#しかのこのこのここしたんたん
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あまりに今月の〆切がヤバすぎてやっと個展で頂いた全てのお手紙と、会場の感想ノートを全て読み切りました (差し入れはずっとモリモリ食ってます)
本当にありがとうございました 全部涙出るほど嬉しかったです。
あんなに発表するのを恐ろしがっていた3年前、3年後、こんなに愛して貰える作品になるなんて思ってなかった蛍火
この漫画を描いて良かったしこの個展も開いて良かったと心から思ってます。
そういえば個展の感想ノート見ていたら、蛍火の英語版がネットで販売されているのだけどそれの翻訳してくれ��方が北米から来てくれてたらしくてぶったまげた 流石に挨拶したかったありがとうございました…!
沖縄から北海道まで本当に津々浦々から来て貰えてたのが分かって嬉しかったなあ
そして複製原画の二次販売を利用して下さった方、河原版の予約してくれた方もありがとね
河原版に関しては想定以上の予約数で本のハコ作ってくれる業者さんがギョエー〆切ヤバい!て慌てふためいてるくらいの数になってるとのこと
嬉しい悲鳴をあげてるようだ ありがてー!
デザインも凄くカッコよくてどっからどう見てもインテリ本のハコなので早くお届けしたい こんなカッコいいエロ本あっていいの?
ハコ作ってくれる職人さんもかなり少なくなってる中でここまでやって貰えるなんて感謝だ…
みなさんの元に届くまで後もうちょっと待っててね!
たんぶらまとめ小冊子も凄く可愛いよ!
そしてあとちょびっと…ちょびっと何かある予定…
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「生命」
•皺のない脳みそ •張りのない皮膚 •潤いのない眼 •ガラガラの喉 •正気のない魂
お寺の一角で、休んでいると、蚊が、腕を刺す。蚊の体が血の色で膨らんでいく。こんな汚い血で、一匹の虫の命を救ったのか。
#candle#It's too hot I'm about to melt#では何があるのか。今ここです。そう考えて、毎日を丁寧に生きていきましょう。今日という日を、今日という日のために生きていく。これを繰り返していけば、気がつけばずいぶん遠
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何度も流れてくるので何度も言っておく
まともなサービスが期待できない未知の宇宙で計器類を少なくできるなんて思えるのは頭お花畑だ。パソコンで「いくつものHDDにデータを保存するRAIDなんて意味あるの?」って言うくらい愚かだ
システムを多重化して宇宙空間でトラブルに対応しなければ死んじゃうんだよ。ルートが決まってる旅客機ですら三重系の保安システムになってんだぞ。地上と常に連絡してサポートを受けられ、ギリギリまで軽量化をしなくてはいけない月宇宙船だって計器のシステムは多重化されているし、クルーの時計は昔ながらの手巻き式のゼンマイ時計(クオーツだと宇宙空間では電池が切れたらどうしようもないし、自動巻きの時計は無重量空間ではおもりが止まらなくなる)だ
未知の空間に旅立つのりものが何重にも保安システムを構成するのはむしろ当然だろ。まったく同じステータスを表示するメータは最低3個は必要なんだよ。1個だと壊れたときにもう何もわからないし、そもそも正しい数字を出しているのかどうかもわからない。2個ではそれぞれが異なる数値を出したときどちらが壊れているかわからない。3個なら「多数決で」壊れている1個を何とか判別できて本来の数値がわかる可能性が高くなる
だから三重系なんだよ。だから同じメータは最低でも3個必要なの。1個壊れたことが分かった瞬間に残りの2個の機器で引き返すんだよ。1個しかメータがなくてそれが壊れたら「どこに引き返せばいいのか」すらわからなくなるのが宇宙でしょうが
駆動系・燃料系・操作系・空調系・武装系などさまざまなシステムが複雑に入り組んでいるのが宇宙船だとしたら、コクピットいっぱいに計器やランプが並ぶのは決しておかしいことではない。もちろんマンマシンインタフェイスの観点からすれば、計器は少なければ少ないほどいいのだから、この宇宙船の場合は最低限までメータを絞った結果が「部屋いっぱいの計器類」なんだよ
もちろんこのイラストの時代からさらに科学や文明が発展すれば、計器類や搭乗員が減る可能性はある。黎明期のジェット旅客機であるTu-104が5名の乗務員を必要としたのに対し、現代のB777は2名乗務(システム上は1名でも飛ばせるけど冗長性の確保で2名な? F/Oを「本当に無駄だと思わない?」なんて言うなよ?)なわけだし、コクピットもグラスコックピットでシンプルになった
だけどその世界ではまだ、未知なる宇宙に旅立つには多くの人員と信頼性を確保するための計器が「最低限」これだけ必要、と考えるほうが自然だと俺は思うよ

コンコルドのコクピット。無駄な計器なんてひとつもない。マッハ2.2で空を飛ぶためには当時「最低限」これだけの計器が必要だったんだ

戦闘機と車が好きすぎて改造しまくった者の哀れな末路
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年下デカマラくんから変態マンコ使いたいと連絡をもらったので
ガッツリ25打ち込んでガンギマリになってめちゃくちゃ犯してもらったw
年下デカマラくんのP16極太上反りマラをしゃぶってギンギンに勃たせたら
マンコにぶち込みたくて仕方ないらしく、ローションを塗ってズブズブと生で挿れてきた。
「デカマラ気持ち良いー!!!」
俺はチンポから我慢汁なのか潮なのかわからないけど、極太上反りマラに感じすぎてすぐに漏らしてしまったw
「やっぱこのマンコ気持ち良すぎ…」
年下タチくんも俺の変態マンコで感じまくっていて興奮する…
「生チンポ気持ち良い?」
「あーやばい。イキそう!種付けするよ!!」
中出しされながら俺は潮吹いてたw
ケツの中に種を擦り付けられ、そのまま2発目を種付けされてしまった。
「やべー、我慢出来なくて出しちゃったwww」
ケツマンコはザーメンだらけでぐちゃぐちゃ…
年下タチくんは俺のパイパンリングマラにローションを垂らしてしごきだした。
キメチンポ感じまくりで我慢汁がダラダラと漏れて止まらない…
何度もドライでイカされまくって、キメチンポはビンビンに勃起
俺はそのまま勃起チンポをしごかれ続けていると
「種出そう…やばい!イク!!!」
我慢出来ず、思いっきり射精してしまった…
イった後���しごかれて続けて3回くらいビクンッと身体を揺らしてガチイキからの潮吹き…
その後はまた年下タチに掘られて種付けされて、チンポしごかれてヘロヘロ…
俺は完全に雌落ちしてイクのを我慢出来なくなりアンアン鳴きながら何度も絶頂を迎え、だんだんと記憶が曖昧に…
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私の長女は高校を中退したのですが、21歳になった今でも、「高校を辞めると決めた日のパパとの会話は一生忘れない。」と言っています。
娘は親に高校を辞めると言った時「パパに怒られて、反対されて、家出する覚悟だった。」そうです。
「でも、パパは全く怒らず、何の意見も言わず、黙って私の話を聞いてくれた。」んだそうです。「そしてパパは、
「高校なんていつでも辞められるけど,私と貴方は一生親子なんだよ。高校を辞めることで貴方が劣等感を持ち、パパが貴方を怒ることで貴方が家に居場所を失って、これから先の人生、もっと辛くて困ったことが起こった時に、パパに相���できなくなるのがパパは一番嫌なんだ。
だから、高校は辞めてもいいし、勉強はまたしたくなったらしたらいい。その時に応援できるのもパパしかいないし、パパは貴方を信じてるから大丈夫。高校辞めても貴方は何も変わらない。」
と言ってくれたんだそうです。
娘は社会人となり、結婚し、先月出産したのですが、いつでも彼女が困った時に泣きながら電話をかけてくるのはパパです。
親として、私は夫を最も尊敬しています。
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ただ今の若者に言いたいのは、20年後に「おっさん達っていつまでコロナ?とかいう奴で青春奪われたとか意味不明な事話してるんですか?」とか絶対言われてるからな。
Xユーザーのゆきぴろんさん
まあ、今の若い人に就職氷河期の話しても 「あ~、始まったよ。俺の時代のほうが辛かった話っすか。何すか我々から哀れみがほしいんですか。それとも説教したいんすか」 って言われるだけなので、まあこの手の話は同世代とするのがいいんだよね。 Xユーザーの野瀬大樹さん
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パスタだろうがラーメンだろうが、どんな乾麺でも水で戻してから茹でると生っぽくなるんだけど、決して美味しくなるわけじゃないってことは大声で忠告したい。
後、料理研究家のほとんどが料理を研究していない。

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オタクは感動出来なくなったら終わりだと個人的に思ってるので、斜に構えたオタク達から「こんなペラい作品で感動出来るなんて安い感性だな」みたいに煽られたとしても、オタクとしては感動したもん勝ちだからこれから先も自分の好きな作品で胸を張って感動してくれ。私はそんなオタクと握手がしたい。
Xユーザーのこの豚野郎!さん
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『ただ、25年前の1998年は465万円。長い期間でみると、ほぼ増えていないことがわかる。』 バブル崩壊以降30年以上、日本人の給料は全く上がっていないのに、税金・保険料などが激増して可処分所得が減り続けていることが最大の問題。日本人がどんどん貧乏になっているのだから企業も国内でモノが売れず業績不振・閉店・リストラ・倒産が増えるのも当たり前。ごく一部の大企業とその社員、官僚、政治家等、元々富裕層の者だけがさらに裕福になっただけ。 消費税でカネの無いところから搾り取って、豊富に有るところにさらにカネを流し込み続けている。皆さん、必ず選挙に行きましょう。自公維国を全敗させて政権交代させないと死ぬまで貧乏生活確定ですよ、、。
平均年収460万円は「実感」とはほど遠い? 実は6割が平均以下の「真実」 1千万円プレーヤーは増加で広がる貧富の差(AERA DIGITAL)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース
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2025/06/26 早朝に目が覚める
私には自室が無い
オープンスペースみたいな所に布団を敷いて寝ているのだけど、起きると大抵猫が集まっている。

私が寝るぞー、と布団を敷くと猫が集まってくる。寝る時には散れ散れ散れー!と追い出すのに気づけば猫だらけ。毎日猫と猫毛にまみれて寝ている状態だ。
コロコロや掃除機やワイパーも駆使しているけれど悲しいかな5匹から抜ける毛には追いつかない。
今は3匹布団にいて1匹は起きてあちこちをうろうろしている。後1匹は女の子なので寝る食べるおトイレ、を個室管理にしているため夜はケージに入っている。
この家で猫と暮らしてもう10年近くになる。だんだん増えて結局5匹いるのだけれど1匹は昔からよく吐く。よく吐くが食欲もあったので様子を見ていたが先日は朝から何度も吐いて、ご飯の時間になっても猫タワーから降りても来ない。
さすがに心配になって病院へ連れて行った。

我が家の猫の中でも一番びびりなので、病院が怖くてたまらない。暴れたりはしないけど心細さがびしびしと伝わってくる。
病院に行く前に何歳だったかなと誕生日を調べたら今年10歳だった。お前も10歳か、色々あるよね、と思う。
採血して肝機能の数値が良くないとのこと。猫の採血は大腿を駆血すると毛むくじゃらな上からでも血管が浮き出るのね、と驚きだった。先生がこの子はよく運動してますねぇと言ったけど、そうなのかな。家の中で自由に生きているだけだけどそれなりに運動になっているのなら良かった。
とりあえず吐き気止めと肝臓系のお���と抗生剤、抗炎症剤の入った点滴と注射をしてもらって12100円。人間の医療保険ってありがたいのね。
点滴のおかげか帰宅するとご飯が入っている棚の前に居座り、飯をくれーとおねだりするようになった。先生がちょこちょこあげるのは良くないし、今日はちょっとにしてくださいと言ったので、我慢我慢ととりあえず撫でておく。
人間でもそうだけど、食べなくなるというのは確実に死が近づく。なので食欲が戻ったことにほっとする。治療をするのが最善策とは思っていないけれど、その子らしく一生を終えられたら良いなと思っている。何がその子らしさなのかって難しいけどね。
夕食時に抗炎症の薬を飲ませなければならない。餌の皿にコロンと入れれば平気で食べちゃう子もいるが、この子はきちんと薬だけ残すタイプ。仕方ないので口の中にぐいっと押し込んで飲ませる。吐かないといいけどな。
猫も私も年をとる。
あちこちガタがきても仕方ないよね。
それでもそれなりに楽しく生きようね。
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そんな知性がある体育教師に出あったことがなかった
音楽を教える知性がある音楽教師もあまりいなかったと思う
でも、いろいろスポーツはやってみた 音楽は好きでもっと他の楽器もやってみたかった
そんなとき、少しでも何かの扉を指し示すような、そんな教師と出あえたら、それは人生で最大級の幸せなんだろうな
滅多にないだけに

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20250608 えいでん
加茂川。中州の木が成長いちじるしい。亀も甲羅干ししていました。この日はここまで。明日からしばらく雨らしい。
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白夜の世話が世界一過酷を極めまして精神が参りそうです
第一章 困惑の始まり
「砂紋(さもん)、これは一体どういう状況なんだ?」
京極碧皐(きょうごく あおさ)は眉間に深い皺を寄せながら、目の前の光景を見つめていた。リビングのソファに座る白夜(びゃくや)は、毛布にくるまって小さく震えている。その様子は、まるで迷子になった子供のようだった。
「俺に聞かれても困る」砂紋は髪をかき上げながら答えた。「看護師の仕事では患者の世話はするが、こういうのは…」
白夜がちらりと二人を見上げる。その瞳には不安が宿っていた。
「あの、僕、一人でいるの怖いの…」白夜の声は震えていた。「碧皐(あおさ)さんも砂紋さんも、お仕事で忙しいのは分かってるんですけど…」
碧皐と砂紋は顔を見合わせた。二人とも、これまで誰かの世話をするという経験がほとんどなかった。碧皐は法廷で冷静に判決を下してきた男だし、砂紋は職務上の看護はできても、プライベートでの世話となると全く勝手が違う。
「とりあえず、何か食べ物を用意した方がいいんじゃないか?」碧皐が提案した。
「そうだな。白夜、何か食べたいものはあるか?」砂紋が尋ねる。
白夜は毛布の中からもじもじと顔を出した。「えっと…砂紋さんの作ったものなら何でも」
砂紋の顔が青ざめた。「俺の料理は…その、あまり期待しない方がいい」
第二章 料理という名の戦場
キッチンは戦場と化していた。
「砂紋、その野菜の切り方は危険すぎる」碧皐が指摘する。「包丁の持ち方から間違っている」
「うるさい! お前だって卵も割れないじゃないか」砂紋が反撃した。
確かに碧皐の手元では、卵の殻が無惨に砕け散っていた。黄身と白身が殻と混じり合い、何とも言えない状態になっている。
「僕、手伝うね!」白夜がキッチンに駆け寄ってきた。
「ダメだ」二人が同時に声を上げた。
「君は座って待っていろ」碧皐が言うと、白夜の表情が曇った。
「…でも、僕も何かしたい! 二人だけで頑張ってるの見てると、申し訳なくて…」
砂紋が振り返る。白夜の目には涙が浮かんでいた。
「分かった。でも危ないから、野菜を洗うだけにしてくれ」
白夜の顔が一気に明るくなった。「うん!」
三人でキッチンに立つと、狭いスペースがさらに狭く感じられた。白夜は丁寧に野菜を洗い、碧皐は何度目かの卵割りに挑戦し、砂紋は包丁と格闘していた。
「砂紋さん、その人参、四角すぎない?」白夜が小さく指摘した。
「…料理は見た目じゃない」砂紋が苦し紛れに答える。
「碧皐さん、その卵…」
「分かっている。分かっているから何も言うな」
第三章 不格好な優しさ
結局、三人で作った夕食は見た目こそ不格好だったが、温かい食事になった。
「いただきます」白夜が嬉しそうに箸を取る。
「まずかったら正直に言ってくれ」砂紋が言うと、白夜は首を振った。
「美味しい。二人が僕のために作ってくれたんだから……」
碧皐が咳払いをする。「まあ、次回はもう少しうまくやるさ」
食事の後、三人はリビングに戻った。白夜は再び毛布にくるまり、今度は二人の間に座った。
「ねえ、明日も一緒にいて…もらえますか?」白夜が上目遣いで尋ねる。
砂紋と碧皐は再び顔を見合わせた。
「当然だ」碧皐が答えた。「君を一人にしておくわけにはいかない」
「俺も明日は休みだから大丈夫だ」砂紋が続けた。
白夜がほっとしたよ��に笑顔を見せる。
「でも、俺たちは世話が下手だぞ?」砂紋が念を押すように言った。
「それでも、二人がいてくれるだけで嬉しいんだ」白夜が毛布を二人に分けるように広げた。「一人だと、すごく、すっごく…寂しくて……」
碧皐が少し考えてから口を開いた。「なら、俺たちも勉強しよう。世話の仕方を」
「そうだな。看護師の経験があるとはいえ、こういうのは別物だ」砂紋も同意した。
白夜が二人を見上げる。「僕も、もう少し一人でいられるように頑張るね」
「���理をする必要はない」碧皐が言った。「俺たちも、君と一緒にいる時間が…悪くない」
砂紋が苦笑いを浮かべる。「不器用な俺たちだが、よろしく頼む」
第四章 小さな進歩
翌朝、三人は朝食作りに再挑戦していた。
昨日の経験を活かし、今度は役割分担を明確にした。白夜が野菜の準備、碧皐がパンを焼き、砂紋がスクランブルエッグに挑戦する。
「今日は殻が入らなかった」碧皐が小さく達成感を味わっている。
「僕の人参、昨日より綺麗に切れました!」白夜が嬉しそうに報告する。
「俺の卵も…まあ、食べられるレベルにはなったかな」砂紋が恐る恐る味見をした。
朝食を終えると、白夜は二人の膝に頭を乗せ、満足そうにテレビを見ていた。
「重くないか?」砂紋が尋ねる。
「全然」白夜が即答した。「このまま一日中いたい……」
碧皐が白夜の髪を撫でる。「甘えすぎだぞ」
「でも、碧皐さんも嫌がってない…よね?」
「…まあ、たまにはいいだろう」
砂紋が呆れたように首を振る。「俺たちも大概甘いな」
「でも、これでいいんじゃないか?」碧皐が言った。「完璧じゃなくても、三人でいれば何とかなる」
「…そうだね」白夜が安心したように微笑んだ。「不器用でも、一緒にいてくれるだけで十分…だから…です」
外では雨が降り始めていたが、部屋の中は温かく、三人はそれぞれの不器用な優しさを分け合っていた。
エピローグ
それから数週間が経った。
三人の生活は相変わらず不器用だったが、確実に進歩していた。料理は見た目こそまだ不格好だが、味は格段によくなっていた。白夜も、短時間なら一人でいられるようになっていた。
「今日は俺が夕食を作る」砂紋が宣言した。
「本当に大丈夫か?」碧皐が心配そうに尋ねる。
「任せろ。最近、料理本を読んで勉強してるんだ」
白夜が目を輝かせる。「僕も手伝う!」
「ああ、頼む」
三人がキッチンに立つ姿は、もはや日常の風景となっていた。不器用でも、一緒にいることで補い合える。それが、三人なりの世話の形だった。
「ねえ、明日は何するの?」白夜が尋ねる。
「掃除でもするか。部屋が散らかっている」碧皐が答える。
「その前に、まずは今日の夕食を無事に完成させよう」砂紋が苦笑いを浮かべた。
三人の笑い声が、小さなアパートに響いていた。完璧ではないけれど、確実に温かい日常がそこにはあった。
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以前知り合ったJR乗務員から聞いた話を思い出しました。一度書いたかもしれない。 信越本線の直江津→長野方面を、タンク車を連ねた貨物列車の機関士として乗務。冬のがいかに過酷かを話してくれた。
午後、出発時間が迫るころに日本海の向こうで雷光が見えるとまず「覚悟」を決める。
というのも、それは強い雪雲が近づいている現れだから。この先長野へ向かって登っていく途中、日本最大級の豪雪地帯を通る。列車が差し掛かるころには大雪になるのがわかるから、その覚悟だ。 蒸気機関車時代と違って電気機関車は一人乗務。一人ぼっちで立ち向かう。
タンク車には石油が満載。それをたくさんつなげているが、この「積み荷が液体」というのはそれだけで相当難儀なものらしい。というのも、タンクの中で前後方向に激しく揺れるため、引いている貨車すべての動揺が機関車を直撃するからだ。 前進しようとするとがん!と後ろに引かれ、
減速するとドカン!と押し出される。この状態で峠越えをするのは並みの運転ではない。 降り出した雪は山が近づくにつれ激しくなる。せわしなく動くワイパーもじきに役に立たなくなる。寒冷地の人なら知っている通り、溶けた水分がワイパーゴムについて凍り、雪を拭わなくなるからだ。
そうなると身を乗り出して素手で氷を掻き落とす。これを繰り替えす。気が付けば日はとうに沈んで、視界に入るのは前からごうごうと吹き付ける雪だけの世界になっている。 そんな中を、海岸近くの直江津から700mも登っていくのだ。 新井を過ぎたあたりから坂がだんだんきつくなってくる。
線路は雪に覆われていて、窓から顔を出して下を見ると、機関車の跳ね飛ばす雪がまるで波しぶきのように見える。「船みたいだ」とか思っていると空転!急な減速でタンク車からドカン!砂を撒いたり、微妙なハンドル操作で加減速をしつつ進行するが、雪はどんどん深くなり抵抗が増す。
こうなってくると指定された速度などまったく届かず、ただただ止まらないよう祈りながら、限られた視界で前方を覗きつつ進む。 関山から先はもう雪壁しか見えない。前方からは吹雪。見えるものが限られてくると空間識が怪しくなってくる。運転室の後方ではモーターが轟音を上げている。
不安になって振り返ると、機器室がほんのり赤い。発熱がひどい。関山・妙高高原間は日本最大の豪雪地帯だ。日本最強のロータリー除雪車もここに配備されたくらい。 そこを、孤独な機関士が十数両の石油満載のタンク車を牽いて登っていく。 「ほんとにね、ああいうときは泣きたくなります。」
ここで加減速操作を誤ると、一気に空転して停止してしまう。そうなると終わり。再起動できる可能性は低い。 ここで行き倒れたら信越本線は当面運転できなくなる。それだけは絶対に避けなければならない。 だから全身の神経を機関車の動輪とタンク車からの動揺に集中させてハンドルを操作する。
こんな過酷な条件の中、孤独な機関士は格闘する。 一般人には想像もできない仕事の現場だ。 そしてどうにか妙高高原駅までたどり着けば、やっと一息つくことができる。過熱した機器を��まし、ほとんど雪で覆われた機関車の前面窓やワイパーをどうにかし、そしてやっと持参したお茶を口にする。
この先は、雪は減るし基本的には下りなので今までほどの緊張感はない。 しかし下りでのタンク車からの動揺は危険だ。各タンク内の揺れはまちまちだから、両数が同じでも衝撃は毎回違う。下手をすると減速直前に波長の揃った衝撃を食らうかも知れない。 だから長野駅までは本当に気が抜けない。
ぼくら鉄道ファンはただただ線路際で喜んでいるだけだけど、状況によっては乗ってるほうはそれどころじゃないよってことですね。 ちなみに彼はその後飯山線を経て新幹線運転士になりました。
X / 電電臨電 @erikichijo
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Did you know: Deer girls often freezes whenever they're in front of a car's headlight?
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そもそも旬でもない夏にウナギ食う風習いい加減に滅んでほしい 夏のうなぎは旬はずれで脂の乗りが悪くて売れないって鰻屋が平賀源内に相談したのが土用の丑の日の発端なんだから こんな悪習どっかで根絶された方が良いに決まってる
Xユーザーの和風るぅ(わっふるP)さん
ウナギ国際取引規制の可能性 EUがワシントン条約提案へ、日本は反対 - 日本経済新聞
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