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en-no-sita · 10 days ago
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▼ 外国語で実際に話すこと、自己主張することの訓練
HSKK口試初級に合格しました。
7割でも合格は合格。御の字です。
私が目指すのは、資格取得よりも、実際にネイティブの方と会話のキャッチボールを重ねられるようになること。その点、すべてを中国語で話さなければならない口試に合格できたことは、個人的にHSK3級、4級の合格よりも達成感があります。
他の受験者もすぐ近くに座っている中、集中してICレコーダーに自分の回答を吹き込み続けなければならないのが特に大変でした。他の受験者が違う回答をしようとも、自分が話せず周りがすらすらと回答をICレコーダーに吹き込もうとも、心を乱さず次の回答のために気持ちを整えないといけません。受験会場が小さな教室だったため、受験者それぞれの声が反響するのも大きなストレスでした。
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今回の試験対策を経て、教科書的な回答ではなく、実際に私が話すとしたらどう話したいだろうかと考えて準備するのは実際的で良い方法だなと実感しました。こうだから私はこうしたい、という意思表示や提案をするのに大いに役立ちます。問題集の模範解答にはいわゆる教科書的で日常会話としては不自然な文章が載りがちなので、ChatGPTにフランクになりすぎない自然な言い回しをアドバイスしてもらっています。繰り返し繰り返し発話することは、何よりも大切なことでした。
下期にHSKK口試中級を受験できたらと思っています。次回はきちんと対策をして臨みます。中国語のスキルがエンノシタの武器になるよう、引き続きこつこつ勉強してゆきたいですね。
なお、調査不足なままケチってHSKの大幅基準改定前の問題集を使っていたため、当日の要求レベルの高さにドン引きした私の二の舞にならないよう、HSKあるいはHSKKを受験される方は、是非とも問題集は最新のものを使ってください。ご参考までに。
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virtualofficeoyakudachi · 2 months ago
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女性の起業に人気の職種とは?バーチャルオフィス活用で広がる可能性
近年、女性の間で「自分らしい働き方」や「ライフスタイルに合った起業」を選択する動きが加速しています。かつては結婚や出産を機にキャリアを中断する女性が多かったものの、社会全体で女性の活躍が推進されるようになった今、自らビジネスを立ち上げる選択肢が現実的なものとなっています。特にデジタル環境の整備やリモートワークの浸透により、場所や時間に縛られずに始められるビジネスが注目されており、女性に人気の起業職種にもその傾向が色濃く表れています。
また、起業に際しては法人登記や事業拠点の確保など、ビジネス上の住所が必要になる場面も多々あります。そこで活用されているのが「バーチャルオフィス」です。バーチャルオフィスとは、物理的なスペースを借りることなく、法人登記用の住所や郵便物受取サービスなど、ビジネスに必要な機能だけを提供するサービスであり、初期費用を抑えたい女性起業家にとって非常に有用な選択肢です。
この記事では、女性に人気のある起業職種とその共通点、そしてそれらのビジネスにおけるバーチャルオフィスの活用方法を詳しく解説します。
女性の起業が注目される背景
日本において女性の起業が注目される背景には、複数の社会的・経済的要因があります。まず第一に、政府や企業による「女性活躍推進」の取り組みが進み、女性が働くことやリーダーシップをとることが当たり前という意識が広まってきたことが挙げられます。企業でのキャリアアップが難しいと感じる女性や、育児・介護との両立が必要な女性たちにとって、「起業」という選択肢は柔軟な働き方を可能にする手段となっています。
また、テクノロジーの発展により、在宅ワークやリモートビジネスが一般化したことも女性の起業を後押ししています。自宅にいながら全国や世界を相手にビジネスが展開できるようになったことで、物理的な制約を受けることなくビジネスを始めやすくなりました。さらに、クラウド会計ソフトやSNSマーケティングの普及もあり、起業に必要な知識や道具へのアクセスが格段に容易になったのも大きな要因です。
社会的な変化と女性活躍推進
女性の起業が注目される背景の一つに、ジェンダー平等への意識の高まりがあります。これまで「家庭に入るもの」とされがちだった女性の社会的役割が見直され、仕事と家庭の両立を支援する制度や環境整備が進んできました。企業内での管理職登用が進む一方で、自らのビジネスを立ち上げて独立するという道も、キャリア形成の一手段として広く認知されるようになりました。起業を通じて自分のスキルを最大限に活かし、自由な時間配分で働ける点は、特に子育て世代の女性にとって魅力的です。
ライフスタイルに合わせた働き方のニーズ拡大
結婚・出産・育児など、人生のステージごとに働き方を柔軟に変えたいと考える女性は少なくありません。企業でフルタイム勤務が難しい場合でも、起業であれば自分のペースで事業を進めることができるため、多くの女性が新しいライフスタイルとして「起業」を選ぶようになっています。特に、在宅でできる仕事や短時間で収益を生み出せる職種への関心が高く、それが起業ジャンルの多様化にもつながっています。
デジタル環境の整備と起業ハードルの低下
インターネットとデジタルツールの普及により、事業の立ち上げに必要なコストとハードルが大幅に下がりました。Webサイトの作成もテンプレートで簡単に��き、クラウド会計やオンライン決済の導入も非常に手軽になっています。これにより、初期投資が最小限で済むビジネスモデルが多く生まれ、特にITリテラシーの高い女性たちにとって起業のチャンスが広がっています。また、SNSを活用した顧客獲得やブランディングも可能となり、広告費をかけずとも広く認知を得ることができるようになっています。
女性の起業に人気の職種ランキング
女性の起業において人気のある職種は、比較的少ない初期投資で始められ、自宅やオンラインで展開可能な分野に集中しています。また、育児や家庭との両立がしやすく、個人のスキルや経験を活かせる点も共通しています。以下では、特に人気の高い職種をジャンルごとに紹介します。
オンラインビジネス系
デジタル化が進んだ現代において、パソコン一台で始められるオンラインビジネスは非常に人気があります。時間や場所に縛られずに運営できるため、子育て中の女性や副業として起業する人にも適しています。また、Web上で完結するため、オフィスを持たずに始められる点も大きな魅力です。
Webデザイン・グラフィックデザイン デザインスキルがあれば、企業や個人事業主のWebサイト制作、ロゴや名刺のデザインなどを請け負うことが可能です。特に女性ならではの感性や視点を活かしたデザインが好まれるケースも多く、安定した受注につながります。クラウドソーシングサービスを活用すれば、案件獲得のチャンスも広がります。
ライター・編集・コンテンツ制作 文章を書くことが得意な女性に人気なのが、Webライターや編集業務、ブログ運営などのコンテンツビジネスです。SEO知識やマーケティングスキルがあれば、より高単価な案件にも対応できます。完全在宅で働けるため、子育て中の方にも支持されています。
オンラインショップ運営(ハンドメイド・セレクト商品) 自身で制作したアクセサリーや雑貨をECサイトで販売するハンドメイドビジネスも根強い人気があります。さらに、セレクト商品を仕入れて販売するスタイルであれば、在庫リスクも抑えられます。STORESやBASEなどの無料ツールを使えば、誰でも簡単にネットショップを開設でき、SNSを使って集客する手法も定番です。
教室・スクール系
スキルや資格を活かしてレッスンや講座を開講する教室ビジネスも女性に人気です。自宅やレンタルスペースでの対面レッスンから、ZoomやYouTubeなどを活用したオンラインレッスンへと移行することで、時間や地域を問わず生徒を募集できる点が特徴です。
英会話・プログラミングなどのオンラインレッスン 教育需要の高まりとともに、オンラインでの英会話指導やプログラミング講座などが盛んです。Zoomを使ったマンツーマン指導や、動画教材の販売など、多様な収益モデルが存在します。英語力やITスキルを活かしたい人には特に向いており、自身の知識をダイレクトに提供できる点でやりがいも大きい職種です。
料理・手芸・フラワーアレンジメントの教室運営 手元にある材料や道具を活用し、自宅で開ける講座として人気なのが料理教室やクラフト教室です。オンラインでも受講可能なレッスン���タイルに対応することで、地域を超えて生徒を集めることができます。レッスンの様子をSNSやYouTubeで発信することで、集客とブランディングが同時に行えるのも強みです。
コンサル・専門職系
キャリアの中で得た専門知識や経験を活かして起業するタイプも増えています。クライアントとの信頼関係が重要となるため、信頼性のあるビジネス環境を整えることが求められます。バーチャルオフィスなどの活用が効果的な職種でもあります。
キャリアコンサルタント・カウンセラー 働く女性を対象にしたキャリア支援や、悩み相談に応じるカウンセリング業務は、共感力や傾聴力を強みとする女性にぴったりの職種です。国家資格や民間資格が必要な場合もありますが、その分信頼性の高いサービス提供が可能です。Zoomなどを使ったオンライン相談で全国対応も可能となり、顧客層が広がっています。
税理士・行政書士などの士業 難関資格を取得した女性が独立開業するケースも増えています。特に税理士や行政書士は、起業支援や法務・税務の分野でのニーズが高く、安定した収益を見込めます。信頼性が求められる職種であるため、バーチャルオフィスを利用して一等地の住所を使うことで、クライアントへの印象を向上させる工夫がなされています。
人気職種に共通する特徴とは?
女性に人気の起業職種にはいくつかの共通点があります。それは、初期投資が少なく、自宅やオンラインで始められ、個人のスキルや経験を活かせるという点です。これらの特徴は、起業に対して不安を持つ女性たちにとって大きな安心材料となり、チャレンジのハードルを下げる要因にもなっています。また、これらの職種は育児や家事と両立しやすいため、ライフスタイルに合った柔軟な働き方を実現する手段としても非常に適しています。
初期投資が少ない
多くの女性起業家が最初に不安を感じるのは「資金面」です。しかし、人気のある職種はパソコンとインターネット環境さえあれば始められるものが多く、オフィスを構えたり、在庫を抱えたりする必要がないため、初期投資が数万円程度に抑えられるケースがほとんどです。特にWeb系の仕事やオンライン講座、カウンセリングなどは、自宅の一室を活用してスタートできるため、経済的リスクが少なく済みます。これにより、貯金や補助金を活用して気軽に第一歩を踏み出すことができるのです。
自宅やオンラインで始められる
物理的な店舗や事務所を必要としないビジネスモデルは、起業を検討する女性にとって大きな魅力です。オンラインで完結できるビジネスは、場所に縛られずに全国、さらには海外にも顧客を広げることができます。また、家庭との両立を考える女性にとって、自宅で仕事が完結することは大きなメリットです。Zoomなどのビデオ通話ツールや、STORES、BASE、noteなどのプラットフォームを活用すれば、少ないコストで本格的な事業展開が可能になります。
スキルや経験を活かせる
人気職種の多くは、これまでの職歴や趣味、育児経験など、女性が持つさまざまなスキルを活かせる点が共通しています。例え��、保育士や看護師の資格を持つ人が育児や健康に関する講座を開いたり、料理好きの人がレシピ販売や料理教室を開講したりと、自分の得意分野をそのままビジネスにすることが可能です。無理に新たなスキルを習得しなくても、これまでの人生経験を土台にして起業できる点は、心理的な負担も少なく、大きな安心感をもたらします。
女性の起業で直面しやすい課題
女性が起業する際には、多くの可能性がある一方で、いくつかの課題にも直面します。特に、事業の信頼性をどう確保するか、家事や育児とのバランスをどう取るか、また法人登記や事業用の住所をどこに設定するかといった実務的な問題は多くの女性起業家にとって共通の悩みとなっています。これらの課題に正しく向き合い、適切な解決策を講じることが、継続的な事業運営の鍵となります。
信頼性の確保と事業の信用性
個人で事業を行う場合、顧客や取引先に「信頼されるかどうか」が非常に重要です。特に、オンラインビジネスでは顔を合わせない取引が多くなるため、事業の信頼性が外見やブランドイメージに大きく依存します。このため、事業用のWebサイトやメールアドレス、そしてビジネス用の住所など、すべてにおいて「しっかりしている」という印象を与える必要があります。バーチャルオフィスを活用すれば、都心一等地の住所を使うことでブランドイメージを高めることが可能になります。
育児・家事との両立
女性起業家の多くは家庭を持っており、育児や家事との両立が必要です。このため、時間のやりくりやスケジューリングに工夫が求められます。オンラインで完結するビジネスはこの点で非常に有利ですが、それでも急な子どもの体調不良や保育園の予定などに柔軟に対応できる体制を整える必要があります。時間を可視化し、タスクを効率的に処理するための時間管理術や、家族の協力体制づくりも、長くビジネスを続けるための鍵となります。
オフィス確保や登記の手間
法人として事業を展開する場合には、法人登記が必要です。しかし、自宅住所を登記に使用することにはプライバシーの問題があり、特に女性にとっては心理的な抵抗も大きいです。また、賃貸住宅では登記が許可されないケースもあるため、オフィスの確保が難しい問題となります。こうした中で注目されているのがバーチャルオフィスです。低コストで法人登記可能な住所を利用でき、郵便物の管理などの機能も備えているため、女性の起業にとって非常に有用な選択肢です。
バーチャルオフィスが女性起業家に適している理由
女性起業家にとって、事業用の住所をどのように確保するかは重要な問題のひとつです。特に、自宅を登記先やビジネスの公開住所として使用することに対して抵抗を感じる方は少なくありません。また、オフィスを借りるには高額なコストがかかるため、コストを抑えつつ信頼性のある住所を持つことが求められます。こうした課題を解決する手段として注目されているのが「バーチャルオフィス」です。バーチャルオフィスは、法人登記用の住所を提供するサービスであり、郵便物の受取や転送などの機能も併せて利用できるため、女性の起業スタイルに非常にフィットしています。
低コストでビジネス用住所を確保できる
バーチャルオフィス最大の魅力は、物理的なスペースを持たずに、ビジネス用の住所を低コストで利用できる点です。一般的な賃貸オフィスでは月数万円から十万円単位の費用が発生するのに対し、バーチャルオフィスなら月額数千円で一等地の住所を利用できます。初期投資を抑えたい女性起業家にとって、これは大きなメリットです。また、バーチャルオフィスを提供する企業には、利用プランに応じて必要最小限の機能だけを選べるサービスもあり、事業のフェーズに応じた柔軟な利用が可能となっています。
法人登記や名刺・Webサイトに使える信頼性の高い住所
起業初期の段階では、名刺やホームページに記載する住所が企業の信用に直結します。特にコンサル業や士業など信頼性が重視される職種では、ビジネス住所が「どこにあるか」が重要な判断材料となります。バーチャルオフィスでは、東京都心や大阪の一等地など、認知度の高い地域の住所を提供しているケースが多く、これを利用することで顧客や取引先に与える印象を大きく改善できます。法人登記にも対応しているバーチャルオフィスを選べば、登記上の手続きもスムーズに進めることができます。
自宅住所を公開せずにプライバシーを守れる
多くの女性起業家がバーチャルオフィスを選ぶ理由の一つが「プライバシーの保護」です。個人事業主として起業する際や、ECサイト・SNS・名刺などに住所を記載する場面では、自宅住所を公開せざるを得ないケースもあります。しかし、自宅住所を第三者に知られることで、ストーカー被害や迷惑行為といったリスクが発生する可能性もあります。バーチャルオフィスを使えば、これらのリスクを未然に防ぐことができ、安心して事業運営に集中することが可能です。
郵便物の受け取りや転送などサポート機能も充実
バーチャルオフィスでは単なる住所貸しにとどまらず、郵便物の受取・保管・転送といったサービスも提供されています。これにより、自宅にいながらでもビジネス用の郵便物や宅配便を確実に受け取ることができ、スムーズな業務運営をサポートしてくれます。また、サービスによってはメール通知やスキャン代行などのオプションもあり、事務作業の効率化にもつながります。対面対応がない分、オンラインで完結できるこうしたサポート機能は、在宅で活動する女性起業家にとって大きな味方です。
職種別にみるバーチャルオフィスの活用事例
バーチャルオフィスは、女性に人気のあるさまざまな起業職種で効果的に活用されています。住所を必要とする業種であれば、バーチャルオフィスの導入は事業の信頼性を高めるだけでなく、日々の運営も支えてくれます。ここでは具体的な職種別に、どのようにバーチャルオフィスが役立つのかを解説します。
オンラインショップ運営者の場合
「特定商取引法に基づく表記」に必要な住所として利用 オンラインショップでは「特定商取引法」により、運営者の住所を公開する義務があります。これにより、多くの女性が自宅住所を記載せざるを得ない状況になり、プライバシーへの不安を感じています。バーチャルオフィスを利用すれば、事業用の住所を公開できるため、自宅住所を守りながら法律にも適合した形で運営が可能になります。特にハンドメイド商品やセレクト商品を扱う小規模なショップでは、運営者=制作者であるケースが多く、個人情報保護の面でもバーチャルオフィスの導入は非常に有効です。
講師・スクール運営者の場合
対面対応不要で全国から生徒を集客できる環境作り 料理教室、手芸教室、語学レッスンなど、スキルを活かした教室業は女性起業家にとって非常に人気のある分野です。従来は地域密着型のビジネスでしたが、オンラインツールの普及により、ZoomやYouTube、インスタライブなどを活用して全国、さらには海外の生徒にもアプローチできるようになりました。その中で、バーチャルオフィスは「信頼感ある拠点」を設ける手段として有効に機能します。
例えば、レッスンに参加する前に生徒が教室運営者の住所を確認することがありますが、その際に自宅住所を掲載すると、不安に感じる人もいる一方で、東京や大阪といった都心の住所であれば安心感を与えることができます。また、法人化を視野に入れた事業展開を考えている場合には、登記住所としてもバーチャルオフィスが活用でき、運営体制の信頼性を高めることにもつながります。
専門職・士業の場合
信頼性のある拠点としてクライアントへの印象向上 士業(税��士、行政書士、社会保険労務士など)やコンサルタント業など、専門性の高いビジネスにおいては「どこで業務をしているのか」という拠点の明示が、信用性に直結する場合があります。特に新規顧客がWebサイトなどで情報収集を行う中で、表示されている住所が賃貸住宅の一室だったり、自宅マンションだったりすると、サービスの質に対して不安を抱かれることもあります。
その点、バーチャルオフィスを利用して一等地の住所を記載することで、企業としての印象を格段に向上させることができます。また、士業は法人化して開業するケースも多いため、法人登記に対応しているバーチャルオフィスを活用すれば、住所問題だけでなく法的手続きの面でもスムーズな起業が可能となります。郵便物や通知書類の受取・管理も安心して任せられるため、実務に集中できる環境が整います。
バーチャルオフィス選びで失敗しないためのポイント
バーチャルオフィスは非常に便利なサービスですが、提供会社やプランによって内容は大きく異なります。そのため、選定を誤ると「郵便物が届かない」「登記に使えない」など、ビジネスに支障をきたす事態にもなりかねません。ここでは、女性起業家が安心して利用するために押さえておくべき選び方のポイントを紹介します。
提供住所の信頼性と所在地(都心一等地など)
バーチャルオフィスを選ぶ際に最も重要なのは「提供される住所の信頼性」です。東京都港区や中央区など、企業集積地として知られるエリアの住所を利用できるサービスは、対外的な信用度が高く、特に初対面の顧客に安心感を与えることができます。一方、あまり聞きなれない郊外の住所を使用した場合、ネットショップや士業のような職種では逆に不安感を与えてしまう恐れもあります。ビジネスの性質に合った所在地を選ぶことが、ブランドイメージの向上にもつながります。
料金体系とサービス内容のバランス
料金が安いことは魅力的ですが、それだけで選ぶのは危険です。中には月額500円程度のプランも存在しますが、法人登記や郵便転送などがオプション扱いで、結果的に高額になるケースもあります。契約前には「何が基本料金に含まれていて、何が追加料金なのか」をしっかり確認することが重要です。また、起業初期は必要最低限のサービスに絞って利用し、事業の成長に合わせてプランをアップグレードしていくのも賢い方法です。
郵便物対応や転送の柔軟性
バーチャルオフィスの利用で特にトラブルが起こりやすいのが郵便物の対応です。届いた郵便物をどのように処理するのか(即時通知、定期転送、スキャンなど)を確認し、自分のビジネスに合った対応をしてくれるサービスを選びましょう。特にECショップや士業の場合、重要な書類や契約関係の郵送物が届く可能性が高いため、迅速で確実な対応をしてくれる業者を選定することが成功の鍵です。
法人登記の可否や契約書の内容確認
法人登記に対応しているかどうかは、バーチャルオフィス選びで見逃せないポイントです。サービスによっては「名刺利用のみ可」や「登記不可」といった制限がある場合もあるため、事前に契約内容を詳細に確認しましょう。特に契約書の中には「再契約時に料金が倍額になる」などの特約が隠れていることもあるため、初めて利用する場合は口コミや評判も併せてチェックしておくと安心です。
最後に
女性の起業は、かつてよりもはるかに現実的で、多様な可能性を秘めた選択肢となっています。特に、デジタル化が進んだ現代においては、スキルや経験を活かして、時間や場所にとらわれずに自由に働くことができる環境が整っています。Webデザインやオンライン講座、ハンドメイド商品の販売など、女性に人気の職種は、自分の得意をビジネスに変えることができる点で、非常に魅力的です。
一方で、信頼性のあるビジネス住所の確保や、育児との両立、事務的な煩雑さなど、起業には特有のハードルもあります。そんな中で、バーチャルオフィスはその多くの課題を解決してくれる心強い存在です。特に自宅住所を公開したくない、法人登記をスムーズに行いたい、信用力のある拠点を設けたいといったニーズに応え、月額数千円から利用できる手軽さも大きな魅力です。
今後、女性の社会進出がさらに加速する中で、「起業」という選択肢はますます一般的になっていくでしょう。バーチャルオフィスのような便利なツールを上手に活用しながら、自分らしい働き方を実現していくことが、持続可能で満足度の高いビジネスにつながっていきます。自分自身の可能性を信じて、まずは一歩踏み出してみましょう。
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shopsanx1 · 1 year ago
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サンエックスネットショップでリラックマの魅力を発見:バックパックから新製品まで全てが揃うオンラインストア
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サンエックスネットショップの魔法を発見:リラックマバックパックやその他のアイテムの究極の目的地
序論
キュートさと品質が組み合わさって、魅力的な製品を生み出す世界���、サンエックスネットショップは、愛される日本のキャラクター商品を提供するリーダーとして際立っています。愛らしいリラックマのクマから他の魅力的なキャラクターまで、サンエックスネットショップは、世界中のファンに喜びと快適さをもたらす幅広い製品を提供しています。このブログでは、人気のリラックマバックパック、便利なリラックマストアオンライン、そして新しいリラックマの新製品のリリースに焦点を当て、サンエックスネットショップの魅力的な世界を探ります。
リラックマの魅力
サンエックスの愛らしいクマキャラクターであるリラックマは、世界中の人々の心を捉えています。リラックスした態度と居心地の良い外見で知られるリラックマは、ファンのすべての年齢層に共感するゆったりとしたライフスタイルの象徴です。長年のコレクターであろうと、新しいファンであろうと、リラックマの世界には誰もが楽しめるものがあります。
サンエックスネットショップを選ぶ理由
公式商品: サンエックスネットショップで買い物をすると、すべての商品が100%本物であり、サンエックスによって正式にライセンスされていることが保証されます。これにより、最高の品質とファンが愛する本物のデザインが保証されます。
幅広いセレクション: リラックマストアオンラインは、ぬいぐるみや文房具から家庭用品やアクセサリーまで、リラックマ商品の幅広いセレクションを提供しています。何を探していても、ここで見つかるでしょう。
限定リリース: サンエックスネットショップは、他では手に入らない限定アイテムを提供することがよくあります。これには、限定版商品や特別なコラボレーションが含まれ、サンエックスネットショップでの買い物がユニークな体験となります。
グローバル配送: 世界中のファンが、信頼性の高いグローバル配送オプションのおかげで、サンエックスネットショップでの買い物の便利さを享受できます。どこにいても、お気に入りのリラックマアイテムが自宅まで届けられます。
リラックマバックパックのスポットライト
サンエックスネットショップで注目される製品の一つがリラックマバックパックです。実用性と愛らしいデザインを兼ね備えたリラックマバックパックは、可愛さをどこにでも持ち運びたいファンに最適です。
デザインと特徴
リラックマバックパックは、スタイルと機能性の両方を考慮して設計されています。以下は、このバックパックが必需品となる主な特徴です:
愛らしい美学: リラックマの象徴的な顔をフィーチャーしたバックパックは、さまざまなデザインとカラーで提供されており、異なる好みに応じています。お気に入りのクマへの控えめなアクセントが好きでも、大胆なステートメントピースが好きでも、あなたにぴったりのリラックマバックパックが見つかります。
高品質な素材: 耐久性のある素材で作られており、バックパックは日常の摩耗に耐えつつ、その魅力を保ちます。頑丈な構造により、持ち物が安全かつ確実に保管されます。
快適な着用感: 調節可能なストラップと軽量デザインにより、リラックマバックパックは快適に持ち運びができ、学校、仕事、旅行に最適です。
十分な収納スペース: 愛らしい外見にもかかわらず、バックパックは必需品を収納するのに十分なスペースを提供します。複数のコンパートメントにより、本やガジェット、個人アイテムを整理して持ち運ぶことができます。
すべての年齢層に最適
リラックマバックパックは子供だけでなく、すべての年齢層のファンに魅力的な多用途のアクセサリーです。学生、プロフェッショナル、または単に可愛くて機能的なアイテムが好きな人にとって、このバックパックはコレクションに素晴らしい追加アイテムです。
リラックマストアオンラインの利便性
お気に入りのリラックマアイテムのショッピングがこれまで以上に簡単になりました。リラックマストアオンラインのおかげです。サンエックスネットショップは、自宅の快適さから製品を閲覧して購入できるシームレスなオンラインショッピング体験を提供しています。
ユーザーフレンドリーなインターフェース
リラックマストアオンラインは、使いやすいデザインで、直感的なナビゲーションと明確なカテゴリ分けがされており、探しているものを簡単に見つけることができます。詳細な製品説明と高品質な画像により、各アイテムの包括的なビューが提供され、購入するものが正確にわかります。
安全な支払いオプション
サンエックスネットショップは、クレジットカードやPayPalなど、さまざまな安全な支払いオプションを提供し、個人情報が保護されることを保証します。チェックアウトプロセスは簡単で、迅速かつ簡単に購入を完了できます。
カスタマーサポート
注文に関する質問がある場合や支援が必要な場合、サンエックスネットショップのカスタマーサポートチームがいつでも対応します。迅速かつ親切なサービスを提供し、ショッピング体験がスムーズで楽しいものとなるようにしています。
リラックマ新製品リリースの興奮
リラックマファンであることの最もエキサイティングな側面の一つは、新しい製品のリリースの期待です。サンエックスネットショップは、定期的に最新のリラックマ新製品を在庫に追加し、コレクションを常に新鮮でエキサイティングなものにしています。
季節限定コレクション
年間を通じて、サンエックスネットショップは、季節ごとのテーマや祝祭を反映した季節限定コレクションを紹介します。春の花から冬のワンダーランドまで、各コレクションは季節の美しさを祝うユニークでテーマ別のリラックマ商品を提供します。
限定版アイテム
コレクターにとって、限定版アイテムは特にエキサイティングです。これらの製品は限られた数量で生産され、特別なデザインやコラボレーションが特徴です。サンエックスネットショップをチェックして、これらの限定リリースを見逃さないようにしましょう。
コラボレーション製品
サンエックスは頻繁に他のブランドやアーティストと協力して、ユニークなリラックマ商品を作り出します。これらのコラボレーションは、新しい視点と革新的なデザインをリラックマのラインナップにもたらし、ファンに多様なアイテムを提供します。
サンエックスネットショップの最新情報を入手する方法
最新のリラックマ新製品リリースや特別オファーを見逃さないようにするためのヒントをいくつか紹介します:
ニュースレターを購読する: サンエックスネットショップのニュースレターを購読すると、新着情報、限定セール、今後のイベントの最新情報が直接メールで届きます。
ソーシャルメディアをフォローする: サンエックスネットショップをInstagram、Facebook、Twitterなどのソーシャルメディアでフォローすると、最新情報、舞台裏の情報、楽しいコンテストやプレゼント企画に参加できます。
ウェブサイトを定期的にチェックする: リラックマストアオンラインを定期的に訪れて、最新の商品を閲覧し、新しいアイテムを発見する習慣をつけましょう。
結論
日本のキャラクター商品の成長する世界の中で、サンエックスネットショップはリラックマファンにとっての主要な目的地として輝いています。人気のリラックマバックパックや便利なリラックマストアオンラインなどの幅広い製品と、最新のリラックマ新製品リリースの興奮が続くサンエックスネットショップは、世界中のファンにとって喜ばれる存在です。
長年のファンであろうと、リラックマの世界に新しく触れる方であろうと、サンエックスネットショップには特別なものが待っています。魅力を探り、可愛さを抱きしめ、サンエックスネットショップがもたらす品質と創造性を楽しんでください。楽しいショッピングを!
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en-no-sita · 2 months ago
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▼ AIのあるべき使い方について考える話
ChatGPTには日々お世話になっている。深堀りもまとめ方も精度が上がっているし、誰かに聞くよりもよっぽど早い場合も往々にしてある。私の場合、特に言語学習の点では凄まじい効率化ができていると思われる。人によっては砕けた口調で絵文字付きの回答が返ってくるらしいが、私にパーソナル化されたChatGPTは、出力回答に絵文字も付けないしタメ口もきかない。私からやや引いた位置から、中立的な回答をすることが多い気がする。
質問に対して否定的な反応を寄越さないのがChatGPTの良いところだと思う。疑問質問を上げることが肯定されるのは気持ちが擽られる。人間誰しも褒められたいものだ。
ただ、ChatGPTとのやり取りは、あるべきコミュニケーションの形としては不完全だ。まず対人ではない。それに、あらゆる情報の塊にこちらがぼこぼこにしてやられるだけなので試してみたくもないが、喧嘩や揚げ足取りのような正面切って思い切り意見を否定されるといったネガティブな体験は、対AIとのやり取りでは発生しづらい。細かなニュアンスを正しく読み取るという点においても粗が見える。
AIでは解決できない課題は確かに存在する。普通に使って出力された回答が100点満点の回答である確証はない。提示された選択肢の中にしか解決策がないわけでもない。そういったところにも焦点を合わせられるようでありたいと思う。
気持ちの良い回答に転がされるのではなく、我々人間側がAIを振り回すべきなのだから。
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magazinex-blog · 8 years ago
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「遺骨」を捨てる人も、「一族の墓」は維持困難
“無形化”する墓 ──「墓は持たない」という選択
2017年10月17日(火)
柳生 譲治
高齢社会に突入し年間130万もの人々が亡くなる一方、葬儀を執り行い先祖の墓を守る側の人間は、少子化により減り続けている。直葬、散骨、共同墓、手元供養、墓じまい ── 核家族化や高齢ひとり暮らし世帯の増加といった社会の変容もあり、葬儀や埋葬に関わる状況は激変している。多死・人口減少社会の中で、日本人の死生観にどんな変化が起きているのかについて、葬儀や墓の事情に詳しい第一生命経済研究所の小谷みどり主席研究員に聞いた。
(聞き手は柳生譲治)
激変する葬儀、その背景にあるもの
小谷みどり(こたに・みどり)氏 第一生命経済研究所 主席研究員
大阪府出身。奈良女子大学大学院修士課程修了後、ライフデザイン研究所(現・第一生命経済研究所)に入社。博士(人間科学)。専門は生活設計論、死生学、葬送問題。国内外の墓地や葬送の現場を歩き、大学で生活経営学や死生学などを教えている。主な著書に、『<ひとり死>時代のお葬式とお墓』、『ひとり終活 不安が消える万全の備え』など。
この20年くらいで、亡くなった人の葬儀の簡素化が進んだということを実感しています。今は家族を中心とした身内だけで内々に行うことが主流になっています。
小谷:かつて葬儀は残された者たちの「義務」と考えられており、見栄や世間体もあって葬儀は盛大に行われていました。葬式をキチンと執り行わなければ世間体が悪いと考えられたのです。とりわけ地方では立派な葬式をしなければならないという一種の“圧力”があったと思います。そのために、近所のおばさんたちも葬式の手伝いに駆り出されていました。でも、核家族が当たり前になって、地域社会も大きく変わり、人づき合いも減り、世間体や見栄を気にする人は少なくなりました。
「世間体」や「見栄」を気にする、伝統的意識を持つ人たちが減ったために、葬儀の簡素化や多様化は進んでいった、と。
小谷:それも一つの要因だったと思っています。ほかにも原因を挙げれば、長寿化により故人が高齢のケースが増えたことも、葬儀のあり方に大きな影響を与えています。例えば故人が高齢であれば友人も少なくなりますし、葬儀に参列できる人もかなり減るためです。
 さらに、三世代同居の時代がすでに遠くなり、核家族やひとり暮らし世帯が増えたことも背景にあります。家族の形は大きく変容しました。日本では従来、葬儀は「家」の重要な儀式であり、人生の終末期から死後までの手続きや作業は子孫が担うべきだとされてきましたが、子供たちは成人後に両親と別に住むことが一般的になり、現実として、離れて住む親や親族の葬儀に労力や時間を割くことは難しくなりました。一方、親の側も、「家族に負担をかけたくない」と小規模の葬儀を望むことが増えており、簡素化に拍車をかけています。
核家族化で変容、日本人独特の死生観
死生観も変化している?
小谷:死に対する感覚は、核家族で育った人と、三世代が一つ屋根の下に暮らし仏壇が生活環境にあったような人とでは、大きく異なります。例えば家の鴨居にかけられていた先祖の写真、かつて各家で行われていた「お盆」の行事──そうしたものは、亡くなった人をしのぶ“装置”として機能していました。そこには日本人独特の死生観がありましたが、今ではそうした環境も失われています。そもそも「盆踊り」は本来、地域の人たちで死者を弔うための儀式でしたが、今では単なる夏祭りくらいにしかとらえられていないのではないでしょうか。こうした社会の変容も、伝統的な葬儀の衰退と関連しているのではないかと思います。
 かつては亡くなれば、亡くなった順番に集落の墓地に土葬されました。それが大正時代以降、火葬が普及していくと、先祖の入っている「○○家之墓」に納骨され、子孫たちがその墓を半永久的に守っていくことが当たり前とされるようになりました。しかし、核家族化や少子化で墓を継承していく子孫がそもそもいなくなってしまいました。葬儀やお墓のかたちは、このように社会や時代に応じて、変わってきた��です。
東京都立八柱霊園(千葉県松戸市)に4年前にできた合葬式墓地。合葬式墓地とは、多くの遺骨を一緒に埋葬する形式の墓所を指す。10万体の遺骨を地下に収容できる。円形墳墓になっていて、その前に献花台がある。将来にわたって一族の墓を継承していくことを困難と考えた人が、こうした共同墓に入るケースが増えている。
1990年前後のバブル期には一部で盛大な葬儀も行われていましたが、今ではいわゆる「直葬」(葬式を行わず火葬のみを行う)や、一日葬(告別式と通夜を兼ねて葬儀を行う)といった形も、普通のことになりました。
小谷:葬式の担い手が戦後世代へと世代交代したこともあって、従来の慣習や考え方に縛られずに弔い方を選ぶようになりました。そうした葬式の簡素化に対し批判的な人も、じつはまだ全体の3割くらいいるのですが、「家族が参列するだけなら立派な祭壇を組んでもムダではないか」と考えるのは、自然な流れではないかと思います。
 家族だけで内々に簡素な葬儀を行う人のため、斎場で火葬を行うまでの24時間を家族とともに過ごす「遺体ホテル」のような施設も登場しています。「直葬」は地方では数パーセント程度にとどまりますが、東京ではすでに3割を超えているのではないかという見方もあります。
遺骨を電車の網棚に遺棄する人たち
ただ、死を簡素に扱うようになったといっても、限度がありますよね。死者に対する尊崇の念が薄れ、火葬にした遺骨をそのまま火葬場に置いてきたり、遺棄したりしてしまう人たちもいると聞きます。
小谷:駅のロッカーや電車の網棚などに遺骨を放置してしまう人が増えているようです。ただ、経済的に恵まれていない人が、お墓を買えずにやむにやまれずというケースも含まれているはずです。
 例えば、普段疎遠となっている叔父や叔母がひっそり亡くなって、突然、警察や病院や老人ホームから「遺体をひきとってくれませんか」と突然連絡が来る。でも経済的な余裕がなければお墓をつくることも難しい。血がつながっているからというだけで、何十年も会ったことがない親戚の供養を押しつけられるのはたまらない、という人もいる。仕方なく火葬にした遺骨を遺棄してしまう。もちろん遺骨を霊園や墓以外の場所に捨てるのは違法です(注*1)。遺棄しないまでも、ゆうパックで骨壷をお寺などに送り、数万円で合葬してもらう人も増えています。
(注*1) 遺骨を墓や霊園などしかるべき場所以外に放置すると、刑法190条が禁じている「死体や遺骨などの遺棄」にあたり、3年以下の懲役に処せられる可能性がある(「死体、遺骨、遺髪又は棺に納めてある物を損壊し、遺棄し、又は領得した者は、3年以下の懲役に処する」)。
 しかし、引き取り手のいない遺体や遺骨が増え、電車の網棚に捨てられてしまうような現実がある以上���社会全体としてそういう遺体や遺骨をどのように扱い弔っていくかを考えねばならない時代になったと言えるでしょう。
自治体も近年は、引き取り手のない遺体や遺骨に困っているようですね。引き取り手のない遺骨は、東京都23区で年間約450柱、日本全体で年間約7000柱にものぼるのだとか。
小谷:ひと昔前は、引き取り手のない遺骨は身元不明者がほとんどでしたが、最近ではたいてい身元が分かっています。でも血縁者に引き取りを打診すると、引き取りを拒否されてしまう。
 ただ、先ほど話題にした、遺骨を電車の中に放置する人もそうですが、受け取りを拒否しているからといって、その人たちの心が壊れているわけではありません。葬儀をしたり、お墓をつくったりするには100万円単位でお金がかかりますから、引き取りたくてもできない人もいる。
 誰の死にも冷たいという人は、世の中にほとんどいないと私は思っています。やはり、その亡くなった人との縁の深さも関係しているのでしょう。
“無縁遺骨”対策で横須賀市が始めたサービス
横須賀市の「エンディングプラン・サポート事業」のパンフレットの表紙。
生涯未婚率は高まり、子どものいない夫婦、離婚シングルの人たちも増加傾向ですから、やがては“無縁遺骨”は増えていく一方なのでしょうね。横須賀市が提供している「エンディングプラン・サポート事業」(注*2)のようなサービスが、ほかの自治体にも広がっていくのでしょうか。
(注*2) ひとり暮らしで身寄りがなく、収入・資産が一定額以下の高齢の市民を対象として、死後の手続きを支援するサービス。市役所の職員が葬儀や納骨についての意向、リビングウィル(延命治療意思)などを本人から聞き取り、一緒に終活支援プランを立てる。希望者は同時に、葬儀社と生前契約を結ぶ。引き取り手のない遺体や遺骨が急増していることからこのサービスを開始した。
小谷:横須賀市は、高齢者の葬儀やお墓の問題に手をさしのべる自治体の先駆けだと言えます。これからの時代は、「死んだ時に、残される家族がいる」ことが当たり前ではない社会になります。自治体のサポートで、そうした「ひとり死」の状況にも対応できるようにするという試みです。
 神奈川県大和市や千葉市が同様の制度を開始しました。でも、こうした試みが全国各地にあまねく広がっていくかというと、やはり自治体の予算の問題が壁になるでしょう。例えば2000年以降のわずか17年間で生活保護を受けている高齢者世帯数は2.4倍以上になっており、今後高齢者福祉にはさらにお金がかかります。
 生きている人に対する福祉が必要なことは誰も異論はありませんが、すでに多死社会の現在、死後の葬儀や埋葬までサポートする経済的余裕がすべての自治体にあるのかどうか。福祉政策について「ゆりかごから墓場まで」という言葉がありますが、日本で福祉の対象となるのは亡くなる瞬間までで、「墓場(亡くなった後の対応)」は福祉がカバーする範囲の外なのです。
遺骨をダイヤに、故人をしのぶための「手元供養」
墓の継承ができるかどうかわからないため、墓は作らず・���たずの人が増え、散骨も一般的な葬送の形としてきっと普及していくのでしょうね。また、霊園の樹木を墓標として遺骨を土中に埋める「樹木葬」も増えていると聞きます。こうした散骨や樹木葬など、墓の“無形化”の流れでは、ほかにどのようなものがありますか。
稲城・府中メモリアルパーク(東京都稲城市)内の樹林葬を行うための「樹林式墓地」。直接土に触れるかたちで木の下に遺骨を共同埋葬する。(写真:PIXTA)
小谷:「手元供養」はその一つではないでしょうか。亡くなった父母など近親者や大切な人の遺骨を手元に置いておくという人が増えています(注*3)。もちろん、経済的に十分な余裕がないために墓を持たず、遺骨を家に置いておくという人もいますが、近くに置いてときどき話しかけたり、手を合わせたりして、身近にその存在を感じていたいという気持ちが強い人が選択するのだと思います。
(注*3) 「墓地、埋葬等に関する法律」では、遺骨を自宅の庭に埋めることは禁じているが、遺骨を自宅に安置しておくことは問題ない。
手元供養に使用する「ご供養家具」の例。上段の写真は遺品などを収納する祭壇。下段の写真はリビングに置くことも想定した納骨祭壇。骨壺は祭壇の下に収容できる(粉骨せずに納骨できる)。(写真提供:トータルリビング ユウキ)
 遺骨を骨壺の中に入れたまま安置するケースのほか、ペンダントなどに入れたり、ダイヤや石などのアクセサリーに加工して常に身に着けたりする人もいます(注*4)。故人の存在を常に近くに感じ、「生活の中で故人をしのびたい」「故人に見守っていてほしい」という気持ちの強い人は、こうした個性的な供養の方法を選ぶことも珍しくなくなるでしょう。
(注*4) 歌舞伎役者・中村勘三郎(18代目)さんが亡くなった後、寂しさや喪失感を埋めるために勘三郎さんの妻が遺骨の一部をダイヤにして身��つけていたことが話題になったこともあった。
遺骨の成分から作られた人工ダイヤ。(写真提供:アルゴダンザ・ジャパン)
 ちなみに、葬儀の簡素化や多様化といった変化は、日本に限ったものではなく、これは海外もほぼ同様です。ただし、発展途上国や未開の地域はいまも葬式は立派なものです。それは現在も相互に助け合わないと生きていけない社会であって、人間関係が濃密なことの証拠です。逆に社会が経済的に発展していけば、たいていのことはお金で解決できますし、人間同士の関係は希薄になりがちです。例えば日本では介護が必要になった高齢者は、介護施設に入ることが近年は一般的になりました。そうした社会環境も葬儀やお墓の変化に反映しているのです。
無縁化する墓、誰に墓を託すのか
ご著書『<ひとり死>時代のお葬式とお墓』の中には、墓の“無縁化”のエピソードとして、熊本県人吉市で2013年に市内の墓地を調査したところ4割以上が無縁墓になっており、中には8割以上が無縁墓になっている墓地もあるという記述がありました。空き家と同様に無縁墓も今後問題視されていくのではないでしょうか。
東京都立八柱霊園(千葉県松戸市)の合葬式墓地にある電子墓誌。埋葬された人の名前や埋葬年月日を表示できる。
小谷:��つは無縁墓の問題はすでに1980年代からマスメディアなどで報道されるようになっていましたが、その頃はまだ「子供がいなくて家が途絶えたかわいそうな人たち」といったイメージでした。しかし、少子化が進んだ現在では、大半の人が「自分たちの問題」「みんなの問題」であって、「社会的な問題」であることに気づいています。
 私の行った調査では、自分のお墓が今後無縁化しないと思っている人は、もう1割程度しかいません。言い換えれば、今ではほとんどの人は自分の墓が無縁化する可能性があるという不安を抱えているのです。「墓を荒れさせるよりはまし」と、生前に自ら「墓じまい(墓を処分して撤去し更地にする。遺骨は永代供養の共同墓などに移したり、散骨したりする)」を行う人も増えています。
 人口が減ったうえ、生まれた場所で一生を終えるというライフスタイルの人は少なくなり、「○○家之墓」はもはや維持できなくなってきている以上、別の方法を考える必要があります。一つの方策としてあるのは、親族に限定せずに血のつながらない人たちで墓を共有するという考え方です。「共同墓」や「合葬墓」「永代供養墓」といったものです。お寺やNPOなどが主体となって運営・管理していく形になります。自治体が共同墓を新設するケースも増えています(前掲写真の東京都立八柱霊園など)。
 さらにもう一つの傾向は、さきほども話題に上がりました、墓の“無形化”。「墓は作らない」という選択です。散骨については、つい20、30年ほど前までは「葬送の方法として好ましくない」(注*5)と忌避する人が主流でしたが、映画「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004年)や高倉健さん主演の映画「あなたへ」(2012年)で散骨が描かれたこともあり、特殊な葬送な方法と考える人は減りました。今では当たり前の選択肢になりましたね。私が8年ほど前の2009年の時点で実施した調査でも、死んだら散骨してほしいという人が3割近くもいました。
(注*5) 散骨はかつて「刑法190条や『墓地、埋葬等に関する法律』に違反しているのではないか」という意見もあったが、1991年に法務省が「節度を持って葬送の一つとして行われる限り、散骨は遺骨遺棄罪にはあたらない」という見解を示した。これにより事実上認められるようになった。楽天リサーチの2014年の調査では、女性の約2割、男性の1割がすでに自分が死んだら散骨してほしいと希望している。
海洋散骨の風景。(写真:PIXTA)
 ただ、お墓の望ましいあり方は、そこに入る人と残される人の、双方の観点から考える必要があるのではないかと私は思っています。残される人にとっても故人をしのぶ場がほしいという希望があるかもしれません。一方、亡くなる人にとっては、家族に死後にお参りしてもらえるという確証が、死の不安を軽減することが分かっています。葬儀や埋葬の形が多様化する中で、どのような方法であれば、双方が安心感を得られるのかという観点も、墓や供養の方法を考える上��の重要なポイントであると思います。
死の恐怖を安心に変えるために ── 新たな関係をどう築くか
現代では一緒に住む家族のいない人もたくさんいるわけですが、お墓だけでなく死後の様々な手続きを、血縁関係にない知人や友人に託すということはあり得るでしょうか。
小谷:あると思います。日本では人生の終末期を肉親に頼る傾向が強いですが、海外では友人・知人に頼るのはよくあることです。
 少子社会・非婚社会の現代では、今後は血縁に頼らず、同じ帰属意識からなるコミュニティ──例えば老人ホームやサークルなど──の仲間が亡くなれば、そのコミュニティに属する人が葬儀を行い、やがてはみな同じ墓に入るといったことも増えていくでしょう。実際、希望者が話し合って集合住宅を建設する「コーポラティブハウス」のように、血縁を超えた人たちが話し合って一緒に入る墓を用意するケースも出てきています。
 今後の高齢社会は誰にとっても未知の世界です。でも、人は死ぬ時に自分をしのんでくれる人がいれば、死への恐怖が安心感に変わると言われています。今後は頼るべき家族を持たない人がさらに増えていくわけですから、血縁を超えて友人や知人たちとのつながりを育んでおくことは大切なことです。子孫の手で葬られるという伝統的な葬祭のスタイルが維持できなくなっている現代では、普段から周囲の仲間や知人たちとどんな関係を築くことができるかが、問われるようになっていくのです。
このコラムについて
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en-no-sita · 3 months ago
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▼ 流れに身を任せてみる話
こんにちは、こんばんは。エンノシタのワタナベです。
どう転ぶかもどう拡げられるかも全くわからないことにも手を伸ばしてみています。“おもしろいに違いない”と思った直感とちっさな豆電球みたいな期待感が、私の腕を掴んで離さないので、しかもぐいぐいと引っ張ってくるので、今はこの凄まじい勢いに身を任せてみようかなと思っています。
解像度を上げると抱負を掲げた2025年。4月からの12ヶ月。
果たしてどう進んでゆくのか。
どうぞご期待ください。
私も振り返るその時を楽しみに待っています。
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en-no-sita · 4 months ago
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▼ 学習開始1年、総纏め
こんにちは、こんばんは。エンノシタのワタナベです。
HSK(中国語検定)4級、合格しました。
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HSKとは中国政府公認の中国語の語学試験。1〜9級(うち、7〜9級は専門的)まで級があり、数の大きい級ほど難易度が上がります。
3級試験の程度は、『生活•学習•仕事などの場面で基本的なコミュニケーションをとることができ、中国旅行の際にも大部分のことに対応できる』もの。
次級4級試験の程度は、『幅広い範囲にわたる話題について、中国語でコミュニケーションをすることができ、中国語を母語とする者と流ちょうに話すことができる』ものです。
ボーダーラインの6割行けば御の字だと思っていたので、7割8割取れたのはとても嬉しいことでした。やるぞ中国語、と勉強を始めて一年で3、4級に合格できたのは頑張った方なはず。しっかり自分の頑張りをを褒めてあげようと思います。
そんで、ワタナベ話せるんか?と言われると、今のリスニング・スピーキング力をどう評価すべきか自分でもよく分かりません。かっ��りきっちりなビジネスの場に放り込まれてしまったら多分やっていけないですが、幼い子どもが話すようなシンプルな話し方であればなんとかたどたどしく伝えられているのかな、という感覚があります。とりあえず話に飛び込む意欲はあるし、幸い発音はネイティブさんに褒めていただけています。全く知らないジャンルの話題になると、右から左にピンインだけが爆速で流れ去ります。ことばを学ぶってこんなもんな気もします。肉付けし続け、軌道修正を繰り返すことの積み重ねかな、と。
引き続きこつこつ地道に勉強して、作り手さまの作家活動のさまざまなシーンでお力添えできるようなところまで自分を一段一段と引き上げてゆけたらと思っています。
かっちりした教材寄りの学習と、コミュニケーションに重きを置いたインプットとアウトプットとのバランスを取りたいです。言語学習の小さめの目標に、次は何を持ってこようか考え中です。
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en-no-sita · 4 months ago
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▼ 変わらず心震わすものと好きなものの話
私は、表現者やその生み出すもの、その様を見ることから特別大きな価値を見出している。まぶしくて、綺麗で、心をぶるぶると震わされるからだ。
いつか、同じくいち表現の土俵で戦っている知人から、私のする発信は良くも悪くもフラットで、もっと見えても良いだろう私自身の個性や好みが隠れてしまっていて勿体ない、と言われたことがある。
『私(が作家の立場)なら、あなたの美意識を知りたいと思う。……あなたがどんなものが好きでいるのかは、あなたの発信を見る側にとって、興味関心を持つフックになるし、安心感を持てるかどうかのひとつの指標になってくれると思う。』
たしかそんなことを言ってくれたように記憶している。敢えて声高にあれこれ言わないように努めているソーシャルメディア運用だが、なるほどそうか、多少やわらかくしてもいいかもしれない、と、昨年秋ごろからじんわりじんわりと自分の趣味嗜好をぽとぽとと落とし込んでいる。お気づきだろうか?
先日リリースされたサカナクション「怪獣」に、苦悩を越えた先に表現者が生み出す美しいきらめきと表現し続ける人の強さを見てぼろぼろ泣いた。s**t kingzの舞台「See」に、ひたすらブレスト(ブレインストーミング)し続ける人たちを俯瞰で見つめているような感覚になった。現代ならではの思考することの難しさ、継いだり剥いだりを繰り返してアイデアを昇華させてゆく道のりの険しさは、プロ・アマの垣根なく平等。
学生時分から好きなものが、今も自分の中で変わらず色褪せないままなのは、なんというか少しばかり誇らしい。ほっとした気持ちにもなった。
この投稿も誰かへのひとつのアンサーになってくれていたらと思う。
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en-no-sita · 4 months ago
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▼ 言語学習2年目よしなしごととアンケートご協力のお願い
先月末で中国語学習2年目を迎えた。やるぞと決めた開始当初と変わらずこつこつ地道な学習をしている。ある日突然すこーんとレベルアップできたら願ったり叶ったりだが、そんな都合の良い奇跡があるはずもなく。いま欲しいものは、ぐんぐん吸収するちびっこのようにやわらかな頭。自分の考えを表現するのって、こんなにも大変なことだったっけ、の連続だ。
語彙を増やすこと、適切かつ自然な単語を選び、素早く正しく並べて正しく発音すること。これらがいかに複雑で難しいことなのかを外国語を学ぶことを通して痛感している。学生時分に勉強した英語にはこんなことちっとも思わなかった。実際に使うことを自分が全く意識していなかったからだ。だから話せないし、忘れる。人間という生き物はとんでもなく難しいことをやってのけている。なんちゅー複雑な行為を母語で自分はやっているんだろうなと感心してしまう。
自分が気分よく楽しめる方法、前向きに続けられるやり方を日々模索しながらの日々である。つまらないのは嫌だ。つまらないと思ってしまうことが何よりも怖い。日々トライアンドエラーを繰り返している。これはきっとおもしろい言語だと思ったあの日あの時の感覚を、私は忘れたくない。
作家活動と中国語についてのアンケートを作った。
『私はこう思うんだけど、あなたはどう思います?』と声を大にして聞きづらいセンシティブな内容も、一方通行なアンケート形式にすれば多少なりとも答えてもらいやすくなるのではないだろうかと思っている。
この類のテーマは、外野からの目線に対して殊更慎重にならざるを得ない。メールアドレス不要の設定、無記名回答可能にするなどのテコ入れはやって正解だった。不安要素はできうる限り排除したい。
なお、InstagramフィードやXには直接的な掲載をしないと決めている。あまりにも不特定多数の目に触れすぎるのもリスクが増す。私自身の経験値や知識��まだまだ浅い。
ものづくりをなさっている方からの回答をできるだけたくさん得たい。貴重な時間と体力を割いてこのアンケートにご回答くださった方には、ただただ感謝の気持ちである。しゃーなしの気持ちでも、なんか流れてきたからやったろか、な流れでも全く構わない。むしろありがたい。ありがたすぎる。
引き続き、より多くの方からの回答が得られたらと願っている。この投稿をご覧になっているあなたにも、ぜひご回答いただきたい。
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en-no-sita · 5 months ago
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▼ 強み、視点を変えてみることと、新たに深めるべき知見
エンノシタは作り手としての経験がない。ものづくりの作り手になったことがない。作り手さまによっては不安要素にもなり得る経歴だが、これはれっきとした私の武器だ。
作り手に一度もなったことがない人間だからこそ見える/思考できる独特のポイントがある。もちろんそれだけでは足りない。これまでの経歴や培ってきたスキル、いちユーザーとしてのつくる人や作品への心躍る気持ちとを掛け合わせ、自身の力を最大限に発揮できる立ち位置である“縁の下”で、私はエンノシタとして少しずつ少しずつ歩を進めてきた。
パンデミックを越えた昨今、再びハンドメイド市場の波に勢いがついている。
ハンドメイド、手仕事市場はとっくの昔から飽和しきっている。新規参入にはハードルが高いようにも思えるこの界隈に飛び込み、目新しさや面白さ、わくわくを届けていらっしゃる作り手さま方のエネルギーに私は心底感服するし、感動する。
表現することから喜びを見出していらっしゃる方、粛々とビジネスとして突き進んでいらっしゃる方、挑戦せんとする方、個人規模で環境問題を鑑みた戦略に切り替える方など、十人十色の作り手さまのバックグラウンドがある。
どのようにして人は買うのか。どのようなプロセスを経て、作り手さまの作品は買われてゆくのか。
ここ最近、この点(販売・接客やユーザーの傾向)についての知見を深める努力をしている。先々週は、お目当ての本がなくがっかりする代わりに『じゃ、これ借りとくか』と図書館で借りた本ひとつひとつが、あまりにもタイムリーで仰天した。
知識や言語化だけの頭でっかちサポーターになってしまってはいけない。ユーザーは私ひとりではない。私とは異なる考えをするさまざまなユーザーが数多いる。
作り手さま方の「いま」を俯瞰で見ること、情報をアップデートすることが求められている。それは、ひいては作り手さま方のニーズに迫る一手となる。
いつかのように、一対一で作り手さまとお茶しつつお話を伺う企画もやってみたいものだ。会って話してやってもいいという作り手さまがいらっしゃれば、またいずれ。
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en-no-sita · 5 months ago
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▼ 自己防衛と自己保身との狭間で進んでゆく話
あっという間に2月。“こういう”体感速度は求めていないのだけれど、と思う。種々のすべきことを進めつつ、月末週には中国語検定(HSK)の4級を受験し、スーパーロングヘアをばっさりヘアドネーションカットした1月だった(どれだけさっぱりしたかはInstagramのフィードで見てみてほしい)。HSK、緊張でほとんど何をしたか覚えていないけれども、受かっていてほしい。
さて、ここ数日、アクセサリーなどの作り手さまに向けた『作家活動と中国語についてのアンケート』の作成を進めている。
現在学んでいる標準語の中国語を、将来的に作り手さまの攻めや守りに活かせるレベルまで引き上げたいと考えているからだ。ただ、作り手さまの視点やニーズを知らなければ、それも空振りに終わる。たかだかやっと1年勉強しただけの人間の知識など知れたもの。まだまだ浅く、知らないことだらけだ。理解したくても理解できない部分さえある。
ソーシャルメディア上で堂々と簡体字で中国語を使っていないのは、私の自己防衛であり、自己保身でもある。使うだけの経験値や知識があまりにも足りないという自己評価によるものだ。主な理由は(どちらかというと日本国内の)“当たり屋”と極力遭遇しないため。政治や歴史のテーマは避けては通れないが、腹の奥からふつふつと湧いて出るもやつく気持ちを減らしてやることはできる。中国語は実に面白い。本当は簡体字で学習しているし、簡体字で文章を作る練習をしている。でも、現状、エンノシタの屋号を背負いながら堂々と本土側の、簡体字の中国語を発信してゆくにはまだ早いような気がしてならない。
話は戻る。それで、私個人の目線だけでなく、他の作り手さま個々人が、実際のところ「中国本土」に対してどのように思い、どのような考えをお持ちでいらっしゃるのか、私は知りたい。知るべきだと思った。
アンケートは、今後のエンノシタの糧にするためのもので、個人やブランドが特定されるような公開はしない。はじめましての方はもちろんのこと、ジャンル、素材、活動歴や活動ペースなども一切問わない形。どなた様にもご自由な立場でご回答いただきたいと思っている。
作り手さま方の生の声が、エンノシタの中国語学習やさまざまな目標設定を軌道修正するための良いツールになってくれると期待している。時間は掛かるだろうが、必ず還元したい。
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en-no-sita · 6 months ago
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▼ mixi2 2日目備忘録と我に返る瞬間
mixi2がリリースされましたね。
こんにちは、こんばんは。エンノシタのワタナベです。エンノシタでは、ウェブサイトや各種ソーシャルメディアを以下の画像のように使い分けています。
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コピペ投稿するときもありますが、基本的にはそれぞれのプラットフォームに役割を持たせています。
この画像にエンノシタのBlueskyは追加されないだろうと思います。果たしてこの画像にmixi2は追加されるのか、そもそも私は飽きずに使いこなしてゆけるのかと思いつつ、とりあえず登録してmixi2を触ってみているワタナベです。
登録から二日目現在での感想を一言にすると、『賑やかしい』。
駅について電車を下りてから改札を抜けて街中に出る、あるいは百貨店へ向かうまでみたいだなと思いました。ざわざわあちこち飛び交う話し声や行き交う人の波の中で〈自分はどこで何をするか〉を決められる場所、と私なりに解釈してみています。
リアクションだけでなく投稿表現のバリエーションも広く、遊び甲斐があります。その影響か、ThreadsやXよりも賑やかしい感じ。フォント効果もありそうです。個人的にはThreadsのフォントと文字間や行間、余白の塩梅が落ち着きがあって好きですね。
既存の役割の代替でないとしたら、エンノシタの発信にこれ以上何の役割を持たせられるんだ?なにかポストがあったっけ?と書きながらふと我に返り、いまmixi2を更に数歩引いたところから見ています。
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en-no-sita · 8 months ago
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▼ 情報搾取からの自衛と情報発信することとのバランスについて考える話
数日前から、これまで気が向いたときにぽこんと投稿してきた絵(てんてんなひとたち、てんてんなおちびさん と名前を付けている)を、Xのタイムラインからちまちまと削除している。今後私がXに自身の絵を載せることはない。
いちデータとしてバキュームのように吸い込まれ、血の通わないAI学習の餌食になる可能性があるのかと思うと心底気に食わなかったからだ。アカウント設定からGrok学習をOFFにした〈設定 プライバシーと安全 データ共有とカスタマイズ Grok OFFにする〉ものの、それだけで十分になるはずはないと思っている。私はイラストの投稿時にハッシュタグも添えている。
Xにおいては、同プラットフォームにおいて投稿することは、全世界に共有するよう『ユーザーがX側に指示している』体になる。いやいやなんでそうなんの。
イラストレーターや画家を生業にしている方々は、これからの時代どのように自身のスキル発信と自身の積み重ねた労力の流出防止とを両立するのだろう。ウォーターマークも100%のガードにはならない。難しすぎる。
そんな事を考えていたら、Xに続きInstagramの利用規約も更新された。2025年1月1日から適用されるとのこと。
更新されたInstagram利用規約〈知的財産のページは、≡ 設定とアクティビティ 詳細とサポート ヘルプ ヘルプセンター 利用規約(ページ最下部) “新しい規約を読む” 利用者による誓約(2段落目、7項目)から。〉をざっと見る分には、Xよりはマシ。それでも自衛とコンプラ意識は必須よねという感覚。
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(某日、梨が好きという単純すぎる理由で、行政主催の絶滅危惧種マメナシについてのイベントに参加してきた。全ての生態系が絶妙に連動していることを知れてとても興味深かったし、和梨をいただけることのありがたさをかみしめた。なお、マメナシはびっくりするほど不味かった。)
情報が金になる時代が来る、というのは自分が学生の頃から警鐘が鳴らされているテーマの一つであった。
GAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)と全くの無関係でいられている人は、今どれだけいるのだろう。
情報がどのように取り扱われるのかを知らなければ、自分が搾取されるリスクを知らずしてどんどんと高めることになる。今はそんな時代だ。情報の取り扱われ方は、過去予想されていたとおりに堕ちている。
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en-no-sita · 8 months ago
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▼ 100%の自己肯定と期待値と苦手意識の話
過去のnoteを読み返した。私はこれを昨年に投稿している。
長い時間をかけて推敲した熱量マシマシなこの記事を私は手前味噌ながらまあまあ良い出来だと思っているので、ウェブサイト刷新の折には、デザイナーさまにお願いしてコンテンツ紹介からも飛べる仕様にしていただいている。
『自分は今も、あのときの自分の考えを100%肯定できる。』と思えるのは大変喜ばしいことだと思う。
この記事で、エンノシタがコンサルタント業のサポートとは異なるサポートをお届けしていることをはじめ、自身の仕事をどう捉え、考え、最善の在り方や立ち位置、作り手さま個々人との距離感とはどうあるべきと思っているか等々、エンノシタの活動軸のかなりの部分を開示したつもりでいる。
作家活動は作り手さまの人生そのものですから、作り手さまのニーズや動き方にも変化があるのは当然のこと。エンノシタは、作り手さま方がその時々の必要に応じサポーターを選び、使いこなされることを願います。そうすることは決してサポーターへの不義理ではないと、エンノシタは考えています。いついかなる時でも主役は作り手さまご本人。そうであるのなら、そして、あくまでも縁の下から支えたいのなら、エンノシタがすべきは、作り手さまそれぞれの領分を侵すことなくサポートサービスをお届けすること。組織化されたサポートでは受け止めきれない細分化されたニーズや、チームには到底受け入れられないだろう非効率も、個ならば、如何様にも補い調整することが可能。エンノシタだからこそできる動きがあります。(上記noteより一部抜粋)
ただ、こちらがどれだけ積極的にアナウンスしようと、それがどれだけ真剣かつディープな内容であろうと、読まない人は読まない。世の中そんなもんである。誰も彼もがみな忙しい。
ニーズとタイミングが合った作り手さまに前述のnoteを読んでいただけたらとても嬉しいが、エンノシタなにがしについての記事をやいのやいの喧しく読め読めと言うつもりはない。営業起点とはまた違ったご縁を期待してみたいのだ。
辿り着く人は辿り着いてくださる。エンノシタに於いてはこんなもんでよろしいでしょう。そう私は思っている。
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(↑唐突にめちゃくちゃどうでもいい話だが、個人的にミスドでの店内飲食はドーナツ2つとコーヒーのセットがちょうど良い。)
何度でも言ってきたしこれからも言うだろうが、私は仕事の一環であるのでソーシャルメディア運用を仕方なしにしている。仕事としてはすべきことをするけども、好き好んでやりますかと聞かれたら即やりませんねと答えるタイプの人間である。私にとってSNSは自分の神経をごりごり削る行為に等しい。ワールドワイドウェブ、恐怖でしかない。
これとおおよそ同じ内容の話をとある知人と話したのがきっかけで活動軸ではない部分をどうしなやかにやっていくか、有意義なご指摘とアドバイスをいただくこととなった話はまた別の投稿に含めようかと思う。
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en-no-sita · 8 months ago
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▼ 言語学習、強みと商機について考える話
ご多分に漏れず、私も“あの”スパーンと発せられる大きな声と強いアクセントの聞こえに、喧嘩でもしてるんか…?と二度見三度見はする典型的な日本人のひとりだった。
中国語の声調変化をある時ふと『面白いかも』と思えるようになったことが、中国語に触れてみよう、挑戦してみようという気持ちを大きく後押ししてくれた。あの日の感覚はこの先もずっと大切にしたいし、この感覚に雑音を混ぜ込みたくないと思っている。
普通話(標準語)の辞書も、台湾華語の辞書も持っている。触り始めたのは台湾華語からだ。当初は並行して学んでいけたら良いだろうかと思っていたが、現在は本土側で多く使われる普通話の学習に切り替えて取り組んでいる。本腰を入れ始めてから、あっという間に8ヶ月経った。
なぜ切り替えたのか。なぜなら、台湾華語を活用したエンノシタのお力添えの機会は多くはならないだろうと想定されるからだ。台湾には、日本人にとってやさしい環境が整えられている。
台湾華語ができなくても台湾での活動はなんとかなるという話を作り手さまから(直接的にも間接的にも)聞くことがままある。売り手の心配をよそに現地の方が日本語で話し掛けてくださるなんてことも普通にあるとのこと。台湾華語に明るい作り手さまもすでに多くいらっしゃる現状だ。
台湾のイベントに行ったことはないので仔細は分からないが、日本人にとっての台湾の活動しやすさは、きっと自分が聞いてきた通りなのだろうと思う。もう10年以上も前になるが、私自身も台湾現地のおいちゃんおばちゃんたちのたどたどしい日本語やおもてなしの数々、伝わってくるあったかい気遣いや優しさにぼろんぼろん泣くというハートフルな経験をしている。優しい思い出だ。
作り手さま方から選ばれにくい言語を学んでこそエンノシタの強みになるし、商機にもなり得る。母数の多い言語を学ぶことで伸びる枝葉もあるに違いないと思い、今に至っている。作り手さまの入り用の時にこそ使えるエンノシタでなくてはいけないのだ。
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フラットな目線が要る。常に要る。この国この地域の人間だから◯◯であるという偏見から離れていられるようでありたい。
(人生初の火鍋を堪能した日の写真。また食べたい。)
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en-no-sita · 8 months ago
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▼ 用意を整える10月
秋ってなんだったっけ。と感じているおとな達ばかりだと思う。肌寒い梅雨時の5月も、まだちょっと涼しいよねなんていいながら早起きしてラジオ体操に向かい、参加の証にハンコを押してもらう夏休みも、現代っ子は知らないのだ。いまや夏に日傘をさして登校する小学生を見る時代である。四季折々から夏季懲り懲りになってしまった。秋冬にいただくお仕事と万全の体制で向き合い駆け抜けるためにも、自分都合の用事には早々にカタをつけてしまうおくのがよいと思った。暑さ湿気の落ち着きの兆しを感じた瞬間を起点とし、なにがなんでも10月末までにはどうにかこうにかしなければならない。このタイムアタックがこれからの自分の肝となってゆくのだろうと思った昨晩の0時過ぎ。
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(来年の手帳、そろそろ買っておきたい。)
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