#交流の場

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がっこちゃっこすべし～その185

『秘境羊羹』というものを、食べたことがありますか？

奥会津にある『照岡屋』というお店の羊羹。

我が家の家族みんな、これを一口食べてびっくりしました！本当に一口食べた瞬間に驚いてしまうほど美味しかったのです！

羊羹と水ようかんの中間のような食感で、食べた瞬間あんこの優しい香りが口いっぱい広がって・・・

ネットでお店のホームページを見たら『昔ながらの製法を守りつづけ熟練の職人によって手間暇を惜しまずじっくりと練り上げられた手造りの羊羹です』とありました。

何と言っても食感が忘れられません。そして香り・・・

昔ながらの製法をいうのがポイントなのかもしれませんね。実家と我が家で取り寄せたいね、と話しているところです。

もし、見かけたら、お試しあれ！

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がっこちゃっこすべし～その189

実家に行ったとき、いただいたという美味しい栗のお菓子でおやつタイムとなりました。

こちらの「栗きんとん」。

日本茶で。釜炒り茶とのことで、色がちょっと茶色に近いけれ��味わい深いお茶でした。

食べたのは少し前のことになるのですが、味をありありと思い出せるほど栗の味わいが深くてとっても美味しかった！

銘菓ってパッケージや説明書も素敵ですよね。

この写真の部分も見ているだけで幸せな気持ちになります。

忙しくてもお茶を一服飲むときくらい、落ち着いて整えていただきたいな、という気持ちになります。器も素敵・・・

秋だからなおさら、こういうお菓子を体が求めている気がします。

幸せな「がっこちゃっこすべし」となりました。ご馳走様でした！

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がっこちゃっこすべし～その127

前回「心の旅～その44」で娘が九州旅行をしたことをお伝えしました。姉である長女に買ってきたお土産があって、それがこちら。

タバコみたいに見えるけれど「CHABACCO（茶箱）」というものらしい。ネーミング「タバコ」にかけてるんですね。こういうセンスいいですねえ。

中身はこんな感じだったそうで、長女が写真を送ってくれました。

スティックの中にお茶が入っていてお湯で溶かすだけ、のようです。

一緒に買ってきた「めんたいこ煎餅」と一緒にいただいたそうです。このお煎餅もぱりぱりっと堅めで美味しいんですよね。

1人暮らしの姉には簡単にお茶が飲めるようにとの気遣いもあったのかしら？などと想像してほっこりしました。

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美味しい旅～その58

「旅」と言ってもすぐ近く、大亀山の「もしもしCAFE」でいただいたランチです。この日は富谷ユネスコ協会主催の「富谷遺産めぐり」のバスツアーに参加、その時のランチです。

こちらは「びっくりきつねうどんセット」。なぜ「びっくり」かですって？この写真をごらんください。器からはみ出んばかりの「油揚げ」だからです。

うどんは最近出すようになったようなのですが、いろいろ試行錯誤して「大亀山だからキツネがいいのではないか」となってこの形になったそうです。

私が選んだのは「爆弾おにぎりセット」。

桶に入ったおにぎり、確かに大きーい！中身は時々変えるそうですよ。今回はひじきの煮物や卵焼き、牛肉などが入っていました。具沢山のお味噌汁もおいしーい！北風が強い中を歩いてきたのであったまりました。

ちなみに、このセットは今回のツアーのためにご用意いただいたものですが、そのほかにもいろいろメニューがあります。

デザートは希望する方に提供していただきました。

チーズケーキは柑橘系の味がしたらしく、作っている方に聞いて見たところ「はちみつ漬けのレモン」が入っているとのことだったそうです。ああ、私も注文すればよかったなあ。

珈琲をいれているところをのぞいてびっくり！茶釜で沸かしたお湯でいれていました。なんと風情のあることか！

コーヒーは私もいただきましたが、とても美味しかったです。

お店の方のお話を聞いて、常に仲間の方たちと話し合いながら進化しているし、それも楽しみながら工夫をしている様子がとっても素晴らしいと感激しました。

これまでは大亀山は冬季は閉鎖だったようですが、お試しにこの冬は開けてみるとのこと。土・日・月の営業です。応援したいな、と思います。ぜひ訪れてみてください。

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美味しい旅～その69

山形１泊旅行で食べた美味しいもの。最後は夕飯のご紹介。

母から「美味しかった。もう一度食べたい」と聞いてた駅ビルに入っているお蕎麦屋さんの「三津屋」さん。用事が終わって駆け込みセーフ。一人なのでカウンター席に座ることができました。

頼んだものは「揚げナスおろし蕎麦」。

確かメニューには「2番人気」と書かれてあったような・・・

母が「もう一度食べたい」と言っていたものがこのメニューかはわからないのですが、私も今「もう一度食べたい」と思っています。とても美味しかったです。

私が入店してからも次々お客さんが入ってきて、すぐに何組も外で待っている状態に。それでも店員さんが丁寧で、気が利いていて、空いた席を手早く片付け消毒する様子など、その働く姿が気持ちよくて、「こういうことが大事なんだな」と思って眺めていました。

一人だったので、お店の様子を眺める時間があったからかもしれないのですが、山形では入ったお店すべて店員さんが感じが良くて気持ちよく過ごすことができました。その土地の印象を決める要素はいろいろあると思うのですが、風景、美味しいもの、そしてやっぱり人だなあ、と思いました。

仙台から山形に行くのはとても便利でしたよ。県庁市役所始発の高速バスに乗れば1時間ちょっとで山形駅に到着。これなら母を「三津屋」さんにもう一度連れて行ってあげられるかも・・・そんなことを思った山形へのプチ旅行、そして「美味しいご報告」でした。

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美味しい旅～その51

富谷の古民家カフェ「ヒトノワ」さんに時折立ち寄ります。この日は用事の合間にちょこっと・・・

「『みたらしあんみつ』食べたことありましたっけ？」と聞かれて「ないです！」と答え、もう注文は決まり！「それお願いします！」

お団子は「みたらし」と「あんこ」交互に食べたいと思いません？甘い「あんこ」と、あまじょっぱい「みたらし」。よくわかっていらっしゃる！

美味しくて、もくもくとたいらげてしまいました。

6日は富谷の新町で「街道まつり」ありますね。「ヒトノワ」さんはお店の営業はないようですが、テイクアウトの販売があるようです。街道まつり、行く予定にしている方も多いのではないかしら？

ちなみにこの「みたらしあんみつ」は「街道まつり」での提供はないかも、ですが、インスタによると１０月末までやっているようです。一度お試しあれ・・・

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お弁当だより～その59

就職しこの春から一人暮らしを始めた娘がお弁当の写真を送ってくれました。

『お弁当はいつもあんまり変わり映えしないんだけど、夏野菜のストック副菜とか沢庵とかがあるから、なんとなくいつもより彩り豊かになった』とのこと。

まだまだ仕事は覚えることがいっぱいで大変だろうと思うのですが、こうしてお弁当も作っているのだと思うと「頑張っているなあ」とホッとしたり、健気に思ったり・・・

食事に気を使っていることも伝わってきます。

どんなことも��一生懸命やったことは無駄にはならない。ファイト！

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私が輝いているわけは？～『ぶんぶん』報告～

昨日の『ブレストぶんぶんクラブ』も、それはそれは素晴らしい時間でした。とても報告しきれないので、参加者全員が感動した話をひとつだけお伝えいたします。

前回の『ぶんぶん』で「私が輝いている時」というテーマで話した時に「ずっと長いこと大切にしてすごく気に入っていた湯呑を壊してしまったのだけど、壊しちゃった、と笑っている自分」と答えた人がいました。

実はほとんどの人が内心（？）と思っていたのですが、本人ももやもやしていたそうで、一週間ずっとそのことを考え続けたのだそうです。

掴みそうでつかめないそのもやもやをひとつずつ辿って行ってわかったこと。それは実家に行った時に、食器が大好きな上に物を大切にするお母さんが集めた素敵な食器たちを見て「もし母がいなくなったら、この食器たちは持ち主も行き場も失ってしまうんだな」と考えていたことと関連していたと。確かに湯呑を壊してしまったけれど、自分の手で終えることができた、という安堵感があった、と。

それと同時に、これまでは物事のマイナス面に引きずられてしまう自分がいたけれど、その中のほんのわずかでも「良かった」ことを見つけられるようになってきていて、湯呑を壊してしまった時はその「良かったこと」にスパッと焦点を当てることができた瞬間だったのだと。

だからこそ「私が輝いている時」というテーマで、真っ先に「湯呑を壊してしまった時のこと」が浮かんだのだ、という話は、全員の心を深く打ちました。

この『ぶんぶん』がなければ、これらすべてに気が付くことのないままで終わっていたと思うので、この場があって良かった、とのこと。「ああ、本当にそうだなあ」と、『ブレストぶんぶんクラブ』の価値や意義を再認識した時間にもなりました。

今回用意したお菓子はこちら、大学芋。

それから美味しいウーロン茶。

心も体も喜ぶ、素敵な時間となりました。

漠然とした「想い」や「感覚」に言葉を与える作業は簡単なことではなく、それは日ごろから「言葉にする」習慣を持つことで育まれていくものだと思います。しかも、飾らない自分の本音を言葉にするためには、安心して話せる場が何より大事。

周りの空気を読むことに長けてしまうと、いつの間にか自分の本音も、自分は何が好きなのかも、何がやりたいかも、何を楽しいと思うかもわからない人に育ってしまいます。子どもたちに「言葉にすることの大切さ」を伝えられる大人がたくさん増えていくことで、子どもたちの未来も輝くと思います。何より、まずは自分の人生を輝かせるためにも、ぜひともこの『ブレストぶんぶんクラブ』をご利用ください。人生を輝かせる方法が身につけられるすごいクラブなのに、美味しいものつきで無料です！

次回は3月21日（木）17時から成田5丁目会館です。お待ちしています。

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立ち寄りたくなる「マルシェかふぇ』〜その2

『マルシェかふぇ』、今回はスタッフの様子を紹介いたします。

味噌汁の具に、といただいたワカメの準備中。

おむすび作っているところ。

ご用意出来た料理がこちら。味噌おむすびに、山菜の煮物、茎ワカメの炒め物、切り干し大根の煮物、サラダ、わかめとふのりのお味噌汁。

山菜の煮物はスタッフの差し入れ、切り干し大根の煮物は材料持ち込みでスタッフがその場でさっと作ってくれたもの、茎ワカメは差し入れにいただいたものを、スタッフが生姜で煮てくれたもの。サラダのレタス、スナップエンドウ、プチトマトもいただいたもの。みなさんが心寄せてくださって『マルシェかふぇ』は成り立っています。感��の気持ちでいっぱいです。

11時から用意していたスタッフの昼食タイム。この時間が楽しい！

町内会から非常食用アルファー米のワカメご飯を提供いただいたので、それも作ってみました。（今回はワカメ尽くし・・・）

持ち帰っていただけるようにスタンバイ！

最後に、マスターのご紹介。どんどん板について、マスターの珈琲を楽しみに来てくださる方が増えてきました。

マスターは書道の先生をしていて、今回参加してくれたお子さんがあらたに生徒さんになることに・・・そんなご縁がつながったりする場となっています。

明日は参加者の様子など、お伝えできたらと思います。

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立ち寄りたくなる『マルシェかふぇ』〜その1

今回の『マルシェかふぇ』も50名以上の参加をいただき、幸せな空間となりました。

スタッフが心を込めて用意した庭のお花。

各テーブルに飾ります。

手先が器用で手作り好きのスタッフが新たに椅子カバーを作ってくれました。ベージュのカバーが空間にマッチしています。

本コーナー。

子どもたちの参加が増えたからと、スタッフが自宅にあった遊び道具を持ってきてくれました。

こういうものって、夢中になりますよね。案の定、食べることより木のパズルに熱中していた子もいました。

ご用意したオリジナルブレンドコーヒーは「ライトロックブレンド」。

とっても美味しいブレンドなんです。『マルシェかふぇ』の自慢のひとつ。

珈琲豆をひく良い香りのするかふぇの様子は、何回かに分けて紹介いたします！お楽しみに。

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心の旅～その31

『心の旅～その30』で、友人の花屋さん「やくらいナーセリー」を訪ねたことを書きました。お花を買った後、一緒に行った友人たちと「やくらいガーデン」のイルミネーションを見ることになりました。

「やくらいガーデン」には何度か行ったことがありますが、イルミネーションは初めて！宮城県最大級とのこと。

本当に素晴らしかったです。

教会のイルミネーションはかなり行列ができていて一組ずつくらいしか見ることができない空間でした。

教会の灯りは敬虔な気持ちになります。

一面の青いイルミネーションが神秘的でした。

最後の一枚は「銀河鉄道の夜」みたい。

イルミネーションを見ることは予定に入っていなかったのですが「せっかくだから」と誘ってくれた友人たちに感謝です。

11月30日までやっているとのこと。夜はだいぶ冷えますので、あったかーい恰好をして（特に手も冷えますので手袋もあると良いかと）、思う存分楽しんでいただきたいです。

ちょっと足をのばせば届く「心の旅」、いいですね！

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Naritaマルシェ田園都市計画～その15

昨日もご報告した紫陽花で有名なお寺「資福寺」の続きを・・・

今回案内してくれた友人が資福寺のイベントのお世話係を長年しているというご縁で、特別お堂の中のステンドグラスを見せていただくことができました。「ステンドグラスがある」と聞いた時「お寺にステンドグラスってどんな感じなのだろう？見てみたいな」と思っていました。

そのステンドグラス、紹介いたします。なんと色とりどりのお花だったのです！

広いお堂の周りをぐるりと花のステンドグラスで囲まれている・・・とても美しい光景でした。

そして、入り口の両脇にはお釈迦様のステンドグラスが。でも、扉を開けているために壁と重なってうまく撮ることができませんでした。

下の写真の右側の扉の黒っぽく見える窓がお釈迦様のステンドグラスなんです。

そして、実は花やお釈迦様だけでなく、牛のステンドグラスもたくさんあって、それは物語になっているようでした。それがどんな物語なのか、友人が機会があったら尋ねてみるとのことだったので、その時にまたご紹介���きたら、と思います。

最後の１枚は「紫陽花」で有名な資福寺にぴったりなステンドグラス。

そう「紫陽花」・・・青い美しい紫陽花にさっと陽の光が射しこんでいるようで、本当に素敵です！

このような貴重な機会をいただき、本当にありがたく幸せで満ち足りた時間を過ごすことができました。お寺のために尽力してきた友人のこれまでと、許可をくださったご住職さまに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

この後、「美味しい一服」があったのですが、それは明日ご紹介いたします。

「美しいものを見る」という「田園都市計画」、こういうことすべてが繋がっていく、むしろ「それは関係ない」ということが思いつかないほどの広がりと可能性を秘めているな、ということをあらためて思った一日でした。

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Naritaマルシェ田園都市計画～その14

紫陽花で有名な仙台市北山にある資福寺に友人たちと行ってきました。『Naritaマルシェ田園都市計画』の一環として、美しいものを見てきたので紹介させていただきます。

紫陽花たちの写真をご覧ください。紫陽花は青系のものが好きで見返してみるとそういうものばかり撮っていたようです。

こちらはガクアジサイ。

友人と「これ、形がちょっと変わっていて素敵ね」と話した紫陽花がこちら。

アップにするとこんな感じです。

こちらの青色も素敵な色！

赤いツツジとのコントラストもいいですね。

今年は紫陽花がちょうど咲くころに梅雨どころか猛暑、という感じになってちょっと可哀そう。この日も「雨の予報だったのにね」と言いながら太陽がまぶしい中を車走らせていたのですが、資福寺に着くころに「あれ？ちょっと曇ってきた？」となり、「ちょっと小雨くらいが紫陽花にはいいよね」と言っていたら、帰る頃には小雨に・・・なんと良いタイミング！

お寺は建物自体が風情があるから、本当に絵になりますよね。

数日前にテレビで取り上げられた、とのことで、次々と人が訪れていました。

お堂に向かう道も素敵です。

実はこのお堂で素敵なものを見せていただいたのですが、それはまた明日・・・

ということで、資福寺の報告は明日も続きます。

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暮らしの彩り～その206

友人から「花より団子」というタイトルのメールが届きました。旅先のお土産にと送られてきた「笹だんご」と「お庭のお花」のおたよりです。

『夕食前に先ずこの笹だんごを頂き、「美味しい〜」と声をあげたワタシです。ご馳走さまでした！

だんごばかりじゃ食い気だけ？と笑われるので、ついでのように今朝のお花です。

バラはまだ木が小さいので、一輪ずつ咲いているのですが、先日友達が切ったら木が育つと話していたから、思い切って切り花に。 ラベンダーも咲いていい香り、一緒に飾りました。』

すごく感心してしまったのが「しつらえ」です。笹だんごもお花も、とってもセンス良くしつらえられていて見とれてしまいます。

美味しさも美しさも倍増する気がします。

それにしても、庭のバラの風情、花びらと色合いの美しさといったら・・・ラベンダーの紫が効いていてなお美しい！香りもまた素敵だろうな、とうっとりしてしまいます。

豊かな暮らしを切り取って送っていただき、心を潤していただきました。ありがとうございました。

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Naritaマルシェ田園都市計画～その13

『田園都市計画』は「まずは美しいものを見に行きましょう」ということを大事にしています。ガーデンにある花や木だけでなく、美術館や博物館も「美しいもの」と出逢える場です。

素敵な美術展の紹介をいただきました。

『絵本「おおきなかぶ」でお馴染みの彫刻家佐藤忠良さんの移動展が富谷市の隣大和町のまほろばホールで開催中とのことで見に出かけました。改修工事のために長期休館になっている宮城県美術館にも記念館が併設されていますのでご存知の方も多いのではないでしょうか。

生き生きとしながら深く人柄を感じさせる彫刻はもちろん見ごたえがありますが、子どもへの優しいまなざしを思わせる絵本もまた格別です。

子どものために２５年前に求めた絵本と同じものが展示されていて嬉しくなりました。

久しぶりにページを開いて見ると、木の命を感じるようなデッサンに魅了されます、添えられた詩人の木島始さんの文も心に沁みてきます。

作家の年譜を見ると、２７歳で結婚後３２歳で幼い子どもを残し召集され満州に渡り、終戦後はシベリアに抑留されています。

家族や子どもを題材にした作品が多く残されていますが、命の瀬戸際を生き抜いてなお優しさに満ちた作風に胸がいっぱいになりました。

まほろばホールでの移動展は今月２２日で終了ですが、同ホールには佐藤忠良ギャラリーが常設で併設されています。

玄関前では、札幌オリンピックを記念し製作され真駒内に設置された「雪娘」の原形となった作品も見ることができますので、大和町方面にお出かけの際はちょっとのぞいてみてはいかがでしょうか。

また、台原森林公園では２０１６年に作家本人の立会いのもと設置された「緑の風」を見ることができますし、他にも旧名古屋銀行本店ロビーの「微風」、横浜駅東口の「少女」なども有名です。

絵本「大きなかぶ」はロシア語・英語・中国語・韓国語・ネパール語などに翻訳され多くの子ども達に親しまれています。言語によって開き方が異なるため、その都度絵を描き直して出版されているとのことなので、翻訳された絵本を見るのも面白いかもしれません。

◆佐藤忠良作品を見ることができる施設◆

まほろばホールホームページ

まほろばホール佐藤忠良ギャラリー

宮城県美術館　佐藤忠良記念館

札幌芸術の森野外美術館　佐藤忠良記念子どもアトリエ

佐川美術館(滋賀県)　佐藤忠良館

素敵な報告に心が温かくなり、彫刻に会いに行きたくなりました。

宮城県美術館が再開されるまではもう少し待たなければなりませんが、すぐ隣り町で佐藤忠良さんの彫刻を見ることができること、知らない方も多いかもしれません。

私も大和町まで行ってきたいと思います。機会がありましたらみなさんもぜひ・・・

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美味しい旅～その83

用事があって東京に行くことがあるのですが、その時の楽しみは娘が私が好きそうなお店を探してくれること。

蕎麦屋めぐりが最近のブームということを知っていて選んでくれたのが、長女が中古で手に入れたという『もっとソバ屋で憩う』という本に載っているお店。

最初に「特選五店」というコーナーがあって、そこに紹介されている日本橋にある「室町砂場」というお蕎麦屋さん。（かなり古い本のようで、五店のうち少なくとも二店はもうやっていないようです）

「室町砂場」さん、風情があります。店構えからして「うん、間違いない！」という気持ちになります。

長女は日本酒を頼んでいました。お通しのあさりも良い味塩梅！

それから焼き鳥。

焼き鳥が美味しいのはもちろん、ネギ、最高！こういうネギ、大好きです。

肝心のお蕎麦は私好みのさらりとしたもの。そばとつゆのバランスがすごく大事、と思っているのですが、そのバランスが素晴らしい時って、なんの違和感もなくするする喉を通って行くんですよね。

これはきっと好みだと思うのですが、この「違和感なくするする」というのがたまらなく好きなので、さらりとした蕎麦が好きなのだと思います。もう２，３杯いけそう・・・と思う蕎麦がすごく好きです。まさにそんな蕎麦でした。

最後に、いまだに余韻が残っている一品がこちら。「玉子焼き」。

これは本から抜粋させていただきます。

『まず日本一のふんわりあつあつの玉子焼き。「ずっと、こんな玉子焼きが食べたかった」という、東京人の積年の想いのたけを叶えてくれる。関西風ダシ巻きじゃなく、正真正銘の関東風で、コゲ色がいとしく、せつなく甘い』

これを読んだときから「絶対玉子焼きは注文する」と思っていました。なんなら蕎麦より玉子焼き、くらいの勢い。そして、食べてみて書いてあった文章の意味がよくわかりました。

いつかまた、この玉子焼きを食べに行きたいと思っています。

そして、心に残ったのはお店の方の対応。きびきびしているけれど、さりげないので心地よく、気配りが温かい。「とても美味しかったです」と伝えたら「ありがとうございます」と言った後に、「あったかいものに変えておきますね」と蕎麦湯を変えてくださって。混んできていたにも関わらず、ほんのひととき、その蕎麦湯で余韻を楽しむことができました。

とっても幸せな「美味しい旅」でした。娘に感謝！