#会長はメイド様!
Explore tagged Tumblr posts
Text

Series: Kaichou wa Maid-sama! Artist: Fujiwara Hiro Publication: LaLa (01/2010) Details: LaLa Kirameki Star Calendar 2010 (April) Source: Scanned from my personal collection
#kaichou wa maid sama#kaichou wa maid-sama!#maid sama#maid-sama!#会長はメイド様!#fujiwara hiro#hiro fujiwara#scan: hotwaterandmilk#furoku#lala#10s manga#shoujo manga#shoujo#shojo manga#shojo#comedy manga#romance manga#manga art#manga scan
39 notes
·
View notes
Text









when in doubt just rewatch!
#君に届け#桜蘭高校ホスト部#フルーツバスケット#フルバ#会長はメイド様!#堀さんと宮村くん#山田くんとLv999の恋をする#神様はじめました#ゆびさきと恋々#kimi no todoke#from me to you#ouran high school host club#my love story with yamada kun at lv999#Wotakoi: Love Is Hard for Otaku#Wotaku ni Koi wa Muzukashii#kamisama kiss#a sign of affection#Yubisaki to Renren#hori san to miyamura kun#anime#summer#watchlist#romance
121 notes
·
View notes
Text

Miss them 🥹 Art: Hiro Fujiwara
Manga/anime: Kaichou wa Maid-Sama
#kaichou wa maid sama#maid sama#manga#my coloring#anime#manga coloring#Hiro fujiwara#takumi usui#misaki ayuzawa#Usuixmisaki#会長はメイド様!
23 notes
·
View notes
Text



What came first the chicken or the egg?? 🍙
4 notes
·
View notes
Text

Maid Sama! (2010) S01 E03 · What Color is Misaki Natural Color
#maid sama#maid-sama#kaichou wa maid sama#shoujo#会長はメイド様!#anime and manga#funny anime face#animanga#anime
1 note
·
View note
Text

Maid Sama! On the cover of Lala DX - 2017
#Maid Sama!#会長はメイド様#Hiro Fujiwara#Lala#lala magazine#shoujo manga magazine#manga magazine#Shoujo#shoujo manga#manga#manga art#shojo#shojo manga#manga illustration
17 notes
·
View notes
Text
会長はメイド様! (Maid Sama!)

Nendoroid Takumi Usui
PS. Go back to the Nendoroid master list here.
8 notes
·
View notes
Text
1話切りの季節(3ヶ月ぶり)だけど、今期明らかにあたし的にはもうダメ、なのは少なかったのよね。
そこで3話切りしそうなものをまとめておくわ。
あくまであたし的によ(あたりまえ)。
①甘神さんちの〜
無料公開原作3巻履修しての1話視聴。三姉妹巫女の家に引き取られる京大医学部志望受験生婚約者。
1話の区切り方は流石だったのと、京都舞台だしなるべく見続けたいけど、いかんせんあまりにも五等分の花嫁
②きのこいぬ
愛犬の転生ではない謎生物とホラー絵本作家。
空気感がゆったり。ゆったり過ぎて長く感じるわね。展開によっては耐えられなくなりそう
➂君は冥土様
押しかけ暗殺者メイドとの共同生活。
メイドの必要性が分からない(それ言ったら短剣使いの設定のほうも)。とにかく深いお話があるのか、ドタバタラブコメなのか謎
④妻、小学生になる
転生前の記憶が蘇った近所の小学生女子と父子の再会。
事案。悠木碧さんの無駄遣い
⑤村井の恋
高校の女教師に恋する男子生徒と、その生徒が推しキャラに見えてきちゃった女教師。
ギャグは面白いわね。難は作画というかアニメーション。よくある漫画のCMで、止め絵を無理やり微妙に動かしてセリフ載せるやつ、始終そのレベルの動きしかないから、それなら漫画でよくない?ってなる
⑥来世は他人がいい
関西と関東のヤクザの跡取り同士の恋愛
キャラデザがイマイチ感あるし、今どきヤクザ的な狂気はうーんって感じ
➆最凶の支援職【話術士】〜
なろう系。最弱が最強系。4人パで即裏切り分裂。
いちおう2話で裏切りカップルを奴隷にするらしいので多分そのへんまで
⑧トリリオンゲーム
無一文で企業して世界を買う口八丁とハッカーのバディスタートアップもの
内定を蹴ったソフバンの令嬢(言い方)から、ハッタリだけで資金調達できちゃうのが理解不能
3 notes
·
View notes
Text
100kgまでOK。大人も乗せて運べるトヨタのeカーゴバイク | ギズモード・ジャパン
以下引用
メイド・イン・フランスのトヨタの自転車。 持続可能なモビリティーを促進するべく、2021年12月に大量の近未来バッテリーEVを発表したトヨタ。 世界的な自動車メーカーのトヨタですが、フランスではeバイクのDOUZE Cyclesと手を組み、脱炭素化社会を目指す電動カーゴバイク「DOUZE Cycles x Toyota Mobility」を発売します。
まるで走る風呂桶
荷台の部分には風呂桶のような300L容量のカゴを合体させられ、ここに荷��や大人ならひとり、子供なら3人を乗せて運ぶことができます。個人で使っても良いですし、企業が配達用に採用してもOKです。
荷台が850mmあるから長ーい
DOUZE Cyclesは、この分野で10年の経験があるとのこと。だからなのか、長いカーゴバイクがジャマにならないよう、中心でふたつに分解できて収納しやすくなります。 再利用したアルミを鋳造したフレームは耐荷重100kg。ポリマー製の部品も再利用されたもので、全ての部品が交換可能など、サスティナブルは構造面にも及びます。部品がひとつ壊れたくらいでは、丸ごと廃棄することがないのでエコですね。もし捨てる時も分別できますし。
これは自転車界のプリウス
500Whの充電池は取り外すことができ、4時間でフル充電に。最長で100kmの距離を走るので、50km先まで出かけて帰って来たらピッタリです。 センタースタンドはワイドで積み下ろしが安定し、低重心なので走行中も安定感があります。ディスクブレーキの制動力で安全性もバッチリです。
ディレイラーはシマノの10速ですが、外見などから察するにモーターはヤマハが作るヨーロッパ仕様の250W「PW-X3」であると思われます。これだと最高時速が25kmなので、日本だとバイク扱いになってしまいます。とはいえヤマハもトヨタも日本の会社なので、日本版が期待できるかもしれま��んね。
3 notes
·
View notes
Text
What the Persona 3 Portable Official Fanbook says about the drama cds/novels.
商品No.001 ●フロンティアワークス ●2007年3月21日発売 ●定価2940円[税込]
ドラマCD「ペルソナ3」Vol.1 -Daylight-
ゲーム開発スタッフがプロットに開わった公式サイドストーリーで、前後編ドラマの前編。明るい雰囲気のなか、月光祭を間近に控えた特別課外活動部メンバーと、周囲の人々の暮らしぶりが描かれている。
日常生活ももちろん楽しいサれど、本編ではあまり語られていなかった"アイギスちゃんの目覚めからお休みまで"がわかる貴重なシーンを聞き逃さないで!
商品No.002 ●フロンティアワークス ●2007年5月25日発売 ●定価2940円[税込]
ドラマCD「ペルソナ3」Vol.2 -Moonlight-
"Daylight"に続く、公式サイドストーリー後編。最後の日まで残り1週間。とある事件に見舞われたメンバーの心の葛藤が語られる。『P3F』の後日談で起きた事件の原因が示唆されるエピソードでもある。
ここでは、アイギスちゃんの起動した原因に関係する秘密が明らかになるわ。真田くんが語る荒垣くんの思い出も、ファンなら聞き逃せないところね。
商品No.003 ●ランティス ●2007年4月25日発売 ●定価3000円[税込]
PERSONA3 ORIGINAL DRAMA : A CERTAIN OF SUMMER
オムニバス形式で、長さの異なる4つのストーリーが収められている。本編の物語を別の視点から眺めたり、あるいはifの世界として紹介。ゲーム開発スタッフが監修担当として制作に参加している。
それぞれの物語も興味深いけど、案内役として登場するべルべットルームのイゴールとエリザベス、ふたりのやり取りを聞かなかったら大損するわよ!
商品No.004 ●フロンティアワークス ●2008年2月27日発売 ●定価2940円[税込]
キャラクタードラマCD「ペルソナ3」Vol.1
主人公と綾時、順平の3人がゲームセンターで取った土偶をつぎつぎと交換していく物語。交換相手であるコミュキャラクターたちの新たな魅力が描写されている。ひとりニ役を演じる石田 彰氏の演技にも注目。
これにはアタシも登場しているの。ファンなら、当然!聞くわよね!?空腹のアタシにお寿司をくれるやさしいリョージ君も出てるから、聞かない手はないわね。
商品No.005 ●フロンティアワークス ●2008年3月26日発売 ●定価2940円[税込]
キャラクタードラマCD「ペルソナ3」Vol.2
順平とチドリをクローズアップした物語で、チドリをデートに誘うなら⋯⋯とアレコレ考える順平の姿が描かれる。順平が見る夢の内容が笑いを誘いつつ、チドリのぺルソナ能力の一端についても���れられる。
これでもかっていうくらい、順平くんの夢物語が詰まっているわ。彼のファンはもちろん聞き逃せないけとど、思いきり笑いたいときにもオススメのお話よ。
商品No.006 ●フロンティアワークス ●2008年4月23日発売 ●定価2940円[税込]
キャラクタードラマCD「ペルソナ3」Vol.3
月光祭が台風で中止になったとき、寮内のメンバーが天井裏を徘徊する正体不明の生命体に対して立ち向かう。病気で寝ていた主人公に対し、それぞれのメンバーがどう接したかもフォローされた物語。
主人公くんの視点だとあっさり過ぎちゃう部分だから、このエピソードは押さえておくべきね。それに荒垣くんとアイギスちゃんのやり取りは爆もノよ!
商品No.007 ●フロンティアワークス ●2008年5月21日発売 ●定価2940円[税込]
キャラクタードラマCD「ペルソナ3」Vol.4
夏休みの学園で行なわれようとしている肝試し。それを止めようとする生徒会のエピソードが、美鶴とゆかりの関係を主軸に語られる。ふたりが将来的に心を開き合う、ある意味過渡期となる物語である。
ふたりはこのあとしばらくして仲良しになるんだけどね。それでもギクシャクとした中に、確かなつながりが見え始めるこのお話は見過ごせないわ。
商品No.008 ●フロンティアワークス ●2008年6月25日発売 ●定価2940円[税込]
キャラクタードラマCD「ペルソナ3」Vol.5
タルタロス探索中のトラブルをきっかけに、荒垣と真田が険悪に⋯⋯。そんな彼らの友情を越えた絆が描かれるエピソード。本編では語り切れなかった、ふたりだけのやり取りを存分に堪能できる。
注目ポイントはタルタロスでの探索!どうやってアイテムを持ち歩いてるのだとか、荒垣くんはバス停装備を不思議に思わないのかとか、知りたければ聞くこと!
商品No.009 ●フロンティアワークス ●2009年1月23日発売 ●定価2940円[税込]
ドラマCD「ペルソナ3」New Moon
2作目となる前後編公式サイドストーリーの前編。父親を失った直後の美鶴ち中心に、遺産を巡る桐条グループ内の確執が語られる。本作はいわば問題提起編で、物語の決着はつぎの後編で示されている。
美鶴ちゃんのお母様やメイドの菊乃ちゃんのほか、新登場キャラがたくさん出てくるわ。総師を朱った桐条グループの顛末を知りたいのならば、絶対にオススメ!
商品No.010 ●フロンティアワークス ●2009年2月25日発売 ●定価2940円[税込]
ドラマCD「ペルソナ3」Full Moon
公式サイドストーリー2作目の後編。前編で幽閉の身だった美鶴をゆかりが救出、その後はメンバー全員で桐条の陰謀とシャドウを打砕く。美鶴の覚醒とファル口スの変化につながる物語と言える。
前編でやきもきさせられたぶん、クライマックスのアクョンシーンは必聴よ!お話と同様、ジャケットの絵もつながるからそれだけでも十分オススメね。
商品No.011 ●エンターブレイン ファミ通文庫 ●2006年10月30日発売 ●定価627円[税込]
小説「ペルソナ3 オワリノカケラ」
本編開始約の1カ月まえ、主人公参加以前の特別課外活動部の物語を綴った小説。ボクシング部の元マネージャー時任亜夜にまつわる事件が語られる。本編の鍵となるシャドウの出自にもつながるエピソード��
真田くんたち上級生3人もだけど、戦いを恐れながらも活躍するゆかりちゃんも見逃せないわ。それと主人公くんぽい人が最後にちょっと出演しているわよ。
商品No.012 ●エンターブレイン ファミ通文庫 ●2006年10月30日発売 ●定価627円[税込]
小説「ペルソナ3 シャドウクライ」
ストレガの3人にターゲットを絞った小説2作目。復讐代行を生業とする彼らに、かつての仲間イブミが依頼者として現われる。浮世離れしたタカヤとチドリをまとめる、苦労人ジンの姿も描かれている。
"敵側の視点から物語を眺める"。それだけでこれまで見えなかったものが見えてくるものよ。ストレガの3人が協力して戦う様子もあまり見られないだけに貴重ね。
3 notes
·
View notes
Text
Adult usui 😍💕
Anime/manga: Kaichou wa Maid-Sama
#kaichou wa maid sama#maid sama#会長はメイド様#manga#my coloring#anime#manga coloring#manga panel#takumi usui#misaki ayuzawa#Hiro fujiwara
13 notes
·
View notes
Text
(最終回)ズビックの休暇
ご案内: 本話の会話シーンは日本語と英語が入り混じります。 「~」で囲った台詞は日本語、"~" で囲った台詞は英語(日本語以外)で発言されたものです。
1. 「行ってらっしゃいませ。お仕事頑張って。それからお友達との休暇も楽しんできて下さいね」 妻が日本語で言った。 僕も彼女もマルチリンガルだけど二人同士の会話は日本語が多かった。 その理由は彼女が日本人で、僕は彼女の綺麗な日本語を聞くのが大好きだったからだろう。
僕は頷いて妻の姿を見る。 彼女は等身大サイズの透明パイプの中に立って微笑んでいた。 着用しているフルボディ・ラバースーツにはたくさんのケーブルやチューブが繋がっていた。 これらのケーブルやチューブ群は妻の生命維持に欠かせないものだ。 管理サービスのスタッフがパイプの上から手を差し入れて妻の顔面にガスマスクを被せ、外れないようにベルトで固定した。 マスクに呼吸菅と栄養補給管を接続、パイプの上部開口部に分厚いリッド(蓋)を填めてレバーを締める。
"各機能の最終テスト。・・はい、OKです" スタッフがナンバー式の南京錠を差し出した。 "封印をお願いします。ミスタ・ランカスター" 僕は南京錠を受け取ると4桁の開錠番号を誰にも見られないように設定し、シャックルをリッドレバーの穴に通して施錠した。 これは儀式だ。 何もかも電子化されているのに最後は古風な南京錠の封印。 でもこの儀式で僕は妻の所有者である責任を自覚し、妻は自分が人間でないモノになることを覚悟する。
「では2週間後に」 声を掛けると透明パイプの中で彼女が手を振ってくれた。 しゅるしゅるしゅる。 発泡ウレタンフォームが注入された。 どろりとした液体はすぐに体積を増して膨らみ、パイプの内部空間を妻もろとも埋め尽くした。 妻は直径28インチ(約71センチ)のクリーム色の円柱になった。 ウレタンの固化時間はおよそ1時間。 ただしそれは固化のプロセスが完全に終わるまでの時間であって、実際にはほんの1~2分で人間が身動きできない固さに達する。 彼女は既に指一本動かせない状態になっているはずだ。 僕は満足してパイプを軽く叩き、それからスタッフによろしくと頼んで牧舎を出た。
妻を定期的に樹脂に固めるようになって4年。これは僕たちの結婚期間に等しい。 初めの頃は自宅の設備で妻を固めて楽しんでいたけれど、仕事が忙しくなり思うように時間が取れなくなってきた。 そこで二人で相談して、西海岸で最高評価を得ている富裕層向けスレーブ管理サービスを利用することにした。 彼らは優秀だった。 ロスの郊外に専用の "牧舎" を持っていて多くのスレーブを預かっている。 牧舎と呼んではいても、実態はデータセンターの地下にあるセル(独房)だ。 彼らはそこで給餌や排泄の世話だけでなく、EMS(Electrical Muscle Stimulation:電気筋肉刺激)による全身運動、温度と発汗の制御、他にも様々な生理データをモニタリングしての健康管理、さらには適度な性刺激を印加することで精神面のケアまで行ってくれる。 世界中どこにいても妻の状態はあらゆるパラメータとともにスマホでチェック可能だ。 リアルタイム映像を見ればそれはただの円柱だけど、中には彼女が固められていて僕の帰りを待っている。 どんな仕事だって頑張ろうという気になるじゃないか。
2. タイとベトナムで10日間の仕事を終え、フィリピンの首都マニラに到着した。 機材繰りの都合で4時間遅れのフライトだった。 一般の航空便はこれだから困る。プライベートジェットの購入を役員会に提案してはいるのだが。
"長旅お疲れ様でございました" 到着ロビーで待っていた男装の女性が英語で挨拶してくれた。 日本人だな。この人がH氏からの迎えか。 ���ークブラウンのダブルスーツに蝶ネクタイ。両手に黒い手袋。まるで執事だ。 "お招きありがとうございます。アポロ・ランカスターです" "麻生(あそう)と申します。大旦那様からキャビンの管理を任されています" よく見ると美人だね。何歳くらいだろう? こんな格好をすると女性は年齢が分からないな。 "お車にご案内します。どうぞこちらへ" 「ちょっと待って下さい」 僕の荷物を持って先に行こうとする彼女を日本語で呼び止めた。 「下のお名前も教えてもらっていいですか? 麻生サン」 「姓だけで充分ではありませんか?」 「貴女のことは名前で呼びたくなりました」 「・・わたくしの名前は知聖(ちせ)です」 「知的で気高いイメージの名前ですね。貴女の雰囲気にぴったりだ」 「ありがとうございます」 彼女は少し顔を赤らめて笑った。
日本有数の資産家で実業家でもあるH氏が引退を発表したのは一昨年のことだった。 その突然の引退は日本国内のみならず欧米の経済界でも話題になった。 氏が後継に指名したのがわずか23歳の青年であったことも驚きだった。 家督を継いだ彼はさっそく辣腕を振るって事業をさらに拡大しているらしい。 一方、表舞台を去ったH氏の行方は秘密とされ、しばらく週刊誌が追い続けたものの手がかりはなく、やがて誰の口にも上らなくなった。 世間がH氏のことを忘れた頃、氏から僕に手紙が届いた。 それは今時珍しい紙の手紙で「久しぶりに会いたい。南の海で一緒に釣りをしないか」と書かれていた。 送り元はフィリピンだった。 僕は出張の帰りに立ち寄ることにした。 妻には詳しい事を説明せず、ただ3日間の休暇を旧友と会って過ごすとだけ言って来たのだった。
自動車はわずか4人乗りの豪華な大型ミニバンだった。 これはショーファーカー(お抱えの運転手が主人を乗せる高級車)だね。 「どうぞ」 知聖は僕を後部席に案内すると自分は運転席に座った。 「運転手はつけないのですか?」 「引退した身なので贅沢しない、が大旦那様のお考えです」 今のH氏の住まいにはH氏以外には執事の知聖、フィリピン人のメイドとコックがそれぞれ1名いるだけという。 「本日はランカスター様がいらっしゃるので応援のメイドを日本から送ってもらっています」 「恐縮です」
夕刻になってマニラ名物の渋滞が激しくなっていた。 道路を埋め尽くす自動車、バス、バイク、そしてド派手なデコのジプニー。 ときおりモップとバケツを持った子供たちが駆け寄ってきて窓を拭こうとする。 これもマニラ名物と言えるだろうか。 知聖は手を振って子供たち���追い払いながら車をのろのろ進めて行く。
「時間がかかりそうですね」 「いいえ、まもなく到着します」 「え、もう?」 車は大通りをそれ、とある高層ビルの駐車場に入った。 ショットガンを肩に掛けた警備員からセキュリティチェックを受ける。 車を降り、キーを係員に渡した。 「これはレンタカーですから」「?」 荷物を持ってエレベータで屋上へ。 そこにはヘリコプターが待っていた。 「ニノイ・アキノ(マニラ国際空港)はチャーターヘリの乗り入れが許可されませんので、ご不便をおかけしました」 「贅沢はしないのでは」 「贅沢ではありません。ファーストクラスでニューヨークへ行くより廉価ですよ」 それはそうだ。正規料金ならね。
40分後。 ヘリが降りたのは静かな海に面した小さな空港だった。 空と海が夕日に赤く染まっていた。 埃っぽいマニラとはまったく違う澄んだ空気。 「ズビック(Zubik)へようこそ!」知聖が言った。 「ここが基地で栄えたという、あのズビック・ベイですか」 「はい。とてもそうとは見えないでしょう? 今は豊かな自然に囲まれたリゾート地です」 確かにかつてアジア最大のアメリカ海軍基地があったとは信じられない、平和で美しい風景だった。
海は深い入り江になっていて対岸に街が見えた。 「H氏はあの街に?」 「街から少し離れた、あちらの岬にキャビンを構えています」 知聖が指差す岬の上に白い建物が建っていた。 西日に照らされてピンク色に輝くそれは、キャビン(小屋)なんてとんでもない、瀟洒(しょうしゃ)でラグジュアリーなヴィラ(高級別荘)だった。 "あれのどこがキャビン・・" "大旦那様はキャビンとお呼びなので、ならってそう言い慣わしています" 思わず英語で呟くと知聖も英語で応えてにやりと笑った。 そうだった。 たとえ引退してもH氏は僕のような成り上がりとは根本から違う大富豪なのだ。
「僕もあそこに連れて行ってもらうんですね」 「その予定でしたが、ご到着便が遅れましたので直接レストランへご案内します。大旦那様は先に行かれてお待ちです」 「それは申し訳ないです」 「お気になさらず。どうせご友人と一緒に勝手に盛り上がっておいででしょうから」
3. そこはレストランというよりショーパブのような店だった。 賑やかな店内はお客でいっぱいだった。 僕が一人で入って行くと奥のテーブルでH氏が手を振った。 「麻生はどうした?」 いきなり聞かれた。 「知聖さんは仕事があるからとキャビンへ戻られましたが」 「付き合いの悪い奴じゃの。まあよい。・・さ、座りたまえ!」 H氏はゆったりしたグアヤベラシャツ(4つポケットの開襟シャツ)と膝丈のショートパンツを着ていた。 同じテーブルには鼻髭をたくわえた金髪の白人男性とスキンヘッドの東洋人男性が座っている。 二人とも同じようなラフな服装だった。 「何年ぶりになるかの?」 「前に日本でお会いしたのは4年前でした」 「そうか、では4年ぶりの再会に乾杯じゃ」 氏は僕のグラスに手ずからビールを注いでくれて、僕は少し驚く。 こんなことをする人だったか?
H氏は同席の二人を紹介してくれた。 白人の男性はウォルター・キャラハン。アメリカ海軍の退役軍人で最後の階級は大佐。身長 6'3"(190センチ)はありそうな大男だった。 東洋人男性の方は新堂良照(しんどうりょうしょう)氏。日本の寺院で住職をしていたという。 二人ともズビックに移住していて、H氏とは遊び友達だと教えてくれた。
おそらく日本語が不得手なウォルター大佐に配慮して、それ以降の会話は英語で進行した。 "君は日本語が達者だね" 良照氏に言われた。 "起業する前は大学で日本の近代文学を研究していました" "ほう、専攻は?" "夏目漱石です。僕の妻へのプロポーズの言葉は、月が綺麗ですね、でした" H氏と良照氏が笑ってくれた。大佐はきょとんとしている。 いけない、これは日本人向けのジョークだった。 "アポロくんのワイフは日本人なんじゃよ" H氏が説明してくれた。 "儂の屋敷でメイドをしていたのを彼に持っていかれてしまってな" "はっはっはっ、それはそれは" ウォルター大佐が豪快に笑った。彼は身体だけなく声も大きかった。 "君が彼女を見初めたのかね?" "その通りです" 彼女は賢くてよく気がつく優秀なメイドだった。 僕は何度か接待を受けて、妻に欲しいと申し入れた。 主人のH氏があれほど簡単に認めてくれるとは思ってもいなかったが。
"そういえば、先々週だったか彼女から儂にメッセージが来たな" H氏が思い出したように言った。 "え、それは何と?" "夫をよろしくお願いします、とだけ言ってきたわい" うわっ、ばれていたのか。 ・・私を置いて旦那様のところへお楽しみに行くのですか? 妻の顔が浮かんだ。 彼女は怒ると日本の能面のような顔になる。 "君は奥方に黙って来たのかね? それはよろしくないな" H氏はにこにこ笑っている。 その好々爺とした様からは、かつての眼光鋭く圧倒的な威圧感に溢れる姿は想像できなかった。 "あれは儂のメイドの中でも勘の鋭さは1、2じゃったよ。どんな秘密も隠しておけるものではないわ"
ホールの正面にあるステージの幕が開いた。 ざわついていた店内が静かになる。 音楽が鳴り、キャミソールドレスを纏った歌手が出てきて歌い始めた。 目鼻立ちの整った彫りの深い顔��美女。明らかにフィリピン人だがその肌は透き通るように白かった。 さらにフィリピン人ダンサーが3人。こちらはへそ出しのタンクトップにショートパンツ。
"ところで君はアンヘレスに行ったかね?" 大佐に聞かれた。 "いえ、���ィリピンはマニラとセブしか知りません" "ここから車で1時間ほどの歓楽街だよ。あんな娘がたくさんいてバーファイン(お持ち帰り)できる。何なら俺が交渉してやるぜ" 良照氏が自分を親指で指してにやりと笑った。 "止めておいた方がよい" H氏がぶすっと言う。 "あんな低俗な場所の何がよいのか。それにアポロくんはそういうことを望まないだろう" "それは失礼した。君は妻に忠誠を尽くすタイプなのかね" 大佐が言った。 "そういう訳ではありませんが、" 僕は彼らに明かすことにした。あえて隠す必要はない。 "実は僕は元女性のトランスジェンダーです。身体構造上、女性とセックスはできませんし、その願望もありません。愛する女性との行為で精神的な満足は得られますが" "そういうことか" "多様性の時代だね" 二人は理解してくれたようだった。
4. 「そろそろ始まる頃だ」 H氏が言った。 「これなら君も嫌いでないだろう、アポロくん」
ドーン!! 太鼓の音が響いた。日本の和太鼓だとすぐに判った。 ホールの客たちから拍手と歓声が起こる。 ダンサーたちが奥に消え、歌手の美女だけがステージに残っている。 腰に縄束を下げた男が登場した。 黒いシャツとズボンの上に日本の法被(はっぴ)を羽織っているが、この男もフィリピン人だ。 シバリショーか!
男は美女の背後に立つと、その腕を掴んで捩じり上げた。 手首、腕、そして胸の周囲に縄を掛ける。 慎重な緊縛だった。 上半身を高手小手に縛り終えると、続いて腰にも縄を巻いて縛った。 女性の背中と腰からそれぞれ縄を伸ばして、頭上に渡した金属パイプに繋ぐ。 右の膝に縄を掛け、その膝が胸の高さになるように吊り上げた。 これで彼女は左足一本の片足立ちだ。 男は縄の状態を真剣な表情でチェックする。たっぷり30秒はかけただろうか。 ようやく新しい縄で左足首を縛り、その縄をパイプに掛けて反対側を両手に握った。深呼吸。 握った縄に体重を掛けて強く引いた。 美女の身体が浮かび上がり、空中で裏返って逆海老になった。 客たちから一斉に拍手、口笛。 丁寧な緊縛だった。教科書通りの吊り方だと思った。 これくらいの吊りなら僕も妻を相手にやったことがあるな。
"彼は上達したね。いささか慎重すぎるようだが" ウォルター大佐が言った。 "うむ。今のところ客には受けておるし、修練を続ければ看板縄師でやっていけるじゃろう" H氏が応じた。 "プロモートした甲斐があったな" 良照氏も言う。 プロモート? "すみません。このショーに皆さんが関わっているんですか?" 僕が質問すると3人は顔を見合わせて笑った。 "我々が提案したのだよ。閑古鳥が鳴いていたこの店にシバリショーをやってはどうかとね" "彼が日本で緊縛修行する金を出したのも俺たちさ" "何を言うか坊主。大方の金を出したのは儂じゃ"
"皆さんは仲がいいんですね" "はっはっはっ。テキサスからズビックに移住して一番よかったのは友人に恵まれたことだ!" "この間は3人でマレルドを見に行ったんだぜ" マレルド? "キリストの磔を再現する祭じゃよ" ああ、写真で見たことがある。 "知っています。あの磔は本当に釘を打ちつけるんですよね。たまに女性も磔になると聞きましたが" "我々が行ったときは男性だけだったね。女性の磔も期待しなかったと言えば嘘になるな。はっはっはっ" "あれは敬虔なカトリック信者の儀式じゃ。女のほうがよかったなど口にするのは不謹慎じゃろう" "俺は男の磔でもゾクゾクできるから問題ないぜ。へっへっへ" H氏は良照氏をじろりと見た。その口元が笑っている。 "坊主の身分で女は買うわ、信仰上の儀式に欲情するわ。少しは己を改めようと思わないのか、このバチアタリめが"
"話の腰を折って悪いが、バチアタリとはどういう意味かね?" H氏が「罰当たり」をそのまま日本語で言ったので大佐が質問した。 "悪行をした者に神仏の罰が下ること、またはその本人を指して呼ぶ蔑称です" 解説してあげた。こんな用語なら僕の得意分野だ。 "なるほど!" 大佐は膝を打って感心し、良照氏はぺろりと舌を出して笑った。
ステージではショーが続いていた。 男は縄を操作して空中に浮かぶ女体を様々なポーズに変化させていた。 美女の白い顔が苦し気にゆがんでいる。 ・・ああ!! 内ももを素手で掴まれ、耐えられなくなったように声を出した。 その声はホールの客全員に届いただろう。 周囲のテーブルの男性客たちが指をひらひらさせて喜んだ。 女性客もうっとりと見上げている。 絶妙のタイミングでセクシーな喘ぎ声。 おそらく演技だと思った。 誰かが演技指導したとするなら、それはきっとこの3人だろう。
5. 店の前で大佐、良照氏と別れた。 大佐は夫人の迎えの車で、そして良照氏は古びたスーパーカブを自分で運転して行ってしまった。 飲酒運転を指摘する方が野暮なんだろう。
H氏と僕は迎えに来た知聖の車でキャビンへ移動した。 途中でH氏がぽつりと言った。 「言っておくがアポロくん、日本のようなサービスはないぞ」 サービスって何。 ハンドルを握る知聖は前を向いたまま何も言わない。 思い出した。 僕が初めてH氏邸に泊まった夜のことだった。 誰かがドアをノックしたから開けたら、そこに後��僕の妻になるメイドがいて。
キャビンに到着したときは日付が替わる時刻になっていた。 玄関でメイドが二人並んでお辞儀してくれた。 どちらも日本の屋敷で見たときと同じメイド服を着用していた。 一人は小麦色の肌のフィリピン人女性だ。 もう一人はポニーテールの日本人。彼女は知聖が言ってた応援メイドだろう。
客室へはフィリピン人のメイドが案内してくれた。 "ご朝食はお部屋へお運びしますか? それともダイニングで大旦那様とご一緒になさいますか?" "朝食に同席させてくれるんですか?" "はい。お客様のご自由にとのことです。ただしご一緒の場合は大旦那様の習慣で朝6時からになります" "一緒にさせてください" "承りました。では10分前にお迎えに上がります。・・それからこれは執事からのメッセージです。後ほどお読み下さいませ"
"Thank you po !" 僕が礼を言うと彼女は驚いた顔でこちらを見て、それから微笑んでくれた。 "Anong pangalan mo ?(君の名前は?)" "Ako ay si Joy. Kristel Joy Maravilla.(ジョイです。クリステル・ジョイ・マラヴィラ)" "ちゃんと伝わってよかったよ。実はこれだけしか喋れないんだ" "よく分りましたよ。お客様にタガログ語でお声を掛けられたのは初めてです" "君のことをジョイと呼んでいいかな" "本当は自分の名前をお伝えしてはいけないんですが" "嫌かい?" "いいえ、そう呼んでいただけると嬉しいです"
ジョイが部屋から下がった後、知聖のメッセージカードを開いて読んだ。 『お客様のご趣味に合わせ、お部屋に object を用意しました。お楽しみ下さいませ』 どういう意味だろう? H氏はサービスしないと言ったはずだけど。 カードはもう1枚あった。 『昼間わたくしになさったような、メイドの名前を聞き出して機嫌をとるお戯れは控えて下さいね 麻生』 僕の作戦はすっかり読まれているようだ。
6. 客室は普通のホテルと変わらない造りだった。 クローゼットとキッチン。透明な壁で仕切ったバスルーム。部屋の中央に斜めに置いたダブルベッドとナイトテーブル。ソファとテーブルのセット。窓際にワークデスク。 ベッドサイドのナイトテーブルに赤い筒状のケースが立てられていた。 『for you』と記したプレートが添えられている。 object ってこれのことか。 筒を手に取ろうとしたら引き寄せることができなかった。 ん? 真上に持ち上げることならできそうだ。
ゆっくり持ち上げた。 筒は底が抜けていて空っぽだった。 代わりに筒のあった位置に人間の手があった。 テーブルから右手と左手が生えている。リボンで手首を縛られていた。 赤い筒は上から被せて置いてあっただけだった。
これは女性の手だ。 細くて小さくて、きっとまだ10代の少女ではないか。 人形? それはあり得ない。ここはH氏のキャビンだ。 僕は指を伸ばしてその手に触れた。 と、相手の手が動いて僕の指を掴��うとした。 おっと。 もう一度、今度はゆっくり掌を合わせた。 すべすべして柔らかい手だった。 軽く握った。 ぎゅっと握り返された。
ああ、やっぱり。 生きた女の子だ。 小柄な女の子がテーブルの中に隠れているんだ。 "ねえ、中にいるんだろう? 返事をしてくれないかい?" 声を掛けてみたけど返事はなかった。 念のため日本語で聞いても同じだった。
僕はテーブルを調べた。 縦横それぞれ20インチ(約51センチ)くらい、高さ28インチ(約71センチ)くらい。 周囲は四面すべて合板の嵌め殺しになっていて中を知ることができない。 天板を見ると中央に筋が入っていた。 これだ。この線で分離できるぞ。 端面を半円形に切り欠いた板を2枚向かい合わせに嵌めているんだ。 この子はその穴から手を出している、
両手で持って軽く抉ると、天板を前後に分離して外すことができた。 さあ、ご対面。 僕は期待を込めて中を覗き込んだ。 え?
テーブルは箱状になっていて、中に砂が溜まっていた。 薄いグレーで粒子の荒い砂だった。 堆積した砂の中から2本の腕が出ていた。 これは予想外だった。この子は砂に埋まっているのか。 砂に触れると硬かった。 砂粒の表面が溶けてそのまま固着したような状態で、全体がひとつの塊になっていた。 僕はごくりと唾を飲んだ。 この子はただ埋められているんじゃない、固められているんだ。
とりあえず少女の腕を持って上に引いてみた。 駄目だ。しっかり固まっている。 僕の力で出してあげられるものではなかった。 少女の指が空を掴むようにぴくぴく動いた。
すごいサービスだと思った。小さく固めた女の子を部屋に置いてくれる。 興奮で息が止まりそうだ。 まだ顔も知らない少女が僕のためにサービスしてくれている。 応えてあげないと駄目じゃないか。 妻とのプレイを思い出した。 彼女は僕と相性抜群のパートナーだ。 いつも落ち着いていて何事にも動じない彼女。ときには不敵な笑みを浮かべて挑発してくる彼女。 責めを受けるときは究極のM女と化して乱れ狂う彼女。 ・・ねぇ、こういうとき君ならどうして欲しい?
やがて僕はナイトテーブルの天板を注意深く元に戻した。 一度立ち上がって冷蔵庫のミネラルウォーターを飲んだ。 テーブルに生えた手を見る。この子にも飲ませてあげたいけど無理だな。
スマホに妻の姿を呼び出した。 ロスの牧舎にあるクリーム色の円筒が何も変わることなく映し出された。 血圧・心拍は平常。ステータスは『半覚醒』。 彼女はまどろみの中にいる。 長時間固められるスレーブはほとんどの時間を半覚醒状態で過ごすといわれる。 明示的に覚醒するのは給餌、排泄、そして EMS 運動のときだ。 そしてもう一つ、覚醒に導くためにスレーブの主人だけが権限を持つ手段がある。 僕は性感コントロール画面を呼び出た。 メニューからGスポットインパクトとクリトリス吸引��選択し、最初の5分間は弱、その後自動的に5分毎1レベルずつ強度アップするように設定した。 妻は 7000 マイルも離れた僕から遠隔操作されるんだ。
スマホを片手に持ったままテーブルの傍に行き、反対の手で少女の手を取った。 僕に触れられるのを待っていたかのようにその指が揺れた。 スマホ画面の『起動』ボタンを押し、すぐに少女の指を口に含んだ。 驚きが伝わってきた。 指の一本一本に舌を絡めて吸った。 僕の口の中で小さな指がもがいた。唾液が手首に垂れる。 ピ。 スマホの画面が妻の血圧と心拍、体温の上昇を示した。 ステータスが『覚醒』に移行し、ほんの数秒で『興奮』に変化した。 僕はスマホをベッドに投げた。
今、妻は快感の嵐の中にいる。 その妻を意識しながら少女の指を愛し続けた。 指の谷間を甘噛みする。 右手と左手。場所を変えて何度も、何度も。 次第に指が抵抗を示さなくなってきた。 やるせなくなったのだと思った。 最後にもう一度、右の中指と薬指の間を強く噛んだ。 少女の指がぴんと伸び、腕の筋肉にまで力が入るのが分かった。 この子は被虐を味わっている。 妻の被虐と比べたらレベルは雲泥の差だけど、どちらの被虐も与えているのは僕だ。
はぁ、はぁ、はぁ。 気が付くと床に座り込んでいた。 ピ。 ベッドに放り出したスマホに通知が届いた。 『奥様の意識が喪失しました』
7. 朝。 眩しい光に目が覚めた。 窓の外にズビックの海が輝いていた。 「おはよう」 ナイトテーブルの少女に声を掛けると指を振って応えてくれた。 この子は休めたんだろうか? それともずっと眠らずに意識を研ぎ澄まして僕の挨拶を待っていたのだろうか。
約束の時間ちょうどにメイドのジョイが朝食の案内に来た。 ダイニングでH氏と向かい合わせに座る。 ジョイともう一人、昨夜会ったポニーテールの日本人メイドが給仕をしてくれた。
H氏は今日も機嫌がよかった。 日本から直送させているという肉や魚をもりもり食べて健啖家ぶりを発揮した。 「よく眠れたかね? アポロくん」 「はい。素敵なサービスのおかげで素晴らしい夜を過ごせました」 「ん? サービスはないと言ったはずだが」 H氏はちょうど入って来た知聖に目を向けた。 「お前か? 麻生」 「何のことでしょうか」 「まあよい。客人が満足してくれるなら儂が口を挟むことはないわ」
氏はコーヒーを飲み終えると高らかに宣言した。 「本日は沖に出ますぞ。狙いは80センチ越えのマダイじゃ。船酔いは大丈夫かね?」 「大丈夫です」 「よろしい!」 知聖が苦笑している。 ズビックは海釣りの名所としても有名だ。 H氏が隠居先にズビックを選んだのは釣りがしたかったからなんだな。
食事が済んでH氏が私室に戻ると、知聖が待ちかねていたように駆け寄って来た。 「ランカスター様! メイドから名前を聞き出されたそうですね」 「ジョイのことですか? いい子じゃないですか」 「どうしてそんなに女の子に手が早いんですか、元女性なのに」 「手は出していません。それと "元女性なのに" は FTM に対する偏見です。クレーム受付のカスタマ・サービスはどこにありますか」 「ジョイは貴方にぞっこんですよ。今夜、伽(とぎ)に押し掛けるかもしれません」 「ええっ!! それは困る」 僕は大げさに驚くふりをした。 「僕には彼女を喜ばせてあげるペニスがない!」 知聖は「ふ」と短く笑った。 「困るのはそっちですか」 「できればもっと派手に笑って欲しかったんですけど」 「別の者が笑っていますよ」 テーブルの反対側でメイド二人がころころ笑っていた。 ジョイは床にくずれ落ちそうになっている。 そうか。彼女も日本語が分かるんだな。
「ねぇ知聖さん、あの砂の女の子はやはり貴女の仕業ですか?」 「はい。わたくしの裁量でやったことです」 「あの子は誰です?」 「日本からの応援メイドです。2名届いたうちの一人を使いました。ランカスター様はエンケースメント(閉所拘束)がお好きなので、おもてなしにと」 知聖によるとあの少女は16歳。 僕がH氏とレストランにいる間に急いで固めたという。 「人間をそんな短い時間で固められるものですか? 見たところ発泡ウレタンではなさそうでしたが」 「ベントナイトという鉱物系の粒子です。水分を含むと膨張して固まる特性があります」 「初めて聞く物質だな」 「猫砂ですよ。Cat Litter と言えばお分かりになるでしょうか」 猫のトイレか! 「使いやすい素材ですから是非奥様にもお使い下さいませ。・・そうですね」 知聖はぽんと手を打つ仕草をした。 「メイドの固めをご覧になりますか? 大旦那様の許しを得られれば、夕食の時間に実演するよう計らいますが」 そ、それは見たい! 「ぜひお願いします」
8. キャビンが建つ岬の先端に専用の桟橋があった。 小さな船外機付ボートが繋がれていたけれど、乗るのは別の船らしい。 しばらく待っていると、30フィート(約9メートル)以上はありそうなスポーツフィッシングボートが近づいて来た。 フライブリッジ(船室上部の高い位置にある操船スペース)から手を振っているのはウォルター大佐だった。
「行ってらっしゃいませ」 桟橋に残った知聖が頭を下げている。 走り始めた船に乗っているのは全部で5人。 ウォルター大佐、H氏と僕、ランチボックスを抱えたメイド服のジョイ、そしてマイクロビキニにパーカーを羽織った美女がいた。 彼女はあのシバリショーのステージで縛られたフィリピン人の歌手兼モデルで、アンジェと呼ばれていた。 シバリショーの演出を大佐たち3人が手伝った経緯から、船遊びにつき合ってくれる関係になったという。
アンジェとジョイは仲が良いらしくタガログ語で談笑している。 大佐はブリッジで操船中。 自然、僕はH氏と会話を続けることになる。 「マダイは好きかね? アポロくん」 「好きです。アメリカで白身の魚はポピュラーではありませんが、最近は熟成させて食べる方法が広まってきました」 「それくらい知っておるよ。儂の事業でも日本産の魚介を輸出しておるからな」 「それは失礼しました」 「君が好きというなら結構だ。大佐もマダイは好物じゃが何とムニエルにすると言うのじゃ。今夜、君には塩焼きで堪能してもらうぞ」 「楽しみにします。ところでマダイはどうやって釣るんですか?」 「おおっ、」 H氏はよくぞ聞いてくれたという顔をした。もはや釣り好きの普通の爺さんだ。 「タイラバという仕掛けを使う。疑似餌の一種じゃ」 「疑似餌? ああ、ルアーですか」 「大佐が教えてくれた仕掛けじゃがな。あの男、鯛をムニエルで食うくせに、日本由来の仕掛けは知っておるのじゃ」 「釣りに詳しいんですね」 「釣りに関しては儂の師匠じゃな」 「このボートも大佐の所有ですか?」 「そうじゃよ。儂も欲しいが操縦できる者がおらん。麻生に船舶免許を取れと言ったら渋られたわい」 そりゃ嫌だろう。 うっかり免許なんて持ったらフィリピンじゅうの釣行に連れていかれるだろう。 「ここでは執事の麻生にすべて���切られておるから、儂は頭が上がらんのだよ」 「まさか。でもあの知聖さんなら何となく理解できます」 「そうじゃろ? まあ大佐と良照とで遊ぶ分には放っておいてくれるし、それで不満はないがな」 「そういえば今日は良照さんは?」 「あやつは海の上はあかんのだ。情けない坊主じゃ」
船のスピードが落ちた。 "この辺りなら大丈夫だ!" 大佐がブリッジから降りてきて言った。 "ここが釣り場ですか" "いいや、ここなら陸から遠いし他に船もいないから誰にも見られない、という意味だよ。はっはっはっ"
アンジェが立ち上がり、羽織っていたパーカーを肩から落とした。 身に着けているものは扇情的なビキニとサングラスだけである。 「よーし、久しぶりに儂の腕を見せよう」 H氏が縄を持つとアンジェは自分から腕を後ろで組んだ。 氏はその腕に縄を掛け、さらに豊かな胸の上下に巻いて締め上げていく。 H氏が自ら女性を縛るのを見るのは初めてだった。 その手慣れた縄運びに驚く。 上半身に続いて太ももと膝、脛と足首を縛るまで10分とかからなかった。速い!
全身を縛られて棒のようになった彼女を大佐が肩に軽々と担いだ。 そのまま船の前方へ移動して、バウレール(船首デッキの柵)の外側に前を向いて立たせた。 彼女は自分で動けないしバウレールは前方に傾斜しているから、大佐に抱えてもらわないと海に落ちてしまう。 "アポロくん、ロープを持ってきてくれるかい" "はい!" 大佐はアンジェの身体を左手で押さえながら、その腰を右手だけで器用にバウレールに縛りつけた。 さらに膝と足首もレールに固縛し、左右のサイドデッキの手すりから縄を張って背中に繋いだ。 "フィギュアヘッド(船首像)の完成だ!" 大佐が誇らしげに言った。 船首に飾った美しい女体像。確かにフィギュアヘッドだった。 "冷たいお飲み物をどうぞ" ジョイがタイミングよくアイスティーにスコーンを添えて出してくれた。 皆でしばらく生きたフィギュアヘッドを鑑賞した。
南国の太陽がじり��り照りつける。 "そろそろ風に当たりたいものじゃな" "移動するかね" "彼女はあのままにしておくんですか?" 僕は船首のアンジェを気にした。 UVカットのウェアを着ている我々と違い、彼女は肌を隠すものがほとんどない。 ジョイが察してアンジェの元へ走り寄った。 一言二言会話してアンジェが首を横に振ると、ジョイはアンジェのサングラスを外し代わりにスイミング用のゴーグルを出して着けさせた。 身を乗り出してアンジェの頬にキスをすると戻ってきて報告した。 "あのままでいたいそうです。ボディは日焼け対策をしているので心配ありません。波が当るとサングラスが外れるのでゴーグルに交換しました" 優秀なメイドじゃないか、ジョイ。
アンジェを船首に固定したまま、大佐は船を猛スピードで走らせた。 "掴まっていたまえ!" 向かい波に乗り上げた船首が跳ね上がった。 きゃっ。ジョイが悲鳴を上げる。 船は何度も跳ね上がって落下し、その度にアンジェの全身が水煙の中に消え再び現れる。 "はっはっはっは!" 大佐が笑っている。H氏も満面の笑みだった。 テーマパークの絶叫マシンとは違う迫力。高揚感。 僕も自然と笑顔になるのが分かった。 アンジェは厳しいけれど本人が望んだことだ。 それに女の子を酷い目に会わせるのはやっぱり楽しい。
誰かに抱きつかれた。 立っていられなくなったジョイが僕の腰にしがみついていた。 僕は屈んで彼女の背中に手を回し映画のヒーローみたいに抱きしめてあげた アンジェが再び波の直撃を受ける。 ゴーグルが外れて飛ぶのが見えた。
9. ようやく船を止めて解放されたアンジェはぶるぶる震えながら "ecstasy!(エクスタシー)" と叫んで意識を失った。 ジョイがアンジェを横にして調べる。 "心配ありません。頭を冷やして寝かせておけば桟橋に戻る頃には目を覚ますでしょう" 僕はジョイが看護助手の資格を持っていることを知った。
それからランチを挟んで2回マダイ釣りの竿を出した。 釣果は悪くなかった。 大佐は7匹、H氏も5匹のマダイを釣り上げた。 さすがに80センチクラスはなかったものの、60センチ超を上げたH氏は獲物にキスをして喜んだ。 そのまま一回転して踊り出し、僕たちの視線に気づいて止めると「麻生には黙っているように」と言った。 僕はビギナーズラックで小さいのを2匹だけ。 タイラバの流し方は悪くないと大佐は褒めてくれたけどね。
「アポロくん、縛るかね」 岬の桟橋に帰る船でH氏が言った。 「せっかくメイドを用意したのじゃからな」 ジョイが両手を前で合わせてかしこまっていた。 さっきまできびきび働いていた姿が嘘のように緊張した笑顔。 "いいのかい?" "はい、ランカスター様のお好きになさって下さいませ"
ここ数年、妻とはエンケースメントの固めプレイばかりだから緊縛は久しぶりだ。 ジョイが手首を後ろで交差させた。 そこに縄を持って行く。 えっと、どう運ぶんだっけ。記憶が曖昧になっていた。 そのとき、ジョイの手首がすっと浮き上がった。 交差させた手首と背中の間に空隙が��きた。 僕が縛り易いように気配りしてくれていると判った。
そうだ。この光景は前にもあったぞ。 思い出した。 あれは日本のH邸で初めて妻を縛ったとき。 彼女も自ら手首を浮かせてくれた。 僕が感動して縄を掛けると、彼女は本気で被虐に堕ちて濡れてくれたんだった。
イメージが鮮明になった。 ジョイの手首に縄を掛けて縛った。 高めに引き上げて括り位置を決め、胸の上と下に縄を巻いて留める。 下の胸縄に閂(かんぬき)を通して絞った。 「ん、」目を閉じたジョイが呻いた。 大丈夫だ、僕は縛れる。 緩みなくきっちり締まるように。 ジョイが拘束感と無力感をしっかり味わえるように。
デッキの床に座らせて胡坐を組ませた。 クロスした足首にも縄を巻き割縄を掛けて縛り、縄尻を長く引き出した。 後ろから強く押して前屈させ、そのままの姿勢で足首の縄を両肩から背中に回して繋いだ。 これで彼女は胡坐の姿勢のまま動けない。 ジョイは顔を歪めている。たまらなく可愛い。 "そのまま耐えるんだよ" "は、はい" 左右の太ももにも縄を巻いて縛り、脇腹に引き寄せて固定した。 まだまだ強く折り畳めそうだな。 足首と背中を連結する縄を一旦緩めた。 ジョイの背中を右足で踏んで押さえ、足首の縄を両手で強く引いた。 「ああっ!!」 引いた縄を改めて背中に固定する。 前で組んだ足首が顎に触れそうな位置まで引き寄せられている。 コンパクトに丸くなった女体。美しい。 ここまで縛ったのは何年ぶりだろうか。
ジョイの横に屈んで耳元で囁いた。 "君のおかげで縛ることができたよ。どうかな、きついかい? 僕のために苦しんでくれたら嬉しいな" 彼女はわずかに首を捩じり、僕を見上げて微笑んでくれた。 大きな目に涙が光っていた。 "とても、お上手です。・・きついです。きつくて、苦しくて、幸せです" 僕はジョイを後ろから抱きしめた。 「うむ!」 H氏が満足気に頷いてくれた。 フライブリッジのウォルター大佐も振り向いて親指を立ててくれた。

10. キャビンに戻ると知聖から伝えられた。 「ランカスター様、明日ご搭乗予定のフライトが欠航になる模様です」 ええっ。 僕は急いで自分のスマホで確認する。 航空会社からメールが届いていて、1日1便しかないロサンゼルス行が機材の都合でキャンセルになっていた。
H氏と知聖はあと1日滞在してはどうかと言ってくれたけど、それでは妻のエンケースメント解放に間に合わない。 僕は何としても明日出発する必要があった。 「どこかトランジットで帰ります」 「それなら儂の飛行機に便乗すればよい」H氏が言った。 「麻生、日本からロスへのファーストクラスも手配してあげなさい」「かしこまりました」 「どういうことですか?」
日本の屋敷の幹部やH氏本人が迅速に往来するため、あるいはメイドや貴重品の輸送のため、日本との間でプライベートジェットの体勢が敷かれていた。 引退後の地にズビックが選ばれたのは、プライベート機が自由に着陸できる空港があることが大きな理由だった。 明日はメイド2名を日本へ返すためプライベートジェットが飛ぶ。 僕はありがたく便乗させてもらうことにした。 メイドが2人も一緒ということは、ファーストクラス以上のサービスだって期待できるではないか。 予定便がキャンセルになってむしろ幸運だったと僕は神様に感謝した。
11. ディナーはマダイ料理のオンパレードだった。 昆布締め、薄造り、塩焼き、煮付、桜蒸し、鯛飯など日本の割烹コースで提供されるようなメニューが並んだ。 料理を担当したコックを知聖が連れてきて紹介してくれた。 ミゲルくんと呼ばれる彼はフィリピン人の青年で、和洋中エスニックからフィリピンのローカル料理まで何でもこなせる腕を買われて東京の料亭から引き抜かれたそうだ。 H氏が言う。 「ミゲルくんのディヌグアンは美味いぞ! 明日の朝食にどうかね?」 ディヌグアン? 「豚の血のシチューじゃよ」 そ、それはちょっと遠慮させて下さい。
H氏は上機嫌だった。 塩焼きをつつき吟醸酒をちびちびやりながら、脇に立つ知聖に釣行の冒険を縷々として語った。 それは虚実とりまぜ大胆に脚色されていて、特に巨躯65センチの敵を釣り上げるパートは壮絶な戦いとして描かれ、かのヘミングウェイが描いた老漁師を彷彿させるスリルと興奮に満ちた物語になっていた。 聞かされる知聖が呆れた風もなく真面目に傾聴しているのは流石だった。 いかなるときも主人が機嫌よくいられるように努めるのは執事の重要な仕事なのだ。 最大の敵を捕獲して冒険談が節目を迎えたところで、すかさず知聖が言った。 「お話の途中ですが、お客様もお待ちですので」 「おお、そうじゃった。儂もそろそろ見たいと思っていたのだ」
メイドの二人が木製の箱を運び込んだ。 それは急造りの木板製で棺桶のような形をしていた。 猫砂の袋とシャベルを台車に載せて押して来たのは何とコックのミゲルくんだった。 知聖が朝食のときに提案した固めのデモンストレーションが始まるのだ。 メイドの顔ぶれは朝食のときと変わっていた。 ポニーテールのメイドではなく、栗色の髪をショートカットにした小柄なメイドがジョイと一緒に箱を運んでいた。 彼女は僕の客室でナイトテーブルに固められた少女だった。
実は夕食の前に知聖に問われていた。 誰を固めるか。3人のメイドの中から僕に決めて欲しいと。 18歳のポニーテール少女、16歳のショートカット少女、そして19歳のジョイ。 「誰でもいいんですか?」 「構いません。どのメイドも貴方が自由にできます」 「ジョイは・・、ジョイでもいいんですか?」 「もちろんです。あれは当地で採用したメイドですから、他の娘ほど厳しい教育を受けていません。それでも如何様に扱���て構わないのは同じです」 「いいんですね」 「はい。ランカスター様にお尽くししたい。今それを一番強く望んでいるのはあの娘ですし、」 知聖は自分の口に手を当てた。 「・・ただいまの発言は管理の立場にある者が口にしてはならないことでした。メイド一人一人の思いなど取るに足らないことです。お客様のお好きな娘をお選び下さいませ」 じゃあ、ジョイを。 言いかけて彼女の涙を思い出した。 僕に縛られて流した彼女の涙が鮮明に浮かんだ。 あんないい子を。 「あのポニーテールの子を固めてくれますか。ショートカットの子は一度固めましたし、ジョイは縄で縛りましたし」 「承知いたしました」
固めの材料になる少女が白いガウンを纏って登場した。 ポニーテールに括っていた髪は解いてまとめ、エステサロンで使うようなヘアキャップを被らせていた。 ガウンを脱ぐとその下は小さなショーツを履いているだけだった。 裸の胸を手で押さえ、他のメイドの介添えで棺桶の中に入った。 うつ伏せになって顎の下に両手を入れ、膝を直角に曲げた。 呼吸用の透明なチューブを咥えさせてもらう。 シリコンチューブだ。えらく太いぞ。 H氏がどれどれと席を立ってやって来た。
ミゲルくんが猫砂をショベルにすくって注いだ。うっすら粉煙が舞う。 少しずつ注ぎながら、スプレーボトル(霧吹き)で湿り気を与える。 ざらざらした砂の粒子がしっとり膨らみすぐに固着するのが分かった。 なるほど。猫のおしっこで固まるのと同じだ。 砂は少女を埋めて固まりながら嵩を増し、底から2/3くらいの高さに達したところでうつ伏せに寝た少女の身体がほぼ見えなくなった。 固くなった砂の上に膝で折って曲げた脛から先と呼吸チューブだけが突き出してる。
「このように短時間で固まります。ほとんど発熱しませんし低刺激なのでラバースーツも不要です」 知聖が説明した。 「とても簡単に使える材料ですが、大きな欠点があります。それは脆いこと」 話しながら砂の表面をこんこん叩いて見せる。 「まんべんなく水分を浸透させたのでかなり固くなっていますが、それでも中のメイドが本気で暴れたら壊れるでしょう」 「ふむ。ではどうするのかね?」 H氏が興味深げに質問した。 「方法は明らかです。充填材(filler)としては使うが構造材(structure)としては使わないこと。・・ミゲルくん、お願い」 ミゲルくんが厚みのある木の板を持って来た。 棺桶の内側にちょうど蓋としてはめ込めるサイズになっていた。 少女の足と呼吸チューブが当る位置に穴が開いていて、そこに足とチューブを通しながら棺桶にはめ込んだ。 上から木槌で叩いて、蓋を沈み込ませて行く。 上から1/3くらいの深さまで叩くと、蓋はそれ以上沈まなくなった。 「これで箱の中にほぼ空隙はありません。周囲は硬い木材で囲まれていますから、固まった猫砂が仮に割れたしても形は崩れません」 「なるほど、これなら壊れる心配はなさそうじゃな」 H氏が感心したように言った。
「そういうことなら、」僕は手を上げて質問した。 「昨夜のナイトテーブルはどうなってたんですか?」 あのとき、砂の中から少女の手が突き出ていたけど、テーブルの天板と砂の間にはたっぷり隙間があって "蓋" なんてモノは付いていなかった。 少女が暴れたら猫砂が壊れて壊れたはずでは? 「簡単なことですよ」 「?」 「暴れなかったのです」 ショートカットの少女が恥ずかしそうに微笑んでいる。 その肩に手を置いて知聖も笑った。 「この子は貴方に尽くすために、全力で耐えたんですよ」
「ふむ」H氏が言った。 「それなら儂も試させてもらっていいかね? このメイドが耐えられるものか」 「はい、どうぞ」 氏は手を伸ばして固めた少女の足の裏に触った。 「ひ」 逆さに突き出した足がびくんと揺れる。 氏は足の裏を両手でコリコリと掻いた。 「んんん~ん!! んっ、んっ、んっ」 砂の中から笑い声混じりの悲鳴が響いた。 「んぁっ、んはっ、ははっ、・・んっ、やややややぁ!」 10本の足指が開いたり閉じたりを繰り返す。 「麻生、このメイドは何年目だ?」 「4年目になりますが」 「はっ、ははっ、はっ・・、あ、ああっ」 「あっさり声を出しおって、辛抱の足らん娘じゃの」 「申し訳ございません。日本側に申し送ります」 「ま、罰を与えるほどではないが。・・そりゃ、そりゃっ」 H氏は明らかに面白がっていた。 悪戯に夢中になっている男の子のように目をキラキラさせて、少女の足の裏をくすぐり続ける。 「んんんっ! んっ、・・んごっ、・・んっ、・・ん」 悲鳴が次第に呻き声に代わる。 息が苦しそうだ。 砂の中でもがいているのだろう。 しっかり蓋をした箱だから、いくらもがいても固まった砂が崩れることはない。 もがめばもがくほど身体は酸素を欲しがるのに。
僕には分かる。 そもそも、あんな太いチューブ1本だけで呼吸するのは無茶だ。 彼女が咥えているチューブは見たところ内径1インチ(25.4ミリ)。長さ2フィート(約60センチ)はある。 つまり新鮮な酸素を取り込むためには2フィート分の空気を余分に吸う必要がある。 しかもそれ��最初に肺に入るのは彼女自身が吐いてチューブ内に残っていた呼気だ。 この辺りは昔、妻を使って実験したから覚えているぞ。 確か内径1インチで1フィートなら容量 5.2 オンスだ。2フィートで 10.4 オンス。 つまりこの子は呼吸のたびに、自分が吐いた息を 10.4 オンス(約300cc)もう一度吸う。 深呼吸ならともかくくすぐり責めを受けてあんな短い呼吸を何度も何度も。
・・危険です。 そう言おうとしたら、知聖が僕に向かって微笑みながら人差し指を口の前に立てた。 え。 H氏はくすぐりの手を止めて様子を見ている。 「生き永らえとるようじゃの。これくらいにしておこうか」
12. 海からの風が肌に心地よかった。 常夏の地もこの時間になれば過ごしやすい。 見上げると満点の星が輝いていた。 知聖はズビックでも条件さえ整えば南十字星を望めると教えてくれたけど、あいにく僕は星のことはさっぱり分からない。
僕たちはキャビンのベランダでくつろいでいた。 H氏は愛用の安楽椅子に座り、左手で砂に固めた少女の足を撫でている。 氏は猫砂固めが気に入ったようだ。 もしかしたら彼女は朝までこのまま置かれるのかもしれない。 僕はカウチソファでジョイを肩に抱いていた。 ジョイは全身をがんじがらめに縛られ、猿轡まで施されている。 全力で僕に身を摺り寄せてくるのがとても可愛い。 ショートカットの少女は観賞用のオブジェだった。 前で縛り合わせた両手首をベランダの差し掛けから吊られ、爪先立ちの姿勢でたまによろめきながら頑張っている。
メイドが全員拘束されてしまったので、僕たちのためにお酒を作ってくれているのは知聖だった。 僕もH氏も手酌でやるから結構と言ったら、こう反論された。 「お客様がいらっしゃるのにそれはできません。すべてH邸の女には殿方に奉仕する義務がございます」 「そうか、忘れていたが麻生は女であったな」 H氏がぽろりと口に出し、知聖に睨まれて肩をすくめた。
知聖はH氏に長く仕えてきた。 いつも優しく落ち着いていて、メイドたちにも慕われている。 ときには猫砂のようにH氏の知らないものを見つけてきてアイディアマンぶりも発揮している。 氏にとっては自慢の部下なんだろうな。 僕の妻もそうだったけど、H氏を取り巻く女性ってどうして優秀な人ばかりなんだろうか。
「そういえば、僕の部屋でナイトテーブルに彼女を固めたとき、」 僕はショートカットの少女を指差して知聖に質問した。 「どうやって呼吸を確保していたんですか?」 「ダイビング用のフルフェイスマスクですよ、ランカスター様。レギュレーターの替わりに吸排気管を直接繋ぎました」 「その吸排気管というのは、チェックバルブ(逆止弁)のついた並行管のこと?」 「はい。朝まで安全に過ごせるように」 吸気用と排気用、分けて2本のチューブにしているなら安心だ。 ロスの牧舎にいる妻もチューブを2本繋がれている。
「それじゃあ、」次にH氏の足元の箱に入った少女を指差す。 「この子がチューブ一本だけなのは」 H氏が笑った。知聖も微笑んでいる。 「決まっておるではないか。この娘が苦しむように、じゃ」 「ランカスター様もご存知でしょう? 大旦那様は若い女性が苦しむ姿をお好みになると」 そうだった。 知聖はメイドの苦しみ方まで相手の嗜好に合わせのか。
H氏が言った。 「さあ、アポロくん。今度は君の話を聞かせてくれんかな? 結婚してからのこと、君は妻をどう喜ばせているのか、どう苦しめているのか。儂の元でメイドをしていたあれは幸せに暮らしているのかね?」 「喜んでお話しします」 僕は妻の話をした。 二人の結婚生活。牧舎のこと。包み隠さずに話した。 ねえ、君の主人だった人は今も君のことを気にかけてくれているんだよ。 何て恵まれているんだ、君は。 H氏は僕の話を喜んで聞いてくれた。 やがて僕たちの会話に知聖も加わり、3人でグラスを手に夜遅くまで語り合った。
13. 気が付くと、違和感があった。 ここは? そうだ、キャビンだ。H氏のキャビンの僕の部屋だ。 ベランダで飲んで、戻ってきてシャワーも浴びずに寝てしまった。 えっと、今は2時か。 妻の状態をスマホでチェックするのも忘れたな。 まあ今夜くらいはいいか。 ロスに帰ったら彼女を解放してあげて、一緒に美味しいものを食べよう。
左手が柔らかいモノに触れた。 うわ!! 僕は飛び起きた。 シーツの中に裸の女の子がいた。 「ジョイ!!」 「ランカスター、サマ」 "どうしたんだ?" "ドアをノックしましたがお返事がなかったので、勝手ながら合鍵で入りました" "それはよくないと思うなぁ" "申し訳ございません。確信犯です" "まさか君は伽に来たのかな?" "はい。お客様に心からお尽くししたく" "H氏が命じたのかい?" "大旦那様は何も仰ってはいません" "じゃあ誰が、って知聖か!"
・・すべてH邸の女には殿方に奉仕する義務がございます。 知聖の言葉が蘇る。
"いくら上司に命じられたって、こればかりは従う必要はないんだよ" "いいえ。上司には許可をもらっただけで、こうして来たのは私の意志です" "君自身の意志" "はい。 お客様が奥様を深く愛してらっしゃることは存じています。それでも、" ジョイは僕の胸に手を当てた。 その腕に緊縛の痕が刻まれていた。 "どうか、私をお使い下さいませ" "・・" "ご迷惑でしょうか?" "知っての通り、僕は君とセックスはできないよ" "はい" "それでもいいんだね?" "はい"
・・
目覚めると部屋にジョイの姿はなかった。 レースのカーテン越しに朝日が射している。 僕は起き上がって自分の手を見た。 その手にジョイの柔らかい乳房と熱い蜜がとろとろ溢れる壺の感触が残っていた。
身支度をしていると、ベッドサイドに白い花が一輪あるのに気付いた。 匂いを嗅ぐと甘い濃厚な香りがした。 これは何の香りだっけ。 どこか落ち着くこの香り。嗅いだ覚えがあるんだけど。 僕はその花をシャツの胸ポケットに挿した。
14. 朝食の迎えに来たのは執事の知聖だった。 ドアを開けると彼女は深々と頭を下げた。 「ランカスター様。あの子の思いに応えて下さいましてありがとうございます」 「違いますよ。僕は女の子に手が早いだけの FTM ですから」 「ご冗談を。・・あら」
知聖は僕が胸に挿している花に目を留めた。 「本当に、あの子は」 「外した方がいいですか?」 「いいえ、きっとジョイは���ぶでしょう。ただ、大旦那様がお気付きになるかもしれません」 「そのときはどうなりますか?」 「お小言をいただくでしょうね。大旦那様はメイドが勝手な行動をとることを好まれないので」 「ジョイが叱られるのは可哀想だな」 「いいえ、叱られるのは許可したわたくしです」 「知聖さんですか」 「はい。いつものことなので慣れております」
確かに知聖ならH氏に何を言われても体よくいなすだろう。 むしろH氏が知聖に叱られている景色の方が目に浮かぶぞ。 「ジョイが叱られるのは僕も見たくありません。すみませんが、貴女が叱られてもらえますか」 「お任せ下さいませ」
「ところでこの花が何か、ご存知なら教えていただけますか?」 知聖は口に手を当てて笑った。 「知らない花を挿してるんですか」「いや面目ない」 「それはサンパギータと言ってフィリピンの国花ですよ。別名アラビアジャスミン。ジャスミン茶の香りつけに使われます」 ジャスミン茶! そうか思い出した。これはジャスミン茶の香りだ。
ダイニングに行くとH氏が先に来てテーブルについていた。 給仕をしていたジョイが僕の胸の花を見てぱっと顔を輝かせる。 本当にフィリピーナって、感情を隠さずストレートに表現するんだな。 H氏が僕に向かって聞��た。 「アポロくん、それはジャスミンではないかね」 「そうです」 「ジャスミンの花言葉は何だったかな」 「いいえ、知りません」 「こういうことは女性が知っているだろう。・・麻生」 「あなたと一緒にいたい、です」知聖が答えた。 僕は驚く。 貴女はその花言葉を知っていて、それでもなお僕が胸に花を挿すことを認めたんですか。
「ふむ」 H氏の声音が変わったような気がした。 知聖に向かって言った。 「いろいろ緩んでおるようじゃな」 「申し訳ございません、わたくしの責任です。どのような罰も受ける所存です」 「儂が罰を与えると言えば容赦のない罰になるが、よいのだな?」 「覚悟しております」 H氏は先ほどまでの、気のいい老人ではなかった。 かつて帝王と恐れられ、どんな無理をも押し通した頃の姿に戻っていた。
15. 十字に組んだ木の柱が運ばれてきた。 運んでいるのはコックのミゲルくんだった。 こういう力仕事は彼の出番になるのだろう。
キャビンの庭の一角にコンクリートの台があって、柱を立てられるようになっていた。 これは磔台だ。ここには最初から磔のための設備があるのか。 H氏は知聖を十字架に架けるように命じたのだった。 メイド3名は並んで控えているように命じられている。 ジョイはときおり嗚咽をもらし、隣のメイドに肩を抱かれて慰められていた。
ぽこぽこと音がして古びたスーパーカブが走って来た。 入口の門を通り抜けて、そのまま庭まで入ってきたらしい。 シートに跨っているのはH氏の友人の良照氏だった。 「急に呼び出して済まないの」 「いやいや。あんたのところの美人秘書を磔にできるんだ。何を差し置いてでも来るさ」 良照氏は僕に気付くと笑って言った。 「やあ、また会ったねアポロくん! マレルドでもなかなか見られない女の磔を見せてあげるよ」 マレルド! キリストの磔を再現する祭だ。 磔になる信者は本当に釘を打たれる。・・ということは、知聖は釘を打たれるのか。
ドレスの女性が出て来た。 知聖だった。 刺繍の入ったスカートにエプロン。襟ぐりの大きいブラウス。ディアンドルだ。 南国の空の下にドイツの民族衣装は不思議とマッチしていた。 知聖は美しかった。 髪は短く纏めたままだし、なぜか黒い手袋もそのままだった。 それでも彼女の美しさはメイドたちと比べても際立っていた。
知聖はジョイに向き合うと一度ハグをした。 そして芝生に置かれた十字架に自ら横たわった。 良照氏が知聖の胴と膝、足首を縄できつく縛った。 両手を広げさせて手首も縛った。 緊縛作業が済むと、それまで嵌めていた黒手袋を脱がせた。 !! 知聖の掌は歪な形をしていた。 右手左手それぞれ指の何本かが欠損していた。 メイドたちも驚いている。
良照氏は10インチ(約25センチ)はありそうな長い釘を出した。 先端を知聖の右手に当てると無造作にハンマーで打った。 鮮血が流れる。 たった1回の打撃で釘は肉体を突き抜け十字架に突き刺さった。 何度か重ね打ちして釘の頭を沈める。 続いて左手、右足の甲、左足の甲と打ちつけた。 ジョイが両手で顔を覆って逃げるように走り去った。 H氏はそれを止めない。 知聖は最後まで一声も発することなく、ただ目を閉じて耐え続けた。 良照氏は釘の上からスプレーを吹いて止血すると、こちらに向かって親指を立てた。 「できたぜ」
ミゲルくんも手伝って十字架を磔台に据えた。 両手を広げて釘を打たれた知聖が高く浮き上がる。 生きた女性の磔、いや女性に限らず人間の磔を見るのは初めてだった。 知聖の美しさが十字架に架けられてさらに美しくなったように思えた。
「なかなかいいじゃねえか」 良照氏はスマホで磔の知聖を撮影した。 「責め師の特権だ。撮らせてもらうぞ」 「流出したらお前を本当に殺すぞ」 「へっへっへっ」 H氏に凄まれても良照氏は怯まない。 「この男、昔から儂の屋敷に出入りしておった責め師じゃ」 責め師、そんな仕事があったのか。 「お寺の住職じゃなかったんですか?」 「表向きは今も僧侶だよ。へっへっへっ」 良照氏は自分のスキンヘッドを叩いて笑った。 「じゃあ、悪いが用事があるから一旦失礼するよ。下ろすときはまた呼んでくれ。なあに、半日くらい置いといても死にはしないさ」 そう言うとまたスーパーカブに乗って帰ってしまった。
僕は後ろを振り向いた。 十字架の知聖が微笑んでいる。 気が狂いそうなほど辛いはずなのに、どうしてそんな表情をしていられるのか。 「知聖さん!」 駆け寄って聞いた。 「これは僕のせいですよね!?」 「いいえ、そうではありません」 十字架の上から知聖が答えた。 「誰かが "躾" を受ける必要があるんですよ。でないと日常が緩みます、今回はたまたま、わたくしだっただけ」 「知聖さんはわざと罰を受けたんですか?」 「そんなつもりはなかったんですけど、必要と判断しました」 「貴女はとても賢い女性なのに」 「我ながら呆れます。でもこれがジョイにも、あのメイドたちを通じて日本の屋敷にもいい結果を生むと信じています」 「・・」 「ああ、恰好いいことを言いたいのに難しいですね。辛い目に会うのは初めてじゃないのに」 知聖は自分の手に目をやって続けた。 「意識を失う前に伝えることにします。貴女たち、」 ポニーテールのメイドとショートカットのメイドに呼びかけた。 「愛していますよ。日本の仲間たちによろしく伝えて下さい。・・それからランカスター様」 「はい」 「次は奥様といらっしゃって下さいませ。心からお待ちしております」 「知聖さん」 僕は思ったことを伝えることにした。 「はい?」 「今の貴女は恰好いいです。聖女のように恰好いいです」 「ま、ありがとうございます」 「でも告白すると、いま僕は貴女が苦しんでいることに興奮しています。もし僕が最初から男性だったらきっと勃起しているでしょう」 「うふふ。それは光栄だわ」 「できれば、貴女自身も興奮してくれているなら、聖女ではなく普通の女性として興奮しているなら、嬉しいのですが」 「え」 「その、興奮と言うのは、マゾヒスティックで性的な興奮という意味ですが」 「ランカスター様」 「はい」 「それを今、皆の前で公表しなければならないのですか」 「はい」 「・・ばか! 知りません!!」
16. H氏が教えてくれた。知聖の手袋は義指だと。 彼女は昔メイドだったとき、主人に尽くして指を失った。 氏が当主として長く君臨した間に、後遺症を残したり命を無くしたメイドは何人もいる。 「儂は感謝せねばならないのじゃろうな」
キャビンを辞する時刻になった。 知聖が運転できないので、リゲル君が僕を空港まで送ってくれることになった。 車に乗ったのは僕一人だった。 日本に戻るメイド2名はどうしたんだろう? リゲルくんに聞いても首を振って分からないと言われた。
H氏が見送りに出てきてくれた。 「ご主人自らのお見送り、感謝します」 「麻生が出て来れんから仕方なかろう。だいたい儂が一人で客を見送るなど日本でもあり得んことじゃぞ」 「ジョイはどうしました?」 「さあな。泣き腫らした顔を見せたくないのだろう」 「ではお伝えいただけますか。次に来るときはタガログ語のボキャブラリーを増やしておくよと」 「何で儂がメイドへの伝言を伝えねばならぬのだ! ・・麻生には言っておこう」 「感謝します」 面倒くさい爺さんだな。
小さな空港はがらんとしていてH邸のプライベートジェットが1機だけ駐機していた。 車は空港のゲートを入り、飛行機のすぐ横まで行って止まった。 リゲルくんが下ろす荷物をパイロットが飛行機後部の荷物室に収納する。 空港の職員がその場でパスポートに出国スタンプを押してくれた。 キャビンへ戻るリゲルくんと手を振って分かれ、僕は搭乗ドアのステップに足を掛けた。 空港に到着してわずか5分。 これだよ。これがプライベートジェットのいいところ。
"あ、ミスター" 乗り込もうとしたら職員に呼び止められた。 "その胸の花は持ち出せません" あ、そうか。 ジャスミンの花が胸ポケットに挿したままだった。 僕は花を取って匂いを嗅いでから職員に渡した。 ジョイの香りが胸の中に広がった。 職員は僕が渡した花をちらりと見てすぐにポイと投げ捨てた。 あのね、それは僕にとっては大切な花なんだけどな。 白い花は風に乗って海の方へ飛んで行った。 僕はそれが海へ消えるまで見送った。
初めて乗ったプライベートジェットには僕以外にパイロットが1人しかいなかった。 "よかったよ! 帰りは話し相手がいて" パイロットは東洋人だった。 胸の名札に 『Kim ほにゃらら』とある。韓国人だね。 "羽田まで途中給油含めて6時間だ。よろしくな!"
僕は機内を見回して質問した。 "他に乗客はいませんか? 女性が2人いると思うんですけど" "それなら君も見ただろう? もう後ろの荷物室に積んだよ" "積んだ?" 荷物を積んだときのことを思い出す。 そういえば僕の鞄とは別に大きめのゴルフバックが2個。 あれか! "正直言って理解できないね。女の子をバッグに詰めて荷物にするとは" パイロットは呆れたように両手を広げて喋る。 "こっちは指示された通りに運ぶだけなんだけどね。・・まったく金持ちってやつは。おっと君も金持ちか!" "僕は並の金持ちなんですよ。ド外れた金持ちのすることは僕にも分かりません" "そうか! うわっはっは" ポニーテールの彼女、ショートカットの彼女。 可哀想に君たちは荷物扱いか。 H邸のメイドにとってはそれも当たり前のことなのかい。
機内はゆったりしたシートが4席。 "好きなところに座って構わないよ。そこにコーヒーとお菓子があるから適当にやってくれたまえ" 言われたところを見ると、コーヒーミックス(ミルク砂糖全部入りの粉末コーヒー)と紙コップ、パッケージの中で粉をふいたクッキーが置いてあった。 ファーストクラス並みのサービスを期待した僕がバカだった。
飛行機が誘導路を進み始めた。 ごとごと揺れながら荷物室の少女たちのことを考える。 今頃、僕と同じこの振動を感じているんだね。 あ。 僕は立ち上がって操縦席に駆け寄った。 "ベルトを締めて!! すぐに離陸するよ!" "その前に! この機体、荷物室は与圧されないんですよね?" "よく知ってるね" "自分の会社でもプライベート機の購入を検討してまして" "そりゃすごい。やっぱり金持ちなんだ" "そんなことより、後ろの女の子はどうなるんですか!" "高度 3300フィート(約1000m)で飛ぶんだよ。さすがに成層圏まで上がらないから安心しな!"
僕がシートに転がり込むのと同時に離陸した。 窓の外をズビック湾の景色が流れる。 飛行機は低空で旋回した。 入り江を横切り、岬を見下ろすように通過した。 一瞬、キャビンの庭で十字架に架けられている知聖と、並んで深く頭を下げているジョイが見えた。 君たちはそこで飛行機の通過を待っていたのか。 ズビックで過ごしたのはたった3日なのに、すべての出来事がとても懐かしく感じられた。
飛行機は見渡す限りの海の上を飛行していた。 陸地は見えなくなっていた。 僕は自分でコーヒーをお湯に溶かして作った。甘すぎて飲めたものじゃなかった。 気を緩めるとすぐにジョイと知聖が出てくるので、意識して妻のことを考えるようにした。 ロスに帰りつくのは明日の朝だ。 すぐに牧舎に行って妻を解放しよう。 ウレタンの中から生還した瞬間の彼女は最高にセクシーなんだ。
・・私を置いて行った旦那様のお宅は楽しかった? あれ? ・・可愛いメイドさんの伽は受けた? あわわ。 ・・嫉妬なんかしないわよ。私に10倍の愛を注いでくれたらいいの。 ひえ。 脳裏に浮かぶ妻は能面のような顔をしていた。 僕は彼女に黙って行った言い訳をまだ考えていなかった。 ど、どうしよう。
────────────────────
~登場人物紹介~ アポロ・ランカスター(Apollo Lancaster):33歳、本話主人公。アメリカ人実業家で元女性のトランスジェンダー。妻は元・H邸のメイド 28歳。 麻生知聖(あそうちせ):36歳、H氏の引退後の住まい(キャビン)を管理する男装の女性執事 ジョイ(Joy):19歳、キャビンに勤めるフィリピン人メイド。 ポニーテールのメイド、ショートカットのメイド:それぞれ 18歳、16歳。日本の屋敷から派遣されてきた応援メイド。 ウォルター・キャラハン(Walter Callahan):75歳。アメリカ人退役軍人。退役時の階級は大佐。ズビック移住者でH氏の友人。 新堂良照(しんどうりょうしょう):70歳、元・住職。ズビック移住者でH氏の友人。 アンジェ :26歳。フィリピン人の歌手兼緊縛モデル。 ミゲルくん :28歳。キャビンに勤めるフィリピン人コック。 H氏 : 79歳。引退生活エンジョイ中。
引退して南の国に居を移したH氏のお話です。 表舞台を離れてもH氏の元には地元政財界の有力者が訪ねてきて夜な夜なパーティ・・。 当初はそんな展開を考えましたが、出来上がってみると悪友たちと毎日楽しく遊ぶ隠居老人のお話になりました。 氏の引退準備は 2014 年発表の『未来の帝王』から始まっています。 あのお話に登場した小学3年生の男の子が帝王学を学びながら成長し、本話で家督を継いだとお考え下さい。
本話の舞台はフィリピン・ルソン島にある仮想のリゾート地ズビック(Zubik)です。 かつてアジア最大の米海軍基地があったという設定なので、モデルになった街はすぐに判るでしょう。(名前も似せてますし^^) 日本からプライベートジェットで4時間(本話の6時間は低速飛行なので)の近さ。この国では例外的に治安がいいこと。そして他の有名リゾートと比べると観光客が少なく落ち着いた静かな街であることから、ここをH氏の隠居生活の地に決めました。 小説に登場する空港もこの地に実在します。あんな良い場所にあるのに民間定期便がないのは勿体ないと思ってます。(近くにクラークがあるから無理かなー)
主人公アポロくんは元女性のトランスジェンダー、いわゆる FTM(生物学的に女性、性自認は男性)です。 SRS(性別適合手術)を受けてほぼ男性の外観を得ていますが陰茎形成は行っていません。 過去話をお読みの方はすぐに分かったと思いますが、彼の奥様は前話『FTMのお客様』のキツネちゃんです。 本話の冒頭は前話の続きを意識して書きました。
そして知聖さんは昔『ハンガー』『被虐派遣』『凍結少女』で可哀想な目にあったメイドさんです。 18歳だった彼女は今やH氏も頭が上がらない執事になっています。 本話のクライマックスのイベントでは、おもてなしや男性の愉しみでなく自らを律するため罰を受ける形として、その役を彼女に負ってもらうことにしました。 釘打ちの磔は数えるとシリーズ3回目です。 フィリピンが舞台なので有名なマレルドを酒場の会話に出しましたが、H邸の磔とは特に関係ありません。
もう一人重要なキャラクター、メイドのジョイは次のようなプロフィールを想定しています。 本名 クリステル・ジョイ・マラヴィリャ(Kristel Joy Maravilla)。 フィリピン島嶼部出身。カトリック中流家庭で兄弟姉妹8人の次女。 高校ではチアリーディングに熱中。卒業後、看護助手の専門コース(6か月)と試験を受けて国家資格を取得。 求職活動中、たまたま現地人メイドを探していた知聖の目に留まり採用。 日本の屋敷で集中訓練を受けた後キャビンで勤務。 会話はフィリピン公用語の英語とタガログ語。日本語は勉強中。 素直で惚れっぽい性格。人のお世話をするのが好き。 彼女の被虐性は知聖さんが初対面で見抜きました^^。
H氏はズビックに来てから釣りの趣味に目覚めた設定です。 大佐のボートで沖に出かけますが、それならばとビキニ美女のフィギュアヘッド(船首像)緊縛をやりました。 女性をフィギュアヘッドにするプレイはポゼッションの一種だと思っています。 昔から大好きなんですが、映像はおろかCGですらなかなか見かけません。最近 pixv や deviantart で少しずつ見れるようになって喜んでいます。 15年前に初めて『アクナス』でフィギュアヘッドを書いたときはどこを探しても本当になかったのですよ。 ちなみに大佐のボートは YA○○HA の DFR-36FB。(カッコイイ船です) 船上のシーンはこの船をイメージして書きました。
猫砂の固めはファンタジーです。 昔、どこかのフェチ系サイトで見た記憶はあるのですが、サイトも内容もすっかり忘れたので、オリジナルで考え直しました。 短時間で固まる、ラバースーツ不要などの利点はあるにせよ、強度の点で実用性のある材料ではなさそうですね。 周囲を強固な壁で囲って保持するのなら、別の材料(細目の川砂など)でやっても固められそうですし。 まあ猫のトイレで女の子を固めるインパクトだけはありますから、どうぞ皆様の創作でもお使い下さいませ(笑。
最終章のプライベートジェットは乗客最大6人の小型機(HO○DA-JET Elite2)です。 機体後部に小さな荷物室があります。積載量 180 キログラム。ゴルフバッグ6個。与圧なし。 これはメイドさんを積むのにちょうどでは? ということで日本からの応援メイドさん2名は荷物になって返却されます。 与圧がないので低空飛行。 成層圏を飛ぶのと比べたら燃費も悪化し途中給油が必須ですが、元々途中給油が必要な小型機なのでそこは問題なし。 ChatGPT に高度千メートルの巡行飛行と言ったら「止めた方がいい」と飛行速度・航続距離・天候・管制許可などあらゆる理由を挙げて全力で説得されました��笑。 荷物室の彼女たちの無事を気にしながら、昔のプロペラ機みたいに低空飛行で悪天候を避けながら飛ぶ。 ロマンがあっていいと思うんだけどなぁ。 そうそう、あのメイドさんたちは日本から来るときも当然ながら荷物室で運ばれてきました。 入国手続き? さあ、どうしたんでしょうねぇ。
さて、長く続いた『H氏邸の少女達』シリーズは今回にて終了いたします。 前々ブログサイトで最初のお話を上げたのは 2009年。 足かけ16年19話の掲載でした。 本当にありがとうございました。
[Pixiv ページご案内] こちら(Pixiv の小説ページ)に本話の掲載案内を載せました。 Twitter 以外にここからもコメント入力できますのでご利用ください。(ただしR18閲覧可能な Pixiv アカウント必要)
0 notes
Text
50の質問について レーザー
thanks!<https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18305832
1.お名前と、その由来は?あだ名や通り名があればそちらも教えてください。
レーザー。閃光のレーザー。もしくは行き倒れのレーザー。
サイラスと出会った時に西陽で後光を浴びてる姿をみてレーザーと名乗ることに。本名はマシュー・ローズヴェルト。大都市エルダースプリングスの武器商ローズヴェルト家の長男。
2.性別、誕生日と年齢、血液型を分かる範囲で教えてください。
男、10/22、22歳、O型、天秤座
3.身長と体重(もしくはだいたいの体型)は?親しい仲間や友人達と比べて一番細身あるいは長身、存在感ゆえに実際の体格より大きくまたは小さく見える等の印象もあれば。
172cm、64kg。肉付きはいい方。サイラスより少し背が高い
4.一人称、二人称、普段の口調を教えてください。
俺、二人称は基本的に名前を呼ぶ、君、あなた、「俺、思ったより君のこと知らないかもだ」
5.出身の国や地域はどこですか?亜人種等であれば人種(民族)も教えてください。
アメリカ西部の架空の土地、エルダースプリングス
6.今住んでいる場所はどこですか?出身地とは別の場合、どのような理由でその場所に移ったのですか?
アメリカ西部の架空の町ファラウェイフォール。家から勘当されたこともあり、マリーのメイドから託された手がかりを手に1人放浪していたが限界。ファラウェイフォールに辿り着きその日たまたま門番してたサイラスに助けられてそのままサイラスの元に居候することに。
7.髪色、瞳の色、肌色、イメージカラーは?それぞれ特別な理由や由来があれば教えてください。
輝かしい金髪、星入りのライトブラウンの瞳、赤と白がイメージカラー。美容、特に髪には気を遣っているので自慢の金髪。
8.家族構成を教えてください。ご家庭は裕福ですか?家族仲はどうですか?
弟のエドワード・ローズヴェルトが1人いるけれどそりが合わない、なんなら別々に暮らしていたかも。家庭は武器、主に銃器類の商社をやっていて裕福。敷地は広いのに精神的に窮屈な家で家族仲は悪いです。
9.職業を、副業含め教えてください。学生の場合はどういった学校に通い、主に何を学んでいますか?(部活やアルバイト等の活動があればそちらも教えてください)
サイラスの勧めで役所の仕事を手伝っている。また人当たりがいいのでレストランのウェイターとしても働いている。
10.職場内(学校内)での人間関係は良好ですか?信頼、信用できる人は近くにいますか?
サイラスが1番の理解者。といっても隠し事が多くあるのでいずれ全部話さなきゃなあと思っているもなかなかタイミングと紡ぐ言葉が見つからない次第、居心地がいいのも話す機会を逃す拍車をかける。気さくで目立つので町の人や孤児院の子達からも結構好評。
11.自室の様子を教えてください。誰かと共用ですか?綺麗に整理整頓されていますか?乱雑に物が置かれていますか?
サイラスの一人暮らしの部屋に転がり込んでいる。私物入れる網籠を与えられているけどそれですら山盛りでちらかす。実家の部屋は勘当された際に思い切り片付けられてしまっていて万一帰ったとしてゲストルームに通されるくらい居場所がない。
12.私物の中で特に思い出深いものや個人的な必需品、捨てたいけれど捨てられないもの、忘れられないエピソード等があれば教えてください。
黒いアメリカンウォールナットの手鏡。婚約していた将校の一人娘マリー嬢から贈られたもの。マリーは亡くなってしまったので形見となる。対になるひとまわり小さい同じ素材のマリーの手鏡が存在をすることをレーザ���は知らない。
ライフルは自社製品のビンテージで誕生日に親から譲り受けたもの。メンテナンスも自分でできる。大事だけど、鈍器として振り回すこともあるくらいで手鏡に比べたらなんてことないと思ってる。
13.普段の服装は?仕事着、制服、私服、民族衣装、必ず付けているアクセサリー等もあれば教えてください。
白と赤が基調の派手な服。赤い刺繍入りの白のテンガロンハット。赤い刺繍とフリンジ付きのシャツに同じくフリンジ付きのブーツ。赤いグローブ。手鏡を手放さない。手鏡を無くすとまるでステータス異常になってしまう、いつものツイてるムードも消え思考停止状態になりまるで別人に。うーん、なんとか克服しろよ。
なお豊かな髭を生やす才能はある。(モデルのプレイモービル4525はたっぷり髭のガンマンで髭は着脱可能なため)
14.世間の流行には敏感、あるいは特定のものに対してのみ流行を追いかけていますか?もしくは全く無関心?
新しい整髪料とかシャンプーリンスとかすごく気になる男。レストランやバーでの噂話なんかにもすぐ首を突っ込む。
15.物持ちはいい方ですか?自分の所有物は長く大切にしますか?それとも物に対する愛着は希薄ですか?
物に対する愛着がありすぎる。思い出があるものを大切にする。なのに無くしたり��るかも…おっちょこちょい、集中力はあるほうなのだが。
16.特殊能力や、他人と比べて特別秀でている身体能力(魔法がある世界なら得意魔法)等があれば教えてください。それは自分にとって幸福、幸運なものですか?不幸なものですか?
非常に目が良い、目に星がある以外に視力的な意味で。そんなに特別だと思っていないようだけど、ライフルをメインで使うのでとても良いことだと思う。
17.学力(例えば座学の成績)はどうですか?学校でトップクラス、点数は取れるけど実用は苦手、暗記だけは得意、座学は嫌い、そもそも学校に行っていないから頭は悪い等教えてください。
学年があったとしたら真ん中くらいの出来。暗記は苦手。座学は寝ちゃう。家庭教師がついていたけれどろくに勉強しなかった模様。ギターとピアノも習っていたがピアノは気に入った曲を一曲弾けるだけで上達はしなかった、ギターはそこそこ。
18.得意科目と苦手科目をそれぞれ教えてください。学校に行っていない場合は、生活における得意分野と苦手分野を大まかに教えてください。
お風呂の掃除は上手いです、主に自分がつかうので。あとアイロンがけも自分のためにやってたのでできる。料理は原始的なものしかできない。裁縫ができないことを自覚。伸び代しかない、やりゃできるんだろうけれどお坊ちゃんだったから…。なんでもそつなくこなしちゃうサイラスがいなかったら生活には結構困るかもしれない。あと使ったものを元に戻すことが苦手。手鏡以外のものはなおざりになる。手鏡もたまに…で結局後悔する。
19.休日、オフの日は何をしていることが多いですか?たまにしかしない(できない)楽しみがあればそちらも教えてください。
サイラスについて回っている。バーや川釣り、狩猟や骨董屋探りなど。あとはたまにお風呂がある人のうちにお風呂借りに行く、水道代などをちゃんと払ってる。
20.癖はありますか?手癖、足癖、口癖、ストレス過多の時等に出てしまう異常行動等あれば教えてください。
手鏡をのぞくことと髪の毛いじるのが癖。マリーから手鏡を贈られた際せっかくかっこいいんだから手鏡を大事に使って欲しいといわれて肝に銘じたわけだが、気に入ってこんなに常に持ち歩くことになるとはマリーも予測しなかったと思う。
21.苦手、嫌いな物・者あるいは状況に対してどう対応しますか?できるだけ避けるのか、あえて積極的に立ち向かうのか、克服しようと努力するのか、向き合い方を教えてください。
自分より年上のイケメン、ナイスミドルが苦手。(笑)負けたなーって思っちゃうので勝負を挑んだりはしないけど、そういうスタイル、生き方もあるのか、と学んで吸収しようとする。
22.完全に敗北した、という経験はありますか?人生の中で最も挫折、敗北したというエピソードがあれば教えてください。その後立ち直れたのか、思い出すのも恐ろしいトラウマになってしまったかも合わせて。
後悔していることはあるけれど、大敗、挫折したことは今のところない。
23.人見知りしない社交的な性格ですか?それとも警戒心が強かったり、知らない人の前では口数少なく俯いたり、親しい人の後ろに隠れたりしてしまうタイプ?
見た目通り人見知りのない明るいやつ。性格に裏表がないのでとっつきやすさもある。
24.尊敬、敬愛している人はいますか?誰の、どういった部分を尊敬していますか?
サイラスのああみえて懐の広さとああみえて慈愛の深さを敬愛している、でも彼の孤児院への見返りを一切求めない多額の投資については思うところある。
25.幼い頃はどんな子どもでしたか?親や周囲の大人からはどんな風に見えていたのでしょうか。現在子どもの場合は、今の様子を教えてください。
とにかくやんちゃな子だった。走って転んだり庭の深い藪に分け入ったりと生傷が絶えなかった。こいつにいつから銃を与えていいものかと実家社内でも議論を巻き起こした。結局16歳の誕生日に特製のライフルを贈られ、それからは狙撃の腕を磨くのに夢中だった。切り出した木材を組んで的を作ったりするのも得意だった。
26.好きな(嫌いな)食べ物や飲み物は何ですか?好きになった(嫌いになった)理由があればそちらも教えてください。
お酒は辛口のものが好きみたい。ファラウェイフォールの酒場インディゴトゥルーではビールかマティーニを頼む。チーズ、とくにエメンタールチーズの載ったパンも好き。アボカドのむちょむちょ感が苦手。
27.食事はどこで誰と、どんな様子で摂ることが多いですか?
サイラスの家で大概3食食べてる。うまいとか辛いとかこれ好きとかやんややんや食べてる。サイラスがこいつ多分居座んなと勘繰ってレーザー用の食卓の椅子を買ってくれた時は喜んだ。
28.自炊はしますか?得意料理があれば教えてください。上手い、下手、可もなく不可もなく等の評価も(自他どちらでも)合わせてお願いします。
しません。へたっぴだと思う。習えばなんとかなるとは思いますが…いまのところ習う必要なく過ごしている。
29.ストレス耐性はあるほうですか?どんな時に特にストレスを感じて、結果自分の機嫌は自分で取れますか?それともすぐに態度に出てしまう?
意外とストレス耐性はかなりある。顔や態度に出さない。自分の機嫌は自分で取れる。あとぜんっぜん泣かない。マリーもマシューが泣いているところは見たことがなかった。
30.最も有効だと感じているストレス発散法は何ですか?それは習慣的に行っているのか、感情が爆発して行ってしまうのか、それとも実は発散できていないのか、教えてください。
長風呂、もしくは長シャワー。
31.今、1番必要な身近な人は誰ですか?何故その人が必要なのでしょうか。いない場合は、こんな人が傍にいて欲しい、こんな人と出会いたいという願望は抱いていますか?
サイラス。行き倒れていたわけ、勘当の理由なんかを深く訊かずにそばに置いてくれるのが本当にありがたく思っている。話さなきゃなあとは思っている常々。
32.規律や規範は守るタイプですか?それとも集団行動(生活)には不向きなルーズな性格?規律違反をしてしまったことはありますか?公私で全く違う場合はそれぞれ教えてください。
基本的に守るタイプだけど、思うところあったらアレンジしちゃうタイプで勝手にあれこれ変えて怒られる。
33.今、1番の悩み事を教えてください。どう解決しようと考えていますか?もしくは解決する方法はないと諦めていますか?
マリーの死後メイド長に託された鎖の円のエンブレムと4525とかかれた紙がなんなのか知りたいがかいまのところ手がかりがないこと。そのまま生きていれば解決策があります。
34.最も後悔していることは何ですか?もしもその瞬間に戻ることができたら、より善い選択ができると考えていますか?
病にかかったマリーとの最後の冬に、マリーがそうしてとは頼み込んだとはいえ雪の中連れ出したこと。そのせいで病の悪化に拍車がかかったとされてしまった。その時に戻れたら俺はマリーの申し出を断っていただろうかと、特に酒を飲んだ時に考えては病気になってからのマリーとの思い出に耽るのであった。この時マジの無口。
35.こんな人は好感度が高い、こんな人は好感度が低い、というタイプはありますか?身近にいる人でそれぞれに当てはまる人はいますか?
身分を明かしているいない時にかかわらず、あれこれ詮索してこない人が好きかもしれない。まさにサイラス。自分は詮索するのにな。
36.自由に使えるお金がある場合、何に使うことが多いですか?お金遣いは荒い?それとも節約家?
整髪料かなあ。お金の使い方はお金持ちの使い方をするので荒め。すぐにそれと気づいたサイラスが町での適当な仕事を探してくれてよかった。
37.お酒の好き嫌い、強弱を教えてください。酔うとどんな風になりますか?お酒好きの場合、好んで飲むお酒の種類もあれば教えてください。
お酒は好き。そこまで強くない。酔うと昔の思い出、遺恨のあることを思い出すことに耽ってしまい口数が極端に減る。辛めのお酒が好きでマティーニをよく飲む。西部にすでにあるのかは知らんけど。
38.敵対している(していた)組織、国、種族や民族はありますか?それに対してどんなことを(憎しみ、怒り、憐れみ、無関心等)思っていますか?
とくにありません。敵対ではないけれど強いて言えばよくできた弟に苦手意識がある。
39.現在所属している場所(職場や学校、チーム等)での自分の扱いに納得していますか?納得していない場合、それでも所属している理由とは何なのでしょうか?
役所でもレストランでも良くしてもらっているので何も不便も文句もない。関係は良好。
40.恋人もしくは伴侶と呼べる存在、片想いの相手はいますか?付き合う(好きになった)きっかけは?その人のどんな所に惹かれていますか?将来はどうなりたいと考えていますか?
前述のとおり商談付きの家族ぐるみで幼い頃からの付き合いがあったマリーという婚約者がいたが死別。今はファラウェイフォールにたどり着いた時からそのやさしさに救われてばかりのサイラスに惹かれているが、彼の伴侶になりたいことに気がつくのは少し先の話。
41.身体は丈夫ですか?過去に患った(今も患っている)大病や大怪我があれば教えてください。
めちゃめちゃ丈夫。骨折とかはありそうだけど大病をしたことがないかもしれない。
42.最近あった嬉しかったこと、怒ったこと、悲しかったことをそれぞれ教えてください。日常の些細なできごとで構いません。
働いてるレストランで賄いが出るようになってそれが美味いので嬉しかった。勘当されたときにも履いていたお気に入りの赤い靴下が破れて悲しかった。怒ることは滅多になくて、一回だけあるんだけどそれは手鏡が見当たらなくなったときサイラスがその手鏡の代わりはあるだろ的なことを珍しく口を滑らして、無言で怒った。
43.楽器演奏、ダンス、歌、絵画、演劇など、芸術方面に興味や才能はありますか?それは誰かと共有し合いますか?それとも他の人には秘密?
歌うこと、踊ることは好き。才能はある方だと思う。誰かにみててもらえて手拍子でももらえたならいくらでも歌って踊っていられるタイプ。秘密にはしてない、むしろ知って欲しいタイプ。
44.寝付きは良いですか?早寝早起き、朝が弱い、よく特定の夢を見る、うなされていることが多い等教えてください。
ほんっとに寝つきが良い。ぐっすり寝るタイプ。
45.日常生活の中で幸せを感じる瞬間を教えてください。
晴れてる時。トーストのチーズがとろっとしてる時。基本的に(レーザー自身のせいで)カリカリしてる相棒がくったくなく笑う時
46.羨ましい、もしくは妬ましいと感じてしまう相手はいますか?誰の、どのような部分にそう感じるのでしょうか?それは態度に出てしまいますか?
シェリフのグレイさんやエルドラド・ジョー。サイラスと旧知の仲であったり彼の過去を良く知ってるのがうらやましい。あせんなよ。
47.他人からはどんな性格だと言われますか?自覚はありますか?それとも無自覚で、納得いかない?
あっけらかんとした表裏のないやつだと思われている。その通りだと思うけれど俺にも悩みだってあるのよ、とは思っている。
48.今ある全てのしがらみから抜け出して、全く新しい場所で人生をやり直すなら、どんな場所でどんな風に生きて、何をしてみたいですか?
恵まれた家に産まれたことは自覚しているがそれ故の苦労もあったので、ファラウェイフォールのような町の一般的な家に産まれて家庭を持ったりしてみたいかも、と思っている。
49.将来自分はこうなっているだろう、もしくはなりたいと想像していますか?理想の形があれば、それは実現可能だと考えていますか?ネガティブな未来像であれば、そこから脱却する方法は模索していますか?
サイラスの理解ある相棒になれたらいいなとふんわり想像している。弟なんかじゃいやだい。
50.生きること(存在すること)とは○○である。○○の中を自由に埋めてください。単語でも、長めの文章でも構いません。
生きることは忘れないこと。
0 notes
Text

Maid Sama! On the cover of Lala - November 2013
#Maid Sama!#会長はメイド様#Hiro Fujiwara#Lala#lala magazine#shoujo manga magazine#manga magazine#Shoujo#shoujo manga#manga#manga art#shojo#shojo manga#manga illustration
10 notes
·
View notes
Text
・定治(婿養子)が長年寄り添った妻(本家)を亡くす ・定治がメイドと肉体関係を持ち、メイド(三角母)が妊娠する ・定治は母娘と共に暮らすことを提案するが、本家からの圧力で定治 が失脚することを危惧して、その提案を三角母は断る ・三角母は三角夫と共に初音を島で育てる。 ・島には初音と同世代の子がいなかったが、両親から温かい愛情を受 けて育っていた。そんな中、母が妹の初華を産む。 ・初華は明るい性格で暗い自分とは対照的で、妹へのコンプレックスを抱く。また、両親と血のつながった初華は両親から望まれてた本当の家族で、自分は本当の家族ではないという疎外感を募らせていく。 ・島に来ていた祥子と初華が仲良くなり、毎日のように祥子と遊んだ妹の話をから聞いていくうちに、自分と同じ豊川の人間なのに温かく愛される祥子と、自分も友達になりたいと強く思うようになった。 ・ある日、熱を出した初華になりすまして祥子と遊びに出かける。「楽しい、幸せ」島に来て初めて感じた喜び。島で出来た初めての友達に初音は夢中になる。 ・ところがある日、養父が海で亡くなる。悲しみを堪えつつ、妹を宥めていると、妹から養父は本当の父親ではないから悲しくないんだねと言われてしまう。深く傷ついた初音は、祥子に縋るように東京へと出奔する。 ・東京へ出た初音は、アイドルのスカウトを受け、祥子に見つけてもらえるように初華と名乗る。そこで定治の支援を陰から受け、アイドルデビューをする。 ・そこで祥子父と出会った初音はこれまでの敬意を打ち明けた。正義感の強い祥子父は初音を豊川家に受け入れるよう定治に直談判するが、本家からの仕打ちによって娘の初音、そして孫の祥子に害が及ぶことを恐れ、拒絶する。 ・定治が手を引いたわけではないはずだが、おそらく祥子父の対立派閥による謀略で祥子父は全てを失う。そうして祥子の人生を破滅させてのは自分のせいだと初音は考えるようになった... なるほどなぁと思いつつも、島にちゃんと学校があって同世代の子供たちで仲良くなれればこんなことにはならなかったんじゃないですかね。それと、祥子父は、定治に直談判した後おそらく根回しせずに豊川の直系血族に対して物申したんだろう。光の弦巻家に対して、派閥同士で権力闘争を繰り広げる闇の一族豊川に対抗するには婿養子組は詰めが甘かった。 これから豊川本家と正対するには尺が足りなさすぎるから、祥子がまた貧乏生活に戻って、ave mujicaで生活費を稼ぎながら初音と同棲するのが一番現実的な選択肢か?というより祥子は初音を守りそしてお父様を破滅させた豊川本家への復讐の道具としてave mujicaを利用するようになりそう。その目的なら祥子を助けるために睦も付いてきそうだし、睦を追いかけてにゃむも参加するだろう。そうなると、ただ一人何も知らず、一人だけ勝手に充実感を味わいながら浮かれている海鈴がますます滑稽なことに。やはりギャグ枠なのか。
0 notes
Photo

https://www.youtube.com/watch?v=c1E170Xr6BM&t=1s
縫合もこなすAI外科医ロボ、自習してどんどん手術スキルアップ 2024.11.19 11:00 author Kenji P. Miyajima
ワタシ、シッパイシナイノデ。
近い将来、縫合などの外科的手術をAIロボットにしてもらう時代が来るかもしれません。
動画で手術を学ぶAIロボット ジョンズ・ホプキンス大学とスタンフォード大学の研究者たちは、AIロボットに実際に行なった手術のビデオを見せて手術のスキルを習得させることに成功したそうです。
これは「模倣学習」と呼ばれる方法で、私たちがYouTubeなどのビデオチュートリアルを見て何かを学ぶのと似ています。百聞は一見にしかず。次の動画を見てもらえばよくわかると思います。
Video: Johns Hopkins University / YouTube Advertisement
動画のなかでは、針の操作、縫合、生体組織の持ち上げという外科手術に必要な3つの基本動作を行なっています。研究チームが模倣学習によって、ダ・ヴィンチ・サージカル・システムのロボットにこれらの動作をトレーニングしたところ、人間の医師と同じ外科手術を巧みにこなしたといいます。
研究チームは、ChatGPTのようなチャットボットに使われている機械学習アーキテクチャと模倣学習を組み合わせてAIモデルを訓練しました。ただ、チャットボットがテキストを扱うように設計されているのに対し、医療AIモデルは運動学と呼ばれる、動きを数値や方程式などの数学的要素で記述するために用いる言語を使って、手術ロボットにアームの動きを指示するのだそう。
アレはなに?渋谷で開催「時速400kmの飛行機レース」だよ。 アレはなに?渋谷で開催「時速400kmの飛行機レース」だよ。 Sponsored by AIR RACE X このAI手術ロボットに驚かされたのは、冒頭の10秒くらいのところで、針をつかみ損ねたあと、ちゃんとつかみ直すんですよ。動画は12倍速なので、実際にはもっとゆっくり動いているわけですけど、めっちゃスムーズじゃないですか?
なぜこういうことが可能かというと、研究チームが絶対的な動作ではなく、相対的な動作を学習させることで、AIシステムが自分で正しい動作を見つけられるようになるのだとか。
その結果、針を落とすという経験したことがない状況が発生しても、「針をつかんで持つ」というビデオで学習した動作につながるわけですね。
ジョンズ・ホプキンズ大学の医療ロボット学者で、機械工学の准教授であるアクセル・クリーガー氏は、以下のように述べています。
このモデルは、私たちが教えていないことを学習するのがとてもうまいんです。 針を落としても、自動的に拾い上げて続行するんです。 私はそんなことを教えていないのに、です。
Advertisement
こんなことができると、ロボットが人間の外科医���行なう作業を補助したり、場合によっては人間の代わりに手術を行なったりする未来を想像させますね。
ニュータイプはここが違う 従来型のロボットに手術の動きを学ばせるには、すべての動作を細かくプログラムする必要がありました。この作業には手間と時間が必要で、例えばある種の外科手術に用いる縫合方法を教えるのに数年かかる可能性があるそうです。そして他の外科手術に必要な縫合方法にまた数年…。
ソニーの新型完全ワイヤレス、優れたフィット感の秘密はフニャッと柔軟なこのツノ ソニーの新型完全ワイヤレス、優れたフィット感の秘密はフニャッと柔軟なこのツノ Sponsored by ソニーマーケティング株式会社 しかし、手術ロボット「ダ・ヴィンチ・サージカル・システム」に装着したカメラで撮影された数多くのビデオを見て動作を習得する「模倣学習」技術の導入で、トレーニングに要する時間は数日に短縮されたといいます。
この成果は、将来的にロボットがより自律的に複雑な手術を行なえる可能性を示しています。
クリーガー准教授はまた、時代が医療ロボットを必要としているとも話しています。
外科医の数は減っています。また高齢化によって、今後10年間で手術が必要な症例は2倍以上になると予想されています。それに対応するには、より多くの支援が必要なのです。
技術が進歩して医療ロボットがより自律的になった未来では、年中無休で医療ロボットが外科手術を行なって、医師が監督的、補佐的な立場で医療現場に携わるようになるのかもしれないですね。
人間とAI医療ロボット、自分が手術台に横たわって命を預けるとき、どっちが安心できるんでしょうか。
メイド・イン・東京のプロダクトが世界で注目されるワケ メイド・イン・東京のプロダクトが世界で注目されるワケ Sponsored by HP Japan Inc. Source: Johns Hopkins University
Reference: YouTube, Johns Hopkins University
Advertisement
RANKING Daily Weekly Monthly Amazon 1 嬉しいサプライズ!「Apple iPad mini 256GB」が24,000円OFFだよ #Amazonセール 2024.11.19 14:55 37,779
2 Appleのストレージ「iCloud+」、誰にも告げずサイレント値上げ 2024.11.19 10:30 27,840
3 今の季節に万能。1,990円で買えたユニクロの着心地抜群のフリース 2024.11.19 07:00 13,902
4 iPhoneで試したい写真の裏ワザ3選。ぜんぶ純正アプリでできるよ 2024.11.18 19:00 12,773
5 サルが無限にキーボードを叩いても、シェイクスピアは完成しない 2024.11.18 20:00 18,527
1 永遠に残る化学物質「PFAS」を水から除去する簡単な方法、あります 2024.11.14 21:00 92,334
2 新型iPhone SE、どうやら来年3月にでてきそう 2024.11.16 12:00 88,735
3 iOS 18.2の正式リリースが楽しみになる機能トップ10 2024.11.13 10:30 64,304
4 嬉しいサプライズ!「Apple iPad mini 256GB」が24,000円OFFだよ #Amazonセール 2024.11.19 14:55 37,779
5 ハーレーがつくった「電動バイク」。新モデルは街乗り向けのビッグ・スクーターだって 2024.11.17 20:00 45,239
1 もはや走る高級マンション。この豪華すぎるトラックで暮らしたい 2024.11.01 16:00 583,736
2 Apple Watchより気になるかも。いま話題のスマートウォッチ3選 2024.11.03 18:00 310,881
3 レイバンのスマートグラス。オタク趣味にまったく興味ない模様 2024.10.22 12:30 257,669
4 「言った言わない論争」終わる。iPhoneの通話録音はこう使います 2024.11.08 08:00 136,703
5 どんな自転車も電動化できるキット、大容量になって6倍長く走れる 2024.11.03 07:00 168,054
PR 1 サンワダイレクトプログラマブルキーボード ¥5,480
2 TP-Link USBハブ ¥4,580
3 コパ・コーポレーション ダメもとスポンジ ¥550
4 サンワダイレクト机上ラック ¥10,800
5 ケンコー デジタルトイカメラ ¥7,680
メイド・イン・東京のプロダクトが世界で注目されるワケ Sponsored by HP Japan Inc.
INTERVIEW
「まったく新しいコンピュータ」を作ってるらしいけど、どんな感じ?Extropic AI社に聞いてみた 2024.08.07 19:00
映画制作と“生成AI”の付き合い方。『マッドマックス :フュリオサ』プロデューサーに聞いてみた 2024.05.29 19:00
「動画は新しいテキストだ」。台湾テック企業役員が語るAI時代の情報伝達革命とは 2024.07.19 13:00 MORE
11月27日、このライブ配信に来てください。PCの本当のポチり方をお教えしますよ… Sponsored by インテル株式会社、日本マイクロソフト株式会社、日本エイサー株式会社、ASUS JAPAN株式会社、LGエレクトロニクスジャパン
(縫合もこなすAI外科医ロボ、自習してどんどん手術スキルアップ | ギズモード・ジャパンから)
1 note
·
View note