#Naritaマルシェ田園都市計画~その13
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Naritaマルシェ田園都市計画~その13
『田園都市計画』は「まずは美しいも���を見に行きましょう」ということを大事にしています。ガーデンにある花や木だけでなく、美術館や博物館も「美しいもの」と出逢える場です。
素敵な美術展の紹介をいただきました。
『絵本「おおきなかぶ」でお馴染みの彫刻家佐藤忠良さんの移動展が富谷市の隣大和町のまほろばホールで開催中とのことで見に出かけました。改修工事のために長期休館になっている宮城県美術館にも記念館が併設されていますのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
生き生きとしながら深く人柄を感じさせる彫刻はもちろん見ごたえがありますが、子どもへの優しいまなざしを思わせる絵本もまた格別です。
子どものために25年前に求めた絵本と同じものが展示されていて嬉しくなりました。
久しぶりにページを開いて見ると、木の命を感じるようなデッサンに魅了されます、添えられた詩人の木島始さんの文も心に沁みてきます。
作家の年譜を見ると、27歳で結婚後32歳で幼い子どもを残し召集され満州に渡り、終戦後はシベリアに抑留されています。
家族や子どもを題材にした作品が多く残されていますが、命の瀬戸際を生き抜いてなお優しさに満ちた作風に胸がいっぱいになりました。
まほろばホールでの移動展は今月2��日で終了ですが、同ホールには佐藤忠良ギャラリーが常設で併設されています。
玄関前では、札幌オリンピックを記念し製作され真駒内に設置された「雪娘」の原形となった作品も見ることができますので、大和町方面にお出かけの際はちょっとのぞいてみてはいかがでしょうか。
また、台原森林公園では2016年に作家本人の立会いのもと設置された「緑の風」を見ることができますし、他にも旧名古屋銀行本店ロビーの「微風」、横浜駅東口の「少女」なども有名です。
絵本「大きなかぶ」はロシア語・英語・中国語・韓国語・ネパール語などに翻訳され多くの子ども達に親しまれています。言語によって開き方が異なるため、その都度絵を描き直して出版されているとのことなので、翻訳された絵本を見るのも面白いかもしれません。
◆佐藤忠良作品を見ることができる施設◆
まほろばホールホームページ
まほろばホール佐藤忠良ギャラリー
宮城県美術館 佐藤忠良記念館
札幌芸術の森野外美術館 佐藤忠良記念子どもアトリエ
佐川美術館(滋賀県) 佐藤忠良館
素敵な報告に心が温かくなり、彫刻に会いに行きたくなりました。
宮城県美術館が再開されるまではもう少し待たなければなりませんが、すぐ隣り町で佐藤忠良さんの彫刻を見ることができること、知らない方も多いかもしれません。
私も大和町まで行ってきたいと思います。機会がありましたらみなさんもぜひ・・・
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