#タナトスの声を聞け
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『タナトスの声を聞け」
Hear the Voice of Thanatos!
Translation of this snippet on Lunatic/Yuri's character song 「タナトスの声を聞け」 (Hear the Voice of Thanatos) from the Best of Hero album.
I adore this song so much and listen to it a lot!

Scans provided by @tnbscans and the rest of the article reviews the other songs in the album.
BONUS ルナティック
『タナトスの声を聞け」
ルナティック/ユーリ・ペトロフ(声/遊佐浩三)
Bonus - Lunatic
"Hear the Voice of Thanatos"
Lunatic/Yuri Petrov (CV: Yusa Kōji)
断罪者であるダークヒーロー・ルナティックも、ボーナストラックで参戦!普段のクールなイメージとは違う、意外な一面が見えるかも・・・・・·?
The Dark Hero Lunatic, who is a sinner, performs the bonus track! It's different from his usual "cool" image. You may see an unexpected side...?
1コマレビュー
作:武若丸
1 Koma Review
By: Takewakamaru
Kotetsu and Barnaby's comments while listening to track:
生あったかいですね…
It's warm...
業なの
The performance...
これは...この歌はぁ...‼︎
This...this song is...!!
やんちゃだった頃の
When I was naughty
過ちっつーか
And made mistakes
黒歴史っつーか
My dark past
抉り出される感じがオジサンもう・・・ッ‼︎
It feels like it's being gouged out. Old Man, you too....!!
Lyrics Update 12/21/2023:
Replaced the transcription of the lyrics originally posted, with the official lyrics from the Best of Hero booklet courtesy of @tnbscans (Previously added scan of lyrics to this post).
Added Romaji
Tweaked some of the translation choices to match the official lyrics as written in the booklet.
Removed link to UTA.net as there are incorrect kanji
LEGEND:
Bold - Original Japanese Lyrics
Blue - Romaji
Green - English Translation
『タナトスの声を聞け」
"Tanatosu no Koe o Kike"
"Hear the Voice of Thanatos"
ルナティック/ユーリ・ペトロフ(声/遊佐浩三)
Lunatic/Yuri Petrov (CV: Yusa Kōji)
蔓延(はびこ)る邪心を 青き炎で鎮め
Habikoru jashin o Aoki honode shizume
Calm the spreading evil heart with blue flames
醜き悪には 月からの報いを
Minikuki aku ni wa Tsuki kara no mukui wo
Reward from the moon for the ugliness of evil
裁きの標(しるべ)に 罪人(つみびと)は導かれ
Sabaki no shirube ni Tsumibito wa michibikare
Sinners are guided by the mark of judgement.
テミスの秤は 平衡を取り戻す
Temisu no hakari wa Heikou o torimodosu
Themis' scale restores its balance.
ひび割れた暗闇で掴んだ正義に
Hibiwareta kurayamide tsukanda seigi ni
To the justice I grasped in the cracks of darkness
迷いなど何ひとつない それなのに何故
Mayoi nado nanihitotsu nai sorenanoni naze
There's nothing to lose, but why?
消えない痕(しるし)が疼く
Kienai shirushi ga uzuku
The indelible mark hurts.
己の罪の深さを嘲笑うように
Onore no tsumi no fuka sa o azawarau you ni
Like laughing at the depth of your sins
誰が一番呪わしいのか
Dare ga ichiban norowashii no ka
Who is most cursed?
囁きはまだ届かない
Sasayakiwa mada todokanai
The whispers have not reached me yet.
棺はいらない 全て灰に変えよう
Hitsugi wa iranai Subete hai ni kaeyou
I don't need a coffin. Let's turn everything into ashes.
この手で与える 相応しき最期(おわり)に
Kono tede ataeru Fusawashiki owari ni
I'll give those deserving their ending, with this hand.
購(あ��な)いは 唯一の残された道
Aganai wa Yuiitsu no nokosareta michi
Purchase is the only road left behind.
誰ひとり逃れることは 許されない さあ
Dare hitori nogareru koto wa Yurusarenai saa
No one is allowed to escape.
癒えない痕(しるし)を抱いて
Ienai shirushi o daite
Hold the unhealable scar
非業の罰を我が身に科そう 怯まずに
Higou no batsu o wagami ni kasou Hirumazu ni
I won't falter to inflict the punishment of untimely death
やはり悪は滅びる宿命(さだめ)・・・
Yahari aku wa horobiru sadame...
After all, evil's destiny is to perish...
刮目し今、省みろ
Katsumokushi ima, kaerimiro
Look at it now, reflect on it.
業火でさえ 燃やしきれず
Gouka de sae Moyashikirezu
Even the fire can't be burned.
記憶の底 こびりついた
Kioku no soko Kobititsuita
The core of my memory is stuck.
憎しみごと焼き尽くしてしまえば・・・
Nikushimi goto yaki tsukushiteshimae ba...
If you burn up all the hatred...
消えない痕(しるし)が疼く
Kienai shirushi ga uzuku
The indelible mark hurts.
己の罪の深さを嘲笑うように
Onore no tsumi no fuka sa wo azawarau you ni
Like laughing at the depth of your sins
誰が一番呪わしいのか
Dare ga ichiban nowashii no ka
Who is most cursed?
囁きはまだ遠い
Sasayakiwa mada tooi
The whispers have not reached me yet.
癒えない痕(しるし)を抱いて
Ienai shirushi o daite
Hold the unhealable scar
非業の罰を我が身に科そう 怯まずに
Higou no batsu o wagami ni kasou Hirumazu ni
I won't falter to inflict the punishment of untimely death
これが私の正義の形
Kore ga watashi no seigi no katachi
This is my form of justice.
さあ、タナトスの声を聞け
Saa, Tanatosu no koe o kike
Now, hear the voice of Thanatos!
Scan of lyrics from "Best of Hero" booklet courtesy of @tnbscans

Listen on YT here
#character song#yuri petrov#lunatic tiger & bunny#tiger & bunny#my translations#yusa kōji#thanatos no koe wo kike#タナトス#ユーリペトロフ#ユーリ・ペトロフ#ルナティック#タナトスの声を聞け#遊佐浩二
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Updated translation link here

Thanatos no Koe wo Kike (タナトスの声を聞け) lyrics from the Best of Hero CD.
Translation by @mellyfitzerbean available here:
#thanatos no koe wo kike#yusa kōji#tiger & bunny#lunatic tiger & bunny#yuri petrov#my translations#ユーリペトロフ#ユーリ・ペトロフ#ルナティック#ルナちゃんとタナ様#ルナちゃん#ルナたん#タナトス#タナ様#タナトスの声を聞け#タイバニ#遊佐浩二#英語訳#訳文
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久しぶりのオリジナル版ミラージュパレス編クリアしました。
オリジナル版は普通に進めているとレベル50以下でクリアしてしまう事が多いのだけど、今回は久しぶりすぎて後半ちょっと手間取ってレベル54まで上がったので、ダークリッチにターンアンデットが効いた。(ダークリッチはレベル50なのでそれ以上レベル上げれば効く)
おかげでSacrifice Part3を聴く前に倒してしまった。こんなの初めて!!ちょっと物足りない!!
リメイク版でミラージュパレスのシナリオにとても感動したのだけどやはりオリジナル版は薄味でした。ケヴィンとシャルロット両方居てもそうだから、片方だけならなおのことでしょう。ナイス改変👍とはいえ、大筋は変わってない。
道中の会話、キャラクターのモーションや声の演技、オープニングエンディングの付け���しなどでこれだけ印象が変わるのだなぁ。というわけで、リメイク版で衝撃を受けた時の感想をまた貼っておく。
遠い夜明け・ミラージュパレス編感想まとめ
・遠い夜明け
2周目(ケヴィン主人公・仲間1デュラン・仲間2シャルロット)進めててちょっと、いやかなりショックな事あったからメモ。サルタンからミントスに向かう洋上の会話で、主人公ケヴィンのセリフの後に、シャルロットが獣人こわいでち、シャルロットはたべてもおいしくないでちよ?って言ったんだよね
え…獣人、人間をとって食べたりしないけど…えぇっオイラそういう風に思われてたんだ…ってすごいショックだった。たしかに、シャルロットはビースト軍のせいで酷い目に遭ってるから…それは本当に申し訳ないと思ってるし、だからこそ精一杯優しくしてきたつもりなのになぁって。私がケヴィンなら泣く
優しく=戦闘中は孤立してないかできるだけ気にしてるし、街に入ったらすぐ宿屋で休むようにしてる。回復アイテムは足りてるけどシャルロットが買ってって言ったから初めてお店でアメとチョコ買った。それなのに…悲しい。
ミントスに着いてから、フェアリーの定型会話(ここの獣人からは敵意は感じないわね、話しかけてみましょう!ってやつ)の後に、ビースト軍のせいで獣人誤解されてる、悲しいってケヴィンが言ったのでそうだよね!悲しいよね!シャルロットちゃん聴いてたか!?と思ったんだけど、
街中ぐるぐる探したけどシャルロットなかなか見つけられなくて、でも住人と触れ合って誤解が解けてたらいいなーと思ったんだけど、シャルロットちゃん上陸地点と真逆の月夜の森の入り口あたりにポツンと居るんだよ!!そんなに怖かったの……
なんか、獣人に対する差別がどういうものかよくわかったというか…ビーストキングダムのせいで誤解されてるのもあるけど、そもそもこういう差別に対抗する目的で武装蜂起してるんだよなとか…闇が深いなぁと思った。夜明けはまだ、遠い。
ミラージュパレス編ツイートまとめ
・マイアで光の司祭が倒れた事を聞いた後 2021/03/10
シャルロットのガチ泣きと言えばこれもなんだけど、ケヴィン主人公であるだけに罪悪感がハンパなく、この時は萌えるどころではありませんでした。ほんと、ウチの親がまことにすみません
獣人王、SFCの頃から何を考えているのかわからんと思っていたが自分もそれなりの歳になってから見ると、明らかに子育てに失敗している人である。まぁ獣人は被差別種族であるし、そこにはデリケートな問題があるというのもわからんでもないが、子にこんな想いをさせる親はやはりアカンと思う
獣人王ガウザーさんて戦士としては優れているのかもしれんが王の器ではないと思うんだよな。まぁこの先それはケヴィンくんがきっちり詰めてくれるからいいが。こんなダメダメな子育てしてたのに、息子さんはちゃんとしかるべき年齢に反抗期がきて良かったですね。
子育てに行き詰まっていたところで外部からアドバイザーがやってきてそれに頼ってみたら息子がガチ反抗期を迎えて家出したガウザーさんドンマイ
こっそりペットを飼う、がプレ反抗期です
家出というか、お外にぺーいしたのはガウザーさんだが。まぁ戻ってくると思っていたよね、あの時点ではね。リメイク版オープニングの追加ですぐにカールのお墓…に向かっているしね。たぶんあと数ヶ月くらい帰りません
獣人王おまえそれでも王なのかが極限まできて最近ずっとガウザーさんて呼んでる。ジャンザウアーさんにちょっと似てると思うと多少は怒りが緩和される。
・ビーストキングダムでマナの剣を奪われたイベント後 2021/03/24
そしてデュランの本編闇堕ちは一瞬だが、同じく死に別れた父にガッツリ堕とされた闇堕ち仲間・堕ちた聖者ことヒースパイセンの本格登場です!ヒューヒュー!さすがパイセン、発するお言葉に重みがあるね、良い事いうねぇ!
ドラゴンズホールのシナリオが一番好きなのは変わらないけど、今の気分に合うのはミラージュパレスのシナリオかもなと思ったので2周目に選んだんだけど、このセリフとかとても良いですね、ある意味真理だ。愛だなとも思った。タナトスとエロス、甘き死よ来たれという事か。
愛とはどういうものか?と考えて死こそがすべての生命に訪れる唯一の平等なものであり、人間はその死をもってしか神の愛を体現する事はできないというヴィンサガのヴィリバルド神父を思い出したりもした。愛の国は地上にはないのだ。
だがありがたい説法に聞き入りながらもつい気になってしまった事、堕ちた聖者様、脇開きすぎじゃね??え、元からこんなんだったか??下着つけないんですか?そんなうっすい白の服一枚で??絶対透けるでしょ、というか浮くよそれで良いのか聖職者!??
・堕ちた聖者戦の後 2021/04/06
ヒーシャル尊い
うっかり試すの忘れたけど堕ちた聖者様にターンアンデット効いたのかしら。かえるでち!ってセリフが好きでねぇ。聖少女シャルロットの手で還してあげたいよ。仮面の導師様もな。禁忌を侵した事自体は法が統治する世の常において罰せられるべきではあるが、愛ゆえにした事は間違いないのだ���うから
未回収サボテン君さん回収の旅に出ようかと思ってたけどそんな事してる場合じゃねえな!デュランさんにも時間がない!って急かされたし、最速でマナの聖域へと向かい仮面の導師様をお救いせねばならん(マナの女神じゃないのか)
・クリア直後 2021/04/08
うーん、これシャルロットでトドメ刺せてるかな…?十文字斬りのような気もするな…いや、やっぱりはりせんちょっぷだ。判定:はりせんちょっぷ/ビショップ で記録お願いします。これから1000年語り継がれていく愛の奇跡の一幕として、トドメ大事なんで。
ミラージュパレス編、面白かったー!Switch買うまでの予習復習でSFC版でケヴィン主人公ミラージュパレス編を途中までやった(ビーストキングダムまで)やった時から、今の気分に一番合うのではと思ってたけど、予想以上に…!!堕ちた聖者戦など久しぶりに涙で前が見えないバグが発生しましたからね
いやもうあんなん泣くよ、なんならバトル前からバグ発生してたよ、バトル終了後もずっとバグってたよヒーシャル尊すぎるでしょ…召されてしまうわ…いや召されてる場合じゃねえ、今度は仮面の導師様をお救いするのだ!そして伝説へ…!というノリでガーッとクリアした。いやはや予想外に熱かった、私が
SFC版予習復習の第一弾でデュラシャルケヴィでドラゴンズホール編クリアした時もシャルロットEDでうるっときたんだけど、ヒーシャルは尊いねぇ。推しカプというより、これは伝説なんだよな。後世にマナの女神の奇跡を伝える伝説だ。その誕生の瞬間を目撃するために2周目やったと言っても過言ではない
ミラージュパレス編でケヴィンシャルロット両方とも入れると後半はほとんどシャルロット中心になってしまうけど、ケヴィンの主人公シナリオも面白かったですね。昔は、えーこんなオチかよ!?と思ったんだけど、今見たらけっこうクるものがあった。
リメイクの追加セリフが良かったというか、解像度がかなり上がった。獣人に対する差別がどういうものかよくわかったし、それだけに途中はすごく辛い気持ちになって落ち込んだりもしたけど、それは昔と比べて私自身がそういう事に敏感になったんだろうなぁとか、
これがまさに「今の気分にぴったりハマった」という事なんだけど、人種差別とかヘイトクライムとか今現在、我々アジア人が直面している問題じゃないですか。同じアジア人同士でも差別感情ってなくならないし、とても身近に感じたんだよね。
けっこう重い命題を抱えているんだなぁと感じたので、ラストがふんわりなのはむしろ誠実なのかもなと思ったり。これからもっともっとトモダチふえるぞ、よかったな!っていうセリフは希望だし祈りでもあるなと思ったんですね。
あと、死を喰らう男さんが良い仕事してましたねー!コイツは元からこの世界とは別の理で動いてて全然相容れないというか、宗教的意義だの環境破壊だの人種差別問題だの知ったこっちゃないねという割��切りが悪役としてとても良いと思ってたんだけど、
追加セリフによって文字通り戦争で食ってるヤツだというのがハッキリしたので。武器商人とか、戦争で特する奴らのメタファーなんだなって。私は消えませんよ、また会いましょうという捨て台詞にもスゴミが増したと思う。声とモーションもとてもムカつく感じでよかった(笑)
・クラス4イベント後 2021/04/14
クラス4イベントのシナリオは本懐を遂げられなかった(各主人公ルートのラスダンに行けなかった)場合の補完的なものと思ったんだけど、デュランの場合はデュラン自身への補完というより先代聖剣の勇者一行、リチャード王子と黄金の騎士ロキへのマナの女神からのプレゼントかなという気がしてきた
ヒーシャル愛の奇跡もだが、本来マナの女神は死者の復活はできない、というより認めないんだと思うんですよ。死を否定したら、新たな生命も生まれないから。マナの力というのはそういうもの…自然の中にあるエネルギー���事だと思うんです。だから自然に反する事はしない。
事実、シャルロットがパーティメンバーでなければヒースの復活はないわけですし。それを認めるという特例は、聖剣の勇者一行への特別サービス、ボーナスだと思うんです。なんでそんな事するかと言えば、この後1000年マナの女神の奇跡を人々に忘れられないため、語り継いでもらうためでしょう。
そう考えると、そういえば先代聖剣の勇者一行にボーナス出してなかったな、と眠りにつく前に思い出してちょうどコッチ来た暗黒お父さん(元・聖剣の勇者一行黄金の騎士ロキ)になんか思い残した事ない?って聞いて起こした奇跡なんかなと。
ヒースの復活はフェアリーだった時の命を使うという一回限りの裏技だから、もし他に復活を望む人がいてもできないんだろうと。まぁロキはそこまでは望まないだろうけど。大技だから使い所は選びます。その際、最適なのは宗教者であるヒースだろうなと思うわけです。
この世界、何気に戦争が絶えないので国はけっこう早いスパンで滅亡と勃興を繰り返しているんだと思います。でも宗教なら、国が滅んでも続くよね。たとえ聖都が滅んでも、マナの女神を崇める宗教自体は世界中で信仰されているわけだから。
だいぶマナの女神に辛辣だな(笑) まぁミラパ編闇堕ち親子に思い入れると神の愛を疑いたくもなるんですよ…不信心者がヨブ記を初めて読んだ時の理不尽さを思い出したりした。あとは、主人公でも仲間の場合もイマイチ蛇足感が漂うデュランクラス4イベントを自分なりにまとめておきたかった。
・4周目男子パーティ、堕ちた聖者戦の後 2022/01/01
そういえばロキはデュランの事覚えているけどヒースはシャルロットの事忘れてしまっているんだよね。洗脳のやり方が違うからか。ヒースの洗脳は棄教しなければ完了しないから、その過程���忘れてしまったんだろうな
つまり、ヒースの信仰心の根っこのところにシャルロットの存在があったという事なんですかね?ううん深いぜ。ミラージュパレス編、やはりリメイクでは一番好きだな。掘り甲斐あるわぁ
・4周目クリア直後 2022/01/02
シャルロットが居ないミラージュパレス編は切ないまま終わってしまう。モヤっと感ハンパないな。しかしケヴィンのシナリオとしてはこのモヤっと感が重要かもしれん。これからこの子、親父のやらかしを一生償っていくんだよなと思うと下手に救いがないのはむしろ良いかもしれない。塩味が強いぜ
親父の方にはやらかした自覚がなさそうなとこがまた、ケヴィンくん( ; ; )強く生きろ( ; ; )ってなるな。とりあえず、クラス4イベントで親父ボコボコにしたろうな!!私ももっと白虎衝撃波当てられるよう、がんばるよ!!(当たらなかったらゴメンね)
シャルロットが居てさえモヤるのに、私はもうほんと獣人王さんダメかもしんない。種族間の考え方の違いを勘定に入れてもやはり理解しがたいし一番許せん。朝ドラのダメ親父並みに苦手だ。
ケヴィンのシナリオはSFC版は時間なくて詰めれなかったっていう事情があったみたいだけど基本的に90年代ってまだこういう思想がカッコイイとされてた事情もあるんかなって。ケヴィンくん自体は現代にも通じる価値観持ってると思うけど
ルガーがああなったのもやらかしポイントに加算されてるあたり、ケヴィンくんグッド👍わかっているな!!と改めて思いました。せめて養育費くれ。
まぁきっと受け入れられる人もいるのだろうし、これは完全に個人的な感想だから。でもこの解釈ありきで令和に聖剣3遊んだらミラージュパレス編が一番面白かったので、この憤りは大事にしておこうと思うわけよ。逆に憤りがなきゃここまで刺さって残らない。サカ棘のようなものだ。
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Here he comes to deliver justice... LUNATIC!!!




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女ゴゴロって分からないって昔から言うけど
最近は男ゴゴロもよく分からない
男っちいうもんは、本能まっすぐで生きるもんやないんかえ
まあいいや、
最近は、というか昨日から
今更ながら、YOASOBIの
夜に駆けるにめちゃんこハマってます。


これって、男女の主人公2人とも最終的に自殺しちゃう話なんだけど、
YouTubeで
「最初は『恋』にかけて、最終的には『故意』におちるんだ」
とか
「女の子の世界観がおかしいんじゃなくて、本当は男の子がおかしかったんだ」
とか、たくさん憶測されてて
こういうのみるのおもしろいなって。
こういう流行のものって、天邪鬼だから流行ってる時には聴きたくないのよね。
で、後々ハマるっていう。
とりあえず、FIRST TAKEの「夜に駆ける」を聞いて欲しい。
今まで、すごくエコーが効いてる声だからperfumeとかと同じなのかと思ってたけどコピー機たべてんの?レベルでめちゃくちゃうまい。
とりあえず、URL貼っておきます。
youtube
ps.ほんとはタナトスの誘惑っていう小説を歌にしただけだった....
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サンクチュアリ編再視聴感想
ようつべの期間限定放映改めて観ました。とにかくようつべのコメント欄が熱い! 熱いよ!
リアルタイムは精神年齢の低いお子様だったので、勧善懲悪の枠に収まらない、敵と味方の区別がはっきりできない星矢は難しかったです……。ツイッターできちんと理解して感想を呟いておられる同世代や年下の方すごい……。てかまだ獅子宮と天蠍宮残ってる
○作画の感想
・邪武が美少年でビビる。主役級の美形
・原作でも派生でもあれだけ老け散らかしていたアイオロスの顔が少年でビビる(一輝より若く見える)
・ムウさま、沙織さんが美しい
・瞬の肩幅がデカかった。腰細いだけに肩幅すごく見える
・サガの肩幅でかすぎ。与田監督よりでかい
・サガの死顔がマジオスカル様
・デスマスクと紫龍が普通にイケメン。でも紫龍の目つきが原作より険しいような
・氷河マジ王子様
・カミュ先生マジ先生。カッコいい(この人が一番子供時代との印象に近い)
○ストーリー感想
・ペガサス幻想は名曲
・大人の事情……(繰り返し、使い回しシーンが多い)
・原作にアニメが追いついてるとか製作スタッフすごすぎ……
・覚えてたのは氷河VSカミュとジェミニの聖衣が泣いているシーンと日時計とクリスタル聖闘士。他はあんまりよく覚えてなかった。リアルタイムの自分ハラハラドキドキしすぎ?
・星矢は別格として、紫龍大活躍なのに(黄金聖闘士2人倒してる)、氷河役立たずやんけ……。ミロにはお情けで通して貰ってるし、カミュとの戦いは私闘だし。カミュもカミュで氷河以外に興味なさすぎ
・アルデバランいい奴。食わせ者揃いの黄金聖闘士の中で、一服の清涼剤感ある
・双児宮、アナザー・ディメンションやっぱり怖かった。瞬強い。アンドロメダ聖衣チートすぎ。出口を見えない目で見た紫龍カッコいい
・ギャラクシアン・エクスプロージョンなかったの残念。正体不明の時のアナザー・ディメンションとの対比で、黒サガの吹っ切れた感がカタルシスなのに
・巨蟹宮は普通にデスマスクが聖衣に見捨てられるところ含めてかっこいい悪役だった。なぜ原作ではギャグ枠に……
・処女宮はシャカ役の声優さんの演技に尽きる
・シュラの瞳孔が小さすぎて怖いです。山羊座の聖衣を着せて紫龍を守ったところがなくて残念
・和菓子の狂気じみた独占欲と変態っぷりが原作通りで安心した(わざわざ天秤宮に出向��て氷河の死体氷漬け保存、マーマの棺沈める)
・カミュ先生が(リアタイ時怖かったので)、回想シーンでクリスタル聖闘士が出てくるとお母さんを見たときのような安心感を覚える
・双魚宮? 原作のアフロさんは文句なくカッコいいよね! (リアタイ時はアフロディーテが技を繰り出す度にgkbr)
・教皇の間は断然原作派。黒サガのカッコよさが半減してる。楽しみにしてた「Who are you?」のシーンがアニメにはなかった……。あれがなければ星矢という作品の深みが半減だよ……
・アテナの盾を星矢が手に取るシーンも断然原作派。巨大な盾が星矢の手に収まる表現もすごい。やはり御大は天才。アニメはなんやあれ……。サーチライトのようにぶん回して欲しくなかった。原作の聖域を覆い尽くす光がいい
・サンクチュアリ編は断然原作派だけど、聖域の主がサガから沙織さんに交代したというメッセージであれば、唐突にサガが自殺する原作より、沙織さんがサガに改心を迫るアニメの方がより明確に表現できてると言えるのかも
・ムウさまのサガ解説場面もアニメでやって欲しかった……
・ていうか13年前カノン救うくらいならアイオロスやサガを救ってあげればよかったのに、沙織さん……
○その他
・車田御大は魅力的な悪役描くの本当にうまいよね……
・ハーデス編でシャカに五感を絶たれて、ボロボロになってアテナ神殿にたどり着くサガ・シュラ・カミュは黒サガに死人同然にされて小宇宙だけで盾のところに這っていった星矢のセルフパロ(反復)だろうなぁ。3人がハーデスの走狗としてアテナを殺すことになったのがほんと皮肉
・アニメの沙織さんが目覚めた後、氷河と紫龍と瞬が青銅二軍に背負われてアテナ神殿まで登ってきたという改変も、御大はハーデス編の参考にした?
・氷河と紫龍は黄金聖闘士を師とするという共通点があったんだなあ……
・瞬と一輝は兄弟の絆>師弟の絆だし
・何だかんだ言って一番孤独なのは氷河かも。他の青銅一軍には兄弟がいるし、紫龍も春麗と一緒に兄妹同然に育ってる。氷河はマーマを和菓子に沈められて、心の拠り所が和菓子だけになってしまった。共依存的師弟関係
・だけど、他のものが目に入らないほどの熱量ある氷河と和菓子の対決、作品一の名場面と名高いのよく分かる。まさにエロスとタナトスが表裏一体
・紫龍VS年中組は普通に紫龍に感動する名場面でした
・青銅一軍は行動派(星矢・氷河)、考える派(紫龍、瞬)に分かれるなぁと思いました。一輝? 聞かないで……。
・十二宮編は星矢という一少年が格上の聖闘士との戦いを通して成長する過程をみる物語だったはずが、いつのまにか沙織さんの話になってしまったというのがよく分かりました。途中から、黄金聖闘士にとって星矢たちと闘うよりも沙織さんを認めるかどうかという問題が大きくなってしまう。その辺がVSアルデバランよりVSミロがモヤモヤ感が残る原因かも。
というか青銅が全力で成長しようとすると氷河みたいに死んでしまう……。VSカミュで青銅聖闘士は主役の座を沙織さんに引き渡したんでしょう。そう考えるとポセイドン編でのカノンのヘタレっぷりというか、小物っぷりの意味がよく分かる。星矢はやっぱり神々の戦いの物語だから、そうじゃないポセイドン編では青銅が活躍し(海闘士のキャラに救われてはいるけれど)、神々の戦いになってしまったハーデス編では青銅がムウさまに戦力外通告されるのも止むなしだなぁ
・エリシオン編は、新しい世代に希望を託すのがテーマと考えていいのかな……。青銅聖衣がそのまま神衣になっちゃうし。アテナの血という本人の努力関係ない飛び道具もあって、もう星矢たちは黄金とは別の方向で神に進化したと考えるべき?
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ルドンの気球
昼の盛りを少し過ぎていた。朝早くからの仕事を終えた私は午後から始まる別の仕事場へと移動していたのだが、時間に少し余裕があったので道の途中にある喫煙所に寄り道をして、休憩も兼ねがね空に煙草の煙を吐いていた。
その喫煙所は市街中央から少し離れた場所にあるホームセンターの入り口脇に設置してあるもので、近頃閉鎖が相次いで喫煙所が皆無であるこの界隈においては屋外で煙草が吸うことの出来る数少ないスペースだった。必然として近隣のあぶれた喫煙者たちは飢えた蠅が残飯にたかるようにこの喫煙所一か所に集まり、連日どの時間帯も紫煙と煙草の香りが賑やかに空へと立ち昇っているのだが、今日は自分以外に人は一人も居なかった。だからといって寂しさが募るわけでもなく、むしろ人の居ない気楽さを煙草と一緒に味わいながら目の前に広がる景色を漫然と眺めていた。 私が履いている二足のスニーカーの先にはテニスコートのような樹脂製の赤茶色をした地面があって、その少し先にはいつもそれ程人が通っていない歩道があった。歩道の先には木蓮の街路樹とつつじの植え込み、白いガードレールを挟んで幅の広い車道が横たわっている。その車道では種々雑多な自動車が途切れることなく右や左に行き交っていて、行き交う度に車が空気を切り裂く乾いた音がここまで響き、時折排気ガスの臭いが微かに漂って来ることもあった。そんな車道の向こう岸にはこちら側と同じように白いガードレール、木蓮の街路樹とつつじの植え込みを挟んで人通りの少ない歩道があり、その先には白塗りの壁に包囲されている広大な空き地があった。 今年になってから巨大商業施設の建設工事が行われているその空き地からは螺旋状のドリルで地面を掘り返している掘削機の重低音や作業員たちの掛け声や怒声が断続的に聞こえてきた。工事の様子そのものは白塗りの壁に遮られてここからは殆ど見ることが出来なかったが、壁の上から空に伸びているクレーン車の長��首の姿だけは幾本か見ることが出来た。空はというと白い雲に一面を覆われているように見えたが、しかし良く見ると、白、灰白色、灰色、と所々に微妙な濃淡の差異が見えて、薄い墨を使って描かれた淡い禅画のようだった。殆ど動きを見せないクレーン車の直線的で無機質な梯子は真冬の空に聳え立っている黒い巨木のように背景の虚ろな空に良く馴染んでいた。 寡黙で怠慢なクレーン車の長い首だったが、時折思い出したようにゆっくりと空の只中を旋回した。先端の小さな頭の下からは細長いワイヤーが垂直に下へと伸びていて、その先のフックに四角い鉄骨の束をぶらさげているのだが、巨大で重量もかなりありそうなその鉄骨の束に比べてワイヤーの方は随分と細過ぎるような気がした。おそらくそれは恐ろしく硬く丈夫な材質で出来ているのだろうが、遠く離れたこの喫煙所から見てもそれは白い空に引かれている縦の棒線にしか見えず、その頼りない細さは空中に鉄骨が浮いているという不自然な状況を更に不自然に不安定に非現実的に見せていた。 束の間、白い空の中を回遊した鉄骨は段々と降下していって、最後には白塗りの壁の下に見えなくなっ��。暫くするとまた新たな鉄骨が白塗りの壁の上から姿を現し、白い空の中を漂い始める。どこかそれは酷く陰惨な拷問の現場を見ているかのようだった。 飛翔する開放感はなく、上昇する高揚感もなく、ただ白い空の只中に宙ずりにされている存在。色もなく音もない虚空の中で何一つと触れることが出来ない彼の存在を唯一世界の内側に繋ぎ止めているものは自らの身体に巻き付いているワイヤーであって、しかしそれは同時に自らの全体重が喰らい込んでいる耐え難き苦痛の繋ぎ目でもある。その線は言い換えるならば存在と現実を繋ぎ止めている最後の絆であり、ワイヤーが断ち切られた瞬間に彼の身体は地上へと落下して瞬く間に大地と一体化し、切り離された彼の魂は白い空の上へと無限に上昇していく。 言葉に変換されたイメージは少しずつまた言葉からイメージに変換された。しかし、そのイメージはもはや既にクレーン車に吊るされている鉄骨の姿ではなく、白い空の中に突き出している黒い十字架だった。それからイメージは、吊るし首の樹海、冷凍室に吊るされている豚の肉塊、廃墟に浮かぶ風船の群れ、と変転していき、やがて一枚の絵と結び付いた。それはオディロン・ルドンの眼=気球だった。 いつどこでその絵を最初に見たのかは定かでない。ユイスマンスのさかしまの挿絵だったような気がするが、もっとずっと以前からその絵を知っていたような気もする。とにかく長い間、そのルドンの絵が私の意識下��意識下に棲み続けていた。 絵の下方には先細った生気のない数束の草の葉以外に何も見えない荒涼とした平地が広がっている。殆どが黒く塗りつぶされているのでそれが土の地面なのか或いは草原なのか判然としない。ただ生命の息吹を感じさせるような大地でないことは確かで、見方によっては海、それも暗い夜を髣髴とさせるような海にも見える。その上方には私が今目の前にしているのと同じように白や灰白色の混在した虚ろで観念的な空が覆い被さり、その中に黒く巨大な気球が浮かんでいる。その黒さは観念的で非現実的な空の色とは対照的に暴力的で生々しい夜そのものの黒さで、常に破裂の緊張感が付き纏う気球の丸い輪郭線も危険な印象に油を注いでいる。 しかし最も不気味なのは黒い気球の上半円に見開かれている一つの大きな瞳だろう。眼窪のように抉られている気球の上半分に細い睫毛を生やして埋まっているその眼球は黒目が著しく上方に偏り、残された広大な白目には若干血管が浮いている。それは正常な状態における人間の瞳ではなかった。私がごく初期に連想したのは首を締め上げられて死んでいく人間の瞳だった。次には白昼夢を見ている人間の瞳となり、性交の際絶頂を迎えている女の瞳となり、賭博で一文無しになったときのギャンブラーの瞳となり、法悦に浸っている聖人の瞳となり…と気球の瞳は様々な人間の瞳の中に顕現した。そのどれもが快楽の絶頂か苦痛の限界に接している人間の瞳で、つまりは自己を喪失しかけている人間の瞳だった。 黒い気球に見開かれた瞳の下睫毛には黒い円盤のような物が吊るされている。円盤はかなりの重量があるようで、その重みによって細い睫毛はの一本一本が張り詰め、下瞼に至っては一部が捲れ上がってしまっている。つまりはこの円盤の重みが下瞼を開かせているのだった。その力は同時に黒い気球全体をこの虚ろで観念的な空の只中に繋ぎ止めているのであり、もし仮に睫毛が切れた場合、円盤は地上に落下して黒い地面と一体化し、下瞼を閉じてほぼ完全に黒い球体と化した気球はどこまでも空を上昇していき、遠くはその故郷である夜そのものに溶けていくであろうことを予感させる。 というのがルドンの気球=眼に対する私の凡そな見解であったが、今こうして白い空とクレーン車のを見ているうちにまた新たな側面に気が付き始めた。それは至極単純な答えで、あの絵は白い空を見詰めるルドンの自画像だということだった。 ルドンにとって白い画用紙は白い空そのものであり、その白い空を見詰め続けるということは虚無を見詰め続けることと同じ意味を持ち、更にそれは自分自身の虚無を見詰めるということだった。しかしそれは非常に恐ろしいことで、なぜならそれは自分自身が存在しないのだと自分自身が強烈に自覚していく行為であり、刻々と死んでいく自分自身を自分自身が見詰めるということだからである。その死は肉体的な死というよりもより完全に純粋な自分自身の死であり、実際に人間が本当に恐れているのはこの自分自身の死であって肉体の死ではない。肉体の死が必然的に自分の死を引き起こすと仮定するために人間は肉体の死を恐れているのに過ぎない。しかし実はそうした恐怖、虚無に対する恐怖という感情そのものが虚無に接している人間にとって最後に残された虚無的でないもの、つまりは自分自身そのものなのであって、だからルドンの虚無に対する恐怖苦痛絶望といった人間的感情は全てあの黒い円盤の方に詰まっているのである。その円盤を吊るしている睫毛が切れた瞬間、つまりは虚無に対する恐怖苦痛絶望といった人間的な感情の全てが消えた瞬間彼は虚無そのものになり、本当の夜がそこに訪れるのである。 しかし一方で見開いた目玉の黒い気球もルドン自身であることは間違いない。虚無に対して見開かれていているその瞳は自己の存在を否定する虚無の方へと自分自身全体を引っ張っていく、言うなれば自分の中にある他人の瞳である。その他人である彼の瞳にとって虚無は恐ろしい無の世界ではなく、魅惑的な無限の世界=パラダイスとして映っているのだということは、そのどこか夢を見ているような瞳の表面に薄っすらと光が反映していることからも伺える。謂わばそれは太陽の光に魅せられたイカロスの瞳であるのだが、太陽へと真っ直ぐに飛んで行ったイカロスの雄姿はもうそこになく、天上と地上に、神々と人間の間にそれぞれ強く引っ張られ、上下真っ二つに引き裂かれようとしながらも何とか一つの均衡を保って地上すれすれにやっと浮かんでいる有り様である。なぜ、そうなってしまったのか?時は十九世紀であり、神の死とそれに伴う虚無がひたひたと人々の目の前に近付いてきた時代である。もはや人々は空の上に輝く絶対無比の太陽を信じることが出来なくなり、代わりとして空の上に現れたあらゆるものを相対化してしまう絶対的な虚無に不安を感じるとともに怯え始めていた。それは同時に近代自我の目覚めであり、精神と肉体の分離現象であって、タナトスとエロスが袂を分かち始めたときでもあった。死と自らの内に潜む死の欲動に不安と怯えを抱いた人々は硬く小さな円盤に閉じ籠り始め、その重力で黒い死の気球を安全な地上に縛り付けようと画策し始めた。
しかし、今後この黒い気球は果たして空に上昇していくのだろうか?それとも地上に堕ちるのだろうか?或いは二つに分離してそれぞれ帰るべき場所に帰るのだろうか?ルドン自身がどうなったかは知らないが、その後の人類の歴史を顧みると果たして人類全体は夢見る瞳を空の中に捨て去って地上に堕ちていったようである。
突然耳に聞こえたライターの点火音が延々と紡がれていくかに思われた思索の糸を断ち切った。現実に引き戻された意識は音が聞こえた方へと向きかけたが、自分の鼻の先でその殆どが白い灰と化している煙草の姿が目に映り、注意はそこに逸れた。いつの間にか意識の完全な枠外で造成されたその灰の塊は無造作でありながら絶妙な均衡を保って自分の左手人差し指と中指の間から空中へと細長く伸びていたが、根元の付近は未だに仄かな煙を流し燻っていて今にも自らの重みによって崩れ落ちそうだった。それが崩壊していく様子を目にするのが何となく嫌な気がして直ぐに私はその灰の塊を自分の手で払い落そうと傍らにある灰皿の方へ振り向いた。するとその灰皿の向こうに女が立っていることに気が付いた。と同時に均衡を失った灰の塊が崩れ、何枚かが空中にひらひらと舞って、残りが灰皿の暗い穴の中へと落ちていった。 その女は短い髪に黒縁の眼鏡を掛け、小柄で線の細い体型に枯葉色の地味なチェック柄のベストと長袖の白いワイシャツを着ていた。蒼白い左手の人差し指と中指の間には細長い煙草が挟まれ、既に火の付けられているその煙草の丸い切れ口からは白い煙が気怠そうに流れていた。右手の中には黒いライターが握られていて、直ぐにそれは先刻耳にしたばかりの点火音と結びついたが、その認識が一致するよりも早く、女は歩き始めた。真っ直ぐに女は歩道の方へ、つまりは喫煙所の前に広がる白い景色の方へと歩いていった。ゆっくりと遠ざかっていく女の背中は痩せているせいか酷く平板でタイル張りの壁のように見え、下半身に穿いている黒いスーツのズボンも黒い板のように直線的で女性らしい曲線は何処にも見当たらなかった。そのスーツの脚と合わせて規則的に動く左右の黒靴は鋭利なヒールの先端を地面へと交互に突き立てていたが、地面が柔らかい樹脂製のために靴音がまるで聞こえず、それが何とも言えない不安な気持ちを興させた。女は歩道の少し手前まで歩いていくと、地面の上に棒立ちになってそのまま殆ど動かなくなった。 地面の上に茫然と佇む女の先程よりも少し遠くなったその後ろ姿は白い景色を前にして朧な木柱の黒い影のように映った。だらりと力なく垂れ下がった両腕の左手指先から流れる煙草の煙だけが有機的な動きを見せていて、まるで女の暗い輪郭そのものが周囲の空気に溶けて蒸発しているように見えた。その前方に広がる白い空は相変わらず白い空のままだったが、クレーン車の方は小休止していて虚空に吊るされていた鉄骨も今は見当たらなかった。休憩に入ったらしく作業員たちの掛け声や怒声も止んでいて、車道を流れる自動車の音だけが寂しい波音のように響いていた。段々と私は前方に実際に生きた女が存在しているという現実が曖昧になり始めていた。同時に自分が今目の前にしている光景の全てが一体何なのか理解することに時間が掛かり始めて、少しずつその所要時間は長くなっていった。しかしながら、ようやく理解出来てもそれは現実の実感と呼ぶのが躊躇われる曖昧な感覚だった。 意識の表面に白い靄がかかっているような現実の曖昧さ、しかしそれは私の生活の隅から隅に至るまで深く浸透していた。 朝、仕事へと赴くとき、外に出て道を歩きながらふと洗面所の蛇口をちゃんと閉めたか不安になる。可能な限り記憶を振り絞ってその場面を思い出そうとするのだがどうしても思��出せない。思い出せないというよりは思い出したその場面が今朝なのか昨日なのか或いは夢の中なのか判然としない状態で、結局いつも駆け足で家へと戻り、靴のまま家の中に上がって洗面所の蛇口が閉められているか確認をする。蛇口はいつも当然のように固く閉められていた。水の一滴さえも零れ落ちてはいない。私は胸を撫で下ろし、自分の心配性を嘲笑う余裕すら出来上てまた玄関へと戻っていく。しかし、背後の洗面所から遠ざかっていくにつれてたった今確認したことが酷く曖昧になり始める。「本当に蛇口から水は流れていなかっただろうか?」自分でも馬鹿らしいとは解りつつも顔から若干血の気が引いている私は再度洗面所に戻って蛇口を確認してしまう。やはり蛇口はちゃんと閉まっている。幾度となくそんなことを繰り返しているうちに時間は恐ろしく浪費され、仕事場へと到着するのはいつも勤務開始時刻寸前だった。 しかし、ここ数か月間というもの症状は尚の事重く悪化していた。私は実際に蛇口を目の前にしながら「これは本当に水が出ていないのだろうか?本当は出ているのに目に見えていないのではないだろうか?」と疑っていた。すると手を伸ばして水が出ていないことを確認しなければならなくなり、終いにはその手の触感に対しても懐疑を抱く始末だった。 そうした現実に対する終わりの無い懐疑の症状は殊に蛇口の確認だけに限ったことではなく、生活のあらゆることに付き纏っていた。次第に私は疲れ切ってしまった。何をするのも憂鬱で億劫になっていった。自然と身体を動かさずにぼんやりすることが多くなり、妄想に費やす時間が増え始めた。すると妄想は生々しく現実味を帯びていき、反対に現実は獏として現実感を失っていった。そうして妄想と現実の境い目は酷く曖昧になり、現実はまた更に曖昧になっていった。 そんな出口の見えない沈鬱とした状況から半ば避難するように私は一日の内三回も四回も浴室へと赴いた。風呂湯の疑いようのない熱さ温もりは私に失われている現実感の手軽な代替品だった。浴室の白い壁や天井はまるで現実を感じさせるものではなかったが、首から下が湯船に優しく現実を保証されているので、私は安心してその白い虚空に想念の気球を飛ばすことが出来た。それは私にとって数少ない安らぎの時間であり、結局はそれがまた更に現実感を失わせる結果に繋がると理解していてもやめることは出来なかった。 掃除も稀にしか為されず、私の生まれるずっと以前からそこに存在している浴室の白い壁は、白い壁とは言ったものの半ば黄ばんでいて、至る所で亀裂が走っていたり表面が剥がれ落ちていたりしていた。黒かびの星座も彼方此方に点々と煌いていた。そんな古い浴室の壁の上を梅雨の時期から夏にかけてはよく���蝓が這い回っていた。蛞蝓は梅雨の初めの頃は注意して見ないと壁の黴やしみと見間違える程小さかったが、夏の終わる頃には皆でっぷりと太って禍々しいまでの存在感を発揮���ていた。蛞蝓を見つける度に私は素手で捕まえて窓から逃がした。突然、壁から引き剥がされた蛞蝓は最初手の平の中で小さく委縮しているのだが、少しずつ顔の上から細い棒状の突起眼が二本伸びてきて、やがてそれは触覚のように左右ばらばら動きながら頻りに周囲を確認し始める。それが落ち着くと今度は手の平を我が物顔で這い回り、蛞蝓はその柔らかい口で一心不乱に手の皮膚の表面を齧り始める。私の手の平を白い壁の続きだと勘違いして食べている、その滑稽で間が抜けた様子と無邪気な食欲の感触は意外にも不快ではなかった。ただそんな蛞蝓を手放した後に残る粘液の感触は堪らなく不快だった。お湯と石鹸でいくら洗ってもそのぬるぬるとした粘液はしつこく手の表面に残り続けた。それが嫌で私は次第に蛞蝓を壁の上に見付けても放って置くようになった。壁の管理人が消えて蛞蝓たちは縦横無尽に壁の上を這い回るようになり、私は温かい湯船に浸かりながらぼんやりとそんな彼らの様子を眺めるようになった。蛞蝓はいつも酷くのんびりと移動してたが、床付近の壁に居たはずの蛞蝓がふとすると天井付近に張り付いていることがあった。その意外な速さに驚いて私は蛞蝓の動きを目で追い始めるのだが、いつも途中でその姿は意識から消えて、蛞蝓は壁の思いもしない位置からふと突然に現れた。その度に今目の前にいるこの蛞蝓が白い壁の亀裂を通って無意識の世界から湧き出して来たかのような不思議な感覚を私は覚えた。 ふと気が付くと、女はこちらの方に振り返っていた。女はそのまま真っ直ぐにこちらへと歩いて来ているようであったが黒いズボンも黒い靴も殆ど動いておらず実際にその姿が近付いているという実感は少しも持つことが出来なかった。まるで女そのものは少しも動いていなくて周囲の風景がその背後へと退いているような、丁度それは海岸の浅瀬に沈んでいる貝殻や流木の朧な姿形が沖合いへと潮が引いていくのに従って段々と明らかになっていくという感じだったが、やがてはっきりと鮮明になったのは先程見掛けた枯葉色の地味なチェック柄のベストや皺一つない白のワイシャツ、黒いスーツのズボンといった身に付けている服装ばかりであって、女そのものの身体は一向にはっきりとせず、その顔に関しても黒縁の眼鏡ばかりが目立つばかりで顔の造りや表情は曖昧で判然としなかった。まるでそれは服や眼鏡だけが絶妙な均衡を保って虚空に浮いているかのようで、そよ風か何かの些細な振動によって今にもばらばらと崩れ去りそうであった。 それから間もなくして透明なその幽霊は私の傍らにある灰皿の向こう側へと戻って来た。灰皿の上に白い手がぼんやりと浮かぶ。その指と指の間からは白い灰の塊が絶妙な均衡を保って虚空へと細長く伸びていた。その灰の塊を見た瞬間、私の中で不安な気持ちが大きく揺れて、現実そのものを確かめるように私は女の顔を凝視せずにはいられなくなった。私からは横を向いているその女の顔は恐ろしく白い色をしていた。しかし、それは人間の肌の自然な白さではなく人工の観念的な白さであった。更に良く見るとその白い仮面は所々深い皺によって裂けその周辺から��が吹いていて、それが造られた仮面であることを自ら強調していた。その裂け目や空いた穴から覗く生の地肌を見たとき私の心はようやく落ち着きかけた。しかし、ふと女がこちらを向いて俯き、今まで眼鏡の陰に隠れていたその瞳が露わになった瞬間、私の心は再び大きく揺れた。その透明な眼鏡の双眼レンズの奥には血管の赤い亀裂が幾筋も走っている異様に白く生々しい眼球とその眼球の上辺から今にも飛び出しそうに偏っている黒い瞳が二つぼんやりと浮かんでいた。それがルドンの気球と結び付くよりも早く、女の手が白い残像を描いて素早く動き、その指と指の間から灰の塊が崩れ落ちた。私は雪片のように舞い散る灰の幾枚かを視線で追いながら、自分自身がばらばらに崩れていく音を聞いていた。
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悦楽の建築術辞典
アイオーン 現在この刹那にこめられた永遠の時間。宇宙の時間。 有為転変の中に永遠を見いだそうとする思いは人類の思想的な営みの底をつねに流れている。 建築もまたそうした思想的営みの一環と見なすことができる。 アイオーンとはそうした永遠の時間、宇宙の時間であって、ヘウヘーニオ・ドールスが『バロック論』で「歴史の常数」を意味するものとして引っ張り出したネ オ・プラトニズムの概念だ。 われわれが日常経験している過去から未来へ向かって淡々と流れていく時間、つまり体験の時 間としてのクロノスに対立する、いわば理念の時間。 この時間観念が、遠く隔たった現象を結びつけてくれる。 ジル・ドゥルーズは時間を第一の現在(転倒の現在/脱臼した時間)、第二の現在(実現の現在/形式としての時間)、第三の現在(微分的現在/純粋な倒錯の瞬間)に分ける。 第一と第二がクロノスであり、第三がアイオーンである。 クロノスは日々の脈絡のない出来事を体験させる「脱臼した時間」とこれを整理してまとまりをもたせた「形式としての時間」を与えるが、創造とはあまり関係がない。それはいってみれば生活の時間である。 これに対してアイオーン、それは物と言葉が腑分けされる瞬間であり、この二つを切断しつつ 移行する瞬間であり、この位相こそが創造を支え、「建築的瞬間」を導いてくれる。 建築を志し、建築を制作し、建築を味わい、建築を悦楽する人間は、アイオーンの時間を生きなければならない。 アレゴリー 移行する時間を紡ぎ出すシニフィアン。 意識を導くシニフィアンとして、シンボルとアレゴリーを対比させよう。 シンボルがアポロンの領域にあるとするなら、アレゴリーはディオニソスの哄笑の響き渡る領域にある。 シンボルが収束する思考であるとするなら、アレゴリーは逸脱してゆく思考の断片である。 シンボルはモニュメントを志向し、アレゴリーは廃墟を志向する。 これは、タナトスの風景を形成するモニュメント、廃墟、ニルヴァーナという三つの位相のうちの二つである。ではニルヴァーナは何を志向するか?何も志向しない。 アレゴリーは死の瞑想をともない、メランコリーと連動している。 沈黙の建築の多くは、アレゴリーの資質を有している。 シンボル系の建築はあっけらかんとして明るくわかりやすく、アレゴリー系の建築は深く沈鬱で冥界を彷徨う傾向をもつ。 イオン 未完結なこと。 世の中には、イオン化傾向の高い金属というものがある。これ��電子を一つ二つ欠いて不安定な状態になりやすい。つまり他の分子とくっつきやすい。他者と親和性が高い。 人生にたとえていうなら、いつも身を開いておく。チャンスは前髪を掴め、後ろは禿げている。 関係の触手を伸ばしておけ。 建築も同じだ。シンメトリーは固苦しい。隣と連帯しない。完結した建築は、まちなみをつくらない。 しなやかな身のこなしが建築にも求められる。 来るものは拒まず去るものは追わず。 イメージ 言語と身体を結ぶもの。 建築とは空間加工のイメージである。 身体の運動感覚を介して頭の中に構築されるイメージであり、流動したり静謐であったりする。 世界は加工可能な空間であり、秩序のイメージが埋蔵されている。 建築はARCHITECTUREの訳語として選ばれた。 そもそもは美的な構成といった意味合いである。 そして物理的存在でなく、脳内に構築されるイメージだ。 物を加工可能な空間の生成装置として捉える。 物は空洞を宿している。建築は空洞通過の体験である。自身が流動する身体となりそこを貫く。 切れ込みがあれば光が流れ込み、風が通っていくかもしれない。 イメージはいつも途上にあり、出会うものによって変形し、出会うものを変形させる。 そして出会うものそのものを生み出したりもする。 インヴィテーション 世界は誘惑に満ちる。これを神秘という。 建築空間は人をどこか他の場所に誘う。 どこか遠いところに憧れる気持ちを誰もがもっている。 青い鳥の物語。 山のあなたの空遠く、幸い住むと人の言う。 古来この情熱が人類を進歩させてきた。 人類は移動し、世界を広げていく。 男は自ら故郷を発って放浪の旅に出る。 女は故郷から連れ出してくれる誰かを待つ。 白馬の王子様だ。 私をどこかへ連れてって。 これは女の台詞でしかありえない。男が言ったら気持ち悪い。 だから女は憑かれやすい。他者に感応しやすい。 ユタ、ノロ、巫女、女性の神秘性。女性は誘惑に応じやすくできている。 建築は誘いの場だ。 実際に旅に出ることができない人々に、ヴァーチャルな旅を経験させる機能を持つ。 建築とは一つの世界を創ること、それも誘惑の世界を創ること。 エクスタシー 言語は共同体のものだが、悦楽は個人のものだ。 建築も文学も演劇も映画も音楽も、コミュニケーションのメディアであって、考え方や想いを伝えることができる。それは個人の裁量を越えるコードに支えられている。コードとは、異なる個人同士に共有される規則だ。 日本語には日本語の規則がある。生まれたときから勝手に声を発してコミュニケーションの成り立つわけがない。 そもそも生まれた時から話せるわけがないし、個人が独自の言語を生み出しえたはずもない。 言語は個人と個人の間、共同体の中で育まれた。言語は個人を超���ている。 気持ちはお互いに共有されるものに乗って伝えられる。これを構造と呼ぶ。心や文化には、あらかじめ定められた構造がある。 個人の気分を超える構造がある。 ぼくらは構造に頼って気持ちを通じ合わせている。建築も文学も演劇も映画も音楽も、共有される構造に支えられている。コードに支えられている。 にもかかわらず、ぼくらが感動を覚えるのは、ぼくらの個人の感覚によってであって、共有される構造が感動するわけではない。法令を理解する能力と言葉を味わう能力は別だ。ぼくらは共同体の論理によってでなく、個人個人の感性に応じて、感動もし、悦びもする。 言語は共同体のものだが、悦楽は個人のものだ。 悦びは個人の領域にある。ひたすら個人の感性の領域内にある。 たとえ、メッセージがコードに則っていようと、人間の文化が構造に支えられていようと、悦びは個人の内に宿る。それは言語を超えている。 建築の喜びもまた個の悦びに宿る。 文化の悦楽は個人のものだ。誰にも譲り渡されることはない。 なぜならこの世に生を受けているのは個々の人間にほかならず、悦楽はかれらのものだからだ。 個々の人間のみがエクスタシーを感じることができる。 歴史や文化はぼくらの社会を理解するのに有効な観念だ。コミュニケーションもまた。 しかし、現実に生き、悦び、死んでいったのは個々の人間だ。 この世に生を受けた限り、悦楽を得て死するのが個人の定め。 そのこと以外に人生の意味はない。 建築の悦楽があなたの個としての人生の悦楽を開いてくれる。 エティカ 欲望は禁忌をばねにしている。タブーをばねにしている。 欲望を生み出すのは抵抗だ。壁があって欲望が見える。 禁忌が聖なるものを生み出し、聖なるものがエティカ、すなわち倫理を生みだす。 行っていいことといけないことを決める。 しかしこの禁じられたものの側に人間の欲望は誘われる。聖なるものの側に喜びはある。 閉ざされた空間にぽっかり明いた窓から垣間見えた青空。 重い扉を押す時の期待と不安。 格子の向こうの人影。 壁の向こうのささやき。 遥か遠い塔の頂で奏でられる音楽。 長い階段の彼方の場所。 川向こうの賑わい。 タブーは空間化され、禁断の場所を生む。 壁により、列柱廊により、階段により、塔により、橋により、聖なる場所が俗なる場所から隔てられることにより。 そこに期待と不安と憧れが、欲望が喚起される。 エロス 建築はエロスとタナトスの狭間をさまよう。 エロスは生命体が個としての充足を求める欲動である。 個としての自己の欲望を追求する。 タナトスは生命体が共同体としての充足に自らを解消する欲動である。 生命の大きな流れに自己を接続する。 エロスは生の欲動、タナトスは死の欲動。 生は多様性に向かい、死は均質に向かう。 生は逸脱に向かい、死は形式に向かう。 芸術はすべからくこの緊張関係の中にある。 生は不安定であり、死は安定し、評価が定まる。 エロスはアフロディテの息子。美の女神の息子だ。 美という観念の体現者として、プシュケという魂の体現者の娘と結婚する。 そして「喜び」という名の娘が生まれる。 プシュケは「心」、エロスは「愛」。 「心」が「愛」を通して「喜び」を手に入れる。 エロスは生命の躍動、タナトスは完結の美。 ル・コルビュジエは住宅を住むための機械といった。 アドルフ・ロースは真の建築が墓とモニュメントの内にし��ないといった。 ル・コルビュジエは個として建築制作の悦楽に向かい、 アドルフ・ロースは永遠の形式に連なる作品に向かった。 ル・コルビュジエは歌い、アドルフ・ロースは沈黙する。 ル・コルビュジエのエロス、アドルフ・ロースのタナトス。 建築は悠久の時を生きると同時に、人々の刹那の快楽に奉仕する。 建築家も個々の作業の悦楽の時を生きつつ、永遠に想いを馳せる。 人間はエロスに絡めとられつつ現世を生きて、なおタナトスの結晶化を夢見る。 体験の目くるめく多様に心を奪われながら、形式の純粋に存在を賭ける。 建築は死の形式の内に、生の現象を宿している。 建築家は、生の現象の彼方に、死の形式を想う。 エロスの向こうのタナトスを思い描きつつ、現実という形のない魔物に向かい合う。 エントロピー 自然はエントロピー増加に向かい、生命体はエントロピーを下降させる。 建築もまた自然に抗してエントロピーの下降をもたらす人間の活動である。 生命は運動しつつ秩序を生成する。 ひょっとすると秩序という言葉自体が、生命体の運動の方向を指すために生み出された言葉なのかもしれない。遺伝子に組み込まれた方向性。 では美、というのも同じか。だから秩序に美を見る。あるいは秩序に美という名を与える。 長い目で見るならば、建築=美=秩序なる図式が成立する カオス 生命はカオスの縁に誕生する。 生命は自身の中にカオスを妊んでいる。 したがって生命の秩序はカオスの中の秩序だ。 人工的な秩序はついつい均質空間に向かう。 近代の空間表現の主題は均質な空間であった。 太古から人類を突き動かしてきた建築の欲望、すなわち世界を収容する欲望は、すべてのもの を分類して並べることのできるエクスポジションの空間を実現した。 たとえば1851年ロンドン万国博、パクストンのクリスタルパレス。 この表象の空間を、ミシェル・フーコーはマテシスとタクシノミアによるタブローと見た。 科学が目指した理想状態。等方均質な空間。 ただし均質は死であり不活性である。 生命は不均質に向かう。不均質こそが空間を活性化する。 生命はカオスの縁に誕生する。無秩序と秩序のあわいに。動きつづける循環の中に。 建築の課題は生命のないものに生命を吹き込むこと。動かぬものに動きをもたらすこと。 あくまでも死の形式と不動の事物を彫琢しながら、そこに流れのもたらされるのを待つ。生命の輝きを待つ。 コミュニケーション 建築は古来コミュニケーションの装置であった。 交流を司る場。人とものと情報が出会う場。 人と人が交流するパブリックな場所の形成が、建築の使命であった。 コミュニケーションのためにこそ、建築の諸形態は工夫された。 古代ギリシアにおいて、アクロポロスは神と神の交歓の場、アンフィシアター(円形野外劇場) は神と人との交歓の場、アゴラ(広場)は人と人との交歓の場である。 やがてギムナジオン(体育場)が生まれ、交流が育ち、教育の場ともなった。プラトンのアカ デメイアやアリストテレスのリュケイオンもそこから生まれたのだった。 アゴラのストア(倉庫)からは美術館が生まれ、神殿の書記たちの記録庫からは図書館が生まれ���。社交の欲望は古代ローマにいたって巨大な浴場を生んだ。 中世の教会は情報の発信装置であり、人々はそこで世界の成り立ちを学び、当時のニュース・ キャスターたる司祭によって解釈された世界情勢を聞いた。ゴシックのカテドラルは、神の世界の似姿であり、『神学大全』の空間的な翻訳だった。 近代のさまざまなプログラムも、建築がコミュニケーションの装置であること雄弁に物語る。 大規模工場、大規模集合住宅、大規模オフィスはその反面教師として。 今日、テレビやコンピュータによってコミュニケーション・メディアの大きな部分は取って代わられているとしても、建築はなおその存在理由をコミュニケーション誘発空間の提供媒体であることに置いている。 身体全体を包み込み、直接五感に働きかけるコミュニケーション・メディアとして。 コンビニエンス 効率は決して生の充実には結びつかない。 コンビニエントであることは、個人の感動とは無関係だ。 日本はとりわけ建築の合理性をコンビニエンスに求める。 便利さが思想に優先する。いや便利さこそが日本人の究極の思想だ。 文明は便利の追求であり、文化は不便の洗練だ。 便利は普遍的な価値であり、個人は個別の価値を求めるようにできているから。 集団は均質に向かい、個は不均質に向かう。 文明は集団に支えられ、文化は個人にささえられる。 サウンド 空間は同時存在の調和だ。 建築の空間は音楽のサウンドに喩えられる。 スケールやプロポーションがピッチ(音程)やハーモニーなら、素材は楽器の音色だ。空間の 文節はリズムにあたる。 建築の構想者は空間の響きを聴き取る耳を持たなければならない。 世の中はなんと空間的音痴に満ちていることだろう。 サプライズ 驚きや裏切りのない建築は貧しい。 人間は表裏のない人間の方がいいが、建築は表裏があったほうがいい。 建築は外と隔絶された一つの世界を創る。 だから、中に入ったとたん、外とまったく異なる世界が展開していると、印象もひときわ新鮮だ。 よい建築は驚きを与える。裏切りの構図に満ちている。 世界が反転して、日常から離れる感覚を持つことができれば申し分ない。 西洋建築の様式を決定するファサードは、内外を反転する仮面であって、まさしくそのような 意図を持って磨き上げられてきた。 もともと建築空間の発生は、人々に夢と驚きを与えるところにあった。 食べて、寝て、排泄するという、生物的な繰り返しの連続を離れるところにあった。 人間が人間たりうるのは、生理的欲求のみでない生活を手に入れたからだ。 建築空間の発生こそが、人類の精神世界を開いたのだった。 嘘をつくこと、これが人間のみにあたられた能力だ。 そうでない可能性を考えることができる能力と言い換えてもいい。 裏を読む、あるいは誤解する、勝手に空想する。 欺くことは他の動物もおこなうが、欺かれることを楽しみ、しかもそこに新たな価値を見出すのは人間だけだ。 そ��に表われる感情は、新鮮な驚きだ。人間は騙されたがっている。 建築は人を騙すための壮大なしかけでもある。 だから表と裏がある。パブリックとプライベートがある。 ハレとケがある。非日常と日常がある。 言語によって、人間は「存在」するものだけでなく、「不在」と「虚構」を知ることができた。 建築はこれを具現化する。「不在」と「虚構」を具現化する。 可能性の空間を具現化する。サプライズを具現化する。 人々が建築に魅せられた理由はそこにある。 シンボル 建築はシンボルの体系である。 人間は世界をシンボルの体系に置き換えてきた。 言葉はその代表であり、言語という離散的な構造に、世界を圧縮してきた。 世界を部分に分けて、単語に置き換え、これをつなぎ合わせて意味を紡ぐ。 ただそこに謎が出現する。 言語世界を精緻に紡ぎあげればあげるほど、語りえぬものが存在する。 それは神秘である、とヴィトゲンシュタインは語った。 語りえぬものについては沈黙すること。 徹底して言葉による世界の構築を考えつめたヴィトゲンシュタインの教えである。 ちなみにヴィトゲンシュタインは建築フリークであった。 言葉の限界に建築を見ていたかも知れない。 人間は意識の上では言葉で世界を認識するしかない。 そして無意識もまた言葉だと精神分析は教える。 フロイトは言葉の転置や不連続に注目し、ラカンは意味から切断された言葉の縁たるシニフィアンを注視し、ユングは彼方に潜むはずの原型的象徴を分析する。 無意識の海には、言葉が捉えそこなったものが浮いている。 建築もまた、意識のレベルではひとつの言語として捉えられよう。 とりわけ現実のしがらみや重力に晒されているから、理性的な把握が肝要でもある。 ただしその根っこは無意識につながっていて、建築を構想する個人の無意識がそこに表出される。 力の流れは意識でなければ捉えられないが、空間の流れは無意識に働きかけている。 建築もまたシンボルの体系である。ただし個々の無意識が投影される。 語りえぬもの、沈黙の領域が、たまさか出現するときもある。 スクリーン 邪魔するもの、垣間見せるもの、際立たせるもの。 バスケットボールは、ゴールに玉をほうり込む、きわめてシンプルなゲームだ。 ボールを持ったら、まず自分で打つ、だめなら次に抜いて打つ、それでもだめなら最後にパス をする。この順番が個々のプレイの鉄則である。 ただしフォーメーションやプレイの流れで判断は変わる。大切なのはタイミングだ。 5人で攻め、5人で守るから、そこに連携プレイが生まれる。 攻撃の連携プレイの代表がスクリーンである。 マン・ツー・マン・ディフェンスだとする。 ゴールに向かってカットインするプレーヤーを助けるために、そのプレーヤーをディフェンス する相手に対して、味方のプレーヤーがスクリーンをかける。つまり敵の動く位置にからだをもっていってブロックする。プレーヤーは味方のブロックしてくれ ている方向に向かって、カ ットインする。敵は動きが阻まれて、抜ける。これがスクリーン。 スクリーンがかかるとディフェンス同士でスイッチをしたり、うまく体をかわしてやり過ごしたりする。敵と味方でだましあい、邪魔しあう。 ボールを持つプレーヤーは、敵と味方の交錯の彼方、つまりはスクリーンの彼方にゴールを垣間見る。���れはスクリーンの彼方にある。ゴールはスクリーンによって際立つ。かけがえのなさが高まる。 遠くからのスリーポイント・シュートよりも、ゴール下のポスト・プレイよりも、マイケル・ ジョーダンのカットイン・プレイが賞賛を浴びるのはこのためだ。ワン・ゴールの価値が違う。 味方は意気上がり、敵は意気消沈する。 スクリーンの向こう、壁の向こうに大切な何かがある。ぼくはこんな風に空間を感じてきた。 建築の壁も床も天井も、スクリーンだ。そこに穴が、窓が、開口が穿たれて、光が、風が、景色が、人が、空が、声が、一層かけがえのないものに思えてくる。 スクリーンは邪魔をするものだ。すべてを見せるのではなく垣間見せる。でもだからこそ、かけがえのないものを際立たせる。 そこを通過してくるものが生き生きとしたものになる。 ゼロ 無為の空間、ナッシング、a place belonging to nowhere。 何もしない時間を過ごすことができる空間。 管理されない、利益を生むこともない、しかし生の充実を感じさせられるような空間。 たとえば手帳に記されたスケジュール、忙しく生活に追われる日々、その合間にある空白。それが無為の時間だ。 時間に追われる現代の生活を、ふと振り返る瞬間。自分が個人としてかけがえのない存在であるより、組織の中の歯車として個人であることを圧殺されがちな今日。これほど求められなが ら忘れ去られている瞬間はないのではないか。 何もしない時間が充実したものであること。 この世に生を受けて、悦びをえた、そうした生の記憶を刻み込むことのできる空間。 他者の生を慈しむことのできる空白の時間。 建築の究極の姿は、そんな無為の時間の空間化である。 無為の空間は悦楽の空間でありたい。 個としての生の充実を味わう空間でありたい。 一見無駄であり、無意味であるような空間にこそ、かけがえのない意味が潜んでいる。 人生もまた、そういうものだ。 タナトス 死の欲動。エロスの生の欲動に対立している。 あるいはエロスのつなぎ込まれる器官なき身体。ジル・ドゥルーズは器官なき身体こそが死の欲動であると喝破した。エロスは死の欲動につなぎ込まれて初めて発動する。つまりタナトス がエロスを駆動する。 タナトスとしての器官なき身体は、エロスのつなぎ込みを待つニルヴァーナである。 ニルヴァーナは何もなく、そしてすべてがある。 どこにも属さぬ無為の空間、ゼロの空間でありながら、どこにもつながっている。 フロイトは死の欲動について、強迫神経症と攻撃衝動と涅槃衝動という三つの側面を説いた。 これを建築的風景に置き換えてみよう。 強迫神経症は反復であり、モニュメントを志向する。 攻撃衝動はサディズムであり、差異の痕跡であり、廃墟を志向する。 涅槃衝動は消滅であり循環であり、ニルヴァーナそのものだ。 タナトスの風景はモニュメント、廃墟、ニルヴァーナという三つの位相によって構成される。 モニュメントが収束であり、廃墟が移行であるとするなら、ニルヴァーナは循環である。 モニュメントは山であり、廃墟は川であり、ニルヴァーナは海である。 デジール 欲望。建築的欲望は、ロゴスを分母とし、エロスとタナトスを分子としている。 ちなみに建築的思考はその逆数である。エロス、タナトスを分母とし、ロゴスを分子にもつ。 この演算にしたがえば、建築的欲望とロゴスの積は、エロスがタナトスを疎外しタナトスがエ ロスを生み出す循環の有様に等しい。 ディスタンス 建築は遠い憧れを現象させる装置��。 遠い憧れまでの距離を、そこに現象させる。これが空間である。 手の届かぬものに、われわれは憧れる。 タナトスの距離が介在してエロスが生み出される。 デリダならこれをエクリチュールと呼ぶだろう。 エクリチュールとは死の表象であり、そこを通過して空間はエロスに満ちる。 痕跡、死、エクリチュールから生が立ち昇る。 エクリチュールがエロスを立ち昇らせる。 エクリチュールとは距離である。 現実とわれわれの間に、何ものかの通過した痕跡たる差異を与える。 開削された道を与える。 この行為をエクリチュールといい、建築という。 それは現実までの距離である。起源としての死の表象である。 エロスはそこに産み落とされる。 生きた証としてのエクリチュール、そして建築。 沈黙の痕跡に、すべての生の契機がこめられている。 デザイン 空間に漲る意志のこと。 デザインは指示であり方向づけであり、優先順位の付け方の決断だ。 円だの四角だの三角だの、ましてや赤だの黄色だのの恣意的な選択ではない。 物の在り方を決定する時のさまざまな条件を取捨選択して、優先順位をつけ、それらを的確に 指示していくことだ。そのさなかに、適切な形や色の決定がなされる。 むしろそれらを貫く意志のことだ。 意志の存する空間がよい空間である。意志のない空間が悪い空間である。 意志のない人間と向かい合うと調子が狂うように、意志のない空間に居ると体調が狂う。 意志の漲る空間に対峙すると、生の充実を覚える。 自らの生きる意志がそこで問われるからだ。 のんべんだらりと生きてゆく人間には、意志の希薄な空間がふさわしいのかもしれない。 意志の希薄な空間が、のんべんだらりと生きてゆく人間を育てるといっていいのかどうか。 テリトリー 領域と非領域という観点は面白い。 男はテリトリーを主張したがる。 女は、そんなもの主張しないでも、座ったところにおのずとテリトリーができる。 男は天空を駆け、女は大地に根ざす。 もともと根ざしているから、あえてテリトリーを区画する必要がない。 男は移動しつづけるから、自分の領域を区画しなければ、自分の場所である根拠がない。 男はあちこちに種をまく。ただどれが自分の種かを本当に知ることはできない。 女は自分の中から生命を生む。自分の種を間違いようがない。 男は自分の遺伝子を残すためにテリトリーを区画せざるをえない。 女はただ自分のいる場所にいるだけでよい。 他者の侵略も、他所への誘拐も、それがそのまま自分の種であり、そこがそのまま自分の場所になるという点で選ぶところがない。 私をどこかに連れてって、というのは女の台詞だ。 男はもとより移動する性だから、そんな事は言わない。 女の土地に根差す本性が、あえて新しい生の形態を求める時の台詞だ。 天は雨を降らせ、光りを降り注ぐ。 大地はそれを受けて生命を育む。 古来、どの神話を見ても、天が男で大地が女だ。 父系の社会はテリトリーに厳密であり、母系の社会はテリトリーが曖昧だ。 アレグザンダーもチンギスハンもナポレオンも男だ。 女の発想に帝国主義はない。 長い年月平和な社会は母系だ。 日本の縄文もまた、そうだったのでなないか。 ヒストリー 歴史は「目的をもった運動」として定義された。19世紀��ことだ。 悦楽の観点からは、こうなる。ヘーゲルにとっても、マルクスにとっても。 人類の歴史は秩序を発見する歴史だった。遺伝子に強くそうプログラムされた種が、人類であるということかもしれない。だから秩序とか美は人間の活動と同義である。 秩序や美は目の前の具体的な世界から抽象された。人間が本能的に快適だと感じる世界の形を表そうとする観念である。脳と身体に快い。この快感を人類はそう名づけた。 これが時代によって変わるから、芸術も変わる。あるいは芸術が変わって、物の見方も変わる。 建築は、その発生以来、人間の世界を加工するための最大の実験場だ。それはただ個人の身体 を包み込むどころか、人間集団をすっぽり包み込む空間だ。 建築は集団の夢でもある。個人の夢、脳の中のイメージに発して、そこだけにとどまらず、それが集団に共有されるとき、実現の可能性を持つようになる。 ただあくまでも、最初の一滴は個人の想いのひとしずくだ。 ビルディング 建築の物理的対応物を建築物、あるいは単に建物という。これがビルディングである。 ビルディングは現実に存在するが頭の中には存在しない。 建築は逆である。つまり頭の中にしか存在しない。 フィクション 人間はフィクションを楽しむ動物だ 二本足歩行して手が自由になって道具を扱えるようになったのが人類のはじまり。道具を加工 することを覚えて、技術も進む。工夫すると頭もよくなる。 なるほど世界というのはただ与えられるだけじゃない。そのままに甘んじるものでなく、変えていくこともありだと気づく。これを世界の改変可能性という。これに目覚めた人類が、やがて自分を包み込むほどの大きな空間を加工するようになる。 これが建築のはじまりだ。 ただ目的に向かって道具を加工するだけの、律義な人々が多くいた。かれらのおかげで、獲物を切り裂いたり、木の実をすりつぶしたりしやすい道具の形が工夫されていった。 そのうち道具を加工する間に、道具自体で遊ぶ連中も出てきた。骨に刻み目を入れてあるだけで何に使われたかわからない道具も発掘されている。ことによると楽器かもしれない。刻み目を棒でこすればリズムをもった音が出る。 人間は道具で遊ぶ内に、動物を殺したり、肉を切ったりという物質的な世界の改変可能性だけでなく、脳の中のイメージを加工する可能性に目覚めた。 音を出す工夫と遊びは、のちに音楽と呼ばれることになる。 女の人の形もいっぱい作られた。生命の豊かさのイメージだ。のちに彫刻と呼ばれる。 絵はもっとはじめから描かれていただろう。やがて洞窟に見事な動物の絵を描く連中が現れる。 空間のなかに躍動する動物たちが、重なり合うようにして、あたかも空間そのものが響きを発するかのように。 描かれた動物の数と位置を調べて、ひとつの規則を見出す学者もいる。馬と牛が女と男に対応するのだと言う。とすると、洞窟は一つの世界観の表現になる。男 的なるものと女的なるもの、 降り注ぐものと受けとめるもの、太陽と月、光と影。動物の像を通して、世界の成り立ちの神秘が描かれている。 もともと絵であって、本当の動物ではないから、あくまでもヴァーチュアルだ。洞窟は人類最古のヴァーチュアル空間だ。���かしそこにとどまらず、ある思想を表現していたかもしれない。 人間は、このようにして、脳の中のイメージを刺激する物体を生み出した。直接的には役に立たない物体を加工して、フィクションを遊ぶことを覚えていく。精神世界が生まれる。 身体をすっぽり包み込むほどの空間、先史時代最大のフィクションであり、空間芸術であり、つまりは建築空間が、ラスコーやアルタミラの洞窟だ。 フォーム 空間は機能を捨て、裸になった時に、その真価が分かる。 何かのための空間でなく、何のためでもない空間、機能を捨て去ったあとの空間が、建築空間の真の価値を見せてくれる。 アクロポリスはかつてギリシアの神々が集う聖域だった。アテネのパルテノンは、トルコ軍の弾薬庫に使われた。いまや屋根は失われ、巨大なアテネ像も失われて、神殿としての機能をはたさない。ギリシアの神々の信仰ももちろん遥か古に失われてしまった。 にもかかわらず、そのたたずまい、均衡の取れた形は、多くの人々の驚嘆と礼賛を集めてきた。国家、民族、宗教の別を問わず、どんな人々にも、それが聖なる 空間であることを十分に感じさせてくれる。さらに言うなら、そこに貫かれた古代ギリシアの人々の明晰な秩序の感覚をも存分に伝えてくれる。 パンテオンは古代ローマの万神殿だ。紀元1世紀に建設された。のちにラファエロなどの墓も納められた。ローマの技術と造形をよく表現する巨大なドーム型の 空間の頂には、ぽっかりと丸い穴があいている。そこから差し込む光は時々刻々と円天井の表面を移動して、巨大な空洞 の大空間の変容は驚きに満ちている。この空間のドラマもまた、万人に伝わる空間的な価値を持っている。ローマ神話を知っている必要はない。 イスタンブールのハギア・ソフィアは、6世紀にユスティニアヌス帝の建立したビザンチンの教会だ。地上50メートルの高みに、周囲から差し込む光に支えら れまるで宙に浮いたように見える天蓋は、建立者のユスティニアヌス帝自身が、「我ソロモンを凌駕したり」と神に祈りを捧げたほどの神々しさを湛えている。 この地をめぐって攻防を繰り返したキリスト教徒もイスラム教徒も、ともにこの聖なる空間を破壊しようとは思わなかった。 パルテノンもパンテオンもハギア・ソフィアも、その機能のゆえに人々は感動するのではない。 その空間のゆえに感動する。 裸の空間、建築の形式そのもの、これをフォームと呼ぶ。 フリーダム 障害物があって自由が見える。壁があって自由が実感される。 だから「建築は自由への壁である」という命題が成立する。 壁は自由の導き手だ。建築は自由の道案内だ。 安部公房の小説『壁』に捧げられた石川淳の序文は、矛盾に満ちた自由のありかを鮮やかに浮き彫っている。 壁を行動の限界と見るか、あるいは自由への門と見るかは、人生に対する態度の問題であり、 建築に対する想像力の問題でもある。 建築を開くというシュプレヒコールは建築が必然的に境界を形成することを前提としている。 すべてに向けて開かれた建築など存在しない。 かりに観念的にありえた��しても、それは不自由しかもたらさないだろう。 プレゼンテーション 都市はプレゼンテーションの場だ。 人類の意図的な景観プレゼンテーションの努力は都市を創ることに集中された。 都市は必ず計画されてできた。計画されずにできた都市はない。 ただその発展に、計画が置き去りにされた都市は数え切れない。 プロセス 建築はいつも途上にある。 空間は流れであり、プロセスだ。 建築の構想はいつもプロセスにある。 ものごとを決定していくプロセスでもあるし、空間の中を歩き回って適切なスケールとプロポーションを追い求めるプロセスでもある。 出来上がった建物は一つの完成品だが、建築の体験はプロセスそのものだ。 建築空間は時間を埋蔵している。 建築は時々刻々と姿を変えてゆく。 構想の渦中にあっては、あらゆる可能な形や素材やスケールが、瞬時に脳裏を飛び回る。 風向きや地形や光の状態や機能に応じて、最適な解決が次々と構想され、取捨選択され、優先順位が付されて、建築は時々刻々と変化する。 常に渦中にある。プロセスにある。 構想の段階でも、体験の時でも、プロセスを総合して建築的な時間が紡がれていく。 建築はそうした時間の流れの余白に姿を表す。流れの整流器だ。 ただまなざしはあくまで、流れに注がれている。 この流れのことを空間と呼ぶ。空間もまたプロセスだ。 マジック 建築は魔術だった。 ヴィトルヴィウスもそこに属していたというディオニソス建築師団。 石を組みソロモンの神殿を築き上げた、人知を超えるかに見える技術。 アルケーは原理、根本であり、テクトンは技術である。 したがってアーキテクチュアとは、すべての根源にありかつ上位にある技術のことである。 ヨーロッパに連綿と流れるフリーメーソンの伝統には「隠された知」という魅力的な概念が潜んでいる。 カバラや錬金術への憧れ。 ニュートンも後半生は一生懸命に錬金術に励んだ。 巨大な空間を作り上げる建築という技術は、魔術とほとんど同義だったろう。 石工たちは経験に裏付けられた技術の体系を鍛えた。 力学、幾何学、物性、美学、音楽、雄弁術。 しかしそれは純粋な技術であり、世俗的な成功を意味しない。 金をつくりえても、これを世俗的成功を交換したあかつきには技術の喪失が待っている。 芥川龍之介の『魔術』を参照せよ。 純粋な技術者は、あるいは魔術師は、欲望を捨てなければならない。 欲望は王にあり、建築家は術を磨くことのみに満足を覚えること。 ミュージック 建築は凍れる音楽。 シュレーゲルの発言だとヘーゲルは書きつけた。 シラーであったかもしれないしゲーテであったかもしれない。 あるいは遙か古代に遡ってピタゴラスあたりが嘯いていたかも知れない。 音楽は現実の音というよりむしろ、音から立ち上る観念である。 マラルメが自分の詩を音楽に近づけたいと願った時の音楽とは、まさしく立ち上る観念だった。 それも言葉の不在に立ち上る観念だ。 建築もまた、物質の不在に立ち上る観念を音楽として持つ。 空間は響きでできている。 メモリー 建築はメモリー・ファクトリーである。 すべて建築空間は、記憶の保存装置である。 およそ人類の生み出した技術は、時間と空間の���圧縮・保存・輸送」の技術だ。 建築はそのもっとも大規模な試みである。 建築を通して、人類は時間を保存し、空間を圧縮する試みを続けてきた。思想を未来へ輸送する試みを続けてきた。 輝かしい事蹟の瞬間を記憶し、宇宙をひとつの場所に圧縮する。 場所を祝福し、歴史を刻み込む。 時間を刻印し、追憶を喚起する。 世界を象徴し、知の形象を示す。 事物を収蔵する空間が、展覧する空間に、検索する空間に、そして生産する空間に。 事物が取り去られたあとの空間が、そのまま時代の世界観と知の有り様を示す。 すなわち「圧縮・保存・輸送」の技術の有り様を示してきた。 建築物は人々の記憶の引き金をひく契機に満ちている。 失われた時を求めて、失われた宇宙の雛形を求めて。 モーメント 建築的な瞬間。 非物質的な領域と物質的な領域が交差し合う刹那。 建築がもやもやした霧の中から、確たる観念として立ち上る瞬間である。 この観念は、言葉ではない。建築でもないかも知れない。 建築生成の現場であり、建築以前の状態である。 ユートピア 逆説的な理想境 実現されないこと、失敗することに意義がある。 トピアは場所。今ここにある世界だ。 ユートピアはここでない場所。どこにもない場所。 中国の理想は不老長寿。 西洋の理想は錬金術。物質的欲望の世界。 中国は桃源郷で仙人となる。 西洋は黄金境、エル・ドラドで億万長者になる。 日本がかつて黄金の国ジパングと紹介されて、西洋の野心家たちは日本を目指した。 フランシスコ・ザビエルは日本を勝手に大天使ミカエルに奉げた。 イスラエルの守護天使もミカエルだ。 古代中国や朝鮮半島から渡ってきた人々の眼にも、日本はユートピアに映ったろう。 水も豊富で緑に溢れている。豊かな自然に恵まれている。 豊葦原の瑞穂の国/トヨハシハラノミズホノクニ。 渡来した人々の驚きが、このネーミングにこもっている。 建築はユートピアを常に射程に収めている。 決して到達されないことが分かっていながら、ユートピアの似姿を込める。 政治的にそれが利用されると、イデオロギーの格好のモデルとなる。 建築に世俗的な欲望が禁物なのは魔術だからだ。 ただ聖なる欲望のみが建築を駆動してよい。 聖なる欲望とは、世界を収容する欲望である。 収容される世界は、ユートピアの似姿である。 その時代時代のユートピアが、建築に込められている。 たとえばサン・ピエトロ大聖堂。 ルネサンス精神を体現せんとする求心的大空間。ブラマンテ、ラファエロ、ミケランジェロが 構想を練り上げ、巨大なクーポラを立ち上げた。 バロックの時代精神を受けて、これにベルニーニが巨大な楕円形の列柱に囲まれた広場を前面に配した。時代のユートピアの精髄が結晶している。 リフレクション 響き合うこと。 空間とは響きだから。 空のかけら、光のかけら、世界のかけらを、スクリーンは切り取って空間の中に送り込む。空間はそうした世界のかけらたちで満ちる。かけらたちが動き、移ろい、姿を変えて、空間を生き生きとさせる。空間に生命を与える。 かけらたちの交響曲が空間の実体だ。空間を訪れるものたちの響き合い、リフレクション。光と影の饗宴、媒介者たちの歌声が、建築に木霊している。 中世ゴシックのカテドラルは、構造的な大発明によって、リフレクションの空間を飛躍的に発展させた。フライング・バットレス、つまり空を飛ぶ梁をもつ控え 壁のよって、大きな窓をとることができるようになった。それまでのロマネスクの厚い壁に守られた暗い空間に比べ、圧倒的に光に満ちた明るい空間が可能に なった。 大きな開口にはステンドグラスがはめ込まれる。光は神の国から射してくる神々しさを付与された。神が訪れ、天使が舞う。人々は教会を神の国への門と位置づけたろう。門は異なる世界がそこで交錯し、響き合う境界、すなわちリフレクションの空間そのものだからだ。 境界にリフレクションは響き渡る。 異なる世界からの訪問者を待ち、彼らの声の響きを受けとめ、共鳴させ、増幅するリフレクションの空間。建築は古来そうした役割を果たしてきたのであり、それがひいては共同体の自己確認装置であり、異界への門でもあった。 建築の出現の場所、そこは、他者の声が響き渡り、自身の魂の底に到達する、リフレクションの空間だった。 リレーション 建築で面白いのは、壁、列柱、階段、塔、橋、といった、関係を生み出すエレメントである。 守ったり、遮断したり、邪魔したり、曖昧につないだり、隠したり、導いたり、憧れさせたり、 見晴らしたり、架け渡したり、浮かべたり、・・・。 建築は関係に支えられている。 他者と関係を持つこと、すなわちコミュニケートする欲望に支えられている。 レジスタンス 建築は他者に対する抵抗の形式だ。抵抗しつつ受け入れることも含めて。 他者とは光や音や風や雨、人や物や情報。 流れこむ他者への身振りが建築を決定する。 ただし、他者の眼に映るために振る舞う自分は自分ではない。 仮面をかぶり続けてついにその存在そのものが仮面となること。 すべて深きものは仮面を愛する。 ニーチェの教えである。 ロゴス 古代ギリシア人たちは宇宙と人間との間に働く法則そのものをロゴスと呼んだ。 ヘラクレイトスはこれを「存在の声」と呼ぶ。 対抗し合う個物を統合する力であり、建築を成立させる力でもある。 建築とはひとつの世界を構成する行為であるからだ。 そこにはしかるべき意図が要請される。 組み立て、統合する意志が要請される。 これをロゴスと呼ぶ。 ただしこれにも超越的ロゴスと内在的ロゴスがある。 建築は空間を内から開く身体に即した内在的ロゴスに裏打ちされねばならない。 あらかじめ措定された身体に即さぬ超越的ロゴスはイデオロギーと化す。 それは建築的行為の地平を開く言葉ではなく、単なるシュプレヒコールである。 内在的ロゴスはエロスに伴われている。 建築はエロスの行為だ。 ロゴスに耳を澄ませ、エロスに身を任せる。そこに建築の萌芽は呼び出される。 ロゴスはエロスの運動の内に徐々に姿を現す。 エロスのさなかにロゴスの影を探る。 つまり欲望のさなかに意図を、そして意志を探る。 これが建築という自然に即して自然を読み直し語り直す行為に潜む構造である。 それは自然にロゴスを見いだす行為であると同時に、個の身体の応答と行為的直観を前提としている。 「存在の声」への身体的応答、これがエロスである。 「存在の声」たるロゴスは個の身体にもたらされる。 個にもたらされたロゴスは倫理である。 他者との関係─ ロゴス─ のみが個の欲望─ エロス─ を作動させる。 社会の中にありつつ個人として生きる倫理が、享楽の強度を支えている。 享楽が、個に胚胎される喜びが、自覚された遊戯が、壁に堰き止められてほとばしる自由の可能性が、ともすれば全体主義へと向かう超越的ロゴスの流れを分岐させる。 個のエロスの中から研ぎ澄まされた意志を通して、内在的ロゴスは享楽のロゴスへと鍛えられる。 建築という思考の態度はそこに根ざしている。 個のエロスに根ざさぬ建築は貧しい。 個のエロスが享楽のロゴスにまで鍛えられぬ建築はなお貧しい。 参考文献 (参照順) エウヘーニオ・ドールス『バロック論』神吉敬三訳、美術出版社、1970 ジル・ドゥルーズ/フェリックス・ガタリ『アンチ・オイディプス』市倉宏佑訳、河出書房新社、1986 ジル・ドゥルーズ/フェリックス・ガタリ『千のプラトー』宇野邦一・小沢秋広・田中敏彦・豊崎光一・宮林寛・守中高明訳、河出書房新社、1994 ヴァルター・ベンヤミン『パサージュ論」:都市の遊歩者』今村仁司・三島憲一他訳、岩波書店、1994 ヴァルター・ベンヤミン『ドイツ悲劇の根源』川村二郎・三城満禧訳、法政大学出版局、1975 ジークムント・フロイト「快感原則の彼岸」(1920)小此木敬吾訳『フロイト著作集6』人文書院、1970 ジークムント・フロイト「マゾヒズムの経済的問題」(1924)青木宏之訳『フロイト著作集6』人文書院、1970 ジークムント・フロイト『エロス論集』中山元編訳、ちくま学芸文庫、1999 呉茂一『ギリシア神話』新潮社、1969 ル・コルビュジエ『建築をめざして』吉阪隆正訳、鹿島出版会、1974 アドルフ・ロース「建築について」『装飾と罪悪:建築・文化論集』伊藤哲夫訳、中央公論美術出版、1987 ミシェル・フーコー『言葉と物』渡辺一民・佐々木明訳、新潮社、1974 ルードウィッヒ・ヴィトゲンシュタイン『論理哲学論考』藤本隆志・坂井秀寿訳、法政大学出版局、1968 ジャック・ラカン『精神分析の四基本概念』ジャック=アラン・ミレール編、小出浩之・新宮一成・鈴木國文・小川豊昭訳、岩波書店、2000 ジャック・ラカン『精神分析の倫理(上)』小出浩之・鈴木國文・保科正章・菅原誠一訳、岩波書店、2002 C.G.ユング『変容の象徴(上)』野村美紀子訳、ちくま学芸文庫、1992 西田幾多郎『西田幾多郎哲学論集II』上田閑照編、岩波文庫、1988 荘子『荘子:第一冊』金谷治訳注、岩波文庫、1971 ジャック・デリダ『根源の彼方に:グラマトロジーについて(下)』足立和浩訳、現代思潮新社、1972 ジャック・デリダ『エクリチュールと差異(上)(下)』梶谷温子・野村英夫・三好郁朗・若桑毅・坂上脩 訳、法政大学出版局、1983 アンドレ・ルロワ=グーラン『身ぶりと言葉』荒木亮訳、新潮社、1973 安部公房『壁』新潮文庫、1969 マンリー・P ・ホール『象徴哲学大系IIIカバラと薔薇十字団』大沼忠弘・山田耕士・吉村正和訳、人文書院、1981 芥川龍之介「魔術」『芥川龍之介全集3』ちくま文庫、1986 ヘーゲル『美学講義(中)』長谷川宏訳、作品社、1996 マラルメ「詩の危機」南條彰宏訳『筑摩世界文学大系48:マラルメ・ヴェルレーヌ・ランボー』筑摩書房、1974 ニーチェ『善悪の彼岸』竹山道雄訳、新潮文庫、1954 マルティン・ハイデガー『形而上学入門』川原栄峰訳、理想社、1960 竹山聖
立命館大学政策科学部紀要 「政策科学」15巻3号(2008年3月)より
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Melly's MasterList of Translations:
And other miscellanea...

HIATUS June 1, 2024: Unfortunately my health has gotten worse in recent months, so I am forced to take a break from most of my online activities, and will stop any translations while I recuperate. I don't know if I will revisit anything in the future, but for now, the focus will be on my health and getting better.
Thanks for your understanding.
-Melly
Tiger & Bunny:
Mostly Yuri Petrov/Lunatic related
Season 1
Yuri Petrov/Lunatic Article from Hero Gossips
Excerpts from Hero TV Fan Volume 2
TN: May add more translations from this publication later
Hero TV Newspaper Extra Pg 18: Lunatic/Yuri Petrov
Cast Comments from Yusa Kōji from an unknown magazine about Tiger & Bunny: The Beginning
Late Night Tea With Yuri-Sensei: 5th Cup By: Ogawa Kuro
Late Night Tea With Yuri-Sensei: 4th Cup By: Ogawa Kuro
Yuri Petrov's Profile from The Rising - King of Works Super Fanbook
Lunatic - Heroes Column Card
Golden Ryan - Excerpts of Heroes Column Card and short lesson on Japanese polite speech forms
Yuri Petrov's Daily Schedule: The Rising - King of Works Super Fanbook
The Beginning Novelization: Yuri/Luna's post credit scene
Translation of Barnaby's Medical Assessment Performed by Dr. Chinatsu Matsui (From the November 2011 Issue of Animage)
Media
TaiBani Music, Audio Dramas and Events
Lunatic/Yuri-centric content from The Sound of Tiger & Bunny pamphlet.
Small blurb on Special CD #6: Yuri Petrov's Melancholic Daily Life
TN: Changed title to match the title used in the previously translated audio drama; however, 憂鬱 (yuuutsu) can also be translated as "depression", "gloomy", and "melancholy", so both titles work. "Yuri Petrov's Gloomy Daily Life" also sounds pretty good.
Translation of Yuri's Character Song: Thanatos no Koe wo Kike and small article about it
Excerpts from TB2 OST Liner Notes
AFFT Talkshow Event October 13, 2017 (Mainly Yuri information)
Information about TaiBani and New Otani Hotel Collab 2024
Explaination About Yuri and the Karuizawa Cabbage Seller Theory
Taibani Videogames
Translation of Yuri-centric info from this PASH article on Hero's Day for PSP
More Hero's Day Info on Yuri's Route
Hero's Day Screenshots and other info from Yuri's Route.
TN: May add translation of Yusa Kōji interview later
Translation of Yuri's (main) Route from Hero's Day for PSP
Part 1 and Part 2
Hero's Day: Yuri's April Fools Day Message and Small Interview with Yusa Kōji from B's Log
Misc Translations
Translation of blurb on Barnaby and Kotetsu's Eau de Toilette Fragrances
Masakazu Katsura's Tribute to Toriyama Akira-sensei and Masakazu Morita's words (Translation by: Todd Blankenship on Twitter/X)
Translation of Lunatic Sound Drops
Happy 13th Year Anniversary TaiBani
Season 2
Ueda Hiroshi's TaiBani2 Sequel Idea (Tweet)
S2 Cour1 Ep 8: 顔色悪い (Kao iro warui)
Translation of Yuri and Lunatic centric parts of this interview with Kase Atsuko in Newtype, February 2023
Translation of Yuri and Lunatic centric parts of this interview with Kase Atsuko in Animedia, February 2023
Translation of Excerpts from MASAKAZU KATSURA x TIGER & BUNNY 2 Design Works
Yuri Petrov and Lunatic blurbs from the Tiger & Bunny 2 Museum
Translation of Yuri-centric parts from the staff interview in TaiBani2 Exclusive Interviews Vol. 7
Commentary
The Murder Dungeon
Commentary on Lunatic's Hidden Room (aka the "Murder Dungeon™️") including official designs
Murder Dungeon Location Found? From The Beginning Novel Vol.2
Proto Cape Discovered in Murder Dungeon - S2 Episode 20
Commentary on Tartarus from S2 Watch Party Eps 20 and 24, as well as other inclusions of Greek Mythology
Yuri Petrov/Lunatic Guide (Jp, last updated Jan 2024)
Mystery Solved(?) How Yuri Stores His Hair in the Luna Mask
The Karuizawa Cabbage Theory
Pale Silly Man Leaves Phone Messages: The Rising Super Prelude
A Japanese Language Faux Pas
My YuriPe/TaiBani Merch:
Last items in storage shipped over
Partial Bday Haul
Found and Fixed Luna-Sensei's Missing Bowgun
Some Doujinshi Anthologies and Goodies
More TaiBani Goodies From My Friend
Another YuriPe Haul🥰
P3 Chara Fineboard and Lunatic TB Styling 2 Figure
Luna/Yuri Care Package From My Friend
Suruga-ya Haul and Others
Mercari Haul
Mercari Lot: Summer Resort Heroes and Other Acrylic Stands
TB1 Sakakibara Manga and Artbook and Lunatic Rascal Acrylic Mascots
Misc (TaiBani):
My YuriPe Tattoos: here and here
Drabble: Yuri on Cabbages
Privatter: The Cabbage Connection
Picrew Fun with YuriPe: Here, Here, and Here
Saint Seiya:
Deadend Game CV: Kawada Shinji (Thanatos' Character Song - Lost Canvas)
Tsunakan's Gag Comics (Scanlations done by House of Libra with their own translations) Here and Here
Saint Seiya Omega: Translation of Cancer Schiller's moves
Meiou Iden Dark Wing Chapter 33
#tiger & bunny#my translations#lunatic tiger & bunny#yuri petrov#taibani#tnbscans#yusa kōji#thanatos saint seiya#saint seiya#character song#yoshihiro ike#ike yoshihiro#tiger & bunny ost#ルナティック#ユーリペトロフ#ユーリ・ペトロフ#タナトスの声を聞け#タナトス#遊佐浩二#池頼広#英語訳#訳文#tiger & bunny audio drama#英訳#タイバニの英訳#タイバニグッズ#タイバニコラボ#tiger & bunny videogames#cast interviews#cast comments
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Luna/Yuri-centric Excerpts from The Sound of Tiger & Bunny
Yusa Kōji's message translated:
TVシリーズや劇場版が終わって時間が経つのにたくさんの方々に応援していただけることを嬉しく思っています。
僕自身も大好きな作品ですし、今でも音楽を少し聞いただけで「あ。タイバニだ」とアフレコ時やイベントの思い出が蘇ります。皆さん、たっぷりとタイバニの世界に浸ってください!!
"I'm glad that many people have continued to support me after the completion of the TV series and movies.
I love this work (TaiBani), and even now, if I hear a little of the music I think "Ah. It's Taibani"; and I remember working on the voiceover and events.
Everyone, please fully immerse yourself in the world of Taibani!!"
The rest of the text in this article is descriptions of the pieces they played (in this case "Hero's Mission" and "Tiger & Bunny") along with staff comments about them.

5 The Red Moon
3'29" (3:29) TV
STAFF COMMENT
バイオリンが32分音符と16分音符を2パートで延々と弾いており、これもの受難曲。この音が不安を煽り、サスペンス感を十分に醸し出しています。
The violin plays 32nd and 16th notes endlessly in two parts, and this is also a passionate song. The sound incites anxiety and fully exudes a sense of suspense.
[制作秘話] 楓が誘拐されて、ヒーローが閉じ込められてどうなっちゃうの!?という場面で使用しています。不安だったり、先行きが不透明だったりする時に流れます。シリーズで使用回数が最も多い楽曲です。
Production Secrets: What will happen if Kaede is kidnapped and the heroes are trapped!? It's used in this (these types of) situation. It's heard when things are uneasy, such as when you are anxious or the future is uncertain. It is the song that is the most used in the series.
(TN: It's used a lot during Lunatic's appearances, and there's even a remix of it in "The Rising" - "The Judge From the Red Moon").

25 The Voice of Thanatos
2'07" (2:07) TV
STAFF COMMENT
弦楽器の低音、そして金管楽器が同じ低いメロディーとリズムを奏でます。そして楽器が小節毎に増え、オクターブで綴ります。不穏、動揺、剣吞といった、正義とは反対の不安要素を煽る曲です。また、不安を増幅するホルンには「bressy」の指示。咆哮しつつもワザと金属的に音を出させ、熱のない感じを出します。非人間的なヒーローと対極をなす意味合いの音作りです。
The bass stringed instruments and the brass instruments play the same low melody and rhythm. And the musical instruments increase with each ornamentation, and octaves. It is a song that incites anxiety elements opposed to justice, such as disturbance, agitation, and insecurity. The horn that amplifies anxiety has the instruction of "bressy" (TN: probably "brassy"). While roaring, it makes a metallic sound and gives a feeling unlike a fever. It's an opposing sound to an inhuman hero.
[制作秘話] お待たせいたしました!
池さんの大好きなルナ様曲(笑)。ルナティックのタナトスの声を聞くための1曲です。この正義を買いて、ヒーローと対立してしまうルナティックの天誅を下すシーンで使っています。
Production Secrets: Thank you for waiting!
Ike-san's favourite Luna song (laughs). Lunatic's 1 song to hear the Voice of Thanatos. It's used in the scenes where Lunatic's justice and divine punishment conflict with the heroes.

Comments from Koji Yusa from The Sound of Tiger & Bunny pamphlet.
If this is translated somewhere please let me know and I’ll link to it.
#tiger & bunny#lunatic tiger & bunny#yuri petrov#my translations#yusa kōji#ike yoshihiro#yoshihiro ike#tiger & bunny ost#the sound of tiger & bunny#池頼広#遊佐浩二#ユーリペトロフ#ユーリ・ペトロフ#ルナティック#タイバニ
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The love I feel for you is immense. Thank you for everything, king. Thank you for these amazing years.
Thank you so much, Yuri Petrov 💙💚
タナトスの声を聞け!!

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S1 Translations from Hero TV Fan Vol. 2
Scans courtesy of: @tnbscans
I may add a translation from the Episode 16 pages to this post in the future, but for now I have translated the following:
Episode 21: (pg 58)

虎徹の素性を知るユーリは倍じられず司法局データベースを確認するが「ワイルドタイガー」の情報は消されており、事態の異常さをじる
Yuri, who knows Kotetsu's background, can't doublecheck the Justice Bureau's database, because "Wild Tiger's" information has been erased. The situation is abnormal.
Pg 59

→偽タイガーやヒーローに追われ、ルナティックまで現れ絶体絶命!
→Chased by Fake Tiger and the heroes, even Lunatic appears! He (Kotetsu) is desperate!
TN: The downwards arrow refers to a different image and mentions Kotetsu obtaining the Crap Suit from Ben and wonders what his secret plan is.
Episode 24 (pg 68)
CHECK! ユーリの誤算
Check! Yuri's Miscalculation

ユーリにとってH-01との戦いで左肩を撃たれて敗北したことも大きなショックだった。さらに、司法局という情報が豊かな場にいながら、(マーベリックの工作による) 虎徹への濡れ衣事件を発端とする不可解な状況の分析が行えないことに当惑していた。
It was a big shock for Yuri to be defeated and shot in the left shoulder in the battle against H-01. In addition, while there was an abundance of information in Judicial Bureau, he was puzzled that he could not analyse the mysterious situation that originated from the false accusations against Kotetsu (due to Maverick's handiwork).
Episode 25 (pg 71)

なんびとも、己の犯した罪から逃れる事は出来ない
You can't escape from the sins you have committed.
→マーベリックを乗せた護送車を襲ったのはルナティック。炎の弓を向けて彼に対してふさわしい罰を与える
Lunatic attacked the convoy with Maverick on board. He pointed his bow of fire at him, and punished him.
TaiBani Mystery Files (pg 73)
『タイバニ」ミステリー FILE
Check 2: ルナティックが言う「タナトスの声」って何のこと?
What is the "Voice of Thanatos" Lunatic refers to?

「タナトスの声を聞け」
"Hear the Voice of Thanatos"
ルナティックが罪人を裁く際に告げる決めセリフ。ここで出てくる「タナトス」とは、ギリシャ神話で「死」を体現する神のこと���罪人に相応しい罰として、青い炎による死を与えるルナティックに似合っていると言える。
The line Lunatic says when judging sinners. "Thanatos" is the god of "death" in Greek mythology. It is a suitable punishment for sinners; that suits Lunatic, who kills with blue flames.
↑母を守るために自らの父親を殺害したルナティック。彼が自身の「罪」に抱く思いとは?
↑Lunatic killed his own father to protect his mother. What are his thoughts about his own "sin"?
Scarf-Tan (aka Bad Luck Girl)

Who are you?
事件の際に談のツ女あり?
There was a female witness at the time of the incident?
(TN: It is more literally translated as "There was a woman to speak to at the time of the incident?")
シュテルンビルトで起きた事件に、度々巻きこれている謎の少女の存在を確認。ただ不運なだけかそれとも・・?
Confirmed: The existence of a mysterious girl who is often involved in incidents that occur in Sternbild. Is it just bad luck or...?
↑目の下のほくろがチャームポイントの少女。ヒーローに助けられてばかり?
The mole under her eyes is charming (TN: her charm point). Are you always rescued by heroes?
TN: While trying to find the actual kanji they're using to describe Scarf-Tan, I found some of these other nicknames for her:
逃げ惑う少女 - Run away Girl
巻き込まれ少女 - Involvement Girl
モブ子 - Mob Girl
So my guess for "Bad Luck Girl" is 「不運な少女」 (there are two ways of pronouncing this combination that could mean bad luck: "fuun" and "fuguu")
#my translations#tiger & bunny#taibani#タイバニ#yuri petrov#lunatic tiger & bunny#ユーリペトロフ#ユーリ・ペトロフ#ルナティック#スカーフたん#scarf-tan#badluck girl#タナトスの声を聞け#タナトス#タナトスの声#thanatos#hear the voice of thanatos#管理官#管理官殿#hero tv fan volume 2#hero tv fan#英語訳#訳文
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Deadend Game
A friend recently introduced me to Thanatos' character song from Saint Seiya Lost Canvas, asking me if Yuri listens to it (commenting it was literally the voice of Thanatos) 🥰😂
When I heard it I thought it was a perfect companion piece to "Thanatos no Koe o Kike" and immediately had to translate.
Legend:
Original Lyrics
Romaji
English Translation
Deadend Game
タナトス(CV:川田紳司)
Thanatos (CV: Kawada Shinji)
絶望という名の盤面に
Zetsubou toiu na no banmen ni
On the board called despair
迷い込んだ
Mayoikonda
A wandering
愚かなチェスの駒
Oroka na chessu no koma
Foolish chess piece
恐怖と絶望のマスを
Kyoufu to zetsubou no masu o
On the square of fear and despair
進むだけの退屈なゲーム
Susumu dake no taikutsu na gemu
A dull game just to move forward
永久に続く時の中
Towa ni tsudzuku toki no naka
Lasting for eternity
浮かんでは消える塵芥
Ukande wa kieru chiriakuta
Trash that vanishes when it emerges
思い知るがいい
Omoishiru ga ii
It's good to realize
哀れな人間ども
Aware na ningen domo
The pathos of humans
全て消し去ってやろう
Subete keshi satte yarou
Let's erase everything
絶望という名の盤面で
Zetsubou toiu na no banmende
On the board in the name of despair
もがき続け 愚かな塵芥
Mogakitsudzuke oroka na chiriakuta
Continue to flounder, foolish trash
恐怖に誘われ辿り着く
Kyoufu ni izanaware tadoritsuku
Invited by your fear I arrive
さあ、チェックメイト
Saa, chekkumeito
Well, checkmate
タナトスの闇に散れ
Tanatosu no yami ni chire
Scatter in the darkness of Thanatos
小細工などは必要ない
Kozaiku nado wa hitsuyou nai
There is no need for cheap tricks
その全てを破壊するのみ
Sono subete o hakai suru nomi
Only the destruction of everything
さあ、今宵も奏でようか
Saa, koyoi mo kanade you ka
Well, let's play again tonight
はなむけには
Hanamuke ni wa
A parting gift
死のレクイエムを
Shi no rekuiemu o
The requiem of death
救いに意味などはない
Sukui ni imi nado wa nai
There is no meaning in salvation
あるのは
Aru no wa
To have
タナトスという結末
Tanatosu toiu endo
The ending of Thanatos
思い知るがいい
Omoishiru ga ii
It's good to realize
哀れな人間ども
Aware na ningen domo
The pathos of humans
その命尽きるまで
Sono inochi tsukiru made
Until the end of life
絶望を超えて
Zetsubou o koete
Beyond despair
辿り着いたその果ては
Tadoritsuita sono hate wa
To finally reach the end
タナトスの運命
Tanatosu no sadame
The fate of Thanatos
永久に歌い綴る
Towa ni utai tsudzuru
Bound to sing for eternity
レクイエム
Rekuiemu
Requiem
さあ、チェックメイト
Saa, chekkumeito
Well, checkmate
永久に奏でてやろう
Towa ni kanadeteyarou
Played for eternity
永久に続く時の中
Towa ni tsudzuku toki no naka
Lasting for eternity
浮かんでは消える塵芥
Ukande wa kieru chiriakuta
Trash that vanishes when it emerges
思い知るがいい
Omoishiru ga ii
It's good to realize
哀れな人間ども
Aware na ningen domo
The pathos of humans
全て消し去ってやろう
Subete keshi satte yarou
Let's erase everything
絶望という名の盤面で
Zetsubou toiu na no banmende
On the board in the name of despair
もがき続け 愚かな塵芥
Mogakitsudzuke oroka na chiriakuta
Continue to flounder, foolish trash
恐怖に誘われ辿り着く
Kyoufu ni izanaware tadoritsuku
Invited by your fear I arrive
さあ、チェックメイト
Saa, chekkumeito
Well, checkmate
終わらない結末へ
Owaranai endo e
To the never-ending conclusion
絶望を超えて
Zetsubou o koete
Beyond despair
辿り着いたその果ては
Tadoritsuita sono hate wa
To finally reach the end
タナトスの運命
Tanatosu no sadame
The fate of Thanatos
永遠に歌い綴る
Towa ni utai tsudzuru
Bound to sing for eternity
レクイエム
Rekuiemu
Requiem
さあ、チェックメイト
Saa, chekkumeito
Well, checkmate
永久に奏でてやろう
Towa ni kanadeteyarou
Played for eternity
Listen on Youtube: Here
Lyrics can also be found: Here
#my translations#thanatos saint seiya#saint seiya#saint seiya lost canvas#deadend game#kawada shinji#the actual voice of thanatos#hear the voice of thanatos#for yuri my love#川田紳司#タナトスの声を聞け#タナトス#タナトスの声#聖闘士星矢#聖闘士星矢 Lost Canvas#聖闘士星矢LC#タナ様#英訳#聖闘士星矢の英訳
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Hero TV Newspaper Extra Pg 18: Lunatic/Yuri Petrov
Scan provided by @tnbscans
TN: Many articles during Season 1 have Sternbild spelled as "Sternbilt". I have placed the newer spelling "Sternbild" in brackets as necessary.
独自の正義の名の下に、犯罪者に粛清を加えていくダークヒーロー。
シュテルンビルトのヒーローたちとは相容れないが・・・・・・・。
A dark hero who purges criminals in the name of his own justice.
(His justice) is incompatible with the heroes of Sternbilt (Sternbild), but...
ユーリがヒーローになったワケ
The reason Yuri became a hero
西田征史/Nishida Masafumi (Writer):
すべてのキャラクターがそうなのですが、性格やバックボーンの設定をする前にすでに外見は決まっていました。
スカイハイは外見のイメージとは逆に性格付けを振ったりしたのですが、この人についてはその外見を生かして考えようと進めました。ルナティックの覆面に手形があったので、なぜこの手形をつけているのかを掘り下げようと
Like all the characters, his appearance was already decided before establishing his backstory and personality.
Sky High was used to show a contrasting personality and image, but I proceeded to think about the reason for Lunatic's appearance. Such as the handprint on his mask. I tried to dig deep into why he was wearing this handprint.
そこで、思いついたのが、初めて能力が発動したときに相手を殺してしまい、そのとき、相手の手形が顔に、という展開です。それから殺害したのは父親にしよう、そして父親はあの人に・・・・と膨らませていきました。このアイデアはデザインを見てわりとすぐに浮かんだのを覚えています。
So, what I came up with is that when his ability activated for the first time, it killed his opponent, whose handprint was left on his face at the time. Then I thought, let's make his father spurn him (TN: actual word is "inflate"), so he kills his father. I remember coming up with this idea as soon as I saw the design.
編由ユーリを表すて2つのこと
Two things that represent Yuri - Editing Edition
1父親がレジェンド
1. His father is a Legend
父は伝説のヒーロー、Mr.レジエンド。だが正義の英才教育と、晩年のヒーローらしからぬ姿とのギャップが、ユーリに歪んだ正義感を植え付けた
His father is the legendary hero, Mr. Legend. However, the contrast between his early education of justice (from his father) compared to his questionable actions as a hero in his later years, instilled a distorted sense of justice in Yuri.
2タナトスの声
2. The voice of Thanatos
タナトスは、ギリシャ神話における死の神。ユーリがルナティックとして犯罪者を粛清する際の重要なカギとなっている・・・・
Thanatos is the god of death in Greek mythology. It is an important factor for Yuri's actions to purge criminals as Lunatic...
Cast Comment by Yusa Kōji
あなたにとってヒーローとはどういう存在?
What is a hero to you?
ただひたすらに正義を貫く、真の志をもつもの。
自らが正義とじる道を揺るぎなく進むもの
Those who have the true aspiration to carry out justice. They move forward unwaveringly on the path of justice themselves.
一番好きなヒーローは誰ですか?
Who is your favourite hero?
ルナティック。信念のためなら自ら手を汚す勇気。
Lunatic. His courage to get his hands dirty if it's for the sake of his beliefs.
一番好きなシーンは?
What's your favourite scene?
ルナティックのエピソード。・・・・・・と言いたいところですが、「TIGER & BUNNY」はそれぞれのピックアップ回で、ヒーローたちが普通に悩み、協力して解決していくところが好きですね。
I would like to say an episode with Lunatic..., but "TIGER & BUNNY" has standalone (pick-up) episodes, and I like the fact that the heroes usually work together to overcome their situations.
読者にメッセージ
Message to readers
僕も念をもって、ルナティックの行動を応援していきます。見守ってください。
I also support Lunatic's ideas and behaviour. Please watch over me.
遊佐浩二
Yusa Kōji

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Happy New Years Everyone!! One last set of shitpost edits to close out 2023!
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Dedechi-san (デデチ) dropped another template last night so here we go again!

#yuri petrov#lunatic tiger & bunny#tiger and bunny#christmas memes#my edits#shitpost#shitposting#yuri's murder dungeon#lunatic's murder dungeon#ルナティックの隠し部屋#ルナティック#ルナちゃん#ルナたん#タナ様#タナトスの声を聞け#ユーリペトロフ#ユーリ・ペトロフ#does the yuri suffer#yuri is suffering#for yuri my love#lunatic's secret lair
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