#一狩りいこうぜ
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helloprofun · 1 year ago
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450 notes · View notes
moko1590m · 3 months ago
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人は自己家畜化で優しく従順に進化した 人工環境と社会に適応
テクノロジーと人類(48)長内洋介
2025/3/29 10:00
人類が今日の繁栄を築いた根本的な理由は何か。その謎を解く鍵として注目されているのが「自己家畜化」という概念だ。人は優しく進化して飛躍を遂げたのだという。
家畜と共通点
人類は約1万年前、ヤギやヒツジ、ウシなどの野生動物を飼育して家畜化した。奇妙なことに、人はこうした家畜とよく似た性質を持っている。この事実は古代ギリシャ時代から知られ、19世紀にダーウィンも注目して研究したが、理由は突き止められなかった。
家畜化された動物は、どの種でも共通の性質が表れる。人を攻撃せず従順で、ストレスに対して鈍感、頭や顎は小型化し、体は白くなり、顔は平面的で幼くなるといった変化だ。
これは「家畜化症候群」と呼ばれ、その多くは人でもみられる。人はチンパンジーと比べて温和で、反射的に攻撃することは少ない。数百万年に及ぶ進化の過程で顎や歯は小型化し、顔は平面的になった。
人はなぜ家畜と似ているのか。その理由を説明するのが自己家畜化だ。人は誰かに家畜化されたのではなく、自ら家畜のような性質に進化したというものだ。
動物を家畜化するときは人に従順な個体が選ばれる。人類も攻撃的な人は排除され、仲良く協力できる人が自然淘汰(とうた)で生き残ってきたと考えられる。自己家畜化が始まった時期は不明だが、われわれホモ・サピエンスが誕生した頃に大きく進展したらしい。
東京大の外谷(とや)弦太特任助教(複雑系科学)は「人類は道具を使い、協力して狩りをすることで多くの食料を得られるようになった。人口が増えて社会が複雑化すると役割分担が始まり、より仲良くすることが有利になって自己家畜化が加速した」と指摘する。
愛知県立大名誉教授で野外民族博物館リトルワールド館長の稲村哲也氏(文化人類学)は「他者と協力し、相手を思いやる人間の特性は自己家畜化の過程で残ってきたのだろう。人は自ら作った高ストレス社会に適応して、より優しくなった」と話す。
仲良くなると情報や物資の交換が活発になり、新たなアイデアが生まれイノベーション(技術革新)が起きる。自己家畜化が人類の繁栄と文明の進歩に重要な役割を果たしたことは間違いないだろう。
人は大人になってもよく遊ぶ。旺盛な好奇心の表れであり、遊びによる探索や試行錯誤が新たなひらめきの源泉になる。イヌは進化の過程で自ら人に近づいたともいわれ、人と同じようによく遊ぶ。
人類は道具や社会制度を作り、農耕や都市化によって人工的な環境を生み出してきた。人が作った環境の中で家畜が飼育されるように、人間も自ら作った社会や環境の中でしか生きられない存在だ。こうした視点からも人は自己家畜化したと指摘されている。
言語にも関係
自己家畜化は人間らしさの根源である言語の誕生にも関係しているという。小鳥のジュウシマツは野生種を品種改良した家畜で、野生種より複雑なさえずりができる。人も自己家畜化��よって言語の進化が起きた可能性がある。
京都大の藤田耕司名誉教授(進化言語学)によると、野生動物は生きていくため常に天敵や餌の心配をしているが、家畜はその必要がないため余��が生じ、多くのことに注意を払い考えられるようになる。
「これが複雑な構造を持つ人間の言語が生まれた一つの要因ではないか。言語による複雑な思考やコミュニケーションが可能になった背景には自己家畜化がある」と藤田氏は指摘する。
家畜化の研究は、ロシアで20世紀半ばに行われたキツネの家畜化実験で大きく前進した。人に従順な雄と雌を交配させ、生まれた子から従順な個体を選び交配させることを繰り返した結果、わずか数世代でイヌのように尾を振る人懐っこいキツネが生まれたのだ。
しかもこのキツネは耳が垂れ、色が白いなどの家畜化症候群も呈していた。数千年は要したであろうオオカミからイヌへの進化を人工的に再現したようなものだ。
この実験によって、従順さを求めると家畜化することが実証されたが、なぜ体の変化も同時に起きたのか。これを説明する画期的な仮説が約10年前に登場し、注目されている。
鍵となるのは神経堤細胞という特殊な細胞だ。胎児のときに脊髄付近から全身に散らばり、ホルモンを分泌する副腎や骨などさまざまな場所の形成を促す。
この働きが低下すると、攻撃性を高めるホルモンの分泌が減るなどして穏やかで従順になる。骨や軟骨の形成も阻害されるため、頭が小型化したり、耳が垂れたりする変化が同時に起きることも説明できるのだ。
この仮説が正しければ、動物の家畜化は神経堤細胞の働きが低い個体を選別する行為といえる。人の自己家畜化も、そういうタイプの人が仲間や結婚相手として多く選ばれ、進行した可能性がある。
京都大ヒト行動進化研究センターでは、チンパンジーと、近縁種で自己家畜化した性質を持つボノボの人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使って、それぞれの神経堤細胞を作り、その働きを比べることで自己家畜化の決め手となる遺伝子を探す研究が進んでいる。
権力への依存
現代人も自己家畜化が進んでいるという。山口大の高橋征仁教授(社会心理学)によると、日本での代表的な美男子コンテストの候補者は、時代を追うごとにひ弱で優しく幼い印象の顔になっている。家畜化で生じる特徴的な変化だ。
分析の結果、女性は男性の優しい顔に恋愛や結婚の相手としての魅力を感じることが分かった。女性が穏やかで従順な男性を選ぶことで人の自己家畜化が進んでいる可能性がある。
自己家畜化の進行は人類の将来に何をもたらすのか。高橋氏は「幼くなるのは若々しくなることで良い面だが、課題は巨大な権力への甘えと依存が���まることだ」と話す。
インターネットが普及した今日、現代人は巨大IT企業が支配する情報インフラを従順に受け入れ、すっかり依存している。人はネット空間という見えない柵の中で飼育され、情報という餌を与えられて生きる家畜への道を自ら選んだと言ってもいいだろう。
一方、外谷氏は「人が協力して行ってきたことの多くは生成AI(人工知能)に置き換わる。人は協力することに価値を見いださず、他者や社会に無関心になっていく」と予想する。
家畜は人間に興味を示す半面、自分と同じ種への関心は低い。人間同士が無関心になることは自己家畜化の帰結ともいえそうだ。
稲村氏は「人は自己家畜化によって社会性や共感を強めてきたが、集団を超えた協力はできていない。集団内の結び付きが強いほど、外部の集団と戦争を起こしてしまう。この矛盾をどう解決するか問われている」と警鐘を鳴らす。
自己家畜化論は人種差別や優生思想と結び付いて政治的に利用された過去があり、現在でも誤解されやすい。だが人間の本質を探る上で重要な論点であり、人類史を俯瞰(ふかん)して理解する新たな視座になるだろう。(科学報道室編集委員)
(人は自己家畜化で優しく従順に進化した 人工環境と社会に適応 テクノロジーと人類(48)長内洋介 - 産経ニュースから)
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apothecaryscript · 3 months ago
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Maomao (Gaoshun) no Hitorigoto Episode 35 : Softshell Turtle / 猫猫(高順)のひとりごと 第35話『すっぽん(Suppon)』
You can watch the video on YouTube, uploaded by the official Toho Animation account. →Link to X
Please note that the English lines are just my translation.
高順「壬氏様(ジンシさま)は…いつ小猫(シャオマオ)に打(う)ち明(あ)けるのだろうか…。今日(きょう)も馬閃(バセン)が危(あや)うく口走(くちばし)るところだった…。隠(かく)しておくにも、限界(げんかい)がある。小猫に気(き)づかれてしまったら…!」
Gaoshun “Jinshi-sama’wa… itsu Shaomao’ni uchi-akeruno-daroka… Kyo’mo Basen’ga ayauku kuchi-bashiru-tokoro-datta… Kakushite-oku’nimo genkai’ga aru. Shaomao’ni kizukarete-shimattara…!”
Gaoshun “I wonder when Master Jinshi will tell Xiaomao… Basen almost blurted it out today… There’s a limit to how much we can hide. If Xiaomao finds out…!”
危(あや)うく~するところだった(Ayauku ~suru-tokoro-datta): something almost happened.
口走る(くちばしる/Kuchi-bashiru): blurt
猫猫「私(わたし)に何(なに)かご用(よう)でしょうか?」
Maomao “Watashi’ni nanika goyo desho-ka?”
Maomao “Is there anything I can help you with?”
高順「なっ…あ、いえ、…ひとりごとです。料理(りょうり)は、いかがでしたか?」
Gaoshun “Na… A, ie… Hitorigoto desu. Ryori’wa, ikaga deshita-ka?”
Gaoshun “Oh… no, I was just talking to myself. How was the food?”
猫猫「大変(たいへん)おいしく頂戴(ちょうだい)しました。あ、そういえば、どうしてすっぽん料理が出(で)てきたのでしょう?」
Maomao “Taihen oishiku chodai shima-shita. A, so-ieba, doshite suppon-ryori’ga dete-kitano-desho?”
Maomao “It was very delicious. Oh, by the way, why did they bring out a soft-shelled turtle dish?”
猫猫「ここで、猫猫の豆知識(まめちしき)。すっぽんは、歩(ある)く漢方(かんぽう)と言(い)われている。滋養強壮(じようきょうそう)の効果(こうか)があるとされ、男性(だんせい)の精力剤(せいりょくざい)としても食(しょく)される」
Maomao “Kokode, Maomao’no mame-chishiki. Suppon’wa, aruku kanpo-to iwarete-iru. Jiyo-kyoso’no koka’ga aru-to-sare, dansei’no seiryoku-zai-to-shitemo shoku-sareru.”
Maomao “Here’s Maomao’s bits of knowledge. Soft-shelled turtles are said to be a walking herbal medicine. They are said to have a nourishing and invigorating effect, and are also eaten as an aphrodisiac for men.”
食される(しょくされる/Shoku-sareru): be eaten, formal way of saying “食べられる”
猫猫「宦官(かんがん)であられる壬氏様に、なぜ……」
Maomao “Kangan’de arareru Jinshi-sama’ni, naze…”
Maomao “Why would they serve it to Master Jinshi, who is a eunuch…?”
あられる(Arareru): Keigo(Honorific) of “ある”
高順「あっ…明日(あす)の狩(か)りに向(む)けて、栄養(えいよう)をということではないでしょうか」
Gaoshun “A… Asu’no kari’ni mukete, eiyo’o-to iu-koto’dewa nai-desho-ka.”
Gaoshun “Oh… I think it’s to get some nutrition for tomorrow’s hunt.”
猫猫「うーん…他(ほか)にも不可解(ふかかい)な点(てん)が…」
Maomao “Uuun… Hoka’nimo fukakai-na ten’ga…”
Maomao “Hmm… there are other puzzling things…”
不可解な(ふかかいな/Fukakai-na): incomprehensible, mysterious, puzzling
高順(ドキッ)
Gaoshun (Doki.)
Gaoshun (heartbeat)
猫猫「頭巾(ずきん)に、偽名(ぎめい)……もしや…」
Maomao “Zukin’ni, gimei…… Moshiya…”
Maomao “The mask, the fake name… Could it be…?”
高順(ドキドキッ)
Gaoshun (Doki-doki.)
Gaoshun (more heartbeat)
猫猫「あっ…!なるほど!」
Maomao “A…! Naruhodo!”
Maomao “Ah…! I see!”
高順(バレてしまったか…!?)
Gaoshun (Barete shimatta-ka…?!)
Gaoshun (Has it been found out…?!)
猫猫「へぇ~、そういうことですか…」
Maomao “Heeee, so-iu koto desu-ka…”
Maomao “Oh, is that so…”
高順「…はい?」
Gaoshun “…Hai?”
Gaoshun “Huh?”
猫猫「すっぽんは、美肌(びはだ)や保湿効果(ほしつこうか)も期待(きたい)できると聞(き)いたことがあります。遠征先(えんせいさき)でも美(うつく)しさを保(たも)てるようにと、子昌様(シショウさま)のご配慮(はいりょ)なのでしょう」
Maomao “Suppon’wa, bihada’ya hoshitsu-koka’mo kitai-dekiru-to kiita-koto’ga ari-masu. Ensei-saki’demo utsukushisa’o tamoteru-yoni-to, Shisho-sama’no gohairyo nano-desho.”
Maomao “I’ve heard that soft-shelled turtles are good for skin and have moisturizing effects. I guess this is Master Shishou’s way of helping him stay beautiful even when he’s away on an expedition.”
猫猫(さては、帝(みかど)のお手付(てつ)きと知(し)らずに子昌様も壬氏様を狙(ねら)って…)
Maomao (Satewa, mikado’no otetsuki-to shirazu’ni Shisho-sama’mo Jinshi-sama’o neratte…)
Maomao (So, Master Shishou is also aiming for Master Jinshi, unaware that he is the Emperor’s favorite…)
高順(はぁ……一刻(いっこく)も早(はや)く、本当(ほんとう)のことを伝(つた)えていただきたい…!)
Gaoshun (Haa…… Ikkoku’mo hayaku, honto’no koto’o tsutaete-itadaki-tai…!)
Gaoshun ((Sigh)…I want him to tell her the truth as soon as possible…!)
一刻も早く(いっこくもはやく/Ikkoku’mo hayaku): as soon/early/quickly as possible)
高順「次回(じかい)、『華瑞月(カズイゲツ)』。壬氏様が遂(つい)に……。お見逃(みのが)しなく」
Gaoshun “Jikai, ‘Kazuigetsu’. Jinshi-sama’ga tsuini…… Ominogashi-naku.”
Gaoshun “Next episode, ‘Kazuigetsu.’ Master Jinshi will finally… Don’t miss it.”
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midnightparsley · 11 days ago
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Butlers' Opera "Devil Butler with Black Cat" ~The Rose Scented Ball Arc~ Track 3: Peace of Mind
ft. Berrian Cliane, Lono Fontaine, Haures Clifford, Lucas Thompscie
Kanji - Romaji - English Translation
Italics: Speaking Part | ♪ : Singing Part
Youtube | Spotify
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Kanji
べリアン:「天使のサイレンです!」
ルカス:「最近、多くて困っちあうね」
べリアン:「主様、お目覚めになってすぐで申し訳ないのですが、少し力をお貸しいただけますか?」
ルカス:「♪ ご安心ください、戦うのは私たち執事の役目 ♪」
ロノ:「♪ でも主様がいないと力を廃棄できない ♪」
ルカス:「♪ 天使との戦いのための How to ♪」
ハウレス:「♪ 魔導服を着なければ ♪」
ロノ:「♪ 唯一天使に立ち向かえる道具 ♪」 「♪ それが魔導服 ♪」
べリアン:「ちなみに我々が着ている燕尾服も魔導服でございます」
ルカス:「♪ 戦いの中我々執事のためにあなたの力をどうか解放してください ♪」
ハウレス:「♪ 頭の中でこの記号をなぞり ♪」
ロノ:「♪ 呪文を唱えて ♪」
べリアン:「さぁ、練習です。主様我々と共に呪文を唱えましょう」
ハウレス:「突然のことで戸惑うのも無理はありません。主様も頭の中で呪文を唱え」 「俺たちと一緒に手を動かしてください」
ロノ、ハウレス、ルカス:「♪ 来たれ闇の盟友よ ♪」 「♪ 我は汝を召喚する ♪」 「♪ ここに悪魔との契約により ♪」 「♪ 執事の力を解放せよ ♪」
べリアン:「ちなみに”執事”の部分には解放させたい執事の名前を唱えてください」
ロノ:「さぁ、もう一回!」
全員:「♪ 来たれ闇の盟友よ ♪」 「♪ 我は汝を召喚する ♪」 「♪ ここに悪魔との契約により ♪」 「♪ 執事の力を解放せよ ♪」 「♪ Peace of Mind ♪」
ルカス:「うっすらとですが、主様の力を感じることができました」
ロノ:「主様は恥ずかしがり屋さんですね」
ハウレス:「いきなり連れてこられて呪文を唱えろって言われたら普通そうなるだろ」
ロノ:「でも天使狩りの時に躊躇してる暇はねぇし」
べリアン:「そうですね実績していただくしかありません」
全員:「♪ 必ずお守りします ♪」 「♪ だからどうか、その力をお貸しください ♪」 「♪ 忠誠心は忘れません ♪」 「♪ 危険を承知でお願いします ♪」 「♪ どうか、どうか ♪」 「♪ その力を ♪」 「♪ お貸しください ♪」
ハウレス:「というわけで、ロノ」 「今回はお前が天使狩りに行って来い」
ロノ:「はぁ!?マジかょ…何でオレが?」
ハウレス:「じゃあお前にはハールの壁を塗り直す仕事を頼むとするか」
ロノ:「わかったよ!やればいいんだろ」 「じゃあ主様行こうぜ!」
べリアン:「ロノくん主様に対する言葉使いは気をつけてくださいね」
ロノ:「そうだった」 「い…行きましょう主様」
べリアン:「よくできました」
ハウレス:「がんばれよ~」
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Romaji
Berrian: "Tenshi no sairen desu!"
Lucas: "Saikin, ookute komacchaune"
Berrian: "Aruji-sama, omezameninatte sugude moshiwakenai nodesuga, sukoshi chikara o okashitadakemasuka?"
Lucas: "♪ Goanshinkudasai, tatakau no wa watashitachi shitsuji no yakume ♪"
Lono: "♪ Demo aruji-sama ga inaito chikara o haikidekinai ♪"
Lucas: "♪ Tenshi to tatakai no tame no How to ♪"
Haures: "♪ Madoufuku o kinakereba ♪"
Lono: "♪ Yuitsu tenshi ni tachimukaeru dougu ♪" "♪ Sore ga madoufuku ♪"
Berrian: "Chinamini wareware ga kiteiru enbifuku mo madoufuku degozaimasu"
Lucas: "♪ Tatakae no naka, wareware shitsuji no tame ni anata no chikara wo douka kaihoushite kudasai ♪"
Haures: "♪ Atama no nakade kono kigou o nazori ♪"
Lono: "♪ Jumon o tonaete ♪"
Berrian: "Saa, renshu desu. Aruji-sama, wareware to tomoni jumon o tonaemashou"
Haures: "Totsuzen no kotode tomadou no mo muri wa arimasen. Aruji-sama mo atama no naka de jumon o tonae." "Oretachi to isshoni te wo ugokashite kudasai."
Lono, Haures, Lucas: "♪ Kitare, yami no meiyu yo ♪" "♪ Ware wa nanji o shoukan suru ♪" "♪ Koko ni akuma to keiyaku ni yori ♪" "♪ Shitsuji no chikara wo kaihouseiyo ♪"
Berrian: "Chinamini "shitsuji" no bubun ni wa kaisaretai shitsuji no name o tonaete kudasai"
Lono: "Sa, mou ikkai!"
Everyone: "♪ Kitare, yami no meiyu yo ♪" "♪ Ware wa nanji o shoukan suru ♪" "♪ Koko ni akuma to keiyaku ni yori ♪" "♪ Shitsuji no chikara wo kaihouseiyo ♪" 「♪ Peace of Mind ♪」
Lucas: "Ussuraito desuga, Aruji-sama no chikara o kanjiru koto ga dekimashita"
Lono: "Aruji-sama ha hazukashigariyasan desune"
Haures: "Ikinari toretekorarete jumon wo tonaerutte iwaretara futsu sounardaro"
Lono: "Demo tenshigari no tokini chyuchyo shiteru hima wa neeshi"
Berrian: "Soudesune jissen shiteitadaku shika arimasen"
All: "♪ Kanarazu omamori shimasu ♪" "♪ Dakara douka, sono chikia o okashikudasai ♪" "♪ Chyuseishin wa wasuremasen ♪" "♪ Kiken o shouchide onegaishimasu ♪" "♪ Douka, douka ♪" "♪ Sono chikara o ♪" "♪ Okashikudasai ♪"
Haures: "Toiuwakede, Lono" "Konkai wa omae ga tenshigari ni itte koi"
Lono:"Hah?! majikayo... dande ore ga?"
Haures:"Jya omaeni ha haru no kabe o nurinaosu shigoto wo tanomu to suruka"
Lono:" Wakattayo! yareba iindaro」 "Jya Aruji-sama ikouze!"
Berrian:"Lono-kun, Aruji-sama ni taisuru kotobatsukai wa kiotsuketekudasai ne"
Lono:"Soudatta" "I-ikimashou, Aruji-sama"
Berrian:"Yokudekimashita"
Haures:"Ganbareyo~"
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English Translation
Berrian: "That's the Angel Siren."
Lucas: "We've been having quite a few of those lately which is quite troublesome."
Berrian: "Master, I apologize for asking this of you so soon after you have awoken, but may you lend us your power?"
Lucas: "♪ Please rest assured, fighting is with the scope of a butler's duties ♪"
Lono: "♪ But without the Master, we can't unleash our full potential ♪"
Lucas: "♪ Let us explain How to defeat an angel ♪"
Haures: "♪ You must wear a Magic Robe ♪"
Lono: "♪ Our only tool to defeat the angels with ♪" "♪ That's what a Magic Robe is ♪"
Berrian: " As an aside, the tailcoats we are currently wearing are Magic Robes "
Lucas: "♪ During combat, please release your power for the sake of us butlers ♪"
Haures: "♪ In your mind's eye, brush a hand over this sigil ♪"
Lono: "♪ And chant the incantation ♪"
Berrian: " It's time for some practice. Master, please recite the incantation together with us"
Haures: "We understand that this is a sudden request to make, being perplexed is a natural reaction. Therefore, please feel free to only chant the incantation in your mind." "But please mimic our hand movements."
Lono, Haures, Lucas: "♪ Come forth, O ally of darkness ♪" "♪ I hereby summon thee ♪" "♪ O Butler who hath formed a pact with a demon ♪" "♪ I hereby release thy power from thy shackles ♪"
Berrian: "Please call on the name of the Butler whose power you wish to release when the time calls for it"
Lono: "Let's do it one more time!"
Everyone: "♪ Come forth, O ally of darkness ♪" "♪ I hereby summon thee ♪" "♪ O Butler who hath formed a pact with a demon ♪" "♪ I hereby release thy power from thy shackles ♪ "♪ Peace of Mind ♪"
Lucas: "It may be faint, but I certainly can feel the traces of your power, Master"
Lono: "Master's a shy one, huh"
Haures: "Anyone would be when they get asked to recite an incantation out of the blue"
Lono: "Sure, but there's no time for being shy when it's Angel Hunting time"
Berrian: "And that's exactly why practice is a vital component"
All: "♪ We vow to protect you ♪" "♪ Therefore, please release our power ♪" "♪ We will never forget our loyalty ♪" "♪ And will be on guard against all dangers ♪" "♪ So please ♪" "♪ May you find it in yourself ♪" "♪ To led us your power ♪"
Haures: "With that being said, Lono" "You'll be going out Angel Hunting this time"
Lono:"What?! Seriously... why me?"
Haures:"If you really don't want to go, then I'll ask you to fix the hole in the hallway wall"
Lono:" You've made your point! I'm going already」 "Let's get moving, Master!"
Berrian:"Lono-kun, please watch what words you use around our Master, Yes?"
Lono:"Ack, right..." "L-let us be off, Master"
Berrian:"Very well done"
Haures:"Don't die out there~"
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ari0921 · 3 months ago
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<正論>CO2は生命育む恵みの物質
東京大学名誉教授・渡辺正
CO2を悪とみる1988年以来の発想は、中世の魔女狩りに似て、社会を壊すエセ科学だった。かつて35年ほど光合成を研究した工学系の化学屋が、そう断じる根拠をご披露したい。
快適な暮らしもその恵み
約30万種の陸上植物は、太陽光を動力にした光合成で、安定な水とCO2から高エネルギー物質を作る。必須物質の全部を生合成する植物は、単独で繁栄できる。
物質合成能の低い動物は、植物の「製品」を強奪して生きるしかない。草食動物はむろんのこと、肉食動物も間接的に植物を食べている。要するに植物から見た動物は「寄生虫」にすぎない。
大魚や鯨を頂点とする海中の食物連鎖も、植物プランクトンと藻類がCO2から作る有機物を原点にして成り立つ。
私たちも植物の恵みで生きる。飲食物のうち、水と食塩を除くほぼ全部が、直接間接の光合成産物だとわかる。体重72キロの筆者を作る13キロの炭素原子も、元は大気中のCO2分子だった。
光合成は、私たちに飲食物のほか材料(木材など)と繊維(綿・麻・紙)も恵む。1億~2億年前の光合成産物は、化学変化して石油や石炭、天然ガスになった。
文明や文化を創造し、快適な暮らしと移動法を手に入れ、情報化社会を作ったヒトも、食物から産業用動力までの全部を植物に頼る。高層ビルが演出する都会の華麗な夜景も植物の恵み、つまりはCO2の恵みだと心得よう。
CO2増え豊かさ増す世界
CO2削減の声が芽生えてから大合唱に育つまで35年余、大気のCO2濃度は増え続けた(たまたま同時進行した昇温の原因は多様)。直近の25年間はペースを上げながら15%以上も増え、世界を豊かにしつつある。なぜか?
大気に適量の酸素がたまった4億~5億年前に緑藻の一種が上陸し、分化・進化を経て1億~2億年前の恐竜時代に大繁栄した。葉の化石を調べた結果などから、当時のCO2は現在の5~10倍も濃かったと推定されている。
当時の生物を先祖とする植物に、今のCO2は薄すぎる。だからこそ本格的ハウス栽培では、石油燃焼装置を使って内部のCO2濃度を外気の3~4倍に上げ、植物=作物の生育を速める。
大気に増えるCO2は、むろん地球の緑化を進め、ひいては私たちの食糧を増やしてくれる。
衛星観測によると地球の緑は、30年間に約10%ずつ増えてきた。作物の収量も快調に増えた状況を、国連食糧農業機関(FAO)の統計が語り尽くす。食糧の増加は、8億人以上ともいう飢餓人口の低減にも貢献してきた。
そんなCO2を減らすのは、全人類に向けた大犯罪だろう。
カネと利権「CO2悪玉論」
CO2は、気温変動の主因ではない。たとえばCO2が単調に増え続けた過去2千年のうち、10~13世紀は今よりだいぶ暖かく(中世温暖期)、江戸期を含む14~19世紀は寒かった(小氷期)。
先述の1億~2億年前は、気温も3度は高かったとおぼしい。それでも熱暴走など起きず、生物が栄えたわけだから今後、CO2が倍増しても問題はない(CO2の赤外線吸収は飽和に近いため、倍増時でも昇温は0・5度未満)。
だが国連は、東西冷戦の終結が見えた88年、CO2温暖化危機を口実に、排出の多い先進国の富を途上国へ流す南北調停仕事を思いつく。だから定例集会COPでも、近年は「カネよこせ(途上国)」と「ちょっと待て(先進国)」の口論だけをやってきた。
実のところ国連の企(たくら)みは、とうの昔に破綻している。80年代末は途上国だった中国が今や世界一のCO2排出国なのに、国の分類を変えないというルール上、今もって「途上国」なのだから。
けれど、環境浄化が進んで失業に怯(おび)えつつ国連と協働した面々が、一件を「解決可能な環境問題」という虚構に仕立て上げた。
深刻そうな話にメディアが飛びつき、政治家は票を期待して血税を垂れ流す。巨費の利権を産学界の亡者(一部は知人)が狙い、脱炭素など非科学語を操って庶民を騙(だま)す世になった。
政府は昨今、脱炭素・経済成長の営みをエセ英語でグリーントランスフォーメーション(GX)と呼ぶ。10年で投資150兆円を期待するというけれど、「脱炭素」の成功だけはありえない。
たとえば、バイオ燃料のCO2発生量は石油より少ない…と叫ぶ集団がいる。事実なら人類は燃料問題から解放され、化石燃料の大半を掘らずにすむ。だがバイオ燃料はCO2を増やす代物だから、石油採掘が減る気配すらない。
バイオ燃料は善…という噓が、2022年12月の航空法改正(バイオ燃料導入)につながった。審議会に理系の人はいないのか?
なお形容詞「グリーン」は、遠い未来の姿ではなく、CO2が増え、植物界も食卓も豊かさを増す現状にこそふさわしい。
GX関係者はCO2が減ると誤解して喜び、筆者は増えると確信して喜ぶ。私たちは妙な時代を生きている。(わたなべ ただし)
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kennak · 2 years ago
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いや、「平成レトロ」とか言われているの見てそう思ったのよなんかファンシーでカラフルなだけなのよ実際の平成はぜんぜん違ったよなぁ阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、神戸連続児童殺傷事件って暗い話題ばっかだったワイドショーではいつも援助交際、心の闇、エアマックス狩りの話題流行ってたコンテンツもエヴァとかリングとかサイコサスペンスものとか、暗いものばっかり大学で一番人気の学部は心理学部でみんな内向きだった小室サウンドとかモーニング娘とか、ああいうのは全部空元気だったんだよなそこらへんの文脈がごっそり抜けて明るくカラフルな時代だったと振り返られてもねあの頃の空はいつも灰色で薄暗かった気がするよこの感じ、リアルタイムで生きてたやつらにはわかるよな?
90年代後半の「暗さ」って若い世代には伝わらんのだろうなぁ
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ffxivtranslations · 10 months ago
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At the end of everything I find you, my friend - Retranslation
Retranslation of Zenos talking to WoL before the Endsinger fight.
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ゼノス:ついに見つけたぞ、我が友よ……。俺は解を得た。この魂がお前に求めたこと……そして、お前が俺に求めたことを探しあてたのだ。ゆえに再戦を挑みに北洋へと出向き……そこであの異能の小娘と取引をした。「暁」が窮地にあれば、一度だけ手を貸すこと。それを条件に、お前のいる天の果てへ向かうすべを得たのだ。俺はマザークリスタルの残りを喰らい、再び龍となって、星を渡った。お前との戦いを想えば、光すら追い抜くのは造作もなかったぞ。さて……あれがお前の獲物か。しかし、わからぬな。なぜまだ倒せていない? 邪悪も、絶望も、お前をその気にすらさせられないと、俺に示していただろう。あれは、偽りだったのか……?
Zenos: I have finally found you, my dear friend… I have obtained an answer … I realised the answer to what this soul wanted from you, and also what you wanted from me. Consequently, I travelled to the Northern Waters to challenge you to a rematch, and there I made a deal with that girl with supernatural powers. To help the “Scions” out just once if they were in a bind. Under those conditions I was given a means to reach you in the heavens. I ate the remains of the Mothercrystal, and once again taking the form of a dragon, I crossed the stars. Thinking of my battle with you was enough to make me easily surpass even the speed of light! Well now, is that thing your prey? However, I don’t understand. Why haven’t you defeated it yet? You showed me that neither evil nor despair were enough to make you feel this way. Was that a lie?
お前の力を借りてたまるか
お前だけは護るつもりはない
> I don’t want your help!
> I don’t want to have to protect you.
構わぬ。俺がお前に望む行いは、ただ、刃を交えることのみ……。ゆえにこそ……この狩りにくれてやる刻はないッ!
Zenos: I care not. The only thing I desire from you is to cross blades….. Therefore, I don’t have any time to waste on this hunt!
終焉を謳うもの : 何が来ようが、挫くだけだ。 私は、すべての終焉を謳い続ける……!
Endsinger: No matter what comes, I will crush it. I will continue to sing the end of all things!
ゼノスの声 : 「この狩りを済ませる」と決めたのだ。いかに遠退こうが、届かぬことはない……!
Zenos’s Voice: (The WoL) has decided “I am going to finish this hunt”. No matter how far you run, there is no place we won’t reach you!
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xx86 · 6 months ago
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2024年、乗り換え、バランス、神様
今年私的一番のニュースはと聞かれたら突然20kg痩せたのに健康上何も問題なかったことだ。3ヶ月で20kg。今ふりかえってみれば仕事の、正しく言えば仕事上での人間関係からくるストレスだったのだろう。あの頃、体重減少と共に少食になってランチはいつもおにぎり1つだった。カップラーメン2つ食べてた私が。いいの、元々少し太り過ぎだったから。でもすごいよね、ストレスで20kg痩せられるんだ。元部署へ、20kg分のストレスと健康をありがとう。おかげで履けなかったスカートが履けるようになったし、大半のボトムスは履けなくなった。衣服手当ください。
私がおかしいのだとずっと思っていた。いつも怒り狂っていたし、いつでも泣けた。そんな中部署を異動したらおどろくほど精神が穏やかになった。朝目が覚めた瞬間、仕事行けないやつだ、と体が固まることもほぼない。ごはんも食べられるようになった。元々居た部署にあのままいたら確実にメンタルぶち壊して今頃休職していただろう。
異動は転職というのはうちの会社で異動を経験した人が必ず言う言葉だ。部署ごとやっている業務も担当する分野も全く異なるので、関わる人達もまるっと違うけれど、今とても恵まれた環境な気がする。大変な部署にいたんだね、と新しい部署の人達に哀れまれてようやく報われた気がした。いやあの人たちはあの人たちで正しいのだろう、あの部署では。私が順応できなかっただけで。
ただ私が今の環境を手放しで喜べないのは、目の前にきた電車にただ乗り換えただけだからだろう。環境が変わっただけ。私はなにも変わってない。根本は何も変わっていない。今はトンネルを抜けたらトロピカルビーチだったけど、いつかこの電車も塩狩峠に向かうかもしれない。それってどうなんだろう。私は前の部署で上司と面談の度、結局は自分だと思うので、と何度も口にした。苦手な人が辞めれば楽になるか、部署を異動したら楽になるかと言われれば違うと思う。一瞬それで楽になったとしても自分が変わらなければずっと同じことで壁にぶち当たると思うと。その言葉をトロピカルビーチでふと思い出すのだ。そうだよなあ、至極真っ当だ。前の会社で上司に仕事は遊ぶ金稼ぐための暇つぶしと言われたことがある。早くそのマインドを手に入れたい。でなければ私きっとまたダメになる。
懺悔として、今年はお金に対してものすごくちゃんと出来なかった年だった。反省。部屋は綺麗に保てるようになったし、生花もお手入れし絶えず飾られている。本も沢山読んだし、栄養もなんとなく考えてごはんを食べてるし、色んな出会いがあって豊かな1年だった。その裏でお金に対してだらしなすぎた。穴の空いたお財布すぎる。友人に言ったらまた始まったと呆れられそうだけど、ほんとにほんとに今年はお金を大事にしなさすぎた。
欲しいものはどうやったって欲しい女の精神で生きてきて、なんだって自分で手に入れてきた。でも今年の買い物熱は異常すぎたのだ。これはストレスじゃなくて病。自分でも引いてる。リミッター外れるとこわいよね、人間。
8年程担当してくれている美容師さんに今年一番がんばったことを聞いたら禁煙と言っていた。禁煙外来にかかったらしい。やっぱ何かを辞めるって人の手を借りることも大事だよなあ。私もお金のプロに家計管理してもらおうかな。節約するためにお金を払うのウケるけど。あとママが税理士なのに娘がお金に対してこんなに雑なのもウケるな、ウケないけど。とりあえず見て見ぬふりしてるクレジットカード明細を掘り起こすところから始めよう。
何度か話しているけれど中学生の頃、この本は大人になったら意味がわかるんだろうな、と思った小説が多かった。大人になって読み返したら刺さりすぎて失血多量でぶっ倒れた。今はそれさえも超えて、そんな風に感じた時もあったなあ、という気持ち。懐かしい、遠い過去のような。水を弾く油のように、あの頃のよにすっと入っていかない。私は今アンダスタンドメイビーを読んでも血まみれにならないだろうし、首がもげるほど頷かないだろう。なんといってもあんな重たい本読む気力もないし。読むべき時に読んでよかったと思う。私は一度も故意で体に傷をつけたことはないけど、小説を読んで自傷行為をしていたのだと思う。読書が自���行為からただの娯楽になってくれたことを、なってくれた自分をありがたく思う。心のバランスは変わっていく。成長や後退ではなく、流動的に。
ちなみに急激に痩せたからなのか年齢なのか、体調を崩すと洒落にならない感じになってきた。心だけではなく体のバランスも変わるから難しいよね。
どうかわたしだけの神様になって。わたしのことを許して、というのはアンダスタンドメイビーを読んで当時崩れ落ちた一言だ。なぜなら読む数ヶ月前に全く同じようなことをTumblrに書き綴っていたから。それを書き残した登場人物は自殺している。私は救ってほしかった。神様が現れて、全部を大丈夫にしてほしかった。
でもさ、今その本がしっくりこなくなったのならと礼は自分で自分の神様になったんだね、と律子に何の気なしに言われた。思わず突っ伏して泣きたくなった。
その言葉にどれだけ救われただろう。そうか、いつの間にか私は私だけの神様になっていたのか。私の人生にはいつでも神様がいて、その人が全部大丈夫にしてくれていた。そんな人がいなくなっても、私は生きていけるのだと、私は私だけで自分を抱きしめてあげられるのだと思えたことが、何よりも嬉しい。
常識というのは自身が30歳までに身につけた偏見という言葉を私は結構大事にしている。来年は20代ラストイヤーなのでできるだけ沢山の価値観に触れて、ウクレレとか弾きながら気楽に生きたい。クレジットカードの明細見ながら、健康的に。
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redux-pain · 26 days ago
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Kisaragi BBS: Thread 4
[悠 : OP]
ノスフェラトゥ
隣町に住んでるものです。 ノスフェラトゥっていう、 新作ゲームがあるんですが、 置いてるゲーセンが如月市に あるって聞きました。 一度探したんですが見つからず… 場所を教えてもらえませんか? あとゲーム内容とかも。
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[Yu: OP]
Nosferatu
I live in the next town. I heard about an arcade in Kisaragi with the new Nosferatu game. I tried looking for it but I couldn’t find it. Could someone tell me where it is? Also how’s the game?
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[Yuu: OP]
Nosferatu
I live in the next town over. There's this new game out called Nosferatu, and I heard there's a game center in Kisaragi City that has it. I tried looking for it once, but I couldn't find it... Could someone tell me where it is? And also what the game's about?
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[ガンマ @ OP]
>見かけた
>4区の映画館の近くにあるぞ。 >TOYBOXだったか。 >駅か如月署で聞けば分かるよ。 >正直難しいゲームだと思う。 >あと1クレジットが300円で、 >結構高いんだよな…
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[Gamma @ OP]
>I’ve seen it
>They have one by the >movie theater in Area 4. >It was TOY BOX. You can >ask the police for  >directions. The game is >difficult and pricey.
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[Gamma @ OP]
>I've seen it
>It's near the movie theater in District 4. >I think it's called TOYBOX. >You can ask for directions at the train station or the police station. >Honestly, I think it's a difficult game. >And pretty pricey too, at 300 yen for 1 life...
[NOTE: 300 yen in 2008 = about $2.32 today.]
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[灰音 @ ガンマ]
>>TOYBOXじゃなくても
>>PC版もある。アーケードとは >>仕様違うから、やってる人も違う。 >>最近はPC版はほとんど >>チャットルーム化してるけど。 >>あとPC版は登録めんどい。
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[Haion @ Gamma]
>>It has to be TOYBOX?
>>There’s a PC version. >>It’s different from the >>arcade’s with different >>players. The PC version >>became a chat room >>though.
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[Haine @ Gamma]
>>Not just at TOYBOX
>>There's a PC version too. The specs are different from the arcade version, so the people who play it are different too. >>The PC version is basically just a chatroom now, though. >>And it's annoying to register too.
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[紙袋 @ OP]
>要は鬼ごっこ
>吸血鬼側と人間側に分かれて >闘うアーケードのアクション。 >他の誰が吸血鬼かわからなくて、 >人間はゲーム内時間で1週間 >(7分で1日)逃げられれば勝ち。 >昼は安全地帯ができます。 >基本的に吸血鬼がかなり有利です。 >アイテムがないと倒せません。
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[PaperBag @ OP]
>It’s hide and seek
>Players choose either >a vampire or a human. >Humans have to run away >from the vampires for >one week(in the game >1day is 7min.) without >getting caught. 
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[PaperBag @ OP]
>It's basically a game of tag
>It's an arcade action game where you fight on the vampire side or the human side. >You don't know who else is a vampire, and the human player wins if they can escape for 1 week in game time (7 minutes = 1 week in the game). >Basically the vampires have a huge advantage. You can't beat them without items.
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[☆彗星☆ @ 紙袋]
>>条件クリア
>>他にも条件クリアとかあるょ♪ >>吸血鬼全滅とか、 >>マジ難しいけどね☆
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[Comet @ PaperBag]
>>conditional win
>>You can also win by >>annihilating all of the >>vampires. It’s tough.
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[☆Comet☆ @ PaperBag]
>>Win conditions
>>There's another win condition♪ >>Beating all the vampires. It's really tough though☆
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[悠 @ OP]
>ひでぇ…
>初心者狩りされましたOTZ >なんか砕神?てマークがついてた >面白かったけど結構悔しい
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[Yu @ OP]
>That’s awful…
>I was novice-hunted. >There was a symbol says >”Devil” on him.
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[Yuu @ OP]
>This sucks...
>I got newbie hunted OTZ >This player with an emblem saying "Crushing God" or something? >Fun game but really frustrating
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[紙袋 @ 悠]
>>悪いことは言わん
>>『砕神-Devil-』だな >>正面からぶつかるのは >>やめといたほうがいいよ。 >>戦闘能力において >>全国トップの集団だから。 >>時間ズラすことをおすすめする。
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[PaperBag @ Yu]
>>I’d suggest you
>>That must be ”Devil”. >>You shouldn’t attack >>from the front. They’ve  >>got great combat >>abilities. You should  >>try playing at a  >>different time.
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[PaperBag @ Yuu]
>>No offense intended...
>>It's "Crushing Gods-DEVIL-" >>You should stop attacking head-on. >>That's the top group in the nation when it comes to combat ability. >>I recommend playing at a different time.
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[灰音 @ 紙袋]
>>>一応説明しとくと
>>>ギルドメンバーほぼこのへんの >>>人だから、店内挑んでくんだよな。 >>>元々別ゲーの神プレイヤーばっか >>>だから、聖地って呼ばれてた。 >>>なぜかこっちでも鬼強いんだよw
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[Haion@ PaperBag]
>>>Let me explain this
>>>Most of the members are  >>>from around here. They  >>>were called god players  >>>on different games so  >>>they call this ”Mecca”
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[Haine @ PaperBag]
>>>Let me just explain more
>>>Most of the guild's members live around here, so they'll challenge you in that arcade. >>>They're all god-level players from other games, so they call it holy ground. >>>For some reason they're even freakin stronger here lol
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[236��2 @ 悠]
>>戦いまくるのもアリ
>>僕は勝てる要素なくても >>リベンジしまくってた。 >>金が凄いスピードで減ったけど、 >>相手がレベル高いだけに >>あっという間に強くなれたよ。
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[236x2 @ Yu]
>>You can fight your way
>>I knew I’d never beat >>them, but I kept trying >>anyway. I spent alot of >>money, but playing them >>made me a better player.
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[236x2 @ Yuu]
>>It's OK to fight too
>>I didn't have what it takes to win, but I kept trying anyway. >>I spent a lot of money in a short amount of time, but I got stronger in the blink of an eye just because my opponents were high level.
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[☆彗星☆ @ 悠]
>>初心者狩り?
>>砕神? ボコボコにしてやるぜ!  ∧_∧ ( `ω´ )=つ≡つ (っ  ≡つ=つ /   )ズバババ (/ ̄ ∪
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[Comet @ Yu]
>>novice hunt?
>>Devil? I’d beat them!  ∧_∧ ( `ω´ )=つ≡つ (っ  ≡つ=つ /   )WHAM (/ ̄ ∪
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[☆Comet☆ @ Yuu]
>>Newbie hunting?
>>Crushing Gods? I would simply pulverize them!
 ∧_∧ ( `ω´ )=つ≡つ (っ  ≡つ=つ /   )WHAM (/ ̄ ∪
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[☆彗星☆ @ ☆彗星☆]
>>>ボコボコに
    ∧_∧ ∴;、 ( ´ д(⊂=⊂≡     (っΣ⊂≡⊂=     (  \ ドバババ     (/ ̄ ∪ >>>無理ですた☆
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[Comet @ Comet]
>>>beat the crap out of    
    ∧_∧ ∴;、 ( ´ д(⊂=⊂≡     (っΣ⊂≡⊂=     (  \ Bang bang.     (/ ̄ ∪
>>>It was impossible.
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[☆Comet☆ @ ☆Comet☆]
>>>Pulverized
    ∧_∧ ∴;、 ( ´ д(⊂=⊂≡     (っΣ⊂≡⊂=     (  \ BAM     (/ ̄ ∪
>>>It was impossible☆
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[アンセム @ OP]
>(‘ω‘=)こんなふいんき
>今日なんか猫っぽい顔の >女の子がちょろちょろしてたな。 >ガン見は正直ちょっと >うざかったけど、ちょっといい >プレイしたら、口あけっぱで >見てるのがちょっと可愛かったw
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[Ansem @ OP]
>(‘ω‘=)like this
>There was a girl  >roaming around like a >cat. Ⅰwas annoyed at >first, but when I played >well, she looked stoked >and thought it was cute.
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[Ansem @ OP]
>Her aura:(‘ω‘=)
>Today there was this girl darting around with a face kind of like a cat. >Honestly it was a little annoying when she stared, but kinda nice >It was sorta cute how she watched with her mouth open while I played lol
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[紅蓮 @ アンセム]
>>ふいんきw
>>よし、 >>ナンパしろナンパw
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[Crimson @ Ansem]
>>mood (lol)
>>Ok, >>Go flirt with her.
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[Guren @ Ansem]
>>Aura lol
>>K, >>go pick her up then lol
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[アンセム @ 紅蓮]
>>>空気読めw
>>>チャラ男が声かけてた >>>おおっと勢い良く前蹴りが >>>振りアッー! >>>気持ちいいくらい全力ですた >>>見てるこっちがいてえよw >>>そのちょっと後
>>>イケメンと喋ってた(´;ω;`)
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[Ansem @ Crimson]
>>>You’re outta line
>>>Some geek was trying to >>>pick up a chick and got >>>kicked in the gut >>>really hard. >>>It was painful to watch. >>>Later on, she was >>>talking with a cool guy.
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[Ansem @ Guren]
>>>Read the room lol
>>>Some playboy tried an approach like "Yoo" and took a devastating front kick like "aaah!" >>>Satisfyingly hard >>>It hurt to watch lol >>>And a little while later
>>>She was talking to a good-looking guy(´;ω;`)
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[灰音 @ アンセム]
>>むしろこう(`ω ´=)
>>横から見ながらメモとってたなw >>ゲーマーなら嬉しいんだが… >>黙ってて見てるなら可愛いし >>嬉しいギャラリーなんだけど >>ちょっと声出しすぎかな… >>集中できん。
-------
[Haion @ Ansem]
>>More like (`ω ´=)
>>I bet you were taking >>notes, you better be a >>player… It feels good to >>have an audience, but >>they’re way too loud. >>I can’t concentrate.
-------
[Haine @ Ansem]
>>More like (`ω ´=)
>>She was taking notes from the sidelines lol >>I'd love it if she was a gamer, but... >>Watching quietly makes for a cute and happy audience thing, but she's a little too loud... >>I can't concentrate.
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[俺えらくね? @ 灰音]
>>>いやこれで(ΦωΦ=)
>>>動きが初心者だった >>>負け続けて涙目… >>>かわいそうだったから、 >>>300円くらいならいいか~… >>>と思って、一回勝たせたら
>>>喜びすぎて転げ落ちてた
------
[HowCoolMI? @ Haion]
>>>No, it’s (ΦωΦ=)
>>>You could tell he was a >>>beginner. He kept >>>ge��ting his butt kicked, >>>so I let him win just >>>once, then he tumbled >>>and fell with joy.
------
[HowCoolMI? @ Haine]
>>>No, like(ΦωΦ=)
>>>You could tell she was a newbie from how she played >>>She got teary eyed because she kept losing... >>>I felt bad for her, so I figured what's 300 yen worth? and I let her win once
>>>She was so happy she fell over
=====
[アンセム @ 俺えらくね? ]
>>>あんたが神かw
>>>>俺えらくね? >>>マジサンクスwwww >>>落ちたときちょっと見えた… >>>何がとかヤボなこと聞くなよ?w
------
[Ansem @ HowCoolMI?]
>>>So you’re God? lol
>>>>HowCoolMI? >>>Thanks a bunch. >>>I saw him when he fell. >>>don’t even ask who
------
[Ansem @ HowCoolMI?]
>>>Are you God lol
>>>>HowCoolMI? >>>Thanks for that, seriously lolllll >>>I saw a little something when she fell over >>>Asking what I saw would be in bad taste, k? lol
[NOTE: "I saw [something]..." = set phrase in Japanese media, meaning he saw her panties.]
=====
[Aricia @ アンセム ]
>>>不可抗力とはいえ
>>>>アンセム >>>多分���崎○カさんだね。 >>>あのこ色んなとこに耳ざといから、 >>>もしここ見ててバレたら…
>>>知らないぞ?(=д=*)
-------
[Aricia @ Ansem]
>>>It’s inevitalble though
>>>>Ansem >>>It was probably __ka  >>>__zaki.  >>>She knows her way around >>>so try not to get  >>>caught…
------
[Aricia @ Ansem]
>>>Even though it was an act of God...
>>>>Ansem >>>That was probably _zaki _ka-san. >>>That girl has ways of finding things out, so if she sees this...
>>>I wash my hands of it(=д=*)
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chaukachawan · 3 days ago
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地球の核まで
今年度の稽古日誌でははじめまして!えると申します。ちゃうかネームの由来が好きなキャラだと言うとかなりの確率でDEATH NOTEのLだと思われますが、違います。本当の由来はひろがるスカイ!プリキュアのエルちゃん/キュアマジェスティというキャラです。もし37期にプリキュア語れる人がいたらぜひ私にお声がけください。飛んで喜びます。
毎日はエブリデイ!の役者なのですが、一生稽古日誌を当ててもらえないため、異分子かつ老害にもかかわらずこわしなの稽古日誌を書かせていただきます。
6/16(月)の稽古内容は…
🗣発声
🦁猛獣狩りゲーム
🌿樽枝
😮‍💨はぁっていうゲーム
💃キャスパ/📘シーン練
キャスパァ!!楽しいね!!!
みなさんにたくさん踊り狂ってもらいました。
…ん?
6/16(月)…?
ここで問題です!今は何月何日でしょーか!
答えは~~~
6/24(火)です!!!!
…はい。折角当ててもらったくせに1週間以上も放置していました。本当に申し訳ないです。いやでも本当、やることがたくさんあったんです。ではこの1週間のタスクを挙げてみましょう。
• 中間レポート(火曜〆切・未提出)
• ××の××(土曜〆切)
• 実験レポート(月曜〆切)
• その他諸々の課題×6(ほぼ未提出)
• 合宿担当のお仕事
• 合間合間にバイト
ひとつひとつ見ていきましょうか。
• 中間レポート(火曜〆切・未提出)
単純に興味でとった般教のもの。対面で提出の授業内ミニレポートがあるのに、ここ2週連続で行けてなくてまずいです。まだ間に合うかしら。
• ××の××(土曜〆切)
詳しいことはここではお話しできないのですが。こいつが一番の要因です。相当な時間を取ったのに結局土曜に間に合いませんでした…無念。
• 実験レポート(月曜〆切)
月曜の私は修羅場でした。こやつのせいです。23:59〆切のところ、23:52に提出しました。ゴミレポも甚だしいですが、出さないよりはマシなのです。それでは皆さんご一緒に、
『出さない神レポより、出すゴミレポ!!』
これ大事。テストに出ますよ。
• その他諸々の課題×6(ほぼ未提出)
もう全部挙げるのめんどくさいので省略しますが。マジでカスい生活を送っています。ある授業に至っては、あと1回提出忘れたら落単が確定してしまいます。頼むから37期はこんな大学生にならないでね。
• 合宿担当のお仕事
旅行会社さんとあれこれお話ししました。とりあえず行き先が決まってよかったです。みんなが𝑻𝒓𝒊𝒑を𝑬𝒏𝒋𝒐𝒚できるように頑張らせていただきます。
• 合間合間にバイト
私の作ったバーガーでマターリとしていただくお仕事です。要領の悪い私のおかげで厨房はドタバ-タです。先輩はスゴーイ。
いや~~~改めて見返すと言い訳できないレベルでクズい生活ですね。もういっそ誰か私を埋めてください。楽にしてください。刃渡り数センチの不信感で静脈を刺してくれてもいいですよ。
質問リレー、またしても老害でごめんなさい��。
「みんなに布教したいもの」
自分の趣味をテーマとした漫画を読むのが好きです。
例えば、
和服:『爛漫ドレスコードレス』『恋せよキモノ乙女』『推し着物』
ごはん:『広告会社、男子寮のおかずくん』『肉女のススメ』『ロリータ飯』『猫と紳士のティールーム』
などなどなど…
本当は他にもオススメの漫画がたーーーくさんあるのですが、書こうとするとキリがありませんので…。みなさんもぜひ、自分の好きなものを扱った漫画を読んでみてはいかがでしょうか。
まだキラキラ新入生の布教したいものを知れてないので、次のテーマも同じにしておきましょう。
では、私は4限のプレゼンのスライドを作るとします(現在12:13、@自宅、3限あり)。来期は真面目に生きたい、と数ヶ月前も言っていたなあ…もう来世に希望を抱くしかないか…
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demoncrepe · 1 month ago
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白銀の森
森が俺を呼んでいる。
故郷を奪われ、家族を奪われ、怒りのままに呪わしき男の影を追いかけた。しかし、暗黒の牢獄の奥底で、彼はすでに生き絶えていた。 手当たり次第に怪物たちを倒し、激しい怒りを、悲しみを、憎しみを、全身で湧き上がらせる。野獣のように暴れ狂う俺の前に、一頭の狼が現れた。
彼女はムーンレス。歪んだ世界で様々なものと融合してしまったが、人懐っこい狩の名手であった。腐肉を食べるとすぐに懐いて、俺の飢えた、悲しき心に彼女は寄り添ってくれた。たくましい四肢と夜の草むらのような香りがする毛並みを撫でると、子供の頃に真夜中ひとりで用を足しに行った時、遠くの河岸にこっちを見ていた狼の母子を思い出した。 感傷的になっていた俺の頬をムーンレスが舌で舐める。
この監獄でなすべきことは残されていなかった。より奥へと進んで、さらに強い敵を探し、死に場所を求めることもできただろうが、ムーンレスの湿った鼻が手に当たると、虚しい殺戮に溺れることを諦めることができた。
仇討ちのためだけにはるばるこの地に降り立ったが、もう帰る場所はない。諦めたら諦めたで、やはり虚しい。監獄を後にしても、ムーンレスは俺を心配してついてきた。今にも死にそうな仲間に思われたのだろうか。ムーンレスもこんな姿では森で他の狼と暮らすことはできないだろうに、外の世界に出て良かったのだろうか。尤も、俺自身も今どんな姿になっているのか分からなかった。もしかすると、あの生白く巨大な護衛か、爪や角が生えた悍ましい怪物に成り果てていたとしても驚くまい。
牢獄を覆う森の中、特に目的もなく彷徨っていたら、道のど真ん中で行き倒れている人間を見つけた。黒い服、長い髪、片腕が無く、雑な処置をしただけでまだ包帯から血が滲んでいた。 血の色と匂いからまだ生きていそうだ。ムーンレスが吠えると、身じろぎした。 「大丈夫か」 声をかけると顔をこちらに向けた。痩せこけており、目の周りに黒い影がある。あの牢獄にいた闇の司祭に似ている。 奇妙な��物たちに追われ、仮面を被った全裸姿の謎のカルトを見てきたせいで、普通に服を着て生きている人間を見つけただけで妙に信頼をしてしまった。普段なら服を着ているだけでこんな風には思わないだろう。倒れていた男が何かを言おうとしていたようだが、そのまま意識を失った。
安全なところに運び、水を飲ませて焚き火のそばで温めた。しばらくすると目を覚ました。 「気がついたようだな」 「…………」 「お前あんなところで何をしていた?」 「…………」 俺の言葉が下手なのか。一応街や船では通じていたが。ムーンレスが近寄ると身体を強張らせていた。 「大丈夫、彼女は何もしない」 「私は動物が嫌いなんだ」 「おや、口が聞けるようだな」 手招きしてムーンレスを呼び寄せる。 「俺はラグンヴァルドルだ。お前は?」 「……エンキだ」 エンキも俺と同様に地下牢を探索していたようで、敵に腕を切り落とされて、森で薬草を探してる最中に行き倒れたそうだ。 「街で治療を受けるべきではないか?」 「ロンデンの外科医の腕前を知らないようだな」 「……何か俺が助けになることはあるか」 「何故初対面の私を助けようとする」 「じゃあどうするんだ」 エンキは私の腕を指して言った。 「肘のあたりに鱗がある。貴様、サーモンスネークの魂を持っているな?」 「え?ああ、これのことか?」 坑道の水辺に現れた怪魚の魂を込められた石を見せる。身につけていると身体が硬化し出血しなくなる代わりに、少し皮膚に鱗が現れるのが難点だが、怪物たちと対峙するときに大いに役立った。 「貸せ、止血に使いたい」 「嫌だ」 「おい!さっきは私を助けようとしていたのではないか?」 「貸した後に返して貰えないと困る。これのおかげで俺も四肢を失わずに済んだし、珍しいから渡したくはない。何か差し出せるものはないか?」 「……何を要求するつもりだ」 とはいえ別に何も欲しいものはない。幼い頃から、獲物をどこまでも追いかける狩人であることと、自分の獲物をなるべく外国人に高く売る商売人であるように、周囲から叩き込まれた。仲間には気前よくどんな頼みでも聞き、困ってる人には手を差し伸べるが、いざ取引できそうになると、交渉してしまう癖があった。 「……しばらく一緒に行動しないか」 「それが要求か?」 「そうだ」 「いい、分かった。逃げないから、早く貸してくれ。血が減ってきた」 怪魚の魂を込めた石を受け取ると、包帯を外して腕の傷が塞がったことを確認した。 「これもしばらくつけていろ。体力と気分が落ち着く指輪だ」 革紐に二つの指輪を通したものを、首にかけた服の下にしまっていたが、それを外してエンキにつけた。 「……悪いな」 「今から仲間だからな」 「変な気を起こすなよ」 「冗談じゃない」
俺の格好やムーンレスは人里や街中で��あまりにも目立つ。森の外れ、水辺のあるところで次の目的地が決まるまで、簡単な拠点を作り野宿をすることにした。 彼は魔術を操るようで、俺が魔導書や魔術に関するアーティファクトを要求するならば殺すつもりだったらしい。俺はただ、あの地下牢に閉じ込められた男に復讐を果たすために来たのであって、この地にまつわる伝承や儀式には全く興味関心がないことを聞いて納得したようだった。 「私もあの地下牢には立ち寄ったが、私が到着した時には彼は死んでいた。貴公が殺したのだな」 「いいや、違う」 「ならば、良かった。復讐なんてくだらない」 「黙れ、お前に何がわかる」 「…………」 「いや、すまない」 焚火で木が爆ぜる音だけが響く。不穏な空気に、ムーンレスは悲しそうに鼻を鳴らす。
来る日も来る日も、薪を切り、狩りをして、家を建て、次の目的が思いつくことを待っていた。エンキはだいぶ回復したようだが、片手でできることは限られている。エンキは毎日丸太に座って、地下牢の探索で見つけた本を、何度も読んでいた。 「エンキはこの先どうするんだ」 「私は貴様の次の目的が見つかるまで囚われの身なのでね。貴様が決めなければ私も決まらない」 「そうか」 「私にも、私の帰りを待つ故郷も家族もない」 「そうか」 何かを誤魔化すように、薪を割ることに集中しすぎていたら、数日分もの薪が溜まって、明日の俺の仕事を減らしてしまった。
真夜中に目が冴えて、水を浴びに近くの湖へと訪れた。水面に夜空が映し出され、どこまでが地面で、どこからが水なのか境界は見え辛くなっていた。足元の感覚で境目に屈むと顔を洗う。ふと顔を見上げた時、白い大きな鹿が湖の向こうに立っているのが見えた。なんて大きい、初めて見る美しい鹿を見ていると、引き込まれていった。
ムーンレスの激しく吠える声で、意識を取り戻す。気がつくと腰まで水に浸かっている。動物嫌いなのに、ムーンレスのすぐ隣にはエンキも立っていた。 「何をしている。こんな時間に水遊びするな。死ぬぞ」 エンキが嫌味ったらしく俺を引き留めた。呆けてただけなのに入水しようとしたと思われた気がする。恥ずかしくなって急いで湖から上がった。 濡れてしまった装備を木にかけておいた。まだ夜明けまで時間があり、二人とも眠いだろうに、ムーンレスが口で薪を積んで、そこにエンキが何かをぶつぶつ唱えると薪に火がついた。 「しばらく火にあたれ。地下牢から離れても森は常に人を惑わす存在がいる」 「そのようだな。ありがとう、エンキ、ムーンレス」 火に当たると、他人からの優しさに触れて急に涙が出た。俺の精神が大分だめになっているようだ。 「月だ、月が心を乱しているんだ。だから、早く天井を作ってくれ」
三人で並んで横になっていた。星を見ていると不安な気持ちが募る。まだ眠れなくてエンキに話しかけた。 「あの男が、死んでお終いなんておかしい。きっといつか、再び世界に混乱を引き起こす」 「ラグンヴァルドル」 「俺の考えすぎならいい。だが、あの立方体のために俺の故郷を滅ぼす必要があっただろうか。取引や交渉の場があれば、誰も、何も……」 「休め。今夜は満月だ。狂気に飲まれやすくなっている」 「月は関係ない」 「ああ、そうだ」 「エンキも関係ない」 「それは違う」 「ムーンレスも」 「可哀想なことを言うな」 俺と関係ないことが傷つくのか? ヒルデの歌が聴きたい。ニョルンの寝顔が見たい。ウルドと酒が飲みたい。もう全部できない。二度と幸せは戻らない。かけがえのないものを奪われたのに、復讐することすら失敗した俺なんかと、関係がある人間はどこにもいない。
誰の目から見てもラグンヴァルドルの精神は追い詰められていた。 「貴様は人里の中にいないといけないのに、人を避けて暮らしているせいで気が触れている。私は一人きりの世界にいくらでも過ごせるが、貴様はそうではない」 「…………」 全くもってエンキのいう通りだ。だが、故郷を失い、他の地域でどうやって暮らせばいいのか分からない。 「ロンデンへ行く。ムーンレスは森に残ってもらう」 「森の中でひとりぼっちなんて、ムーンレスが可哀想だ」 「愚か者め、こいつも私と同じだ。一人でも平気だが貴様への好意だけで寄り添っていた」 「えっ」 「何だ、そんなに意外か」 「エンキは俺が好きなのか」 「言葉の綾だ。揚げ足をとるな」
ムーンレスとの別れの挨拶を十分過ぎるほどやった。ムーンレスは俺がいなくても平気かもしれないが、俺は平気じゃない気がしている。森を後にして街に向かってひたすら歩いた。道すがら馬車が見つかって、後ろに乗せてもらった。 3人で過ごした小屋は壊すのが惜しくて残していった。人がいなくなると家は一気に壊れやすくなるので長くは持たないだろうが、かといって自分の手で壊してもいいとは思えなかった。血まみれの故郷が今どうなっているのか考えるとまた目の前が真っ暗になりそうになった。具合の悪そうな俺を見て、エンキは黙ってタバコを手渡してきた。はじめは怪我をして弱っていたのはエンキの方で、俺の方が元気だったのに、今ではすっかり逆転してしまった。
ロンデンに到着すると、エンキの知り合いであるブレア家に世話になることになった。大きな屋敷の中、使用人は俺とエンキを怪訝な顔で出迎える。家主とエンキが話をつけると、馬車で街まで出ることになる。 「仕立て屋に行く。"そんな姿"では目立つからな」 俺の自慢の毛皮はここでは場違いだ。エンキの服も大分周囲から浮いているだろうに。 こんなに大きな男は初めてだと仕立て屋がぼやきながら、身体を紐で測られた。しばらくの間は簡易なローブを借りたが、着慣れない服や靴に戸惑った。
屋敷では毎日講師がついて、ロンデンの貴族のマナーを叩き込まれる。我流で覚えていた言葉も、文法から細かい語彙まで覚えて、さらにテーブルマナーまで教わった。 しばらくすると仕立て屋に頼んでいた服が卸された。エンキは俺の着替え姿を見て鼻で笑った。 「馬子にも衣装だな」 「お前なりの似合っているという意味の言葉だと解釈した」 自分としては何がどう"良い"のかさっぱりわからないが、されるがまま着ていた。全身ぴったりな服は着慣れなくて、エンキのあの薄っぺらいローブが羨ましく感じた。
ほとんど立ったり座ったりしているだけで、身体が鈍りそうだった。 「狩りができないので気がどうかしそうだ」 「キツネ狩りにでも参加したらどうだ」 「キツネなんてわざわざ食べるものじゃない」 「そうだ。遊ぶために狩りをする。キツネは犬に食わせるだけで、人間はそれを馬に乗って追いかけるだけだ」 「なんと……」 「社交界で生きるためだ。参加しろ」 ブレア家の猟犬たちは甘やかされて、獲物を追いかける執念がなく、主人が気軽に肉や残飯をあげ過ぎている��で少し太っていた。運動をさせて餌をやり過ぎないように助言し、許可を得て狩りの訓練を重ねた。元々良い血統を持っているようで、少し鍛えただけでみるみるうちに上達し、キツネ狩りでも活躍してくれた。毎日寝そべって、主人が食事を持ってくるのを待つだけのどんよりした目が、森で狩りをしてまた輝きが戻って嬉しく思った。 しかし、犬にとっては刺激的でも、人間にとってキツネ狩りは命や怪我の危険もない、ただの遊戯であった。俺の故郷の狩りは、生きるか死ぬか身体を張って命の糧を得るための重要な仕事であるが、これは全然違う。また昔のような狩りができるのを楽しみにしていたので少し残念であった。
ある日部屋に帰ると、手紙が置いてあった。美しく繊細そうな文字で書かれた恋文のようで、差出人は家主の娘であった。遠回しだが夜の誘いをしている。断るつもりであるが、それにしても何と言って断るか考えるためにエンキに相談することにした。 「ブレアの娘から手紙をもらったんだが、その、彼女は結婚はしているのか」 「してないが、やめとけ。あいつは父親と寝ている」 「侮辱にも程がある」 元から受ける気はないというのに、とんでもないことまで明かされた。 「侮辱も何も、真実だし、お互い同意の上だ。ちなみにお前にロンデンのマナーを指導したあの講師も手を出している。愛嬌に騙されたのなら仕方ない。ただ、お前はもうすこし"マシ"な相手を探した方がいい」 「…………道理に反する」 「何と思おうと厄介になっている身の上であることを忘れるな。正義感など振り翳さないことだ」 「エンキは何とも思わないのか」 「よく考えてみろ。私がその事実を知っているからこそ、私の頼みを断れず、見ず知らずの山男に服を仕立ててマナーを教えて世話を焼いているんだ。今の貴様は彼に感謝こそすれ批判できる立場ではない」 「…………」 「こんなのはお行儀がいい方だ。王族も貴族も聖職者も、もっと堕落し腐敗している。白夜騎士団はそれを正そうとした。しかし、正道では何も変えられず、邪道に手を染め、野望のために貴様の故郷を滅ぼした」 それを聞いて、手のひらに爪が食い込むほど、拳を握りしめた。 「今は何かを変える力がない。仲間もいない。変えたければこの群れの中で強くなることだ。羊の皮を被った狼になれ。獲物を狙う獣のように、最後まで、自分の姿を見せるな」 「やっぱり俺には、やっていけない」 「その気持ちは腹の中にしまっておけ。私も、貴様にここの常識に染まってほしくはない。だからこそ、羊の皮をかぶるんだ。怒りを内に秘めて、貴様の信じる正道を忘れず、牙を隠して笑え。だが、故郷の誇りを忘れるな。群れの掟が気に食わないなら、群れの中で強くなって、群れの親分になって、良い群れと良い掟を作れ」 俺なんかに文句が言える権利はないのはわかっていた。義憤に駆られた無知で田舎者な俺を、エンキはもっと馬鹿にすると思っていたが、意外なほど励まされてしまった。 「お前だけが俺の唯一の味方なんだな」 「馬鹿なことを」 「ああ、俺は馬鹿だ」 そう言って盛大に笑った。
新しい環境に放り込まれて、気疲れが絶えないが、過去を振り返る余裕がない分、森の中にいた時の陰鬱な気分は治っていった。 ブレア家の貴重な収入源である荘園で、ぶどうの出来が悪い土地を、売値は安いが痩せた土地でも育つ野菜に変えて収量をあげたり、野生動物たちを追い払うために猟犬をときどき見回りさせた。犬の訓練が得意なので、狩猟好きな貴族たちのために猟犬の躾や鍛え方も教えた。自分の得意な分野で力を示すことを実践するようにした。 収入が増え、他の貴族たちとの交流が増えると、ブレア家の領主と娘もだんだんと正気を取り戻したようで、領主は後妻を迎え、娘も別の領主の息子と結婚して家を出ていった。 「生まれついてのものではなく、ただ収入の不安を忘れようとしてあんなことをしていただけなんだな」 「それは好意的に考えすぎだろう。まあ、たまたま上手くいったと思うんだな」 禁じられた行為をやめた途端、領主はエンキを邪険にし追い出そうとした。エンキに頼んで、自分たちの快楽のために何やら怪しい呪文を使わせていたのに、都合のいい連中だと思った。 「これが普通の反応だ。私を疎むのが常識で、私を歓迎するのが非常識なんだ。戸口に立ってるだけで不気味がられる」 「誰もお前が幸運を運ぶ妖精なことを知らないなんてもったいない」 「精神をやられて目がおかしくなったようだな」
とはいえ、俺にとって何の縁もゆかりもないブレア家にこれ以上世話になるのは限界だった。ブレア家から独立するために、きつね狩りで懇意になった他の領主や商人たちと出資し海運会社を持つこともできた。故郷にいた頃では考えられないほど大金が動く大きな取引を、様々な国の人と取り交わすことは刺激的だった。騙されることも、見通しが甘くて大損することもあったが、市場は大きくていくらでも逆転の可能性があり、まだまだ試したいことが沢山ある。
そんな中、近所の森で恐ろしく巨大な獣が、次々に人を襲う話が出てきた。何年も会ってないムーンレスのことではないかという不安がよぎる。討伐のため若い男たちが松明を手に森の中を探索することになって、俺も志願した。 「狩りの名手と名高いラグンヴァルドルがいるのは心強い」 野獣討伐隊の指揮は俺が執り行うことになる。2〜3人1組で行動し、何か見つけたら笛で知らせるように指示した。
どうにかしてムーンレスを見つけたら逃がしてやりたいと思うが、何か心変わりして町の人々を襲う本能が抑えきれなくなったのならば、俺の手でムーンレスを殺そうという覚悟を決めていた。しかし、暗い森の中を歩くと、一時期収まっていた幻覚と絶望が蘇る。 悪夢と現実が渾然一体となり、俺に襲いかかる。 草陰でムーンレスが人間の子供の腸を食いちぎっている。弓を構え、ムーンレスの片目に弓矢を射ると、ムーンレスが人間の姿に変化する。美しい赤毛の美女、ヒルデが、片目を潰されて絶叫した。どこからか飛んできた槍が、彼女の心臓を貫きとどめを刺す。槍の飛んできた方向を見ると、プレートメイルに身を包んだ白馬の男が、甲冑の隙間から覗く鋭い視線で、俺を見下ろしていた。 「白夜騎士団!よくも、よくも!」 甲冑の隙間を縫って目を射抜くと、今度はウルドに変わった。 「ウ、ウルド!」 「ラグンヴァルドル……」 俺の名を呼ぶと、ウルドは死んだ。 森が真っ赤に染まる。炎が全てを焼き尽くす。白銀の甲冑に身を包んだ魔物たちが、剣で俺の家族を切り裂き、槍で仲間を串刺しにし、棍棒で老人の頭を叩き潰し、ナイフで子供達をバラバラにした。
気がつくと、山小屋で目を覚ました。俺が気を失ったのを、討伐隊の仲間が安全そうな小屋に運んでくれたそうだ。
帰ってきても、悪夢のことが頭から離れなかった。 「も、森が恐ろしい。俺はここでの暮らしに慣れすぎて、俺の心から森が伐採されてしまった」 「森がもう嫌いか」 「違う。俺の体は森の生き物でできている。自然の中で力がみなぎっていたが、心は、忌まわしい過去によって怒りと憎しみに染まった。愛と憎悪が綯い交ぜになっている。森に入ると幻覚が見える」 まだ消えない復讐心で、自分が制御できなかった。自分の手で、愛する妻ヒルデと、俺の叔父であり狩の師匠であるウルドを殺してしまった。血に飢えた暴力的な本能を恐れている。 エンキの手が俺の顔を撫でる。 「本当に、もう思い出すだけで辛いなら、記憶から消してやることができる」 「魔法みたいだな」 「みたい、ではない。魔法だ」 片腕がないので、口で革手袋を外すと、エンキは手のひらを俺に差し出した。 「この手に額を置いたら、貴様の記憶から、故郷の惨劇を消し去ってやる」 手首には無数の傷があり、手のひらの真ん中には、杭を打ち込まれたような大きな丸い傷痕がある。じっと見ていると、だんだん吸い込まれるように、顔を近づけていった。 が、俺はエンキの手袋を拾うと、その手にまた嵌め直した。 「お前は言ってくれたな、故郷の誇りを捨てるなと。だから、大丈夫だ」 「……そうか」 「悪いことに使えそうな魔法を知っていたんだな」 「どうする?私と何かした記憶を消されていて、私だけが覚えていて、貴様だけ何も覚えていないことがあったら?」 「何かだって?ハハハ!別に良い。こんなに世話になったからには、俺の心も体も、すべてお前のものだ。お前の好きなようにしろ」
森に関する恐怖と怒りの記憶をかき消すためにウイスキーとタバコを懐に携えた。記憶が蘇りそうな時は酒を煽るか一服することにした。どちらも感覚が鈍るので、獣の気配を見逃しそうになる。だが、仲間と共に獲物を追いかける行動が、一族の記憶と結びつく。 酒を飲みすぎてフラフラしていると、獣の唸り声が近付いていたことに気が付かなかった。恐ろしく大きい。だがその声も、臭いも、姿も、ムーンレスとは異なった。 「よかった」 俺の二回りも大きいグリズリーを目の前にして、安堵してしまった。ムーンレスを殺さないですみそうでほっとした。 弓矢で目を狙おうとするが、酔ってて狙いが定まらない。仲間は驚いて先に弓を射るが、射角が悪く、獣の肉体に深く刺さることができず、逆にこちらの居場所を教えてしまった。逃げる仲間を庇って、鋭い一撃を喰らう。肩から血が吹き出す。逃げろ、みんなを呼べ!と叫ぶと、笛の音が森中に鳴り響く。 自分の血を見て一気に興奮した。酔いは覚めて、肉体は本能的に戦闘状態へと入る。特製の強弓を引くと、目から脳天を貫く。が、グリズリーは片目を潰されて一瞬怯んだが、まだ力強く唸りをあげている。腕に力を入れたことで、傷口から血がさらに吹き出した。痛みは麻痺して感じない。
巨大な上に素早い。森の支配者の堂々たる咆哮に、本能的に自分が無力な生物であることを思い知らされる。攻撃を避けて次のチャンスを待っていたが、太い木の根に躓いて足元を踏み外してしまう。グリズリーは大きな前脚を振り上げる。終わったと思った次の瞬間、黒い影が獣に襲いかかる。 「ムーンレス!」 彼女は鋭い牙でグリズリーの首筋に食らいつく。思わず立ち上がった隙に懐に入り込み、グリズリーの腹に剣を突き刺して引き裂いた。 全てが終わった後に、ようやく仲間たちが辿り着く。 「ラグンヴァルドル!無事か!?」 「こんな巨大な獣を、お前一人でやったのか!?」 「いや、それは……」 「やるじゃないか!」 「英雄だ!」 仲間たちにはグリズリーが転んだ拍子に腹を切り裂いたと説明した。グリズリーの首の後ろには無数の牙が突き刺さった歯形が付いていたが、知らないふりをした。 倒したグリズリーの毛皮をもらえた。部屋に飾ると捨てさろうとした故郷の風習が戻ったみたいで、嬉しい気分の中に、森の中で感じた絶望が一滴おとされる。���ンキは獣の死骸を壁に飾るなんて悪趣味だと言ったが、誰のだか分からない人骨を壁や棚に飾る人間に言われる筋合いはない。
グリズリーの貴重な生肝を持つと、森に向かって叫ぶ。 「ムーンレス、助けてくれてありがとう!これはお前の取り分だ!」 草陰にむかって生肝を放り投げた後、何かがさっと通り過ぎる音がして、彼女の遠吠えが聞こえた。
一度は持ち直したのに、獣を討伐した英雄として、今後の領地開発のために森の開拓メンバーに選ばれたが、森に足を運ぶ頻度が増えると、だんだんとまた悲しみを消すために酒やアヘンに溺れた。 熊の毛皮が俺自身の無惨な姿にも見えてきた。山で生きればよかったのに、人里に降りてきて、まんまと退治されてしまった姿が、ロンデンで今調子のいい俺が、現実に打ちのめされている姿と重なる。俺は生まれ変わりたい。なのに、心の奥の獣は、生まれ変わった後の、今の俺を食い殺そうとする。
エンキはブレア家を後にしてからも同じ家で暮らしている。とはいえ、今も昔も相変わらず朝は起きずに昼過ぎまで寝てばかりいたが、最近は夜中に研究だと言ってどこかに出かけていくようになった。以前やっていたロンデンの図書館の司書に復帰しているようで、たまに泊まり込みになって帰ってこないことも増えてきた。図書館に夜中の仕事があるのか俺にはわからないが、エンキは俺の仕事に首を突っ込まないでいてくれるように、俺もエンキの仕事について詮索するつもりにはなれなかった。ただ、生活する時間帯が真逆なのですれ違うことが増えている。それでも週に何度かは食事を共にしている。
だんだん社会復帰していくエンキと反対に、俺の生活はどんどん爛れていく。見かねた闇の司祭から健康的じゃないと言われた。 「よりにもよって一番不健康そうなお前に言われちゃおしまいだな」 「ふざけている場合ではない」 「別にふざけてもいいだろう。仕事も、少しばかり休むことにした」 「ちょうどいい。貴様を連れ出す手間が省けた」 「え?」
エンキと共に船旅に出る。出航時はよく晴れていたが、沖に出ると潮風は容赦なく帆を叩きつけ、波が荒れていた。だが、ベテランの船長が巧みに船を操作し、懐かしの故郷へと向かう。悲しみから逃げ続けて我武者羅に働いていたせいで、気がつけば5年もの歳月が流れていた。
壊された家の壁や床にはまだ血痕が残っている。野生動物に荒らされた痕跡はともかく、白夜騎士団の襲撃の後に、また別の人間によって家捜しされた後もあった。家具や絨毯はほとんど無くなっており、わずかに残された遺体でさえ、装飾品や金目のものは残らず取られ、服を着ているのは小さな子供の骨くらいだった。命だけでなく尊厳も遺品も奪われたことに言葉を失いそうになった。 何度も吐いて、泣いて、叫んで、湧き上がる怒りを地面やその辺の木にぶつけた。だが、変わり果てた姿は、幻覚で見たそれに比べればましで、現実という風が、一番残酷な瞬間を灰にしてしまった後だった。 どうやっても取り戻せないものが多すぎることを思い知らされる。一人ではどうにもできないものの大きさを知って、もう一人でなんとかしようとするのをやめようと思った。 「村のものを埋葬する」 「手伝わないぞ」 「じゃあ応援してくれ」 村人全員分の遺骨や遺品を探し出し、見つからなければ森の奥まで分け入って探しに行った。野宿しながら数日かけて捜索を続け、近くの森に立つ最も大きな唐檜のそばに、みんなを埋めた。 「私は闇の司祭だが、普通の司祭と違ってどんな神にも祈れる。貴様の神は何だ」 「オールマー信仰も、それ以外の"よその神"への信仰もない。我々は自然そのものを信仰している。みんなが先祖と同じ楽園にたどり着いて、再び自然の一部になることを祈ってほしい」 「分かった」 エンキは手を組んで、目を伏せる。人々の闇を暴き、より深い闇へと引き摺り落としてきた闇の司祭が、ただ一人の人間として、俺の一族の魂が安らかに眠ることを祈ってくれた。
お供えものとして、立派な鹿を取り、捧げた後に焼いていた。この地での最後の食事を終えると、エンキは言った。 「もうすぐ旅に出る。何だかんだで長い付き合いになったな」 「どこへ行くんだ」 「私の知らないものがある場所。東方、あるいは、もっと遠い場所へ」 「そうか。寂しくなる」 天へと続く、鎮魂の狼煙を見上げる。愛した人はみんな遠いところへ行ってしまう。村のみんなも、ムーンレスも、エンキも。 「お前には、数えきれないほど世話になった。どうしてこんなに、と聞いたらいなくなる気がしてずっと聞けなかった。だが、今聞いてもいいか」 「……本の続きが読みたかった。ラグンヴァルドルという男が、ほんの些細な、ありふれた絶望に敗北して堕落した廃人になったら面白くない。私はラグンヴァルドルという男の物語が続く方向に誘導した」 「期待通りの展開か」 「おおむねは」 「期待を越えられなかったのが残念だ」 「私の反応を気にされたら興醒めだ。貴様の気にすることではない」 「復讐が下らないと言ったのは、ロンデンで立身出世し、正しいやり方で世界を変えることが本当の復讐だからか」 「は?何の話だ」 「違うのか」 「貴様は知らんだろうが、レガルドや白夜騎士団は、当時ロンデンに住んでいた私に言わせれば、あんな山賊崩れの傭兵団を世界の救世主だと信じて支持していたのはごく少数派だ。一部の司教や貴族が囃し立てていたにすぎない。大抵の人間は、何も知らない若者が周囲の老獪におだてられたせいで何かを勘違いして、世界を革命すると息巻いていたのを冷ややかな目線で見ていたし、挙句に地下牢行きとなったことも当然の結果と感じていた。特に貴様の故郷を殲滅したことについては、誰の目から見ても意味のない虐殺で非常に反感を抱いていた。分かるか、ロンデンの民衆はお前の味方だったんだ」 「…………」 「元から支持者は少ないのに敵だけは多い。こんな下らない連中のために、復讐ばかり考えていたら自分の人生を見失う。そんな心底くだらないことを私のラグンヴァルドルにやってほしくはない。もう白夜騎士団なんて考える時間すら無駄だ。貴様にはもっと貴様にしかできないことがある」 「勝手な主張すぎる」 「ああ、自分勝手なことを言っている。貴様は私のものらしいから私が面白いと思う人間にしたって悪くないだろう」 「まあそうだ」 日がくれて夜空いっぱいに星が輝く。月のことはもう気にならなくなった。これから何かが起こっても、エンキが読んでる本の中にいると思えたなら、孤独も感じなくなるだろう。
里帰りから戻ると、まもなく旅に出発するエンキを港まで見送る。俺の知り合いにインデスへ向かう商工会の船があり、船に乗せてもらうことができた。 「陸路も考えたが船が出るならありがたい」 「いつでも、ロンデンに戻ってくることがあれば歓迎する。助けが必要ならば何でもやろう」 「ひとつ欲しいものが」 「なんだ」 「一束、髪をくれ」 「髪でいいのか、腕でも片目でもあげるぞ」 「いらない。別に魔術に使うものではなく、ただ思い出にするだけだ」 欲しい分だけ髪を摘んでもらうと、毛束をナイフで切って、散らばらないように編んで渡す。 「俺もお前の髪が欲しい」 「……いいだろう」 エンキの首の後ろの目立たないところから、一束髪の毛を切り取った。 「元から私がいなくても、貴様はこれくらい一人でできたんだ。私はただ貴様の大きな影に腰掛けていただけだが、悪くなかったと言っておこう」 「謙遜するな。今の俺にとって、お前が一番の親友であり家族だ」 エンキは最初に出会ったときに渡した怪魚の魂と、回復の指輪を返してきた。 「長いこと借りていたな」 「別に返す必要ないのに」 「あの地下牢の思い出だろう。取っておいて、子供にお守りとして受け継いでいけ。あの地獄から生きて持ち帰れた戦利品は貴重だ」 「そう言うなら」 船の汽笛が鳴る。そろそろ出発するようだ。 「ムーンレスにもたまには会え」 「彼女が暮らせるような土地を持って、お前の帰りを待つよ」 「そうか、少し遅くなるので食事は先に済ませてくれ。では」 貿易船に帆が張られ、船が出航した。
水平線の向こうに船が消えるまで、手を振った。
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moko1590m · 4 months ago
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アメリカのノースウェスタン大学の人類学者らが実施した研究では、ケニアの2つの部族を対象として、ADHDと関連していることが多いとされる遺伝子変異を持つ人の社会的地位と栄養状態が調査されました。結果として、遊牧民の部族ではこの遺伝子変異を持つ人の社会的地位と栄養状態は良好だった一方で、定住民の部族では同じ変異を持つ人は栄養失調気味で信頼できない人物と見なされる傾向にあったことが報告され、ADHD傾向が社会の性質によって異なる評価をされる可能性が指摘されています。 ペンシルバニア大学の研究者らが2024年2月に発表した論文では、オンラインで「茂みの上にカーソルを置いて、8分間でできるだけ多くの果実を集める」という探索タスクを参加者に課した上で、参加者にADHDスクリーニングテストを実施しました。結果として、ADHD傾向のある人はひとつの茂みからある程度果実を収集したらすぐ次の茂みに移り、探索行動に費やす時間が多かったとのこと。一方で、非ADHDの参加者は、ひとつの茂みからすべての果実を採集することにこだわる傾向にあり、全体の探索行動は少なくなりました。研究者らは「私たちの研究結果は、ADHDの特性が一部の環境では食糧を採集する際の利点をもたらす可能性があることを示唆しています。ADHDの人は、探索を好む性質を遺伝子的に保持している可能性があります」と結論付けています。 「落ち着きがない」といったADHD的な特徴がある人はそうではない人よりも狩猟生活の面で優れている可能性 - GIGAZINE シャザス氏は「最近の研究から、運動、日光に当たること、自然環境はすべてADHD患者に有益であり、症状の管理とポジティブな感情に役立つことがわかっています。ADHDの不利益を最小限に抑えるためには、遊牧民のライフスタイルに組み込まれたこれらの調節活動が必要であり、8時間デスクに座って仕事をするような社会では、ADHDの特性が混乱を招きやすくなっています。ADHDが狩猟採集民族の名残だとする仮説は、『すべての人にとって、朝8時ごろから夕方19時頃まで活動するというライフスタイルが適切なわけではない』という洞察を与えてくれます」と述べています。 この記事のタイトルとURLをコピーする ・関連記事 30分の有酸素運動がADHDの人々の認知能力を向上させる可能性 - GIGAZINE ADHDを障害とみなすべきか研究者らは疑問視している、多様な考え方や行動のうちの1つで正常な状態との指摘 - GIGAZINE 「落ち着きがない」といったADHD的な特徴がある人はそうではない人よりも狩猟生活の面で優れている可能性 - GIGAZINE ネガティブにとらえられがちなADHDの有利な点とは? - GIGAZINE そわそわしがちなADHDの人は「探検家」のような遺伝的特性がある可能性 - GIGAZINE ・関連コンテンツ そわそわしがちなADHDの人は「探検家」のような遺伝的特性がある可能性 ネガティブにとらえられがちなADHDの有利な点とは? 人間が「ミルクを消化できるようになる前」からミルクを摂取していた証拠がアフリカで発見される 人類が「火」を使い始めたのはいつから? 大量の科学者がX(旧Twitter)からBlueskyに移住している 医師は患者の意見を「最もどうでもいい情報」だと思っているとの調査結果 なぜ「利き手が右で利き目は左」が多数派なのか? 夜更かししがちな夜型人間はより不幸でメンタルヘルスも不調になることが明らかに
注意力が散漫になる「ADHD」は狩猟民族の名残である可能性 - GIGAZINE
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cordilleraintern · 2 months ago
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野鳥調査を通じたタジャン農家とインドネシア農家の交流プログラム 6・7日目
いよいよこのツアー最後のブログとなりました!
6日目
この日は丸1日かけて移動日!お世話になったステイ先のラヨグ・カントリー・ファームを出発し、まずはタジャン町からバギオ市へ5時間かけて移動し、またそこから4時間かけて240kmほど離れたザンバレス州にあるスービックへと向かいます。スービックに着いたのは夜の8時!次の日に行われるエコツアーに向けてゆっくり宿で休みました。
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*スービックは30年ほど前まで米軍基地があり、アメリカの影響を強く受けていた場所でもあります。
7日目
ホテルで朝食をとった後、早速エコツアーに参加しました。この地域に住む先住民のアエタ族の人たちに森の中を案内してもらいながら散策していきます。アエタ族はフィリピンに最初に渡来した民族と言われています。今回訪れた場所は元米軍スービック基地の中にあり、森の中で暮らす彼らの生存能力の高さから、当時はアメリカ軍に対してサバイバル訓練を行っていたそうです。そのためのトレーニングエリアとしてこの森が原生林のまま保存されることになったとのこと。とても興味深い話です。
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まずは、最初にウェルカムドリンクとしてバンブーティー、グヤバノ(サワーソップ)ティー、アヌナス(シュガーアップル)ティーをいただきました。どれもすっきりとした味わいで、特にアヌナスティーが美味しかったです。そのほかにも蒸したさつまいもとオーガニックの蜂蜜もおやつとしていただきました!これらの全てはこの森で採れたもので、彼らが持っている豊かな資源を感じることができました。
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*みんなでウェルカムドリンクを楽しんでいます。
ツアーが始まると、森林の中を歩きながら、薬草として使っている植物の解説や、竹を使った火の起こし方、竹筒でのお米の炊き方など、アエタの人たちの日々の暮らしの知恵をたくさん聞くことができます。特に竹を使った火起こしは、Klasik Beansのみんなもタジャンのコーヒー農家のみなさんも苦戦していたのですが、アエタの方はわずかな時間で火を起こしていて、さすがでした。
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*竹に切り込みを入れて摩擦で火を起こしている様子。
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*竹筒で炊いたご飯。ふっくら炊けていて、みんなでおいしく食べました!
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*シャンプーとして使われる木の樹液。化学的なものを持ち込まない森での暮らしを紹介してくれました。
ツアーの終盤には滝が流れているところで、水浴びをしました。たくさん歩いたあとの水浴びはとても気持ちよかったです。スタート地点に戻ってきたら、アエタの方が用意してくれた昼食をみんなでいただきました。
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*木の皮をすりつぶしてできた天然のハンドソープで手を洗っている様子。
このツアーはMAD Travelという社会的企業が企画しているもので、今回はこの団体のスタッフであるアンジュさんがガイドとして私たちを案内してくれました。アエタの人たちは主に移動焼畑や狩猟採集をして暮らしていた人たちで、タジャンの農家の人たちが住むコーディリエラ地方の先住民と同様に貨幣経済の影響を受け、生計手段も変化しています。
MAD Travelはフィリピンの様々な場所でコミュニティベースで行うエコツアーをコーディネートしていますが、アエタ族の森を訪ねるエコツアーは、そのうちの一つです。ツアー参加費は一人3500ペソ(8700円くらい)と高いですが、利益はツアーを手伝ってくれているアエタの人たちへの賃金、そしてそのコミュニティの植林活動の資金として使われるそうです。実際に2017年以降に、ザンバレス州にある山で6万2千本もの植林をしたそうで、エコツアーを通して持続可能なサイクルを生み出そうと取り組んでいます。ホームページを訪れるとより詳しいことが書かれているのでぜひ覗いてみてください!!
これでプロジェクトの全日程を終えました。タジャンの農家のみなさんはバギオを経由してタジャンへと帰り、私はKlasik Beansのみなさんをマニラの空港まで送りに行きました。1週間の滞在でしたが、別れる頃にはとっても寂しくなるほど、濃い時間を過ごしました。
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*アエタの方たちとタジャンの農家さん、Klasik Beans、CGNのみんなで集合写真。右下2番目の男性がMAD Travelのアンジュさん。
全体を通した感想
この1週間を通して、毎日新たな発見とたくさんの学び、刺激を受けてきました。日本にいた時は、コーヒーが作られる裏側なんて考えたこともなかったのですが、こんなにも農家の人たちの地道な努力が必要なのかと驚きと共に尊敬の気持ちでいっぱいになりました。日本はコーヒーの生産地ではないですが、コーヒーの消費量は多く、コンビニで簡単に安いコーヒーが飲めます。一方で最近では、「サスティナブル」、「エコ」、「オーガニック」などといった環境や社会への配慮も商品の価値をアピールする要素として重視され、消費者側には意識する人が増えてきましたが、何をもって持続可能なのか、環境にやさしいのかまだまだ曖昧な部分も多いです。
このプロジェクトは、「野鳥」を一つの指標としてコーヒーと環境を結ぶことで、どのようにマーケティングに生かすことができるかを考えるということがテーマですが、まずはコーヒー生産者の人たちにも野鳥の大切さを知ってもらうことから始まりました。Klasik Beansのみなさんは栽培からマーケティングまで自分たちで行っていて、パッケージに鳥のイラストを使うなど、コーヒーの品質、環境保全、マーケティングという3つの要素をどれ一つとしておろそかにすることなく、それぞれがつながることが重要だという認識をもって実践しています。
しかし、まだまだコーヒー農家として駆け出しのタジャンの農家の人々は、コーヒーの栽培に関しても、その後の加工やマーケティング、そして味のクオリティについても学んでいる最中です。自分たちの環境を守ることがコーヒーの味や値段をよくすることにつながると、今回の交流プログラムで知ってもらえたのではないかなと思います。
また、コーヒーを飲むのが大好きな人には、サガダで行ったようなコーヒーファームツアーの需要があったり、アエタ族のエコツアーのように自分たちが持っている環境と伝統的な暮らしを守りつつ観光業を行うことができるということも、タジャンの農家とKlasik Beansのみなさんに体験してもらえたのかなと思います。特に年に1回しか収穫がないコーヒー農家は、給料が年に1回しかないと考えると、定期的に得られる収入源も必要です。環境を守りながら、自分たちの文化も守り、暮らしも守っていく。今回ツアーをいろいろ体験したことによって、それらの全てがうまく組み合わさるようなアイデアを考えるきっかけになったらよいなと思います。
今回はインドネシアからKlasik Beansのみなさんがフィリピンのコーヒーファームを訪れてくれましたが、今年の7月ごろに、今度はタジャンの農家がKlasik Beansのコーヒーファームを見に行きます!引き続きプロジェクトは続きますのでぜひ楽しみにしてください!!
みなさま毎回長いブログにお付き合いいただきありがとうございました!また、次のブログでお会いしましょう^^
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*空港で最後にみんなで撮った写真。Klasik Beansのみなさん本当にありがとうございました!!
Exchange program between farmers in Tadian and Indonesia through bird surveys - Day 5 & 6
Finally, this is the last blog of this tour!
Day 6
This day was dedicated entirely to travel. We left our accommodation “Layog Country Farm” where we had been so warmly hosted, then we headed to Baguio city, five hours from Tadian. After that, we drove another four hours to Subic in Zambales Province which is 240 km away from Baguio.  We arrived there around 8pm! We rested well at the hotel for an eco-tour scheduled for the next day. 
Subic was once home to a U.S. military base, which closed about 30 years ago. As a result, the area still shows strong American influence. 
Day 7
After breakfast at the hotel, we immediately set off on the eco-tour. Guided by members of the indigenous Aeta community, we explored the forest. It is said that Aeta is the first tribe who have settled in the Philippines. The forest we visited lies within the former U.S. military base, and due to the Aeta's impressive survival skills, they were once recruited to train American soldiers in survival techniques. Thanks to this role, the forest has been preserved in its natural state—a fascinating bit of history!
We were welcomed with drinks made from bamboo, guyabano (soursop), and anonas (sugar apple). Each had a clean flavor, but the anonas tea was my personal favorite. Along with the drinks, we were also served steamed sweet potatoes and organic honey, all sourced directly from the forest. It was a beautiful reminder of the richness of local resources.
Everyone is enjoying the welcome drinks. 
As the tour progressed, the Aeta shared their traditional knowledge with us while we walked through the forest. They explained the medicinal uses of different plants, demonstrated how to start a fire using bamboo, and showed us how to cook rice in bamboo tubes. The fire-starting in particular was challenging—both the Klasik Beans team and the Tadian farmers struggled—but the Aeta could spark a flame within minutes. It was truly impressive.
Demonstrating fire-making with bamboo.
Rice cooked in bamboo—soft and fluffy! We all enjoyed it together.  
Tree sap used as natural shampoo—showing us how they live in harmony with nature, without relying on chemicals.
Toward the end of the tour, we stopped at a waterfall and had a refreshing dip in the water—just what we needed after the long walk. Back at the starting point, we had a delicious lunch prepared by our Aeta hosts.
This tour was coordinated by MAD Travel, a social enterprise, and this time, Mr. Anju, a staff member from this organization, guided us. The Aeta people mainly lived by shifting cultivation, hunting and gathering. However, like the indigenous people of the Cordillera including Tadian people, their lifestyle has been changing due to the influence of the monetary economy.  
MAD Travel coordinates community-based eco-tours across various parts of the Philippines, and this tour to the Aeta forest is one of them. The tour fee is quite high—around 3,500 pesos (about 8,700 yen) per person—but the proceeds go toward fair wages for the Aeta guides and funding for reforestation efforts in that community. In fact, since 2017, they have planted over 62,000 trees in the mountains of Zambales. Their goal is to create a sustainable cycle through eco-tourism. You can learn more about their efforts on their website—definitely worth a visit!
With that, the program officially came to an end. The Tadian farmers headed home via Baguio, while I accompanied the Klasik Beans team to the airport in Manila. Although our time together lasted only a week, the experience was so rich and meaningful that it was hard to say goodbye. 
Final Reflections
Through this one week, I encountered new discoveries, learned a great deal, and was inspired every single day. When I was in Japan, I never really thought about what goes on behind the scenes of coffee production—but now, I’m filled with both surprise and respect for the dedication and hard work of coffee farmers.
Although Japan doesn’t produce coffee, its consumption is high, and people can easily buy a cheap cup at a convenience store. At the same time, buzzwords like “sustainable,” “eco-friendly,” and “organic” have become popular, with more and more consumers becoming conscious of environmental and social issues. However, the actual meaning of what makes something truly sustainable or environmentally friendly is still often vague.
This project focused on using wild birds as a key indicator to connect coffee production with environmental conservation, and to explore how that connection could be used in marketing. But it all started with helping coffee producers themselves understand the importance of birds.
The Klasik Beans team handles everything from cultivation to marketing. They include bird illustrations on their packaging and work with the understanding that coffee quality, environmental protection, and marketing are all interconnected and equally important—not something to compromise on. They put that belief into practice.
On the other hand, the coffee farmers in Tadian are still in the early stages. They are just beginning to learn not only about coffee cultivation, but also about processing, marketing, and improving the flavor. I believe this exchange program helped them realize that protecting their environment can directly contribute to better coffee quality and higher value.
For those who love drinking coffee, there is clearly interest in activities like the coffee farm tour we did in Sagada. And as the Aeta eco-tour showed, it’s possible to protect both the environment and traditional ways of life while also engaging in tourism. I think both the Tadian farmers and the Klasik Beans team got to experience that firsthand.
Especially for coffee farmers who only harvest once a year—meaning they essentially only get paid once a year—it’s crucial to have additional sources of income. Protecting the environment, preserving culture, and sustaining a livelihood: through the various tours we experienced, I hope this trip sparked some ideas on how these elements can be combined in a meaningful and sustainable way.
This time, the Klasik Beans team from Indonesia visited coffee farms in the Philippines. But around July this year, it will be the Tadian farmers’ turn to visit the Klasik Beans coffee farms in Indonesia! The project is ongoing—so please look forward to what comes next.
Thank you so much for reading these long blog posts each time! See you again in the next one.
Our last group shot at the airport. Thank you so much to the Klasik Beans team!
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sizupeace · 2 months ago
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こんばんは!
しーくんです!!
今日はうみの誕生日。おめでとうー!!
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28歳もしっかり楽しめよー!今度、一緒に一狩り行こうぜ。ゲームでも演技でも歌でもダンスでも、28歳の色んな海人が見られますように。今年もTJで、しずんちゅでも楽しくやっていこうぜ!!
ではまたね!!
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toadxhunter · 2 years ago
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So, regarding that ending
I want to deliver an interesting nugget. I'm being led to believe by translators in the r/HunterxHunter discord server (no longer associated with the reddit cause reasons) that the Japanese audience reaction has been more positive generally? I mean, obv it's entirely possible the Japanese fanbase has just as many if not more 'dudebros' who are just eating it up uncritically. I however am interested in the possibility that our rough translation is making it somehow even worse? Apparently, if the translators are to be believed in there, the image out right now was translated using chatGPT. So if it feels like it reads janky to anyone else, there's that. Said translators in there, (that mostly work on manga scanlations) are working on a hand translated version, so I'll share it when it's out! In the meantime, someone scalped this together somehow, it's the original Japanese text of Togashi's Letter to the program. Go nuts!
池のほとりで釣り竿を握り微動だにしない少女。突然竿が大きくしなり、少女が叫ぶ。彼女の名前はギン。ギン「来た来た来たァァ!!」池の主を担ぎ、得意気にギンは1人の女性の前に立ち言い放つ。ギン「約束通り主を釣ったよ!!お母さん!!」さらに女性に近づき小さな声でギンは続ける。 「これでもう二度と私にハンターになれとか言わないでしょ…!」仕方なくうなずく女性。ギンは主を担ぎながら去って行く。 母親「主を釣り上げることで狩猟(ハント)に目覚めてくれると思ったんだけど…ねぇ?」女性が隣の夫に同意を求める。父親「島から一生出ないで店を継ぐ…。それが現在(いま)のギンの希望なんだ。尊重してやろうよ」。 女性はまだ不満気だ。母親「まぁ、途中で気が変わるかも知れないしね。全くあなたもギンに何でそんなに…って、そりゃミト大ばあばとノウコばばの血筋よねェ…。」どうやらミトとノウコが血縁関係にないことを女性は知らないらしい。夫は静かにほほ笑む。あきらめきれず、女性は続ける。 母親「でも!ゴンじいは有名なハンターだったんだし…!あの娘(コ)だっていつかはきっと島を」 ギン「出ないからねッッ!!」姿すら見えなくなった森の奥から、両親のやりとりが聞こえるはずもないのに叫び返す娘。父親は楽しそうにつぶやく。父親「お見通しだね」 場面が変わり、ミトのころから続くお店。主はきれいにさばかれ全ての部位が下ごしらえされている。作業をしながらギンの独白。ギン(お母さんはわかっていない…)(じいがハンター時代の思い出を楽しそうに話す時、大ばぁばがさり気なく席を外していること) (ノウコばばの相槌が全て誰かからの伝言で、ばばがじじのそばにいられなかった寂しさを控えめに滲ませていること)包丁を持つ手でまな板を強くたたく。(私はまっぴらだ!!)(誰かの帰りを何ヶ月も何年も心が締め付けられる想いをしながら待つのも!!自分が誰かを待たせるのも!!)(私は…) 扉が開く音。のんびりとした穏やかな声が響く。小太りの少年が植物を抱え入ってくる。少年「山菜とったよ~ おおっすげ~本当に主を釣ったんだ!」「よ~し島民全員にふるまおうぜっっ」 ギン(私はずっと…ずっと一緒にいたい人と) 少年「皆の喜ぶ顔が目に浮かぶぅ」「さあ、始めよ~」 ギン(ずっと一緒にいる!!)「うんっっ!!」満面の笑顔で料理を作る2人。 島から一羽の鳥が飛び立つ。大空を鳥が舞う。鳥の下にはどこかの街。様々な人々。誰かの息子、誰かの娘、誰かの孫が色々な場所で暮らし、誰かと笑顔で交している。それはあのキャラの子どもや、あのキャラの孫かも知れない。鳥が空の彼方へ飛び去る。それを見送っている誰かの後ろ姿。 完
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hitujijp · 4 months ago
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勉強は狩猟本能
上空で寒気と暖気がせめぎ合っているのを感じる。気圧が乱高下し、今日も頭痛持ちには中々厳しい一日だ。
相変わらずテレビの音は作業の邪魔になるので、なるべく勘弁して欲しい。なぜそんな人生をドブに捨てるような行為をダラダラ続けられるのか理解に苦しむ。
勉強の定義は色々有ると思うが、何かしらの特定領域を対象とし意図を持って学習し、経験を蓄積、既知或いは未知の事象に対して知見を深める行為だと、大雑把に定義したい。もしテレビ視聴がこの定義に多少なりとも関係しないなら、速やかに止める事をお勧めする。
とはいえ、何かしらの特定領域を対象とし意図を持って学習、改良、発見を試みない人生を想像出来ない。ゲームやスポーツでさえ、それをやっている最中は常に計算と推論を巡ら��、技の進化、洗練、効率化、どうやったらもっと面白くなるのかを意識している。
普通に考えて、寝ている時間以外は勉強だよな。休むと決めた時間ですら、頭の片隅に自動的にアンテナを張りアイデアの発見を見逃すまい、と身構えているのだから。 もう少し普遍的に述べるなら、勉強はどこか狩猟本能的な部分を含んでいて、人間である以上に動物として「獲物を狙っている」。そういう本能と関係しているのではないか。 自己家畜化に屈しないのも嗜みの内かと思う。
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