#アスペ
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moko1590m · 11 months ago
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アイデアが必要なときに「努力」ばかりしているのはバカ
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hezuoka · 1 year ago
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leomacgivena · 1 year ago
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「天然」ちゃんが消えた理由、社会の余裕がなくなってミス連発する方々を「天然」ちゃんと笑う余裕がなくなり、裏で「アスペ」「ADHD」「発達」「ガイジ」と呼ばれるようになった説、あまりにも火の玉ストレートすぎて涙が止まらない。
BD丸 / Twitter (via y-kasa)
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ryotarox · 1 year ago
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これ、年食って学習したアスペもやる「大体タスクと捉えていてリズムゲームみたいに降りてきたらそれっぽい反応してるだけでその真意には心配は存在していない。」
[B! こころ] デート中に「段差気をつけてね」「スカート大丈夫?」と過剰に優しい人、一見いい人なんだけど、モラハラが多かった
哲学的ソンビ?
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kinemekoudon · 2 months ago
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合法マジックマッシュルーム トリップレポ 
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場所:都立狭山公園 
14:50(T+0:00) エプロシン30mg経口摂取。 
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⬆このような粉末状のエプロシン(合法マジックマッシュルーム)がカプセルに入っていた。 
15:22(T+0:32) 身体が重たくなってきた。木々の葉の彩度が強調されて見えていて、ビビッドな緑色をしている。絵の具で書いたような現実的でないはずの色合いなのに、不自然だとは思わない。しらふの時からこれくらい彩度が上がって見えていれば楽しいのにと思う。 
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⬆しらふの時との見え方の比較イメージ 。左がしらふで右がきのこ摂取時。
15:29(T+0:39) 風の音や様々な種類の鳥の鳴き声、遠くにいるばあさん達の会話など、あらゆる環境音が隈なくはっきり聞こえる。都会に比べれば相当静かなはずなのに、とてもやかましく感じる。自閉症の子どもってこんな感じなのかな。 
(※)聴覚の鋭敏性の向上  サイケデリック状態では、周囲のすべての音を非常に意識するようになり、複数の音層を理解し、音の方向と場所をより正確に特定する能力が向上したと認識できることがある。 
15:34(T+0:44) 不安な気持ちになりそわそわしてくる。 
15:39(T+0:49) 湖を見に行くと、水面に反射した大量の太陽光が目に入ってきて、眩しすぎて気持ち悪くなる。乗り物酔いしたような気持ち悪さ。 
15:50(T+1:00) 気持ち悪さが落ち着く。波打ちによって揺れる水面の質感が肉肉しく見える。大量のヒルがいるみたい。大量のヒルの波打ちが視界一面に広がっているので、普通にグロい。 
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⬆もののけ姫に出てくるアレみたいに思えた。
16:05(T+1:15) 風が皮膚を撫でるように吹いていて気持ちがいい。湖を観ながら1人黄昏れていようと思ってい��が、身体感覚の心地よさに酔いしれたさすぎて、湖などどうでもよくなってしまった。いち早くふかふかの芝生の上で寝っ転がりたい。 
16:17(T+1:27) 芝生に寝転がっている。身体に纏っている空気が暖かくてもんわりとしていて心地いい。それとすごく眠たいし、すごくお腹がすいている。 
(※)鎮静作用(Sedation)  マジックマッシュルームはLSDとは異なり、リラックスしたりストーンしたりするような穏やかな鎮静作用がある場合が多い。 
16:26(T+1:36) メタ認知的な思考が削ぎ落ちていって、感覚に忠実な、心地いいとか眠たくなっ���きたとかそういったことしか考えられない。 
16:28(T+1:38) 知性がブーストされている感じのするLSDと比較すると、感性や身体感覚がブーストされているような感じがあって、動物としての純粋な意識がある。 
16:36(T+1:46) 大麻を吸えそうな場所を探している。とにかくお腹がすいている。サイケデリック体験中にこんなにお腹が空くのは初めてだ。どうにか頑張って何かを食べたい感じ。 
16:43(T+1:53) 野鳥が美味しそうだと思う。本当にお腹がすいた。 
(※)感情の激化  この効果は、メスカリンやLSDなどの幻覚剤と比較すると、キノコの方がより顕著に出る傾向にあるらしい。 
16:48(T+1:58) いい感じのスポットを見つけたので0.5g分ほどのジョイントを吸う。2本持ってきたのに1本どっかで落としたっぽい。 
16:52(T+2:02) 大麻しか知らなかった頃は、大麻を吸うと野生に帰るような感覚があったことを今の実感とともに思い出した。 
17:00(T+2:10) キノコはLSDで得られるメタ的な思考をセーブする役割があるかもしれない。より本能的な感覚を呼び起こすというか、より肉体の実感を取り戻すような働きがあると思う。 
17:17(T+2:27) 自分の身長よりやや低い壁に沿って歩いていると、気づいたら壁がありえないほど高くなっていて、壁を見つめていると壁が徐々に高くなってくるので自分が小人のようにだんだん小さくなっているように、と思ったらさっき見上げていた壁を見下ろしていて、自分の足を見ると、まるで巨人の視点のように自分の足が遠くにあるように見える。 
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(※)不思議の国のアリス症候群(的知覚変容)(Alice in wonderland syndrome)  視覚や体性感覚などの知覚的な変容を特徴とする症候群。典型的な視覚症状には、物体や人が大きくあるいは小さく見えたり、物体や人が遠くあるいは近くに見えたりするなど。体性感覚症状には、からだの一部や全体が通常よりも大きくあるいは小さく感じられることなどがあげられる。 
17:29(T+2:39) さっき寝転がっていた芝生の所で、ジョイントが落ちていないか探していたが、芝生に生い茂っているつくしやシロツメクサなどがデカくなったり小さくなったりしている上、自分は自分で巨人化したり小人化したりしていくので諦めた。 
17:34(T+2:44) ⬆のようなことを30分くらい考えていた気がするけど、まだ5分しか経ってない。時間感覚も伸びてるっぽいな。 
(※)時間経過の遅れ  実際よりも長い時間が経過したと認識すること。時間経過の遅れが生じる理由は様々であると思うが、とても短い間に異常な量の特異な経験を感じられることによるものが大きいと思われる。またDMTの影響下などの強烈なトリップでは、主観的に数日、数週間、数か月、数年、または無限の期間を経たと感じることもある。 
17:36(T+2:46) 幻覚剤を投与されると脳が子ども時代に戻るという仮説を聞いたことがあるが、時間感覚はまさに子ども時代のようで、あらゆる事象が新体験に思えて長く感じられるような感覚と今が永遠に続きそうな感覚がある。今が永遠に続きそうな感覚は、ある意味、予測力が欠けている感覚に近いと思う。 
17:42(T+2:52) 未来を予測する能力がまるでないがゆえに、未来に起きる出来事に不安を抱くことがない。すごく平穏な��持ち。 
17:44(T+2:54) 死ぬまで意味の無い平穏が続いてほしいと思う。近くにいる老人がドローンを飛ばして遊んでいたのが妙に面白くて笑っていた。 
17:48(T+2:58) 突然、効果がおさまったと自覚した。飲み物を買いに行く。 
17:56(T+3:06) 飲み物を買おうと思い、自販機の前で悩んでいた。すごく難しい問題を答えさせられていると思った。30分くらい考えていた気がする。自分の純粋な主観でしか物事を捉えられないので、自販機の前で長時間悩んでしまうのは普通のことだと思う。 
(※)亢進・抑制サイクル  分析力・思考力・創造力などを含む認知能力の強弱が、一見ランダムな間隔で極端に入れ替わる効果。これらの間隔は通常10~30分だが、かなり短くなることもある。この効果は多くのサイケデリクスで起こりえるが、キノコ類のサイケデリクスでより顕著に起こりがちらしい。
18:01(T+3:11) アスペの人は2タイプいると思う。感覚刺激にすごく鈍感でコンピューター的感覚で生きているタイプと、感覚刺激に敏感すぎるがゆえに自分の個別で純粋な感覚に囚われて相手の感覚が理解できないキノコタイプ。キノコタイプは予測力が足りないことも原因な気がする。自分の言動で相手がどういう気持ちになるかを汲むという予測が出来ないというような。わからない後で調べてみよう。 
18:17(T+3:27) 本当に効果が下がったと思ったので帰宅の準備をする。 
18:26(T+3:36) 芸人のラジオを聞きたくなって聴いてみる。小学生が喜びそうなしょうもない話をしていたのだが、本当におもしろいと思った。コロコロコミックを読んで笑っていた小学生の頃の気分だった。LSDは漫画で言うとガロっぽいと思う。 
18:35(T+3:36)  傾向的にLSDが連想させる思考は露悪的な狂気があって、キノコには性善的な純粋悪的な狂気があるな。自分が狂気であると分かっていない狂気。どっちの狂気も好きだけど、最近はLSD的な狂気には食傷気味だったからキノコを食べてよかった。 
19:15(T+4:25) まだまどろんだ心地よさだけ感覚として続いている。LSDと違って、まったり効果が下がっていくから疲れを感じにくいし、いかんせんトリップが終わってしまったという寂しさが軽減されていていい。 
(※)カムダウン(Comedown)  精神活性薬(典型的には覚醒剤)が血流から消失したときに起こる気分とエネルギーの悪化を伴う離脱の段階。また、薬効のピークの終わりからしらふの状態に移行するまでの時間。LSDと比較すると、キノコ類のサイケデリクスは一般的にゆっくりと効果が下がっていく。 
19:23(T+4:33) 人間の個性の形成は遺伝子的要因がほとんどと聞いたことはあるが、サイケデリクスを使えば、環境要因による部分においては個性の再形成ができると思う。また環境要因による個性は誰かの模倣の集積による結果がほとんどであるはずなので、様々な個性を自分の脳にインストールした方が多角的に物事を捉えられて生きやすくなると思う。取り入れたい他人の個性をインストールしていきたい。 
カムダウン用のジョイントは無くしてしまったので、帰宅。その後、24時くらいに就寝。翌日も微かにまったりとまどろむような心地よい感覚は継続していた。 
(※)アフターグロウ(Afterglow)  体験が一段落した後に残る可能性のあるポジティブな効果、残効のこと。キノコ類のサイケデリクスでは生じやすい。逆にネガティブな残効の概念はハングオーバー(hangover)。 
●マジックマッシュルームとは?  ・“シロシビン”などの精神活性物質を含む菌類の俗称。(ちなみにシロシビン自体に幻覚作用はなく、体内でシロシビンから変化する“シロシン”が幻覚作用をもたらす)。  ・約200種存在し、世界中に広く自生している。また先史時代の岩絵に描かれた絵などから、人類のさまざまな文化の中で有史以前から使用されていたと考えられている。  ・日本では2002年に“麻薬及び向精神薬取締法”にて“麻薬原料植物”の対象に指定され、規制対象となった。  ・日本国内では“ヒカゲシビレタケ”や“ミナミシビレタケ”などのマジックマッシュルームが今でも自生している。ちなみにヒカゲシビレタケは主に本州で春~秋にかけて見られ、公園や林地などの日陰のある場所に、ミナミシビレタケは主に八重山諸島や沖縄本島などで四季を問わずほぼ年中見られ、牛や馬の糞上に発生する。 
●シロシンの効果は?  ・LSDやメスカリンなどのサイケデリクスの性質は「刺激的」「頭脳的」「明晰的」などと表現されることが多いが、シロシンは「土っぽい」「サブリミナルな」「夢のような」と表現されることが多い。  ・またLSDやメスカリンよりも「感情の高揚」「時間の歪み」「自我の喪失」の効��がわずかに多く、吐き気、混乱、鎮静効果もより多く引き起こすと言われることが多い。  ・20〜45分程で効き始め、約4〜6時間程度作用する。アフターエフェクト(残効)は4〜24時間程度。
●エプロシン(4-HO-EPT)とは?  ・摂取すると、マジックマッシュルームの主な精神活性成分である“シロシン”と似たサイケデリック作用をもたらすとされ、構造的にもシロシンと類似している化学物質。  ・2016年にリサーチケミカル(研究用化学物質)としてネット上で販売が開始されたらしい。  ・体験者によって報告されるエプロシンの効果は、シロシンと比較すると「色を強化し、よりネオンっぽくする」「アヘン的な強い多幸感のボディハイ」「明るく前向きな思考」など。  ・日本では2024年1月19日に規制対象となった。
●なぜ合法だったのか?  ・エプロシンはシロシンの薬理作用を模倣するように設計された化合物で、シロシンと構造的にも薬理作用的にも類似しているにもかかわらず、あくまでシロシンではないために摂取当時の法律では違法薬物として分類できなかったというのが主な理由だと考えられる。  ・ちなみに、このように現行法を回避するために規制物質を模倣して設計された物質は“デザイナードラッグ”や“リサーチケミカル”、または単に“アナログ(類似体)”などと呼ばれている。 
●こうした化合物の体験は個人差が非常に大きく、記載された効果や体験は一例に過ぎません。またレポート内の表現は、体験者個人の主観的な印象を示したもので、必ずしも科学的に定義された区別ではありません。 ●日本国内でエプロシン(4-HO-EPT)はすでに規制されており、現在は所持や摂取などの行為は“違法”となっております(ΦωΦ)
●この文章は雑誌「さいばーひっぴー」に載っている内容を少し改変したものです。 サムネイルイラスト:じゃ子(@zyakotrix) https://x.com/zyakotrix
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murasakigezigezi · 5 months ago
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#ムラサキゲジゲジのソルベグラニテ 
アスペ×サイコパス近親相姦百合創作 
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moja-co · 1 year ago
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岡田「玉木氏の言葉が党の考えなのか」 国民・榛葉「当り前。立民は代表の言葉が党の意見ではないのか」 https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1718094889/
2 名前: 警備員[Lv.6][新](ジパング) [ニダ][sage] 投稿日:2024/06/11(火) 17:38:03.43 ID:UlchcEPE0 岡田といいれんぽうといい 立憲民主党議員には ���のイカれた奴しかいないのか 83 名前:名無しさん@涙目です。(埼玉県) [ES][sage] 投稿日:2024/06/11(火) 18:06:33.45 ID:bWaA9Sm/0 >>2 はい 87 名前:名無しさん@涙目です。(兵庫県) [BR][sage] 投稿日:2024/06/11(火) 18:08:02.08 ID:KytTdYra0 >>2 そやで 91 名前:名無しさん@涙目です。(茸) [US][sage] 投稿日:2024/06/11(火) 18:10:27.21 ID:59uBhAch0 >>2 知らなかったのか? 立憲は選りすぐりのキチガイエリートだぞ 少しでもまともな人間は耐えられない 112 名前:名無しさん@涙目です。(みかか) [IT][sage] 投稿日:2024/06/11(火) 18:17:57.87 ID:Rbt9TeJ10 >>2 鳩山 ガソプー キチガイ原口 などなど 好きなの選べ 172 名前:名無しさん@涙目です。(新日本) [CN][] 投稿日:2024/06/11(火) 18:56:28.55 ID:ca5MYFxL0 >>2 何が悪いんだよ 支持者に合わせた結果だろ これだからネトウヨは困る 200 名前: 警備員[Lv.15](茸) [US][sage] 投稿日:2024/06/11(火) 19:32:03.67 ID:A1oJIPtc0 >>2 どこにも引き取り手がなかった ゴミ集団でしょ? 213 名前:名無しさん@涙目です。(茸) [GB][sage] 投稿日:2024/06/11(火) 19:52:41.08 ID:ThVp+21h0 >>2 何を今更 283 名前: 警備員[Lv.18](東京都) [ニダ][sage] 投稿日:2024/06/11(火) 21:47:56.18 ID:h3d0EZU30 >>2 世の中の一定数の基地外が推してるからな だけど、前の政権交代でやはり 一般人は基地外とは馴染めないのが分かった 288 名前:名無しさん@涙目です。(ジパング) [US][] 投稿日:2024/06/11(火) 22:08:24.07 ID:m/KJWArX0 >>2 15年前に大臣やら幹事長やらを 経験した連中が ほとんどそのまま残ってる 老害もいいところ 342 名前:名無しさん@涙目です。(ジパング) [CL][sage] 投稿日:2024/06/12(水) 08:01:43.04 ID:F93Gq61r0 >>2 党内勉強会をサンクチュアリ なんて呼んでるような奴らだしな 352 名前:名無しさん@涙目です。(大阪府) [US][] 投稿日:2024/06/12(水) 08:40:40.58 ID:JZg2ExE40 >>2 頭イカれてないやつが率民に入るわけないだろ 3 名前:名無しさん@涙目です。(茸) [US][sage] 投稿日:2024/06/11(火) 17:38:42.17 ID:iX6GgOBU0 泉なんかお飾りどころかバカにされてるからな
6 名前:名無しさん@涙目です。(大阪府) [US][sage] 投稿日:2024/06/11(火) 17:41:03.18 ID:uE7/x1o60 [1/8] 榛葉さんさぁw ちょっとは手加減してやらないと
146 名前:名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [AR][sage] 投稿日:2024/06/11(火) 18:37:49.59 ID:+V3MW4YF0 [1/4] >>6 そうやって甘やかした結果が今の立民なんだぞ
186 名前:名無しさん@涙目です。(庭) [US][] 投稿日:2024/06/11(火) 19:07:47.58 ID:7+1FiRcA0 >>6 立憲はアスペみたいな感じだから 正論を直接ぶつけてやらないと理解しないんだよ
328 名前:名無しさん@涙目です。(新日本) [US][sage] 投稿日:2024/06/12(水) 03:21:02.96 ID:JdsjZupB0 >>6 もうガイジとの接し方だよな
331 名前:名無しさん@涙目です。(東京都) [US][sage] 投稿日:2024/06/12(水) 06:32:48.67 ID:feSpmHsr0 >>6 榛葉さんはちょいちょい逃���道は用意してるんだが、 立憲が墓穴掘ってる
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kennak · 5 months ago
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最近になって、ギブアンドテイク、トレードオフの概念が自分に欠けていることに気がついた。 例えば、特定の人から何か助けてもらったときに「今度はあの人が困っていたら、進んで助けよう」という気持ちにならない。 もちろん、その人が困っていたら助ける。 だがそれは、以前助けてもらったからではなく、目の前で困っている人がいるから助けているのであって、その「助けたい度」は過去の善行に依存しない。 また、逆もある。 例えば、特定の人から何か嫌なことをされたときに「もうこいつのことを助けないぞ」という気持ちにならない。 さっきの例えで言うと、その人が困っていたら助ける。 目の前で困っている人がいるから助けているのであって、その「助けたい度」は過去の悪行に依存しない。 こう言うと一見優しい人に見えるかもしれないが、まるで違う。 他人から親切をしてもらった時に、全くそれを覚えていない(もちろん情報として覚えてはいるが、その後の行動の変化には寄与しない)ため、 その後、その人が「ちょっとオマケしてよ。(前に〇〇してやったでしょ?)」等の【少しだけ過剰な要求】をしてきたときに、それをするのが嫌な場合、断ってしまう、ということが起こる。 「あいつ、〇〇のとき助けてやったのに……。」と思われていると思う。 数学で習った、「互いに独立の事象」ってやつが一番しっくり来る。 自分の場合、全ての物事が一回ずつの独立事象であり、過去が引き継がれない。 では、なぜこれを認識して記録できるかだが、最近やっと、もしかしてこの世界は自分が考えているよりもギブアンドテイクやトレードオフの関係でできているんじゃないか?(独立事象ではないのではないか?)と気がついたからである。 最近読んだルポ、「ルポ 秀和幡ヶ谷レジデンス」では、マンションの管理組合を崩したい陣営が有志で集まり、クーデターを起こす様子が詳細に記録されていて非常に面白い著書となっているのだが、 「あのとき〇〇していただいたので」 「〇〇さんには頑張っていただいてるので、私も」  「では僕は印刷物を自腹で印刷します」 と、人と人とが関わり合う中で生まれていくギブアンドテイク(と言ってはなんだか陳腐だが、もっと暖かみのある表現がほしい)のようなものが有志の人々を動かす原動力になっていることが、衝撃だった。 また、今まで、ほとんどテレビドラマというものを観たことが無かったのだが、仕事の関係で大河ドラマの「べらぼう」を1話から視聴している。(面白い) 主人公の本屋が江戸を駆け回り、様々な人に声をかけ仲良くなり、仕事を回していく様子が自分の中では目から鱗だった。 男色家の平賀源内に書評を書いてもらいたいときは源内のために男装の女郎を用意して気分を良くさせたり、 「吉原に行っていることは黙っててくれないか。」 と武士の弱みを握ったら 「その代わり、祭の芝居を監督して盛り上げてくれないか?」 とプロデュースをお願いしたりと、ドラマとはいえポンポンと人を繋いで仕事を依頼する様子に頭が下がる。 自分が平賀源内だったら、好きな女郎を用意されてご機嫌になっても書評の件はまた別で一考してしまうし、 自分が主人公だったら、武士の弱みを握ったとして「そ���を利用して祭を盛り上げてもらおう」と思いつかない。 なんてったって自分にギブアンドテイク、トレードオフの概念が無いらしいことに最近気がついただけなので、具体例が上記しかなくふわっとしているのが申し訳ないのだが、一事が万事これで人生をやってきてしまった。 プレゼントのお返しとか、最後の出勤日の挨拶とか、社内政治とか、何もかも、わからない。 シンプルにアスペなんだとは思うが。 流石に、人を傷つけたり、テイカー気質になりたくないので、どんな人にも優しくするよう気をつけてはいる。 だが、あまりにも自分の中にギブアンドテイクがインストールされていなくて、上記のような親切にされたことを覚えていられない。 これで人を傷つけていたら怖い。 もし、同じような独立事象系の思考回路の人がいたらどうやって日本社会を生き抜いているか、コメントをくれると助かる。 -------------------- 【追記】2025-03-24-12:45 みんなコメントありがとう。賛否両論あるけども、みんなの文章を読むのがいちいち勉強になる。 仕事やりながらだからまだ全コメント見れてないんだけど、少し追加します。 特性を理解してくれたのか、書籍を紹介してくれた人、ありがとう。 影響力の武器、21世紀の貨幣論、贈与の歴史学、古代中国の裏社会、読んでみる。 他にも、おすすめの書籍があったら教えてほしい。 言語となって記述されていると、構造が理解できる。 構造が理解できないままでは、いくら枝葉の作法だけ学んでも、現実の人間たちとリンクしないから、助かる。 ブコメの方で「池井戸潤の小説にいたら破滅しそう」って書いてる人いたけど、マジでそれ。ありがとう。 本文には書かなかったけど、池井戸潤の話はマジで理解ができない。登場人物たちが、各々の個別の目的のために動いて好き嫌いしあったり欺いたりする様が頭に入ってこなくて、話の骨子はとても面白いのに登場人物の感情の機序がわからないからみんなが何をやっているのかわからないという不思議な感覚に陥る。 ちなみに本文で紹介した「べらぼう」も、主人公が本を売るために奔走するシークエンスはギブアンドテイクの勉強になるし興味深いのだが、徳川家の対立とか政治的なところはサッパリわからん。だからテレビドラマ観ないんだけどな。 4000円のバレンタインデーのお返しがしょぼいチョコだった、っていうXのエピソードを引用してくれた人、ありがとう。 自分もその一連を読んで、完全に夫側だった���らXで色んな人のコメントを読んで勉強していたところ。 自分はそういった「バレンタイン↔︎ホワイトデー」とか「出産祝い↔︎内祝い」「誕生日↔︎誕生日のお返し」のような、言語で記述できるお返しに関しては理解はできる。 逆に記述されてないと覚えられないから、「バレンタインのお返しは同額程度のもの��内祝いは出産祝いの半額程度のもの」と法律で決めてほしいまである。 まあ、“そういうんじゃない”からこそのお返しなんだろうけれども。 この増田、私の夫みたい、という奥さんの意見も多いね。マジでごめんって思ってるよ。 そんなギブアンドテイクの概念が無い人間を、何故好きになって結婚まで至ったのか、可能であれば追記して教えてくれると嬉しい。 あと、自分らみたいな人間は言えば動きはするから、「バレンタインのお返しは〇〇がいいな」と言ってくれると、本当に嬉しい。 ギブするのが嫌な人間でない限り、リクエストされるの嬉しいと思う。 「貴方が考えた贈り物が良いのに!」と思ってるかもしれないけど、それは本当にごめん。愛情のプロトコルが違うと理解してほしい。 「そうやって言語化できるってことは本当はわかってるんだろう」という意見もあったけど、本当にわからないからこそ苦労してきて、最近、勉強を始めてやっと言語化ができるようになったんだ。 でも指摘してくれてありがとう。 みんなにはあまりにも当たり前の原理かもしれないけど、自分からしたら今まで裸眼視力が0.01なのに眼鏡をかけずに生きてきて、眼鏡をかけたら「世界ってこんなだったのかよ!」と衝撃を受けたから、それを表したくて、言語化している。しかしあくまで自作の変な眼鏡ありきの視力しかないので、キモい文章になってたらごめん。 この性格で得しているのは、どんな押し売りや営業トークにも靡かないことくらいか。 色んな営業本に書いてある「先に少しサービスをしてあげると、返報性の原理でお客さんは貴方に何かを返さないといけない、と後ろめたくなり、契約が結びやすくなります。」 の原理が全く働かないので、試食させてもらったり試飲させてもらったり粗品を貰ったりしても、それとこれ(本題の商品を買うかどうか)は全く関係がない事象なので、「ありがとうございました!買わないです!」と言うことができる。 ……いや、胸を張って言うことじゃないけど。 若い頃は「なんでこんなに優しくしてくれるんだ?!この会社って儲かってるんだなー!」と思ってた。馬鹿だ。 -------------------- 【最終追記】2025-03-25-12:15 まさかこんなにコメントをいただけるとは思っておらず、正直びっくりしています。 書き込んでくれた皆さん、本当にありがとうございます。すべて読ませていただきました。めちゃくちゃ勉強になる! 本文が長くなってしまうのは申し訳ないが、それでも性分ってやつで、追記します。 いろんな人に言われてる、「“情けは人のためならず”の話じゃない?」とか「“義理の話”じゃない?」 いやほんと、それ。ありがとう。
無理に自分の中にない概念を言語化しようとしたけど、日本語には義理って言葉があったね。ワハハ。義理、わからん。ワハハ。 あと、これも複数の人に突っ込まれてた「それトレードオフって言わないのでは」 ほんまそれ。
しかもこれに関しては、なぜこの言葉を使ったのか自分でも思い出せない。
多分だけど、それこそ池井戸潤の小説が理解できないって話を書こうとしてて、池井戸潤ってトレードオフ的な概念がよ��出てくるのに、自分はそれを読んでもピンとこなかった……みたいな話をしたかったんだと思う。たぶんね。 「これをするかわりにこれをやってくれ、と頼まれたら増田はきっと断らないでしょ?」 って意見ももらったけど、ちょっと前提が違う。 自分が言いたかったのは、そういった交渉の仕組みが分からない、と言う話じゃないです。
「(これをする代わりに)これをやってくれ」と前半が省略されている場合、普通は相手が過去に何かしてくれた→自分が何か返���、という流れに自然と至るものなのかもしれないけど、自分はそもそもその「その人に積み上がった恩ポイント」を覚えていないので詰んでいる、という話です。 つまり、ギブアンドテイクが分からないというより、「恩や害が特定個人に蓄積されない」が正しい。
タイトルがミスってました。申し訳ない。 「概念がわからない、ではなく行動規範に組み込まれてない、だろ」って意見、ほんとそれ。 
自分でも「わからない」って言葉を雑に使いすぎてたなと反省してる。
概念として理解はしてるし、言葉も知ってる。 ただ、それが自分の無意識な行動を決めるロジックの中に入ってないだけ。それだけの話だったのに、そこをごっちゃにして書いたせいで、全体的にズレた伝わり方してる気がして、コメントくれた人に申し訳ない。 今から全部書き直したいくらいには、色々ミスってるなぁ……。 「〇〇さん△△さんではなく「ヒト一般」として見てる」 って書いてくれた人、まじでそれ。ありがとう。
 多分この人には伝わる気がするから、もうちょい踏み込んで言うと、自分の中にはこの社会をシステムと見なすような全体構造があって、その中に「people」とか「everyone」みたいな、複数を指してるけど一語で済むような「ヒト一般」っていうモジュールが組み込まれてる。 で、その「ヒト一般」が社会の中で苦しんだり困ったりするのはシステムにとってマイナスなので、メンテナンスが必要。(これが俗に言う人助けってやつや) だから「people」の一部を助ける、「people」の一部に助けられる、ってのは、「モジュールとしての人間群」を正常稼働させるための処理であって、そこに特定個人への重みづけは基本的に存在しないという感覚。 自分自身も「people」モジュールの一部なんで、普通に忙しかったり余裕がなかったりする時は助けられないです。
そこはもう、仕様的に無理なときは無理、みたいな割り切りです。 多分、返報性の原理が自然に働く人って、「people」という大雑把なモジュールなんかではなく、きちんと一人一人に対して、
「〇〇してもらった」「〇〇してくれなかった」みたいな専用の関数を紐付けてるんだと思う。
で、それが非明示的に記録されてて、後から無意識の行動に影響してくる。 その感覚って、自分にはちょっとピンとこないけど、たしかにそういう視点もあったら便利だなって思う。
 見えてる世界が違うなーって純粋に面白い。 「例えば誰かが自らの命を犠牲にして増田の命を救ったとしても全く恩を感じないということ?」 それは、すごくいい人だな〜、と思う。
 でもそれって、“増田��から”助けてくれたというより、“その人は誰でも助けるんだろうな、素晴らしい人だ!”という認識。 
そういう人は普通に尊敬するし、幸せになってほしいと思う。 
でも、助けられたのが増田じゃない、全然知らない人でも同じように感じると思う。 助けた(行動を起こした)その人が立派なのであって、助けられた対象は別に自分でも、他の誰でも、関係ないと思う。 上記のようにトロッコ問題みたいな極端な例えを出してくれてる人も沢山いるけど、それが自然に出てくるって時点で、みんな「義理」の発想がちゃんとあるんだなと思う。
 自分からすると、「朝トーストを食べたんだから、じゃあ野党支持者なんでしょ?」みたいな極論に聞こえてしまう。
 いや、野党支持かどうかって、朝トースト食べたかどうかじゃ決めないでしょ、っていう。 あと、「ヒーロー」とか「いいやつ」とか「炭治郎」って言ってくれてる人、かなり誤解してる。 「嫌いな人でも困ってたら助ける」って、嫌いな奴がピンチの時に万難を廃して駆けつけて「俺が助けに来たぜ!」とかっこよく立ち回ることじゃないです。
 嫌いな奴が仕事でミスしてて、「自分が直した方が全体として良くなる」って判断したら、巻き取ることもあるし、
 そいつが体調崩してゲロってたら、「迷惑かけられても嫌だし」って理由で水を買って横に置いておく。 全体としてスムーズに、自分が快適になる方を選択する。 その人のためにやってるわけじゃない。自分のためでもない。その「場」における「ヒト一般」が上手く回るためにやっているという感覚。 
もしそのあと重要な予定があったら助けない(助けられない)と思うし。 助けたかどうかの結果、ってのは、自分の中ではあまり重要じゃない。 それで優しいかどうか、人として優れているかどうかを判定するのはピンと来ない。
 自分の助けにそこまで価値を置いていないというか。 ただ、コメントでも多くあったけど、大半の人は「助けたかどうかの結果」をめちゃくちゃ気にしててだからこそトロッコ問題みたいな例え話で“結果”を知りたがるんだろうなと思う。 それこそが、ヒトが義理堅い証拠なのかもしれんね。 「恋愛してるのか、したいのかはわからないけど「なんでそう言う人と一緒にいるの?」って聞くのが愚問なくらい、増田も恋愛市場で素敵な人間なんじゃないかと思います。」 ……優しいコメント、ありがとうございます。 
正直、自分はバツイチでして、恋愛とかそういう話題を正面から語るのは流石にちょっと気恥ずかしくて、あえて割愛してましたが、そうやって思ってくれる人がいるんだなってこと、教えてもらえて嬉しかったです。ありがとう。 あと、これは旦那さんからの伝言だけど、バレンタインのお返しとかプレゼントのお返し関連は、ブランド名・型番・色番まで書いてくれるとめちゃくちゃ助かるってことは覚えておいてください!笑 長くなってすみません。
でも、コメント読んで、自分の変なクセとか思考パターンが整理できた気がして、書いてよかったなと思ってます。 最後に、「返報性の原理を越えて、困っている者を助けるって、アガペーだよな......アスペ��ゃなくて。」とコメントしてくれた人、週明けにめちゃくちゃ笑わせてもらった、マジでありがとう!!
【最終追記あり】ギブアンドテイクの概念がわからない人
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mlvoidchicken · 1 year ago
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃VOID Chicken Nugget 2024年8月8日号 ┃‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┃快調アート小咄ブログ ⇒http://voidchicke.exblog.jp/
┗━━━━━━━━━━━━━━2024/8/8━━━
C o n t e n t s
[1] 夏休みにオススメ?!〝多様性〟に思いを馳せる〝わけあり〟映画10選!by 木村重樹 [2] 東京アート日記 第3回(関西編)by 塩﨑浩子 [3] 展覧会のお知らせ 柘植 響展「Naked Colors – そこにある色たち –」 [4] 編集後記
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [1] 夏休みにオススメ?!〝多様性〟に思いを馳せる〝わけあり〟映画10選!    by 木村重樹 ■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「夏休み!」といって、青い空と広がる海、山に川にリゾートに……と、屋外でがっつり遊び倒せたのは、たぶん四半世紀前の20世紀末ぐらいまで。地球温暖化と気象変動が激化した令和の世、猛暑日から酷暑日にシフトチェンジしつつある昨今、そんな悠長な〝夏の風情〟を楽しめる余裕は、ナッシン!(断言)
というわけで「夏にオススメの映画」みたいな目線で、『サマーウォーズ』や『スタンド・バイ・ミー』や『冬冬の夏休み』みたいな冒険譚を挙げていっても、いかんせんリアリティに欠ける。酷暑の東京都心にて熱暴走スレスレのMacBookで本稿をしたためている自分としては、ここは季節感ガン無視で〝ちょっと特別なポジション(!)にいる/周囲から浮きまくっている/規範からハミ出てしまう/ルールに収まらないような人物〟を主人公に据えた、近年話題の映画タイトルを(邦画・洋画を問わず)ピックアップしてみました。
ただし表題にて〝多様性〟と謳ってはいるものの、性的マイノリティを取りあげた「LGBTQもの」に手を出すとキリがないし……その手のリストもゴマンと出ているので、どちらかというと本稿では「人種/民族的マイノリティ」「身体/精神障害者」「ボーダーライン・パーソナリティ」あたりをメインに選定しました。また「ジャンル映画」としてのホラーやコメディまで含めると、〝イカれキャラ〟なんていくらでも出てきちゃうので、できるだけ現実に根ざした社会派ドラマが多めであることも、お断りしておきます。
キンキンにエアコンが効いた映画館で/自宅の大画面テレビで、彼/彼女たちの〝わけあり〟な半生に……��り添ってみてはいかが?!
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1*���さかなのこ』(2022年/日本/監督:沖田修一) 〝わけあり〟キャラの筆頭が、お魚大好きタレント〝さかなクン〟……というだけで、半笑いでスルーされそうな本作ですが、(性別や年齢を超越した)のんをキャスティングしたところで、これが絶妙な人生賛歌の名作に。幼少期からお魚が大好きで仕方がないミー坊(のん)は、寝ても覚めてもお魚のことばかり考え、勉強はおろか、友人との交遊にも関心を示さない。父親は当然心配するが、母はそんなミー坊を全面支持。成長し、周囲にヤンキーだバイトの上司だのといった〝ノイズ〟が出現しても、ミー坊のマイペースは変わらない。変わり者のミー坊を肯定しつづける(井川遥演じる)母親の寛容さに、ラディカルな「何か」を感じずにはいられない。
2*『ニトラム/NITRAM』(2021年/オーストラリア/監督:ジャスティン・カーゼル) 1996年4月28日、オーストラリアのタスマニア島で無差別銃乱射事件を引き起こした、当時28歳の単独犯の半生を辿る。「やっちゃダメ!」という花火に点火して大騒ぎ、周辺住民から疎まれている鼻つまみ者の青年二トラム(アスペとかADHDの部類なのだろう)。母は彼に〝普通の若者〟になってほしくて叱責する一方、父は彼の将来を案じてケアに努める(『さかなのこ』とは真逆)。ある日サーフィンに憧れた彼は、ボードを買うために芝刈りバイト���始め、老女ヘレンと出会う。「やっちゃダメ!」なはずのジグザグ運転の末、ヘレンを事故死させ、遺産と住処を手に入れた二トラムは、父の自死を機にさらに狂ってゆき……。主人公を演じたのは、リュック・ベッソン最新作『ドッグマン』での怪演も話題のケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。
3*『私、オルガ・ヘプナロヴァー』(2016年/スロバキア+チェコ+フランス+ポーランド/監督:トマーシュ・ヴァインレプ+ペトル・カズダ) 「無敵の人」映画、その2。1993年に分離・解体されたチェコスロバキアの「最後の女性死刑囚」として、23歳で絞首刑に処された実在の人物、オルガの生涯を描く。彼女は、プラハの中心地で路面電車を待つ群衆の列にトラックで突っ込み、8人死亡/12人負傷の大惨事を引き起こした。幼い頃から自分の殻に閉じこもり、重度のうつ病に悩まされていたオルガ。家庭にも学校にも病院にも居場所がなく、家を出て独立し、トラック運転手として働き、酒とタバコに溺れ、同性の〝恋人〟たちと次々と肉体関係を重ねる。しかしそんな関係も長続きせず、内なる鬱屈がさらに蓄積され、ついに「世間への復讐」を企て……。主人公の思考や行動には一切共感できないが、モノクロームの大量殺戮シーンの、何とスタイリッシュなことよ!
4*『マイスモールランド』(2022年/日本・フランス/監督:川和田恵真) 在日クルド人の女子高生サーリャが、父親の難民申請不認定をきっかけに、理不尽な日本の法律制度に翻弄されるさまを描く。政治的弾圧から逃れ、幼い頃に家族と共に来日して以来、同世代の日本人と何ら変わらない生活を送っていたサーリャ。だが、父親の入管収容を機に生活が激変。恋愛はおろか、進学も、日々の食事にすら窮する姿は、同情なしには観られない。本作は、是枝裕和率いる映像制作集団「分福」の若手監督・川和田恵真のメガホンによるものだが、たしかに(是枝映画的な)「甘ったるさ」が鼻につく瞬間もなくはない。だが、それを差し引いても驚かされるのは、本作に対する各種SNS上でのカスタマーレビューで「映画に出てくるクルド人が善人すぎ」とか「難民に甘すぎる!」とか、そりゃあもうひどい民族蔑視・誹謗中傷のオンパレード。嘆かわしい同胞の存在を炙り出す、リトマス試験紙的な映画でもある。
5*『異端の鳥』(2019年/ウクライナ+スロバキア+チェコ/監督:ヴァーツラフ・マルホール) 第2次世界大戦下の東欧が舞台。とあるユダヤ人の少年がホロコーストを逃れるため、田舎の老婆に預けられる。ところがある日、老婆は病死し、住処と身寄りを失った彼の彷徨が始まるのだが、行く先々で少年は周辺住民から疎まれ、手酷い差別や冷遇、人種的迫害を受けつづけ、死にそうな目に遭いまくる。念願の父親との再会をはたした際、彼はついに声を失ってしまったのだが……。ポーランド出身の小説家イエールジ・コジンスキーの代表作を完全映画化。第二次世界大戦中のユダヤ人迫害を下敷きにした寓話であり(ユダヤ人迫害を〝わけあり〟呼ばわりするのもアレだが)、現在進行中の(そして、終わりのみえない)イスラエル軍によるガザ侵攻の泥沼を想うと、作品内で巧みに寓話化された〝悲劇〟は(その加害と被害の構図を入れ替えて)今なお継続していることに、慄然としてしまう!
6*『こちらあみ子』(2022年/日本/監督:森井勇佑) 芥川賞作家・今村夏子のデビュー短編小説の映画化にして、ダイバーシティ課題の難題に抵触する問題作。授業も聞かず、裸足で校内をふらふら歩き回り、教師や同級生の注意にも耳を貸さず、風呂にも入らず、登校したり/しなかったり……そんなあみ子は畢竟、重度の発達障害が疑われる存在。そんな厄介者の彼女に、家族や同級生はそっと寄り添おうとするのだが、次第に疲弊してゆき……。公式サイトには「広島に暮らす(少し風変わりな)小学5年生のあみ子」とあるが、ここでの〝少し風変わり〟は世間体を気遣った物言いであり、いわゆる〝問題児童〟にどう対処するか/しないかが、観る者各自に突きつけられる(そして劇映画として、ものすごくよくできている)。
7*『システムクラッシャー』(2019年/ドイツ/監督:ノラ・フィングシャイト) 幼少期の家族とのトラウマが原因で怒りを抑えられず、すぐに癇癪を起こして暴れだす9歳の少女、ベニー。他人を口汚く罵り、暴れ出し、破壊することでしか意思表示ができず、里親、グループホーム、特別支援学校と行く先々でトラブルを引き起こし、もはや彼女の受け入れ先は国内には残されていなかった。そんなおり、ベニーの佇まいに何かを感じた非暴力トレーナーのミヒャが、深い森の中の山小屋で2人だけで過ごす「隔離療法」を提案、実行するのだが……。福祉制度からこぼれ落ちてしまう子どもの素顔と、それに翻弄される大人たちを描く。主役のベニーを演じているのは、Netflixオリジナルのネオ・ウェスタン映画『この茫漠たる荒野で』で好評を博した、ヘレナ・ゼンゲル。
8*『市子』(2023年/日本/監督:戸田彬弘) 最愛の恋人・長谷川(若葉竜也)からプロポーズを受けた翌日、市子(杉咲花)は突然、姿をくらましてしまう。困惑する長谷川は市子の行方を探し、これまで彼女と関わりがあった人々の話を聞くうち、彼女の人生にまつわる衝撃的な事実を知ることとなる。NHK-Eテレの人気番組『ねほりんぱほりん』でも再三取りあげられ、話題となった「無戸籍者」の過酷な宿命。劇中の(杉咲花演じる)市子のファム・ファタールぶりは賛否分かれるところもあるが、映画としての強度は壮絶。パートナーの過去を深掘りするうち、戸籍ロンダリングにいきあたる物語として(平野啓一郎の小説を石川慶監督が実写化した)『ある男』(2022年)も併せて観ておきたい。
9*『37セカンズ』(2020年/日本/監督:HIKARI) 主人公は、出生時に呼吸が37秒間止まった後遺症で手足に障害を抱え、車いす生活を送る23歳の女性、ユマ。親友の漫画家のゴーストを担当する一方、家では母親から過保護に扱われているのが悩みの種。独り立ちを願う彼女は、なじみの出版社に成人コミックの企画を持ち込むが、担当編集者から「リアルな性体験がないといいエロ漫画は描けない」と言われ、女性向け風俗の利用を決意し……。若干〝お花畑〟じみた展開も皆無ではないが、何分にもシリアスな題材を誠実に描き切っている。何よりも主人公と同様の障害を抱え、実際に車いすに乗りながら社会福祉士を勤めていた佳山明の熱演には、目を見張るものがある。
10*『ザ・ライダー』(2017年/アメリカ/監督:クロエ・ジャオ) 「落馬して大怪我を負ったカウボーイの再起と挫折」をめぐるネオ・ウェスタン映画の傑作。(プロではない)素人の連中をまんまキャスティングすることで、えも言われぬリアリティを醸し出し、実際に落馬で頭部に重傷を負った人物が、手負いのロデオ役に抜擢されているところが見どころ。話はいきなり横道に逸れるのだが……北野武監督作の『首』(2023年)が「ヒロイズムを脱色した時代劇」をめざしたのに、時代錯誤な男色演出等々でダダ滑りまく���ていた(個人の感想です)ことを想うと、中国出身の女性監督クロエ・ジャオがマチズモの結晶とも言える「西部劇」というアメリカン・ナラティブに、外部からの視線を向けることで絶妙に脱臼させているのは、さすが。 * 先に紹介した『37セカンズ』も、そして(ジャオ監督の次回作にあたる)『ノマドランド』も同様だが、この「本物に演じてもらう」という趣向は、劇映画のドキュメンタリー性を担保するひとつのチャレンジなのかもしれない……。ましてや主人公が〝わけあり〟な存在であれば、なおのこと!
文:木村重樹(編集者)
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [2] 東京アート日記 第3回(関西編)by 塩﨑浩子 ■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今回は番外編、大都会のど真ん中に川が流れる街、大阪・中之島へ。
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▪️「没後30年 木下佳通代」大阪中之島美術館(2024/05/25~2024/08/18)
神戸に生まれ京都で絵画を学び、関西を拠点に活躍した作家、木下佳通代(きのした・かずよ、1939-1994)の個展。木下は関西では知られた作家で、没後から現在まで美術館のコレクション展など毎年どこかで作品が展示されてきたが、その全体像を評価、紹介する機会はこれまでなかったという。本展は国内の美術館では初の個展で、過去最大規模の120点以上の作品を展示している。 美術館に入り、思わず上を見上げてしまう巨大な吹き抜けの空間をエスカレーターで展示室のある5階へ。展覧会のバナーが滝のように天井から長く垂れ下がっている。
会場入口には「作品そのものが存在となるように。」との言葉が掲げられている。木下は一貫して「存在とは何か」を探求し、表現し続けた。私たちひとりひとりが見ているもの、認識しているもの、そしてその対象となる実際に在るものーーそれらは同じなのか違うのか。写真や絵画などを通して、ものの見え方や存り方について気づかせてくれる、そんな展覧会だ。
展示は年代順に3章で構成。
第1章は公開される機会の少なかった初期の絵画や、木下が「存在についての問題」に関し���影響を受けたと語る前衛美術集団・グループ〈位〉と行動を共にした頃までの作品。
第2章は1972年から始めた写真と紙作品が中心。神戸市役所前にあった花時計を撮影した写真と、その撮影者10人の撮影する後ろ姿を撮った写真のセット10組20点を並置し、同じに見える風景が実はそれぞれ別の人が撮ったものであり、撮影者により見えるもの、認識するものが異なることを示した組写真、あるいはコンパスで真円を描く様子を撮影し、写真では楕円に写るその像の上に真円を描き重ねてズレを見せる作品など、視覚と認識についての明快なメッセージが散りばめられている。
第3章、1982年以降の抽象絵画はそれまでの探求を推し進め「作品そのものが存在となるように」描いた作品。描くことと同じく、それを拭き取ることも描くこととして画面に取り込んだ。筆のストロークと拭き取りが作り出す色面、そしてカンヴァスの平面が緊張感をみなぎらせて等しく重なり合い、確かなひとつの存在となる。1990年にがんを告知された後もその気迫が衰えることはない。
55歳で亡くなるまで、手法の変遷があっても絶え間ない実践で存在への探求は続いた。そのまっすぐな強い意志と思考に活を入れられたような気持ちになる。バイリンガルの展覧会カタログは300ページを超える力作で、インタビューや論考など読み応えがある。本展は今秋、埼玉県立近代美術館に巡回する(2024/10/12~2025/01/13)。
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会場風景 撮影:筆��
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展示風景(第2章) 撮影:筆者 (展示終了)
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展示風景(第2章) 撮影:筆者(一部展示替えあり)
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展示風景(第3章) 撮影:筆者
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展示風景(第3章) 撮影:筆者
文:塩﨑浩子(ライター/校正)
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [3] 展覧会のお知らせ  柘植 響 展 Naked Colors – そこにある色たち –  ■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ESQUISSE GALLERY Vol.289 柘植 響 展 Naked Colors – そこにある色たち – HIBIKI TSUGE Exhibition 2024 "Naked Colors” 2024年8月17日[土] ⇒ 9月9日[月] @CAFE ESQUISSE
◎展覧会に寄せて
色や形は目で見るだけではなく、生の手触りがあるように思う。人によっては形のないもの、たとえば、「ためいき」や「まばたき」に色を感じ、形を見るかもしれない。また触れずとも、直感的になにか触感を得ることもできると考えている。空間に漂う色と形の触覚を視覚化する試みが本展の意図である。近づいたり、引いたりしながら、裸の網膜の愉悦に浸ってほしい。 柘植 響
◎会 期/ 2024年8月17日[土] ⇒ 9月9日[月] ◎定休日/ 水曜日 ※8月27日(火) 臨時休業 ◎場 所/ CAFE ESQUISSE(カフェ エスキス) 札幌市中央区北1条西23丁目1-1 メゾンドブーケ円山1F U R L: https://www.cafe-esquisse.net ※入場料無料(喫茶店内で展示の為お飲み物等は各自お買い求め下さい)
◎プロフィール 柘植 響(Hibiki Tsuge) 執筆者、写真家、画家 現代美術のZINEの先駆け、アートマガジン「VOID chicken」共同編集発行人  「美術手帖」「ART iT」「MEN’S CLUB」「MEN’S EX」などアート、建築、ファッションなどのメディアにライターとして執筆。2013年より写真、絵画等の制作を始める。2021年に自身の乳がん手術をきっかけに、札幌と東京の二拠点生活となる。2023年から油彩を會田千夏氏に師事。
VOID chicken とは?ー 1995年より発行した現代美術のアートマガジンでありART ZINE界の長老。これまでギルバート&ジョージ、オノ・ヨーコ、クリスチャン・マークレー、蔡國強、アピチャッポン・ウィーラセタクンといった海外の著名アーティスト、会田誠、大岩オスカール、O JUNなど日本の現代美術界で活躍するアーティストのインタビュー記事を掲載。音楽家では故・遠藤ミチロウのラストロング���ンタビュー(2018)をウェブ公開し、プロジェクトFUKUSHIMA! のドキュメント本「福島大風呂敷」(2024)に転載される。共同編集人は坂口千秋。 メールマガジンのバックナンバー、これまでのインタビューは下記URLにて公開中。 http://tumblr.com/mlvoidchicken
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■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [4] 編集後記  ■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 夜にはグッと気温が下がり涼しい札幌です。大通り公園のビヤガーデン、名物焼きとうもろこし、新鮮な牛乳でつくる濃厚ソフトクリーム、むちゃ安くて旨い店の並ぶ狸小路、またはあちこちのラベンダー畑など夏のお楽しみも多いです!観光に来るついでに個展に来てくださったら嬉しいですっ!(さぼ)
先月末、AIT主催の気候危機とアートのシンポジウムで、「2024年が一番涼しかった、といずれ言うようになるかもしれない」と聞いて、震えました。窓の外でヒヨドリが口を開けて呼吸してたのでお水をあげました。夜は近くの公園の自動水やりスプリンクラーを浴びに出かけます。JGバラードの「燃える世界」をバラード自身が大幅に改訂した「旱魃世界」を読みたいです。(さかぐ)
最近、感銘を受けたロウブロウ・アート展を2つ。①根本敬 presents『お前は黙ってろ!』@ Akio Nagasawa Gallery Aoyama:ポリコレ全盛期にあえてコンパイルされた〈住民票がない人々〉と〈住民票のある人々〉のアート対決! ②TRASH-UP!! Presents『アイドルと芸術7』@ mograg gallery:名だたる地下アイドルたちのグループ展。メインビジュアルを手がけた岸辺みぎり(惑星通信社/SAKA-SAMA)さんは、事故物件に住んでる現役藝大生!(きむら)
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t h a n k y o u f o r s u b s c r i b i n g VOIDCHICKEN is a Tokyo-based independent bilingual art paper
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the-don-crow · 2 years ago
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moko1590m · 2 years ago
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解釈の仕方で対立して殺し合いしてるってのは、やっぱり知能が遅れてるつうかアスペかも
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yuyurigi · 2 days ago
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最近読んだ本📚
『近親性交 語られざる家族の闇』(阿部恭子) センセーショナルな話がいくつも載ってて読んでておもしろいが、事例がどれもエロ漫画っぽい。最初の話、登場人物のほとんどがみんなゲイでしかもドラマチックな展開するのでBL漫画……?と思った。兄妹で子供作って田舎で夫婦のふりするエピソードもヨスガノソラすぎる〜。親や兄弟からの性被害って、生活がままならなくなってしまうほどに心を病んでしまう人もいるのに、この本の事例で出てくる人たちはけっこう元気そうなのがまた漫画っぽい。
無期懲役の殺人犯の妻(30歳の息子と近親姦してる)が自立心がまったくなくてダメダメな人なのに元気に生きてることに日本社会の懐の広さを感じた。
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『ヤクザの子』(石井光太) 覚醒剤やると頭壊れちゃうから本当やらないほうがいいことがよくわかる。ちょっと前に読んだ鈴木大介さんの『貧困と脳』で、作者が脳梗塞おこしてからレジでお金数えられなくなったり人の話が理解できなくなってしまったりする話が恐怖だったんだけど、覚醒剤やるとそういう壊れた脳になっちゃう。ヤクザの子たちの話読んでると賢さと真面目さが人生重要だなと思った。頭がしっかりしてれば、逆境生活でも人生は立ち直せる。だから、自ら覚醒剤で脳壊すのよくないよー。
母親が覚醒剤狂い、その祖母もまた覚醒剤狂いの崩壊家庭で生まれて、小さいうちに施設入れられて、姉も弟もメンタル壊れたけど、姉を反面教師にして要領よく生きてきた子がよかった(第一章 密売人の家、4 十七歳、タトゥー少女の告白)。ショートヘアで一見男にも見える筋肉質な体をもつ17歳の少女、ビジュアルはサタノファニの神崎で再生される。姉や弟がなんでメンタル壊れたのが理性的に分析できるし、卒業目指して高校に通い、建設のバイトがんばって、頭壊れた母の代わりに幼い妹の世話もする彼女が、まともなまま生きていってくれたらいいな。男とか薬で転ばないでほしい。
そういや、サタノファニの神崎はヤクザだったなー。親分の仁奈はかわいい男の娘だし、漫画はヤクザを魅力的に描きすぎ。
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『ネグレクト 真奈ちゃんはなぜ死んだか』(杉山春) 2000年に起きた愛知県武豊町3歳児餓死事件のルポルタージュ。段ボールに入れられた3歳の女の子(谷川依織ちゃん・本では仮名)が世話されずに餓死した悲しい事件。知らない事件だった。未熟な若い夫婦が子供を死なせてしまうのってそんなに珍しいことではないように思うけど、当時は騒がれたらしい。
10代でできた子供と聞くと両親はヤンキー夫婦を想像する。でも、本で読んだ印象では地味な感じ。あと、母親のコミュ障が他人事には感じられなかった。夫に言いたいことを言えない、実の母親にも重要なことを言えない、自分勝手に子供を預かったり返してきたりする義母が嫌だけど直接嫌とは言えずニコニコしてる、裁判で気持ちを説明してほしいと聞かれても口ごもってしまう、分かる分かる。子供がいるとどうってのは分からないけど、母親のメンタルは分かるよ。私は10代で子供もつ機会なんてなかったけど、大学生のときメンタル不安定だったしコミュ障だったし、なにかの間違いで子供もってたらこんなことになっちゃうのかー……と思った。
父親が家事育児は女の仕事だからと何もやらず家ではずっとゲームしてたの最低ではあるんだけど、大学生の年齢だと思うと、そういう人もいるだろうなー、と。アスペ傾向もあったらしい。なんというか、両親とも子供もつには未熟すぎたと思う。懲役7年だったからもうとっくに2人は刑務所出てるけど、その後どうなったんだろうなー。
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leomacgivena · 1 year ago
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お湯を沸かす、はおかしい。それじゃ水蒸気になるだろう。お湯を作るには水を沸かすのではないか、と言った友達に対し、日本語には結果目的語という用法があり、「を」は動作の結果を目的語に取れるのだ、お前は家を建てる時に、建材を建てると言うのか、と反論した友達がいて、大アスペ大会になった。
Xユーザーのボヘカラさん (via leomacgivena)
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ikiteru--dake · 7 days ago
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チェーホフ初期のユーモア?作品、ぜんぜんおもしろくない アスペにはむずすぎる
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53ng-blog · 5 months ago
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自分にASDの特性があることをかなり無視してきたけれど、そもそも人を不快にしないようなコミュニケーションや社会的文脈の理解を「努力して獲得する」こと自体がもう典型的にそれなんだと思い知ってからは、アスペにしてはよくやってる方だと思うようにした。
それで思うのはASDは感情に共感できないのではなく、どの階層の感情に共感すべきかを瞬時に判断し、表情や声のトーンに出力することが苦手なだけで、感情としては理解しているし共感もしているということだ。空気を読むことも、定型が瞬時に取捨選択しているのを自然にやっているから気付いてい���いだけで、ASDはどの文脈を優先して読むか(間違う)、判断した内容の出力(間違う)みたいな感じで、コミュニケーションを間違える。
会話をするうえで「まず謙って会話を始める」というのが、私の中で最も効率化されたルールである。侮られてもどうでもいい。なぜならどう思われるかよりも対話を機能させることが目的なので。自分の話はしないで質問をし続け、学んできたリアクションを適宜やっていれば、それだけでいいし、仮に感情の出力を間違えてもただ丁寧で静かな人に収まる。
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straycatboogie · 6 months ago
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2025/03/08 - 境界知能って言うな!
昨日書きそびれていたが、グループホームの方々の指示にしたがって朝食・夕食時に体温を検温することになってそれで朝食時に体温を測ったところ、36.0度だった。いちおうは平熱を取り戻したと言えるのかもしれない。朝食を摂った後、となり町の図書館に行く。というのは、ネットをとおして以前(一週間ほど前)に予約を入れていた本が何冊かあって、もちろんもっと早く借りに行くはずだった。だが、この日記でもつねづね書いてきたように風邪を引いてしまったこともあってその風邪がたたって、なかなか借りに行けないままずるずる日にちが経ってしまったのだった。もちろん、マスクをすることはおこたらず図書館まで行きそこですでに期限が過ぎてしまっていた本を返す(ごめんなさい)。そして、佐伯一麦の本を中心に何冊か借りてその場を去った。
その後、イオンに向かう。イオンでやったことと言えば優雅に読書……ではなく(病み上がりの身であることを忘れられるわけがない)、ATMで給金を引き出すことだった。午後になり、ローソンで買った昼弁当を食べたのちすこしばかり眠り、その後グループホームの本家に赴く。財布のなかに給金をしのばせ、ここにおいてもマスクはもちろん着用する(他の利用者さん・世話人さんたちに感染させたら目も当てられない)。今日は副管理者の方が出勤しておられて、それでさっそくさっき引き落とした給金を腑分けしていく。たとえばグループホームの月々の利用料や通院費や、あるいは断酒会会費や自助グループ参加費、はたまたガソリン代や貯蓄に回せるお金、といったように分けていった。無事わけられ、ホッとひと安心。
そんなこんなでその後は長々話すのももちろんよくないことで、だから自部屋に戻りそして夕食をいただく。その後、夜に(後述するように)約束があったのでそれまで時間があってそれで図書館で借りたダグラス・マレー『大衆の狂気』をすこしばかり読む。ときおり、読書に疲れたおりにTwitterなど眺めたりしていたのだがそこで誰かごろつきみたいな人たちが実に便利でキャッチーなメンタルヘルス用語、とりわけ「境界知能」といった言葉を用いて相手をぶん殴ろうとしているのを見かけてしまう。なんだか人権問題について議論していた(つもりだった)ようだが、しょせんこいつらの感覚なんてこんなものかと白けてしまった。「発達障害」だってこういう人たちからすれば便利な棍棒あるいはゲバ棒なんだろう。いや、拙速な決めつけは慎まないといけないが。
なんだか偽善的で優等生ぶっているように聞こえるかもしれないが、たしかにそういうところがあることは認めたい。ぼくの中にはそういういやらしい性格がある。ただ、それを差し引いてもぼくは上に書いたようなことをおおまじめに考えているつもりで、というのはそんな「便利な」「使い勝手がいい」メンタルヘルス用語を人を傷つけるため・自分のメンツを守るためだけに使うことを危惧するからだ。もちろんこれはぼく自身にもはね返ってくることで、だから断固として他人を批判する文脈で「境界知能」「アスペ」なんて言葉は使わない。こんな「しらじらしい」というか「ナイスすぎる」態度はたぶんそれなりに発達障害者として生き、その過程で福祉の現場を利用者として見てきたりした経験からなんだろうと思う。他人の弱さを理解できるつもりはないが、ただ寄り添う姿勢と相手の言葉を傾聴しそこから自分の言葉を可能な限り責任を負って語る態度は持っていたいなあ、と思う。
夜になり、Discordにてあるアメリカの友だちと落ち合ってボイスチャットを楽しんだ。英語であれこれ話す。Discordの音質には慣れておらず(ぼくなりにあれこれ調節はしたが、なにせこの機械オンチな性分がたたってまだ不充分なのかもしれない)、またZoomのビデオ通話と違って声だけの通話は相手の唇も読めず表情もわからずで、そうなるともちろん非ネイティブの身の上。何度も相手に問いただすことになる。でも、ぼくたちが共通で好きなバンドであるジェネシスやあるいはさいきん彼が買った『よつばと!』の単行本などの話ができ、楽しい時間を過ごせたかなと思った。今度はぼくから話題を持っていきたい。
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