#世界一くだらない謎を解く探偵のまったり事件簿
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findareading · 1 year ago
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この宿には本がたくさんあった。樫の木の床が客を迎える小さなロビーには、星と風景の写真集が。柔らかく陽がさすこの食堂には、古今東西のあらゆる料理小説が。さっき荷物を置きに行った客室には──野鳥の目線で書かれたエッセイが、つくりつけの棚に一冊だけ置かれていた。野生の鳥たちがどんな風に人間のことを見ているか、どれほど懸命に生きているか、ということを、やさしい言葉で書いた名文だった。
— 木犀あこ著『世界一くだらない謎を解く探偵のまったり事件簿』(2023年4月Kindle版、マイナビ出版ファン文庫)
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myonbl · 3 years ago
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2022年9月23日(金)
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SOU・SOUから毎月一回、伊勢木綿の手ぬぐいと足袋下(2足)が届く頒布会、神無月号が届いた。月ごとにテーマが設定されており、今月は<菊花開(きくのはなひらく)>、もう何年も続いている企画なのでデザイナーの苦労も相当なものだろう。感謝しながら、足下の(密かな)オシャレを楽しもう。
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5時起床。
日誌書く。
ツレアイは午後から勤務、起こさないように静かに作業開始。
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急きょ引き受けることになった月曜日の授業、ポータルサイトで自分の時間割を確認すると、すでに修正されていた。ただし、リンクされているシラバスが前任者の名前のままなのはご愛敬。早速 GoogleDrive に受講者名簿を作成する。
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いつもより30分以上遅い朝食、蕎麦には残り物の天ぷらをトッピング。
洗濯1回。
可燃ゴミ、20L*1&30L*1。
今日のミッションは、MQJ(メモリアル・キルト・ジャパン)のニュースレターの編集、数えて103号となるが、何とか印刷しやすい8ページに収める。
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ランチ、息子たちには鮭炒飯、私たちは残り物カレーを片付け、ツレアイを職場まで送る。
軽く午睡。
午後の作業は、来週の「共生社会と人権(人権論)」の資料作成。木曜日に授業を終えて、翌日に翌週の資料をつくることにしているのだ。次回のテーマは<難民を考える>、ただし、大きな歴史の流れをつかんでおいて欲しいので、冒頭でクイズを用意する。1917年/1950年/1989年・2001年、さて、何があったでしょう? 本論は、UNHCRのYouTubeチャンネルを参考にして、難民問題を考える。もちろん、緒方貞子さんの紹介も。
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セントラルスクエア花屋町店で買物、タコ・レタス・トマト。
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先週金曜日に発注したプライベート名刺が届く、お互いに職場の名刺を使うことはほとんど無くなったので携帯電話とメールアドレスを人に伝えるために新調した。ツレアイは猫、私は珈琲、なかなか気に入っている。
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夕飯は3日寝かした昆布締めポークソテー、茹でソーセージ、タコキュウ、トマトとレタス。リカマンから届いたワインセット、コロナビールが入っていたので久しぶりにいただく。
録画番組視聴、名探偵ポワロ。
(16)「二重の罪」
世界が愛した名探偵、エルキュール・ポワロ。アガサ・クリスティー原作の人気ドラマ。バス旅行での絵の盗難事件。ポワロの代わりにヘイスティングスは謎を解き明かせるか? 
 しばらくおもしろい事件がなく落ちこんでいたポワロは引退をほのめかし、ヘイスティングスを連れてバス旅行に出かける。二人はバスの中で、おばのアンティーク店を手伝うメアリという、若い女性と知り合う。彼女は客のもとに高価な細密画のセットを届ける途中だった。やがてバスは目的地���到着し、メアリがトランクをあけると細密画のセットが盗まれていた。
明日は休みなので、ちと過食気味となってしまった。
入浴、片付け。
昨晩から湯上がりの体重測定に変更したのだが、見事に増加している。落ち着くまで数字は載せないでおこう。
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辛うじて3つのリング完成、水分は2,000ml達成。
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2ttf · 13 years ago
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sylphy-bat · 6 years ago
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バットマン、どこから読もう?
バットマンに興味がある!さて、じゃコミック何読もうと思うと、バットマン作品、めちゃくちゃ多いですよね....そんな方に、とりあえずこの辺から読んでみるといいかな、という作品をまとめてみました。何かの参考になれば幸いです!!
●コミックNEW52シリーズ
1. 梟の法廷、 梟の夜、 梟の街
2. 喪われた絆、ジョーカー <上>、<下>(タイイン誌)
3. ゼロイヤー(陰謀の街 暗黒の街)
4.エンドゲーム
5. スーパーへヴィー
6.ブルーム
7.真夜中の事件簿
8.エターナル(バットマン75周年記念)
9.エピローグ
梟の法廷シリーズでは新しいヴィランから始まるので、本格的にバットマン読みたいなと思ったら、このシリーズを。アクションもミステリー要素も多く面白いです。
ジョーカーが活躍する喪われた絆シリーズと続き、ゼロイヤーでバットマンのオリジンも触れています。ジョーカーとバットマンとの関係も興味深い!New 52に関しては邦訳はすべてシリーズが揃ってます。
●コミックRebirth シリーズ
最新シリーズRebirthも邦訳刊行中。
一応New 52 からの続きの部分もありますが、Rebirthの1巻から読んでも楽しめる!ぜひ手に取って、カッコイイバットマンを堪能あれ!
バットマンの結婚の話も...?
1. I am Gotham
2. I am Suicide
3. I am Bane
4. War of Jokes and Riddles
5. Rules of Engagement (邦訳予定)
●コミック Batman: Long Halloween #1、#2、Dark Victory
ダークナイトからバットマンにはまった、またはトゥーフェイスが好きな方にオススメなのがLong Halloween。ホリデイという連続殺人犯の謎を解いていく、いわゆる正統派の探偵コミックで、トゥーフェイスのオリジンもここで語られます。続編のDark Victoryではロビンも登場。
●グラフィックノベル Batman: The Killing Joke
バットマンとジョーカー。彼らはなぜあそこまで対極なのか。それの一つの答えがKilling Jokeかなと。もちろんジョーカーのオリジンも語られていますので、気になる人はぜひ。
●コミック Batman:Hush
かっこいいバットマンが見たい。なら、この作品を。ぜひジム・リーのアートに息を呑んでください!バットマンが一番熟成された作品のひとつで、バットファミリーもヴィランもだいたい勢ぞろいしてます。あと、スーパーマンとの対決シーンが見たい方も要チェック(?)
●グラフィックノベル Arkham Asylum
バットマンよりもヴィランに興味ある?ではこの狂気な館にようこそ。この作品は、アートをとってみても、ストーリーをとってみても、秀逸な作品。(心臓が弱い人にはオススメしません笑)
●コミック Batman: Year One
バットマンがバットマンになった理由とは。New 52とは違った切り口ですが、普通の人間が人間以上になるプロセスがうまく切り取られていると思います。
●コミック Dark Knight Returns
これはバットマンファンなら必読とも言われているほどの、名作中の名作。また映画Batman v Supermanもずいぶんこの作品を参考にしており、セリフやシーンもこの作品からとられているものもあります。ブルース55歳、バットマンはリタイア、だがゴッサムは荒れるばかり・・・ゴッサムが必要なのは、「彼」だ。バットマンであり続けることの意義と悲劇と、そしてスーパーマンとの対決。(ちなみにアニメもあります)かなりボリュームがありますが、続編Strikes Againとともにどうぞ。さらにその続編DKⅢ(マスターレイス)も!!
●グラフィックノベル Batman: Noel
古典のクリスマスキャロルをバットマンの世界で。これはもう完全に大人向けの絵本。ベルメホのアートに酔いしれてください(笑) ブルース/バットマンをスクルージに見立て、話が進むこの作品。クリスマス時期にいかがでしょうか。
●コミック Batman: Europa
とうとう翻訳決定!完全読み切り短編。バットマンとジョーカーのヨーロッパ旅行記。(ほんとです)
彼ら二人が同じウイルスにかかり、解毒剤を探しに行く旅に出る話ですが、バットマン、ジョーカーこの二人の関係が深く描かれたコミックとしては名作の域。彼らは生きるべきか、死ぬべきか...
●コミック Batman: White Knight
祝、翻訳。こちらも初心者にオススメ。バットマンとジョーカー。その役割が入れ替わったら??ジョーカーから改心したジャックがゴッサムの「白の騎士」として活躍する姿を描くこの作品。アートにぜひ注目してほしい。また話も面白い!!
●コミック Black & White シリーズ
邦訳がちょっと手に入りづらいですが、もし見かけたら読んでほしい。バットマンの白黒の短編集。ほぼバットマンオンリーにフォーカスし、名だたるアーティストやライターの珠玉の作品ばかり。バットマンの意味、正義、悪、ゴッサム...何も知識は要りません。ただ読んでほしい。
●コミックWar on Crime
バットマンはなぜ戦いつづけるのか。その疑問に焦点を当てた短編。道を外していく少年を見守るバットマンが最後に起こした行動とは。注目はアレックス・ロスのアート。バットマンが写実的に描かれ、美しい。
●バットマン&ジャスティス・リーグ
月刊チャンピオンレッドで連載していたもので、今年完結。手代木先生描き下ろし。単行本4巻。日本語で、とりあえず何も知らなくても、気軽に読めますよ!バットマン?これがバッチリ活躍してます。
とりあえずはこのぐらい。オススメしたい作品はまだまだあります!バットマンの世界は広い!!順序や時系列は関係なし!何か自分が面白そうだと思った作品から、自由に読んでみて下さいね!
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tak4hir0 · 6 years ago
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ネット上にはたくさんのIT系のコンテンツがあふれています。そのほとんどは文章として書かれていますが、一部にはマンガの形で面白く分かりやすくしたものもあります。 ここでは、マンガ化されたITコンテンツを集めてみました。毎年夏の恒例企画、ITまんがの2019年版です。 今年のトピックは新着マンガの1つ目と2つ目で紹介している、AWSとレッドハットが自社製品の解説をしているマンガです。企業向けのビジネスが中心のこの2社がマンガという手法を使ったことは注目に値するでしょう。また3つ目と4つ目で紹介している、すがやみつる氏のマンガは懐かしい思いで読む読者も多いのではないでしょうか。 もしここに掲載していないITまんがをご存じでしたら、Twitter(@publickey)などで教えてください。毎年更新する予定です。 2019年版の新着ITまんが New! 七転び八起きのAWS開発日記 新米プログラマー・八起ななこと、AWS ソリューションアーキテクト・目黒はじめによる、AWS 開発日記。Webサイトの立ち上げ、チャット機能の実装、機械学習の利用など、さまざまなAWSの機能が登場する New! マンガでわかる Red Hat Ansible Automation メンテナンス作業を間近に控えた運用チームがAnsibleを採用することで自動化を実現。Ansibleの仕組みや使い方を解説していく New! 「アップルIIストーリー」(すがやみつる) ウォズとジョブズが世界初のパーソナルコンピュータを夢見て、実際に二人でそれを作り上げる。1984年「別冊コロコロコミック」に掲載。以前、すがや氏のブログに掲載されていたがブログごと消えてしまい、noteで復活したもの New! 「サクセス伝説」(すがやみつる) コンピュータの可能性を信じてビル・ゲイツ氏とアメリカで出会い、マイクロソフトの副社長としてマイクロソフト発展の牽引役となった西和彦氏の半生をモデルにしたマンガ。「増刊ビッグコミック」1985年5月発売号掲載 New! キミは頼れる探偵くん ネットトラブルを回避し、安心してネットを利用するために知っておいていただきたい情報や注意点を、Webマンガとして京都府消費生活安全センターが提供 New! 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Tokyo R&D Center さらにChromeの内部を東京R&Dのスタッフが登場して解説 Google日本語入力 なぜGoogleが日本語入力のIMEを開発することにしたのか? どのような仕組みでIMEを実現し、何を目指しているのか。開発陣が実際に登場して解説する スーパーコンピュータ「京」開発物語 - 富士通 世界一速いスーパーコンピュータ「京(けい)」はいかに開発されたのか。草野義博は子供の頃からスーパーコンピュータを作りたいという夢を持っていた。そしてある日、10ペタフロップスを目指すスーパーコンピュータの国家プロジェクトがスタートする おしえてネットアップ - NetWorld エンタープライズ向けストレージのネットアップについて、まさかの萌えまんが。某商社の情報システム担当として悩む須藤レイジを、ファスティニィースクールの5人姉妹たちがネットアップのソリューションで救っていく 闘う! ボトルネックバスターズ プロローグ - @IT Special PR 負荷テストツール製品やサービスを販売するエンピレックス社のタイアップ広告として@ITに掲載されたマンガ
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maborice · 7 years ago
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ぼくとダンガンロンパ1:chapter2
※一応書くがネタバレ。僕は本当に8年前のゲームの何を警戒しているんだ……? 表題通りchapter2の話をする。
 僕が1話で得た教訓から、このゲームを続けるモチベーションは大きく分けて3つある。 ひとつは、舞園さやかちゃんのその後、真意や裏事情を確認すること。 もうひとつは、最初に立てた第一印象からキャラクターたちがどのような結末を迎えるのか確認すること。 そして最後のひとつは、舞園さやかちゃんの次点で僕の気を引くキャラクター、不二咲千尋(一発変換してくれるGoogleIMEくんは優秀)の行く末を見届けることである。 もう既に今回の記事がどういうオチになるのか目に見えていると思うがどうせここまで来たのなら読んでいってほしい。
 本題に入る前にいくつか前回の記事に関して話すことがあって、まず第一に舞園さやかちゃんの苗字を思いっきり誤字っていたことに後から気付いた。死んでお詫びする。あとギャルがいきなり退場したことに関してネットで顔しか見た記憶ないのはそういうことかーいとか書くつもりだったのがさやかちゃんの話をするうちに着地点が迷子になって気付いたらすっ飛ばしてた。最後にUIが狂ってると書いたが狂ってるのは僕の環境だったことが判明した。もとがPSPであることを考えると妥当な配置であると言える。
 というわけでchapter2である。いきなり本命がいなくなってしまったので既に消化試合の様相を��しているが、逆転裁判だって2話でいきなり綾里千尋さんが死ぬしそのあとだってあの手この手で登場してくれたんだからさやかちゃんだってこの後出番がないわけがない! ……ん? 千尋? 2話で死ぬ? とはいえ、僕が不二咲千尋に注目したのは別に逆転裁判の登場人物と名前が被っているからではない。セーラー服を着てデフォルトが困惑顔でついでに口が開いているキャラクターは半分以上が男、という歪んだ統計の結果である。
 僕はこの手の女装男子(作中では男の娘と言われていたが線引きに自信が無いのでその点に異議を唱えるのはやめておく)に強いエモを感じるタイプの人間で、何故かというと秘密を隠しているキャラクターはそれだけで魅力がグッと引き締まり、その振る舞いに強い説得力を持つようになるからだ。 秘密を隠していると言えばそれはこのゲームのすべての登場人物に当てはまり、本心を覆い隠すという意味では舞園さやかちゃんがその最たる例のようなものでそれは勿論非常に魅力的な要素だが、「自分の根本的な属性を偽る」という点でこの手の、とくに目的ではなく手段として女装を用いるキャラクターはまた違う魅力を発揮する。それが、「最初からボタンの掛け違った人間関係が構築される」という点である。 「偽った自分」と最初に対面した相手が初手から違ったプロトコルのコミュニケーションを選び、正しくないグループの人間としてカウントされ、最初に目指したはずの未来からどんどん遠ざかってしまう。そうして積みあがったツケは自らの心の限界か、それとも周囲からの違和感の蓄積か、何らかの手段で払わされることになり、そこで初めて本当の自分で勝負することになる。その全ての虚しさに僕の心は打ち震えさせられる。二次元の話と言えどあんまり性別差を強調した話をすると警察が飛んでくる気がするがそれは別のところで話をしてもらおう。 とにかく、僕はこういう一つの嘘からどんどん嘘が積みあがっていって最初に躱そうとした問題よりはるかに大きな問題が後からやってくることになるキャラクターが大好きなのだ。まあ、別に女装してなくても条件に該当するような属性を持つ登場人物は他にもいてその大体は好物だが。
 chapter1の間は不二咲千尋も特に変わった様子を見せず(僕が見落としている、自由時間に話しかけると分かる、等の可能性は考えられるが)、chapter2に入ったあたりで大きく風向きが変わることになる。 なんと会話に登場する機会が大幅に増加したのである。しかも「女子からの誘いを断る」「強さに憧れを見せる」「男の約束に惹かれる」「いつか強くなって秘密を打ち明ける」などと数え役満みたいな振る舞いをはじめ、完全にそういうことだ、という疑惑を深めていくのであった。その一方でこの手のお話のお約束である「スポットの当たったやつは死ぬ」の条件をドンドンドンドン満たして行っており、内心でハラハラしながら自由時間に突入する(この前後で行われたサウナ対決のことはプレイ時に日を跨いだこともあって完全に意識の外に放り出されており、それが後に困った事態を引き起こすことになる)。
 さて、自由時間であるが、本命がいきなり消えたのでこちらも消化試合である。どうも全員分の会話を見たければゲームを周回することが前提の量あるらしいので、不二咲千尋ら一定以上楽しめる会話が見込めるメンバーは後に回して、パッと見イロモノに見えるメンバーから先に会話を埋めることにした。2週目をプレイしたときは最初に野球部の会話を埋めないといけないという事実にややげんなり(僕は典型的なナードなので彼のような人間とはゲームの中ですら会話するのが億劫)するが、それはそれとしてパッと見でイロモノ枠に見えるのはオタク、腐女子、成人(chapter2までプレイしたにも関わらず彼のパーソナリティは3ダブということ以外何も分からない、情報量がモノクマと大差ないんだが?)、そして大神さくらあたりであろう。 僕は大神さくらちゃんとコミュニケーションをとることに決めた。決してイロモノ度が一番高いと言いたいわけではなく、「超高校級」という一言で整合性をぶん投げているこのゲームの中でもひときわ輝くその異彩を放つ風格と、達観したキャラクター性を理解することがこの世界を僕が咀嚼する上で重要だと思ったからである。初手で死んだ奴ですら現実離れしたコントロールを披露するこのゲームを常人が理解できるかどうかは全く自信が無いが……。
 自由時間を全て費やして彼女の下へ通いつめ、手持ちのアイテムが食品(カップラーメンとかポテチとか渡したら絶対怒るだろ……)と武器(絶対素手以外邪道とか言うだろ……)と石しかなかったのでひたすら軽石(こんにゃくにしか見えない)を渡し続け、稽古をつけてもらったり茶をしばいたりしながら彼女のエピソードを進めていく。1話の時点で薄々思っていたがパロディめっちゃ多いなこのゲーム! 計4回のエピソードを見ても結局のところ彼女の底は見えなかったが、話を聞いてくれないとちょっと怒っちゃったり、精神面の鍛錬に重要性を見出していない(苗木くんに言われてかろうじて納得する程度)あたり、ああなんだ普通(?)の高校生なんだなあ、と思えて楽しいエピソードだった。エピソード中というより本編シナリオ中の行動への感想になるが、武にしか興味がない、という風に一見見えても情に厚かったり協力する姿勢を積極的に見せてくれたり、不二咲千尋の体を「我が行こう」と確認してひっくり返るあの下りは彼女の頼もしさ、優しさ、ほんのちょっぴりのスパイスとしての可愛さ(失礼)が一度に味わえて美味しいイベントであった。そもそも不二咲千尋をトレーニングに誘ってるのが既にかわいい。なんやかんやで結構好きなんだけど彼女の顔を思い出そうとするとブロリーしか出てこないのはなんでだろう。 なお、結局彼女の通信簿に星はつかなかった模様。やっぱりあの星エピソードコンプの星じゃねえかあああァァァァァアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 順番が前後するが、僕が彼女のエピソードをチョイスした理由は地味にもう一つあって、「最初からコミュニケート相手に選ぶプレイヤーが少なそうだから得られるスキルが強そう」という下心丸出しな理由なのだが、実際にコミュニケーションが進んで「明鏡止水」やら「丹田呼吸法」やらクッソ強そうな名前のスキルをもらうと否が応でもテンションが上がるというもの(さやかちゃんからもらった『美声』はラップバトルで機能するものとあってイマイチ実感できなかった。というより僕はラップバトルを2回やった今でもルールを把握していない)で、どれどれ……とスキルを確認してみると無事ひっくり返った。
めっちゃ有能じゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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……照準の……ブレが……なくなる? あのクソエイムにブチ切れ台パンかまさなくてよくなる? 最っ高じゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!さくらちゃん有能!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 一生ついていきま……それは無理。
 1話の頃は影薄くてただのビッグマウスという印象しかなかった石田彰もここに来て本格参戦、こういうタイプのキャラはどうしても第一印象であまり良くない印象を持ってしまう性格をしていて、その後好きになれるかどうかは今後の展開次第なんだけどこのゲームの場合はのちのちお仕置きするときに偽りのカタルシスを高めるために散々憎まれ口を叩かせている可能性が否定出来ないのであんまりヘイトを高めていくような感情移入は望ましくないね。 帝王学を叩き込まれて社会を裏から操る存在を自称する割に苗木くんにライバル心メラメラなのが可愛いと思います。大丈夫か? 君の戦う存在は多分もっと強大だぞ?
 この時点でのキャラクターへの感想はこんな感じ。
オタク:親友とは言わんがコメディリリーフとしてしぶとく生き残るんじゃ��いかな……。 腐女子:臭い連呼される女子キャラはある意味貴重なんじゃないかな……。 風紀委員:ぼちぼちこいつがバカだということに気付き始めてきた。風紀委員であって秀才ではないもんね。 リーゼント:不良キャラの常である怖そうに見えて男気溢れるいいヤツ路線を発揮し始めてきたがバカそうなやつが1話で死んだことを考えると怪しいんじゃねえかな……。 水泳部:数少ない常識人ポジに収まり始めている、意外と生き残るか? 御曹司:こいつが終盤ボスになるかこのchapterで無残に死ぬかはこのゲームのキャラクターの扱い方を知る上で重要な要素になるだろう。 成人:パーソナリティが不明 不二咲千尋:死なないで……どうか……。 縦ロール:御曹司と比べるとやや協力的に見えるがたいていこういうヤツのほうが手強いんだよなあ。怪しすぎて味方サイドにはカウントできないが果たして。 大神さくら:彼女が犯人サイドに立つことがあったら地味に結構なショック受けると思う。なんやかんや好き。 ギリギリちゃん:こいつの正体さては超高校級の天才とか探偵とかとにかく頭いいポジションだろ。 
 ……目をそらし続けるのも限界はいつか訪れる。既に分割して書けば良かったと激しく後悔しているが、下手に分割して文量格差が出来るとそれはそれで寂しいのでようやく捜査パートに入ろう。 そう、捜査パート。つまり事件発生後。確信と共に女子更衣室へ踏み込む御曹司を見ながら(こいつ絶対むっつりスケベ扱いされてるな)と謎の評価を下しながらそこで見た光景。
 はい、死んでました。不二咲千尋。
推しのワンツーフィニッシュは思ったよりこたえたらしく、しばらくの間無言でゲームを進める僕の耳には通話口から流れる含み笑いの声が響いていた。 さて、これでこのゲームでも被害者は基本スポットの当たった奴から死ぬ、という法則はある程度適用されるのだろう。問題は犯人の方で、逆転裁判と同じく「最初の容疑者は犯人ではない」の法則は適用されると考えてもよいだろうが、この場合の最初の容疑者は誰だろう。死体の状況から伺えるジェノサイダー翔(サイバー亮の親戚か?)か、突然しゃしゃり出てきた御曹司のどちらかと考えるのが自然だろう。どうせジェノサイダーは突然豹変要素が出てきた腐女子なんだろうし。
 本当は捜査パートでも各キャラクターの反応をいちいち拾っていくべきなんだろうが、難易度イジワルではそれが許されない。総当たりすると時間がかかりすぎるのである程度効率的な操作をしないと時間が消滅するのだ。それに集中するあまり途中で出てきたReアクションを奇麗にスルーして奇声をあげたりしながら、さっくりと証拠を回収していく。死んでから「そういえば付き合い悪かったねあの子」と言われると���ろに最高のエモを覚えながらもタイムアップ、裁判に突入。1話を後から振り返って思ったがこのゲームは決定的な証拠を苗木くんが手に入れることは出来ないようになっている節を感じるのできっとオタクの手に入れたアイテムでまた話がこじれるんだろう。あとオタクの居た場所が場所なので完全に更衣室で拾ったのだと勘違いしており(勝手に)話がややこしくなるのであった。御曹司の同時行動も完全に苗木くんにミスディレクションさせるためだけにわざわざ同行して丁度いいタイミングを見計らって別れて後はこっそり観察してたのかと思うとほほえましい。
 さて、この裁判開始時に得られた情報と妄想から、焦点は以下の通り。
・不二咲千尋の性別
・模倣されたジェノサイダー
・更衣室の男女の交換(2話連続で部屋入れ替えトリックというのはどうなんだろう)
・学生証(前述のとおりサウナイベントを忘れていたせいで悲惨なことになった)
である。これらが明らかになっていく順番によって真犯人が誰なのか、という話に変化していくだろう(この辺はとりあえず裁判してしまえという逆転裁判プレイヤーの諸症状の一つである)。 結果的にジェノサイダー→性別→部屋→学生証の順で話が進み無事真犯人が判明するわけだが、サウナイベントを忘却していた僕は推理がかなり迷走していて辛いプレイとなった。
 さくらちゃんのおかげでエイム力の向上した苗木くんにご満悦……と思ったら新たに現れたノイズとかいうシステムに絶叫し、腐女子の人表も裏も演技うめーなーと思ったらそのあたりでようやく沢城みゆきだったことに気付き、「ジェノサイダーが不二咲千尋を殺さなかった理由は?」の問いに意識の中で既に不二咲千尋が男性だったので「正解無いじゃん!!!!」と取り乱したりしながらもジェノサイダーの模倣犯が御曹司であることを看破(演技のはずなんだけど取り乱した演技うまいっすね御曹司)、そのまま話題は不二咲千尋の性別と犯行現場の話に入っていく(このあたりになるとノイズでも発言でも場を荒らしまくるジェノサイダーの発言が基本全員からシカトされてるのが笑える)。さくらちゃんが不二咲千尋に触れるくだりは前述のとおり素のさくらちゃんが垣間見える良い場面だったし、ジェノサイダーの「殺しときゃよかったチクショウ!」が楽しそうでよかった。
 このあたりになると裁判中でもちょいちょい示唆された通り(御曹司犯人じゃないな……?)という疑惑が広がり始めるのだが、サウナイベントを忘れていたせいで犯人候補が頭から消滅した僕は内心めちゃくちゃ焦ったりしていた。「犯人は男」のあたりで証拠を見直してようやくリーゼントが男の約束をしていたり地味に目立っていたのを思い出したぐらいだ。 というか性別問題にも部屋入れ替えにも気付いてなかった御曹司大丈夫か?
 それはともかく、その後の進行によって御曹司が犯人ではない、という流れになり、今までまるっきり問題にされていなかった被害者の生前の行動に話が行くのである。縦ロールの「不二咲……くん」の言い方が可愛い。 ここでちょっとしたトラブル��あって、1度目は「まだ証拠がある」という意味で、2度目は「ジャージの色はまだ話してない」という意味で「セレスの証言」を2回連続で使用することになるのだが、「逆転裁判では2回連続で同じ証拠を突き付けることはほぼない」という感覚に慣れ切った僕は思い込みから推理が暴走、はじめてのゲームオーバーを拝む羽目になってしまった。逆転裁判と違うところは突き付ける部分以外の会話も読んでないと「証拠品の全容が明かされていない」という逆転裁判ではあまりなかった(弁護士から見て。検事サイドは使いまくってくる)状況が作られたときに対応できないところ、というのを思い知った。よくログ読んだらさくらちゃんの「ジャージは数種類ある」に誰も反応してなかったね。
 結局、この後ギリギリちゃんの話題誘導によってリーゼントが言わなくていいことを口走ってしまい、そのまま男子更衣室にいたこと、学生証の壊し方を知っていることが芋づる式にばれ、風紀委員の必死のフォローも虚しく観念してしまうのである(御曹司お前、「更衣室から出ていくリーゼントを見た」ってそれだけかよ。証拠能力低っ)。後付の感情なんだろうけど、せめて秘密がバレないように、とした更衣室の入替、学生証の破壊というその余計な行動は非常に綺麗だ。せめて、という状況にしたのはお前だ、というやるせなさも含めて、彼のやり場のない感情がよく伝わってくる。
始まるリーゼントの述懐。ようは「兄貴の死の真相がバレたらチームへの求心力が無くなり、仮に脱出しても居場所がなくなる(一部推測)(そもそも普通に警察沙汰レベルの事故起こしてんじゃねーかと思うが暴走族にそれを言っても仕方ないだろう)」というものだったわけで、彼は元いた自分の所属、属性を希望ヶ峰学園で新たに生まれた親友や、これから親友になるかもしれなかった関係より優先してしまったということになる。
 これが非常に美味しい! 自分の強さを誇示しておきながら、その実前に進むことを恐れ(もちろん兄の存在は彼にとってそれこそ呪いのように大きな十字架としてのしかかっていただろうし、公表されれば確実に大事件である)、新たな友人よりも昔の集団を選び変化を拒んでしまったリーゼントは、自分の弱さを自覚し、前に進むために新たな仲間たちに秘密を打ち明ける決意をした不二咲千尋に嫉妬してしまうのである。美味しい……。 庇護する対象として「男の約束」を交わしたはずの相手は、自分よりずっと先にいることを思い知らされたリーゼントの胸中はどうであっただろうか。強いつもりになっていただけの自分を頼ってくれた不二咲千尋に感じたものは本当に嫉妬だけだったのだろうか。考えなかったわけではないだろう。もしかしたら族の連中も今までの功績でたとえ真相がそうであれ自分をリーダーと認めてくれるかもしれないと。ここで出会った新たな友人たちが助けてくれるかもしれないと。ぐるぐると回る思考の中で、最後に彼が信じられなかったのは自分自身だったのだろう���
 事が起こってから何度も後悔したことだろう。いざ裁判が始まってみれば新しい親友はあんなにも自分のことを庇ってくれるではないか。けれども時は戻らない。少しでも不二咲千尋に詫びるための余計な行為が引き金となって疑惑が決定的となり、ついには観念した彼の胸中を思うとメシウマが止まらない。 こうして、不二咲千尋は自らの嘘を精算することで、誰かの逆上を呼び、ひとつの事件を引き起こし、二人の命を失う結果となった。不二咲千尋は間違っていたのだろうか? そんなはずはない。秘密を持った人間がその秘密を明かす、その瞬間に再構築される関係こそが最もエモいのだから。今回はそれが殺人事件という展開を呼び起こしただけだ。不二咲千尋の生き方は何より美しかった。そう思う。
 ……頼むから舞園さやかちゃんか不二咲千尋のどっちかでいいから帰ってきてくれ……。
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ムービーギャラリーが虚しすぎるんです。
 全体のストーリーラインとしては、真犯人が後ろめたさと贖罪の気持ちから取った行動が結果的に余計な行動となって犯行が明らかになる展開は非常に良く纏まっていてスッキリ出来たと思う。冷酷になりきれずに取ってしまった行動が結果的に自らの破滅を呼ぶ、というのはこの作品の中で統一したテーマとなっていきそうなので今後も注目していきたい。その点野球部って全く考察することなくてすげーよな。 で、ここで一つ気になるのが、リーゼントは「ギリギリちゃんの誘導尋問」と「サウナに学生証を投げ込む行為」が決定的な証拠(正確には決定的な証拠ではないのだが、このゲームは逆転裁判と違って客観的に決定的な証拠が生まれ得ないので仕方ない)となって無事裁判でクロ判定されたわけだが、もし「ギリギリちゃんが口を挟まず」「サウナの学生証が発見されていなかったら」リーゼントを犯人とするのは御曹司の「現場から出ていくリーゼントを見た(しかも男女のどっちかが判別できる場所で見れていない)」という証言だけになってしまう。この状態だといくら御曹司が口八丁を重ねても風紀委員は確実にリーゼントに味方するだろうし、水泳部あたりは情に流されそうだし、ジェノサイダーは「どうせなら正統派イケメンが処刑されたほうが萌える」とか言い出しそうだし御曹司負けてたんじゃないの……? とずっと思ってる。不二咲千尋の性別にも更衣室入れ替えにも気付いてなかったようだし実は結構ポンコツなのかこいつ? と思うと裁判終了後にデカい顔して堂々と宣戦布告した挙げ句自分も一部分っていなかったトリックの解明で「危険すべき相手がわかった」とか言っちゃうその神経も許せようものである。
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煽り耐性低いところもかわいい。
 ようやく最後の話題までたどり着いたのだが、chapter2の最後のシーンで「彼女が口火を切ってくれたおかげで殺し合いが始まった」の彼女ってもしかして舞園さやかちゃんを指してるわけじゃないんじゃないですか? よく考えたら部屋のプレートを入れ替えたのも野球部にお誘いの手紙書いたのもさやかちゃんだとは確定してないですよね? つまり舞園さやかちゃんを殺した真の黒幕がいるんですよ。これはきっと彼女の真相が明らかになっていく展開ですねえ、間違いない。そうに決まっているんだ(それだとさやかちゃんが包丁を持ち出した事実に説明がつけられない現実から目をそらしながら)。
次回から分割します。
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sylphy-bat · 6 years ago
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Batman: Eternal
バットマン75周年記念の一環として、2014年4月から1年間にわたって続いた、52 issuesからなる大作。最近とうとう翻訳された。75周年記念とあって、ライターも、アーティストも豪華な顔ぶれがそろっている。メインライターはScott Snyder, James Tynion IVなど、アーティストはJasonFabokをはじめ、Dustin NyguenやAndyClarkeなどなど。それぞれの表紙もまた見ものである。残念ながら私はリーフでは追わず、TPBをまとめて買ったものの、当時リーフを追っていた読者は、あまりにも先が読めないストーリー展開で、ハラハラドキドキだったようで。(と言って、私もTPB発売後、数時間で一気に読み終わったほどだが)実際また読み返してみたのだが、素晴らしい。そして、ヒーローから昔のヴィランまでキャラが勢揃いし、サブプロットが枝分かれしているものの、全く中心のストーリーがぶれず、ここまで一気に読みたくなるシリーズはなかなかない。確かに原書でもかなり分厚いし、邦訳でもちょっと高いと思ってしまうかもしれないが、これだけは読んでおいて損はない。ぜひ、手に取ってみることをオススメする。
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この長編をレビューとなると、かなりネタバレを含まざるを得ない。これは結末を知ってしまうと半分楽しみがなくなってしまうので、全部読み終わってから、このレビューを読んでいただければと思う。
まずは簡単なあらすじを触れておこう。冒頭にある男がデトロイトからゴッサムへ到着する。Jason Bardである。(実は彼は新しいキャラではなく、もともと1969年からゴッサムの警察官としてコミックには登場している)彼はゴードンの推薦を受け、ゴッサム警察で新しく働くことになった。その頃ゴードンは、プロフェッサー・ピッグの手下を追って地下鉄へ。ゴードンはその手下が銃を捨てなかったことから発砲。だが、手下は実は銃を持っていなかった。その一発の銃弾が、大爆発を引き起こし、162人が死亡。(実はこれは27で割れるのだが、これはやっぱり意図的だろうか笑)ゴードンは、Bardによって逮捕され、後ほどブラックゲートへ移送されることになる。バットマン��ファミリーたちはゴードンの無実を証明しようと奔走するが、ゴードンの逮捕をきっかけにゴッサムは悪の連鎖を生み出していく。一旦ペンギンによってゴッサムを追われていたはずのファルコーニが帰還、市長と警察を裏から支配し、ゴードンの代わりに本部長になったForbesは組織的犯罪や普通の犯罪に対して背を向ける代わりにバットマンを逮捕しようとする。マフィアたちはこれを機に暗躍する。謎のNano-bot ウイルスがNarrowsで蔓延する。アーカムアサイラムではあの伝説的な(?)宗教指導者、Deacon Blackfireが復活を遂げようとし、アーカムアサイラムは崩壊する。そしてスポイラーは、このゴッサムの崩壊をたくらんだ者の秘密を知って追われる身となり、懸賞金がかけられる。Jason Bardは最初こそバットマンを支援していたものの、その後自分の計画を実行し、バットマンをより苦しめていくことになる・・・中盤ではハッシュにより、バットマンはブルースとしても追いつめられ、ウェイン・エンタープライズも全ての資産凍結、バットマンの活動さえ危うくなっていく。この全ての、バットマンとブルースの失墜を計画したのは誰か。それはバットマンでさえ思いもしなかった意外な人物だった・・・
たぶん全部のあらすじを書こうとすると、いくら書いても足りなくぐらいだが、人物にフォーカスしながら、気になったところを書いておく。
この作品のテーマは無論、「バットマンは永遠か?」。実はこのテーマは、作品の後半あたりで、ラーズがバットマンに投げかける疑問でもある。ラーズはEbeneezer Darrk, またの名をLord Death Man(実は日本のヴィラン)の力を借り、バットマンに未来の一部として、様々なバットマンの姿を見せている。自分がバットマンとして永遠に活動するか(まあ、これは後の作品でもクローン化の話はあるし)、またロビンがバットマンのマントを受け継ぐか(ナイトウィングでも、ダミアンでも)、またはBatman Beyondか・・・。バットマン自身、バットマンは常に存在するべきだ、と理解している。ゴッサムはバットマンが必要だ、と。ただ、もちろん、バットマンは人間である。Lazarus Pitなどの奇跡でもない限り、彼自身が永遠に存在することはできない。彼は不老不死ではないからだ。彼は、どんなに自分で努力しても、どれだけスキルを磨いても、人間としての限界は存在するのだ。
今回の作品は彼の限界がまざまざと見せつけられるものである。過去の作品でも、バットマンが追いつめられる作品は多くあるが、ここまでボロボロになる姿はなかなか見られない。特にこの作品全体にわたって繰り広げられる、バットマンを陥れる大いなる計画は、最後の最後までバットマンを悩ませるものである。冒頭のゴー��ンの逮捕で、バットマンはすぐにゴードンは無実だと確信しているものの、ゴードンをブラックゲートへ送り込んだ実際の犯人にたどり着くまでかなり時間がかかっている。一番の要因は、同時に、しかも見た目ではまったく無関係に見えた問題が次々と発生したことだろう。例えば、コミックHushでもヴィランは数多く出現するが、あの場合、一つの謎が次の謎へとつながることで、バットマンはそれを順序よく解決するだけでよかった。また、他のコミック作品でも、バットマンを倒そうとして、複数のゴッサムヴィランが一致団結、協力することはあるが、たいてい最後にはお互いの利益よりも自分の利益をどれだけ最大限にするかを考え、仲間を裏切ることが多い。そのため、打倒バットマン計画は多くは失敗することになるのだ。今回のバットマンを陥れる計画はある「招待状」から始まっている。ヴィラン、そしてバットマンに何らかの不満、憎しみを持つ者すべてに配られた。なぜ今回の計画がここまで成功したのか。それは、以前と同じようにある目的にそって「彼らが一緒に行動しなければならない」というわけではなく、今回は彼ら自身が自分たちのやり方で、バットマン/ゴッサムに対して攻撃をしかけたからである。彼らには確かに招待状を送った「名も知られぬ首謀者」はいるものの、その首謀者は彼らをコントロールしているわけではない。バットマンを傷つければそれでいい。それが一層バットマンたちを悩ませる。この時期に様々な事件が集中して起きていることで、何かしらバットマンたちに関連性があるのではないか、と疑わせるのだが、彼らそれぞれの目的は、実はばらばらである。事件が同時多発的に起こることで、バットマンの注目が削がれ、そしてファミリーもそれぞれの問題に追われ、また分散することになる。言うなれば少しWar Gamesにも近い。今回バットマンは早い段階からこの問題は自分一人の問題ではないということを認識し、ファミリーの手も積極的に借りることで、Death of the Familyで砕かれた絆を元に戻そうということも言えるのかもしれない。
最初に今回新しく加わったメンバーについて触れておこう。そう、Julia Pennyworthである。彼女は、バットマンがファルコーニの関連で、今は香港のマフィアのボスであるSheng Fangの元へ行くのだが、同じようにFangを追っていたのがJuliaであった。彼女はSRR(Special ReconnaissanceRegiment, イギリスの特殊偵察連隊)の一員で、しかもアルフレッドの娘であった。Fangの戦いで重傷を負い、ウェイン邸でアルフレッドと再会、その後アルフレッドがハッシュに襲われたことから、最終的にバットマン、ファミリーを支える「Penny-Two」として活躍することになる。彼女はフィールドでの経験もあることから、バットマンと一緒に活動することもしばしばだ。今回のアルフレッド、そしてJuliaなのだが、やはり一番ヴィランからは狙われやすいのだろう。全体的に交互に狙われている気がする。アルフレッドがハッシュにFear Toxinをこめかみから注射され入院したときには、全くわからないながらもJuliaが引き継ぐ。またJuliaがハッシュに狙われたときにはアルフレッドが支える。バットマンのサポートをする者はずっとアルフレッドのみだった。新しい者が入ることで、またバットマンとアルフレッドで当たり前だったことに違った疑問が投げかけられるのもまた面白い。(ケイブのコレクションの疑問��か)ただ、彼女とアルフレッドの共通点は多く、特に鋭い皮肉は間違いなく父親譲りと思われる。
Red RobinはNarrowsで謎のウイルスをハーパーとともに探ることになるが、ここではハーパーの成長にフォーカスしたい。彼女は、Narrowsに住んでいるからか、自分の身は守れるほどには強い。ヒーローには憧れを持っているが、彼女にはまだまだ犯罪者と戦うようなスキルはない。謎のnano-botウイルスにやはり感染した弟、Cullenを救うため、という目的で、スタンガンとITスキルを武器に、Red Robinと一緒に活動するようになる。(まあ、Red Robinにしてみればいい迷惑だったような気がするが)でも彼女はシリーズを通してかなり成長したように思える。原書のGraveyard Shift(真夜中の事件簿)の最後の作品として収録されているGothamEternal (Batman #28) は、そんな彼女の活躍を垣間見ることができる。(これはEternalシリーズが始まる前にpreviewとして発売されたものだ)バットマンはSpoilerがセリーナ(今は犯罪界を取り仕切る者に登り詰めた)のところにかくまわれていることを知り、ハーパーに、セリーナが経営しているカジノ、The Egyptianに行かせる。ここでバットマンとハーパー(コードネームはBluebird)は協力して戦うのだが、意外と息がぴったり合っており、相棒としても全く不自然ではなかった。残念ながら最新シリーズRebirthではヒーロー活動をやめているが。
またバットガールは父親の無実を晴らすため、ブラジルへ一人で行き、結局レッドフードやバットウーマンにも助けられながらも、最終的にゴードンに銃を持っている幻覚を見せたのがFalsarioだと突き止める。(ただ最後に彼はある者に殺されている)個人的にレッドフードとファミリーの関係は、New 52ではずっといまいちつかめていなかった。今回は一応バットマンの頼みでバットガールをサポートする役割をしているのだが、バットマンと一緒に何かを解決する、というよりも、彼はOutlawsもあるからか、バットマンやファミリーとはつかず離れずの距離を保っている。ただレッドフードの見せどころがある。バットマンがBardにゴードンの無実を証明する証拠を手渡したにも関わらず、Bardはゴードンを釈放しなかった。そのためバットガールは、Bardを捕まえ、屋上からつるし上げ、本気で殺そうとしていたのが、それを止めるのはレッドフードである。それは自分の仕事だ、と言い、本当にロープを離してしまうのだが、バットガールはようやく正気に戻り、Bardを助けるのである。追いつめられれば、人間はどんなことでも、やるのだが、追いつめられたときこそ真価が問われるのかもしれない。レッドフードはバットガールが止めると信じ、ロープを離したのだろう。今回のシリーズでは、レッドフードの信頼と機転がファミリーを何度か救っていると思う。ただ、彼はやはりファミリーに属することはなく、また同じくOutlawsへ帰っていく。やはりまだバットマンへのわだかまりは消えないままなのだろう。
またBatwingはCorriganと一緒にBlackfireが引き起こした超常現象を調べる。BlackfireはBatman: The Cult(1988)という作品に出てくる宗教者。バットマンを身体的・精神的に責めさいなんだ者である。今回のEternalでも言及があるが、The Cultでは最後にバットマンの一騎打ちでBlackfireはバットマンに敗れ、信者に集団リンチ状態で殺されている・・・はずだった。で、今回はMaxie Zeusの体を借りて、Joker’s Daughterなどを従えて復活をたくらむのである。個人的に、ここでBlackfireを出してくるとは本当に思わなかった(笑)BlackfireはCult以外にはそんなに出てきてはいないし、ゲームArkham Knightのサイドミッションで出てくるぐらいである。ただ、ここでEternalというテーマを考えてみると、バットマンが永遠であるならば、ヴィランもまた永遠であるということを証明する一つなのかもしれない。考えてみれば、バットマンが戦い続けられるのは、同じく戦い続けられる相手がいるからである。バットマンも歴史を通じ、死に新しく生まれ変わることで、新しい価値観を生んできた。Blackfireも生き返ることで、バットマンの長い歴史を支える一人のヴィランとしてとらえられるのである。ただ、面白いことに、バットマンは現実的なキャラであり続けるが、こういうオカルト系のヴィランもバットマンのヴィランとしてふさわしいのは、バットマンが逆にそういう力が持つ強さを信じ、自分で活用しているところもあるからである。Criminals are superstitious and cowardly lot. 彼は蝙蝠というものを纏うことで、人間ではないように思わせる。バットマンが理性的な存在であるのにも関わらず、そういうunnaturalで、supernaturalな世界にもうまく適合するのは、そのせいだろう。バットマンも、実は、理論だけで説明できないことがあることは理解している。Gentleman Ghostと戦うバットウィングを助けたときにも、Nth Metalのバタラングを使っているが、理由は説明できないが、効果的なんだ、と言っている。以前にゴッサムは謎だと書いたことがあるが、その理性的な、また普通では説明できないものも含めて謎なのだろう。ゴッサムは不自然なことが起こっても、それがゴッサムだから、というふうに一言で済ますことができる。ゴッサムでは、どんなことでもあり得るし、当たり前になるのである。昨日の驚きが、今日の普段になる・・・・とするとやっぱりゴッサムにはあんまり住みたくないという結論にはなるのだが・・・まあ、その問題については置いておこう・・・
BlackfireはThe Spectreによって復活を阻止されたのだが、その結果アーカムアサイラムは崩壊する。では、その「患者」たちはどこに行くのかというと・・・ウェイン邸、その名がArkham Manorへと変わるのである。実はBardはハッシュと組み、バットマンを支援していたウェインエンタープライズを陥れる作戦を実行した。Hushが知っていた、バットマンが町中に隠していたバットマンの武器庫。それをハッシュは遠隔で爆破したのだ。もちろんその武器はウェインエンタープライズによるもの。ウェインエンタープライズの評判を失墜させ、最終的にはPowers Internationalに吸収されるわけだ。
今回のハッシュの関わりはとても興味深いものだ。中盤で、突如アルフレッドを襲う犯人として登場し(しかもアルフレッドをアーカムアサイラムに移したのも彼)、Bardや、Bardが釈放したあのthe Architect (Gates of Gothamに登場した、Zachary Gate)と協力し、ゴッサムを文字通り崩壊させる戦略に打って出る。Architectこそ、ゴッサムは自分が建造したものであり、自分のものだと思っている。特にGates of Gothamでは、美しいゴッサムを作り出そうとしたが、結局ゴッサムの有力者に使われてしまった結果、彼が着るスーツによって少しずつ正気を蝕まれていった。今回の彼の「帰還」がハッシュとともにあるのは、Gates of Gothamの視点で考えてみても、偶然ではないのだろう。ハッシュは言うまでもなく、エリオット家に属するのだが、19世紀当時、エリオット家はウェイン家やコブルポット家と同様、ゴッサムの有力者に数えられ、Gates兄弟とともに初期のゴッサムを形作った者たちだった。ただ、エリオット家とコブルポット家は、考えてみれば、現在では廃れ、ウェイン家だけが残る。とするとやはり残る者に当然妬みが向けられるわけだ。ハッシュ、トミー・エリオットの人物の解釈は他のレビュー(特にHeart of Hush)で詳細に触れているのだが、彼の場合、バットマンというよりは、ブルースへの憎しみが強い。(特にエリオット家とウェイン家の確執と言ってもいいだろう)このシリーズでも、Juliaにトミーの過去を語るブルースの場面で、一部だけコミックHushの回想に似たものが挿入されているが、ここで一番興味深く思ったのは、トミーの両親の殺害の理由は、ブルースのように孤児になりたかったという解釈がされている。(要はここではブルースの両親の死がトミーの両親の死よりも先らしい)その後、トミーはとにかくブルース本人になりたくて、姿かたちまで真似するようになる。ここではトミーはブルースを「崇拝」し過ぎて、トミーにはブルースは理想の人物にしか映らないのだろう。ブルースの尊敬の念が妬みに変わり、憎悪へと変わるのに時間はかからなかった。彼らはやはり鏡の関係なのである。ひとつあげておくと、やはりトミーの回想シーンで、自ら鏡に自分の額をぶつけ、血を流しながら鏡の中のブルースを見つめる場面と、バットマンのMartha Wayne Foundation Hospitalの武器庫を爆破しようとしていたハッシュとバットマンが一対一で戦い、ハッシュがバットマンの別のスーツを着て戦うのだが、ハッシュの割れたマスクに鏡のように映るバットマンがいい対比になっている。彼らは境遇も似た存在でありながら、ここまで違うのだ。今回の機会は、ブルースへの恨みを晴らすための絶好の機会と見たのだろう。Bardを自分の手駒として使い、(しかも使い捨てだが)バットマンのガジェットを破壊し、バットモービルまでコントロールした上バットマンを殺す一歩手前までいったため、Eternal中でブルースもバットマンも一番追いつめたとすればハッシュだろう。ただ一番彼が今回の計画の首謀者と思いきや、彼も違った。
今回の計画で見えてくるのは「力」である。もちろん身体的に限らない。何を持つか、何を支配するかで優位性は変わってくる。ファルコーニは香港からゴッサムに帰還したが、彼はやはり昔のやり方でゴッサムを支配しようとした。警察と市長のコントロール、そして裏世界に幅をきかせコブルポットと支配権を争ったわけだ。ゴードンと実は一緒に監房に収容されていたLeoは実はRex Calabrese, the Lionで、ファルコーニの前にゴッサムを支配していた。彼はあるとき、娘のセリーナを呼び出し、この混沌に秩序をもたらすのはお前だけだと言う。セリーナは一旦断るものの、最終的にそれを運命と受け止め、ファルコーニ��ペンギン両人とも失墜しブラックゲートへ収容されたのちに、彼���は(しかも効果的に)上へ登り詰め、ゴッサムの裏社会を上手くコントロールすることに成功した。宝石泥棒からマフィアをまとめるトップへと。一人で活動するのが好きだった彼女が「群れ」を率いるリーダーとなったわけだ。よく考えればセリーナが自分の別人格として選んだキャットウーマンも、ライオンと同じ猫であるが、父親とやはり似たところがあったのだろうか。彼女の場合の力は、創造性と機転と決断力なのかもしれない。
Bardの視点での力もまた面白い。彼は、ゴッサムに来た時は普通の警察官であったのだが、早期からVicki Valeと親しくすることで、メディアを味方につけた。メディアを味方につけるということは、市民の力を手に入れること。Vickiは他が追うようなbig newsではなく、storyを追い、真実を見つけたいと思っていた。それにBardがつけこむような恰好である。最初Bardはゴードンの代わりに本部長になり、ファルコーニの支配下にあるForbesをいかにこき下ろすかで計画を練り、バットマンとともにファルコーニと関わっている者を次々と逮捕していく。そしてVickiも一緒に連れていくことで、Forbesとファルコーニの悪事の数々と同時に、自分がいかに本部長にふさわしいかと市民にアピールした。その後に実行した計画。新聞によってテロ事件が多発すると市民の不安をかきたて、戒厳令を敷き、その後全ての事件をバットマンのせいにしていく・・・彼の力は、市民と警察官をコントロールすること。それによって、何をしても、それがどんなに悪であろうとも、自分が言えば善になる・・・そういう力は、どんな爆弾よりも実は危険なのかもしれない。それは個人の思考力が奪われることでもあるから。Bardがここまでバットマンを憎むのはもちろん理由があった。デトロイトで彼はパートナーを失った。バットマンに憧れたある者のせいで。バットマンが危険な行動を生み出すのではと思った彼は、ゴッサムを、ゴードンを憎み、そしてその憎しみを利用したのがハッシュだったのである。
さてここで、Spoilerの話に移ろう。(実はけっこう好きなキャラだ。今回のコスチュームもカッコイイ)Spoilerはあるきっかけから父親のCluemasterがSignalmanやRatcather, Prankster, Lockupなど他の一味とともにたくらんでいることを偶然にも知ってしまい、父親から狙われ、しかも懸賞金までかけられることになる。彼らは間違いなく2級または3級レベルのヴィランたちなのだが、意外とゴッサムを混乱に陥れることについては一番効果的だったように思える。信号が全く機能せず、ゴッサムは万年渋滞、下水道にネズミが繁殖することで、水道管は爆発するわ、疫病も流行らせようとするわ、定期的に電気を止めるようにするわで、ゴッサム市民のストレスを上げることで、さらに混沌を巻き起こすわけである。SpoilerはSpoiler Alertというネットの掲示板で、父親とその一味の計画を発信し続けていた。ただヴィランがCluemasterなので、リドラーのモノマネしてたやつだろう、と全く相手にされず、しかもVickiも記事にしようとしなかった。Spoilerの武器は「情報」である。今考えてみると、War Gamesでも彼女がバットマンの計画を勝手に使ってギャング抗争を引き起こし、彼女が抗争の引き金ゆえにシリーズの鍵となっていることから、今回も一応同じような役割を果たしている。Spoilerの意味はネタバレと台無しにするという意味があるため、彼女が情報、秘密を重要視するのはもっともである。Spoilerはセリーナにつかまるが、セリーナはSpoilerにまた精神分析みたいなことを行っている。Spoilerが今のように「手がかり」を残しながら情報を発信するのは、父親より上になりたいから、と。父親に認めてもらいたいからではないのか、と。Spoiler自身は否定するが、でもCluemasterの娘であることは否定できない。彼女にはその血は流れているのだから。その後ハーパーのもとにかくまわれていたが、結局彼女は、この計画の黒幕はブルースだと言い張り、最後にゴッサムから去ろうとする。彼女が言う、黒幕がブルースだと思ったのは、ブルースに似ている(そして最後なぜかやっぱり?登場する)Lincoln March、またはハッシュと勘違いした可能性もなきしもあらずだが、実はブルースだというのももしかしたら、別の意味であり得るのかもしれない。バットマンに人生を奪われたブルースからすれば、バットマンを全面的に攻撃するのももっともだし、バットマンを良く知っている彼からすれば、この全ての事件を計画するのも可能だろうから。(まあ、R.I.P.のJazabel Jetもそのようなことを言っていたのだが)
で、結局この首謀者は最後の最後で明かされるわけだが、Spoilerが半分正しかったわけだが、Cluemasterであった。Fireflyによりゴッサムが燃え盛る中で、彼はバットマンをバットシグナルで呼び寄せ、処刑しようとする。彼の言い分は確かに少しは正しいだろう。バットマンは特にA級ヴィラン(ジョーカー、トゥーフェイス、キャットウーマン、リドラー、ペンギン・・・)にしかフォーカスしていないと。自分のようなB級でもバットマンと対等に戦える、いや実際により意表をつけるのではないか、と。でもこう考えてしまうと、ヴィランは結局やはりバットマンの注目を浴びたいのでは、そして自分がバットマンを殺す者になりたいのではないか、と思えるのだ。要は、自分が行動する意味はバットマンから生まれると言っても過言ではない。ヴィランはバットマンに依存することによって、生かされているのである。また、ここではCluemasterが自分のファイルなどバットコンピュータには存在しないだろう、そんな無名な者に殺されるのだ、とバットマンに言うが、おそらくバットマンであれば、全てのヴィランの記録をしているだろう。どれだけ無名であっても。バットマンはどんなにつまらない情報でも蓄えているだろう。そこはおそらくSpoilerと考えが共通なのかもしれないが、そこにどんなに関係ない情報でもつながりを求めるのだ。情報こそ価値あるものであって、そして誰も知らない情報であればもっと価値が上がり、それが「力」にもなる・・・
バットマンをどうすれば効果的に殺せるのかはよく話題にあがる。今回は当初から複雑な計画を練り、バットマンを疲れさせたうえで、最後にとどめを刺す・・・Knightfallも確かに当てはまるのかもしれない。結局はベインの作戦勝ちでもある。(ベインはただ筋肉だけで勝つのではない)または、普通に、名もなき市民によって殺されるのか。(B&W: An Innocent Guy)味方に裏切られ、自分の正体もばらされたうえで、殺されるのか。(Arkham Knightでスケアクロウがやろうとして失敗)バットマンは、冒頭言った通り、確かに人間である。彼を普通の人と同じレベルにまで落とせば、殺すのはたやすい。今回のCluemasterもその考えだった。彼はバットマンがブルースとは知らなかったものの、マスクをはぎとり、正体を知った。全てを失ったバットマン/ブルースは、もう伝説のヴィジランテでも何でもない。ただの、自分と同じ人間だと。ここで考えてみたい。バットマンはマスクをとったら死ぬのか?(もちろん修辞的意味だが)多くのヴィランはバットマンが誰か知りたがる。(ジョーカーは違う、と言いたいところだが、一応Endgameを参照されたい)でもバットマンはバットマンなのではないのか?バットマンのマスクの下はバットマンとは「違う」者だ。その者は「バットマン」ではない。なぜって、その者はそのマスクの下の素顔でバットマンの行動を行わないから。バットマンを定義するのは、その下の人間ではない。その姿、その行動、その行動によってもたされるもの、彼がずっと守り続けるポリシー、それがバットマンを構成する。私はバットマンはブルース・ウェインではないと思っている。バットマンはバットマンなのだ。その下に誰がいようが、先の要素がある限り、バットマンは存在できる。
だから最後のシーンに全てが集約される。バットマンはCluemasterを殺したあの例のブルースの弟(!)であるTalonと戦うが、その絶体絶命のときにゴードンの声が響く。そしてゴッサムはバットシグナルで包まれるのだ。我々は皆バットマンになるのだ。ゴードンのそのスピーチによってこのゴッサムの危機に立ち上がるのは、バットマンに感化された者たち、バットファミリーに限らず全ての者、Bardもキラークロックも、帰ってきたSpoilerもみんな、彼らこそバットマンの一員であり、「バットマン」であるのだ。バットマンの意志を持つ者がバットマン。彼らはみんなでTalonを地下へ追い払う。この長き作品は、「バットマン」たちの勝利で、やっと幕が下りるのである。
冒頭の問いに戻ろう。バットマンは永遠か?私の答えは無論Yesだ。その下にある人間が死のうとも、彼の意志を継ぐ者、彼の信念を理解し、貫く者がいればこそ、バットマンは生き続ける。もちろん、犯罪と戦うことが人々をバットマンにするものではない。何があってもあきらめない精神。常に高みを目指し続ける精神。彼の精神を少しでも持っている者でも、バットマンになれるはずだ。そうやって、人々の心の中にバットマンは存在し続ける。そのバットマンの精神があれば、どんな苦難でも乗り越えられるはずだ。人々がその精神を持ち続ければこそ、バットマンはいつの時代にも存在し続けるのだ。彼は単なる人間ではない。彼は、永遠に生き続けるシンボルなのである。
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