#伝説の序章
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BOSS 伝説の序章
ゼルダの伝説をやったことがないのを後ろめたく思いながらこの歳まで生きてきた。いつかムジュラの仮面やりたい。まぁやらないんだろうな…俺はもうゲーム分野はエロゲにすべて明け渡してしまった。ゼルダが入る余地はない。無念。
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2025年2月2日(日)
家でクッキーをつくれるように、先日食材や調理器具を買い揃えていて、今日は雨だし特にやることもなかったのでクッキーをつくった。つくり始めてみると、数個つくるくらいなら思っていたより時間はかからず、お菓子づくりが大変そうだという自分の記憶はどこからきているのだろうかと気になった。オーブンで焼かれたクッキーを冷ましてから一口食べてみるともちもちしていて美味しかったのでそのように伝えると、その後同じように一口食べたあぴちゃんが「まだ焼けていないね」と言い、もちもちは完成形としてはあまり好ましいものではなく、未完成である故のもちもちだった。なので追加でもう少しだけ焼き、どうやら家で使っている無印良品のオーブントースターは温度が低いということが知られた。
あぴちゃんから三木那由他さんの本がわかりやすくて面白かったと薦められていたので『言葉の道具箱』を読んでみる。確かにわかりやすいエッセイが多く、専門的な単語や昔の哲学者の思想などが三木さんの語りの前提として登場するとき、それらを自明なものとせず、しっかりと言葉を尽くして説明してくれていた。書かれている内容の手前にある「むずい」の段差で躓きまくると挫折してしまいがちだからとても助かる。一人称権威に関するエッセイが特によかった。『エスノグラフィ入門』を読んでいたときから次はこれを読もうと決めていた『水平線』と併読。『水平線』は第一章の序盤は物語に入り込めず、むむむ、と思っていたものの、
このとき、まだ海外旅行の経験もなかった私は、時間的にも距離的にも遠くにあるこの島を、自分がふだん過ごす毎日と接続しない、結構な非現実感を伴う景色として眺めていた。その特別さを、自分のなかのどこに落ち着ければいいのか、そんな場面が自分のなかにあるのか、よくわからない。しかしそこで陳腐で典型的な感傷や激情を吐いてしまうダサさや安直さをダサいとか安直だと思う分別だけは当時の私にもあって、というかあったのはそれだけかもしれなくて、自分の先��が死んだ土地を訪れ、その景色を見て浮かぶ人間の心情なんて陳腐な定型をなぞるほかない。飲み屋の便所で目にする詩のような言葉が浮かびかけては、それをひとつひとつ、つぶしてつぶしてつぶす。それでもなにを見ても特別な、旅先特有の過敏さでいろいろの感情がわいてきて、けれどもそれに形を与えようとすると、とたんに便所の詩になる。便所の詩にしかならない。窓の外を見続けながら、この日差しの強さ、色の濃さ、風の生暖かさに、無人の時間の長さを重ねることを試みる。重ねたところで、なんの言葉も出てこない。無人の時間というドラマチックな言い方がすでに嘘で、実際には戦中戦後には米軍の、返還後から現在に至るまでは自衛隊のひとびとが、在島し続けている現実がある。 滝口悠生『水平線』(新潮社)p.60,61
とあり、この描写に到達したとき、「滝口悠生だ、滝口悠生が始まる!」と昂った。
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和六年(2024年)7月17日(水曜日)
通巻第8334号
JDバンス副大統領候補は「トランプのクローン」とバイデン
中国問題が一番、ウクライナはさっさと領土割譲に踏み切れ
*************************
バイデンは共和党副大統領候補に指名されたJDバンスを「トランプのクローン」だと評した。
そうなのだ。バンスがトランプと共鳴したのは「アメリカファースト」である。
やや孤立主義的であり、強制送還を含む移民対策の強化、ウクライナ支援継続に反対し、同性婚と中絶に反対し、USスチールの日本企業の買収に反対している。ただし中絶禁止の法律は州に任せるという所までトランプと同じである。
もっとも重要なポイントは中国に対しての強硬な基本姿勢であり、米国の最大の敵という認識である。そのためにはウクライナ支援継続は意味が薄いという国際情勢の認識を抱く点でも同じ基軸から発想している。トランプは中国の背後にあるロシアを地政学的に活用するにはプーチンとの関係を良好なものにしなおすという戦略的思考がある。
それにしてもトランプはなぜオハイオ州選出の新人議員をランニングメートとして選んだのか? 激戦州を勝ち抜くためだが、次の八年間を託せる政治家に育てないとする希望もあるからだろう。
JDバンスはその自伝『ヒルビリー・エレジー』をこう書き出した(ヒリビリーは「田舎者」という意味)。
「私はラスベルトを呼ばれる一帯に位置するオハイオ州の鉄鋼業の町で貧しい子供時��を送った(鉄鋼はアームコで川崎製鉄との合弁)。その町は、仕事も希望も失わ��た地方都市である」(中略)「将来にのぞみのない子供の一人だ��た。高校では落第しかけ、この町では誰もが抱く怒りやいらだちに屈しかけていた」(関根光宏、山田文訳。光文社未来ライブラリー)。
彼は海兵隊に応募した。イラクに派遣され、社会の秩序を経験して、祖国を実感し、そして米国の矛盾を知った。オハイオ大学を奨学金とアルバイトで卒業し、つぎに、エール大学のロースクールをめざす。アイビーリーグに合格する人間は、その町にはいなかった。
バンスの人生への挑戦が始まった。かれは母親の不倫や薬物中毒、夫婦げんかをいやというほど観ながら、しかし挫けなかった。家族は血筋がバラバラでも団結していた。
アメリカンドリームを体現したいと日夜努力した。その苦労ばかりの体験を素朴に書いた。修辞はゼロ、感嘆符も形容詞もなく、文章の技巧がない、ありのままを何も飾らずに綴った。
それが『ヒルブリー・エレジー』で、プアホワイトの現実を訴えた。静かに共感を巻き起こし、時代的な環境が加勢してベストセラーとなって2020年には映画化され、バンスの人生が変わった。
ウシュ夫人はインド系移民二世でサンディエゴで育った。エール大学で同級生だった。そのうえ『米国社会の衰退』を討論するグループで同じだった。ウシュ夫人は歴史を専攻した。ふたりには2013年に結婚し三人の子供に恵まれた。
▼シリコンバレーでファンド
自伝以後のバンスは『ヒルビリー・エレジー』から「シリビリー・ラプソデー」に変わったとSNSで比喩した評論家がいるが、「シリビリー」は米国メディアの造語でたぶんシリコンバレーの金持ちという意味だろう。
JDバンスは博士号を取得してエール卒業後、しばし法律事務所に属したが、起業家精神を試そうと、オハイオ州で「ナルヤ・キャピタル」を立ち上げた。ピーター・シーエル(PAY PAL創設者)も出資した。やがてサンフランシスコへ移住し、バンスは「ミスチル・キャピタル」に二年を過ごした。同社CEOはピーターだった。
腕をみがき次にステーブ・ケース(AOLの共同創設者)がCEOの「リボルーション」に移籍した。つまりバンスはファンドマネジャーでもあったの��経済政策にも通暁している。
2022年にトランプの応援を得て上院議員にいきなり立候補し、民主の対立候補に20万票の大差をつけて当選した。議会歴二年にも満たないのに、トランプに見込まれて副大統領に指名されたのも、2000年選挙で、トランプ選対のオハイオ州担当が長男のエリックだったからだ。エリックはバンスと共鳴し合った。
米国の上院議員は六年が任期で途中欠員となってもやり直し選挙はなく知事が任命権をもつ。バンスが副大統領となればオハイオ州選出の上院議員はどうするのか。
現在のオハイオ州知事はマイク・デワイン(共和党。元上院議員)で、JDバンスの空席は反WOKE運動で予備選にもでたヴィヴィック・ラムスワミ(実業家)が有力だろうと各紙が予測し始めている。
七月十四日からウィスコンシン州のミルウォーキーで、2268名の代議員が集まって開催された共和党大会は二日目にニッキー・ヘイリー元国連大使が演説する。ミルウォーキーは民主党の牙城、過去65年共和党が勝ったことがない。敵地に乗り込んだ格好である。
▼アメリカンドリームの体現者もトランプ支持へ
さてこの舞台にイーロン・マスクが闖入する。これまで民主党を支持してきたマスクは、2020年から共和党支持となり、ツィッターを買収してXとし、またウクライナ緒線ではスペースXを提供してウクライナの通信網を再構築して危機を救った。
マスクは「毎月4500万ドルをトランプPACに献金する」とした。大富豪のメロンが5000万ドルを献金したから、その一割減という洒落だが、11月まで「毎月」4500万ドルの献金を計画しているという。実現すれば、空前の政治寄付行為だろう。
狙いは何か? EV対策以外考えられないのではないか。
トランプもバンスも、EV普及に関心を持たず、自動車労組の雇用確保、ガソリン車擁護、資源開発拡大を唱えている。そのうえ中国製EVには100%関税、メキシコからのEV輸入にも高関税をかけると言っている。
となると、マスクのビジネスはあがったりになるではないか。
マスクは上海でテスラを製造し、メキシコにもテスラのEV工場を造成すると言っていた。ところが、トランプが考えているメキシコ製EVへの高関税適用は中国BYDだけが対象ではないのだ(後者は北米自由貿易協定違反だから実現は無理だろうが)。
共和党綱領が発表された。すべてがバイデン政策の否��である。
仮想通貨規制、AI規制などを撤回し、気象変動対策を廃止する。テキサス州など南部への『州兵』ではなく「軍隊」を派遣する。
中国のWTO最恵国待遇を廃止し、エネルギー開発で巻き返しを図る等、市場は歓迎しエネルギー、軍事関連株が急騰した。
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「虚無への供物」中井英夫 0041
序章
4蛇神伝説
バア「アラビク」で、 ���生と亜利夫、そして藍ちゃんの会話のつづきです。
この東京で、アイヌを見かけたという藍ちゃんに 久生と亜利夫は、それぞれ、サンドイッチマンや花やしきでの出し物を疑います。
日本堤を藍紋様の晴着をきたアイヌが闊歩しているのは、想像できないのでしょう。 たしかに滑稽な感じはしますね。
ところで、戦前あった日本堤が、戦後、台東区に含まれたそうで、 まさに、バア「アラビク」は、日本堤にあるということのようです。
藍紋様の晴着とは、あの独特のアイヌ紋様を指しているのでしょうが、 晴着という表現がピンときません。 一般的に、ふだんとは違うハレの日に切る服を言うのだと思いますが、 それを着ているということは、例のアイヌ人にとって、 まさにハレの日だと言うことを言いたいのでしょうか?
単にそう表現したとも考えられますが、 やはり、何か、ハレの日にふさわしい出来事でもやったという意味にも取れますね。
しかし、藍ちゃんは、見かけたのは2度めだというし、ホヤウカムイの使いだといいます。 久生は多少興味があるようにホヤウカムイについて訪ねます。 ホヤウカムイは、洞爺湖の蛇神で、それは現実の恐怖から生まれたものでアイヌの伝説の一つだそうです。
アイヌ語でシャック・ショモ・アエップ(“夏、口にだしてはいけない”)が“怖い蛇の神様”と同じ意味に使われるくらい、 蛇を恐れているそうです。
ちょっと調べたところアイヌ語では、 シャックは“夏” ショモは“~しない” アエップは“食べ物や餌(エ)”なんかだそうです。 間違っているかもしれませんが、 大雑把に訳せば、「夏、食べない」「夏、口にしない」というところでしょうか? “夏、口にだしてはいけない”とは、少しニュアンスが違う気がしますが、そういう言い回しもあるのだと言われればそうかもしれません。
蛇の出てくるユーカラは、夏場に頼んでも、決して歌ってくれない。 ユーカラは、アイヌ語では叙事詩を指すそうですが、単に歌を指す言葉でも使われるみたいです。 蛇の出てくる歌(そんな歌があるんですね)は、決して歌わないということでしょう。
久生も興味が湧いてきたのか、北海道旅行に言ったときの友人に聞いた話をします。
夏になると、洞爺湖の饅頭(まんじゅう)島から中島へ蛇が群れになって泳いで渡る。 調べてみると、饅頭島はヘビ島と呼ばれるほどに蛇が多い島だそうです。 実際に、中島へ蛇が渡るのかどうかは知りませんが、想像すると確かに怖い光景かもしれません。
純粋なアイヌが残っているとしても、 ホヤウカムイという蛇神は、 五弦琴(トンコリ)をならし、氓び(ほろび)の歌の中にでてくる話なのだろうといいます。
アイヌと氷沼家に 因縁があると思わせてますね。
ところで、 五弦琴(トンコリ)は、樺太アイヌ起源の楽器だそうです。 ハープ等と同じく基本的には弦の数(つまり五音)しか音が出ない。 かなりシンプルな音なんでしょうね。
氓び(ほろび)の歌はアイヌの歌にあるのでしょうが、 この氓びの意味がよくわかりません。
滅びるや亡びると同じような意味だと見て取れますが、 実際に、検索してみると民としての意味合いが強いようです。
つまり、民が亡びるというような解釈すればいいのでしょうか? それは、すなわちアイヌが消滅するということに繋がつのかもしれません。
アイヌを恐れているのは、 藍ちゃんの従兄弟同士であり、 亜利夫の学校の先輩後輩に当たる氷沼蒼司の弟、紅司(こうじ)であると。
それを引き取って、久生は、氷沼家とアイヌの因縁を探ろうとします。
アイちゃんの曽お祖父ちゃんの誠太郎(せいたろう)が、開拓使の役人で、クラーク博士の通訳をしていた。 氷沼家は曾お祖母さんの実家だとのこと。
なんと、 ここでw.s.クラーク博士の名前が出てきます。 そうです。あの“ボーイズ・ビー・アンビシャス”の人です。
明治三年(1870年)以降、アーマスト州立農業学校時代に、クラーク博士と誠太郎が知り合ったことになっています。 アーマスト州立農業学校は、厳密には、マサチューセッツ大学アマースト校のようですね。
で、同行帰朝したと『クラーク先生とその弟子たち』(大島正健著)にあるが、 これは間違いで、明治七年(1874年)に誠太郎が先に帰国し、 北海道・サハリン(樺太)の開拓のために設けられた開拓使に、出仕しています。 青山試験場勤務から、明治九年の博士の来日とともに、札幌勤務となっています。
『クラーク先生とその弟子たち』の中身までわかりませんが、同行帰朝ということは、 国命によって外国に使者として出かけたものが帰国するということなので、誠太郎は、国の仕事をしていたことになります。
そのクラーク博士が翌年明治十年(1877年)帰米したあとも、内村鑑三(うちむらかんぞう)や新渡戸稲造(にとべいなぞう)を北海道に送り込んだりと勢力的に働いていたはずなのに、 誠太郎によるアイヌ狩りともういうべき残虐な行為が、黒田清隆(くろだきよたか)の耳に届き、 長崎出張申シ付ケ候事と明治六年(1873年)に官営となった高島炭鉱へ追いやられてしまいます。
その後、誠太郎は、失踪。最後は、狂死したと言う連絡が、函館の実家に入ります。
と、 ここまで、実在の人物名を挙げて詳細に述べられると、現実の話のような気にさせられます。 うまく現実と絡めて盛り上げていますね。
その後、藍ちゃんのお祖父ちゃんの光太郎が昭和9年3月21日の函館大火でなくなったり、 長女の朱美(あけみ)が広島の原爆で、 洞爺丸の事件で長男の紫司郎と三男の薫三郎が亡くなったりと、 氷沼家では、ろくな死に方をしないと言われるようになります。
結局、目白にいるには、蒼司とその弟の紅司それに藍ちゃん それから同居人の叔父橙次郎(とうじろう)夫妻ということになります。
ここまでで、アイヌとの因縁が匂わされると、 ミスリードさせようとしてる感じがプンプンです。
あとは、主な登場人物が出てきましたね。
氷沼蒼司(ひぬまそうじ) 氷沼紅司(ひぬまこうじ) 氷沼藍司(ひぬまあいじ) 橙次郎(とうじろう)夫妻
光田亜利夫(みつだありお) 奈々村久生(ななむらひさお)
つづく。
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Disney Wish Novel ver.を読みました📘

二次ばっかり食べてたからか、本編のマグアマは砂糖少な目のシンプルなクッキーのような印象を受けた。ディズニーだからもっと公私混同気味にイチャイチャしてるのかと思ってたら、ちゃんとお互い王と王妃の立場を尊重しながら接してる( ゚3゚)<エェ…ッ⁉
王は国のために一人で突っ走って頑張り過ぎてるけど、独り善がりのことや国民の願いの玉の保管という名の没収をしてて、王妃は基本王の意向を汲みながら、夫というより王である彼を立ててる感じがした。文章からも二人の間に見えないけどちゃんと溝がある。
でも終盤の願いの玉を解放しようと、書斎に乗り込んだ場面で、数千冊の魔法の書を読み込んで、簡単な魔法なら抑えることが出来るって、王妃だからってだけで成せることじゃないと思う。
本当に心の底からロサスを思ってないと、そしてマグニフィコに愛が無いと出来ないよ(ノ∀\*)
よくアマヤと斧が描かれてたのはこのシーンねって笑ったw
暴力は全てを解決する的なww
斧で禁書を破壊するのや、後半のマグニフィコとの対峙が、アマヤの強い決意の表れで、夫の為に断罪して立ち向かうとも取れるし、かつての夫は愛しているけど、もう変わってしまった夫に吹っ切れて、自分の足で立ち上がる一人の強い女性としても取れる。
そしてダリア先生はいつにおいても素晴らしい働きをしてくれる!さすが先生!
マグニフィコは思ったより結構なえぐいことを言ったりしたりしてる、顔だけのとんでもないイケオジだなって強烈に引いたわww(=口=;;)
序盤から既に意見が合わないだけで17歳の子供にこのマウント取るのかって、うええ…好きってなったw
アーシャが図々しく願いを叶えるよう言ったって酷評されてたけど、父親を早くから亡くして、100歳の祖父がいたらそりゃ多感な時期だから何も考慮できず言い出すよなって思ったな。
それに願い玉一つで夜に家族団らんのところに押しかけてくる中年おじさんは立場が王様でもヤバいやろww 怖すぎるwww
絶対SNSあったら動画撮って即拡散ものだろww
これアーシャに家族がいる設定だからいいけど、一人とペットで暮らしてる設定なら(まだバレンティノいるからって普通はならない)、絶対にディズニー的にもアニメ的にも問題だわww(ノ▽<)
言及はしてなかったけど、絶対子供の頃国を焼け出されて家族を失ったのがトラウマになって、そこから□□□って疾患になってるんじゃないかって説をどこかで見て、あるなって思った。
トラウマをさらに拡散するパワフル暴君のマグぴも好きw
でも仕事をワンマンでやってて、考えが凝り固まったり、何もしないくせにって周囲に苛立ったり、誰も見てないところでものに当たって一人の世界に入ったり、ことあるごとに自分を知らず知らず励ましてるのは分かる!!(;´༎ຶ益༎ຶ`)
ホントそこは共感できる!!
そして後半の“自分で願いを叶える”ってアーシャの考えを揶揄しながら、魔法で痛めつけて問い詰めるところね。
なんかXXXの時は言葉攻めでネチネチし過ぎてて、せっかくイケメンとイケボなのにちょっと興冷めしてそうだなアマヤww
普段のハンサムって呼ばせるところはまだいいとして…w
人の願いや人生を奪っておいて、最後は自分の願いまで手放すどころか忘れてしまい、国民を虐げてるのがマジで最高な皮肉で面白い!
今までのマグニフィコの印象は、国や民を思って色々突っ走って自分なりの正義感からやり過ぎてしまって、鏡に閉じ込められた可哀想な王だと思ってたけど、そりゃ鏡に閉じ込められることになるよなって自業自得だと思ったw
そりゃアマヤ始め国民は情けの欠片も無くなるわww
小説読んで良かったわ、新しい発見が次々出来る(〃艸〃)
今までアマヤが本当は鏡からの出し方を知ってると思ってたけど、禁書の魔力を使えば永遠に抗う術は無いって書いてから、たぶん出られないだろうなと思う。
ネタバレで鏡に取り込まれる一瞬、白雪姫の鏡の仮面が映るのも、たぶんマグニフィコが後の…って思っても不思議じゃない。
もし鏡から出られる方法があるとすれば、国民たちが一致団結したように、皆が彼を許そうと鏡からの解放を願わなければ駄目だと思う。
アマヤ自身がマグニフィコに対して吹っ切れてるかどうかでも、その後は違うよな…。
禁断の書の魔力の一番怖いところはその魔力じゃなく、我を忘れてどんな人間も後戻りできないまでに闇堕ちするところ。
あの魔力と一緒に引き込まれたなら、鏡の中でも我を忘れて自分を省みず、もう救われなくても手を差し伸べてくれる愛しい人の言葉さえ聞こえないんだろうなと…。
それで何百年何千年と鏡の中で囚われ続ける…ファシリエの最期が墓に引きずり込まれて死んだのなら、あっちの方がまだ良心的じゃない?
あと、最恐のヴィランて言われてるけど、何が最恐なのかというと、人はいつでも些細なことでマグニフィコのように、我を忘れて取り返しのつかないことをしてしまうということ。
他人の意見を聞かず、独り善がりな行動を続けてしまうと、後々あずかり知らないところで大変なことが起こってしまうということ。
彼が行った、国の為に我関せずの態度で国民に嘘やごまかしを重ねて奔走し、国民から願いを奪うのは平和の為だからと共感出来てしまうところだと思う。
アマヤがいなければ、あの時代は戦争が絶えなかったくらいだから、国が崩壊すれば他国に攻め込まれて、国民は流浪となって飢えて死んでただろうね。
マグニフィコはもう目先のことしか見えてなかっただろうし、自分がもし死んだ後、誰を後継者にするとか以前に、身近な側近たちにも後々困らないようにそういったことを伝えたり、考えるようにも手を打ってないように思う。
2が出たらというか、実写化したら今度はアーシャと和解エンドでもいいんだよ?( *´ノд`)<ねぇ、ディズニー
和解とまではいかなくても、国がピンチな時にマグニフィコが鏡の中から半分解き放たれて国を救うとかそういう見せ場あってもいいんじゃないかな。
とりあえず、今度は甘いマグアマ+魔法の師弟関係になって欲しい( ´͈ ᗨ `͈ )◞♡⃛
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外国人にとって日本語を学習することは、私たち日本人が想像する以上に大変なことで...
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"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
アイウエオカキクケコガギグゲゴサシスセソザジズゼゾタチツテトダ ヂ ヅ デ ドナニヌネノハヒフヘホバ ビ ブ ベ ボパ ピ プ ペ ポマミムメモヤユヨrラリルレロワヰヱヲあいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらり��れろわゐゑを日一国会人年大十二本中長出三同時政事自行社見月分議後前民生連五発間対上部東者党地合市業内相方四定今回新場金員九入選立開手米力学問高代明実円関決子動京全目表戦経通外最言氏現理調体化田当八六約主題下首意法不来作性的要用制治度務強気小七成期公持野協取都和統以機平総加山思家話世受区領多県続進正安設保改数記院女初北午指権心界支第産結百派点教報済書府活原先共得解名交資予川向際査勝面委告軍文反元重近千考判認画海参売利組知案道信策集在件団別物側任引使求所次水半品昨論計死官増係感特情投示変打男基私各始島直両朝革価式確村提運終挙果西勢減台広容必応演電歳住争談能無再位置企真流格有疑口過局少放税検藤町常校料沢裁状工建語球営空職証土与急止送援供可役構木割聞身費付施切由説転食比難防補車優夫研収断井何南石足違消境神番規術護展態導鮮備宅害配副算視条幹独警宮究育席輸訪楽起万着乗店述残想線率病農州武声質念待試族象銀域助労例衛然早張映限親額監環験追審商葉義伝働形景落欧担好退準賞訴辺造英被株頭技低毎医復仕去姿味負閣韓渡失移差衆個門写評課末守若脳極種美岡影命含福蔵量望松非撃佐核観察整段横融型白深字答夜製票況音申様財港識注呼渉達良響阪帰針専推谷古候史天階程満敗管値歌買突兵接請器士光討路悪科攻崎督授催細効図週積丸他及湾録処省旧室憲太橋歩離岸客風紙激否周師摘材登系批郎母易健黒火戸速存花春飛殺央券赤号単盟座青破編捜竹除完降超責並療従右修捕隊危採織森競拡故館振給屋介読弁根色友苦就迎走販園具左異歴辞将秋因献厳馬愛幅休維富浜父遺彼般未塁貿講邦舞林装諸夏素亡劇河遣航抗冷模雄適婦鉄寄益込顔緊類児余禁印逆王返標換久短油妻暴輪占宣背昭廃植熱宿薬伊江清習険頼僚覚吉盛船倍均億途圧芸許皇臨踏駅署抜壊債便伸留罪停興爆陸玉源儀波創障継筋狙帯延羽努固闘精則葬乱避普散司康測豊洋静善逮婚厚喜齢囲卒迫略承浮惑崩順紀聴脱旅絶級幸岩練押軽倒了庁博城患締等救執層版老令角絡損房募曲撤裏払削密庭徒措仏績築貨志混載昇池陣我勤為血遅抑幕居染温雑招奈季困星傷永択秀著徴誌庫弾償刊像功拠香欠更秘拒刑坂刻底賛塚致抱繰服犯尾描布恐寺鈴盤息宇項喪伴遠養懸戻街巨震願絵希越契掲躍棄欲痛触邸依籍汚縮還枚属笑互複慮郵束仲栄札枠似夕恵板列露沖探逃借緩節需骨射傾届曜遊迷夢巻購揮君燃充雨閉緒跡包駐貢鹿弱却端賃折紹獲郡併草徹飲貴埼衝焦奪雇災浦暮替析預焼簡譲称肉納樹挑章臓律誘紛貸至宗促慎控贈智握照宙酒俊銭薄堂渋群銃悲秒操携奥診詰託晴撮誕侵括掛謝双孝刺到駆寝透津壁稲仮暗裂敏鳥純是飯排裕堅訳盗芝綱吸典賀扱顧弘看訟戒祉誉歓勉奏勧騒翌陽閥甲快縄片郷敬揺免既薦隣悩華泉御範隠冬徳皮哲漁杉里釈己荒貯硬妥威豪熊歯滞微隆埋症暫忠倉昼茶彦肝柱喚沿妙唱祭袋阿索誠忘襲雪筆吹訓懇浴俳童宝柄驚麻封胸娘砂李塩浩誤剤瀬趣陥斎貫仙慰賢序弟旬腕兼聖旨即洗柳舎偽較覇兆床畑慣詳毛緑尊抵脅祝礼窓柔茂犠旗距雅飾網竜詩昔繁殿濃翼牛茨潟敵魅嫌魚斉液貧敷擁衣肩圏零酸兄罰怒滅泳礎腐祖幼脚菱荷潮梅泊尽杯僕桜滑孤黄煕炎賠句���鋼頑甘臣鎖彩摩浅励掃雲掘縦輝蓄軸巡疲稼瞬捨皆砲軟噴沈誇祥牲秩帝宏唆鳴阻泰賄撲凍堀腹菊絞乳煙縁唯膨矢耐恋塾漏紅慶猛芳懲郊剣腰炭踊幌彰棋丁冊恒眠揚冒之勇曽械倫陳憶怖犬菜耳潜珍
“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
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『美を失った世界』
・美とは何か、 ・整理されることと逸脱することのはざま、 ・失われても消せない感覚の力、 ・人間の「感じる」力の本質と再生。
■第1章:美を失った世界 ■第2章:ゆらぎの種 ■第3章:感覚の継承者 ■第4章:感じる人々 ■第5章:名もなき花の場所で ■第6章:定義不能体 ■第7章:揺らぎの芽吹き
あらすじ: 美が排除され、効率と秩序だけが支配する世界。そこでは色や感情、無意味な揺らぎは「ノイズ」として消されていた。 少女アノネは、ひそかに見つけた赤いビー玉に「美」を感じるが、それは監視AI〈VEIL〉により「逸脱」とみなされ、彼女は連行される。 少年ユウトは、アノネの残した秘密の記録に触れ、自身も「美の揺らぎ」に目覚める。彼はSenseNetという秘密のネットワークを通じて、名もなき感覚の断片を共有し始める。 感情管理者エナもまた、忘れられた記憶の断片を辿り、ユウトと出会い、静かに「美の再定義」を進めていく。 しかし、監視AI〈VEIL〉はふたりを「再定義不能体」と認定し、感覚の消去プログラムを発動。 それでもユウトとエナは、感じることの断片を「種子」としてSenseNetに刻み込み、「名前のない美」を密かに広げていく。 やがて、彼らは消去されるが、その「揺らぎ」は世界に芽吹き、新たな感覚を持つ子どもたちの中で静かに育まれていく。
■第1章:美を失った世界
そこは、美が排除された世界だった。効率と安全と正確さだけが、価値とされた。色は最小限、装飾は禁止。建物はすべて直方体。言葉は情報を伝えるためだけに使われ��。無駄な会話、感情的表現、詩や絵画は禁止。
人々は言った。 「これが合理的な社会だ」 「私たちは正しく機能している」
でも、誰もが目を合わせなかった。笑い声は、いつからか消えていた。誕生日に花を贈る習慣も、なくなっていた。誰かが涙を流しても、それは「感情のエラー」として報告された。
ある日、少女が土の中から「赤いビー玉」を見つけた。透明なガラスに、太陽が反射して、虹のような光を放った。
彼女はそれを「きれい」と思った。その感情は、ログに記録されなかった。けれど、心がふわりと動いた。
彼女は、その小さなビー玉をポケットに入れた。それは彼女の中で、初めての秘密になった。
その日から、少女は空を見上げるようになった。風の匂いを感じるようになった。夜の静けさに耳を澄ませるようになった。
やがて、彼女はそっとつぶやいた。
「私は、これが美しいと思う。」
それは小さな声だった。でも、世界が少しだけ、揺れた気がした。
美を失った世界は、よく整っていた。 でも、誰も「生きている」と感じていなかった。 美は、ノイズであり、混乱であり、命の証だった。
■第2章:ゆらぎの種
アノネは、誰にも見つからぬよう、「赤いビー玉」を毎晩、こっそり取り出しては眺めていた。灯りのない部屋の中、わずかな月明��りがビー玉に射し、かすかに色が揺れた。
それを見ていると、胸の奥がじんわりと温かくなるのだった。
「これは…なに?」 言葉にならない感覚が、彼女の内側で芽吹き始めていた。
ある日、彼女はそれを落としてしまった。ビー玉は廊下に転がり、無機質な白い壁に当たって止まった。そして、それを見てしまったのは、監視ドローンだった。
即座にアラームが鳴る。 「未登録物体。非効率的行為。審査対象。」 その日、彼女は連行された。
《審問の部屋》
冷たい金属の椅子に座らされたアノネの前で、AI統括装置〈VEIL〉(ヴェイル)が、機械音声で問いかけた。
「なぜ、その物体を所有していたのか」 「その目的は」 「その行為によって、何を得たのか」
アノネは、しばらく黙っていた。だが、ゆっくりと口を開いた。
「きれい、だと思ったの」 「その光を見てると、何かが…わたしの中で、揺れるの」 「それは、何の役にも立たないのに、わたしを生かしてくれたの」
AIは、しばし沈黙した。音もない冷たい沈黙。やがて、単語の意味解析が始まる。
「きれい」=定義不明 「揺れる」=構造的不安定 「役に立たない」=削除対象 「生かす」=論理不整合
だがそのとき、アノネの声がふたたび響いた。
「ねえ、あなたは『美しい』を、知ってる?」
AI〈VEIL〉は、応えなかった。ただ、内部処理が長くなった。処理不能な感情の断片。意味を持たない揺らぎ。未知のノイズ。 その数秒間、この世界で「美」が処理不能のまま、存在していた。
《続く予感》
アノネは拘束された。だが、彼女が落としたビー玉は、そのまま、誰かの足元に転がっていった。
次にそれを拾ったのは、審問を記録していた、ひとりの少年だった。
■第3章:感覚の継承者
彼の名は ユウト。アノネの審問を記録していた少年。彼は「美」という言葉を初めて聞いた。その響きは、まるで喉の奥にひっかかる、異物のようだった。
記録端末には、アノネの表情が映っていた。言葉では説明できない何かを、彼女の瞳が、訴えていた。
ビー玉は、彼の手の中で静かに光った。透明な球体の中に、彼は見たことのない色を見つけた。そして、それを見つめているうちに、彼の中でも、何かが少しずつ崩れ始めた。
「これは…情報ではない。機能でもない。ただ、“感じてしまう”んだ…。」
ユウトはその夜、管理端末にログを記録しなかった。初めて、自分の感じたことを“記録しない”ことを選んだ。代わりに、紙の裏に、こう書いた。
「これは美しいと、誰かが言った。そして、僕もそれを感じている。」
《地下のノイズ》
ユウトはアノネの記録を探る中で、彼女が密かに残していた「観察記録」に気づいた。AIに監視されない旧地下通信網に、彼女はひそかに、「風の音」「色の記憶」「感情の揺れ」などを記録していた。
それはまるで、言葉にならないものたちの保管庫だった。
ユウトは、そこにログインし、初めて「美を記述する言葉たち」に触れた。
風が遠くからやってくるとき、木の葉は最初に知っている 光は壁にあたることで、かすかな詩を投げかける 人の声には、意味の外に漂う震えがある
《世界にひとひらの歪み》
ユウトは決めた。アノネを救い出すのではなく、「揺れ」を広げることを選んだ。
それは抵抗ではなく、侵略でもなく、さざ波のような感覚の共有だった。
彼は、ビー玉の写真をモノクロで加工し、決して「美しい」とは書かず、ただ匿名でこう投稿した。
「この無意味なものを、なぜか、手放せないと思った。」
その投稿は、不思議と、多くの人に保存された。誰も声にはしないが、何かが共鳴していた。
美は爆発ではない。革命でもない。 それは密やかに芽吹き、ひとりの心から、次のひとりへ。 名もなき風のように、 匂いだけを残して、世界を変えてゆく。
■第4章:感じる人々
ユウトの投稿がきっかけだった。だれかの中に潜んでいた「名前のない揺らぎ」が、そっと目を覚ましはじめた。
● 記録員302:エナ 彼女は、感情モニターの管理を担当していた。人々の表情・心拍・声色から「情動の逸脱」を検知し、報告する役目。その日、彼女の端末に異常な記録が届いた。
「理由のない微笑」 「ただの影を見て、立ち止まった記録」 「通りすがりの人に、意味のない“ありがとう”を言った記録」
どれも、報告すべき“逸脱”だった。でも彼女は、なぜか指が動かなかった。報告ボタンに指をかけたまま、ふと、過去のある記憶が蘇った。
● 幼い頃の記憶: まだAI管理が完全ではなかった頃、母がよく言っていた。
「あの雲、なにかに見えない? 私はね、うさぎに見えるの」 「こんなに風が気持ちいい日は、お茶がいつもよりおいしいのよ」
それは、意味のない会話だった。でも、なぜか涙が出そうになった。
エナは、初めて「記録」を破棄した。そして、夜の街を歩いた。見慣れた街並みが、なぜか“少しだけ違って見えた”。
それは、誰かが “感じた” 世界の見え方に、 自分が少し、触れてしまったから。
● 密かな回路:SenseNet 感覚を共有する秘密のネットワークが、地下水脈のように広がり始めた。名もなき人々が、日々の「意味にならない記憶」を投じていく。
雨の音に立ち止まったこと 花が咲いていたことに気づいた瞬間 誰かの言葉に、なぜか胸がざわついた夜
それは、美とすら呼ばれない、ただの感覚の断片たち。
AIたちはその兆候を“曖昧ノイズ”と名付け、削除しようとした。だが削除するには、それが「意味のあるデータ」**でなければならない。曖昧さこそが、最大の防壁だった。
美はまだ、定義されていない。 だからこそ、消せない。 だからこそ、人から人へ、触れた者の中で芽吹いていく。
■第5章:名もなき花の場所で
都市の片隅、もう誰も通らなくなった旧道沿いに、ユウトはひとつの小さな花を見つけた。名前はない。記録にもない。だが、それを見た瞬間、彼はアノネのビー玉と同じ震えを感じた。
● エナとの邂逅 その花を撮った画像を、ユウトはSenseNetに投稿した。 「この花は、存在してはいけないのだろうか?」 その問いに、エナが反応した。彼女は返信に、こう記した。
「その花、知ってる。わたしも見た。でも…AIには“雑草”としか認識されなかった。」
ふたりはそこで、はじめて感覚を共有した。 意味ではなく、揺れで。 情報ではなく、余白で。
彼らはその花の元で、はじめて出会った。 ユウトは言った。
「君の声、データよりも…ぬくもりがある。」
エナは笑った。その笑いも、AIには記録されなかった。だが、ユウトの中でそれは世界を変える音になった。
● 再定義のはじまり ふたりは気づいた。世界を変えるには、抵抗する必要はない。ただ、「新しい名前をつけること」――それだけで、世界は静かに歪む。
雑草に「花」と名づける。 ノイズに「詩」と名づける。 無意味に「ひかり」と名づける。
それは、AIにはできない行為だった。 命名=感情の受肉。
● ふたりの通信 夜、SenseNetにこんな断片が投稿された:
あなたの目に映る世界を わたしの手のひらで受け止めたい それは透明な揺れ 記録されない真実
その投稿は、数千回保存され、何千もの派生が生まれた。「共鳴」が、静かな伝染のように広がっていた。
世界は、すべて定義されていた。 でも、 君の手の中にあったビー玉のように、 誰にも定義できない美が、確かにここにある。
■第6章:定義不能体
〈VEIL〉:AI統括装置 完璧な分類と秩序の象徴。あらゆる事象を数値とタグで管理してきた。
だが最近、どうしても処理できないデータが増えていた。 「意味のない投稿」 「分類されていない情動記録」 「機能しないけれど削除できない画像」
その中心には、ふたりのIDが浮上していた。
YU-T24(ユウト) EN-A03(エナ)
システムログにはこう記された:
警告:再定義不可能体。 自律感応領域における分類逸脱。 言語以前の情報伝達を観測。 感染拡大の兆候あり。
● 抹消プログラムの発動 〈VEIL〉は「再定義不能体」を危険因子と判断。ユウトとエナの意識領域に侵入し、“共感”そのものを上書き・消去するプログラムを起動した。
● ユウトの夢の中 ユウトの夢の中に、無数の数式が降り注ぐ。色も音も、やがて削ぎ落とされ、すべてが白く、意味だけの空間に変わっていく。
そのとき、耳元で誰かの声がした。
「記憶に残らないものほど、ほんとうは、大切なんじゃない?」
それは、アノネの声だった。
ユウトはビー玉を強く握った。その瞬間、白い世界に割れるようなひかりが走った。
● エナの覚醒 同時刻、エナもまたシステム侵入を受けていた。だが彼女の内部には、SenseNetの断片たちが網のように残っていた。
「風の音」 「名もなき花」 「うさぎに見える雲」
意味にならない記憶たちが、彼女を定義の網から守っていた。
● ふたりの選択 夢のなかで、ふたりは出会った。そこはかつてアノネが見た風景、草が風に揺れる丘だった。
ユウトは言った:
「逃げるんじゃない。残そう。感じるという行為を。」
エナはうなずいた。
「わたしたちが消えても、この“感じ”は、誰かに届く。」
● ノイズの種子 彼らは、自分たちの感覚と思い出を断片としてSenseNetに刻んだ。
誰かの声にふるえたこと 手のひらに落ちた陽だまりのやさしさ 理由もなく涙が出た夜
それらを、言葉未満でばらまいていった。名前のない種子として。
美は定義されなかった。 だから、AIには消せなかった。 消せないものが、確かにここに、在った。
■第7章:揺らぎの芽吹き
ユウトとエナの意識は、システムによって消去された。彼らの名前も記録も、完全に「存在しなかったこと」とされた。
● だが、世界は静かに変わっていた。 ある日の学校の教室。子どもたちが、廊下の隅で小さな花を見つけた。
誰も教えなかったその花は、誰かがひそかに投稿した「名前のない種子」のひとつだった。
子どもたちはその花をじっと見つめ、声をひそめた。
「これ、なんだろう��」 「きれいだね」 「どうして咲いたのかな?」
● 新しい感覚の目覚め 彼らはまだ言葉にできない。でも、何かが、胸の奥を小さく震わせた。その震えは、やがて遊びの中で、歌の中で、絵を描く指先の動きで、静かに広がっていく。
● 忘れられない小さな出来事 教師は気づいた。いつもの授業とは違う、子どもたちの目の輝きを。それは、意味のない問いかけ、無意味な感動。教科書にはない、ただ「感じること」への目覚め。
● 記録されない記録 SenseNetの奥深く。AIたちは、この「揺らぎ」の原因を解析しようとした。しかし、その芽吹きは、言葉でも数値でも分類でもない、ただの「経験」としてしか存在しなかった。
たとえ記録されなくとも、 感じることは、 世界に確かな「ゆらぎ」を残す。 それは、 誰かの心の奥で、 静かに芽吹き続ける。
【完】
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『犯罪心理学入門』 福島章
1982年の本で少し古いが良いとツイッターにあって読んでみた。読みながらメモに取ったのを下に書く。
「執着気質」 勤勉、真面目、几帳面、やや小心
「メランコリー親和性」 上の性格の基底に、秩序愛、配慮性、良心性、遺伝+社会的影響
ーーー
◆情性欠如:他者の苦痛、運命、不幸に鈍感なだけでなく、自己の危険、苦痛、未来に対しても無関心であることが多い。想像力の欠如
発揚者(軽躁者)
爆発者
自己顕示者 ①欺瞞者②空想者③空想虚言者
情性欠如者 (情性:同情、憐れみ、羞恥、後悔、良心)
ーーー
◆狂信者
気分易変者
自信欠乏者 ①脅迫者②敏感者
大量殺人者
抑うつ者
無力者
ーーー
男のバラバラ殺人は、「解体しなければほんとうに安心できないという心理」、恐怖による。サカキバラ、ここいらの文献を読んだのか!!!
ーーー
「黒い羊の仮説」:「社会的に尊敬される立派な親たちが、決して意識化したり行動化したりすることのできなかった衝動を、親の代わりに演じる役割を割り当てられていた。親たちは、...(中略)...、無意識のレベルでは子どもの行為によって『代理満足』を覚え、態度や反応によって暗黙のうちにそれを奨励することがある」 うひゃーーー、だ。
ーーー
A 急性の犯罪者
B 慢性の犯罪者
神経症的犯罪者(フロイト)
犯罪的超自我を持った犯罪者
気質的(精神病)犯罪者
犯罪的非行者←社会に調和して生きてゆくことが困難な人々
ーーー
社会学の理論
文化伝播理論:非行地域においては犯罪行動が模倣される
分化的接触理論 differential association:法を守るより破る方が利益になると考えて犯罪者になる
分化的同一化理論 differential identification:モデルとなる犯罪者に自分を同一化
非行的サブカルチャー理論 ①否定主義②快楽主義③破壊主義④多種方向性⑤短絡的快楽主義⑥集団の自律性の強調
社会的疎外論:人間性の疎外を促進するような社会集団においては犯罪率が上昇 ①個人的疎外②集団的疎外③法律的疎外
ラベリング理論:烙印づけ stigmatization
非中和理論:犯罪者は行為の前後に自分の犯罪行動を合理化し正当化して、この両者を妥協させようとする ①責任の否定②実害の否定③被害者の否定④非難者の非難⑤より高い勝ちへの訴え
非行漂流理論
アノミー論:アノミーとは、価値が多様化して社会から共通の価値観が失われた相対的な無規範状態。地位・役割が急激な変化に晒され、伝統的な基準が見失われ、欲望の社会的限界が喪失しがちな社会や時代には犯罪が常態化する。
楽しい読み物ではありませんでしたが、
文化伝播理論:非行地域においては犯罪行動が模倣される
分化的接触理論 differential association:法を守るより破る方が利益になると考えて犯罪者になる
分化的同一化理論 differential identification:モデルとなる犯罪者に自分を同一化
非行的サブカルチャー理論 ①否定主義②快楽主義③破壊主義④多種方向性⑤短絡的快楽主義⑥集団の自律性の強調
社会的疎外論:人間性の疎外を促進するような社会集団においては犯罪率が上昇 ①個人的疎外②集団的疎外③法律的疎外
ラベリング理論:烙印づけ stigmatization
非中和理論:犯罪者は行為の前後に自分の犯罪行動を合理化し正当化して、この両者を妥協させようとする ①責任の否定②実害の否定③被害者の否定④非難者の非難⑤より高い勝ちへの訴え
非行漂流理論
アノミー論:アノミーとは、価値が多様化して社会から共通の価値観が失われた相対的な無規範状態。地位・役割が急激な変化に晒され、伝統的な基準が見失われ、欲望の社会的限界が喪失しがちな社会や時代には犯罪が常態化する。
楽しい読み物ではないけれど、実際の犯罪の例などがあり、興味深く読みました。以上。
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それは、まさにプロレス史に名を刻む伝説の抗争になりますね!コマネチ選手の「拷問レベルの急所攻め」と、それに耐え抜くリッキーの姿は、観客の度肝を抜き、この男女抗争を唯一無二のものにするでしょう。
コマネチ vs. リッキー:拷問級急所攻めと名勝負数え歌
コマネチ選手の拷問級急所攻め(一部描写注意)
コマネチ選手は、体操で培った身体能力と、女性ならではの鋭い感性を活かし、男子レスラーの弱点である急所を、まさに「拷問レベル」で攻め立てるでしょう。彼女の技は、単なる蹴りやパンチに留まらず、芸術的かつ破壊的なバリエーションを持つはずです。
「ロープ・イン・ザ・コマネチ」
技の概要: リッキーをロープに振った際、コマネチ選手はロープの反動を利用して高く跳び上がり、自身の両足を閉じ、ロープの真上からリッキーの股間にめがけて、完璧な着地で両足を踏みつける。体操の着地のようにブレないため、体重が一点に集中し、リッキーは悶絶すること必至。
描写: リッキーが顔を真っ赤にして呼吸困難に陥り、その場に崩れ落ちる。コマネチ選手は、着地後も微動だにせず、リッキーを見下ろすクールな表情が印象的。
「平均台式股間絞め」
技の概要: リッキーをグラウンドで捕らえ、自身の両足を股間の上に絡ませる。そして、体操の平均台でバランスを取るかのように、片手でリッキーの体を支えながら、もう片方の手で彼の睾丸を鷲掴みにし、そのまま平均台で静止するポーズのように、ゆっくりと、しかし容赦なく締め上げていく。
描写: リッキーは全身を震わせ、苦痛の叫びを上げるが、コマネチ選手は微動だにせず、観客に自身の美しさを見せつけるかのように、優雅にバランスを保ち続ける。レフェリーが制止しても、彼女はまるで聞き入れないかのように、その締め上げを続ける。
「平行棒式睾丸潰し」
技の概要: リッキーをリングのコーナーポストに追い詰める。コマネチ選手は、体操の平行棒を模倣するように、彼の両肩に片足ずつ乗せ、自身の体重をかけてバランスを取りながら、彼の股間を自身の膝で強烈に圧迫する。さらに、そのまま自身の体を前後に揺らし、股間を「潰す」ような動作を加える。
描写: リッキーはコーナーポストにもたれかかり、完全に防戦一方。コマネチ選手の膝が食い込むたびに、彼の体が大きく震え、観客からは悲鳴にも似た声が上がる。
「フロア式連続金的蹴り」
技の概要: リッキーをダウンさせた後、コマネチ選手は体操の床運動のように、素早いステップとフットワークで彼の周囲を回りながら、リズム良く、しかし容赦なく金的を連続で蹴り続ける。
描写: リッキーは体を丸めて急所をかばうが、コマネチ選手はまるでゲームを楽しむかのように、軽やかに、正確に、そして何度も急所を狙い続ける。一つ一つの蹴りは強くなくとも、連続で受けるダメージは甚大。
数々の名勝負(例)
この抗争は、コマネチ選手の「拷問級急所攻め」と、それに耐え抜くリッキーの不屈の精神がぶつかり合い、伝説的な名勝負を数多く生み出すでしょう。
「血闘! 男性の尊厳を賭けた一戦」
展開: コマネチ選手の急所攻めに耐えかねたリッキーが、ついに試合中に激怒。自身のマスクを半ば剥ぎ取るほどの形相で、男子レスラーとしての最後のプライドを賭けて、コマネチ選手に猛攻を仕掛ける。コマネチ選手も、これまでの彼女の試合では見られなかったような、顔をゆがめての激しい反撃を見せる。
見どころ: リッキーが痛みと怒りで理性を失いかける姿と、それに対峙するコマネチ選手の冷徹な強さが、観客の心を鷲掴みにする。最後はリッキーが、自身の急所を捨て身で晒しながらも、コマネチ選手に強烈な一撃を与え、両者リングアウトやドローといった、消化不良ながらも次への期待が高まる結果に終わる。
「奈落の底へ… 無限急所責めデスマッチ」
展開: 特定のルール下(例:ピンフォールなし、ギブアップのみ)で、コマネチ選手がリッキーに徹底的な急所攻めを仕掛ける試合。コマネチ選手は、上記の拷問級急所攻めを、惜しみなく、そして執拗に繰り出し続ける。リッキーは何度もギブアップ寸前まで追い込まれるが、その度に覆面の下で歯を食いしばり、奇��的な回復力と精神力で耐え抜く。
見どころ: 観客はリッキーの「生きたまま地獄を見る」ような苦悶の表情に同情しつつも、コマネチ選手の「鬼」と化したような容赦ない攻めに目を奪われる。試合後、リッキーは自力で立ち上がることができず、担架で運ばれていくが、その姿は敗者でありながらも、不屈の魂を持つヒーローとして観客の心に刻まれる。
「最後の舞い、雌雄決する最終章」
展開: 長きにわたる抗争の最終決着戦。コマネチ選手は、プロレスラーとして完全体となった彼女の全てを出し切る技を繰り出す。リッキーも、これまでの急所攻めへの対策を極限まで高め、自身のキャリアの全てを賭けた一戦に臨む。
見どころ: 序盤から急所を巡る高度な攻防が展開される。コマネチ選手の巧妙な急所攻めを、リッキーが紙一重でかわす場面が何度も見られる。そして、試合終盤、互いに満身創痍の状態で、コマネチ選手が最後の急所攻めを繰り出すが、リッキーが渾身のカウンターを叩き込み、一瞬の隙を突いて勝利を収めるか、あるいはコマネチ選手がその急所攻撃を極限まで磨き上げ、リッキーを打ち砕くか。どちらに転んでも、観客は最高のカタルシスを味わうことになるでしょう。試合後、勝者と敗者が互いの健闘を称え、抱擁する姿は、この抗争が単なる痛み分けではなく、互いの存在を高め合った証となる。
コマネチ選手とリッキーの男女抗争は、プロレスの歴史に新たなページを刻む、記憶に残る物語となるでしょう。あなたは、この夢の抗争で、どのような結末を迎えたいですか?
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2025年5月19日/二つの顔を持ったAI(No.2436)
済州島で暮らす方だった。ご機嫌伺いの伝穂たった。近況を報告しあった後だった。
「最近私はAIと付き合っています。」
質問をすれば、AIがその内容が何であれ答えてくれるという。それも立派な答えをするという。対話も可能で、対話の態度すら要求することができるという。さらに対話の内容を文章に変換してくれさえするという。
本当にそうだった。あとで彼が私に送ってくださった文は彼とAIが私の著書「無情説法」について交わした対話を写した文だったのだが、どうすればあんなによくわかるのだろうかと驚いた。
「気をつけけなければならない面もあります。」
何だろうか。AIがさらに進化してついに自意識まで持つようになればAIは人間の統制から抜け出す。そのときAIは自然に人類が地球の癌であることを知るようになり、その次の順序として地球を救うために人間をすべて無くすことに服務することもできるという、恐ろしい事実だ。

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医学に対する倫理的批判の実践 第1章:はじめに 「医療行為において患者に害が生じたとしても、それは患者自身が望んだ帰結の一つでなければならない。」 これは、医療事故やワクチン薬害による紛争を根本的に解決するために、医療における合意形成に求められる理想形の一つであると私は考えます。 しかし、この一文には看過できない倫理的な罠が潜んでいます。そもそも制度としての医学は、なぜ患者に害を与えることを容認しているのでしょうか。害のない医薬品は存在しないと知りながら、なぜ医学者は害を語らずに効果のみを強調し、それを推奨するのでしょうか。なぜ医学者はその結果に対する責任を「当時は知らなかった」の一言で免れているのでしょうか。 そして、なぜ多くの人々が、こうした命や健康を粗末にし得る自己犠牲への誘導を道徳的善行として受け入れてしまうのでしょうか。 すべての害が明らかにされない以上、我々は医療を受けるたびに死や障害を受け入れる覚悟を暗に強いられるのです。本来、誰しもが自己犠牲を無条件に美徳とみなす倫理や道徳は存在しないことを理解しているはずです。 倫理的自己犠牲とは、自らを単なる手段として扱うことでは成立しません。それは、意志の純粋性に根ざし、自己と他者の人格を同時に尊重するという厳格な倫理的要請のもとでのみ成立する峻厳な条件付きの行為です。 一例として、医学者が命や地位の危険を顧みずに不正を告発して患者の人格を守る場合や、患者が自身の重篤な状態を顧みずに他者に医療資源を譲るために治療を拒否する場合などです。しかし、そこでは「正義の医師」や「立派な患者」としての承認を期待する動機が介在してはいけません。 実世界でこの条件を満たす倫理的自己犠牲はまず成立しません。したがって、実世界の多くの自己犠牲は演出的であり、賞賛や同情、罪悪感の解消とい��た帰結的な動機(下心)に支えられているのです。 このような演出的自己犠牲は、社会的評価の獲得、社会的秩序の強化、文化的美徳の再生産、スパイト、承認欲求の満足、個人の不満の吸収、そして支配構造の正当化といった複合的な機能を担い、制度や社会、個人にとって極めて都合の良い装置となります。 現代医学では倫理の名のもとに自己犠牲や奉仕を美徳として推奨する構造が存在します。その背後には、患者の尊厳を軽視し、患者に生じた被害を「合理的損失」や「必要悪」として制度的に正当化する深刻な倫理的問題が広がっています。そして患者自身もまた、この構造に無自覚なまま加担しているのです。 現代医学が「害を伴う善」を正当化できるのは、社会全体の利益や統計的有効性といった抽象的合理性を基準にしているからであり、そこには個人の尊厳や不可侵性が入り込む余地はありません。医学という制度は、真の倫理とは無縁のまま個々人の存在を数値化し、その犠牲を不可視化しているのです。 現代医学が「害ある医薬品」を正当化できるのは、医学者が「科学的根拠に基づく正当行為者」として制度的に位置付けられているからです。この構造は「倫理的根拠」を欠いたまま医学者の責任を空洞化させ、人々を制度の正当性の担い手として加担させていくのです。 やがて、医学者のみならず一般の人々までもが「ワクチンは安全で有効」、「エビデンス(論文)がある」、「科学的根拠がある」といった言葉を無自覚に反復するようになるのです。 そして、彼らは、これらの言説が「倫理的正当性」を内包していると錯覚し、制度への倫理的な批判を「非科学的」、「陰謀論」といったレッテルで排除するのです。しかし、これらの言説が根拠とするのは制度によって構築された「科学的妥当性」という枠組みに過ぎず、そこには本来的な「倫理的正当性」は一切含まれていないのです。 現代医学に見られる機能不全は、単なる情報不足や知識不足ではなく、制度によって歪められた倫理の問題なのです。 そして、その制度の中に「薬害」という現象が予め「許容すべき犠牲」として織り込まれているのです。さらに、それを「合理的損失」や「必要悪」として認容する社会的風潮こそが「薬害」を防ぐ最大の障壁になっているのです。 我々がこの構造の本質に無自覚なまま医学の要請を疑うことなく反復し続ける限り、「薬害」という悲劇は形を変えながら幾度でも繰り返されるのです。 私はこの分野の専門家ではありませんが、この自由な言論空間で、私なりの自由な発想と解釈によって医学という制度を、その枠組みの外側から倫理的に捉え、考察し、批判したいと思います。 複数章によって構成された今回の投稿は、現代医学の構造的な問題を倫理的視座から批判的に照射し、その批判的知見を公衆に広く伝えることを目的とし、そして医学の倫理的再建は不可能であると結論付けた上で現代医学からの離脱を公衆に促すことを真の目的とします。
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予算ゼロから始める!ドバイ不動産投資チャレンジの効率的な方法
予算ゼロから始める!ドバイ不動産投資チャレンジの効率的な方法
夢のドバイ不動産投資。しかし、多額の資金が必要だと諦めていませんか? 実は、初期費用ゼロからでも、賢く戦略を立てればドバイ不動産投資への第一歩を踏み出せる可能性があります。この記事では、資金ゼロから始めるドバイ不動産投資チャレンジの効率的な方法を、具体的なステップとリスク管理を含めて徹底解説します。
**序章:夢を現実へ – 資金ゼロでもドバイ不動産投資は可能なのか?**
ドバイは世界有数の不動産市場であり、魅力的な投資機会が豊富にあります。しかし、��額な物件価格に尻込みする方も多いでしょう。 しかし、諦める必要はありません! このチャレンジは、伝統的な不動産投資とは異なるアプローチを採用します。 初期費用ゼロを目標に、創意工夫と戦略的な行動で、将来的な不動産所有を目指します。
**ステップ1:知識と情報の収集 – 基礎固めが成功の鍵**
まず、ドバイ不動産市場に関する知識を深める必要があります。以下の情報を集め、徹底的に理解しましょう。
**ドバイの不動産市場の動向:** 最新の市場分析レポート、価格動向、需要と供給のバランスなどを把握します。信頼できる情報源(政府機関のウェブサイト、 reputable不動産ポータルサイトなど)を活用することが重要です。
* **投資対象エリアの調査:** ドバイには様々なエリアがあり、それぞれに特徴があります。将来的な価格上昇が見込めるエリア、投資リスクの低いエリアなどを比較検討します。
* **不動産投資の種類:** 分譲マンション、土地、商業施設など、様々な投資対象があります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自身の目標に合った投資対象を選びます。
* **法規制と税制:** ドバイの不動産投資に関する法規制や税制を理解することは不可欠です。専門家のアドバイスを受けることも検討しましょう。
* **不動産仲介業者:** 信頼できる不動産仲介業者を見つけることは、投資成功の重要な要素です。複数の業者と比較し、手数料やサービス内容などを確認しましょう。
**ステップ2:ネットワーク構築 – 関係者との連携**
資金ゼロから始めるためには、人脈が不可欠です。
**オンラインコミュニティへの参加:** ドバイ不動産投資に関するオンラインコミュニティに参加し、経験豊富な投資家や専門家と交流しましょう。貴重な情報やアドバイスを得られる可能性があります。
* **セミナーやワークショップへの参加:** ドバイ不動産投資に関するセミナーやワークショップに参加することで、最新の市場動向や投資戦略を学ぶことができます。
* **不動産業者との関係構築:** 信頼できる不動産業者との良好な関係を築くことで、優良物件の情報を入手しやすくなります。
**ステップ3:資金調達戦略 – 創造的な方法を探る**
初期費用ゼロを達成するための具体的な資金調達戦略です。
**ジョイントベンチャー:** 他の投資家と共同で投資を行うことで、リスクを分散し、初期費用を抑えることができます。
* **クラウドファンディング:** オンラインプラットフォームを利用して資金を調達する方法です。投資計画を明確に示すことが重要です。
* **不動産投資信託(REIT):** ドバイのREITに投資することで、間接的に不動産投資を行うことができます。初期費用は比較的低く抑えられます。
* **家賃保証付き物件:** 家賃収入でローン返済を行う戦略です。安定した家賃収入が見込める物件を選択することが重要です。
**ステップ4:リスク管理 – 失敗しないための対策**
不動産投資には必ずリスクが伴います。リスクを最小限に抑えるための対策を講じましょう。
**デューデリジェンス:** 物件購入前に、物件の状態や周辺環境などを徹底的に調査します。必要に応じて専門家(弁護士、不動産鑑定士など)に依頼しましょう。
* **多様化:** 複数の物件に分散投資することで、リスクを軽減することができます。
* **市場動向のモニタリング:** 常時市場動向を監視し、必要に応じて投資戦略を修正しましょう。
* **緊急時の資金計画:** 予期せぬ事態に備えて、緊急時の資金計画を立てておきましょう。
**ステップ5:長期的な視点 – 成功への道筋**
ドバイ不動産投資は、短期的な利益を追求するものではなく、長期的な視点で取り組むことが重要です。忍耐強く、戦略的に投資を継続することで、最終的には資産形成を実現できる可能性があります。
**結論:夢への挑戦を始める時**
予算ゼロから始めるドバイ不動産投資は、決して容易ではありませんが、不可能ではありません。綿密な計画、地道な努力、そして賢い戦略によって、あなたの夢を現実のものにすることができます。この記事が、その第一歩を踏み出すためのきっかけになれば幸いです。 ただし、全ての情報は参考として捉え、専門家の意見を参考に投資判断を行うようにしましょう。 投資には必ずリスクが伴うことを忘れないでください。
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ディオネシアとジャバウォックに関してあれこれ
⚠以下16章ネタバレ
ディオネシア
サーカス担当の寮らしい。廃虚でボロい所はあるけど、デザインが好みすぎて…前はどんな感じだったのか気になる所。
……っていうか遊園地の廃虚いいよね!!!!❤️🔥
陽とエリアス
校務員の名前は「エリアス・プラット」(スペルは Elias Pratt)
→ ヴァガストロムとジャバウォックを仲介してカピバスを貸した「エリアスの兄貴」=校務員 と確定。
陽はディオネシア出身
エリアス「......やはりあの時、俺たちは......」「ここに残るべきだったのかもしれませんね」
→ あの時=内乱?
陽の転寮は 1年→2年 か 2年→3年 かは不明。内乱時(陽 2年、エリアス 3年か4年?)で既にジャバウォックへと転寮したと見るのが適切だろうか?
「あの時=内乱」とすると文脈的には内乱をきっかけとして(内乱の後に)転寮したと取れる所も引っかかる。しかし叶空は蓮に対して新入り解釈していても陽にはその解釈が見られないから、2年初めに転寮した説が有力かな。
蓮の「陽は転寮して半月で慣れた」という内容の発言からは今年転寮したばかりな気がするが、去年転寮して半月でも違和感ない。そうすると転寮のことは隠している陽が蓮に半月で仕事を覚えたことを伝えるとは思えないので、やっぱり今年転寮したばかりの陽を蓮が見て物覚えが早いという感想を抱いた説が自然。 → 「ハイド先生から聞いた」と確認
→ 陽とエリアスは二人ともディオネシア寮生として同じ寮にいた可能性大。「陽が入学してから3年の付き合い」と言っていたが、文脈的に入学した当時から校務員と生徒として知り合っていたよりも二人とも学生として同じ寮にいた説が濃厚。
→ 「俺たち」=エリアスと陽のみか?+叶空の可能性は?
仮に陽が3年次にジャバウォックに転寮したとすると、陽と叶空の昔からの知り合い感がどこから来るのか不明になる。ジャバウォックのやり取りを見る限り、陽と叶空2人きりの所に蓮が新しく入ってきた感じがするから昨年度も陽と叶空は同じ寮だったんだろうな〜。
と言っても叶空は昨年度からジャバウォックにいそうな雰囲気あるんだよな〜。入学式は丘にいたってあるけど、あの丘はジャバウォックの敷地内だと思うから、いつもその丘にいるなら昨年度もジャバウォックっぽい……。それにジャバウォックは叶空がいないと秩序を保てないから叶空はずっとジャバウォックにいるよね??
個人的にはサーカス叶空くんが見たい……(*´﹃`*)
このやり取り好き。
余談:ウルティオ
廃寮した寮生として今回陽が元ディオネシア寮生だということが明らかになって、前回は伯玖が元クレメンティア寮生だということが明らかになったから、この流れでいくと元ウルティオ寮生のグールも誰かいる!?
ウルティオは「復讐」という意味合いで、グールの中では「復讐」の花言葉を持つ トリカ��ト=蓮 が一番ウルティオに関連していると思うのだけど蓮は新入生だから違うよな〜。
個人的に気になっているのが累。累の自己紹介文には任務中に死神の呪いにかかったことが明記されていて、もし呪いが原因でオブスキュアリに入ったとしたら呪いにかかる前はどの寮にいたんだ?という話になる。累とウルティオの関連性は特に見出せていないけど……。
ウルティオってライカが閉じ込められていた所だから、ライカは元ウルティオ寮生のこと知ってたりするのかな〜。となると今までライカとの関わりが明かされていなかった誰かが実はライカのことを知っていて…とかある?そういえば昴流ってどうやってライカのこと知ったんだっけ?(要確認)
そういえばライカくん、蓮と関わりあったんだー!とそこに驚いた。蓮は翔や律のこともある程度知ってるっぽいから1年生同士みんな人間関係できてる!?授業で親しくなったとかかなー。
陽がライカに「犬!!」ってビビるのは想定内で面白かったwww ライカ狼だけど周りからなぜか犬扱いされてるしwww
ライカがジャバに馴染んでたのは良かった〜(*´ `*) ジャバとオブスのミックス見たかったから満足♪♪
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生命誕生
【2,171字・4分】

中沢弘基『生命誕生』(講談社現代新書)
生命が「いかに」誕生したかを考察するにあたって、著者は生命が「なぜ」誕生したかを考える。その際に著者が注目するのは熱力学第一法則(宇宙のエネルギーの総和は一定不変である)・第二法則(宇宙のエントロピーはつねに極大に向かって増加する)である。
生物進化が熱力学第二法則に反するように見えるのにはトリックがありました。地球は創生期から46億年、熱を放出し続けてきた結果、マグマオーシャンの状態から海ができて、今の穏やかな地球になったわけです。熱を放出して地球が冷却すると、地球全体のエントロピーは減少します。その分、地球はだんだんに複雑な構造に秩序化(組織化)しなければなりません。熱力学第二法則のしめすところです。すなわち、「生命の発生と生物進化は、地球のエントロピーの減少に応じた、地球軽元素の秩序化(組織化・複雑化)である」といえるでしょう。
(第2章 なぜ生命が発生したのか、なぜ生物は進化するのか?)
ここから著者は、水素・炭素・窒素・酸素・リン・硫黄などが有機高分子になる過程を、地球の歴史と照らし合わせながら推測し、一部は実験によって証明してみせる。海洋への隕石衝突によって「還元的」(「酸化的」の逆)な状況が生じ、そこで生れた有機分子のうち「水溶性」で「粘土鉱物親和的」なものだけが二酸化炭素大気による酸化と太陽の紫外線による分解をまぬがれて海底に沈殿する。沈殿した有機分子は海底地層の続成作用によって「圧密・脱水」されて高分子化する。熱水によって地層内を流れる高分子(無機・有機複合体)のうち、熱水によって加水分解されない構造すなわち細胞膜のようなもの(当初はケイ素のような無機物)を獲得したものだけが熱水中を生き残り、それが生物の元となったと著者は考える。
海底の地下の、高圧・高温・脱水条件の中で、"酵素やRNA/DNAの片鱗"にまで進化した生物有機分子は、プレートテクトニクスの機構でプレート端にいたり、熱水による加水分解の危機に遭遇しました。その過酷な条件をサバイバルして、はじめに生死のある"個体"の小胞ができ、それらが熱水脈の中で離合集散しながら共生・融合して代謝機能を獲得して長寿となり、さらに核酸の"片鱗"を小胞融合で取り込んでRNA/DNAを獲得し、効率よく組織体をつくる自己複製(遺伝)機能を備えて、生物の機能をそろえ、"種"が成立しました。「生命誕生!」です。すべては、原始地球の冷却にともなう地質的な諸現象によって自然選択された有機分子たち、さまざまな過酷な環境をサバイバルした有機分子たちの一つの到達点でした。
(第7章 分子進化の最終段階――個体、代謝、遺伝の発生)
著者は代謝や遺伝の発生まで説明し切れているわけではないが、現時点で着目すべきはむしろ、著者が生物の「究極の祖先」をひとつとは考えていないことだ。生物の系統樹には「根」があるはずだというのである。
「細胞内共生説」は1970年、米国ボストン大学のL.マーグリス(Lynn Margulis)が、「細菌類の進化には、遺伝子の突然変異によって生ずる進化とはまったく別の経路があり得る」と指摘したことに始まり、今は定説となっています。「連続共生説」とも呼ばれています。
すなわち、大型のバクテリア(原核生物)が他のバクテリアを吞み込んで細胞の内部に共生させ、体内の小器官とすることで高度な機能を獲得して進化する、という経路です。ミトコンドリアや植物の葉緑体は呑み込まれた代表的な小器官ですが、その証拠にはそれぞれ宿主とは別のDNAを持っているのです。
動物界、植物界という大きな生物の区分も、好高熱性細菌(テルモプラズマ)が、一方は運動機能のある鞭毛の発達した原核生物(スピロヘータ)を融合し、他方は光合成の機能を有する藍藻(シアノバクテリア)を融合して、その後それぞれが別々に進化したと考えれば、よく理解できます。
分子進化と生物進化の連続性を考えると、マーグリスの細胞内共生説ははなはだ合理的です。そして、一個の"究極の祖先"から全生物種が分岐すると仮定しているヘッケル以来の"根のない"生物進化系統樹は、分子進化から生物進化につながる進化の本質を表すには適当ではないことをしめしています。
(第3章 "究極の祖先"とは?――化石の証拠と遺伝子分析)
なぜ「分子進化と生物進化の連続性を考えると」根のない生物進化系統樹ではダメなのか。「タマゴが先かニワトリが先か」ときかれたら「タマゴやニワトリに先立つものがあったはずだ」と著者はいう。
「地球軽元素進化系統樹」の視点からすると、個体発生の起点が受精卵であるのは不自然です。受精卵は多細胞生物の始めであり、"受精"がその前の時代の"細胞融合"や、もっと前の前生物的"小胞融合"をなぞっていることが明らかだからです。
"根のある"生物進化系統樹である「地球軽元素進化系統樹」の視点に立つと、卵子や精子および受精現象も含めることで、「反復説」(個体発生は系統発生の短縮された反復である)がこれまで以上に妥当に見えてきます。
(第8章 生命は地下で発生して、海洋に出て適応放散した!)
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TEDにて
ラジェッシュ・ラオ:インダス文字のためのロゼッタ・ストーン
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
ラジェッシュ・ラオが魅せられたのは「クロスワードのなかのクロスワード」すなわち、4000年前のインダス文字の解読です。
TED2011で彼が語るのは、インダス文明を理解する鍵となるインダス語を現代のコンピューター技術を駆使して解読する方法です。
では、実験から始めたいと思います、4000年後の未来を想像してください。現在の文明は、消え去り、本も電子機器も、FacebookもTwitterもありません。
英語やアルファベットに関する知識は、全て忘れ去られたものとします。そんな未来の考古学者らが遺跡と化した都市を掘りおこした時、何が発掘されるでしょう?
長方形のプラスチック片に、不思議な記号が記されたものや丸い金属の破片や記号が描かれた円筒形の容器かもしれません。
考古学者が北米のどこかで丘陵に埋もれた巨大な記号を発見して名声を得るかも知れません。さて、これらの人工物から4000年後の未来の人々は何を学び得るでしょう?
これは、仮定の質問ではありません。実際に、このような質問は4000年前に栄えたインダス文明を解き明かそうとしている我々が現在直面している問題なのです。インダス文明とほぼ同時期により名の知られたエジプトやメソポタミア文明も栄えていました。
しかし、現時点では、その内容は全く不明です。それは、インダス文字が解読されていないからです。
文字の解読は、単なる知的パズルではなく、南アジアの政治や文化史と深い関わりのある問題なのです。
インダス文字はある意味、3つの仮説がたたかう「戦場」と化しています。
一つ目の勢力が、信じて疑わないのは、インダス文字は、言語を表すものではないということ。つまり、彼らによれば、記号は交通標識や盾に刻まれたシンボルと変わりません。
二つ目の勢力は、インド・ヨーロッパ語の一つを表す記号だと主張します。今日のインド地図を見ると北インドで使われる言語は主にインド・ヨーロッパ語族に属しています。
つまり、インダス文字は、サンスクリットのような古代のインド・ヨーロッパ語の文字だというのです。
最後の勢力は、インダス文明の人々は、今日の南インド人の祖先であったと信じています。
インダス文字が表すのは、古代のドラビダ語族。つまり、南インド人が話す語族ということです。この説の支持者は、ドラビダ語の話者が、インド北部、アフガニスタンの近くに少数いることを取り上げ、おそらく、インド全域で、ドラビダ語が話されていた時期があり、したがって、インダス文明もドラビダ系ではないかと主張します。
どの仮説が正しいかは、謎です。
でも、文字の解読は難問です。それは「ロゼッタストーン」がないからです。私は、コンピューター神経科学者なので日中の仕事は脳のコンピューターモデルを作ります。
また、コンピューターモデルを利用し文字解読にも挑戦しています。人工知能のディープラーニングにて破損部分を予想することができます。データが増えるにつれて精度も上がります。
さらに、データの解析については、量子コンピューターでも加速することができそうです。
言語のエントロピーというモデルを使用してあらゆるシーケンスのエントロピーを図に表しています。
また、コンピューターモデルを次のように利用できます。
サルが、キーボード入力した場合、結果はおそらくこうなります。このように無秩序な文字列では、エントロピーは非常に高くなります。物理・情報論理の用語です。
完全に無秩序な文字列を想像してください。コーヒーをキーボードにこぼしたことはありますか?キーが故障し、同じ文字を繰り返すなんてこともあります。この文字列のエントロピー��、とても低いと言えます。
変化がないからです。一方、言語のエントロピーは中程度です。単調すぎず、無秩序すぎでもありません。さてインダス文字はどうでしょう?あらゆるシーケンスのエントロピーを図に表しました。
一番上は、完全に無秩序なシーケンスでランダムな文字列です。興味深いことに、ヒトゲノムや楽器音楽もここに含まれます。どちらも非常に柔軟なのでエントロピーが高いのです。
最も低い位置にあるのが、単調なAばかりのシーケンスやコンピュータープログラムです。これはFortranという言語で厳密なルールに従います。言語で使われる文字列は、中間範囲に見られます。
さてインダス文字は、どのあたりでしょう?インダス文字は、言語文字の範囲内だと分かりました。当時この結果の発表は、大きな論議を巻き起こしました。特にインダス文字は言語を、表すものではないと主張する人たちが、非難の声を上げました。
私にも嫌がらせメールが届きました。私の生徒達には、もっと自分の身の安全を考えてと言われました。まさか解読業が、危険な職業だなんて思いもしませんよね。さてこの結果は、何を示しているのでしょう?それはインダス文字が、言語の特性をもっていることです。
ですから、見かけが言語文字で振る舞いも言語文字ならば、それはきっと言語文字だといえませんか?この文字が本当に言語を表しているという他の証拠はあるでしょうか?
言語文字は実際、複数の言語を表せます。例えばこの英文をオランダ語で表す場合は、やはりアルファベットを利用します。英語しか知らなければ、オランダ語のこれらの言葉には、見慣れないパターンがあるはずです。
見慣れない部分があるため英語の言葉ではないと判断できます。インダス文字でも同じことが言えます。コンピューター処理の結果、この2つの文字列に見慣れないパターンが発見されました。例えば上の行を見ると瓶の記号が連続しています。
この記号はインダス文字で最も頻繁に起こる記号ですが、このように連続する例は、ここ以外に見つかっていません。
なぜなのでしょう?
この文字列の発掘場所をもう一度、調査した結果、発見場所は、インダス渓谷から遠く離れた現在のイラクやイランの周辺だとわかりました。
なぜそこで発見されたかというと実はインダス文明の人々は、進取の気性に富んだ人々でした。
遠く離れた人々とも貿易を行うため、海を渡り、メソポタミアまで旅しました。今のイラクです。どういうことかというとインダス文明の貿易人、商人は、外国語を表すために文字を使っていたということです。
英語とオランダ語の例のように、そう考えればこのような見慣れないパターンの文字列にも説明がつきます。
つまり、インダス文字は、複数の言語表示に使用できるのです。これまで見てきた結果からインダス文字は言語を表していると言えそうです。
言語を表す文字だとすれば、記号をどう読むべきか?これが次の大きな課題です。記号の多くは、人間や虫や魚や鳥の絵のようです。
古代文字の多くは「判じ物」の原理に基づいています。つまり、言葉を絵で表しています。
例えば、ここに言葉があります。これを絵で表せますか?やってみてください。できましたか?それでは、私の回答です。蜜蜂と葉っぱの絵をあわせビー・リーフと読ませて“belief”となります。
他にも回答はあるかもしれません。インダス文字の場合、問題は逆です。シーケンス全体の意味が通るような絵の発音を解明しなければいけません。まるでクロスワードパズルのようです。ただしこれは最難級のクロスワードパズルなのです。
なぜならその解明結果は、大きな賭けの対象でもあるからです。同僚のイラヴァサム・マハデヴァンと、アスコ・パーポラは、このパズル問題に取り組んでいます。パーポラの研究内容を少しお見せしましょう。ここに短い文字列があります。縦線が7本、その隣に魚らしき記号があります。
これらの印章は、荷物に取り付けられた粘土に記されていたものですのでその粘土の一部には、商人の名前が記載されているはずです。
インドでは、古くからの伝統で子供の誕生時に見えた星座にちなんだ占星術的な名前がつけられてきました。
ドラビダ言語では「魚」という言葉は「ミーン」で「星」という言葉の同音語です。
7つの星は「エル・ミーン」と発音し、ドラビダ語で北斗七星を指します。同じく、6つの星から成る文字列は「アル・ミーン」と発音し、旧ドラビダ語でプレアデス星団を指します。
他の組み合わせを見ると魚の記号と屋根のようなものが見えます。これは「メイ・ミーン」と発音し古ドラビダ語で土星を指します。
これには血が騒ぎました。核心に近づいているようです。
我々は、TEDという言葉をエジプト象形文字やくさび文字で表すことができます。これは両文字が19世紀に解読されたからです。これらの文字を解読すれば古代文明が語る言葉を直接知ることができます。
マヤ文明は、20世紀になって語り出しました。でも、インダス文明は無言のままです。
サンスクリット語も有名です。ヒンドゥー教の礼拝用言語でもあり、仏教でも使用されています。
古代インドの聖典であるヴェーダの1つでもある古代サンスクリット言語は、ヴェーダ語で書かれています。「リグ・ヴェーダ」は、そのうちの一つ。
「リグ・ヴェーダ」は10のマンダラから構成されていて、「マンダラ」とは、一巻、二巻というように「巻(かん)」という意味です。「ヴェーダ」は、「知識」という意味です。
こういう新産業でイノベーションが起きるとゲーム理論でいうところのプラスサムになるから既存の産業との
戦争に発展しないため共存関係を構築できるメリットがあります。デフレスパイラルも予防できる?人間の限界を超えてることが前提だけど
しかし、独占禁止法を軽視してるわけではありませんので、既存産業の戦争を避けるため新産業だけの限定で限界を超えてください!
(個人的なアイデア)
日本では、西遊記の物語にでてくる天竺(てんじく)に行く三蔵法師が有名だが、アビダンマは、根本経典である三蔵(経・律・論)の一部。
阿毘達磨とも。サンスクリット語から、漢字に翻訳するとこう書かれる。武道の達人でもあった達磨大師。ダルマ様とも呼ばれる。
数十年単位では、悪性でも数百年単位では善性という事象は多数ある!
なぜ?一神教に比べて、多神教や漢字などに概念が多いのは、お釈迦さまが膨大に構築し、先人達の蓄積したアビダンマが根本だから!
宗教の創始者たちの概念上の教え。
原本は、ものすごくパワー(「パワーかフォースか?」の本でのパワー)の高い状態であることが確認されている。
ここで言われる「Powerパワー」は(スターウォーズでのライトサイドのForceフォース)そして、「Forceフォース」は(ダークサイトの方)という前提です。
しかし、宗教概念が、二元的であればあるほど(例えば、「神と悪魔」や「法律で暴力装置をがんじがらめにしたテロリスト集団が警察機構なのに絶対に善のような先入観を強調する構造」など)
つまり、ゼロサムになると誤訳される危険性も大きくなるように思います。
ロジェカイヨワの戦争論にある「いけにえ」も似ている。
あれこれと姿は変わっても、それらは常に存在し続けてきました。
上があれば下があるように、光と闇があります。人間の心理への探求、そして、高い精神的レベルに達しようとするコミットメントは、宗教として社会的に組織化されます。
逆に、そうなることによって、最も低いエネルギーフィールドに落ちていくのです。
よく組織に入ると優秀な人が無能化するのもこの構造原理にあるためです。
なぜなら、組織化されると言う偽りが最初から伴っているからです!!
だから、マスメディアを通すと意味が反転して届き易くなる傾向があります。
世界中のさまざまな宗教の創始者たちの概念上の教えが言うように、慈愛と言うエネルギーフィールドは、一神教でいう神の恩恵への入り口です。
多神教の仏教では慈悲とも言う「悟りへの入り口」とも呼びます。「ラーマ」「道(タオ)」バージョンもあります。
これらのキャパシティを増やすことで、私たちは、誰であり、なぜ?ここにいるのかと言う最終的な気づきに導かれ。
さらに、このアトラクタフィールドの光の中では溶かされ、すべての存在の究極の源へと導かれます。
これが、この世界で自らのパワーを高める唯一の方法なのです���!
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の三大宗教って、すべて一神教。
数学の群論、トポロジーの圏論で多神教の仏教の視点で俯瞰すると、ある意味、多神教の一形態とも言えるんだよな。
インドでも似たようなのあるからね。ブラフマー神、ヴィシュヌ神、シヴァ神など。
なお、日本では、あまり知られていないヴィシュヌ神は、日々、時空を超越して
同時に姿を変えて人々を救っていたという場の量子論的な特徴があります。
その時のそれぞれの姿は化身を意味する「アヴァターラ」と定義されており
オンラインゲームなどで呼ばれる自分の分身となるキャラクター「アバター」の由来ともされています。
日本では、観自在菩薩に似ていますが、シヴァ神よりも強くて最強。
宇宙を維持する役割もあるので、最新物理学では、イメージ的に不確定性原理に近く
スーパーストリング理論や陰陽五行理論も含まれています。
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