#きょうも黒咲さんのターン!
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seieifsetsuna · 3 days ago
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littleeyesofpallas · 1 year ago
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Kyou mo Kurosaki-san no TURN![きょうも黒咲さんのターン!]
Today is Miss Kurosaki's turn, too!
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luckygoopalmondtrash · 1 year ago
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2024/1/28 フクを除いた3人、新年一回目
本当はルール忘れないうちに1/6にグルームヘイブンの続き予定。年末にルーさんがカラオケに行きたい、いつ行けばいいの?と寂しいことを言うので1/6は辞退。
��日に伝えるつもりが日にち感覚なくなってて当日朝の告知はすまんかった‥
で、次は1/14予定。この日もフクちゃんは仕事とのことで3人での開催予定だったが当日時間を過ぎても2人が来ない‥ まぁバルダーズゲート3やるからいいんだけどさ。 そんなこんなで本日もフクちゃんお仕事での3人開催となった。 グルームヘイブンは揃ってないので何やるかと思案して
スピリットアイランド
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まー積んだね、BGG高順位ながら2人ベストの協力ゲームってんで中々食指が沸かず。
高評価なのでプレ値が付く前に拡張も購入したものの届いたダンボールのまま未開封。
で、ルーさん遅れて到着でプリキュア食玩のお披露目してルールインストは13:00過ぎ開始。
始まってもプリキュア談義に2人は花が咲き‥
ちょっとイラつきながら遊び始めるも、セッティングミスでやりなおし。
初回ターンが終了したのは16:00‥
この間、2人は携帯でプリキュアの動画流したり
ちょっとー
いや好きなものいいんけどさ‥
これは終わらないな‥
そんないつになく暗黒スタート、二巡目位でやっと2人も集中し始めて楽しくなってくる。
協力ゲームで非対称能力のタワーディフェンスなんだけど、何がこんなに面白いのか謎だが確かに面白い!
ひでさんとルーは荒廃を排除出来る能力もち。
俺のは荒廃はなんともならんが不安を煽る能力多数。
書いてて思ったが能力を解放していってやれることが増えていく感じが楽しいのかも!
侵略者は簡単に排除出来ないので押したり引いたりで場を繋いでいく。
7ターン目位で恐怖レベル2になったところで勝利条件満たせるかも!とヒデさん
���攻能力で建物を全て排除して勝利終了!
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19:00過ぎ終了で意外とあっけなくクリア出来た!
今回、初心者用とか無視して絵柄で選んだものの全員見事に初心者キャラだったw
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忘れそうなので書いておくが初心者用のは初期手札4枚に加えて最初からデッキ構築済み。
他のをみたらそのような指示カードがなかったので4枚以外は全て混ぜてピックしていく模様。
早目の終了で終えたが��レはシナリオモードとか色々あって再戦したいところ!
まぁ、コンコルディア熱も再燃してきたしコーヒートレーダーも控えてるしインペリアルスチームも!
そしてまた暫くは4人揃わない感じなのでグルームヘイブンもお預けかなw
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solitude-klang · 1 year ago
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ザアザア春芽プレゼンツ 新春爆麺祭~2024~@高田馬場CLUBPHASE
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衣装良すぎた(ヘアメも良かった)( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)
PHASEのソールドの方が少し緩い気がしたけどソールドすごい
ステージ奥に「ザアザア春芽プレゼンツ 新春爆麺祭」と書かれたピンクのバックドロップ VIRGEの時からこれだった気がした
VIRGE
拒絶が1回流れてからいつものBGM 暗転
すごいボリュームの麺コに迎えられ楽器隊 最後にゆっくりと遼さんが出てくるとEuphoriaから重々しくスタートだったと思う
この前タイトル間違えて書いちゃったからヴァージュはセトリ上がってから書くねw
きっと多分確かなのは遼さんがアコギを持ってきて演奏されたオレンジ 歌が上手い(n回目)いや上手い
アウトロから繋げて氷龍さんがサビのメロを弾いて終わるの良かったな
絵の具まみれ 氷龍さんの全身使ったプレイスタイルかっこいいなぁっていつも思って見てるけど今日も壊れんばかりの勢いで 遼さんの歌に合わせて表情を変え身体中で歌ってるみたいだった
今のメンバーになってから楽器隊も派手に動いていて全体的に躍動感がある 今日の絵の具まみれかっこよかった
ラストー!って叫んだ後に始まったのTABOOだった…?←海月だった(笑)2回目のサビの途中で遼さんがマイクスタンドを倒し回って 本気でやれーーーー!(怒)真ん中割れろーーー!
醜劣 本気出せいいか!
曲の途中で別の曲が割��込むパフォーマンスw
ザアザア
暗転すると幕の後ろから
今日は何の日ですかー?お誕生日ー!
今日なんの日?誕生日ーー!
KinKiとももクロが結婚した日です
そうなの?激務に追われていて知らなかったw
ザアザア始めまーす…
って下手側からサーーーッて幕が開いてったらお立ち台に片脚掛けて前傾姿勢の一葵さんの横顔が見えたんだけどあまりの美しさに目眩がしました
襟元に少し開きがある黒のスーパーロング丈のシャツコート(←衿裏にループがあるみたいだからアーミーコートだったのかも。立ち衿にしてベルトで留めると比翼巾分隙間ができるからそこが開いて見えたみたい)中はワイドパンツかな ハーネス付けて揃えてて全員めっちゃくちゃかっこいいじゃん 仕事終わらず出てきたから戻るつもりでいたのに?チェキ買わなきゃ帰れないじゃん
シンプルなヘアメでも華がある本日の主役 らしい1曲目w したいだけでしょ?
から続けてのろいうたのイントロギター 度々前に出てくると笑顔でフロアを見渡しててかっこかわいい
のろいうたのイントロ3個目の音が(素人w)半音上がって聴こえたんだけどPHASEの音響の関係かな 何かが違った気がした
数を数えましょう 破裂
のろいうたも破裂もいつもイントロのギターが楽しみなの さすがわかってらっしゃるw
"今年もまた 桜が咲きました"
朗読は桜の街→光のサイレンへ
最近の光は後半のドラムが泣かせにくるなと思ってるけど セトリのこんな位置に入るのもレアだし今日すごい迫力あってめっちゃ良かったよ 感動しちゃった
堂本剛さん 結婚おめでとうございます …
堂本剛さん(春さんw) おめでとうございます
…ありがとうございます…
あ … 俺のターンか… 衣装かっこよくないですか?
フロア:かっこいいいいいいいいい!!!!!
センスあるなぁ~?!
そういえば みんな来てくれてありがとうの流れだったのか忘れちゃったけどセンキュー⤴︎センキュー⤵♡言ってた
今日 … 売り切れだって!
すごいよね ありがとう^
8日のワンマンも売り切れてたし 2日のワンマンも売り切れてるでしょ?調子いいんじゃないの?ザアザアさん^^^^^
僕の誕生日も売り切れてるよね?
… 売り切れてないの…?
3月もあるから頼むぜぇ!
3月のドラムの誕生日来なくていいんで(僕の誕生日来てください)
お後で 今日 発表するぜ
今言っちゃえば?
おぅ 俺もツーマンするぜ!ってずっと椅子の上に立って喋ってた(笑)
※Xへ
https://x.com/xaaxaa_official/status/1745430366683586863?s=46&t=uhUsDFLEfL0OfgvCYi4Eog
ラスト
感電 真っ黒の中に赤い拡声器が映えてた
そしてかなり走らされ続けたし左って言いながら右指してたみたいで間違えた左こっちだとか言ってたりしてたけど姿が見えなかったからフロアにいたのかもしれない(笑)
どっかの煽りで紫月ーー!って聞こえた気がした(空耳?)
楽しかった幸せだった~♪♪
今週はAshmaze.が横浜に来るので行こうと思ってます。なのできっとまたレポ書けないw この前のワンマンは半分ぐらいいつも通り書いて保存されてる(笑)
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a-class-big-idiot · 4 years ago
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もしかして今年2回目の金木犀のターンありますか?
どうもウマダです。
皆さんお元気でしょうか。
いやぁキンモクもう終わっちゃいましたね。
いつもだったら、もう少し寒くなって、もうすぐ冬に近づいてるよ、
なんなら、薄手のニット着てるよって時にあのキンモクが突然帰り道や朝起きた時に
匂ってきて、心がウェイウェイしてきて毎年楽しみだったんですけど
夏に咲きやがって気持ち悪かったです。
懐かしいですね、アメブロ。
入学したてで、まだインスタが流行る前
みんなやってましたね。
うちは朝岡と堀江と学校帰りに行った高島屋の東急ハンズで
ハロウィングッズの被り物を被って写真をふざけて撮ってました。
帰りの電車、見返してると魔界の物語みたいな内容がふと降りてきて、
写真にセリフをつけてアメブロに投稿しました。
いや、それもう怖くないやんって言うくらい大きいガイコツの被り物があって
魔界の先輩役に抜擢した思い出があります。
最近も相変わらず衣装部やってます。
撮影現場は面白くてやっぱり好きです。
今までは長期間の拘束と人間関係が辛くて、
掛け持ちバイトして逃げて��んですが、
頑張るかと思いバイトも卒業しました。
でもやっぱり、やってると、衣装をしているのか人間関係?しているのか
だんだんわからなくなります。
普通に衣装の仕事やりたいだけなのにっいろんな人の腹黒部分がこんにちわ!ってやってきて
疲れるんだよなそういうのと思いながらね。うん。
うん、どうして��うなるのかな?みたいなね、うん。
この前の作品で年下の子が私のこと気に食わないみたいで好かれてなくてですね。
いや、ねぇ、どうして♡ってのがあって
年下の子が床に直置きしたくないからか、
うちのカバンの上にiPhoneとiPad置いて作業してるんです笑
エ?っつって、ねぇねぇどうして?^ - ^
あー、うんうん、でもそうだよね、私の鞄ゴミみたいに汚いもんねぇぇぇ。。
いやぁでもなぁ、、、、、、。
うん、お母さん。
積もり積もって泣きながらお母さんに電話してました。
それでもね、うん、それでも現場楽しくて好きですね!
役柄から衣装考えたりとか面白いし、うん。
あといつでもトイレ行けるしね、すぐ下痢だから、うん。
それ以外にも毎回楽しい出会いとかあって、
あーだこーだ言いながら続けて行こうと思います。
正直、うん。言ってしまうとスタイリストになることはあんまり興味ないんですが
ゆっくり私らしくなんかしらの大物になろうと思います(?)
結構、交換日記とか久々でわくわくすっぞ☆って感じで
割と一人で盛り上がってます。
PS・彼氏できました。一緒に住みたいと言われたのですが
  同棲失敗してるので悩んでます。アドバイスください。
次回はほりえさんです。
宜しくお願い致します。
ウマダ
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kinakotrpg · 4 years ago
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妖しは恋し、にぎやかし
今日で此処ともお別れだ 飲んで歌ってお別れしよう おやおや人の子、我らが見える? これはめずらし、面白し 宴に混ざれ、飲め飲め歌え
inSANe「妖しは恋し、にぎやかし」
いつの間にか迷い込んだのは 満開の桜が咲く山の中 目の前には人ならざる者達 ああ、もう のまなきゃやってられない! ------------------------------------------------------ PL 人数: 2 人 リミット:3 狂気カード:6 ~ 8 枚 傾向: 協力型 。どんちゃん騒ぎ、王道。 時間:テキセ 5 ~ 8 時間、ボイセ 2 時間 ・PC1 貴方は散歩に立ち寄った山で奇妙な出来事に遭遇する。 周囲でどんちゃん騒ぎをする『人ならざる者』。 彼らが妖怪であることは分かったが、なぜ酒を飲んで暴れているのだろう。 しかも自分はまきこまれてしまった。逃げられない。 貴方の使命は『無事この山から帰ることだ』 ・PC2 どんちゃん騒ぎをしている、貴方は妖怪と呼ばれるもの。 皆で酒を飲み、わいわい思い出話に浸っている。 今日でこの山ともお別れなのだ。 寂しいけれど住めなくなるならしょうがない。 珍妙な客もやってきたし、さあもう一杯飲もうか。 貴方の使命は『最期の宴を楽しむ』ことだ。
※これより先はネタバレを含みます
【シナリオ背景】 妖し山を守っていた妖怪ミノリさま、彼が封印されてしまった事により山は妖怪達が住める場所ではなくなってしまいます。 皆がばらばらになってしまう前に��妖怪達は最後の宴を開きます。 そんな時、下見に訪れていたPC1はたまたま妖怪が見えるようになってしまいました。 このまま開発計画を進めるか、妖怪達の住む場所を残すか、PC1は決断を迫られます。
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 ☆PC作成について PCの設定によって職業は自由に選んでいただいて構いません。 ただ、PC1は成人にしてください。 PC2は妖怪という設定になりますが、手当が得意な妖怪だから医者でつくったよ~、等こじつけしつつご自由に作成してください。 
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 ◆PCハンドアウト
 ・PC1 貴方は散歩に立ち寄った山で奇妙な出来事に遭遇する。 周囲でどんちゃん騒ぎをする『人ならざる者』。 彼らが妖怪であることは分かったが、なぜ酒を飲んで暴れているのだろう。 しかも自分はまきこまれてしまった。逃げられない。 貴方の使命は『無事この山から帰ることだ』
 秘密 ショック:なし 貴方はこの山の開発事業の責任者または協力者である。 その下見に訪れただけだったのだが、山ではこの騒ぎだ。 本当にこの山を開発して大丈夫なのだろうか?  貴方の本当の使命は『この山の開発が安全なのかを見極めることである。』  ああ、もう飲まなきゃやってられない。 
 ・PC2 どんちゃん騒ぎをしている、貴方は妖怪と呼ばれるもの。 皆で酒を飲み、わいわい思い出話に浸っている。 今日でこの山ともお別れなのだ。 寂しいけれど住めなくなるならしょうがない。 珍妙な客もやってきたし、さあもう一杯飲もうか。 貴方の使命は『最期の宴を楽しむ』ことだ。 
 秘密 ショック:なし 貴方は此処に訪れる人間が最近やたらと多い事に気が付いている。 何かをたくらんでいるのかもしれないし、この山の主ミノリさまに手を出したのかもしれない。 この人間も仲間だろうか。 皆は宴で浮かれているが、自分は気を引き締めておかねば。  貴方の本当の使命は『この人間が何者かを見極める』事である。  悪い奴でないのならば、一緒に酒を飲むくらいやぶさかではないのだ。
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◆調査ハンドアウト一覧
  ・HO:妖し山  どこかにある、自然が残る山。 今は此処で妖怪が大宴会を行っている。 
 秘密 ショック:なし 今、この山は枯れかけている。  いずれ人による開拓が行われるだろう。 ミノリという妖怪の力で自然も守られ、人の手からも守られていた。 現在はこの妖怪の大騒ぎに森の妖気が濃くなり、たまたま波長が合ってしまったPC1は妖怪たちが見えるようになってしまった。 これは一時的なものであり、PC1にそのような能力が備わったわけではない。 宴が終わればまた見えなくなるだろう。
 ・ HO: ミノリさま この山の主であった妖怪。 ある日姿が見えなくなり、妖怪達はこの山が嫌いになってしまったのだと思っている。 ミノリさまが居ない事で森は枯れかけており、妖怪達は引っ越しを余儀なくされているようだ。
 秘密 ショック:全員 どうやら彼は封印されてしまったらしい。  この山には彼の御神木もあるが、その御神木が枯れてしまえば悪鬼となってしまうという。 枯れていない事から、まだ生きてはいると思われるがこの山が枯れてしまえば御神木も無事とはいかないだろう。 【HO:祓い屋】が追加される。
 ・ HO: 祓い屋 ミノリさまに手を出したと思われるもの。 この辺に祓い屋はいなかったと妖怪達は話している。 
 秘密 ショック:全員 彼は「この山の妖怪達を祓ってほしい」と依頼されてミノリさまを封印した。  ミノリさまは小さな瓶に閉じ込められ、今も祓い屋の手元にある。 どうやらミノリさまを式��か使い魔のように扱うつもりらしい。 この山の妖怪達の事も、狙っているようだ。 【拷問】で恐怖判定を行う。 
 ・ HO: 山へ入る人々 最近山にはよく人間が訪れている。 いったい何をしに来ているんだろう。 
 秘密 ショック:PC2  彼らはこの山の開発計��を考えているようだ。 別荘が立ち並ぶリゾート地へと変わるらしく、人間たちはその下見や準備でこの山を訪れているのだ。 【HO:開発計画】が追加される。 
 ・ HO: 開発計画  この山をリゾート地にするべく始まった開発計画のようだ。
 秘密 ショック:なし 予定が前倒しになり、今日から開発計画が始まることになったようだ。  トラックもその作業のためにやってきていた。  このトラックは【罠】の判定を行って妨害をしていない場合、クライマックスフェイズの2ターン目終了時に「御神木の伐採」を行う。
   儀式:封印破り 壺に封印されたミノリさまを助けるための手段。 祓い屋の生命点を0にし、【破壊】の判定に成功するとミノリさまを開放することができる。  これは失敗するとミノリごと瓶を破壊することになってしまう。 ※つまりは一階きりの勝負です。 この判定に回想シーン、武器、お守りは使用することが可能です。
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◆導入
まだ寒さの残る春の日。 桜の木には蕾が膨らんでおり、もうじき美しい花を咲かせるのでしょう。 街から少し離れた山の中を、PC1は歩いていた。
そんな折、突然の強い風。 思わず目を瞑り、また開いた時、そこは。
満開の桜が咲く山の中だった。
桜の木の下では、あきらかに「人ではない者たち」が宴会を開いている。
「今日で終わり」 「今日で最後なんだ」 「ああ、名残惜しい」
彼らは口々にそういっていた。
PC1とPC2の出会いの場面です。 PC2は宴会をしている妖怪達の一人で、妖怪達はPC1を宴会へと誘い込みます。
【HO:妖し山】【HO:ミノリさま】が調査可能となります。
※妖怪達に話を聞くならば、この山は明日には枯れてしまい妖怪たちが住めるような場所ではなくなると話してくれます。 これはPC2も知っている事です。
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◆マスターシーン
▽第1サイクル終了後 最近はよくトラックが通り、この森に入ってくる人間がいます。今も山の中に止められているようです。 一体何をしに来ているかはわからないが、話し合ってあちこち見て回っています。
【HO:山へ立ち入る人々】が追加される。
トラックにはゾーキングをすることができ、調べてみると積まれているのはチェーンソー、手鋸、鉈などが積まれています。
このトラックの真上には崖があり、その上には大岩がある。 頑張って押せば転がして下に落せそうだとわかります。 酔っている妖怪達はいたずらをしてしまえ、とはやし立てています。
【罠】で判定すると落すことが出来る。
この時失敗したとしても、【計画判定】として自分の手番を消費し再挑戦することも可能です。
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◆クライマックスフェイズ
3サイクルが経過するとクライマックスフェイズへと移行します。
桜は散り始め、もうほとんど葉桜になっている。この山の自然はもうなくなってしまうのだ。
寂しそうに妖怪たちがつぶやいているところに、がさがさと誰かが足を踏み入れる音が聞こえてきます。
やってきたのはスーツの中年の男性と、和服に身を包んだ男性でした。
「いやぁ、此処はお化けがでると有名でしてねぇ。念には念をというのもやはり必要でして。ああ、信じてはいないんですけどね」
スーツの男はハンカチで汗をぬぐいながら和装の男性に話しかけている。
「いますよ、妖怪は。……ああ、あんなにうじゃうじゃといるじゃぁないですか」
着物の男はするりとこちらを指さした。
スーツの男もつられて視線をこちらへと向け、首をかしげている。彼に妖怪は見えてはいないようだ。けれど、その視線はPC1へと向けられます。
「おや、PC1くん、こんなところで何をしているのかね」 驚いたようにスーツの男がPC1へ話しかけてきます。
「ほら、そんな所に居ないでこちらにきなさい」
スーツの男は、PC1を呼びます。 PC1に、着物の男も話しかけてきます。
「なるほど、なるほど。ほだされたのですね」 「……君は、人間の味方ですか? それとも、妖怪の肩を持つんですか?」
▽【罠】の判定に成功していた場合 もしトラックにいたずらする事を選択していた場合には、トラックが埋もれていて焦る描写も追加してください。
「あああ!! こんな、ひどい……!!」
スーツの男性は慌てふためいています。 それを見た和装の男性はPC1をじろりとにらみつけた。
「これは妖怪達の仕業ですね……ああ、貴方が悪知恵を授けたんですか? 人間のくせに、妖怪の味方なんですか?」
「今謝罪し、こちらに戻るなら許すこともやぶさかではありませんよ」
クライマックスはPC1の選択を待つことになります。 妖怪側に残るか、人間たちの方へ戻るかを選んでもらいます。
▽PC1がこちらの残る選択をした うぉぉ!!と妖怪たちが歓声を上げる 「見直したぜ人間! いや、酒を共に交わしたからにはもう友人だな」 「良く言ったぜ」 「そこまで言われて、俺たちがあきらめるってのはなぁ、なあPC2!!」
【封印破り】の儀式が公開になり、クライマックス戦闘となります。
▽PC1が妖怪達と離れる決断をする。 【◆PC1がスーツの男の方へ戻る】へと移行します。
------------------------------------------------------ ◆PC1がスーツの男の方へ戻る PC1がスーツの男たちのほうへ戻ることを選択すると、開発計画が進められることになります。 PC1は病院送りにはなりませんが、妖怪達は祓い屋に捕らわれてしまいます。 その後は【PCが戦闘不能になる】を参照してください。  ------------------------------------------------------
【エネミー】 祓い屋 生命点6 《拷問》《罠》《破壊》《恨み》 【基本攻撃】《拷問》 トリック《罠》 プロットは6へ。PC2を集中的に狙います。
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◇戦闘レギュレーション トラックをとめていなかった場合には、それをとめることも必要になります。 2ラウンド後には、御神木が切り倒されてしまいミノリを助ける事をできません。 これは自分の手番を消費し、判定【罠】をすることでトラックをとめる事ができるとします。
☆クライマックス終了条件 ・儀式の成功/失敗 ・PCの脱落 ------------------------------------------------------ ◆END・A:儀式の解放に成功する  解放が成功すると、あたりは一面に桜が咲き誇ります。 ミノリの帰還に妖怪達は大歓声。 祓い屋は妖怪達にどこかへ連れていかれてしまいます。
残った妖怪達はまた酒を取り出す。 「さあ、宴を始めようか!」 「飲めや歌え、妖し賑わし我らの山よ!」
PC2とPC1ももみくちゃにされながら、宴を楽しむことになります。
この宴の最中、PC1は酔いが回ったか、眠たくなってくる。
目を覚ますと、ただただ静かな森が広がっていた。 あれほど咲き誇っていた桜もない。
……けれど、髪にはひとひらの桜が。
最初で最後、妖怪達とのにぎやかな宴。 桜だけが、あれは夢などではなかったと告げていた。
結局、開発計画はおじゃんとなり。妖し山はこれからもそこにあり続けるでしょう。
時々、楽しそうな声があの山から聞こえるのだと怪談話が広まるようになるのは、もうすぐそこの話。
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◆END・B:儀式に失敗し、ミノリごと破壊する ミノリが破壊されてしまうと、森はみるみる枯れていく。妖怪達も引っ越しを余儀なくされます。PC1はこの山の開発の責任者を任されることになり、妖怪達の居ない山をどのように開発するのかは、PC1に託されます。 PC2はまた新たな住処を捜して仲間たちとふらりと旅に出る事でしょう。
いつか帰ってきたとき、妖し山はどのように変わっているのかを思い描いて。 ------------------------------------------------------
◆END・C:PCが戦闘不能になる ミノリを助ける事も出来ず、PC1は病院で目を覚まします。目の前には祓い屋がいます。「あなたのおかげで大収穫ですよ」 そういって大量の人型の紙や瓶を取り出す。 そのうちの一つには「PC2」の名前も付いていた。
彼らは、この祓い屋に捕らわれてしまったのです。 もう、妖し山で妖怪達の宴が開かれることは二度とありません。
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◆シーン表
1:山の果物で作った果実酒だ。甘酸っぱくさわやかな味がする。 2:「妖怪殺し」という強い酒。……これは、飲んでも大丈夫なのだろうか。 3:山の花から作られた甘い優しい香りのするお酒だ。ほんのりと桃色で美しい。 4:しゅわしゅわと泡が出ているお酒だ。この山にはラムネ水がわく場所があるのだそう。 5:そろそろ酔いが回ってきた。お水で一休み。 6:真っ黒で煙が出ているお酒。長年の研究で作り上げた薬酒らしい。まずい。
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のめのめ、歌え。 これが君と共にする最後の宴。
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usamierina · 4 years ago
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Tempura Mikaku: Enjoyed at the counter seat
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No, I don't mean for real, but I sometimes want to drink oil.  So this month's Tasty Food Party is a rare occasion: Tempura, especially enjoying at the counter seat.
油を飲みたい、そんな時もあります。(いや、リアルに飲むというわけではなくて、だけどね)ということで、今月の「ツキイチ美味しいもの会」は天ぷらです。ちょっと珍しいね。 カウンターで食べる揚げたての天ぷらはやっぱり最高。
「先生...カウンターで...天ぷらが...食べたいです...!」の声に集まったのは、六本木の「てんぷら味覚」。六本木交差点から芋洗坂を降りた先にあります。
お店オープンの18:00予約なので、同じ時間に予約されてる方が続々と。
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(なぜかお店の前には、袋に入った天かすが置いてありました。お持ち帰りOKってことなのかな?w)
今回は、「ええい、前菜やお刺身はいらないんだ!天ぷら揚げてくれい!」な気分だったので、天ぷら15品の「花」コースにしました。
まずは前菜。ホタルイカのゴマ和えとおひたしでスタートです。
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このホタルイカのゴマ和えが美味。この小さい体の中に旨味が詰まってて、本当にホタルイカはえらいねえ。
さて、おまちかねの天ぷらスタートです。
まずは海老頭から。
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カリカリサクサクパリパリです。
海老の頭、お刺身で出てきた時は絶対に吸います。エビフライの時は頭も尻尾も食べます。つまり、旨味が詰まっている海老頭を揚げたものは最高ということですね。フフッ
お次はやっぱり、天ぷらの王道、才巻海老!🦐
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才巻海老は2本出していただいたのですが、1本出てきた瞬間に(ダッシュで写真を撮って)すぐ食べたので、2本並んでいる写真はありません。笑
お魚きました。こちらはキス。
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これまた天ぷらの王道の白身ですね。 淡白でふわふわで、クセがなくて美味しい♡
白身魚は塩でしょ、と思いつつ、半身をてんつゆでいただいたら、それはそれでめちゃめちゃ美味しかった...。つゆは偉大...!
お野菜きました。ヤングコーン🌽
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コーンも美味しいんだけど、やっぱり油がいい気がするんだよね〜。
ちょっと調べてみたら、「今井精油(千葉)の玉締めごま油」を使っているとのことでした。(油追加しているシーンあったから、一斗缶ちゃんとみておけばよかったなあ)
ごま油なんだけどさらっとしてて、独特の軽い香りがして、「ああ、お店の天ぷらだなあ」って実感。
お次の魚介きました。すみいかちゃん🦑
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これ、イカだから、歯応えごりごりで噛みきれないのを想像しがちなんですが、もう歯を入れた瞬間に「むちっ」とした歯応えと「サクっ」とした噛み切れで、とても小気味良くおくちに...!若い肌みたいなみずみずしさが最高です。
魚介とお野菜、交互かな。お次はアスパラ。
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春ですね〜!
火が入ったアスパラ、それでも中のアスパラつゆが噛むとジュワッと溢れてきて、はあ美味し。
魚介のターン!メヒカリを召喚!
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キスとは違う、独特のちょっと青魚っぽい味わいがこれまた美味。
野菜のターン!椎��!はたして椎茸は野菜なのか!
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中には海老真薯が詰まってます♡旨味×旨味。
そういえば私、あんまりきのこ好きじゃないんだった、と写真見返しながら思いました。何かを詰められた椎茸(肉詰め、とか、真薯詰め、とか)は、きのこから料理にパワーアップしてるので全然オケーです。
野菜のターン!ナスを召喚!🍆
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ナスって、どうしてこんなにも油との相性が良いんでしょうね。そして、ナスの中身ってびっくりするくらい油すうよね。おいしいからいっか。
魚介のターン!強者ホタテを召喚!
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画がつよいのはここからですよ!
\パカー/
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美し...!
ほんのり熱が入っていて、帆立の生っぽい甘みと火が入った食感が楽しめて本当に美味♡
ホタテの天ぷらとか、マジでお店だから楽しめる味わいだよね...家で揚げようと思わないし、買ってきたやつだと、ゴリゴリに中まで火が通ってるからなあ。オイシー
おビールをだいぶいただいたので、ここからは日本酒にします。
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これは福井の「黒龍」の春しぼり。
注ぐと色が変わって、桜が咲くおちょこを出していただきました。めちゃめちゃ春っぽくて可愛いね!
日本酒はあんまり得意ではないんですが、黒龍はなんかフルーティーかつ飲みやすいイメージ。好きです。
\まだまだいくよ/ 魚介のターン!
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白魚かき揚げ。
この小さい体のどこに...こんな美味しさが...。かき揚げスキー!!
そろそろ終盤に近づいてきて、画がつよい天種が増えてきましたよ。 次は春だから、たけのこ。
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これもアスパラ同様、ジュワッと染み込んだ油と、竹の子の水分が噛むと滲み出てきて、口の中が洪水〜〜〜
大物きました!あなごです。
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ああ〜〜〜やっぱり穴子は王様だね〜〜〜鮨にしても天ぷらにしても、穴子は本当に美味しいわ〜〜〜〜〜
サクサクの衣とふわっふわの白身。こちらもキス同様、半身は塩で、半身は��根おろしたっぷりつけて天つゆで。至高...!
ここでブロッコリー登場🥦
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(正直、この子のことはあんまり覚えてません)
(ホタテ→白魚かき揚げ→たけのこ→穴子という、つよつよ打順、そして次は小海老のかき揚げというルーティーンの中に入れるにしては、ちょっと厳しくないか?w)
そうこうしているうちに、最後の大王がやってきました。
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小海老のかき揚げです。
\ダダーン!ジュワジュワーン!/
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揚げたてなので、小海老と小海老の間の衣の上で、揚げ油がジュワジュワ言っています。
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このかき揚げ、もはやすでに「小海老」ではない。プリップリの歯応えが楽しめる、まあまあのサイズのエビですよ。
そしてかき揚げというスタイルね。ひとくちひとくちが宝石で、だんだん小さくなっていくかき揚げをみていると、なんとも言えぬさみしさが...(食べているだけ)
ラストはデザート的な、さつまいも天ぷらで締め。
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甘みが強めなブランデーを最後にちょっと回しがけされているので、はちみつがけみたいな香ばしくて甘い、おいも天でした。
はぁ〜、カウンター天ぷらめちゃめちゃエンジョイしました!最高。
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unikeni · 4 years ago
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新年お茶会2021
2021/01/03 お茶室@mohamed sultan
シンガポールで2021年のお正月にお茶会を開いてみた。コロナ禍で日本に戻れないツマラナイご時世を、いかに楽しく過ごすか?、という視点から何ができるか?、という末のアイディアだった。お茶を習い始めて実質1年ぐらいで亭主になるなんてかなり調子乗っているのだけれども、幸いにも先生や友達達もものすごくサポーティブだったので頑張って開いてみることにした。結論から言うと、かなり楽しかった。やはりこういうものは当事者となってやってみないと分からないことも多くて、思っていたよりも事前に考えること、そして途中で気づかされることも多かった。テーマは「面白きこともなき���の中を面白く すみなしものは心なりけり」ということで、高杉晋作の句を参考にしてみた。面白いか面白くないかは考え方次第、というところがお茶会を思いついた初心とマッチしているかなと思って。
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準備に忙しいお客さん到着前の状況。。
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コロナ禍、ということで8人をマックスに、参加者を3グループに分けて1時間半ごとにローテーションするという段取り。ご飯(おせちとおにぎり)とお茶を交互に、3ターン、ということで朝から夕方までやることが多くて、最後はかなりぐったりな感じだった。誠意をもっておもてなしをする、ということって思いのほか体力と気力を使う。もちろんお茶を点てるわけだし。ちなみにお茶を点てることに関しては、特に問題はなかった気がする。他の出席者がお茶を知らない、ということも助かって、ちょっとフランクなものとなってしまった感があるけれども。。それでもお稽古通りにできたと思う。
用意したお菓子はローカル(プラナカン)のAng Ku Kuehにして、それをバナナの葉で包んだものを出した。 お花は友人が持っていた九谷の焼き物にシンガポールにはありふれて咲いている花々を活けてもらった。Torch Ginger とかHeliconia は庭先によく植えられている植物であるけれども、器に活けてあるのとではその趣が大きく違った。この点も会の趣旨によく合うな、と思った。
お道具はタイのベンジャロン焼の煌びやかな皆具を使わせてもらって、お茶碗は金と銀の塗りがされているものを使った。おめでたい日、ということで先生にお借りいただいた。お茶は京都の一保堂さん。茶筅は黒竹。そういえば日本から持ってきてた祖母のお茶碗は、次回に使おうと思った。袴もレンタルして着てみたのだけど、やはり思い切って普段と違うことをするのはいいかも、と思った。お軸は書道の先生に急遽お願いして当日の朝に皆の前で書いてもらった。ということで、来てもらった人たちに感謝の意を込めて、というつもりが、同時にいろいろな人たちにまたお世話になってしまう、という状況になってしまった。。まあ、そういうもんだな、と。一年に一回ぐらいはお茶会したいなと思った。
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ちなみに、その2週間後にはお茶の先生主催で2021年の初釜も参加した。瑞気集門ということで、良い運に今年一年間ずっと覆われることを祈って。この時はじめて正客さんを任されて、だいぶ緊張してしまった。正客らしく会話を作ったり弾ませたり、ということを試みようとはしたものの、果たしてうまくいったものか。。それも学びの一つ、ということで。
2021年も良い一年になりますように。
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groyanderson · 6 years ago
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ひとみに映る影 第三話「安徳森の怪人屋敷」
☆プロトタイプ版☆ こちらは無料公開のプロトタイプ版となります。 段落とか誤字とか色々とグッチャグチャなのでご了承下さい。 書籍版では戦闘シーンとかゴアシーンとかマシマシで挿絵も書いたから買ってえええぇぇ!!! →→→☆ここから買おう☆←←← (あらすじ) 私は紅一美。影を操る不思議な力を持った、ちょっと霊感の強いファッションモデルだ。 ある事件で殺された人の霊を探していたら……犯人と私の過去が繋がっていた!? 暗躍する謎の怪異、明らかになっていく真実、失われた記憶。 このままでは地獄の怨霊達が世界に放たれてしまう! 命を弄ぶ邪道を倒すため、いま憤怒の炎が覚醒する!
(※全部内容は一緒です。) pixiv版
 ◆◆◆
 1989年十月、フロリダ州の小さな農村で営業していた時の事だ。 あの村で唯一と言っても過言ではない近代的施設、タイタンマート。 グロサリーを買いこむ巨人の看板でお馴染みのその大型ショッピングセンター前で、俺はポップコーン屋台付き三輪バギーを駐車した。 エプロンを巻き、屋台の顔ポップ・ガイのスイッチを入れ、同じツラのマスクを被り、  「エー、エー、アーアー。ポップコーン、ポップコーンダヨ」 …スピーカーから間の抜けたボイスチェンジャー声が出ることを確認したら、俺の今日の仕事が始まる。
 積載電源でトウモロコシを爆ぜていると、いつもならその音や匂いに誘われて買い物客が集まってくる。 だがその日は駐車場の車が少なく、やけに閑散としていた。 ひょっとして午後から臨時閉店か?俺は背後のマート出入口に張り紙でも貼っていないか、様子を見に行った。 一歩、二歩、三歩。屋台から目を離したのは、たった三歩の間だけだった。
 ガコッ!ガコガコガ��ャン!突然背後から乱暴な金属音がして俺は振り返った。 そこには、一体どこから湧いて出たのか、五~六人の村人が俺の屋台バギーを取り囲んでいた。 奴らはポップ・ガイの顎を強引にこじ開けた。 ガラスケース内のポップコーンが紙箱受けになだれ込む。それを男も女も、思い思いにポリ袋やキャップ帽などを使って奪い合う。
 「あぁー!!?何しやがるクソッタレ!!!」 俺はマスクを脱ぎ捨て、クソ村人共を押しのけようとした。その時。 サクッ。…背後で地面にスコップを突き立てたような音がした。 振り返るとそこには、タイタンマートのエプロンを着た店員と…空中に浮く、木の棒? いや、違う。それは…俺の背中に刺さった、鉈か鎌か何かの柄だ。 俺は自分の置かれた状況が理解出来なかった。背中を刺されたという事実以外は。 ただ、脳が痛覚を遮断していたのか、痛みはなかった。異物感と恐怖心だけがあった。 目の前では相棒が、俺のポップ・ガイが、農村の狂った土人共にぶちのめされている。 奴らはガラスケースを割り、焼けた調理器に手を突っ込んでガラスの破片とポップコーンを頬張り、爆裂前のトウモロコシ粒まで奪い合いながら、「オヤツクレ」「オカシ」「カシヲクレ」などとわけのわからない事を叫んでいやがる。
 そのうち俺を刺しやがったあのクソ店員が、俺のジーンズからバギーのキーを引ったくり、屋台を奪って急発進させた。 ゾンビめいた土人共がそれにしがみつく。何人かは既に血まみれだ。 すると駐車場の方からライフルを抱えたクソが増えた。 ターン、ターン、ターン。タイヤを撃たれたバギーが横転する。ノーブラで部屋着みてぇなブタババアが射殺される。俺の足に流れ弾が当たる…痛ぇな、畜生!
 ともかく逃げないとヤバい。こいつらきっとハッパでもキメてやがるんだ。 それにしても、俺の脳のポンコツめ。背中の痛みはないのに、なんで足はこんなに痛いんだクソッタレ!  「コヒュッ…コヒュッ…」息ができない。傷口が熱い。体が寒い。全身の血が偏ってきていやがる。 もはや立ち上がれない俺は匍匐前進でマートの死角まで這って逃げた。 そこには大量のイタチと、中心に中坊ぐらいのニヤついたガキが立っていた。 そいつは口元が左右非対称に歪んでいて、ギンギンに目の充血した、見るからに性根の腐っていそうな奴だった。 作業ツナギの中にエド・ゲインみてえな悪趣味なツギハギのTシャツを着て、右手にニッパーを、左手にカラフルな砂か何かの入った汚ねえビニール袋を持っていた。
 「おっさん、魚みてえだな」…あ?  「背中にヒレ生えてるぜ。それに口パクパクさせながら地面をクネクネ這いずり回ってさ。 ここは山ばっかだから見た事ねえが、沖に打ち上げられたイルカってこんな感じなのかな」 何言ってやがる…このガキもキチガイかよ。それにイルカは哺乳類だ。どうでもいいがな。
 「気に入ったぜ。おっさん、俺が解剖してやるよ」…は??  「心配するな。川でナマズを捌いた事がある。おいお前ら、オヤツタイムだぜ!」
 おいジーザス、いい加減にしろ!あのクソガキは俺にキチガイじみた虹色の砂をブチまけてきやがった! 鼻にツンとくるクソ甘ったるい匂い。そうか、こいつはパフェによくかかっているカラースプレーだ。しかもよく見ると、細けえキャンディやチョコレートやクッキーまで混じっていやがる。 ファック!このガキ、俺をデコレーションケーキか何かと勘違いしてんじゃねえのか!?
 「あんたのポップコーン、いつも親が買ってたぜ。油っこくて美味かった。 だからあんたの魂は俺達の仲間に入れてやるよ…」 なんでなんでなんで。なんで俺の生皮がいかれたガキのニッパーで引き裂かれてやがる。なんで俺の身体が汚ねえイタチ共に食い荒らされてやがる! カラースプレーが目に入った。痛え。だからなんで背中以外は痛えんだってえの。 俺が何をしたっていうんだジーザス。みんなの人気者のポップ・ガイがなんの罪を犯したっていうんだ。
 やだよ。こんな所で死にたくねぇよ。 こんなシケた田舎のタイタンマートなんかで…おいクソ巨人、お前の事だ!クソタイタンマートのクソ時代遅れなクソ看板野郎!なに見てやがる! 「Get everything you want(何でも揃う)」じゃねえよとっととこのクソガキを踏み殺せ!! こんなに苦しんで死ななきゃならねぇならせめてハッパでもキメときゃ良かった!死にたくねぇよ!ア!ア!ア!アー!
 そうだ。こんな物はただの夢だ。クソッタレ悪夢だ。もうハッパキメてたっけ? まあいい。こんな時は首筋をつねるんだ。俺は首筋をつねれば大概のバッドトリップからは目覚める事ができるんだ。 そう、こんな風に―
 ◆◆◆
 「あいててててて痛え!!!」 ジャックさんは首筋をつねる動作をした瞬間、オリベちゃんのサイコキネシスを受けて悶絶した。
 磐梯熱海温泉の民宿に集った私達一同は、二台繋げたローテーブルを囲い、タルパの半魚人ジャック・ラーセンさんが殺害された経緯を聴取していた。  「そんなに細かく話すな!イジワル!!」 涙目のイナちゃんが、私のモヘアニットのチュニックを固く握りしめたまま怒鳴った。 彼の話に「ライフルを持ったクソ」が出て��たあたりから、彼女はずっと私にしがみついてチワワのように震え続けている。 おかげで買ってまだSNSにも投稿していないチュニックが、ヨレヨレに伸びきってしまっていた。
 <あんたあのね、女子高生の前でクソとかハッパとか、言葉を選びなさいよ!> ローテーブルの対面で、オリベちゃんがジャックさんを叱責する。  「まあまあ。そんで死んだ後はどうなったん…なるべく綺麗な言葉で説明してくれよ」 一方譲司さんは既に、ポメラニアンのポメラー子ちゃんのブラッシングを終え、何故か次はオリベちゃんのブラッシングをさせられている。
 「まあ、その後はだな。要するに、お前達のお友達人形にされてたってわけさ」 ジャックさん、オリベちゃん、譲司さん。三人のNICキッズルーム出身者の過去が繋がった。 イナちゃんがこれから行くキッズルームは、バリ島院以外にも世界各支部に存在する。 アジア支部のバリ島院、EU支部のマルセイユ院…オリベちゃんと譲司さんが子供時代を過ごした中東支部キッズルームは、テルアビブ院だった。 (アラブ人ハーフの譲司さんは、十歳まで中東で暮らしていたんだ。)
 その当時テルアビブ院には、魂を持つ不思議な人形と、それを操って動かす黒子の少年がいた。 少年は人形と同じ顔のマスクを被っていて、少年自身の意思を持っていなかった。 でもある日突然、少年は人形を捨て、冷酷な本性を剥き出しにしてNIC職員や子供達を惨殺して回ったという。 つまり、少年…生き物の魂を奪って怪物を作る殺人鬼、サミュエル・ミラーは、人形のジャックさんという仮面を被ってNICに近づき、油断した脳力者の魂を収穫したんだ。
 「その辺の話は、俺よりお前ら自身の方が嫌でも覚えてるだろ。 あいつがわざわざ変装用の魂をこしらえたのは、オリベ…お前みたいに人の心を覗ける奴が、NICにはわんさかいるからだろうな。 俺は自分が自分の黒子に殺された事なんざ忘れちまってたし、 用済みになった後も奴の脳内に格納されて、長い眠りについていたようだ。 友達や先生方の死に面を拝まずに済んだ事だけは、あのクソサイコ野郎に感謝だな」 ジャックさんがニヒルに笑う。殺人鬼の隠れ蓑にされていたとはいえ、彼とオリベちゃん達の間の友情は本物だったんだろう。 仮面役に彼が選ばれたのは、生前の彼が子供達に愛されるポップコーン売りだったからだと私は推測した。
 サミュエルは殺人に、怪物タルパを取り憑かせたイタチを使うらしい。 人間のお菓子や人肉を食べるように調教されたイタチは人間を襲い、イタチに噛まれた人間は怪物タルパに取り憑かれる。 取り憑かれた人間は別の人間を襲う。その人間も怪物に心を支配され、別の人間を襲う。 そうしてゾンビパニック映画のように、怪物に操られた人間がねずみ算式に増えていく。 サミュエルはこのようにして���自ら手を下さずに集団殺し合いパニックを引き起こすんだ。 1990年。二十年前のNIC中東支部を襲った惨劇も、この方式で引き起こされた。 幼い頃のオリベちゃんはその時、怪物タルパとイタチを一掃するために無茶なサイコキネシスを放った後遺症で構音障害になった。そして…
 「なあジャック」譲司さんが口を開く。  「アッシュ兄ちゃんって、覚えとるか? 弱虫でチビやった俺を、一番気にかけてくれとった」  「ん、ああ。勿論覚えてるさ。 ファティマンドラの種をペンダントにしていた、サイコメトリーの脳力児。あいつがどうかしたのか」 ジャックさんがファティマンドラという単語を口にした瞬間、譲司さんは無意識に頭に手を当て、  「ハァー、…フーッ」肺の空気を入れ替えるダウザー特有の呼吸をした。そして、  「…アッシュ兄ちゃんは。俺の目の前で、サミュエルに殺された。 その時…兄ちゃんの魂は胸の種に宿って、ファティマンドラになったんや」胸元に手を当てて言った。  「なんてこった…!」 ジャックさんは目元を強ばらせる。
 話を理解できなかったイナちゃんが、私のチュニックをクイクイと引っ張った。  「ええとね…ファティマンドラっていうのは、簡単に言えば動物の霊魂を宿して心を持つ事ができる霊草の事なの。 譲司さんの幼馴染のアッシュさんは、殺された時、その種を持っていたおかげで怪物に魂を取られずに済んだけど、代わりに植物の精霊になっちゃったんだ」  「そなんだ…。ヘラガモ先生、今も幼馴染さんいるですか?」  「ああ。種はもう花を咲かせてなくなっとるけど、兄ちゃんは俺と完全に溶け合って、二人合わさった。 せやから、アッシュ兄ちゃんは今俺の中におる」  「すまねえ…あいつの事を思い出せなくて、お前らみたいなガキ共を巻き込んじまって。本当にすまねえ」 ジャックさんがオリベちゃんと譲司さん、そして譲司さんと一つになったというアッシュさんをまっすぐに見つめる。 一方、当のオリベちゃん達は、ジャックさんが謝罪する謂れはないとでも言いたげに、彼に優しい微笑みを向けていた。
 「ヒトミちゃん」 しんみりとしたムードの中、イナちゃんが芝居がかった仕草で私のチュニックを掴んだ。  「ごめんなさい、チュニック、伸ばしちゃたヨ。 お詫びにあげたい物あります。お着替え行こ」  「え?」  「ポメラーコちゃんにも!」  「わぅ?」 私はポメちゃんを抱えたイナちゃんに誘導され、別室に移動した。
 ◆◆◆
 「へえ、韓国娘。あんた粋なことするじゃないの」 高天井の二階大部屋。剥き出しの梁の上では人間体のリナが、うつ伏せで頬杖をついたまま私達を見下ろしていた。 その時イナちゃんが着ていたのが水色のパフスリーブワンピースだった事も相まって、まるで不思議の国のアリスとチェシャ猫みたいな構図だ。 二階に上がったのは私とイナちゃん、ポメラー子ちゃんにリナ。階下に残ったのは中東キッズルーム出身の三人のみ。 そういう事か。  「『後は若い人達に任せましょう』。私が好きな日本のことわざだモン」 胸を張ってイナちゃんが得意気に言う。それ、ことわざだったっけ…?
 イナちゃんは中身を詰めすぎて膨らんだスーツケースの天板を押さえながら、布を噛んだファスナーを力任せに引いて開けた。 ミチミチの服と服の間から、哀れにも角がひしゃげたユニコーン型化粧ポーチを引き抜くと、何かを探すように中身を床に取り出していく。 「ボタニカル・ボタニカル」のオールインワン下地、「リトルマインド」のリップと化粧筆一式、「安徳森(アンダーソン)」の特大アイシャドウパレット… うーん、錚々たるラインナップ!中華系プチプラブランドの安徳森以外、どのコスメも道具も、高校生のお小遣いでは手を出し難い高級品だ。 蝶よ花よと育てられた、いい家のお嬢様なのかもしれない。
 「あったヨ!」 ユニコーンポーチの底からイナちゃんが引き抜いたのは、二重丸の形をした金色のペンダント。  「ここをこうしてネ…ペンダントと、チャームなるの」 二重丸の中心をイナちゃんが押し上げると、チリチリとくぐもった金属音を立てて内側の円形が外れた。それは留め具付きの丸い鈴だった。  『링』  『종』  中央が空洞化してリング型になったペンダントと鈴の双方に、それぞれ異なる小さなハングル文字が一文字ずつ刻印されている。 それを持ったイナちゃんの両手も、珍しく左右で手相が全然違う模様なのが印象的だった。 左は生命線からアルファベットのE字状に三本線が伸びていて、右は中央に大きな十文字。手相には詳しくないから占いはできないけど。
 イナちゃんはE字手相の左手でペンダントを私の首にかけ、右手の鈴はポメちゃんの首輪に括りつけた。 金属のずっしりとした重量感。これも高価な物なんだろうと察せる。  「イナちゃん、これ貰っちゃっていいの?まさか金じゃないよね?」私は恐る恐る聞いた。  「『キム』じゃないヨ。それは、『링(リン)』と読みます。リングだからネ。 キーホルダーは『종(チョン)』、ベルを意味ですヨ」  「い、いやいや、ハングルの読み方を聞いたんじゃなくて」チャリンチャリンチャリン!「ワンワンっ!」 私のツッコミは鈴の音を気に入って飛び跳ねるポメちゃんに遮られた。  「ウフッ、ジョークジョーク。わかてますヨ、ただのメッキだヨ」  「な…なんだ、良かった。それでもありがとうね」
 貰ったペンダントを改めて見ていると、伸びたチュニックが一層貧相に見えてきた。 この後私達はお蕎麦屋さんに夕食を予約している。さすがにモデルとして、こんな格好で外を出歩くわけにはいかない。 折角貰ったいいペンダント��合わせて、私は手持ちで一番フォーマルな服に着替える事にした。 切り絵風赤黒グラデーションカラーのオフショルワンピースだ。
 「アハ!まるで不思議の国のアリスとトランプの女王だわ」 梁から降りたイナが、私とイナちゃんが並んだ様子を比喩する。  「そういうリナはさっきまで樹上のチェシャ猫だったじゃない」  「じゃあその真っ白いワンコが時計ウサギね」 私達は冗談を重ね合ってくすくす笑う。こんな会話も久しぶりだな。 そこにイナちゃんも加わる。  「ヒトミちゃん、ジョオ様はアイシャドウもっと濃いヨ」 さっき床に散らかしたコスメの中から、チップと安徳森のアイシャドウパレットを持って、イナちゃんはいたずらに笑った。 安徳森、アンダーソンか…。そういえば…
 「私…磐梯熱海で、アンダーソンって名前のファティマンドラの精霊と会ったことがあるな」 私はたった今思い出した事を独り言のように呟いていた。 イナちゃんの目が好奇心に光る。  「さっき話しした霊草の魂ですか?ここにいるですか!」  「うーん、もう3年前の事だけどね…」
 それは私が上京する直前のこと。 ヒーローショーの悪役という、一年間の長期スパンの仕事を受ける事になった私は、地元猪苗代を発つ前にここ磐梯熱海温泉に立ち寄った。 和尚様と萩姫様にご挨拶をするためだ。 するとその日は、駅を出るとそこらじゅうに紫色の花が咲いていた。 私は合流した萩姫様に伺い、それがファティマンドラの花だと教わった。 そしてケヤキの森で、それらの親花である魂を持つファティマンドラ、アンダーソン氏を紹介して頂いた。 アンダーソン氏は腐りかけの人脳から発芽したせいで、ほとんど盲目で、生前の記憶もかなり欠落していた。 ただ一つ、自分の名前がアンダーソンだという事だけ辛うじて覚えていたという。
 とはいえ、元警察官の友達から聞いた話では、ファティマンドラは麻薬の原料にもなり日本では栽培を許可されていないらしい。 ファティマンドラには類似種の『マンドラゴラ・オータムナリス』というよく似た花があるから、駅に咲いていたものに関しては、オータムナリスだったのかもしれない。
 「改めて今熱海町に来たら、もう駅前の花はなくなってるし、さっきケヤキの森を通った時もアンダーソンさんはいなかったの。 もう枯れちゃったかな…魂はどこかにいるかも」  「だといいネ。私も見てみたいです。 そのお花さんに因みな物あれば、私スリスリマスリして呼び出せるですけど」  「え、すごいね!イナちゃん降霊術もできるんだ…」
 スタタタタ!…私達が話している途中から、誰かがものすごい勢いで階段を駆け上がる音がした。 二階部屋の襖がターン!と豪快に開き、現れたのはオリベちゃん。  <そのファティマンドラよ!今すぐ案内して頂戴!!>  「オモナっ!」驚いたイナちゃんが顔の前で手を合わす。
 「え!?ど、どう��う事ですか?」  <サミュエルは最後に逃亡する直前、ジャパニーズマフィア��薬物ブローカーだったの。そして麻薬の原料としてファティマンドラの種子を入手していた。 だからそれを発芽させるために、ブローカー仲間の女子大生を殺害して、その人の肉や脳を肥料に与えていたというのよ>  「ああ…女子大生バラバラ殺人の事ですね。指名手配のポスターで有名な」 物騒な話題にイナちゃんは顔を引きつらせる。またストレスで悪霊を呼び寄せないように、すかさずリナは彼女の体を抱き寄せて頭を撫でた。
 イナちゃんは知らないだろうけど、実はサミュエルの通名、水家曽良という名は日本では有名だ。 彼は広域指定暴力団の薬物ブローカーで、ブローカー仲間だった女子大生を殺害した罪で指名手配されている。 だから駅や交番のポスターには、彼の名前と似顔絵がよく貼ってあるんだ。
 <その女子大生から生まれたと思しきファティマンドラがね…なんと、眠っていたジャックを呼び覚まして助けた張本人らしいのよ!>  「そうなんですか!」 オリベちゃんに続き、そろそろとジャックさんと譲司さんも二階に上がってきた。 ただ譲司さんは、興奮気味のオリベちゃんとは裏腹に煮え切らない顔をしている。  「いや、せやけどなオリベ。殺された女子大生は『トクモリ・アン』って名前やろ。 ジャックが言っとったファティマンドラは『アンダーソン』って名乗っとったらしいし…『アン』しか合っとらんやん」 トクモリアン?ああ、はい。 私とイナちゃんとリナは三人同時に察して、ニヤリと顔を見合わせた。
 「ダウザーさん、その被害者の名前の漢字、当ててあげようか」挑発的にリナが譲司さんに微笑む。 リナが目配せすると、イナちゃんはあのアイシャドウパレットを譲司さんの前に持っていった。  「あん、とくもり…安徳森!何で?」  「そです。でもちがうヨ!中国語それ『アンダーソン』て読みます」  「なるほど!」  「そういう事だったのか」  <え…ど、どういう事ですって?> 譲司さんとジャックさんが納得した一方、ユダヤ人のオリベちゃんだけは頭にはてなマークを浮かべた。 私はパレットの漢字を指さしながら、非アジア人の彼女に中国語と日本語の漢字の読み方を解説した。
 <じゃあ、中国語でそれはアンダーソンになって、日本語ではアン・トクモリになるの!面白いカラクリだわ。>  「ファティマンドラ化した徳森安は生前の記憶を殆ど失っている。 その文字列が印象に残っていても、自分の名前じゃなくて有名な化粧品ブランドの読み方をしちまったのかもな。 あれでも女子大生だったし」ジャックさんが補足する。
 <となるとやっぱり、殺された女子大生で間違いないようね。 ジャックを蘇らせてくれたお礼と、サミュエルに関しての情報も聞きたいわ。 どうにかして彼女と会えないかしら?>  「ケヤキの森にいないなら…怪人屋敷に行けば何かわかるかもしれねえな。 まだあいつが成仏していなければ、だが」 ジャックさんが親指に当たるヒレをクイクイと動かす。その方角は石筵を指していた。  「怪人屋敷って、石筵の有名な心霊スポットですよね?山にある廃工場の。 実際はこの辺りで生まれたタルパとか式神達の溜まり場で、それを見た人間が『人間とも動物とも違う幽霊がいっぱいいる!』と思って怪人屋敷って呼び始めた…」  「何よ、じゃあ私も人間にとっては怪人だっていうの?失礼しちゃうわ!」 リナがイナちゃんを撫でながらプリプリと怒る。  「怪人屋敷なら俺が場所を案内できる。かつてのサミュエルの潜伏地点だ」  「そうか。よし、夕食までまだ時間がある。車で行ってみよう」
 ◆◆◆
 日が沈みかけていた。 私達を乗せたミニバンは西日に横面を照らされながら、石筵の霊山へ北上する。 運転してくれたのは、譲司さんに半身取り憑いたジャックさんだ。 生前は移動販売をしていただけあって、私達の中で一番運転が上手い。同乗していて、坂道やカーブでも全くGを感じない。 譲司さんも彼のハンドルテクに、時折感嘆のため息を漏らしていた。 故人の意識にハンドルを任せたのはギリギリ無免許運転かもしれないけど、警察にそれを咎められる人はいないだろう。
 廃工場の怪人屋敷か。私が観音寺に住んでいた頃は、そんな噂があるとは知らなかった。 でも行ったことは何度もある。 あそこには沢山の式神、精霊、タルパ、妖怪がいた。みんな幼い私と遊んでくれたいい人達だ。 人に害をなす魂がいなかったのは、すぐ近くに和尚様が住んでいらしたから、だったのかも。 私はリナと共に影絵を交えながら、そんな思い出話をイナちゃんやオリベちゃんに語った。
 「ジャックさんは、会ったことありますか?和尚様。 怪人屋敷のすぐそばの観音寺です」 私はバックミラー越しにジャックさんを見ながら話題を振った。  「残念だが、俺があの屋敷にいた時は、サミュエル本体に色々あって夢うつつだったんだ。 ファティマンドラの幻覚と現実の狭間をずっと彷徨ってた感じだ。 けど、少なくともその世界には神も仏もいなかったぜ」  「そうなんですか…。後でちょっと寄らせて下さい。紹介したいです」  「ああ、俺も知り合っておきたい。本場チベット仕込みのタルパ使いなんだろ、その坊さん。 だったらあのクソに作られた俺みてえな怪物も、いざという時に救って下さるかもしれねえよな」  「そんなこと言わないで下さい、ジャックさんいい人ヨ」 イナちゃんが身を乗り出して反論した。 ジャックさんは目線をフロントガラスに向けたまま、小さく口角を上げた。
 カッチ、カッチ、カッチ。リズミカルなウィンカー音を鳴らしながら、ミニバンは車道から舗装されていない砂利道に入る。 安達太良山の麓にそびえ立つ石筵霊山の、殆ど窓のない無機質な廃工場が見えてきた。 多彩な霊魂が行き交い、一部の界隈では魔都と呼ばれるこの郡山市でも、ここは一際邪悪な心霊スポットとして有名な場所だ。 そんな噂が蔓延しだしたのはいつ頃の事だっただろうか。 少なくとも私の知っている廃工場は、そこまで物々しい場所じゃなかったのに…。 ジャックさんが工場脇の搬入口にミニバンを駐車している間、私は和尚様の近況を案じた。
 その不安感が現実になったかのように、ミニバンを開けた瞬間何かを察知して顔を引きつらせたのは、意外にも譲司さんではなくオリベちゃんだった。  <あの二階、何かある。何だかわからないけどとんでもない物があるわ!> テレパシーやサイコキネシスを操る彼女だけが、その有り余るシックスセンスで異変を察知したんだ。 オリベちゃんが指さした工場の二階には窓があるけど、中は暗くて見えない。 私やリナ、イナちゃん、ジャックさんには遠すぎて霊感が届かないし…、  「すまん、オリベ。あの窓はめ殺しで開かんやつやから、俺にはわからん」 空気や気圧でダウジングする譲司さんには尚更読み難い状況だ。
 「それより、あっちに…」 譲司さんが言いかけた事を同時に反応したのは、ポメラー子ちゃんだった。 ポメちゃんは鈴を鳴らしながら譲司さんの脇をすり抜け、バイク駐輪場らしきスペースに駆けていき、  「わうわお!」こっちやで!とでも言っているような鳴き声で私達を誘導した。 そこにあった物は…
 ◆◆◆
 「うぷッ」 条件反射的に私の胸がえずく。直後に頭痛を催すような強烈な悪臭を感じた。 隣でオリベちゃんが咄嗟に鼻をつまみ、リナはイナちゃんの目を隠す。 既に察していた譲司さんは冷静に口にミニタオルを当てていた。
 そこにあったのは、腐敗した汚泥をなみなみと湛えた青い掃除用バケツ。 ハエがたかる焦茶色の液体の中には、枯葉に覆われて辛うじて形を保った、チンゲン菜のような植物の残骸が見える。 花瓶に雨水が入って腐ったお墓の仏花を想起させるそれは…明らかに、ファティマンドラの残骸だった。
 「アンダーソン」ジャックさんが歩み寄る。  「もう、いないのか?あいつを待ちくたびれて、くたばっちまったんだな」 ジャックさんは汚泥にヒレをかざしたり、大胆にも顔を突っ込んだりしながら故人の霊魂を探した。 でも、かつて女子大生の脳肉だった花と汚泥が、彼の問いかけに脳波を返す事はなかった。
 するうちリナの腕をほどいてイナちゃんが割って入る。 また彼女の精神がショックを受けて、悪霊を呼び出さないかと心配になったけど、 驚く事に彼女は腐った花に触れ、「スリスリマスリ…スリスリマスリ…」と追悼の祈りを捧げた。
 「い…イナちゃん、大丈夫なの?」私達は訝しみながら彼女の顔色を覗きこむ。 しかしイナちゃんは涼しい顔で振り返った。  「安徳森さん、ジャックさんのオンジン。だたら私のオンジンヨ。 この人天国に行ってますように、そこにいつかジャックさんも行けますように。 スリスリマスリ、私お祈りするますね」 イナちゃんが微笑む。その瞬間、悪臭と死に満ちた廃工場の空気が澄み渡った気がした。 譲司さんは前に出て、ファティマンドラをイナちゃんの手からそっと取り、目を閉じる。
 「オモナ…ヘラガモ先生?」  「サイコメトリーっていってな。触れた物の残留思念、つまり思い出をちょっとだけ見ることが出来るんや。 死んだ兄ちゃんがくれた脳力なんよ…」目を閉じたまま譲司さんが答えた。 そのまま数秒集中し、彼は見えたヴィジョンをオリベちゃんに送信する。 それをオリベちゃんがテレパシーで全員に拡散した。
 ザザッ…ザリザリ…。チューニングが合わないテレビのように、ノイズ音と青黒い横縞模様の砂嵐が視覚と聴覚を覆う。 やがて縞模様は複雑に光彩を帯びて、青単色のモノトーン映像らしきものを映し出し、ノイズ音の隙間からも人の肉声が聞こえてきた。
 ザザザ「…ん宿のミ…ム、元店ち…すね。署までご同こ」ザザザザッ「…い人屋敷へか…んな化け物を連れ」ザザ…「…っている事が支離滅れ…」「…っと、幻覚を見」ザザザザッ…
 「あかん。腐敗が進みすぎて殆ど見えん」譲司さんの額は既に汗ばんでいる。 それでも彼は…プロ根性で、ファティマンドラを握る手を更に汚泥の中へ押しこんだ! 更に、汚泥が掻き回されてあまつさえ悪臭の漂う中、「ハァー、フゥーッ…ウッ…ハァー、フゥーッ…」顔にグッショリと脂汗を湛えてえずきながら、ダウジングの深呼吸を繰り返す!
 彼の涙ぐましすぎる努力と、サイコメトリー・ダウジングの相乗効果によって、残留思念は古いVHSぐらい明瞭になった。  「新宿のミラクルガンジ…」ザザッ「…元店長の水家曽良さんですね。署までご同行願えますか」ザザザッ。 未だ時折ノイズで潰れているが、話の内容から女性警察官らしき声だとわかる。でも映像に声の主は映っていない。 ファティマンドラの低い目線視点でわかりづらいが、映像で確認できる人物はサミュエル・ミラーらしき男性だけだ。
 「あ?はは、なんだ…」ザザザッ「一体何の冗談…」ザザッ「さあ、怪人屋敷へ帰るぞ…」ザザッ。 オリベちゃんの口角が露骨に下がった。これは水家曽良、つまり殺人鬼サミュエル・ミラーの声だろう。  「言っている事が支離滅裂で…」ザザザッ「…え。彼はきっと幻…」ザザッ。 サミュエルとは違う男性と、女性の声。彼を連行しようとしている『見えない警察官』は、複数人いるようだ。
 「幻覚?何を今更。…あれも、これも!ははは!ぜんぶ幻覚じゃねえか!!!」ザバババババ!! 錯乱したサミュエルが周囲の物を手当り次第投げる。 ファティマンドラの安徳森氏は哀れにも戸棚に叩きつけられ、血と脳肉が飛び散った。 その瞬間から、またノイズが酷くなっていく。  「はいはい。後でじっくり聞い…」ザザッ「暴れな…」ザザッ「…せ!どうせお前らも俺の妄そ」ザリザリ!ザバーバーバー!! 残留思念はここで途絶えた。
 「アー!」色々と限界に達した譲司さんが千鳥足で、駐輪場脇の水道に走る。 譲司さんは汚い手で触れないように肘で器用に蛇口を回すと水が出た。 全員が安堵のため息を漏らす。幸い廃工場の水道は止まっていなかったみたいだ。山の湧き水を汲んでいるタイプなんだろう。 同じく安徳森氏に触ったイナちゃんも、譲司さんと紙石鹸をシェアしながら一緒に手を洗った。
 ◆◆◆
 グロッキーの譲司さんを車に乗せるわけにもいかず、私達は扉が開けっ放しの廃工場、通称怪人屋敷のエントランスロビーで休憩する事にした。 「あんた根性あるのね。見直したわ!」リナが譲司さんの周りをくるくる飛び回る。 対して満身創痍の譲司さんはソファに横たわり、「やめてぇ…」とヒヨコのような弱々しい声で喚いた。  <無茶した割に手がかりにならなかったわね。サミュエルはまだ指名手配犯だから、あれは警察じゃない。 でも正体はわからないままよ>手厳しいオリベちゃん。  「無��言わんでくれぇ…あんなん読めへんもんもうやあわあ…」最後の方は言葉にすらなっていない譲司さん。 結局、あの偽警察官は何者だったのか…もし残留思念の通りなら、生きた人間じゃない可能性もある。 それでも、イナちゃんにお祈りされ、譲司さんにあそこまで記憶を読み直してもらった安徳森氏は、浮かばれるだろうと願いたいものだ。
 カァーン!…カァーン!…電気の通っていないはずの廃工場で、突然電子音質の鐘の音が鳴った。 リナとイナちゃんがビクッと身構える。…いや、リナ、あんた怪人側の人じゃん。  「俺や」音源は譲司さんのスマホだった。 彼は以前証券会社の社長だったから、これは株式市場の鐘の音なのかもしれない。 譲司さんがスマホを出そうとスウェットパンツのポケットをまさぐる。指が見えた。穴が開いているのを着続けているみたいだ。
 「もしもし?」譲司さんはスマホを耳に当てた。着信は電話だった。  (もしもし。すまない、テレビ通話にしてくれないか?) 女性の声だ。静かな廃工場だから、スピーカー越しに相手の声が聞き取れる。 電話をかけておいて名乗りもしない相手を訝しみながら、譲司さんは通話をカメラモードに切り替えた。すると…
 「あ…あなたは、まさか!」 驚嘆の声を上げた譲司さんに、私達全員が近寄る。 皆でスマホの画面を覗かせてもらうと、テレビ通話のカメラは私達の顔ではなく、誰もいないロビー奥の方向を映している。 でも画面の中では、明らかに人工霊魂とわかる、翼の生えた真っ赤なヤギが浮遊していた。
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oharash · 6 years ago
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白砂の花びら
海沿いの俺のまちは、夏も冬も日本海からの潮風に守られている。この日はどういうわけか 普段よりずっと日差しが強く、昨日よりおとといより気温がだいぶ上昇していた。冬にはあおぐろく染まる北陸の空でも夏はそれなりに抜けるような青さを見せる。一種の雰囲気を感じて振りあおいだら、立ち枯れたみたいに生えている電信柱のいただきに、黒くうずくまる猛禽の視線と俺の視線がかちあった。
 海沿いの道は温泉へ向かう車が時折走り抜けるだけで、歩いているのは俺たちだけだった。俺の半歩後ろをついて歩くユウくんはスマートフォンを構えながらあれこれ撮影している。ポロン、ポロンとこの世界に異質なシャッター音が溢れて落ちる。
 バグジャンプのふもとまでたどり着くと、彼は先ほどの猛禽をあおいだ俺みたいに首をまわして仰いだ。
「映像で見るより大きい。ていうか高い。スキーのジャンプ台みたいだね」
 俺の貸したキャップとサングラスが絶妙に似合わない。卵型のユウくんの輪郭にウェリントン型のフレームは似合っているのだけど、ユウくんがかけるとアスリートというより、田舎の海にお忍びでやってきたはいいけれどただならぬ雰囲気を隠そうともしないセレブリティに見える。
 バグジャンプは体育館を改築した旧スケボーパークに隣接している。パークに置きっ放しのブーツと板からユウくんに合うサイズを選んでフィ��ティングして俺もブーツを履き、板を持って2人でバグジャンプへの階段を登った。
 登り切ると眼下に日本海が広がる。日本も世界もあちこち行ったけれど、俺は今も昔もこの景色を愛している。光をたたえた海は水平線へ行くほど白くて曖昧で、潮風が俺たちの頬を撫でた。ユウくんが歓声をあげてまたシャッターを切る。
 ユウくんの足をボードに固定しでグリップを締めた。いざとなったら抜けるくらいゆるく。アスリートのユウくんは自分の身体感覚に敏感だからかスタンスのチェックは一瞬だった。「まず俺が滑るから見てて。俺はスタンスが逆だけどそこは気にしないで」「トリックやってくれる?」「やんない。ユウくんのお手本だから滑って跳ぶだけ」フェイクの芝の上に板を滑らせる。重心を落として体重を全て板にのせ、軽く弾ませてスタートした。視界がスピードをもって背後に駆け抜けてゆく。軽く踏み切ってそのまま弧を描いてエアクッションに着地した。板を足から外して体を起こし、バグジャンプに取りすがってユウくんに電話をかける。「こんな感じ。ターンとかしないで普通に滑り下りればオッケー。スピードでて怖くなったら力抜いて。体重偏らせる方が危ないから。踏切のときにもどこにも力入れないで。そのまま落っこちる感じでいけば今みたいになるから」「YouTubeで見たのと同じ絵だ! すっごい。俺今北野アヅサの練習見てるよすごくね?」「俺の話きいてる?」「聞いてる聞いてる。体をフラットにして変に力入れないで、姿勢の維持だけしておけばオッケーってこと?」「そう」「りょーかあい」
 ユウくんがバグジャンプのてっぺんで右手を掲げる。スマホを動画撮影に切り替えて俺も手を挙げた。板をしならせて、ユウくんがスイッチした。レギュラースタンス。腰を軽く落とした姿勢はいい具合にリラックスしている。ユウくんの運動神経に間違いはないけれど、万が一ケガがあったらという不安が喉につかえた。俺の心配を茶化すようにその姿はあろうことか一回転してエアクッションに沈んだ。
 「ありえない。回転しくじってケガしたらどうすんの」
「狙ったんじゃないよ。ちょっとひねってみただけ。エアってすごく気持ちいいんだね。横の回転なら慣れてるけど縦の回転はないから、めっちゃ新鮮。空が見えるし楽しいし着地気にしなくていいなんて最高。両足固定されてるのはちょっと怖いけど」
 回転数のあがったユウくんは頰を火照らせて躁気味に笑っていて、まばたきが減って口数が多くなってるのが余計に危うい。教えてくれというので絶対に無茶はしないことを約束させて、基本の滑りにもう少し解説を加え、簡単なトリックをひとつレクチャーした。もともと体ができていることもあるしユウくんの身体と脳は笹の葉のように研ぎ澄まされていて、俺の言葉の通りに体を操っていく。終いにはタブレットでお互いの滑りを録画し、「ここ、ユウくんは左に落としたいんだろうけど下半身がついてってない」だとか「アヅはこのときどこを起点に体を引いてるの?」だとか結構真面目にやってしまった。休憩のたびにユウくんは海へ体を向けて「船」だの「カップル」だの「カモメ…ウミネコ? 」だの、言葉を覚えたての子どもが看板を読みたがるように単語を頭の中から取り出して眺めていた。「ジャンプやばい。やればやるほど考えたくなってやばいやつ。ね、夕ご飯の前に海行こ」とユウくんから言い出した。
   行く、と言ってもバグジャンプを降りて道路を横切り防波堤を越えればもう砂浜だ。ボードを片付けて、軽くなった足でアスファルトを踏む。防波堤の上に登るとユウくんはまた海の写真を撮り出したので、その足元にビーサンを並べてやる。俺も自分のスニーカーを脱いでビニールに入れ、バックパックにしまう。
 やや遠くから犬を散歩するじいさんがこちらへ歩いてくるくらいで、ここは遊泳区域でもないので先客はいなかった。ユウくんは「砂浜やばい、何年振り」だの「ここ走ったら体幹鍛えられそう」だの「日本海は綺麗だって聞いてたけど本当だね。うちの県の海水浴場は海藻ばっかりだよ」だの俺の相槌も必要とせず軽やかに波打ち際へと歩いて行った。
 波に脚を浸したユウくんの半歩後ろにたつ。そのまっすぐ伸びたかかとのうしろで、黒や茶色の細かい砂利が水のふるいにかけられて一瞬まとまり、また瓦解していく。そこには時折海藻だとか丸まったガラスの破片だとか、たよりなくひらひらと翻る桜貝だとかが浮かんでは消え、俺はなんとなくユウくんの白いかかとその様を眺めていた。
     ユウくんは「俺札幌雪まつりやる」と言い出し、それはどうやら砂で何かを造ることだったようで、黙々と建造を始めた。俺はごろんと横になって脚をのばし、自然と目に入ってきたユウくんの、キリンの子どもみたいに野生的な首筋についた砂つぶを眺めていると、風にあおられたその粒がハラハラと飛び散って俺の目に入った。ユウくんの向こうでは空が乳白色になるポイントと遠浅の海の水平線が交わりハレーションを起こしている。
 キャップをかぶせているとはいえユウくんを長時間砂浜で太陽光にさらすのはよくないだろう。日焼け止めはバックパックの中に入っているけれど…そう思いながら目をしばたいているうちに意識が遠のいていく。次に目に入ったのは呪いの像みたいな謎のオブジェだった。「…それって」「どう? 自由の女神」「ゲームにとかに出てきそう。調べると誰かの遺書とかみつかるやつ」「アヅひっど。辛辣。砂と海水だけで作るの難しいね。ねえ、どこかの国にね、砂の像の本格的な大会があるんだって。砂と海水だけで最低でも高さ1m以上のものを作るの。砂浜一面にたくさん城だとかオブジェだとかが作られるんだけど、どれも満ち潮になると流されちゃうから、その日だけ。ヨーロッパっぽくないよね。その侘び寂び精神って日本っぽくない?」「侘び寂び精神?」「ほら日本人って桜が好きでしょ。すぐ散っちゃうハカナサ的なもの込みで。何かそういうこと」
 ユウくんはスタイルの悪い自由の女神の頭部を指先で整える。俺たちの一身先まで波がきてまた引いていった。ここも満潮時には水がやってきて、その呪いの女神像も今夜には海に還る。
 大学生になって夏休みの長さに驚いた。中高をほとんど行けてなかった俺にとって、夏休みは授業の進行を気にしなくていい気楽な期間だった。それにしたって大学の夏休みは長い。俺は授業があろうがなかろうが練習漬けの毎日だが、この2ヶ月という期間を世の大学生は一体何に使うのだろう。
 大学一年生の冬、2度目のオリンピックに出てからメディアからのオファーが目に見えて増えた。俺自身も思うところがあって露出を増やすことにした。15歳のときもメダルひとつで世界が変わったけど、あのときはそれでも中学生だったからか(すぐ高校生になったけど)競技の注目度の低さからか今考えれば優しいものだった。夏季オリンピックへの挑戦を表明してからは練習練習練習スポンサー仕事練習練習といった毎日だ。調整のために海外にいる日も少なくない。
    だからこの2日間だけが、きっと本当の夏休みになる。
    俺も俺で慌ただしかったが、そのパブリックな動き全てがニューストピックスになるユウくんのそれは俺の比ではなかった。シーズンが終わっても出身地にモニュメントが造られたりタイアップの観光案内が造られたり、国内のショーに彼が出演すると報じられた瞬間チケットの競争率がはね上がったり。そんな彼がスカイプで「夏休みをやりたい」と言い出したときは、いつもの気まぐれだろうと俺は生返事をした。しかしそれはなかなか本気だったようで「海行ったり花火したりする‘ぼくの夏休み’的なのやりたい。田んぼに囲まれた田舎のおばあちゃんちで過ごすみたいなワンダーランド感をアヅとやりたい」と彼は食い下がった。
「俺と? ユウくんのじいちゃんばあちゃん家ってどこにあるの?」
「うちの実家の近所。長閑な田舎感ゼロ」
 成人男子の頭をふたつ持ち寄ってしばし考えたものの、俺たちは家族旅行の記憶もまともにない。物心ついた頃から休日は練習だし、旅行=遠征だ。「国内がいいな。海…沖縄?」「このハイシーズンにユウくんが沖縄行ったりしたらめっちゃ目立たない?」「うううん、目立つのは仕方ないけどアヅとゆっくり過ごせないのはやだな…じゃあ何かマイナーなところ」そんな場所が即座に出てくるような経験はお互いにない。だからしばらくお互いスマホをつついてるうちに俺が「海と田んぼあって田舎で特に観光地でもない、ウチの地元みたいな場所っしょ。何もないところって探すの逆に大変なんだね」と口を滑らせたのは特に他意のないことだった。
「アヅの地元‼︎ 行きたい、スケートパークとかあのバグジャンプとか見たい。日本海って俺、ちゃんと見たことない。アヅの家見てみたい」と食い気味に言われて面食らったものの悪い気はしなかった。知らない土地に行くより気安いし何よりうちの地元には人がいない。両親は友人を連れていくことにはふたつ返事だったが、それがユウくんであることには絶句し、地味に続いている友人関係だと告げるとやや呆れていた。でもそんなの普通だろう。だって高校生を過ぎて、友人のことを逐一両親に話す必要なんてない。ユウくんがただの同級生だったらそんなこと言わないっしょ、と胸に芽生えたささやかな反発はそれでも、訓練された諦めによってすぐに摘み取られた。
 砂の上に起き上がり砂をさらっていくつか貝を拾い、謎の像を写真に収めているユウくんに声をかける。「そろそろ晩メシだから帰ろ」夏の太陽はそれでも夕暮れにはほど遠く、西に傾いた太陽の、ささやかに黄色い光がものがなしい。振り返ったユウくんの顔はなぜか泣きそうに見えた。その頰は午後5時の光線の中でもはっきりわかるくらい白くて、まるで俺が拾った桜貝の内側のようだった。彼の唇がちいさく動いたけれど、波の音に消されて何も聞こえない。かりにユウくんの目から涙がこぼれていたとして、そしてそれが流れる音がしても、波の音にかき消されてしまうだろう。「疲れたっしょ。車持ってくるから待ってて」。踵を返そうとしたらTシャツの裾を掴まれた。俺はユウくんの白い手を包んでゆっくりほぐした。「大丈夫、すぐ戻ってくるから」
 スケートパークの駐車場からラングラーを出し、国道へゆっくりと出る。ユウくんが防波堤の上で所在なさげに棒立ちになっているのが見えた。  
   まず落ちたのは母親だった。ユウくんがメディアで見せるような完璧な笑顔と言葉づかいで挨拶しスポンサードされている化粧品メーカーの新作を渡す頃には、母の瞳は目尻は別人のように下がっていた。そこには緊張も俺たち兄弟に向けるようなぶっきらぼうさも消え失せ、俺たちにとってはいっそ居心地の悪いほどの幸福が溢れていた。さすが王子様。さすが経済効果ウン億の男。さすがおばさまキラー。夕食が始まる頃には遠巻きに見ていた弟も積極的に絡み出し、ヤベエとパネエを連発していた。野心家なところがある父が酔って政治的な話題を持ち出さないかだけが心配だったが、父はあくまで俺の友人として接することに決めたようだ。ユウくんの完璧な笑顔、お手本のような言葉に少しだけ負けん気を混ぜる受け答え、しっかり躾けられた人の優雅な食事作法。兄は居心地が悪そうに俺の隣でメシを食っていた。俺と兄だけは今、心を連帯している。スノボをとったら芯からマイルドヤンキーな俺たちと、歯の浮くような爽やかさを恥ともしないユウくんではあまりに文化が違う。いつも感じている座りの悪さがむくむくと膨らむ中、母が産直で買ってきたであろうノドグロの刺身と名残のウニだけが美味かった。
 風呂上がりには念入りにストレッチをした。俺の部屋では狭いので居間でふたりで体をほぐす。ユウくんの体はゴムでできているように関節の可動域が広く、股割りを始めたときは思わず感嘆の声をあげた。俺もケガ防止に体は柔らかくしている方だが到底叶わない。いくつかペアストレッチをしてお互いの筋肉を触る。「アヅすんごい鍛えてるね。腹筋は前から板チョコだったけど大胸筋と下腿三頭筋ヤバい。何してるの?」「体幹メインだからそんなに意識してないけど…直で効いてるのはクリフハンガー。後で動画見よ」「もっと筋肉つける予定?」「んん、もう少し空中姿勢作りたいから、体幹は欲しいかな」「アヅがこれ以上かっこよくなったら俺どうしたらいいの…POPYEの表紙とかヤバイじゃん。ユニクロであれだけ格好いいとか何なの。あっ俺、明日は新しいスケートパーク行きたい」「マジ? ユウくんにスケボーとかさせれらないんだけど。怖くて」「うんやんなくてもいい。アヅが練習してるの見たい」ユウくんの幹のような太ももを抑えながら、俺は手のひらで彼の肩をぐっと押した。
   両親はユウくんをエアコンのある客間に通すように俺に言ったけれど「コンセプトは夏休みに友達んち、だから」と言って俺は自室に布団を運んだ。六畳の俺の部屋は俺が大学の寮へ移ってからもそのままにされている。どれだけモノを寄せてもふたり分の布団を敷けばもうスペースはない。ユウくんは俺の本棚の背表紙を指でなぞりながら「教科書とスノボ雑誌以外なんもねえ」と楽しそうにしている。さっき風呂から出たばかりなのにもう肘の内側や膝の裏が汗ばんでいて、ないよりはマシだろうと扇風機をまわした。「もう寝る?」「んん、寝ないけど電気消す」窓を開けて網戸を閉め、コードを引っ張って電気を消した。カエルの鳴き声が窓の外、群青色の彼方から夜をたなびかせてくる。それは記憶にあるよりずっと近く、耳の奥で遠く響いた。
 ユウくんは行儀よく布団に収まって俺の側に寝返りをうった。「自由の女神像、流されたかな」「多分ね。見に行く?」「あっそういうのもいいね。夜にこっそり家抜け出して海行くとか最高。でもいいや、そういう夢だけでいい」指の長い手のひらが、探るように俺の布団に潜り込んでくる。俺の指をつまむようにして指を絡めた。
「…何もしないのって思ってるでしょう」「うん」「今日は何もしないよ。ここはアヅの家だから。セックスして翌朝親御さんの前で息子やってるアヅも見てみたいけど、我慢する」ユウくんはいつもそうやって自分をあえて露悪的に見せる。思ったことだけ言えばいいのに、と心がざらついた。
「どうだった、うちの地元」
「うん、最高。アヅと歩いて、バグジャンプ見ただけじゃなくて跳べて、海で遊べたんだよ。こんな夏休み初めてだよ。バグジャンプからの眺め最高だった。一生忘れない」
「大げさ…」
 ユウくんの目はほとんど水分でできてるみたいに、夜の微かな光を集めてきらめいていた。その目がゆっくりと閉じられるのをずっと見ていた。指先にぬるい体温を感じながら。
   率直にいって覚えていないのだ。その夜、本当に何もなかったのか。
  眠りの浅い俺が微かな身じろぎを感じて起きると、ユウくんが窓辺にもたれていた。布団の上に起き上がって片膝をたてて窓枠に頰を押しつけるようにして、網戸の外へ視線を向けている。俺の貸した襟のゆるくなったTシャツから長い首と鎖骨が覗いていて、それが浮かび上がるように白い。
 扇風機のタイマーは切れていて夜風が俺の頰を心地よく撫でた。俺の部屋は二階。窓の外では田んぼが闇に沈んでいる。目が慣れてくるとそのはるか先に広がる山裾がぽっかりと口を開けるように黒く広がっていた。ユウくんの膝と壁の微かな隙間から細かな花弁を広げてガーベラみたいな花が咲いている。彼の足元から音も立てずシダが伸びていく。教育番組で見る高速再生みたいに、生き物として鎌首をもたげて。ユウくんは微動だにしない。名前のわからない背の高い花がもうひとつ、ユウくんの肩のあたりで花弁を広げた。
 海の底に沈んだみたいに静かで、どの植物も闇の奥で色もわからないのに、そこには生々しい熱が満ち満ちている。
  布団の上を這って脱力しているユウくんの左手の人差し指と中指、薬指を握った。ねっとりした感触に少し安堵する。
「アヅごめんね。起こしちゃったね」
 ユウくんは首だけを俺に向けて囁いた。
 背の低い葦がユウくんの膝を覆う。ずっと気づいていた。右足首の治りが芳しくないこと、それに引きづられるようにユウくんが心身のバランスを大きく欠いていること。
「ねえ、春からずっと考えてるんだ。今まで俺強かったの、俺が完璧に滑れば誰も叶わなかった。でもそうじゃない潮の流れがきちゃった。アヅ、日本選手権の前にテレビで‘誰でも何歳でもチャレンジはできる’って言ってたでしょう。あれ聞いて俺すごいどうしようもない気持ちになったんだよね。腹立てたり嫉妬したりした。お前まだ二十歳じゃん、俺も二十歳だったら、って。アヅとスカイプするたびに思い出しちゃって、一時期ちょっとダメだった。でもアヅに連絡しちゃうし、そういうのって考えるだけ無駄だし、もちろんアヅも悪くないし。なんか今までは細かいことに迷うことはあっても大きなベクトルを見失うことってなかったんだよね。世界選手権2連覇するとかそういうの。でも今わかんない。引退もしたくないけどどんどん前に行くガソリンみたいなのがない。スケート以外も何もやる気おきない。ゲームも立ち上げるの面倒くさいし音楽も聞きたくない。でもこういうことって最後は自分で何とかすることだから誰に言っても仕方ないし、自分の中で消化するしかないんだけど。アヅはどんどん先行っちゃうし。それがすごいカッコイイし。好きだけど嫌い。でも俺にとって世界で一番カッコイイのアヅだな。アヅみたいに必要なこと以外は喋らないでいたいな。アヅの隣にいるのすごい誇らしい。これ俺のカレシーって皆に言いたいくらい。それが言えないのもすごい嫌だし。何かもう何もかも」
  感情の揺れるままにユウくんは喋り、彼の語彙の海に引きずり込まれる。その偏りというか極端さというか、きっとこれが海水なら濃度が濃すぎて生き物は死んでしまうし、雪山だというのなら環境が過酷すぎて大した植物は育たない、そういったものに窒息しそうになった。俺たちの語彙や世界は圧倒的に貧しくて何も生きていけない。そこには美しさだってカケラもない。「よくわかんない。死にたくないけど、いなくなりたい」
 幾重にも重なるカエルの声。降り注ぐような虫の声。こんなにもたくさんの生き物が泣き喚いているのに、そしてこのやかましくて力強い音楽が月明かりに照らされ満ち溢れている世界で、それでも虚しさしか感じられないユウくんが哀れだった。誰も見向きもしないやせ細った貧弱な空虚を大切に抱えているユウくんが。
  ユウくんの背後に虚無が立ち彼の肩をさすっていた。けれどそはユウくんとほぼイコールの存在で、彼にとっては他人に損なわせてはいけない自らの一部だった。それは誰にも意味付けられたり否定されたり肯定されるべきではない。
 勝ち続ける、他者より秀でる、新しい技術を得る。けれど俺たちの誰も等しく人間であるので、それには自分の体を損なう危険が常に伴う。けれど誰にもう十分頑張った、と言われても表彰台の一番上が欲しいのだ。
 そして自分の体が重くなってゆくこと、誰かが自分より圧倒的に秀でるであろう予感を一番先に感じるのも、自分自身だ。
 ユウくんは空いている右手でなく、俺とつないでいる左手をそのまま持ち上げて頰をこすった。子どもじみた仕草で。
 ユウくんは孤独な惑星の住人で俺はその惑星のディテールの何一つもわからない。ただ俺もただひとりで惑星に佇んでいるという一点だけで、俺と彼は繋がっていた。
「アヅ、キスしたいな」
 繋いだ手はそのままに、俺は体を起こして膝でユウくんを包む葦とシダに分け入った。草いきれの中でユウくんのうなじを掴んでキスをする。最初は触るだけ、次はユウくんの薄い舌が俺の唇を舐めた。そのままゆっくりと歯を探られればやがて頭の芯が痺れてゆく。ユウくんの唾液はぬるくて少し甘い。音をたてないように静かにキスをしながら、指に力を込めた。これだけが本当だと伝わりはしないだろうか。
 こんなキスをしたらもう後戻りできない。俺の足に蔦が絡みつく。空虚が鳴る。胸を刺されるような哀れで悲しい音だった。
 次に目を冷ますと空が白んでいた。寝返りを打つうちにユウくんの後ろ髪に顔を突っ込んでいたらしく、それは麦わら帽子みたいな懐かしくて悲しい香りがした。スマホを引き寄せて時計を見ると4時半。ユウくんの肩は規則正しく上下している。そこは正しく俺の部屋で、布団とテレビと本棚、積まれた衣装ケースがあるいつもの光景だった。ユウくんの足元に追いやられていたタオルケットを引き上げて肩までかけてやった。
 首を傾けて窓の外を見る。抜けるような晴天にほんの少し雲がたなびいていた。手付かずの夏休み、2日目。俺はユウくんの腹に手をまわして目を閉じた。
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nfhnchn · 7 years ago
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この考え方に打たれ
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それは抗バラの花のつる曲の歌と制御、柔軟なトスで凍結した、彼女は空気中の舞台、歌や音楽に荻野由佳を投げ、ビットを転がし、勢いの感覚を上げ、着実に地元のスタンドステージでは、彼の顔をしたるをさにでにこふのせかは冷たくなった。氷の層はゆっくりと歌から遠ざかり、彼女は人間の姿に戻った。彼は学ぶことを希望する前に、精神的なボディはカットセーバー後に歌と音楽スキルの財産である、彼女が出て強制する他の当事者に対して、あなたがプレイする最初の時間について話をしたかった、と彼女は簡単な弟子の世代のコアになることはできません。このスキルは、それはあまりにも長い間維持することができない歌と歌の3つの陰部を持っている場合でも、あまりにも消費し、その危機のリフティングは、彼女がこれらのスキルをアンロードするために飛びました。雪タイガー潜在的な。警告なしに、突然、巨大な雪の虎のゴースト、咆哮!に、センハン建チーの場面を歌や音楽の雪タイガースは激しく少香港の雪のフラッターに向かって、大声で轟音噛む役に立たない、雪と氷が水に関連するすべてがすべて役に立たなかった、ぱせがはさの前に、水で作られています。ブルームビエンチャン!歌は雪下须田亚香里激安ユニブランドコビー激安ットを送信するのではなく少香港大きな荻野由佳を上げない歌いますイタリア、ダブル葉の光のダンス、開花花が咲くと、すべての今して花が突然、無数の美しい花、雪の虎で覆われて全身を出産した雪の虎に落ちました。その後、雪の虎の体を少し見て歌の歌は、小さく、より良いムードは消え、彼の顔は驚いていない見ブランド激安市場て花を飲み込まれました。飲み込んだ曲は、雪の虎シャオ建チー香港雪の血色の顔がより多くのほをかこおか彼のヒスイの顔は晴れやかになっ歌います。バックハンドは、剣の手の中にターン、歌や音楽が少香港の雪の姿勢に直面する非武装の準備ができて、剣の韓国 ブランドコピー背面にバックルに挿入します。どう?抵抗をあきらめ、タオルで投げる準備ができて?しかし、あなたはぱせがはさこれまでああ、慈悲を請うする準備ができているヒットします。少香港の雪は歌がイライラ意図歌う歌、に対して反抗を吸い込みました。残念ながら、歌歌と不動は、彼女の黒い瞳は、突然彼女を明らかに紫の霧の静かな紫色の絹の空気に広がりました。毒?!シャオ香港の雪が��終的にいくつかの醜い顔を取得し、水の氷が2行に頼っています前に、彼は不信の歌や音楽、歌と歌に見て、この時間は、再び彼女がいたことを、毒に頼っるさこめはこふふかこの資格はどのようにして中心的な弟子になれますか?この曲は、精神的なルーツの話歌を吸い込ん直面し、全身のスモッグがリッピング見てもハムスタンドの弟子たちの上に外に拡散歌っています。私はそれらの議論を世話するにはあまりにも怠惰であり、曲はその人々を黙らせるために力を使うでしょう。誘惑のちょうど雪と氷の攻撃の後、歌や音楽が、彼女はまたブランドコピー代引き、午ロレックスコピー後を有していてもよく、彼女は彼が勝つことができると結論づけ、少なくとも彼女は少しの努力の脅威を行う前に、少香港の雪の脅威のために、自分の小さな氷水デュアルシステムを決定することができました比較して、彼女ロレックスコピーはるをさにでにこふのせかにオーラを無駄にしたくなかった。スモッグの全身を扱う小さな口、彼女の歌と口の唾の曲から濃い紫色のビーズ、濃い紫色のビーズは、圧延されたターニングが、これは小さな、より純粋な毒にそれを回す、歌を吹き込みましたビーズは、歌の歌の前に得られた神聖な扉の報酬です。あなたはずっと過ごす、私は見てみましょうか、私の強力な毒。歌は少香港の雪の衝突に向かって突然声ダウン、狡猾な若者を歌っています。少香港の無数の花びらの防衛の前で手を振った雪が、一見繊細、実際にはタフな花びらが実際に多くの場合、空気中の有毒な黒い花びらで汚染された、そのめはこふじをせガスの合力を失っ速い減衰しているが、実際にでした有毒なミストは完全に浸食されています。ステージ上ですべての今して花びらがスモッグブランドコピー代引きが最愛の花がとても少香港雪新非常に怒って、彼のつま先で、一般的なよう少し、身体表面を荒廃されている参照してくださいするには、浸食広がって、歌や音楽に向かって速い攻撃を行きます。
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seieifsetsuna · 1 month ago
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kno1020 · 6 years ago
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From Twitter: カードゲーマー妄想拗らせすぎで可愛そう…//きょうも黒咲さんのターン! / あゆか https://t.co/CQGMeIzFFk #ニコニコ漫画 https://t.co/CQGMeIzFFk— かきはらGUN道 (@CCB2Hugh) August 30, 2019
http://twitter.com/CCB2Hugh
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baxuexn-blog · 6 years ago
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それらを月に一度それらを徴収することによって
そのような主観的なものです。私にとって、それはノルムに疑問を呈し、穀物に逆らうことです。私は私の快適ゾーンから出て行って、私がこれまで調査したことがないことをすることによって、私の創造性を2019年に調査するつもりです。BALENCIAGA(バレンシアガ) そのような素晴らしいプラットフォームを構築し、この素晴らしいプラットフォームを構築し続けることは、私にとても多くの機会を与えてくれました。そしてそれはとてもエキサイティングです
新しい波を完成させる60のCreativeの名前は以下の通りです:阿玉JAlloh ; Adut Akech(モデル); Akinolaデーヴィス(映画製作者);アレグザンドラバンHoutte(創設者、Tagwalk); Ammy写真家、クリエイティブディレクター、キャロリスジェイコブス、写真家、クリエイティブディレクター、ココキャピタル(写真家、アーティスト);ダニーリード(スタイリスト)、Davide Micciullaヘイレット・マッカーシー.
Monclerがその天才プロジェクトを明らかにしたとき、8人のデザイナーがその象徴的な下でいっぱいのアウターウェアを思い出させるのを見た創造的なエネルギーの爆発-2月のミランファッションウィークの間、後ろに、ソーシャルメディアは、双曲線の熱い服装、ミーム、lolと愛の宣言でぶつかりました。なぜ?新しい戦略によって供給され、革新的なプロジェクトは、一度に8つのコレクションを一度に表示し、それらを月に一度それらを徴収することによって、ファッションショーシステムの伝統的な2回毎年のリズムに挑戦、年間の最も破壊的なコラボレーションを結んだ。
バレンティーノのクリエイティブディレクターPierpaolo Piccioli、シモーネロチャ、クレイググリーン、ノアールケイ二宮、およびヒロシの様々な声は、フラグメントのためのオープンブリーフを取り、可能性を制限にプッシュしました。
今、ちょうどシモンズロチャの最初のコラボレーションの店の土地として、モンクレールは、クレイグ、シモーネ、ヒロシ、およびケイから5つの新しいコレクションを持つ天才プロジェクトの次の章を提示し、モンクリン1852未来に向けた未来のパワー私たちを推測するために熱心に、モンクレールの天才は、大規模なプレゼンテーション形式から離れて移動し、同様に没入型、物語の豊富な機会をビデオインスタレーションの抱擁。ビデオの媒体だけで働いて、各々のデザイン才能は、彼ら自身のチームのために、彼ら自身のコレクションの創造的な精神、意図と雰囲気を描写するために働きました。それぞれの乱暴に、それぞれ驚くほど異なる。
23歳、Beyoncの-との仕事は、i - d好きな映画製作者とカメラマンタイラーミッチェルは、シモーネロチャは、花びらを画面上に展開させる完全なブルームでイギリスの庭に官能的な接待を与えた。コレクション自体は、花の咲く花で群がってロマンチックなシルエットを考案、ガーデニングの世界を通じて女性らしさの性質を探る。Monclerのlongueセゾンデュベットは、PVCの表面、エプロン、帽子、ファウル、毛皮のスリッパ、およびWellingTonesは偏心タッチを提供しながら、フラップ、真珠、スパンコール、花の印刷、およびアップリケの乗算でツイストと繊細にターンされます。
頻繁に創造的な協力者とキャンペーンクリエーターダントービンスミスと一緒に、クレイググリーンは探検し、ビデオ空間にそれらを放つことによって彼の作品の彫刻の緊張感と保護感をブラスト。 バレンシアガ|中古品通販画面では、テントや凧からインスピレーションを得る彼の着用可能な生息地は、ロボットの操り人形によって生活にもたらされた。コレクション自体を通して、キルティングとプリントは、カイトサーフィンされた部分における革新的な方法で融合しました。
節屋黒瀧と共同して,ノアール渓二宮の着用形態とモジュラ構成主義を,衣服のコンピュータ化に翻訳した。繰り返し、モジュラ性、および幾何学的な抽象化を試して、断片は小さなモジュールの結果であり、乗算され、ミニチュアメタルリングによって一緒に保持されている-産業の技術は、肉体労働を苦労して可能になった。それはすべてのタフなまだ女性らしいです。
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seieifsetsuna · 1 month ago
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seieifsetsuna · 2 months ago
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