#切り干し大根の即席漬け
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今日のお弁当。
ソース焼きそば、きんぴらごぼう、目玉焼き。
まあ、清々しいまでにおじさんの弁当らしい。それでも中華麺を茹でて焼きそばを作っているし、朝からやるにしてはひと手間かけている。
家人のと2人分である。
焼きそばといえば。
前に母が弁当のおかずに困ると言うので「焼きそばでもいい」と言ったら、本当に焼きそばだけの弁当を持たされたことがあったと書いた。
まあ、実際そうなのだから仕方ないが、友達の中にも白飯だけの弁当を持たされていた奴とかもいたりと、なにかと弁当というのは家庭環境を反映しやすいものなのかも知れない。
男子高校生にとって弁当というのは生命線であったから、そのダメージたるや計り知れない。
ぼくは月に2000円くらいの小遣いをもらっていたと記憶しているが、昼飯にダメージを食らうと部活に響くので購買部にちらっとあるパンを買うことになり、そこで100円なりを使うとなると実にダメージが倍増する。
弁当を毎日作るのは結構大変である。
ぼくの中学校は弁当だったので大学までの6年、母は毎日作っていた。
その頃は祖父も元気で仕事に行っていて、やはり弁当が要った。父は外食していたからいいとして毎日2人分の弁当ということになる。その残りもので自分の弁当も詰めていた。
ぼくは7時くらい、祖父も8時前には出勤だから、そうのんびりもしていられない。
自分で弁当を用意するようになると実感する。相当に面倒くさい。
母は偉大であった。
まあ生きてるうちに感謝しとけよって話だ。




晩飯は豚こまとほうれん草のからし和えと切り干し大根の即席漬けを作った。
これに飯とみそ汁をつけたらじゅうぶんなのである。
切り干し大根は煮物にするのもいいが、こうしてしょうゆ、酢、みりんとでさっと浅く漬けるのも大根の歯応えが残って飯のともとしていい。
ごちそうさん。
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【2月22日(火):おひるごはん】 ・「スーパーダイエットフード No.3は大根!」みたいなの見かけて切干大根が食べたくなる... ・ヤバめの豚コマも使いたいので、焼きそばにする。 ・ソース焼きそばにしようと思ってたのでしょうが千切りを湯通しして梅酢に漬けといた。 ・パスタ一発中華麺の術+切干大根を炒めて、豚コマ+もやしキャベツ豆苗add。 ・...気が変わってナンプラー入れちゃったらソースそんなにいらん。 ・鰹節掻くのもめんどう+今日は歯医者さんに行くので青のりもやめ、即席紅しょうがだけ。 ・山盛りになってしまった。嵩増ししすぎ。 ・切干大根と豆苗はちょっとずつキープしてモミモミ+おしょゆごま油ぽとり+ごま ・切干大根の戻し汁+しょうが湯通ししたお湯にオニオンスープの素とわかめ入れてスープ。 ・P:42g/F:11g/C:62g ・切干大根糖質高い(確かにあまい)。 https://www.instagram.com/p/CaRC1WgF24e/?utm_medium=tumblr
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2022.2.1〜15
2/1
おかゆをすする大人が二人。最近胃腸の様子がおかしいので養生します。去年漬けた梅干しがいい具合にこなれてきた。
2/2
燈火節。最近キャンドル作ってないな。寒い冬のアトリエで、型にそっと蝋を流し込むとみるみるうちに半透明に冷え固まるのを見るのが好き。
2/3
節分なので豆をまく。とはいえ集合住宅なので小声で、かつテトラパックに入った大豆を玄関先にばら撒き即座に回収。いわし成分も必要だろうとごまめを作り、立春気分を満喫しました。
2/4
さむいさむい日にえびグラタンを作りました。木べらでホワイトソースを掻き回しているときに得られる幸福感ってなんなんでしょ。実家からもらった蟹缶が余っているのでクリームコロッケも作りたいです。
2/5
刺繍の先生の日でした。一週間の疲れが来たのかかなり拙い喋りになってしまった部分があって反省。でもクラスの皆さんが形に出来てて良かったです。素敵な作品になりますように。そして私も新しい作品に手をつけられますように……。
2/6
久しぶりにパン屋さんでモーニング。家人の食べていたタン塩カスクートを分けてもらったらとっても美味しい。次はこれにしよっと。お外好きな私たちですが流石にテラス席には座りませんでした。三月に入ってからだな。
2/7
ジョイントが届いたのでうさぎを組み立て。目をつけたら一気にうさぎちゃんになってほっとしました。アンバー黒目と迷ってクリア赤目にしました。おもちゃ箱の一番底に仕舞われていた子のイメージです。
2/8
そろそろバレンタインチョコを買いに行きたい!が、帰りに百貨店に寄る気力がなかなか湧かずに通り過ぎています。毎年エクチュアでプラリネの詰め合わせを買っているのですがどれもとっても美味しいです。
2/9
冷凍しておいたパンケーキをチンして朝ごはん。毎朝起きる楽しみを用意しておかないとなかなか起き上がれません。チョコラBBドリンク&錠剤で無理矢理乗り切っています。
2/10
べしょべしょに疲れたお顔をメンテしてもらいました。三連休だぜ。
2/11
バレンタインデートにエクチュア本店へ。カシスムースの乗ったパフェとホットチョコレートのスイートを頼んでご満悦。家人はチョコレートケーキとプリンの乗ったパフェを食べていました。ついでにバレンタイン限定のプラリネ詰め合わせを買って帰宅。毎年これがいいですね。
2/12
重い腰を上げて薔薇の植え替えをしました。確か2年くらいそのままだった気がする。完全に舐めてかかったらあまりの根の張り具合に足腰をいわされてしまいました。ヨボヨボしながらとりあえずコーヒーを飲んでいる。カランコエフィフィが綺麗に咲いてシャンデリアみたいよ。
2/13
バナナが豹柄になったのでバナナブレッドを焼きました。むくむくにふくらんでかわいいね。包んでお外で食べたくなる。��んだん日が長くなって春を感じます。
2/14
あちこちでチョコレートが飛び交う日。用意しておいた分は全て渡せたので良かったです。おうちに帰って二人でコニャックやウイスキーの入ったプラリネを摘んでいる。
2/15
最近ホワイトソース作りに精を出している私ですがこの度ついにクリームコロッケを作りました。家で作れるのねこの料理。とっても上手にできたのでおなかまんちくりんになるまで食べた。




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2020.7.26sun_tokyo

6時ごろに一度、スコールのような激しい俄雨の音で目が覚め、7時過ぎには出勤��る彩乃ちゃん(妻)の目覚まし時計で起こされたが、ドタドタと慌ただしく準備する気配をぼんやりと感じながらも半睡の状態で、出て行ったあとまたしっかりと寝て10時半にようやく起きた。 近ごろは眠くて眠くてしようがない。晩に酒を飲みながら寝落ちしてしまうこともしばしばで、昨夜もそうだった。体力が落ちているのかなんなのか。まあ、ただ単に飲み過ぎなのだろうけれども。
窓を開けたら青空があった。久しぶりに屋上に洗濯物が干せる。意気揚々と洗濯機を回し、その合間にエアコンの、昨日分解して洗っておいた各パーツを取り付ける。それから空いたペットボトルやら、缶やらを片付け、掃除機をかけ、赤なた豆茶をいれ、飲んだ。
屋上に干しに行くと、二階のおばさんも干していた。長引く梅雨のことやらコロナのことやら、軽く世間話をして、「雨、降らないといいね」とおばさんは先に部屋に帰って行った。西の空がどんよりしていて、危ない予感がしながらも洗濯物を干し終え、部屋に戻ったら雨音がした。慌てて駆け上がり、干したばかりの洗濯物を部屋に入れる。二階に行き、おばさんに雨が降ってきたことを伝えたら、おじさんが出てきて、やっぱり降ってきたか、と言って屋上に上がって行った。
部屋に戻り排便をしていると、荻窪の本屋Title店主の辻山さんからメール。置いてもらっている拙詩集『あまいへだたり』が売り切れ、追加納品をお願いしたいとのことだった。これで三度目の納品になる。ありがたいことである。私家版で作り、ISBNコードは付けなかったのでAmazonや大型書店では取り扱ってはもらえないが、おかげでこうして個人でやっている書店にお世話になり、直接やりとりできることは嬉しい。特に予定もないので、今日持っていきますと伝えた。
昼にはパスタでも作ろうかと思っていたが、せっかくなので荻窪で飯を食うことにして、身支度をする。納品書、請求書も書いて、早々に家を出ると、陽が差していた。屋上で煙草を一服。遠い空はまだどんよりと曇っていて、また雨が降りそうだ。
地下鉄丸ノ内線で荻窪へ。Titleへ行く途中にある、「丸信」というラーメン屋が、昔ながらの感じで前から気になっていたのでそこで昼にしようとずんずん歩いていったが、休みだった。戻るのもなんなので、少し先に行った、四面道交差点の角にある「大勝軒」に行こうかと思う。ただ、ずいぶん前に一度食べたとき、その量の多さに参ってしまったことがあったので、少々迷う。店の前まで来て、胃の調子も割に良さそうなので入ることにしたが、券売機を前にしてはやくも後悔してしまった。ただの「もりそば」でも麺量が350gあると書いてある。その数字を見ただけで腹がいっぱいになるが、後から来た客も待っているので、ままよ、と「もりそば」を購入、せっかくなので(なにが?)中瓶のビールも購入、席に着く。
焼豚の切れ端とネギを和えたおつまみとともに供されたビールを飲みながら待っていたら、「もりそば」が来た。麺もスープも美味しかったけれど、後半は苦しくなってきて、一味唐辛子を振りかけたりしながら騙し騙し胃に収めた。分かっていたことなのになぜおれは、と短絡的な決断を悔やみつつ、もしかしたらこの異様な満腹感も含めて欲していたのかもしれないとも思った。
パンパンに腹を膨らませ外へ出て、ゆっくりと歩く。途中、突風が吹いて、目の前にあった美容室の大きな鉢植えがふたつ、倒れた。瞬間的に立ち止まり、「あ、めんどくさいな」と思ってしまったが、すぐに店の人が出てきて、ひとつ抱え起こす。なんとなくもうひとつの方を抱え起こすと「ありがとうございます!」と笑顔を向けられた。ガラス越しに目が合った別の店員さんも満面の笑みであった。私はさきほどの自分の心の動きを思い、なんだか後ろめたかった。
Titleに着こうとするときに、また雨が降ってきた。ちょうどよく店に入る。結構な混雑ぶりで、少し驚いた。先に納品をすませ、前回分の精算もしていただく。カウンターの端に淑ちゃん(イラストレーターの西淑さん。一作目の詩集『青葱を切る』の装画を描いてくださった)の絵のDMを見つけ、手に取ると店主の辻山さんいわく9月に二階で展示をするとのことだった。ほんとうは5月に開催する予定だったそうだが、「アレのアレで」9月になったと、はにかみながらおっしゃっていた。そのDMを一枚もらい、店内をゆっくりと見て回る。二階での展示も見た。少年のころの、紙芝居や駄菓子にワクワクするような感じの、どこかなつかしい絵だった。外は暗かったが、気持ちが明るくなるような展示で、なかでもひとつだけテイストが違う、黄色と白の花の絵に心を惹かれた。 作家さんと思しき人に目礼して一階に下りる。ブコウスキーの未発表作品集など、気になるものがいくつもあったが、実は目当てにしていたものがあった。雑誌『東京人』最新号、特集は「緊急事態宣言下のまち」。かねてより読みたくて、方々の本屋で探したのだけれどもどこにも置いていなかった。辻山さんも寄稿されているから、多分Titleには置いているだろうと思っていたのだった。予想通り入り口近くに置いてあり、購入。またほんの少し言葉をかわして、店を出た。
雨が降っていた。結構な降り方だった。ラーメンのせいもあってか喉が渇いていて、煙草も吸いたいし、すこし便意を催してもいたので、帰りがけにベローチェに寄った。ブレンドを頼み、水も一杯もらう。人数制限のある喫煙室に入り一服。便意が激しくなったのでトイレに行く。用を足していると、ゴミ箱にチップスターの空き箱が入っているのが目に入った。なぜこんなところに捨てたのだろう。どこで食べたのであろう。人間とはおかしなものだと思う。
一息ついて、再び地下鉄丸ノ内線で新高円寺へ。晩めしの食材を買いにスーパーに寄る。駅に隣接したこのスーパーは伊勢丹系列の店で、モノはいいが少々高い。ただ、契約農家直送のコーナーの野菜は比較的安価で、また美味しい。田村さんの枝豆と胡瓜、須藤さんの大葉をカゴに入れる。鯛のお頭が売っていたら煮付けにしようとアラが置いてあるコーナーに行ってみるが、ない。精肉のコーナーへ回ると、しゃぶしゃぶ用のモモ肉がセールになっていた。今日は大根おろしと大葉をたっぷりとのせた冷しゃぶにしようと思いカゴに入れ、麦とホップのロング缶、大根を半分にカットしてあるやつ、ワカメの乾物も追加してレジに向かった。
店を出てエスカレーターに乗る。見上げれば、青空。まぶしいくらいの、青空だった。 ふいに、飯島耕一の有名な詩「他人の空」のフレーズが頭をよぎる。 もう流れ出すこともなかったので、 血は空に 他人のようにめぐっている。
なぜ今このフレーズなのか、わからない。わからないが、こういうことはよくあって、詩の言葉、に限らないかもしれない、言葉はこうやってふいに通り過ぎ、束の間、どこか遠い、ある「場所」に連れて行ってくれる。そこに行きたいから詩を書いているのかもしれない、とよく思う。けれどそれだけとも言えなくて、自分自身にもだれかにも、説明はしたくないんだろうと思う。 帰路、遠い空に積乱雲が見えた。蝉が鳴いていた。もう、長かった梅雨も終わるのかもしれない。
家に着いて食材を冷蔵庫に入れ、屋上で煙草を一服。西の空では雲間から光が差していて、南の空にはさきほど見た積乱雲がある。飛行機が何機も続けて飛んでいく。 思い立って、部屋に戻り、飯島耕一の「他人の空」が収録されている本を探して読む。他の詩なども読んでいるうちに、日が暮れ始めていた。 半身浴をしようと、風呂掃除をして湯を張ったが、買ってきた『東京人』を読み耽っているうちに溜めすぎてしまった。普通浴になったがまあいいことにして、風呂に入る。長めに入り、あがったらもう7時近かった。 昼にたくさん食べたのでまだ腹がすかない。彩乃ちゃんは今日通し勤務なので、帰ってくるのは9時半になるが、一緒に食べることにして、のんびりと支度をする(以下、長々と料理工程が続きます)。
田村さんの枝豆をこすり洗いした後、塩を振り、同じく田村さんの胡瓜はごく薄い輪切りにして、塩揉みをする。ワカメを水に浸して戻すあいだに、みりん大さじ二杯を煮切り、そこに醤油大さじ二杯、酢大さじ二杯を合わせて三杯酢���つくる。塩揉みした胡瓜を洗い、水気をしっかり切ってから、絞ったワカメ、三杯酢と合わせ、ラップをして冷蔵庫に入れる。 沸かした湯に塩を入れ、枝豆を茹でる。いくつか開いたら即座にざるにあげ、扇風機の風に当てて冷ます。 また鍋に水を入れて湯を沸かし、ドボドボと酒を注いで沸騰させたら火を止める。冷蔵庫から出して常温にしておいた豚肉を、一枚一枚湯にくぐらせて火を通し、ボウルに取っていく。 それから、大根の皮をむいて漬物にする用にとっておいて、なかの柔らかい部分を擦り下ろし、ざるにあけて水気を切っておく。 須藤さんの大葉はとても大きいので縦半分に切り、重ねてからクルクルと巻いて、千切りにする。これは食べる直前のほうがいいので、そろそろ彩乃ちゃんが帰ってきそうな頃合いを見計らって9時20分くらいにやる。 9時30分頃、彩乃ちゃん帰宅。手を洗ったり着替えたりしているうちに、麺つゆとカボス果汁、醤油、みりんを合わせてポン酢をつくり、盛り付け。ちゃぶ台を出してもらい、配膳を手伝ってもらう。9時からやっていた「西村京太郎トラベルミステリー」を観ながら乾杯。十津川警部は内藤剛志版もあるが、高橋英樹にかぎる。亀さんが愛川欽也でなく高田純次になったのには慣れた。彩乃ちゃんとふたり、突っ込みながら楽しく観た。
で、酒を飲みながら、これを書いているのが今だ。まだ飲むだろうし、まだなにかが起こるかもしれないが、ここでやめることにする。明日からまた仕事に行くことを思うと気が滅入るが、また休日は訪れるし、日々の生活のなかでなにが起こるかはわからない。いいことも、わるいことも。金もなく、どうするあてもなかった若いころ、夜の街で隣り合った見ず知らずの人間と酒を酌み交わしながら、給料を5日間で使い切ってしまっても、なんとか生きていた。一年後を考えれば気が重くても、人生が耐えるに値するものかどうか分からなくても、とりあえず次の週末までは生きていよう、と思う。ロング缶からの日本酒四合ともなると、ずいぶんとセンチメンタルになるものだ。センチメンタル、というのも違うかもしれないが。 ああだこうだ、話が長い、とよく彩乃ちゃんに言われる。今日もまた飲み過ぎているようだ。もう寝たほうがいい。それは分かっているのだけれども、日本酒で甘くなった口腔内は、カティーサークの辛さを欲している。まったく馬鹿げているが、どこまで続くのか、とりあえずはやってみるしかない。そんなこんなで、おやすみなさい。日記とかたりつつ、読んでくれる誰かのことを思っていたら、語りかけてしまった。もう一度、おやすみなさい。あなたがどんな人であれ、明日も一日、無事に生きられますよう。では、また明日。
-プロフィール- 藤本徹(36) 東京都杉並区 詩集『青葱を切る』(2016)、『あまいへだたり』(2019) @fujimoto_toru_
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発酵の7日間@冬の福岡4日目。4日目にして!ようやく!豆乳ヨーグルトが出来ました。こんなに時間がかかったのは初めてで、ちょっとどきどきしたな〜〜。 ヨーグルト待ちだったレシピたち、クリスマスに向けて、塩と豆乳ヨーグルトと香草で仔羊肉を漬けこみましょう。サカイ優佳子先生の教え「乾物ヨーグルト」からは、切干大根、乾燥の海藻サラダ、��焼きナッツとスペインのレーズン。腸美人協会代表あかざえりさんの美食レシピから、豆乳ヨーグルトにロックフォールチーズを漬けて一晩置き、明日水切りをします。これは蒸して刷毛でオリーブオイルを塗って網で炙る里芋にとてもよく合うのです。さいこう。好き! コーヒーのペーパーフィルターで豆乳ヨーグルトを水切りしてクリーム作り。そして生姜の太い千切りと玉葱と豆乳ヨーグルトと米粉で、表面パリッと中はもっちりのフリットに。 お米の発酵水と米糠を合わせて暖かいところに置いて発酵を促した即席糠床(トレイに置いて床暖房の助けを借りました)に柚子の皮、昆布、鷹の爪、野菜の漬けこみ。糠床は使わなくなった寿司桶に入れておくと寿司桶が呼吸をして、ほったからしでも適度な水分量をキープしてくれます。宮成なみちゃんに教わりました。天才か。ありがとう〜。 市販品も味見をしましょう。麴と塩で漬けた島豆腐はチーズの味わい。天日と風の力、陶器の遠赤外線効果で熟成させて72種類のミネラルを含んだ海神の塩、秋田の燻製たくわん白神いぶりがっこ。 今日のご飯は、こよなく愛する「すっぽん用の出汁」こと、濃い昆布出汁と日本酒を同量で割って煮切った出汁に、リバーワイルドハムファクトリーの柿豚のバラ肉とたっぷりレタスのしゃぶしゃぶです。 薬味は、葱、生姜、柚子、七味、とろろに昆布出汁と島根で浜くんにいただいた土佐柚子果汁をいれた柚子とろろ、と、能古島の完熟梅で漬けた梅酢醤油玉葱と。 豆乳ヨーグルトが出来たので、明日こそチョコレートケーキを焼きましょう〜〜。 #発酵の3日間 #発酵の5日間 #発酵の7日間 https://www.instagram.com/p/BruClTzHSjK/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=1al60lez1aev9
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電波ジャックゲームの愚痴
この記事にはデレステ、デレマス、ゆゆ式要素は含まれておりません。
本当はデレステ進捗が書きたいのですが5月にXperiaZ3君がお亡くなりになり特に避難させてなスクショが死んだので即席でかけるジャックゲームです。
実質濃口醤油なので我慢して一リットル飲み干してください。
基本的には次に実装の「ワンダーランド・ドリームズ」について書くつもりだったんですがパチパチに向けて現環境のおさらいの方が長くなったんでそっちがメインにします
パック「神々の騒嵐」の環境と壊れ
以前書いた愚痴では神々の騒嵐実装前にビショップの破壊不可能高ステータスのイージスとエルフの殴ったら勝利マンの異形を挙げました。
そのまま実装されてどのような環境になったかを紹介します。
基本的なこと
フォロワー:モンスターカード、マナレシオにのっとってコストに応じたステータスを持つ
アミュレット:ビーコンのようなもの、基本的に場に残り続けるものとカウントダウンをして0になると効果を発動するものがある。
スペル:魔法カード
環境前期~5月23日まで
二強
環境前期はネクロマンサーとドラゴンのぶっ壊れ二強でランクマッチには二つ合わせて約50%を占めるという状況でした。
端的に言えばそれぞれぶっ壊れで相手からしたら過剰なストレスでしかないカードが実装されたからです。
個人的に前期の各クラスの強さを表すとこんな感じ
ドラゴン、ネクロ>>>ビショップ>ヴァンパイア>エルフ>ロイヤル>>>ウィッチ
ドラゴン

主に「ランプドラゴン」と呼ばれるデッキが使われていた。簡単に説明するとドラゴンのクラス特性であるPPブーストをしまくって中盤からパワーカード連打して勝つとかいう頭悪いデッキ。
ちなみにこのローウェンっていうリーダーキャラはCVドラゴン杉田智和君でウィッチのイザベルとかいう巨乳女の彼氏を殺してます(ストーリーバレ
PPブースト:カードを出すのに払うコストの上限を加速できるもので他のクラスより三歩先にげきつよフォロワーを出せる、現状ドラゴンのみが持つ。
まずドラゴンですが 「水龍神の巫女」 「 風読みの少年・ゼル 」「ライトニングブラスト」の3枚です。
「水龍神の巫女」-レジェンド
水龍神の巫女は5コスト4/5のフォロワーでファンファーレ時に (5ターン目以降なら)PPブースト、覚醒状態なら自分のターン終了時リーダーを3点回復とかいう性能です。
ファンファーレ:場に出た際に効果発動
これに関してはやってないと分かりづらいと思いますがこのゲームではバニラの5コストの標準ステータスは4/5で本来、これに1コスト未満の特殊効果を付与されたものが健全なフォロワーと言えます、しかしこのフォロワーはPPブースト(2コスト相応)、3点回復(1コス)と実質8コストの性能を持っており以前なら隙となっていたPPブーストに隙がなくなり相手にするとこちらがPP6のとき相手はPP10(最大)といったことが無理なくできてしまいました。
要約:中盤の隙が一切なくなった。
ずっと水龍、と書いてますが実際は水竜です。
「風読みの少年・ゼル 」-シルバー

ゼルカスは2コスト2/2のフォロワーで進化前は効果無し進化後は「覚醒状態ならば自分のフォロワー1体は疾走を持つ」です。
疾走:場に出たターンに相手フォロワーまたはリーダーを攻撃可能。
開発はこのゲームにおける疾走の重要さを分かってないらしいです。
このカードが出たことでドラゴンがPP8,9になると顔面に11点または13点が簡単に飛んでくるようになりました、前のパックで実装されたサハクィエルというカードとの組み合わせやこのパックで追加されたウロボロスとの組み合わせです、これらが単体では弱いコンボカードなら話は別ですが普通に使っても強いので頭おかしい。
要約:特定のカードと合わせて出すだけでお手軽13点コンボ
ちなみにこのゲームのリーダーの体力は20点で、PP10には素で攻撃力7の疾走持ちがドラゴンには居るので撃たれた時点で積みです。
「ライトニングブラスト」 -シルバー
6コストのスペル「相手のフォロワーまたはアミュレットを1つを消滅させる」、まだこの時点ではビショップの5コストスペル「相手のフォロワー1体を消滅させる」と互換関係と言えるでしょう、ただそれだけでは終わらないんだなそれが。
消滅:消滅させられたフォロワーは文字通りなかったことにされラストワードも発動せず、ネクロマンサーの墓地から手札に戻るスペルでも帰ってきません。
ラストワード:そのフォロワーやアミュレットが破壊されたときに発動する効果、消滅させられると発動しない。
さらにこのカードは「エンハンス10:相手のフォロワーすべてとアミュレットすべてを消滅させる」をもっています、このカードデザインした奴脳みそついてんのか。
どのくらい問題か、というとアミュレットを置いて戦うデッキや横にフォロワーを並べて戦うデッキがデッキ構築の段階で淘汰され結果ドラゴンとネクロしかいなくなった原因の1つ
要約:メタを回らせずクソ環境に固定した根源の一つ
ネクロマンサー

主に「アグロネクロ」と「ミッドレンジネクロ」が主流。
アグロは低コストフォロワーが主で相手のフォロワーを無視して積極的に顔を殴って序盤で決着をつけるデッキ、
ミッドレンジは低コストから高コストまで幅広いコストを入れた序盤から終盤まで無理なく戦えるデッキ
今環境は両者とも入ってるカード同じものばかりなので明確な区別はできないです。
こっちのルナってリーダーキャラは「友達になって」
(いいよ)→「じゃあ殺すね!」
(やだ)→「なんで?殺すね」とかいうやべーやつ。
こちらは 「魔将軍・へクター」と 「骨の貴公子」がぶっ壊れです。
「魔将軍・へクター」-レジェンド
7コストのフォロワーで ファンファーレ:場が上限枚数になるまで「ネクロマンス 3;ゾンビ1体を出す」をくり返す。その後、ターン終了まで、自分の他のフォロワーすべては+2/+0されて、突進を持つです。ステータス高い上に効果盛りすぎ。
単純に+2/+0でも壊れてるのに何でゾンビ召喚効果付けたのか意味不明。
スケルトンを並べて顔面12点だったり、自分の場にフォロワーが居なくても召喚されたゾンビにより相手のフォロワーを全除去できる。過剰なストレス
「骨の貴公子」-シルバー
3コストのフォロワーで1/1、ファンファーレ:自分のフォロワーすべてはラストワード:スケルトン1体を出すをもつ、といったものです。
これによりネクロの場には常に1/1のフォロワーが存在するようになり前述の 「魔将軍・へクター」 やその他バフスペルと合わせて7ターン目には決着が付くクソゲーをやってました。
本来横に並べるのがクラス特性のロイヤルより横に並べれるってどうなってんだ
ナーフ
5月23日のメンテナンスで一部カードのナーフ、いわゆる下方修正が行われました。
対象カードは下記の3枚
風読みの少年・ゼル
ライトニングブラスト
骨の貴公子
水龍神とへクターは????
内容としては
ゼルはコストを4にしてそのままでは以前のコンボを使えないように。
ライトニングブラストはエンハンス10の効果を削除。
骨の貴公子はコスト4に。
環境後期23日~
ライトニングブラストのナーフにより対抗馬であり天敵の消えたネクロマンサーが環境トップへ
次点でイージスビショップや復讐バンパイアが台頭する、その他勢力はそのまま、結局同じデッキ使って理想の動きをできるかの勝負
個人的に後期の各クラスの強さを表すとこんな感じ
ネクロ>>ビショップ>ヴァンパイア、ドラゴン>エルフ>��イヤル>>>ウィッチ
ランクマッチ潜っても攻略サイトのテンプレデッキのコピペかYoutuberの物まねデッキしかないしクソ環境やね。
新パック「 ワンダーランド・ドリームズ 」について
続々と新カード情報が発表され恐らく6月29日前後に実装されそうですがすでにあまり期待してません
今回は童話に関係するようなカードを神撃のバハムートから引っ張ってきてニュートラルをメインとしたパックにすると明記されたパックで、各クラスの新カード能力に無理やり「ニュートラルが手札にあること」らの条件を加えて無理やりにでもニュートラルを使わせようとしてます。
それでもそれらの条件カードにもクラス間に大きな差があるのでいくらニュートラルメインと言ってもすべてのクラスが環境に上がってくるのは無理そうですね。
たとえばどんなのがあるかと言うと
強い
ニュートラルのカードが手札に3枚以上あれば実質イージスになるエルフのレジェンド
進化前0/5だが進化後10/10の性能になるドラゴンのゴールド
ラストワード:次の自身のターン、ドラゴンクラスのフォロワーが出るたびそれの体力と攻撃を二倍にするドラゴンのレジェンド
ニュートラルカードに疾走を無条件で付与するドラゴンの7コストのアミュレット(ドラゴンのゴールド)
場に出した時点で最低6点が確定するヴァンパイアのレジェンド
弱い
ニュートラルカード以外をデッキと手札から消滅させる用途不明のネクロマンサーのレジェンド
ラストワード:次の自分のターン開始時自分の手札のスペルカードを全て消滅させるウィッチのレジェンド
といった両極端なカードばかり、いい加減クラス間のカードパワー差どうにかしろよ
新パックのイメージカードになっているニュートラルのレジェンド「不思議の探求者・アリス」の声優があやねるで可愛い、それくらいにしかいいイメージを感じられません
別に強いカード実装するのは良いですけど制限掛けずに他と同じように3枚詰ませてメンコさせるのはやめろだからエロメンコバースって呼ばれてるんだぞ、あとレジェンドカードをナーフせずに次のパックで更に壊れを出してどんどんインフレさせるのやめろなんのためのデジタルカードだよ
2017年6月17日-patipatiのデッキがあまりにもひどかったので追記
は?なにこれ
標識猫へ 忘れてたはーと pic.twitter.com/eVtxNNV2hl
— パチパチ@人狼 (@patipatiniko) 2017年6月17日
フィニッシャー詰め込みすぎて意味が分からないし、1枚差しが多すぎる。
リノセウスでひき殺したいのか異形で20点パンチ決めたいのか白銀の矢でバーンダメージ決めたいのかはっきりしろ。
ただ私はエルフはストーリーモードの攻略で使ったプライズのデッキカードしか持ってないので公式のシャドバポータルで構築しました。
デッキ案のところを押すとポータルサイトに飛びます。B地区くっきりはないと思うのでご安心ください。
デッキ案1-ただのリノセウスコンボデッキ
序盤から中盤は守護を貼ったり、除去スペル撃ったりしてコンボパーツが集まるまで耐え、リノセウスでフィニッシュを決めるデッキ。
リノセウスはリーサルの時以外は出さないように
序盤は必要ないので最初のカード選択では返す
相手の処理に使ったら十中八九負ける
0コスフェアリーはコンボに使うので相当キツイ時以外使わない
エンシェントフェアリーは1枚あればリノセウスコンボが相当楽になります。
2コスとのクリスタル・リリィはネクロマンサーのモルディカイやドラゴンのウロボロス対策です。それらの相手にはできるだけ使いまわしたいですね。
天馬のエルフや死の舞踏などの除去カードはお好みで入れ替えください。
デッキ案2-ただのコントロールデッキ
パチパチのカード構築を見てるとコントロール寄りのカード(オーディンやエルフクイーン)が見えたので一応。
コントロール:相手の妨害に徹底し盤面を文字通りコントロールすることが目的、エルフは手札に戻すようなカードが多いので強い効果のカードを使いまわせて割とコントロール向き。
ただ現環境、さらに次の環境は更に終盤になると除去不可能なフォロワーが出てくるので実用性はない。
フィニッシュは
デッキ案1と同様リノセウスのコンボ、
グリームニルのエンハンス10効果の「相手のフォロワーとリーダーに1ダメージを4回」
ジャングルの守護者のエンハンス10による8点疾走、
それとピン刺しで入れているサタンのアポカリプスデッキ
決めることがメインです。
エルフクイーンで大きく回復ができるようになったので相手にすると面倒。
お好みでティアを入れたりしてください。
デッキ案3-異形デッキ
深き森の異形の顔面20点パンチで決めることだけを目的としたデッキ。
古き森の白狼で異形のコストを0にし、異形と共にフォレストアケロウを出すことで相手の盤面をロックすることで異形を次のターンまで生き残らせることを目的とした構築。
ワンチャン0コストの異形と8コストの異形で並べればどっちか残るんじゃね?正直ネタデッキだし使い道はない。
というか29日に新しいパックが実装されて新しい環境になるだろうって時に今の環境想定のデッキ構築しても意味ないですよね。
おまけ
パチパチは2Pickしかやらないので構築デッキ見せびらかすことができないのでここで消化。
1,宴ミントタイラントデッキ
デスタイラント:6コスト3/3の疾走「ファンファーレ:墓地を20払って+10/+10する。」
死霊の宴:3コストアミュレット 「ファンファーレ:墓地を+13する」そして2ターン後自動的に破壊され「ラストワード:墓地を0にする」といったカード
序盤から中盤にかけては闇の従者やよろめく不死者などのラストワード持ちで相手からしたら処理のしづらいフォロワーでリーダーの体力を減らし、終盤には9コスト目で死霊の宴と合わせてデスタイラントを出し相手に13点。または10コスト目にミントとデスタイラントを出して墓地を払わずに相手に13点でフィニッシュをかけることを目的としたデッキ。
今はネクロと言えばへクターだ、と言った警戒でプレイしてくれているのですんなりデスタイラントが通るので楽です。
2,骸タイラントデッキ
骸の王:9コスト8/8 自分の場に4枚カードがあるときこのフォロワーのコストを0にし、「ファンファーレ:自分の他のフォロワーを破壊するを持つ」
氷づけの巨像:3コストアミュレットでラストワード:インペリアルマンモスっていうげきつよフォロワーを出す。
氷漬けの巨像を並べてこれを0コストの骸の王で開封するのが目的。ただ、これだけでは除去されたとき決め手がないので前のデッキと同じようにデスタイラントを採用、基本的には骸の王自身のフォロワー破壊で墓地20は貯まりますが万が一の時のために死霊の宴も1枚ピン刺ししてます。
理想ムーブ
これが理想でPP4の時にこのようげきつよフォロワーが2体並びそのまま押し切れます。
相手からしたら理不尽クソゲーですね。
また除去されても消滅以外であればこのケリドウェンというさいかわフォロワーの進化時能力で墓地からサルベージできます。
おまけ2
今現在、シャドウバースでは6月16日から6月28日の間、1stAnniversary人気カード投票、というものをしています。
スマホ版のみ投票可能でPC版は不可能です。
各クラス10体の謎の運営選出キャラから上位のキャラのリーダースキンを作成する、と言うことらしいです、正直「上位」という書き方からして初めから決まってそうな感じがしてならないのですがそんなことは置いておいて本題に入ります。
これ、ネクロマンサーの投票対象キャラの10体なんですが下段の真ん中見てください。
さっき出てきたさいかわのケリドウェンちゃんが居るんですよ。
ただ正直厳しいと思ってます。何故か、というとネクロマンサーの他の対象キャラを見ていると
単純にキャラ人気の高いケルベロス
骸の王使いに大人気骸の王
嫌がらせ投票候補蠅の王
と言ったように他のクラスよりも増して強い候補が並んでいるんですよね。
個人的には骸の王は既に実装されているモルディカイスキンと被るし、蠅の王は本体の女の子じゃなくて付属品のデカイ蠅が喚くので正直嫌な訳ですよ。

それならさいかわで人間だったリノセウス君をゴキブリみたいなフォルムに改造したやべークソ女郎をリーダースキンで使いたいんです。
そこで暇なおさむん家リスナーの人は電波ジャックゲームインストールしてケリドウェンに投票して(はあと
アンインストールは任せます。
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天ヶ瀬さんちの今日のごはん3
『アジフライ』with Altessimo
天ヶ瀬冬馬、弱冠十七歳。片親であったりアイドルになったりと、普通とは言い難い人生を歩んできた自覚はあるが、それでも経験においては頭一つ抜けているものだと思っていた。315プロダクションに所属するまでは。 孤高たれ、王者たれと刷り込まれ続けてきた961プロダクション時代もそこそこに面白い経験を得ることはあった。それこそ、バラエティ番組の企画でドッキリを仕掛けられてみたり、分類すら分からない謎の動物と触れ合ってみたり。 しかし、そんな数年を送ってきた冬馬ですら315プロダクションに所属してからというもの、毎日が初体験ばかりである。 そして今日も初体験をした。
突然いなくならないように人を凝視しながら歩くということを、体験した。 おかげで家に着く頃には冬馬の瞳はかぴかぴに乾いていて、冷蔵庫に入れていた目薬を久しぶりに使用した。ぱちぱち、ぱちぱちと瞬きを繰り返している間にいなくなってしまわないかと冬馬は念入りに確認したが、幸いなことに都築は消えることなくそこに存在している。 後ろ手で玄関ドアのカギをかけると、都築は「お邪魔します」と慎ましやかに靴を脱ぎ、慎ましやかに上がり、慎ましやかに歩いて行った。 何と言うか、自主的にアイドルをしている自分で言うのもなんだが、都築圭という人は不思議で形成されていると思う。纏う空気感のようなものがアイドルらしからぬ気品に溢れている。と、思いきやどこか抜けていて、一度風が吹けば消えてなくなってしまうような儚さも持っていた。 キャラが強いと言われるJupiterの三人には無いそれに、冬馬はどう関わるべきか決めあぐねていた。結局は事務所の仲間として話をすればいいだけの話なのだが、仮にも都築は年上である、多分。それも、一時は音楽の道を歩いていた北斗が「凄い人だよ」と大きく褒め称える人間だ。違う畑の超超超超有名人、そんな人と何を話せばいいのだ。 麗が困っていたからと連れてきてしまったのは自分自身であるが、こういう時こそ呼ぶべきだったと現在進行形でドラマの撮影をしているであろう北斗のことを思った。 しかし、ここで諦める冬馬ではない。何せこれから突如行方不明になりかねない都築を放置しながらも料理を作らなければならないのだから。 携帯電話を取り出し、電話をかける。三度、四度の音楽の繰り返しの後、電話口から『もしもし』と疑問を孕みながらも透明感のある美しいアルトが聞こえてきた。 「もしもし。旬か。悪い、今って時間大丈夫か?」 『あまり長くは話せませんが……何かありましたか?』 耳に当てたスピーカーから聞こえるのはHigh×Jokerの冬美旬の声だ。微かに布擦れの音が聞こえるのは、彼が着替え中だからだろうか。すっ、とネクタイを外す音と思しき音が耳に触れる。 「いや、ちょっと俺の代わりに話してて欲しい人がいてよ。話す、というか……いなくならないように見張っててほしいんだ。多分そんなにかかんねえから頼んでいいか?」 『ええと、いまいち状況が理解できていないんですが……』 「俺もなんて言えばいいか分かんねえんだよ。とりあえず話しててくれればいいから、後は頼んだ! テレビ通話にするぞ」 『えっ冬馬君、ちょっ……わっ!? つ、都築さん!?』
半ば無理矢理旬を都築の前に連れ出すと、未だかつて見たことないほど動揺の声でスピーカーがバリッと悲鳴をあげる。一方の都築は「やあ、旬さん。久しぶりだね」なんてほのぼのと笑っていた。 悪い、旬…………このお詫びはいつか猫で返す……! 温度差の激しい会話を背に、冬馬はキッチンへと向かった。
さて、今頃大急ぎでこちらに向かってきているであろう麗が来るまでにある程度料理を形にしておきたい。とは言え、普段からどこでどのようなことをして生きているのか皆目見当のつかない都築は、果たして何を食うのだろうか。旬だからという理由だけでアジを買ってしまったが、苦手ではなかっただろうか。 気になって道中目をかっぴかぴにさせながら「アジって嫌いじゃないスか」とか「普段何食べてるんスか」など明らかに何かを案じているような白���しい質問をしてみたものの、彼はおっとりと悩み、ごく当たり前のように「水は飲むよ」と言った。 思わず反復してしまったその単語に、都築はやはりごく当たり前のように「そうだよ」と言った。 つまり、結論から言えば普段何を食べているのかは分からなかった。いくら聞いてもどう切り込んでみても彼の口からは水という言葉以外出ず、好きな物すら分からない。お手上げ状態になった冬馬はせめてとアジや小麦粉などにアレルギーは無いかということだけ聞き、献立を決めるところまで漕ぎつけた。 まさか水だけで生活しているなんて、そんなファンタジーみたいなことないよなあ。なんて考えながら冬馬は買ってきた食材一式をビニール袋から取り出す。 アジフライだけでは味気ないと思い、出来合いの漬物を買ってきた。これとしじみの味噌汁を付ければ一応は定食と言う形になるだろう。 「アジフライだと味気ないって、天道さん言いそうだな」 自分以外誰もいないキッチンで冬馬は自重した。自分も相当事務所に毒されてるなあと愛用の包丁にそっと水をかける。 自室からは細々と会話が聞こえてくる。残念ながら離れている為その内容は曖昧で、聞き取ることは叶わなかったものの、都築がそこにいるということだけは分かるので良しとしよう。 数多く存在している食べられる魚の中でも非常にメジャーに分類される魚、アジ。旬は五~七月であり、旬に獲れるアジは脂のノリが良いらしい。そしてそのアジの仲間にだけ見られる特徴が尾の両側にある「ゼイゴ」と呼ばれるウロコ。アジの鱗を処理する際はここから外すのが手始めである。 側面に一線引かれている一際硬いそれを、尾の方からノコギリを使うように切り取っていく。片方が終われば反対側。そして二匹目、三匹目と冬馬は黙々と作業をこなしていく。 正直に言ってしまえば、この作業はあまり好きではない。というよりも、魚と言うものを加工すること自体得意ではないのである。鱗を取り、内臓を出し、洗い、物によっては三枚おろしにする。その一連の作業が面倒で仕方がないのだ。 とは言え、カレー作りなどからも分かるように、凝る時は凝る性質の冬馬にとっては昨今のスーパーで見られる所謂加工済の品を使うのは極力控えたい考えがある。実際自分で作った方が美味いような気がする。 よって、冬馬は時間が無い時と、家では到底作��そうもないものであることなどを除けば出来るだけ自分で作るというスタンスを貫いていた。
「……………………………………………………」
昔、一度だけ母と一緒に台所に立った記憶がある。随分と昔のことなので記憶も定かではないのだが、自分よりもずっと高い所に見える母の顔が優しかったのだけはよく覚えていた。 最早何を作ったかすらも覚えていないあの日、母に教えてもらいながら拙い手つきで作った料理を食べた。今にして思えば8割くらいは母が作っていたのでそれは自分が作ったというには微妙な品だが、それでも自分の手で何かを生み出すことは楽しくて、完成したものを見た時には胸を張っていた気がする。 子供用のおもちゃみたいな包丁で切った食材は切ったというよりも押し切ったというのが正しいほどぐちゃぐちゃで、それでも「美味しいね」なんて言って母が食べてくれたのが凄く嬉しかった。胸がほうと温かくなった。 今思えば、あの時人に何かを食べてもらうことを好きになったのかもしれない。
「………………!」 差し当たって最後の一匹まで丁寧にゼイゴを切り落としたところで玄関チャイムが鳴った。来訪者らしい、来る人間と言えば一人しかいないのだが。 生臭い手を洗って玄関へ駆けていく。念のために人物だけは確認してから扉を押し開いた。 「よく来たな、麗。入れよ」 「天ヶ瀬さん。この度は……」 「そう言うの良いって。そろそろ旬もそろそろ限界だろうし、都築さんのこと頼んだ」 「?」 首に汗を滲ませた麗を家の中に招き入れ、今なお画面の向こうで百面相をしているであろう旬を救うべく自室に入った。 しかし、予想に反して都築と旬の会話は穏やかで、杞憂に過ぎなかったのだと冬馬は胸を撫でおろす。聞くと、この機会を使って旬が都築に聞きたいと思っていたことを聞いていたのだという。 そう言えば旬はHigh×Jokerの五人で家に来た時も随分勉強熱心だったなあ、と冬馬は一週間前のことをつい昨日のことのように思い出した。勉強熱心なことと、都築に対してアイドル、仲間以外にも憧れという感情を抱く彼からすれば、この機会は絶好であったのだろう。 無理矢理ではあったが、その手助けになれたなら良かったと冬馬は息を吐く。 「都築さん!」 「やあ、麗さん。いらっしゃい」 画面から目を離して汗だくの麗に微笑みかける都築、旬も彼の言葉を聞いて小さくお辞儀をした。 「ここでは天ヶ瀬さんの邪魔になってしまうので、場所を変えましょう」 「気にすんなよ。ここ使って打ち合わせしてくれてても良いからよ」 「そんな、」 「晩飯用意するって言ったろ。麗、アジは大丈夫か?」 今から移動して店を探すよりも、このまま冬馬の部屋を借りて打ち合わせを始めてしまった方が時間的にも良いだろう。 少し戸惑ったように視線を揺らし、麗は申し訳なさそうに眉毛を落とす。 「アジは大丈夫ですが……そうですね……では、お言葉に甘えて場所をお借りします」 「おう。何かあったらキッチンにいるから呼んでくれ」 「分かりました」 麗がおずおずと荷物を下ろし、中から筆記用具と資料一式を取り出したので、冬馬は安心してキッチンから足を踏み出した。
「……悪かったな。巻き込んで」 『いえ、都築さんとはゆっくりお話したいと思っていたので、ありがとうございました』 キッチンカウンターにスパイスを入れた瓶を置き、立てかける形で携帯電話を添えた。旬が机に向かって何かを書いている。時間が無いと言ったのは勉強をする予定だったからか。 「……家で勉強なんてしたことねえんだけど」 『いえ、これは先程都築さんに教えていただいたことを実践してみようと』 「曲か?」 『そうです。ある程度固めてから明日にでもハヤトのところに持っていこうと思います』 「そっか」 315プロダクションには15ものユニットが存在しているが、全て作詞作曲振り付けを兼ねているかと言われれば、そうではない。Jupiterもフリー時代でやっていた時には振り付けを自分達で考えていたが、作詞作曲については他人の力を借りなければ形にすることが出来ない。 しかし、High×JokerやAltessimoのように音楽に精通したものがいる場合その限りではない。例えば旬や都築のような楽器を嗜んでいる人間である。 ……そう言えば北斗は曲を作ることが出来るのだろうか。深くは聞いたことが無いまでも、彼が十代半ば頃までピアノに執心だったことは知っているし、腕の怪我を機に離れてしまったことも知っている。だが、以前ドラマやライブの中で弾いてみせたピアノの腕は並よりもずっと上手いと、その方面においてはめっきり素人の冬馬は聞き入ってしまった。 男にしては細くしなやかな指先が叩く音色はどこか切なくも熱を感じる美しさで、なんとなく、本当になんとなくだが、かつての北斗自身に語り掛けようとしている気がして。 あの音と北斗の性格から紡がれる曲はどんなものになるのだろう。 『すみません、冬馬くん。そろそろ晩御飯のようなので、今日の所は失礼します』 「おう、ありがとな。また事務所で」 通話が切れ、キッチンの中は再びの静寂に包まれる。冬馬は背伸びをし、特に誰かに言うわけでもなく「よし」と呟くとアジの処理の続きをするべく包丁を握った。 包丁の背で鱗を取り除く。最近では鱗取り専用の器具が販売されているようだが、生憎と他の物を優先しているせいでまだ買えていない。それがないと出来ないというものならば致し方なく優先度も上がるだろうが、包丁で事足りる上に、ネット曰くペットボトルでも代用が利くというのだからわざわざ買おうとは思えなかった。 ウロコを引き終えた後は包丁をエラの中に入れ、曲線に沿う形でエラの付け根を内側から切断する。切れたことを確認した後、腹に一線入れてアジの中央にある内臓を取り出す。と、内側から出た魚の体液で牛乳パック製のまな板が赤く濡れた。 「……よし、」 六匹全てに一連の処理をするのは随分と骨が折れるが、楽を覚えれば二度と戻っては来れない。我ながら褒めたくなる程に丁寧に取り除けたと思う。 一匹一匹水道水で流し、うろこや内臓、体液、内側の粘膜などを綺麗に洗い流す。ついでにまな板も洗った。 いくらか綺麗になったまな板の上に六匹並べ、冬馬は思案する。背開きにするか、はたまた三枚おろしにしてしまうか。 「このサイズなら三枚おろしで良いか」 気前の良いおっちゃんが大きめのを入れてくれたらしく、購入してきたものはどれも立派なサイズのものばかりだ。 あのおっちゃん、齋藤社長にどこか雰囲気が似ていたな、なんて今更ながら思い出す。 フリーで活動していた時に執拗に追われたことは若干トラウマだが、いい思い出でもある。冬馬は「もしかしたら本当に斎藤社長だったりしてな」なんてありえないことを考え、鼻で笑った。あの人のことだ、どうせ今もパッションだなんだとのたうち回って初対面の人間を困らせているだろう。
「天ヶ瀬さん」 「麗? どうした」 「いえ、打ち合わせが終わったのですが、場所をお借りした手前何もせずに食事までさせていただくわけにはいきません。力になれるかは分かりませんが、お手伝いだけでもさせてください」 真剣な眼差しを向けてくる麗に、冬馬は内心「真面目だな」と笑う。ついさっきまで同じような真面目の塊と通話をしていたが、音楽を嗜む人間はこうも真面目かつ礼儀正しい人間になるのだろうか。ピアノを嗜んでいた北斗のことを思えば、なるほどそうかもしれないと確信に近いものを得た。 ……折角手伝ってくれると言うのだ。断るのも彼にとっては失礼なのかもしれない。 「じゃあ、アジフライを頼む、俺が教えるようにやってくれればいいから」 「分かりました。よろしくお願いします」 「そういや、都築さんは?」 「都築さんなら先程プロデューサーから電話が来たのでそれで、恐らく新曲についてのことでしょう」 「なるほどな。じゃあ、ぱっと作っちまうか」 「はい」 ソースや醤油を零せば一発でお亡くなりの白を着ている麗に予備用のエプロンを貸すと、「ありがとうございます」と美しい角度のお辞儀を見せた。 「よし、まずは開いたアジに塩をかけるところなんだが……悪い、一匹だけまだ切ってねえんだ。すぐやるから他を先にやってくれ」 「これくらいでしょうか?」 つまんだ塩をぱっぱと振りまき、全体に満遍なく落とす。冬馬が頷いたのを確認し、二枚目、三枚目とこなしていく。冬馬もその間に最後の一匹の処理を終えた。 麗が塩を振りかけている間に味噌汁の準備をしてしまおう。味噌汁用の鍋に水を入れ、火にかけると、今度は冷凍庫から中身の凍ったジップロックを取り出した。 以前、砂抜きをした後に冷凍したものだ。これならば本来四時間程度はかかるしじみの下準備をカットすることが出来る。お湯に入れて味噌を溶かせば味噌汁が完成するので多忙な冬馬の食生活に採用された。曰く、冷凍することで旨味が上がるのだというが、味としてはせいぜい美味くなったような気がする程度だ。 塩をかけおえたらしい麗に、今度はバッター液と呼ばれる揚げ物下地を作ってもらうべく、卵と小麦粉を渡した。 「卵と水を混ぜたものに小麦粉を入れるんだ。ちゃんとダマが無くなるまで頼む」 「はい」 真面目だな、と冬馬は苦笑しながら味噌汁の薬味に使用する長ネギを切り始める。 しばらくして、味噌汁用の鍋がカタカタと沸騰を知らせると、冬馬は冷凍しじみを塊のまま投入した。後は勝手に出汁を出してくれるだろう。そうしたら味噌を入れれば完成だ。 「出汁を、出して……」 小さく呟き、頭を抱える。 一体何だと言うんだ今日は、絶好調……いや、絶不調にも程があるだろう。今日の助手が麗で良かった。ここに翔太と北斗がいたならば、間違いなく笑いものにされていた。 「天ヶ瀬さん、これでいいですか?」 「あ、ああ、良いんじゃねえか? そしたら次はパン粉を出してくれ」 「分かりました。パン粉はこの棚の中にいる物でしょうか」 「あれはもう古いと思うから新しいの使ってくれ。ビニール袋に入ってると思うから」 何事もなかったように料理を進める麗を見て、冬馬は先程の戯言が聞かれていなかったと察し、心の底から安堵した。ここ数か月で一番安心したかもしれない。 いそいそとパン粉を振い出している麗を横目に、冬馬も揚げ物鍋を火にかける。中で油が重みを持って揺れる。 「よし、アジをバッター液に浸して、パン粉付けていくぞ」 油が適温になるまで手持ち無沙汰になってしまった冬馬も横並びで作業に参加する。麗がバッター液に浸したアジを受け取り、パン粉をまぶす。受け取り、まぶす。出来た物から器の上に並べていき、後は揚げるのみとなった。
すると、電話を終えたらしい都築さんがひょっこりとキッチンに顔を出した。お揃いのエプロンをする冬馬と麗を見て「ああ」と微笑む。 「僕にも何かできることはあるかな? 大したことは出来ないと思うんだけど」 「有難いっスけど、もうあと揚げるだけなんで都築さんは休んでてください」 言うと、都築は「一足遅かったみたいだね」と仄かに残念がりながらも並んだアジフライに目を細めた。 鍋の中に挿していた温度計が180度を示し、すかさず菜箸を差し込む。周囲に気泡のようなツブツブが現れ、じゅわっと音がした。頃合いのようだ。麗も顔を覗かせないようにしているものの小動物のように鍋を見つめている。 油を跳ねさせないよう、置くようにアジを落としていくと、触れた先から先程よりもずっと大きなじゅうという音が響く。油が弾ける音も相まって合唱のようである。 ぱちぱち、じゅうう、ぱちぱち。軽快な音が鼓膜を叩き、揚げ上がりを想像して胸が躍った。 ふと、目に入った都築が目を閉じて頷いているので冬馬は首を傾げる。麗も気付いたようで、「都築さん?」と声をかけた。 「もしや、眠いとか、」 「いいや、初めて聞く音だったから新鮮でね。少し聞き入ってしまっただけだよ」 「やっぱり作曲家って、こういう音も俺達とは違うものに聞こえるんスか? なんつうか……日常の音も音階に聞こえるみたいな」 「それは絶対音感の人さ。もちろん僕や麗さんは楽器を弾いているから、この音も音階にすることは出来るよ」 麗が頷く。冬馬は感心しながらも鍋の中のアジフライをひっくり返した。 「専門家にはJupiterの歌ってどう聞こえるんだ?」 「そうですね、Jupiterは個々が力を持っていながらも音がお互いにぶつかり合わず、それぞれの力をいかんなく発揮している素晴らしいユニットだと私は感じました」 「うん、僕もそう思うよ」 「二人に言われると照れるな……けど、まだまだだ」 ぱこぱこと音は姿を変え、沈んでいたアジフライが表面に浮かんできていた。クリーム色だった外見はすっかりキツネ色に変わり、突くと固い触感が返ってきた。そっと掬い上げて鍋の上で数度振る。纏っていた油がぽたぽたと鍋の上に落ちて跳ねて、器に置くと、敷かれたキッチンペーパーにじわりと滲んだ。 「やべっ、忘れてた。悪い、ソース作り頼んでも良いか?」 「はい、どうすればいいですか」 「その棚に小鉢があるだろ。それで白ゴマ潰しておいてくれればいい」 「分かりました」 「それじゃあ僕はお水を出しておくね、それくらいなら僕にも出来ると思うから」 アジフライの第二陣を揚げる間に味噌汁を完成させてしまおうか。 おたまに適量味噌を落とし、菜箸で解いていく。薄濁り程度だっただし汁に味噌の色が溶けていく。塊が無くなったのを確認しておたまを鍋に戻す。ある程度混ぜてから小皿に掬い啜る。舌先に触れた味に、冬馬は小さく頷いた。 ざりざりとゴマを潰す音が聞こえる。見ると、麗が酷く真剣な顔ですり鉢を押し込んでいるので、冬馬は少しだけ様子を伺ってから白米をよそうべく動き出した。
アジフライが揚がり終わるのと麗がゴマをすり潰し終わるのはほぼ同時だった。小鉢のまま自室のテーブルに運び、白米と皿に移し替えた漬物もセットする。 うん、どこからどう見ても定食だ。小鉢が無い分少々素朴だが、それでも揚げたてのアジフライが照明を受けて黄金色に輝いているものだからあまり気にならない。 麗はどことなくそわそわと食卓を眺めていて、「楽しみか?」と聞くと少しだけ照れながらも頷いた。 「あまり指を傷つけるようなことはさせてもらえなかったんです。だから、料理を手伝うことが初めてで……」 「じゃあ、今日が初料理だな。自分で作ったメシはうめえぞ」 そう言えば、彼は315プロダクションに入る以前はヴァイオリンを弾いていたんだったな。冬馬は指を傷つけてはいけない理由を思い、仕方ないよなあと内心でぼやく。 冬馬も若くしてアイドルというものになった人間だが、人前に出ると決めた時から自分の中で定めた規約のようなものがあった。喉を壊さないように炭酸ジュースを飲みすぎないとか、あまり夜更かしをしないとか、そういうのだ。おかげでクリームソーダも満足に飲めず、たまのご褒美に喫茶店に行って飲む程度だった。しかし、その道を望んだのは間違うことなく冬馬自身なのだ。 あまり他の家庭のことをとやかく言うつもりはないし、楽器を扱う職に就いていた以上はその道を脅かすものは全て排除し、避けるのは仕方のないことだろう。
……もしも怪我で夢を失ってしまったら。
そこから先を考えるのはやめた。
「……っし、いただきます」
上品な挨拶が重なり、冬馬は早速アジフライを一つ掴んだ。ソースは先程麗がすり潰してくれたゴマの小鉢に中濃ソースを垂らしたものである。即席のものではあるが、アジフライとの相性は最高である。 さくり、口の中から揚げ物を潰す軽快な音が響いて、すぐに鼻腔を揚げ物特有の香ばしさとソースに入れたごまの風味が駆け抜ける。追って感じたのはアジの身の柔らかさだ。一噛みで邪魔をしない程度の白身の柔さは決して油が多いわけではなく、アジ本来の性質だろう。 下処理のおかげで魚の独特な臭みは消えているが、肝心のアジらしいにおいはきちんと残ってアジフライという料理を形作っている。 おっさん、今年のアジは最高だぜ。なんて、届くことは無い言葉を胸に抱く。 隣を見ると、麗がさくさくと口を遊ばせながらも顔を綻ばせている。一方の都築も表情は然程変わらないまでも、満足気に箸を勧めるのだった。 「なんか、都築さんが飯食ってるの、不思議っスね」 「普段はあまり食べないからね」 「ははは、また水しか飲まないって奴スか」 冬馬がバラエティで得た微々たるトーク力で都築の話を掘り返す。と、麗がけろっと「本当です」と口を挟んだ。は、え?とにわとりのような声が冬馬の口から漏れて、麗は再度本当ですと押し込む。 「都築さんは水だけで一週間を済ませることもあります」 「水って、この水か?」 グラスを持ち上げると、中の透明な液体が揺れる。無色透明、何一つ加えてないただの水である。頷く麗に、冬馬は呆然とすることしかできない。 「液体以外の物を食べると疲れてしまうんだ」 「えっと……マジっスか? 俺てっきりなんかの冗談かと思って固形の、しかも揚げ物なんて重いもん作っちまって……」 「いいんだよ、とても美味しかったから。旬さんも言っていたけれど、冬馬さんは料理が上手なんだね」 都築はアジフライを一切れだけ食べ終え、「ごちそうさま」と微笑む。冬馬は一連の流れを今も信じることが出来ず、動揺を隠すように味噌汁を啜り、無意識に頷いた。 うん、出汁がよく出ている。これは冷凍も侮れない。まあ、一応これも熱い水ではあるから、水だけで生活することも……いや、無理だな。冬馬は自問自答を繰り返し、出た結論に首を傾げる。 疲れやすいというのは本当のようで、都築は箸を置いてから少しするとうつらうつらしていた。麗もそれを日常茶飯事だと言って彼の代わりに謝罪するので「気にしないでくれ」とかぶりを振った。生憎、食事の前後に寝られるのは慣れている。
六月に向かおうとしている日の夜の気温は過ごしやすい。長袖を捲っても良し、半袖で過ごすも良しである。寒くもなく、かといって暑くもない完璧な気温の中で冬馬は欠伸をしながら歩いていた。歩く度に右手に提げたビニール袋ががさがさと音を立てる。中に入れたタッパーの蓋が空いていないかと不安になって覗き込み、無事を確認しては再び歩き出すという行為を家を出てから何度も繰り返している。 結局あれからAltessimoの二人は明日もまだ仕事があるということなので、長居させてはなるまいとタクシーを呼んだのだった。タクシーに都築を運ぶというイベントをこなした後、がらんとなった自室を見て冬馬は無性に人恋しくなった。と、言うよりも、音楽家たちの話を聞いていく中で頭をちらつく男の名前が頭から離れなかったのである。 十中八九原因は別れ際都築に言われた「北斗さんと一緒にいる時の冬馬さんの音はとても優しいね」という一言だろうが、そもそも触れ合うならば電話で済ませればいいものを。どうせ明日は仕事も午後からだし、今週に入ってまだ顔を見ていないからと勝手に自分の中で言い訳を重ね、気付いた時には余ったアジフライをタッパーに詰めて家を出ていた。 把握しているスケジュール通りならば仕事終わりは20時。少し押して帰宅は21時過ぎになる。あいつのことだからきっと「この時間だし、別に飯はいいか」と家でのんびりしていることだろう。明日は二人とも午後から打ち合わせ。行くなら今しかない。 インターフォンを押し、特に意味もなくその場で跳ねる。つま先に力を入れてぴょこぴょこと上下する度にビニール袋が鳴く。「やべっ」と動きを止めた瞬間、固く閉じられていた扉がゆっくりと開き、透き通った碧色が冬馬の姿を認めた。 「……よお」 「冬馬? どうしたの、こんな時間に」 「その、さっきAltessimoの二人が来て作ったんだけど、余ったから持ってきた。……アジフライと、米」 がさりとそれを掲げると、北斗はきょとんと見つめた後「ふふ、」と微笑む。 「こんな時間に揚げ物かあ」 「うっせ、別に食わなくても良いんだぞ」 「いや、頂くとするよ。丁度晩御飯を食べようかどうか迷っていたとこなんだ。夜も遅いし、ココアで良いかな?」 「ん」 タッパーの袋が北斗に取られ、そのまま中に案内される。連れて行かれるがままに居間のソファに座らされて、冬馬は一息ついた。 いつ来てもこの家は寂しい。本来父もいるはずの家を一人で使用する冬馬の家も大概だが、ここはそれとは違う、一言で言うならば無機質な部屋であった。必要最低限の家具と、妙に高級そうに見える装飾類。無音の中心に構えるグランドピアノ。北斗の家。 「そう言えば、さっきプロデューサーから電話が来たけど冬馬はもう聞いた?香川ロケの話」 「香川ロケ? なんのことだ?」 タッパーの中身をそのまま移し替えた皿をテーブルに置いて北斗は着席する。冬馬も荷物はそのままに、正面の椅子に座った。 いただきます、その言葉を合図に食べ始めた北斗を横目に携帯電話を見ると、一件プロデューサーから不在着信が入っていた。歩いていた時にかかってきていたらしい。 「なんでも、来月バラエティ番組でTHE 虎牙道の三人とJupiterで香川ロケをすることが決まったんだと。地元の人に協力してもらいながらうどんを作って、どちらが美味しかったかを決めてもらう予定らしい」 「ってことは、対戦形式なのか」 「一応は。だけどまだ検討中だから、変わるかもしれないな」 さくっ。時間が経過しても歯ごたえが残るそれを口にして北斗が「うん、美味しい」と呟く。 初めて料理に触れてからというもの、興味を示したものについては時間と金の許す限り作ってきたつもりだ。しかし、うどんは流石に簡易的にしか作ったことがない。 バラエティの、それも現地に行くということは十中八九全て作らされるんだろうなあ。 「……まあ、やってみるしかねえよな。お前も翔太もいるんだし」 「ふふ、そうだね。俺達も負けてられない」 そう言って微笑む北斗と目が合う。「おう」と冬馬は歯を見せて笑った。
NEXT→『うどん』with THE 虎牙道
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名古近畿紀伊關西行

対於三重縣, 自然就想到伊勢海老, 其他ー無所知, 剛巧テレビ播出詹x自喜遊和杜x
風介紹這地方, 這地方有更多認識, 如伊勢神宮 (外/内宮)、鳥羽-海女和松板牛等.
於是先訂機票, 然後在網上予約鳥羽-鲸崎の「海女小屋‧おぜごさん」的海女午餐
(近海邉那間小屋, 只容納4至11人), 和致電丸善水產予約海上燒き牡蠣たべ放題 ,
以上兩間只接受上網和電話予約. (要多謝我同事Amy幫忙上網予約海女小屋,
弟婦同事也幫忙致電予約是否成功和我同學Olive致電到丸善水産).
之後到本港旅行社買「伊勢‧熊野和歌山地區周遊卷 5 day」¥20000, 不只去
三重縣, 還會去熊野三山, 所以才買此券. (此劵可乗坐 Jr名古屋→鳥羽、新宮→
熊野本宮バス、Jr伊勢市‧鳥羽至尾鷲、那智至那智山バス、Jr名古屋至紀伊勝浦),
還有(三重交通バス-外宮、伊勢二見鳥羽周遊“CAN バス” 、尾鷲車站口~鷲毛間
、尾鷲車站口~瀬木山、熊野古道中心間、熊野市車站口~千枚田.通峠入口、
(熊野交通バス-勝浦車站、那智山間、新宮車站~本宮大社前間、新宮車站~小口
間)再加關西广域周遊券 5 day ¥9000, 此券可經城崎溫泉.
此行會到名古屋、伊勢、松板、鳥羽、熊野、那智勝浦、城崎温泉、神户、
白浜-とれとれ市場、大阪共十二天.
1/24 乘廉航楽桃航空凌晨機到關西空港, 到达第2客運大樓,已是清晨六點, 之後坐
無料バス轉到第1客運大樓, 再乗到Jr新大阪駅轉到名古屋, 到達后, 巳是中午時份,
即放下にもつ在ホテル裡, 便乗地下鐵名城線到伝馬町下車, 在伝馬町有兩間「あ
つた蓬萊軒」, 一間是在熱田神宮的「あつた蓬萊軒 神宮店」剛才這天休日.

另一間在熱田區神户町503的【あつた蓬萊軒 本店】, 可在車駅4番出口, 由天橋
直行向右落天橋即达, 近馬路旁, 旁边車位方便駕車前來, 到达時已是1時40分,
即登記取位, 但要待20 min, 終於到了午時休息前, 才可入席. 這1873年 (明治6)年
創業的老鋪鰻魚料理店, 招焷菜色是鰻魚飯三吃, 為了品嘗這足足使用一尾半的鰻
魚所制作出分量滿點的鰻魚飯, 從逺方來訪的客人络縪不絕.

甫坐下即下單點了這店名物, 用備長炭燒き的「ひつまぶし」¥3600,鰻魚飯三吃:
先將日式飯箱內的鰻魚飯分四等分份, 第一碗不加任何佐料,細細品嘗鰻魚和醤汁,
第二碗加入葱花、芥末或海苔等佐料, 笫三碗是茶泡飯, 第四碗依自己喜愛方式品
嘗.

吃畢后,就出發到大須商店街, 先在大須觀音駅下車, 徒歩至日本三大觀音堂之一-
大須觀音廟,

廟旁為【大須觀音商店街】,主要售買服裝、超市、生活雜貨、擺設品及食肆為主,

逛完一陣后, 就回ホテル辦理入住手續, 然後晩上出發到【荣】, 這裡衆多百貨公
司, 來這裡目的吃《手羽先》, 先到「世界の山ちゃん本店」這店在日本各地
設有分店, 連香港也有二間分店,

這裡《幻の手羽先》¥ 430 / 5 pcs, 是即叫即炸, 鮮嫩無比的雞翼用袐傳醤油調製
的鹹甜醤汁和椒麻胡椒, 加配一杯冰涷啤酒, 真是吃到一隻接一隻, 停不了,

之後到「風來坊 錦店」,

甫入見到不少上班族下班到來, 熱氛熱鬧, 我們被坐到隔著玻璃的廚房, 看著年輕
廚師, 先用低溫油炸到八分熟後, 再移到高溫的油鍋中二次油炸, 用老闆親調的
醬汁所製成炸雞翼, 表面酥脆裡面滿滿的肉汁, 口感不錯. 我們點了手羽先
¥450/ 5 pcs 和もと (雞槌)n¥500 / 4 pcs, 稍感可惜沒有雞翅尖的部份.

試過兩間手羽先, 我還是喜愛前者的口味, 之後會ホテル休息
1/25 吃過早餐, 出發到伊勢市, 到ホテル放下にもつ, 即乘車到Jr到鳥羽駅, 出了
徒歩到對面バス總站, 乗開往(鳥羽小学校‧石鏡港方向)的かもめバス, 在本浦港/
今井下車,

在本浦港下車需下斜坡, 如在下個今井, 因已在本浦港, 歩落斜坡,

沿海邊方向一直行,大約徒歩20 min, 便到【丸善水產】, 筏小屋で食べるユニ一ク
な趣向が好評. 海に浮かぶ筏の上の小屋で食べるという野趣あふれる口ケ一ショ
ンが人氣. 別メ二ュ一で, 生カキ、酢力キ、カキフライなども.


因予約了11時, 到埗后報到, 就坐下店員遞上餐牌, 因我們選了かき放顊80分鐘
¥2600 セット, 便先捧上酢カキ、カキ湯、白飯,

之後每人一盤生力キ和計時器, 以便計カキ所蒸時間, 把鐡蓋蓋上, 待數分鐘, 就可
以進食, 超新鮮.

吃飽后, 付款期間, 適逢社長中村修一さん在, 他得知我是予約的香港人, 便用
普通話與我傾談和一起拍照,

之後折返回車駅回伊勢市駅, 轉乘三重交通バス到【伊勢神宮– 內宮】, 神宮125社
の中でもつとも中心となるお宮は, 皇の祖先であリ日本人の総氏神樣である
天照大御神をお祀りしているこの内宮. 正式名称を皇大神宫という. こ鎮座は遙
が2000年余り昔の垂仁天皇の御代に遡リ, 五十鈐川町の現在は, 天照大御神が
永逺の住まいとして選ばれた地だ.
先���過「五十鈴川御手洗場」~ 五十鈐川の川原に石畳を敷き詰めて, 水際まで
行けるようになっている. かつてはここが參拝者の禊場だつた. 石畳は德川綱吉
の生母‧桂昌院が寄進したものと伝わゐ. 透明な川水で手をすすいで正宮へ向か
おう.

然後歩至 『正宮』~ 神宮の中でもつとも格式の高いメインスボシト, 五重の垣
根と4つの社殿からなリ, 祭神の天照大御神は最奥のご正殿に鎮座されている.
ご神体は三種の神器のひとつ「八咫の鏡 (やたのかがみ)」とされる. 純白の幌
の前で, 感謝の念を捧げよう.

『荒祭宮』~ 內宮の中で正宮に次いで尊ばれている第一別官. 正宮が天照大御
神の穩やかな一面である和御魂をお祀リしているのに対し, ここ荒祭宮には積極
果敢なー面である荒御魂をお祀リする.

『風日祈宮』~ 內宮の別宮で, 五十鈐川の支流‧島路川に架かる風日祈宮橋を渡
つた先にある. 祭神の級長津彦命と級長戸辺命は風雨の順調を司る神様.
參拝完后, 歩至伊勢神宮 內宮の門前にある【おはらい町】とおかげ横丁には,
名物グルメのテイクアウトや料理店, カフェ, 和菓子や工芸品などのみやげ物店
などが集結.

町內必試「豆腐庵山中」, 用五十鈐川の伏流水と国産大豆、天然にがりで作る
豆腐を販売.

我們買了うの花ド一ナシ ¥100

和「赤福 本店」宝永4年 (1707)創業よリ参拝者に愛され続けるロンゲセラ一名
物 ● 赤福缾の製造‧売を行う. みやげ用の購入も可能だが, ここではぜひ赤福餅
のイートインを体験しておきたい.

畳敷きの座敷や縁側席が設けられていて, 番茶とー緒にほっこり気分でくつろ
げる. 赤福 (用蓮蓉包著糯米) 2 pcs + 番茶 ¥420.

吃畢后, 已是5時, 商店陸陸續續休業, 於是便乘車回伊勢市駅, 到附近和民食晚飯.

之後歩行ホテル休息.
1/26 早上到ホテル附近食早餐, 然後就出發去伊賀, 先乘鐵道到「伊賀上野」,
再轉乗伊賀鐡道到「上野市駅」,

在上野市駅下車,

徒歩7分至伊賀上野公園, 公園內的【伊賀流忍者館】¥756, 這在江户時代の農家
を移築, 據說在日本已有100年歷史, 於1964年開業. 館內分為「忍者屋敷」主要
介紹各種隱藏在民居大宅中的忍者機關.




「忍者表演广場」由嚴格訓練的表演者, 演出忍術示範, 當日是休日, 沒法看表演.
「忍者體驗館」及「忍者傳承館」,展示有關忍者的武器如資料, 以供遊客參觀.









參觀完畢, 就乗車到松板駅, 下車歩行到牛銀吃午餐, 這創業於明治35年 (1902)の
創業的【牛銀 本店】 . 松板牛の中でも最高ゲレ一ドを追求, 精肉後約2週間熟成
させ, 旨みを引き出した肉を厳選使用するなど, ごだわリを受け繼いでいる. すき
やきは肉と野菜を別々に煮て, それぞれの味を楽しむのが牛銀流.

難得到來, 當然要吃松板牛啦!
我們甫進 ,店員引領到個室坐下, 奉上午餐餐牌, 有不同選擇,すきやきセット分
五款, 分別是寿〔特選〕 /楽 〔特選〕 /橘/松/梅, 價錢分別是 ¥17280/ ¥16988/
¥13424/ ¥11048/ ¥8672. 此しょうゆと砂糖にて味つけした當時流です.
1人前の松板肉は150g=2件です. 我們選了寿〔特選〕, 兩人所選要一致, 不能所
選不同. 待了10 min, 店員捧上松板牛和證書, 給我們看, 然後開始凖備烹煮,
先用1小件牛脂肪來煮起鍋, 放下松板牛, 稍煮片刻加上砂糖和醬汁再煮一陣.
只需沾上卵汁就可以進食, 味道不會太油膩, 肉質又滑又嫩, 也不會過份甜.


中途煮些蔬菜, 之後把餘下一件松板牛也烹煮, 最後抱著滿足的肚子離開.
然後到【伊勢神宮~外宮】, 創建は内宮鎮座から遅れること約500年. 祭神は衣
食住全般を司る産業の守リ神.豐受大御神であリ, 正式名称を豐受大神宮とい
う. この神様, 天照大御神のご指名によリ神々のお食事係として丹波の国から呼
び寄せられた「食」の神様としての役割も大きく, 外宮では1年365日, 朝タ2回,
古式に則って神饌を献上する「日別朝タ大御鐉祭」が行われている.市街地に広
がる89万mもの宮域の森に, 正宮のほが別宮3社, 摂社.末社.所管社10社が静
かに佇む.

正宮~外宮の中でもっとも格式が高く中心となるお宮が正宮. 四重の垣根と6つ
の社殿からなる複離な構造になっておリ, 祭神.豐受大御神がおられるのは,
一番内側のもっとも清淨な一角に立つご正殿.板垣內での写真撮影は禁止なの
で気をつけよう.

土宮~2015年1月遷御の土宮は, 宮域ー帶の土地の守リ神として崇められる大土
乃御祖神 (おおつちのみおやのかみ)をお祀リする別宮. 外宮がご鎮座する以前
からこの���地におられ, 宮域内ではもっと古老の神様だ.

多賀宮~外宮域內にある3つの別宮のうちもっとも格式が高い第ー別宮. 正宮に
次いで重要なお宮だ. 祭神は正宮と同じ豐受大御神だが, こちらは神様の活動的
な 一面「荒御魂(あらみたま)」をお祀リしておリ, 新しいことに挑戦するときの
強い味方.

風宮~外宮の別宮のーつで, 級長津彦命令(しなつひこのみこと)と級長戸辺命
(しなとべのみこと)をお祀リしている. 農作物の収穫を左右する雨風の順調を司
る神様であリ, 元寇のときに神風を吹かせて日本を救った神様.

參拝完, 回程沿路商店街, 两辺有不少店舗.

因巳接近5時, 大多店鋪巳休業, 見到有間「山村みるくがっこう」 這山村乳業の
乳製品を販売する直営店. ショ一ケースには昔懷かしい瓶の牛乳や自家制
プリンが並ぶ. 冬は風味をとばさないよう湯煎したホットミルク提供.
正凖備休業時 便即購買稱年間1万個は売れる人気のプリン(即布丁) ¥250.

見天未黑,就出發去二見興玉神社, 乘Jr伊勢市駅から參宮線で8分, 在ニ見浦駅下
車, 下車時巳是6時, 天也黑了,

徒歩10 min,沿路有不少旅館, 往海辺走,便到這【二見興玉神社 】.


是縁結びや夫婦円滿, 交通安全などにご利益があるという神社. みちひらきの神
様.猿田彥大神を祀る.n波間に仲良く並ぶ大小2つの岩を太い注連縄で結んだ天
婦岩は二見浦のシンボル. 天照大御神を象徴する太陽と, 夫婦岩の沖合700mの
海中にある猿田彦大神ゆかリの霊石「興玉神石」を拝むための鳥居の役目を果
たす. 夫婦岩石高さ9mの男岩と4mの女岩を結ぶ注連縄は, 年3回張リ替えられ
る.


境內には猿田彦大神の使いとされる力工ルの像が多数ある




猿田彦大神を主にお祀リする本殿. 拝殿の前には丸く編まれた「輪注連縄」が
置かれている. (因黑暗不便拍神社, 所以没有拍照, 只得拝拜), 拝拜途中, 有不少
人駕車前來. 之後返回伊勢市外宮附近其中一間営業至晩上十時的食店, 這店有不
少海鮮選揮. 我選擇了烏冬和

鯵魚定食,

友人選了不少海鮮, 如かキ、帯子、栄螺等. 之後回ホテル休息.
1/27 先到鳥羽ホテル放下にもつ, 歩行至附近的【ミキモト真珠島】¥1500

~御木本吉 が世界で初めて真珠の養殖を成功させた島. 真珠博物館や御木幸吉
紀念館, 真珠を販売するパールプラザがある.






目の前の海で約1時間ごとに海女の実演も行われる. (因予約海女午餐, 沒有參觀).
購買了真珠飾物做手信, 之後急往鳥羽巴士總站, (前幾天到丸善水產也是在這裡
乘搭),

乗かもめバス往國崎線方向, 在相差(石神さん前)下車, 往海辺方向行, 沿左辺海堤
方向一直走就會看到【相差かまど海女小屋体験--鯨崎おぜごさん】~相差漁港の
きさに海女さんの休憇所といった海沿いの建物ある海女小屋, 現役の海女さん
に素潛リ漁のよもやま話を聞かせてもらいながら, 豪快な魚介の炭火焼きを堪能
でき る. 現場有两位海女(這裡稱海女叫Ama),在屋前等待我們和另一班台灣團到
來,

我們在網上已予約ランチタイム ( 1 hrs ¥3500), 新鮮な海の幸を堪能したい方
にオススメ! (当日料理内容: サザ工●大アサリ●アおうぎ貝●アジ干物● カキ ●
うにごはん● ●お餅など相差で獲れた旬のもの)







叧伊勢海老●あわびなと, は別料金是¥3000 / 1 pcs (当日料金), 兩位海女工作
分配是一位負責焼海鮮(就是這位),

另一位負責招呼(這位8X歲, 現在都有也做海女, 还有我們所吃的海鮮, 也是她今早
潛海補獲), 以她這年紀精神不錯, 皮膚補養好好.

在她們辺焼我們進食交談期間, 台灣圑也到來, 氣氛頓覺熱鬧起來,
這裡海鮮非常新鮮, 既然还吃不夠, 加上以当日伊勢海老和あわび料金, 在香港是
不能吃到的, 必定要Encore啦! 好滿足呀!
我在這裡向兩位Ama說聲, おっかれさまでした和あリがとうごさいました.
帶著滿足和感欣的心離開, 折返途中, 見到另一間相差町かまと, 這間不是小屋,
多接待旅行團.


之後往【石神さん(神明神社)】~ 神明神社の境内には多くの神様が祀られてい
る. なかでも有名なのが「石神さん」だ. 女性の願いを一つだけかなえてくれる
神様で, 地元の海女さんをはじめ全国から女性參拝者が絶えない.



我也買了ド一マン‧セ一マンお守¥800. 然後乘車到伊勢神宮-內宮的おかげ横丁
買前天沒有食的可樂餅

也再次食赤福餅(本想在這裡買盒回HK, 食用期只有三天, 只好放棄, 但幸運地在回
HK那天給我買到, 到回港翌天食用期才過), 之後乘車到松板, 吃回転焼松板牛,
從松板駐步行15min便到, 這【焼肉一升びん-宮町店】, 是全日唯一回転方式食焼
松板牛.



像吃回転寿司ー樣, 在回転帶上看到喜歡辺碟, 按制打開門, 就可以取出, 放在爐上
焼, 注意金色碟是靚肉價錢貴D, 所以不需焼太耐, 會令肉質変老.

1/28 吃過早餐, 取過にもっ, 就出發去新宮駅, 也是到ホテル放下にもつ, 從新宮駅
歩約10分, 經赤い欄十か美しい橋を渡って境内へ向かおう, 到【熊野速玉大社】
~(別名イザナギノミコト) と熊野夫須美大神 (別名イザナミノミコト)の夫婦神
に熊野の神々を祀る. 室町時代の将軍, 足利義滿によリ奉納された国宝「彩絵檜
扇」など1200点以上の神宝を所蔵する.





附近還有【神倉神社】, 538段も急峻な石段を上つた山上の地に鎮座する巨岩が
この神社の御神体. 因石級比較斜只好放棄. 乘川丈線バス往【熊野本宮大社】
經由, 車程約50min, 於本宮大社下車, 下車時天还未黑, 這本宮大社是全國3000社
以上を数える熊野神社の総本宮. 熊野参詣の旅人が熊野三山で最初に訪れた熊野
権現造リの御本殿は, 明治24年(1891)に大斎原がら遷された上四社の建物.

国道に面した鳥居をくぐリ, 石段の参道を上ってゆこう.

スサノオノミコトさる家津美御子大神を主祭神に祀る







参拝后天已黑, 即往車駅, 但等了大約10分, 还未見最後班車, 只好向正駕車回家的
老夫婦問路, 因回我們所住ホテル, 車程要一小時, 所以他們載我們到交番所, 由警
員幫助我們, 他們就離開, 最後得到警員幫忙, 我們可以撘乗另一班バス回新宮駅.
(在我們等車期間, 老夫婦折返担心我們, 知道还有バス可回去, 才放心駕車離開,
在這向老夫婦和警員說声あリがとうごさいました).
1/29 這日��情非常忐忑, 因要去熊野那智大社, 要行473段石級, 担心友人體力,
在紀伊勝浦駅搭乗往那智山のバス在終点那智山下車, 歩至山下至山上, 雖要歩
473段石梯, 慶幸不算太辛苦,友人體力尚力, 終可鬆一口氣.



終於到【熊野那智大社】~神武天皇が海上がら那智の山に光が輝くのを見て
滝を探リ当て, 神として祭ったのが始まリ, 仁通天皇5年 (317)に滝のそはから
現在の地に社殿が遌座された, 御本殿には十三柱の神々が祭られている



熊野造の御本殿を間近できる内庭は正式参拝の時だけ入場できる. 御本毀の前に
は八咫鳥が化身したという烏石, 熊野のシンボル八咫鳥は熊野の神々の使い.




当然要用那智の滝の高さにちなんだ133cmの名物ジャンポおみくじ求簽啦!

境内に枝を広げる樹龄800年のクスノキは平安盛のお手植えと伝わる御神木.
願い事を書いた護摩木¥300を手に洞をくぐって開運祈願を.
往【那智山青岸渡寺】~那智の滝で裸形上人が感得した観世音菩蕯を安置した
のが始まリ. 西国三十三カ所霊場第ー番札所として知られる. 豐臣秀吉が天正
18年 (1590)に再建した本堂は国の重要文化財に指定.




行畢后往前走, 便是【三重塔】~朱紅色的三重塔是那智山的標誌, 江户時代曾經
燒毀, 於1972年重新建造, 塔上可欣賞到那智瀑布的美景.

既然瀑布美景咁靚. 便再往【那智の滝】(飛瀧神社)~原生林に包まれた高さ
133mの断崖から流れ落ちる荘巌な滝で, ー段の滝としては日本一の落差を誇る.
「那智の扇祭リ」は毎年7月14日にこの滝の前で執リ行われる.





除了可正面在飛瀧神社前觀賞外, 也可付費¥300登上御瀧拜所舞台, 近距離感受
瀑布的氣勢,




当日天氣晴朗, 可看彩虹反射在瀑布上, 真是幸運呢!


之後乘バス到「大門坂駐車場前」下車, 歩10min至【大門坂茶屋】~起業16年,
熊野古道を旅した平安貴族風の衣裝の着付けをしてくれる. 大門均の夫婦杉周辺
で記念撮影を楽しめるモデルコース¥2000 (所要時間1時間)と那智山に上って
散策できる体験コース¥3000 (所要時間2時間)から選べ, 女性.男性.子供用の
衣裝が揃う.


可租平安服到【大門坂】~那智山へかう參詣, 夫婦杉から大門跡まで約600mに
渡って石段の道が続く. 因時間關係,我只好租借平安服來拍照, 工作人員只用了
10分鐘就幫我完成裝身, 又幫忙拍照. 剛巧碰見80歲老板娘在, 因她本人經常在
テレビ出現, 便請求她ー起拍照,

之後折返回紀伊勝浦, 吃過下午茶,

就回ホテル, 晩上到車駅附近【bodai 母大】~這間開業11年的母大, 這店的名物
「新鮮生まぐろ」是把新鮮まぐろ沾上麵包糠略略泡油製成炸まぐろ塊, (就是下
圖左上方)味道是外脆皮薄,內軟的口感, 有不同層次的享受.之後回ホテル休息.

1/30 早上7時先到附近的【勝浦漁港魚市場】, 參觀呑拿魚拍賣, 因前天ホテル的
員工告知可不用予約見學 (¥1000), 可在場外觀看或到2樓觀看, 當天有過千條
吞拿魚拍賣, 親眼看到不少漁民進行拍賣,交投極為活躍. 據聞交投量高達1百噸之
多.



因まぐろ体験CAN ¥2500 (約3時間で手作リの缶詰が完成), 3日前までに要予約,
不可即時予約, 只好放棄吧! :( 參觀完畢后, 到附近吃午飯,

之後到觀光棧橋乘〈浦島丸〉免費接駁船到【ホテル浦島】,


這兩張照片是翌日補拍的


ホテル浦島~面積近21萬平方呎, 內設6種特色溫泉, 包括有山頂的遙峰の湯、可
以看到海景的天海の湯、人氣最強半露天洞窟溫泉的忘帰洞 (照片是ホテル提供)


不露天洞窟的玄武洞、

磯の湯、

滝の湯

還有沿著150米長電梯上最頂的「山上館」, 剛巧當日在忘帰洞門口旁面有個指示
牌上面寫『平成28年9月1日よリ平成29年9月30日まで, 山上館の耐震工事に
伴う休館, 山上館ご利用ない施設如狼煙山遊園、浦島稻荷神社、遙峰の湯、
エスカレーター「スペースウォーカー」、展望台なと』, 沒法上去山上館, 只好
換過ゆカた便先到忘帰洞泡温泉,然後玄武洞,滝の湯,磯の湯. (記得把工作人員
交給住客的地圖, 在背面的圖顯示上蓋上所屬印章, 集斉后交回工作人員, 就可以
獲取小禮品). 吃過自助晚餐后,

再到忘帰洞泡湯, 边泡湯边看天上星星, 十分寫意. 然後回房休息.
1/31清晨時份, 也到忘帰洞泡湯, 边泡湯边等日出, 頓覺精神充沛, 之後吃過早餐,
取回にもつ乘船返回棧橋, 再乗船到【中の島】放下にもつ,


就出發到串本, 出了串本駅后友人提議到樫野釣公園センタ一, 但バス来回時間不
便, 只好放棄. 到附近的串本無人不曉的【料理萬口】吃午餐, 這間小小的餐廳已
創業50之久,店內的招牌菜定平民料理鰹魚茶漬飯¥1450, 吃這茶漬飯有程序的,
首先把碗內的こぽん分半, 加入6片以醬汁芝麻輕醃的生鏗魚, 灑上兩匙醬汁, 再加
入紫菜和わさび, 就品嘗到鰹魚鮮味,之後把餘下的加在ー起, 倒入熱茶, 這可以吃
到两種不同的味道, 味道不錯.

之後回中の島, 這ホテル是所建在海中心的 (照片是ホテル提供), 座擁無敵海景, 毎
間房間都可以看勝浦灣的景緻,

館內有山上頂的潮聞亭, 但也有指示牌寫著『平成29年1月10日~4月27日まで,
進行耐震工事の為, 潮聞亭のみ休館, 潮聞亭上から行ける山上逰歩道にある足湯
と魚魡リ場も御利用ない. 這表明島内に溫泉6本を保有し, 1日800トン, 毎分560
リットルと豐富な湯量を誇る天然溫泉です. すべて温泉掛け流しの 天然溫泉で
す. 還有眼前美景盡入眼底的源泉かけ流入露天風呂「紀州潮聞の湯」, 像海與
溫泉连在一起. 1階的男性露天風呂比較開掦, 而2階女性露天風呂, 有竹簾做阻隔.
也可到大浴湯,


要付費的貸切露天風呂, 足湯『空海(そらみ)の湯』, 先換過ゆかた后到2階泡
紀聞の湯, 雖然沒有男性露天風呂開揚, 但也可以逺處看到船隻駛過, 船上人們看不
清楚島上的. 之後去餐廳吃已予約的釜飯料理, 好豐富呀! :p



吃畢后, 經過大堂剛巧有個小型音樂會, 友人留下欣賞, 而我回房間稍作休息, 又再
次去泡湯, 之後會房間休息.
2/1 清晨時份, 也边泡湯边等日出, 然後吃早餐, 取過にもつ, 便回JR紀伊勝浦駅,
出發到【城崎溫泉】,最好選擇由京都出發, 只需時間2hr20min, 而我們由紀伊勝浦
出發, 所需時間7hr, 到逹已是下午5時許, 這裡兵庫県城崎溫泉名物是但馬牛と
松葉蟹. (建議最少住一晚)

大部份店鋪巳休業, 只餘少部份还在營業, (翌日補拍), 在車駅走出��看到大大隻
螃蟹鉗標誌, 駅前的湯飲場, 可試喝溫泉水, 味道就..........


先到旅館辦理入住手續, 職員奉上可泡七湯牌子, 吃過晚餐, 就出發去駅前七外湯
之一「さとの湯」 (翌日補拍)

之二「地藏湯」 (翌日補拍)

之三「柳湯」 (翌日補拍)

之四「一の湯」, (翌日補拍) 剛巧今天休日, 留待翌日去泡湯

之五「御所の湯」 (翌日補拍), 這個旅館推介的, 因有水柱可按摩

之六「鴻の湯」 (翌日補拍)

之七「まんだら湯」 (翌日補拍) , 因當晚太黑找不到, 翌日休日, 最終沒法泡湯.

所以共泡了六個湯, 因每個都試, 所泡時間很短. (要留意各泡湯的時間和休日).
2/2 翌日清晨, 就排隊進「一の湯」, 内裡是不露天洞窟溫泉, 我個人頗喜歡, 所泡
時間頗長. 之後回旅館吃早餐, 街上店舖開始營業, 海鮮店的海鮮又新鮮又便宜.
於是我們去掛著大大隻螃蟹的「りなば」鮮魚店旁的食店,

因時間还早, 店內沒太多人, 於是到售票機前購買食劵, 我們揀選了「かにコース
(全六品) ¥3500, 套���有蟹蓋焉、蟹湯、蟹腳刺身、烤蟹腳、炸蟹腳天婦羅なと.
之後去附近的「茶屋」買了但馬牛まん¥300 和

螃蟹まん¥300

剛巧又到中午1時左右, 到小宿緣附的但馬牛的專門店~三國屋, 吃但馬牛午餐,

甫入店內坐下, 店員奉上meau, 我們選了特選「但馬牛ステーキ 御膳」
(但馬牛ステーキ 100g) ¥4800, 套餐有先付、サラダ、但馬牛ステ一キ、ご飯、
お味噌汁、お漬物. 雖但馬牛有少計油鎌, 但味道名不虛傳, :P
城崎溫泉有得食但馬牛和螃蟹, 又有7個泡湯, 值得重臨的.

之後到旅館取にもつ, 返回大阪.
2/3 吃過早餐, 便出發去白浜とれとれ市掦,

到達時, 剛巧有進行吞拿魚解體, 有不少遊客和本地人站着觀看, 等待準備購買.
我們也有購買

也買了些海鮮(只需1萬左右, 十分便宜), 拿到市場旁焼烤場,






吃畢后,臨走前不忘買紀州南高梅啦! :P
之後乗車回大阪, 到道頓堀吃晚餐, 之後回去休息.
2/4 吃過早餐, 到附近黑門市場诳诳, 就乘車到神户, 吃神户牛啦! 在Jr三の宮駅下
車, 歩至友人想到「ステーキランド 神户館 Steak Land 」在網上有不少網友推
介這店超好吃又便宜的神户牛排午餐,位在阪急三宮駅對面, 但現場肉眼看有不少
排道人龍, 最少排2hr以上才可入內, 附近分店也要排1hr以上, 因為今天旁晚乘夜
機返港, 只好放棄.
於是去由台灣女星林x玲推介 「神户ステーキレストランーモーリや 本店」,
這裡的 Mouriya選用但馬牛是神户牛的素牛, 神户牛是一個品牌, 據講要在神户
肉流通推進協議會注册的指定農户或兵庫県內指定食肉中心養的牛在A、B等級中
BMS值, 達到6級標準以上, 才可稱為神户牛.

因我們沒有予約, 店員把分店咭片Mouriya 澟 給我們, 在Queen’s course 大樓2/F,

甫店坐下, 店員奉上午餐meau, 我們選了神户牛ランチ的ランプステ一キ 150g
〔A5〕¥6900, (上記コ一スにはスープ、サラダ、焼き野菜、パンまたはライス
香の物、咖啡または紅茶が付きます. 雖然價錢並不便宜, 既然來到神户, 就要食
神户最出名的美食超特選的神户牛啦! :)
因Mouriya モーリや料理方式是鐡板燒, 可以看到廚師烹煮手藝.
廚師會先在烹煮前把所選牛排, 放在鐡板前給顧客看看, 之後烹煮.



主菜這六塊小小的ランプステーキ, 眞是不便宜, 雖然已選五成熟, 但仍有很韌.
味道尚可,


另付費配上炒飯.

當日廚師心情麻麻, 全程沒有表情呢! :(
然後帶著滿足的肚子離開, 回ホテル取にもつ到機場, 旁晚乘夜機回港.
經過這十二天的旅程, 可以嘗到日本三大和牛:松板牛、.但馬牛.
也泡了四日溫泉, 好滿足, 雖然在旅途中, 產生不少驚險的事情, 但都是美好回億.
又係時候開始計劃下次東北之旅.
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途中まで
長くなりそうだから半分避難 『大変だよ!薬で安室さんが3人になっちゃったんだ!!』 ボウヤも漫画に影響されることもあるんだな、なんて笑った30分後赤井はソファの上で頭を抱える羽目になる。 目の前の椅子には同じ顔が2人。そして自分の隣にももう1人。同じ顔が計3人、テーブルを囲んで座っていた。 連れてきたコナンは申し訳ないと言う顔をして、急に用意したパソコン机の椅子に座る。 「志保の薬を飲んでこうなったと」 「信じられないと思うけどそうなんだよ」 かつて組織の科学者で幼児化させる薬を作った彼女は、本当にこのままなんでも作れてしまうのではないのかと思った。幼児化と言うだけでも普通は驚きものだが、ついに分裂した人格に実体を与えるようになったか。 「それでね、灰原も今解毒薬作ってるんだけど、データが足りないらしくて」 「……」 「悪いんだけど赤井さん、この3人と一緒に暮らしてデータ集めてくれる?」 言葉を失った。 コナンは2人がもう和解済みの関係だと知っていておそらく全く悪気なく言ってるに違いない。 1つ屋根の下暮らすのはバーボンの時以来だろう。その時の散々な記憶がどうにも赤井の決断を渋らせる。 赤井は即座に返事をできないことを少し悪く思った。3人の視線が少し痛かった。 ところでコナンが先程から提案をしているが当の降谷たちはどう思っているのだろう。 赤井の視線に気づいた1人が笑って答えた。 「赤井さんが嫌でしたら、無理強いはしませんよ。僕らも大人ですし」 「僕は嫌。ライと一緒なんて」 愛想よく笑うおそらく安室の人格と、ツンとした刺々しい態度のバーボンの人格。自己紹介をされていないのになんとなくわかってしまうのが付き合いの長さを表していた。 ちなみにバーボンの意見には赤井も同意である。お前とだけは絶対に嫌だ。 「でも安室さんを3人で帰すのも、ね」 「近所の人と顔を合わせないだけでしたら簡単だと思いますよ。それこそ零のマンションにいれば良いんですからね」 「このままずっとそうするつもりか?」 「赤井さんが手を貸してくれないのならそうするしかないと思いますよ」 人当たりが良くおそらく1番謙虚だと思った安室の態度すらこれだ。やはり彼は降谷零の揃えた人格の1つだと思い知らされた。 半ば脅しじゃないか。 「あ、そうだ。じゃあ日替わりで赤井の家に行くって言うのはどう?1週間もあれば十分でしょ」 気軽なバーボンの提案にコナンは少し考え込んだが、いいかもと同意した。 安室は笑顔のまま「なんでもいいですよ」と言う態度を貫く。 しかし不安なのは先程から黙り込んでいる主人格の降谷だ。赤井の隣でただ場を静観しているように見えた。 「零は?どう思いますか?」 「任せます。僕は、仕事もあるし問題はお前たち2人だろう」 「じゃあ多数決で決めましょうか」 ニコニコと安室が多数決を取りはじめる。 赤井の意見は無視され、コナンを含めてバーボンと安室と3人。バーボンが赤井との同居を嫌がった反対1により、日替わりで同居案が可決された。 提案者のバーボンが反対になったのは、考え直したらやっぱ無理という意見だった。まぁ無駄ではあったが。 残り2人は先ほど出た通り、降谷のマンションで過ごすことになったらしい。 初日は降谷とだった。 「僕のことは気にしないでください。すみません厄介ごとに巻き込んでしまって」 3人が引き払った後、降谷は心底悪かったと言うような顔で謝った。 台所で洗い物をしている中でわざわざ降谷がテーブルに残ったコーヒーカップを運んできてくれた。 「いや、確かに事情を知らない人間は巻き込めないからな。なに、1週間なら問題ないよ。それより君たちの方が良いのか」 「僕は主人格ですから、おそらく問題はありません。それより赤井あなたに伝えたいことがあって」 かちゃん、とシンクにおいたコーヒーカップが音を立てた。 「この薬の効果期間です」 それはコナンも口にしなかったことだ。 知っているのか、と思わず口からこぼれていた。 「ええ。効果は1週間程度。ですが問題があってですね、分裂した人格それぞれが実体を持ったことによって満足した結果を得られなくてはいけないんです」 「満足した結果?」 「ええ。例えばやりたい事や欲しいもの、それが達成されれば勝手に人格は僕の中に戻ります。けどもし1週間経ってそれが達成できなければ、彼らはそのままずっと実体し続けます。1人の人間としてね」 「そうするともう君の中には戻らない?」 「ええ」 それは困った事だな、と赤井はことの深刻さに向き合った。 だが不思議なのは降谷がそこまで慌てていないところだった。人格が形を持って現れたのに降谷はいつも以上に冷静だ。まして2度と人格が戻らない可能性があるとまで知っていながら彼はまるで他人事のように語った。 「君はなんとも思わないのか?」 「いえ、実はとても驚いています。でも降谷零は元々こんなものですよ」 「感情的な男かと思っていたよ。もっと泣くとか怒るとか」 「どんだけ情緒不安定に見えてるんだ。それはあなたに対して、貴方に対してだけはなんか頭がかき混ぜられるみたいに自分がわからなくなる。でも今は僕しかいない。みっともない真似はしませんよ」 降谷の言葉に告白のような気恥ずかしさを感じながら、赤井は「そうか」と言った。 初めからあの3人の中では降谷が1番付き合いやすいと思っていた。案の定バーボンと安室を欠いた彼は、いつもよりも多少温度差はあるものの落ち着いて話のできる男だった。 率先して家事を手伝い、さりげない気遣いができる。 たった半日の付き合いではあったが赤井は降谷の隣に平穏を感じた気がした。 穏やかな性格を受け持っているのはてっきり安室かと思っていた。そう思うと明日以降安室との同居が少し不安になってくる。 「カレーとても美味しかったです。ちゃんと料理できるんですね」 「君にそう言ってもらえるのは嬉しいな」 「作業工程は1から見させてもらいましたから。失礼な話そうしないと人の作ったものは食べられなくて」 職業柄だろう。気にすることはない、と言うと降谷は安堵したように微笑んだ。 「人の家に厄介になって夕食がカレーだなんて、修学旅行みたいです」 「俺も料理を教わった時最初に習ったのがこのカレーだが、日本ではそんなにポピュラーなものなのか」 「ポピュラーというか、なんというか。キャンプするときも合宿するときも決まって初日はカレーなんです。まぁ簡単ですし、おそらく調理実習なんかでも最初に習うんじゃないでしょうか。日本人ならほとんどの人が作れると思いますよ。でも味付けもそれぞれで簡単に作れるとは言いますが個性の出る料理なんですよ。貴方のは少し辛かったです」 「もしかして辛いのは苦手だったかな」 「いえ、貴方らしい味付けでした。今度は違う料理も食べさせてください、僕は料理できないから」 「俺は降谷くんの作るカレーが食べたいな」 降谷がきょとんとして驚いた。 変な会話の流れだったろうか。少し不安になる。 あまりにも降谷の性格が予想とは違ったので、調子が掴みにくい。何か弁解をとしているとようやく降谷が口を開いた。 「僕なんかのでよければ、今度作ります。焦げてても怒らないでくださいね」 そう言ってまた笑った。 子供っぽい笑い方をする。少しぎこちなくて引きつったような笑顔だった。 降谷はよく笑ったがどれもが少し下手くそだった。 夕食後、入浴も済ませてから降谷を寝室へ案内した。 寝室といっても空き部屋を急拵えで布団を敷いただけのものだ。 「布団なんて持ってたんですね」 「予備だ」 「彼女さんなんか連れ込んだりする時に使ってたものなら申し訳ないな」 「新品だよ」 ほとんど物置みたいな部屋でも降谷は丁寧に礼を言った。 明日も仕事があると言う降谷は案内されたままもう布団に入って寝るという。 「おやすみ」 人に向けて言うのはなん年ぶりだというような挨拶をして、ゆっくりと部屋のドアを閉めた。 灯りの消えた部屋で、降谷はドアが閉まるその時まで上半身を起こして赤井を見送った。その姿がドアが閉まって見えなくなるのが少し寂しく思った。 半日の付き合いだったが、見たことのない降谷の一面を見て何故か少し罪悪感を感じた。 赤井の知る彼なら達者な口でボディブローをしてくるような騒がしく忙しいイメージがあった。だが今日の降谷はどこまでも落ち着いて、穏やかで争いとは程遠いような雰囲気だった。 だがそれがおそらく彼の見てはいけない一面だったのかもしれない。 翌日降谷と入れ替わるようにやってきたのは安室だった。 ちょうど喫茶店の昼休憩だという彼はその合間を縫って荷物だけでもと赤井の家に置きにきた。 突然来訪してきた降谷が手ぶらだったのは良いとして、安室の手荷物はずいぶん多いように思えた。 「帰ってくるまで触っちゃダメですよ」 そう釘を刺して安室も忙しなく喫茶店に戻っていった。 玄関にはおよそ一泊分とは思えない大きなボストンバッグが放置されていた。 安室がバイトを終えて帰ってきたのは夕方だった。 手には食材の入ったビニール袋を抱えていた。 「貴方のことだから料理なんか煮込み一辺倒かと思いまして、僕が作ります。まだ何もしてませんよね?」 「ああ、米だけはセットしたが」 「そんな気遣いできる男だったんですね」 口調こそ優しいものだが、その言葉の端々に小さな棘があった。 普段憎まれ口を叩くのは安室の役目だったのか。昨日の降谷がとても可愛く恋しく思えてきた。 「降谷くんは料理ができないと言っていたが、君はどのくらいできるんだ」 「貴方よりかはできます」 「俺が君に手料理なんか振る舞ったことあったか」 「ないですけど、コナンくんから聞きました。いつもカレーとか肉じゃがばかりだとか。ああ、でも1度魚を捌いてもらったって言ってましたね」 「煮付けにしたけどな」 手際よく手を動かしながら安室は赤井との会話を続けていく。 降谷と比べるとまだ会話のテンポが順調なような気がした。昨日は互いに急な展開に気を使っていたからかもしれないが。 「貴方は嫌いなものとかありますか?」 「特には」 「つまんない男ですね。まあ作る側としてはありがたいですけど」 「息を吸うように人に対して嫌味を言うんだな、君は」 「慣れたものじゃないですか?貴方の沖矢昴よりかは万倍マシかと思いますけど」 顔は笑顔なのに出る言葉はどす黒い。その笑顔も張り付かせたような嘘くさいものだ。 「もう少しで出来るので、準備しておいてくださいね」 「ああ、ありがとう」 出来上がってきたのは山盛りの唐揚げとシーチキンのサラダだった。 男2人でもこの量はどうなんだと山のように積まれた唐揚げに思わず胃のあたりをさすった。 「昨日は何を食べたんですか?」 「カレーだ」 「カレー!零は辛いの苦手だったんですけど食べられたんですかね。貴方のカレー辛そうですもん」 「苦手なのか?」 「零が、ですよ。僕��苦手じゃないです」 確かに少し辛かった、と言っていた。食べている最中の表情はあまり見れていなかったな。 安室はパクパクと食事を進めていく。多すぎた唐揚げもほとんど自分が食べる用だったみたいだ。 「よく食べるな」 「まぁ食べられる時食べておかないと」 「サバイバーだな」 「できれば僕は三食きちんと食べたいんですけど」 「同じ人間なのにそこまで変わるものなのか?」 「変わりますよ、まして主人格があんなちゃらんぽらんだとね」 安室は肩を竦めて語った。 そういえば、安室は三食きちんと食べたいと言った。それは降谷ではなく安室の願望だろう。 だがそんなものが元に戻るようなものとは思えない。 「君はたくさん食べているようだが、昨日の降谷くんはどちらかといえば少食だった。残しはしなかったが少し食べるのに時間がかかってたな。普段は誰が食事をしているんだ」 「零ですよ。というより、多分食事スタイルの問題だと思います。人格が変わったところで存在する身体は1つですから容量は変わりません。僕たちはそれぞれの人格を持って感情があって願望を持っていますがいわゆる多重人格とは少し違うんです。僕たちは同時に存在する。だから記憶も感覚も全部共有しているんですよ」 「なんとなく、それはわかっていたが、それなら3人である必要はないんじゃないのか?それこそ2人でも4人でも」 「零には確かに僕たち以外にも何人か存在します。でも、どうして僕たちが姿を得たのかは分からないんです」 「難しいな」 「複雑なんです。そんな一朝一夕でなんとかなるなんて思わないでください」 複雑、まさに複雑だ。 いわば心がそれぞれ形をもったということだろう。安室の言葉を信じるのなら、確かに人格という言葉は合わない。 安室は真剣な話などなかったかのように喋り続けた。 今日来た客の話だったり、新メニューの味付けだったりそのどれもが他愛のない話だ。しかし初めて交わされる会話ばかりだった。 「そういえば君は、どうしてあんなたくさんの荷物を持って来たんだ」 「ん?ああ!着替えとかですよ。あと僕枕変わると眠れないので」 そんな事まであるのか。 ますます降谷の頭の中もとい心の中がわからなくなる。こんなカオスな状態で日々生きているのだろうか。 夕食を終えて、赤井が食器を洗っている間に安室は持って来たボストンバッグの中身を広げていた。 確かに大きな枕が1つあった。スウェットに着替えにシャンプーやら石鹸まで持ち込んでいた。 たった一泊だぞ、女か? 「赤井、風呂はまだですか」 「5分もすれば沸くんじゃないか」 風呂桶まで持参して来た安室に思わずここは普通の家宅だぞ、と言いたくなった。 ちなみに安室の後の浴室は甘ったるい匂いで充満していた。すぐに換気した。 「割と綺麗にしてるんですね」 「昼間掃除しておいたんだ。昨日の降谷くんには悪かったな」 「零、ここで寝たんですか」 「ああ。もしかしてほこりアレルギーとかあったか?朝は普通にしていたような気がしたが」 「いえ、そういうのじゃないんですけどいいです」 安室は寝室を観察すると晩酌をしている赤井のところへやってきた。 「君も飲むか」 「いえ、いいです。寝酒なんて」 グラスを揺らすと安室は手を出して断った。 昨日はなんの用意もしないまま降谷を迎え入れたため、寝巻きは赤井の黒いのを貸した。だが安室が自分で用意してきたのは白のスウェットだ。服でここまで変わるものかと感嘆する。 昨日の降谷が思いの外おとなしかったせいでどうにも幼いイメージがあった。赤井の大きなパジャマも相まって着せられているという表現があっていた。 だが安室のスウェット姿はアクティブなイメージが強くむしろ彼らしいと思った。 「明日はバーボンとですね。昨日今日みたいにゆっくりできないと思いますが、まぁ頑張ってください」 「君でもそう思うのか」 「爆弾みたいな男ですから、地雷を踏まないように気をつけてください」 テンションメーターを司ってるのは彼なのか。 バーボンというだけで赤井には気が重いのに、感情の振り幅まで大きいとなると本当にこれは体力勝負なところだな。 「零とはどうでしたか」 「彼と会ったのはおそらく初めてかもしれないな。楽しかったよ」 「彼が聞いたら喜ぶと思います。言ってあげてください」 「君は?」 「はい?」 「今日はどうだった?」 「楽しかったですよ」 『迎え!!!』 朝から鳴ったスマホに出ると驚くほど身勝手な要求が耳を貫いた。 耳を通り抜けて響いたその声に安室は呆れた様子で朝食の支度を続ける。 「迎え?は?なんの話だ」 『僕に歩けっていうんですか!?わざわざあなたのところに行くのに!僕に!歩けと!!??』 バーボンうるさい、と小さな声が聞こえたということは今背後に降谷がいるのだろう。 赤井の前に朝食のプレートとコーヒーを並べた安室は赤井にスマホを貸すよう手を差し出した。 「バーボン、おはようございます。朝から元気ですね」 『げ、安室』 「というよりあなたちゃんとマンションにいたんですね。零に手を出してないでしょうね」 安室の言わんとすることを察して赤井は頭を抱えた。 やはりバーボンはそっち系か。 「昼から僕がポアロのバイトなので、それまで大人しくまっていてください。赤井に送らせます」 「え」 「それじゃあ」 ブツッと容赦無く通話を切った安室は赤井にスマホを返し、流れるような動作で椅子に座った。 「食べましょうか」 ニコリと笑った安室に赤井は黙って頷いた。 安室を送り届け降谷のマンション前に着くと、意外にもバーボンはエントランスで待っていた。 「安室がポアロでしょ。零は非番なんです、僕あの人苦手で」 「降谷くんは家にいるのか?」 「いますけど、なに、僕を放置して零と一緒にいたいんですか。サイテー」 バーボンは赤井の腕を取って無言で車まで引っ張った。 「あなたのことは嫌いですけど今日は僕のなんですから僕のことだけ考えてください」 面倒臭い。 普段の降谷からはかけらものぞかせない独占欲の塊。バーボンの性格はおそらく普段1番抑制されている願望に比重が置かれているに違いない。だからこそバーボンは降谷が苦手だと言うのだろう。 「降谷くんは家でなにをしているんだ」 「他の男の話禁止ー」 「他の男っていうか君のことだろ」 「今は違います。なのでダメです。罰ゲームとしてそこのラブホテルに入ってください」 「ふざけるな」 曲がれと言ったバーボンを無視してそのまま大通りを走り抜ける。 怒鳴り散らされるかと思ったら舌打ちをしただけで終わった。 「お腹減りました〜赤井、昼は」 「安室くんが用意してくれている。家に帰るぞ」 「安室か……零よりはマシかな」 「降谷くんはそんなに料理が下手なのか」 「下手というか才能がないんですよ。昨日なんか熱い油ひっくり返して大変だったんですよ」 「それは、大丈夫だったのか?」 「おかげでコンビニのおにぎりですよ」 「夕飯の話じゃなくて。2人とも怪我とかはないのか?」 「危機察知能力だけは人には負けませんから、後始末の方が大変でしたよ」 完璧を絵に描いたような降谷がそんな失敗をするのが想像つかなかった。 「というか!また!零の話禁止」 バーボンは赤井の運転中の肩を強く叩いた。 赤井の家に帰ってくるだけで疲労はマックスだった。 靴を脱ぎ捨ててさっさとソファに寝転ぶバーボンに「昼は」と尋ねた。 「いります」 「じゃあこっちに来い。そっちでは食べない」 「なんで?」 ソファから顔を覗かせるバーボンは不思議そうな顔をしている。 安室が作り置きしていった大量のサンドイッチとコーヒーを用意しながらバーボンと目を合わせる。 「安心してください、汚れたって構いやしませんよ」 「汚れてないだろ」 「え?だって零としたんじゃないんですか、セッ」 「黙れクソビッチ」 赤井がここまで人を毛嫌いするのは珍しい。 いつまでたっても下半身がだらしない男に対して思うのは生理的嫌悪に近かった。 「はいはい、すみませんね。あなたは顔に似合わず純情ですものね」 嫌味ったらしく語るバーボンは悪びれる様子もなく赤井の向かいの椅子に座った。 「いただきまーす」 遠慮なく手を伸ばすバーボンに赤井はため息を吐いた。 バーボンが組織内でしていたことはハニートラップの類だった。 見ず知らずの人間と寝て情報を得る。その仕事自体に赤井は文句を言うつもりはないし、言ったこともなかった。ライ出会った頃にもスコッチと3人でよく仕事をしていた。 組織がなくなって後々その当時の話をした時、降谷本人はそのやり方自体に嫌悪感を示していた。好き好んでやっていたことではないと知った時赤井は少し安堵したこともあった。ドラッグ漬けやSMプレイまがいの事も強要されていたのを知っている分余計そう思ったのだ。 だからこそ、この性に奔放なバーボンは赤井にとって苦手だった。苦手になったのだ、降谷を知って。 「食べないんですか」 「食べるよ」 そう言うもののコーヒーにすら手をつけない赤井に、バーボンの手も止まった。 「安室ってば、ポアロで褒められてからサンドイッチばかり作ってるんですよ!僕もう飽きたのでごちそうさま!昼寝します!」 途端にそう言ったバーボンは席を立って再びソファの上に横になった。 大皿のサンドイッチが半分も無くなってから飽きたはどう言う意味だろう。 バーボンの残していったサンドイッチを平らげた赤井は、ソファで眠るバーボンの寝顔を眺めた。 身体を抱いて小さく丸まって眠るバーボンに毛布をかけてやった。 バーボンが目を覚ましたのは18時過ぎだった。赤井がキッチンで夕食の支度をしている時に、がばりと身を起こした。 「よく寝ていたな」 「…………」 ぼーっとした様子でキッチンの赤井を眺めて、ソファの背もたれに頭を乗せた。 エプロンをつけてフライパンを振る姿は全然似合ってない。そんな細い箸じゃなくてライフルみたいなの持っていた方がかっこいいのに。 「しんこんさんみたい」 ほとんど音にならず空気に解けた独り言に赤井は目線を上げた。 「ん?どうした」 「なんでもないです」 新婚さんだって、変なの。 ダイニングに座って待っていると夕食が運ばれてきた。 今日の夕飯はナポリタンだった。山盛りになった皿を出されて若干バーボンが引きつった。 「こんなに食べられません」 「なんだ君は小食なのか」 「いや、これ2人前くらいあるでしょう。さすがに無理」 「昨日安室くんがとんでもない量の唐揚げを作ってな、君もそのくらい食べるのかと思って」 「あいつは別ですよ……でも、頑張ります」 赤井が作ってくれた料理だ。バーボンとしては初めて食べる。ドキドキしながらフォークを手にとって、ナポリタンを食す。 ちょっと味が濃いものの、とても美味しかった。 暖かい料理が食べられる2人に少し羨ましいと思った事もあった。バーボンの時はほとんどコンビニで買ったパンやおにぎりがほとんどだったから。 鼻の奥が痛くて、涙がこぼれそうになったけど赤井の前で絶対泣くものか、とナポリタンを頬張って耐えた。 量が多い、食べれないと言っていたもののバーボンは見事山盛りのナポリタンを完食してみせた。 赤井はそれを見届けてからフォークに手を伸ばした。 口の周りをケチャップで汚したのを赤井に笑われてティッシュを渡された。むかつく。 「子供っぽい味付けでしたけど、美味しかったです。ベーコンが厚切りだったのとか」 「気に入ってもらえてよかった」 「気に入ったなんて言ってないでしょ!どんだけ前向きなんですかあなた」 「風呂が沸いてるがどうする」 無視かよ! 赤井はいつの間にか空になった食器を下げる。 「お風呂はいいです。汚れてないし」 「汚れてないって、子供か」 「とにかくお風呂はいりません!赤井が先に入ってくれば!?」 「そうか。じゃあそうさせてもらおうかな。悪いが食器を洗っておいてもらっていいか」 「はっ、天下のFBIが家事に勤しむなんてお笑いですね!!」 「頼んだぞ」 赤井は高笑いをするバーボンを放置して浴室に向かう。 がちゃん、とリビングと廊下の扉が閉められてからバーボンはピタリと笑うのをやめる。そうしてさっと立ち上がると、赤井がシンクおいたケチャップまみれのナポリタンの皿を見下ろした。 この僕に皿洗いだと、このバーボンに向かって!? スポンジを手にとって適当に洗剤を振りかけた。 ぴっかぴかに顔が映るほど綺麗に皿を洗いバーボンは満足げに息を吐いた。 洗いかごに皿を立てかけてソファに戻るとテレビのリモコンを手にとった。 適当にチャンネルもを回すものの特に目を引く番組はなかった。零はよく1人の部屋で膝抱えながらテレビを見ていたけど、あれはどう言う感情で見てるんだろう。と言うか見てるのか? つまらないお笑いのバラエティを見ながら適当に時間を潰す。 赤井のことなんか待たないでさっさとベッドを占領してしまえばいい。そう思うのだが、その場から動く気になれない。 ライはずっと嫌いだった。妙に優しいところとかスコッチと仲が良かったのも嫌いだった。それで良かったのだ。 なのに、段々あいつは零や安室に惹かれていった。 バカな零はちょっと優しくされただけで好きだなんて言い始めた。安室はまだ常識があるから良い友人になれそうと笑っていた。 バカじゃないのかって怒鳴ってしまった。あいつはずっと僕たちを騙してたのに、こんなに僕の人生めちゃくちゃにしたのに、そんなの忘れちゃうのかって怒った。 零は言葉を失って安室は窘めるよう��少し目つきが鋭くなった。 嫌いだ。あいつがどんどん優しくなるのも、あいつが好きだといった僕もみんな嫌いだ。嫌い、嫌い、嫌い。 だって彼の優しさに触れられるのは僕以外だ。僕には軽蔑するような目で見る。 僕はいわば暴力を受け止める側面だった。性的なことも物理的なものもとにかく痛いもの苦しいもの辛いもの全部全部僕に押し付けられてきた。 痛くないなんて嘘。苦しくないなんて嘘。気持ちいいなんて嘘。楽しいなんて嘘。セックスが好きなんて一度だって思ったことない。でも仕方ない。そうしないといけない。それを全部受け止めるために生まれたんだから。 でも僕だって優しくされたい。温かいご飯を食べたいし、なんでもない普通の話をしてなんともない夜を過ごしたい。温かい柔らかい布団で朝まで寝てみたい。 僕も赤井に好かれたい。 「風呂は本当にいいのか」 頭を拭きながら帰ってきた赤井はもう一度確認してきた。 「………いいです、着替え、持ってないし…床で寝るし」 「布団なら別室に用意してある。寝室には入り込むな」 「……1度襲ったことがそんなにトラウマになったんですか?」 それも未遂に終わったじゃないか。ふざけてちょっと寝込みに襲っただけなのに。そんなに僕のことは嫌いか。 自分でもすごい仏頂面になってることに気がついて、さっと顔をそらした。 バーボンは人を食ったような性格で常に余裕がないといけない。感情なんて抱いてはいけない。 「それじゃ、おやすみなさい。赤井」 「………まてバーボン」 隣をすり抜けるバーボンの手を赤井が掴んだ。 バーボンはたったそれだけのことで口から心臓が出るほど驚いた。 「パジャマなら貸そう。君は風呂に入るの好きだっただろう」 好きじゃない。 あれは、少しでも綺麗になりたくて、それだけだ。 赤井はバーボンの手を離すと寝室へ入っていった。無視して立ち去ろうかと思ったが、赤井の少し寂しそうな顔を想像して思いとどまった。 そんな顔するわけないのにどうしてそう思ったんだろう。 戻って来た赤井は手に黒いパジャマを持っていた。 綺麗にたたまれていたのが少し意外だった。 「少し大きいかもしれないが、それでいいか?」 「……や、いいです。こんなの、女の子じゃあるまいし着ていた服で」 差し出してきたものを押しのけてバーボンは後ずさる。 というかパジャマて!お前そんなの着て寝てたのか! 普段のバーボンならそう笑い飛ばすのに、なんだか言葉が出てこない。パジャマ貸してもらっただけじゃないか。そんなに、慌ててどうしたんだ。落ち着け、落ち着いてバーボンウイスキーの銘柄でも思い出して。 「いいのか?」 「いいです、いいです。僕のことはいいので、ほんとに、放っておいてください!」 逃げるようにしてリビングから退散した。 本当は着たかった!めちゃめちゃ変態みたいだけど、赤井のパジャマ着てみたかった! でもどうしても思い出すのは昼間の出来事だった。 あれは完全に僕の軽口もあったかもしれないけど、一瞬でも軽蔑の目を向けられたのは辛かった。一緒に昼食も食べられなかった。夕食だって、赤井は僕が食べ終わるまで手をつけていなかった。 汚いって思われたんだ。僕が悪いのはわかってるけど、僕の在り方そのものが否定されたようで胸が苦しくなった。 気にしないって赤井ならいうだろうけど、その気遣いが逆に辛かった。 辛うじて別室の布団までたどり着くも、朝まで眠れなかった。途中で冷めきった風呂にも入って見たが全く眠れる気配はなかったのだ。 綺麗になってやっと布団に入ったのは朝方だった。 「おはよう」 リビングに入るなりそう声をかけられてギョッとした。 赤井がエプロンをつけて朝食を作っている。昨日も夕食を作っていたけど、朝はまたインパクトがあった。 あの万年不眠症みたいな男がエプロンをつけてフライパンを動かしているという絵面の衝撃ときたらない。 しかし次第に「これが普通」なのだと思い始めた。 僕は食事なんか作らないし、食べないけど彼は普通の人だからそうするのか、と。 住む世界が違うのだと、そう思うと少しだけ気が楽になった。だって住む世界が違うなら割り切れる。なにがあっても、自分と彼は違うのだと思えるから。 「バーボンは朝は食べるタイプかな」 「………頂けるなら、食べますが別に用意がないならいらないです」 「君は不健康だな」 そうですね、不健康で不健全です。 バーボンの暗い表情など知る由もない赤井は慣れた手つきで朝食の支度をしていく。そしてわざわざバーボンの元まで運んできてくれた。 カスタードみたいな色をしたスクランブルエッグに、ビビッドな色のサラダ。きつね色にこんがり焼けたパンまであった。 「こんな朝ごはん食べてる人、初めてみました」 「昨日安室くんが作ってくれた」 「あっそうですか。ですよね、あなたが朝からこんな凝った食事作るわけないですね」 仕込んだのが安室だとわかるとなんだかがっかりだ。 とはいえ作ってくれたのは赤井だ。昨日のナポリタンもなかなか良かったから、これも美味しいだろう。 フォークを持とうとしてこっそりと赤井を盗み見た。赤井はまだ食事に手をつけておらず、ただじっと頬杖をしながらこちらを見ていた。テーブルの上に上がった手は再び膝の上に落ち着いた。 「食べないのか?」 「………朝はたべないんです」 プレートをわざと押しのけた。 「たべないので、僕もう帰ります!良いデータ材料になるといいですね」 約束の期日だ。正直なところ今後どうなるのかはわからないがローテーションで回すなら再び会うのは2日後だ。 2日もあれば本来の僕に戻ることができるはず。 立ち上がるバーボンに赤井は声をかけた。 「毒は入れてない。何か嫌いなものでもあったのか」 「え?ないです。たべないんですってば」 「しかし君は直前までフォークを取ろうとしたじゃないか。食べる意志があるんだろう、どうしてやめた」 「さすがFBIと褒めるところでしょうか。観察されているようで気分が悪いです。やはり帰ります、今後のことは零と相談してください」 少し荒っぽく答えてしまった。 怒気が篭ったバーボンの物言いに赤井は驚いていた。そしてなにも言ってこない赤井に、唇を噛んだ。 「これが零と安室だったら、あなたは自ら毒味をする真似をしていたでしょうに!そうしてまでも止めたんですよ、あの2人相手なら!でも今のあなたは黙り込んでいる。僕と食事をするのはそんなに嫌ですか」 「バーボン…」 「綺麗にしたのに、お風呂で1000数えたのに、まだ汚いですか。食事も一緒にまともにできないくらい、まだ汚いですか?僕は!安室の記憶も零の記憶もあるんです!好きになってとは言わない、でも、比べないでください」 僕は自分に向けられない彼の笑顔を知っている。 一緒に食事をする暖かさを知っている。 でも知っているだけだ。だってそのどれもが僕には遠い存在だったから。 やけくそになって玄関を飛び出した。案の定赤井は追っては来なかった。
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今日のお弁当はミートボールときんぴらごぼう、切り干し大根の即席漬けとたまご焼き。
要するに昨日の残りである。
普通こんなもんよね?


晩飯はひよこ豆のカレー。存在感たっぷりのピーマンは、ふと思いついたから。
白飯が中途半端に残っていて(まあそれなら炊かなくてもいいか)と、たかを括っていたら全然足りなかった...。
まあ豆やじゃがいもやらを入れたのでなんとか腹は満たしたが、実に物足りない。
そばでも食うか...。
ごちそうさん。
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