#全日本GT選手権
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Fumika Suzuki, Kure Racing Team with Nismo, All Japan GT Championship (1997)
#fumika suzuki#鈴木史華#kure racing team with nismo#kureレーシングチームwith nismo#all japan gt championship#全日本GT選手権#race queen#rq#レースクイーン
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Top Gear GT Championship ROM GBA(Gameboy Advance ROMs) download is available to play for Delta Emulator. This Top Grear ROMs game is the US English. ROM and use it with an emulator. Play online game on Android / IOS Game Info Top Gear GT Championship, known in Japan as Zen Nihon GT Senshuken (全日本GT選手権, lit. "All-Japan GT Championship"), is a racing game developed and published by Kemco for the Game Boy Advance and released in 2001 Developer(s)KemcoPublisher(s)KemcoSeriesTop GearPlatform(s)Game Boy AdvanceReleaseJP: March 21, 2001 EU: June 21, 2001 NA: July 9, 2001Genre(s)RacingMode(s)Single-player, multiplayerBasic info, source Download Top Gear GT Championship (GBA ROM) for Emulator Link Top Gear GT Championship (U) [!].zip How to download & Install Game After successfully installing Delta, you can go to game ROM hosting websites such as delta-tricks ROMs With Delta Emulator, you just need to select the game you want > click Save game to download. Open Delta > click the arrow in the upper right corner > select File Navigate to the folder containing the downloaded game file > click on the zip file The game will be saved to the Delta library > click on the icon to start playing
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ゲームコレクターの酒缶が所有するパッケージゲームをカウントしていきます。85本目は『シティーツアーグランプリ 全日本GT選手権』 #44チャレン...
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マッハ号を目撃

現役は引退かな?



ゼッケンナンバー5番 ~ マッハGoGoGo車検320Rマッハ号(全日本GT選手権に参戦)

↑ 画像引用:http://sute2008.blog74.fc2.com/blog-entry-34.html
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downy/第七作品集
2020年3月18日発売。メンバーはGt&Vo青木ロビン、Ba仲俣和宏、Dr秋山隆彦、Sampler&Synth SUNNOVA、Gt青木裕となっている。そしてManipulatorとしてZezecoのManukanが参加しております。
Mix&rec&masはdownyではお馴染みのHAL STUDIOの三好俊彦とWAVE RIDERの岩谷啓士郎が制作されております。およそ4年ぶりとなるフルアルバムは前作よりはSNSで情報などが明かされず、その代わりにアルバム発売前にライブでstand aloneやgood news、コントラポストなどを披露して頂き、そこからどのような作品になるか考察を楽しませていただきました。
今作からSUNNOVAがメンバー加入をしており、SamplerやSynthを担当しておりますが青木裕のdownyとしての役割の意思を完全に受け継いでいるようなエキセントリックな音選び、緊張感を楽曲に纏わせるループフレーズやdowny独特の引き算の美学によるタイム感など、加入一作目とは思えない程downyと共鳴しており、しかしシンセの強みやギターでは表現できない部分などもSUNNOVAのアイデンティティとして楽曲に盛り込まれており、��までにないdownyの世界観の構築に多大に貢献されております。
前作はdowny流のブラックミュージックと称しましたが、今回はインタビューでも明言されていた通り原点回帰&プログレ色が非常に強く、より複雑にソリッドにシフトチェンジしており7thにして、このような変貌を遂げるのかと驚愕しました。downyの核ともいえるポスト・ハードコアな熱量やその対極とも言えるダウンテンポ感などが今作でかなり凝縮されておりそれを圧倒的な技術とアイデアを持ってして人力で再現するというdownyの底知れなさなアイデンティティに改めて驚愕をした作品です。
今回のアルバムジャケットも第五作品集を担当した山代 エンナが制作されており、艶やかな模様と一種の永代さを思せる集合体としての媒体に蝶を選んだとされる深層心理がとても、気になるところです。時雨前、黒のMVに蝶がフワフワと飛んでいく描写があったりとdownyと蝶との関係性も気になるところですね。蝶は一説によると魂の復活や変化などを意味するとのこともあるので、そういう部分がdownyと結びついているのかな?と考察するのも楽しいですね。
コロナ禍の中、本当にdownyには感謝してもしきれないぐらい様々な媒体でdownyを楽しませて頂きました。rhenium recordsというオリジナルレーベルを立ち上げたり新曲の17月の配信など、コンスタントに活動を続けるdownyをこれからも末長く応援し続けて行きたいと思います。
1.コントラポスト
downyでは5thの「 」を除けば3rd以来の静観な空気として口火を切る一曲目。アルバムジャケットを彷彿させるような蠢くような音がホワイトノイズという歪な媒体として周囲に覆っていきます。それと相反するようなストーリー性を感じる煌びやかなピアノの音がある種の不気味さを感じさせます。1.09秒頃にトリップホップを彷彿させる様なアブストラクトなノイズが混じりそれに呼応する様にまとわりつく様なベース音が更に曲に暗澹めいた雰囲気を醸し出しています。1.58秒頃に淡々とした無機質なドラムが導入されますがそこで、肉体的なグルーヴとループの酩酊感がより一層、楽曲に浸透していきます。
2.54秒頃に一旦、眩い静寂が訪れベースの音も躍動感と凶暴性が増しゴリッとしたリズミカルな音に変わっていきます。アルペジエータの様なシンセ音が無機質な��急感を生み出しておりメロディとしての役割を朧げに感じさせながら儚い雰囲気を生み出しております。
2.視界不良
downy節満載の抜き差しによるアンサンブルの美学がふんだんに盛り込まれた一曲です。奇数と偶数を織り交ぜた変拍子によりリズムに幾何学的なグルーヴを生んでおります。切り裂く様なギターの一閃がコード感と仕切りの様な役割をしており曲に更なる緊張感を与えています。1.03秒頃の昭和ジャズや海の静寂を彷彿させる様なミュートギターが和的な雰囲気を醸し出しており刹那の間ですが叙情感溢れる雰囲気が助長されいてとても素晴らしいです。
2.18秒頃に悲痛とも感じ取れるボーカルと淡く聴こえるギターの音、ループ感を感じさせながらも迫りくる様な恐怖を感じるドラムに耳を奪われていると塊を思わせる様なブレイクが鳴り響き、伏線とも感じ取れる様な静のグルーヴから捲し立てる様なスピード感のあるグルーヴに変貌します。最後は最初に鳴らされたシンセの音が回帰する様に儚げに曲の終焉を与えます。
3.36.2°
今までの「 」シリーズを継承したとされる楽曲と思われます。62回転同様この楽曲もどういう意味で名前をつけられているのかとても、気になるところではありますね。全編シンセで作られているであろう、この楽曲はテレビの砂嵐の様なロールシャッハテストを思わせる耳の捉え方で様々な楽曲に変貌するとても立体的な曲というふうに感じました。歪な音と煌びやかな音、構造自体をなぞる様な不穏な音に耳を傾けているとあっという間に終わってしまいます。個人的にライブでdownyのVJの砂嵐に音が付くとしたら、この様な音なのではないのか?と思いました。
4.good news
曲の前に微かに聴こえるノイズ音が意図的かは分からないのですが今までにないdownyの生々しさを生んでおり初めて聴いた時に感動した記憶があります。引き算の美学、ここに極まれりといった様なシンプルなギターフレーズを軸に楽曲が進んで行きますがdownyお得意の七拍子という事もあり、他のアンサンブルに組み込まれることによりとてつもなくかっこいいフレーズになっていくという感覚は形而上学のドラムとベースを彷彿させました。ゴリッとしていてスクエアなグルーヴを生み出しているベースもカッコよく複雑でアブストラクトなドラムに呼応して躍動感を生んでいます。2.12秒頃のエモーショナルなボーカルの熱量も相まって、水面下の激情を体現しています。2.44秒頃のハイハットとスネアの応酬が素晴らしく正にdowny流のプログレとしてその真価を発揮しています。今回の考察の一つとして英語のタイトルが多いという事が一つ気になる処があってgood newsもそうですが、そういう部分も考えて行けたら楽しいですね。
5.角砂糖
アルバムが発表された時に一番気になっていた楽曲名ではありました。角砂糖というあまりにもdownyらしいタイトルに胸が躍った記憶があります。この楽曲はサイドチェインという手法を取り入れており、EDMやテクノなどではありがちな手法だがバンドサウンドで取り入れているバンドは世界広しといえどもdownyぐらいしか僕は知りません。downyとしては、また新たな開拓としてシンセベースを取り入れており、音の圧として大きな役割を担い、その後に続くエレキベースとの相反する音のソノリティがより一層、広いレンジで感じ取れます。ドラムの跳ねる様なフレーズも素晴らしく楽曲に一定の浮遊感を与えながらもバスドラのダークな質感により、曲に不穏な印象を与えています。アウトロの方で鳴らされるギターのメランコリックな音もすごく気持ちが良く良い意味で矛盾感を生んでいます。この楽曲は青木裕さんのギターも収録されており、僕の耳ではどの音なのかはまだ判断できないのですが、そういう部分も意識しながら聴くと凄く楽しいです。
6.ゼラニウム
downyとしては無くてはならない花シリーズですね。五拍子を基調としたこの楽曲は幻想的でメランコリックな空気感と肉体的なグルーヴでドラムとベースが進んでいくとても不思議な曲だと思います。ギターの侘しげなフレーズと煌びやかなシンセがお互いを助長し合っていてとても素晴らしいです。周囲を覆う様なアブストラクトなノイズギターを彷彿させる様なシンセ音も、この楽曲に唯一の煙っぽさやダークな雰囲気を与えていて、とてもかっこいいです。
7.砂上、燃ユ。残像
2018年3月19日のdownyワンマンライブと同様の名前を持つこの、楽曲はいろんな意味で自分の人生の中でも特別な意味を持つ楽曲になりました。
アコギのとてつもなく複雑なフレーズがコード感と曲の柱としての主軸を担っており14秒頃の切り裂く様な咆哮を感じさせるギターが緊張感を楽曲に醸し出しています。小さい頃に近所の神社の夏祭りで微かに聴こえる笛の様な音にも聴こえなんとも言えないノスタルジックを個人的に感じます。ドラムの煽る様なフレーズが、アンサンブルに混ざり合うことにより楽曲に寄り添う様な印象も醸し出していて凄く不思議なフレーズだと個人的に思いました。印象的なベースのフレーズも響きを尊重しながらも主導権を握る様な決定的なフレーズでドラムとの兼ね合いが本当に素晴らしいです。2.34秒頃のコード感も寂しさと朧げな雰囲気を醸し出しており涙腺を刺激させられた瞬間でもありました。
8.pianoid
pianoidという言葉を調べた所、その様な言葉は見つからなかったので個人的にpiano +android=pianoidという風に解釈しました。そのタイトル通り全ての音が機械的に精密に構築されており、ベースは淡々と進み禍々しさを纏わせ、感覚を一定に集中させていると思いきや徐々にリズムがずれていたりと無機質ながらも肉体的な作用でしかなしえない演奏者としての強靭な技術力をこの楽曲でさらに感じました。2,21秒頃に鳴らされるマッチを擦った様な音も一瞬だけ導入されるので、この音の意味とかも凄く気になります。
9.鮮やぐ視点
バスドラに、いつものdownyと違う質感を感じたのですがデッドな音とも違うこの音はどの様に作ったのか、どうしてこの楽曲で採用しようとしたのか凄く気になるところではあります。シュール的に鳴らされるカモメの音と丸みを帯びている様なバランスの整ったベースフレーズが素晴らしいです。規則的に鳴らされるクラシックを彷彿させる様なピアノの音とブルージーなギターのフレーズが真逆な性質の空気感を構築しながらも上手く混ざり合い調和されているのが本当に素晴らしいです。3.10秒頃にボーカルの熱量が上がりグラデーションの様に音が変化していきノイズとしての圧も強まり曲がハイライトに向かって行くところで更にかき混ぜられる様にアンサンブルが重なり合い余韻を残す様な煌びやかな音ともに終わります。
10.adaptation
downyでは初と言えるかもしれない全編英詩の楽曲です。downyのダークサイドな部分とループ感が濃縮されておりスピード感のあるドラムフレーズとミニマルなギターが序の役割を担っています。所々で流れる燻かげなベース音が緊張感と不気味な雰囲気を生んでおり、ベースフレーズにここまでの恐怖感を覚えたのは、この楽曲が初めてです。徐々に音の隙間が無くなり球体の様な始まりと終わりの区別がつかない様なアンサンブルも本当に見事です。3.20秒頃に螺旋を彷彿させる様な騒然たるシンセ音も本当に素晴らしいです。
11.stand alone
downyは個人的に最後の曲は本当に最後らしい雰囲気の曲を持ってくるイメージなのですが、この楽曲は一曲目でもおかしくない熱量と破壊力のある楽曲なので、最後に持ってきた時は、とても驚いた記憶があります。インタビューでも明言している通り、初期を彷彿させる様な楽曲で、エッジの効いたザクザクとしたギターフレーズがおどろおどろしい雰囲気を構築しており、ドラムのハイハットとのキメも鋭利感が強まっており本当に素晴らしいです。その裏で儚くとも印象深いピアノが鳴っており隙間を縫うようなベースフレーズがアンサンブルに更なる堅牢感を構築しています。1.29秒頃の地を這う様なベースと万華鏡の様なギターフレーズが素晴らしく、次々と曲の表情が変わり、初期の世界観が再構築され更に圧倒的な技術力によってdowny流のプログレへと昇華して行きました。。2.33秒頃のカオスとも言えるリズムの応酬と迫りくる様なベースフレーズが本当に素晴らしくさらに伏線回収とも言えるギターのフレーズが垣間見え怒涛的に楽曲は終わります。ライブ以外で持っていかれるという体験は少ないのですがこの曲は聴いていながら圧倒的な音世界にやられて聴き終わった後にしばらく呆然としていました。そういう意味ではこの曲が最後になるのも凄く納得できます。
downy/第七作品集trailer movie
https://www.youtube.com/watch?v=IKHJpFgh4P4
砂上、燃ユ。残像
https://www.youtube.com/watch?v=xNHUhILnoZ4
視界不良
https://www.youtube.com/watch?v=-18WPslZPEY
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Mini-Z RACER AWD SERIES 【新製品入荷情報】 家ラジでも絶大な人気を誇る "AWDシリーズ"の新製品が入荷しました! 1990年の全日本ツーリングカー選手権にデビューし、新たなGT-R伝説を作り上げた名車R32型スカイラインGT-R。個性的なHKSカラーをまとって1993年のレースを戦ったマシンをモデル化。 狭い室内でも僅かなスペースで本格的なドリフト走行がお楽しみいただけます! 《新製品》 No.32618HK:HKS スカイライン(R32 GT-R) 24,200円(税込) 皆様のご来店を心よりお待ちしています。
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<未来をこころざすシンセ:Roland V-Synth review> 前編:V-Synth の紹介と、仕様解説
あまりに情報量が多すぎるので、2分割します。 「前編:V-Synth の紹介と、仕様解説」 「後編:V-Synth の背景・誕生・そしてシンセの未来へ」
以下、前編です。
●メーカー名 Roland
●機種名
・V-Synth(初代:’03年発売:オープンプライス、発売当時の実勢価格は、29万円くらいか?)
・VC-1 "V-Card; D-50 for V-Synth/VariOS“(V-Card シリーズって、1枚3万円くらいやったっけ?)
・VC-2 "V-Card; Vocal Designer“
「シンセサイザーは、こんなことで良いのか!?」
という強大なアンチテーゼに対し、ローランドが出した渾身の回答、そして問題作、その名も「V-Synth」シリーズ。日本語では「ヴイシンセ」と読む。
そしてそのオプションとなるソフトウェア・ライブラリー「V-Card」シリーズ。この豪華3機種へのレヴューを、まとめてお送りします。ついでに先行機種 VP-9000 や VariOS(ヴァリオス)も、少し触れておく。
2003 年に発売された、初代 V-Synth。
61 鍵、ベロシティ、チャンネルアフタータッチ対応キーボードシンセ。フルデジタル。
2年後の 2005 年には機能拡張された3Uラックサイズ/デスクトップ型音源モジュール V-Synth XT が、さらに2年後の 2007 年にはフルモデルチェンジによる後継機種キーボードシンセ V-Synth GT が発表。
ローランドが独自開発した VariPhrase(ヴァリフレーズ)テクノロジーを使ったサンプリングシンセであり、と同時にヴァーチャルアナログシンセでもあり、さらには COSM(コズム;Composite Object Sound Modeling)テクノロジーによる各種オブジェクトをモデリングした音色加工セクションもある。これら3つをちゃんぽんにして音創りする、一種のセミモジュラーシンセ。
この当時のローランドには「V-Product」と呼ばれる、一連の革命的なスター商品があった。’95 年発売の V-Guitar VG-8 に始まり、V-Studio VS-880、V-Drums TD-10K、V-Mixer VM-7000、V-Bass、VP-9000 VariPhrase Processor、そして V-Synth / VarIOS / V-Card。いずれも Virtual のV、Victory のV、そして V-Synth などに限って言えば VariPhrase のVや、Variable のVもあろう。このあとで V-Piano、さらには R-Mix という PC / Mac 用ソフトにおいて VariPhrase を応用した V-Remastering という技術まで出して、V-Product の波は終わった。
V-Synth は、ソフトシンセみたいな音が出るハードシンセであった。ではソフトシンセで良いじゃないか、というと、そこはハードならではの、演奏できる楽器としての存在意義があった。 だが、それは単に物理的だから直感的、というだけではない。この意義ついて、一般的に思いつくよりもずっと深い次元にいたるまで、そして前人未到の楽器の未来への展望にいたるまで、ここではつぶさに見ていく。

●音源方式
これが、丸ごと可変する。当時そのようなスタンドアローン楽器はめずらしかったので、ローランドでは「Open System Architecture」と呼んでいた。機能が丸ごと変わるという点では、古く 80 年代後半にあった同社 S-50 や MC-500 に始まる一連の「クリーン設計」と呼ばれたプロ仕様サンプラーやシーケンサーがあった。が、V-Synth は、既存のどの機種とも関係なく、まったく隔絶した、異なる単独プロジェクトとして開発された。
V-Synth は、ソフトウェアシンセ同様の処理で音源を生成。どんなアプリを起動するかによって、機能も出る音もまるで変わる。
デフォルトでは V-Synth として起動し、他のアプリは V-Card シリーズという PCMCIA カードに収められて販売された。V-Card のアプリを起動させるには、電源オフのときにそのカードを V-Synth 本体背面にあるスロットに挿し込んでから電源を入れるだけ。すると、カードから自動的にシステムソフトをロードして起動する。各システムソフトは切替制で、二つ以上の共存は不可。さらに、いったん V-Card からソフトを流し込んで起動したあとは、そのカードを抜いて本体だけにしても、変わらず稼働し続ける。電源オフにすれば、当然ロードしたアプリは消えるので、設定はそれまでに保存せねばならない。
最終的には、以下の3種類のシステムソフトが用意された:
・V-Synth ・VC-1 "V-Card; D-50 for V-Synth/VariOS“ ・VC-2 "V-Card; Vocal Designer“
つまり V-Synth の実態は、アプリによって機能が可変するフレキシブルなソフトシンセであり、しかもそれが最適化された専用ハードを身にまとっている点がユニークなのである。いわば「ソフト・ハードシンセ」。内部的には、32bit 浮動小数点処理をしていた。
以下、おのおのの概略:
▼V-Synth モード
デフォルトでは、このモードで起動する。すなわち V-Card を使わずに電源投入すると、このモードで起動する。
基本的には
・2基の可変型オシレーター ・1基の加算・乗算セクション ・2基の COSM セクション(モデリングフィルターなど音色加工部分) ・1基のアンプ ・3基の内蔵エフェクト
からなり、おおむね減算方式にのっとった音創りができる。
さらに各セクション同士の結線は、3種類のストラクチャーから選べるという、準モジュラーシンセであった。
このときの音源方式は「Elastic Audio Synthesis」と呼ばれる。
これは、ローランド独自の VariPhrase 技術と COSM 技術とを併用したフルデジタル音源方式。Elastic とは英語で可塑的(かそてき)、可逆的、柔軟、そんな意味。
VariPhrase とは、オーディオファイルをリアルタイムにタイムストレッチしたり、リフレーズしたり、声ならジェンダーまで変えたりと、自在にひねくりまわせる技術。フレーズループをこねくりまわす際は、わざわざアタックトランジェント部分は自動的にそのままに残すなど、工夫もされている。
VariPhrase が誕生するまでのオーディオファイルは、いったんサンプリング / レコーディングしたら、そのあとはカット&ペーストする以外には編集できない「硬い」ものであった。すでにタイムストレッチはあったが、時間かかるノンリアルタイム処理かつ不可逆処理であり、しかも文字通りの破壊的エディットだったので、音が破綻することのほうが多かった。VariPhrase は、リアルタイム・タイムストレッチの草分け的存在であるだけでなく、一歩進んでオーディオファイルを自由自在にひねくりまわせる、画期的新技術であった。
この VariPhrase 音源のほかに、アナログを超えたヴァーチャルアナログ音源もあり、これも音創りに動員できるパラメーターは半端ではない。時々、V-Synth の VA 部は JP-8000 そのものと言われるが、JP-8000 からは機能・性能・精度ともに大きく進化。
加えて COSM 技術による各種モデリングでもって音色を加工するセクションも装備。1鍵ごとに違う処理をマッピングできたりもするので、ただのフィルターだけに、とどまらない。
そもそも COSM とは、Composite Object Sound Modeling の略であり、モノを構成する複数の部品ごとにモデリングし、それらを組み合わせることで、あらゆるモノの音を再現しようというコンセプトにもとづくモデリング手法。部分を組み合わせると、その総和を超えたあたらしい音がする、という発想である。
そして、これらをすべて統合し、柔軟な音声をもたらす音源方式「Elastic Audio Synthesis」。そのおもしろさはいろいろあるも
「世界で唯一、サンプルを時間軸制御できるハードシンセである」
ことが、もっとも大きいと言われる。しかも条件によってはフォルマントも制御可能。つまり、VariPhrase 型サンプリングシンセでもある。マルチサンプリングはできないが、そのかわり Roland 独自のリアルタイム可変 PCM ともいうべきものであり、相当にイカれた音にまでサンプルを加工できる。
なお、V-Synth では、外部音声を入力して加工すること��可能。

▼VC-1 "V-Card; D-50 for V-Synth/VariOS“ モード
LA 音源を搭載した、D-50 そのまんま。
V-Card シリーズのうち、VC-1 という機種を、あらかじめ V-Synth 背面のカードスロットに差し込んでから電源スイッチを on にすると、このモードで起動する。のちの音源モジュール V-Synth XT では、V-Card の中身が丸ごと内蔵され、電源を落とすことなく切りかえれるようになった。
ローランド初のデジタルシンセである伝説の名機 D-50 を、モデリングどころか、D-50 実物のソースコードを、まんま移してきたという「D-50 そのまんまモード」。モデリングではなく、D-50 そのものになる。このため、D-50 のシステム・エクスクルーシヴを、まんま読み込むので、昔 D-50 でつくった音色が最新の V-Synth から出てきたときは思わず吹き出した。しかもこのおかげで、PG-1000 という当時あったプログラマーなるエディター・ハードウェア(!)で音創りもできる。

▼VC-2 "V-Card; Vocal Designer“ モード
VC-2 という V-Card を、V-Synth カードスロットに差し込んで電源投入すると、このモードで起動する。やはりのちの V-Synth XT では内蔵され、電源を落とすことなく切りかえれるようになった。
よくヴォコーダー・モードと思われがちだが、ただのヴォコーダーにあらず! VP-330 のようなヴィンテージ・ヴォコーダーの再現はもちろん、大聖堂における壮大な混声合唱を意のままに自分の声で歌詞を吹き込めるクワイア・モデリングマシンなどなどにもなる。気分は第九かハレルヤコーラスか、はたまたカール・オルフ作曲カルミナ・ブラーナ!
なお、あとから出てきた VP-550、VP-770 という機種は、このアルゴリズムをリファインし、専用ハードへ移植して単独機にしたもの。
▼Open System Architecture
先述の通り、V-Synth のように機能がまるまる切り替わるという仕組みを、当時のローランドでは「Open System Architecture」と呼んでいた。
このように機能がまったく変わる機種は、古くはローランドの S-50, W-30 といったプロ向けサンプラー、そして MC-500, MC-500mkII といったシーケンサーがあった。S-50, S-550, S-330 はサンプラー機能のほかに、Director-Sというシーケンス・ソフトを読み込ませることで、本体音源を駆動する原始的なワークステーションになった。
MC-500 シリーズは、MIDI シーケンサーになるほかに、リズムバンク・ライブラリーや、Sys-Ex を送受信して管理するバルクライブラリアンなどのシステムソフトが後追いで発売され、これらを読み込ませることでリズムマシンになったり、気の利いた Sys-Ex ライブラリアンになったりした。
このアプリによって機能が変わる設計思想は、当時「マイコン」と誤解されて呼ばれし原始的なパソコンになぞらえ「クリーン設計」と呼ばれた。
また、V-Synth と同時に発表された赤い VariPhrase 1U音源モジュール VariOS は、V-Producer II ない V-Producer III というパソコン上で動作する小さな DAW ライクなコントロール・ソフトウェアが付属し、通常はこれと併用することで曲づくりする VariPhrase 音源モジュールとして動作した。
と同時に、V-Synth 同様、V-Card シリーズを読み込ませることで、D-50 モジュールや Vocal Designer モジュールにもなった。さらに、パソコン上で動作するコントロール・ソフトウェアとモジュール本体ファームウェアの切り替えにより、VariOS-8 という VA ポリシンセモジュールにも、VariOS 303 という TB-303 を意識した VA ベースシンセにもなった。
このため、VariOS には「Open System Module」という肩書まであった。
というわけで、これら V-Synth や VariOS は、やはり専用ハードの衣をかぶったソフトシンセ、と言えよう。
こういう機種が存在していたことから、ローランドでは、
・ソフトシンセ ・ハードシンセ
という分類をせず
・PC / Mac ベースのシンセ ・スタンドアローンのシンセ
という分類をしていた。
つまり本質的にデジタルシンセとは全てソフトシンセなのであり、その動作プラットフォームが、
・パソコン上なのか ・スタンドアローンなのか
の違いでしかないという認識である。そしてスタンドアローンであれば、ソフトに最適化した独自のハードを身にまとうことになる。
故にハードシンセといえば、リアルアナログシンセしか無い、というのが当時のローランドのスタンスであった。
なお V-Synth の後継機種 V-Synth GT では、Open System Architecture は廃止された。よって、V-Card 非対応となり、D-50 モードが無くなった。そのかわり Vocal Designer は常に起動して VariPhrase / COSM 系による「Elastic Audio 音源」とレイヤーできるようになったが、そのアルゴリズムは、音質はよりクリアに、パラメーターはリファインされてより単純化されているらしい。さらに Elastic Audio 音源による2音色重ねもできるようになり、AP-Synthesis(Articulative Phrase Synthesis)と呼ばれる生楽器の奏法や挙動をモデリングした独自のシンセシスも搭載し、これを他のプリセット音源波形へあてはめることで非現実的ながらにリアルな表情変化をもたらす楽器音も出るようになった。

●同時発音数
最大 24 音だが、演算負荷によって可変。
それはソフトシンセと同じで、負荷がかかれば発音数が減る。普通のハードシンセでは、音色をレイヤーすれば発音数が半分になるものだが、V-Synth では例えばどの音源波形を使うのか、どのフィルターを使うのかによっても発音数が変わる。重たい処理を重ねまくった場合、同時発音数は最小4音ポリくらいになってしまうが、そのぶん、音が非常に個性的になるので、私は不便に思ったことが無い。初代 nord lead も Dave Smith の Evolver 最上位機種も4音。あれって音が個性的でクールだよね! もっと言うなら名機 prophet-5 ですら5音ポリだったのだが、みんなそれを 120% 使いこなして様々な音楽をしていた。そして V-Synth も、それらにならぶ名機たらんとして開発されたのである。
●内蔵エフェクトの性能と傾向
▼V-Synth モード
・リバーブ1基 ・コーラス1基 ・41 アルゴリズムのマルチエフェクトを1基
計3基のエフェクトを内蔵。基本的には、同社初の VariPhrase 音源機である VP-9000 のそれを踏襲したもの。
独立リバーブは、SRV-3030 からリファインしたというクリアなリバーブのほかに、専用 EG がついたノンリニア・リバーブというゲート・リバーブの拡張版、左右に音が飛ばせるステレオ・ディレイなどになる。
独立コーラスは、複数のコーラス・アルゴリズムがあるほか、フランジャーやショート・ディレイにもなる。
そしてマルチエフェクトには、チェイン・アルゴリズムなどのほかに、単発もののなかに過去の名機エフェクターを COSM 技術でモデリングしたものがいくつかあり、それらはテープエコー RE-201、ディメンジョン SDD-320、フランジャー SBF-325、BOSS コン��クトペダルのフランジャーをステレオ化したものなど。あと歪み系や、ビットレート落としなどもある。
このエフェクト群だけは、音源部からは独立した DSP で処理しているため、24bit 固定小数点処理であり、またエフェクトの演算負荷が重い軽いにかかわらず、本体シンセの発音数は変わらない。
▼VC-1 "V-Card; D-50 for V-Synth/VariOS“ モード
まんま D-50 で動作するモードなので:
・パッチあたり2基の変調系(コーラス/フランジャー) ・パッチあたり1基の空間系(リバーブ/ディレイ)
D-50 と同じく、空間系はエフェクトタイプを選べず、他のパッチからコピってエディットする! 当時はデジタルリバーブを内蔵しただけでも御の字だったので、これでもまったく不便だともなんとも思わなかったのである。
▼VC-2 "V-Card; Vocal Designer“ モード
なんと V-Synth モードとおんなじエフェクトが出現する。すなわち 41 アルゴリズムのマルチエフェクトと、独立したリバーブ、そしてコーラス。
さらに別途、マイク入力された音声を整えるため、上記とは別に入力音声用ノイズ・サプレッサー、コンプ、リミッターも装備。
●内蔵波形、プリセットの傾向
▼V-Synth モード
まず VariPhrase 処理された PCM 波形と、VA すなわちヴァーチャルアナログ波形とがある。オシレーターにて、どちらの音源波形を出力するか、モード選択する。
VariPhrase エンコードされた PCM 音源波形は、内蔵フラッシュメモリーに貯蔵され、その数や内容は、バージョンによって変化しており不定。なんと音源波形は書き換え可能で、ユーザーが個々の波形を消去することもできれば、ファクトリー・リセットで復活させられる。ユーザーが自分でサンプリングしたり、ネット上でひろった著作権フリーの .wav / AIFF ファイルを USB 経由で取り込んだりした波形も、ここに保存される。最大、計 999 波形を保存可能。
なので、プリセット波形ではなく、プリローデッド波形ということになる。
一方 VA 音源波形には;
・鋸歯状波 ・矩形波 ・エイリアスが少ない鋸歯状波 ・エイリアスが少ない矩形波 ・ランプ波 ・三角波 ・サイン波 ・ホワイトノイズ ・JUNO 波(変調鋸歯状波)
がある。
鋸歯状波と矩形波とでは、エイリアスの多い少ないによって、2バリエーションある。多いほうは、かなりエイリアスノイズが出る。少ないほうは、処理が重たくなるので発音数が減る。当時、多くのメーカーが必死でエイリアス除去につとめるあまり、音色がおもしろくなかったので、実はエイリアスがあったほうが、かえってガッツのある音が出ていた。実際、海外機種ではエイリアスを意図的に流出させる機能を持ったものすらあり、V-Synth もそれにならった選択肢を設けている。
JUNO 波というのは、α JUNO シリーズにあった変な倍音構成の鋸歯状波のようなパルス波のような、みょーちきりんな波形をモデリングしたもの。また多くの VA 波形は PWM によって変形できる。つまり鋸歯状波や三角波でも、PWM によって変形可能。
これが Ver.1.5 になると;
・D-50 の鋸歯状波 ・D-50 の矩形波 ・サブオシレーター
が追加された。いずれも V-Synth 本来のものよりは、いくぶん丸い音がする。
さらに Ver.2.0 では、過去の DSP シンセの名機 JP-8000 にあった音源波形を、改良したものなどが追加。それらは;
・JP-8000 にあった SuperSaw ・ポリ化された Feedback Osc. ことフィードバック・オシレーター ・そして新規開発された X-Mod(クロスモジュレーション)オシレーター
上記のうち;
・SuperSaw は、言うまでもなく鋸歯状波を7つ重ねたモデリング波 ・Feedback Osc. は、JP-8000 ではモノフォニックだったが、V-Synth ではポリフォニック化 ・X-Mod オシレーターでは、オシレーター2がモジュレーターに、オシレーター1がキャリアになる ・しかも SuperSaw や Feedback Osc. は、JP-8000 ではオシレーター1でしか使えなかったが、V-Synth では2つのオシレーターで使えるようになったので、鋸歯状波 14 波重ねという、あほなくらい分厚い音もでるようになった。
SuperSaw 波は、JP-8000 に搭載されて以来、トランステクノの定番音色となったが、わたしゃ Feedback Osc. のほうが好き。なんかいかにもシンセシストが憧れるギターみたいな、シンセによる近未来ギターを先取りする意欲的な、そんな音色変化がとてもいい。どうせなら JP-8000 にあった、D/A がアホになった三角波のエミュレーションとかも加えてほしかった。
なお肝心の音については主観的な意見になるが、いずれの VA 波も、リアルアナログからすると硬質な印象を受ける。ただし、Clavia nord シンセほどブライトな高次倍音に満ちたブライドな音でもない。つんざく押しの強さがほしければ、VariPhrase 波をシンセサイズしておぎなうと良い。後述する COSM セクションと併用すると、とんでもない重低音もだせるが、重低音でも輪郭がはっきりして粘る感じなところが、リアルアナログとは違う新しさ。
プリロードされている音色に関し、総じて言えるのは、シンセならではの抽象的なシュールな音が得意ということ。ていねいにマルチサンプリングされたアコースティック楽器みたいな音は、まず出ない。その代わり「どうやって、こんな音つくった!?」と言いたくなる音は、いくらでも出る。
これらの音色もまた、内蔵フラッシュに保存され、すべて書き換え可能。これもバージョンによって数・内容ともに変化している。

ところで Ver. 2.0 と、それ未満のバージョンとでは、VariPhrase 音源波形がまったく異なるので、両バージョンの間には音色の互換性が無いという、またおもいきったことをしたものである。Ver.1.51 以下のプリロード波形やプリロード音色は、VariPhrase の特性を生かした曲芸的なものが多く、私は大好きだったが、どうも実戦的でなく玄人ウケだったらしい。たしかに私でも、音色によってはっきり好みが分かれるものがあった。そこで Ver.2.0 からは、世界中のアーティストが作成した、より即戦力となるプリロード波形とプリロード音色が採用されることになり、互換性を犠牲にしてまでしてそれを断行したあたり、なみなみならぬ意気込みをかけたテコ入れである。
このバージョンアップは、ユーザーが簡単に行えるようになっているのだが、裏技を使うと、システムプログラムだけ Ver.2.0 に上げて、音源波形は Ver.1.51 以下のままという、いわば「キメラ」「キマイラ?」とでも言うべく、ハイブリッド・バージョンにもできた。ただし、この場合、誤動作や変なことになってもメーカーの保証外! たとえば Ver.2.0 で追加された Sound Shaper という音創りマクロ機能は、この場合だと正しく動作しない。私は、ハイブリッド・バージョンやっちゃいました! はい、メーカー保証外です! 自己責任です! 私は、あまりにも古いバージョンでたくさん音色を創ってしまったのだが、シンセシスだけは Ver.2.0 の恩恵を受けたかったので、あえて、メーカーの保証を捨ててまでして行いました! 良い子の皆さんは真似しないようにしましょう。やり方? どっかの海外ユーザーサイトに載ってました! ここでは紹介しません!(アメリカのローランド US 社が、勝手に「自己責任でどうぞ」ってアップしとるワwwww https://www.roland.com/us/support/by_product/v-synth/updates_drivers/f0fd62e8-e5b2-4a99-9f96-8e9d6a526207/ フランクフルト・ムジークメッセで「どうしても教えろ」と詰め寄られた海外スタッフが、社員バッジを外し、あくまで1民間人となって、自己責任を前提に教えたところ、それがネットでまたたくまに伝播し、それを勝手にアメリカさんが拾ったらしい。さぁ皆さん、故障しても誰にも文句いわないでね、DIY ってそういうもんでしょ)
なお、音源モジュール V-Synth XT は、最初から Ver.2である。
そして後継機種 V-Synth GT に至っては、まったくそれまでの機種とは互換せず、しかも V-Synth GT 独自の Ver.1と Ver.2とがあり、それでまた音色が違う。V-Synth シリーズとは、どこまでも果てしなく輪廻転生しつづけるシンセらしい。
▼VC-1 "V-Card; D-50 for V-Synth/VariOS“ モード
音源波形は D-50 のものと同じであり、さらに新規 PCM 波形も追加されているため、D-50 と上位互換する。
・一種の先駆的 VA とも言えるシンセサイザー・パーシャルには、鋸歯状波と矩形波との2種類の音源波形があり、どちらも PWM がかかるところも D-50 と同じ。 ・PCM パーシャルには 128 種類の音源波形があり、このうち最初の 100 種類が D-50 と同じもの。新たに追加された新波形には、V-Synth モードの Feedback Osc. をサンプリングした音などがあったりする。V-Synth と違って、ユーザーが波形を追加することはできない。
プリセット音色は、オリジナルの D-50 にあったものの他に、かつて別売されていた純正の ROM カード・サウンドライブラリーの音色がすべて網羅されている大サービスぶり。いずれも黎明期の PCM シンセならではの、荒削りでいて個性的かつ気持ちよくノイジーな LA 音源特有の音ばかり。ジャン=ミシェル・ジャールが、アルバム「REVOLUTION」や「Waiting for Cousteau」等でそのまんま使った音色などがある。
▼VC-2 "V-Card; Vocal Designer“ モード
12 のアルゴリズムがあり、音源波形はアルゴリズムによって異なる。リアルなクワイアから、ヴィンテージ・ヴォコーダー系の音源波形、ノイズなど、さまざま用意されており、これらをキャリア波として使う。
マイクを使わず鍵盤を弾くだけで音源波形を鳴らすアルゴリズムもあり、このときはユーザーが音源波形を追加することも可能。

●エディットの自由度と可能性
これまた膨大で深い。
4階調モノクロ表示のグラフィック液晶ディスプレイは、QVGA(Quarter VGA すなわち 1/4 VGA)サイズなので、今から見れば小さくて表示もラフ。PC / Mac / iOS エディターアプリもない。ただ、これは当時のハイエンド機種には、よくあった仕様であり、マルチタッチではないがタッチスクリーンであるだけ、まだましとも言う。V-Synth XT ではカラー液晶に、さらに後継機種の V-Synth GT では視野角の広い TFT カラー液晶になり、表示されるグラフィックスもちょっとばかし近未来的なテイストへとなった。
ただしタッチスクリーンをいじってると、そればっかりにのめりこみ、横にあるたくさんのノブの存在を忘れてしまう。中央値を出すにはセンタークリックのあるノブを使うなど、適当に使い分けるのが良い。
▼V-Synth モード概観
先述のとおり、基本的には、
・2基のオシレーター(各オシレーターが専用の音量 EG つきなので、各オシレーター自体が1台のシンセのような威力を発揮する) ・1基のモジュレーター(オシレーターミキサー+変調機) ・2基の COSM セクション(フィルターなど音色加工部分) ・1基のアンプ ・3基の内蔵エフェクト
からなり、おおむね減算方式にのっとった音創りができる。
さらに、エフェクト以外のブロックは、3パターンの「ストラクチャー」と呼ばれるプリセットされた接続方式でもって配置を変えられる。タイプ1は、COSM セクションが直列に並び、2つのオシレーターを2基直列接続の COSM へ流すもので、Jupiter-8 などと似たもの。タイプ3は各オシレーターと各 COSM セクションとが並列に並び、オシレーター専属の音量 EG のおかげもあって、ほぼ2系統のシンセシスとして動作するもの。タイプ2は、その中間的存在。
▼V-Synth モード;オシレーター概要
2基のオシレーターの各々にて:
・VariPhrase 音源波形 ・VA 波形 ・ステレオの外部音声入力:これはオシレーター1への代入のみ
から1つ選んでアサインする(PCM パーシャルとシンセ・パーシャルをアサインできた D-50 に似てる)ため、2つのオシレーターを両方とも VariPhrase ��シレーターにすることも、両方を VA オシレーターにすることも、片方ずつ異なる方式のオシレーターにすることも可能。ステレオの外部音声入力をオシレーター1に代入することで、外部音声を様々な変態 COSM フィルターで奇想天外に加工できるのも良い。
▼V-Synth モード;VariPhrase 基礎編
PCM オシレーターに VariPhrase を採用しているため、マルチサンプリングはできず、むしろ時間軸やフォルマントをどう料理するかに力点が置かれている。
VariPhrase 音源波形として、ユーザーがサンプリング / リサンプリングした波形を内蔵フラッシュメモリーに保存できるほか、数百種類の音源波形がプリセットされているが、気に入らない波形を削除 / 復活できるところがすごい。ぜひとも、すべての PCM シンセに、こうしてほしい。音色パッチもすべてが RAM なので、これも全部自作の音にできる。これもすばらしい。コルグは昔から音色メモリーは RAM ベースだったが、音源波形までもが削除できるシンセは聞いたことが無い。どのメーカーも、こうしてほしいものだ。
VariPhrase 波形をどうやってつくるかというと、サンプル波形を VariPhrase エンコードすれば良い。
サンプルそのものは、本体で自力サンプリングした波形、USB 経由でインポートしたサンプル、あるいは内蔵エフェクトまで込みでリサンプリングした波形が使える。
それらユーザーサンプルを、まずはタッチパネルで波形編集し、
そのあと VariPhrase エンコーディングして初めて音源波形として使用する。
エンコードタイプも複数あり、対象となるサンプルに応じて使い分ける。この結果、ピッチを変えてもテンポ(V-Synth では Time という)が変わらない、あるいはテンポを変えてもピッチが変わらない、ソロ音声をサンプリングした場合はフォルマントも変わらず、演奏はポリフォニックでできる。あるいは意図的に、ピッチやテンポ、フォルマントを独立して自在に変えられる。変えるのはノブ、鍵盤、二次元パッド、ペダル、各種物理操作子などなどで、両手両足で自在にできる。
ただし、どのメーカーのタイムストレッチでもそうなのだが、波形との相性があり、きれいにストレッチできるケースと、歪んだりデジタルノイズが乗ったりローファイに崩れてしまうケースとがある。意図しない音色変化が生じてしまって使いものにならないケースもあるが、きれいにストレッチできなくても、その歪みかたが妙におもしろくて使ってしまうケースもある。冨田勲が、moog IIIp の音の歪みやすさを逆手にとって音創りしていたり、Art of Noise が初期の8bit なフェアライト CMI を駆使して個性を出していたのと同じ。
また、エンコーディング前にはうまくループが取れていたのに、エンコードするとループノイズが再発する場合もあり、そんなときは、ループの開始と終了ポイントを数波ぶんループ長が短くなるよう設定しなおすと回避できる。隙間の多いフレーズ・ループなら、ほぼ問題なく一発で動作する。
すごいやろ。
それでもまだダメなときは、こんな使いこなしワザもある;
V-Synth 上の波形編集で、こんなふうに、時間軸上にループを作ったとしますね
|----------|----Loop----|
上記に対して、ループ部分を2サイクルぶん、付け足しましょう
|----------|----Loop----|----Loop----|----Loop----|
そして、エンコードするとき、2つ目のループ区間のみを、ほんまのループ範囲として指定するのです
|----------|----Loop----|====Loop====|----Loop----|
すごいやろ。
なんでそもそもエンコーディングしないといけないのかというと、ひとえにレイテンシー無く反応させるためである。 事前にコンパイルしたオブジェクトにしてしまうことで、あとは、MIDI 音源としてのレイテンシーのみにゆだねてしまう、つまり DAW のプラグインなどではなく、楽器として必須の条件なのであった。
余談ながら「VariPhrase」という単語は、日本語では「バリフレーズ」、英語になると「ヴェァリフレイズ」と巻き舌かつ中間母音を含んだ難しい発音になるも、イタリア人��しゃべると「ヴァrrrリフrrrrレイズ」と、まるで日本語みたいに、しかも江戸っ子べらんめぇ調になるのには、ちょっとだけ驚いた。イタリアンは、バス停のことを「フェルマータ」って言うし、「ゆっくり気をつけて!」っていうときは「ピアノピアノピアノ!」って叫ぶし、ドイツ人にいたっては、ハープシコードのことを「チェンバロ」って言ぅてたし、生で聞くと少し感動。

▼V-Synth モード;VariPhrase 発展形「Time Trip」
V-Synth に見る VariPhrase テクノロジーで、従来と違う、最も分かりやすい進化点が Time Trip 機能。「タイムトリップ」という、すごい名前がついているが、文字通り「音のタイムトリップ」を実現する。
先行機種 VP-9000 では正方向にのみ時間制御できたが、V-Synth では逆方向でも時間制御できるようになった。ピッチを変えることなく正再生~停止~逆再生まで、なめらかに変化する。タンテのスクラッチと似て非なるところは、ピッチが変わらず、再生速度=テンポだけが変わるところ。V-Synth ではこれを Time Trip と呼び、その名も Time Trip Pad と呼ぶ2次元パッドや、LFO、EG、D Beam、ベロシティなど様々なコントローラでも制御可能。Time Trip Pad には円が描いてあり、これをなぞると、1拍で1周するようになっているので音楽的にフレーズの進みぐあいを視覚で確認しながら制御できる。円の向心方向にも、別パラメーターをアサイン可能で、指を半径方向に動かしたり、小さく円を描くか、大きく描くかで音が変えられる。
さらにこのような極座標系のみならず、よくある X-Y 座標系にも切替えることが可能。すぐれたフィジカルコントローラあっての、すぐれた音源。それでこそ楽器。
なお、モジュール版の V-Synth XT では、液晶画面に Time Trip Pad や X-Y Pad を表示させて使える。SF の電影照準器みたいで、操作しててもわくわくする。
この Time Trip 機能は、V-Synth シリーズにのみ搭載されている機能で、指一本で、フレーズサンプルのピッチを変えずに、スピードだけ変えたり再生方向を正逆切替えられるので、タンテのスクラッチとも違う新しい表現。むろん設定でピッチも可変するようにすれば、D-Beam で心底リアルなスクラッチをかけたりもできる。手を曲芸のようにひらひらさせながらスクラッチかけるワザは、ローランドのデモンストレーター David Ahlund(デイヴッド・オーランド)氏が「D-Scratch」と命名して、よくやっていた。
鍵盤やパッドやノブやペダルや D-Beam などがついていることもあり、この「フレーズサンプルがリアルタイムに弾ける・あやつれる」というところが唯一無比のすぐれたところで、単なるタイムストレッチではなく、よってサンプルのピッチやテンポ合わせするだけの Melodyne や ACID、ableton LIVE などと決定的に違うところである。V-Synth は、やはり楽器。手で弾ける、演奏できる楽器なのだ。
じつは先行する Roland 社のグルーヴボックスに D2 というオレンジ色の機種があり、あれにも Time Trip という機能がついててパッドまであるのだが、あれは MIDI シーケンシング上のトリックと逆再生 PCM 音源波形をわざわざ積んでる「まがいもの」であって、VariPhrase ではないw
▼V-Synth モード;VariPhrase 応用編
V-Synth では、単一のフレーズサンプルを全鍵おなじテンポで弾けるだけでなく、メロディやハーモニーも思いのままに弾ける。リズムループをサンプリングして弾くと、ドスの効いたベードラは低い鍵盤で、スネアは高い鍵盤で鳴らすにも何の設定もエディットも要らず、ただレガートで弾けば思いつきでどんどん試して聴ける、弾くだけの快適さ。がばっと和音を押さえて高次倍音を持ちつつもヘヴィなリズム音にする、なんてのも一発。
あるいはタイムというパラメータをノブでリアルタイムでいじる、LFO かける、EG で制御するのも良い。LFO をフレーズサンプルの BPM と同期させれば、正再生・逆再生が交互に出てくるリズムループがつくれる。LFO は MIDI クロックなどでも BPM 同期できる。つまり、シーケンサーの拍に合わせて正再生・逆再生が交互に出てくる。オシレーターが2つあるから、もっと複雑なことも可能。
人声によるソロなど、モノフォニックなフレーズサンプルの場合、フォルマントが可変してポリで演奏できるので、単一のサンプルにてフォルマントを崩さずに��ソプラノから超バスまで幅広い音域で演奏したり、あえてフォルマントを加工することでジェンダーを変えられる。2つのオシレーターのうち片方を女性ヴォーカルに、もう片方を男性ヴォーカルにしてハモらせたりできる。このときも、もちろん鍵盤でリアルタイムにおもいつくままにメロディなりハーモニーなり、それこそハモりとソロとを瞬時に弾き分けたりできる。
ReCycle! みたく、音節ごとにマーカーをつけてドラムマップみたく鍵盤上に展開でき、これをアルペジエイターで駆動し Time Trip Pad をいじると、ノーマルなフレーズの中にリバース再生が入り乱れる変態リズムが速攻でつくれる。マーカーは、VariPhrase エンコーディング時に自動的にトランジェント・ピークを検出して割り振られるばかりか、自分で自由に追加削除もできる。
しかも波形上にマーカーがついているだけで、実際にぶった切っているわけでは無いのが REX ファイルと違うところで、波形としては元の単一のまま管理できる。
また、VariPhrase にはグラニュラーシンセシスも含まれているので、サンプルのピッチはそのままに極端にテンポをゆっくりに落とすと、ちょうど動画の一部を極端に拡大すると個々のピクセルが明滅しながら姿を現すように、原音とは似ても似つかない、うごめく倍音群が得られておもしろい。これもその当時までに無い音創り。世界で唯一のグラニュラー・スタンドアローンシンセとも言える。おかげで、切り裂くような耳に痛い過激な倍音も平気で出るので、フィルターで加工しがいがある。
しかもアタックトランジェントのピーク部分だけは、無加工のまま残してくれるので、アタックがなまることも無い。
さらに、なにも時間軸にこだわらなくとも、たとえばフォルマントをノブや X-Y パッドで自在にいじりながら弾くだけでも、非常に感覚的。風変わりなフィルターみたく使える。
たとえば生ピの音をサンプリングし、フォルマントを XY パッドでいじりながら弾くと、まるでピアノ弦が木製になったような、変な木琴のような正体不明の音が出る。クラヴィの音を、フォルマント崩さずに XY パッドでピッチベンドしながら弾きまくっている人もいた。
というわけで要約すれば、サンプルの、ピッチ、タイム(テンポ)、フォルマントの三大要素を、独立して演奏できるところが、あたらしい。

▼V-Synth モード;VA オシレーターと、オシレーター EG、そして Time Variant の真意
VA 音源波形は、ただのモデリングにとどまらず、先述のとおり多くの波形で PWM が効いたり、Fat という低域を強調するようなパラメーターや、Impact という、アタックを強調するパラメーターなどが追加されている。特に Fat には、専用 EG があるので時間軸上で音の太さを変えれたり、LFO やベロシティで音の太さを変えれたりする。PWM は鋸歯状波や三角波のような音源波形にも効き、やはり専用 EG があるほか、LFO やベロシティで変調できる。
たいがいの VA 波形で、サブオシレーターが使えるのもいい。最大4オシレーター駆動できるので、輝くようなストリングスとか創れる。
各オシレーターには、専用アンプこと専用 TVA があり、これまた音量 EG や LFO、ベロシティ変調までが用意されているので、ほとんどオシレーター1個だけで1台のシンセに匹敵する音創りが可能。
これを含め、オシレーターには4基の EG が存在する。
VariPhrase オシレーターでは:
・ピッチ EG ・タイム EG ・フォルマント EG ・オシレーター専用音量 EG
VA オシレーターでは:
・ピッチ EG ・PWM EG(矩形波以外の大半の波形でも PWM かかる) ・Fat EG ・オシレーター専用音量 EG
このように、オシレーター変調が充実しているのが、このシンセの特徴でもある。
ローランドは、旧来の VCF, VCA をデジタル化するにあたり、DCF, DCA という名を使わず、あえて TVF, TVA という名を使った。ここでの TV とは Time Variant の略で、時間軸上を変化することを意味し、すなわち音に時間的変化を与えてこそシンセサイズであるという意味が込められていた。したがって V-Synth のオシレーターは、いわば「Time Variant Oscillator」なわけで、時々刻々と表情が変化、それも自在に変化できるオシレーターなのである。PPG / waldorf のウェーヴテーブルやエンソニック VFX などにあったトランスウェーヴの未来形、とも言えよう。
▼V-Synth モード;モジュレーター・セクション
2つのオシレーターをミックスする「モジュレーター」だが、単なるオシレーターミキサーを超え、以下の処理が可能;
・単純な加算ミックス ・FM ・リング変調 ・エンベロープフォロワーによって検出されたオシレーター2の音量カーヴでオシレーター1の音量を変調する「エンベロープ・リング変調」 ・ハードシンク
上記のうち1つが選べる。このうち加算ミックス以外の変調方式系では、オシレーター2がモジュレーターに、オシレーター1がキャリアになる。なお、ハードシンクだけは、オシレーター2波形がアナログモデリング波形に限定される。
モジュレーター・セクションでは、まず他のシンセになかなか無いのがエンベロープ・リング変調。これは、先述のとおりオシレーター2をモジュレーターに、その音量変化をエンベロープ・フォロワーで取り出し、オシレーター1をキャリアとしてその音量に当てはめて変化させるもの。オシレーター2にフレーズループをアサインすると、その音量変化にしたがってオシレーター1の音量が追随するので、EG や単純な LFO にとらわれない複雑なリズム感のあるコード弾きができたりする。
あと知人に教えてもらったのだが、モジュレーターセクションにて FM を選び、モジュレーターにサイン波を、ピッチをキーフォローさせず、言わば fixed frequency 状態にして、キャリアに PCM 波形を選ぶと、元の PCM 波形には無い新しい倍音を生み出せる。
▼V-Synth モード;COSM セクション
COSM セクションには 16 タイプのアルゴリズムがあり、単なる LPF, HPF から、ウェーヴ・シェイパーやアンプ・モデリング、ギターのボディの鳴りをモデリングしたレゾネーター、Lo-Fi、ポリフォニック・コンプなど、いろいろある。これも元は 15 タイプだったのが Ver.1.5 以降は、TB-303 のフィルターをモデリングした TB Filter が加わり 16 タイプとなった。この調子でもっともっと増えてくれるのかと期待したのにねー。
TB Filter は、効きが滑らかで、またオリジナルの TB-303 には無いパラメーターも追加されてて深い。これはのちの AIRA(アイラ)シリーズに採用されている Analog Circuit Behavior モデリング音源ではなく、さらにのちの Roland Cloud プラグインに採用されている Analog Behavior モデリング音源でもない。原始的なモデリングであり、その分、かえって独特。
すべてボイスごとに処理されるので、じつはポリフォニック・ディストーション、ポリフォニック・オーバードライヴ、ポリフォニック・コンプレッサーなどにもなり、和音でも音が濁ったり相互干渉することがないので、クリアな歪み処理ができる。なかでも、レゾネーター・ギターのボディをモデリングしたものや、言ってみればポリフォニック・アンシミュ(!)というものもあり、秀逸。
特に白眉は、2種類のサイドバンド・フィルター。じつはテレビに内蔵されている画像処理の回路からモデリングして音創りに転用してみたものらしい。これはどうやら整数次倍音と側帯波のみを残していく、一種のコムフィルターのようなものらしく、フィルターを絞れば絞るほど金属的な響きがして、最後には全倍音が消滅する。ホワイトノイズからでもピッチ成分を抽出できて音創りできる。
外部音声を、オシレーター1に代入できるので、フィルター・バンクとして外部音声を COSM 加工できる。
▼V-Synth モード;秘技「COSM マッピング」
この COSM セクションで、じつは一番大きなポイントは、1パッチあたり最大 16 ゾーンに鍵盤を分割し、各ゾーンに違う COSM 処理をアサインすることで、まったく異なる音色加工ができること。やろうと思えば1鍵1鍵ごとに違う処理をアサインできることである。
具体的には、キースプリットで複数のゾーンに分割し、おのおの違う設定にすれば、ゾーンにまたがって手で弾くだけで奇想天外な加工ができる。最大 16 ゾーンにまで分割し、それを1パッチとすることが可能。ただ、ゾーンまわりのエディットは、ちょっと不親切な画面でめんどう。その苦労を乗り越えれば、アルペジエイターで外部音声を切り刻むときなどで他には無い変態加工ができる。
先述のとおり、内蔵エフェクトにはヴィンテージ機種のモデリングもあるので、外部音声をそれで加工することも可能。
▼V-Synth モード;制御系、変調ソース系
全般的に EG が多く、先述のとおり VariPhrase のフォルマントやタイムをおのおの専用 EG で変調できたり、VA オシレーターにて Fat という低域を強調するパラメーターにも専用 EG があったり、フィルターのレゾナンスにまで専用 EG がついてたりする。EG そのものは古典的な ADSR 方式で、D-50 以降の多ポイントのものではないが、デプスをマイナスにできるので、これまたなつかしいテクで EG カーヴを上下反転させることができ、スフォルツァンド的な「hit and run」とも言われる音色変化も可能。最近、このように EG カーヴを反転できるデジタルシンセは、意外に無い。
アルペジエイターには、ノート情報のみならず、D Beam など操作子のリアルタイム変化も記録できる。2連装の D Beam による音色変化も楽勝で記録。Elektron で言うパラメーターロックである。
Ver.2.0 になると、4トラックのマルチ・ステップモジュレーターも装備されるようになった。16ステップ4トラックの簡易ループシーケンサーで、これもただのシーケンサーではなく、V-Synth のパ��メーターも変化させられる。タッチスクリーンのおかげで、指一本でステモジのカーヴを描ける。DAW のオートメーションに近い。
アルペジエイターとどう違うのかと言えば、ステモジは鍵盤でトランスポーズできる。そして、アルペジエイターもマルチ・ステモジも、音色パッチごとにパターンを記憶可能。
マトリクス・コントロールと呼ばれる、モジュレーションマトリクスがあり、これが歴代ローランド・シンセの中では恐らく最大規模。13ソース、45デスティネーションあり、そこから最大8ソース / 16 デスティネーションまで選んで結線できる。
2つの汎用ノブもあり、さまざまに変調ソースとして使える。
D Beam は2連装なので2つのパラメーターを同時に制御でき、空間的リボンコントローラーみたく、効きしろの長いコントローラとして使える。V-Synth は独特の音色変化がおもしろいので、D Beam と最も相性の良いシンセではないだろうか。
▼V-Synth モード;エディット総括と、その後の機種への展開
初代 V-Synth とは、色彩豊かな PCM シンセでもあり、サンプラーでもあり、しかもそれが動的にリアルタイムで変化できる VariPhrase と、これまたアクの強いアナログ・モデリングのカップリング、しかもリング変調も FM 変調もハードシンクもでき、鍵ごとにことなるモデリング処理をあてはめれる COSM モデリングマップまで実現できるので、ただの VA よりもずっとずっと色彩豊かなバリエーションに富んだ音を出してくれる機種である。そしてさまざまなコントローラやアルペジエイターとマルチなステモジのおかげで、すべてが意のままにあやつれる。外部音声にも加工できる。
このようにパラメーターが膨大なのだが、初代 V-Synth Ver.2.0 以降と、V-Synth XT には、Sound Shaper(サウンド��シェイパー)という、マクロ・エディット機能があり、これを使うと目的の音がすばやく創れるようになった。サウンド・シェイパーをつかってラフにエディットし、いったんセーヴしてから、通常のフル・エディットで細かく詰めることも可能。ただしこれは、音源波形も Ver.2.0 コンテンツになっていることが前提。
V-Synth GT では、Sound Shaper II となって、マクロ・エディットからフル・エディットへ移行できるようになったらしい。
なお、あとから SH-201 という廉価版の VA シンセが出たが、これは V-Synth の VA 部分を拾い集めてパラメータを簡略化したかわりに、外部音声入力に対してのみ効く専用の独立したフィルターを追加した機種。機能を限定しているかわりに、CPU 処理ではなく DSP 処理としている。
SH-201 は、外部音声に対し、鍵盤を弾いたときと弾いていないときとで違う加工処理をあてはめられるらしく、キーのオン/オフによって外部音声が変わるという芸当ができる。これには打鍵時には外部音声をシンセ本体の加工処理でおこない、離鍵時に独立した専用オーディオ・フィルターで加工するというワザを使う。片方を LPF、もう片方を HPF にするとおもしろいかもしれない。アルペジエイターを併用すると、外部音声がリズミカルにきざめる。
なお、専用エディターソフトが付随し、これは VSTi にも AU にも対応しているので、DAW 上でトラックをフリーズさせたような使い方ができる。プラグインエディターというものは、このころからだんだん普及し始めた。

▼VC-1 "V-Card; D-50 for V-Synth/VariOS“ モード
D-50 そのまんまモードなので、詳細は拙作の D-50 レヴューにゆずるとして、ここでは V-Synth 上における使い勝手を少々。
D-50 モードのときは、一度にたくさんのパラメーターがタッチパネルでエディットできるので、D-50 より操作しやすい。D-50 のジョイスティック機能は、X-Y パッドがつかさどる。さらに各種の操作子にも、パラメーターをアサインできる。
パッケージ箱の中に PC / Mac 上で動作するエディターソフトも CD-ROM で入っており、このソフトは、SoundQuest というソフトハウスによって開発されたもの。なのだが、こちらは一転して使いにくいという���。
V-Synth の D/A コンバーターは、D-50 のそれよりはるかに優秀なので、エイリアスノイズが出にくくクリアな音になっている。それを見越してか、VC-1 には「V-Synth 音質モード」と「D-50 音質モード」とがあり、前者は V-Synth ならではのクリアな音質で D-50 サウンドを満喫でき、後者は私みたいに D-50 のエイリアス大好き人間にとってうれしい D-50 の粗い音質をわざわざモデリングしたものとなっている。その D-50 音質モードでも、まだ実機よりは、じつは音質が良い。

▼VC-2 "V-Card; Vocal Designer“ モード
基本はヴォコーダーなのだが、12 のアルゴリズムがあり、それらは以下の5種類に大別できる:
・Modeling Choir:生々しい大合唱(クワイア)、男声や女声のヴォーカル、シンセ音ヴォーカルのモデリング ・Vocoder:いわゆるヴォコーダーが数種類 ・Poly Pitch Shifter:その名のとおり、ポリフォニックのピッチシフター ・Keyboard:鍵盤を弾くだけで鳴るクワイアなどで、ユーザーが音源波形を追加可能 ・Processor:外部音声を利用するトーキングモジュレーター的なアルゴリズム
各アルゴリズムには複数のパラメーターがあり、通常のヴォコーダー的な、子音を取り出す一種の HPF の設定とかのほか、フォルマントを変えたり、声をうなり声に濁らせたり、シンセ波形をキャリアに使うときは2つあるオシレーターの設定をしたりできる。
鍵盤でピッチを指定するほか、アルゴリズムによっては、マイク入力された声からピッチ検出して、それに自動的に追随したピッチでキャリア波を鳴らせるので、自分で自由に歌い上げて声色だけ変えるという芸当もできる。
マルチコードメモリーがあり、1オクターヴ内の1鍵ごとに、異なるコードをメモリーしておける。単なるコードの平行移調だけにとどまらず、鍵盤ごとに違うコードフォームがワン・キーで弾けるという芸当が可能。
出てくる音はヴォコーダーの範囲を越えたもので、ロボティックなヴィンテージ・ヴォコーダーの再現から、シンセ音でヴォコる、リアルな男性や女性コーラスを歌詞つきで歌わせる、リアルかつ壮大な混声合唱団に歌詞つけて歌わせるなど、様々にできる。ハリウッドのスペクタクルみたく、エピックな大仰な映画音楽みたく、大編成混声合唱団を真似るのに最適!

●拡張性
先述のとおり、PCMCIA カード・スロットあり。
PC カードアダプターを併用することで、バックアップメディアとして CompactFlash や Micro Drive などが使える。また、前述のとおりこのスロットにシステムプログラム入りの V-Card シリーズなる PC カードを差し込んでから起動すると、まったく別のシンセとして起動する。起動したあとは、カードを抜いても問題ない。
VariPhrase エンコーディングされたユーザーサンプル波形は、.wav 形式で保存される。USB 経由でこのファイルはパソコンと送受でき、しかも普通の .wav ファイルとして認識されるため、ダブルクリック一発で簡単に再生でき、DAW で利用できる。逆にパソコンから .wav ファイルを V-Synth を USB 転送し、それを V-Synth 上でエンコードして使える。音色パッチまでそのまま USB でパソコンと送受できるので、インターネットで音色交換することも楽勝となった。これらは今ではあたりまえだが、当時はまだ珍しい先端機能であった。
V-Synth XT では、USB での音声ストリーミングにも対応し、結果 USB オーディオインターフェイスとしても使えるようになった。
V-Synth XT では、外部音声入力がファンタム電源供給可能な XLR / フォーンとの混合ジャックになった。
V-Synth GT になると USB ホストとしても機能するようになり、USB メモリーなどがストレージメディアとして使えるようになった。
SPD/F ならびに ADAT Lightpipe に準拠した、デジタル・オーディオ出力端子が、コアキシャルとオプティカルと、ともにそろって装備。なかなか贅沢。
●あなたにとっての長所
抽象的な表現でなんだが V-Synth モードのとき「近未来の音」がするところ。それまで、どんなシンセが出てきても
「へん、しょせん俺さまの ensoniq VFX には、かなわねーのさ。VFX の音は永遠に新しいのさ。」
と内心ひそかに思っていたのが、これをいじってて完全にやられてしまった。
音源波形そのものを、根底から操作できるシンセは、そうそうない。まるで、音の遺伝子操作、音源波形の遺伝子操作をやっているかのようだ。
しかも音の時間軸を双方向に制御できるスタンドアローンシンセは、V-Synth しかない。「時間」すらをもパラメータとする、他に例の無いシンセ。
そして音源方式もすごいが操作子もすごい。Time Trip Pad による、波形わしづかみ感覚! これもまた唯一無比。たまたま鍵盤もついているので、なんとフレーズサンプルをクリエイティヴに弾けてしまう。これも他ではできない。
VA の音にて、とんでもない重低音が出る。しかも、それでも輪郭のはっきりした音なので、そこが新鮮でもある。
非常に非常に主観的な好みだが、ローランドのシンセの中では、もっともキータッチが好み。あと私が好きなキータッチを持つ機種と言えば、ensoniq VFX SD と Emu Emax SE。かつては CASIO VZ-1 のキータッチが好きだったが、今では軽すぎるように思うことだろう。まぁ、こればかりは人それぞれということで。
D Beam と、最も相性が良いシンセではないだろうか?
自力サンプリングやリサンプリングし、波形編集してシンセサイズできるのも、無限の可能性があっていい。
今ではあたりまえだが、USB でパソコンと接続し、ファイル送受できるのは、めっちゃ便利。ネットで見つけた著作権フリーの .wav ファイルを、ドラッグ&ドロップで V-Synth に入れてエンコーディングすれば音源波形になる。パソコンへのバックアップも、簡単かつ高速で済む。
私が D-50 でつくった音色の延命策。かつ、壮大なクワイアも意のままに歌詞つけてできてしまうところもまた、唯一無比。

●あなたにとっての短所
誰でも挙げることだが、マルチティンバー・モードの使い勝手の悪さ。
設定画面がたった一つしかなく、しかも非常に限定されたパラメーターしか存在しない。しかも内蔵エフェクトが、すべて第1チャンネルのものに統一されてしまう。なので、わたしゃマルチで使うことは、ほぼ諦めた。
電源投入時に内蔵フラッシュ・ストレージから内蔵バッファ・メモリーへと音源波形をいっせいに全部ロードしてくれるのだが、これが遅い。こういうところは、音源波形をロードすることなく波形 ROM から一発で読み出してくれる既存の PCM シンセに、軍配が上がる。一瞬で起動できないと、ちょっとスタンドアローンシンセらしくない。あ、そうか。これは事実上ソフトシンセなんだって、自分でも書いていたね。
まぁ往年のアナログシンセなんて、電源投入してから温度が安定するまで、最低でも半時間以上は待ってから弾いたもんであり、そんなんで済めばまだかわいいもんですが、でもやっぱ今はデジタルなんだから一瞬で起動しようね。近ごろのワークステーションも起動時間が長いが、あんまし待たせるもんじゃないよ、スタンドアローン機種は。
ちなみに V-Synth GT Ver.2.0 では、少しだけ、起動が早くなっているらしい。
音源波形メモリーの構造とその容量も、マニュアルからは分かりにくい。あとから V-Synth Book という販促物となる書籍が出たのだが、そこに詳しく図解されている。まず内蔵されているのは:
・16MB の内蔵 SSD ・50MB の内蔵 RAM
すなわち上記 16MB の内蔵ストレージないし外部ストレージとしての PCMCIA カードに音源波形が保存され、電源を投入するとそれらから 50MB の内蔵バッファへと音源波形をロードしてくれるのだが、それに気づくまで時間がかかる。おまけにタッチスクリーンでのメニューには「Memory」ではなく「Disk」と表示されるので、それが実は音源波形ストレージの事だと気づくのに時間がかかる。ま、たしかに USB でパソコンと接続すると、外部ドライヴすなわち「Disk」としてパソコンでは認識されるのだが、今までのシンセ使いにとっては、いきなり PC ライクすぎる言葉づかいかも。
音源波形メモリーそのものも、もっと容量がほしいなぁ。いくらタイムストレッチできるからって、バッファ 50MB というのも、今となっては少なすぎ。しかもそれを全て埋めると、前述のとおり起動時間がかかる。KRONOS も、そうやんなー。
USB でパソコンと接続して作業しているときに、他に何もできないのは不便。VariOS では普通に送受でけてるやないかい。
USB メモリーが接続できたらいいのに。V-Synth GT から出来るようになったけど。
わたしゃエイリアス・ノイズも好きで、それも音創りの一環とおもっているが、世間的には嫌われているらしい。たしかに普通の鋸歯状波とかで高域を鳴らすと、少し漏れて聴こえる。でもそれって、個性なんちゃうのん? かつて冨田勲が駆け出しのころ、当時の日本には存在しなかったエフェクターであるファズをイギリスから取り寄せて、それを時代劇でサムライが二人とも刀を抜いて睨みあっている緊迫シーンで「びやぁーん」って使って悦に入ってたら、スタジオエンジニアがヘッドフォンかなぐり捨てて「音が歪んでます!」って怒ったらしいが、それくらい柔軟な発想がないと、いかんぜよ。いつから電子楽器は、ノイズを否定するような、ド近眼な音づくりツールになったん?
海外メーカーのシンセやサンプラーなんか、ともすればエイリアス除去フィルターのカットオフが、パラメーターとしてユーザーに解放されていて、エイリアスばりばりの音も意図的に出せるようになっている。えらい。V-Synth も、もっと幅広く自在にクォリティを変えれるようになってほしい。
フロントパネルに向かって右側に配列された、おびただしい数の��ディット・ノブを、ぐりんぐりん存分にいじくりまわすと、音がモタることがある。MIDI CC ではなく、Sys-Ex を送信するからである。これを回避するには、マトリクス・コントロールを多用するしかないらしい。うーん、せっかくたくさんあるノブなのに、それもどうかと。まぁ、左側のアサイナブル・ノブ2つを使えばええんですが。
アルペジエイターがゾーンごとに分割して使えないのは、困る。複数のゾーンをまたがって打鍵すると、そのとおりにアルペジエイターが起動してしまうのは、困るのだ。これは V-Synth GT では迂回策ができるようになったらしいのだが、私は持っていないので分からない。
サイドバンド・フィルターの音色変化は、非常におもしろいのだが、かけすぎるとアタックがナマるのは、ちょっと。
あと、かけすぎるとどんな音でも同じ音になってしまうので、うっすらかけるとか、さじ加減を習得せんならん。まぁこれはどんなフィルターでも同じで、LPF をかけすぎるとみんな丸い音になってしまうのと同じこと。要は使いこなしであり、まさにこれこそ、さじ加減。
ユニゾンモードが、ほしいよぉ。
SuperSaw は鋸歯状波7つ分あって音の繊細さは買うが、どの波形でもユニゾンできるのが、望ましい。デジタルでユニゾンさせると音が暴れるからとかなんとか言われたけど、それも音創りやで。
TVA にパン設定やパン・モジュレーションがあるのは良いが、せっかくオシレーターごとにも専用 TVA がついているので、そちらにもパン・モジュレーションをつけてほしかった。広がる VA シンセパッド音を背景に、ゆっくり左右に移動する VariPhrase 波形とかできたら、冨田サウンドそこのけに広大な空間演出ができるのに。
V-Card は、せめて3種類、できれば5種類くらいは出してほしかった。変態グラニュラー・シンセシスとか可能に思えるのだが、出してほしかった。2つの音色のグレインを混ぜる比率を変えることで、2音色を変態なぐあいにモーフィングできるとか、その比率を EG や LFO や D Beam で変えるとか!

「後編:V-Synth 背景・誕生・そしてシンセの未来へ」へ、つづく https://nemosynth.tumblr.com/post/630759093029765120/%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E3%82%92%E3%81%93%E3%81%93%E3%82%8D%E3%81%96%E3%81%99%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%BBroland-v-synth-review-%E5%BE%8C%E7%B7%A8v-synth
Copyright (C) 2009-2020 Nemo-Kuramaguchi All Rights Reserved. Revision log; First revision published on Oct 1st, 2020.
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@池袋GT HAPPY NEW YEAR PARTY "Salsa Amigos" All Salsa、Bachata 、Kizomba、Merengue
https://ja-jp.facebook.com/events/397471738151527/
🌼 1月23日 (土) 🌼 池袋GT としま区民センター小ホール 6階 住所:東京都豊島区東池袋 1-20-10 最寄り駅:池袋駅(東口北)3分 🌼Time table 13:10 open 13:15-13:45 Salsa On2 Promo lesson by HIDE & PEKO 13:45-16:30 DJ time by #DJLUISJAPAN 16:50 close 🌼Entrance 1000円 13:15~ On 2 Salsa Lesson 13:45~ PARTY 飲食持ち込み自由 ! ”ゴミは持ち帰りください” ラテンダンス、ラテンミュージックに並々ならぬ拘りを持つ HIDE&PEKO + #DJLUISJAPAN による #Salsa_Amigos 池袋GTは広くてキレイで居心地の良い空間で 新しい仲間があなたを待っています。 世界で活躍する HIDE&PEKO コンペティターであり指導者としても評価が高くメンズ・レディースのシャインチームとON1 ON2チームも結成し活動行っています。 そんな彼らから2021最初の一歩を無料プロモで習える On 2 サルサレッスン ! DONT MISS IT 初心者の方も中級者の方も踊る楽しさとパッションを感じることの出来るレッスンとパーティーです。 Salsa・Bachata(KIZOMBAリクエスト)フレッシュな選曲が毎回大好評!日本サルサの歴史だけではなく本国のサルサそのものの歴史を知り尽くす #DJLUISJAPAN がDJを担当します。 サルサ。バチャータなどのラテントップアーティスト日本に招き #VIVELATINOJAPAN 日本ツアー 毎年開催。その経験とセンスを効かせて楽しく踊らせます。 愛と情熱のラテンダンス、 ラテンのリズムとペアダンスのマジック〜その即興性は他人との距離もあっという間に縮めてしまうソーシャルパーティー。ラテンな香りと南米のリズムで楽しく彩る#Salsa_amigos Party 池袋GTで皆さまに会えることを願っています。 プロフィール ーーーーーー Hide & Peko ーーーーーー HIDE & PEKO Dance Company 代表 サルサダンサー、インストラクター、 振付師 2013年より、大学生ペアとして結成。 出演したミュージカルにサルサが取り入れられたのをきっかけに、サルサを始める。 Cuba, Colombia, Canada, New York, France, Finland, Spainなど様々な国で 短期・長期留学をし、数々の競技会に 参加。 全日本チャンピオン4回 2018年にはサルサの世界大会の中でも権威のある大会、World Latin Dance Cupのサルサプロ部門にてアジア人カップルとして初となる第4位を獲得。 現在も現役競技選手として精力的に活動している。 また、国内はもちろん海外でもショーやワークショップを行い、シンガーのバックダンサーやウェディングでのショーを手がけるなど多方面で活動中
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TOYOTA GAZOO Racingが2020年の国内モータースポーツ活動を発表
●「ルーキー」満載となったTOYOTAの2020年体制発表 国内モータースポーツ開幕まであと2ヶ月となった2月7日、TOYOTA GAZOO RacingがスーパーGT、スーパーフォーミュラの2020年参戦体制を発表しました。 まず1番気になるのはやはりスーパーGT500クラス。今シーズンも6台体制、今シーズンからは”Supra is Back”ということでスーパーGTにスープラが帰ってきます。 DTMとの共通規則「Class1」規定完全準拠となるGR Supra GT500で2020年を戦うTOYOTA陣営が体制発表を行った 6チームのうち、37号車KeePer TOM’sの平川亮・ニック・キャシディ組、38号車ZENT CERUMOの立川祐路・石浦宏明組、39号車DENSO KOBELCO SARDのヘイキ・コバライネン・中山雄一組は昨年から変更がありませんでした。 36号車au TOM’sはWEC世界王者の中嶋一貴選手がスーパーGTと開催日程の重複するWECに専念するため、昨シーズン全日本F3チャンピオンとなったサッシャ・フェネストラズ選手が新加入となりました。フェネストラズ選手にとっては初めてのGT500、そして初めてのブリヂストンタイヤということで、GT500ルーキーながらどんな活躍を見せてくれるのか、今シーズンの見どころの一つになりそうです。 GT500ルーキーのサッシャ・フェネストラズ選手 そのフェネストラズ選手とは昨シーズンF3やGT300で常にライバルとして争ってきた宮田莉朋選手もGT500にステップアップを果たしました。宮田選手は昨シーズンの第2戦富士で中嶋一貴選手の代役として36号車をドライブした経験がありましたが、今シーズンは19号車WedsSport BANDOHからの参戦となります。 体制もゼッケンも変わるWAKO’S。カラーリングも気になるところ そして昨シーズン17年ぶりのシリーズチャンピオンを獲得したWAKO’Sはチームル・マンに変わり38号車と同じくセルモからのエントリーとなり、チーム名も「TGR TEAM WAKO’S ROOKIE」、そして気になるゼッケンは「14」となりました。ドライバーは大嶋和也選手と山下選手に代わり昨年19号車をドライブした坪井翔選手のコンビとなりました。 ●チャンピオンマシンのドライバーは後日発表 続いてスーパーフォーミュラですが、参戦チームは6チーム・11台とこちらも変わりはありませんが、これまで1台体制だったKCMGが2台体制となり、国本雄資選手がKONDO RACINGから移籍してきました。国本選手は18号車をドライブし、昨年までその18号車をドライブしていた小林可夢偉選手は7号車をドライブすることになりました。 念願の2台体制になるKCMG。いよいよ小林可夢偉選手のSF初優勝が見られるか? そして昨年までそのゼッケン7を使用していたチームル・マンは1台体制となり、スーパーGTと同じくメンテナンスがセルモへ、チーム名も「ROOKIE Racing」となりました。ゼッケンも同じく「14」、大嶋和也選手が引き続きドライバーを務めます。 KONDO RACINGからルーキーテストでSF19をドライブしたフェネストラズ選手 TOYOTA陣営では今の所唯一、サッシャ・フェネストラズ選手がスーパーフォーミュラにもステップアップ、昨年はGT300で所属していたKONDO RACINGからの参戦となります。 2019年王者のニック・キャシディ選手。スーパーGTでは参戦体制が発表されましたがSFでは発表されない理由も気になります 今回の体制発表でおそらく誰もが気になっているのが、昨年悲願のシリーズチャンピオンを獲得したニック・キャシディ選手の名前が発表されず、チャンピオンマシンである1号車のドライバーが未定となっている事ではないでしょうか?こちらについては3月に開催されるオフィシャルテストまでには発表、もしくはそのテストで誰がステアリングを握るのかでわかると思います。 ●ミシュランタイヤがGT300に帰ってくる そしてスーパーGT300クラスでは既報のとおりGT300にもGRスープラが参戦を開始。2台のプリウスPHV30号車永井宏明・織戸学組、31号車嵯峨宏紀・中山友貴組と96号車新田守男・阪口晴南組に変更はありません。 昨年オートポリスで優勝した60号車。タイヤをミシュランにスイッチして2020シーズンを戦う 注目は昨年第6戦オートポリスで優勝した60号車LM corsa。GT500クラスにステップアップした宮田選手に代わり、昨年まで全日本F3でその宮田選手やフェネストラズ選手たちとしのぎを削っていた河野駿佑選手が新たに加入、そしてタイヤもGT300クラスとしては2014年以来の参戦となるミシュランタイヤに変更されたことです。 LEXUS RC-F GT3とミシュランタイヤのパッケージはデイトナ24時間などのIMSAでデータも揃っているほか、河野選手はGT300では他チームのエンジニアとしても活躍してきており、今シーズン注目の1台になりそうです。 GT300ルーキーとなる河野駿佑選手 また、昨年はスーパー耐久や特別交流戦のスプリントカップにも参戦していたMax Racingが新規参戦することになりました。ゼッケンは「244」でドライバーは1年のブランクから久保凛太郎選手が復帰し、昨年FIA-F4で活躍した三宅淳詞(みやけあつし)選手とのコンビになることが発表されました。 GT300マシンとスプリントカップで争ったMax RacingのRC-F GT3 今回のTOYOTA GAZOO Racingの参戦体制発表で、ホンダ、日産の3大メーカーの参戦体制が出揃いました。ルーキードライバー、ルーキーチームをはじめ昨シーズンはスーパーGTとスーパーフォーミュラの両タイトルを獲得したトヨタ陣営の今シーズンの活躍にも期待しましょう! (H@ty) 【関連記事】 全日本F3選手権「最後のチャンピオン」が決定! サッシャ選手がタイトル奪取【スーパーフォーミュラ第5戦もてぎ】 https://clicccar.com/2019/08/19/904287/ 新たなJAF-GTマシンが誕生! 埼玉トヨペットGreen BraveがGRスープラでGT300クラスに参戦【東京オートサロン2020】 https://clicccar.com/2020/01/12/946027/ あわせて読みたい * 全日本ロードレース界の鉄人・加賀山就臣がTEAM KAGAYAMAの今季体制を発表 * TOYOTAがデイトナを制し、MAZDAがル・マンを制する日が再び!? ACOとIMSAが最高峰カテゴリ統合の合意を発表 * 実際に走ったNASCARマシンがそのまま展示!現役NASCARドライバー古賀琢麻が2020年シーズン参戦体制を発表【東京オートサロン2020】 * マレーシア戦は注目のナイトレース! 2020年全8戦が発表されたスーパーGT【東京オートサロン2020】 * 新たなJAF-GTマシンが誕生! 埼玉トヨペットGreen BraveがGRスープラでGT300クラスに参戦【東京オートサロン2020】 http://dlvr.it/RPcD0Q
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[京商] 1/64 日産 スカイライン GT-R (R34・JGTC)
1998年の全日本GT選手権にてR33で優勝し、そのカラーリングを引き継いで連覇を果たした99年仕様。近年のGTマシンと比べると随分シンプルで市販車の面影を残しているなぁと感じる。
黄色いミニカーはどうしても安っぽくなりがちなところを、わずかにパールを混ぜることで高級感すら演出できている。各部のロゴ類もデカールと思いきや印刷らしく、段差や浮きのない美しい仕上がり。<576>
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Kazumi Kondo, FK/Massimo Circuit Lady (2000)
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【訃報】SUPER GTのNISMOチーム監督 鈴木豊儀さん死去!「やっぱり闘病中だったんだ… シーズン中、姿が無かったからずっと気になっていた」
訃報 弊社 レース部部長で、SUPER GTのNISMOチーム監督兼GT500車両開発チーフエンジニアである鈴木豊儀が、かねてより闘病中のところ 12月19日に永眠いたしました。(享年56歳)ここに生前のご厚誼に深謝するとともに、心からご冥福をお祈り申し上げます。 鈴木は、1990年に入社後、グループCカーや全日本ツーリングカー選手権(JTCC)の車両開発を担当。1998年のル・マン24時間レースでは、開発エンジニアとして、また32号車のトラックエンジニアとしてNissan R390 GT1の3位表彰台獲得に大きく貢献しました。2009年からはSUPER GTのNISMOチームの監督として指揮を執り、2014年、2015年にはシリーズ連覇を果たすなど、日産 /…
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【星野一樹が今季限りでのスーパーGT引退】 #2021年9月28日 #全日本GT選手権 #ストレートビクトリー #星野一義への挑戦 #ニュースを...
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「カガヤのDO・KU・DA・NNレビュー」
第7回
はっぴいえんど『風街ろまん』
おはようございます。
やっぱり1人10万支給すんのかい。すんのかいせんのかいやな。やらん言うといてやっぱりやりますって言うの、悔しいと思うけどなにせ時間がないから今の正解はこれなんでしょうね。
この騒動が終わったらいよいよ今の政権もあやしいなあ...。今まで政治に興味がなかった人も、政治を自分に関係あるものとして考えるようになったんじゃないですかね。選挙には毎回行ってますが、僕も少なからずそういうところがあったと思います。自分の意見言うとかんと上手いこといくもんもいかへん、やっぱりそんな気がしてますね。

そんなこんな言ってますが、本日第7回の「カガヤのDO・KU・DA・NNレビュー」ははっぴいえんどの『風街ろまん』です。
なぜこんな誰でも知ってる的なアルバムばっかり扱うのかっていうのの理由は、以前書いたので省略。でも若い人は知らない人も多いと思うんですよね。
ビートルズ、ストーンズ、ときたので今度は日本の大御所ということではっぴいえんど。言わずと知れた日本語ロックのまさしく始祖。メンバーは大滝詠一(Gt)、細野晴臣(Ba)、鈴木茂(Gt)、松本隆(Dr)の4人からなります。なんじゃこりゃ。なんという顔ぶれ。...っと、ちょっとロックが好きめなアナタやJ-POPの歴史に詳しいアナタなら驚くこと必至のこの4人。
はっぴいえんどが伝説的に語られる理由の一つとして、バンド解散後のメンバー各々の活躍がありますね。大滝詠一は「君は天然色」などポップスの分野でヒット曲を生み出し、細野晴臣はソロやあのYMOのメンバーとして活躍。松本隆は作詞家として数々のヒット曲に携わっています。鈴木茂も著名アーティストのバックや自身のソロなどで大活躍。雲の上の人すぎて僕も思わず敬称略です。
そんな4人が1969年に結成し、活動していたのがこのはっぴいえんどというバンド。1960年代当時、日本では英国のロックを日本人向けに歌謡曲に仕上げた、「和製ビートルズ」みたいなロックが流行していたんですが、その流れに一石を投じたのがはっぴいえんどでした。ロックンロールの音楽に日本語詞は乗らない、いや乗る、日本人は日本語で歌うべきである、いやロックは英語で歌うべきだ、といったいわゆる「日本語ロック論争」といわれるものもありました。その中で、「日本語で歌うこと」にこだわったのが、はっぴいえんどの特徴です。今だったらロックを日本語で歌うなんて当たり前ですよね。当たり前すぎてそれ以外あるの?とか思うぐらいですよね。でも当時は当たり前ではなかったし、それぐらい「ロック」は日本から距離感のある音楽だったのだと思います。まあでも当時流行っていた、いわゆるな「ロックンロールのビート」に日本語が乗りにくいことは明らかですよね。はっぴいえんどはそういう英国風なビート音楽ではなく、Buffalo Springfield等のアメリカのカントリー・フォーク系のバンドを参考に自分たちの音楽を作っていきました。
ってどこまで言えばいいのでしょうか。言いたいこと多すぎて大変や。とにかく一聴してもらえれば、たしかに「日本っぽい!」っていうのはわかると思います。まあそういうことも今から書けばいいんですね。
この『風街ろまん』というアルバムははっぴいえんどのディスコグラフィの中でも、特に名盤とされているアルバムです。彼らは活動中たった3枚のアルバムしか出していませんが、『風街ろまん』は2ndアルバム。1枚目の『はっぴいえんど』に比べるとロック味は少し落ちていると思いますが、松本隆の詞の世界観と、ともにそれを構築するメロディやサウンドが非常に高い評価を得ています。
僕も初めて聴いたはっぴいえんどのアルバムはこの『風街ろまん』でした。「風をあつめて」という曲は聴いたことがありましたが、それ以外は全く知らず。衝撃を受けると同時に鬼リピートしました。
秋冬、というよりかは春夏に聴きたいアルバムですね。なんでか、とかはこれもあとで書いたらええんか。
リリース : 1971年11月20日
収録曲 :
1. 抱きしめたい
2. 空いろのくれよん
3. 風をあつめて
4. 暗闇坂むささび変化
5. はいからはくち
6. はいから・びゅーちふる
7. 夏なんです
8. 花いちもんめ
9. あしたてんきになあれ
10. 颱風
11. 春らんまん
12. 愛餓を
M1「抱きしめたい」。さっきビートルズ風じゃない方の洋楽がはっぴいえんどのルーツだと言ったのに、この「抱きしめたい」(=ビートルズの「I Want To Hold Your Hand」の邦題)っていうタイトルといい、最後の「シュッ」というコーラスといい、ビートルズへのオマージュむっちゃやるやん。はっぴいえんどといえども意識はするもんなんでしょうか。演奏にはメンバー全員が参加。「君は天然色」的な大滝詠一しか知らない人からすれば、こんなオオタキ初めて!となるロック曲だと思います。シブい曲〜。超超かっこいい。
M2「空いろのくれよん」。引き続き大滝詠一の曲。スティールギターがすごく印象的です。サニーデイ・サービスの元祖〜って感じがします。「空いろのくれよん」っていう曲名が先か、歌詞が先かは知りませんが、すごく松本隆っぽい表現ですね。「〜です」「〜なんです」という語尾のザ・松本節な歌詞ももちろん登場。「空いろ」な東京の空が思い浮かびます。春な感じの曲。
M3「風をあつめて」。変わって細野晴臣の曲。たぶんはっぴいえんどで一番有名な曲。カバーもたぶんめちゃくちゃされてるので、なんとなく聴いたことある人もいると思います。細野晴臣のボソボソとしたボーカルと、松本隆のノスタルジックかつ先鋭的な風景歌詞。この2つがこれ程までに美しくカップリングした曲はないと思います。歌詞が本当に良いです。日本人に生まれて良かったって感じです。でも曲とのマッチングが本当にすごいです。「はっぴいえんどの『風をあつめて』を聴くことでしか感じられない気持ち」みたいなものがあると思います。1964年の東京オリンピックやその後の高度経済成長に伴う都市開発によって失われていくかつての古き良き東京を、独特の目線で幻像的に、かつノスタルジックに描いた歌詞。という説明はよくされるものではありますが、本当にその通り。歌詞を読みながらではなく、歌詞を聴き取りながら(耳コピ)聴いてほしい曲です。
M4「暗闇坂むささび変化」。大名曲のあとに曲名ふざけてるやん、と思いきやこれもいい曲。「ところは東京麻布十番/折しも昼下り」という歌い出しが印象的。サビの「ももんがー」も耳に残ります。細野ボーカルに、大滝コーラスの曲。一瞬ふざけてるやんと思いそうな歌詞ですが、やっぱりどこか懐かしくなるような温かい詞です。
M5「はいからはくち」。謎のお囃子のあと、大滝詠一扮する「多羅尾伴内」による語りから始まります。『風街ろまん』の中では一番バンドって感じの曲です。速いです。ロックテイストです。松本隆のドラムソロも聴けます。ギターは本イントロに入る前のギターだけのとこがえげつないかっこいいです。ベースは常にかっこいいです。歌詞がひょうきんなのがこれまた絶妙にスカしててロックでかっこいいです。サビの「はいからあ〜」ね。間奏前の「かんそうっ」も好きー!あ〜かっこいい。
M6「はいから・びゅーちふる」。前の「はいからはくち」のオマケ的な謎の曲。はっぴいえんどが苦手だという人がいるとすればこういう曲でつまずくんだと思う。これはこういうもんなんです。作詞作曲が多羅尾伴内になってる遊び心も面白い。
M7「夏なんです」。細野晴臣の曲。���ントロのギターから夏。語弊があるかもしれない言い方をすると、「『風をあつめて』と同じ魅力がある曲」です。でも聴いたことある人ならわかると思います。歌詞の説明とかだいたいさっきと同じです。が、この曲は「夏」に焦点が当たってます。日本人なら誰しもが心の奥に残しているかつての「夏」の風景がそのまま音楽になった、そんな曲です。「風をあつめて」と同じぐらい好きな曲です。いや、夏のあいだはこっちの方が好きかもしれません。「風をあつめて」同様、歌詞は素晴らしすぎるのであえて一言も載せません。
M8「花いちもんめ」。Gt鈴木茂の曲です。大滝でも細野でもない、なんともいえない味があります。なんとか言えよ、って感じですが、この曲もかなり好きです。この曲のなにが好きなんやろ...と考えてみたけどなんか全部って感じです...。全部がなんとなく好きなんですよね....。
M9「あしたてんきになあれ」。「ときどき戦闘機が堕ちてくる街に今日は朝から雨がしとしと」という歌い出しが初めて聴いたときは「えっ?」ってなるやつです。戦時中を思わせる歌詞に日常的な天気の描写を合わせるという、よく聴くとディストピアな世界観の曲。曲中ずっとファルセットな細野晴臣のボーカルも印象的です。
M10「颱風」。「たいふう」と読みます。まあ曲聴いたらわかるんですけど。珍しく作詞作曲両方が大滝詠一のクレジットになってます。なかなかアクの強い曲ですが、めっちゃカッコいいです。のちに「ナイアガラ・サウンド」とも呼ばれる超J-POPな大滝詠一からは考えもつかないようなロックな曲です。意外と珍しいメンバー全員参加曲です。鈴木茂のワウギターがカッコいい。ブルースハープもカッコいい!一回曲が終わってまた始まるしつこい展開もオオ〜って感じです。
M11「春らんまん」。最後の曲がいわゆる普通の曲って感じのじゃないのでこれが実質ラストトラック。いま改めて歌詞読みながら聴いてますが「暖房装置の冬が往くと冷房装置の夏が来た」とか言ってたんですね。知りませんでした。なんじゃその歌詞。正直B面(M7以降)は「夏なんです」をピークとして尻すぼみです。個人的に。でもアルバムの後半でそういう感じになるアルバム好きなんですよね。個人的に。B面でしっかりB面ぽくなるヤツね。
M12「愛餓を」。大滝詠一が五十音にメロディを付けて歌うだけの曲(?)。「これはボーナストラックだ」とは僕は思わないんですが、まあ「おまけ」って感じです。「あいうえお」ってああ書くの...??
好きにしても嫌いにしても一回はっぴいえんど、というかこの『風街ろまん』は聴いてみてほしいです。日本でしか産まれ得ないロックであり、日本のロックの始まり、それがはっぴいえんど。だいたいのモンの原点なんやから、一回ぐらいとにかく味わってみてよ!って思います。
僕は高3のときに出会ってそのとき聴きまくり、大学生になってからもずっと聴いてます。僕が通学に使ってる阪急の神戸線(海が見える!)や、大学周辺の風景(海が見える!)に本当に良く合います。松本隆さんはいま神戸に住んでるみたいですしね。
散歩ぐらいしか外出ができない昨今ですが、はっぴいえんどをBGMに、いかがでしょうか。
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D.D.R AKIBA江口です。
本日、9月3日は
【D.D.R FINAL RACE】が行われました!!
D.D.R FORMULAの勝者には、F1日本グランプリのペアチケットが!!
そして、D.D.R KYOJO CUPの勝者には、10月29日のKYOJO CUP最終戦
富士スピードウェイの実車デビューの機会が与えられます!
まず、F1日本グランプリチケットを手にしたのは...
全戦全勝を手にした、ホンダ選手です!
池袋店からのエントリー。
今日のレースも、ポールから逃げる展開はチェッカーまで続き、ポールトゥウィンを飾りました。
昨年のD.D.R GT選手権に続いて2冠を達成!
本当におめでとうございます。
鈴鹿1000キロに続き、F1も楽しんでください!
そして
こちらも素晴らしいレースでした。
D.D.R KYOJO CUP FINAL RACE
優勝は、AKI選手こと後藤さんです。
実車経験もあり、国内Aライセンスも既に保有しているドライバーの方です。
これからトレーニングを重ね、10月29日は富士スピードウェイのKYOJO CUPに参加をしますので
皆様!
是非!
【TEAM D.D.R】の応援を宜しくお願い致します!!
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!
この場をお借りしまして御礼申し上げます。
ちなみに...
10月21日にD.D.Rがオフ会を開催!!
盛りだくさんの内容でお待ちしております!
イベント詳細は
コチラ
エントリーフォームは
コチラ
是非ご参加ください!!
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大野極楽寺公園レポ(レース)
【レースの記録/2018-19東海CX第7戦@大野極楽寺公園】
寒い一日、抜群のスタートともに安定したレース運びから「これはいけるか?」と思った矢先、自らのミスによりいろいろな物が手からするりと滑り落ちていった瞬間。そんなレースの記憶。

Photo by Kikuzo
■出走カテゴリー:CM3A/一列目スタート
■順位: 5位/+00:21/17%
■BIKE: ADDICT CX 20 DISC(2018)
■TIRE: F/ IRC SERAC CX/1.8bar R/IRC MUD(X-ガード)/1.8bar
■Eye wear:CLT Sychri Eagleview
■Wear: SUNVOLT
■etc.: Athletuneポケットエナジー&エナゲイン
大野極楽寺が開催された日曜日は寒波襲来。三重県では積雪があるらしいが、幸い愛知県での積雪はなく、3時半に起きて4時に新城を出発、5時半過ぎには会場入り。昨年を大きく上回るエントリーは500名近いとあってブースの準備も入念に。
部長からCM3に出場する3人で「朝の試走にきちんといくように」と指示がある。また事前のハッチさんからのアドバイスにより、リアタイヤをXガードへ交換。体重のある僕には少しでもパンクのリスクを減らしたい。フロントはノーマルシラクのまま。ただブースの準備の為タイヤを変える時間がなく、IRCのサービステン���に持ち込み大滝さんにタイヤ交換を依頼。大滝さん朝の忙しい時間帯に融通を効かせていただきありがとうございます。会場にこうしたサービスがあるのは本当にありがたい。

Photo by Kikuzo
試走は前日コース設営を手伝ったチームメイトのこーちゃんについてアドバイスなどをもらいながら一周、2周目はちょうどGT山中さんの後に付いたので、付いていくことに。たぶん山中さんも後に付いていること知っていて誘導してくれているようだ、ありがとうございます。ホームストレートで別れを告げ、ストレート全開で心拍を上げ、3周目。バックストレートでも全開にして心拍を上げて終了。
特に今大会は朝が本当に寒い中、温かいドリンクを求めるお客さんでブースが賑わう中、きちんと試走に出してくれた部長、御婦人方に感謝です。試走から帰ってきて着替えながらアスリチューンレッドと黒を取る。
9時過ぎに招集。ブースに入ってしまうと抜けられなくなるので、試走からそのままレース準備をした。ちなみにブースに入ったともやんは招集に遅れて後方からのスタートに。
前回同様一列目。なにも考えずど真ん中を選ぶ。スタート前に応援に来てくれた涼子ちゃんにジャケット渡す。

Photo by Ryoko Hayakawa
前のクラスに続き、15秒前のコールから号砲。そつなくクリートキャッチからの全開。出だしは何人か並んでいたけど、さらにぐっと踏んだら、並びかけて来る人はなし、第1コーナー手前で右左と後方を確認し、きちんと数車身空いてること確認。第1コーナー進入からリズムセクションへ。あまり遅い早いは考えずとにかく自分の走りをするだけ、これが出来るのは先頭だけの特権。

Photo by Kikuzo
キャンバー手前でひとりにパスされる。パスのされ方で結構足のありそうな方だと感じるのでここは無理せず。またすぐ後に数人いることはわかる。焦らずキャンバーからの階段。バックストレート。バックストレートでひとりに前に出られる。パスして来たのはフットワークRCの田中さん。まだ先は長いので焦らず付いて行く作戦に切り替える。

Photo by Kikuzo
田中さんを視界に捉えつつ、グラウンドの直線から階段。ホームストレートで田中さんをパスし、2周目へ。先頭の選手ともそんなに差はないのでとにかく視界に入れてじっくり攻めることにしてマイペース。

Photo by Kikuzo
丸太のシケインは最初から降りることを決めていたので問題なし。なによりコース脇あちらかこちらから、声援がすごい。後にはブレーキ音で田中さんが付位置でいることがわかる。バックストレートから折返しのキャンバーセクションで、KIKUZO君が撮影しながら「後離れました」と教えてくれる。田中さんとランデブーで行こうと思っていたけど、どうやらキャンバーでミスしたようだ、仕方ない。先頭、前の選手は足はあるようでストレートでは差が広がるけど、どうやらコントロールやバイクの降車乗車はまだ不慣れなようで、3周回目にはほとんど差がなく突入。その後は前後との差もあまり変わることなく2位キープで3周目もこなし、ファイナルラップへ。「やまちゃん、いける!いける!ガンバ!ガンバ!」と涼子ちゃん、階段エリアでは清水さん、前原さんの応援がよく聞こえるし、頷きながら走行。リアのシラク・マッド・Xガードはノーマルだとコツコツと嫌なあたり方をする地面から顔を出す石などから安全に守ってくれる。グリップしてる感じも安心感がある。もちろん軽さを犠牲にしているけれど、僕の走行レベルでは軽い以上に安心してバイクをコントロールし、リスクなく周回を重ねられることのほうがアドバンテージがあるし、その安心感は心理的、肉体的にも辛い30分をまんべんなく支えてくれる。そしてステムを今回70mmから50mmへ。この変更も速度以上にコントロールを助けてくれて結果的に安心、安全に走れることで、非常に良い働きをしていた。

安定して走っているものの、混走の前にスタートしたクラスの下位をは走る人、同クラスの周回遅れの人などが現れはじめ、声をかけながら慎重にパスしていく、しかしやはりこうしたポジションで抜かれる方々にはあまり余裕がないのか、うまく譲れない人もいるようでとにかく慎重に見極める。キャンバーセクション入り口でタイミング悪く、2名の選手に合流してしまう。明らかに速度差があるが、相手はキャンバーでフラフラ走行。ちょうど中程で完全に追いついてしまい、こちらはキャンバー上、相手二人はキャンバ下のラインを低速で走行。このまま下のラインにいくと接触してしまうし、もうとにかくキャンバーを進むしかない、そう思ったとことでクランクを地面にヒットしキャンバー側に足を付きリスタートできず。そこで後としっかりキープしていた差を一気に詰められてしまい、結果的に前に出られてしまう。階段を登ったバックストレートでも速度差のある選手をパスするタイミングでラインを潰されてしまい、減速を余儀なくされ、折返しのキャンバ入り口のドロップオフでMTBの選手にもパスされてしまう。

Photo by Kikuzo
最後半周は完全にリズムを崩し、ホームストレートに帰ってきて結局5位。最終ラップはそれまでのもに比べ10秒以上遅く、結果的に2位との差は+15秒。先頭からも+21秒、帰ってきて全ての人からの反応が「え~!?」「それはないわ~」「一番ダメなやつですね、それ」というリアクション。まさに、まさに、まさにだ、反論の余地もない。万全な試走、万全なセッティング、そして終盤までのレース運び。最終戦のWNPを残し、ここは決めなければいけなかった。
「だからレースは面白い」とも思うが「決めるべき時に決めれない」こととは別な話。万全の体制でレースに望ませてくれたチームのみんな、応援してくれた皆さん、期待と声援に応えられず結果を出せず、申し訳なかったです。次回の最終戦WNPは不確定要素が多く、とにかく砂に埋れがちな僕ですが、またがんばります。引き続き応援よろしくお願いいたします。また会場のいたるところから大きな声援ありがとうございました。こんな環境の中でレース活動が出来ること本当に幸せです。
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