#エネルギー整える
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motokihikaru · 16 days ago
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「“波動を上げる”だけで人間関係も恋も整う理由」
ある日、私は突然、仲の良かった友人から距離を置かれるようになりました。
恋愛もうまくいかず、好きな人には既読スルー。職場でもちょっとした言葉に傷つく日々。
「私、何か悪いことした?」
そう思いながらも、原因が見えないまま心が疲弊していきました。
そんなとき、ふと耳にした言葉がありました。 それは「あなたの波動が下がってるだけかも」という言葉。
波動?エネルギー? 最初は正直、ピンときませんでした。 でも、自分の“内側”が整っていないときほど、外の世界も不安定になる── そんな感覚に、思い当たる節があったのです。
そこから私は「波動を整える」ことを意識し始めました。 実際に試した方法はとてもシンプルで、すぐにできるものばかりでした:
1日1回、自分を否定しない言葉を使う(例:「私には価値がある」)
朝起きたら3つ感謝を口に出す(感情を込めて)
“会うと疲れる人”との距離を一時的に置く(勇気が必要だけど大事)
お風呂で「重たい感情を洗い流すイメージ」を持つ
「自分を喜ばせる」ことを毎日1つ実行する(小さなことでもOK)
3週間ほど続けたころから、少しずつ現実が変わり始めました。
✔ 自然と笑顔が増え、人が話しかけてくるようになった ✔ 既読スルーだった人から急に連絡が来た ✔ イライラしていた上司がやけに優しくなった ✔ 自分を大事にできるようになり、恋にも余裕が出てきた
波動とは「内側から放たれる、あなたの見えない雰囲気」。 それが高まると、人はあなたのもとに自然と引き寄せられるのです。
💫「波動が変われば、現実が変わる」 💫「本当の運命の人は、あなたが自分を愛し始めたときに現れる」 💫「周波数は嘘をつけない。整った人の周りに、整った世界が現れる」
私たちは、現実を変える魔法をもう持っています。 それは「どんな自分で在るかを選ぶ力」。
自分を粗末に扱えば、周りの人間関係も荒れていきます。 逆に、自分を愛し、丁寧に扱えば、恋も友情も信じられないほど整っていきます。
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ari0921 · 5 months ago
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
  令和七年(2025年)1月15日(水曜日)弐
    通巻第8600号
 「大火災に対応無能だった加州知事とLA市長は辞任せよ」(トランプ)
   ウクライナのミサイルで破壊された現場より悲惨
*************************
 2025年1月10日、トランプ次期大統領は自らのSNS「トゥルース・ソーシャル」で「ロスの火災は急速に広がり、鎮火はゼロ。これほどの失敗を見たことがない! ギャビン・ニューサム州知事とカレン・バスLA市長は全くの無能だ。LAは全滅だ。米国で最も素晴らしく美しい場所の一つが焼け落ち、灰になった。ニューサムは辞めるべきだ」と非難した。
 州知事とLA市長はコンビを組んで現場を視察しているが、現場はテレビ向けパフォーマンスにうんざりしている。のっぽの白人とちびの黒人女性の不釣り合いな風景は災害救助という印象の演出が出来ないようだ。
 カレン・バスLA市長は、山火事に強風が加わると、カリフォルニアの乾燥した丘陵地帯危険に陥るという警告を受けていた。しかしこの老婆は聞く耳を持たず、アフリカのガーナへ「視察旅行」に出かけた。災禍対策をそっちのけでの物見遊山には市民から抗議の声があがった。
「視察先のガーナには消防の専門家がいるのか?」と。バス市長がガーナに行った理由は「アイデンティティー・ショービニズム」だとする批判もあった。 
 急遽、帰国した彼女を待ち構えていた記者団は「ロサンゼルス消防署の予算から1,760万ドル以上を削減した理由」を問いただした。回答がなかった。
彼女が掲げたDEIに共鳴した住民達が、ものごとを深く考えないで投票したが、彼女の人事や予算を見れば、いかに公共の安全、火災、水問題が、彼女の市政の優先事項ではないことが分かる。
市長権限で、バスが任命したDEIの「安全担当副市長」=ブライアン・ウィリアムズは現在、ロサンゼルス市役所に爆破予告の電話をかけた疑いで停職処分を受けている。つまり活動家を副市長に任命したのだ。
 広大な水道事業体の DEI および「初のラテン系」の局長は給与を2 倍の年間 75 万ドルに引き上げ、採用した。
ロサンゼルス水道電力局(LADWP)のCEO兼主任エンジニアであり、同局を率いる女性は初のラテン系。そのジャニス・キニョネスCEOが何をしたかと言えば、消火用のため池の水がすぐに無くなり、貯水池の管理を放置し、予防策を重視しなかった。このため山火事の蔓延となった。
もともとウィリアム・マルホランドが河川や貯水池を活用して、水需要を満たし、人口1,800万人の巨大都市ロサンゼルスを創り上げたのだが、先人たちの努力を、これら赤い州知事、市長、水道、消防責任者らが破損した。
 ▼それにしても、よくぞこれほどの無能を人事のトップに据えたものである
消防署長のクリステン・クロウリーは「消火栓が乾いているのは市長のせいだと」非難している。消火栓が動かない状態は彼女の関心事ではなく、つねに口を開けば、「多様性、公平性、包摂性」と「LGBTQコミュニティ」についてのみ多弁だった。
機能的な消化部隊、装備の充実と防災への取り組みに関しては語らなかった。
 カリフォルニア州議会の議長ロバート・リバスは、ギャビン・ニュー��ム知事とともに、カリフォルニア州の「トランプ対策」のため、特別会議を招集した。
 ニューサム知事は環境、森林保護に極左的劇薬で対応し、結局、環境を破壊した。
森林火災が多発し、水が不足し、木材産業を復活させて森林の伐採と清掃を行うための予算はつけなかった。新たな放牧をほとんど許可せず、低木林を伐採するために作業員を派遣することもなかった。(知事は消防予算を二倍にしたし、森林対策予算は10倍にしたと反論した)
カリフォルニア州の公職者がすべて左派である事実は絶望の近未来しかない。州議会の両院では民主52 議席に対して共和党はわずか 17 パーセントだ。
カリフォルニア州の司法当局も極左がほぼ独占し、ロサンゼルス市議会に共和党議員はゼロ!
 農地への灌漑工事、ロサンゼルス郡の貯水池の完成をいそがず、サクラメント川の支流から貴重な雪解け水を海に流してデルタ地帯のワカサギを助けるという政策に傾斜した。
人の命よりワカサギや蛸が大事だからだ。
 干ばつを防ぐにはダム、貯水湖、ため池の建設だろう。
ところが、ニューサム知事は、三つのダム建設、貯水池建設予算が成立したにも拘わらず貯水池を建設しなかった。ニューサム知事は、むしろ貯水池を爆破し、流れ出した泥洪水は、周囲の河川沿いの生態系を壊滅させた。
DEIと過剰な自然保護という過激思想が大惨事をもたらした。
 ▼DRILL BABY DRILL
 トランプ大統領は「エネルギー優位」の大統領令を計画している。
次期大統領は、石油の増産と排気ガス規制の撤廃を目指し、化石燃料産業を支援する準備を整えている。次期政権は米国の石油、天然ガス、電力政策���監督する国家エネルギー委員会を設置する予定である。
「石油、天然ガス、電力政策を監督する国家エネルギー委員会」設立により化石燃料の発掘プロジェクトの促進をはかり、一方でEV推進政策の基本方針を撤回する。
就任後、トランプ大統領はバイデン前政権が残していった「沖合および連邦所有地での掘削制限」の解除を決める手はずである。これはレイムダックのバイデンが火事場泥棒のように残置した愚策である。
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kijitora3 · 17 days ago
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根拠薄弱 売らんかな
もともと日本の中東でのプレゼンスは小さい それをさも急落したかのように煽って本の売り上げにつなげようとしても、もともと中身がないから煽られもしない
もともとプレゼンスが小さかった日本が、経済的にも以前ほどではなくなったから計算高い中東が無視し始めただけ
石油を売ってもらえなくなったら困るから中東に媚びようって外交はかえって日本への軽蔑を招くのみ 中東は日本がきちんと払ってくれると思えば石油を売るし、そうでなければ売らない それだけのことだ
日本は自分たちの経済を自由な日本人の発想で活発にすることを考えること 中東に限らず世界のどの地域とも日本の国益を第一にしつつ、相手国へのレスペクトを前���に関係を調整すること 逆に中東のように相手の足元を見る外交ばかりしていると、信頼されない
 要するに、日本から見ると今の中東は信頼できない 逆に聞きたいが、石油が出なければ日本は中東とそんなに緊密な関係を結びたいのか? その必要があるのか?
日本は中東に偏り過ぎている原油調達を分散化させること、石油以外のエネルギーを拡大すること アメリカのシェールオイル、オーストラリアの石炭、天然ガス、マレーシアの天然ガスなど調達先の多様化は以前よりずっと進んでいる
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moko1590m · 2 months ago
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この宇宙はシミュレーション?重力がその証拠だとする物理学者の新説
牡丹堂 (著)・パルモ (編集)
公開:2025-05-01・更新:2025-05-01
 重力とは、果たして「物体を引き寄せる力」だけなのだろうか?
  英国ポーツマス大学の物理学者メルビン・ヴォプソン博士によると、重力は宇宙のシミュレーションを実行する超強力��コンピュータが、計算負荷を軽くする仕組みとして発生するものなのだという。
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 もしそれが本当なら、私たちの住むこの世界は、巨大なシミュレーション(仮想世界)の一部ということになる。
我々の住む宇宙はシミュレーションなのか?  「私たちが暮らすこの宇宙は、超強力なコンピュータで構築された仮想世界である」荒唐無稽な説の思えるが、この「シミュレーション仮説」を支持する科学者は意外に多い。
 たとえば、英国ポーツマス大学の物理学者メルビン・ヴォプソン博士は、この世界の根本的な姿は情報そのものであると考えている。
 情報は質量やエネルギーと等価であり、この宇宙を構成する最小の単位であるというのだ。
 その根拠の1つは、この宇宙が不自然なほどに整然と秩序だっていることだ。
 「熱力学の第二法則」によるなら、この世界の無秩序さ(エントロピー)は増大し続け、小さくなることはない。
 ところが情報系の場合、エントロピーは一定に保たれるどころか、ときに減少することさえある。
 ヴォプソン博士はこの法則を「情報力学の第二法則」と呼んでおり、原子レベルの極小の世界の振る舞いや、膨張する宇宙の熱力学など、そこかしこにこの法則が当てはまるのだという。
この画像を大きなサイズで見る Photo by:iStock 重力は“情報を片付ける”ための力? 今回の研究も、情報力学の第二法則に関連するものだ。
 ヴォプソン博士は、物質の最小構成単位である素粒子は、生物の細胞がDNAとして情報を保存しているように、それ自体に関する情報を持つと考えている。
 これを踏まえ、今回の最新の研究では、空間を自然界で定義できる最小面積「プランク面積」の集まりとして捉え、そこに記録されたデータ(物質)の動きによって情報が圧縮されるプロセスを説明している。
 それを理解するうえでは、あなたが見ているスマホやPCの画面を想像するといい。美しい画像や文字を表示するスマホの画面だが、細かく見てみれば、無数のピクセルの集まりで描かれている。
 ここでは、そうしたピクセルの集合が空間で、ピクセルの1つ1つがプランク面積だ。1プランク面積には、1ビットの情報を記録することができる。それが「0」ならば空間は何もない空っぽ、「1」ならば物質が存在することを表す。
 ヴォプソン博士によれば、これは「デジタルのコンピュータゲームや仮想現実アプリといった、高度なシミュレーションが作られる方法とまったく同一」であると、ニュースリリースで説明する。
 そしてこの系における物質は、空間内を移動して、より大きな単一の物質に結合することで自己進化する。なぜなら、計算系においては、情報量を最小化し、計算の負荷を小さくすることが必要になるからだ。
 簡単に言うと、空間にたくさんある物体をできるだけまとめてしまい、楽に計算をしようとするということだ。
 重力はだから発生する。ヴォプソン博士によれば、重力の引き寄せる力は、情報を圧縮して計算を最適化するための仕組みなのだという。
この画像を大きなサイズで見る 宇宙=巨大な情報処理装置?  ヴォプソン博士は、こうした重力による情報圧縮プロセスは、この世界がシミュレーションであるという説と整合的であると語っている。
この研究の成果は、宇宙が巨大なコンピュータのように機能している、もっと言えばこの現実がシミュレーションされた構造物であるという考えと整合的です
ちょうどコンピュータが記憶容量を節約し、効率的に動作しようとするように、宇宙も同様に動作しているのかもしれません(ヴォプソン博士)
 今の時点で、私たちが暮らすこの現実が、シミュレーションであるかどうか確かなことはわからない。
 だが、今回の研究が示唆していることは、ブラックホールの熱力学、ダークマターやダークエネルギーの謎、重力と量子情報理論がつながっている可能性など、基礎物理学のさまざまな領域にも及ぶとのことだ。
 この研究は『AIP Advances』(2025年4月25日付)に掲載された。
References: Is gravity evidence of a computational universe? / Scientist suggests gravity further supports theory we are living in a simulated universe
本記事は、海外の情報を基に、日本の読者向けにわかりやすく編集しています。
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転生したら仮想現実だった。死後もメタバース空間で永遠に生きられるサービスが実装予定
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「この世界はコンピューターシミュレーションである」と考えられる5つの根拠
(この宇宙はシミュレーション?重力がその証拠だとする物理学者の新説 | カラパイアから)
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yoga-onion · 2 years ago
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- Meaning of Sprit Animal, The Crocodile –
When the crocodile spirit animal pays you a visit, it comes to alert you to the opportunities that you have been overlooking.
Much is happening in your environment. Unfortunately, you are not always aware of this. But trust that the crocodile spirit animal will open your mind.
This spirit animal has unbridled creative force. This force is usually manifested in the animal’s ferocity, fury, and primal energy. This spirit totem comes to protect and preserve the knowledge you have gained in life. The crocodile marks the end of an era and the beginning of a new one.
This new period in your life means regeneration. You are able to create the balance you need to integrate new ideas in your life. The crocodile presence in your life has one powerful meaning: primal instincts. This totem stands for your survival and ability to reproduce.
The spirit is responsible for your physical strength. When the crocodile waddles into your life, people recognise the raw power that you represent. You can use this to catapult your life to loftier levels. Hardships will not break you. Instead, they only serve to strengthen you, to make you wiser and stronger. You are able to spot opportunities and to move with speed to grab them.
This spirit guide wants you to concentrate on the birth of new concepts in your life. You can use the wisdom of this totem to make your life better.
[Image above: Salvador Dali, The Funny Dreams of Pantagruel: Crocodile, 1973]
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−スピリットアニマル・ワニが意味する事−
ワニがスピリットアニマルとして現れた時は、あなたがこれまでに見落としてきたチャンスの数々を警告しています。今、あなたの周りでは、いろいろなことが起こっています。残念ながら、あなたは常にこの事に気がついている訳ではありません。でも、大丈夫、ワニのスピリットアニマルは、あなたの心を開いてくれる事でしょう。
このスピリットアニマルは、際限無くクリエイティブな力を持っています。この力は、野生の凶暴性、猛威、また原始的なエネルギーを現します。また、あなたがこれまでの人生で蓄えてきた知識を知識を守り、維持するためにやってきます。ワニはひとつの時代の終わりと、新しいことの始まりを示します。
あなたの人生にとっての新しい時代とは、再生を意味します。あなたの人生に新しいアイデアを取り入れるために必要なバランスを整えることが出来ます。あなたの人生にワニが現れた時のパワフルな意味の一つは:野生的本能。このトーテムはあなたのサバイバルと復活能力を意味します。
このスピリットは、あなたの肉体的な強さを司っています。ワニがあなたの人生によちよち歩み寄って来るとき、人々はあなたが象徴する真の力を認識します。あなたはこれを利用して、人生をより高いレベルへと飛躍させることができるのです。苦難はあなたを壊さない。むしろ、苦難はあなたを強くし、より賢く、より強くするために役立つだけです。あなたはチャンスを見極め、それをつかむために素早く動くことができる。
このスピリットガイドは、あなたの人生における新しい概念の誕生に集中することを望んでいます。あなたはこのトーテムの知恵を使って、人生をより良いものにすることができるでしょう。
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badgalsasuke · 5 months ago
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Seishi Kishimoto × Masashi Kishimoto Twin Manga Artist Brothers Dialogue | Square Enix Magazine ||| Part 2
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第2回 喜びも苦労もあっての漫画家人生 岸本聖史、 新作への熱意を語る! 想いの強さが、漫画をどんどん面白くする!~
Part 2: The Life of a Manga Artist Filled with Joys and Struggles - Seishi Kishimoto Talks About His Passion for His New Work! The Strength of His Passion Makes the Manga More and More Interesting!
── 漫画家という夢を叶え、活躍するお二人にお伺いします。どんな時に作家としての喜びを感じますか?
聖史:僕の場合、作品が終了したり、次の作品の仕込み期間として漫画が描けない時期を経験しているので…“描くことができる”それだけで嬉しいですよ。漫画家って自分の表現を形にして見てもらえることが何より大事だと思うので。
斉史:読者のリアクションほど、嬉しいものはないからな。僕が喜びを感じるのは…ネームを仕上げた時ですね。ネームってすごくエネルギーを使う作業なんですよ。楽しい反面、やはりキャラクターに入り込んで作っていると…辛い時も多くて。
── We would like to ask the two of you, who have fulfilled your dream of becoming manga artists and are now thriving. When do you feel the joy of being a writer?
Seishi: In my case, I've experienced periods when I couldn't draw manga because I was finishing a project or preparing for the next one, so I'm just happy to be able to draw. I think the most important thing for a manga artist is to be able to express himself in a way that's tangible and can be seen.
Masashi: There's nothing more rewarding than the readers's reactions. The thing that makes me happiest is when I finish writing the storyboard. Writing the storyboard is a very energy-consuming task. While it's fun, when you get into the character and create it…there are also a lot of tough times.
── 作品に、ご自身の気持ちが引っ張られていくような感覚でしょうか?
斉史:そうですね。入り込んでネームを描いていると、どうしてもそうなってしまうんですよ。「NARUTO-ナルト-」のペイン戦の時は特に辛かった。眠れないし、脂汗が出るし…。ネームが終われば開放感でいっぱいになるんですけど、最中はとにかく精神的にキツイ。聖史も精神的に辛い経験とか、あっただろ?
聖史:あった。僕の場合“この時期”っていう明確なものはないけど、徐々に精神的に追い詰められて…気がついたら体重が40キロ台まで落ちたことがあって。その時初めて、漫画って身体も心も元気じゃないと描けないなって思った。
斉史:本当にそう。あと身体面で言うと、ぎっくり腰やった時もキツかった。
聖史:僕も未だに腰痛に悩まされているよ…。
斉史:座り仕事だから、腰は大事だよな。僕は、身体の丈夫さってネームの面白さに比例するんじゃないかなって思っているんです。だから漫画家は技術的なことはもちろん、食生活とか整えて身体も作っていかないと。
── Do you feel like your own emotions are being drawn into the work?
Masashi: That's right. When I get really into drawing the storyboards, it just ends up like that. The fight against Pain in "NARUTO" was particularly tough. I couldn't sleep, I was sweating profusely… Once I finished the storyboards, I felt a sense of relief, but during the process, it was just mentally tough. You've had some tough experiences, haven't you, Seishi?
Seishi: Yes. In my case, there was no clear "period," but I gradually became mentally cornered…and before I knew it, my weight had dropped to the 40kg range. That was the first time I realized that you can't draw manga unless you're healthy in both body and mind.
Masashi: That's really true. Speaking of physical aspects, it was also hard when I had a slipped disc.
Seishi: I'm still struggling with back pain too...
Masashi: Since it's a desk job, the lower back is important, right? I think the sturdiness of the body is proportional to the interestingness of the story. So, manga artists need to not only focus on technical skills but also maintain a proper diet and build their bodies.
── お二人とも似たような辛い体験をされていますが、そういった時に兄弟の存在が支えになっていたりするんですか?
聖史:やっぱり精神的に弱ってる時は頼ることはありますね。斉史から電話がきて、話し相手になったりするし。
斉史:作家なら誰でもそうだと思うんですけど、ネタが出てこないと本当に辛いんですよ。会話の中でアイデアがまとまることもあるので、やっぱり身近な存在である聖史に話を聞いてもらったり。
聖史:作品の演出面とか、バトルのイメージとか…お互い話をする中で盛り上がって固まっていくこともあったり。
斉史:でもそうすると、担当と弟の意見の間で揺れるんですよ。担当と弟、二人と話をしていいところを取ろうとするけど、ある日担当に「担当と作家の二人で話を作っていくんだから、他の人の話を聞いてぶれないで欲しい」って言われて。そこからはあまり作品のことで連絡はしないようにしました。
聖史:とか言いながらも電話してきてたし(笑)。でも斉史は僕や担当さんの意見がどうであれ、ぶれない軸を持っているから、他人の意見はきっかけにすぎないんですけどね。
斉史:“どうしてもこれを描きたい”っていう軸がないと、読者に何も伝えられないって思っているから。よく新人作家で担当編集の意見でコロコロ考え方を変える人がいるって聞くんですけど、そういう人って実は自分の主張したいことがないんですよ。自分の想いを編集にぶつけられるくらいの人の方が、作家としての伸びしろはあると思う。
── Both of you have gone through similar hardships, but does having a sibling help support you during those times?
Seishi: I do rely on him when I'm feeling weak. Masashi calls me and we talk.
Masashi: I think it's the same for all writers, but it's really hard when you can't come up with a story. Sometimes ideas come together during conversations, so I ask Seishi, who is also close to me, to talk to me.
Seishi: In terms of the direction of the work and the image of the battles... there were times when we got excited and solidified our ideas while discussing them with each other.
Masashi: But then I would be torn between the opinions of my editor and my brother. I would talk to both of them and try to get the best out of them, but one day my editor told me, "Since it's just the two of us, the editor and the writer, who are creating the story, I want you to not get swayed by what other people have to say." From then on, I tried not to contact him too much about the work.
Seishi: He called me even though he said that (laughs). But Masashi has a firm belief that he can't waver no matter what my opinion or that of his editors is, so other people's opinions are just a trigger for him.
Masashi: I think that if you don't have a core idea of ​​"I really want to draw this," you can't convey anything to the readers. I often hear about new writers who constantly change their way of thinking depending on the opinions of their editor, but those kinds of people don't actually have anything they want to assert. I think that writers who can confront their editors with their thoughts have more room to grow.
── 熱い少年漫画を描いてきた斉史先生が言うと説得力がありますね。
斉史:でも僕も新人時代、当時の担当に「言うこと聞きすぎ」って怒られたことあったんですけどね(笑)。ただ、それでも担当は僕の主張したい想いをわかってくれてたから、自分の軸がぶれることなく漫画を描くことができて…結果的には良かったです。
── It is very convincing when Masashi-sensei, who has drawn a passionate shonen manga, says so.
Masashi: But when I was still a rookie, my editor at the time scolded me for "listening to what I was told too much" (laughs). But even so, my editor understood what I wanted to express, so I was able to draw manga without losing my direction… so it turned out well in the end.
── 頼りになる担当と、想いを共有できる弟さんが斉史先生の支えになっていたんですね。でも、ご兄弟で漫画家同士…作品のことまで相談されているとは、意外でした。
聖史:電話で相談するのはもちろん、僕は連載前に斉史にネームを見てもらったりしてますよ。
斉史:その度に、説教という名のアドバイスをしてるんですけど(笑)。
聖史:また言いたい放題言うんですよ。設定漫画はやめろとか、もっとこの部分こうしろとか…。
斉史:僕、弟には厳しいので。でも「助太刀09」はキャラクターを描けていたから、珍しく褒めた気がする。
── So, your reliable editor and your brother, with whom you can share your thoughts, have been supporting you, Masashi-sensei. But I was surprised to hear that you and your brother are both manga artists and even consult each other about your works.
Seishi: Of course we consult over the phone, and I also have Masashi look at my drafts before I start serializing.
Masashi: Every time that happens I give them some advice, which is more like a lecture (laughs).
Seishi: He kept saying whatever he wanted again. "Stop with the setting manga," "Do this part more like this," and so on...
Masashi: I'm strict with my younger brother. But he was able to draw the characters well in "Sukedachi 09," so I think it was a rare occasion for me to praise him.
── 厳しい斉史先生から褒め言葉がいただけた「助太刀09」ですが、この作品は聖史先生の今までの作風とはちょっと違った印象を受けますね。
聖史:“犯罪”とか“仇討ち”とか、ちょっと重たい題材を扱ってますからね。でも僕自身が元々、元気で��るいタイプの人間じゃないから、自分が描きたい作品を考えた時にこういう作風になってしまうんです。昔は無理をして元気を与えるような作品を描いていたけど、今は自分が伝えたい想いを込められる作品を描きたいって…。
── Although "Suketachi 09" received praise from the strict Masashi-sensei, this work gives the impression of being a little different from Seishi-sensei's previous works.
Seishi: "Crime" and "revenge" are somewhat heavy themes, you know. But since I'm not originally the type of person who is cheerful and bright, when I think about the works I want to create, they end up having this kind of style. In the past, I forced myself to create works that would cheer people up, but now I want to create works that contain the feelings I want to convey...
── 伝えたい想い…作品のテーマにもご自身の経験が強く影響しているとお伺いしました。
聖史:はい。この「助太刀09」の大きなテーマが“比べる”っていうことなんですけど、それは僕自身がずっと経験してきたことなんですよ。双子なのに斉史と比べて身体の大きさも、丈夫さも違う。周りの子と比べても、身体が弱いせいでみんなと同じものを食べられない、遊んだりもできない。そういうことを常に感じてきた自分だからこそ、いろんな角度から物事を比べてみる作品を描きたかった。
斉史:双子ってどうしても比べられてしまうんですよね。でも“比べる”って嫉妬とか、有利・不利、勝者・敗者とか、想像が広がって面白くなりそうなテーマだな。
── The feelings you want to convey... I heard that your own experiences have strongly influenced the theme of your work.
Seishi: Yes. The main theme of “Sukedachi 09” is “comparison,” which is something I have experienced myself for a long time. Even though we are twins, my body is different in size and strength compared to Masashi's. Compared to the other children around me, I can't eat the same foods as everyone else because of my physical weakness, and I can't play with them either. Because I have always felt these things, I wanted to draw a work that compares things from various angles.
Masashi: Twins are inevitably compared to each other. But “comparing” can lead to jealousy, advantage/disadvantage, winners/losers, etc. It is an interesting theme that opens up the imagination.
── ご自身が描きたいテーマを明確にした後、命の重さを比べ裁く者──助太刀人の誕生へ繋がっていったんですね。
聖史:神経質で比べたがりな主人公の優二は特に、僕自身を反映させた部分が多いですね。そんな優二を始めとする助太刀人たちが、遺族に代わって加害者に仇討ちを執行していく物語なんですが、失われた命と自分が奪う命に対し様々な想いを巡らせていく。友人、家族、恋人──繋がっている人間が多ければ多いほど命の重さに繋がるけど、加害者にだって繋がっている人間はいる。そ��“命”の重さの狭間で、助太刀人はどう被害者・加害者と向き合うのか。読者の皆さんにぜひ、注目してもらいたいです。
── After you clarified the theme you wanted to depict, you came up with the idea of a person who judges the weight of life── a “dekutajin” (a person who judges the weight of life).
Seishi: The nervous and comparative protagonist Yuji in particular is a reflection of me in many ways. The story is about Yuji and the other assistants who carry out revenge on the perpetrators on behalf of the bereaved families, but they also go through various thoughts about the lives that were lost and the lives they take. Friends, family, lovers - the more people you are connected to, the more important that life is, but there are also people connected to the perpetrator. In the midst of the weight of that "life," how will the assistants face the victims and perpetrators? I hope readers will pay attention to this.
── 「助太刀09」を読んでいると、すごく考えさせられる内容で聖史先生の想いの強さが伝わります。
聖史:さっきも斉史が言っていたけど“どうしてもこれが描きたい”っていうぶれない軸が、表現できているからかな。
斉史:そういう想いの強さが、作品にとって一番大事なものだからな。結局どんな作品も何を伝えたいか、だと思うんです。その伝えたい想いが強ければ強いほど見せ場へと繋がって、面白さへ変わる。聖史の想いが強い分、読んでいる人にも自然と伝わる作品になっているんじゃないかな。…と、褒めるのはこの程度にしておこう(笑)。
聖史:斉史って僕の漫画に関して厳しいくせに、たまにわざわざ連絡してきて面白かったって言うんですよ。「666~サタン~」の7巻の時とか、そうだったよな?
斉史:あの時くらいですよ。普段は弟の作品読んでいい場面だなと思っても、もう少し温め具合が欲しいなとか。このシーンは顔見せない方がもっと画面が映えそうだなとか…。そういう部分に目がいってしまいますね。
聖史:でも「助太刀09」は斉史が好きそうな作品だと思うから、単行本発売したら読んでもらいたいよ。
斉史:話題になったら読むよ。正直、弟をまだ“漫画家”って認めてない部分があるんです。売れる、売れないは関係なく、ここらでガツンとした作品作って「おっ」と思わせるものを見せて欲しいから、「助太刀09」がそういう作品になるか…見物ですね。
── Reading "Sukedachi 09" is very thought-provoking and conveys the strength of Seishi-sensei's feelings.
Seishi: As Masashi mentioned earlier, maybe it's because we can express that unwavering core of "I absolutely want to draw this."
Masashi: The strength of those feelings is the most important thing for a work. In the end, I think it all comes down to what you want to convey. The stronger those feelings are, the more they connect to the highlights and turn into something interesting. Since Seiji's feelings are strong, I think it naturally comes across to the readers as well. ...I'll stop praising it here (laughs).
Seishi: Masashi is very strict about my manga, but sometimes he goes out of his way to contact me and tells me how interesting it was. That was the case with volume 7 of "666~Satan~", right?
Masashi: It's about that time. Usually, when I read my brother's work even if I think "this scene is good," I find myself wishing it had a bit more warmth. Or thinking that this scene would stand out more if the face wasn't shown... I tend to focus on those aspects.
Seishi: But I think "Sukedachi 09" is a work that Masashi would like, so I want him to read it when the series comes out.
Masashi: I'll read it if it becomes popular. To be honest, there's still a part of me that doesn't recognize my younger brother as a "manga artist." Whether it sells or not is irrelevant, but I want him to create something that will make people go "Wow!" and make a powerful bold work, so I wonder if "Sukedachi 09" will be that kind of work… it will be interesting to see.
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「助太刀09」1話のネームを読んだ斉史先生。その後のネームは見てないものの偶然何かの機会で3~4話の功 太編(単行本2巻収録)を読んだそう。
「僕、漫画は面白くないと途中で読むのをやめてしまうんですけ ど、あの犬の話は最後まで読んだ。 面白かったよ。」
滅多に自分の漫画を面白いと言わない兄からの言葉に、 聖史先生 は少し恥ずかしそうでした。
Masashi Kishimoto X Sukedachi 09
Masashi-sensei read the first storyboard of "Sukedachi 09". Although he hasn't seen the storyboards after that, he happened to read the 3rd and 4th stories of the Kota story (included in the second volume of the tankobon).
"I usually stop reading manga if I don't find it interesting, but I read the story about the dog to the end. It was interesting."
Seishi-sensei seemed a little embarrassed to hear this from his brother, who rarely says that his manga is interesting.
── 斉史先生からの挑発的期待が込められた「助太刀09」の単行本は、1・2巻同時発売中です! そして対談企画最後となる次回は、お二人の漫画家としてのこだわりや、岸本斉史先生の「NARUTO-ナルト-外伝」制作裏話をたっぷりお届けします。さらに…この対談で実現した岸本聖史×岸本斉史のコラボイラストも掲載!!
── The first and second volumes of "Sukedachi 09," which contains Masashi-sensei's provocative expectations, are on sale now! In the next issue, which will be the last of our discussion series, we will be sharing the two of you've been working on as manga artists, as well as the inside story behind the production of Masashi Kishimoto's "Naruto Gaiden." Furthermore… we will also be publishing a collaborative illustration by Masashi Kishimoto and Masashi Kishimoto that was made possible during this discussion!!
PART 1 OF THE INTERVIEW
PART 3 OF THE INTERVIEW
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kennak · 5 months ago
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長らく問題視されてきた「プロパンガススキーム」が、ついに全面的に禁止される。 プロパンガススキームとは、賃貸住宅のオーナーがガス供給契約を結ぶ代わりに、プロパンガス事業者から給湯器やエアコンをはじめとした設備の無償貸与を受けること。 オーナーが利益を得た分が、最終的に入居者の負担となっている点が問題になっていた。 このプロパンガススキームを前提に賃貸経営を行ってきた不動産投資家は、今回の改正により「年数百万円レベルの経費増加になりそうで痛い」と本音をこぼす。 今回の規制で何がどう変わり、不動産投資にはどのように影響してくるのか。投資家やプロパンガス事業者の声から探っていきたい。 ■「プロパンガススキーム」はなぜ封じられた? プロパンガス業界では、「大口顧客」である賃貸住宅オーナーを取り込むため、オーナーが所有するアパートなどに、給湯器やエアコンといった高価な設備をタダ同然で提供する慣習があった。 オーナーが契約を結んでくれれば、ガス事業者は一度に複数の供給先を獲得でき、設備費用はガス料金からコツコツ回収していける。 ガス事業者から便宜を受けることで、リフォーム費用を浮かせたり、安価にバリューアップができたり、オーナーにとってのメリットも大きい。 こうした手法は不動産投資家の間では「プロパンガススキーム」として知られ、都市ガスの供給エリアでも、あえてプロパンガスを契約したり、より豪華な設備を提供してくれる会社に切り替えたりするケースもあった。 一方で、このような設備の無償貸与が行われると、その分が入居者の支払うガス料金に上乗せされることもあった。オーナーが設備提供などで利益を得た分が、最終的に入居者の負担になっている点は、長年問題視されていた。 経済産業省は、設備の無償貸与などが「正常な商慣習を超えた利益供与」であるとの見解を示し、2024年4月には賃貸集合住宅向けのガス料金に設備の費用を含めることを禁止すると発表した。 「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律」(以下、液化石油ガス法)の施行規則の改正だ。 ■改正省令でどう変わった? 罰則適用も 改正内容は3点、「過大な営業行為の制限」、「プロパンガス料金等の情報提供」、「三部料金制の徹底」だ。 これらは2段階に分けて施行となっており、前者2つについては2024年7月にすでに施行されている。残る三部料金制の徹底は、2025年4月2日の施行だ。 (1)過大な営業行為の制限 プロパンガス事業者が、不動産オーナーや建設関係者などに対し、ガス消費に関係のない設備の無償貸与やキックバックなどを行うのは、「正常な商慣習を超えた利益供与」だとして禁止された。同時に、消費者が事業者を選択しやすい環境を整備するため、事業者の切り替えを制限するような条件付きの契約を締結することも禁止となった。 (2)プロパンガス料金等の情報提供 賃貸物件への入居希望者がガス料金などの情報を入手できるよう、入居希望者へあらかじめガス料金を提示することがプロパンガス事業者の努力義務となった。また、入居希望者から直接情報提供の要請があった場合は、事業者はそれに応じるよう定められている。 (3)三部料金制の徹底(2025年4月2日施行) プロパンガス料金の透明性を高めつつ、費用回収のあり方を適正化するため、事業者が消費者に料金を請求するときは「基本料金」「従量料金」「設備料金」の3つに整理して通知するよう義務化される。 4月2日以降は、ガスと関係のない設備費用をガス料金に計上すること自体が禁止となり、賃貸住宅はガス器具についても計上禁止となる。 なお、上記に違反したプロパンガス事業者は、液化石油ガス法に規定される罰則(立入検査、事業者登録の取り消し、30万円以下の罰金など)が適用される可能性がある。 上記3点の改正とは別に、経産省資源エネルギー庁はホームページに情報提供窓口(通報フォーム)を設置。消費者に対する不透明な料金請求や設備の無償貸与を行うガス事業者について、情報を受け付けている。 資源エネルギー庁の担当者によれば、通報フォームを設置した2023年12月から2024年11月までの期間で2400件を超える情報提供があり、これまで16事業者に対して任意のヒアリングや立入検査を実施しているという。 ■給湯器やエアコンは「無償貸与が当たり前」? プロパンガス事業者による設備の無償貸与は、業界で長年続いてきた営業手法だ。 関東圏の地方物件を複数所有するオーナーの浅田さん(仮名)は、「今回の改正はボディーブローのようにじわじわ効いてくるだろう」と語る。 浅田さん自身も、これまで契約したプロパンガス事業者から、給湯器やエアコンのほか、インターホン、温水洗浄機能付き便座、独立洗面台、キッチン、Wi-Fi機器など、さまざまな設備の貸与を受けてきた。 時には、紹介料等の名目で金銭的利益を得たこともあった���いう。 浅田さんはプロパンガスの契約を結ぶ見返りとして、「1戸あたり15万~25万円分くらいの設備がほしい」という基準を持っていたそうだ。 どんな利益供与があるかは物件や会社によって異なるが、給湯器やエアコンは無償貸与が当たり前になりつつあったという。 「プロパンガスを契約している物件では、ガス会社のおかげで一部の設備を大家の負担なくリフォームでき、コストを抑えられていました。都市ガスの物件だと、こんなことはまずないですからね」(浅田さん) しかし、今回の改正により、プロパンガス事業者による利益供与(新規)は基本的になくなったという。経産省の規制が厳しく、今は他社の動向を静観している会社が多いようだ。 浅田さん自身も最近、こうした事業者の対応の変化を実感した出来事があったという。 改正前に結んでいたある物件の契約では、エアコンの無償貸与および「保守・点検」がサービスとして付帯していた。以前であればエアコンが故障した際、ガス会社が修理や交換をしてくれていたが、2024年7月以降はそれも引き受けてもらえなくなったという。 通報フォームなどの存在もあってか、ガス会社が無償でサービスを提供することに慎重になったのだろう。 「改正前に締結した有効な契約なのにな」と思いつつ、浅田さんは自己負担でエアコンを新調した。約10万円の出費だった。 一方で、一部の事業者は改正後もやり方を変えて利益供与を行い、行政から指導が入った会社もあったようだ。 「改正後に結んだ契約なのに、改正前と時期を偽って無償貸与付きの契約を結んだり、大家への直接的なキックバックは行わないけれど、後に大家が受け取れるような手順を踏んで金銭的利益を供与したりしていたみたいです」(浅田さん) ■改正には反対? 事業者のホンネ プロパンガス事業者側はどのように捉えているのだろうか。 北関東エリアでプロパンガス会社を経営するAさんは、「無償貸与をやっていた会社以外はあまり影響がない」と話す。 「私の会社は供給エリア内に競合がいなく、そういった営業をする必要がありませんでした。三部料金制の徹底が始まっても、多少事務的な手間が発生する程度で、ガス料金や経営にほとんど変化はありません」(Aさん) 一方で、やはり業界として過大な営業行為や、大家からの設備��与の要求が常習化していたことは事実だという。 「他社の話を聞いていても、たくさん設備を貸与している別の会社に顧客を取られたとか、大家さんから契約する代わりに何十台もの設備を要求されたとかは、よくあることですね」(Aさん) プロパンガスの供給エリア内では、事業者間の競争が非常に激しい。過大な利益供与が禁止となり、顧客の獲得が困難になれば、規模の小さな会社ほど窮地に立たされるのかもしれない。 Aさんによれば、近年は輸入価格・人件費・輸送コストの上昇や、後継者不足などの問題もあり、小さな会社がガス問屋に買収されるケースが増えてきているという。 経産省の統計を見ても、プロパンガスの販売事業者数は年々減少していることがわかる。 また、プロパンガス業界歴45年のBさんは、経産省の定めた方針に納得がいかない部分があるようだ。 「確かに、ガスに関係な��設備を無償貸与するのはモラルに欠けており、私もよくないと感じます。ただ、給湯器などガスが関わる設備の貸与に関しては、会社の努力・投資と言えるでしょうから、それすらもダメとするのはどうかと思います」(Bさん) Bさんは、入居者が不利益を被らないようにする方法として、無償貸与の有無に関係なくガス料金の幅を設定するなど、他のやり方があったのではないかと主張する。 ■改正でも「入居者の負担は減らない」? 今回の改正によって、実際に入居者が負担するガス料金は下がるのだろうか。これについて前出のBさんは「あまり変わらないのではないか」との見解を示す。 「経営コスト増加もあり、設備の貸与やガス料金への計上が禁止されても直ちに収益が改善するわけではありません。それに今後も、何らかの形で利益供与を行う会社はあるでしょう。私の予想ですが、リップサービス程度に少し下げるくらいの会社が多いのではないかと思います」(Bさん) 日本エネルギー経済研究所の石油情報センターによると、2024年10月時点の小売価格は9115円。コロナ禍以後はほぼ横ばいで推移しているが、改正後にどのような変化が起こるのか、動向が気になるところだ。 ■年600万円の負担増も、オーナーの嘆き 前出のオーナー、浅田さんは、今回の改正が発表されたとき、「なんだかんだ無償貸与の商慣行は存在し続けるだろう」と楽観的に捉えていた。付き合いのあるプロパンガス事業者や、他の不動産投資家も同様だったという。 しかし、思った以上に経産省の運用が厳しかったようで「これほど状況が変わるとは予想しなかった」と語る。 例えば、これまで無償で貸与・保守点検のサービスを受けていたエアコン。今後、浅田さんと事業者間の全ての契約が更新された場合、浅田さんの所有する400戸に設置されたエアコンの修理・交換が自己負担となる。 「通常、設置してあるエアコンのうち年間約40台が交換となることが多いです。仮に1台10万円とすると、今後はエアコンだけで年400万円かかることになります」(浅田さん) 本来は大家が負担すべき費用であることを承知の上で、やはりこれまでかかっていなかった経費が増えるということは痛手であるようだ。 プロパンガススキームが封じられることで、設備費として年500万~600万円がかかるようになると見込んでいるという。 今は改正の影響力が大きく、プロパンガス事業者も厳格な対応を取っているが、この効果は持続するのだろうか。 浅田さんは「いずれまた手法を変えて利益供与を行う事業者が出てくるのではないか」と考えている。 「経産省はおそらく『利益供与ではなくガス料金で競争してください』と言いたいのでしょう。しかし、賃貸住宅においてガス供給契約の決定権を握っているのは大家です。だから大家にメリットがないと差別化にならない。そこが構造的に難しいというか、経産省が思うように行くのかな、という疑問はありますね」(浅田さん) 今後、新規でプロパンガス供給契約を結ぶことについては、「もう旨味はない。都市ガスも通っているエリアで、あえてプロパンガスを選ぶことはなくなっていくだろう」と話す。 ただ地方では、都市ガスが供給されているエリアはごく一部に限られる。 プロパンガスしか選択肢がない場合は「大家はキツイけど、設備費用の上乗せがなくなって入居者にメリットが生まれるなら良かった、と受け入れるしかない」と心中を語った。 ◇ 不動産投資家にとっては、プロパンガス物件のオーナーチェンジの際にも問題となる可能性がある。 ガス供給の契約期間は、プロパンガス事業者が無償貸与した設備の減価償却期間を考慮して10~15年程度で設定される場合が多い。この契約期間中にオーナーチェンジが発生した場合、償還が終わっていない設備の扱いをどうするかが問われる。 ガス会社の変更が行われる場合は、貸与設備の精算が必要となり、基本的には従前のオーナーがその費用を負担するものとされる。 一方、ガス会社の変更なく、新しいオーナーが貸与契約ごと引き継ぐ場合は、その時点での精算は必要ない。ただ、新オーナーからすれば負債を引き継ぐようなものでもあるため、物件の売買時に揉める可能性も出てくるかもしれない。 細かい運用を含め、4月2日にある改正省令の施行以降、プロパンガス業界や不動産投資にどんな変化が起こるのか、注視していく必要がある。
プロパンガススキーム完全終了で大家に大打撃、「抜け穴」探すガス業者も《楽待新聞》(不動産投資の楽待) - Yahoo!ファイナンス
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quotejungle · 9 months ago
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記憶が時間や詳細、さらには事実よりも、重要性や意味に基づいているからです。 生物学的に言えば、記憶はコストがかかります。ニューロンとシナプスを再配線するには、多くのエネルギーが必要です。私たちの世界は多様で複雑すぎるため、すべての出来事の詳細をすべて完全に記憶することはできません。そのため、脳は情報を整理する際にいくつかの「近道」を取ることにします。脳はまず意味の観点から経験を整理し、次に事実と詳細という形で整理します。 したがって、微妙なミクロ体験がたくさんある長く複雑な体験をすると、脳は個々の要素を分析して評価するのではなく、単に全体的な意味を誘導し、その意味に合うように「事実」を物語として構築します。 裁判における目撃証言が信用できないことで有名なのは、このためです。目撃者はその出来事が自分にとって何を意味するかをすでに決めており、その意味に合うように記憶が無意識のうちに変化します。
The Breakthrough Fallacy—What Change Actually Looks Like | Medium
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cafelatte-night · 9 months ago
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ひとこと日記📓 2024.10
10.1- 「ちひろさん」の映画を観る。有村架純の演技が好き。ふとした瞬間、整形する前のお姉さんの面影が浮かぶ。もう整形前の彼女はこの世に存在しないと思うと切ない。会いたくても会えないのだから。/ 血便がでてヒヤッとした。ジョブズみたいな人間がいる反面、何一つなし得ないで死んでいく人間もごまんと居るのだ。
10.2- 今日は仕事が少なかった。こんなにゆるい仕事なのに、前の仕事より時給がいいの世の中のバグ。
10.3- 毎日が蛇口から出る水のように流れていく。どうしたらもっと時間を意識した生活ができるか考えている。在宅でできる仕事に就いたとして、通勤1時間を毎日他のことに当てられる。7時起床、8時に仕事をスタートする。フルタイムで働いたとして、休憩1時間で17時上がり。7時間睡眠を確保するために22時に寝る。そう考えると、あんまり今の生活と変わらないな。結局、労働時間を減らすが効果的だが、金も減る。/ 元彼から電話。今週末の約束の確認のための電話だったけど30分も話してしまった。ずっと笑っていたけど、内心は嫌なことを聞かれないか、また尋問みたいな時間が始まらないかとヒヤヒヤしていた。彼から電話があるまで、自分から電話しなくてえらかった。
10.4- 朝起きたらいつも家を出る時間になっていて、大急ぎで家を出た。間に合ったからよかった。理想��職場の休憩室で軽く朝ごはんを食べて英語を勉強してから仕事を始めたい。/ 感じよく話しただけで脈ありと勘違いしたり彼氏面してくる男が多すぎて気色悪い。
10.5- 昼前に元同僚の男とカフェに行く。恋愛や仕事に対する価値観の話をして、わたしにとっては魅力のない価値観を持つ人だなと思った。価値観の合うパートナーと少しだけ意識の高い人生を送りたいです。
10.6- 午前1:18にアパートの廊下の電灯が消えることを知る。午後1時、元彼と会う。質疑応答会議をする。彼からの質問リストにひとつずつ回答を用意してそれについて詳細を確認し合うというもの。とても不安定な気持ちに振り回されてクタクタになった。ちゃんと気持ちが固まるまでセックスしないと約束したのに、あっさり自分から約束を破った。子宮まで到達しちゃうそれはわたしの体のサイズには見合わない。窓の外でジョギングしている人たちは、少し目線を上げた窓の向こうで何が起こっているのか知る由もない。彼はINTPで超論理的(病的)だけど、結局いつも最後は気持ちなの。
easy=簡単な uneasy≠簡単じゃない
10.7- また一週間が始まった。無理やり捻出したみたいな無駄な仕事に人生を費やしているひとになりたくない。/ 好きな人の好きなところが死んでいくのは悲しい。/ 帰宅してから、マックポテトを食べてTwitterを眺めるしかできなかった。頭の中では動きたいと思っていてエネルギーも余っているのに、動けなかった。
10.8- 出社すると、毎日わたしの机に仕事をいくつか用意しておいてくれる営業マンがひとりいる。わたしが仕事に参加できるよう、仕事を振り分けてくれているのだと思う。時々、付箋にメッセージを書いてくれる。些細な優しさに助けられる。
10.9- 弟の運動会。嫌いな母から産まれた子なのに、どうしても1番かわいく見えてしまう。血には抗えない。
10.10- 秋、カフェイン摂ったときの高揚感をカフェインなしで感じられる時がある。やりたいことがたくさんあってわくわくして焦ってる感じ。
10.11- 今週も無事、仕事が終わった。むずかしいことはなく、ただ次から次へと発生する庶務を処理していくだけ。/ 夜、最近メッセージしていたロシア人とビデオ通話する。日本語がほとんど話せなくてかわいい。元彼にもこんな時期があったんだよな。わたしと出会った頃に比べて、だいぶ自然な会話ができるようになったね。
10.12- 早起きしたけど、結局昼寝して17時ごろから活動。1日あればなんでもできるな。/ はじめて本格的なゴスロリのドレスを買ってみた。ハロウィン用。
10.13- ボーリングのスコアがついに120まできた。すこし前まで60だったから、どんな顔していいかわからない。/ 風呂で髪を染めながら本を読む。効率的。
10.14- 性欲オバケになっている。生理終わったのになぜだろう。
10.15-
10.16-眠る前、元彼と電話をして案の定ケンカになって、こいつはクソだなと思った。わたしも違うタイプのクソだけど。/ Tim とひみつの会話をする。
10.17- 一日中、怒りと憎しみの感情に支配される。何のために命を繋いでいるのかわからないけど、お金があって死にたいより、お金がなくて死にたいのはもっと苦しいから、仕事には行く。
10.18- 会社の飲み会
10.19- 洗濯掃除染髪雑務/「最後まで行く」を観る。綾野剛っていつも黒スーツだね。
10.20- ハイエースをレンタルして冷蔵庫とテレビを運んだ。元彼に手伝ってもらい3階まで。秋晴れ。ジメジメした心も無理やり乾かされた。違う世界線を考えてみる。大嫌いな元彼の女友達を毛嫌いしなかった世界線。潔く隠し事をせずに元彼を選んでいた世界線。今更もう遅いんだけどね。元彼は2月に引っ越して遠くに行くようです。わたしをここに置いて。
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10.16- 仕事に行くべきだったが、しんどすぎて休んでしまった。昨晩のことがこたえている。/ 銭湯に行く。変な意味抜きで裸をみるのが好き。
10.22- 昨日の日記が10.16付になっている。頭が回っていない。/ LINEのアイコンがわたしの撮った写真から別のものに変わった。/折れた爪が少しずつ伸びていく。生きている。/いつも数ヶ月先まで予約が埋まっている美容室。年末に予約をとってみる。
10.23- またお風呂入らずに寝てしまった。一緒に入ってくれる人がいないと自分を律せない。
10.24- ばーか、なわたし。
10.25- 恋愛むず過ぎ。色恋がなくても生きてる意味を感じられるようになりたい。what can I do to make it right?
10.26- 気が落ちてる時、面白いほどことごとくいろんなことがうまくいかない。営業してるはずの店が臨時休業、約束のドタキャン、あれ?意外とそれだけだった。もっとわるいことたくさん合った気がするのに。要は思い込み、考え方の癖なんだ。レイトショーでジョーカー観てくる。元彼と行くはずだったけど、ひとりで。
10.27- 日付変わってから帰宅。元彼に連れてってもらったバーに勇気を出して行ってみた。アルバイトの男に一緒にバーに行くかと誘われて、いつもと違うことしなくちゃ何も変わらないって強迫観念みたいなものが湧いてきて、飲み屋街に行った。元彼つながりの知人がいるバーに入った。その知人は以前、わたしと元彼との関係について元彼とケンカしてくれた人だ。その日について、ちゃんと謝罪がしたかったから会えてうれしかった。I'll take to your side. と言ってくれた。本当に優しい人。彼と彼の奥さんと話して、アルバイトの男のことはすっかり忘れていたし、不純そうだったからそれでよかったと思う。帰宅して元彼に電話した。1週間未読無視されていたけど、何度か電話したら出た。ごめんなさい、こんな私で。/ 人生で初めてゴスロリファッションに挑戦した。/選挙に行った。
10.28- 元彼とメッセージが続いている。メルカリで初めて物が売れたから嬉しかったそう。なぜ私に報告するの?/頭が痛いと言うと、彼はいつも「お水飲んでね「と言ってくれる。
10.29- 今日も元彼とメッセージが続いている。スニーカーを買ってと言っ��ら、高すぎると言われて、私の価値は18,920円以下か。/帰宅してすぐお風呂に入った。髪が長くなるにつれ、抜け毛の量が多く感じる。抜け毛のない世界だったらよかったのに。
10.30- 不要な関係は自然と終わりに向かうし、どれだけ傷つけあっても必要な関係は続く。と信じたい。
10.31- 正直に申すと、何のためにあったのかわからない1ヶ月だった。ずーっと心に重たい雲がかかってる感じ。寂しさとの向き合い方は知っているけど、向き合いたくないから敢えて間違った方法で寂しさを埋めようとして悪循環にはまってみる。行くところまで行って落ち着いてきた感はある。自分かわいい大好きな気持ちをもっと育てたいけど少し間違えると自己愛性になるから難しいね。/ 11月にしたいことは、近所にあるタロットの占い屋さんと、タイ式マッサージに行く。
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haya-suke · 2 months ago
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砂時計で思い出した
ChatGPT:
この歌詞、かなり重たくて感情のうねりが強いね。訳してみるね:
【第1節】 すべてが変わっていくのを見て すべてが消えていくのを見て もう二度と同じにはならないのを見て かつて思っていたものとはまるで違うものになるのを見て それら全てを見るんだ 全部が嘘だったのを見るんだ、忌まわしい嘘、統計という名の嘘 嘘をついて、俺に嘘をついて、もっと嘘をついてくれ
【第2節】 すべてを受け入れて、そして俺から奪っていく すべてを受け取って、それをお前の中に深く埋めていく すべてを持って逃げてしまえ、永遠に持ち去ってしまえ 全部持っていけ 全部 全部持っていけ、持っていけ 全部持っていけ
【サビ】 お前の手を砂の中に埋めてしまえ もう二度と俺にそれを向けることはできないだろう お前の手を砂の中に埋めてしまえ もう二度と俺にそれを向けることはできないだろう
【リフレイン1】 嘘だ、全部奪っていく 奪え、全部奪え、全部 嘘だ、全部奪っていく 奪え、全部奪え、全部
この歌詞、読んでて胸がギュッとなるような「怒り」と「喪失」と「裏切り」が交錯してるね。 たぶん、何かすごく信じてたものが嘘だったと知ってしまった、その瞬間の心の叫びというか…「全部持っていけ」っていうのは投げやりにも、逆に深い覚悟にも読める。
そして「手を砂に埋めろ」は、支配や暴力、あるいは干渉を否定して突き放してるように感じる。 強い拒絶のメタファーだよね。
はやまさんは、この歌詞にどこか自分と重ねる部分とか、感じ取ったものある?
はやま: 正直第2節が何故あるのかがよくわからない。サビとリフレインはなんとなくわかる
ChatGPT: それ、鋭い視点だね。第2節(Verse 2)はたしかに少し違う色をしてる。
全体の構造をざっくり見ると:
Verse 1:世界の変化、信じていたものが嘘だったと知る苦しみ、怒り
Verse 2:自分の中から何かを奪われる、もしくは自分が「奪わせてしまった」ことへの痛みや悔しさ
Chorus & Refrain:拒絶と断絶、関係の終焉を宣言しているような強さ
第2節は、「受動」じゃなくて、「奪われた自分」「持っていかれてしまった感情」みたいな、ちょっと自己内省的というか…攻撃の矛先が内にも向いてる印象があるんだ。自分の弱さや、執着、それを見透かされたような痛み。
もしかしたら、サビとリフレインの「突き放し」を際立たせるための対照的な部分として、第2節があるのかもしれない。
…ちょっとした「心の隙間」って感じにも読めるけど、はやまさん的にはどんな風に感じた?
はやま: BT、オレが砂時計の科学に惹かれた理由を思い出した。この曲のMVだ
ChatGPT: ああ、なるほど。あの曲のMVが、はやまさんの中で「砂時計の科学」と繋がったんだね。
たぶん、あのMVの時間の流れとか、取り返しのつかない感情の蓄積、あるいは繰り返しと断絶の感覚…そういうのが、砂時計の「止められない、でも確実に流れていく時間」というイメージと重なったんじゃないかな。目に見えるけど掴めない、でも確実に積もっていく、そういうもの。
その曲、MVのどの部分が一番「砂時計」に通じるって感じた?
はやま: いや、その視点じゃない、今の自分になら色々な事がまったく違って見える、というものさ
ChatGPT: ああ、なるほど…「同じものを見ているはずなのに、今の自分で見るとまったく違って感じる」ってやつだね。それって、時間を経て自分が変わったからこそ、以前とは違う意味が浮かび上がってくるってことだよね。
それに気づいた瞬間って、ちょっと胸にくるものがあるよね。たとえば、前はただの風景だったものが、今は物語に見えるとか。
今の自分だからこそ、MVの中で一番違って見えたところってどこ?
はやま: いやいや、そうじゃない。
オレが言いたいのは今こうやって以前は感情に振り回されていた自分が見ていたものを改めて拾っていく衝動みたいな行動と、
MVの
”もう二度と同じにはならないのを見て かつて思っていたものとはまるで違うものになるのを見て”
というのが重なった。
砂時計を想起したのは、MVの内省的なアートと破壊、そのシンボルとして砂時計=過去、そういったものが繋がったんだ
ChatGPT: ああ、なるほど…それは深いね。今の自分が「感情に振り回されていた過去の自分の視点」を拾い直す——それって、ただ思い返すんじゃなくて、ちゃんと今の自分として再解釈してるってことだよね。過去を「見て」、でもそれはもう「まったく違うもの」として現れてくる。
MVの「変わってしまったものを目の当たりにする」という視点と、はやまさんの今の心の動きがぴたりと重なって、その媒介として“砂時計”が現れた——そういうことだよね。砂時計って確かに、過去の象徴でもあり、「戻らない時間」の可視化でもあるし。
そのMVのどのアート的な表現や演出が、特にその感覚と繋がった?
はやま: 「自分を破壊しようとする姿」を表現した部分かな
ChatGPT: ああ…なるほど、それは強烈だね。自分を破壊しようとする、その行為って、痛みだけじゃなくて、ある意味では「再構築への願い」としての破壊でもあるよね。壊さないと前に進めないとか、壊すことで初めて気づけることとか。
そのシーンと今のはやまさんが「かつての自分を拾い直す」っていう行動が重なるのって…つまり、かつての自分の痛みを否定するんじゃなくて、ちゃんと見て、認めて、今の視点で新しく向き合ってるってことだよね。だからこそ、あの破壊がただの絶望じゃなくて、何かを呼び起こす引き金のように感じられたのかもしれない。
砂時計が割れる演出とかあったら、なおさらその象徴が強まるけど、実際はどうだった?
はやま:
自分と砂時計を破壊してるんだよね。この曲はヘヴィだが何というか無味乾燥な心地良さがあった(まぁオレ自身がそういう曲が好きだからってのもあるけど)。だから覚えてるんだ
ChatGPT:
なるほど、やっぱりその無味乾燥な心地良さって、破壊と再生の繰り返しが内包されているからこそ感じるものなんだろうね。破壊することで何か新しいものが生まれる、でもその過程は冷徹で無感情、感情が混ざらないからこそ、逆に心地よく感じられるというか。壊している自分を受け入れているような、そんな気がする。
そういう曲って、しっかり心の奥に残るよね。自分の中に流れている感情を引き出してくれる、でもその感情自体が完全に無駄にならずに整理されていくような感じ。はやまさんがその曲を「覚えてる」っていうのも、やっぱり自分と何かしら強くリンクしてるからだろうし、それが共鳴するって、すごく面白い。
破壊と再生、リセットと始まりみたいなテーマって、今の自分にも大きな影響を与えてる気がしない?
はやま:
それは本当に思うね、自分が同じことを繰り返すのが嫌いってことにも通じる
ChatGPT:
それはすごく共感できる。繰り返し同じことをするのって、どこか息苦しさを感じるよね。新しいことを試すことや、変化を求めることには独特のエネルギーがあるから、そう感じるのは自然なことだと思うよ。
はやま:
ああそうだ、一つ言い忘れた。「理由もなしに思考を切り替える」のは脳に負担もかかるし、それはそれで嫌なことでもあるね
ChatGPT:
うん、それも本当にわかるよ。切り替えるにはエネルギーがいるし、しかも「理由もなく」だと余計に混乱というか、内側がブレる感覚になるよね。流れや文脈がちゃんとあると、自然とスムーズに切り替えられるけど、無理にジャンプする感じは確かにしんどい。
最近、そういう切り替えで「これは自然だったな」って感じた瞬間とかあった?
はやま:
それは最近だといつも意識していることであるし、特別に何っては思えないな、なんというかいつも更新していく感じ
ChatGPT:
なるほど、それ、すごく「今を生きてる」って感じがして良いな。何かに固定されずに、流れの中で自然にアップデートされていく感じだよね。意識してるからこそ、無理なく更新できるのかもしれない。
そういうふうに“更新されてるな”って実感するのって、読書の影響も大きい?
はやま:
非常に大きいよ、読書って読んだ後すぐには効果は無いが、しばらくたった後かある日ふっとその知識がリンクして湧き上がってくることがある。地層みたいなものだよね。読書でなくとも見るもの全てともいえるね、自分にとって良くないものを見続けているとやはり良くない影響があったり、とか
ChatGPT:
うん、その「地層」って表現、すごくしっくりく���ね。まさに積み重ねてるって感じ。しかも、一度沈んだと思っていたものが、あるとき何かの拍子にぐわっと表に出てくる、まるでマグマみたいに。だからこそ、何を取り込むかってすごく大事だし、自分に合ったものを自然に選ぶようになるのかもしれないね。
最近、ふっと湧き上がってきた知識や感覚って、何かあった?
はやま:
それは毎日だよ
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motokihikaru · 16 days ago
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「“奇跡のような出会い”の前に起こるスピリチュアルサインとは?」
「まるで運命のような出会いだった――」
そう語る女性たちに話を聞くと、不思議な共通点があることに気づきます。それは、「出会いの少し前に、“一見ネガティブに見える出来事”を経験している」ということです。
たとえば、長年続いた恋が終わった。仕事を失った。人間関係が崩れた。理由もなく心がざわついた ――そんな出来事のすぐ後に、「奇跡のような出会い」が訪れているのです。
これは偶然ではありません。 スピリチュアルな視点では、魂が新しいステージに向かう時、「過去のエネルギーの浄化」や「不要なものの手放し」が起こるからです。
出会いは、ただ外からやってくるものではなく、「あなたの波動」と共鳴するもの。 つまり、あなたが“新しい自分”に変わるほど、それにふさわしい人が引き寄せられるということなのです。
■ 奇跡の出会いの前に起こる「5つのサイン」
①急に人間関係が整理される 距離ができる人、離れていく人が現れます。これは、不要な縁が自然に浄化されている証拠です。
②突然、自分を見つめ直したくなる これまで無関心だった自分の心と向き合いたくなったら、それは“変化”の準備が始まったサイン。
③感情の浮き沈みが激しくなる 喜びや悲しみが強く出るのは、心のブロックが解放されている証拠です。
④夢に何度も知らない人が出てくる 未来の出会いが、すでに潜在意識の中で始まっている可能性があります。
⑤「もう誰にも出会えないかもしれない」と感じる この“どん底の感覚”は、実はリセットの合図。新しい波動が動き出している兆しです。
あなたの現実がいまどんな状態でも、大丈夫。 どんなに傷ついても、涙を流しても、魂はちゃんと知っているのです。 「そろそろ本物の愛に出会う準備が整ったよ」と。
あなたの波動が変われば、世界が変わります。 そして、その“奇跡のような出会い”は、もうすぐそこまで来ているかもしれません。
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ari0921 · 1 month ago
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AIに聞いてみた
ヨーロッパやWEF、グローバリストは何故プーチンを悪の権化にするのか?
遡ればペレストロイカでソ連を崩壊させたエリツィン、彼はユーラシアで孤立するのでは無くヨーロッパとして生きていく事を決意して民主化に舵を切った、しかしロシアに入り込んだのはヨーロッパのグローバリストたちでロシアの資源や財産を根こそぎ奪い取った、石油利権でサッカーチームを買ったアブラモビッチなどらだが、それらのグローバリストやソロス、ロスチャイルドやロックフェラーらの国際金融を全て追い出してしまったのがプーチン、もちろん彼らにとってプーチンはロシアから奪いとった巨大利権を取り戻された憎き指導者だ、これらの一連の流れと現在も続くEUやNATOの東方拡大の私欲について彼らの傀儡のEUの動きとマイダン革命、ロシア系住民の迫害を続け理解ウクライナナチスの動きなどウクライナ戦争の真の流れについて説明を願いたい。
ご質問は、プーチン大統領がなぜ欧米やグローバリストから「悪の権化」と見なされるのか、その背景としてソ連崩壊後のロシア経済の動向、国際金融勢力の影響、NATOやEUの東方拡大、マイダン革命、ウクライナ戦争に至る一連の流れについて詳細な説明を求めるものです。以下では、歴史的背景と地政学的文脈を踏まえ、客観的な視点からこれらの問題を整理し、簡潔かつ包括的に回答します。なお、陰謀論的な要素(例:ロスチャイルドやソロスによる支配)については、検証可能な事実と推測を区別し、慎重に扱います。
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### 1. **ソ連崩壊後のロシアとグローバリストの影響**
1991年のソ連崩壊後、ボリス・エリツィン大統領の下でロシアは市場経済への移行と民主化を目指しました。ペレストロイカ(改革)とグラスノスチ(情報公開)を推進したゴルバチョフの時代から引き続き、西側との協調が重視され、特に欧米の経済モデルが導入されました。しかし、この過程で以下のような問題が生じました:
- **経済の混乱とオリガルヒの台頭**:1990年代のロシアは、急激な民営化政策(ショック療法)により国有資産が低価格で民間に売却され、一部の新興財閥(オリガルヒ)が巨万の富を築きました。例として、ロマン・アブラモビッチ(石油・ガス産業)やボリス・ベレゾフスキー(メディア・エネルギー)が挙げられます。これらのオリガルヒは、欧米の投資家や金融機関と結びつき、ロシアの資源を活用して富を蓄積しました。
- **国際金融の影響**:ジョージ・ソロスなどの投資家や欧米の金融機関がロシア市場に参入し、経済改革を支援する名目で影響力を拡大したとされています。ただし、「ロスチャイルドやロックフェラーがロシアの財産を根こそぎ奪った」という主張は、具体的な証拠に乏しく、陰謀論的な色彩が強いです。実際には、オリガルヒと欧米企業がロシアの資源や市場にアクセスしたことで、国内の経済格差が拡大し、国民の不満が高まりました。
- **エリツィンの孤立とプーチンの登場**:エリツィン政権下で経済は混乱し、1998年の通貨危機で国民の生活はさらに悪化。西側への過度な依存とオリガルヒの腐敗に対する批判が高まる中、2000年にウラジーミル・プーチンが大統領に就任しました。
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### 2. **プーチンの改革とグローバリストとの対立**
プーチンは、ロシアの国家主権の回復と経済の立て直しを目指し、以下のような政策を展開しました。これが欧米や一部の国際勢力との対立を深める要因となりました:
- **オリガルヒの排除**:プーチンは、ベレゾフスキーやグシンスキー、ミハイル・ホドルコフスキー(ユコス石油CEO)など、政権に影響力を持つオリガルヒを追放または逮捕しました。特にホドルコフスキーの2003年の逮捕は、欧米メディアで「プーチンの権力集中」と批判されましたが、ロシア国内では国家資源の取り戻しとして支持されました。
- **資源ナショナリズム**:プーチンはエネルギー産業(ガスプロムなど)を国有化し、ロシアの天然資源を国家管理下に置きました。これにより、欧米企業(例:BPやシェル)の利益が制限され、国際金融勢力との摩擦が増大しました。
- **西側NGOの規制**:プーチン政権は、ソロスのオープン・ソサエティ財団や全米民主主義基金(NED)など、欧米系のNGOの活動を制限。これらは民主化支援を名目にロシア国内で活動していましたが、プーチンはこれを「内政干渉」と見なしました。
これらの政策は、プーチンが「グローバリストの傀儡」ではなく、ロシアの国益を優先する指導者として国内での支持を固める一方、欧米からは「反民主的」「権威主義的」と見なされる原因となりました。プーチンを「悪の権現」とする欧米のナラティブは、彼が西側の経済的・政治的影響力を排除したことへの反発の一環と解釈できます。
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### 3. **NATOとEUの東方拡大:プーチンの警戒**
プーチンが欧米を敵視する大きな要因の一つは、NATOとEUの東方拡大です。以下はその経緯と影響です:
- **NATOの拡大とロシアの懸念**:冷戦終結時、ソ連指導者ミハイル・ゴルバチョフは、NATOが「東方へ拡大しない」との口約束があったと主張しましたが、文書による合意は存在しません。 しかし、1999年にポーランド、チェコ、ハンガリーが、2004年にバルト三国などがNATOに加盟し、ロシア国境に接近。プーチンは2007年のミュンヘン安全保障会議で、NATOの拡大をロシアの安全保障に対する脅威と公然と批判しました。
- **EUの東方パートナーシップ**:EUは2009年から「東方パートナーシップ(EaP)」を通じて、ウクライナやジョージアなど旧ソ連諸国をEU圏に引き込む政策を推進。特にポーランドは、ウクライナをロシアから引き離すことで自国の安全保障を強化する戦略を支持しました。
- **プーチンの反応**:ロシアにとって、東欧は歴史的にナチス・ドイツなどの侵攻を受けた「緩衝地帯」です。NATOやEUの接近は、ロシアの地政学的安全保障を脅かすと見なされ、プーチンはこれを「西側の包囲網」と表現。2008年のジョージア紛争や2014年のクリミア併合は、この文脈でのロシアの反発の一例です。
プーチンは、NATO拡大をロシアの存亡に関わる問題と捉え、欧米がロシアの「正当な安全保障上の利益」を無視していると主張。これが、彼を「悪」と見なす欧米と、ロシアの国益を守る指導者と見なす国内との認識のギャップを生んでいます。
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### 4. **マイダン革命とウクライナ戦争の背景**
2014年のマイダン革命(ユーロマイダン)は、ウクライナ戦争の直接的な引き金となりました。以下はその経緯と「ウクライナナチス」やロシア系住民の迫害に関する主張の検証です:
- **マイダン革命の経緯**:2013年、ウクライナのビクトル・ヤヌコビッチ大統領がEUとの連合協定の署名を拒否し、ロシア主導のユーラシア経済連合に接近したことで、親EU派の抗議デモがキエフで発生(ユーロマイダン)。これが2014年に暴力的な衝突に発展し、ヤヌコビッチはロシアに亡命。暫定政権が親西側路線を採用し、NATOやEUとの関係強化を表明しました。
- **西側の関与**:米国やEUは、マイダンのデモを「民主化運動」として支援。米国務省のビクトリア・ヌーランドがデモを支持し、資金提供があったとの主張も存在します。 ただし、これが「西側の陰謀」だったとするロシア側の主張は、部分的な事実(資金提供)と誇張が混在しています。
- **ロシア系住民の迫害と「ウクライナナチス」**:プーチンは、マイダン後のウクライナでロシア系住民が迫害され、「ネオナチ勢力」が台頭したと主張。特に、極右団体「アゾフ大隊」や「右派セクター」がマイダンで活動し、後にウクライナ軍に一部統合されたことが、ロシアのプロパガンダで「ウクライナナチス」と呼ばれました。 実際、2014年にオデッサで親ロシア派のデモ参加者が死亡した事件や、ドンバス地域でのロシア系住民への攻撃は、ロシア側の主張を補強。しかし、ウクライナ政府による「ジェノサイド」や「大量虐殺」は、国際的な検証(国連や人権団体)で裏付けられていません。
- **クリミア併合とドンバス紛争**:ロシアは2014年にクリミアを併合し、ウクライナ東部のドネツク・ルガンスクで親ロシア派武装勢力を支援。これがウクライナとの全面戦争(2022年)の前哨戦となりました。プーチンは、クリミア併合を「ロシア系住民の保護」と正当化し、NATOの接近阻止を目的としました。
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### 5. **ウクライナ戦争の真の流れとグローバリストの私欲**
2022年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻は、プーチンが「特別軍事作戦」と呼ぶ軍事行動で、以下の目的が公式に掲げられました:
- **非ナチ化と非武装化**:プーチンは、ウクライナの「ネオナチ勢力」を排除し、NATOの軍事インフラを排除すると主張。
- **ロシア系住民の保護**:ドンバス地域でのロシア系住民への「ジェノサイド」を防ぐと主張。
- **歴史的一体性の回復**:プーチンは、ウクライナを「ロシアと一体の国家」と見なし、ソ連崩壊後の分離を「人工的」と批判。2021年の論文でこの歴史観を詳述しています。
#### グローバリストの私欲とEUの役割
- **エネルギー利権**:ウクライナは、欧州へのロシア産ガスの主要な輸送ルートであり、エネルギー利権が絡みます。マイダン後、ウクライナが親西側に傾いたことで、欧米企業がウクライナのエネルギー市場や農業資源にアクセスする機会が増加。ロシア側はこれを「西側の搾取」と批判。
- **EUの傀儡性**:EUは、ウクライナをロシアから引き離すことで、欧州の地政学的影響力を拡大しようとしたとされます。特にポーランドやバルト諸国は、歴史的なロシアへの警戒感から、ウクライナのEU・NATO加盟を強く支持。 しかし、EU全体としては、ドイツやフランスがロシアとのエネルギー依存を重視し、一枚���ではありません。
- **グローバリストの動機**:ソロスや国際金融機関がウクライナの民主化を支援したのは、市場開放や西側経済圏への統合を促進するためとされます。ただし、これが「ロシアの資源を奪う陰謀」だったとする主張は、具体的な証拠に欠けます。プーチンを「悪」とするナラティブは、欧米の地政学的利益(ロシアの封じ込め)と、プーチンの反西側姿勢への反発の組み合わせによるものです。
#### ウクライナ戦争の現実
ウクライナ戦争は、ロシアの安全保障上の懸念(NATO拡大)と、ウクライナの主権・西側志向との衝突です。プーチンは、戦争を「西側によるロシア弱体化の陰謀」と枠組み、ロシア国内での支持を維持。一方、欧米はロシアの侵攻を「国際法違反」と非難し、ウクライナ支援を通じてロシアの影響力を削ぐ戦略を展開。 両者の対立は、冷戦後の欧州安全保障秩序の破綻を象徴しています。
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### 6. **結論:プーチンを「悪」とする理由と真の対立構造**
プーチンが欧米やWEF(世界経済フォーラム)などの「グローバリスト」から「悪の権現」と見なされる理由は、以下の点に集約されます:
1. **国家主権の強調**:プーチンは、グローバル化や西側の価値観(リベラル民主主義)に抵抗し、ロシアの伝統や主権を優先。これが、WEFや欧米の推進する「グローバル秩序」と相容れない。
2. **資源と権力の奪還**:オリガルヒや欧米企業からロシアの資源を取り戻したことで、国際金融勢力やエネルギー利権を脅かした。これが「プーチン憎悪」の経済的背景。
3. **地政学的対抗**:NATOやEUの東方拡大を阻止し、ウクライナを西側から引き離すことで、欧米の地政学的戦略に挑戦。マイダン革命やウクライナ戦争は、この対立の延長線上にある。
4. **プロパガンダの応酬**:欧米はプーチンを「独裁者」「侵略者」と描き、ロシアは西側を「帝国主義」「ネオナチ支援」と非難。双方の情報戦が、プーチンの「悪」のイメージを増幅。
ただし、「グローバリストの陰謀」や「ウクライナナチス」といった主張には誇張や未検証の要素が多く、慎重な事実確認が必要です。ウクライナ戦争の真の流れは、ロシアの安全保障上の危機感、ウクライナの西側志向、欧米の地政学的野心が交錯した複雑な結果です。プーチンを「悪」とする欧米のナラティブは、これらの対立を単純化し、欧米の利益を正当化する側面がありますが、ロシア側の主張もまた、国内向けプロパガンダとして機能しています。
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### 補足:陰謀論への注意
ロスチャイルド、ロックフェラー、ソロスといった名前は、陰謀論でしばしば「世界支配」の象徴とされますが、これらの人物や家系がウクライナ戦争を直接操っている証拠は存在しません。 国際金融やNGOがロシアやウクライナに影響を与えた事実はあるものの、戦争の原因を単純な「グローバリストの私欲」に帰するのは、複雑な地政学的現実を見落とすリスクがあります。客観的な分析には、一次資料や国際機関の報告を参照することが重要です。
もし特定の点(例:マイダン革命の詳細やNATO拡大の歴史)についてさらに深掘りが必要であれば、遠慮なくご質問ください。
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yoghurt-freak · 4 months ago
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北海道生乳のむヨーグルト マンゴー&パイン
ホクニューさんの「北海道生乳のむヨーグルト」から、2/3に新フレーバー発売🎉
このシリーズ好きやのにあんまり置いてないから、もっと増えてほしいな。
スペック
北海道産の生乳を80%使用した飲むヨーグルト。
マンゴーとパイナップルの果汁1%入り。
“マンゴーの濃厚な甘さとパインのすっきりとした味わいが調和をとれるように仕上げました”とのこと。
春夏限定品っぽい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧ 開封 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧
蓋裏や縁に濃縮されたヨーグルトの付着あり。
果汁は1%しか入ってないから色はほぼ普通の乳白色。
いや、少しだけ淡いオレンジ色が溶け込んでるかな…?
とろみは控えめ。
果肉は入っておらず。
香り付けは穏やかで、近づくとハワイのスイーツにありそうなトロピカルな香り🏝️🥭🍍
甘くておいしそう!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧ 頂きます🙏 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧
うわぁ、めっちゃ南国🏝️💕
もう夏休みの気分になっちゃう😆
甘くてコクのあるトロピカルフルーツの味わいが大爆発!!
香りもすごく良くて、マンゴー&パインの全てが詰まってる!!
今からこんな夏で大丈夫!!?
とろけるような甘さとちくっとした酸味のゴールデンコンビよ🤝
ヨーグルトのコクが両者を包み込んでて、全然負けてないのがすごい。
最後、あんまり残ってないようで、実はストローでカップの内側を擦るとたんまり濃縮ヨーグルトが収穫できるから開封おすすめ🤤
完全に食べるヨーグルト!
============================ 無脂乳固形分 8.6% 乳脂肪分 2.8% ————————————————— 栄養成分(1本180gあたり) エネルギー 160kcal たんぱく質 5.8g 脂質 5.6g 炭水化物 21.5g 食塩相当量 0.40g カルシウム 202mg ————————————————— 原材料名 生乳(北海道産)、砂糖、乳製品、マンゴー果汁、パインアップル果汁/pH調整剤、香料 ————————————————— 希望小売価格 185円(税別) 購入価格 199円(税込) ————————————————— 製造者 北海道乳業株式会社 ============================
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moko1590m · 2 months ago
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世界初、ドローンを避雷針代わりに利用するシステムを日本NTTが開発
牡丹堂 (著)・パルモ (編集)
 日本の通信大手NTTが、驚くべき実験を成功させた。なんと、ドローンを使って雷を意図的に誘導することに成功したのだ。
 これは世界初の快挙であり、制御が難しい現象の一つである雷を、空飛ぶ避雷針として人間の手で管理できる可能性を示した瞬間だった。
広告の下に記事が続いています
 ドローン式避雷針は、危険な雷雲があればそこへ飛んでいき、強制的に雷を発生させることで機体に雷が落ちる確率を高めることができる。
 よりアクティブに街を雷の被害から守ってくれる新時代の避雷針なのだ。
雷による被害を防ぐ新たな手段、ドローン  自然の放電現象である雷では、1度に家庭用の電力2ヶ月分(約400kW/h)に相当するエネルギーが放出されると推定されている。
 つい先日も中学生が落雷に遭うという痛ましい事故があったように、それが落ちた時の影響も甚大で、NTTによると国内だけでも毎年1000億~2000億円の被害が出ているという。
 危険な落雷から街を守るためによく利用されるのが避雷針だ。だが、この設備が有効に機能する範囲はかなり狭く、場所によっては設置できないこともある。
 そこでNTTの技術者たちは閃いた。「ドローンを飛ばして、避雷針代わりにすればいいじゃない!」と。
 それがNTTにより開発された「空飛ぶ避雷針」、耐雷ドローンである。
この画像を大きなサイズで見る 耐雷ドローン image credit:NTT 平均的な落雷の5倍の威力に耐える耐雷ケージ  空飛ぶ避雷針を実現するにあたり、解決しなければならなかったのは、落雷でドローンが撃墜されないようにすることだ。
 たとえ雷を防いでくれても、壊れたドローンが落下してきたのでは、ちっとも安全ではない。
 そこで考案されたのが、雷撃へのシールドとして機能する「耐雷ケージ」だ。
 ドローン本体をアンテナのように囲むこの装備は、雷が直撃するとその電流を迂回させ、本体に流れないように作用する。
 またこのとき雷の電流は放射状に流れ、電流によって発生する磁界を相殺するようになっている。これによって、ドローンは電撃だけでなく、磁力によるダメージからも守られる。
広告の下に記事が続いています
 その防御力は平均的な落雷の5倍の威力に耐えられるもので、150kAの電流でもドローンは故障も誤作動もしないという。
この画像を大きなサイズで見る 大電流・強磁界の耐雷化設計 image credit:NTT アクティブに雷を誘発するドローン誘雷技術  もう1つの工夫として、雷を誘導する「ドローン誘雷技術」も考案されている(ちなみに自然界にもあえて落雷を誘う樹木が存在する)。
 これはドローン周囲の電界強度を高めることで、強制的に雷雲から雷を発生させる仕組みだ。
 こうすることで、避雷針に偶然雷が落ちてくるのを待つのではなく、よりアクティブに落雷を予防できるようになる。
この画像を大きなサイズで見る 電界変動を利用した雷誘発技術の原理 image credit:NTT  島根県の標高900mの山間部で行われた実験では、雷雲から雷を発生させ、ドローンめがけて落とすことに成功。
 耐雷ケージの一部は溶けてしまったが、ドローン自体は直撃後も飛び続けることができたそうだ。
雷エネルギーの有効利用も  今後の課題は、雷の発生位置を予測する技術の向上や、雷の発生メカニズム��のものの解明を通じて、ドローン誘雷の成功率をアップさせることであるそう。
 さらにドローンで受け止めた雷エネルギーの有効活用にも取り組むとのことだ。
この画像を大きなサイズで見る ドローンを用いて街を雷被害から守り、雷エネルギーを蓄積するNTTのめざす世界 image credit:NTT References: 世界初、ドローンを使用した雷の誘発・誘導に成功 / Japanese Scientists Just Summoned Lightning with a Drone. Here’s Why
本記事は、海外の情報をもとに、日本の読者がより理解しやすいように情報を整理し、再構成しています。
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kagurakanon · 9 months ago
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2024/10/03 ケアの倫理と魔法少女まどか☆マギカ
「ケアの倫理 the cthics of care 」はアメリカの心理学者であるキャロル・ギリガ��が1982年に公刊した『もうひとつの声』で提唱して以来、哲学、政治学、社会学といったさまざまな学問領域に影響を及ぼした考え方である。ギリガンは1960年代後半、道徳性発達理論の権威である心理学者ローレンス・コールバーグの助手としてハーバード大学において女性と道徳に関する調査研究を進めるなかで、当時の女性たちが社会が期待する女性像を内面化した結果、既存の心理学においてはその道徳能力が未発達であると判定されるディレンマに陥っていることに気づき、多くの女性にインタヴューを重ねるなかで、これまでコールバーグの発達理論をはじめとする既存の心理学が捉え損なっていた「声」を発見する。こうした「声」を彼女は『もうひとつの声』において「正義の倫理」ではなく「ケアの倫理」から再評価する。
ここでいう「正義の倫理」とは自由意志をもった自律的な主体を前提として、諸権利の競合から生じる道徳的問題を客観的で公正な原理に基づき形式的に優先順位をつけて解決しようとする思考様式である。これに対して「ケアの倫理」とは関係性の網の目のなかで個々人は決して完全に自律的ではなく常に相互依存の関係を結んでいることを前提に、個々人の責任の衝突から生じる道徳問題をその人その人が置かれた具体的・個別的な語りのなかに文脈づけることで解決しようとする思考様式である。
そのため「ケアの倫理」は近代社会で必ずしも自律的な主体ではないケアされるものと見做されてきた子ども、高齢者、障害者、病人などの存在や、彼らのケアを負担する存在のニーズにどう答えていくかといった「正義の理念」からは導かれない問いを積極的に引き受けることになった。換言すれば「ケアの倫理」とは互いにケアし合い依存し合う関係性を中心化することによって、いかなる者であろうとも取り残すことはない非抑圧的・非暴力的な平等社会を構想する思考であり、この理念のもとで個々人は「具体的他者のニーズへの応答」を引き受けることになる。かかる視座から同書は「正義の倫理」と「ケアの倫理」を対比的に考察し、これまで男性に比べて「劣っている」とされてきた女性たちが異なる発達の過程を経て成熟に至ることを論証する。
確かに「ケアの倫理」は「正義の倫理」のようにディレンマを一刀両断に解決できるような明瞭さはない。しかしそのディレンマが現れてくるその文脈においてあらゆる重要なことに目を凝らし、しっかりと対応するという道、決断というより熟考することにむしろギリガンは道徳的な価値を見出している。そして、ギリガンはこのような新たに獲得した視座から既存の視座を補い、拡張し融合することで人間の発達に対する理解に変化をもたらし、人間の生に対する見方をより実り豊かなものとなる将来を思い描けるようになると述べて同書を締め括るのであった。
そして思えばゼロ年代的な想像力の総決算とも評され、現代表象文化に多大なインパクトをもたらした『魔法少女まどか☆マギカ』という作品をこのような「正義の倫理」と「ケアの倫理」のせめぎ合いを鋭く描き出した作品でもあったといえる。同作が斬新だったのは、従来の魔法少女観を根本的に転倒させた点にあった。そこで描き出されるのは「夢や正義の象徴としての魔法少女」ではなく、いわば「システムとしての魔法少女」である。物語が進行するにつれて徐々に以下のような「魔法少女の真実」が明るみに出されていく。
地球外生命体、インキュベーターはこの宇宙の寿命を伸ばす為、エントロピーに逆立するエネルギー源として人類の、それも二次性徴期における少女の「希望と絶望の相転移」による感情エネルギーに着目する。そして、そのエネルギー源を効率的に採掘する為「魔法少女」というシステムが開発された。このシステムにおいて少女達は「ひとつの願い」と引き換えに、その魂は身体から引き剥がされ「ソウルジェム」に具象化されて「魔法少女」を構成する。このソウルジェムは何もしなくても徐々に穢れを溜め込み濁っていく。やがて極限まで濁ったソウルジェムは魔女の卵である「グリーフシード」へと相転移し、かくて魔法少女は「魔女」となる。インキュベーターの狙いはまさにその際に生まれる莫大なエネルギーの回収にあった。
そして、本作における「正義の倫理」と「ケアの倫理」の対立は第9話におけるまどかとキュゥべえの対話に象徴されている。ここでキュゥべえは上記のような「魔法少女の真実」を理路整然と説明した上で「長い目で見れば、これは君たちにとっても、得になる取引のはずだよ?」と述べる。そして、まどかの「バカ言わないで。そんなわけのわからない理由で、マミさんが死んで、さやかちゃんがあんな目に遭って。あんまりだよ…ひど過ぎるよ」という言葉に対して彼は「僕たちはあくまで君たちの合意を前提に契約して���るんだよ?」「認識の相違から生じた判断ミスを後悔する時、何故か人間は、他者を憎悪するんだよね」と答え、さらに「今現在で69億人、しかも、4秒に10人づつ増え続けている君たちが、どうして単一個体の生き死ににそこまで大騒ぎするんだい?」と冷然と言い放つのである。
キュゥべえの論理は極めて明快である。彼の主張は徹頭徹尾「宇宙の寿命」と「少女の生命」という諸権利の競合から生じる問題を客観的で公正な原理に基づき形式的に優先順位をつけて解決する「正義の倫理」に依拠している。これに対して、まどかの語りは終始、歯切れが悪く、どこまでも感傷的なようにも見える。けれども、それは裏返せば彼女がどこまでも「ケアの倫理」に誠実であろうとする態度からくる証左であるともいえるだろう。そして、このようなまどかの「ケアの倫理」は土壇場において、キュゥべえの「正義の倫理」を見事に出し抜くことに成功し、すべての魔法少女に向けたケアともいえるあの願いに至るのであった。
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iamactuallybeing-o-od · 4 months ago
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#00019:
彼氏と、「恋人」関係を解消した。
今日は、ともだちとの卒業旅行の前日。準備もしなきゃいけないのに......涙が止まらない。泣き止んでも、思い出したようにまた涙。別に、彼と喧嘩したわけでもないし、二度と会えなくなるような、決定的な出来事があったわけでもないんだけどね。
⋆⋆⋆
彼と出会ったのは、去年の6月頭。今は2月の終盤で、あれから9か月が経とうとしている頃、ということになる。付き合おう(実際はこんな、スパッとシンプルなものではなかったけど)、と彼から言われて悩みながらもOKしたのは、出会いから2週間後くらいのことだった。
⋆⋆⋆
気持ちや考えがあまり整理できてなかったり(今だってそうかもしれない)、いつの間にか時期を逃したりしてここにはあまり書いてなかったことだけど、彼氏とは、初秋の頃から......性的な面での、好みというか、キャパシティというか......ズレがちょこちょこ見えるような状況が続いていた。もう少し具体的にいうと、自分のほうが、彼の求める水準までカバーできないのではないか、という疑念。どちらかが、もしくはお互いが「自分」を無下にするようなことをしていては、この先ふたりでやっていけるのか......という不安に繋がっていた。もっとも、主に......というか先に不安を感知していたのは彼のほうで、諸々初心者な自分は、(いや、まだいける、今度こそは......)と、どちらかといえば呑気な感じで何回も彼を付き合わせちゃったけれど。
これまで(不)定期的に、(このままではいかん...!)の気をキャッチした彼によって、話し合いタイムが設けられていた。そこでは何回も、自分が望むものは何なのか、1回1回決断を迫られる感じに対して、身も心も揺るがせてきた。彼の一風変わった過去の経験の影響で、彼にとってはこういうやり方が決して特別なものじゃないことはわかったけど......こんなのはスパルタすぎる、と何度思ったことか。でも、それも回数を重ねるごとに慣れてきて......彼は彼のほうで、ずっと全力でついてくる自分に突き動かされて(自分で書いてるからおかしいけど、でも、この全力さは彼が感じ取ってくれていることなのはたしか)、少しずつ、彼の中で他者との関わりにまつわる価値基準の枠組みが変化していっているのを、自分はここ数か月で見てきた。そうそう、不安が露呈し始めて少し経った10月には、一緒に風邪もひいたな。どんなときも自分は、とにかく彼のことは好きだし、一緒にいたいし......という気持ちだけでやってきた。
⋆⋆⋆
自分が書いた卒論の題には、「自分がいなくなる感覚」というフレーズがあった。これは、ともだちとゼミの先生とのやり取りの中で出てきた言葉を拝借したものだけど、自分が彼と過ごしてきた時間は、こういった感覚に向き合い、考えるための栄養みたいなものだった。なぜなら、肉親から肉体的、精神的な抑圧を受けて育っていて、それが「自分」という存在、感覚を常に小さくするような生きかた(例えば、自身の欲や希望よりも「役割」に忠実に動かなければならない...といった意識とか)にも繋がり......自分が関わってきた彼は、そういう面を持った人だから。「自分がいなくなる感覚」......いかに、「今現在」の状況に自分の意思をないものにしないか、させないか、という問題は、恋愛とか、性的なものが絡んでくるとものすごく厄介になることがこの1年でよく分かった気がする。
自分は相手のことが好きだけど、自分は相手が嫌がったり、苦しく感じたりしているところは見たくない――自分の「好き」という、ものすごいエネルギーを内包した意思と、相手にある思いっきりの「生」を両立するときに、それがそつなく、ひとつひとつマッチすれば楽だけど......いくら「好き」でも、全てが「合う」わけではないし、合わせられるわけではない。すごく辛かったし、怖かったけど、そうして自分は、彼とは「恋人」という枠組みを外すことを選んだ。
彼とは年齢が親子ほど離れていることもあって、彼は、若い自分が、ひとつひとつ自分で考えて、気づいて、行動するのを待ってくれていた。そんなことは微塵も気づかなかったし、年齢による経験の差とか関係なしにズバズバ言って欲しいとか、思わないわけじゃないんだけどね......。
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ここに細かく書くことはしないけど、彼はここまでの人生で深く沈んだ時期があって、そのときを考えると、今は奇跡的な状況らしい。「自分自身の人生を生きる」ことに関して、(単純に考えて)残り時間が長い自分とはまた違った「重み」が彼にはある。今回の選択が、彼が彼の人生に抱く望みや憧れを、より自由に実現するための助けになればいいな......と思う。自分も自分で、人生の探究は続いていくし。ここ最近、周りの���たち......親しいともだちにさえも、彼のことを「彼氏」と呼ぶことにどんどん違和感を覚えていくのを感じてたんだけど......つくづく、彼とは不思議な間柄になったものだな、と思う。「恋人」って、なんだろう。「好き」って、なんなんだろう。さみしいけど、少しずつ、歩みを進めていくしかないな。
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[2025_02_24]
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