#切り株風植木鉢
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無理はいかんね(^◇^;)
今日も一日お疲れ様でした^^ こんにちは😃今日の埼玉は曇り空の一日☁️蒸し暑い日中でした。(^◇^;) もう梅雨なのか?と、ツッコミたくなるような天気が続いておりますね😅 今日のWEB担当は?と言うと‥ 午前中に予定入れていたので、早起きからの〜チャリ爆走🤣おかげで帰宅してから足がプルプルしております。(汗) 年を考えて漕がないといけませんね(^◇^;) ってな事で今日のウォーキングはお休み🤣やる気スイッチOFFして、ダラダラ過ごす午後とします。(笑) 今日の写真は「WEB担当お気に入りシリーズ💖」 キラ工房モルタル造形担当さん制作の「モルタル造形植木鉢」達でございます。😁 本物の木にそっくりな切り株風やミニチュアハウス風、そして箱庭風など‥かわいい雰囲気のデザインの物を取り揃えて、ハンドメイドマーケットやフリーマーケットで販売しております。 「風化しない木材」で作る…

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La Dolce Vita
ラ ドルチェ ヴィータ オレンジ色~黄色の明るい花色は春先にはとても目を引きます。
木立性のシュラブでフロリバンダのように栽培が出来ます。
耐病性もそこそこあるのではじめての方にもおすすめです。
花付きも抜群で株いっぱいに花をつけますが花数が多い品種は少し注意が必要です。
特に鉢植えですが水切れをするとツボミのまま落ちてしまうことがあります。
この品種も水切れには弱いので開花直前は注意して下さい。
地植えでも乾いているようならば灌水して下さい。
地植えにして数年経ち根がしっかり張ってくるとそんなイメージはありませんが、掘り上げ苗を鉢植えをした直後の根があまり張っていない���は冬季に枯れ込む事が多いです。
冬季に購入した方は北風が避けられる日だまりのような所で管理して下さい。
6寸 ¥3700(税別)
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Bougainvillea🌸
大好きなお花、ブーゲンビリア。
このホットピンクな花色が大好きで、ずっと育ててみたかったのです。
2019年6月頃に購入しました。
ネットの通販サイトで検索すると既に開花している立派な鉢植えがたくさん出てくるけど、我が家の近所の園芸屋さんではこんなに小さいのしかありませんでした。



かわいっ!
1株200円ぐらいだったかな~。
それを2株買いました。
背が低いものと縦に伸びてるものを選びました。
花が咲いてなくても葉っぱの色や形も綺麗なことに気付いたよ。
赤玉土にマグァンプKを撒きました。
秋頃に土が少ないような気がしたので、ベラボン・プレミアムを表面に被せています。
では成長過程~!



お分かりいただけただろうか。
とても小さいけど枝の先からぴょいっと小さいオタマジャクシの尻尾のような芽が出ていることに。
ちょっとずつ大きくなって葉っぱらしい葉脈も見えてきました。





こんな感じで葉っぱが増えて成長していくっぽいです。
最初に植え付けてから5日後に新芽に気付きました。
全然動きないな~大丈夫かな~と心配しながら見守っていたけど、最初の新芽が出た後はすくすくどんどん茂ってくれました。
2019年7月1日🍃

7月24日🍃

そして2日後、7月26日…!


この形…もしかして花芽では……!?!?
心臓飛び跳ねるぐらい興奮し3日後、7月29日。


あの大好きなピンク色に近づいてるーーー!!!
しかも良く見ると似たような芽がたくさん付いてる!!!
ネットで調べた情報によると、ブーゲンビリアに花を咲かせるためには、
・肥料を与え過ぎない
・水を与え過ぎない
・太陽に良く当てる
・短日植物なので街頭の近くには置かない
ということが書いてあったと思います。
ちゃんと守れていた…と思う!


8月3日。

真ん中に丸く見えている部分が花になります。
周りのピンクなところは苞と呼ばれる葉っぱ?らしいです。
なのでこれは蕾の状態ということになるのかな?





この時期の写真フォルダはブーゲンビリアばっかりw
8月5日。


そして8月7日!
ついに本当に開花ですっ💕


そういえば左側に植えた背が低かった株は2本に枝分かれして育ちました。
なので3方向に伸びています。
右の背が高い方が開花は遅かったみたい。

8月8日、花が3つ揃いました!
ブーゲンビリアはピンクの苞3枚に包まれて白い花が3つ咲くのです。
花もふわふわ綺麗な形で可愛い~!!

せっかく開花したのでじっくり観察です。
ぽろっと自然に落ちた苞。


白くてひらひらの花びらと、先がピンクのままの細長い花びらが交互になっている…?

花が開き切る前。
萼と思われる部分もピンク。
蕾もピンクだもんね。


台風予報のときは室内に避難していました。
ただブーゲンビリアは移植を嫌うそうで、ちょっと場所を変えたらストレスに感じるらしいんだよね。
そのせいかは定かではないけど、苞がぽろぽろと落ちる現象が起こりました。



悲しいけど綺麗…。
エルメスの香水の小瓶やキャンドルと飾りました。
南国っぽくなって可愛い。

台風で自宅避難のときにほとんどの花が落ちちゃったので、一旦切り戻しを行いました。
花後に10㎝ぐらい切り戻したらまた開花するかもという情報を見たからです。
9月後半、またまた花芽がにょきにょき!

ブーゲンビリアは強くて丈夫で元気みたい。


そして11月頃に冬越しのために室内に移動しました。
年末年始のさむ~い時期に5日間ほど帰省しなきゃいけなかったけど、その間も耐えてくれたようです。
3月9日の様子。
葉っぱがわさわさです。
寒さのために自宅退避させている間は一度も咲かなかったな~。


葉っぱの量がなかなか多いので3月23日にやっと気付いたんだけど、緑色の新しい茎?ツル?が伸びていました。



いままでは木の部分のみ伸びていたと思うんだけど、緑色は初めてじゃないかな!
これが噂のツルなんだろうか?
支柱を立てずに樹形を気にせずそのまま育ててきたけど、仕立て方とか調べておいた方が良いんだろうか。
誘引とかレイアウトが思い浮かばなくていままでツル性植物は敬遠してきたんだよね。
ブーゲンビリアは最初の株が小さかったから軽い気持ちで植えちゃったけど、どうしよう。
もうちょっと暖かくなったら外に出そうと思っているから、フェンスにでも絡ませてみようかな?
そもそも1つの鉢にいつまで2株植え続けようか。
考えること色々あるな~。
今後の成長具合にもよるけど、ブーゲンビリアは丈夫で強くてとてもおすすめです。
虫や病気の被害も一度もなかったし。
何より花が綺麗で明るくて可愛い!
大好きです。

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. (^o^)/おはよー(^▽^)ゴザイマース(^_-)-☆. . . 7月10日(日) #大安(甲子) 旧暦 6/12 月齢 11.0 #四万六千日 年始から191日目(閏年では192日目)にあたり、年末まであと174日です。 . . 朝は希望に起き⤴️昼は努力に生き💪 夜を感謝に眠ろう😪💤夜が来ない 朝はありませんし、朝が来ない夜 はない💦睡眠は明日を迎える為の ☀️未来へのスタートです🏃♂💦 でお馴染みのRascalでございます😅. . 定刻に起きたが二度寝でこんな時間⤵️ 郵便局に行って帰りに選挙投票して 遅い朝昼飯デス😅💦久々に何年ぶり だろうか?ロイヤルホストに来たが感じ悪っ 昔は、毎日に様に、ここで入り浸って 居て居心地が好きだった富士街道に ある店で街道にある槻の木があって 夏とか涼しげで良いのですがエアコンが 壊れて居て店内が暑くなってるって 張り紙がありました🤣😆🤣マスクを しろって命令しやがって何様だっ😡 怒りが💢それに衝立が邪魔だよう⤵️ . 今日一日どなた様も💁お体ご自愛 なさって❤️お過ごし下さいませ🙋 モウ!頑張るしか✋はない! ガンバリマショウ\(^O^)/ ワーイ! ✨本日もご安全に参りましょう✌️ . . ■今日は何の日■. #立体登録商標初登録(リッタイトウロクショウヒョウハツトウロク). 1996(平成8)年7月10日(水)大安.に商標法改正があり「#立体登録商標」が出来ました。 商品や商品の包装そのものの形状としたり、役務(サービス)を提供するための店舗や 設備に設置することにより使用され、商品や役務の提供元を需要者に伝達し、他者が 提供するそれらと区別するための標識としての機能を果たします。 日本で最初の立体登録商標は、株式会社不二家のペコちゃん・ポコちゃん人形でした。 その後、日本ケンタッキーフライドチキンのカーネル・サンダース立像、本田技研工業株式会社のホンダ・カブ に、株式会社ヤクルト本社のヤクルトの容器や阪神甲子園球場スコアボードが有名です。 . #大安(ダイアン). 「大安日(にち)」の略。 陰陽(おんよう)道で、旅行・結婚など万事によい日。 一切合切(イッサイガッサイ)が良いとされる日。「大いに安し」の意味。 六曜の中で最も吉の日とされる。 何事においても吉、成功しないことはない日とされる。 六曜は、暦注の一つで、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6種の曜がある。 . #四万六千日(シマンロクセンンイチ). 7月10日の観世音菩薩の縁日。 この日に参詣すると、四万六千日参詣したほどの功徳 (くどく) があるという。 東京浅草寺では境内にほおずき市が立つ。 . #ほおずき市(2021年7月9日(土) – 2021年7月10日(日) 東京都・浅草寺). ほおずき市は、愛宕神社の千日詣が浅草寺に波及し、江戸時代享保元年(1716年)からは浅草寺で四万六千日分の参拝に相当するご利益(功徳)が得られると信仰される縁日に 併せて、薬草として評判の「ほおずき」が境内で売る店が建ち並び、鉢に付けられた風鈴が涼しげになる事から、江戸の夏の風物詩となっています。 . #仙台大空襲(#アメリカ軍による無差別爆撃). . #オイルフィルターの日. . #納豆の日(全国納豆協同組合連合会1992). . #ウルトラマンの日. . #ナオトの日. . #指笛の日. . #ドットわん・犬の納豆の日. . #くにさき七島藺の日. . #岡山県牛窓産冬瓜の日. . #クリエイトの日. . #潤滑油の日. . #ブナピーの日. . #日本なまずの日. . #Stop!迷惑メールの日. . ●アメリカンフライドポテトの日(毎月10日). . ●コッペパンの日(毎月10日). . ●パンケーキの日(毎月10日). . ●糖化の日(毎月10日). . ●Windows 10 の日(毎月10日). . ●バイナリーオプションの日(毎月10日). . ●スカイプロポーズの日(毎月10日). . ●植物油の日(毎月10日). . ●LPガス消費者保安デー(毎月10日). . ●キャッシュレスの日(毎月0の付く日). . ●バハマ独立記念日. . . ■本日の語句■. #人の心は面の如し(ヒトノココロハオモテノゴトシ). 【意味】 人の顔がひとりひとり違うように、人の心もそれぞれ異なると云う事。 . . 1978(昭和53)年7月10日(月)大安. #小泉孝太郎 (#こいずみこうたろう) 【俳優、タレント、司会者】 〔神奈川県横須賀市〕 . . (ロイヤルホスト石神井台店) https://www.instagram.com/p/Cfz_xulP40FVsyYCQ2oFN8yNkxChLysUTWhh8U0/?igshid=NGJjMDIxMWI=
#大安#四万六千日#立体登録商標初登録#立体登録商標#ほおずき市#仙台大空襲#アメリカ軍による無差別爆撃#オイルフィルターの日#納豆の日#ウルトラマンの日#ナオトの日#指笛の日#ドットわん・犬の納豆の日#くにさき七島藺の日#岡山県牛窓産冬瓜の日#クリエイトの日#潤滑油の日#ブナピーの日#日本なまずの日#stop#人の心は面の如し#小泉孝太郎#こいずみこうたろう
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お届けするアレンジメント。切り花のシンビジュームを使っていますが今日のうんちくは鉢物のシンビジューム。 ギフト用の洋ランでは胡蝶蘭と並んで人気のあるシンビジューム、同じランでも半地生ランのシンビジュームは胡蝶蘭と少し事情が異なります。 まず胡蝶蘭は木や岩の上に根を張りつかせている着生ランと呼ばれる種類です。この仲間はCAM植物と呼ばれていて、カトレアやバンダ、デンドロビウムやオンシジウムが有名です。 水分や栄養の補給が非常に難しい木や岩の上に張り付いて自生しているので生態も特殊です。 ほとんどの品種は夜に気孔を開いてco2を吸収貯蔵し、昼は気孔を閉じて水分の蒸発を抑え、一連の光合成活動を昼と夜に分けて行っているそうです。 根は空気中にむき出しで、水分や養分を蓄えるために茎や葉が厚いものが多いです。 また夜間の光合成は20℃くらいの温度が適していると言われています。 対してシンビジュームなど地生ランは地面に根を下ろして自生していて、雨期に水分や養分を吸収貯蔵し乾季は休眠するものが多いそうです。 貯蔵は肥大した根や茎で行い、着生ランに比べて水分の補給が容易なため根は細めです。また葉は薄く細いものが多いです。 代表的なものはフィオペディラムやエビネラン、シュンランで、シンビジュームは半地生ランです。 このように生活する環境が違うので管理の方法や難易度も異なります。一般家庭で次の年も育て花を咲かせるということでは地生ランに分があるようです。 胡蝶蘭とシンビジュームを比べると胡蝶蘭の方が対環境ではシビアで、シンビジュームはほっておいても次の年に咲いたという話をお客様からよく聞きます。 またどちらも耐寒性はありませんが、比較的シンビジュームの方が対応で��る温度に幅があり寒さには強いようです。 花の咲いている間は、室内の涼しい場所で鑑賞してください。 花は乾燥に弱いので、暖房機の傍らは避けてください。 ���夜間温度0~10 ℃ 日中の温度10~15 ℃程度の場所が最適です。) 春~秋は屋外の木陰のような涼しく風通しのいいところに置いてください。 水やりは、 春・秋は2~3日に1回、 夏は晴れた日は毎日、冬は5~7日に1回が目安です。水は花に直接かからないように株元に与えてください。 植替えする場合は、2、3年に1回、ひとまわり大きな鉢に植替えてください。(適期:4月頃)春に、ラン用の肥料を与えてください。肥料の与えすぎは、根が傷んだり病気の原因となりますのでご注意ください。#大森 #花屋 #大森の花屋 #大田区の花屋 #大花園 #だいかえん #花シェルジュ (大花園(だいかえん)) https://www.instagram.com/p/CXxfJ_FFeox/?utm_medium=tumblr
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. あれ?こんなの出たことあったかな? と思ってたら、 シルバーさんがソテツの花かも?と。 . 調べたら、10年〜15年に1回?の 貴重な開花とか! 巨大なとうもろこしみたい^ ^ . このソテツは、 40年くらい前の幼少の記憶の風景の中、 縁側の横の、植木鉢にあったソテツ。 気がつけば庭に植えられていて、 長い年月を経て巨大化して、 下からさらに子株も増殖中。 . ここだけ南国風だし(笑) ちょうど通り道の 背丈くらいの高さに葉っぱが出て、 葉っぱに当たると痛いし、 切った葉はなかなか土に還らないし、 実は煩わしく思う時も… . また10年後、花が見れるといいな^ ^ 急に愛着わいてきた(笑) . 2021.7.13 https://www.instagram.com/p/CRQl9JHMPdL/?utm_medium=tumblr
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直売所に苔の癒しコーナーを作りました、裸足になって触れたらどんな気分になるか想像してみてください グリーンショップまきやまでは事前予約すると無料で森林浴を提供しています。コロナ対策やインターネット見すぎて溜まった電気を放電してください、どうぞ。 本日のおすすめ mothers day & fathers day 特集 小さい花入 あじみこばち お料理を味見するのにぴったりのサイズ、そのまま食卓に! 6寸皿 18cm 5寸鉢 15cm めしわん ゆのみ コロナ対策 かみさまコーナー 生セージつぼみ 今一番香りが良いですよ🌿 自然農やさい ルッコラ、なばな、春菊、ホウレン 野草、山菜 たらのめ、わらび、野セリ、ヨモギ 人気! ヒノキの切り株 いい香りをお風呂にどうぞ 森の枝ものグリーン各種 スウェーデントーチ 無料 10分家庭菜園相談コーナー 野菜作りの疑問を10分で解決します アクティビティ ここでしかできない体験や学習のプログラムを提供しています a 深い森を歩く b 苔やシダ植物の観察 c マインドフルネス瞑想、ヨガ(太陽礼拝程度からアシュタンガの1stくらい) d 自然農の野菜や山菜、野草の収穫、食べ方 e 木工体験 森の素材でアートワークを作る f 焚き火で土器づくり 敷地内の土をこねて作品を製作 などの体験ができます。 また、デイサービスとして、 a 森の広場 森で漫画喫茶みたいに時間を過ごせます。 チェックイン 6時半から19時 散策や楽器の練習や木工、籠編みなど、手芸や、楽器の練習でミュートや防音を気にせず練習できます。 ただ切り株に座ってのんびりしたり、本持ってきて寛いだり、お茶飲んだりして楽しんでください (水筒やカセットコンロなどご持参ください、火気を使用の際は山火事防止のため、来場時にお知らせください) エリアによってはFree wifeが利用できます。少人数(3名まで)のオープンエアでのミーティングにお使いください b デイキャンプ プライベートキャンプサイト 1エリア1組限定のゆったりしたキャンプスペースです。サイトの間隔は20m以上あります 持ち込みバーベキュー 1エリア3000円 / 貸切 6000円 (3名以上 +500円/人) キャンピングカーサイト 電源なし 3000円 電源有り(300w) 5000円 水道は共用で使用できます 詳しくはhpの施設案内をどうぞ、たそがれテラスで検索すればでます 店長より グリーンショップまきやま open 6:30- makiyama, iga 午前中に連絡すると、夕方までお取り置きできます art work by #yujifujiwara #グリーンショップまきやま #直売所 #無人直売所 #三重 #伊賀 (Iga-shi, Mie, Japan) https://www.instagram.com/p/B_yIsgel1Dz/?igshid=1or8vkp8i345w
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今朝ニキータ君と大田市場を見に行って帰ってきたと同時にお客様から大きな鉢植えのヤシの贈り物がトラックで届きました🌴 ニキータ君にも手伝ってもらって大人3人でハンマーと人力で鉢から株を抜き取る作業を汗だくになりながら何とか完了しました🌱 お客様の娘さんが幼い頃に拾った種からここまで大きく育てたものの、ベランダには大きすぎるサイズになったそうですが、お子様の生長の証でもあるこの木には沢山の思い出が詰まっていることでしょう。 カナリーヤシは寒さにも強いので、農園では地植えにして大切に育てていきたいと思います😊 お江戸からトラックで遠路はるばるお届け下さりありがとうございました🙇♂️ #花のある暮らし #ガーデニング #ハワイアン #プルメリア #ハイビスカス #花 #エアプランツ #ハワイ #tillandsia #フラダンス #レイメイキング #植物のある暮らし #観葉植物 #花が好き #花好きな人と繋がりたい #チランドシア #犬 #plumeria #南国 #ハーバリウム体験 #ペット可 #ドッグカフェ #わんこ #袖ヶ浦 #木更津 #カフェ #花のある風景 #花のある生活 #園芸 #ハーバリウム (トロピカルビレッジ | Tropical Village) https://www.instagram.com/p/B0IcHfUhIqm/?igshid=oyzb18x2hg7o
#花のある暮らし#ガーデニング#ハワイアン#プルメリア#ハイビスカス#花#エアプランツ#ハワイ#tillandsia#フラダンス#レイメイキング#植物のある暮らし#観葉植物#花が好き#花好きな人と繋がりたい#チランドシア#犬#plumeria#南国#ハーバリウム体験#ペット可#ドッグカフェ#わんこ#袖ヶ浦#木更津#カフェ#花のある風景#花のある生活#園芸#ハーバリウム
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今日から三連休〜‼️
今日も一日お疲れ様でした^^ こんばんは😊今日の埼玉は曇り先行型の一日。昨日の段階だと晴天っぽい予報だったのにね〜(^◇^;) これから雨が降るとかの予報が出ております。☔️ 「寒いし〜‥」と布団でダラダラしていたら、あっという間に昼になってた今日のWEB担当です。(^◇^;) 午後は運動がてらにお散歩へ。とりあえずノルマはクリアしたのでヨシ!🤣 さてと‥雨が降り出す前に帰宅すっかなあ😅 今日の一コマ🤳 「モリモリ����」 今日の写真は「WEB担当お気に入りシリーズ💕」から‥ キラ工房で1番人気のモルタル造形担当さん制作「切り株風モルタル造形植木鉢」の写真です。☺️多肉植物担当さんが丹精込めて育てた多肉を寄せ植えした、合作作品となっております。 お客様に「本物の木じゃないんだ〜!」と驚かれる事が多いです♪🤣鉢にパワーがあるのか⁉モリモリで元気いっぱいですね💕(笑) 明日…
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終えました。
終わってから、早くも一週間がたとうとしていました。 ご挨拶が遅くなり失礼いたしました。 観てくれたみなさま、気にしてくれたみなさま、お手伝いいただいたみなさま、ありがとうございました。
植物的に作っている、という感想をいただき、私はそのときはよくわからず、でも下駄くんと家主さんは納得してて、はてと思っていたのですが
bearのバルコニーにスナップエンドウが植えてありました。丸い植木鉢にソメイヨシノの枝が支柱としてさしてあって、エンドウがたぶん何株かあるのですが、どの根からのつるがどこでどう支柱に絡まって、そこからどこにむかっているのか、もはやほどくことができなくなるくらい絡まっていたのを思い出して、あ。これかも、と思ったのでした。
「もともとあるものに掴まって、風とか日光とかに従順に、伸びております。サヤをつけてるのは私なんですけど、私じゃないと思われても問題ないです。 お互いないと困るくらいにこんがらかっているけど、でも、私と支柱と土と、あと一緒に生えてる別のエンドウは、別のものです。」
わたしは、こんなかんじで、場所と時間と、一緒にいる人に掴まって、ひとつの植木鉢を作りたいのかもしれません。主にエンドウ役で、ときどき庭師役で。
『この部屋の重力』は、bearていう部屋、に大切に住まう家主さん、の先代の家主さんたち、を集めた横浜の街、がけっこう好きらしい下駄くん、ていう人となりを育ててきた人や土地、そのほかさまざまな関するものに、根をはり絡まりできあがった一鉢です。これまでの作品も、いろんなものに掴まってできた鉢だったのでしょう。今のところどの鉢もお気に入りです。幸せなことです。ありがとうございます。
そして、ずうずうしくも願っておこうと思います(願うだけなら怒られまい!)。これからも私が掴まることを許してくれる鉢や支柱、一緒に植えられてくれる苗に出会えますように。そしてできあがった鉢が、すべての人ではないにしろ、誰かにとって魅力的なものでありますように。
次の発表会の予定は未定ですが、やりたいなとは思っています。次は軽くて楽しいかんじのがいいな。
今後とも、梨茄子を、どうぞよろしくおねがいします。
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手術幻情(98枚)
杏 土呂夢(あん どろむ) 夜明け前の湖周道路をぶっ飛ばすのは、人影はもとより、車影もなくて、気ままで、爽快である。 このあたりまで来ると、道は湖岸に沿って、ゆるく蛇行して進んで行くのだが、湖の所々に突き出ている丘陵に差し掛かると、雑木林の中を急なS字のカーブの連続を登って、峠の頂上に着くこととなる。 見透の全然効かない急坂を右に切り、左に切って、すぐにまた右に切ろうとした峠の頂上付近で、路肩に立っている凸面鏡に、対向車の車影が見えたと思った刹那、道路の左側の茂みの中から、狐か鼬(いたち)かが、地面にへばりつくようにして、這うように、男の車の左前に飛び込んで来た。男は咄嗟に、それを避けようと、ハンドルを右に切ったのだが、車はセンターラインを割ってしまい、峠の頂の急カーブを曲がって、いま、姿を現したばかりの対向車に、急ブレーキを踏み込んだものの、スピードを出し過ぎていたためか、男の車はスリップし、右のライトのあたりを、派手にぶつけてしまった。ポーンという、衝突の凄まじい音と共に、ライトのガラスが砕け散った。 大き目の、半透明の、黒色のサングラスをかけた背の高い女が、現われ、男の運転席を覗き込む。「どうしますか?} 男は、女が事故処理の仕方について、訊いているのだろうと思う。 「電話は?」女が訊く。男は、女が、警察か保険会社への、電話連絡のことを言っているのだろうと思う。 男は、ギアをバックに入れ、緩くアクセルを踏んでみる。女の車に喰らい付いた男の車は、感じ悪くスリップをし続けるだけで、離れようとしない。 大き目の、半透明の、黒色のサングラスをかけた背の高い女が、現われ、男の運転席を覗き込む。「どうしますか?」 男は、女が事故処理の仕方について、訊いているのだろうと思う。 「電話は?」女が訊く。男は、女が、警察か保険会社への、電話連絡のことを言っているのだろうと思う。 男は、ギアをバックに入れ、緩くアクセルを踏んでみる。女の車に喰らい付いた男の車は、感じ悪くスリップをし続けるだけで、離れようとしない。 「連絡は?」女が訊く。 「じゃ、免許証…」と女が言う。 男は、免許証を、女に渡す。名前か何かでもをメモるのだろうと思っていると、女は男の免許証を見もしないで、肩に引っ掛けていた、黒い、細い、長い革紐のついた小っちゃなレザーのバッグの中に、そのまま仕舞い込んでしまった。変わったことをする女(ひと)だな、と男は思った。しかし、男は、ひと言もしゃべろうとしなかった。 何回目かに、男���、思いっきし強くアクセルを踏み込むと、ひと揺れした後、やっと、二台の車は離れた。 男は工具の鉄棒で、女の車のフロント右の車輪のあたりを二、三度、力任せに捏ね上げた。走行は充分可能だろう。車はドイツ車で、ダークグリーンのロードスターだった。 女は、小さく一つうなずくと、「急いでいるので」と言って、急発進し、タイヤを軋らせ、去って行ってしまった。 峠を下り始めると、男は、ぶつけたあたりのフロント右に、かすかな異常を感じた。そこで、車を止め、女の車にしたと同じように、鉄棒をかまして、二、三度乱暴に捏ね上げた。そして、この時初めて、男の頭に、想いが一つよぎった。美女だ…揺るぎない…正真正銘の…なんという、…。男は、この時まで、狐か鼬(いたち)かの飛び出しと、回避、衝突のショックで脳味噌が凍て付いてしまい、きっと、失語症みたいになっていたに違いない。 「坊ちゃん、あなた免許証がどのようなものか、分っているんでしょうね」〈センセイ〉が、電話で、言っている。「信じられないようなヘマですよ。…ヘタすると、あなた、一巻の終わりにすらなりかねない…相手の…つまり、手合い次第では…。どこか、ヤバイところへでも持って行かれてごらんなさい。…どうするつもりなんですかねェ、今後?…」 男も、内心不安がないでもない。時間が経つにしたがって、むしろその念は増大して来ているみたいだ。しかし、男は言っている。「あの女(ひと)は、そんな女(ひと)じゃない。…あなたは悪く解釈し過ぎている…」 「解釈も何もありませんよ…わたしは一般的のことを、客観的に、ただ、亡き父君の顧問弁護士としてですな、言っているまでですから…当然じゃありませんか…なら、訊きますが、相手の名前は?相手の電話番号は?…尋ねていますか?…あなたも相手の免許証を預かりましたか?…それごらんなさい…全然、何もしていない…ただ一方的に、されるがまま、なされるがまま、つまり、奪われるがまま、といった体(てい)…どうです、図星でしょう…腑抜け同然じゃありませんか、極めて失礼な言い方を敢てさしていただければですよ…」 「ま、結果的には、そのようにみられても、仕方ない節(ふし)が…。しかし、本当は、それとは、ちょっと違う。まあ、全然違う。しかし、他人(ひと)に言っても仕方ない。理解されないだろう。うまく、口にはできないような、デリケイトな問題がね。つまり、手っ取り早く言えば、感情、みたいなもの。物事には、法律以上があり、法律的があり、法律以下がある。あの女(ひと)のことは、超法律、超日常、超打算、つまり、特別、不合理、不公平、即ち、一切、全て、なのだ。おれは、信頼している。また、目下、そうせざるを得ない。そうしないと、すべてが倒壊する可能性が出てくる。とはいえ、何か法律的の問題でもが起これば、仕方ない、あなたにお願いせざるを得ないでしょう。だが、万が一にも、そのようなことは起こらないし、…あの方はそんな方じゃないからだ。それに、もし、そのようなことが起これば、あなたの勘の方が、わたしの勘より、優(まさ)っていたというようなことになりかねない…そんなことはあり得ないし、また、あってはならない…それに、金など…慰謝料か…もし求められるのなら、即座に、いくらでも払ってしまったらいい。躊躇わず、払ってください。おれは、我慢するよ。任せるから、よろしく…」 「そんな、気違いじみた、無茶苦茶な、ほんとに、もし父君(ちちぎみ)がいらしたら、もし、父君がご存命なら、あなたなんぞ、鐚一文…お金お金といっても、父君のご遺産なんですからね、父君の残された。…わたしは、あなたの父君に管理を頼まれ、そのお約束を誓った者として、法律家としてですな…ですから、坊ちゃん、健全なる、…ご遺産だけで、その配当と金利だけで、何もしなくても、ただ健全に、配当金とお利息だけで、人並みのリッチな生活が…。もし、元金さえ目減りさせなければ、ですよ、ずっとずっと、保障できるのですから。…ほんの少しでも、元金に手を付けちゃいけません。そんなことをすれば、立ちどころに、生活に困り、仕事につかなければならないような羽目に、働かなければ生きていけないような状態に…」 「仕事か、おれは仕事なんぞ望んでおらん。仕事は人間よりもコンピューター、つまり、ロボットか、ロボットに、より、向いている、ふさわしい…」 「そんな、もう…わたしはそんなことを言ってるのじゃありません…わたしは、坊ちゃん…」 「あなた?あなたですか?」電話に女の声がしている。T道路のB大橋近くの喫茶店にいるから来ないかと女は言っている。「五分で来られるでしょうね?」 「それは、無理でしょう…」 「なら、もう居ないかもしれないわよ…」 「いくらなんでも、それは無理でしょう」 「ぶっ飛ばしなさい、ぶっ飛ばしなさい、もし、あたしに逢いたいのなら」 『これは、困ったことだ』と男は思う。しかし、男は、諦めようなどとは毛頭思っていないみたいだ。 アクセルを踏み込む度に、タイヤがスリップして軋む。男は、アクセルペダルと、そのペダルを支えている細くて丸い鉄棒との溶接部分でもがヘシ折れはしないかと危ぶまれてくる程度にまで、アクセルを、極度に、乱暴に、踏み込む。そして、そのあげくは、急ブレーキー、そしてまた、急加速…男は運転席にあって、まるで、馬の曲乗りをでもしているみたいな体(てい)だ。 喫茶店に着くと、ボーイに名前を訊かれる。「そう」と男が言うと、三階の専用の個室に案内された。男の期待は裏切られ、女は独りではなく、いま一人の男と一緒にいた。「それでは…」とか「それでは、また、お電話を…」とか、いま一人の男が言っている。部屋には、黒い革張りの長椅子や肘掛け椅子とテーブルや数多くの観葉植物が置かれている。鉢に立っている名札には、大鉢で、パキラ、アラレヤ、ドラセナ・コンシンナ、それに、中鉢では、クロトン、カラテア、ストロマンテとなっている。壁には数枚額が掛かっている。ヒンドゥー教の石窟寺院やそこにある神像の写真みたいだ。『トリムールティー像 エレファンタ石窟寺院奧殿本尊』『パールバティー女神 エレファンタ石窟寺院奧殿前室浮彫』『宝輪 コナラクのスールヤ祠堂前殿基部の浮彫』『カンダリヤー・マハーデーヴァ寺院』… 「免許証を手掛かりに…」と女は言っている。そしてしばらくの間、小さく柔らかく声を立てて笑っている。なぜそう女が、にこにこ、にこやいでいるのか、男には理解できない。しかし、上機嫌の女を、輝くばかりの美女を、ほかに誰も居ない部屋の中で見つめることができるということは、激しい苦しみであると同時に、この上もない心地よさでもあった。 「…社の者に、あなたのことを、ちょっと、調べさせました」女は、また、小さく笑った。「変わっていますのねえ…珍しい方ですわねえ…」女が部下の者に調査させた、男に関するメモの一節は、大略、以下のごとくだったらしい。 「独身…無職…《一体、男は、時間をどう過ごしているのか。退屈じゃないのか。まるで仕事無しで…どんな金持ちでも、四六時中、働く。きっと働かないことに極度の不安を感じるからなのだろう。働かないことに不安を感じない者など一人もいない。働かない者は尋常ではなく、異常であり…そうではないのか…》…資産**億、主として有価証券、それに山林《すべて土地成金の一人息子として相続したもの》…教育は一応一流《一応、というのは、実のところは、分らない。大学をただ卒業したと言っても、ある種の面においては、特に、品性の点においては、極めて劣等、かつ異常なものが皆無ではない》…目下のところ、艶聞、醜聞、一切なし。かつてのことは不明。《これは調査機関の探偵たちのいうことだから百パーセントは信用できない。ヒドイ場合には、直接、当の本人からコメントをもらってデタラメを作文する探偵がいるくらいだからだ》」女の部下が、女にした報告は、大略、以上の様なものだったらしい。 ここで女の顔から微笑みが消え、女は言った。「免許証もっと大切にしなければ…わたしのクルマのこと、もういいから。…忙しいので、それでは、これで、ね」 女は、免許証を男に返した。白くきらめく長い女の指が…爪のマニキュアの銀色が… エンドレスに流れ続けるCDからは、『悲惨な戦争』が聞こえている。女性の声が、「No,my love. No.」と歌っている。CDを切ると、自動的にラジオに変わり、株式市況で「イタガラ、****円、**円安…」と言った具合で、「総じて売り一色、小甘い程度ではない」らしい。いま、岸辺はハーバーらしく、遠目にはクルーザー級のヨットやモーターボートが湾内をびっしり埋め尽くしているのが眺められ、こちらへと登ってくる陸(おか)の上にも、台車の上に乗せられた流線型の船体が、次から次から、現れてきては、後へと流れ去る。リゾート地帯特有の傾向で、往き交うクルマは外車の比率が異常に高い。 「あなた大変な女にぶっかっていますよ」〈センセイ〉が電話で言っている。「もうこれは非常なことです」一体、何のことだか男には、さっぱり、分らない。「あの女のこと調べてみましたが、かなり手強い、と言うか、もうほとんど完全に強力な…パワフルな…トップレディって言うのか、なんて言うのか、医者のくせに医者にならず、つまり大学は医者の大学、医学部か、医学部を、それも、外科、外科…信じられない…出ておきながら、医者にならず、…不自由ならしい、医者は自由業だけれど、不自由ならしい。つまり、時間を縛られ、また、病人相手にあまりにも責任が重過ぎる、と女は考えているらしい。つまり、裏を返せば、かなりズボラな性格の女と言える…もちろん、よく言えば、自由な女、だ。…社会性のない、自己中心的な…そこで何か、経営、つまり商売、輸入会社か、絵画関係の、美術…しかも、その一方で、趣味で、どこかの大学で講師をやり、インド美術…なかでも、特に、ヒンズー教寺院の石窟レリーフか…何かに特に興味があるらしい。要するに、それを大学では講じているらしい。しかも一番いけないのが、大変な、異常なまでの、美女ときている。Face & Body において、極度に…もう一目見ただけで、ただでは捨てて置けない衝動に、どうかしなければいけないという運命みたいなものの暗示に…何がどうなろうとも、もう知らない、つまり命懸けででも…気狂い…この女のために人生を狂わされた男は大学生時代から、何百人と束になって、数知れないらしい…勿論、狂う方が勝手に独りで狂っているだけなのだから、一切の責任は男達にあり、極めて迷惑なのは女の方に決まっているのだろうけれど…彼女は人目の多いところには近寄らないらしい。それは恐ろしい電気メスのような我を忘れた男達の視線に次から次と連続的に身をさいなまれているようなものだからであるらしい。アイクチのような視線が、おびただしく、刹那刹那、すれ違いざま、路上で犯しにくるのだ。美女の憂鬱どころの騒ぎじゃない。美女の悲劇だ。からだが目立ち、自然と挑発的な上に、顔がまた非常に悩ましいまでに艶やかな…ということは、心もまた、あるいは、大変な、好色女で…」 「もう結構、センセイ、わかりました。しかし、調査と言っても、それらは、ブリキみたいに平板な、誤った伝聞記事…調査会社社員の、一定時間内における一定の、つまりノルマのために、あえて作られた単調無能なブリキ作文にしかすぎない。ホラだ、ズボラなダボラだ。それにひきかえ、おれはすでに彼女と衝突しており、…事故か…衝突を通じて、彼女がどんな脳味噌コンピューターをしているのか、つまり血液コンピューターだな…感じ取っているはずだし…大切なのは、目の色、だ…彼女の目の色の意味…しかしそんなことは、いくら考えたとて分るものではない…われわれは何も理解できない。訳もなく感じ、ただ漂うだけだ…それに、もうすべては落着した。事故は無かったのだ。女神は去られたのだ。一切は、束の間の、幻影か、まぼろしか…ただ、心には、おびただしい、飢渇だけが…心臓の締め付けられるような痛みだけが…悲しみの念、だけが…どうにもならない、莫大な悲嘆が…」 「坊ちゃん、そのようなことは、そのような生々しいことは、心の奥に押し込めて、蓋をして…押さえつけられまして、抑圧に抑圧を重ね…決して口外など…それにしても、もしそれが事実なら…儲かると言うか、損せずに済むと言うか…慰謝料、修理費の点、よかった、よかった…何もかも、失われること無く、無傷でよかった。無事円満解決。これほどよいことが…」 暗闇に、ヘッドライトの光芒の中に、白く、雪が吹きつける。CDは『沈黙の音』『花はどこへ行ったの』『風に吹かれて』と続き『トルコ風ブルーロンド』『テイク・ファイブ』タンゴで『夜のタンゴ』『オレ・グァパ』ときて、ガーシュインで『ラプソディ・イン・ブルー』『パリのアメリカ人』…時は、エンドレスにCDから流れる音楽によって刻まれているみたいだ。時刻は、すでに、完全に真夜中を過ぎ、おそらく、丑の刻、丑三つ時頃、だろう。 湖周道路には、この辺りまで来れば、すでに人家は無く、一切の建物も無く、車影も無く、いま、闇と雪と孤独だけが…雪はフロントグラスに、暗闇の奥から、次から次から、盲滅法に、永遠の狂気みたいに、ぶち当たって来る。左手は、闇の奥に、湖面だろう。右手は、同じく、闇の奥で、葦の生い茂る、湿地、沼、荒れ地…ときに河口、ときに水門…湖周道路は、いま、丑の刻、人気(ひとけ)も無く、光も無く、無際限の闇と、無際限の孤独と…スピーカーはガンガンと耳をつんざくばかりの音を繰り返し…フロントグラスには、群れなし狂う雪片が…車は闇に突き刺さり… 路面は、いま、ヘッドライトに照らされて、艶やかに黒い。それは、いくらぶっ飛ばしても終わりが来ない。夜の、闇の中の、黒く濡れた、アスファルトの、直線の、起伏もない…車の左右では、事物が、猛烈なスピードで、きっと、飛び去っていっているのだろう。それは、左手は、湖面であり、右手は、荒地、葦原、沼地…だろう。 車に、遠心力が…カーブだ…左側にふくれようとする…厭な気分だ。ライトに照らし出された前景は、物凄いスピードで左に流れて行く。一体何が見えているのか定かでない。きっと、藪、雑木林、下生えの茂み、といった類(たぐい)なのだろう。道は昇っている。カーブは連続的なS字だ。湖面に、またも、岬でもが突出しているのだろうか。きっと、地形は、そんな具合なのだろう。やがて路は下りに、平地の直線となり、またも、沼、荒地、葦原(よしはら、あしはら?悪し原?)と続くのだろうか、どうなのか… 仕方なく、脇道に入り、男は車を止める。ドアを開くと、冷気��薄着の身にしみる。雪は、後から後から舞い落ちてくる。雪片は、ここでは大きく見え、牡丹雪だろう、雪はすぐに溶け、髪の毛を濡らす。巨大な、無限と連結した闇の中、ただ、ヘッドライトの光の筒の中だけに、へら雪が後から後から舞い落ちる。 男は、やがて、いま立っている前方は湖面だろう、という朧な予見みたいなものを心にもって、無謀に、前へ、暗闇の中へと進んで行く。すると、背筋がぞっとする。どうやら、一つならず、二つならず、古びた墓石が…よく見ると、なんと、墓石だらけである。ここはもしかすれば、すでに捨てられてしまった、昔の墓場みたいなところなのか…よりによって、また。…信じられないことだ。男は、今度は、反対側を…まさか、と願いつつ、恐る恐る闇の中を覗いてみる。しかし、やはりこちらも…しかも、こちら側は、湖面側よりも、もっとおびただしい数の、ほとんど闇の奥へと、いま、無限につながっているようにさえ見える古い古い墓石が…完全な、古い墓場のど真ん中に、男は…いま、丑の刻、舞い散る雪の中で… 「墓場へ、墓場の中へ…墓場で、だ…よくよく、だ」男は思う。「真夜中過ぎに、だ。暗闇の、見捨てられた、古い古い墓石の群れの中で、だ。雪は、後から後から舞い落ちてきて、だ。…おれは一体どういう運をしているのだろう。偶然迷い込んだとはいえ、どうもこの種のものが付き纏う」男の頭に、この時、車で!、だ、すぐにも脱出!という思いがよぎる。しかし、まさにその刹那、遠くに、一条の光が…光の揺れが…その光は、見る見る、こちらに近づいて来て…車のようだ。車のヘッドライトみたいだ。これはいけない。ただ事ではあるまい。時刻が時刻だけに、何か犯罪じみた。どうにもならない不自由に巻き込まれ…犯罪は、うるさいぞ。何しろ強制的だからな。自由の真反対だ。時間を、完全に、奪われてしまう。…男は、一瞬、墓場の墓石の群れの中へ逃げ込み、隠れようかと思う。しかし、車を、そこに残したままでは、かえって不自然だ。遅すぎる。すでに捕らえられている。厭な思いで、男は両のこめかみの辺りに、ヒヤーと痺れみたいなものが走るのを感じる。男は、いまでは、近づく車のヘッドライトを真っ正面から身に浴び、まばゆい光にさらされ、棒立ちしている。諦めて、すっかり観念したのだろうか、どうなのか… ヘッドライトが消され、車は止まり、エンジンが切られる。男の車のフォグライトの淡い光の中に、舞い散る濃い雪の群れの奥に、人影が、コツコツとリズミカルな足音が、…両の肩に黒い毛皮のコートを引っ掛けた、凛々しくて高貴な、素敵なあの女の姿が… 「どうしたんです?」 「どうもしないわよ」女はほほ笑んでいる。 「人気(ひとけ)もなくて、寂しくて、まるで、荒涼とした、地の果てみたいな、ここで…」 「嫌いなの?」 「いや、嫌いでも好きでもないけれど、ちょっと怖かった…濡れるといけないから…雪…車に…」 「あたしは時々ぶっ飛ばすわよ。真夜中、頭が冴えた時…」 湖面が見てみたい、と言って、女は先になって湖側の墓場の方へ、歩み始めようとしていた。しかし、すぐに立ち止まると、男の手を、ぎゅっと、握りしめてしまった。 「親しくなりたいの」女は言った。 男には、信じられないことだった。男は一瞬とまどった。しかも躊躇いは許されないようにも思われた。男の脳味噌コンピューターは一瞬のうちに気違いみたいにフル回転した。多くの、数知れない演算が刹那のうちに行われた。女が、おおよそ、どんな罠に、二人して掛かろうとしているのか、見当がつかないでもなかったが、突然、選択を迫られると、幾分、恐ろしいことのように思えた。新しい口づけをする度に、どうしても、いままでの自分では居られなくなるだろうし、否応無く未知の世界に歩み入らねばならない不安や苦悩や、時には、恐怖すらが待ち受けているだろうし…新しい口づけには、恐怖が…それでも男は女に口づけせざるを得ないだろう…それは、とろけるような、不自然な味の全然しない、違和感の無い完全に許し切った、柔らかい、ふっくらとしてふくよかな、夢の中でのように軽やかな、べっとりとして甘美な、一度その味を覚えてしまったら二度と後戻りすることができないような、天国で居るみたいな…その口づけは、まさに成熟し切ろうとしている女の自然から湧き出る、一切のためらいの無い…それはきっと、いま丑三つ時、闇へととろけ去る数知れない墓石の群れの中…しかし一方冷徹なものでもあった。女の毛皮のコートのお陰で、男は女を、何か抱きしめにくく、抱きしめ切れず、抱きしめても抱きしめても、その分、毛皮が反発し、長くて腰の強い毛皮の毛がつっぱっているみたいで、まるで女の体には、いつまでたっても到達できないみたいな…しかし、女の顔は、火照っていて熱く、吐く息も熱く、それは闇の奥から、いま舞い落ちてくる白い雪を溶かし、男の顔に心地よい熱を…女の脚から力が抜けていくのか、その分、いま男の腕に重みが増して来たみたいで… 雪は容赦なく舞い狂い、女の頬を打ち、髪の毛を濡らす。夜の闇は深く、時は停止してしまったみたいに、まるで時は…そして、時は… しかし、やはりそれでも時は過ぎ、西の空の雲は切れ、星々は輝き…プレアデス星団が、ヒアデス星団が…牡牛、オリオン…ヴェテルギウス、シリウス、プロキオン…懐かしい冬の空の星々が…しかし、瞬く間に、またも、いったん蹴散らされた雲は逆巻き群がり連なり、厚く厚くとろけ合い、闇が、分厚い闇が、またしても雪片が… 「写真等データ見せてもらったんだけれど、あなたには、悪いところがありますよ」車のシートに寝そべったままの女が言っている。「手術なさい。…できれば、一つくらいは、あたしが直接してあげてもいいのだけれど…可能なのか、どうなのか…」 「悪い…?」 「まず、肺。それから、肝臓。それにきっと、性交後に痒みを感じると言っていた、陰嚢」 「インノウ?」 「陰嚢。…詳しく診てみなければ、定かな判断はできないけれど、きっと、切ってしまった方がいいでしょう。何もかも悪いところは、切り捨ててしまった方が…完治するためには。肉体がすっかり改善されるためには。心配しなくても、すぐに新しいものが生えてきます」 男は、もしかすれば心に悪いところがあるかもしれないとは思っていたけれど、からだにまで悪いところがあろうなどとは思ってもみなかった。朝であれ夜であれ夜中であれ、眠ろうが眠るまいが、疲労はひとつも感じられず、自分は不死身であるとさえ、内心、思っていた。しかし、彼女がとても好きだし、彼女を尊敬しているし、彼女の言うことに、できれば、訳もなく逆らいたくはなかった。彼女の長い、ひんやりとして冷たそうな、美しい指が、自分の内臓を良い方に、良い方にと、すばらしい敏捷さでもって、改善していってくれるのだと思うと、思ってみただけでも、極めて有意義、というよりは、むしろ甘美かつ魅惑的、最高、だとさえ思われた。しかし反面、また、冷静に考えるなら、それだけ切って切って切りまくるのだから、それは相当な手術になるだろう、信じられないような、手術に。…だから、万が一にしろ、運悪く、もしかすれば命を落とすようなこともあり得るのではないか。…しかし、そのようなことに仮なっても、すべてのことを一切合財考え合わせれば、やはり、ひとの命というものは、定かならぬものなのだから、仕方ない、仕方あるまい…とも思われた。 「おなかが減ったみたい」ほほ笑みながら女が言う。「夜明けが近いのかしら」 「そうですねえ」と男は言う。「でも、ここには何もないですよ」 「それなら何もない方がよい…気分いいのに、あなたはどうしてそんなに、おとなしいの。…助けてあげるから、安心なさいね…まだまだ手遅れではないんだから…」 女は、いま、やや横寝になって、腋のラインからはみ出ているたわわな乳房のすっきりとした弧の線が目立つ。いくら口づけしても飽き足りない。可愛い乳首が勃起する。 車の中は暖かく、暑いくらいで、女の薫りが、かすかにしている。それは、表面、あっさりとして爽やかな香りなのだが、裏に、奥の方に、濃密な、濃厚な、しかし嫌味は全然感じられない、どうにもならないような、悩ましい、蕩けるような魔力のある、不思議な、…きっとフランス製かイタリア製か(あるいは、オマーン製かもしれない)の香水に彼女の強烈な体臭が、微妙にミックスされて出来た独特な香りなのだろうか、どうなのか。 男は、女の汗の匂いが、特に好きだ。それを嗅ぐと、果てしない魅惑を感じ、頭がクラクラして、すぐにキスしたくなる。 闇がかすかに白み、東方に光が…東の空が茜色に…。前方には、広々と、青く湖面が広がり、その彼方上方に、真っ白に雪化粧しているH山系の、信じられないような、見上げるほどの間近な姿が…まだ昇りきらない、わずかに赤味を帯び始めたばかりの太陽のこの日の最初の光に、神々しいまでに輝く峰々…無数の山襞は、刻々昇り刻々その射す光の角度を変えて行く陽の光を浴びて、微妙に異なった輝きを反映する無数の面に…山襞は一つ一つ襞毎に、白、銀色、灰色、オレンジ、ピンク…と色付き輝き…それらは、また刻々と色を移し変え… 女は、いま、まどろんでいる。男はその女の顔を、まじまじと、見つめる。そして、その美しさに、あらためて感動し、納得し、満足する。長い、細いうなじのライン。いくらキスしても飽き足りないような、か弱そうな可愛いうなじ。顔は細面。鼻は高く、鼻筋は、すっきりと、通っているが、小鼻がなく、頂上から二つの穴へのラインが可愛く緩やかな幾分丸味を帯びているので、威圧感は全然ない。いまは閉じられているが、両の目、もし見開かれれば、一目見ただけでも容易に忘れがたい深い印象を残す黒目の輝き。まぶたの下のラインは、ほぼ、真横だが、目尻の最後のところでわずかに上方に切れ上がっている。上のラインは大きく孤を描き、もし目蓋が開かれれば、そこに黒くて大きい輝く不思議な魅惑をたたえた愛らしい力強く高貴な両眼が見られることとなるだろう。口は小さく、上唇は細く一直線で冷たく理知的であるが、下唇は幅広くふくよかで、真ん中のところが、やや、平べっちゃく、少しへこんだ様な感じさえ与える。もし口づけすれば、そこは耐え難い快楽へと誘う吸盤のような感触となるだろう。そして下唇のラインは上反りなので、いかにも肉感的で挑発的であると同時に親しみやすい感を与える。下唇は、まるで、無数の果てしない、心地よい悦楽を約束しているみたいだ。長い髪は、いま、アップで、女神のように、気位高く、つむじのあたりで小さな低い塔のように、やや無造作に、束ねられている。そのヘアスタイルは、また、うなじのラインの可愛らしさと透き通るような肌の初々しさと横顔の愛らしさを際立たせているみたいだ。男は、女の化粧なしの素肌なのが好きだったし、装身具皆無なのも好きだった。 『女。自分には身に余るような高貴な女…』男は、独り、思い続ける。 「まるで、ドラキュラに愛されたみたい」女は、いま、車のバニティ・ミラーで、首筋の辺りを調べながらほほ笑んでいる。そしてスカーフを固く固く巻きつけて、首筋のそれらの傷跡を隠してしまう。 「忙しいから、あたし、今度いつ会えるかわからない」女は言っている。「でもその時は、また連絡してあげるからね、あたしの方から」 男は非常に悲しく思う。男はもうこのまま、永遠にずっと女と離れずに一緒に居たく思う。男は、いま、急に女を見失ってしまったような気分になり、苦しみの念に満たされる。ひとつの山を征服し、印に山頂に旗を掲げたつもりだったのだが、霧が晴れてよく眺めてみると、なんと、��の頂は山全体の頂ではなく、より高い峰が霧の奥の遥か彼方に、意気高く、高貴に聳え立っているではないか。男は、屈辱をすら感じざるを得ない。しかし女は、スパッと、まるで平気なみたいに、去って行こうとしている。男の車のドアを、後ろ手にバタンと力強く閉めると、自分の車の方へと去っていく。その姿は、凛々しく美しい。エンジンを掛けると、左手でハンドルを握り、右手を上げて別れの合図をし、ほほ笑む。こんな悲しい時に、よくも平然と美しい微笑を浮かべていられるものだ、と男は思う。女は左いっぱいにカーブを切りながら、大胆に、滅茶苦茶に、一気にアクセルを踏み込んだみたいだ。それも、ここ、湖岸の砂地で…。だから、車は激しくスリップして、そこに残っている男の車に、一面もろに砂塵を撥ね掛けて… 今日は、土曜日なのか、それとも日曜日なのか、湖周道路には、遠方からの〈遊び車〉が氾濫し、またもT道路は渋滞している。CDは、いま、エーロン・コープランドで『エル・サロン・メヒコ』だ…しかし、もしCDを切れば、自然とラジオに切り替わり…そして��たも、それは株式市況で…《売り一色、陰の極》とでも来ているのか、どうなのか…もっとも、もし、今日が、本当に、土日なら、勿論、相場は休みとなり、市況のアナウンスもあるはずがないのであって…真ん前を行く車は見慣れない。イタリア車くらいなのかもしれない。横に美しいラインで膨れ、上にもかなり盛り上りのある、見事な尻、をしている。多分、ヨーロッパの車なのだろう… 女からの連絡で、公的なものではないが、なにか人間ドックみたいな所へ入るように言われた。各種の検査をしたり、何より、禁酒、禁煙し、体力をつけるためらしい。部屋は、個室で、三階の南向きの広々とした清潔で、調度類は簡潔な部屋だった。白衣を着ているわけではないが、明るいカラーの制服を着た娘達が、入れ代わり立ち代わり、部屋へ出入(ではい)りしていた。各種のデーターを揃えているのだろう。中には、素手で男の胸にさわり、撫で回し…男が我慢していると見て取ると、クスクス笑う娘がいた。「検査のためなのだから我慢して」と娘は言っている。それから指で胸の肉を摘んで引っ張り上げ、男が「痛い痛い」と言うと「脂肪の層を測っているところなの」と言って笑っている。変わったことをするもんだ、と男は思う。食事はやたらと肉料理が出てきた。缶入りタバコも葉巻もワインも、全部禁止された。これはもう、男にとっては、拷問みたいなものだった。しかし、女(いや、女神)への愛のためには、これくらいの苦しみには耐えなければ…とも思えた。約一週間、タバコが欲しくなるたびに、隠し持っていたジンを一口喇叭飲みした。冷えてもいないし、カクテルも作れなかったが、この際、贅沢は言っておれなかった。こうして、タバコは、必死の意志力の下、止まったのだが、その分、アルコールの量がやけに増えた。しかし、禁酒より、むずかしいだろうと思っていたタバコが止まったことはうれしかった。 〈センセイ〉からの電話は、惨憺たるものだった。男を頭から馬鹿にし、ほとんど気違い扱いしていた。 「あなた、どこが悪いのです。どこも悪くないじゃありませんか。…だるい?…放蕩が過ぎてるんじゃないですか、放蕩が。…放蕩皆無?…なら、それは気持ちのせいでしょう。持ち株の…株価の暴落とか、なにか…なにっ!金にも一切興味ない?…無頓着?…もし本当にそうだとしたら、それこそが、まさに、病気なんですよ。カネを寝ても覚めても、とことん追求する、そうしないからこそ、病魔にも…あなたは常々、わたしがカネのことを考え過ぎるといって軽蔑なさっていますがね、考えないあなたの方こそ精神に、どこか異常があるのです。ですから、坊ちゃん、必要なのは、あなたの場合、外科手術ではなくて、精神科…きっと、どこか脳味噌の電気反応にでも異常が…」 「そりゃ違う、まったく。肺に癒着があるんですよ…肺と肋膜?…胸膜?まさか、腹膜じゃないだろう、全然、そのあたりは、詳しくは分らないがね…癒着が…それを、アノヒトが…」男は、女の事は〈センセイ〉には、もう内緒にしていた。「あのひと?」「いや、その診てもらった、掛かりつけのお医者が…」「ますますもって、坊ちゃん、あなたはおかしいんじゃありませんか。…何か夢、悪夢にでも…しかし、癒着なんぞというものは、誰にでもという訳ではありませんが、そんなもの…何が手術です、放って置けば、どおってことないじゃないですか…なにか、誰かの、術中に…陥って…悪徳医の、切り切り魔にでも…なにかそんな…」「そりゃ違う、とんでもない。疑られては困る。いっさい、わたしを信じるよう。…ただ、費用の支払いの方は、この際万端、ひっくるめて、すっかり頼んでおくからね、すっぱり手落ちのないようにね…」 女から、連絡があった。そして外出が許された。迎えの車が来るらしい。 車は、旧い型のデボネアだった。「骨董もんだね」と運転していた男に言ってやると、その男は苦笑していた。しかし、口など利かなかったらよかった。運転手の男は、やがて女の陰口を利き、男はつい我慢できなくなり、拳骨でストレートを一発、運転手の頬骨目掛けて食らわした。「本当に事実を知っているのか」と問い詰めると、いや、ひとから聞いた噂だ、と言っていた。「噂だけで、ひとを傷つけるようなことを、そうそう簡単に口にしていいのか」と怒鳴り付けてやると、いいえ、とその男は言っていた。その後は、案外素直な喋り方をするので、男は、かっ、とした自分を後悔した。男は途中で車を降りてしまった。しかし、降りると同時に、しまったことをした、と思われた。第一、行き先が分らない。第二に、誰とであれ、トラブルなど起こしてしまって、きっと作用は反作用を呼び、結局は、巡り巡って、彼女に不利な力となってはね返って来るのでは…いま、男の心には、いやな想いが、後から後から噴出して来た。…「本当のところは、嫉妬したんだろうな…」と男は思う。しかし、実際、仕方ないことだった。他の女たちと比べて、彼女はあらゆる点で、はるかに魅惑的なのだから…男は女に連絡をとってみた。女は留守で、次から次へ、回された。「**番へ損にして掛けてみてください」こればかりである。…しかし、到頭、女の声に巡り会えた。運転手のことを謝ってみると、すでに「知っている」と言っていた。 ラブホテルは、なおも続き、終わりが来ないみたいだ。それは〈メルヘン〉、〈ドリーム〉、〈2番館〉…〈ベルローゼ〉、〈セント・ジェームズ〉、〈OZ〉…〈サン・クリスタル〉、〈トレンピア〉、〈セルベーヌ〉と連なり、〈エンセラー〉、〈ミシガン〉、〈アルテミス〉そして〈シルビア・ルーム〉…といった具合で���る。要するに、切りがない。一画は、市街地からはかけ離れた、湖と内湖に挟まれているような感じのところだった。 女の車は、とある建物の中庭へと入って行った。そこには、手入れの行き届いた欅の並木があった。車は噴水べりに止められた。その円形の池には、錦鯉が泳いでいた。それらは、三毛(さんけ)、金兜、銀兜、秋水、紅白…中には、ドイツ鯉も混じっているようで… 「錦鯉、好き?」女が、言っている。 「いや、好きでも、嫌いでも…」と男が言う。 女が幾分身を前傾にして池を覗き込むものだから、ただでさえドギツイからだの凹凸(おうとつ)のラインが、より挑発的に魅惑的に男を刺激する。男は、恐る恐る、女の腰のくびれに手を置く。男は燃えるような恋の想いで、いま、心がとても不安定だ。その点、女がゆったりとほほ笑んでいてくれているのは非常にうれしい。しかし、その女の心も、いつ急変するか知れたものじゃないと思うと、安心など、いつになってもできるものではない、と男には思えた。男は女の腰に置いた手を、もう一歩進めてスカートの中へ、いま、池の中の鯉を見るために、半ば縦に開かれている女の太ももと太もものあわい、つまり、陽毛、陽唇、陽核のあたりへ…やりたい…あるいは、やるべきかどうか、つまり、そうすることが、女への敬意、ないしは、女への愛に違反しないのか、どうなのか、思い迷っていた。しかし、もしそうすると、女のいまあるほほ笑みが、消え去らないまでも、幾分薄れたり歪められたり、…いや、それは、やはり完全に消え去ってしまうだろう。そして、それは苦しみの表情に、たとえ表面だけにしろ…しかも、表面以外に一体何が分るというのだろう。分かるということと、推測できるということとは別のことである。つまり、表面は、…表面もまた…。 女は、「いらっしゃい」と言って、男を建物の中へ誘った。 ブザーが鈍く鳴った。小っちゃな電子レンジのドアみたいなところを開くと、注文したCD四、五枚とワインとオードブルが届いていた。ここには、束縛がなかった。自在空間だった。コンピューターは怖くない。怖いのは人間だ。特に人間の目なのだ。 二十四時間くらいならもつでしょう、と言って、女は笑っている。モーゼル・ワインとニンニク入り豚の腸詰(少なくとも、オーストラリアかドイツ産の、中国、朝鮮のものも、うまかったように思うが…)さえあれば、いくらでも…と男は思う。 「もうこれで、最後になるかも」と男は思う。「手術がうまくいけば、永遠に、永遠みたいに幾度も、このひとと逢えるかもしれないけれど…うまく行かなかった日には、今日が、これが、いまが最後となる…」 CDからは、『ジーラ・ジーラ』が聞こえている。演奏は、もしかすれば、ホセ・バッソ楽団かもしれない。女は男に、すっかり裸になるよう言っている。湖岸の自転車道で、毎日、雨さえ降らなければ自転車を楽しみ鍛えた男の体は、全身太い筋肉で起伏に富んでいる。男は、ダブルベッドに、仰向けに横たわった。 女はまず、男の首筋に指先を当て、リンパ球でもを調べているみたいだった。「どうです?」男が訊いてみた。ううん、と女医さんは言っている。しかしそれ以上は何も言わない。そして、ほんの少し、軽く、両の耳たぶを親指と人差し指で摘んでひと撫でし、(彼女の指先の感触は、とても心地よい。頭の芯が、すううっ、として来て、男は心地よく感じる。彼女の指に触れられていると、自然と、なにか、心が和んでくる、そういった感じのものだった)…それから、乾いて、いま、かさかさになっている、緊張した男の唇を潤すみたいに、そっとキスをし、今度は、男の胸を調べにかかった。肋骨と肋骨の間へ指先を立てて押していくのである。まるで、最良の指圧でもをされているみたいな感じだ。 「確かに、癒着があります。右肺下葉です。それに、穴の開いているところ、つまり空洞ですね、空洞があります。しかもこの空洞の影は、断層、ならともかく、普通のレントゲン写真には出ないでしょう。いや、写るのは写るのですが、少なからぬ医者が、もしかすれば、まあ十中八九見落とすかもしれません。それに鎖骨の真下になっているから、この間の平面写真では鎖骨の影に重なって、見辛くなっていたのです。早晩、断層写真を撮ることでしょう。…右、上葉、ですね。…検査の結果では、まだ開放性ではないみたいだけれど…」 男は、全身の皮膚が非常に敏感にできているので、愛する女(ひと)の接近と触診で、もうすでに我慢できないくらいになっていた。…男は、腕を伸ばし、リモコンでライトを消した。CDのボリュウムも、リモコンで下げた。タンゴは『ガウチョの嘆き』が終わって、いま、『オー・ドンナ・クララ』になっている。ボリュームは極度に絞られ、もう殆ど聞き取ることが出来ないくらいにまで絞られ、そして早晩、それは完全に消え去るだろう。そして、タンゴが薄れ消え去っていくのに連れて、女の吐息が、喘ぎが…ああ、と泣き叫ぶ悲しい悲しい女の叫び声が…「これは、本当に悦楽なのだろうか…ひとはこれを悦楽と呼ぶのだけれど…あまりにも、ぎりぎりの女の叫び声を耳にしていると、何が何だか…一体、これは…」 「こんなこと急に仕出かして」と女医さんが、穏やかに、微笑みながら言っている。「まだまだ診察は、すっかりすっかり終わっていないんだから…」 女の、ゆったりとした、安らいだ表情を目にして、男は、はじめて、自分も仕合せな気分になる。いま女は、男の腕に身を任せ、男の脇に寝ている。 「ほら、ここもいけませんね」女医さんは言っている。男の脇っ腹のあたりに女医さんの関心は移っているようだ。手のひらの先半分くらいを使って、非常に柔らかく、また優美に、男の右肺下葉の、いま少し下の付近を、押したり緩めたりしているのだが、時々、ふざけて、ちょっと摘んでみたり、爪先を、わざと、たててみたりもして楽しんでいる。 「これはアルコールが原因です。ずい分と飲むでしょう。…最初のうちは、ま、いいのです。しかし、あなたの場合は、その段階をとっくに通り過ぎてしまっているのです。アルコール性だけのものなら、アルコールを断ち切れば、それだけで、もうよくなるのです、やがては。しかし、あなたの場合は、その段階を通り過ぎてしまっていて、どうしても切り捨てざるを得ないところ、つまり、すでに肝臓としての機能を果たしていない、血行の悪い単なる脂肪塊が…固く固くなった単なる繊維質の部分が…かも知れませんね…」 「ぼくは、非常に元気なんですが…元気そのものなんですが」と男は言う。「それでもやはり、いけないんでしょうか」 「それはいいことです。元気なのは、いいことです。それは、かけがえのない素質です。それだけでも、もう十分とさえ言えるくらいです。…しかし、このままでは、早晩死ぬでしょう。ですから、試みです。一つの、…」 男は、いまだに、ぴんと来なかった。自分が長生きする、ということに関しては、ほとんど興味がなかった。野生の動物のように、生きるだけ生きて、それでも、なおかつ死ななければならないのなら、そのまま、死ぬ。それだけのことである、と男は思っている。また、元気なのだから、病気など無いと同然、と判断すべきか、病気があると言われているのだから、いくら元気でも、医者の言うことに従うべきなのか、結局、男の場合、女への愛に帰するように思われる。愛していれば、命など惜しくない。信じ、任せる。ましてや科学的真偽という風な簡潔な次元での悶着など…気風(きっぷ)、というものである、一切、お任せしたい。勿論、これは、やせ我慢、ないしは、愚かな独断主義、とも考えられる…、のか、どうなのか。男は、いま、自分が躊躇っていることを知っていた。しかし、やがて今まで同様、一直線に前進を始めるだろうとも思っていた。それにしても、一旦疑り始めると、愛は、地獄である。 「まあ、まあ、どうしたの?」と女が言っている。「いけませんよ、なんという、動悸です。わたしにはあなたの考えていることが、手に取るように分りますよ。しかし、わたしもまた、あなたと同じ…そっくり同じ恋人で…恋をしている人間に、ほんの少し先でも、何かその恋について理解することができるでしょうか。あなたは、あたしの本当に大切なひとではなかったんですか…」…分った分った、と男は思う。ごめんごめん、気が弱ってしまっている。これは本当に病気なのかもしれない。第一、もし彼女が平穏で、かつ苦にならないような女だったら、そしてわたしを本当に愛してしまったりしていたら、後にどんな魅力が残っているというのだろう。きっと、退屈してしまうこととなるだろう。魅力などあるはずがないのである。だから、もしそうであるとするなら、常にまた、疑念というものは、付き物であって…。結局、すべては自在である。楽しむ自由があり、苦しむ自由がある。お前は、いま、彼女が欲しいのかどうか。もし欲しいのなら、それはそれでもう充分なのだ。お前も彼女のために命でも何でも、一切合財、くれてやればよいのである。それ以外に、恋などしようがない。もともと、何か不都合な極度の矛盾でもがなければ、恋など起こり得ようがないのだから。…美が…そして悦楽が…である。…あなたは美しい、あなたには気位がある、気高さがある、いい頭をしている、心地よい肉質の唇をしている、潤沢で繊細なくせに極度に引き攣る膣壁をしている。何よりも、悩ましく死にたくなるほど苦しめてくれて有難う。 女は、ワインを口移しに男の口に注ぎ込んだ。からだが火照っているせいか、それは特別に冷やっこく感じられ、とてもおいしかった。女は、片脚を男の片脚に引っ掛け、半ば開かれた股を男の脇っ腹に、ちょうど肝臓の真下辺りに擦りつけ、こぼれる様に、朧に蕩ける様に、消そうにも消し���うがないほほ笑みを浮かぶにまかせて… 「腸にも少し…つまり、スリップが…しかしこのような異常はむしろ捨てて置いた方が得策でしょう。あるいは、精管の異常を改善する際に、どのみち下腹を開けなければならないので、その際にでも…だから、手術のプランとしては、まず、陰嚢、そして肺、と行きましょう。陰嚢に関して言えば、…」いま、彼女は、極めて巧みに、陰嚢の触診を始めていた。それは不思議な感触で、きつくもなく緩くもなく、しかも丹念なもので、内部構造に無知なものでは到底行い得ない体の指捌きだった。「陰嚢に関しては、やはり、いま直ちに症状が出ているわけではないのだけれど、つまり精管外に漏れた精子が、比較的微細な量で即座に吸収されているので何の症状も無いみたいだけれど、やがてこのバランスが崩れると、特に激しいクライマックス、クライマックスが激しければ激しいほど、その性交による横溢が激しくなる。すると、かゆみ、痛み程度の症状には留まらず、やがては、瘤(りゅう)、つまり精子の瘤、精瘤となるのです」 「セイリュウ?」 「そうです、陰嚢精瘤、です。陰嚢が、精管から溢れ出た精子で、段々段々いくらでも、ますます大っきく、いくらでも大っきく膨れ…」 男は笑ってしまった。狸の焼き物のことを想ったからである。 「笑い事なんかじゃ全然ないですよ」彼女はなおも平然としている。だから男はド狸のことを言ってみると、とうとう、やっと、女医さんも我慢できずに笑い出した。「後々、どんな苦しみが来るかも知らないで、よく馬鹿な冗談言っておられるわね」 「それにしても、そもそも、何でそんな馬鹿な事態に陥るのでしょう?原因…?」 「滅多にないでしょうね?非常に珍しいケースです。外国の稀な症例では、なにか男性が無理矢理複数の女性によって強姦?、連続的に、輪姦?って言うんでしょうか、された、繰り返し…その際に…そんな例があります。戦時のことですがね」 「男が?…される?…無理矢理?…そんなことが肉体的に可能なんでしょうか?…厭なら勃起しないでしょうに?」 「ペニスの付け根を縛りあげ、静脈の血流を遮断するのです。そうすると動脈からは、なおも、血液が流れ込もうとするのに、静脈からは流出しにくくなり、勃起に似た状態になるのだそうです。すっかりすっかり信じ切るわけにも、行かないのだけれど…」 「そうですねえ…」 「戦時の、苛酷な状態下でのことだったのでしょう…それと、もう一つの例は、あまりパートナーにやさしくし過ぎてもいけないようです。パートナーにあまりにもせがまれ過ぎて、幾度も幾度も、幾分無理して射精を続けたような場合です。瞬間的に、精子が尽き果て、精管内に真空状態でもが生じるのかもしれませんね。その際に、精管の破損が…」 「分らんですね…一体に、そんなに意識的な性交なんて…」 「全然、気にしなくっていいのです。結局は、相対的な強度の問題だと思われます。クライマックスの射精の激しさから生じる力とその際の精管の肉質の強度、その二つの相対関係でしょうね、結局は」 男は、完全には、納得出来なかった。そして憂鬱な気分に満たされた。 しかし、こうしている間にも、時は流れ、過ぎ去って行き…またも、闇が、虚空が、悲しみが、悦楽と言う名の死のような気違いじみた虚無が…女はかすかな声で何かを言い続け、また可愛い声で何かを唱え続け、心は高まって高まって遂には肉から逸脱してしまい、朝焼けの空を羽ばたく水鳥のように飛翔し、また海鷲のように急降下し、一瞬身を翻し、急上昇し、あがき、喘ぎ、悲しさのあまり泣き、叫び…神経系統、このシステムが、その痺れ、幻影が…それらは、ひとに思い知らせるだろう…存在のこの不可解と無のあの気違いじみた莫大を。 このようにして、男と女は、闇の中で、タンゴの曲とワインとまどろみの生活を、まるで無限の時の間みたいに、続く限り、無頓着に(実際には、およそ百時間くらいのことだったのだろうけれど…それとも、そうではなかったのだろうか)…そして、到頭、「さあ」と女が、もうすでに十辺も繰り返した、おそらくは、すでに二十四時間も前から空しく発せられているであろう掛け声を…(男はこの点、底なしである。時のこのような事態がまるで価値だと信じているみたいで…それとも、ただ泥沼に…ただただ燃え尽きて落ちるしかない隕石みたいに…なのだろうか、どうなのか) 女は、今度こそ自分に打ち勝ったみたいだ。男は、いま、まどろんでいるところだった。置手紙の最後は、「…あなたの可愛い女より」となっていた。もっとも、可愛い女、の四文字には、傍点が付されてはいたのだけれど。 手術室で、最初に一番に気をひかれたことは、まばゆさである。真上の天井全体が、まるで、蜂の巣のように見える正六角形のライトの集まりからできているみたいだ。 ベッドの足元のところに、両眼以外を、すっぽり、白布(緑色ではない)で覆った医者(あれこれ指示を出しているところからすれば、そう思われる)が一人いる。その脇に、もう一人の男がいる。医者の言いなりになっているところからすると、見習い、インターンの男、つまり、病院実習の医学生なのだろうか、どうなのか。(医者は、彼女ではない。彼女はどうしたのだろう。彼女が恋しい。彼女が、専門外だから、専門医に依頼してくれたのかも知れない。あるいは、全然そうではないのかもしれない。物事には、道理と言うものがあるのだから、やたら疑り、悪い方に悪い方に疑り、邪推、あるいは、悲観の誤謬、か、…疑るだけが能ではない。…しかし、それにしても、彼女は、一体…) 男の頭部すぐのところには、女看護士が一人いる。(入室前に、男の陰毛をすべて剃り落とした女看護士と同じなのか、違うのか。顔全体、今は、すっぽりマスクをしてしまっているので、分らない。おそらく専門違いで、別人なのだろう。それにしても、あの陰毛すべてのカミソリでの剃り落としは大変な作業だった。人気(ひとけ)の全然ない、静かな広い部屋で、産婦人科用の開脚ベッドに開脚して寝かされた。剃っている間中、柔らかい指で、陰茎中心に、そこら中触られまくり続けるのだから堪ったものではない。しかも、あまりにその女看護士が若く(見習いのまだ看護学校の生徒だったのかもしれない)しかも、清純な感じの綺麗な娘だったので、その間ずっと最初から最後まで、男の陰茎は、馬鹿みたいに、きつく勃起したままだった。男は、見つめられ触られ続けるままなので、なんとも具合が悪く恥ずかしく、どうにもならず、死ぬ思いがした。あれだけ女と過ごした直後なのだから、すっかり空になってしまっていて、音無しくしてくれていてもよさそうな筈だったのに、と男は思う。不意を突かれると、人間の道徳とか倫理とか意志とか精神などというものも、どこかへ吹っ飛んでしまっているのだろうか、一切何の役にもたっていない。それにしても、病院側も、もっと刺激の少ない、老看護士をでも、そのような仕事には配置しておいてくれれば、男も、長時間、その間中、赤恥をかき続ける被害に遭わずに済んでいたのかも知れない…) 男の頭部のところの看護士は、いま、男の額に触ったり、手に触ったりしている。そこには、汗でもが、すでに、にじんできているのだろうか。 「横寝してーッ」医者が言っている。低音で、慣れた落ち着いた口調で、いやに語尾を長く引っ張っている。何か、ひとを催眠にでも掛けようとしているみたいな感じである。男は、ボオッ、としていて、医者の言葉に反応しない。そこで、枕元の看護士が手伝って、男の身を横寝にする。すると、陰茎の先っちょ、つまり、亀頭か、…亀頭が手術台の固いざらざらしたシーツに触れるのが感じられる。 「海老のように背を曲げてーッ」医者が声を張り上げている。海老のように背を曲げて、と口調は全然違うけれど、女看護士が医者と同じ文言(もんごん)を繰り返し、男の首や頭や手に触って、仕向ける。医者の手が男の足首のところを握っている。インターンの男は大きな針のようなものを掴んでいるみたいだ。六、七センチはあるように見えたが、実際には四、五センチ、もしかすれば、三、四センチだったのかもしれない。握りのところは、注射針みたいに太くなっているみたいだ。 「もっと、腰のところを突き出してーッ」医者が、相変わらずの口調で、言っている。 インターンの男が、男の腰のあたりの背骨に針を突き刺す。医者が男の足首のところを押さえつけ、女看護士が男の肩と手首のところを押さえつけている。その圧迫する力が、いま、一段と強くなる。男の脚は、くの字に、折れるだけ鋭角に、きつく折り曲げられている。ここまでくると、男はもう、自分がもはや人間ではなくなり、なにか本当の海老にでもなっていくような錯覚に襲われる。海老だ、伊勢海老、車海老…伊勢志摩、鳥羽に、大王崎…ギリギリと背骨が痛む。何回繰り返しても、背骨に針は突き刺さらないみたいだ。インターンの男は、きっと、腰椎麻酔の壷をはずしたままで、むやみと男の背骨を、幾度も幾度も、突き刺しているに違いない。針を、腰椎と腰椎の間へ(そこは軟骨ででもできているのだろうか、…それとも、単なる隙間が?)針を、そこへ、…しかし、全然、うまくはいっていないのだろう。男は、大変な痛みを感じる。しかし、じっと、我慢している。騒いだとて、誰も、どうにもなるまい。医者は、それにしても、インターンの男の不手際に、幾分、苛立ってきているように見受けられる。男の額には、脂汗でもがにじみ出ているのだろうか。看護士が、ガーゼでぬぐう。男の背骨に、いま突き刺されているのは、単なるせいぜい四、五センチの針なのだろうが、男には、実際には、太い何かネジ釘でもがねじ込まれているように、とても痛く感じられる。それでも男は、全身の力と気力を振り絞って���我慢を続ける。すると、脂汗が、額に…そこで��護士がガーゼで、またも汗を…勿論、インターンの男が拙く針を男の背骨に壷を外して突き刺すその瞬間には、看護士もガーゼで男の汗を拭ったりしている余裕はなく…つまり、看護士も医者も、男の手首と足首のところを精一杯押さえつけて、男の体を海老型に固定して置くのがやっとである。 医者は「力を抜いてーッ」と言っている。そこで、それに従って男が力を抜くと、今度はすぐに「腰のところを、もっと、突き出してーッ」とおいでる。しかし、これは矛盾しているように思われる。突き出せば筋肉に力が入るし、力を抜けば、筋肉は緩み、腰は自然にへこむだろう。まあ普通なら、実際には、そうこうしている内に、うまく行くのが常ということなのだろうけれど…異常にも、二十回前後も、突き刺されたのではなかろうか、そして、遂に、針の先が、腰椎の中を行く神経にでも触れたのだろうか(それとも男は医者の暗示にでも掛かり、すっかり催眠状態にでも…あるいは、疲労困憊の末の泣き寝入り状態にでも…)男に、痺れ、酔い、眠気みたいなものが…そして、やがてはうわ言でもが…心は肉体を離れ、天翔(あまが)け…もはや、苦痛も苦悩も遠く去り、まるで天国にいるみたいに、かってそうであり、やがてそうなるであろう、まるで虚空を漂う粒子みたいに、無みたいに、つまりは、死みたいに… 「感じるか?」ピンセットに挟んだ、アルコールをたっぷり滲みこませた脱脂綿で、男の下腹部を無造作にこすりながら、医者が男に訊いている。しかし、男はいま、すでに眠り込んでしまったような状態になっていて、何の反応もない。 「感じるか?」医者は、今度は、金属(メスの握りの部分の角?)で男の下腹を左右に引っかきながら、訊いている。しかし、医者は、大声でそう言いながらも、小声では、すでにインターンの男に、「行けるぞ。…ぼつぼつ行けるぞ」などと、囁いているのか、どうなのか。…いずれにせよ、やがて、すぐに、男の下腹(正確には、鼠蹊部(そけいぶ)?)は、メスで、引き裂かれることとなるだろう。そして、陰嚢が捲(めく)られ、白膜、精細管、睾丸、副睾丸、精管…それから、鼠蹊輪、直腸管…と調べ、いじくられて行くこととなるだろう。…しかし、そのうち、もともと不十分だった腰椎麻酔も切れてきて(見習いの男が、何かと処置に、時間を余分に取り過ぎたのだろうか、どうか)男は夢見心地の雲上から地上に落下し、痛みや、悩みや、苦しみが、またも始まる。「ヤブ…ボンクラ…我利我利…能なし…馬鹿医者…拷問、まるで生体実験じゃないか」と男は思う。「痛い痛い」と男は心の中で叫ぶ。しかし、声には出さず我慢する。そして、我慢した分、目つきが悪くなり、脂汗が滲み、身がよじれる。きっと、声に出して弱音を吐くことは、男の自尊心が許さないのだろう。いわゆる、やせ我慢みたいなものか、どうなのか。(彼女がしてくれているのなら、痛い痛い、と言って甘えてみたくもなるのだろうが…)痛い痛い。またまた脂汗。そして、看護士のガーゼ、である。下腹を切開して、めくったり、めくり返したり、また元に戻したり、切る、つまむ、削る、針を刺す…要するに、むやみといじくり返しているのである。しかも麻酔は切れてしまっているのであるから(医者は、この事を、信じていない。つまり、インターンの男の突っ込んだ針は、最初からうまく、つまり、充分には、効果をあらわしておらず、通常の時間よりは大幅にはやく、腰椎麻酔は切れてしまっている…医者は、この事実を理解していない。また、一番いけないことは、理解しようとする態度を持っていない。硬直している。たとえば、鈍感な大臣。これは、そう珍しくなく、あり得るだろう。しかし、副大臣、ないしは、お取り巻きの官僚がしっかりしておれば、それはそれで、もつかも知れない。別段、大過なく過ぎ行くかもしれない。しかし鈍感な手術医(この際は、泌尿器外科医?)、これはもう困ったものだ。人の腹を引っかいておきながら、どこが悪いのかも、どう治せばよいのかも予想していない。まったくの、泥縄、である。…しかし、こうも考えられる。男の症例が非常に珍しいもので、前例皆無で、いかなる医者にとっても、開(あ)けてみなければ分らない…過度な、または異常な、類(たぐい)稀な悦楽への耽溺が、新たな病の誕生の土壌となるのかも知れない。しかし、それにしても、実際これは、生体実験、ないしは、すっかり切腹を体験しているようなものだ、と男は思う。いくら二人掛りで押さえつけようとしても、筋肉が痛みで反射的に自動的に暴れ回るものだから、今ではどうにもならない。意志などとは関係ない。意志が有効なのは、ある種の系が平穏無事の際でのことであろう。ここまでくると、収拾がつかない。肉の反乱、である。… やっと、医者は、諦めにかかったのだろうか。それとも、「無理です」と、男の苦悶を見るに見かねた看護士が一言もらしでもしたのだろうか。(しかし、看護士が医者に口出しなどしようものなら、それこそいっぺんに…なのだろうか、どうなのか)看護士には全ての事実が(麻酔が、まず、充分にはかかっていなかった、ということ。いまでは、麻酔は切れてしまっていること)が分っているのかも知れない。どのあたりで、この男の腰椎麻酔が切れかけていたのかも。(看護士の方が、男の頭部に近い分、医者より情報量は豊富なのかも)…あるいは、医者も、本当の事態を、勿論、知ってはいるのかもしれない。しかし、もしそうであるのなら、にもかかわらず、捨てておくその理由は?…そんなことは、分らない。邪推、というものかも知れない。 いま、もう一人の医者が現れる。これは麻酔医かもしれない。マスクを持っている。ここまできて、やっと、全身麻酔をやるというのだろうか。男の手術前の希望通り、初手から全身麻酔にしておいてくれればよかったのに、と男は思う。もし、疑れば、インターンの男に、残酷すぎて最近では患者には全然人気のない腰椎麻酔を練習させる場を与えるためにのみ…つまり、男は、インターンの男の修練の実験材料として…と考えられなくもない。もしそうなら、大学の付属病院でもないくせに…もちろん、大学の付属病院であろうが、なかろうが、生体実験の道具になど、誰一人賛成などするものか…、男の頭に、怒りがキイーッ、とくる。練習実習なら、インターン同士が交互に患者になり合って、医者のアドバイスを受けながら、納得のいくまで繰り返し練習すればよいのである。(実際には、腰椎麻酔にも、長所は多々あるのだろうから…)それにしても、今度は、全身麻酔だ。またもや、そして、今度こそより完璧に、離脱、飛翔、暗黒、無限、つまり、死の予行演習が始まるのだろうか、どうなのか。 ガラガラ、と音がしているのが聞こえる。ベッドが勢いよく動いているのだろう。手術は終わり、手術室から廊下へ…なのだろうか。一切が輝き、歓喜に満ち満ちている。全身が、心地よい。「ああ、いい。…気持ちいい」と男は思う。しかしすぐに、これは夢かもしれない。あまりにも、苦痛が皆無であり過ぎる。〈天国チック〉であり過ぎる。霊魂がうわずっている。フワフワしている。浮き、飛び、酔い、痺れ、…麻酔の麻薬の仕業かも。(それにしても、彼女は、一体…下界が恋しい…湖、湖周道路…リゾートは、今日も、〈遊び車〉で渋滞し…それにしても、おれは本当に治るのだろうか…二度とあの悦楽の味を味わえなくなったのではなかろうか…使い物になるのだろうか…そもそも睾丸はあるのだろうか…) 「睾丸は、あるのか」と言うべきところを、「キンXX」はあるのか、と言ってしまったものだから、(男は麻酔でまだ幾分頭が弱くなっていたのだろう)、看護士たちは、大笑いだった。麻酔呆けのした人間など正面からは相手にしていない。「大丈夫ですよ。安心安心ですよ」まるで子供扱いである。自分の手で直接触ってみれば分るかもしれないのだが、股全体に大きくて分厚い傷への当て物がされているのであろう、全く接近不可能である。しかも、まだまだ、付近の神経は痺れてしまっているので、結局何も分らない。 女が現れる。麻酔後のまだ酔いの心地よさの幾分残る男の脳味噌には、彼女の美が、より一段と、艶に、鮮明に、身に沁みる。目、鼻、唇、髪、項、首…全部好きだ。全部に、いくらでも、キスしたい。 「痛がり屋さん、それにしても、よく頑張ったわね。先生も感心していたわよ」彼女が、ほほ笑みながら、言っている。麻酔呆けした男を、幾分からかっているのかもしれない。あんな鈍感なボンクラ医者に感心されても、何もうれしくない、と男は思う。むしろ今でも、思い出すと腹が立つ。自棄(やけ)のヤンパチで、顎に一発、パンチでも喰らわしてやりたいくらいだ。(勿論、このような感情を持つということは、そのこと自体、すでに自らの精神の劣等を意味しているに違いないのだろうけれど…なぜなら、素人に、専門医の配慮などは理解できる筈はないのである。邪推である。ましてや、恨むにいたっては…まともな患者、標準の人間、正しい心の持ち主、とはどうしても言えないだろう…) 「結局は、厳密には」と彼女は言っている。「悪いところがどこだか、傷口が分らなかったみたい…」 何という事だ、と男は思う。あれだけ時間を掛け、あれだけ苦痛に耐え、ひとを切腹同然の目に遭わせて置きながら…。しかし同時に、そんなことがあっても不思議はないのかも、とも思う。医者自身の資質のせいも大いにあろうけれど、手術のみならず、概して人間の試みることといえば、当て外れが多いものなのだ…と男は思う。 いま、何がしてほしい、と彼女が訊くものだから、仕方なく、恐る恐る、あれがしたい、と本当のことを言ってみると、彼女は、最初ほほ笑んでいたのだが、急に顔を真っ赤にした。 病室には、医者も看護師も居た訳ではないのに。男は一瞬困惑した。プリンがほしい、とか、りんごを下ろしてほしい、とか言っておけば、無難だったのかもしれない。実際、手術にともなった微熱が出ていたのである。こういう時には、冷やっこいものを言うのがよかったのかもしれない。それにまだまだ、頭には麻酔が残っているのか、ボオーッとしている。 そんな馬鹿なこと��と言って、彼女はプンプンしている。 まあ、勿論、その通りなのだが、それでも、そうしたく思ったのだから…彼女の顔、特に、目とか鼻とか唇をみていると、すぐにしたくなるのだから、困ったものだ。…自由、放埓、滅損…自由、放埓、破損…自由は放埓に変じ、放埓は破滅へと至る…男は考える。しかし、自己破滅だけなら、何も自分からは望みはしないが、誰にでも起こりうる一つの確率的事象にしか過ぎないのではないのか、前もって恐れる必要もない。一方、女には、この男の愚かしい激しさは、この分では、きっと、最後には自らの命に損傷を加える程度にまで至るのではなかろうか、と思われる。 男の、つまり病人の、余りにも執拗な願望のため、拒否し続けることの健康への不利益の方が、かえって、より大きいのではないかと判断し始めた女は、それでもためらいながら、服を着けたまま、ベッドの中へ、男の脇へ入っていった。男の、この愚かしさの原因は、まだ残っている麻酔のせいだろうと、女には思えた。「ほら入ったわよ。いい女でしょう」女は、冗談を言っている。男は、望みが叶い、にこにこと笑い、笑いが一向に止まらないといった風だ。勿論、少しでも賢い平均以上の男なら、平均どころか大多数の男なら、もしかすればこの男以外の全ての男性が、こんな時に、こんな事を望む、しかも衷心よりそれを喜ぶ、そんな馬鹿なことは、望みようもないし、考えようもないし、いわんや実行に至っては、あまりに法外な、愚の骨頂、痴の極、痴れ床虜情、と考えるだろう。当然である。それが、尋常、穏当、賢明、無事、というものである。ところが、この男と来た日には、事ここに到っても、まだ普段の悪癖から抜け切れないのである。隣接、近接、交接…要は、美の深奥への接触である。勿論、目下は、それは不可能だろうけれど…それでも、男は、ねえ、ねえ、と、ねだっている。ねえ、はやく…女の柔らかい肉体が自分の脇に横たわっていてくれてこそ、初めて男は心の安らぎを覚える。心のうちのどこかに潜む、不安や苦悩や、苦痛はすっかり消え去り、空は青く青く澄み渡り…「麻薬の後に、また麻薬」男は女の頬に、眼に、鼻の穴に、首筋に、そこら中に…恭(うやうや)しいキスをしながら、そう思う。しかし、この麻薬には、実(じつ)がある。まるで麻薬ではない麻薬みたいだ。 「また何か、変なこと考えているでしょう。…わたしにはすぐ分る」小声に、まどろむ様に、耳元で、女が囁いている。 「なにも」男は、うそぶいている。 女は、手の平を男の額にあてがい、強く押して、男の上体をのけ反らす。そして、目の奧底を覗き込む。まるでその一瞬で、男に、すっかりすっかり身を任せるか任せないかを決めにかかっているみたいに。 男の腕が女のからだに巻きつく。それは蔦のようでもあり、小動物のようでもある。女は、顔を、男の胸に埋めている。その唇は、ときに男の首筋に口づけし、ときに熱い息を吐きかけ、やがては、狂おしく、その肉を噛み締めるようなこととなるのだろうか、どうなのか��…女は、あえぎ、苦しさに身もだえし、小さく悲しく泣き声を漏らし、最後には、やはり男の肩の肉を噛みしだくこととなるのだろうか、どうなのか。男の肩には、突き刺さった女の歯の痕が赤黒い色をして残り、そして、ずっと後になっても、もし、バスにでも浸かれば、そこには湯がしみて、ピリピリと、きっと、痛みを感じることとなるのだろうか、どうなのか。 …女は、ときに髪を振り乱し、首筋をのけ反らし、背骨は弓なりに反り返り、膣の肉はリング状に、万力みたいに、圧倒的に、恐ろしいまでの力で…締めつけてしまうのだろうか、どうなのか。底揺れする大地。奥の奥、果ての果てから、おびただしい洪水が押し寄せてくるまで、どうしようもないこの悲しみみたいな絶無の時が… 女は、いま、男の指を握りしめ、狂おしく口づけする。「美しい指、あたしの指…信じられないくらい、鋭いものなのね…」 女は去り、男には、苦悩の時が始まる。それは、女の自由からもたらされるものに違いない。しかし男は、愚直にも、すべての女は自由でなければいけないと思っている。結局は、自分の苦しさから、彼女と別れなければならないようなこととなるのだろうか。女の自由は、男の不自由であり、もし男が自由の方に近づこうとすれば、きっと今ある女の自由を束縛することとなるだろう。これは望めないだろうし、望みたくもない。彼女のいまある自由は、そのままにしておいてあげたい。(もしかすれば男は、少年時代に、自由を奪われた完全に悲惨な女を目の当たりにして育ってきたのかも知れない。そしてその結果として、一つの決意、固定観念みたいなもの、つまり、女を不自由にするようなことだけは自分は一生絶対にしてはいけない、ということが自然に心に決まってしまっていたのかも知れない)しかし、それにしても、自分も自由でありたい。しかし今や、それはどうも不可能なように思えてくる。不自由は嫌いだ、束縛も嫌いだ、と男は思う。未来は、百パーセント自由に取って置かなけばならない。もしそうでなければ、借金をしょい込むようなものだ。未来を食い潰してはいけない。それにまた、彼女の自由も、ほんの少しでも傷つけてはいけない。なぜなら、彼女は自分よりも、ずっと、優れた人間なのだから。だから、論理的には、もはや、どうにもならない。どん詰りみたいなものだ。ばら色の、無心の、朝焼けみたいな時は、すでに終わって過ぎ去ってしまったのだろうか。純なる時も、もはや終わってしまったのだろうか。愛の時も恋の時も、すべての好ましい時は、知らぬ間に、過ぎ去ってしまったというのだろうか。しかし、それにしても、耐えられない。苦しい。この苦しみが彼女との関係に必要な要件だとは分っていても、やはり苦しく、苦しみからは逃れたくなる…どうもここはむずかしい。実際、時によって、気がいろいろに変わっていけない。それは事態が正確に理解できていないからか、あるいは、自分の心がはっきりしていないからなのか、おそらくは、その両方なのだろう。事実というものも、個別の意識と無関係には存在し得ないのだから、可変的、ないしは、正確には、無限に深化し得るものとして捉えられなければならないのだろう。だとすると、それは、男には、どうしても不確定なもののように思えてくる。だから実際の決断に当たっては、事実と言えども、それは確固とした容易なものではなく、実に厄介な悩ましい事柄に映ってくる。弱い人間は苦しみ、そして苦しみからは、なりふり構わず、ただ逃れようとする。そもそもは、口づけなのだ。あの時、墓場で、あの口づけをせずに、我慢してさえおれば、こんな苦悩は味わわずにすんだだろうに。しかしその口づけも、今思い返してみても、どうにも仕方なかった事のようにも思える。今でも、やはり、あのような事態になったら、自分という男は、同じようなことをしていたのだろう。それは、最初の最初の事故のとき、彼女を一目見て好きになってしまったのだから、もうどうにもならない。考えてみれば、もう最初の最初からどうにもならなく、がんじがらめになっていたのである。因果の理法、つまり、因果関係の稠(ちゅう)密性、即ち、無限の因果関係の網目としての、つまりは、宿命、である。うまく、逃れる。うまく、逃れる。今となっては、これ以外に道はない。『逃れる』これが、自分のためだ。『うまく』これが、彼女のためだ。やみくもに、逃れる、ではいけない。うまく、だ。さて… 看護士が勢いよく入って来た。医者も、後に続いて入って来た。回診みたいだ。やっと、男の苦しみの時も、しばし中断されるみたいだ。 「どうです?」医者は言っている。手術をした医者とはまた違う医者みたいだ。若く、痩せて背が高く、誠実そうな感じだ。外科一般を受け持っている医者との事だ。看護士は、男の毛布を威勢よくひっぺがし、トランクスも当て物も、慣れた手付きで、何の躊躇いもなく、取っ払ってしまう。男の股ぐらは、見てる間に、丸出しだ。医者は手際よくちょっと睾丸に触れてみたり、左下腹の傷口の糸を調べてみたり、その接触は、素早く軽やかだ。 「一週間以内に退院でしょう」医者は言っている。 「大丈夫でしょうか?」 「大丈夫です」 「化膿などは?」 「大丈夫」医者は、いま看護士が準備している、ど太いリンゲルを指す。化膿止めの薬剤でもが、たっぷり入っているとでも言っているのだろう。 一週間。要するに、一週間、だ。 車のCDから、いま、『ジーラ・ジーラ』が聞こえている。…バンドはコンチネンタルだろう。行き交う車は、赤、黄、緑…ドイツ、フランス、イタリア…ヨーロッパの車が目立って多い。…時はタンゴ・リズムが刻む。このような時こそ、本来の時、つまり、我が時、真の時だと男は思う。 しかし、もし音楽を止めれば、即、自動的にカー・ラジオに切り替わり、それはまたも懲りずに、株式市況をやっているのか、どうなのか。陰の極か、それとも、陽の極か…悲観の誤謬か、楽観の誤謬か、そこのところは知らないけれど、他愛ないというか、微笑ましいというか、浮きつ沈みつ、この不確実性の上に、この純然たる大博打の上に(もし望めば、やり方にさえよれば、賭博以外の何者でもない事象にだってしてしまうことが十分可能だろう)この軟弱な動態の上に、まさにこの世は乗っかろうとしているのだろうか、どうなのか。現にある、この世の、純にして聖なる一切のものも、それのみでは、絶対的には、もはや存在しえない、とでもいうのだろうか。(現実は、人々が考えていた計画性(観念)を越えていた。計画性を遥かに超えたものとしてこの世は常に現れる。世は、望ましく、豊饒なのかも知れない)信じられないような軽薄さと共にしか、あるいは、それと抗(あらが)いながらしか、純正が存在し得ない。善きも悪しきも、その存在を主張する。すべてが在り、すべてが抗う。自由は永遠になく、にもかかわらず、ないしは、それゆえに、希求され続けられ… 〈センセイ〉からの連絡である。「やあやあ」と、ちょっと、普段とは違った感じの話しぶりだ。「株、駄目ですよ…目減り、目減り…半減しています、半減以下?厳密には…。…山林も、馬鹿落ち…含みは、吹っ飛んでしまいそう。…もう、坊ちゃん、大変、大変…。…公定歩合さえ、下げてくれれば、すぐにもまた上昇が…。…ポートフォリオ理論などというものも、下降期にあっては、何の役にも、屁の突っ張りにも…ニューヨークでならいざ知らず…下がる日にゃ全部が全部、一様に下がる。打つ手など何もない。何でもかんでも下がりまくる。自棄自棄(やけやけ)に下がる。頭に来るといった程度じゃすまない。勿論、頭にも来るが…。動悸、胃炎、便秘下痢、痔痛…ドタマのみならず、心臓、胃、腸…もうすっかりすっかり全身だ。全身打撲。まるで、大木の…椋(むく)の木のてっぺんから落下して直接地面に叩きつけられた様な…殿様蛙がアスファルト道路に力いっぱい叩きつけられたみたいに…ところで、話が、おっとっとっとう…しかし、坊ちゃん、これは本当はチャンスなんです。売り買いさえ、あなたが許してくれればですよ。下がり切る前に売っ払ってしまい、下がり切ってから買い戻しゃいいんです。大儲けです。ところが、あなたは売買を許してくれない。禁止している。滅茶苦茶ですよ、これは。インカムゲインなど、定額預金とは違いますよ、株式は。キャピタルゲインこそが、目下の東京市場の…実際、無茶苦茶です。信じられない。売り買い禁止。何ですこれは?まったく馬鹿げた事です、これは。…」 「株は、おやじのものだ。おれが買ったものではない」 「それは、言い逃れです…相続してしまえば、その瞬間、あなたの責任です」 「今は、忙しい。何と言っても…」 「その内その内で何年経っているのです」 「生活費は?大丈夫?」 「それは、まあ、いくら下がったといえども当たり前のことでして。おそらく、二、三百年がところは、きっと…配当と含み益とでですな…まあ、ほとんど永遠分くらいの生活費がですな、無茶使いさえしなければの話ですよ…つまり遊蕩無比…マカオ、モナコ、ラスベガス、バーデンバーデン、ここいらで派手にやりまくれば、一夜の夢で、全部が全部吹っ飛ばそうと思えば吹っ飛ばすことだって出来ないことはないでしょう…永遠にですな…」 「まあ、管理の方は、いろいろ手続き等、手間も大変だろうけれど、今後とも、よろしく、お願い、ね」 「お任せお任せ…任せといてくださいまし。…ときに、坊ちゃん、傷口の方は?その後、いかがです?」 「痛い、痛い、まだ痛む。手術医が変なことしやがって…ヤブだ、何か肉より硬いものを、プラスチックか何かだろうな、勿論、硬質の物ではないだろうが、合成もん?軟質の、埋め込んだみたいな感じだ。漏れ口が分らなかったものだから、ヤマ勘で、その辺り一体の精管をカバーするためにだ。だからそれが周囲の肉に突っ張って…」 「痛む?」 「痛い痛い、痛くって…うまく肉になじまないようなことになって水でも溜まると、またまた切開だろうな、これは。まだ固まっていない、ぶよぶよの肉を、だ。また切開…ヤブだ。ボンクラ。真のヤブ。真っ暗闇だ。もっとも、こちらも悪いのは悪いらしい。つまり、この種の傷は名医といえどもなかなか分らない場合が多いらしい。ヤブならずとも…どこから精子が漏れているのか、発見できない場合が珍しくないみたいだ。これは別の医者の意見だがね。それにしても、どんなところでも、事実あんなところでも、使い過ぎ、肉の使い過ぎ、無理、酷使、こいつは怖い…肉は弱く、極度に弱く…されど、肉以外には、人生、何も無いと来ているんだからな。分らない。生きているということは、まったくの無明みたいにも、思えてくるが…」 「またまた、弱気を…急速に。…急変するんだから。しっかりしなきゃ、坊ちゃん、腐る程あるんだから、少し海外旅行にでも。憂さ晴らし。今のままでは、もったいない。猫に小判だ。実際、今日日(び)、大多数の者が、遊蕩三昧、やってるんだから…」 「まあ、それは、しかし、平凡、かつ、安易、…と違うか…カネで出来る事と言えば、すべて、ありきたり、単純かつ陳腐、本当は退屈なのと違うか。旅行会社、航空会社、ホテル、の仕組まれたカラクリの餌になっているだけと違うか。窮屈と余裕。悦楽は余裕にこそあるのであって…そうではないか?自他共の余裕。余裕のあるもの同志。相手あっての悦楽なんだから」 「またまた、格好付けちゃって。格好付けた小難しいことおっしゃって。坊ちゃんのこと思って言ってあげているのに…」 「ああ、ごめんごめん。キン玉のせいかな。イン(陰)でゴタゴタ起こされて…インの反乱だな。車に乗っただけでも痛むんだから、やりきれない。まるで何かに復讐されてるみたいな感じだ。早く万端すっきりとしてくれなくては、困る困る」 「どう?…痛みは?」女が訊く。暗闇の中で、男の肩の辺りに擦りつけていた女の顔が、少し、いま、蠢いたみたいだ。男は、仰向けに寝て、真っすぐに身を伸ばしている。 「ほとんど、痛まなくなった。段々良くなっている。痛みというより、いまは、違和感が少し、といった程度」 「よかった」 「うん」 「今度は、胸」 「うん」 「あまり乗り気でないみたい」 「うん」 男の、胸の上に乗っていた女の手も離れて行き、すっかり、男と女の身は離れてしまう。 「全然、乗り気でないみたい」 「うん」 「しっかりなさいよ」 「うん」 「ねえ…」 「苦しい」 「何?」 「全部が、苦しい」 「苦しくっても、切るべきものは、切らなきゃ」 「ううん」 「厭になったの?」 「…そんな…。苦しい。苦しい。要するに、苦しい。…ただ、苦しい」 「弱いのよ」 「そうかも知れん…」 「わたしから見れば、信じられないくらい。強いところは、またヤケに強すぎるくせに…」 「そうかも知れん…」しばし沈黙。静寂の時が流れた。それから男が言った。「ねえ、…」 女は何も言わなかった。男は、しまった、と思った。どうして別れることなど出来るだろう。嘘をついているのだ。もう何も無くなってしまうだろう。彼女こそが、この世なのだ、と男は、いま、思う。彼��の有する一切の価値のこと、彼女の美と愛らしさのことを考えれば、彼女と別れるなどということは、嘘である。虚弱。能無し。卑劣。卑怯。…まあまあそう堅苦しく考えないで…恋をしてるんだろう。恋などというものは、もっといい加減に、軽やかに、まるで風の中の羽根のように…できることなら、もっともっと軽妙に、恋というものの本質に似っかわしく…しかし、俺には出来ない。俺は、まるで、男と女のことを、なにか行(ぎょう)か修行か苦行か…まるで人間関係の研究題目、分析対象…実際、堪ったものでないだろうな、パートナーは…。これは野暮というものかも知れないぞ、相手の身にもなってみろ、愚物、うすのろ、脳足りん… 「物凄いテレパシー…」 「至近距離だものね」 「我慢できないの?」 「理屈では、分っているつもり。しかし何か余分な、はみ出たところ、仮、分ってもどうにもならない脳味噌内の暗闇…そのことを思うと非常に苦しくて…。勿論、あなたのせいではない。少なくとも、あなたにどうこう出来る問題ではないでしょう。どうにもならない事。あるいは、結局は、ぼくの頭、考え方…。もう二度と、あなたのような美しいひと、魅惑的なひと、強力なひと、愛らしいひと、可愛い人…一生あなたのようなひととは、二度と会えない…きっとそうだろうと思う。でも、いま、それでも、愚かにも、薄情にも…」 「わたしは、一瞬のうちに、見つけたの。そしていままた、一瞬のうちに、見失おうとしてるんだわ。わざわざ、墓場まで、跡をつけたというのに…」 「それで、墓場で、出会えたの?」 「そう」 「ね」と女は言う。「あなたに、いい女(ひと)できてもいいから、ときどき、あたしたち、一生、会いましょう…」 「うん」と男は言う。しかし、内心、それはできないだろう、と男は思う。 男が、この年上の女と別れるにあたっては、この会話から、なお九年という膨大な刻々の快と苦の稜線でのさ迷い、が必要だったのだろう。そしてその別れの結果はといえば、女は、単に一人の男を失ったというに過ぎないのだが、男は、一生心がひん曲がる程の、ほとんど全快不能ともいうべき程の深手を…。もっとも、男の鼠蹊部の手術の方の傷跡は、きっと、今ではすっかりすっかり黒々とした陰毛に覆われて、見た目には、手で直接触れてでも見ない限りは、跡形も無く快癒しているのだろうけれど。 それとも全然そうではなくて、別れ話など一切無く、男は女のすすめに忠実に従い、肺の手術も受け入れることとなったのだろう。しかし、手術後、その日の夜半、不意の水道事故により、使用中の医療機器(右肺上葉切除並びに下葉癒着剥離手術後の出血を体外に吸出するもの(ベルヌーイの定理でもを利用しているのだろう))が停止するという極めて稀な突発事故に見舞われ(また、加うるに、このような際には、水道水使用機器から、直ちに電気使用機器に交換する定めになっているのだが、当直の看護士も予想だにしなかった事故だったので、真夜中過ぎから夜明け頃までの機器停止の事実に気付かなかったというミスも重なり)不運にも、男は、予想外に短かかった生涯を、閉じることとなってしまった。 死の間際の男の想いに関しては、定かなことは一切何も分っていない。手術室へ入って、手術台の上に横たえられ(男は、裸で、空色のタオル地のブリーフだけを身に着けて、触れるとヒヤッ、と感じられるステンレス張りの平板そのものといった風の、手術台に横たわった)次いで、麻酔医がマスクで男の鼻と口をすっぽり覆い、男に深呼吸を促す。麻酔医が数を数える。ヒトーつ、フターつ、ミッ、くらいまでは男の意識も確かだったのだが、しかし、その後はもはや何も…またもや、無、死のような無、完璧な無、が…。おびただしい、メスによる肉の切断と出血の数時間(癒着剥離に手間取り予定を2時間以上もオーバーしたらしい)その間にも、想いなどというものは、男には何も無い。皆無。手術が終わってリカバリ(リカバリー・ルーム)へ移されてからも、何も無い。無であり、死同然である。多量の血痰も、口許までは無意識に押し出される。まだ自律的に肉ないしは神経系統は作用しているのであろう。しかしそれ以上は、すべて看護士の努力によらなければならない。男の意思とか努力とかは全く関与していないのだ。機能しているのは、たかだか、無意識の、自律反射的なものだけなのだ。しかし、こんな不十分な意識の状態にある男にも、この世の最後の最後、この一瞬、つまり、真際、今はの際(きわ)、ともなれば、脳に、信じられないような、異常に急激な変化が起こり、ほんの束の間とはいえ、意識が、閃光のごとく、明々(あかあか)と甦り、照り、映え、映え反(か)える。男は、ここに到って、女への想いを馳せるのだろうか、どうなのか。もはや、苦しみも、悩みも…悪の想いはすべて過ぎ去ってしまい、今では、ほほ笑みだけが、愛の想いだけが、完璧な充足が… さよなら、愛しいひと、ぼくの女友達…片割れであり、相棒であり、深い時を、ときに珍奇な時を、共に分かち合った懐かしいひと…ご機嫌よう、好敵手、美しく高貴な、ぼくの大切な大切な大切な…男の想いは、なおも、明々と燃え上がり、その輝きの、照り返しのうちに、こうして、いま、生きて在ること自体への驚異と感動の念が、すべての存在物への共生感が、共に存在するものとしての、砂利道でダンプカーに轢かれて行く、そこに転がっている、石ころ達への友情が、すぐに、男もそうなるであろう、宇宙を漂う一つ一つの塵への、粒子への、永遠に共に存在していることへの充足と無としての完全な安泰の念が、男の身の内に込み上げて来たのだろうか、どうなのか。…このような意識の状態で、つまり、光輝のうちに、男は最後の息を引き取れたのだろうか、どうなのか…
(連絡先:[email protected])
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暖かい日が続いて
今日も一日お疲れ様でした^^ 今日の埼玉は曇り時々晴れ☀️曇り空の割には暖かく感じる日中でした。😊 今日は午後からのんびり過ごしているWEB担当です。散歩がてらにぷらぷら外出(笑)ここんとこサボっていた分、歩数稼ぎ頑張ってきまーす♪🏃 今日の写真🤳 お気に入りの作品シリーズ💖 キラ工房本部のモルタル造形担当さん制作のモルタル造形植木鉢に、多肉植物担当さんが多肉の寄せ植えをしております。😊 お勧めポイントは鉢の質感😍 思わず触りたくなる木っぽい質感が「本物みた〜い💕」と、感動した作品です。(o^^o) 明日は火曜日!曇りの予報となっております。 夕方から冷えてくるって話なので、お出かけの際は暖かい服装で行って下さいね♪☺️ 明日も皆さん良い一日をお過ごし下さい^^

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風もおさまり
今日も一日お疲れ様でした^^ こんばんは😊今日の埼玉は曇り時々晴れ☀️の一日。昨日と違い風もなく、穏やかな日中でした。 特に予定も無かったのでお家でダラダラくつろいでいたら‥「急に午後から人が来る❗」って話になり、慌てて掃除した午前中のWEB担当です。😅 まあ、前もって聞いていても直前までやらないタイプな���ですがね(爆笑) 今日の一コマ🤳 「切り株風に植えてる子達も💖」 お外にいる子シリーズpart4。 今日の写真は多肉畑の「切り株風モルタル造形植木鉢&寄せ植え多肉💕」です。モルタル造形担当さん制作のモルタル造形鉢に、…
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風が強くて‥寒さに負けそうに(^◇^;)
今日も一日お疲れ様でした^^ こんばんは😊今日の埼玉はどんより曇り空の一日。風が強くて寒い日中でした。🍃 午前中はダラダラしていたのですが午後から予定もあり、あちこち飛び回っていた今日のWEB担当😅 ミッション終了した頃にはすでに夕方になっておりました😓コンビニおでんの誘惑に負けそうな帰り道です。(笑) 今日の一コマ🤳 「奇跡的に元気💖」 今日の写真は、多肉を寄せ植えした「切り株風モルタル造形植木鉢💕」 数少ないお外に出している作品の一つなんですが‥「寒空の下でも、奇跡的に元気😍」かわいい姿を見せてくれているので、ホッとしますね(o^^o) 他にもお外に出している作品があるので、毎朝のチェックが欠かせない多肉植物担当さんです。😊 明日は木曜日❣️1週間も後半戦です♪ 予報を見ると明日も曇り空。気温が最高でも一桁台になりそうな話となっております。お出かけの際は防寒装備を…

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明日はクリスマスイブ^^
今日も一日お疲れ様でした^^ こんばんは😊今日の埼玉は曇り時々晴れ☀️朝の寒さがエグかったですね🥶 割と早い時間に目が覚めたので、起きて速攻エアコンつけて「部屋が暖まるまで‥」と布団の中にいたが‥ 次に目が覚めたら昼前だった今日のWEB担当です。😅😅😅 「時を戻そう!」が使えればいいのに(笑) 今日の一コマ🤳 「美しく成長中💖」 今日の写真はアガベコーナーの「王妃雷神白中斑💕」 作品「切り株風モルタル造形植木鉢」に、…
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