#乱視用コンタクト
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2024.10.13
映画『HAPPYEND』を見る。父の時代の学生運動のような雰囲気と、街の風景のクールな切り取り、存在感があり重厚な音楽の使い方から愛しいものとしてのテクノの使い方まで大変気に入り、今度会う人に渡そうと映画のパンフレットを2冊買う。その人と行った歌舞伎町時代のLIQUIDROOM、どんどん登らされた階段。小中学生の時に自分がした差別、あの分かっていなさ、別れた友人、まだ近くにいる人たち。
2024.10.14
銀座エルメスで内藤礼『生まれておいで 生きておいで』、ガラスの建築に細いテグスや色のついた毛糸が映える。日が落ちて小さなビーズが空間に溶けていくような時間に見るのも素敵だと思う。檜の「座」で鏡の前にいる小さな人を眺める。「世界に秘密を送り返す」を見つけるのは楽しい。黒目と同じだけの鏡、私の秘密と世界の秘密。今年の展示は上野・銀座ともに少し賑やかな雰囲気、外にいる小さい人たちや色とりどりの光の色を網膜に写してきたような展示。でも相変わらず目が慣れるまで何も見えてこない。銀座にはBillie Eilishもあったので嬉しくなる。
GINZA SIXのヤノベケンジ・スペースキャットと、ポーラアネックスでマティスを見てから歩行者天国で夜になっていく空を眺め���。小さい頃は銀座の初売りに家族で来ていたので、郷愁がある。地元に帰るよりも少しあたたかい気持ち、昔の銀座は磯部焼きのお餅を売っていたりしまし���。東京の楽しいところ。
2024.10.18
荷造り、指のネイル塗り。足は昨日塗り済み。年始の青森旅行時、2泊3日の持ち物リストを作成し、機内持ち込み可サイズのキャリーに入れ参照可能にしたところ、旅行のめんどくさい気持ちが軽減された。コンタクトや基礎化粧品・メイク用品のリスト、常備薬、安心できる着替えの量。持ち物が少ない人間にはなれそうにない。日常から多い。部屋に「読んでいない本」が多いと落ち着くような人間は持ち物少ない人になれない。
2024.10.19
早起きして羽田空港。8:30くらいに着いたらまだ眺めのいいカフェが開いておらず、とりあえず飛行機が見える屋上に行く。このあと雨が降るはずの曇り空からいきなり太陽が照り出して暑くなり、自販機でマカダミアのセブンティーンアイスを買い、食べる。突然の早朝外アイス。飛行機が整列し、飛び立つところをぼんやりと眺める。飛行機は綺麗。昨夜寝る前にKindleで『マイ・シスター、シリアルキラー』を買って「空港ではミステリー小説だろう」と浮かれて眠ったのに、100分de名著のサルトルを読み進める。実存主義を何も分かっていないことをこっそりとカバーしたい。すみませんでした。
10:15飛行機離陸。サンドイッチをぱくぱく食べたあとKindleを手に持ったまま眠ってしまい、11:55宇部空港着。
宇部空港、国内線のロビーは小さく、友人にすぐ会う。トンネルを抜ける時、窓が曇り、薄緑色の空間に虹色の天井のライトと車のライトがたくさん向かって来て流れる。動画を撮影しながら「綺麗くない?」と言うと「綺麗だけど本当は危ない」と言われる。かけるべきワイパーをしないで待っていてくれたんだと思う。
友人のソウルフードであるうどんの「どんどん」で天ぷら肉うどん、わかめのおにぎりを食べる。うどんは柔らかく、つゆが甘い。ネギが盛り放題。東京でパッと食べるうどんははなまる系になるので四国的であり、うどんのコシにもつゆにも違いがある。美味しい。
私は山口市のYCAMのことしか調べずに行ったので��れて行ってもらう。三宅唱監督の『ワイルドツアー』で見た場所だ。『ワイルドツアー』のポスターで見た正面玄関を見に芝生を横切ったが、芝生は雨でぐずぐずだった。でも全部楽しい。
広くて静かで素敵な図書館があり、心の底から羨ましい。小さな映画館もあり、途中入場できるか聞いたおじいちゃんが、「途中からだからタダにならない?」と言っていたがタダにはなっていなかった。一応言ってみた感が可愛らしい範囲。
YCAM内にあるのかと思っていたら違う倉庫にスペースのあった大友良英さんらの「without records」を見に行く。レコードの外された古いポータブルレコードプレーヤーのスピーカーから何がしかのノイズ音が鳴る。可愛い音のもの、大きく響く音のもの。木製や黄ばんだプラスチックの、もう存在しない電機メーカーの、それぞれのプレーヤーの回転を眺めて耳を澄ませてしばらくいると、たくさんのプレーヤーが大きな音で共鳴を始める。ずっと大きい音だと聞いていられないけれど、じっと待ってから大きな音が始まると嬉しくなる。プログラムの偶然でも、「盛り上がりだ」と思う。
山口県の道路はとても綺麗で(政治力)、道路の横は森がずっと続く。もとは農地だっただろう場所にも緑がどんどん増えている。私が映画で見るロードムービーはアメリカのものが多く、あちらで人の手が入っていない土地は平らな荒野で、日本の(少なくとも山口県の)土は放っておくとすぐに「森」になるのだ、ということを初めて実感する。本当の森の中にひらけた視界は無く、車でどんどん行けるような場所には絶対にならない。私がよく散歩をする所ですら、有料のグラウンドやイベント用の芝生でない場所には細い道を覆い隠す雑草がモコモコと飛び出して道がなくなってゆく。そして唐突に刈られて草の匂いだけを残す。私が「刈られたな」と思っているところも、誰かが何らかのスケジュールで刈ってくれているのだ。
山口県の日本海側の街では中原昌也と金子みすゞがそこかしこにドンとある。
災害から直っていないために路線が短くなっているローカルの汽車(電車じゃない、電車じゃないのか!)に乗って夜ご飯へ。終電が18:04。霧雨、暴風。一瞬傘をさすも無意味。
焼き鳥に挟まっているネギはタマネギで、つきだしは「けんちょう」という煮物だった。美味しい。砂肝、普段全然好きじゃないのに美味しかった。少し街の端っこへ行くとたまに道に鹿がいるらしく、夜見る��突然道路に木が���えているのかと思ったら鹿の角、ということになり怖いらしい。『悪は存在しない』のことを思う。
2024.10.20
雨は止んでいてよかった。海と山。暴風。人が入れるように少しだけ整えられた森に入り、キノコを眺める。
元乃隅神社、123基の鳥居をくぐり階段を降りて海の近くへ。暴風でiPhoneを構えてもぶれて、波は岩場を越え海の水を浴びる。鳥居の上にある賽銭箱に小銭を投げたけれど届くわけもない。車に戻ると唇がしょっぱかった。
山と海を眺めてとても素敵なギャラリー&カフェに。古い建物の改装で残された立派な梁、屋根の上部から太陽光が取り込まれるようになっていて素晴らしい建築。葉っぱに乗せられたおにぎりと金木犀のゼリーを食べる。美味しい。
更に山と海を眺めて角島へ。長い長い橋を通って島。古い灯台、暴風の神社。曇天の荒れた海も美しいと思う、恐ろしい風や崖を体感としてしっかりと知らない。構えたカメラも風でぶれるし、油断すると足元もふらつく風、窓につく塩の結晶。
山と海を眺めて香月泰男美術館へ。友人が見て良い展示だったからもう一度来て見せてくれたのだ。
全然知らなかったけれど、本当に素晴らしい絵だった。油彩なのだけど、質感が岩絵具のようで、フレームの内側に茶色のあやふやな四角が残っているのがとても良い。
フレーミングする、バチッと切り取ってしまう乱暴さから離れて、両手の人差し指と親指で四角を作って取り出したようなまなざしになる。
山口県の日本海側の山と畑と空の景色、荒い波、夜の静けさや月と雲、霧の色を見てから美術館へ連れて来てもらえたから色と色の境目の奥行きを知る。柿はずっしりと重く、花は鮮やかだ。香月泰男やシベリア抑留から帰ってきた画家で、この前読んだ『夜と霧』の暗さと冷たさを思い返した。絵の具箱を枕にして日本へ帰る画家が抱えていた希望、そのあとの色彩。
夕飯は友人の知り合いのハンバーガー屋さんへ。衝撃のうまさ。高校生の時に初めて食べたバーガーキングの玉ねぎの旨さ以来の衝撃、20年ぶりだ。そんなことがあるのか。
2024.10.21
晴天。海は穏やかで、深い青、テート美術館展で見たあの大きな横長の絵みたい。初めて見た海の光。
海と山を眺めて秋吉台へ。洞窟は時間がかかるので丘を散策、最高。
風光明媚な場所にしっかりとした情熱が無かったけれど、「好きな場所だから」と連れていってもらえる美しい場所は、友人が何度も見��たびに「好きだなぁ」と思っただろう何かが分かり、それは私が毎日毎日夕陽を眺めて「まだ飽きない」と思っている気持ちととても近く、感激する。
今までの観光旅行で一番素敵だった。
道々で「このあと窓を見て」と教えてもらい、味わう。
ススキが風に揺れて、黄色い花がずっとある。山が光で色を変え、岩に質感がある。
山口市、常栄寺、坂本龍一さんのインスタレーション。お寺の庭園が見られる場所の天井にスピーカーが吊るされ、シンセサイザーの音を演奏しているのは色々な都市の木の生体信号だ。鳥の声や風の音と展示の音は区別されない。砂利を踏む音、遠くから聞こえる今日の予定。豊かなグラデーションの苔に赤い葉っぱが落ちる。
宇部空港はエヴァの激推しだった。庵野さん、私も劇場で見届けましたよ。
行きの飛行機は揺れたけれど、帰りは穏やかに到着、家までの交通路がギリギリだったため爆走、滑り込む。
東京の車の1時間と山口の1時間は違う。
何人かの山口出身の友人が通った空と道と海と山の色を知ることができてとても嬉しい。
「好きな場所」「好きな風景」ってどういうものなんだろう。
私が通う場所、好きな建築、好きな季節と夕陽。あの人が大切にしている場所に吹く風、日が落ちる時刻が少し違う、友人のいる場所。
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其の十八彫目 「過去と現代の客層の違い」
今回も自身の経験に基づく独断と偏見の内容となっておりますのでその辺はご勘弁あれ〜🙏
さてさて、過去と現在のお客さんの違いを少し深掘りして考察したいな〜と思います。
過去、、、とは言ってもいつの時代か?となるところなのでざっと約35年ほど前〜現代という期間に絞って考えます。
昔は彫り師さんが看板を掲げて営業されているという事はほぼ稀であり、稼業の方々またはその交友者の方々をご専門にお仕事をしておられました。
稼業の方という言葉は「裏の世界の方」を表す丁寧語であり、交友者は主に職人関係の方々と言ったところです。
ざっくり括れば出張はせず特定の稼業組織に専属的に従事するタイプの彫り師さんもいらっしゃれば、特定の組織に属さず様々な地方に出張で呼ばれ数日から一週間程度ガッツリ彫って稼ぐタイプのスタイルがございました。
また稼業組織に専属的に従事しながらも友好関係組織の土地には出張するスタイルもございましたね。
昔は彫り師がご職業の方は大変希少で貴重な存在であり、暇な彫り師さんは殆ど見た事はないと言っていいくらいの存在であり誰からもリスペクトされる存在でありました。
当時はどこかの一門に弟子入りし修行し独立するというのが基本的な彫り師になる流れだと思います、、、、、がしかしそれはそれは大変厳しく大概の方々は門戸すら叩くことすら許されないくらい畏怖される存在でもありました。
その時代はお客さんも稼業人が多いので自然とそういう気質になる傾向があったのだろうと推測します。
その流れで彫り師🟰怖いというイメージが今もあるとは思っています。
お客さんも知り合いに稼業人がいなければほぼ彫る事も場所もわからない時代でもあり、日本伝統刺青以外の彫り物は「イタズラ」と揶揄される事もしばしばでございました。
本当に古い時代に彫った方々でワンポイントなどの現代風タトゥーデザインのものは殆ど見かけません。
みな大きな日本伝統刺青を入れるので大変な時間と金銭がかかり、制作途中の方々が多く「金がないのか?痛いのか?」と矯正施設の中などではまたまた揶揄される対象でありました。
また彫り師さんが出張で来られる場合、招く方はその地方の裏の顔役の方々が多いです。
そうでなければお客さんは集まりませんので、、、、、、
さてここからは現代のお客さんの特徴を見ていきましょう。
有名な著名アーティストなどがタトゥーを入れて様々なメディア媒体に出演する事で彫るハードルも下がり、気軽にスマホ等で簡単に彫り師にコンタクトを取ることが可能である時代です。
Tik tok等の動画を多用する彫り師さんは若い客層を狙う傾向が強いと感じ、比較的ファッションタトゥーに比重を置いたお客さんに焦点を当てており商業的に間違っていないと思います。
確かにお若い方はインスタやTikTokからのDMアクセス率が高いですね。
SNSに頼り切ってしまうお客さんはファーストタトゥー率が極めて高いので、クオリティー重視ではなく値段重視の思考なのでアマチュア彫り師にコンタクトをしてしまう確率も高いです。
逆に素敵に歳を重ねた方々のお客さんはインスタやTikTokからのDMアクセスはあまりせずに、公式サイトを通して電話などのアクセス傾向が高いです。
周りの知人にも評判等を確認している傾向が高く目も肥えています。
また公式サイトを持たずに広告媒体がSNSのみでレベルの高い彫り師さんも多くいらっしゃるので一概にも悪いとは言えず、やはりご自分の鑑識眼が必要とされます。
なのでまずはたくさん作品を見て目を肥すことをした方がいいとは思います。
近年はお客さんの需要に対して彫る側の供給が極端に増えたため安易な考えでスタジオをオープンさせ乱立してしまう状況ではありますし、まだしばらく増えるだろうと予測いたします、、、、がおそらく徐々に自然淘汰されていくであろうと考えます。
またはセミプロのように片手間で細々と彫っていくパターンも考えられます。
この世界に「安かろう良かろう」は存在しません。
また逆に「高かろう良かろう」が必ず正しいかと言うとそういう訳でもない訳で、最終的には彫り師のテクニック、人格をお客さんが見抜かねばなりません。
責任は自分自身の選択の結果なのでよくよく考えてタトゥースキルはもちろん電話対応、言葉遣い、話しやすさなどから見抜くようにして欲しいと思っています。
次回は「彫り師のプロとアマの違い」についてお話し致します〜😊
DMS TATTOO
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2022/8/27〜

8月27日 カスタムくんに会いに出かけた! 片道2時間の少し複雑な乗り換えを頭にたたき込んだ。あと少しのところで初めての路線乗り換え。そこでお財布を忘れていることに気がつく。え〜〜……!!と、でも、なんとも戻るしかない。そして戻ったらまた同じ道を出発する元気もないし、カスタム君の午後の部にも間に合わない。横浜駅構内にはブルーナカフェが入っていてナインチェかわいいけれど、心はすっかりカスタムくん。
合計3時間程の旅を0円でしてしまった。
戻りながら電車で日記の文字起こしをして、最果タヒの展覧会のオフィシャルブックを読む。もう1年以上私の部屋にある本だけれど、昨日、この本にマンスーンさんが寄稿していることを知り、もう一度読むことにした。
駅のホームでおじさんに話しかけられる。 私に顔を近づけて「一言、二言で終わるから!」と言われ、イヤホンを外すと「あなたは美人です。だからすてきな彼氏がいるんでしょう。そしてその人と結婚して、絶対に幸せになって下さい。」と言って、去って行った。(“絶対に”の位置が「“絶対に”その人と結婚して〜…」だったかも知れない。) 揶揄う相手を間違えている。
ヨドバシカメラで洗濯機をみる。 1人だとただの鑑賞会をして終わってしまうので友人に付き添ってもらった。ドラムより縦型の方が私の生活には合っていそう。コストダウンできた分で何かしようと思った。 友人がフィルムの現像を出していて嬉しかった。自分以外の人が写真を撮っていると嬉しい。

8月28日 夜にライブイベントに参加する予定があり、1日を、それまで体力を保たせて帰宅後もきちんと過ごせるように時間を過ごしていた。 夜の予定が本当に苦手になってしまう。 もともと、ライブには1人でよく行っていたけれど、チケットを取った時の喜びから、そのライブが近づくにつれて憂鬱になることばかり。ライブの中身より、その時間を耐えた開放感と夜の街にいる喜びに、ライブ=楽しい、という印象をもっていて、ライブって楽しい。
でも、いつもの日曜日をいろいろ終えて、そこからお出かけするのはなんかいい感じ。みんな帰っていく中でわたしはこれから!みたいな。 途中、ディズニー帰りのお姉さんが隣に座り、携帯で新幹線を予約している様子で、これから大阪まで帰るのか〜と眺めていた。

臨海副都心の街に久しぶりに降り立てて、しかも日暮れ時の涼しい夏の日曜の夜���最高だった。ライブ中も、外の景色とか今の空の暗さとかが気になって、元々終演までいるつもりはなかったけれど、早めに会場を後にした。 フットサルをしている人達、それ以外は、日暮れ時の公園の人達はみんないなくて、ビルの赤いランプが点々と映えていた。
夜の海沿いの首都高を眺めながら、ほとんど千葉なのでは?と思いながら、意外と日曜日もお仕事お疲れ様な人が多い、と思いながら、ライブ会場の粗悪なパイプ椅子から座って鑑賞することを想定されていない高さの舞台を見ることで痛めた身体を引きずりながら、涼しい夜を帰ってきた。

8月29日 実家へ少しだけ帰ってみる。 母と同じ時に京都にいたらしい。近所の梨園で無人販売を始めたらしく、梨を1袋買った。ちょうどもぎ取ったところで、その場で詰めてくれる。1,000円で5,6個入っていて、1つだけ貰ってあとは実家に置いてきた。

実家は色々家の補修を済ませていた。 庭の一部にコンクリートを打って通行しやすくしたり、かなり劣化していた木のデッキと縁側をプラスチックの擬木のデッキにして手入れしやすくしたり、施工不良でずり落ちた屋根を葺き替えたりしていた。 また駅まで車で送ってもらう。 昔、塾に行くために下車していた駅は、駅ビルがかなり充実していて、駅横のデパートはショッピングモールみたいになって格が落ちていた。
池袋のビッグカメラで洗濯機を買った! 他店で目星をつけた製品をもう一度紹介してもらい、その内、一つ前の型がかなりお買い得だった製品に決めた。満足のいく行程で購入まで漕ぎつけた、と思っていると、最後にポイントプレゼントキャンペーンの紹介(セールス?)。どこかの国の必殺技くらいにしか思っていなかった“格安SIM”のことが少しわかった。

帰宅して眼科へ。ペッパー君みたいなお兄さんに検査してもらう。使っているコンタクトのゴロゴロがつらくて、とても毎日装着できないことを伝えると「そうですよね〜、◯◯さん(私の名前)はかなり乱視が強いので違和感はあると思います。」と流れるように答えてくれてペッパー君。「目薬や装着液を使ってもあまり軽減しなくて…」と言うと、「え…?装着液ですか…?」と人間になってしまった。装着液ってハードコンタクトにしか使わないらしい。「(ゴロゴロするのは)慣れれば感じなくなりますかね〜」と言うと「慣れませんよ〜。ずっと違和感は残りますよ。」とペッパー君に戻った。
梨の皮を剥いて、カットして、今までで1番カットされた梨っぽい造形になって嬉しい!包丁を新しくして良かった。

8月30日 夕食のお誘いメールをもらった。 職場の飲み会が無くな���たご時世でとても助かっている身だけれど、少人数の少し心落ち着ける人選の会だと、行きます!と返事をしてしまう。 (食事の席に変わりはないので、少しずつこれから憂鬱度が増していくのだろうな。) でもお誘いメールに“参加してくれると嬉しいです。夕食を取らない派であれば飲み物だけのオーダーでも構いません。ご一緒できるのを楽しみにしています。”とあり、ならば!となったのかも知れない。 基本的に、他人から気を遣われてしまうタイプだと思っていて、(こんなにしたら逆に相手に悪いかな)と不安を抱かせてしまうくらい気を遣ってもらえると嬉しかったりする。(だから、家族や身内の無礼にしょんぼりするし、いつまでも引きずったりする。)
妹と喋れていた頃、その最後の方は彼女とそんな感じの関係でなんか良かった。祖母のお葬式を中抜けして一緒に帰った時、少しお互いの近況を話して、お葬式も大事だけど、テストや課題や明日の大事なことがあるよね、みたいな話をした気がする。
上司の思いつきで明後日は都庁へ行くことになった。昼食問題は自分に正直になって乗り越えよう。
職場で2日連続で病欠した人がいて「また病んでいるんじゃないか」「お前何かしたんじゃないか」みたいな会話が飛び交っていた。 その人がお休みすることで仕事が増えることの迷惑より、ただ何か面白がって言っている愚痴に聞こえて、とっても私は落ち込んだ。
明日で8月が終わる。暑中見舞いは2通お返事が来た。

8月31日 今日は何もなかった。 そんなことはないはず。だけど、今日は何もなかった。
9月1日 都庁へ行った。1階のエントランスの巨大なピロティが、何かの搬入口みたいな空間なのに人だけが通っていて不気味。 ロビーにはアルソックの警備ロボットがウロウロしていて可愛い。 ずっと閉鎖されていた45階の展望室は、なんと今日から再オープンのよう!警備員のおじさんが「ちょうど今日からなんですよ。」と教えてくれる。 用務まで東京観光案内所で23区と市区町村のパンフレットを眺めて、再来週行く予定の府中市のお散歩マップを手に入れた! 隣は全国都道府県の観光マップが揃っていて楽しい。月替わりショップは今日から山梨県で、オープンしたてなので信玄餅の入荷数を数えていた。
用務が終わり、昼食に行くみなさんを見送って展望室へ。新宿から眺める東京は、何かありそうで、特別何もなくて、意外と住宅街が細々とよく見える。 誰でも弾けるピアノに人がたくさん並んでいて、代わる代わるに上手に演奏していた。みなさん力強いタッチ。
午後から職場へ戻るため、中央線に乗る。 平日の昼間の中央線っていろんな人がいる。ビンテージっぽいTシャツとキャップ、短パンにサンダルを身につけて、手にはフライトの本があり、昨晩の音楽イベントのストーリーを投稿している男の人がいた。
職場に戻ると、昼食をとれない、人前で食べられないことを、また今日も明るみにしてしまい、そのことを話されているな〜小声で遠くで、というのを察知したりした。あと都庁のどこかに傘を忘れたことに気がついた。
帰り道で稲妻を5回見た!

9月2日 聴く・見る・読む、何を受け取っても、どこかで気持ち悪いレーダーが働いてしまう日。何も聴きたくない見たくない読みたくない。なので、自分の頭の中で健やかな都合の良いイメージやストーリーを流していた。
今日も何もなかった。 でも、以前同じ部署だった方にばったり会って「相変わらずかわいいですね〜」と言ってもらった。 「ヘッドホンおしゃれですね。」と言ってもらい、でもただのファッションなんです、ファッションといえば◯◯さん(相手の名前)のメガネっておしゃれですよね、といつも思っていたことを伝えることができた。「眼鏡はね、こだわりがあるんです。」と言っていた。眼鏡市場で買っているとのこと。
掃除をして爪を切って写真を撮って梨を剥いて花の水を換えて鏡を磨いてお香を焚いて洗濯をした。
場所性の本に、写真や芸術作品を作る人は場所のアイデンティティの要素をダイジェスト的に捉える、みたいな文があり、ある作家は、以前住んでいたプレーリーの土地を、グミの匂いの中に見出した、とあって、その作家の作品を観たくなった。

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桜林美佐の「美佐日記」(176)
ラッパ「君が代」陸と海空では全く違う?!
桜林美佐(防衛問題研究家)
───────────────────────
おはようございます。桜林です。「男もすなる日記
といふものを、女もしてみむとてするなり」の『土
佐日記』ならぬ『美佐日記』、令和4年6月の今回
は176回目となります。
最近、急速に老眼が進みました。というか、進ん
でいたことに気付きました。
先月までは使っていなかったリーディンググラスを
ここ数日でフル活用するようになり、視界の変化に
驚いています。
そもそもリーディンググラスを購入したのは少し
前のことでしたが、そんなに必要としていませんで
した。とりあえず、買っておこうくらいの気持ちで
した。
それが使ってみると、日に���に欠かせないものに
なり、それがまたかんじんな時に持って行くのを忘
れるので、外出先の100均でさらに入手したり、
これからどんどん増えていく予感もしております。
元々、乱視でしたのでメガネやコンタクトは必需
品でしたが、逆にこうして矯正しているのだから視
力は問題ないのだろうという気持でいました。
しかし、ずいぶん前からあらゆるものを「読みた
くない」病になってしまい、資料などをもらっても
ぜんぜん読まないでほったらかすことが多くなって
しまっていました(昔からだったのかもしれません
が)。
そんな中、先日、会合の司会を務めることがあり
ました。ビックリしたのは用意してもらった台本が
ものすごい拡大コピーされていたことです。
何がビックリしたって、がぜんヤル気が出たから
です。「これだ!」と、私は悟りました。「字を大
きくすればヤル気が出る」、そんな単純なことを、
私はごく最近知ることができたのです。
でも、なぜこのような拡大台本をくれたの??と
思い、聞いてみたところ「いや私自身が小さい字が
もう読めないんですよー、はっはっは~」とのこと
で、やはり同じくらいの世代同士が助かりますね、
私自身が知らない必要なものを知っていて準備して
くれていたのですから。本当にありがたかったです。
かつて、テレビ局などでディレクターをしていた
頃、原稿は必ず拡大コピーしてくれというアナウン
サーがしばしばいて、そのたびに面倒くさいなー!
と億劫がっていましたが、思いやりのない態度でし
た。反省。
もっとも、みんな死ぬほど忙しいADなどにやら
せようとはしていなくて、自分でやるよという人も
多いのですが、だいたい誰かが忖度して「おまえや
っておけ」みたいなことになってたんですよね(あ
りがち、ありがち)。
なにはともあれ、リーディンググラス愛用者にな
った私は、近頃、ちょっと自信を付けています。
もう渡邉陽子さんの邉の字も間違えないし、「七
生報国」だと思ってよく見たら「七輪焼肉」だった、
なんてこともなくなることでしょう。
さて、そんなわけで、コロナに関わる規制が減り、
最近は講演会でお話することや、司会をする機会
が続いていました。
そこでいつも思うのは、国歌斉唱はいつから再開
するのだろう、ということです。最近、本来は国歌
を歌う場面でも、プロ歌手の方による国歌独唱��、
国歌の演奏だけというケースばかりです。
もしかしたらコロナとは関係なく、歌手の卵の方
に機会を提供するためにそのような試みをしている
会もあるのでしょうか。しかし、私は個人的にはや
はりみんなで声高らかに君が代を歌唱する日を待ち
望んでいます。
日本ではまだまだみんなマスクをしていますし、
色々な規制が残っています。コロナの状況を見て少
しずつ変化していくのでしょうけど、いったいいつ、
どんなタイミングが国歌斉唱が再開される時になる
のでしょう?
「君が代」についてもう一つ。
自衛隊のラッパについてです。「君が代」の旋律
が海空と陸では全く違います。陸自のものは、警察
予備隊発足時に「旧軍を思い起こすものは一切使用
しない」ということで作られ、なんと作曲者自身が
「おざなりなものを作った」として、「気が咎(と
が)めている」「できたら元のものに戻すべき」と
のちに語っているのです。
海陸自衛隊の出自の違いから、海上自衛隊は旧軍
の「君が代」を引き継ぐことができました。
陸自版「君が代」も陸上自衛隊ですでに長年親し
まれているものであるだけに、これらが統合される
べきなのかどうかは議論の必要があるかもしれませ
んが、階級呼称などの統一されているものと違い、
統合運用がますます本格化する時代において、国歌
が異なるというのはいかがなものなのかという思い
を抱いています。
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長男の注文していた乱視用コンタクト。
なんと、、つけた方がぼやけるらしい。。(・・;)
でも神さまは最善以外なされないので
この事も感謝です。
いやしのために祈り
神さまが導かれる対応ができるように
引き続きお祈りしていこうと思います^_^
2021.6.26
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私は新卒という枠で入社したけれど経歴的には既卒になります。大学を卒業してから色んなことに巡り合って、さまざまな経験をしました。卒業後とにかく働いてお金を貯めて海外に行ったこと。ビザ申請、居住地の決定、インターンシップ先を全て自分でコンタクトを取り決めたこと。英語で何度もオンライン面接したこと。それに受かってインターンとしてフルタイム勤務したこと。日本���飛び出すとそこには色んな人がいた。中華系マレー系インド系、西洋の方から日本人まで色々。街の景色も色々。帰国してからはリノベーション旅館で働き始めました。求人情報は一切出ていなかったけれど、自分からメールしてコンタクトをとりました。そこには私のように、海外での経験がある方、都会での生活から突如地方に移り住んだ方などなど、やはり個性豊かでとらわれない、さまざまな生き方を貫く人がいました。そして私は新しい挑戦をたくさんしました。自分のセンスを信じて試すように、はじめての商品開発に取り組みました。いい経験だった。
それら全てにはたくさんの人との出会いがありました。さまざまな国籍、人種、文化、宗教、考え方、価値観。そこは当たり前や普通の基準があいまいでした。見えにくくなっていました。それは何故か。みんな違うからです。そして「みんな違う」ということを、そこにいる彼らはよくわかっていました。頭でわかるだけでなく、違うからこそどう振る舞えばいいか、それをよくわかっていて、実行していました。
絶対的な評価基準などそこにはなかったのです。そんなのみんな、無意味だと知っていたから。この小さなコミュニティだけの正しいという感覚、それは地球の裏側に行っても正しいのでしょうか?きっとそうではないはずです。良くも悪くも、踏み込まず毅然とした空気がありました。そこにあるのは、私が私であること、あなたがあなたであること、ただそれだけでした。
今、組織の一員になって思うこと。たったの数日間ですが、それでも感じることがあります。みんなが似通いすぎているから、私が経験してきたたくさんの違いにあふれる社会に比べると、近すぎるから、なじみすぎているから、よくわからない評価基準や優劣関係がまかり通っている。学歴でマウントを取るながれを目撃してしまい、今日はとてもしんどかった。私にしてみればどうでもよかった、なんでもよかった。国立すごい、いや私立のがすごい、あの大学よりはまあ上かも、などなど、自分軸や狭い評価基準で比較し合うのがしんどかったです。自分の学歴すごい、だけでよくないですか?頑張ってその大学入ったんでしょう、それならそっとそれを自分の中で抱きしめて、自分頑張った、すごいでしょ、って言ってもいいと思います、声に出してもいいと思います、だってそれはあなたしか認められないあなたの事実ですから。だからあなたの判断基準で、この世界にしか通用しない誤差みたいな判断基準で、他人に乱暴しないでほしいと思いました。乱暴というのは比較のことです。あなたの頑張りと私の頑張りは比べられないのに、すごいを決めるのは自分自身でいいはずなのに、比べること自体がナンセンスじゃないのかなって、私なんかは思うんですよ。
私は新人としてフレッシュな気持ちでいつもいるわけですが、そういう場面に出くわ��と、ああ、そういう枠の話をするものなのか、と急に自分が年上であることを思い出します。でも気が付いたんです、これは私が歳上だからじゃないなって。私が色んな人や色んな世界に触れる生き方をしてきた、考えや視野に幅を持たせてくれるような、そんな素敵な出会いや経験に恵まれたからこそ、そう思うのだなって。そう考えたらとっても自分はしあわせだと思ったし、やっぱりプラスアルファの経験をしているという点で年の功ではあるのかもしれないけれど、でもそれ以上に、私は自分の経験からもたらされるものが大きかったと思う。
年齢どおり、枠組みどおりに進むのが正解なのでしょうか。そんなことないし、べつに何も間違いでもない。でも、その追い風に飲みこまれて、私は自我を見失いそうになっていた。枠から外れた自分を最高だと思っていたはずなのに、現在の環境に適応すると異端児になっちゃうから、それに引け目を感じてた。
でもそんなの、感じなくていい。私は唯一無二だ、変わってるって思われても、はぐれものって思われても、それでいいじゃない、それでこそ人生、それでこそ個性。自分の人生も自分自身も、愛しています。絶対絶対、この気持ちを守り抜くぞ。よくわからない価値観に負けない、狭い判断基準なんかに、屈しない。
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SDC映画の部屋「メッセージ(2017)」
世界各地の上空に突然出現した巨大な飛行体。明らかに人智を超える存在に各国政府は協力してアプローチを試みる。アメリカでは言語学者のルイーズ(エイミー・アダムス)と物理学者のイアン(ジェレミー・レナー)が反発しながらも、中にいる知性体とのコンタクトをとろうと協力して作業にあたる。知性体がコミュニケーションの方法として使う表意文字のような記号を苦労の末に判読して、ようやく「会話」が始まるのだが、疑心暗鬼になる人類は軍事力で飛行体を排除しようと試み、情勢は一気に緊迫する。ところが彼らの「言葉」には予想もできない秘密が隠れていたのだ… 中国系アメリカ人SF作家のテッド・チャンのネビュラ賞受賞作「あなたの人生の物語」を原作に、小説では望むべくもない壮大な視覚・音響効果を存分に用いて描かれている。特に知性体が用いる未知の「言語」の映像化は、アジア人にとって馴染み深い毛筆のようにもペルシア文字のようにも見え、見事の一言に尽きる。そして同時に、「映像では描けないけれど小説であれば描ける」テーマが見事に映像で再現されていることにこそ驚かされる。これは脚本や演出が並々ならぬ熱意と、アイデアを実体化させる技術を持っていたからだろう。 公開当時、極力ネタバレを避けて劇場に赴いたが、ファーストコンタクトものというから「未知との遭遇」と思っていたら,「時をかける少女」や「ある日どこかで」、ある意味では「インターステラー」にも近しいかも?と思いながら観ることになった。これらの作品ほど物語の転換点が分かりやすいわけでは���いため、多くの観客にとっては不親切な映画と言える。それでいて、じわりじわりと不安で混乱した思考が忍び込む過程と、その霧が徐々に主人公の脳内で解き開かれる過程はとても心地よい。クライマックスから終盤までの「時間」は主人公の状況と観客の感情が不思議にリンクするようになり、軽い目眩さえ覚えるようになる、極めて稀有なSF映画であると言えよう。 複雑なプロットをもつ物語にも関わらず、多くを語らないうちに二時間以内でまとめてしまうヴィルヌーブ監督の手腕も素晴らしいが、欲を言えば中国の将軍に電話した内容くらいは字幕で示してほしかったなあ(ネタバレ)。
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Tumblrアカウントが突然削除/解約されたら
表題の件、1週間前に実際に直面したんですよ...。日本語情報がほぼ皆無だったので、長くなるがここに経緯を晒しておく。(「書きたかったこと」はこれ)
先週土曜の深夜、日付的には3月14日午前1時30分頃、こことは別のTumblrアカウント内で2,3ある画像をリブログした。そしてブラウザをリロードした。すると、突然以下の画面になったのだ。心臓に悪くないですかこれ。

ギョッとしつつ、一旦ブラウザを終了して、履歴をクリアした状態で通常のログインを試みると、また上記の画面になる。目の前真っ暗。ブックマークしてた自分のブログにアクセスすると、画面撮り忘れたけど"There is nothing here."と無情なメッセージが点滅する画面でしかない。
ぎやー...!!と冷汗が....
いやそのアカウントは主要じゃないけどね、1アカウントに複数ブログ作ってて、俺の「戦闘系ブログ」が含まれてるんだ。1月中旬に開設して、せっせと投稿してきたんだよ。2ヶ月間だけどさー、結構な投稿数になってた。もしこのまま消えてしまったら、あれを最初からやり直さなければいけないのか?と想像して憂鬱になった。俺は神経すり減らして戦ってきたのに...
とにかくなんとかせねばならないと、再び上記画面にアクセスして画面上のリンクを押下すると、以下のコンタクトフォームに遷移した。ここからサポートにメッセージを送信できるが、日本語には対応しておらず英語で書く必要がある。うん、俺は過去仕事で英語でやりとりすることもあったし、SNS等プラットフォーム��ダッシュボートも機械翻訳が嫌いで英語表記にしているくらいだからあまり抵抗はないけど、そうじゃないとこの時点でさらに萎えるだろうね...

で、あせりつつも、「突然アカウントが終了されました。直前までログインしてリブログ,like等してました。なぜ突然このようなことが起きたか教えてください」と、直訳するとそんな文言のメッセージを英語で書いて送った。ちょっと出し抜け過ぎるかもしれないが、この時はこれが限界だった。
ちなみに画面の通り、この問題でコンタクトする時はプルダウンメニューに「停止されたアカウント」があるのでそれを選択する。
しかし、自動応答メールも届かないんだよね。本当に届いてるのか?と不安になる。その夜は結局一睡もできなかった。
翌朝、類似事象を検索してみた。(Google嫌いなんでDuckDuckGo)キーワードは「tumblr 突然 解約」とかだったかな。一応それらしき記事が1件ヒット。
Tumblrのアカウントが突然削除されたのでサポートにメールしたところ復活させてもらいました
上記はメールでコンタクトをとって復活してもらったケースだった。しかし2011年の投稿で、記事中のメールアドレスも今は使用できない可能性があるからなぁ...うーむ。
英文記事ならもう少しヒットするかも、と"tumblr terminated"で検索してみた。すると、それらしき記事が数件上位に出てきた。で、たまたまチョイスした以下記事がすごくわかりやすくてドンピシャだった。
How to restore Terminated TUMBLR Blog
上記も2015年の投稿で若干古いが2011年よりは...だし、解約時の画面も現在と同じ。この画面のリンクからコンタクトフォームに飛ぶところも一緒だ。
この記事から重要な部分を抜粋すると、「コンタクト時のメッセージは乱暴な調子にならないこと、さもないとサポートスタッフは無視するだろう」つーことですね。それと「事前に警告を受け取ってないこと、アクシデントと想定することを伝える」「辛抱強く待つこと」とある。このケースでは復活まで1週間かかったらしい。
「一週間かぁ〜」と若干萎えたが、一週間かかっても復活してくれればそれでいい、という気持ちになった。この記事を読んで安心しましたね。英語だけどとても明快にわかりやすく書いてくれているから、すごく助かった。
しかしこのケースでは自動応答メールが届いているが、自分のところには届いていないのが若干不安だった。自分が最初に送ったメッセージが唐突調だった点も気になり、「もう少し丁寧なメッセージを送信した方がいいかもしれない」と思い、14日の昼ごろ再びコンタクトフォームにアクセスした。今度は、一度メッセージ送っているが説明しておきたい旨を述べ、何日の何時頃どういうアクションをしたら解約されたかを説明し、最後に"Please restore my blog and account, thank you." (「私のブログとアカウントをリストアしてください、よろしくお願いします」)と書いて送った。
日曜日も虚ろな気持ちで過ごしたが、15日月曜の朝メールを見たら「リストアしましたよ」と返信が届いていた!(実際には日本時間の15日午前1時過ぎに届いていた)
定型分なんだろうけど、説明を読むとやはりスパムだったらしく「スパムは外部サイトに誘導しますがこのとき強制的にアカウントを解約される場合があります、このようなケースが非常に多く、残念ですが私たちはそのリストを提供することができません、リブログするときは気をつけてください」といった主旨のことが書かれていた。(当然英語)
確認すると、アカウントもブログも元に戻っていた。結局、自分の場合発生から24時間でリストア対応してもらったことになる。ありがたい。
スパムは予想していたけどなぜアカウント解約までする必要があるのだろう?と疑問だった。そこまでしなくてもいいじゃないか!と。しかし多分、リンクの痕跡を残さないようにするためとか、そんな理由だろう。
第三者にプログラマブルに勝手にアカウントを解除されてしまう仕組みが存在するのはプラットフォームとしてどうなのかという疑問はさておき、連絡をくれたスタッフには一言お礼メールを返信しておいた。自分の下手くそな英文をここにすべて晒すのは遠慮するが、突然こんなことが起きたら誰でも慌てるし、何を伝えればいいのか落ち着いて考えられない。改めて上記リンク記事から抜粋してポイントを書いておく。
"I THINK YOU TERMINATED MY BLOG BY MISTAKE/ACCIDENT" or "I NEVER GOT A WARNING MAIL"
これらを含めておいた方がいい���うなので、つなぎ合わせてこんな文言かと。
“My blog was suddenly terminated. I think it was a spam/accident. I never got a warning mail. Please restore my blog,thank you.”
「私のブログが突然終了されました。スパムかアクシデントだと思います。警告メールを受け取ったことはありません。ブログをリストアしてください、よろしくお願いします」
サポートも日々同様のメッセージを受け取っているだろうからこれで分かってくれると思うけど、他に伝えたいことがあれば範囲内で適当に追加してください。(500文字まで)
Tumblr自体マイナーなサービスだしレアケースだとは思うが、この記事が国内で同じ目にあった誰かの役に立てば幸い。

ちなみに...、突如アカウント削除のきっかけになったスパム込みのリブログ画像は、お察しの通り「そっち系」「NSFW」です
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なくさないように、しまっておいて
これは、俺が17歳か18歳か……ともかく、25年くらい前に書いた小説です。完全にオリジナル。横書きだけど「小説」の体裁を気にしていたようで、数字は漢数字になっています。 もしも、「ひきこもり生活」のひまつぶしになれば、当時のJK俺氏も、公開に踏み切ったおばちゃん俺氏も、うれしいです。 なくさないように、しまっておいて 「一七歳か……いっつも俺の前を歩いてくよなぁおまえは」 互いに部活動を早引けして、よく行く喫茶店でケーキを頼んでささやかなお祝いをした後、家でもお祝いがあるからと言う彼女を送るため、俺たちは電車に乗っていた。彼女の耳には小さなピアス。 「嘘。そんなに早歩きしてないよ、私」 くすくす笑って彼女が答える。ふわりと視線を窓の外にやりながら、指先で軽く耳のイミテーションパールに触れる。気にいってくれたみたいだった。良かった。 まだそんなに遅い時間ではなかったけれど、もう外はだいぶ暗かった。冬の足音が聞こえてきました、そんなコピーが世の中に氾濫する季節。彼女の大きな瞳に、窓の外を流れるネオンの光が次から次へと映っては消える。俺はその光にしばし見入っていた。この、生まれて初めての恋人を、俺はそれはそれは大切に想っていた。 橋にさしかかる。足元から、さっきより乱暴な音が響く。 「ねぇ見て。……川に月が映ってる。綺麗」 急に言葉をかけられて、その瞳に見入っていた俺はちょっと動揺する。 彼女の視線は変わらず外へ向いていた。……綺麗だった。満月を二日ほど過ぎていただろうか、それでも輝きは衰えていない。いや、これから欠けていくことを知っているから、必死で��を放っているように見えた。 今度彼女の瞳に映るのは、……何もない、闇。月明りが包み込む、優しい闇だった。 おまえはあの時、なにを想ってたんだろう? そしてあの夜、なぜあの川へ消えてしまったんだろう? 水面に揺れる月が、おまえを呼んだのだろうか……。 俺は、結局大学へは行かなかった。高校一年の時親父に連れて行かれたバーで働いている。バーテンダーの見習い(もう見習い歴三年だ……はぁ)である。親父の友人であるマスターは優しいけれど、仕事にはとにかく厳しい。マスターの奥さん(一水〈いつみ〉さんっていう)は、静かな言葉で容赦なく叱るマスターと叱られる俺を横目で見ながら、料理を用意したり気が向くとピアノを弾いたり。お客もいい人ばかりの、雰囲気のいい店だ。 「バーっていうより『溜まり場』っていう感じの、アットホームな店でな。俺の友達の店で、“サンクチュアリ”っていう店なんだけど。お前が行っても誰も咎めたりしないと思うんだ。どうせ初めて飲むなら、いい店でいい酒を飲むべきだっ」 そう力説した親父は、酒好きの遺伝子を俺にくださった(お袋もか)。 「瞳〈あきら〉くーん、バイオレットフィズ頂けるかしら」 「はい、かしこまりました。沢渡さん好きですねぇバイオレット」 「若い頃から好きでねー。必ずっていうほど飲んでたわ」 「あっ、やっぱり遊び回ってたんですか?」 なにーっ、と怒ってる沢渡さんは、思わずママー水割り頂戴っと言いたくなる風貌だけど、実は売れっ子の脚本家。この間のドラマも最高視聴率三〇パーセント!なんて出してたから、顔が知られてしまって迂闊に出歩けやしない、と嘆いている。“サンクチュアリ”は駅前の繁華街より少し奥まった所にあるから、そんな業界人もよく来る。(ちなみに俺も沢渡さんのドラマは好きで、欠かさず見ていたりするので、やっぱり嬉しい) 「一水さーん、ピアノ弾いてよー」 「あっオレも聴きたいーっ、弾いて弾いてー」 駅前公団住まいのサラリーマン二人が、ちょっと頬を赤くしてテーブル席から声をかけた。一水さんはそうねー今日は弾いてなかったぁねー、なんて言いながら洗い物の手を止めてカウンターを出る。 “サンクチュアリ”のウリのひとつが、一水さんのピアノだ。音大を出てるだけあって、腕前は一級だし、レパートリーも幅広い。 広くはないはずの店内に置かれたグランドピアノ。これだけ大きいのに、それほど圧迫感がない。 紫色の飲物を沢渡さんの前に置くと、静かにピアノが鳴りだした。 「……あれ、これって天気予報?」 カウンターにいた二人連れの女性たちが、はたと顔を見合わせる。俺も好きな曲だけど、やっぱり天気予報のイ��ージが……。 「おっ、ジョージ・ウィンストン」 おっと、お客だ。先にマスターが声をかけた。 「いらっしゃいませ。久し振りだねー、林くん」 「えぇ、昨日だったんですよ初コレクション。忙しかったんで」 林さんも常連の一人だ。ファッションデザイナーをしていて、最近独立したそうだ。そっか、じゃあ顔見せないはずだ。 男の人がもう一人と、女の子……年は俺と同じ位、かな……? 強い瞳。誰かに、似てる? 「あらら、こんなところでひなたちゃんにお目にかかれるとはねぇ」 沢渡さんがそう言った。 「知ってる人ですか?」 「えっ瞳くん知らないの? 藍川ひなたっつったら今一番旬なモデルよ。そっか林小吉のコレクションに出たのねー。見たかったわー。ちょっと挨拶してこよっと」 沢渡さんはそう言って林さんのテーブルのほうへ行ってしまった。えーと……。 「瞳、暇なら林さんとこオーダー取って来て」 マスターに言われて、はっと我に返る。 誰に似てるんだろう? いや、そんなこと差し引いてもかなりの美人だ(モデルなんだから当たり前か)。 「ご注文はお決まりですか?」 「お、瞳くん久し振り! まだマスターに怒られてんの?」 「いいかげん回数は減りましたよぉ。林さんこそ忙しそうですね……あっ、独立おめでとうございます」 「サンキューっ。あ、オーダーか、ちょっと待ってくれよ……」 いつもは結構落ち着いたクールな雰囲気の人なのに、なんだか陽気だ。そりゃそうだ、ついに念願の独立! だし。 沢渡さんはいつの間にか例のひなたとかいう子と話し込んでた。 「あれ、じゃあひなたちゃんて瞳くんと同い年?」 「え、あきらくんて?」 「この方よー。ここのバーテン見習い」 「え?」 こちらを見上げたところに、思い切り視線を合わせてしまった。 あ。 わかった……誰に、似ているのか。 「あきらくんて、いうんだ?」 「あ、ええ……そうです」 ぎこちなくなっちまったかな。 「すごいのよー、漢字でヒトミと書いてあきらって読むの」 うわ、綺麗な名前ーっと彼女が驚く(大抵俺の名前を一発で読んでくれる人はいない)。 俺はどうしようもない想いに駆られていた。 そうだ、彼女、玲子に似てるんだ。俺の、今まででたった一人の恋人に。 玲子は一七歳の誕生日の夜、家族でお祝いをした後、皆寝静まった後に一人家を出た。もちろん翌朝は大騒ぎだった。家族が捜索願いを出した直後、この街を二分して流れる川に女性が浮かんでいると住民から通報があった。……玲子だった。 玲子は前の晩食事をしたときのまま、高校の制服を着ていた。着衣の乱れは全くなく、外傷なし、争った跡もないことから、自殺と断定された。遺書も日記も見付からず、理由は全く判らずじまいだった。 玲子は学校では人気者だった。明るくて芯の強い子だった。誰もが彼女のことが好きで、彼女も皆のことが好きだった。俺たちは同じクラスで、いつもクラスの中心にいて校内と教室を忙しく行き来する彼女に、俺も好感をおぼえていた。そんな彼女が俺に告白してきたのは、あれは夏休みが目の前に迫った頃。俺は剣道部の練習を早めに抜けて、誰もいない教室で荷物を片付けて休んでいた。(前の晩親父と飲んでいたから、暑さに負けて気分が悪かったんだ) 誰かが、開け放した後ろのドアから入ってきた。 「……西条くん? どうしたの、部活は?」 「あー勝海さんだー……駄目だ、頭がくらくらする」 「大丈夫? 熱射病?」 玲子はそう言って心配そうに俺の顔を覗き込んだ。 「……ねぇ、いきなりだけど、西条くん今彼女いる?」 「へ?」 まさかあの人気者勝海玲子が俺なんかのことを好きだったなんて思わなかったから、間抜けな返事をしたっけな。玲子は二人のことを隠すこともなく、いつの間にかクラス公認、校内公認になってしまっていた。 玲子は成績も良かった。これなら六大学だって平気じゃないか、との評判だった。 だから、誰も信じられなかった。玲子が自殺するなんて。 今でも時折思い出す。水に濡れたおまえの耳に淡く光ってたイミテーションのパールと、あの夜水面に揺れていた月。 その度に怖くなる。あの偽物の宝石と、欠けていく月の光が、記憶の中で引かれ合い、繋がって、一つになっていくんだ。俺があのピアスをあげなかったら、おまえは月に呼ばれたりしなかったんじゃないか。馬鹿らしいといつも思い直すけれど、やっぱりそんな気がして、急いでしまい込む。 「瞳くん、なにか作って?」 あ。玲子の眼だ。 「瞳くん? おーい仕事中だぞ、ぼーっとするなー」 「……あっ、すみません」 ひなたさんだった。俺はカウンターの中に戻っていたんだ。いつの間にかひなたさんと沢渡さんがトレードしている。沢渡さんは林さんたちと楽しげに談笑していた。 「なにかって言っても、俺たいしたもの作れないよ」 「いいよ、なにか得意なの作って」 得意なのって言ってもな、まだマスターのOK出るのも三分の一の確率だし……とりあえず、モスコミュールなら平気かな。 「はい、どうぞ」 ひなたさんはきれいな指でグラスを受け取って一口啜ると、満足そうに微笑んだ。あまりモデルっぽい笑��方じゃなくて、ただの女の子の顔だった。 「おいしい! たいしたものじゃないの、これって」 「マスターはまだまだだって言うけどな」 「ふぅん、厳しいんだね……」 また一口啜った。よく見ると、どうもノーメイクみたいだ。つまりそれは、素顔だって十分きれいだってことで……すごいな。 「ねぇ瞳くんて、結構もてるでしょ?」 「えーっ?」 「かっこいいもん。ねーねー、彼女は?」 彼女、か。そういや、作ろうとも思わなかったな……。 違う。いらなかったんだ。 「いないよ」 「あ、そうなんだ? なんだ、皆見る目ないなあ……」 この店気にいっちゃった、また来るね、なんて言ってひなたさんは帰っていった。 その三日後に来たのを皮切りに、ひなたさんは本当によく店に来た。ほ��んど二日に一遍である。初めと違って、毎回一人だ。 その日は日曜日で、マスター夫妻が次の日から旅行に行くと言い出した。早春の京都に行くそうだ(いいなあ)。自然、店は二人のいない三日間休業である。 「こんばんわぁ!」 「おっ、いらっしゃいひなたちゃん。今日は仕事休みかい?」 「ええ、明日からまた雑誌の撮影ですわー」 ひなたさんは“サンクチュアリ”に来るときはいつもノーメイクだ。そしていつも、カウンターに立つ俺の前に座る。なんだかそれだけで、店の中の雰囲気が少し変わる。モデルだからかな、なんて思うけど、そうじゃない。ひなたさんだから、周りの空気を変えることができるのだと思う。そしてその空気は、日なたのように暖かく居心地がいい。店の常連さんたちとも、すっかり仲良くなってしまっていた。 「瞳くん、いつも作ってくれるの、頂戴」 「かしこまりました」 あの日作ったつたないモスコミュールを、ひなたさんは妙に気にいってくれていた。 ──ありゃ、空っぽだ。 「ごめんちょっと待っててくれる? 酒足りないから取ってくるわ」 カウンターの奥へ回ると、同じことをしていたマスターが声をかけてきた。 「なあ瞳、ひなたちゃんって可愛いよなあ?」 「そりゃあそう思いますけど……どうしたんですかいきなり」 「瞳は今彼女いないんだろ?」 「だからどうしたんですって」 「いや、ひなたちゃんて瞳のこと好きなんじゃないかなあ、なんてな」 「はぁ!? 嘘でしょー」 嘘でしょー、とマスターの手前そう言ったけど、……どうもそうらしい。俺が暇になってカウンターの内側でグラスを磨いたりし始めると、俺にいろんな話をさせる。昔のこと、今のこと、趣味、いろいろ……。ひなたさんは人に話をさせるのが上手くて、しかも聞き上手だから、喋るほうもつい気分が良くなっていろいろ喋ってしまう。 「はい、お待たせ」 「ありがとう。ねぇ、入り口のところに貼ってあったけど、明日から休みなの?」 「うん、そう。三日間ね。あれっでも明日から仕事なんでしょ?」 「夕方には終わるもん。なんだ、明日から瞳くんに会えなくなるのか……」 何も言えなくなってしまった。胸の中に、忘れていた暖かみが戻ってきたような気がした。 同時に、眼の奥に淡い光が蘇る。それは冷たくて、胸の暖かさはすうっと冷めていく。白く、水に濡れて光る。白く、白く、光る。 「残念?」 やっと口を開いた。 「うん……でも、瞳くんも休みたいもんね。そりゃー仕方ないし」 素直な子だな……なんて、妙に感心した。俺はその日、上手くすりぬけて他の客の相手をして、その後ずっとひなたさんとは目も合わせなかった。 街を流れる川は、俺の好きな場所でもある。 この街の大抵の人が、幼い頃にはあの川で遊んだという記憶を持つ。街中だから釣りをする大人たちもほとんどいない。なぜかこの街の小学校は川沿いにあることが多いので、暖かい季節になると子供たちは遊び場を校庭から川へと移す。俺も、そうだった。小さい頃からあの川で遊んでいて、当然のようにあの川が好きだった。 その川へ、玲子は消えた。 どんな風に? 制服を着たまま──紺のブレザーに同色のボックスプリーツのスカート、赤いリボン、玲子はそれがとても良く似合ってた──俺がプレゼントしたピアスも、つけたまま。裸足で。あの夜は冷たい風が吹いていた……。 堤防から、川べりへ降りる。手前の方はまだ浅い。本流から枝分かれして、川というか水溜まりを作っているんだ。そこを白く細い足が横切る。ぴちゃ、ぴちゃ。ぬめっとした陸地を通り過ぎると、目の前を川が流れる。足元の小石に注意しながら、水の中へ、一歩、一歩。そう、このあたりから急に深くなる、もっと進むと流れに巻き込まれる……。 玲子の髪が、揺れた。 「瞳く────ん!!」 「えっ?」 振り返る。堤防の上に、……ひなたさんがいた。俺は、川の中に立っていた。ジーパンが膝まで濡れていた。 「なにしてんのーっ、まだ寒いんだから、風邪ひくよーっっ!」 おかしいな、店しめて、帰ろうと思って、それで……いつの間にか、家へと向かう角を逆に曲がっていた。川へ、足が向いていた。 まだ春は遠いようで、本当に水は冷たかったから、俺はすぐに川から出て、堤防の上にいるひなたさんの所へ歩き始めた。川は俺を呼び戻そうともせず、ただ淡々と流れているようだった。 「どうしたの瞳くん? びっくりしちゃったよあたし」 「いや、俺もよくわかんない……」 ひなたさんの家は川沿いにある一軒家だそうで(こんな郊外にもモデルは住むのだなと妙なことを考えた)、あの後家に帰ってまた犬の散歩に出てきたのだと言った。ばくという名(笑)のその犬は、人懐っこく俺の足元にまとわりついてきた。 「いくらなんでも、こんな時間に散歩してたら危ないよひなたさん」 俺は、しゃがみこんでばくの頭をなでながら見上げて言った。 「……瞳くん、ほんとに今彼女いないんだ?」 「……いないよ」 今日は月が出ていない。良かった。 「あたし、瞳くんのこと好きだよ」 柔らかい風が吹いた。川の中に月がある。俺は立ち上がる。 「ごめんね」 「どうして? どうして謝るの? あたしはただ、瞳くんのことが好きなだけ。別に付き合ってなんて言わない、瞳くんが嫌なら」 「違うんだ。好きに、なれないんだ」 「……え?」 眼の奥の冷たい光を見ないようにして、俺は言葉を押し出した。 「昔、恋人を亡くしたんだ。一七歳の誕生日の夜、この川に入って自殺した」 大きいひなたさんの眼が俺を見ていた。俺はその眼を見返すことができなくて、川の向こう岸を走る車たちの流れるライトの光を見ていた。 「家族も、もちろん俺にも、理由が分からなかった。学校では人気者で、成績も良かったし。俺といる時にも、いつも笑ってた」 ばくが足元にじゃれつく。 「わからないんだ……あいつが、どうして死んだのか。それを考え始めると、もう眠れなくなるし……でも、考え続けなければいけない気がするから。だから、誰も、好きになれないんだろうなって」 「……でも答えはないんだよ?」 ひなたさんが言った。俺はその顔を見ないようにして、帰るために堤防を降りた。 正直なところ、そんなことひなたさんに言ってほしくなかった。玲子のことを、彼女は全く知らないのだから。──話した俺が悪いのだ。 「瞳くん!」 俺の背中へ、ばくも、寂しげに鳴いている。 「あたしは、遠慮なんかしないからね!」 今日の夜には、���スターたちはこっちに着くはずだ。駅まで迎えに行こう、と何十杯目かのカクテルの味を見ながら思う。“サンクチュアリ”で働き始めてもう三年が経とうとしている。もうなんだか、マスターと一水さんが親のように思えてしまう。生んでくれた両親とは別の、両親。 マスターからはいつからか店のスペアキーを貰っていた。最初は怖くて仕方なかったけど、だんだんその怖さは気持ちのいい熱い緊張感に変わった。信用してもらっていることが嬉しかった。 マスターには、二人のいない間カウンターに立って練習をしたい、と頼んでおいた。明日からまた店を開けるから、今日は一水さんが頼んでおいた料理の材料も届く。だからいてくれると助かるなぁ、と一水さんが言ったのもある。まぁ毎日来ていたりするのだけど。 半地下になっているせいで、この店の裏口はない。(強いて言えばマスター夫妻の居住スペースに通じるドアくらいか)だから入り口のドアは『CLOSED』の札を出して、天気もいいから開けっ放しにしておいた。 店にはBGMをかけられる設備がない。ピアノがあるからだけど、俺はピアノが弾けないし、弾きながらシェーカーを振るのは無理だ。だから家から小さいラジカセを引っ張り出してきた。古いラジカセは、必死に音を出してくれている。 おっ、今回はいいかもしんない。ちょっと気にいったので、一杯飲み干すことにした。 ピアノの前の椅子に座る。ここに座って後ろを見ると、店内が見渡せるんだ。背もたれつきの椅子にまたがるように後ろ向きに座った。 なんだか疲れた……。三日間、毎日このカウンターに立って練習をしていた。店を開けているときは必ずしもシェーカーを振り続けているわけじゃない。こんなに酒というものに向かい続けたのは初めてだ。それでも納得のいくものなんて、──あったかな? なかったかもしれない。もしかしたら、マスターだって自分にOKなんて出してないんじゃないか、そんな気がした。 ふわりと風が入ってきた。まだ寒いけど、必死でやっていたからそうは思わなかった。心地いい。 グラスを持ったまま、軽く目を閉じた。 「今日はお休みじゃないの?」 あったかい。 目を開けると、ドアのところにひなたさんが立っていた。青空のかけらを従えて。 「お休み。俺だけだよ」 柔らかい笑顔を俺に向けると、いつも通りカウンターに座った。そしていつも通り、 「瞳くん、いつも作ってくれるの、頂戴」 俺もいつも通り、カウンターに立つ。 「じゃあさ、これ飲んでみて。いままででいちばん、かもしれない」 ほんと? そう言って、嬉しそうにグラスを受け取る。一口含んで、ひなたさんは驚いた顔をした。 「これ、いつもの?」 「そ、いつもの」 「……別のものみたいだよ? ほんとにおいしい」 しばらく、俺たちはお互いに黙っていた。ひなたさんはゆっくり、ゆっくりグラスを空けた。そして、脇の椅子に置いたリュックから、一冊のアルバムを取り出して一枚一枚めくると、俺の前に置いた。 「この子でしょ、瞳くんの亡くなった彼女って」 ……控え目な笑顔を浮かべるひなたさんの隣で、──玲子が、笑っていた。ひなたさんの人差し指が指しているのは、玲子だった。 「……話聴いててさ、もしかして、って思ったんだ。玲子は彼氏ができたなんて一言も言わなかったから、違うかと思ったんだけど、あの川で自殺したなんて話他に聞い��ことないし。で、気になっておととい玲子の家に行ったんだ。おばさんに会って、昔話なんかして、玲子って彼氏いたのって訊いたら、『あら、ひなたちゃん知らなかったの? 高校の同じクラスの子だって言ってたわよ』だって。それで、やっぱり玲子だったんだなって。 あたしと玲子って、幼馴染みなんだよ。幼馴染みどころか、誕生日も、生まれた病院も一緒でさ。だから親同士も仲いいの。でも家は遠くてね、同じ学校に行ったことはないんだ。 なのによく一緒に遊んでた。お互いの学校の話したりして。どっかで、似てたんだろうね。誕生日も、生まれたところも一緒だから、なんか、特別だったの、お互いが。好きな本だとか、音楽だとかも、よく似てた。 でもね、中学に上がった頃、玲子が物凄い反抗期になっちゃったの。家にいたくない、お父さんもお母さんも大嫌いだって、よくうちに逃げて来て、泊まっていったりしてた。一年くらいで落ち着いたけどね。そしたらあたしはそういう玲子を真近で見てたから、親に反抗なんてしなくなっちゃった。そこから、あたしたちの性格は正反対になった」 俺はじっと聴いていた。ひなたさんの遠い眼を見ながら、ゆっくりとカクテルを作り始めることにした。瞳くんも知ってるだろうけど、そう言って俺の眼を見返して話を続ける。 「玲子は明るくて元気で、強かった。二年生の後半だったかな、クラス委員に立候補したなんて聞いたから、驚いたよほんと。自分が楽しいことが一番だった玲子が、だもの。あたしは『世のため人のため』なんてカケラも考えなかったから、信じられなかった。そしたら玲子なんて言ったと思う?『皆が楽しければ私も楽しいよ』って。忙しいよ、疲れたよ、辛いよって言いながら、死ぬまで皆のために頑張ってた。それでも、充実してるっ! って顔してたもん、負けたわー、って思ったんだほんとに。 あたしは逆に、何もできなくなったの。玲子のそんな姿を見ていて、自分には何もできない、あんなに強くない、って諦めちゃった。とりあえず周りの皆と一緒のことしてれば生きていられる。そう思ってた。 そうしたら、玲子は急に自殺しちゃった。なんでだか、さーっぱりわかんなかったよ、あたしにも。 ……でもね、だんだん、わかったの。もしかしたら、玲子は疲れちゃったんじゃないかって。おばさんも言ってたけど、玲子、行きたい大学だとか、将来の話って全然しなかったんだよ。そうじゃなかった?」 氷をグラスに入れながら、俺は何も言わずに頷く。 「だよね。怖かったんだと思う。だって、自分は皆が、皆と、うまくやって行けるようにって、それだけやってきたんだもん。周りはそれに甘えて、玲子が頑張ってる間に、いろんな夢を見て、それに向けて歩き始めてる。玲子には、その時その時を頑張るだけで精一杯なんじゃなかったのかな。それで疲れて、怖くなったんじゃないかなって、そう思ったの。 ……瞳くんのこと、どうして教えてくれなかったのかなって考えた。なんでだと思う?」 さあ、わかんないな。俺は首を軽く傾けてみせた。 「悔しかったのかもね。あたしさ、高校に入った時に、少しでも自分を変えたくって、ロングヘアをばっさりショートにしたんだ。で、美容院で眼鏡外した時、美容師さんが『眼鏡、外したほうが可愛いじゃない!』って言うのよ。半分お世辞だったろうけど、妙に褒めてくれて、なんだか気分良くなっちゃって、コンタクトにしたんだ。んでその勢いでオーディション受けたらこれが大当たりしてさ。もしかしたら、そんなあたしが玲子を余計苦しめてたのかもしれないんだ……」 どこかで、玲子が笑った。 「そんなことないと思うな。玲子さ、死ぬちょっと前、俺と一緒にいたんだよ。その時、誕生日の同じ、大切な親友がいるんだって初めて教えてくれたんだ。じゃあ今日一緒にお祝いしたかったんじゃないのって言ったら、その子は今日暇が取れないから、──仕事だったんでしょ、ひなたさん。──昨日二人でお祝いしたの、特別だから二人きりで、って嬉しそうにしてたよ」 やわらかくて甘い桃のカクテルを作った。ピンク色の液体をグラスに注いで、ひなたさんの前に置く。 「ありがと。瞳くんは?」 「俺は、これ」 バーボンをロックで。きれいに調和したカクテルもいいけど、たまにはこんなシンプルな味もいい。 「乾杯、しようか」 「何に?」 ひなたさんの眼には、桃のカクテルと似たような涙が浮かんでいた。きっと、甘いだろうな。なぜかそう思った。 「玲子に」 次の日から、“サンクチュアリ”はまた営業を始めた。マスターは、時々俺に難しいカクテルも作らせてやる、と言った。一水さんも、モスコミュールは一級品だね、うちの旦那より上手いかも、なんて言った。そしてなんと、それは俺の特別カクテルにされてしまったのである。ひなたさんが『Eye's Cocktail』なんて名前をつけてくれた。瞳のカクテル──俺の、カクテル。そうさせたのは、ひなたさんだ。 そのひなたさんは、やっぱり二日に一遍は店に顔を出す。そして、いつもこう言う。 「瞳くんのカクテル、作って?」 ある日、ひなたさんがこう言った。 「ねぇ、今でも玲子のこと好き?」 俺は、全く迷うことなく答えた。 「好きだよ。きっと、いつまでもね」 「良かった。あたしも玲子のことずっと好き。でもね、瞳くんのことも好きなんだ」 ひなたさんはそう言って、日だまりのように笑った。そしてその日だまりが、眼の奥に冷たく光る白く淡い光を、ゆっくり、ゆっくりあたためていくのを、俺ははっきりと感じながら、より良い調和を作り出そうと、毎日を過ごす。 冷たい真珠色した月をあたたかい光で包むことができたら、それを心のいちばん大切なところにしまい込んで、俺はまた恋をしてみようと思う。 なくさないように、しまっておこう。
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2023.6 ポーチの中身
昔から雑誌のポーチの中身紹介企画が好きだ。
リップやパウダー、ネイルオイルなど、誰かが愛用しているものを見たり聞いたりするのが好きだ。
最近は韓国のコスメオタク(코덕)の人たちのポーチを見るのが好きで、しょっちゅうYouTubeで見ている。同じような肌タイプやPCの人が使っているコスメは自分にも合いやすいことが多いから参考になる。
韓国というと韓国コスメを思い浮かべるだろうけどそれだけじゃなくて、日本と同じく社会人の方は結構デパコスを使う人が多いし、韓国では売れていても日本ではあまり使っている人を見ない日本のコスメもあったりする。
そんなわけで、ひとりでも多くの人のポーチの中身を見るべくまずは自分からやってみることにした。
シチュエーションにもよるけど、今毎日仕事に持っていっているポーチはこれ。フォロワーさんがプレゼントしてくれたもの。

わたしの好きな猫柄で大きさもちょうど良くてとても気に入ってる!
バッグが小さいときはこの中からより必要なものだけを選んで巾着に入れたりしている。
中身はこんな感じ。

光の関係で黒のコスメが指紋ぽくなっててごめん。ひとつずつ紹介する。
1. GIVENCHY プリズム・リーブルプレストパウダー 1 パステルシフォン
ジバのパウダーはお直し用。崩れが気になったときやくすみがちな夕方に塗ると顔が明るくなる。肉厚ブラシが内蔵されているところも好き。香りは強め。
2. LAKA ボンディンググロウリップスティック 207 デプス
メガ割で買ったLAKAのリップ。最近流行りのもちは良くないけどつやっつやになる系リップバーム。買ったばかりだからとりあえず入れてみた。色はブルベ向きのピンクレッド。
3. CHANEL ルージュココボーム 930 スウィートトリート
↑のLAKAのリップもそうだけど、大体ポーチの中にはバーム系のリップとリキッドルージュを入れていることが多い。ささっと直すにはこういう薄づきのバームがいいよね。スウィートトリートはお洒落なローズブラウン。
4. CHANEL ルージュアリュールラック 84 ローズアンビギュ
アリュールラックが大好きで4本持っているんだけど、最近は84をよく使う。赤みの強いローズカラーで顔に合うんだよね。ゴールドラメ入りでかわいい。
5. CEZANNE 超細芯アイブロウ 02 オリーブブラウン
たぶん20本近く使ってるアイブロウ。これじゃなくても眉描けるけどこれを使うとより上手く描ける。おでこの皮脂でよく眉尻なくなるからアイブロウは持ち歩く。
6. OSAJI コン���ォータブルフィンガーティップスセラム
場所とるからできるだけハンドクリームを持ち歩きたくないわたしのような人向けのネイル美容液。塗ると指先しっとり。爽やかな香りも好き。これに加えてネイルオイルを持ち歩くときもある。
7. LOUIS VUITTON ルジュール・スレーヴ
普段使ってる香水のトライアルサイズ。買ったときについてきた。自分=この香りでいたいくらい好きな香水だからショゲ…となったときのために持ち歩いてる。気持ちがスイッチオンになる白い花と柑橘の香り。
8. Diptyque リフィラブルソリッドパフューム オルフェオン
もうひとつの持ち歩き香水。家でボトルつけて外でソリッドつけてる。オルフェオンはパウダリーさのあるフローラルウッディでちょっとけむったい。気持ちを落ち着けたいときはこっち。
9. Abib クイックサンスティックバー
塗り直し用の日焼け止め。スティックはやっぱり便利。見た目がシンプルで良いという理由だけでAbibを使い続けてる。
10. CHANEL リップ&チークボーム N°1 ドゥ シャネル 5 ライヴリーローズウッド
持ち運び用チークはブラシを持ち運ばなくていいリキッドやバーム系のものを使うことが多い。これはリップにもチークにも使えるタイプ。ブルベの血色そのものでいい色。
11. ヒアルロン酸Na点眼液0.1%「センジュ」
ドライアイで目薬がないと不安になるので絶対に持ち歩く。眼科で処方されているもの。
12. ワンデーアキビューモイスト乱視用
目薬と同じ理由で目の乾燥でコンタクトが外れちゃうことがあるので必ず入れてる。あと震災のときの経験でコンタクトの予備がないと非常時にとても大変なことを知ったので、そういう理由でも持ち歩いてる。
13. ロキソプロフェンNa錠60mg「サワイ」
頭痛持ちなので必須。痛くなる前の痛くなりそうな段階で飲むとよく効く。
14. ジエノゲスト錠1mg「モチダ」
持病の薬。朝夕飲むので急に出かけることになったときのために持ち歩いてる。
メイクポーチの中身は以上。また現場の日とか、秋冬バージョンでもやりたい。
そしてこのブログを見た方、ぜひあなたのポーチの中身も見せてほしいです!おねがいします!
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Qoo10メガ割今回の購入品
こんにちは☻おまめママです☻ ついに明日までのメガ割 今回は控えめに買い物したつもり…です 今回はどちらかといえば日用品を重点的に購入しました 購入品を確認!! シードワンデーピュアうるおいプラス乱視用2箱入り https://m.qoo10.jp/su/1382433916/Q181326298 最近在宅メインなのでメガネで過ごすことが多く お出かけの時ぐらいしかつけないので 1ヶ月分でも3ヶ月くらい持つんですよね 本当はコンタクトのサブスクみたいなのをやりたいんですが 乱視があるので取り扱いがなく… なので最近はメガ割で購入したりしています ドライアイもあるので潤ってコスパがいいのはこれ!! 度数もちゃんと揃っています マイクロSDカード512GB https://m.qoo10.jp/su/1382433154/Q181326298 ミセスのスクシ…

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クリア 20220220
ここ1年で、一気に落ちた視力。
乱視が始まってるけど、矯正するほどじゃないですねー
と、言われ続けて20年
とうとうダメだな。
これはもう、乱視も矯正しないとダメだ。
眼科へ行って、乱視矯正コンタクトを入手。
おぉ
見える
見える。
色んなものがよく見える。
明らかに顔採用の
看護婦さんの顔もよく見える。
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今年も映画祭がはじまった感のある9月(2021年9月の日記)
■2021/9/1 水曜日。ややで寝坊でスタートの9月。朝からちょっと波乱ぎみで憂鬱。昨日の夜、最後まで見きれなかったJAIHO『オスロ、8月31日』を見る。どう考えても昨日見る映画だったと思う。水曜は娘の習い事にやや余裕がある。なんとか夜に映画を観に行けるかもしれない。娘に早めに勉強とかやってもらい、夕食は一番簡単な冷凍グラタン(すまん!でも娘はこれが大好き)にして、風呂にソッコーで入ってもらい、もうあとは遊んでていいぞ、という状態にしてお父さんはMOVIX昭島へ。『ベイビーわるきゅーれ』鑑賞。やっと観れました。観終わって、前の列の客席に映画ライターの村山章さんらしき人が。本当にこのコロナ禍というやつはみんなマスクしているのでこういう時に本人かどうかがよくわからない。でもClubhouseで話したときに「今度見かけた時は声かけます」と云っていたので勇気を出して「すいません、村山さんですか?」と聞いてみた。良かった、本人だった。ちょっとだけ映画の感想とか話す。村山さんは3回目の鑑賞とのこと。いやー映画も面白かったしムリしてでも観に行って良かった。小雨が降っていたが自転車で機嫌よく帰宅。娘のコンタクト(寝るときに視力矯正するやつ)を入れて寝かせる。Netflix『ザ・ラスト・マーセナリー』を見る。
■2021/9/2 木曜日。とても涼しい。とゆうか寒い。ポレポレの入江悠特集のスケジュールが出たけど、唯一行けそうな日の上映が『かまってちゃん』だな。今年観なおしたばかりなんだよなぁ。東京ポッド許可局の「お笑い当事者論」を聴く。ぜんぜんお笑い以外にも当てはまる内容で、自分はどうしても映画の感想などに当てはめてしまう。自分と同じ感想を探す。それ自体は別に良いけど、自分と違う感想を見つけて、それは違うと明言したり、すぐに監督インタビューなどで答え探しをする人がいる。その考え方は自分の感想、感じ方が正しい、という前提の元にある。映画の感想なんだからそんなことはないだろう、と思う。映画の感想などを話したり、人の感想を知ることは楽しいけれど、こういう感想であるべきだ、みたいなとらえ方は苦しいだけだろうに。明日の検査のために夕食はぬき。夜は代表戦をDAZNで見る。オマーンは強かった。しかしDAZNで見れるのはとても良いですね。Amazon Prime Video『セラとチーム・スペード』を見る。Disney+『アイアンマン3』を見る。さらに眠くなるまでもう1本を映画を見ようかなぁと思っていたらTwitterで杉田監督のスペースがはじまった。ごろごろしながら聴こうと思ったら、また聴き手で参加することになりうっかり27時ごろまで参加してしまった。楽しい時間ですが聴き手が僕でいいのだろうか、という不安がありつつ気持ちよく就寝。
■2021/9/3 金曜日。そういえばTwitterをスマホで見ていてTLがビョーンとワープしてしまう現象がなくなった気がします。あれのせいでどれだけ時間を無駄にしたか。朝食はぬき。検査のため休暇。一度実家に行き車を借りて病院へ。1年ぶりのPET検査。まぁ異常がないことを確認するための検査なので気持ちは楽ですが、まわりには(かつての自分のように)深刻な状況の方もいると思うのであまり良い気持ちはしない。今回も検査中にうっかり寝てしまった。思ったりより早く終わったので、病院のとなりのショッピングモールへ。フードコートで急いでうどんを食べて、モール内のシネコンでとある映画を観る。がしかしまぁまぁ寝てしまった。検査終わりでぐったりしていてその予感はあったのですが、映画のざっくりとした流れはわかるけど細部がまるでわからない。これはダメだ。ノーカウントだ。時間を作って見直さないと。がっくり。車を実家に返してから帰宅。夜は僕モテYouTubeで入江監督と編集長の書評対談。次回のお題が僕の好きな『湿地』になった。映画版を見直そうかな。U-NEXT『インクレディブル・ハルク』を見る。早めに寝る。
■2021/9/4 土曜日。午前中に1本映画を観れるチャンスがあったので迷わず『シャン・チー テン・リングスの伝説』@シネマシティ。極爆上映で。堪能。マックでお昼を買って帰宅。午後は娘と家でのんびり。U-NEXT『ハンガー』、JAIHOで『アルプス』を見る。夜はYouTubeで「9時ゆる」見たり、AKIRA君が出てたラジオを聴いたり。寝る前にU-NEXTで『エアベンダー』を見る。おそらく劇場公開以来の再見。この前、杉田監督のスペースでシャマラン話をしていて見直したくなったのだけど、主人公が「アバター」という役割から逃げ出していた、という設定をすっかり忘れていた。ここらへんが面白い。
■2021/9/5 日曜日。HDDレコーダーが立ち上がらなくなってしまった。たしかに買ってから5年ぐらい経っているような気がするがついに壊れてしまったか。いろいろ録画したままのものがあった気がするんだけど。あーあ。朝からAmazon Prime Video『シンデレラ』を見る。娘と実家へ。のんびり過ごす。午後は床屋へ。さっぱり。実家でごろごろしながらNetflix『ベケット』を見る。夕飯までご馳走になってから帰宅。その夕飯を食べすぎたらしく苦しい。なんか体調が悪くなるぐらい苦しい。娘の寝る支度をして、娘の就寝タイミングで倒れるように僕も寝てしまった。深夜26時ぐらいに目が覚める。ややすっきりしたのでオンライン試写で『最悪な一日』を見る。起床時間まで時間があったのでもっかい寝る。
■2021/9/6 月曜日。まだまだ昨夜の食べすぎを引きずっている感じ。金曜休んでしまっているのでその影響でバタバタの午前中。購入した小林勇貴監督の『奈落の翅』Blu-rayが到着。小林監督自ら書いてるんじゃないかという宛名書き、そして怪文書っぽい紙とBlu-rayが封入されていた。さていつ見ようかな。夜、JAIHOで『霧の中』を見る。
■2021/9/7 火曜日。シネマクティフ東京支部の音声配信外伝『オールド』回を聴く。けんす君が話していた「水中で裸眼だとほぼ何も見えない」というのはやはり個人差なのではないだろうか。僕はゴーグルがなくてもある程度は水中が見えるので映画内の描写とかはあまり気にならない。しかし最近水中に潜る機会ってないですね。午後のミーティング、発表をしながら英会話に出かける娘を送り出す、という離れ業をやる。リモートあるある(なのか?)。U-NEXT『好男好女』を見る。夜、ラロッカさんとDiggin' Netflix収録。ラロッカさんも久々に映画館で映画を観れたとのことで何より。さらに24時からDAZNでW杯予選の代表戦を見る。やっぱDAZNで見れるの最高だな。後半はclubhouseでラフランスさんが参加してる部屋を聴きながらサッカー見てた。ラフランスさんが楽しそうだった。
■2021/9/8 水曜日。午前中がすごく忙しかった。なんなら昼休みまでずれこんで忙しかった。水曜は娘のスケジュールに余裕がある。娘の夕飯とお風呂が終わり、あとは宿題やっとけよ、という状態にしてMOVIX昭島へ。『モンタナの目撃者』鑑賞。映画観終わってすぐ帰宅。娘の宿題をチェックして、コンタクトやって娘を寝かせる。このパターンで水曜は映画を観れる気がする。まぁ19時以降のいい感じの時間に上映がないとダメなのだけど。JAIHO『アワ・ボディ』を見る。Disney+『ホワット・イフ...?』S1E5を見る。ゾンビ回。
■2021/9/9 木曜日。小雨だ。でも図書館に本を返しに行かなくてはならない。雨具を羽織って自転車で本の返却へ。ついでに自転車屋さんでタイヤの空気を入れてもらう。ついでにショッピングモールのフードコートで銀だこを買って帰る。ジャンクなランチ。夜、『マトリックス』新作の予告編が公開。賛否はいろいろあるようですが、やはり『マトリックス』は特別な作品で、僕は公開を楽しみに待ちます。JAIHO『私の血に流れる血』を見る。というわけで2週間の無料期間を終えてJAIHO解約。こういうのは忘れない。配信している映画はとても面白いので、どこかのタイミングでまた利用するだろうJAIHO。WOWOW『カラー・アウト・オブ・スペース』を見る。
■2021/9/10 金曜日。山形国際ドキュメンタリー映画祭の詳細が発表されたけど、時間指定のある配信方式。この方法だとほとんど作品を見れないよ。可能であればみんなでいろんな作品観て、東京支部の音声配信で取り上げようかと思っていたけどこりゃムリだ。夜はおなじみ「僕モテFRIDAY」を30分だけ見て、そこから藤元監督の監督ラジオ最終回に移動。『海辺の彼女たち』をじっくり堪能したような数か月だったかと思う。良い試みだったと思います。Blu-ray『奈落の翅』を見る。こうゆうかたちで映画を届けるのも面白い。小林監督はおそらく現状の(映画館の)映画上映の仕組みに納得いかない部分が出てきてるんだと思う。それに抗うことをやっている。WOWOW『ボクシング・ジム』を見る。ジムのトレーナーのおじさんが後ろ髪を一部のばして三つ編みにしていた。パダワンなのかな。
■2021/9/11 土曜日。朝から娘を習い事に送り僕は立川へ。一蘭で早めのランチ。カフェでコーヒー飲みつつ山下達郎のラジオを1週間遅れで聴いていたら強い既視感を味わう。これは自分はマトリックス世界にいて何か異変が起きているのかも?と一瞬だけ思ったが、先週床屋で散髪してるときに店で流れていたサンソンをぼんやり聴いていたのだということを思い出した。シネマシティで『フリーガイ』鑑賞。娘を迎えに行って帰宅。夜はYouTubeで「9時ゆる」。春本監督の『由宇子の天秤』はいよいよ公開が近い。さらにche bunbunさんのスペースを聴く。ちょっとだけ質問があったのでスピーカーでも参加。PFFがはじまったのでコンペ作をオンラインで見はじめる。今年はU-NEXTで見る。『グッバイ!』『五里霧中』『ROUTINE』を見る。
■2021/9/12 日曜日。映画を2本観に行けるチャンス到来。まずはTOHOシネマズ立川立飛で『スパイラル:ソウ オールリセット』鑑賞。渋谷へ移動。イメフォで『ミッドナイト・トラベラー』鑑賞。トーク付きの回でいろいろ補完された。ありがたい。移動中はラフランスさんがゲストで出ていた「ポータルキャスト」という配信をアーカイブで聴く。ぜんぜん知らない映画関連の配信だったけどすごいボリュームでこれ毎週やってるのかな。急いで帰宅。夜はDAZNでFC東京戦を見る。試合は負けちゃったけど、試合後に長友のセレモニーあり。本当に帰ってきたのだ。WOWOW『コメディ・フランセーズ』、『悪の偶像』を見る。U-NEXTでPFFコンペ『豚とふたりのコインランドリー』『Parallax』『巨人の惑星』を見る。
■2021/9/13 月曜日。娘の小学校のクラス、夏休み明け担任の先生が体調不良とのことで代理の先生が担当していたのだけど、正式に担任交代となったとのこと。いろいろあるんでしょうね。夜はけんす君、なんすけ君とDiggin' Amazon Prime Video収録。収録後にも近況話したり。U-NEXTでPFFコンペ作『壁当て』『みなみとあした』『ばちらぬん』を見る。
■2021/9/14 火曜日。午前中、集中して仕事。午後半休をもらって出かける。途中、乗り換えの高田馬場でランチ。ミャンマー料理の「ノング・インレイ」。藤元明緒監督が以前に紹介してくれていたお店。豆腐カンスェ、うまかった。京橋へ。PFF『あの店長』鑑賞。わざわざ観に行って良かった。立川へ移動。シネマシティで『アナザーラウンド』鑑賞。U-NEXTでPFF『苺のジャムとマーガリン』『転回』『夜の帳につつまれて』を見る。
■2021/9/15 水曜日。もう仕事の合間にU-NEXTでPFFアワード作品を見ている。『愛ちゃん物語♡』を見る。夜はイシヤマさんとDiggin' U-NEXTを収録。
■2021/9/16 木曜日。9月も後半か。オンラインのゆうばり映画祭がはじまる。今年は有料だけど、huluに加入すれば好きな時間に見れる形式。こっちの方が良いです。ゆうばり映画祭『12ヶ月のカイ』を見る。PFF『サイクルレース』を見る。Disney+『ホワット・イフ...?』S1E6を見る。
■2021/9/17 金曜日。午後半休。目的地は渋谷であるが神保町に寄り道。「丸香」で青唐釜たまを食べる。うまい。渋谷へ。ユーロスペースで『由宇子の天秤』鑑賞。やっと観れた。上映前にパンフを買って春本監督、梅田先生、鶴田翔さんのサインをいただく。上映後だと大混雑なので良い判断でした。同回を観ていたけんす君と感想を話しながら移動。僕は東中野に向かう。ポレポレで『SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』鑑賞。入江監督特集上映の最終日。上映後トークは「僕モテFRIDAY」で中継というスペシャルな感じ。撮影かめりさ。イベント後は外で記念撮影。撮影は僕。さらに(これはあまり大きな声では云えないが)とある場所でちょっと雑談が続く。いまは打上げとかできないのでこんな感��なんでしょうね。映画を観にきていた三溝さんなど『シュシュシュ』チームと話したり、駒木根さんや水澤さんと話したり。こうゆう時間が楽しいですよね。終電近くなったので解散。方向が同じだった水澤さんと途中まで一緒に帰りました。移動中はひたすらオンラインのゆうばり映画祭を。『MY WORLD』『世界で一番すばらしい俺』を見る。
■2021/9/18 土曜日。朝から娘を習い事に送り、僕は新宿へ。うまいこと2本映画が観れる!新ピカで『レミニセンス』鑑賞。お昼にうどんを食べてからカリテで『トムボーイ』鑑賞。娘を迎えに行って帰宅。DAZNでFC東京戦を見たり、「9時ゆる」見たり。ゆうばり映画祭『マレーシアのゾンビ』を見る。本当にマレーシアが舞台のゾンビ映画、であった。
■2021/9/19 日曜日。娘と実家へ。お墓参りに行ったり。娘と自分の地元の道を歩くのは変な感じだ。実家にお��りで、夜は今年最後の花火を娘と庭でやる。実家は庭があってありがたい。オンライン試写で『DIVOC-12』を見る。ゆうばり映画祭『PARALLEL』『バーゲンセール・キラー』『4と6』を見る。オンラインのなら国際映画祭で『ビーンズ』を見る。カナダ映画は注目しているのでもっといろいろ見たい。
■2021/9/20 月曜日。実家で食べる朝食はうまい。娘を両親に見ていてもらい昼から上石神井へ。「ぎょうざの満州」でお昼を食べてから東京おかっぱちゃんハウスへ。カモの観察会2021初秋。こうやって、とても小さい空間で、年に何回もナツノカモさんの落語が堪能できるのは嬉しい。ナツノカモさん売れてほしいけど、こういうを楽しみたいので複雑な気持ちであります。実家へ戻り、夕食までご馳走になり帰宅。ゆうばり映画祭『ベースメント 全地下の家族』『めぐる』『エイン』を見る。もう1本映画を見ていたけど見ながら寝てしまったようだ。。
■2021/9/21 火曜日。連休明けなのでちょっと忙しい。オンライン試写で『メインストリーム』を見る。ゆうばりが終わったのでPFFアワード作に戻る。『県民投票』『Journey to the 母性の目覚め』『帰路』を見る。
■2021/9/22 水曜日。忙しいな。お昼休みに昭島図書館へ行って娘の本を借りる。昭島のモールで銀だこを買って帰る。ついでに書店で村山章さんによる𠮷田恵輔監督インタビューが掲載されている雑誌を立ち読み。『空白』楽しみだ。午後も忙しい。夜はDAZNでFC東京の試合を見たり、春本監督のYouTube配信を見たり。PFFアワード『距ててて』を見る。
■2021/9/23 木曜日。祝日であります。昼に映画を1本観れる時間があったのでMOVIX昭島へ。『空白』鑑賞。まぁ今日観るならこれでしょう。夜はラジオ「京浜ネバーランド」聴いたり「4THCoastラジオ」聴いたり。Netflix『パリピ的アフターライフの始め方』を見る。WOWOW『ライド・ライク・ア・ガール』『ファンシー』を見る。U-NEXT『泥濘む』を見る。
■2021/9/24 金曜日。午前半休で八王子の病院へ。先日受けた大き目の検査の結果を聞く。問題なし。まぁ問題あればこの診察を待たずに連絡がきてると思うので大丈夫だとは思っていたのですが。すぐに終わって急いで帰宅。11時前に帰宅できたので午前半休をキャンセルして在宅勤務開始。夜は「僕モテFRIDAY」を見る。大川さん家回楽しい。Disney+『ホワット・イフ...?』S1E7を見る。U-NEXT『机のなかみ』を見る。
■2021/9/25 土曜日。娘を習い事に送り僕は池袋へ。平塚さんのツイートで気になっていたカレーうどん ひかり TOKYOへ。すごい不思議な場所にある店。カレーうどんうまかった。シネマ・ロサで『黄龍の村』鑑賞。まだ時間があったので、かるかやでうどん食べる。娘を迎えに行って帰宅。帰りながらDAZNでFC東京戦を見る。夜はYouTubeで「9時ゆる」。今年もSKIPシティ国際Dシネマ映画祭がはじまったのでオンラインで見はじめる。『カウンセラー』『鬼が笑う』を見る。オンライン試写にて『屋根の上に吹く風は』を見る。
■2021/9/26 日曜日。午前中に1本映画を観れる時間があったのでMOVIX昭島へ。『整形水』鑑賞。午後は自宅でいろいろ見る。SKIPシティ『赫くなれば其れ』『ルッツ』『10センチの彼方』を見る。夜はmatsuさん、まるゆさんとシネマクティフ東京支部の音声配信を収録。
■2021/9/27 月曜日。ミーティングの連続である。SKIPシティ『ひびき』『夜を越える旅』を見る。
■2021/9/27 火曜日。午後半休でとある病院へ。僕の病気というわけではない。病院終わってから吉祥寺へ。さとうのメンチとコロッケを買い、小さな食パンも買う。井の頭公園でサンドして食べる。これ1年に1度ぐらいでやりたいやつ。しかし公園は座る場所をつぶされていて、長居できる感じではない。TIFFの会見がはじまり公園で最後まで見ようと思っていたのだけど場所を移動。UPLINK吉祥寺の待合椅子で会見を見る。いや凄いラインナップ。かなり上映本数は減ってるはずなのに一見して強烈。思わずチートイツさんとけんす君にDM。吉祥寺オデヲンで『サマー・オブ・ソウル』を観る。渋谷に移動。イメフォで『アンラッキー・セックスまたはいかれたポルノ』鑑賞。これが今年のイメフォフェスで唯一の鑑賞作だけど大当たりでした。
■2021/9/29 水曜日。もう9月も終わってしまう。月末になるとWOWOWオンデマンドの配信終了映画がたくさんあるのでそれをなんとか見る。『SKIN」を見る。夜はナツノカモさんのスペースを聴く。スペース内の告知で公演のチケット発売。まぁ僕は行けないと思われるので買えず。
■2021/9/30 木曜日。仕事��微妙に忙しい。昨夜告知のあったナツノカモさんの公演、行けることになった。あわててチェックすると行ける回のチケットが残り1。買えて良かった。オンライン試写で『スターダスト』を見る。WOWOWオンデマンド『権力に告ぐ』を見る。SKIPシティ『アリスの住人』を見る。そしてMCTOS『パリピ的アフターライフの始め方』回に参加。なんか楽しい回でした。そんな感じでついに映画祭の時期となってしまった9月もおわり。
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d/sユニバース左銃左
銃→Dom
左→Sub
ストレスの溜まった銃兎が左馬刻に当たったりする話
これは俺の持論なんだが――と、入間銃兎は、丁寧な手つきで肉を切り分けながら話し出した。低温で気が遠くなるほどの時間をかけてローストされたらしい鴨肉は、さほど力を入れていないだろうナイフでも難なくその断面を晒していく。美しいロゼ色だった。果たしてこんなに必要なのかと疑問に思う程多く置かれたカトラリーも、この男にかかればどれもが適切なタイミングで使用されていくようだった。内側から使うのか外側から使うのか、銃兎に教示されるまで迷い続けていた左馬刻とは違って。
「個々人のダイナミクスと人格には少なからず齟齬がある。むしろ、双方が完全に一致していることの方が稀だとすら言えるな。人を痛めつけることを好まないDomだっているし、指図されることを嫌悪するSubだっている」
そこでちらりと鋭い光を放つ瞳がこちらを見る。レンズ一枚を隔ててもなお輝くグリーンガーネットが、白いテーブルクロスと映えて眩しかった。左馬刻は努めて興味のないそぶりを見せながら、フォークに刺した肉片を口の中に放り込んだ。美味い物を食べているときに小難しい話をするな。
「だから」そんな左馬刻の願いも虚しく、スーツに身を包んだ男は淡々とした口調で続ける。「DomやSubにふさわしい環境や教育や職業なんて、あるはずもないんだ。Domだからこういうことが適していて、Subだからこういうことをさせた方がいいなんて。この社会で、一概にDomとSubで区別しようとすること自体が非効率的なんだよ。男か女かで教育や職業を変えるか?それと同じだ」
銃兎は、そこで初めて手元に注がれたワインに気付いたかのようにしゃべるのをやめた。いつもと違って革手袋の嵌まっていない、しなやかな指をワイングラスの脚に添えると、その優雅な動作とは反して勢いよくボルドー色の液体を煽った。
「機嫌が悪いな、銃兎」
柔らかな肉片を味わい、付け合わせのマッシュドポテトにまで手をつけたあとで左馬刻は目も合わせずに言った。「てめえが選んだ店だろ」
一日中仕事に忙殺されたことが伺える、疲れた顔をした男は――現に、この店の予約も一時間後ろ倒ししなければならなかった――ばつが悪そうに目を逸らすと、短くため息を吐いた。右手に持っていたフォークを音を立ててテーブルに置くと、前髪に指を差し入れて項垂れる。かろうじてセットの保たれていた髪も台無しになってしまった。これでもう、この男の中で完璧なものは、着る人間にはお構いなく何時間経とうともぱりっと糊を効かせ続ける、オーダーメイドのスーツだけだ。
「美味いな、ここのソース」
「そうだな」
「悪い、左馬刻」
「別に」
自分の前でこの男の機嫌が悪いことなんて今に始まったことではないので、本心からそう答えた。一緒に食事をする人間の様子によって口に入れるものの美味しさが左右されるほど繊細な神経をしているつもりもなかった。敢えて言うなら、うるさい環境音楽がなくなってやっと落ち着いたというくらいだ。左馬刻は無言で新しく肉を切り分けた。
「今日、俺が身柄を押さえた被疑者の尋問から外された」
口に入れる予定だったフォークが皿の上で止まる。ゆっくりと目を上げると、銃兎は先ほどより幾分かは落ち着いた様子で、ワイングラスを弄んでいた。
「被疑者の精神が不安定だっていう理由で。俺がDomだから、相手を威嚇して、混乱させて、言いたいことも言えなくさせちまう可能性があるんだってよ」
は、と諦めたように笑う。
「俺がいつ、そんなことをした?何年この仕事をやってると思ってるんだ。俺は、まともに相手の事情聴取ができないほどバカじゃない。Domだからとか以前の問題だ」
左馬刻は何も言わなかった。続きがないことを悟ると、伏せられた翡翠色の双眸から目を逸らし、残りの肉に集中することにした。左馬刻の皿が空になり、ウェイターがさりげなく水を追加しにくる頃になってようやく、銃兎はカトラリーを持ち直し、何事もなかったかのように、音もなく食事を再開した。
特別な日だったわけではない。銃兎が火貂組に便宜を図って、それは些細なことではあったのだけれど、義理を重んじる左馬刻が自分がホストとなる食事を提案したのだ。――表向きはそういうことになっているが、実際は借りを作るのが癪だったという方が正しい。そんな話が決まったのはかなり前で、二人が互いに都合を付けているうちに実現するまでに相当の時間が経ってしまった。今となっては、本当に意味や理由のないただの食事だ。
店からは、左馬刻のどのセーフハウスよりも銃兎の自宅の方が近かった。料金を全て左馬刻が持った代わりなのかどうかは知らないが、珍しく宿���の許可が下りたので連れ立って歩く。エントランスに入るところで、銃兎は何かを思い出したように駐車場の方へと足を向けた。定位置に止めておいたレクサスから膨らんだビジネスバッグを引き出している。不思議そうに見ていると、歩み寄ってきた銃兎が仕事の書類とパソコンだと説明した。
「家に帰っても仕事すんのか?公僕はご苦労なこって」
多忙な警察官は肩を竦めただけだった。「商売繁盛なんだよ」
おかげさまでな、と続けなかったのは、しばらく目の前の男が面倒ごとを引き起こしていないことを思い出したからかもしれない。悪い気分はしない。左馬刻は腕を伸ばすと、銃兎の手から鞄をかすめ取った。
「あ?」不意を付かれて、銃兎は素っ頓狂な声を上げた。片手で鞄を上げ下げしてみて、無駄に重いことに呆れる。こんなに持ち帰っても、一晩では終わらないだろう。
「何するんだ?返せよ」
銃兎は全く意味が分からないという様子で、左馬刻を見上げてくる。それを無言で睨みつけた。訝しそうに歪む顔は、空いている方の手でゆっくりと銃兎の寄れていたシャツの襟を直してやったところで、ようやく合点がいったように和らいだ。
「ああ、そういうこと……」
やっと大人しくなった男を置いてさっさとエレベーターに向かう。ボタンを押したところで追いつかれた。こうして気まぐれを起こすSubとしての���動に対しては、銃兎は最初こそ驚いた顔をするものの、やがてすぐに受け入れる。気まぐれの予測がつかないだけなのだろうと思われた。そして、それ以上を求めてくることもほとんどなかった。左馬刻がしたいときに、したい程度のことをそのままさせる。その距離感はこの上なく心地が良かった。
「お前って」到着したエレベーターに乗り込んだタイミングで、食事中とは打って変わって機嫌の良い声が言った。「けっこう、尽くすタイプだよな」
稀にこうしてからかってくることを除いては。
「気色悪いこと言ってんじゃねえわ」
**
入間銃兎という男は、いかにも処世術に長けていますといったスマートな見た目をしているが、その実、とことん組織とは相性の悪い人間だと左馬刻は思っている。大多数と足並みを揃えるという発想がそもそもなさそうであるし(これは「空気を読む」というのとは別の能力だ)、ルールや法は網目をかいくぐるものだと思っている。拘りが強いことに関しては頭に血が上りやすく、往々にして独断専行も辞さない。自分が入間銃兎なら、絶対に警察組織の中になどいられないな、と左馬刻は思う。本質を見れば、彼だってこちらの側なのだ、結局。
舎弟からの報告を聞き終えると、左馬刻は一度だけ頷いて、部屋から出ていくよう頭の動きだけで促した。付き合いの長い部下なので、すぐに察してその場を後にする。端末を取り出してすっかり馴染みとなった電話番号を呼び出した。呼び出し音は煙草に火を点け一服をする間のBGMにしかならなかった。何回鳴ったかも分からない音に飽き、呼び出しを終了させると革張りのソファに端末を投げ捨てた。
薬物の取引に関する情報を銃兎に売ったのは先週のことだ。中身を咀嚼し、少し考えるような仕草をしたあと、「分かった」と言って落ち合っていた路地裏を離れた。それが銃兎と会った最後だ。それから連絡もなければ、なんとかしてコンタクトを取ろうとしても応じる気配がない。先ほどの報告によれば、こちらが提供した情報を元に警察が動いていることは間違いないらしかった。左馬刻は面白くなかった。
左馬刻は待たされることと、指図されることと、抑圧されることが嫌いだった。そういう場面に遭遇するたびに、相手が誰であろうと構わず怒鳴ったし当たり散らした。我慢するということは覚えなかった。それが、周りからいつの間にか当然のごとくDomであるとみなされるようになった所以なのだと気付いたのは最近になってからだ。なんでだ?と、純粋に疑問に思う。自分のダイナミクスが何であろうが、嫌いなものは嫌いだし、好きなものは好きだと思って生きてきた。左馬刻はSubだったけれど、痛いことや苦しいことは苦手だし、なるべく避けて通りたかった。避けて通れないから、諦めているだけだ。
ふと、少し前に銃兎と食事をしたときの会話を思い起こした。やたら不機嫌な声で、眉間に深く皺を刻みながら、何かの仇であるかのように上等な肉にナイフを入れながらまくし立てていたこと。確かあいつも、DomがどうとかSubがどうとか言っていた。いつものように回りくどい言い方をするので癇に障ったが、なぜか、言っていることは理解できた。
「おい」左馬刻はドアのすぐ向こうで待機しているはずの舎弟を呼んだ。「車回せ」
「は」遠慮がちに重厚な扉が開いて、舎弟が顔を出す。その戸惑った表情に向かって「今日は終いだ」と言い、ジャケットを羽織る。ついでに放っておいた端末を拾い上げるが、もちろん折り返しのメッセージが届いているわけもない。裏口を出ると、迅速に用意されていた車に乗り込んだ。後部座席に身を預けながら、「行先は指示する」と低く言った。
「え?ご自宅ではないんですか?」
振り向いた舎弟から目を逸らして、窓の外の暗闇に目をやった。そういえば今は何時だっただろうか。それなりにいい時間のはずだ。
「まあ、自宅と言えば……自宅だな」
路駐させた先のマンションを確認して、運転手は瞬時に理解したようだった。間違った方向に。車を降りた左馬刻に「ごゆっくり」と言って走り去っていく。それを見送るともなく眺めてから、勝手知ったエントランスに侵入した。
いるかどうかについて予測はなかった。ただ、警察署に乗り込むよりは建設的だと思っただけだ。まあ、そうすることも時間の問題のような気はしたが。目的の扉の前に立って呼び鈴を押す。中で微かに椅子を引くような音がした。左馬刻は仁王立ちのまま扉に空いた穴を睨み続けた。おそらくは数秒で痺れを切らした。
「オラァ銃兎、いるんなら開けろや」
エイトホールブーツの底で思い切り扉を蹴る。思いの他立派な音が外廊下に反響した。すぐさま焦ったように扉が開かれ、見慣れたダークグレーのスーツが視界に広がった。銃兎、と呼びかけようとした言葉が途中で止まる。目の前の男は想像していたよりもはるかに酷い顔をしていた。盆と正月と地獄が一緒に来たような。
「左馬刻」ざらついた声が言う。「帰ってくれ」
「あ?」
「帰ってくれ。頼む」
左馬刻は目を細めた。相手の意図を推し計ろうとする。「命令か?それ」
レンズ越しの瞳が歪んで、周囲を泳ぐ。左馬刻にはひどく長く感じられた逡巡のあと、良く知るDomの男は、喘ぐようにして「命令じゃない。お願いだ」と答えた。
「じゃあ聞けねえなあ」
扉を掴んで無理やり引くと、虚を突かれたのか銃兎がバランスを崩した。その隙に玄関に足を踏み入れ、自分よりはいくらか背の低い身体を押しのけると、後ろ手に扉を閉める。意図せず闖入者を迎え入れることとなった男は、不満を隠そうともせず左馬刻を見上げてきた。それに少なからず苛立ちを覚える。こっちはてめえにくれてやった情報が有効に活用されているのか、報告を受ける権利があるはずだが。
「ずい分とお疲れみてえだな、銃兎。でもその様子だと、俺からの電話を取る余裕くらいはあるんじゃねえか」
「悪かったよ」
「何がだ」左馬刻は銃兎の細い肩をつかんだ。「てめえの悪い癖だぜ。後ろめたいことがあるとすぐに謝る」
ぱしっと音を立てて腕が振り払われる。その瞳は、怒りとも哀しみとも取れる何かを湛えていた。
「お前の情報のおかげで、組対はちゃんと動いてるよ。だが、俺はその捜査から外されてる」
「はあ?」
「俺の……自業自得だ。でかい捕り物で、薬物が絡んでて……入れ込み過ぎた。私情を挟んでいると言われて反論ができなかったし、実際、間違いじゃない」
そう言って自嘲気味に笑みを浮かべる。
「そんなわけで、せっかくお前が提供してくれたネタなのに、捜査状況がどうなってるか俺には分からないんだよ。訊かれても答えられないんだ」
だから帰ってくれ。革手袋の嵌まったままの手が肩を押し返す。少し震えている気がした。この男のことだ、上層部の決定とはいえそう簡単に了承したとは思えない。一体どれだけの反論をして、どれだけの手段を試みた後なのだろうかと考えたら気が遠くなった。そうやって、今日もコントロールの効かない組織の中で信念を貫こうと躍起になっている。
「帰ってくれ。頼むから」
「聞けねえっつってんだろ」
「今の俺に命令させないでくれ」
「すればいいだろ」
はっとしたように伏せっていた顔が上げられる。意味が分からないという表情が乗っていた。
「なあ、ちょうどいいと思わねえのかよ。散々な目に遭って、溜まってんだろ?目の前にSubがいるんだから使えよ」
「左馬刻」
「遠慮してんだか何だか知らねえが、我慢なんて毒だぜ。今なら何でもしてやるよ。どんな命令でも――」
「うるさい!」
突然発された怒鳴り声に左馬刻の身体がびくりと跳ねた。大声など聞き慣れているはずなのに、普段の冷静で計算高い声音とも、相手を煽る高圧的なハイトーンとも違う銃兎の声に一瞬で身体が動かなくなった。
「黙ってくれ、左馬刻」
ゆらりと、獲物を追い詰めるような動きで銃兎が近づいてくる。左馬刻は後ずさろとして、玄関の固い扉に阻まれた。明らかなDomからの威嚇を受けて、両足から一気に力が抜けていくようだった。Subの本能と、自らの理性やプライドがせめぎ合ったのはほんの一瞬で、左馬刻の脳はさして時間をかけずにすべてを明け渡す方の選択を取った。冷たい扉に背をつけたままずるずると床に座り込む。まずい状況だな、と思った。Domが目の前でSubに跪かれているのだ。命令したくて仕方ないだろう。朦朧とした視界の中で、歩み寄ってくる銃兎の脚を捉える。それがすぐ目の前でしゃがんだ。
「顔を上げろ、左馬刻」
命令に身体が震える。Domからコマンドをもらっているはずなのに全く気分が良くなかった。むしろその逆だ。左馬刻は本来、人から指図を受けることを好まない。合意のない中でこのようなコマンドを受けたところで、脳はそれを苦痛としてしか認識しなかった。ぐっと床の上で握った拳に力を入れると、のろのろと上半身を起こした。赤い手が顎を掴んで無理やり銃兎の方を向かせた。
「何でもするって言ったな」
冷たい声が狭い玄関に響く。とっさに頭を振って手から逃���ようとしたけれど、思った以上に強く掴まれていてびくともしなかった。
「言ったな?」
顎を掴む手に力を込められて痛かった。今自分はどんな顔をしているんだろうと思いながら、目の前の男を覗きこむ。眼鏡の奥の瞳が、晴れた日の木漏れ日を閉じ込めたように輝いていた色が今は見る影もなくて、左馬刻はそれが好きだったことに気付いた。
「ああ」ようやく喉から声を絞り出せた。「何でもするよ」
表情のなかった顔が不思議な感じに歪んだ。一瞬、その大きな瞳が水を這ったように光って、泣き出すんじゃないかと思った。なんて顔してんだよ。せっかく俺がここまで言ってやったんだ、有難く思えよ。ああ、でも、そんなにハードはプレイには自信がないからそこは多めに見て欲しい。そんなことを呑気に考えていて、気がついたら手は解かれて頬が床のタイルの冷たさを感じていた。
玄関の脇にかかっていたコートが乱暴に取り払われる音がした。視界の端で、上等な革靴に脚が突っ込まれる。大きな音を立ててドアが開け閉めされ、外の廊下を性急な足音が遠ざかって行った。待て、銃兎、逃げんな。声にならない悪態を吐きながら左馬刻は意識を手放した。
次に目を開けたとき、額にはひんやりとした何かが押し当てられていた。温度の低いそれは存外に気持ちがよく、自分の身体が熱を持っているのかもしれないと思った。触れているのが手のひらだと分かったのは、細い指が目にかかる前髪を遠慮がちにどかしたからだ。そのころには、自分の身体が玄関の固い床ではなくスプリングの効いたシングルベッドに横たえられていることに気が付いていた。白い天井から視線を移すと、ちょうどよくベッドの持ち主と目が合って、充血した瞳がばつが悪そうに泳いだ。ベッドの脇にあるカーテンはすっかり開けられていて、窓からは高く昇った陽射しが入ってきていた。左馬刻は腹筋に力を入れると、上半身を起こした。
「頭いてえ……」
起き上がったせいでずしりと重い感覚に襲われたが、少しの間じっとすることで幾分かマシになる。「おい、大丈夫か」隣で銃兎が心配そうな声を上げる。目線が変わらないことを怪訝に思ったら、台所からでも出してきたのだろう低いスツールに腰掛けているのだった。グレーのシャツは昨夜のままだが、いつもはきっちり絞められているネクタイが首から取り払われ、めちゃくちゃになって胸ポケットに突っ込まれていた。センスよく無造作にまとめられているはずの髪も、何度も乱雑に掻き回したのかあちこちで跳ねている。「悪かった」と明瞭な声が言った。
「昨日、怒鳴って悪かった。無理やり命令聞かせて、一人で残して悪かった」
「は」声に出して笑ってしまった。「本当だよ。あそこまでやっておいて放置するか?俺じゃなかったらサブドロップしてるぜ」
銃兎は言葉に詰まったようだった。唇を噛み締め、言うべき言葉を探して目をさまよわせている。何かを取り繕う術ならいくらでも用意している、普段のこの男からは考えられないことだった。左馬刻は口を開いた。
「まあ」努めて何でもないような声で言う。「俺も悪かった。お前を煽ったのは事実だしな」
驚いたような瞳が左馬刻を捉える。
「最初に帰れって言われたときに、素直に従っときゃ良かったんだ」
「お前は悪くない。左馬刻」何とも言い難い困惑したような顔が、一呼吸置いて、怒ったような表情を作った。「けどな……なんであんな風に言ったんだ。何でもしてやるなんて。お前は、そんなことしちゃだめなんだよ。何でもするなんて言うな。冗談でももう二度と」
左馬刻は返事をしなかった。黙って銃兎の眼を見つめていた。いつものようにそれは命令かと訊くこともできたが、そうしなかった。命令ではないことは分かっていた。この男がしたいのは契約ではなくて、約束なのだと思った。
「お前、どこにいたんだよ」
代わりにしたのはそんな質問だった。
「は?」
「部屋を出て、一晩中どこにいた。どっかの店で、相手してくれるSubでも探してたのか」
「なんでそうなるんだよ。ジムだよ」
は?と、今度は左馬刻が目を丸くする番だった。目の前の男はあっけらかんとして、「二十四時間営業のジムが近くにあるんだよ」と続ける。そこでずっとサンドバックを殴っていたのだと説明した。オーナーとは馴染みで、銃兎が警察官であることも知っているし、仕事などで行き詰ってむしゃくしゃした際に似たようなことをした前科があるため、特に気にもされなかったという。「まあさすがに、一晩中なんてのは初めてだったけど。おかげでずい分スッキリしたな」
「……ふっ」
左馬刻は我慢しきれずに噴き出した。身体を折ってベッドの上で肩を震わせる。
「お前……バカだバカだとは思っていたが、ここまでとは」
「なんだって?」
「健康的すぎんだろ。部活動やってる高校生か」
「それのどこが悪い。お前に首輪付けて契約書結ばせて、この先一生俺の命令しか聞けないようにするところだったんだ、こっちは」
さらりとなかなかにすごいことを言う。それを実現されたら、俺は確実に今の生活を送れなくなるが。一通り笑い終えて、ヘッドボードに背を預けて息を吐く。ちらりと銃兎を盗み見ると、先ほどより威勢は取り戻したようだったが、未だに居心地が悪そうにしている。ずっとジムにいたというし、帰って来てすぐに左馬刻のためにベッドを明け渡したのなら、おそらく一睡もしていないはずだった。心なしか香る石鹸の匂いは、ジムを出る際にシャワーだけでも浴びたからだろうと思われた。鋭さのない目元には疲労が見てとれる。
銃兎、と左馬刻は静かに名前を呼んだ。「コマンドくれよ」
「え?」眼鏡越しの瞳に困惑の色が浮かぶ。昨日の今日でそんなことを言われると思わなかったのか、探るようにじっと見つめてくる。左馬刻は肩を竦めた。
「なんでもいい。お前からのコマンドが欲しい」
もう一度はっきりと言うと、いよいよ困ったように身を引いた。もしかしたら、自分はもう二度と目の前の相手に命令をする権利などないと思っていたのかもしれなかった。そんな殊勝なことを考える奴だったかよ、と思う。無言のまま数秒が経ち、元来左馬刻と同様こらえ性のない男は、諦めたようにため息を吐いた。のろのろと胸元に手を伸ばすと、ポケットに突っ込んでいたものを引きずり出し、ベッドの上に置いた。
「ネクタイ」
「は?」
「ネクタイ、締めてくれ。出勤しないと」
「いや、寝ろよお前は」
思わず呆れた声を出してしまうと、銃兎は初めてリラックスしたような表情を見せた。
「一つ捜査から外されたって、仕事は無限にあるんだよ。心配しなくても、今抱えてるものを片付けたらちゃんと帰って休むさ」
別に心配しているわけじゃないと言いたかったが、言ったところで「そうか」と頷かれるだけなのでやめておいた。こんなところで些細な見栄を張っても仕方なかった。掛け布団の膝のあたりに放られたネクタイを見つめると、そっと手を伸ばす。いつもはこの男の首もとで存在感を発しているそれは、今は左馬刻の手のひらの上でやたら頼りなく見えた。目で合図すると、素直にこちらに向けて頭を傾ける。無防備になった頸にネクタイを回した。
襟の下をくぐらせ、両手で結び目を作る間、僅かに顎を上げた姿勢でじっとしているので、その従順さがおかしくなってしまった。「急所だぞ」と指摘してみる。
「いいのかよ、何するか分かんねえぞ。昨日の仕返しに」
「別にいい」
即答されて、手の動きが止まった。見ると、目の前の白い壁をぼんやりと眺めていた瞳がゆっくりと閉じられるところだった。気持ちよさそうに。刃が振り下ろされるのを待つ殉教者のような穏やかさだった。左馬刻は視線を手元に戻し、次の手順を思い出そうとした。感覚で覚えているはずの行為の続きが、考えなければできなかった。不自然なほど時間をかけてやっと出来上がった結び目を持ち、長さを調節する。ひどく緊張した。
「銃兎」聴こえるか聴こえないかの声で言う。「いいぜ。首輪くらいならしてやっても」
「あ?」
目を瞬かせた銃兎がこちらを見る。その口が何かを問う前に、左馬刻は完璧な角度で結ばれたネクタイを叩き、その身体を向こうへ押しやった。
「ばーか冗談だわ」
驚いた顔をしていた男は、呆けたように数秒固まった後、まるで子供みたいにくしゃりと表情を綻ばせた。何かを背負ったような重苦しさはもうなかった。すっかり生気を取り戻した目が、窓から差し込む黄金の光を受けて輝いた。水をはじく若葉のような鮮やかな緑。
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200928
ひさこさんがtumblrやってたから勝手に憧れて再インストールした、ひさこさんのtumblr読まなきゃーめちゃPEDRO語ってて心つらくなって読めなくなっている
きょうは9年ぶりに乱視用のコンタクト試着したら世界違った、澄んでた、しかし取り寄せだったから取り寄せのカラー付きレンズにした、結局見え方は変わらない
コンタクト、真面目に1dayで使うと高級品でわたしのお財布事情には向いてないこと知った、どうすればいいんだろうか、メガネ?副業?
わりとほんとにお金がなくて、欲しい物もまともに買えない世の中嫌すぎてそれででもしにたくなっている
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