そのほか10月にモンゴルズシアターカンパニー主催のファインディングフェスタでも『リハーサル』を上演し、パリ公演決定走行イベントとして『オズの部屋探し』を上演しました。
それ以外にもちろん授業もしているし、論文も書いているわけですし、『カリギュラ』関連で演劇雑誌『悲劇喜劇』にかなりの量の原稿を、『カリギュラ』のパンフレットにも小文を書かせていただきました。
そら忙しいはずだわ……
ほんと去年は慌ただしい一年でした。
さて今年はどうなるかーーのんびりしたい気持ちもありますが、『メフィスト��のロングランは継続中ですし、2月には『オズの部屋探し』パリ公演が控えています。
もう少しだけ頑張ってみよっと。
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新作『メフィスト』1年間ロングラン中!
次回は1月3日(金曜)、次々回は1月31日(金曜)。
会場は大阪・新町のイサオビルRegalo Gallery & Theater(イサオビル2階ホール)、19時開場、19時半開演です。
https://www.facebook.com/events/403902366903274/
みなさまのご予約・ご来場をお待ちしております。
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『オズの部屋探し』フランス公演決定イベント、無事終了
もう一昨日(10月18日)になりますが、『オズの部屋探し』フランス公演決定イベント、クラウドファンディング公演が無事、終了しました。
一昨年に13回、昨年5月から今年4月まで毎月1回で12回、計25回上演した芝居で、言ってしまえば慣れ親しんだ芝居ですが、結構大変でした。
台本は変えませんが、演出を変えて、和室を洋室に、畳を椅子にしたため、背景の画像(この芝居は一切舞台装置を使わず、全てプロジェクションマッピングで表現します)が変わり、フランス語字幕も刷新したのですが、前日(10月17日)には機材が整わずゲネ(本番前の総稽古。本番と同じことをします)ができず、当日(10月18日)も会場となる会議室が14時からしか使えず、慌ただしいこと慌ただしいこと。
でも、思った以上に大勢のお客さまに来ていただき、非常にビビッドに反応していただけたので、やっていて非常に楽しい公演でした。
後から演出の増田さんに「今日の東浦さんの演技は神がかってましたね」、「ああいう解釈もあるんだと感心しました」、「今までの東浦さんの演技の中で最高だったと思います」と言われました。
え?
もちろん褒めてもらえるのは嬉しいのですが……そ、そうなのか? 本人としては、そういうのはよくわかりません。
ロングラン公演が4月に終わってから半年たって、いい塩梅に「熟成」されたんですかね。私自身は猫背で、設定が畳から椅子に変わったので、姿勢を良くしようということだけ意識してたんですが……
また、どれが誰のセリフかわかりやすくするために、フランス語字幕の女のセリフを黄色にしたのですが、それについてはーー
「なぜ黄色にしたのかと思っていましたが、『オズの魔法使い』の黄色いレンガの道を意識しているのですね。なるほどと思いました」
と増田さんは言っていました。
え? いや……あの……その……
はい、当然じゃないですか! もちろんそう考えて黄色を選びました(きっぱり)。
本当は……最初は��のセリフを青に、女のセリフを赤にしようと思っていたのですが、男=青、女=赤というのは性差をあらわす既成概念だととられかねないので、黄色にしただけなんですが……
まあ、結果オーライというやつです。
カーテンコールでは、会場を提供してくださった杉浦実業の会長、杉浦勝昭様からはサプライズで粋なプレゼントをいただきました。
一見、箱入りのパラの花束なんですが、実はSoap flowerーー石鹸で作った造花です。
杉浦会長、ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
終演後は例によって交流会。かなり盛り上がって、バラシをしたら、もう11時過ぎ。あれ、私、終電に間に合うのかな?
なんとか間に合って家に帰ったのが、午前1時前。疲れ果ててベッドに入ったのが午前2時頃。
少し眠ったと思ったら、足がつって目が覚めました。
い、痛い……
それからなかなか眠れず、翌19日は朝から大学で業務があったので、そのまま大学へ行きました。
つ、疲れた。ね、眠い。おまけになんだか体の節々が痛くてたまりません。
私……大丈夫なんでしょうか。
とはいえ25日(金曜)は、今度は『メフィスト』の公演があります。
よし、気合い入れて頑張るぞ。気合いさえあれば、大抵のことはうまくいくはずです。
みなさまのご予約、ご来場をお待ちしております。
追記:
順序が逆になりましたが、神戸新聞様が10月17日の朝刊で『オズの部屋探し』パリ公演、ならびに『メフィスト』1年間ロングランのことを取り上げてくださいました。
神戸新聞記者の田中真治さま、いつもありがとうございます。
「田中、佐藤は犬のくそ」なんてセリフを『オズの部屋探し』に書いて申し訳ありません。主人公の不動産屋は女性客に言われて、全国千五百万の田中様に謝罪しておりますので、何卒お許しを。
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新作『メフィスト』1年間ロングラン中!
次回は10月25日(金曜)、次々回は12月6日(金曜)。
会場は大阪・新町のイサオビルRegalo Gallery & Theater(イサオビル2階ホール)、19時開場、19時半開演です。
https://www.facebook.com/events/403902366903274/
みなさまのご予約・ご来場をお待ちしております。
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『オズの部屋探し』パリ公演のためのクラウドファンディング実施中!
���非ご支援をお願いいたします。
https://camp-fire.jp/projects/view/184653
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息子の誕生日から『オズの部屋探し』フランス公演決定イベントへ
一日過ぎてしまいましたが、昨日10月17日は息子の誕生日でした。
息子は1995年10月17日生まれーーそう、阪神淡路大震災のちょうど9ヶ月後です。
妻と私は1992年11月に結婚しました。それから2年以上が経っても子どもはできませんでした。
意図的に作らなかったわけではありません。自然に任せていました。焦っていたわけでもありません。いつかはできるだろうと思っていました。
不謹慎な言い方かもしれませんが、私は体が地震を察知して、あるいは地震という危機的な状況の中で、生命の連鎖を図り子どもを授けてくれたのではないかと思っています。
息子は生命力に溢れ、なにごとにおいても積極的で、妻と二人で「一体誰に似たんだろう」と言っていますが、おそらくそのせいではないかと私は思っています。
息子は昨日で24歳。年男です。今は家にはいません。遠いロンドンの空の下にいます。
息子よ、誕生日おめでとう。そして、いい滞在を!
そして今日10月18日は『オズの部屋探し』フランス公演決定イベントーー『オズの部屋探し』をフランス公演と全く同じ形で上演します。
一昨年に13回公演、昨年5月から今年4月まで12回公演した慣れ親しんだ芝居ですが、今回演出が大幅に変わったので少し不安もあります。
おまけに私自身、8月下旬から今日までなぜか異常なまでに忙しく、肉体的にも精神的にも限界に近いところまで来ています。
よし、気合い入れていくぞ。気合いさえあれば、大抵のことはうまくいくものです。
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演劇ユニット・チーム銀河×モンゴルズシアターカンパニーの新作『メフィスト』1年間ロングラン、
次回は10月25日(金曜)、次々回は12月6日(金曜)。
会場は大阪・新町のイサオビルRegalo Gallery & Theater(イサオビル2階ホール)、19時開場、19時半開演です。
https://www.facebook.com/events/403902366903274/
演劇ユニット・チーム銀河×モンゴルズシアターカンパニーはまた、来年2月の『オズの部屋探し』パリ公演決定を記念して、10月18日(金曜)に『オズの部屋探し』をフランス語字幕付きで上演します。会場は大阪・緑橋の杉浦実業株式会社2階会議室。19時開場、19時半開演です。
https://www.facebook.com/events/470855916801664/
みなさまのご予約・ご来場をお待ちしております。
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演出が変わります
今日10日は『オズの部屋探し』の稽古(いちいちここには書いていませんが、もちろん稽古はしていますーーきっぱり)。
パリでの公演を考えて、いろいろ試してみました。 結果ーー台本は基本変わりません(フランス語字幕はもうできているので、いま台本を変えると面倒なことになります)が、かなり演出が変わります。 我々自身が「え?」と驚くほどです。
『オズの部屋探し』フランス公演決定イベント、クラウドファンディング公演は10月18日(金曜)19時半。 場所は大阪・緑橋の杉浦実業株式会社2階会議室。
初めての方も、すでにご覧になった方も、是非お越しください。 (チケットの売り上げは全額、フランス公演の渡航費・滞在費に使います。)
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、明日11日は15時10分から関学仏文同窓会主催の歌とピアノのコンサートの司会、夜は今度は『メフィスト』の稽古です。
ね、ちゃんと稽古してるでしょ?
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演劇ユニット・チーム銀河×モンゴルズシアターカンパニーの新作『メフィスト』1年間ロングラン、
次回は10月25日(金曜)、次々回は12月6日(金曜)。
会場は大阪・新町のイサオビルRegalo Gallery & Theater(イサオビル2階ホール)、19時開場、19時半開演です。
https://www.facebook.com/events/403902366903274/
演劇ユニット・チーム銀河×モンゴルズシアターカンパニーはまた、来年2月の『オズの部屋探し』パリ公演決定を記念して、10月18日(金曜)に『オズの部屋探し』をフランス語字幕付きで上演します。会場は大阪・緑橋の杉浦実業株式会社2階会議室。19時開場、19時半開演です。
https://www.facebook.com/events/470855916801664/
みなさまのご予約・ご来場をお待ちしております。
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